JP7466586B2 - 患者の身体の導管内の閉塞物を回収する装置 - Google Patents

患者の身体の導管内の閉塞物を回収する装置 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2018年2月2日に出願された米国特許出願第15/887,173号に関連し、その利益および優先権を主張する。
本開示は、身体の導管から閉塞物を回収する装置に関する。
患者の身体の導管内の閉塞物は、そのまま残される場合、慢性的な健康問題につながり、死につながる場合さえある。
かかる閉塞物の例には、患者の血管内に位置する塞栓がある。塞栓は、血餅(血栓)、脂肪球(脂肪塞栓)または異物である場合がある。塞栓は、患者の神経血管構造における血管などの罹患した血管内の血流の部分的または全体的な閉塞を引き起こし得る。かかる閉塞の捕捉および除去は、脳卒中の発生を防ぎ得、または脳卒中の影響を少なくとも部分的に逆転させ得る。
尿路閉塞物は、腎臓、尿管、膀胱、および尿道を含む、その正常経路(尿路)を通る尿の流れを閉塞物が阻止する別の例である。閉塞は全体的または部分的であり、除去されない場合は、腎臓障害、腎臓結石、および感染症につながる場合がある。
本明細書では、患者の身体の導管から閉塞物を捕捉および除去する装置を開示している。
いくつかの実装形態によれば、円周および長手方向軸を有し、長手方向軸の周囲に斜め方向列に配置された実質的に同じ大きさおよび形状の複数のセル構造体を含む円筒体を含む、患者の身体の導管内の閉塞物を回収する装置が提供される。いくつかの実装形態によれば、複数のセル構造体は各々、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットを含み、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットの各々は近位端および遠位端を有する。いくつかの実装形態によれば、第1のストラットの近位端は第2のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの遠位端は第4のストラットの遠位端に連結され、第1のストラットの遠位端は第5のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの近位端は第5のストラットの遠位端に連結され、第2のストラットの遠位端は第6のストラットの近位端に連結され、第4のストラットの近位端は第6のストラットの遠位端に連結される。いくつかの実装形態によれば、第5のストラットの近位端および遠位端は互いに長手方向に整列され、かつ第1の円周方向位置にあり、第6のストラットの近位端および遠位端は互いに長手方向に整列され、かつ第2の円周方向位置にあり、第2の円周方向位置は第1の円周方向位置から離間している。いくつかの実装形態によれば、回収装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも第1の部分が曲線状であり、第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも第2の部分が直線状になる。
他の実装形態によれば、第1、第2、第3および第4のストラットの各々は、近位端部分、遠位端部分および中間部分を有し、中間部分は近位端部分と遠位端部分との間に位置し、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1の端部分および第2の端部分は曲線状であり、中間部分は直線状である。
他の実装形態によれば、患者の身体の導管内の閉塞物を捕捉および除去する装置が提供され、この装置は、円周および長手方向軸を有し、長手方向軸の周囲に配設された複数の斜め方向列に配置された複数の閉鎖セル構造体を含む円筒体を含む。複数の閉鎖セル構造体のうちの少なくとも一部は実質的に同じ形状および大きさであり、実質的に同じ形状および大きさの閉鎖セル構造体のうちの少なくとも一部は、円筒体内の同じ円周方向位置を占め、かつ閉鎖セル構造体の少なくとも2つ、3つ、4つ、またはそれ以上の斜め方向列だけ互いから長手方向に離間されている。
これらおよび他の利点および特徴は、図面および詳細な説明を考慮して明らかになるであろう。
いくつかの実装形態による閉塞物回収システムの斜視図を示す。
いくつかの実装形態による閉塞物回収装置の斜視図である。
本装置がその長手方向軸に平行な線に沿って切断されかつ表面上に平坦に置かれた場合の、図2Aの閉塞物回収装置の図である。
各々が、図2Bに示すセル構造体の一部の拡大図である。
いくつかの実装形態による閉塞物回収装置のセル構造体の寸法特性を示す。
別の実装形態による閉塞物回収装置の斜視図である。
本装置がその長手方向軸に平行な線に沿って切断されかつ表面上に平坦に置かれた場合の、図3Aの閉塞物回収装置の図である。
放射線不透過性要素が分散している図2Bの閉塞物回収装置を示す。
放射線不透過性要素の一部をそこに受容する特徴を有する閉塞物回収装置のストラットの斜視図である。
図1は、1つの実装形態による閉塞物回収システム10の斜視図を示す。回収システムは、複数のアンテナ15を介して細長いワイヤ16の遠位端18に結合される近位端14を有する、図2Aおよび図3Aに示されるものなどの円筒体を含む自己拡張回収装置12を含む。複数のアンテナ15の各々は、細長いワイヤ16の遠位端18に近位端で接続され、円筒体の近位端14に遠位端で接続される。以下でより詳細に説明されるように、いくつかの実装形態によれば、円筒体の近位端は、円筒体の側面から近位に延びる単一のアンテナによって細長いワイヤの遠位端に連結される。
患者の神経血管構造における血管から塞栓を回収する例では、いくつかの実装形態によれば、使用中に、自己拡張回収装置は、送達カテーテル(図示せず)の遠位端部分に装着され、送達カテーテルと共に塞栓の部位に送達される。いくつかの実装形態によれば、送達カテーテルの遠位端部分は、塞栓にまたがって位置決めされ、次いで近位に引き出されて、回収装置を塞栓内に展開する。他の実装形態によれば、回収装置を担持する送達カテーテルの遠位端部分は、塞栓の遠位に位置決めされ、次いで、近位に引き出されて、塞栓の遠位の位置に回収装置を展開する。このような場合、塞栓は、回収装置12を塞栓内で近位に退避させることによって捕捉される。これは、臨床医が患者の外側にある細長いワイヤ14の近位端部分17を引っ張ることによって達成される。
神経血管閉塞の例を保持して、塞栓が回収装置12の内部で少なくとも部分的に捕捉されるとき、回収装置および送達カテーテルは、単独でまたは一緒に近位に引き出されて、患者からの閉塞物の除去を達成する。いくつかの実装形態によれば、回収装置12は、除去プロセス中に送達カテーテルの管腔内に少なくとも部分的に引き出される。
いくつかの実装形態によれば、回収装置12は約10ミリメートル~約100ミリメートルの長さを有し、細長いワイヤ14は約150センチメートル~約250センチメートルの長さを有する。
以下により詳細に説明しているように、ある特定の身体の導管の解剖学的構造は、曲がりがぎっしり詰まった領域を有して、曲がりくねっている。多くの既存の回収装置の課題は、回収装置がこの曲がりくねった経路を通して操作されるにつれて、捕捉された閉塞物が回収装置と離脱する傾向があることである。本明細書に開示される回収装置は、閉塞物を捕捉し、ぎっしり詰まった曲がりを含む曲がりくねった経路を通して患者から閉塞物をより効果的に除去するその能力を高める特徴を含む。
図2Aおよび図3Aは、それぞれ例示的な回収装置20および60を示す。図2Bおよび図3Bはそれぞれ、回収装置がその長手方向軸に平行な線に沿って切断されかつ表面上に平坦に置かれた場合の回収装置20および60を示す。回収装置20および60の各々は、それぞれ、中央長手方向軸22および62を有する円筒体21および61を含む。円筒体20および60の各々は、それぞれ、その長手方向軸の周りに配設された複数の閉鎖セル構造体24および64からなる。図2Aおよび図3Aは、例えば、ニッケル-チタン合金で作られた金属円筒管のレーザ切断により典型的にもたらされる切断構成の検出装置を表す。しかしながら、他の製造方法を使用して、本明細書に開示されている回収装置を構築してもよいことに留意することが重要である。
図2Aおよび2Bの例では、回収装置20は、12個の斜め方向列のセル構造体R1~R12を含み、列R3~R11間に延在する中央本体部分25を有する。いくつかの実装形態によれば、中央本体部分25を形成するセル構造体は、実質的に同じ大きさおよび形状である。いくつかの実装形態によれば、中央本体部分25におけるセル構造体の各列は、円筒体21の長手方向軸22を一緒に囲む4つのセル構造体を含む。
図3Aおよび図3Bの例では、回収装置60は、セル構造体の8つの斜め方向列R1~R8を含み、R2~R7間に延在する中央本体部分65を有する。いくつかの実装形態によれば、中央本体部分65を形成するセル構造体は、実質的に同じ大きさおよび形状である。いくつかの実装形態によれば、中央本体部分65におけるセル構造体の各列は、円筒体61の長手方向軸62を一緒に囲む3つのセル構造体を含む。
セル構造体の8個未満の列、セル構造体の12個以上の列、および所与の列における4つ以上のセル構造体を有する回収装置も企図される。
図1の議論において上記で説明しているように、回収装置12の円筒体部分は、円筒体の近位端14から近位に延在する1つ以上のアンテナ15の使用を介して、細長いワイヤ16の遠位端に連結される。
図2Aおよび図2Bの実装形態では、回収装置20は、図2Aに示すように、直線状であり、切断様構成において円筒体21の長手方向軸22に平行に配置された3つのアンテナ28a、28bおよび28cを含む。回収装置20が形成および研磨された後、アンテナ28a~cの最近位端に位置する可能性のあるタブまたはループ29a~cは除去される。次いで、アンテナ28a~cは、図1の説明に関連して上記に開示しているように、細長い部材16の遠位端に接続される。すなわち、アンテナ28a~cの近位端は、細長いワイヤ16の遠位端18に取り付けられる共通領域に収束する。その収束によって、アンテナ28a~cは、部分的に閉鎖された近位端を回収装置20が有するようにする。他の実装形態によれば、回収装置20は単一のアンテナを含む。例えば、いくつかの実装形態によれば、回収装置20は、回収装置の近位端が全開であるように、円筒体61の側面から延在する単一のアンテナを含む。
図3Aおよび図3Bの実装形態では、回収装置60は、直線状であり、切断様構成において円筒体61の長手方向軸62に平行に配置された2つのアンテナ68aおよび68bを含む。回収装置60が切断および研磨された後、タブ69aおよびbを含んでもよいアンテナ68a~bの近位端は、図1の説明に関連して上記に開示されているような細長い部材1 6の遠位端に接続される。すなわち、アンテナ68a~cの近位端は、細長いワイヤ1 6の遠位端18に取り付けられる共通領域に収束する。その収束によって、アンテナ28aおよびbは、部分的に閉鎖された近位端を回収装置20が有するようにする。
他の実装形態によれば、回収装置60は3つ以上のアンテナを含む。例えば、いくつかの実装形態によれば、回収装置60は、回収装置の近位端が全開であるように、円筒体の側面から延在する単一のアンテナを含む。
図2Aおよび3Aの実装形態において、回収装置20および60の遠位端は各々、開放遠位端26および66をそれぞれ含む。他の実装形態によれば、回収装置の遠位端は、例えば、装置の最遠位端セグメント27および67を接合することによって部分的に閉鎖されてもよい。図2Aおよび3Aの例では、いくつかの実装形態によれば、最遠位端セグメント27および67は、放射線不透過性要素マーカが貼付されてもよい特徴を含む。
いくつかの実装形態によれば、回収装置20の円筒体21は、約30ミリメートルの長さおよび約5ミリメートルの拡張外径を有する。いくつかの実装形態によれば、回収装置60の円筒体は、約20ミリメートルの長さと、約3ミリメートルの拡張外径を有する。
本明細書に開示しているものと同様のステント状回収装置における閉塞物(例えば、塞栓)の捕捉に関して、同様の(例えば、同じ大きさおよび形状の)セル構造体の長手方向位置および円周方向位置が繰り返される頻度の結果として、閉塞物の捕捉の有効性が、現在の最先端の回収装置において損なわれる。この課題に対処するために、いくつかの実装形態によれば、同じ円周方向位置を占める回収装置20および60における同様のセル構造体は、2つ以上の斜め方向列だけ離間されている。図2Bおよび図3Bに示す実装形態では、同じ円周方向位置を占める同様のセル構造体は、4つ以上の斜め方向列だけ離間されている。これらの構成の利点は、閉塞物を捕捉するその能力を高めるその長さに沿った回収装置の構造体においてより大きな不規則さの程度を終了させることである。これは、閉塞物が回収装置の長さに沿ってより多くの異なる幾何学的形状に曝露された結果であり、すべりを低減し、閉塞物の回収装置への組み込みを改善する。
図2Bを参照すると、同様のセル構造体A1およびA2は、円筒体21の中央本体部分25における同じ円周方向位置を占め、セル構造体A1は斜め方向列R4にあり、セル構造体A2は斜め方向列R9にあり、セル構造体A1およびA2を離間させる4つの介在列R5~R8が存在する。同様に、同様のセル構造体B1およびB2は、円筒体21の中央本体部分25における同じ円周方向位置を占め、セル構造体B1は斜め方向列R6にあり、セル構造体B2は斜め方向列R11にあり、セル構造体B1およびB2を離間させる4つの介在列R7~R10が存在する。さらに、同様のセル構造体C1およびC2は、円筒体21の中央本体部分25における同じ円周方向位置を占め、セル構造体C1は斜め方向列R3にあり、セル構造体C2は斜め方向列R8にあり、セル構造体C1およびC2を離間させる4つの介在列R4~R7が存在する。他の実装形態によれば、同じ円周方向位置を占める同様のセル構造体は、セル構造体の3つ以上の介在する斜め方向列だけ離間される。
図3Bを参照すると、セル構造体A1およびA2は、円筒体61の中央本体部分65における同じ円周方向位置を占め、セル構造体A1は斜め方向列R2にあり、セル構造体A2は斜め方向列R7にあり、セル構造体A1およびA2を離間させる4つの介在列R3~R6が存在する。同様に、同様のセル構造体B1およびB2は、円筒体61の中央本体部分65における同じ円周方向位置を占め、セル構造体B1は斜め方向列R3にあり、セル構造体B2は斜め方向列R8にあり、セル構造体B1およびB2を離間させる4つの介在列R4~R7が存在する。他の実装形態によれば、同じ円周方向位置を占める同様のセル構造体は、セル構造体の3つ以上の介在する斜め方向列だけ離間される。
図2Cは、セル構造体A1が列R4にある、回収装置20の中央本体部分25内に位置する列R3~R5の拡大図である。セル構造体A1の構成は、回収装置20内のセル構造体の少なくとも大部分を表す。セル構造体A1は、第1のストラット1、第2のストラット2、第3のストラット3、第4のストラット4、第5のストラット5および第6のストラット6を含み、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットの各々は近位端および遠位端を有する。第1のストラット1の近位端は、第1の長手方向位置L1において第2のストラット2の近位端に連結され、第3のストラット3の遠位端は、第1の長手方向位置L1に対して遠位の第2の長手方向位置L2において第4のストラット4の遠位端に連結され、第1のストラット1の遠位端は、第1の長手方向位置L1と第2の長手方向位置L2との間に位置する第3の長手方向位置L3において第5のストラット5の近位端に連結され、第3のストラット3の近位端は、第2の長手方向位置L2と第3の長手方向位置L3との間に位置する第4の長手方向位置L4において第5のストラット5の遠位端に連結され、第2のストラット2の遠位端は、第2の長手方向位置L2と第3の長手方向位置L3との間に位置する第5の長手方向位置L5において第6のストラット6の近位端に連結され、第4のストラット4の近位端は、第2の長手方向位置L2と第5の長手方向位置L5との間に位置する第6の長手方向位置L6において第6のストラット6の遠位端に連結される。
図2Bおよび図3Bに最もよく見られるように、回収装置20および60における複数のセル構造体のうち、隣接するセル構造体は、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットのうちの少なくとも1つを互いに共有し、隣接するセル構造体は、互いに長手方向および円周方向にオフセットされる。
図2Cの実装形態では、回収装置20の円筒体21が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第3および第4の長手方向位置L3およびL4は互いに長手方向に整列され(すなわち、長手方向位置L3とL4との間に描かれる直線は、円筒体21の長手方向軸22に平行であり)、共通の第1の円周方向位置にあり、第5および第6の長手方向位置L5およびL6は互いに長手方向に整列され(すなわち、長手方向位置L5とL6との間に描かれている直線は、円筒体21の長手方向軸22に平行であり)、共通の第2の円周方向位置にあり、第2の円周方向位置は、第1の円周方向位置から離間される。
いくつかの実装形態によれば、回収装置20の円筒体21が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第5のストラット5および第6のストラット6のうちの少なくとも1つは直線状である。他の実装形態によれば、第5のストラット5および第6のストラット6の各々は、図2Cに示すように、直線状である。第5および第6のストラットのうちの1つまたは両方が直線状である利点は、それが、ストラットが曲線状である場合に存在するその長さに沿ってより大きな剛性を有する回収装置20を有利に付与することである。
いくつかの実装形態によれば、第4の長手方向位置L4および第5の長手方向位置L5は、図2Cに示されているように、互いに円周方向に整列されない。他の実装形態によれば、第4の長手方向位置L4および第5の長手方向位置L5は互いに円周方向に整列される。第4および第5の長手方向位置の円周方向の整列は、第5のストラット5の遠位端を第6のストラット6の近位端と円周方向に整列させて、セル構造体A1内に長手方向に連続した直線状区間を生成し、円周方向にオフセットされているにも拘わらず、これは、回収装置に高められた剛性のゾーンを提供するのを援助する。
上記のように、曲がりくねった経路を通して捕捉された閉塞物を患者から除去することに関連する問題は、閉塞物を運ぶ回収装置がぎっしり詰まった曲がりに遭遇して適合するとき、閉塞物が、少なくとも部分的に回収装置から外れ易いことである。高められた長手方向の剛性を有する回収装置を提供する利点は、回収装置が閉塞物除去プロセス中にそれが通過する曲がりを少なくとも部分的に直線化することを可能にすることである。これにより、曲がりをまたいで運ばれるため、閉塞物が回収装置から外れる危険性を低減する。
回収装置内に高められた長手方向の剛性のゾーンを提供する別の利点は、回収装置が送達カテーテルを通しておよび/または患者の身体の導管を通して押されることを必要とする手順において、回収装置が屈曲する危険性を低減することである。
いくつかの実装形態によれば、図2Dに示すように、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1のストラット1、第2のストラット2、第3のストラット3、および第4のストラット4のうちの1つ以上または全てが、曲線状近位端部分、曲線状遠位端部分、および曲線状近位端部分と曲線状遠位端部分との間に位置する直線状部分を有する。いくつかの実装形態によれば、直線状部分はストラットの中央部分に位置する。ストラット1~4の曲線状近位端部分および遠位端部分1a、1b、2a、2b、3a、3b、4a、4bは、セル構造体の接続されたストラット間の円滑な遷移を提供することに寄与し、また、回収装置20に必要な程度の柔軟性を提供して、それが患者の解剖学的構造内を移動することを可能にする。ストラット1~4の直線状部分1c、2c、3c、4cは、回収装置20の長手方向の剛性を高めて、回収装置に、閉塞物除去プロセス中にそれが通過する曲がりを少なくとも部分的に直線化する能力を提供する。上記で説明しているように、それはぎっしり詰まった曲がりをまたいで運ばれるため、回収装置から閉塞物が外される危険性を低減する。中間部分が直線状である別の利点は、回収装置が送達カテーテルを通しておよび/または患者の身体の導管を通して押されることを必要とする手順において、回収装置が屈曲する危険性を低減する(完全に曲線状のストラットと比較して)ことである。
いくつかの実装形態によれば、ストラット1~4の1つ以上または全てが、それぞれのストラットの全長の20%~80%を累積的に占める1つ以上の直線状部分を含む。他の実装形態によれば、ストラット1~4の1つ以上または全てが、それぞれのストラットの全長の30%~70%を累積的に占める1つ以上の直線状部分を含む。いくつかの実装形態によれば、ストラット1~4の1つ以上または全てが、それぞれのストラットの全長の20%~80%を占める単一の連続的な直線状部分を含む。他の実装形態によれば、ストラット1~4の1つ以上または全てが、それぞれのストラットの全長の30%~70%を占める単一の連続的な直線状部分を含む。
上記のように、いくつかの実装形態によれば、回収装置20の円筒体21は、約30ミリメートルの長さおよび約5ミリメートルの拡張外径を有する。図2Eを参照すると、いくつかの実装形態によれば、回収装置20の中央本体部分25におけるセル構造体は、約4.3ミリメートル~約4.6ミリメートルのセル高さH、約4.6ミリメートル~約4.8ミリメートルのセル長さL1、約0.7ミリメートル~約0.8ミリメートルの円周方向オフセットCO、約0.7ミリメートル~約0.9ミリメートルの長手方向オフセットLO、約0.07ミリメートル~約0.08ミリメートルのストラット幅Wを有し、ストラット5および6は約0.9ミリメートル~約1.0ミリメートルの長さL2を有する。
いくつかの実装形態によれば、回収装置60の円筒体61は、約20ミリメートルの長さおよび約3ミリメートルの拡張外径を有する。図2Eを参照すると、いくつかの実装形態によれば、回収装置60の中央本体部分65におけるセル構造体は、約3.7ミリメートル~約3.95ミリメートルのセル高さH、約4.9ミリメートル~約5.5ミリメートルのセル長さL1、約0.7ミリメートル~約0.8ミリメートルの円周方向オフセットCO、約1.15ミリメートル~約1.25ミリメートルの長手方向オフセットLO、約0.07ミリメートル~約0.08ミリメートルのストラット幅Wを有し、ストラット5および6は約0.9ミリメートル~約1.0ミリメートルの長さL2を有する。
上記のように、回収装置20および60は、それぞれ円筒体21および61の近位端から近位に延びる1つ以上のアンテナによって、細長いワイヤ16の遠位端に連結されてもよい。回収装置20および60の切断様構成におけるいくつかの実装形態によれば、1つ以上のアンテナは、図2A、2B、3Aおよび3Bに示すように、直線状であり、かつ円筒体の長手方向軸に平行に整列され、アンテナのうちの少なくとも1つは、第5のストラット5のうちの少なくとも1つの近位端および遠位端と、ならびに/または第6のストラット6のうちの少なくとも1つの近位端および遠位端と長手方向に整列される。すなわち、第5および第6のストラットのうちの少なくとも1つの直線状アンテナ間ならびに近位端および遠位端にまたがって延びる線は、直線状であり、回収装置の円筒体の長手方向軸に平行に配設される。例えば、図2Bに示すように、アンテナ28aおよび28bの各々は、回収装置20の中央本体部分25にあるするセル構造体の第5および第6のストラットのうちの少なくとも1つと長手方向に整列される。このような構成の利点は、細長いワイヤ16によって押されるときに回収装置が屈曲する危険性を低減することである。
治療を行う臨床医は、閉塞物除去手順中に回収装置を視認可能にして、装置が展開される前に適切に設置されていることを保証することがときには重要である。このため、いくつかの実装形態によれば、回収装置20は、図4に示すように、円筒体21の長さのかなりの部分に沿って好適に延在するパターンにおける円筒体21の内側と外側との間を蛇行する放射線不透過性ワイヤまたはリボン35を備える。いくつかの実装形態によれば、回収装置のストラットのうちの少なくとも一部は、図5に示すように、回収装置20の円筒体21を通って蛇行するために、放射線不透過性ワイヤまたはリボン35がその中を通過する保持特徴36を含む。いくつかの実装形態によれば、保持特徴36は、回収装置のストラットを構築するために用いられるレーザ切断動作中に形成される。上記のように、いくつかの実装形態によれば、回収装置は、円筒状金属管をレーザ切断して装置のストラットを形成するように構成されている。図5の実装形態では、保持特徴36は、ストラット上に組み立てられるときに放射線不透過性ワイヤまたはリボン35が通過する隙間38によって離間された2つのL字状部材37を含む。
いくつかの実装形態によれば、放射線不透過性ワイヤまたはリボン35は、回収装置が完全に拡張された状態にあるときに回収装置に組み立てられ、したがって、その使用中に回収装置の外側半径方向力に影響を与えない。さらに、他の実装形態によれば、放射線不透過性ワイヤまたはリボン35は、回収装置の屈曲剛性に影響を与えないように、回収装置に組み立てられる。
上記の開示は多くの具体的内容を含むが、これらは、特許請求されるものまたは特許請求され得るものの範囲に対する制限として解釈されるべきではなく、特定の例示的な実装形態に特有の特徴についての説明として解釈されるべきである。別々の実装形態について文脈において本明細書に記載している特定の特徴は、単一の実装形態における組み合わせでも実施し得る。対照的に、単一の実装形態についての文脈に記載している様々な特徴も、別々にまたはいずれかの適切な複数の実装形態で、または任意の好適な部分組み合わせで実施し得る。さらに、特徴は、特定の組み合わせとして機能し、かつ最初に特許請求されるものとして上記に記載され得るが、特許請求される組み合わせからの1つ以上の特徴は、いくつかの場合、組み合わせから削除され得、特許請求される組み合わせは、部分組み合わせまたは部分組み合わせの変形を対象とし得る。記載している実施例および実装形態ならびに他の実装形態への変形、修正および改良は、開示しているものに基づいて行われてもよい。
以下の条項は、各条項が実装形態を表す、追加の実装形態を無制限に開示するものである。さらなる実装形態は、別のグループまたは条項のグループの1つ以上の実装形態を有する1つ以上の条項のグループの実装形態のうちの1つ以上によって表される。グループA~Cの条項を提供する。
グループA条項
条項1.患者の身体の導管内の閉塞物を捕捉および除去する装置であって、前記装置が、
円周および長手方向軸を有し、長手方向軸の周囲に配設された複数の斜め方向列に配置された複数の閉鎖セル構造体を含む円筒体であって、複数の閉鎖セル構造体のうちの少なくとも一部が実質的に同じ形状および大きさであり、実質的に同じ形状および大きさの閉鎖セル構造体の少なくとも一部が、円筒体内の同じ円周方向位置を占め、かつ閉鎖セル構造体の2つ以上の斜め方向列だけ互いに長手方向に離間された、円筒体を含む、装置。
条項2.同じ円周方向位置を占める複数の閉鎖セル構造体が、閉鎖セル構造体の3つ以上の斜め方向列だけ長手方向に離間される、条項1に記載の装置。
条項3.複数の閉鎖セル構造体が同じ円周方向位置を占め、閉鎖セル構造体の4つ以上の斜め方向列だけ長手方向に離間される、条項1に記載の装置。
条項4.複数のセル構造体が各々、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットを含み、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットの各々が近位端および遠位端を有し、第1のストラットの近位端が、第2のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの遠位端が、第4のストラットの遠位端に連結され、第1のストラットの遠位端が、第5のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの近位端が、第5のストラットの遠位端に連結され、第2のストラットの遠位端が、第6のストラットの近位端に連結され、第4のストラットの近位端が、第6のストラットの遠位端に連結される、条項1に記載の装置。
条項5.第5のストラットの近位端および遠位端が互いに長手方向に整列され、かつ第1の円周方向位置にあり、第6のストラットの近位端および遠位端が互いに長手方向に整列され、かつ第2の円周方向位置にあり、第2の円周方向位置が、第1の円周方向位置から離間される、条項4に記載の装置。
条項6.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第5および第6のストラットのうちの少なくとも1つが直線状である、条項5に記載の装置。
条項7.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第5および第6のストラットの各々は直線状である、条項5に記載の装置。
条項8.第1のストラットの近位端が、第1の長手方向位置で第2のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの遠位端が、第1の長手方向位置に対して遠位の第2の長手方向位置で前記第4のストラットの遠位端に連結され、第1のストラットの遠位端が、第3の長手方向位置で第5のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの近位端が、第4の長手方向位置で第5のストラットの遠位端に連結され、第2のストラットの遠位端が、第5の長手方向位置で第6のストラットの近位端に連結され、第4のストラットの近位端が、第6の長手方向位置で第6のストラットの遠位端に連結される、条項5に記載の装置。
条項9.第4の長手方向位置および第5の長手方向位置が円周方向に整列されている、条項8に記載の装置。
条項10.遠位端および遠位端を有する第1のアンテナをさらに含み、円筒体が第1のアンテナの装置の遠位端に連結され、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、少なくとも一部が、第5のストラットのうちの少なくとも1つの近位端および遠位端と、ならびに/または第6のストラットのうちの少なくとも1つの近位端および遠位端と長手方向に整列されている、条項5に記載の装置。
条項11.近位端および遠位端を有する第1のアンテナをさらに含み、円筒体が第1のアンテナの遠位端に連結され、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、少なくとも一部が、第5のストラットのうちの少なくとも1つおよび/または第6のストラットのうちの少なくとも1つと長手方向に整列されている、条項7に記載の装置。
条項12.近位端および遠位端を有する第2のアンテナをさらに含み、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第2のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、第2のアンテナの少なくとも一部が、第5のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と、ならびに/または第6のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と長手方向に整列されている、条項10に記載の装置。
条項13.近位端および遠位端を有する第2のアンテナをさらに含み、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第2のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、少なくとも一部が、第5のストラットの少なくとも1つまたは第6のストラットの少なくとも1つと長手方向に整列されている、条項10に記載の装置。
条項14.円筒体が開放遠位端を有する、条項1に記載の装置。
条項15.近位端および遠位端を有する細長いワイヤをさらに含み、第1のアンテナの近位端が細長いワイヤの遠位端に連結される、条項10に記載の装置。
条項16.近位端および遠位端を有する細長いワイヤをさらに含み、第1のアンテナの近位端が細長いワイヤの遠位端に連結される、条項11に記載の装置。
条項17.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも一部が曲線状である、条項5に記載の装置。
条項18.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも一部が直線状である、条項17に記載の装置。
条項19.第1、第2、第3および第4のストラットの各々が、近位端部分、遠位端部分および中間部分を有し、中間部分が近位端部分と遠位端部分との間に位置し、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1の端部分および第2の端部分が曲線状であり、かつ中間部分が直線状である、条項5に記載の装置。
条項20.複数のセル構造体のうち、隣接するセル構造体が、第1、第2、第3、第4、第5または第6のストラットのうちの少なくとも1つを互いに共有し、隣接するセル構造体が、互いに長手方向および円周方向にオフセットされる、条項4に記載の装置。
条項21.第2のアンテナおよび第3のアンテナをさらに含み、第2および第3のアンテナの各々は近位端および遠位端を有し、第1、第2および第3のアンテナの遠位端の各々は、互いに異なる円周方向位置で円筒体に連結される、条項10に記載の装置。
条項22.第1、第2および第3のアンテナの各々の近位端に連結された細長いワイヤをさらに含む、条項21に記載の装置。
条項23.第1の長手方向位置および第2の長手方向位置が互いに長手方向に整列されない、条項8に記載の装置。
条項24.第1、第2、第3および第4のストラットの各々が、近位端部分、遠位端部分および中間部分を有し、中間部分が近位端部分と遠位端部分との間に位置し、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたときに、第1および第2の端部分が曲線状であり、かつ中間部分が直線状であり、第1の長手方向位置および第2の長手方向位置が互いに長手方向に整列されていない、条項23に記載の装置。
条項25.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての中間部分が、それぞれのストラットの全長の20%~80%を占める、条項19に記載の装置。
条項26.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての中間部分が、それぞれのストラットの全長の30%~70%を占める、条項19に記載の装置。
Bグループ条項
条項1.患者の身体の導管内の閉塞物を捕捉する装置であって、装置が、
円周と長手方向軸とを有し、長手方向軸の周りに斜め方向列に配置された同じ大きさおよび形状の複数のセル構造体を含む、円筒体であって、複数のセル構造体が各々、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットを含み、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットの各々が近位端と遠位端とを有する、円筒体を含み、
第1のストラットの近位端が第2のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの遠位端が第4のストラットの遠位端に連結され、第1のストラットの遠位端が第5のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの近位端が第5のストラットの遠位端に連結され、第2のストラットの遠位端が第6のストラットの近位端に連結され、第4のストラットの近位端が第6のストラットの遠位端に連結され、第5のストラットの近位端および遠位端が、互いに長手方向に整列され、かつ第1の円周位置にあり、第6のストラットの近位端および遠位端が、互いに長手方向に整列され、かつ第2の円周位置にあり、第2の円周方向位置が、第1の円周方向位置から離間され、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも第1の部分は曲線状であり、かつ第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも第2の部分が直線状である、装置。
条項2.第1、第2、第3および第4のストラットの各々が、近位端部分、遠位端部分および中間部分を有し、中間部分が近位端部分と遠位端部分との間に位置し、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、中間部分が直線状であり、かつ第1および第2の端部分が曲線状である、条項1に記載の装置。
条項3.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1および第6のストラットのうちの少なくとも1つが直線状である、条項1に記載の装置。
条項4.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1および第6のストラットの各々が直線状である、条項1に記載の装置。
条項5.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第5および第6のストラットのうちの少なくとも1つが直線状である、条項2に記載の装置。
条項6.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第5および第6のストラットの各々が直線状である、条項2に記載の装置。
条項7.複数のセル構造体のうちの第1のセル構造体が、複数のセル構造体のうちの第2のセル構造体と長手方向に整列され、長手方向軸に平行に走り、かつ第1および第2のセル構造体の第5のストラットまたは第6のストラットを接合する仮想長手方向直線が、少なくとも2つの介在セル構造体と交差する、条項1に記載の装置。
条項8.複数のセル構造体のうちの第1のセル構造体が、複数のセル構造体のうちの第2のセル構造体と長手方向に整列され、長手方向軸に平行に走り、かつ第1および第2のセル構造体の第5のストラットまたは第6のストラットを接合する仮想長手方向直線が、少なくとも3つの介在セル構造体と交差する、条項1に記載の装置。
条項9.複数のセル構造体のうちの第1のセル構造体が、複数のセル構造体のうちの第2のセル構造体と長手方向に整列され、長手方向軸に平行に走り、かつ第1および第2のセル構造体の第5のストラットまたは第6のストラットを接合する仮想長手方向直線が、少なくとも2つの介在セル構造体と交差する、条項1に記載の装置。
条項10.複数のセル構造体のうちの第1のセル構造体が、複数のセル構造体のうちの第2のセル構造体と長手方向に整列され、長手方向軸に平行に走り、かつ第1および第2のセル構造体の第5のストラットまたは第6のストラットを接合する仮想長手方向直線が、少なくとも3つの介在セル構造体と交差する、条項1に記載の装置。
条項11.複数のセル構造体のうちの第1のセル構造体が、複数のセル構造体のうちの第2のセル構造体と長手方向に整列され、長手方向軸に平行に走り、かつ第1および第2のセル構造体の第5のストラットまたは第6のストラットを接合する仮想長手方向直線が、少なくとも4つの介在セル構造体と交差する、条項1に記載の装置。
条項12.複数のセル構造体のうちの少なくとも一部が、同じ円周位置を占め、かつ2つ以上の斜め方向列だけ長手方向に離間されている、条項1に記載の装置。
条項13.複数のセル構造体のうちの少なくとも一部が同じ円周位置を占め、かつ3つ以上の斜め方向列だけ長手方向に離間されている、条項1に記載の装置。
条項14.複数のセル構造体のうちの少なくとも一部が同じ円周位置を占め、かつ4つ以上の斜め方向列だけ長手方向に離間されている、条項1に記載の装置。
条項15.第5のストラットの遠位端および第6のストラットの近位端が円周方向に整列されている、条項1に記載の装置。
条項16.第1のストラットの近位端が、第1の長手方向位置で第2のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの遠位端が、第1の長手方向位置に対して遠位の第2の長手方向位置で第4のストラットの遠位端に連結され、第1のストラットの遠位端が、第3の長手方向位置で第5のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの近位端が、第4の長手方向位置で第5のストラットの遠位端に連結され、第2のストラットの遠位端が、第5の長手方向位置で第6のストラットの近位端に連結され、第4のストラットの近位端が、第6の長手方向で第6のストラットの遠位端に連結される、条項1に記載の装置。
条項17.第4の長手方向位置および第5の長手方向位置が円周方向に整列されている、条項16に記載の装置。
条項18.第1の長手方向位置および第2の長手方向位置が長手方向に整列されていない、条項16に記載の装置。
条項19.近位端および遠位端を有する第1のアンテナをさらに含み、円筒体が第1のアンテナの装置の遠位端に連結され、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、少なくとも一部が、第5のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と、ならびに/または第6のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と長手方向に整列されている、条項1に記載の装置。
条項20.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第5および第6のストラットのうちの少なくとも1つが直線状である、条項19に記載の装置。
条項21.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第5および第6のストラットの各々が直線状である、条項19に記載の装置。
条項22.近位端と遠位端とを有する第2のアンテナをさらに含み、前記第2のアンテナが、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第2のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、第2のアンテナの少なくとも一部が、第5のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と、および/または第6のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と長手方向に整列されている、条項19に記載の装置。
条項23.円筒体が開放遠位端を有する、条項1に記載の装置。
条項24.近位端および遠位端を有する細長いワイヤをさらに含み、第1のアンテナの近位端が細長いワイヤの遠位端に連結される、条項19に記載の装置。
条項25.近位端および遠位端を有する細長いワイヤをさらに含み、第1のアンテナおよび第2のアンテナの各々の近位端が細長いワイヤの遠位端に連結される、条項22に記載の装置。
条項26.複数のセル構造体のうち、隣接するセル構造体が、第1、第2、第3、第4、第5または第6のストラットのうちの少なくとも1つを互いに共有し、隣接するセル構造体が、互いに長手方向および円周方向にオフセットされる、条項1に記載の装置。
条項27.第2のアンテナおよび第3のアンテナをさらに含み、第2のアンテナおよび第3のアンテナの各々が近位端および遠位端を有し、第1、第2および第3のアンテナの遠位端の各々が、互いに異なる円周方向位置で円筒体に連結される、条項19に記載の装置。
条項28.第1、第2および第3のアンテナの各々の近位端に連結された細長いワイヤをさらに含む、条項27に記載の装置。
条項29.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての第1の部分が、それぞれのストラットの全長の20%~80%を占める、条項1に記載の装置。
条項30.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての第1の部分が、それぞれのストラットの全長の30%~70%を占める、条項1に記載の装置。
条項31.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての中間部分が、それぞれのストラットの全長の20%~80%を占める、条項2に記載の装置。
条項32.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての中間部分が、それぞれのストラットの全長の30%~70%を占める、条項2に記載の装置。
グループCの条項
条項1.患者の身体の導管内の閉塞物を捕捉する装置であって、装置が、
円周と長手方向軸とを有し、かつ長手方向軸の周りに配置された複数のセル構造体を含む円筒体であって、複数のセル構造体が各々、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットを含み、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットの各々が近位端と遠位端とを有する、円筒体を含み、
第1のストラットの近位端が、第1の長手方向位置で第2のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの遠位端が、第1の長手方向位置に対して遠位の第2の長手方向位置で第4のストラットの遠位端に連結され、第1のストラットの遠位端が、第3の長手方向位置で第5のストラットの近位端に連結され、第3のストラットの近位端が、第4の長手方向位置で第5のストラットの遠位端に連結され、第2のストラットの遠位端が、第5の長手方向位置で第6のストラットの近位端に連結され、第4のストラットの近位端が、第6の長手方向位置で第6のストラットの遠位端に連結され、第3および第4の長手方向位置の各々が、互いに長手方向に整列され、かつ第1の円周方向位置にあり、第5および第6の長手方向位置の各々が、互いに長手方向に配列され、かつ第2の円周方向位置にあり、第2の円周方向位置が第1の円周方向位置か離間されている、装置。
条項2.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第5および第6のストラットのうちの少なくとも1つが直線状であり、かつ長手方向軸に平行に配置される、条項1に記載の装置。
条項3.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第5および第6のストラットの各々が直線状であり、かつ長手方向軸に平行に配置される、条項1に記載の装置。
条項4.第4の長手方向位置および第5の長手方向位置が円周方向に整列されている、条項1に記載の装置。
条項5.近位端と遠位端とを有する第1のアンテナをさらに含み、円筒体が第1のアンテナの遠位端と連結され、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、第1のアンテナの少なくとも一部が、第5のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と、および/または第6のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と長手方向に整列される、条項1に記載の装置。
条項6.近位端および遠位端を有する第1のアンテナをさらに含み、円筒体が第1のアンテナの遠位端に連結され、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、少なくとも一部が、第5のストラットの少なくとも1つおよび/または第6のストラットの少なくとも1つと長手方向に整列されている、条項2に記載の装置。
条項7.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、少なくとも一部は、第5のストラットの少なくとも1つおよび/または第6のストラットの少なくとも1つと長手方向に整列されている、条項3に記載の装置。
条項8.近位端および遠位端を有する第2のアンテナをさらに含み、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第2のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、第2のアンテナの少なくとも一部が、第5のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と、および/または第6のストラットの少なくとも1つの近位端および遠位端と長手方向に整列されている、条項5に記載の装置。
条項9.近位端および遠位端を有する第2のアンテナをさらに含み、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第2のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、少なくとも一部が、第5のストラットの少なくとも1つまたは第6のストラットの少なくとも1つと長手方向に整列されている、条項7に記載の装置。
条項10.円筒体が開放遠位端を有する、条項1に記載の装置。
条項11.近位端および遠位端を有する細長いワイヤをさらに含み、第1のアンテナの近位端が細長いワイヤの遠位端に連結される、条項5に記載の装置。
条項12.近位端および遠位端を有する細長いワイヤをさらに含み、第1のアンテナの近位端が細長いワイヤの遠位端に連結される、条項5に記載の装置。
条項13.近位端および遠位端を有する細長いワイヤをさらに含み、第1のアンテナおよび第2のアンテナの各々の近位端が細長いワイヤの遠位端に連結される、条項8に記載の装置。
条項14.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも一部が曲線状である、条項1に記載の装置。
条項15.装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも一部が直線状である、条項14に記載の装置。
条項16.第1、第2、第3および第4のストラットの各々が、近位端部分、遠位端部分および中間部分を有し、中間部分が近位端部分と遠位端部分との間に位置し、装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、第1の端部分および第2の端部分が曲線状であり、かつ中間部分が直線状である、条項1に記載の装置。
条項17.複数のセル構造体のうち、隣接するセル構造体が、第1、第2、第3、第4、第5または第6のストラットのうちの少なくとも1つを互いに共有し、隣接するセル構造体が、互いに長手方向および円周方向の両方にオフセットされる、条項1に記載の装置。
条項18.第2のアンテナおよび第3のアンテナをさらに含み、第2のアンテナおよび第3のアンテナの各々が近位端および遠位端を有し、第1、第2および第3のアンテナの遠位端の各々が、互いに異なる円周方向位置で円筒体に連結される、条項5に記載の装置。
条項19.第1、第2および第3のアンテナの各々の近位端に連結された細長いワイヤをさらに含む、条項20に記載の装置。
条項20.第1の長手方向位置および第2の長手方向位置が互いに長手方向に整列されていない、条項1に記載の装置。
条項21.第1の長手方向位置および第2の長手方向位置が互いに長手方向に整列されていない、請求項16に記載の装置。
条項22.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての直線状部分が、それぞれのストラットの全長の20%~80%を占める、条項15に記載の装置。
条項23.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての直線状部分が、それぞれのストラットの全長の30%~70%を占める、条項15に記載の装置。
条項31.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての中間部分が、それぞれのストラットの全長の20%~80%を占める、条項16に記載の装置。
条項32.第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての中間部分が、それぞれのストラットの全長の30%~70%を占める、条項16に記載の装置。

Claims (4)

  1. 患者の身体の導管内の閉塞物を捕捉する装置であって、前記装置が、
    円周および長手方向軸を有する円筒体であって、ストラットによって形成された複数のセル構造体を含み、前記複数のセル構造体は前記長手方向軸の周りに斜め方向列に配置され、前記複数のセル構造体のうちの1つのセル構造体は、前記複数のセル構造体のうちの他の複数のセル構造体に囲まれ、かつ前記他の複数のセル構造体の各々と少なくとも1つのストラットを共有し、前記複数のセル構造体が各々、第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットを含み、前記第1、第2、第3、第4、第5および第6のストラットの各々が近位端および遠位端を有する、円筒体を含み、
    前記第1のストラットの前記近位端が、第1の長手方向位置で前記第2のストラットの前記近位端に直接連結され、前記第3のストラットの前記遠位端が、前記第1の長手方向位置に対して遠位の第2の長手方向位置で前記第4のストラットの前記遠位端に直接連結され、前記第1のストラットの前記遠位端が、第3の長手方向位置で前記第5のストラットの前記近位端に直接連結され、前記第3のストラットの前記近位端が、第4の長手方向位置で前記第5のストラットの前記遠位端に直接連結され、前記第2のストラットの前記遠位端が、第5の長手方向位置で前記第6のストラットの前記近位端に直接連結され、前記第4のストラットの前記近位端が、第6の長手方向位置で前記第6のストラットの前記遠位端に直接連結され、前記第4の長手方向位置が、前記第6の長手方向位置に対して近位であり、前記第5のストラットの前記近位端および前記遠位端が、互いに長手方向に整列し、かつ第1の円周方向位置にあり、前記第6のストラットの前記近位端および前記遠位端が、互いに長手方向に整列し、かつ第2の円周方向位置にあり、前記第2の円周方向位置が前記第1の円周方向位置から離間され、
    前記第5のストラットおよび前記第6のストラットが、それぞれ直線状であり、前記円筒体の前記長手方向軸に対して平行に配置されている、装置。
  2. 近位端および遠位端を有する第1のアンテナをさらに含み、前記円筒体が前記第1のアンテナの前記遠位端に連結され、前記装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、前記第1のアンテナの少なくとも一部が直線状であり、前記第1のアンテナの前記少なくとも一部が、前記円筒体の前記長手方向軸に対して平行に配置されている、請求項1に記載の装置。
  3. 近位端および遠位端を有する細長いワイヤをさらに含み、前記第1のアンテナの前記近位端が前記細長いワイヤの前記遠位端に連結される、請求項に記載の装置。
  4. 前記円筒体が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、前記第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも第1の部分が曲線状であり、かつ前記第1、第2、第3および第4のストラットの各々の少なくとも第2の部分が直線状であり、
    前記第1、第2、第3および第4のストラットの各々が、近位端部分、遠位端部分および中間部分を有し、前記中間部分が、前記近位端部分と前記遠位端部分との間に位置し、前記装置が長手方向に切断されかつ表面上に平坦に置かれたとき、前記近位端部分および前記遠位端部分が曲線状であり、かつ前記中間部分が直線状であり、
    前記第1、第2、第3および第4のストラットのうちの1つ以上または全ての前記中間部分が、それぞれの前記第1、第2、第3および第4のストラットの全長の30%~70%を占める、請求項に記載の装置。
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