JP7464935B1 - Tv視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システム - Google Patents

Tv視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】TV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムを開示する。【解決手段】本発明は、TV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムであって、ディスプレイ装置にデータを送受信するセットトップボックスと、前記ディスプレイ装置に対する動作を制御するリモコンとを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、単身世帯の危機状況対応および統合管理システムに係り、特にTV視聴情報分析に基づいて危機状況を予測および判断し、これに対応するようにするTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムに関する。
韓国統計庁が発表した2022年高齢者統計によると、2022年基準韓国の65歳以上の高齢人口は全体人口の17.5%である901万8千名であり、2025年には20.6%と予想され、韓国が、高齢社会から超高齢社会へと7年ぶりに逹することになり、OECDにおいて最も早い高齢化国として予想されている。
これに伴い、単身世帯の割合は、2000年の15.5%から2021年に33.4%と二倍以上増加しており、特に、全世代において急速な増加速度を示している。単身世帯の場合、健康、セキュリティおよびその他の危機状況への対応が脆弱であり、そのため、国および地方自治体の福祉次元の管理が必要な状況である。特に、高齢者または健康に問題がある人が一人暮らしをする場合、日常生活の中で緊急状況に迅速に対応することが難しい可能性がある。
そのため、従来、一般的に、単身世帯で生活するユーザが直接緊急呼び出し装置の物理的ボタンを押すことで、緊急サービス要請に対する通知を送信することを使用しているが、このようなシステムは、ユーザが、緊急状況が発生したことを認識し、ボタンを押すことができる状態であってこそ効果があるのであり、状況によっては適切な対応を保障できない可能性がある。
このような問題を解決するために、住居環境でのセンサとして、モーション、温度、湿度などの要素を感知して非正常な状況を感知し、通知を送信することができる様々なセンサを活用してこのような問題を解決しようとしているが、従来、センサにより測定される値は、様々な環境の変化を正確に解釈することができず、時には誤った緊急情報を認識して人力の無駄使いなどの問題が発生しており、単身世帯構成員の活動に関する情報の取得やモニタリングなどの部分においてプライバシー保護の次元で問題になる可能性があり、そのため、プライバシーの侵害なしに高齢者および単身世帯の安全を確保するための手段が必要となっている。
上述の問題を解決するために、本発明は、日常的で最も大衆的な余暇手段であるTVの視聴により習得することができるTV視聴形態情報と生体情報および環境情報などを感知するセンサをリモコンに付着することで、様々な情報を取得し、これにより緊急信号を伝達することで、大きなプライバシー侵害なしにリアルタイムで単身世帯の危機状況を迅速に感知し、ユーザの周りの人または緊急機関に異常状況通知を送信することができ、状況による迅速且つ効果的な対応を可能にするTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムを提供する。
本発明の一実施形態による、TV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムであって、ディスプレイ装置にデータを送受信するセットトップボックスと、前記ディスプレイ装置に対する動作を制御するリモコンとを含むことを特徴とする。
前記セットトップボックスとネットワーク的に連結されたサーバを含み、前記サーバは、通信部、格納部および制御部を含み、前記制御部は、前記セットトップボックスからユーザの前記ディスプレイ装置に対する視聴時間、視聴履歴を含む視聴情報を受信すると、予め設定された第1期間で前記視聴情報に基づいて複数の時間区間別のユーザの視聴パターンを識別し、前記制御部は、前記第1期間で前記複数の時間区間のうち第1時間区間での識別された第1視聴パターンと、前記第1期間後である第2期間で前記第1時間区間と対応する第2時間区間で識別された第2視聴パターンが相違すると、前記格納部に予め格納されたユーザの周りの人および緊急機関を含む対応人力に異常状況通知を送信し、前記制御部は、前記第1視聴パターンと前記第2視聴パターンが相違すると、前記ディスプレイ装置に、ユーザに異常状況通知の送信可否に対する確認メッセージを表示し、前記リモコンを介して異常なしのメッセージを含む第1ユーザ入力を受信すると、前記第1視聴パターンを前記第2視聴パターンにアップデートし、前記リモコンを介して予め設定された時間範囲を超えて前記第1ユーザ入力を受信しなかったか、異常ありのメッセージを含む第2ユーザ入力を受信すると、前記対応人力に緊急状況通知を送信し、前記制御部は、前記リモコンを介して緊急状況の発生に対する第3ユーザ入力を受信すると、前記対応人力に緊急状況通知を送信することを特徴とする。
前記リモコンは、ユーザの生体情報を測定する生体センサ部を含み、前記セットトップボックスは、前記生体センサ部を介してユーザ識別情報を受信すると、前記ユーザ識別情報に対応して予め設定された生体情報に対する生体測定情報を前記制御部に送信し、前記制御部は、前記生体測定情報がユーザに対応して設定された異常範囲に該当すると、前記対応人力に緊急状況通知を送信し、前記制御部は、前記セットトップボックスのユーザと前記サーバと連結された他の第1セットトップボックスの第1ユーザそれぞれの視聴パターンを識別し、これらが類似すると、互いを対応人力としてマッチングし、前記セットトップボックスと前記第1セットトップボックスとのチャット、音声、ビデオ呼び出しの形態で通信することができるようにすることを特徴とする。
本発明によると、日常的で最も大衆的な余暇手段であるTVの視聴により習得することができるTV視聴形態情報と生体情報および環境情報などを感知するセンサをリモコンに付着することで、様々な情報を取得し、これにより緊急信号を伝達することで、大きなプライバシー侵害なしにリアルタイムで単身世帯の危機状況を迅速に感知し、ユーザの周りの人または緊急機関に異常状況通知を送信することができ、状況による迅速且つ効果的な対応を可能にするTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムを提供することができる。
本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムの概略的構成を図示した図である。 本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムの具体的構成を図示した図である。 本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムが動作するアルゴリズムを図示した図である。 本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムにおいて視聴パターンを分析した一例を図示した図である。 本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムにおいて保護者に対する通知画面の一例を図示した図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。図面で同じ参照番号または符号は実質的に同じ機能を行う構成要素を指し、図面で各構成要素の大きさは説明の明瞭性と便宜上、誇張され得る。ただし、本発明の技術的思想とその核心構成および作用が以下の実施形態に説明された構成または作用だけに限定されない。本発明を説明するにあたり本発明に関連する公知の技術または構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にし得ると判断した場合にはその詳細な説明を省略する。
本発明の実施形態において、第1、第2などのように序数を含む用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的にのみ使用され、単数の表現は、文脈上明白に異なる意味を有していない限り、複数の表現を含む。また、本発明の実施形態において、「構成される」、「含む」、「有する」などの用語は、一つまたはそれ以上の異なる特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性を予め排除しないと理解すべきである。また、本発明の実施形態において、「モジュール」あるいは「部」は、少なくとも一つの機能や動作を行い、ハードウェアまたはソフトウェアにより実現されるか、ハードウェアとソフトウェアの結合により実現されることができ、少なくとも一つのモジュールに一体化して少なくとも一つのプロセッサとして実現されることができる。また、本発明の実施形態において、複数の要素のうち少なくとも一つ(at least one)は、複数の要素全部だけでなく、複数の要素のうち残りを排除した各一つあるいはこれらの組み合わせをいずれも指す。また、「~するように構成された(または設定された)(configured to)」は、状況に応じて、例えば、「~に適する(suitable for)」、「~する能力を有する(having the capacity to)」、「~するように設計された(designed to)」、「~するように変更された(adapted to)」、「~するようにされた(made to)」、または「~を行うことができる(capable of)」と変更して使用されることができる。「~するように構成された(または設定された)」は、ハードウェア的に「特別に設計された(specifically designed to)」ことのみを必ずしも意味しないことがある。その代わりに、ある状況では、「~するように構成された装置」という表現は、その装置が他の装置または部品とともに「~することができる」ことを意味し得る。例えば、文章「A、B、およびCを行うように構成された(または設定された)プロセッサ」は、当該動作を行うための専用プロセッサ(例:エンベデッドプロセッサ)、またはメモリ装置に格納された一つ以上のソフトウェアプログラムを実行することで、当該動作を行うことができる汎用プロセッサ(generic-purpose processor)(例:CPUまたはapplication processor)を意味し得る。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。これは、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が発明を容易に実施することができるほどに詳細に説明するためのものであって、これにより、本発明の技術的な思想および範疇が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムの概略的構成を図示した図であり、図2は、本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムの具体的構成を図示した図であり、図3は、本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムが動作するアルゴリズムを図示した図であり、図4は、本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムにおいて視聴パターンを分析した一例を図示した図であり、図5は、本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムにおいて保護者に対する通知画面の一例を図示した図である。
図1~図5を参照して、本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムは、ディスプレイ装置300、セットトップボックス100、リモコン400およびセットトップボックス100とネットワーク的に連結されたサーバを含む。
本発明による単身世帯の危機状況は、ユーザが主に夜にTVを視聴する場合、急に午前にTVをつけるか、またはユーザが所定の時間TVをつけているにもかかわらずチャンネル変更やボリューム調整といった行動が全くない場合のように、ユーザの所定の視聴パターンから大きく逸脱した場合、取得した生体情報において心拍数、体温などが所定の範囲を超えるか、またはユーザの普段の範囲と大きく異なる場合、ユーザが特定のボタンを長く押すか、または特定のコードを入力するなどの方式で緊急状況を直接知らせる場合などを意味し、すなわち、ユーザに健康上の危急状況が発生した場合と、発生が予測される場合とを意味する。
本発明の一実施形態によるディスプレイ装置300は、ユーザに動画およびオーディオコンテンツを提供する役割をし、本発明によるディスプレイ装置300は、大型画面TV、コンピュータモニタ、ポータブルデバイスなど、様々な形態で存在することができる。
一方、本発明によるディスプレイ装置300は、セットトップボックス100と連結され、セットトップボックス100を介して伝達されたデータを処理し、当該データに応じて動画およびオーディオコンテンツを出力し、セットトップボックス100から発信された異常状況通知の送信可否に対する確認メッセージを視聴者に表示する役割も果たすことができる。これにより、ユーザは、自分の状況に対して認知し、必要な措置を取ることができる。また、ディスプレイ装置300は、視聴者の行動パターンおよび好みに応じて個人化されたコンテンツを提供することもでき、このような個人化されたコンテンツの提供は、視聴者の幸福感を高め、単身世帯の社会的孤立を緩和する効果をもたらすことができる。
本発明によるディスプレイ装置300は、また、ユーザの視聴情報、特に、視聴時間、視聴履歴などをセットトップボックス100に転送し、このような情報は、視聴者の日常的なパターンと行動を把握するために重要な役割を果たし、これにより、異常状況が発生した時に迅速に対応可能にすることができる。一方、ディスプレイ装置300は、ユーザに情報を表示する媒介体としての役割の他にも、ユーザの入力を受けて処理するインタフェース役割を行うことができ、例えば、ユーザが、リモコン400を介して提供された異常状況通知の送信可否に対する確認メッセージに応答すると、当該情報は、セットトップボックス100に転送されて分析および処理され、この結果は、また、ディスプレイ装置300を介してユーザにフィードバックされることがある。このように、本発明によるディスプレイ装置300は、ユーザとシステムとの相互作用を支援し、ユーザの健康および安全に関する重要な情報をリアルタイムで提供し、必要に応じて直ちに措置を取るために重要な役割を果たす。
一方、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置300におけるディスプレイは、これを実現する方式が限定されず、例えば、液晶(Liquid Crystal)、プラズマ(Plasma)、発光ダイオード(Light-Emitting Diode)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode)、表面伝導型電子放出装置(Surface-Conduction Electron-Emitter)、カーボンナノチューブ(Carbon Nano-Tube)、ナノクリスタル(Nano-Crystral)などの様々なディスプレイ方式に実現されることができる。また、ディスプレイ装置300は、液晶方式である場合に、液晶ディスプレイパネルと液晶ディスプレイパネルに光を供給するバックライトユニットと、液晶ディスプレイパネルを駆動させるパネル駆動部などを含み、バックライトユニットなしに、自発光素子であるOLEDパネルとして実現されることができる。すなわち、本発明によるディスプレイ装置300は、視覚的に情報を提供することができるすべての手段を含むことができ、本明細書においては、説明の便宜上、以下ではTVを前提として記載する。
本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムは、セットトップボックス100を含む。本発明によるセットトップボックス100は、ユーザのTV視聴情報を収集、格納および転送し、このような情報は、特に、視聴時間、視聴履歴などを含み、これを分析して、ユーザの日常的な視聴パターンを把握するのに使用される。
一方、本発明によるセットトップボックス100は、ディスプレイ装置300と有無線連結されてユーザの入力を受信し、これを処理する役割を果たし、例えば、ユーザがリモコン400を介して応答した異常状況通知の送信可否およびこれに対する確認メッセージは、セットトップボックス100に転送されて処理され、その結果は、サーバに転送されて以降の分析と処理に活用されることができる。また、セットトップボックス100は、ネットワークを介してサーバと連結されており、収集された視聴情報をサーバに転送することができ、これによりユーザの視聴パターンを把握し、これに基づいて危機状況の発生時に対応方法を設定または変更するのに使用されることができる。
また、本発明によるセットトップボックス100は、また、ユーザの生体情報に関するデータを受信し、これによりユーザの健康状態をモニタリングし、異常兆候が感知されるとすぐ通知を発送することができる。これにより、単身世帯の安全を迅速に確保することができる。
本発明の一実施形態によるTV視聴情報分析に基づく単身世帯危機状況対応および統合管理システムは、リモコン400を含む。本発明によるリモコン400は、ユーザがディスプレイ装置300とセットトップボックス100を制御するのに使用される主要入力装置であり、ユーザは、リモコン400を介して視聴チャンネルを変更するか、ボリュームを調節するなどの基本的なTV制御動作を行うことができる。
本発明によるリモコン400は、基本的な制御機能の他にも、ユーザのフィードバックに関するデータをセットトップボックス100とサーバに送受信することができ、例えば、異常状況通知の送信可否に対する確認メッセージをディスプレイ装置300に表示すると、ユーザは、これに対する応答をリモコン400を介して入力することができ、これにより、視聴パターンの変化などが正常であるか、それともユーザの安全に脅威があるかを判断するのに使用されることができる。
また、本発明によるリモコン400は、ユーザの生体情報を測定する生体センサ部を含むことができる。これは、ユーザの心拍数、体温などの生体情報を測定し、これをセットトップボックス100に転送する役割を行い、このような情報は、ユーザの健康状態をモニタリングし、異常状態を迅速に感知し、対応するために重要なデータを提供することができる。
本発明による生体センサ部は、より具体的には、ユーザの心拍数、体温、血中酸素濃度、湿度、および運動量のような様々な生体情報を測定することができるセンサで構成されることができ、このようなセンサは、ユーザの生理的状態と環境的条件に関するリアルタイム情報を提供し、ユーザの健康状態をモニタリングするために必要なデータをセットトップボックス100とサーバに伝達する。
例えば、心拍数センサは、ユーザの心臓拍動数を測定し、体温センサは、ユーザの体温を測定し、これらのセンサは、一般的に、ユーザの身体に接触して作動し、ユーザの生理的状態変化をリアルタイムでモニタリングする。また、血中酸素濃度センサは、ユーザの血中酸素濃度を測定し、呼吸困難やその他の呼吸関連の健康問題を感知するのに使用されることができる。湿度センサは、周辺環境の湿度を測定し、環境的要因がユーザの健康に及ぼす影響を判断するために役立つことができ、運動量センサ、例えば、ジャイロセンサは、ユーザの活動水準を測定し、長時間活動がないことを感知するか、ユーザの日常的な活動パターンからの離脱を感知するのに使用されることができる。
すなわち、本発明による生体センサ部は、ユーザの健康状態を正確に判断および予測して危機状況に迅速に対応するようにするすべての生体情報を測定するセンサを含むことができる。
本発明の一実施形態によるサーバ200は、通信部210、格納部220および制御部230を含むことができる。
本発明の一実施形態による通信部210は、セットトップボックス100または外部の他の電子装置などと有無線通信方式により通信することができる。したがって、有線接続のためのコネクタまたは端子を含む接続部以外にも、様々な他の通信方式でも実現されることができる。例えば、Wi-Fi、ブルートゥース(登録商標)、ジグビー(Zigbee)、赤外線通信、Radio Control、UWM(Ultra-Wide Band)、Wireless USB、NFC(Near Field Communication)のうち一つ以上の通信を行うように構成されることができる。通信部210は、BLE(Bluetooth Low Energy)、SPP(Serial Port Profile)、Wi-Fi Direct、赤外線通信、Zigbee、NFC(Near Field Communication)などの通信モジュールを含むことができる。また、通信部210は、Device、S/W module、Circuit、Chipなどの形態に実現されることができる。
本発明の一実施形態による通信部210は、前記の様々な通信モジュールを含むことができ、通信社別のIoT網を有するIoT通信モジュールを含むことができ、IoT通信モジュールは、個別の通信部210を有する複数のモノがネットワークを介して連結されて、様々なプラットフォームに基づいてサービスを行うことを可能にするすべてのIoT通信網を意味し得る。このようなIoT通信モジュールを用いると、設定された地域内でよりスムーズな通信網が提供されることができる。
本発明の一実施形態による格納部220は、通信部210を介してセットトップボックス100から情報を受信するか、外部サーバから情報を受信して、これを格納することができ、制御部230によって受信した視聴パターンおよび履歴などに関するデータを受信し、これを格納することができる。格納部220は、後述する制御部230の処理および制御に応じて様々なデータを格納することができる。格納部220は、制御部230によってアクセスし、データの読み取り、記録、修正、削除、更新などを行うことができる。格納部220は、サーバ200に対するシステム電源の提供有無とは無関係にデータを格納するように、フラッシュメモリ(flash-memory)、ハードディスクドライブ(hard-disc drive)、SSD(solid-state drive)などの不揮発性メモリを含むことができる。また、格納部220は、制御部230によって処理されるデータが臨時にローディングされるためのバッファ、ラムなどの揮発性メモリを含むことができる。
本発明の一実施形態による制御部230は、サーバ200の諸般の構成が動作するための制御を行うことができる。制御部230は、このような制御動作を行うようにする制御プログラム(あるいは命令(instruction))と、制御プログラムがインストールされる不活性のメモリ、インストールされた制御プログラムの少なくとも一部がロードされる揮発性のメモリおよびロードされた制御プログラムを行う少なくとも一つのプロセッサあるいはCPU(Central Processing Unit)を含むことができる。また、このような制御プログラムは、サーバ200以外にも、他の外部の電子装置にも格納されることができる。
制御プログラムは、BIOS、デバイスドライバー、運営体制、ファームウエア、プラットフォームおよび応用プログラム(アプリケーション)のうち少なくとも一つの形態に実現されるプログラムを含むことができる。一実施形態として、応用プログラムは、サーバ200の製造時に、サーバ200に予めインストールまたは格納されるか、あるいは以降使用時に、外部からアプリケーションのデータを受信し、受信したデータに基づいてサーバ200にインストールされることができる。アプリケーションのデータは、例えば、アプリケーションマーケットのような外部サーバからサーバ200にダウンロードされることもできるが、これに限定されるものではない。一方、制御部230は、device、S/W module、circuit、chipなどの形態またはその組み合わせとして実現されることができる。
本発明の一実施形態による制御部230は、セットトップボックス100からユーザのディスプレイ装置300に対する視聴時間、視聴履歴を含む視聴情報を受信すると、これに基づいて、ユーザの視聴パターンを識別することができる。ここで、予め設定された第1期間で視聴情報に基づいて複数の時間区間別のユーザの視聴パターンを識別することができ、例えば、予め設定された第1期間は、ユーザの普段のTV視聴パターンを把握するための期間を意味し、この期間は、様々に設定されることができるが、一般的には、ユーザの日常的な行動パターンを反映することができる十分な時間を含む。一例として、第1期間は、ユーザの一週間の視聴パターンを反映するように、一週間に設定されることができ、ユーザに応じて、1年、6ヶ月、1ヶ月などに設定されることができる。
すなわち、第1期間の間に、ユーザが、主に如何なる時間帯にTVを視聴するか、如何なる種類のプログラムを好むか、如何なるチャンネルを主に視聴するかなどの視聴情報が収集され、このような情報は、ユーザの普段の視聴パターンを理解するのに使用される。
一方、第1期間は、ユーザの視聴履歴において主なジャンルに応じて決定されることができ、例えば、ドラマのようなシリーズものをよく見るユーザの場合には、シリーズ物が反映される平均期間である2~3ヶ月の単位で第1期間が設定されることができ、映画のような短編をよく見るユーザの場合には、それぞれの特定の曜日、例えば、毎週水曜日から木曜日ごとに視聴パターンを把握するための期間を設定することができ、芸能プログラムのように毎週放送するコンテンツをよく見るユーザの場合には、第1期間が1週間に設定されることができる。
一方、本発明による複数の時間区間は、第1期間をより小さい単位の時間区間に分けたものを意味し、このような複数の時間区間は、ユーザの一日視聴パターンをさらに詳細的に理解し、分析するのに使用されることができる。例えば、第1期間が一日であれば、これを朝、昼、夕方、深夜の四種の時間区間に分けることができ、各時間区間は、ユーザの特定の時間帯に対する視聴習慣と好みを分析するのに使用され、これは、ユーザの普段の視聴パターンからの離脱を感知するために役に立つ。
また、第1期間が一週間であれば、これを曜日ごとに分けて7個の時間区間に設定することができる。このように設定された複数の時間区間は、各曜日によるユーザの視聴パターンを分析し、平日と週末、あるいは特定の曜日に対する好みなどを把握するのに使用されることができる。すなわち、本発明による複数の時間区間は、ユーザの詳細的な視聴パターンを理解し、特定の時間帯や曜日に対する好みおよび習慣を分析し、視聴パターンにおける異常可否を感知するために必要である。
本発明による視聴パターンは、ユーザのTV視聴習慣と好みを示す情報を意味し、視聴パターンは、視聴するコンテンツのジャンル、チャンネル変動回数、特定コンテンツの繰り返し視聴回数、累積視聴時間、前記複数の時間区間それぞれに対する平均視聴時間を含むことができる。
視聴するコンテンツのジャンルは、例えば、ユーザが毎日夕方8時に特定のドラマを視聴した場合、これは、そのユーザの視聴パターンの一つとして見なすことができ、また、ユーザが、主に、ニュースチャンネルを視聴した場合、それも視聴パターンとして解釈することができ、また、ほとんどの時間をドラマや映画を視聴するのに使用した場合、視聴パターンは、このようなジャンルに偏るものと解釈することができる。
一方、視聴パターンは、ユーザがどのくらいの頻度でチャンネルを変更するかを数値化したチャンネル変更回数を意味し得、このようなチャンネル変更回数が大きいほど、ユーザが特定のプログラムに満足しなかったか、様々なプログラムを好む傾向があることを意味し得る。例えば、ユーザが一日に平均10回以上チャンネルを変更した場合、これは、彼らが様々なプログラムを検索する傾向があると解釈することができる。
一方、視聴パターンは、特定のプログラムやショーを繰り返して視聴する繰り返し視聴回数を意味し得るが、ユーザが、当該コンテンツを好むか、そのコンテンツに特に関心があることを示すことができる。例えば、ユーザがドラマを一週間に三回視聴した場合、これは、彼らの視聴パターンの一つとして解釈することができる。
また、視聴パターンは、ユーザがTVを視聴するのにどれだけ多くの時間がかかるか累積視聴時間を意味し得、例えば、ユーザが一週間に総30時間TVを視聴した場合、これを一般的視聴パターンの一部として解釈することができる。
また、視聴パターンは、ユーザが所定の時間帯に特定のプログラムを視聴する傾向を判断する複数の時間区間それぞれに対する平均視聴時間を意味し得るが、例えば、ユーザが、主に、午後8時から10時の間にTVをよく視聴した場合、この時間帯を主要時間として解釈することができる。
本発明の一実施形態による制御部230は、第1期間で複数の時間区間のうち第1時間区間での識別された第1視聴パターンと、第1期間以降である第2期間で第1時間区間と対応する第2時間区間で識別された第2視聴パターンが相違すると、格納部に予め格納されたユーザの周りの人および緊急機関を含む対応人力に異常状況通知を送信することができる。
例えば、ユーザが、第1期間の間には、主に、夕方7時から9時までドラマを視聴するパターンを見せると、これは、第1視聴パターンとして識別されることができ、その後、第2期間に、当該ユーザが、同じ時間にニュースを視聴するか、TVを全く見ないパターンを見せると、これは、第2視聴パターンとして識別されることができる。したがって、本発明による制御部230は、第1期間の間に識別された第1視聴パターンとその後の第2期間での第2視聴パターンが相違する場合、これを異常状況と判断し、通知を送信することができる。ここで、通知は、予め格納されたユーザの周りの人と緊急機関を含む対応人力に発送されることができ、ここで、それぞれのスマート端末、コンピュータなどに発送されることができる。例えば、ユーザの周りの人になり得る保護者、子女、友達などのスマートフォンに単身世帯の危機状況対応統合管理システムに対するアプリケーションがインストールされることができ、アプリケーションを介して保護者の健康状態を通知することができ、視聴パターンが変化した場合に、保護者がユーザの安全可否を直接チェックすることができるように通知することも可能である。
すなわち、ユーザの視聴パターンが急に変更された時に、これは、ユーザが日常的な生活パターンから逸脱した可能性を示唆するため、周りの人や緊急機関に通知を送信して、ユーザの状態を確認するか、必要な措置を取るようにすることで、単身世帯の安全を保障するのに効果的に役立つことができる。
本発明の一実施形態による制御部230は、第1視聴パターンと第2視聴パターンが相違すると、ディスプレイ装置300にユーザに異常状況通知の送信可否に対する確認メッセージを表示し、リモコン400を介して異常がないことに関するメッセージを含む第1ユーザ入力を受信すると、第1視聴パターンを前記第2視聴パターンにアップデートし、リモコン400を介して予め設定された時間範囲を超えて第1ユーザ入力を受信しなかったか、異常ありのメッセージを含む第2ユーザ入力を受信すると、対応人力に緊急状況通知を送信するように制御することができる。
本発明のさらに他の実施形態として、制御部230は、第1視聴パターンと第2視聴パターンが相違すると、ディスプレイ装置300にユーザに異常状況通知の送信可否に関する確認メッセージを表示するように制御することができる。例えば、ユーザが、一般的に夕方時間帯に視聴していたドラマを急に視聴しなかった場合、制御部230は、ディスプレイ装置300を介してユーザに「もしかすると緊急な状況ですか?」などのメッセージを含む通知を表示し、制御部230は、リモコン400を介してユーザからの入力を待機し、仮に、ユーザがリモコン400を介して健康に関する問題に対する異常なしのメッセージが含まれた第1ユーザ入力を送信すると、これを正常な対応と判断して視聴パターンが単純変更されたとみなし、第1視聴パターンを第2視聴パターンにアップデートする。例えば、ユーザが夕方時間帯にドラマではなくニュースを見始めた場合には、これは新たな視聴パターンとして見なされ、アップデートされることができる。
一方、制御部230は、予め設定された時間範囲を超えて第1ユーザ入力を受信しなかったか、異常ありのメッセージを含む第2ユーザ入力を受信すると、直ちに対応人力に緊急状況通知を送信する。例えば、設定された時間範囲内にユーザから「異常なし」に対する入力がないか、ユーザが「緊急状況」メッセージを転送すると、制御部230は、これを緊急状況と判断し、格納部に格納された緊急連絡先に通知を送信する。このように、本発明による制御部230は、ユーザの視聴パターン変化に対応して安全状況を感知し、危急状況が発生した時に、直ちに対応人力に通知を転送して、単身世帯の安全を効果的に保障することができる。
制御部230は、リモコン400を介してユーザから直接緊急状況発生に対する第3ユーザ入力を受信することができる。例えば、ユーザが家の中で事故に遭ったか、その他の緊急状況が発生した時に、ユーザは、リモコン400の特定のボタンを押して、「緊急状況通知」を転送することができ、これは、リモコン400に割り当てられた特定のボタン、例えば、「緊急呼び出し」ボタンを押す行為により行われることができる。
このように、第3ユーザ入力を受信すると、制御部230は、格納部に格納された対応人力の連絡先情報を参照して、直ちに対応人力に緊急状況が発生したことを知らせる通知メッセージを転送することができる。ここで、通知メッセージは、ユーザの位置情報、特定の状況による追加情報(例えば、ユーザが選択した「緊急状況」類型など)を含むことができる。
本発明の一実施形態によるセットトップボックス100は、生体センサ部を介してユーザ識別情報を受信すると、ユーザ識別情報に対応して予め設定された生体情報に対する生体測定情報をリモコン400に送信し、制御部230は、生体測定情報が、ユーザに対応して設定された異常範囲に該当すると、対応人力に緊急状況通知を送信するように制御することができる。
すなわち、本発明によるセットトップボックス100は、生体センサ部を介してユーザの識別情報を受信することができ、ユーザの識別情報は、ユーザがシステムに登録する時入力した情報を含み、例えば、ユーザの名前、年齢、性別、健康状態などを含むことができる。また、ユーザの識別情報は、ユーザの一般的な生体情報範囲も含むことができ、例えば、ユーザの正常な心拍数範囲、体温、血圧などを含むことができる。
一方、本発明によるセットトップボックス100は、このようなユーザの識別情報に応じて予め設定された生体情報に対する生体測定情報を制御部230に送信することができ、例えば、ユーザの心拍数が、識別情報で設定された正常範囲から逸脱すると、セットトップボックス100は、この情報を制御部230に転送することができる。
本発明による制御部230は、生体測定情報が、ユーザに対応して設定された異常範囲に該当するか判断することができ、例えば、ユーザの心拍数が速すぎるか遅すぎる場合、これを異常範囲と判断して通知情報を送信するか、ディスプレイ装置300に確認メッセージを表示するなどの異常状況の発生を予想した対応を行うことができ、ここで、異常範囲は、ユーザの健康状態、年齢、性別などに応じて異なるように設定されることができ、生体測定情報が異常範囲に該当する場合、対応人力にユーザの識別情報、現在の生体測定情報、異常範囲などを含む緊急状況通知を送信し、ユーザの状況を迅速に把握し、適切な措置を取るようにすることができる。
本発明による制御部230は、緊急状況通知を受ける対応人力を選択することができ、ここで、対応人力は、ユーザが予め指定した緊急連絡先を含み、これは、家族、友達、隣人、医療陣、警察などになり得る。対応人力に関する情報は、システムに予め格納され、必要に応じて、アップデートされることができる。
一方、本発明による制御部230は、ユーザのセットトップボックス100とユーザ以外の他の単身世帯のセットトップボックス100との相互データを送受信するように中継することができ、これにより、ユーザと他の第1ユーザとの連絡網を構築するようにすることができる。これは、単身世帯のうち独居老人など保護者と連絡が切れたか、特に保護者がいない場合に、緊急人力以外に、他の単身世帯の第1ユーザに通知情報が発送されるようにすることで、異常状況をチェックすることができるようにするし、単身世帯の構成員に属するユーザと第1ユーザとの関係を確立することで、互いにさびしさやその他の否定的な感情に柔軟に対応するようにすることができる。
そこで、本発明の一実施形態による制御部230は、単身世帯のセットトップボックス100のユーザと他の単身世帯の第1セットトップボックスの第1ユーザをそれぞれの視聴パターン類似度に基づいてマッチングすることができる。これは、相互活動時間が類似する単身世帯構成員間のマッチングを行うことで、ある1人に異常状況が発生した場合に、リアルタイムで対応しやすくするためである。
一方、本発明による制御部230は、また、マッチングされたユーザが互いに通信することができるように助ける機能も提供することができる。これは、例えば、チャット機能、音声呼び出し、ビデオ呼び出しなどの形態を含むことができる。ユーザは、このような機能を介して互いの状況をチェックするか、日常的な会話を交わすなどの相互作用を行うことができる。このような相互作用は、単身世帯のユーザがさびしさを低減することができるように助けるだけでなく、互いに異常状況を迅速に知らせることができるさらなる経路を提供する。
最後に、本発明によるセットトップボックス100は、自らソフトウェアアップデートを行うことができる機能も有することができる。この機能を介して、セットトップボックス100は、ユーザのパターンをより正確に認識し、より向上した方法でユーザを保護するのに役に立つ新たな機能を受け入れることができる。このように、本発明は、以降、技術発展を容易に収容し、ユーザの安全と福祉を継続して向上させることができる基盤を提供することができる。
本発明の一実施形態による制御部230は、格納部に予め格納されたユーザの連絡先のうち親密度点数を超えるユーザの知人または友達に対して、異常状況通知を送信するように制御することができる。すなわち、制御部230は、ユーザとその知人または友達との関係を分析する機能を行うことができ、ユーザとその知人または友達との通話頻度、通話時間、互いのセットトップボックス100でアクセスした時間などのデータを活用して、親密度点数を計算する。例えば、通話頻度が高く、通話時間が長く、互いのセットトップボックス100でのアクセス時間が多く重なる知人または友達は、親密度点数が高く算定される。このために、セットトップボックス100は、ユーザのスマートフォンと連携してデータを送受信するように設けられることができる。
一方、このような方式でユーザとその知人または友達との親密度点数を計算した後、この点数が所定の基準を超える場合にのみ、異常状況通知をその知人または友達に送信するように制御することができるが、この基準は、ユーザまたは管理者によって予め設定されることができ、ユーザの状況に応じて調整されることができる。
例えば、ユーザが普段よく通話する知人Aの親密度点数が80であり、たまに通話する知人Bの親密度点数が50であると、制御部230は、親密度点数基準を70に設定した場合、異常状況通知は、知人Aにのみ発送される。このようにすることで、異常状況通知が迅速に伝達され、ユーザの状況にさらに適切に対応することができる。このような親密度点数は、ユーザの行動パターンに応じて継続してアップデートされ、ユーザの社会的ネットワークの変化に迅速に反応する。
一方、本発明による制御部230は、ユーザのスマートフォンおよびセットトップボックス100からユーザのスマートフォン使用履歴およびセットトップボックス100視聴履歴に基づいて、格納部に格納された連絡先の親密度点数を下記の[数学式1]により算出することができ、算出された親密度点数が最も高い連絡先に緊急状況または異常状況に対する通知を送信するか、これを知らせるアプリケーションのインストール情報などを送信することができる。
[数学式1]
[数学式1]中、Cは、全体の連絡先の個数であるn個から文字列で整列した時にk番目で表される連絡先の親密度点数を意味し、aは、k番目の連絡先の予め設定された期間での累積通話回数を意味し、bは、k番目の連絡先の予め設定された期間での累積通話時間を意味し、nは、ユーザのスマートフォンに格納された連絡先の総個数を意味する。
これにより、累積通話回数と累積通話時間が高いほど、親密度点数が高く設定されることができ、n個の連絡先に対する親密度点数を高い順に整列し、このうち最も親密度点数が高い連絡先に緊急状況または異常状況に対する通知を送信するように制御することができる。これにより、ユーザは、主に独居老人である場合が多いが、この際、親戚関係でも互いに仲が悪くて連絡をしてもしょうがない場合が発生してユーザが心の傷を負う可能性があり、適時に対応を受けることができない場合が生じることを最小化することができる。
一方、本発明の一実施形態による制御部230は、予め格納されたユーザの連絡先から単身世帯の危機状況対応および統合管理システムに加入された連絡先のうち視聴パターンと通話履歴に基づいて親密度点数を算定し、活動時間が類似する人が異常状況に対応するようにし、異常状況に直ちに対応することができる確率を向上させることができる。このような事項が反映された親密度点数は、下記の[数学式2]により算出することができる。
[数学式2]
前記[数学式2]中、C’は、視聴パターンおよび通話履歴が反映された親密度点数を意味し、m1は、ユーザの一日平均累積視聴時間を意味し、m2は、k番目の連絡先のセットトップボックス100とユーザのセットトップボックス100が同時に作動している一日平均重複時間を意味する。
これにより、既存の通話時間および通話頻度が大きくなるほど親密度点数が上昇するが、セットトップボックス100が同時に作動する時間が多くなるほど親密度点数が上昇するようにして、主な活動時間が類似しており、通話時間および通話頻度が大きい連絡先に最優先に異常状況に対応するようにして、異常状況に直ちに対応することができる確率を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について図示して説明したが、本発明は、上述の特定の実施形態に限定されず、請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱することなく、当該発明が属する技術分野において通常の知識を有する者によって様々な変形実施が可能であることは言うまでもなく、このような変形実施形態は、本発明の技術的思想や見込みから個別に理解されてはならない。
100 セットトップボックス
200 サーバ
210 通信部
220 格納部
230 制御部
300 ディスプレイ装置
400 リモコン

Claims (2)

  1. TV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システムであって、
    ディスプレイ装置にデータを送受信するセットトップボックスと、
    前記ディスプレイ装置に対する動作を制御するリモコンと
    を含み、
    前記セットトップボックスとネットワーク的に連結されたサーバを含み、
    前記サーバは、通信部、格納部および制御部を含み、
    前記制御部は、前記セットトップボックスからユーザの前記ディスプレイ装置に対する視聴時間、視聴履歴を含む視聴情報を受信すると、予め設定された第1期間で前記視聴情報に基づいて複数の時間区間別のユーザの視聴パターンを識別し、
    前記制御部は、前記第1期間で前記複数の時間区間のうち第1時間区間での識別された第1視聴パターンと、前記第1期間後である第2期間で前記第1時間区間と対応する第2時間区間で識別された第2視聴パターンが相違すると、前記格納部に予め格納されたユーザの周りの人および緊急機関を含む対応人力に異常状況通知を送信し、
    前記制御部は、前記第1視聴パターンと前記第2視聴パターンが相違すると、前記ディスプレイ装置に、ユーザに異常状況通知の送信可否に対する確認メッセージを表示し、前記リモコンを介して異常なしのメッセージを含む第1ユーザ入力を受信すると、前記第1視聴パターンを前記第2視聴パターンにアップデートし、前記リモコンを介して予め設定された時間範囲を超えて前記第1ユーザ入力を受信しなかったか、異常ありのメッセージを含む第2ユーザ入力を受信すると、前記対応人力に緊急状況通知を送信し、
    前記制御部は、前記リモコンを介して緊急状況の発生に対する第3ユーザ入力を受信すると、前記対応人力に緊急状況通知を送信することを特徴とする、TV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システム。
  2. 前記リモコンは、ユーザの生体情報を測定する生体センサ部を含み、
    前記セットトップボックスは、前記生体センサ部を介してユーザ識別情報を受信すると、前記ユーザ識別情報に対応して予め設定された生体情報に対する生体測定情報を前記制御部に送信し、
    前記制御部は、前記生体測定情報がユーザに対応して設定された異常範囲に該当すると、前記対応人力に緊急状況通知を送信し、
    前記制御部は、前記セットトップボックスのユーザと前記サーバと連結された他の第1セットトップボックスの第1ユーザそれぞれの視聴パターンを識別し、これらが類似すると、互いを対応人力としてマッチングし、前記セットトップボックスと前記第1セットトップボックスとのチャット、音声、ビデオ呼び出しの形態で通信することができるようにすることを特徴とする、請求項に記載のTV視聴情報分析に基づく単身世帯の危機状況対応および統合管理システム。
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