JP7461736B2 - 施工現場において作業機械の施工計画を決定するためのシステムおよび方法 - Google Patents

施工現場において作業機械の施工計画を決定するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、施工現場において作業機械の施工計画を決定するためのシステムおよび方法に関する。
ある種の施工現場では、切土領域から切り出された土を、作業機械によって運搬して、盛土領域に置く施工が行われる。例えば特許文献1は、このような施工の生産性を向上させるためのシミュレーションシステムを開示している。特許文献1のシミュレーションシステムは、施工現場の現況地形と設計地形との差分から、施工現場の施工量を示す施工量データを取得する。シミュレーションシステムは、作業機械の台数と施工能力とを含む原単位データを取得する。シミュレーションシステムは、施工の手順と作業機械の走行経路とを含む施工条件データを取得する。シミュレーションシステムは、施工量データと、原単位データと、施工条件データとから、施工現場の施工状況と作業機械の稼働状況とをシミュレーションする。
国際公開公報WO2017/170968号
施工現場の生産性を向上させるためには、いかに効率的に土を運搬するかが重要な要素の一つである。例えば、切土領域と盛土領域とが、施工現場において複数の領域に分散している場合、切土領域と盛土領域とを結ぶ走行経路の多数の組み合わせが考えられる。また、施工の進捗に応じて、施工現場の地形は変化する。施工現場の地形が変化すると、選択可能な走行経路も変化する。従って、走行経路の組み合わせに加えて、施工順序をどうするかが、施工効率に大きな影響を与える。
本開示の目的は、施工の進捗に伴う地形の変化を考慮して、走行経路の変化のシミュレーションを行うことにより、施工効率を向上させることができる施工計画を決定するためのシステムおよび方法を提供することにある。
本開示の第1の態様は、施工現場において作業機械の施工計画を決定するためのシステムである。当該システムは、領域データモジュールと計画モジュールとを備える。領域データモジュールは、切土領域データと盛土領域データとを取得する。切土領域データは、施工現場において複数の切土領域の位置を示す。盛土領域データは、施工現場において複数の盛土領域の位置を示す。計画モジュールは、施工現場の地形の変化を考慮した切土領域と盛土領域とを結ぶ複数の走行経路の組み合わせを含む目標走行経路と施工順序とを、施工計画として決定する。
本開示の第2の態様は、施工現場において作業機械の施工計画を決定するためにコンピュータに実装される方法である。当該方法は、以下の処理を備える。第1の処理は、施工現場において複数の切土領域の位置を示す切土領域データを取得することである。第2の処理は、施工現場において複数の盛土領域の位置を示す盛土領域データを取得することである。第3の処理は、作業機械の施工による施工現場の地形の変化を考慮した切土領域と盛土領域とを結ぶ複数の走行経路の組み合わせを含む目標走行経路と施工順序とを、施工計画として決定することである。なお、各処理の実行の順序は、上記の記載の順序に限らず、変更されてもよい。
本開示に係るシステムおよび方法によれば、施工効率を向上させるために適切な施工計画を決定することができる。
実施形態に係るシステムの構成を示す模式図である。 目標走行経路を決定するための処理を示すフローチャートである。 現況地形の一例を示す上面図である。 切土領域と盛土領域と境界領域とに分割された現況地形の一例を示す図である。 領域分割の処理を示すフローチャートである。 複数の要素領域に分割された現況地形の一例を示す図である。 高低差データの一部を示す拡大図である。 要素領域のグループ化を示す図である。 手動による領域分割を示す図である。 手動による領域分割を示す図である。 走行経路の候補の決定方法を示す模式図である。 走行経路の候補の決定方法を示す模式図である。 施工によって変化した現況地形の高さの算出方法を示す図である。 目標走行経路の一例を示す図である。 施工工程表の一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。図1は、実施形態に係るシステム1の構成を示す模式図である。本実施形態に係るシステム1は、施工現場において作業機械の目標走行経路を決定するためのシステムである。図1に示すように、システム1は、コンピュータ11と、入力装置12と、ディスプレイ13とを備える。コンピュータ11は、プロセッサ14と、記憶装置15と、通信インタフェース16と、I/Oインタフェース17とを含む。
プロセッサ14は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ14は、GPU(Graphics Processing Unit)などの他のプロセッサであってもよい。記憶装置15は、記録されたプログラム及びデータなどの情報をプロセッサ14が読み取り可能なように記録する媒体を含む。記憶装置15は、RAM(Random Access Memory)、或いはROM(Read Only Memory)などのシステムメモリと、補助記憶装置とを含む。補助記憶装置は、例えばハードディスク等の磁気的記録媒体、CD、DVD等の光学的記録媒体、或いは、フラッシュメモリ等の半導体メモリであってもよい。記憶装置15は、システム1に内蔵されてもよい。記憶装置15は、システム1に着脱可能に接続される記録媒体を含んでもよい。
通信インタフェース16は、通信ネットワークを介した通信を行うためのインタフェースである。通信インタフェース16は、例えば有線LAN(Local Area Network)モジュール、或いは無線LANモジュール等である。システム1は、通信ネットワークを介して、外部のコンピュータにデータを送信する。また、システム1は、通信ネットワークを介して、外部のコンピュータからデータを受信する。
システム1は、I/Oインタフェース17を介して、入力装置12およびディスプレイ13に接続される。入力装置12は、オペレータがシステム1への入力を行うための装置である。入力装置12は、例えば、マウス、或いはトラックボール等のポインティングデバイスを含む。入力装置12は、キーボード等の文字入力のための装置を含んでもよい。入力装置12は、タッチパネルを含んでもよい。入力装置12は、オペレータによる操作を受け付ける。入力装置12は、オペレータによって入力された操作を示す信号をコンピュータ11に出力する。
ディスプレイ13は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、或いは有機ELディスプレイ(OELD)である。ディスプレイ13は、他の種類のディスプレイであってもよい。ディスプレイ13は、コンピュータ11からの映像信号に応じた映像を表示する。
図1に示すように、システム1は、領域データモジュール21と、計画モジュール22と、出力モジュール23とを含む。モジュール21-23は、プロセッサ14によって実行されるプログラム、アルゴリズム、或いはデータを含んでもよい。モジュール21-23は、単一のプロセッサによって実現されてもよく、或いは複数のプロセッサに分散して実現されてもよい。
図2は、作業機械の施工計画を決定するためにシステム1によって実行される処理を示すフローチャートである。作業機械の施工計画は、作業機械の目標走行経路と施工順序とを含む。図2に示すように、ステップS101では、領域データモジュール21は、現況地形データを取得する。現況地形データは、施工現場の現況地形を示す3次元の測量データである。現況地形データは、現況地形上の各地点の平面座標と高さとを含む。図3は、現況地形31の一例を示す上面図である。
ステップS102では、領域データモジュール21は、目標地形データを取得する。目標地形データは、施工現場の目標地形を示す3次元の設計データである。目標地形データは、目標地形上の各地点の平面座標と高さとを含む。現況地形データと目標地形データとは、例えば、外部のコンピュータから通信ネットワークを介して、システム1に送信され、記憶装置15に保存される。或いは、現況地形データと目標地形データとは、記録媒体を介して、システム1に入力されてもよい。
ステップS103では、領域データモジュール21は、施工条件データを取得する。施工条件データは、施工現場での施工に利用可能な作業機械の台数と施工能力とを含む。作業機械は、例えば、ブルドーザ、油圧ショベル、或いはダンプトラックを含む。施工能力は、例えば、ブルドーザ或いは油圧ショベルが掘削可能な単位時間当たりの土量であってもよい。施工能力は、ブルドーザのブレードの容量、或いは油圧ショベルのバケットの容量であってもよい。施工能力は、ダンプトラックが運搬可能な土量であってもよい。施工条件データは、外部のコンピュータから通信ネットワークを介して、システム1に送信され、記憶装置15に保存される。或いは、施工条件データは、記録媒体を介して、システム1に入力されてもよい。或いは、施工条件データは、入力装置12を介してオペレータによって入力されてもよい。
ステップS104では、領域データモジュール21は、領域分割を実行する。ここでは、領域データモジュール21は、現況地形31を、切土領域と盛土領域と境界領域とに分割する。切土領域は、作業機械が切土作業を行う領域である。切土作業では、作業機械は現況地形31を掘削する。盛土領域は、作業機械が盛土作業を行う領域である。盛土作業では、作業機械は現況地形31上に土を置く。図4は、分割された現況地形31の一例を示す図である。図4に示す例では、現況地形31は、切土領域A1-A6と、盛土領域B1-B6と、境界領域C1-C6とに分割された現況地形31を示している。
図5は、領域分割の処理を示すフローチャートである。図5に示すように、ステップS201では、領域データモジュール21は、現況地形31を複数の要素領域に分割する。要素領域は、例えば正方形の形状を有する。要素領域は、例えば三角形、或いは六角形など他の形状を有してもよい。各要素領域の大きさは、領域分割のために適切に予め定められて、記憶装置15に保存されている。
図6は、複数の要素領域に分割された現況地形31の一例を示す図である。領域データモジュール21は、各要素領域F(p,q)の高さを算出する。例えば、領域データモジュール21は、要素領域F(p,q)内の現況地形31の高さの平均値を、要素領域F(p,q)の高さとして算出する。或いは、領域データモジュール21は、要素領域F(p,q)内の現況地形31の任意の代表地点の高さを、要素領域F(p,q)の高さとして算出してもよい。
ステップS202では、領域データモジュール21は、要素領域F(p,q)の高低差データを取得する。高低差データは、各要素領域F(p,q)における現況地形31と目標地形との高さの差を示す。図7は、要素領域F(p,q)(p=1,2,3,...、q=1,2,3,...)の高低差データの一部を示す拡大図である。なお、図7では、各要素領域F(p,q)の一部のみに符号が付されており、他の各要素領域F(p,q)の符号は省略されている。
図7において、各要素領域F(p,q)に付された数値は、各要素領域F(p,q)の高低差を示す。正の値は、現況地形31が目標地形よりも上方に位置することを示す。負の値は、現況地形31が目標地形よりも下方に位置することを示す。0は、現況地形31が目標地形と同じ高さであることを示す。なお、図7に示す数値は単なる例示であり、これらの限定されるものではない。
ステップS203では、領域データモジュール21は、各要素領域F(p,q)の属性を決定する。領域データモジュール21は、現況地形31が目標地形よりも上方に位置する要素領域F(p,q)を切土属性として決定する。すなわち、領域データモジュール21は、正の値の高低差データを有する要素領域F(p,q)の属性を、切土属性に決定する。
領域データモジュール21は、現況地形31が目標地形よりも下方に位置する要素領域F(p,q)を盛土属性として決定する。すなわち、領域データモジュール21は、負の値の高低差データを有する要素領域F(p,q)の属性を、盛土属性に決定する。領域データモジュール21は、現況地形31が目標地形と同じ高さに位置する要素領域F(p,q)を境界属性として決定する。すなわち、領域データモジュール21は、0の値の高低差データを有する要素領域F(p,q)の属性を、境界属性に決定する。なお、掘削機械の施工性の観点から、実質的に同じ高さと見なせる程度に小さな高低差については0と見なされてもよい。
ステップS204では、領域データモジュール21は、要素領域F(p,q)をグループ化する。詳細には、領域データモジュール21は、互いに隣り合う切土属性を有する要素領域F(p,q)をグループ化する。領域データモジュール21は、互いに隣り合う盛土属性を有する要素領域F(p,q)をグループ化する。領域データモジュール21は、互いに隣り合う境界属性を有する要素領域F(p,q)をグループ化する。
ステップS205では、領域データモジュール21は、切土領域データを取得する。領域データモジュール21は、切土属性を有する要素領域F(p,q)のグループを切土領域として決定する。領域データモジュール21は、切土領域に含まれる要素領域F(p,q)の位置と高低差データとを切土領域データとして取得する。領域データモジュール21は、切土領域の代表点の位置を切土領域の位置として決定する。代表点は、切土領域の重心の位置であってもよい。或いは、代表点は、入力装置12によって設定されてもよい。
ステップS206では、領域データモジュール21は、盛土領域データを取得する。領域データモジュール21は、盛土属性を有する要素領域F(p,q)のグループを盛土領域として決定する。領域データモジュール21は、盛土領域に含まれる要素領域F(p,q)の位置と高低差データとを切土領域データとして取得する。領域データモジュール21は、盛土領域の代表点の位置を盛土領域の位置として決定する。代表点は、盛土領域の重心の位置であってもよい。或いは、代表点は、入力装置12によって設定されてもよい。
ステップS207では、領域データモジュール21は、境界領域データを取得する。領域データモジュール21は、境界属性を有する要素領域F(p,q)のグループを境界領域として決定する。領域データモジュール21は、境界領域に含まれる要素領域F(p,q)の位置と高低差データとを境界領域データとして取得する。
図7に示した例では、図8に示すように、領域データモジュール21は、切土属性を有する要素領域F(p,q)のグループを切土領域A1,A2として決定する。領域データモジュール21は、盛土属性を有する要素領域F(p,q)のグループを盛土領域B1として決定する。領域データモジュール21は、境界属性を有する要素領域F(p,q)のグループを境界領域C1,C2として決定する。以上の処理により、図4に示すように、施工現場の現況地形31が、切土領域A1-A6と、盛土領域B1-B6と、境界領域C1-C6とに分割される。
なお、図9に示すように、オペレータによる入力装置12の操作によって、現況地形31の任意の範囲D1を指定可能であってもよい。図10に示すように、領域データモジュール21は、指定された範囲D1内の現況地形31を、盛土領域B7として、さらに分割してもよい。或いは、領域データモジュール21は、指定された範囲内の現況地形31を、切土領域として、さらに分割してもよい。
図2に示すステップS105では、領域データモジュール21は、施工土量を取得する。詳細には、領域データモジュール21は、各切土領域の施工土量を取得する。切土領域の施工土量は、作業機械によって掘削される土量を示す。領域データモジュール21は、各盛土領域の施工土量を取得する。盛土領域の施工土量は、作業機械によって現況地形31上に置かれる土量を示す。領域データモジュール21は、現況地形31と目標地形との体積の差から、各切土領域の施工土量と、各盛土領域の施工土量とを算出する。
ステップS106では、出力モジュール23は、分割された各領域をディスプレイ13に表示する。出力モジュール23は、現況地形31上の切土領域と盛土領域と境界領域とを異なる色でディスプレイ13に表示する。それにより、図4に示すように、切土領域A1-A6と、盛土領域B1-B6と、境界領域C1-C6とに分割された現況地形31が、ディスプレイ13に表示される。出力モジュール23は、各領域での土量分布に応じて、濃淡を付けて各領域をディスプレイ13に表示してもよい。
ステップS107では、計画モジュール22は、通過禁止領域の位置を取得する。計画モジュール22は、隣り合う要素領域F(p,q)の高低差から勾配を算出する。例えば、計画モジュール22は、閾値以上の勾配を有する要素領域F(p,q)を、通過禁止領域として決定する。計画モジュール22は、閾値より小さい勾配を有する要素領域F(p,q)を、通過可能領域として決定する。或いは、オペレータによる入力装置12の操作によって、通過禁止領域が決定されてもよい。
ステップS108では、計画モジュール22は、目標走行経路と施工順序とを決定する。目標走行経路は、切土領域と盛土領域とを結ぶ複数の走行経路の組み合わせを含む。走行経路は、切土領域の代表点と盛土領域の代表点とを結ぶ。計画モジュール22は、走行経路の複数の候補のなかから、作業機械による施工のコストを最小とする候補を目標走行経路として決定する。
計画モジュール22は、通過禁止領域を通過する走行経路を除いて走行経路の候補を決定する。また、計画モジュール22は、施工現場の地形の変化を考慮して、目標走行経路の複数の候補を決定する。例えば、計画モジュール22は、作業機械による施工により通過禁止領域が通過可能領域に変化することを考慮して、走行経路の候補を決定する。
図11および図12は、走行経路の候補の決定方法を示す模式図である。図11に示すように、現況地形31は、例えば、第1切土領域A11と、第2切土領域A12と、第3切土領域A13とを含む。また、現況地形31は、第1盛土領域B11と、第2盛土領域B12と、第3盛土領域B13とを含む。
第1切土領域A11と、第2切土領域A12と、第3切土領域A13との勾配により、第1切土領域A11と、第2切土領域A12と、第3切土領域A13とをそれぞれ通過する走行経路は、通過禁止領域と決定されている。第1盛土領域B11と、第2盛土領域B12と、第3盛土領域B13との勾配により、第1盛土領域B11と、第2盛土領域B12と、第3盛土領域B13とをそれぞれ通過する走行経路は、通過禁止領域と決定されている。
従って、計画モジュール22は、第1切土領域A11と、第2切土領域A12と、第3切土領域A13との上を通る経路を、走行経路の候補から除外する。また、計画モジュール22は、第1盛土領域B11と、第2盛土領域B12と、第3盛土領域B13との上を通る経路を、走行経路の候補から除外する。そのため、図11に示すように、計画モジュール22は、経路R1-R3を第1番目の走行経路の候補として決定する。
図12において、S1は第1番目の目標経路の候補を示している。S21は、経路R1が第1番目の目標経路として選択された場合の第2番目の目標経路の候補を示している。経路R1は、作業機械が、第1切土領域A11で切土作業を行い、第1切土領域A11で取得した土を第1盛土領域B11に搬送する施工パターンを示す。S22は、経路R2が第1番目の目標経路として選択された場合の第2番目の目標経路の候補を示している。経路R2は、作業機械が、第2切土領域A12で切土作業を行い、第2切土領域A12で取得した土を第2盛土領域B12に搬送する施工パターンを示す。S23は、経路R3が第1番目の目標経路として選択された場合の第2番目の目標経路の候補を示している。経路R3は、作業機械が、第3切土領域A13で切土作業を行い、第3切土領域A13で取得した土を第3盛土領域B13に搬送する施工パターンを示す。
S21に示されているように、経路R1が第1番目の目標経路として選択されると、作業機械によって、第1切土領域A11が掘削され、第1盛土領域B11が埋められる。従って、第1切土領域A11と第1盛土領域B11との勾配が小さくなり、計画モジュール22は、第1切土領域A11と第1盛土領域B11とを通過する走行経路を、通過禁止領域から通過可能領域に変更する。そのため、S21に示すように、計画モジュール22は、経路R4,R5を第2番目の走行経路の候補として決定する。
図12において、S31-S36は、第2番目の目標経路の候補S21-S23のそれぞれに対応する第3番目の目標経路の候補を示している。S33に示すように、S21において第2番目の目標経路の候補として経路R4が選択されると、作業機械によって、第3切土領域A13が掘削され、第3盛土領域B13が埋められる。従って、第3切土領域A13と第3盛土領域B13との勾配が小さくなり、計画モジュール22は、第3切土領域A13と第3盛土領域B13とを通過する走行経路を、通過禁止領域から通過可能領域に変更する。そのため、S33に示すように、計画モジュール22は、経路R6を第3番目の走行経路の候補として決定する。
このように、施工の進捗に伴って施工現場の現況地形は変化していく。そのため、施工現場の各領域をどのような順序で施工するかによって、選択可能な走行経路も変化する。計画モジュール22は、施工のコストに基づいて、目標走行経路及び施工順序として決定する。例えば、計画モジュール22は、施工のコストが最小となるようにS1,S21-S23,S31-S36の中から走行経路の組み合わせと順序とを決定し、それらを目標走行経路及び施工順序として決定する。
以上のように、計画モジュール22は、切土領域と盛土領域とを結ぶ複数の走行経路の候補を決定し、コストが最小となる走行経路の組み合わせと順序とを、目標走行経路及び施工順序として決定する。コストは、水平移動距離と、垂直移動距離と、運搬される土量とに基づいて定められる。水平移動距離は、互いに隣り合う要素領域F(p,q)間の水平方向の距離である。垂直移動距離は、互いに隣り合う要素領域F(p,q)間の高低差である。水平移動距離と垂直移動距離とがコストに含まれることで、計画モジュール22は、移動距離と勾配による通り易さとを考慮して、目標走行経路を決定する。
計画モジュール22は、公知の最適化アルゴリズム、或いは、学習済みのAI(Artificial Intelligence)モデルを用いて、目標走行経路を決定する。例えば、計画モジュール22は、A*アルゴリズムを用いて、コストが最小となる目標走行経路を決定する。以下の式(1)は、A*アルゴリズムにおけるコストf(n)を示している。
f(n)=g1(n)+ g2(n)+ h(n) (1)
g1(n)は、ある要素領域から次の要素領域に水平方向に移動するときの距離に応じたコストである。g2(n)は、ある要素領域と次の要素領域域との間の高低差に応じたコストである。h(n)は、ゴールとする盛土領域に到達するまで推定コストである。計画モジュール22は、コストf(n)が最小となるように、走行経路の組み合わせを決定する。
また、計画モジュール22は、施工現場全体の作業量が最適になるよう、各経路において搬送される土量を算出する。例えば、計画モジュール22は、作業機械の移動距離と搬送される土量との積の和が最小となるように、搬送される土量を決定してもよい。
計画モジュール22は、n番目の目標経路を決定する際、1~(n-1)番目までの施工による現況地形31の高さの変化を考慮して、コストg2(n)を決定する。図13は、作業機械による施工によって変化する現況地形31の高さの算出方法を示す図である。図13では、現況地形31の断面が示されている。計画モジュール22は、以下の式(2)を用いて、作業機械による施工によって変化する現況地形31の高さを算出する。
Figure 0007461736000001
h(v)は、作業機械による施工によって変化した現況地形31の高さである。hplanは、目標地形の高さである。hiは、所定の水平面の高さである。viは、現況地形高さから所定の水平面の高さhiまでの土量である。vは、作業機械によって施工される土量である。
ステップS109では、出力モジュール23は、施工計画を出力する。例えば、出力モジュール23は、目標走行経路をディスプレイ13に表示させる。図14に示すように、出力モジュール23は、現況地形31上に目標走行経路R11-R22を表示する。或いは、出力モジュール23は、通信ネットワークを介して、目標走行経路R11-R22を示すデータを外部のコンピュータに出力してもよい。或いは、出力モジュール23は、目標走行経路R11-R22を示すデータを記録媒体に出力してもよい。
以上説明した本実施形態に係るシステム1では、計画モジュール22は、施工現場の地形の変化を考慮した目標走行経路と施工順序とを施工計画として決定する。そのため、システム1は、施工による現況地形31の変化を予測して、施工計画を決定することができる。それにより、システム1は、施工効率を向上させるために適切な施工計画を決定することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
システム1の構成は変更されてもよい。例えば、システム1は、複数のコンピュータを含んでもよい。上述したシステム1による処理は、複数のコンピュータに分散して実行されてもよい。システム1は、複数のプロセッサを含んでもよい。上述した処理は、複数のプロセッサに分散して実行されてもよい。
上述した処理の実行の順序は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。上述した処理の一部が省略、或いは変更されてもよい。上述した処理に他の処理が追加されてもよい。切土領域と盛土領域との決定方法は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、切土領域と盛土領域とは、予め設定されたデータから取得されてもよい。
システム1は、A*アルゴリズムに限らず、ダイクストラ法、モンテカルロ木探索などの他の経路探索アルゴリズムを用いて、目標走行経路を決定してもよい。或いは、システム1は、学習済みのAIモデル、或いは最適化手法等を用いて、目標走行経路と施工順序とを決定してもよい。例えば、システム1は、Deep Q-Networkなどの強化学習によるAIモデルを用いて、目標走行経路と施工順序とを決定してもよい。システム1は、次の経路へ移る際の移り易さ等の施工現場の条件を加味して、施工順序を決定してもよい。例えば、次の経路窓の移動距離が大きい場合には、移り易さは低くなる。
システム1は、施工計画のシミュレータとして利用されてもよい。システム1は、目標走行経路に基づいて、施工工程表を生成してもよい。図15は、施工工程表100の一例を示す図である。例えば、施工工程表100は、施工する領域と、施工時間と、施工順序とを示す。システム1は、上述した目標走行経路から、作業機械の総走行距離と、運搬される総土量とを算出してもよい。システム1は、総走行距離と総土量と施工条件データとから、各領域での施工時間と施工順序とを決定してもよい。
システム1は、作業機械の自動制御に利用されてもよい。出力モジュール23は、目標走行経路を示すデータを、作業機械のコントローラに出力してもよい。作業機械は、目標走行経路を示すデータに基づいて、自動制御されてもよい。例えば、システム1は、作業機械が目標走行経路に従って走行するように、作業機械を遠隔から自動制御してもよい。
システム1は、各走行経路の始点、及び/又は、終点を、所定の作業機械の配備位置として決定してもよい。例えば、システム1は、各始点に配備される作業機械に対して、各始点に移動するように、作業機械を遠隔から自動制御してもよい。システム1は、各終点に配備される作業機械に対して、各終点に移動するように、作業機械を遠隔から自動制御してもよい。
本開示に係るシステムおよび方法によれば、施工効率を向上させるために適切な施工計画を決定することができる。
12 入力装置
13 ディスプレイ
21 領域データモジュール
22 計画モジュール

Claims (24)

  1. 作業現場において作業機械の施工計画を決定するためのシステムであって、
    前記作業現場において複数の切土領域の位置を示す切土領域データと、前記作業現場において複数の盛土領域の位置を示す盛土領域データとを取得する領域データモジュールと、
    前記作業現場の地形の変化を考慮した前記切土領域と前記盛土領域とを結ぶ複数の走行経路の組み合わせを含む目標走行経路と施工順序とを、前記施工計画として決定する計画モジュールと、
    を備え、
    前記切土領域は、第1切土領域を含み、
    前記盛土領域は、第1盛土領域を含み、
    前記計画モジュールは、前記作業機械により、前記第1切土領域又は前記第1盛土領域に対して、掘削作業又は盛土作業を行うことによって、地形が変化したのちに、少なくとも前記第1切土領域又は前記第1盛土領域の一部を通るように前記目標走行経路を決定する、
    システム。
  2. 前記計画モジュールは、前記作業機械の作業による前記作業現場の地形の高さの変化を考慮して、前記目標走行経路と前記施工順序とを決定する、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記計画モジュールは、前記作業機械の水平移動距離と垂直移動距離と運搬土量とにより定められるコストに基づいて、前記目標走行経路と前記施工順序とを決定する、
    請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記計画モジュールは、
    過禁止領域の位置と通過可能領域の位置とを取得し、
    前記作業機械の作業により前記通過禁止領域が前記通過可能領域に変化することを考慮して、前記目標走行経路と前記施工順序とを決定する、
    請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
  5. 前記目標走行経路は、第1目標経路と第2目標経路とを含み、
    前記計画モジュールは、
    前記第1切土領域が前記通過禁止領域であるときには、前記第1切土領域を通過する走行経路を除いた前記走行経路の候補から前記第1目標経路を決定し、
    前記第1目標経路に従う前記作業機械の作業によって前記第1切土領域が前記通過可能領域に変化するときには、前記第1切土領域を通過する走行経路を含む前記走行経路の候補から前記第2目標経路を決定する、
    請求項4に記載のシステム。
  6. 前記目標走行経路は、第3目標経路と第4目標経路とを含み、
    前記計画モジュールは、
    前記第1盛土領域が前記通過禁止領域であるときには、前記第1盛土領域を通過する走行経路を除いた前記走行経路の候補から前記第3目標経路を決定し、
    前記第3目標経路に従う前記作業機械の作業によって前記第1盛土領域が前記通過可能領域に変化するときには、前記第1盛土領域を通過する走行経路を含む前記走行経路の候補から前記第4目標経路を決定する、
    請求項4又は5に記載のシステム。
  7. 前記領域データモジュールは、前記作業現場の現況地形を示す現況地形データを取得し、
    前記現況地形データでは、前記現況地形が複数の要素領域に分割され、
    前記現況地形データは、前記複数の要素領域の高さを含み、
    前記計画モジュールは、前記走行経路の距離と、前記走行経路に含まれる前記要素領域の高さの差に基づいて、前記目標走行経路と前記施工順序とを決定する、
    請求項1から6のいずれかに記載のシステム。
  8. 前記領域データモジュールは、
    前記作業現場の目標地形を示す目標地形データを取得し、
    前記現況地形が前記目標地形より上方に位置する前記要素領域を切土属性として決定し、
    前記現況地形が前記目標地形より下方に位置する前記要素領域を盛土属性として決定し、
    前記現況地形が前記目標地形と同じ高さに位置する前記要素領域を境界属性として決定する、
    請求項7に記載のシステム。
  9. 前記領域データモジュールは、
    互いに隣あう前記切土属性を有する前記要素領域をグループ化して、前記切土領域の1つとして決定し、
    互いに隣あう前記盛土属性を有する前記要素領域をグループ化して、前記盛土領域の1つとして決定する、
    請求項8に記載のシステム。
  10. オペレータによる操作を受け付ける入力装置をさらに備え、
    前記領域データモジュールは、前記入力装置への操作に応じて、前記切土領域、又は、前記盛土領域を分割する、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 前記作業機械は、ダンプトラックを含み、
    前記目標走行経路は、前記ダンプトラックのための目標走行経路である、
    請求項1から10のいずれかに記載のシステム。
  12. 前記地形の変化は、前記作業機械により、前記第1切土領域または前記第1盛土領域の勾配が小さくなるように、施工をすることである、
    請求項1から11のいずれかに記載のシステム。
  13. 作業現場において作業機械の施工計画を決定するためにコンピュータに実装される方法であって、
    前記作業現場において第1切土領域を含む複数の切土領域の位置を示す切土領域データを取得することと、
    前記作業現場において第1盛土領域を含む複数の盛土領域の位置を示す盛土領域データを取得することと、
    前記作業現場の地形の変化を考慮した前記切土領域と前記盛土領域とを結ぶ複数の走行経路の組み合わせを含む目標走行経路と施工順序とを、前記施工計画として決定することと、
    前記作業機械により、前記第1切土領域又は前記第1盛土領域に対して、掘削作業又は盛土作業を行うことによって、地形が変化したのちに、少なくとも前記第1切土領域又は前記第1盛土領域の一部を通るように前記目標走行経路を決定すること、
    を備える方法。
  14. 前記作業現場の地形の変化は、前記作業機械の作業による前記作業現場の地形の高さの変化を含む、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記作業機械の水平移動距離と垂直移動距離と運搬土量とにより定められるコストに基づいて、前記目標走行経路と前記施工順序とが決定される、
    請求項13又は14に記載の方法。
  16. 過禁止領域の位置と通過可能領域の位置とを取得することをさらに備え、
    前記作業現場の地形の変化は、前記作業機械の作業により前記通過禁止領域が前記通過可能領域に変化することを含む、
    請求項13から15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記目標走行経路は、第1目標経路と第2目標経路とを含み、
    前記第1切土領域が前記通過禁止領域であるときには、前記第1切土領域を通過する走行経路を除いた前記走行経路の候補から前記第1目標経路を決定することと、
    前記第1目標経路に従う前記作業機械の作業によって前記第1切土領域が前記通過可能領域に変化するときには、前記第1切土領域を通過する走行経路を含む前記走行経路の候補から前記第2目標経路を決定すること、
    をさらに備える請求項16に記載の方法。
  18. 前記目標走行経路は、第3目標経路と第4目標経路とを含み、
    前記第1盛土領域が前記通過禁止領域であるときには、前記第1盛土領域を通過する走行経路を除いた前記走行経路の候補から前記第3目標経路を決定することと、
    前記第3目標経路に従う前記作業機械の作業によって前記第1盛土領域が前記通過可能領域に変化するときには、前記第1盛土領域を通過する走行経路を含む前記走行経路の候補から前記第4目標経路を決定すること、
    をさらに備える請求項16又は17に記載の方法。
  19. 前記作業現場の現況地形を示す現況地形データを取得することをさらに備え、
    前記現況地形データでは、前記現況地形が複数の要素領域に分割され、
    前記現況地形データは、前記複数の要素領域の高さを含み、
    前記走行経路の距離と、前記走行経路に含まれる前記要素領域の高さの差に基づいて、前記目標走行経路と前記施工順序とを決定することをさらに備える、
    請求項13から18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記作業現場の目標地形を示す目標地形データを取得することと、
    前記現況地形が前記目標地形より上方に位置する前記要素領域を切土属性として決定することと、
    前記現況地形が前記目標地形より下方に位置する前記要素領域を盛土属性として決定することと、
    前記現況地形が前記目標地形と同じ高さに位置する前記要素領域を境界属性として決定すること、
    をさらに備える請求項19に記載の方法。
  21. 互いに隣あう前記切土属性を有する前記要素領域をグループ化して、前記切土領域の1つとして決定することと、
    互いに隣あう前記盛土属性を有する前記要素領域をグループ化して、前記盛土領域の1つとして決定すること、
    をさらに備える請求項20に記載の方法。
  22. オペレータによる操作を示す入力装置からの信号を受信することと、
    前記入力装置への前記操作に応じて、前記切土領域、又は、前記盛土領域を分割すること、
    をさらに備える請求項21に記載の方法。
  23. 前記作業機械は、ダンプトラックを含み、
    前記目標走行経路は、前記ダンプトラックのための目標走行経路である、
    請求項13から22のいずれかに記載の方法。
  24. 前記地形の変化は、前記作業機械により、前記第1切土領域または前記第1盛土領域の勾配が小さくなるように、施工をすることである、
    請求項13から23のいずれかに記載の方法。

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