JP7456647B2 - 食品製品、食品製品の提供方法、及び、食品製品の販売システム - Google Patents
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Description
なお、ここでの「算出される第2の食品の価格」は、(1)出荷期限を徒過した日数によらず一定の金額(一律価格)である場合、(2)出荷期限を徒過した日数が多いほど安価となる場合、等が考えられる。
なお、ここでの「算出される第2の食品の価格」は、(1)賞味期限を徒過した日数によらず一定の金額(一律価格)である場合、(2)賞味期限を徒過した日数が多いほど安価となる場合、等が考えられる。
なお、ここでの「算出される第2の食品の価格」は、(1)消費期限までの日数によらずに一定の金額(一律価格)である場合、(2)消費期限までの日数が少ないほど安価となる場合、等が考えられる。
なお、ここでの「算出される第2の食品の価格」は、(1)出荷期限を徒過した日数や消費期限までの日数によらずに一定の金額(一律価格)である場合、(2)出荷期限を徒過した日数が多く、消費期限までの日数が少ないほど安価となる場合、等が考えられる。
なお、ここでの「算出される第2の食品の価格」は、(1)賞味期限を徒過した日数や消費期限までの日数によらずに一定の金額(一律価格)である場合、(2)賞味期限を徒過した日数が多く、消費期限までの日数が少ないほど安価となる場合、等が考えられる。
即ち、本発明の食品製品としては、(1)「単数の第1の食品」と「単数の第2の食品」の組み合わせ、(2)「単数の第1の食品」と「複数の第2の食品」の組み合わせ、(3)「複数の第1の食品」と「単数の第2の食品」の組み合わせ、(4)「複数の第1の食品」と「複数の第2の食品」の組み合わせ、のいずれであっても良い。
なお、「出荷期限」としては、商慣行上、「食品の賞味期限の1/3」とされることが多い(例えば、製造日から数えて6ヶ月先が賞味期限の食品の場合には、製造日から数えて2ヶ月先が出荷期限となる)が、ここでの「出荷期限」は「食品の賞味期限の1/3」に限定されることなく、「食品の賞味期限の1/2」や「食品の賞味期限の1/4」であっても良い。更には、「食品の賞味期限の2か月前」や「食品の消費期限の1年前」であっても良い。
ここで、本実施の形態では、2022年4月21日時点を基準として、換言すると、出荷期限が2022年4月20日以前の場合には、出荷期限を徒過しており、出荷期限が2022年4月21日以降の場合には、出荷期限が到来していないものとして、説明を行う。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
[構成の説明]
図1(a)、図1(b)は本発明を適用した食品製品の一例を説明するための模式図であり、ここで示す食品製品Aは、食品1A及び食品1Bを含んで構成されている。食品製品Aは、食品1Aと食品1Bをビニール2で包装しており、ビニール2にはシール3が貼り付けられている。
また、食品1Aは、その出荷期限が到来していない食品である。具体的には、食品1Aは、その出荷期限が2022年5月20日の食品である。
更に、食品1Bは、その出荷期限を徒過しているものの、その賞味期限が到来していない食品である。具体的には、食品1Bは、その出荷期限が2022年3月20日の食品である。
なお、食品1Bは、その出荷期限が到来していない場合においては、単体としても取引されていた食品であり、その際の価格(定価)は食品1Aと同じ1,100円(税抜:1,000円)で流通していた食品である。
上記した本発明を適用した食品製品の一例では、食品1Aと食品1Bが一体化されているために、食品1Aを提供する際に、食品1Aのみならず、不可避的に食品1Bをも提供することとなる。この様に、食品1Aと共に食品1Bをも消費者に提供することができ、食品1Bの廃棄を抑止することを通じて、食品ロスの低減を実現することができる。
しかし、食品1Aの購入希望者(消費者)にとって、入手したい(購入したい)食品は食品1Aであるために、食品1Bを単体で販売したとしても、消費者の期待に応えることができない。また、食品の提供者(食品1Aや食品1Bの販売者)にとっては、食品1Bを単体で販売したとしても売上拡大に寄与せず、継続販売が困難になる可能性がある。
そのため、本実施の形態に係る食品製品の一例では、食品1Aと食品1Bを一体化することによって、食品1Aを入手したい(購入したい)という消費者のニーズに応えると共に、食品の提供者の売上拡大を実現し、更に、消費者に食品1Bを提供することによる食品ロス低減をも実現している。
上記した第1の実施の形態では、食品1Bが有料(100円)である場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1Aと共に食品1Bを提供することを通じて、食品ロスの低減を実現することができれば充分であって、食品1Bは必ずしも有料である必要は無く、無料(0円)で提供しても良い。
また、上記した第1の実施の形態では、シール3に「食品製品Aの価格」「食品1Aの詳細」「食品1Bの詳細」が記載されている場合を例に挙げて説明を行っているが、こうした情報(シール3に記載した情報)が消費者に伝われば充分であり、必ずしもシール3に情報自体を記載する必要は無く、図1(c)で示すように、情報にアクセス可能な識別情報4(例えば、二次元バーコード等)を表示しても良い。
なお、識別情報(二次元バーコード等)にはURLが記録されており、携帯端末等で識別情報を読み取ることで、インターネットを通じて、「食品製品Aの価格」「食品1Aの詳細」「食品1Bの詳細」が記載されたウェブサイトにアクセスすることが可能となる。
更に、上記した第1の実施の形態では、シール3に「食品製品Aの価格」「食品1Aの詳細」「食品1Bの詳細」が記載されている場合を例に挙げて説明を行っているが、こうした情報(シール3に記載した情報)が消費者に伝われば充分であり、必ずしもシール3に記載する必要は無く、各種方法で消費者に情報を伝えた上で、シール3を貼付していない食品製品Aを提供しても良い。
また、上記した第1の実施の形態では、食品1Aと食品1Bが同一食品である場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1Aを購入しようとする消費者が、お得感を感じることで、消費者の購買意欲を喚起することができる食品であれば充分であって、食品1Bは必ずしも食品1Aと同一食品である必要は無く、「同種同類の食品」や「異なる食品」であっても良い。
また、上記した第1の実施の形態では、食品1A及び食品1Bが二次産品である場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1A及び食品1Bは必ずしも二次産品である必要はなく、一次産品であっても良い。
また、上記した第1の実施の形態では、「食品1Bの詳細」として、食品1Bの価格(「価格:100円」という表示)、食品1Bの定価(「定価:1,000円」という表示)を記載して、販売価格が1/10であることを消費者に知らしめる場合を例に挙げているが、実質的な販売価格が1/10であることを表示しても良い。
例えば、「食品1Bの詳細」として、食品1Bの価格(「実質:100円(900円相当のポイントを付与)」という表示)、食品1Bの定価(「定価:1,000円」という表示)を記載して、実質的な販売価格が1/10であることを表示しても良い。この場合には、消費者は食品1Bの購入費用として1,000円を支払うことになるが、900円相当のポイントが付与されることになる。
図3は、本発明を適用した食品製品の販売システムの構成例の一例を説明するための模式図である、図1(a)や図1(b)で示す食品製品Aを提供する(販売する)ためのシステムの構成例である。
具体的には、出荷期限が到来していない食品1Aについて、その名称、在庫数、出荷期限、賞味期限、消費期限、価格が記録される。
具体的には、出荷期限を徒過しているものの、消費期限が到来していない食品1Bについて、その名称、在庫数、出荷期限、賞味期限、消費期限、価格(定価)が記録される。
具体的には、消費者端末13から、食品1A、食品1B、若しくは食品製品Aの情報出力希望の旨の情報を受信した場合に、食品1Aの在庫数の情報14Ab及び食品1Bの在庫数の情報14Bbにアクセスして在庫数の確認を行う。
具体的には、消費者端末13から、食品1A、食品1B、若しくは食品製品Aの情報出力希望の旨の情報を受信した場合に、食品1Aの価格の情報14Aeにアクセスして価格の確認を行う。
例えば、食品1Bの価格(定価)が1,000円であるとした場合に、出荷期限を1日過ぎた場合には200円(定価の80%引き)、出荷期限を2日過ぎた場合には100円(定価の90%引き)、出荷期限を3日過ぎた場合には50円(定価の95%引き)、出荷期限を4日以上過ぎた場合には10円(定価の99%引き)といった具合である。
なお、本実施の形態における情報出力手段17の出力情報は、以下の通りである。
在庫情報確認手段15による確認の結果、食品1A及び食品1Bの在庫がある場合には、「食品1A、食品1B、及び、食品製品Aのいずれも販売が可能である旨」と「食品1A、食品1B、及び、食品製品Aの価格の情報」を出力する。
在庫情報確認手段15による確認の結果、食品1Aのみが在庫切れの場合(換言すると、食品1Bのみ在庫がある場合)には、「食品1Aが在庫切れのため、食品1Aや食品製品Aの販売ができず、食品1Bの販売のみが可能である旨」「食品1Bの価格の情報」を出力する。
在庫情報確認手段15による確認の結果、食品1Bのみが在庫切れの場合(換言すると、食品1Aのみ在庫がある場合)には、「食品1Bが在庫切れのため、食品1Bや食品製品Aの販売ができず、食品1Aの販売のみが可能である旨」「食品1Aの価格の情報」を出力する。
在庫情報確認手段15による確認の結果、食品1A及び食品1Bが在庫切れの場合には、「食品1A及び食品1Bが在庫切れのため、食品1A、食品1B、及び、食品製品Aの販売ができない旨」を出力する。
しかし、出荷期限が到来しているか否か(出荷期限を徒過したか否か)は、判断基準日によって変わることになるため、判断基準日を考慮の上、在庫情報記録手段に記録された食品につき、出荷期限を徒過した食品であるか否かを判断することになる。
上記した本発明を適用した食品製品の販売システム11では、消費者が食品1Aの情報を希望する場合(換言すると、食品1Bの情報を希望していない場合)であっても、食品1Bの在庫があることを条件として、食品1Bや食品製品Aについての情報を出力することによって、食品1Bの販売促進が実現し、食品1Bの廃棄を抑止することを通じて、食品ロスの低減を実現することができる。
上記した第2の実施の形態では、価格算出手段16が「食品1Bの出荷期限の情報14Bfからの経過日数」に基づいて算出する場合を例に挙げて説明を行っているが、「食品1Bの賞味期限の情報14Bcまでの日数」に基づいて算出を行っても良いし、「食品1Bの出荷期限の情報14Bfからの経過日数」と「食品1Bの賞味期限の情報14Bcまでの日数」の双方に基づいて算出を行っても良い。
上記した第2の実施の形態では、食品1Aと食品1Bが同一食品である場合を例に挙げて説明を行っているが、「同種同類の食品」や「異なる食品」であっても良い点は、上述の変形例4と同様である。
1B 食品
2 ビニール
3 シール
4 識別情報(二次元バーコード)
11 食品製品の販売システム
12 インターネット
13 消費者端末
14A 在庫情報記録手段
14B 在庫情報記録手段
15 在庫情報確認手段
16 価格算出手段
17 情報出力手段
Claims (7)
- 所定の食品である第1の食品と、
該第1の食品と同一の食品であり、前記第1の食品と一体化されており、不可避的に前記第1の食品と共に提供される第2の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第2の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、が記載されたウェブサイトにアクセス可能な識別情報と、を備える食品製品であって、
前記第1の食品は、出荷期限が到来していない食品であり、
前記第2の食品は、出荷期限を徒過した食品であり、
前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である
食品製品。 - 所定の食品である第1の食品と、
該第1の食品と同種同類の食品であり、前記第1の食品と一体化されており、不可避的に前記第1の食品と共に提供される第2の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第2の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、が記載されたウェブサイトにアクセス可能な識別情報と、を備える食品製品であって、
前記第1の食品は、出荷期限が到来していない食品であり、
前記第2の食品は、出荷期限を徒過した食品であり、
前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である
食品製品。 - 所定の食品である第1の食品と、
該第1の食品と一体化されており、不可避的に前記第1の食品と共に提供される第2の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第2の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、が記載されたウェブサイトにアクセス可能な識別情報と、を備える食品製品であって、
前記第1の食品は、出荷期限が到来していない食品であり、
前記第2の食品は、出荷期限を徒過した食品であり、
前記第2の価格情報は、前記第1の価格情報よりも安価である
食品製品。 - 出荷期限を徒過する前の前記第2の食品は、単体としても取引の対象とされ、
前記第2の価格情報は、出荷期限を徒過する前の前記第2の食品の価格情報よりも安価である
請求項1、請求項2または請求項3に記載の食品製品。 - 前記第1の食品と前記第2の食品が一体となった状態での価格に関する情報である第3の価格情報を備える
請求項1、請求項2または請求項3に記載の食品製品。 - 前記第2の食品は、消費期限が到来していない食品である
請求項1、請求項2または請求項3に記載の食品製品。 - 所定の食品である第1の食品と、
該第1の食品と一体化されており、不可避的に前記第1の食品と共に提供される第2の食品と、
前記第1の食品の価格に関する情報である第1の価格情報と、前記第2の食品の価格に関する情報である第2の価格情報と、が記載されたウェブサイトにアクセス可能な識別情報と、を備える食品製品であって、
前記第1の食品は、出荷期限が到来していない食品であり、
前記第2の食品は、出荷期限を徒過した食品であると共に、出荷期限を徒過する前の前記第2の食品は、単体としても取引の対象とされており、
前記第2の価格情報は、出荷期限を徒過する前の前記第2の食品の価格情報よりも安価である
食品製品。
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