JP7453384B2 - コンポーネントキャリアグループを使用したキャリア集約 - Google Patents

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Description

本開示は、概して、限定ではないが、コンポーネントキャリアグループを構成するためのシステムおよび方法を含む、無線通信に関する。
標準化機関である、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、現在、5G新規無線(5G NR)ならびに次世代パケットコアネットワーク(NG-CNまたはNGC)と呼ばれる新規無線インターフェースを規定する段階にある。5G NRは、3つの主要なコンポーネント、すなわち、5Gアクセスネットワーク(5G-AN)、5Gコアネットワーク(5GC)、およびユーザ機器(UE)を有するであろう。異なるデータサービスおよび要件の使用可能性を促進するために、ネットワーク機能とも呼ばれる、5GCの要素が、必要性に従って適合され得るように、ソフトウェアベースであるそれらのうちのいくつかを用いて簡略化されている。
本明細書に開示される例示的実施形態は、先行技術に提示される問題のうちの1つまたはそれを上回るものに関連する問題を解決し、かつ添付の図面と関連して検討されるときに以下の発明を実施するための形態を参照することによって容易に明白であろう、付加的特徴を提供することを対象とする。種々の実施形態によると、例示的システム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が、本明細書に開示される。しかしながら、これらの実施形態は、限定ではなく、一例として提示されることが理解され、開示される実施形態に対する種々の修正が、本開次の範囲内に留まったまま行われることができることが、本開示を熟読する当業者に明白となるであろう。
少なくとも1つの側面は、システム、方法、装置、またはコンピュータ可読媒体を対象とする。無線通信デバイスが、ビーム状態に含まれる第2の基準信号と関連付けられる、第1の基準信号を決定してもよい。無線通信デバイスは、第1の基準信号に従って、第1のコンポーネントキャリア(CC)において標的信号の情報を決定してもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、ビーム状態が、第1のコマンドに基づいて、第1のCCにおいて、または第1のCCを含む、CCリストにおいて、標的信号に適用可能であることを決定してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、上位層構成によるビーム状態リストを提供されてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第2のコマンドに基づいて、ビーム状態をビーム状態リストから決定してもよい。
いくつかの実施形態では、第1のCCおよび第2のCCは、それぞれ、同一のCCリストに属する、または第1のCCリストおよび第2のCCリストに属してもよい。いくつかの実施形態では、ビーム状態は、第2のCCにおいて構成されてもよい。いくつかの実施形態では、第1のCCリストは、第2のCCリストと関連付けられてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第1のCCリストは、第3のコマンドに基づいて、第2のCCリストと関連付けられることを決定してもよい。第1のコマンドは、ビーム状態の識別子、第1のCCリストの識別子、または第2のCCリストの識別子のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、少なくとも1つの所定のルールに基づいて、第2のCCを決定してもよい。少なくとも1つの所定のルールは、第2のCCが、一次セル(PCell)である、第2のCCが、最高CCインデックスを有する、第2のCCが、最低CCインデックスを有する、第2のCCが、ビーム状態を含む、構成されたビーム状態リストを有する、または第2のCCが、上位層構成によって提供されることのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第2の上位層構成の受信に基づいて、第2のCCと関連付けられるビーム状態リストまたは第2のCCを含むCCリストを決定してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、ビーム状態リストに基づいて、ビーム状態ビームを決定してもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第3の基準信号を第2の基準信号と関連付けてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第1の基準信号を第3の基準信号と関連付けてもよい。いくつかの実施形態では、第2の基準信号は、準コロケーション(QCL)に関して第3の基準信号と関連付けられてもよい。第1の基準信号は、QCLに関して第3の基準信号と関連付けられてもよい。
いくつかの実施形態では、第2の基準信号は、QCLに関して第1の基準信号と関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第1のQCLタイプを第2のQCLタイプとして利用してもよい。いくつかの実施形態では、第1のQCLタイプは、第2のQCLタイプと異なる。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第2の基準信号のリソースIDまたはオフセットのうちの少なくとも1つに基づいて、リソース識別子(ID)を決定してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、リソースIDに基づいて、第1の基準信号を決定してもよい。オフセットは、リソースIDと第2の基準信号のリソースIDとの間の差異を指し得る。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、コードポイントを第2の基準信号または第2の基準信号を含むセットのうちの少なくとも1つと関連付けてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、ビーム状態をコードポイントにマッピングしてもよい。いくつかの実施形態では、ビーム状態は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に適用可能であってもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、ビーム状態またはビーム状態を含むビーム状態のセットをアクティブ化する、アクティブ化コマンドを搬送するPDSCHに対応する、HARQ-ACK情報を搬送する物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)伝送に基づいて、第1の時間スロットを決定してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第1の時間スロットおよびPUCCHに関するサブキャリア間隔構成に基づいて、第2の時間スロットを決定してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、ビーム状態が、第2の時間スロットの後にある、第1のスロットから、コードポイントに対応することを決定してもよい。
いくつかの実施形態では、情報は、ビーム、電力制御パラメータ、またはポートインジケーションのうちの少なくとも1つを含んでもよい。いくつかの実施形態では、標的信号は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、またはサウンディング基準信号(SRS)のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
方法であって、
無線通信デバイスによって、ビーム状態に含まれる第2の基準信号と関連付けられる第1の基準信号を決定することと、
前記無線通信デバイスによって、前記第1の基準信号に従って、第1のコンポーネントキャリア(CC)において標的信号の情報を決定することと
を含む、方法。
(項目2)
前記無線通信デバイスによって、前記ビーム状態が、第1のコマンドに基づいて、前記第1のCCにおいて、または前記第1のCCを含むCCリストにおいて、前記標的信号に適用可能であることを決定することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記無線通信デバイスによって、上位層構成によるビーム状態リストを提供されることと、
前記無線通信デバイスによって、前記ビーム状態を第2のコマンドに基づいて前記ビーム状態リストから決定することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記第1のCCおよび第2のCCは、同一のCCリストに属するか、または、それぞれ、第1のCCリストおよび第2のCCリストに属し、前記ビーム状態は、前記第2のCCにおいて構成される、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記第1のCCリストは、前記第2のCCリストと関連付けられ、前記方法は、
前記無線通信デバイスによって、前記第1のCCリストが、第3のコマンドに基づいて、前記第2のCCリストと関連付けられることを決定すること
をさらに含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記無線通信デバイスによって、少なくとも1つの所定のルールに基づいて、前記第2のCCを決定することをさらに含み、前記少なくとも1つの所定のルールは、前記第2のCCが、一次セル(PCell)であること、前記第2のCCが、最高CCインデックスを有すること、前記第2のCCが、最低CCインデックスを有すること、前記第2のCCが、前記ビーム状態を含む構成されたビーム状態リストを有すること、または前記第2のCCが、上位層構成によって提供されることのうちの少なくとも1つを含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記無線通信デバイスによって、第3の基準信号を前記第2の基準信号と関連付けることと、
前記無線通信デバイスによって、前記第1の基準信号を前記第3の基準信号と関連付けることと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記第2の基準信号は、準コロケーション(QCL)に関して前記第3の基準信号と関連付けられ、前記第1の基準信号は、QCLに関して前記第3の基準信号と関連付けられる、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記第2の基準信号は、QCLに関して前記第1の基準信号と関連付けられる、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記無線通信デバイスによって、第1のQCLタイプを第2のQCLタイプとして利用することをさらに含み、
前記第1のQCLタイプは、前記第2のQCLタイプと異なる、
項目1に記載の方法。
(項目11)
前記無線通信デバイスによって、前記第2の基準信号のリソースIDまたはオフセットのうちの少なくとも1つに基づいて、リソース識別子(ID)を決定することと、
前記無線通信デバイスによって、前記リソースIDに基づいて、前記第1の基準信号を決定することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記無線通信デバイスによって、コードポイントを前記第2の基準信号または前記第2の基準信号を含むセットのうちの少なくとも1つと関連付けることと、
前記無線通信デバイスによって、前記ビーム状態を前記コードポイントにマッピングすることと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記ビーム状態は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に適用可能である、項目11に記載の方法。
(項目14)
前記情報は、ビーム、電力制御パラメータ、またはポートインジケーションのうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目15)
前記標的信号は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、またはサウンディング基準信号(SRS)のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目16)
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶しており、前記命令は、1つまたはそれを上回るプロセッサによって実行されると、前記1つまたはそれを上回るプロセッサに、項目1-15のいずれか1項に記載の方法を実施させる、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目17)
項目1-15のいずれか1項に記載の方法を実施させるように構成される1つまたはそれを上回るプロセッサを備える、装置。
本ソリューションの種々の例示的実施形態は、以下の図または図面を参照して下記に詳細に説明される。図面は、例証目的のためだけに提供され、単に、本ソリューションの読者の理解を促進するための本ソリューションの例示的実施形態を描写する。したがって、図面は、本ソリューションの範疇、範囲、または可用性の限定と見なされるべきではない。明確にするため、かつ例証の容易性のため、これらの図面は、必ずしも、正確な縮尺で描かれていないことに留意されたい。
図1は、本開示のある実施形態による、本明細書に開示される技法が実装され得る、例示的セルラー通信ネットワークを図示する。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的基地局およびユーザ機器デバイスのブロック図を図示する。
図3は、基準信号を使用してコンポーネントキャリアを関連付けるための、例示的方法の図形略図を図示する。
図4は、関連付けられるコンポーネントキャリアにおいて標的信号に関する情報を決定するために、基準信号を使用する、例示的方法の図形略図を図示する。
図5は、標的信号に関する情報を決定するために、1つのタイプの基準信号を別のものとして解釈する、例示的方法の図形略図を図示する。
図6は、別のコンポーネントキャリアにおいて標的信号に関する情報を決定するために、1つのコンポーネントキャリアから基準信号を使用する、例示的方法の図形略図を図示する。
図7は、サウンディング基準信号を使用して、標的信号に関する情報を決定する、例示的方法の図形略図を図示する。
図8は、同一リソース識別子を用いてサウンディング基準信号を使用し、標的信号に関する情報を決定する、例示的方法の図形略図を図示する。
図9は、標的信号に関する情報を決定するために、オフセット情報を使用する、例示的方法の図形略図を図示する。
図10は、コンポーネントキャリア関連付けに基づいて、標的信号を決定する、例示的プロセスのフロー図を図示する。
詳細な説明
本ソリューションの種々の例示的実施形態は、当業者が本ソリューションを作製および使用することを可能にするために、付随の図を参照して下記に説明される。当業者に明白となるであろうように、本開示を熟読後、本明細書に説明される実施例の種々の変更または修正が、本ソリューションの範囲から逸脱することなく、行われることができる。したがって、本ソリューションは、本明細書に説明および図示される例示的実施形態ならびに用途に限定されない。加えて、本明細書に開示される方法におけるステップの具体的順序または階層は、単に、例示的アプローチである。設計選好に基づいて、開示される方法またはプロセスのステップの具体的順序もしくは階層は、本ソリューションの範囲内に留まったまま、並べ替えられることができる。したがって、当業者は、本明細書に開示される方法および技法が、種々のステップまたは行為をサンプル順序において提示し、本ソリューションが、明示的にそうではないことが述べられない限り、提示される具体的順序または階層に限定されないことを理解するであろう。
以下の頭字語は、本開示全体を通して使用される。
1. モバイル通信技術および環境
図1は、本開示の実施形態による、本明細書に開示される技法が実装され得る、例示的無線通信ネットワークおよび/またはシステム100を図示する。以下の議論では、無線通信ネットワーク100は、セルラーネットワークまたは狭帯域モノのインターネット(NE-IoT)ネットワーク等の任意の無線ネットワークであってもよく、本明細書では「ネットワーク100」と称される。そのような例示的ネットワーク100は、基地局102(以降、「BS102」、無線通信ノードとも称される)と、通信リンク110(例えば、無線通信チャネル)を介して相互に通信し得る、ユーザ機器デバイス104(以降、「UE104」、無線通信デバイスとも称される)と、地理的エリア101にオーバーレイする、セルのクラスタ126、130、132、134、136、138、および140とを含む。図1では、BS102およびUE104は、セル126の個別の地理的境界内に含有される。他のセル130、132、134、136、138、および140はそれぞれ、その配分された帯域幅で動作し、適正な無線カバレッジをその意図されるユーザに提供する、少なくとも1つの基地局を含んでもよい。
例えば、BS102は、配分されたチャネル伝送帯域幅で動作し、適正なカバレッジをUE104に提供し得る。BS102およびUE104は、それぞれ、ダウンリンク無線フレーム118およびアップリンク無線フレーム124を介して通信してもよい。各無線フレーム118/124は、サブフレーム120/127にさらに分割されてもよく、これは、データシンボル122/128を含んでもよい。本開示では、BS102およびUE104は、概して、本明細書に開示される方法を実践し得る、「通信ノード」の非限定的実施例として本明細書に説明される。そのような通信ノードは、本ソリューションの種々の実施形態によると、無線および/または有線通信することが可能であり得る。
図2は、本ソリューションのいくつかの実施形態による、無線通信信号(例えば、OFDM/OFDMA信号)を伝送および受信するための例示的無線通信システム200のブロック図を図示する。システム200は、本明細書に詳細に説明される必要はない、既知または従来の動作特徴をサポートするように構成される、コンポーネントおよび要素を含んでもよい。一例証的実施形態では、システム200は、上記に説明されるように、図1の無線通信環境100等の無線通信環境内でデータシンボルを通信(例えば、伝送および受信)するために使用されることができる。
システム200は、概して、基地局202(以降、「BS202」)と、ユーザ機器デバイス204(以降、「UE204」)とを含む。BS202は、BS(基地局)送受信機モジュール210と、BSアンテナ212と、BSプロセッサモジュール214と、BSメモリモジュール216と、ネットワーク通信モジュール218とを含み、各モジュールは、必要に応じて、データ通信バス220を介して、相互に結合および相互接続される。UE204は、UE(ユーザ機器)送受信機モジュール230と、UEアンテナ232と、UEメモリモジュール234と、UEプロセッサモジュール236とを含み、各モジュールは、必要に応じて、データ通信バス240を介して、相互に結合および相互接続される。BS202は、任意の無線チャネルまたは本明細書に説明されるようなデータの伝送のために好適な他の媒体であり得る、通信チャネル250を介して、UE204と通信する。
当業者によって理解されるであろうように、システム200はさらに、図2に示されるモジュール以外の任意の数のモジュールを含んでもよい。当業者は、本明細書に開示される実施形態に関連して説明される、種々の例証的ブロック、モジュール、回路、および処理論理が、ハードウェア、コンピュータ可読ソフトウェア、ファームウェア、または任意の実践的それらの組み合わせにおいて実装されてもよいことを理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの本可換性ならびに互換性を明確に図示するために、種々の例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、その機能性の観点から説明される。そのような機能性が、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとして実装されるかどうかは、特定の用途および全体的システム上に課される設計制約に依存し得る。本明細書に説明される概念に精通する者は、そのような機能性を特定の用途毎に好適な様式で実装してもよいが、そのような実装判断は、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
いくつかの実施形態によると、UE送受信機230は、本明細書では、それぞれ、アンテナ232に結合される回路を備える、無線周波数(RF)送信機およびRF受信機を含む、「アップリンク」送受信機230と称され得る。デュプレックススイッチ(図示せず)が、代替として、時間デュプレックス方式において、アップリンク送信機または受信機をアップリンクアンテナに結合してもよい。同様に、いくつかの実施形態によると、BS送受信機210は、本明細書では、それぞれ、アンテナ212に結合される回路を備える、RF送信機およびRF受信機を含む、「ダウンリンク」送受信機210と称され得る。ダウンリンクデュプレックススイッチは、代替として、時間デュプレックス方式において、ダウンリンク送信機または受信機をダウンリンクアンテナ212に結合してもよい。2つの送受信機モジュール210および230の動作は、アップリンク受信機回路が、無線伝送リンク250を経由した伝送の受信のために、アップリンクアンテナ232に結合されるのと同時に、ダウンリンク送信機が、ダウンリンクアンテナ212に結合されるように、時間的に協調される。逆に言えば、2つの送受信機210および230の動作は、ダウンリンク受信機が、無線伝送リンク250を経由した伝送の受信のためにダウンリンクアンテナ212に結合されるのと同時に、アップリンク伝送機が、アップリンクアンテナ232に結合されるように、時間的に協調されてもよい。いくつかの実施形態では、最小限の保護時間をデュプレックス方向の変化間に伴って、近接時間同期が存在する。
UE送受信機230および基地局送受信機210は、無線データ通信リンク250を介して通信し、特定の無線通信プロトコルおよび変調スキームをサポートし得る、好適に構成されたRFアンテナ配列212/232と協働するように構成される。いくつかの例証的実施形態では、UE送受信機210および基地局送受信機210は、ロングタームエボリューション(LTE)および新しい5G規格ならびに同等物等の産業規格をサポートするように構成される。しかしながら、本開示は、必ずしも、特定の規格および関連付けられるプロトコルに用途が限定されないことを理解されたい。むしろ、UE送受信機230および基地局送受信機210は、将来的規格またはその変形例を含む、代替または付加的無線データ通信プロトコルをサポートするように構成されてもよい。
種々の実施形態によると、BS202は、例えば、進化型ノードB(eNB)、サービングeNB、標的eNB、フェムトステーション、またはピコステーションであってもよい。いくつかの実施形態では、UE204は、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレット、ラップトップコンピュータ、ウェアラブルコンピューティングデバイス等の種々のタイプのユーザデバイスにおいて具現化されてもよい。プロセッサモジュール214および236は、本明細書に説明される機能を実施するように設計される、汎用プロセッサ、コンテンツアドレス指定可能メモリ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、任意の好適なプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、もしくは任意のそれらの組み合わせとともに実装または実現されてもよい。このように、プロセッサは、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械、または同等物として実現され得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、デジタル信号プロセッサおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアと併せた1つまたはそれを上回るマイクロプロセッサ、もしくは任意の他のそのような構成の組み合わせとして実装されてもよい。
さらに、本明細書に開示される実施形態と関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、直接、それぞれ、プロセッサモジュール214および236によって実行される、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、または任意の実践的それらの組み合わせにおいて具現化されてもよい。メモリモジュール216および234は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野において公知の任意の他の形態の記憶媒体として実現され得る。この点において、メモリモジュール216および234は、それぞれ、プロセッサモジュール210および230が、それぞれ、メモリモジュール216および234から情報を読み取り、そこに情報を書き込み得るように、プロセッサモジュール210および230に結合されてもよい。メモリモジュール216および234はまた、その個別のプロセッサモジュール210および230の中に統合されてもよい。いくつかの実施形態では、メモリモジュール216および234はそれぞれ、それぞれ、プロセッサモジュール210および230によって実行される命令の実行の間、一時的変数または他の中間情報を記憶するために、キャッシュメモリを含んでもよい。メモリモジュール216および234はまたそれぞれ、それぞれ、プロセッサモジュール210および230によって実行されるための命令を記憶するために、不揮発性メモリを含んでもよい。
ネットワーク通信モジュール218は、概して、基地局送受信機210と、基地局202と通信するように構成される、他のネットワークコンポーネントおよび通信ノードとの間の双方向通信を可能にする、基地局202のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、処理論理、および/または他のコンポーネントを表す。例えば、ネットワーク通信モジュール218は、インターネットまたはWiMAXトラフィックをサポートするように構成されてもよい。典型的展開では、限定ではないが、ネットワーク通信モジュール218は、基地局送受信機210が、従来のイーサネット(登録商標)ベースのコンピュータネットワークと通信し得るように、802.3イーサネット(登録商標)インターフェースを提供する。このように、ネットワーク通信モジュール218は、コンピュータネットワーク(例えば、移動交換局(MSC))への接続のための物理インターフェースを含んでもよい。規定された動作または機能に対する、用語「のために構成される(configured for)」、「~のように構成される(configured to)」、およびその活用形は、本明細書で使用されるように、規定された動作または機能を実施するように物理的に構築される、プログラムされる、フォーマット化される、および/または配列される、デバイス、コンポーネント、回路、構造、機械、信号等を指す。
開放型システム間相互接続(OSI)モデル(本明細書では、「開放型システム間相互接続モデル」と称される)は、他のシステムと相互接続および通信するように開放する、システム(例えば、無線通信デバイス、無線通信ノード)によって使用されるネットワーク通信を定義する、概念的および論理的レイアウトである。本モデルは、そのそれぞれが、その上方および下方の層に提供されるサービスの概念的集合を表す、7つサブコンポーネントまたは層に分かれる。OSIモデルはまた、論理的ネットワークを定義し、異なる層プロトコルを使用することによって、コンピュータパケット転送を効果的に説明する。OSIモデルはまた、7層OSIモデルまたは7層モデルと称され得る。いくつかの実施形態では、第1の層が、物理層であってもよい。いくつかの実施形態では、第2の層が、媒体アクセス制御(MAC)層であってもよい。いくつかの実施形態では、第3の層が、無線リンク制御(RLC)層であってもよい。いくつかの実施形態では、第4の層が、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)層であってもよい。いくつかの実施形態では、第5の層が、無線リソース制御(RRC)層であってもよい。いくつかの実施形態では、第6の層が、非アクセス層(NAS)層またはインターネットプロトコル(IP)層、および他の層である第7の層であってもよい。
2. コンポーネントキャリアグループを構成するシステムおよび方法
キャリア集約は、帯域幅を増加させるために使用され、それによって、ビットレートを増加させてもよい。各凝集キャリアは、コンポーネントキャリア、すなわち、CCと称され得る。キャリア集約は、FDDとTDDとの両方のために使用されることができる。CCは、異なる帯域幅のものであることができる。
CCグループ(またはCCリスト)のUL信号に関するビームインジケーションまたは更新機構は、シグナリングおよびリソースの不必要なオーバーヘッドを生じさせ得る。例えば、CCグループのPDCCH/PDSCHのビームを更新するために、CCグループにおける全てのCCのビーム状態セット(例えば、伝送構成インジケーション(TCI)-状態プール)は、更新される必要があり得る。換言すると、CCにおける信号のビームは、他のCCの代わりに、ローカルCCにおいて構成されるビーム状態に従って、取得されることができる。これらの短所を考慮するため、シグナリングおよびリソースのオーバーヘッドを低減させるために、CCを横断した情報(例えば、ビーム)決定のための検証方法が、本明細書に開示される。
5G新規無線(NR)では、アナログビーム形成が、最初に、高周波数通信のロバスト性を保証するために、モバイル通信に導入され得る。他のアプローチでは、ビームインジケーションおよび更新機構が、RRCシグナリング、MAC-CEシグナリング、およびダウンリンク制御情報(DCI)を通して、ビーム状態(例えば、DL信号に関するTCI-state、UL信号に関する空間関係情報)を構成またはアクティブ化することによって、実装されてもよい。対照的に、本開示下では、UEは、キャリア集約(CA)を実施するために複数のCCに接続されることができる。複数のCCのチャネル特性(例えば、ビーム)が、同一または類似であるとき、これらのCCは、CCグループとして使用されることができる。
他のアプローチでは、CCグループ(例えば、PDCCH/PDSCH)に関するビームインジケーションおよび更新機構は、以下のように実施されてもよい。第1に、TCI-状態IDのセットが、MAC-CEシグナリングによってアクティブ化されてもよい。第2に、UEは、各CCにおいてRRCシグナリングによって構成される、TCI-状態プール(またはセット)から、対応するTCI-状態を取得してもよい。第3に、UEは、各CCにおいて取得されるTCI-状態に従って、各CCにおいてPDCCH/PDSCHのビームを決定することができる。換言すると、CCにおける信号のビームは、他のCCの代わりに、ローカルCCにおいて構成されるビーム状態に従って、取得されることができ、これは、不必要なシグナリングおよびリソースのオーバーヘッドを生じさせ得る。
一方では、N個のCCを含有するCCグループのビームを更新するために、N個のRRCシグナリングが、N個のCCにおいてTCI-stateプールを更新するために実施されてもよい。他方では、アクティブ化されたTCI-state IDに対応する、異なるCCにおいて、TCI-stateにおけるビーム情報(例えば、QCL-Type D)は、ある他の情報(例えば、QCL-Type A)を除き、同一であってもよい。したがって、単一CCグループに関して非常に多くのTCI-stateを構成するように冗長であってもよい。さらに、CCにおける信号のビームは、CCグループにおける他のCCにおいて構成されるビーム状態に従って、取得されることができる。これらを考慮するため、シグナリングおよびリソースのオーバーヘッドを低減させるために、CCを横断する情報(例えば、ビーム)決定のための検証方法が、本明細書に開示される。
本開示における種々の特徴について議論する際、「CC」は、コンポーネントキャリアを指し得、また、サービングセル、帯域幅部分(BWP)、またはサービングセルにおけるアクティブBWPと同等であり得る。さらに、「ビーム状態」は、準コロケーション(QCL)状態、QCL仮定、基準信号(RS)、伝送構成インジケータ(TCI)状態、または空間関係情報(spatialRelationInfo)と同等であり得る。
「QCL状態」または「TCI状態」は、1つまたはそれを上回る基準RS(QCL RSとも呼ばれる)およびその対応するQCLタイプパラメータ(略して、QCLタイプと呼ばれる)から成ってもよい。QCLタイプパラメータは、以下の側面または組み合わせ、すなわち、ドップラー拡散、ドップラー偏移、遅延拡散、平均遅延、平均利得、および空間パラメータのうちの少なくとも1つを含んでもよい。QCLタイプは、以下を含んでもよい
・ 「QCL-Type-A」であって、これは、標的化「RSまたはチャネル」と1つまたはそれを上回る基準QCL-Type A-RSsQCL Type-A RSとの間の同一または準同一「ドップラー偏移、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散」を表すために使用されてもよい。
・ QCLタイプはまた、「Type-B」を含んでもよく、これは、標的化「RSまたはチャネル」と1つまたはそれを上回る基準QCL Type-B RSとの間の同一または準同一「ドップラー偏移、ドップラー拡散」を表すために使用されてもよい。
・ QCLタイプはまた、「QCL-Type-C」を含んでもよく、これは、標的化「RSまたはチャネル」と1つまたはそれを上回る基準QCL-Type C-RSsQCL Type-C RSとの間の同一または準同一「遅延偏移、平均遅延」を表すために使用されてもよい。
・ QCLタイプは、「QCL-Type-D」を含んでもよく、これは、標的化「RSまたはチャネル」と1つまたはそれを上回る基準QCL-Type D-RSsQCL Type-D RSとの間の同一または準同一「空間パラメータ」を表すために使用されてもよい。
「QCL基準信号」は、QCL Type-D RS、QCL Type-A RS、QCL Type-B RS、またはQCL Type-C RSのうちの少なくとも1つを含んでもよい。「QCLタイプ」は、Type-D、Type-A、Type-B、またはType-Cのうちの少なくとも1つを含む。
「空間関係情報」は、1つまたはそれを上回る基準RS(空間RSとも呼ばれる)から成ってもよく、これは、標的化「RSまたはチャネル」と1つまたはそれを上回る基準RSとの間の同一または準同一「空間関係」を表すために使用されてもよい。QCL-Type Dは、空間パラメータまたは空間Rxパラメータと同等であり得る。「ビーム」の定義は、QCL仮定、空間関係、または空間フィルタと同等であり得る。
「QCL」または「QCL仮定」は、以下の側面または組み合わせ、すなわち、ドップラー拡散、ドップラー偏移、遅延拡散、平均遅延、平均利得、および空間パラメータのうちの少なくとも1つを含む。「空間関係」または「空間フィルタ」は、UE側またはgNB側のもののいずれかであり、空間フィルタはまた、空間ドメイン伝送フィルタまたは空間ドメインフィルタとも呼ばれることができる。「信号」は、PDCCH、PDSCH、CSI-RS、PUCCH、PUSCH、SRS、PDCCHCORESET、PDSCHリソース、CSI-RSリソース、PUCCHリソース、PUSCHリソース、またはSRSリソースを含む、またはそれであってもよい。
「コードポイント」は、ダウンリンク情報(DCI)におけるA(Aは、正の整数である)個のビットとして生じ得(または表され得る)、各コードポイントは、アクティブ化されたビーム状態に対応する。例えば、「コードポイント」は、TCIコードポイントであり得、これは、DCIにおいて3ビットとして生じ、各TCIコードポイント(例えば、000、001、…、111)は、DL信号に適用可能であるアクティブ化されたビーム状態に対応する。「電力制御パラメータ」は、以下のパラメータ、すなわち、経路損失RS、閉ループプロセス、およびP0のうちの少なくとも1つを含む。「経路損失」は、結合損失であり得る。「ポートインジケーション」は、標的信号を伝送するために使用される、アンテナポートと同等であり得る。例えば、「SRSリソースに従ってPUSCHのポートインジケーションを決定すること」は、(UEが)SRSリソースにおけるポートと同一のアンテナポートを使用することによって、PUSCHを伝送することを指し得る。
A. 基準RSを使用して、CCを関連付ける
UE(例えば、UE104)は、アクティブ化/示されるビーム状態において第2のCCにおける第2の基準RSと関連付けられる、第1の基準RS(第1の基準信号とも呼ばれる)に従って、第1のCC/アクティブBWP(時として、本明細書では、概して、CCと称される)における標的信号(時として、本明細書では、概して、信号と称される)の第1の情報を決定することができる。第1のCCは、第1のCCリストに属してもよく、第2のCCは、第2のCCリストに属してもよい。換言すると、UEは、第2の基準RSに基づいて、第1の基準RSを決定することができる。第1の情報は、とりわけ、ビーム、電力制御(PC)パラメータ、およびポートインジケーションのうちの1つまたはそれを上回るものを含んでもよい。第1の基準RSまたは第2の基準RDは、以下、すなわち、とりわけ、QCL-Type A-RS、QCL-Type B-RS、QCL-Type C-RS、または QCL-Type D-RSのうちの1つまたはそれを上回るものを含んでもよく、具体的には、QCL-Type x-RSは、SSBまたはCSI-RSである。
CCリストは、そのビーム(例えば、TCIまたはspatialRelationInfos)が、同時に更新される(例えば、構成される、アクティブ化される、または示される)ことができる、CCのセットを指し得、「CCリスト」はまた、「CCグループ」と呼ばれ得る。さらに、TCIを同時に更新することは、DL CCリストを更新することを伴い得、spatialRelationInfosを同時に更新することは、UL CCリストを更新することに対応し得る。
さらに、UEは、ビーム状態が、第1のCCまたは第1のCCを含むCCリストにおいて標的信号に適用可能であることが、第1のコマンド(例えば、RRCシグナリング、MAC-CE、またはDCI)によって、示されることができる。加えて、第1のCCリストおよび第2のCCリストは、以下の関係のうちの少なくとも1つを充足させ得る。
・ 第1のCCリストは、第2のCCリストと同一である。
・ 第1のCCリストは、第2のCCリストと関連付けられる。換言すると、第1のCCリストと第2のCCリストとの間に関連付けが、存在し得る。
UEは、第1のコマンド(または別の第3のコマンド)に従って、第1のCCリストと第2のCCリストとの間の関連付けを決定することができる。第1のコマンドによってアクティブ化される情報は、以下の情報、すなわち、ビーム状態、第1のCCリスト、第2のCCリストのうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、第1のコマンドは、ビーム状態IDと、UL CCリストID(第1のCCリストを参照する)と、DLCCリストID(第2のCCリストを参照する)とを含み得る、MAC-CEであることができる。
ここで図3を参照すると、基準信号を使用してコンポーネントキャリアを関連付けるための、例示的方法300の図形略図が、図示される。示されるように、CC1は、第2のCCであり、換言すると、第2のCCは、基準CCと呼ばれることができる。CC1とCC2との両方は、同一のCCリストに属する。第2の基準RSは、CC1において構成される、アクティブ化/示されるビーム状態(例えば、TCI-state)であることができる(305)。UEは、少なくとも第1の基準RSと第2の基準RSとの間の関連付けに基づいて、CC1における第2の基準RSに従って、CC2における第1の基準RSを決定することができる(310)。次いで、決定された第1の基準RSに従って、UE(例えば、UE104)は、PDCCHのビーム、PDSCH、またはCC2におけるCSI-RS、ビーム(315)、もしくはPUCCHのPCパラメータ、PUSCH、またはCC2におけるSRSを決定することができる(320)。
いくつかの実施形態では、第2のCC(CC1)は、以下の特徴のうちの少なくとも1つを充足させることができ、換言すると、UEは、以下のルールのうちの少なくとも1つに従って、第2のCCを決定することができる。
・ 第2のCCは、PCell(一次セル)であるべきである。
・ 第2のCCは、ビーム状態リストを構成されるべきであり、ビーム状態リストは、アクティブ化または示されるビーム状態を備える。
・ 第2のCCは、最低CCインデックスを有する、CCであるべきである。
・ 第2のCCは、最高CCインデックスを有する、CCであるべきである。
いくつかの実施形態では、UEは、第1の上位層構成に従って、第2のCCを決定することができる。層構成は、RRCシグナリングに従ってもよい。具体的には、UEは、第2のCCのCCインデックスを示す、第1の上位層構成(RRCシグナリング)を提供または構成されることができる。いくつかの実施形態では、UEは、第2の上位層構成によって構成される、ビーム状態リストから、アクティブ化または示されるビーム状態を決定することができる。第2の上位層構成はまた、第1の上位層構成(例えば、RRCシグナリング)と同一の構成に従ってもよい。ビーム状態リストは、第2のCCまたは第2のCCを含むCCリストに適用されてもよい。換言すると、アクティブ化または示されるビーム状態は、第2のCCまたは第2のCCを含むCCリストと関連付けられ得る。また、ビーム状態は、ビーム状態リストから、第2のコマンド(例えば、(MAC-CEまたはDCI)によって、アクティブ化または示されることができる。
いくつかの実施形態では、UEは、アクティブ化または示されるビーム状態において、第2のCCにおける第2の基準RSと関連付けられる、第1のCCにおける第1の基準RSに従って、第1のCCにおける信号の第1の情報を決定することができる。
ここで図4を参照すると、関連付けられるコンポーネントキャリアにおいて標的信号に関する情報を決定するために、基準信号を使用する方法400の図形略図が、図示される。第2の基準RSは、第3の基準RS(例えば、QCL-Type C-RS)とともに構成されてもよい(405)。第3の基準信号は、第1の基準RSに関するQCL-Type C-RSであってもよい。換言すると、第2の基準RSに関するQCL-Type C-RSは、第1の基準RSに関するQCL-Type C-RSと同一であってもよい。
示されるように、第2のCCは、CC1であってもよく、第1のCCは、CC2であってもよい。CC1とCC2との両方は、同一のCCリストに属してもよい。アクティブ化または示されるTCI-stateにおける第2の基準RSは、QCL-Type A-RSであってもよい(410)。QCL-Type A-RSは、CC1における追跡基準信号(TRS)、例えば、TRS-1であってもよい。TRSは、上位層パラメータtrs-Infoとともに構成される、NZP-CSI-RS-ResourceSetにおけるCSI-RSリソースであってもよい。TRS-1に関する構成されたQCL-Type C-RSは、SSBであってもよく、これは、CC2における第1の基準RS(例えば、TRS-2)に関するQCL-Type C-RSであってもよい。したがって、UEは、TRS-1に従って、TRS-2を決定し(415)、次いで、TRS-2に従って、CC2におけるPDCCH/PDSCH/CSI-RSのQCL-Type Aを決定することができる(420および425)。
ここで図5を参照すると、標的信号に関する情報を決定するために、1つのタイプの基準信号を別のものとして解釈する方法500の図形略図が、図示される。いくつかの実施形態では、UEは、第1のQCLタイプを第2のQCLタイプと見なす(または解釈する、理解する)ことができる(505-510)。例えば、UEは、QCL Type-AをQCL Type-Cと見なすことができる。換言すると、UEは、QCL Type-A RSをQCL Type-CRSと見なすことができる。この理由は、CCにおけるQCL-Type C-RSは、別のCCにおいて使用されることができるが、QCL-Type A-RSが、それができないことである。図示されるように、CC1とCC2との両方は、同一のCCリストに属する。アクティブ化または示されるTCI-stateにおける第2の基準RSは、QCL-TypeA-RSである。第2の基準RSは、CC1(基準CC)におけるTRS、例えば、TRS-1であってもよい。CC2に関して、UEは、QCL-Type A-RSをQCL-Type C-RSと見なすことができる。したがって、CC1におけるQCL-Type A-RS(すなわち、TRS-1)はまた、CC2であることができる。UEは、TRS-1に従って、CC2におけるPDCCH/PDSCH/CSI-RSに関するQCL-Type Aを決定することができる(515および520)。
ここで図6を参照すると、別のコンポーネントキャリアにおいて標的信号に関する情報を決定するために、1つのコンポーネントキャリアから基準信号を使用する、方法600の図形略図が、図示される。いくつかの実施形態では、第1の基準RSは、第2の基準RSに関するQCL-Type C-RSであることができる(605-610)。図示されるように、CC1とCC2との両方は、同一のCCリストに属してもよい。第2の基準RSは、アクティブ化され得る、または示されるTCI-stateは、QCL-Type A-RSである。QCL Type-ARSは、CC1(基準CC)におけるTRS、例えば、TRS-1であってもよい。QCL-Type C-RSが、SSB-1であってもよい。UEは、SSB-1に従って、CC2におけるPDCCH/PDSCH/CSI-RSに関するQCL-Type Aを決定することができる(615および620)。
いくつかの実施形態では、UEは、信号または信号を含む信号セットと関連付けられる、コードポイントに対応する、アクティブ化または示されるビーム状態において、第2のCCにおける第2の基準RSと関連付けられる、第1の基準RSに従って、第1のCCにおける信号の第1の情報を決定することができる。コードポイントは、ダウンリンク制御情報(DCI)またはPDCCHにおけるフィールドに対応する、コードポイントを指し得る。例えば、TCIコードポイントは、TCIフィールドに対応し得、各コードポイント(例えば、「000」、「001」、または「101」)は、アクティブ化/示されるTCI-stateに対応してもよい。換言すると、アクティブ化/示されるTCI状態とコードポイントとの間に所定の/示されるマッピングが存在し得る。
いくつかの実施形態では、アクティブ化または示されるビーム状態は、PDSCHに関して(使用されるべきビームを識別/示すために)適用されることができる。さらに、UEは、アクティブ化コマンドを搬送するPDSCHに対応するスロットn(第1の時間スロットと呼ばれる)において、HARQ-ACK情報(UEが、アクティブ化コマンドを受信したことを示すために使用される)とともにPUCCHを伝送することになり得る。伝送時、UEは、スロットk(第2の時間スロットと呼ばれる)の後にある、第1のスロットから、コードポイントに対応するアクティブ化されたビーム状態を決定してもよい。アクティブ化コマンドは、アクティブ化/示されるビーム状態をアクティブ化するために使用され、
であり、μは、PUCCHに関するサブキャリア空間(SCS)構成である。
例えば、CC1(第1のCCが、第2のCCと同一であり得るため、第2のCCと第1のCC)とCC2(第1のCC)との両方は、同一のCCリストに属してもよい。UEは、それぞれ、CC1およびCC2において、2つのCSI-RSリソースとともに構成されてもよい。CC1に関して、2つのCSI-RSリソースは、CSI-RS 1-1と、CSI-RS 1-2とを含んでもよい。CC2に関して、2つのCSI-RSリソースは、CSI-RS 2-1と、CSI-RS 2-2とを含んでもよい。CSI-RS 1-1と、CSI-RS 2-1との両方は、TCIコードポイント「000」と関連付けられ得る。CSI-RS 1-2と、CSI-RS 2-2との両方は、TCIコードポイント「001」と関連付けられ得る。UEが、CC1および(または)CC2におけるPDSCHに適用される2つのビーム状態(例えば、TCI-state、すなわち、TCI-state1およびTCI-state2)をアクティブ化する、アクティブ化コマンド(例えば、MAC-CEシグナリング)を受信し、UEが、アクティブ化コマンドを搬送するPDSCHに対応する、スロットnにおいて、HARQ-ACK情報を用いてPUCCHを伝送すると仮定する。2つのTCI-stateは、次いで、UEの視点から、スロットk(例えば、3つのサブフレームの後の第1のスロット)から2つのコードポイント、すなわち、「000」および「001」にマッピングされてもよい。換言すると、UEは、アクティブ化または示されるビーム状態において第2のCCにおける第2の基準RSと関連付けられる、第1の基準RSに従って、CC1におけるCSI-RS1-1およびCC2におけるCSI-RS2-1の第1の情報(例えば、QCL-Type A、QCL-Type D)を決定することができる。
要約すれば、UEは、アクティブ化/示されるビーム状態において、第2のCCにおける第2の基準RSと関連付けられる、第1の基準RSに従って、第1のCCまたはアクティブBWP(略して、CCとも呼ばれる)における信号の第1の情報を決定することができる。第1のCCは、第1のCCリストに属してもよい。第2のCCは、第3のCCリストに属してもよい。第1のCCリストは、第2のCCリストと同一である。第1のCCリストは、第2のCCリストと関連付けられ得る。
UEは、第1のコマンドに従って、第1のCCリストと第2のCCリストとの間の関連付けを決定することができる。第1のコマンドによってアクティブ化される情報は、以下の情報、すなわち、ビーム状態、第1のCCリスト、第2のCCリストのうちの少なくとも1つを含んでもよい。第2のCCは、PCell(一次セル)であってもよい。ビーム状態リストが、第2のCCに関して構成されてもよい。ビーム状態リストは、アクティブ化/示されるビーム状態を含んでもよい。第2のCCは、最低CCインデックスを有する、CCであってもよい。第2のCCは、最高CCインデックスを有する、CCであってもよい。
UEは、第1の上位層構成に従って、第2のCCを決定することができる。UEは、第2の上位層構成によって構成される、ビーム状態リストから、アクティブ化または示されるビーム状態を決定することができる。ビーム状態リストは、第2のCCまたは第2のCCを含むCCリストに適用されてもよい。UEは、アクティブ化/示されるビーム状態において、第2のCCにおける第2の基準RSと関連付けられる、第1のCCにおける第1の基準RSに従って、第1のCCにおける信号の第1の情報を決定することができる。第2の基準RSは、QCL-Type C-RSとともに構成されてもよく、これは、第1の基準RSに関するQCL-Type C-RSである。
UEは、アクティブ化または示されるビーム状態において、第2のCCにおける第2の基準RSと関連付けられる、第2のCCにおける第1の基準RSに従って、第1のCCにおける信号の第1の情報を決定することができる。第1の基準RSは、第2の基準RSと同一であることができる。UEは、QCL-Type A-RSをQCL-Type C-RSと見なすことができる。第1の基準RSは、第2の基準RSに関するQCL-Type C-RSであることができる。
UEは、信号または信号を含む信号セットと関連付けられる、コードポイントに対応する、アクティブ化または示されるビーム状態において、第2のCCにおける第2の基準RSと関連付けられる、第1の基準RSに従って、第1のCCにおける信号の第1の情報を決定することができる。アクティブ化/示されるビーム状態は、PDSCHに適用されることができる。
UEが、アクティブ化コマンドを搬送するPDSCHに対応するスロットnにおいて、HARQ-ACK情報(UEが、アクティブ化コマンドを受信したことを示すために使用される)を用いてPUCCHを伝送することになると、ビーム状態(アクティブ化または示されるビーム状態)とコードポイントとの間の示されるマッピングは、スロットkの後にある第1のスロットから開始して、適用されるべきである。
B. SRSリソースを使用してCCを関連付ける
PUSCHのビームは、PUSCH、特に、CCリストのPUSCHに関するビーム更新によって生じる、シグナリングオーバーヘッドを低減させるように決定されてもよい。いくつかの実施形態では、UEは、第2のCCアクティブ化/示されるビーム状態において、第3の基準RSと関連付けられるSRSに従って、第1のCCにおける信号(例えば、PUSCH)の第2の情報を決定することができ、第1のCCは、第1のCCリストに属し、第2のCCは、第2のCCリストに属する。第2の情報は、以下、すなわち、とりわけ、ビーム、電力制御パラメータ、およびポートインジケーションのうちの1つまたはそれを上回るものを含んでもよい。信号は、少なくともPUSCHを含んでもよい。
第1の基準RSは、以下のRS、すなわち、QCL-Type D-RS、空間関係RSのうちの1つまたはそれを上回るものを含んでもよく、具体的には、QCL-Type D-RSは、SSBまたはCSI-RSであり、空間関係RSは、SRS、SSB、またはCSI-RSである。加えて、第1のCCリストおよび第2のCCリストは、以下の関係のうちの少なくとも1つを満たす。
・ 第1のCCリストは、第2のCCリストと同一である。
・ 第1のCCリストは、第2のCCリストと関連付けられる。換言すると、第1のCCリストと第2のCCリストとの間の関連付けが存在する。
UEは、第2のコマンドに従って、第1のCCリストと第2のCCリストとの間の関連付けを決定することができる。第2のコマンドによってアクティブ化される情報は、以下の情報、すなわち、ビーム状態、第1のCCリスト、第2のCCリストのうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、第2のコマンドは、ビーム状態ID、UL CCリストID(第1のCCリストを指し得る)およびDL CCリストID(第2のCCリストを指し得る)を含む、MAC-CEであることができる。
さらに、第2のCCは、以下の特徴のうちの少なくとも1つを充足させることができ、換言すると、UEは、以下のルールのうちの少なくとも1つに従って、第2のCCを決定することができる。
・ 第2のCCは、PCellである。
・ ビーム状態リストが、第2のCCに関して構成され、ビーム状態リストは、アクティブ化/示されるビーム状態を備える。
・ 第2のCCは、最低CCインデックスを有する、CCである
・ 第2のCCは、最高CCインデックスを有する、CCである。
UEは、第2の上位層構成に従って、第2のCCを決定することができる。具体的には、UEは、第2のCCのCCインデックスを示す、第2の上位層構成(RRCシグナリング)を提供または構成されることができる。UEはまた、第2の上位層構成によって構成される、ビーム状態リストから、アクティブ化または示されるビーム状態を決定することができる。ビーム状態リストは、第2のCCまたは第2のCCを含むCCリストに適用されてもよい。
ここで図7を参照すると、サウンディング基準信号を使用して、標的信号に関する情報を決定する方法700の図形略図が、図示される。示されるように、CC1は、第2のCCであってもよい。換言すると、第2のCCは、基準CCと呼ばれることができる。CC1は、DL CCリストに属してもよく、CC2はまた、UL CCリストに属してもよい。DL CCリストは、UL CCリストと関連付けられ得る。アクティブ化/示されるビーム状態(例えば、TCI-state)における第1の基準RS(例えば、SRS)は、CC1において構成されてもよい(705)。UEは、CC2におけるSRSリソースと第1の基準RSとの間の関連付けに基づいて、第1の基準RSに従って、CC2においてSRSを決定することができる(710)。UEは、CC2において決定されたSRSに従って、CC2におけるPUSCHのビーム、PCパラメータ、またはポートインジケーションを決定することができる(715)。例えば、UEは、決定されたSRSリソースにおけるSRSポートと同一のアンテナポートを使用して、CC2においてPUSCHを伝送することができる。
ここで図8を参照すると、同一リソース識別子を用いてサウンディング基準信号を使用し、標的信号に関する情報を決定する、方法800の図形略図が、描写される。いくつかの実施形態では、SRSのリソースIDは、第1の基準RSのリソースIDと同一であってもよい。CC1における第1の基準RSのリソースID(例えば、SRS)は、1(例えば、SRS1-1)であってもよい(805)。UEは、CC1におけるSRS1-1(例えば、SRS2-1)に従って、CC2においてSRSリソースID=1を有する、SRSを決定することができる(810)。次いで、UEは、SRS2-1に従って、CC2においてPUSCHのビーム、PCパラメータ、またはポートインジケーションを決定することができる(815)。例えば、UEは、SRS2-1におけるSRSポートと同一のアンテナポートを使用して、CC2においてPUSCHを伝送するであろう。
ここで図9を参照すると、標的信号に関する情報を決定するために、オフセット情報を使用する、方法900の図形略図が、図示される。いくつかの実施形態では、UEは、第1の情報に従って、SRSを決定することができる。第1の情報は、SRSのリソースIDと第1の基準RSのリソースIDとの間の差異を表す、オフセットを識別または指してもよい。具体的には、第1の情報は、RRCシグナリング(すなわち、上位層構成)によって、またはアクティブ化されるMAC-CEシグナリングによって、構成されることができる。例えば、CC1における第1の基準RSのリソースID(例えば、SRS)が、1(例えば、SRS1-1)であると仮定する(905)。第1の情報の値は、本実施例では、2であってもよい。UEは、CC1におけるSRS1-1および第1の情報(例えば、SRS2-3)に従って、CC2においてSRSリソースID=1+2を有する、SRSリソースを決定することができる(910)。次いで、UEは、SRS2-3に従って、CC2においてPUSCHのビーム、PCパラメータ、またはポートインジケーションを決定することができる(915)。例えば、UEは、SRS2-3におけるSRSポートと同一のアンテナポートを使用して、CC2においてPUSCHを伝送することができる。
UEは、第1の情報に従って、SRSを決定することができ、第1の情報は、SRSのリソースIDと第1の基準RSのリソースIDとの間の差異を表す、オフセットを指す。具体的には、第1の情報は、RRCシグナリング(すなわち、上位層構成)によって構成される、またはMAC-CEシグナリングによってアクティブ化されることができる。例えば、図7に示されるように、CC1における第1の基準RSのリソースID(例えば、SRS)は、1、すなわち、SRS1-1であると仮定する。そして、第1の情報の値は、2である。UEは、SRSリソースが、CC1におけるSRS1-1および第1の情報、すなわち、SRS2-3に従って、CC2においてSRSリソースID=1+2を有することを決定することができる。そして、次いで、UEは、SRS2-3に従って、CC2において、PUSCHのビーム、PCパラメータ、または(および)ポートインジケーションを決定することができる。例えば、UEは、SRS2-3においてSRSポートと同一のアンテナポートを使用して、CC2においてPUSCHを伝送するであろう。
要約すれば、UEは、第2のCCアクティブ化/示されるビーム状態において、第1の基準RSと関連付けられるSRSリソースに従って、第1のCCにおいて信号の第2の情報を決定することができる。第1のCCは、第1のCCリストに属してもよい。第2のCCは、第2のCCリストに属してもよい。第1のCCリストは、第2のCCリストと同一であってもよい。第1のCCリストは、第2のCCリストと関連付けられる。
UEは、第2のコマンドに従って、第1のCCリストと第2のCCリストとの間の関連付けを決定することができる。第2のコマンドによってアクティブ化される情報は、以下の情報、すなわち、ビーム状態、第1のCCリスト、第2のCCリストのうちの少なくとも1つを含んでもよい。第2のCCは、PCellである。ビーム状態リストが、第2のCCに関して構成されてもよい。ビーム状態リストは、アクティブ化または示されるビーム状態を含んでもよい。
第2のCCは、最低CCインデックスを有する、CCであってもよい。第2のCCは、最高CCインデックスを有する、CCであってもよい。UEは、第2のCCのCCインデックスを示す、第2の上位層構成(RRCシグナリング)を提供または構成されることができる。UEは、第2の上位層構成によって構成される、ビーム状態リストから、アクティブ化または示されるビーム状態を決定することができる。ビーム状態リストは、第2のCCまたは第2のCCを含むCCリストに適用されてもよい。SRSのリソースIDリソースは、第1の基準RSのリソースIDと同一であってもよい。
UEは、次いで、第1の情報に従って、SRSリソースを決定することができ、第1の情報は、SRSのリソースIDリソースと第1の基準RSのリソースIDとの間の差異を表す、オフセットを指す。
C. CC関連付けに基づいて標的信号を決定する
ここで図10を参照すると、コンポーネントキャリア関連付けに基づいて、標的信号を決定する、プロセス1000のフロー図が、図示される。プロセス1000は、UE104等の図1-9と併せて本明細書に説明される、コンポーネントのいずれかによって実装または実施されてもよい。概要では、無線通信デバイスが、第2の基準信号と関連付けられる、第1の基準信号を決定してもよい(1005)。無線通信デバイスは、コンポーネントキャリアにおいて標的信号の情報を決定してもよい(1010)。
さらなる詳細では、無線通信デバイス(例えば、UE104)が、第2の基準信号と関連付けられる、第1の基準信号(1005)を識別または決定してもよい。いくつかの実施形態では、第1の基準信号は、第2の基準信号の準コロケーション(QCL)基準信号を含んでもよい、またはそれらであってもよい。第1の基準信号は、第1のコンポーネントキャリア(例えば、CC2)と関連付けられる、一部である、または別様にその中にあってもよい。第2の基準信号は、第2のコンポーネントキャリア(例えば、CC1)と関連付けられる、一部である、または別様にその中にあってもよい。各CCは、とりわけ、時間の割当(例えば、時分割デュプレキシング(TDD))または周波数の割当(例えば、周波数分割デュプレキシング(FDD)下)等のリソースの集約に対応してもよい。基準信号は、物理層(PHY)上に常駐してもよく、DLまたはUL電力に関する基準点を伝達するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、第1のCCおよび第2のCCは、同一のCCリストに属してもよい。いくつかの実施形態では、第1のCCおよび第2のCCは、異なるCCリストに属してもよい。各CCリストは、CC識別のセットを含む、または類似特性と決定されてもよい。第2の基準信号と関連付けられる、第1の基準信号の決定は、任意の数の要因に基づいてもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第1のCCリストが、コマンドの受信に基づいて、またはそれに応答して、第2のCCリストと関連付けられるかどうかを識別または決定してもよい。コマンドは、とりわけ、ビーム状態の識別子、第1のCCリストの識別子、または第2のCCリストの識別子を含んでもよい。ビーム状態の識別子は、とりわけ、準コロケーション(QCL)状態、QCL仮定、伝送構成インジケーション(TCI)状態、または空間関係情報に対応する、参照する、または別様に識別してもよい。QCL状態またはTCI状態は、基準信号(RS)(例えば、QCL RS)と、対応するQCLタイプパラメータとを含んでもよい。QCLタイプパラメータは、ひいては、単独で、または組み合わせて、以下の側面、すなわち、ドップラー拡散、ドップラー偏移、遅延拡散、平均遅延、平均利得、および空間関係パラメータうちの少なくとも1つを含むことができる。空間関係情報は、1つまたはそれを上回る基準RS(空間RSとも呼ばれる)を含んでもよく、これは、標的化RSまたはチャネルと1つまたはそれを上回るRSとの間の同一または準同一場所に位置する空間関係を表すために使用される。第1のCCリストの識別子は、それに関連付ける第1のCCリストに対応する、参照する、または別様に識別してもよい。第2のCCリストの識別子は、それに関連付ける第2のCCリストに対応する、参照する、または別様に識別してもよい。コマンドの仕様に基づいて、無線通信デバイスは、第2のCCリストと関連付けられる第1のCCリストを決定してもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、少なくとも1つのルールに基づいて、第2のCCを識別または決定してもよい。ルールは、CCの間の関係または関連付けを規定してもよい。ルールは、以下を定義する、規定する、または含んでもよい。
・ 第2のCCは、一次セル(PCell)である、
・ 第2のCCは、最高CCインデックスを有する、
・ 第2のCCは、最低CCインデックスを有する、
・ 第2のCCは、ビーム状態(例えば、アクティブ化されたビーム状態)を含む、構成されたビーム状態リストを有する、または
・ 第2のCCは、受信した第1の上位層構成に含まれる、関連付けられる第2のCCインデックスを有する、または別様に上位層構成によって提供される。
ルールに従って、無線通信デバイスは、第2のCCが、一次セル、第2のCCのCCインデックス、第2のCCのビーム状態、および上位層構成(例えば、異なるレベル上のRCCシグナリング)であることを識別してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、ルールを用いて第2のCCに関する識別を比較してもよい。比較に基づいて、無線通信デバイスは、第2の基準信号がその中にある、第2のCCを決定してもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第2の上位層構成の受信に基づいて、第2のCCまたは第2のCCを含むCCリストと関連付けられる、ビーム状態リストを識別または決定してもよい。第2の上位層構成は、異なるレベル上のRCCシグナリングに対応してもよい。ビーム状態リストは、とりわけ、アクティブ化されたビーム状態、示されたビーム状態、非アクティブ化されたビーム状態等のCCのビーム状態を定義する、規定する、または識別してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、ビームリストに基づいて、第2のCCまたは第2のCCを含むCCリストに関するアクティブ化されたビーム状態を見出す、識別する、または決定してもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、ビーム状態が、第1のコマンドに基づいて標的信号に適用可能であるかどうかを識別する、または別様に決定してもよい。標的信号は、第1のCCまたは第1のCCリストを含むCCリスト内にあってもよい。コマンドは、とりわけ、ビーム状態の識別子、第1のCCリストの識別子、または第2のCCリストの識別子を含んでもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイス(例えば、UE)は、ビーム状態リストを用いて、上位層構成によって識別される、定義される、または提供されてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、上位層構成からビーム状態リストを受信してもよい、または提供されてもよい。無線通信デバイスは、第2のコマンドに従って、ビーム状態リストから標的信号に関するビーム状態を読み出す、識別する、または別様に決定してもよい。コマンドは、とりわけ、ビーム状態の識別子、第1のCCリストの識別子、または第2のCCリストの識別子を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第2の基準信号に基づいて、第3の基準信号(例えば、QCL-Type-C RS)を識別または決定してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第3の基準信号を第2の基準信号と関連付けてもよい。第3の基準信号は、第2の基準信号と異なるQCLタイプであってもよい。第2の基準信号は、QCLに関して第3の基準信号と関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、第3の基準信号は、第2の基準信号の準コロケーション(QCL)基準信号を含んでもよい、またはそれであってもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第3の基準信号に基づいて、第1の基準信号を識別または決定してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第3の基準信号を第1の基準信号と関連付けてもよい。第3の基準信号は、第1の基準信号と異なるQCL-Typeのものであってもよい。第1の基準信号は、QCLに関して第3の基準信号と関連付けられ得る。第1の基準信号および第2の基準信号は、QCLに関して相互と関連付けられ得る。QCLタイプに基づいて、無線通信デバイスは、基準信号を識別または決定してもよい。いくつかの実施形態では、第3の基準信号は、第1の基準信号のQCL基準信号を含んでもよい、またはそれであってもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第2のQCLタイプ(例えば、QCL-Type AまたはType-B)として、第1のQCLタイプ(例えば、QCL-Type AまたはType-B)を使用する、構成する、または利用してもよい。第1のQCLタイプは、第2のQCLタイプと異なってもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第1の基準信号に関するリソース識別子(ID)を生成する、識別する、または決定してもよい。第1の基準信号に関するリソースIDは、第1の基準信号を一意に参照または識別してもよい。第1の基準信号に関するリソースIDの決定は、第2の基準信号またはオフセットに関するソースIDに基づいてもよい。オフセットは、第1の基準信号に関するリソースIDと第2の基準信号に関するリソースIDとの間の差異を識別する、示す、または別様に指してもよい。第2の基準信号に関するリソースIDは、第2の基準信号を一意に参照または識別してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第1の信号に関するリソースに基づいて、第1のリソース信号リソースIDを見出す、識別する、または決定してもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第2の基準信号または第2の基準信号を含む信号セットと関連付けられるコードポイントを計算する、生成する、または別様に決定してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第2の基準信号または第2の基準信号を含むセットを用いて、コードポイントを相関させる、対応する、または別様に関連付けてもよい。コードポイントは、TCIコードポイントに従って決定し、DL信号に適用可能であるビーム状態(例えば、アクティブ化または非アクティブ化される)を識別または対応してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、コードポイントに対応する、ビーム状態(例えば、アクティブ化されたビーム状態)を識別または決定してもよい。ビーム状態は、第2の基準信号または第2の基準信号を含む信号セットと関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、ビーム状態をコードポイントに対応する、関連付ける、またはマッピングする。いくつかの実施形態では、アクティブ化されたビーム状態は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)に適用されてもよい。
いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、少なくともPUCCH伝送に基づいて、第1の時間スロットを計算する、識別する、または別様に決定してもよい。PUCCH伝送は、PDSCHに対応する、HARQ-ACK情報を搬送してもよい。PDSCHは、アクティブ化されたビーム状態またはアクティブ化されたビーム状態を含むビーム状態のセットをアクティブ化する、アクティブ化コマンドを搬送してもよい。アクティブ化されたビーム状態は、第2の基準信号と関連付けられ得る。PUCCH伝送は、HARQプロトコルの一部として伝送されてもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、第1の時間スロットおよびPUCCHに関するサブキャリア間隔構成に基づいて、第2の時間スロットを計算する、識別する、または別様に決定してもよい。サブキャリア間隔は、PUCCH伝送の時間持続時間に対応してもよい。いくつかの実施形態では、無線通信デバイスは、時間スロットからのコードポイントに続いて第2の時間スロットに対応するアクティブ化されたビーム状態を計算する、識別する、または別様に決定してもよい。後続時間スロットに関するコードポイントは、上記で議論される様式で決定されてもよい。アクティブ化されたビーム状態は、第2の基準信号と関連付けられ得る。
無線通信デバイスは、第1のコンポーネントキャリア(例えば、CC1)において、標的信号の情報を識別する、生成する、または決定してもよい(1010)。標的信号の情報の決定は、第1の基準信号に従ってもよい。いくつかの実施形態では、標的信号の情報は、とりわけ、ビーム、電力制御パラメータ、またはポートインジケーションを識別する、定義する、または別様に含んでもよい。ビームは、標的信号に関するビームを定義または識別してもよい。電力制御パラメータは、とりわけ、経路損失RS、閉ループプロセス、およびP0を定義または識別してもよい。ポートインジケーションは、それを通して標的信号を伝送する、アンテナポートを参照または識別してもよい。いくつかの実施形態では、標的信号は、とりわけ、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、またはサウンディング基準信号(SRS)を含んでもよい。
本ソリューションの種々の実施形態が、上記に説明されたが、それらは、限定としてではなく、実施例としてのみ提示されたことを理解されたい。同様に、種々の略図は、例示的アーキテクチャまたは構成を描写し得、これは、当業者が、本ソリューションの例示的特徴および機能を理解することを可能にするために提供される。しかしながら、そのような当業者は、本ソリューションが、図示される例示的アーキテクチャまたは構成に制限されず、種々の代替アーキテクチャおよび構成を使用して実装されることができることを理解するであろう。加えて、当業者によって理解されるであろうように、一実施形態の1つまたはそれを上回る特徴は、本明細書に説明される別の実施形態の1つまたはそれを上回る特徴と組み合わせられることができる。したがって、本開示の範疇および範囲は、上記に説明される例証的実施形態のいずれかによって限定されるべきではない。
また、「第1」、「第2」等の指定を使用した本明細書における要素の任意の参照は、概して、それらの要素の量または順序を限定するものではないことを理解されたい。むしろ、これらの指定は、本明細書では、2つまたはそれを上回る要素もしくは要素のインスタンス間で区別する便宜的手段として使用されることができる。したがって、第1および第2の要素の参照は、2つのみの要素が採用され得る、または第1の要素がある様式において、第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。
加えて、当業者は、情報および信号が種々の異なる技術および技法のいずれかを使用して表されることができることを理解するであろう。上記の説明において参照され得る、例えば、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、およびシンボルは、例えば、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光学場または粒子、もしくは任意のそれらの組み合わせによって表されることができる。
当業者はさらに、本明細書に開示される側面に関連して説明される、種々の例証的論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、方法、および機能のいずれかが、電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装、またはその2つの組み合わせ)、ファームウェア、命令を組み込む種々の形態のプログラムまたは設計コード(本明細書では、便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュールと称され得る)、もしくはこれらの技法の任意の組み合わせによって実装されることができることを理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの本可換性を明確に図示するために、種々の例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、概して、その機能性の観点から上記に説明される。そのような機能性が、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェア、もしくはこれらの技法の組み合わせとして実装されるかどうかは、特定の用途および全体的システム上に課される設計制約に依存する。当業者は、説明される機能性を特定の用途毎に種々の方法で実装することができるが、そのような実装判断は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものではない。
さらに、当業者は、本明細書に説明される種々の例証的論理ブロック、モジュール、デバイス、コンポーネント、および回路が、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、もしくは任意のそれらの組み合わせを含み得る、集積回路(IC)内に実装される、またはそれによって実施されることができることを理解するであろう。論理ブロック、モジュール、および回路はさらに、アンテナおよび/または送受信機を含み、ネットワークまたはデバイス内の種々のコンポーネントと通信することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、または状態機械であることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併せた1つまたはそれを上回るマイクロプロセッサの組み合わせ、もしくは本明細書に説明される機能を実施するための任意の他の好適な構成の組み合わせとして実装されることができる。
ソフトウェア内に実装される場合、機能は、1つまたはそれを上回る命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されることができる。したがって、本明細書に開示される方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ可読媒体上に記憶されるソフトウェアとして実装されることができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含み、コンピュータプログラムまたはコードを1つの場所から別の場所に転送することを可能にされ得る、任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく、一例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、もしくは所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形態で記憶するために使用され得、かつコンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含むことができる。
本書では、用語「モジュール」は、本明細書で使用されるように、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、および本明細書に説明される関連付けられる機能を実施するためのこれらの要素の任意の組み合わせを指す。加えて、議論の目的のために、種々のモジュールは、離散モジュールとして説明される。しかしながら、当業者に明白となるであろうように、2つまたはそれを上回るモジュールが、組み合わせられ、本ソリューションの実施形態に従って関連付けられる機能を実施する、単一モジュールを形成してもよい。
加えて、メモリまたは他の記憶装置ならびに通信コンポーネントが、本ソリューションの実施形態において採用されてもよい。明確にする目的のために、上記の説明は、異なる機能ユニットおよびプロセッサを参照して本ソリューションの実施形態を説明していることを理解されたい。しかしながら、異なる機能ユニット、処理論理要素、またはドメイン間の機能性の任意の好適な配布が、本ソリューションから逸脱することなく使用されてもよいことが明白であろう。例えば、別個の処理論理要素またはコントローラによって実施されるように例証される機能性は、同一処理論理要素またはコントローラによって実施されてもよい。故に、具体的機能ユニットの参照は、厳密な論理または物理構造もしくは編成を示すのではなく、説明される機能性を提供するための好適な手段の参照にすぎない。
本開示に説明される実施形態の種々の修正が、当業者に容易に明白となり、本明細書に定義された一般的原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書に示される実施形態に限定されることを意図するものではなく、下記の請求項において制限されるように、本明細書に開示される新規特徴および原理と一致する最広範囲と見なされる。

Claims (12)

  1. 方法であって、
    無線通信デバイスが、第1の基準信号に従って、第1のコンポーネントキャリア(CC)における標的信号の第1の情報を決定することであって、前記第1の基準信号は、第2のCCにおけるものであり、前記第1の基準信号は、前記第2のCCにおいて構成されているビーム状態に含まれている、ことと、
    前記無線通信デバイスが、前記ビーム状態が前記第1のCCにおける前記標的信号に適用可能であることを決定することと
    を含む、方法。
  2. 前記方法は、前記無線通信デバイスが、前記ビーム状態前記第1のCCを含むCCリストにおける前記標的信号に適用可能であることを決定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、
    前記無線通信デバイスが、第1の無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してビーム状態リストを受信することと、
    前記無線通信デバイスが、第1のコマンドに基づいて前記ビーム状態リストから前記ビーム状態を決定することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記方法は、前記無線通信デバイスが、前記第2のCCのインデックスを示す第2のRRCシグナリングに従って、前記第2のCCを決定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の情報は、ビーム含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記標的信号は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、またはサウンディング基準信号(SRS)のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 無線通信デバイスであって、
    前記無線通信デバイスは、少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    1の基準信号に従って、第1のコンポーネントキャリア(CC)における標的信号の第1の情報を決定することであって、前記第1の基準信号は、第2のCCにおけるものであり、前記第1の基準信号は、前記第2のCCにおいて構成されているビーム状態に含まれている、ことと、
    前記ビーム状態が前記第1のCCにおける前記標的信号に適用可能であることを決定することと
    を行うように構成されている、無線通信デバイス。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは前記ビーム状態前記第1のCCを含むCCリストにおける前記標的信号に適用可能であることを決定するように構成されている、請求項に記載の無線通信デバイス。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    受信機を介して、第1の無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してビーム状態リストを受信することと、
    第1のコマンドに基づいて前記ビーム状態リストから前記ビーム状態を決定することと
    を行うように構成されている、請求項に記載の無線通信デバイス。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2のCCのインデックスを示す第2のRRCシグナリングに従って、前記第2のCCを決定するように構成されている、請求項に記載の無線通信デバイス。
  11. 前記第1の情報は、ビーム含む、請求項に記載の無線通信デバイス。
  12. 前記標的信号は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、またはサウンディング基準信号(SRS)のうちの少なくとも1つを含む、請求項に記載の無線通信デバイス。
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