JP7452634B2 - 荷渡支援装置、荷渡支援方法、及びプログラム - Google Patents

荷渡支援装置、荷渡支援方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、荷物の受け渡しを行う係員を支援するための、荷渡支援装置及び荷渡支援方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
宿泊施設、小売店等においては、旅行者の荷物を、この旅行者が利用する空港等に配送する配送サービスを行っている。このような配送サービスでは、旅行者は、荷物を自分で運ぶ必要がなく、空港等で荷物を受け取ることができるので、旅行者にとって大変便利である。但し、旅行者にとって、空港等は不慣れな場所であるため、荷物の受け取り場所を、旅行者が知らない場合もあり、このような配送サービスには、旅行者にとって不安な部分がある。
このため、特許文献1は、旅行者が都合の良い場所で荷物を受け取れるようにするシステムを開示している。具体的には、特許文献1に開示されたシステムでは、サーバは、旅行者の端末装置から、出発地(ホテル等)、目的地(空港等)、荷物の識別情報を受け取ると、出発地から目的地までの経路に基づいて、荷物の受取場所の候補の情報を、旅行者の端末装置に送信する。そして、旅行者は、端末装置を介して、候補の中から希望する受取場所を指定して、サーバ装置に送信する。その後、サーバ装置から配送業者に、荷物の識別情報と受取場所とが通知され、配送業者が旅行者の荷物を受取場所へと配送するので、旅行者は希望する受取場所で荷物を受け取ることができる。
また、特許文献1に開示されたシステムでは、サーバは、旅行者が受取場所に近づくと、そのことを検知して、旅行者の端末に、旅行者が受取場所に近づいたことを通知することもできる。このように、特許文献1に開示されたシステムを利用することで、旅行者における荷物の受け取りについての不安は取り除かれる。
特開2019-160350号公報
ところで、上記特許文献1に開示されたシステムによって、旅行者が受取場所を指定できたとしても、荷物を受け渡す係員の数には制限がある。このため、大量の荷物を受け渡さなければならない場合に、旅行者が自分の荷物を受け取るまでに時間がかかってしまうという問題がある。
一方、係員が、誰がどの時刻にどの荷物を受け取りにくるのかを把握できれば、適切なタイミングで荷出しを行うことができるので、上記問題は解消できると考えられる。しかし、上記特許文献1に開示されたシステムは、旅行者に対して、受取場所に近づいたことを知らせる機能しか備えておらず、このシステムでは、上記問題の解消は困難である。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、荷物を受け渡す係員に対して、荷出しのタイミングを通知し得る、荷渡支援装置、荷渡支援方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における荷渡支援装置は、
カメラから送信されてきた画像から、予め登録された個人を検出する、個人検出部と、
前記個人検出部によって検出された前記個人について、前記個人の目的地、前記目的地でのスケジュール、及び前記目的地で受け取る予定の荷物を特定する、情報特定部と、
特定された前記スケジュールに沿って、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、通知部と、
を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における荷渡支援方法は、
カメラから送信されてきた画像から、予め登録された個人を検出する、個人検出ステップと、
前記個人検出ステップによって検出された前記個人について、前記個人の目的地、前記目的地でのスケジュール、及び前記目的地で受け取る予定の荷物を特定する、情報特定ステップと、
特定された前記スケジュールに沿って、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、通知ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
カメラから送信されてきた画像から、予め登録された個人を検出させ、
前記検出された前記個人について、前記個人の目的地、前記目的地でのスケジュール、及び前記目的地で受け取る予定の荷物を特定させ、
特定された前記スケジュールに沿って、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知させる
ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、荷物を受け渡す係員に対して、荷出しのタイミングを通知することができる。
図1は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の構成を具体的に示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の荷物預入時の動作を示すフロー図である。 図4は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の荷物受渡時の動作を示すフロー図である。 図5は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の荷物受渡時の動作の変形例を示すフロー図である。 図6は、本発明の実施の形態2における荷渡支援装置の構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の実施の形態2における荷渡支援装置の荷物預入時の動作を示すフロー図である。 図8は、本発明の実施の形態2における荷渡支援装置の荷物受渡時の動作を示すフロー図である。 図9は、本発明の実施の形態1及び2における荷渡支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1における、荷渡支援装置、荷渡支援方法、及びプログラムについて、図1~図5を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、実施の形態1における荷渡支援装置の概略構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す実施の形態における荷渡支援装置10は、目的地において個人に荷物を受け渡す係員を支援するための装置である。図1に示すように、荷渡支援装置10は、個人検出部11と、情報特定部12と、通知部13とを備えている。
個人検出部11は、カメラから送信されてきた画像から、予め登録された個人を検出する。情報特定部12は、個人検出部11によって検出された個人について、個人の目的地、目的地でのスケジュール、目的地で受け取る予定の荷物を特定する。通知部13は、特定されたスケジュールに沿って、目的地にある端末装置に対して、特定された荷物の個人による受け取りを通知する。
このように、荷渡支援装置10は、カメラからの画像によって個人が検出されると、その個人のスケジュールに沿って、荷物を受け渡す係員に対して、個人の荷物の受け取りがあることを通知することができる。即ち、荷渡支援装置10によれば、荷物を受け渡す係員に対して、該当する個人による荷物の受け取りが近いこと、即ち、荷出しのタイミングを通知することができるので、係員は、適切なタイミングで荷出しを行うことができる。
続いて、図2を用いて、実施の形態1における荷渡支援装置10の構成及び機能についてより具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の構成を具体的に示すブロック図である。
図2に示すように、荷渡支援装置10は、荷渡支援システム100を構成している。図2に示すように、荷渡支援システム100は、荷渡支援装置10に加えて、複数のカメラ20と、荷物の受け付けを行う荷受係員31の端末装置30と、荷物の受け渡しを行う荷渡係員41の使用する端末装置40とを備えている。荷渡支援装置10は、ネットワーク50を介して、カメラ20、端末装置30、及び端末装置40に接続されている。
また、図2の例は、荷物の預け入れ及び受け取りを行う個人60が旅行者であり、個人60が、出発地であるホテルで荷物を預け、目的地である空港、駅、港、又はバスターミナルで預けた荷物を受け取る場合を示している。この場合、目的地でのスケジュールには、個人60が乗る乗り物の出発時刻が含まれる。
更に、図2の例では、個人60には、予め、固有のID(識別子:identification)が設定されているとする。そして、このIDには、個人60の特定に用いるための個人特定情報と、個人の行動に関する行動情報とが紐付けられている。個人特定情報としては、カメラ20の撮影画像から取得可能な生体情報を用いることができる。生体情報としては、具体的には、顔、指紋、虹彩、網膜、静脈の特徴を定量的に表現した特徴量を用いることができる。また、個人特定情報として、個人の服装、歩容等を用いることもできる。行動情報としては、出発地、目的地、目的地でのスケジュール等が挙げられる。
また、図2に示すように、実施の形態では、荷渡支援装置10は、上述した個人検出部11、情報特定部12、及び通知部13に加えて、情報格納部14を備えている。情報格納部14は、個人毎、即ち、ID毎に、上述した個人特定情報と行動情報とを格納している。具体的には、実施の形態1では、情報格納部14は、個人特定情報としては、各個人60の顔の特徴量を格納している。以降においては、個人特定情報として顔画像を用いて個人を特定するものとして説明する。
実施の形態1では、個人検出部11は、個人特定情報として顔画像を用いて個人を検出する。具体的には、個人検出部11は、カメラ20で撮影された画像から抽出した個人の顔画像を用いて顔認証を実行する。
例えば、荷受係員31は、個人60が荷物の預け入れを希望すると、端末装置30に取り付けられたカメラを用いて個人60の顔を撮影する。これにより、端末装置30は、撮影された顔の画像データから、個人60を特定するための顔の特徴量を計算する。次に、端末装置30は、計算した顔の特徴量を荷渡支援装置10に送信して、個人60の顔認証を依頼する。なお、顔の特徴量は、例えば、顔の重要部分から抽出された特徴量を用いることができる。また、顔の特徴量に代えて、顔の重要部分(目、鼻、口等)の画像データを用いる顔認証を実行することもできる。
荷渡支援装置10の個人検出部11は、認証の依頼を受け付けると、送信されてきた顔の特徴量を、情報格納部14に格納されている生体情報、即ち、顔の特徴量(以下「登録特徴量」と表記する。)と照合する。個人検出部11は、照合の結果、一致する登録特徴量と紐付けられたIDが存在する場合、認証の許可と、登録特徴量に紐付けられたIDとを通知する。一方、個人検出部11は、前記照合の結果、一致する登録特徴量に紐付けられたIDが存在しない場合、認証の不許可を端末装置30に通知する。
端末装置30は、認証が許可された場合は、預けられる荷物に対して識別番号を発行し、発行した識別番号と通知されたIDとを、荷渡支援装置10に送信する。この場合、個人検出部11は、送信されてきた識別番号を、送信されてきたIDに対応する行動情報の一部として、情報格納部14に格納する。また、端末装置30が、識別番号に対応するバーコード等を作成し、荷物を預けた個人60に引換証として渡してもよい。なお、荷受係員31は、個人60の申告に基づいて、ここで発行する識別番号に、荷物に免税品が含まれるか否かを示す英数字を組み込むようにしてもよい。
また、個人検出部11は、端末装置40との間でも同様の顔認証を行う。つまり、荷渡係員41は、個人60が荷物の受け渡しを希望すると、端末装置40に取り付けられたカメラを用いて個人60の顔を撮影する。そして、端末装置40は、上述した端末装置30と同様に、撮影された顔の画像データから顔の特徴量を計算し、これを荷渡支援装置10に送信する。この場合も、個人検出部11は、上述のように顔認証を行い、認証の許可及びIDの通知、又は不許可の通知を行う。
また、実施の形態1では、カメラ20は、複数存在し、それぞれ、異なる場所に設置されている。そして、各カメラ20の位置を特定する位置情報は、予め、カメラ毎に、その識別子と共に、情報格納部14に格納されている。また、各カメラ20は、それぞれ、荷渡支援装置10に対して、顔の画像データを送信すると共に、自身の識別子も送信する。また、各カメラ20は、顔の画像データの送信時刻も付与する。また、各カメラ20は、それぞれ顔の画像データから特徴量を抽出して、その特徴量を荷渡支援装置10に送信してもよい。
個人検出部11は、カメラ20から、ネットワーク50を介して、顔の画像データ及び識別子が送信されてくると、送信されてきた個人特定情報から、カメラ20で撮影された個人の特徴量を特定する。そして、個人検出部11は、特定した特徴量(以下「受信特徴量」と表記する)を、ID毎に、情報格納部14に格納されている登録特徴量と照合し、登録特徴量が受信特徴量に一致するIDが存在しているかどうか判断する。具体的には、個人検出部11は、登録特徴量と受信特徴量との一致度合が設定値以上の場合に一致すると判断する。また、個人検出部11は、一致度合が設定値以上となるIDが複数存在する場合は、最も一致度合が高いIDを一致するIDとして選択する。
情報特定部12は、実施の形態1では、個人検出部11によって一致すると判断されたIDが存在した場合に、情報格納部14から、このIDが紐付けられている行動情報を取得する。そして、情報特定部12は、取得した行動情報に基づいて、このIDが設定された個人60についての、出発地、目的地、目的地でのスケジュール、及び荷物の識別子を特定する。
さらに、情報特定部12は、情報格納部14を参照し、特定した目的地やその近傍に設置されているカメラ20を指定し、個人検出部11及び通知部13に通知する。また、このときに、情報特定部12が、空港等に到着した個人が荷物を受け取りに行く経路上に配置されているカメラを指定することが好ましい。さらに、情報特定部12は、個人の移動速度と、受渡係員41による受渡の準備にかかる時間とを考慮して、空港等に到着した個人が荷物の受け渡し場所に行く経路の上の場所(以下、「チェックポイント」)にあるカメラを指定することがより好ましい。
通知部13は、実施の形態1では、個人検出部11により から送信されてきた画像中に、登録特徴量と一致するIDに紐付けられた個人が検出された場合に、起動する。この場合、通知部13は、この個人の目的地にある端末装置40に対して、情報特定部12で特定された該当IDの個人60による荷物の受け取りがあることを通知する。
具体的には、通知部13は、まず、情報格納部14にアクセスし、画像を送信してきたカメラ20の識別子を取得し、このカメラ20が予め指定されたカメラであるかどうかを判定する。そして、通知部13は、個人特定情報を送信してきたカメラ20が指定されたカメラである場合は、情報特定部12によって特定された荷物の識別子、スケジュール、個人60のIDを、受渡係員41の端末装置40に送信する。
この態様によれば、荷物を受け取る個人60が、チェックポイントとなるカメラ20を通過したタイミングで、通知部13は、受渡係員41に対し、荷渡の準備をすべきことを通知することができる。なお、カメラ20の指定は、荷渡支援システム100の管理者等によって、人の移動速度と、受渡係員41による受渡の準備にかかる時間とを考慮して、出発地と目的地との間のチェックポイントを設定し、そこにあるカメラの中から行われる。
また、通知部13は、情報格納部にアクセスし、個人特定情報を送信してきたカメラ20の識別子からその位置情報を取得し、そして、取得した位置情報で特定されるカメラ20の位置と、情報特定部12が特定された目的地の位置とを比較することもできる。この場合、通知部13は、例えば、このカメラ20の位置が、目的地を基準に設定されたエリアに存在しているかどうかを判定する。
そして、判定の結果、このカメラ20の位置が、目的地を基準に設定されたエリアに存在している場合に、通知部13は、情報特定部12によって特定された荷物の識別子、スケジュール、個人60のIDを、受渡係員41の端末装置40に送信することもできる。この態様では、チェックポイントとなるカメラ20を予め指定する必要がない。
また、通知部13は、目的地で受け取る予定の荷物の種類に応じて設定されたコメントを更に通知することもできる。具体的には、通知部13は、荷物に免税品が含まれない場合、荷物の受け取りの通知の他に、荷渡後に荷物をチェックインカウンターに送る旨のコメントを通知する。また、通知部13による荷物が免税品か否かの判断は、例えば、荷物受け取りの際に端末装置30が発行する荷物の識別番号に、免税品か否かを示す英数字を組み込むことで可能となる。なお、通知部13による追加コメントは、免税品を含まない荷物に対する「荷渡後に荷物をチェックインカウンターに送る旨」に限られない。追加コメントとしては、荷物の種類に応じた任意のコメントを設定することができる。
更に、通知部13は、現在の時刻と、情報特定部12によって特定された出発時刻との差分を求め、求めた差分が閾値以下となった場合に、目的地にある端末装置40に対して、荷物の個人60による受け取りがあることを通知することもできる。この態様によれば、荷物を受け取る個人60が、目的地の近くにはいるが、出発までに時間があるために、直ぐに荷物を受け取りにこない場合にも対応できる。
[装置動作]
次に、実施の形態1における荷渡支援装置10の動作について図3及び図4を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図1を参照する。また、実施の形態1では、荷渡支援装置10を動作させることによって、荷渡支援方法が実施される。よって、実施の形態1における荷渡支援方法の説明は、以下の荷渡支援装置10の動作説明に代える。
最初に、図3を用いて、荷物預け入れ時の動作について説明する。図3は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の荷物預入時の動作を示すフロー図である。図3は、荷物の預け入れ側の端末装置30から顔認証の依頼を受けた際の荷渡支援装置10の動作を示す。
図3に示すように、最初に、荷渡支援装置10において、個人検出部11は、荷物の預け入れ側の端末装置30から、個人60の個人特定情報の送信と共に個人の顔認証の依頼があると、それを受け付ける(ステップA1)。
次に、個人検出部11は、ステップA1で送信されてきた個人特定情報を用いて、顔認証を実行する(ステップA2)。具体的には、個人検出部11は、送信されてきた顔の特徴量と、情報格納部14に格納されている登録特徴量とを照合する。
次に、個人検出部11は、照合の結果に基づいて、認証を許可するかどうかを判定する(ステップA3)。具体的には、個人検出部11は、送信されてきた顔の特徴量と一致する登録特徴量に紐付けられたIDが存在するかどうかを判定し、存在する場合は許可し、存在しない場合は不許可とする。
ステップA3の判定の結果、認証を許可しない場合は、個人検出部11は、認証の不許可を端末装置30に通知し(ステップA7)、処理を終了する。一方、ステップA3の判定の結果、認証を許可する場合は、個人検出部11は、認証の許可を端末装置30に通知する(ステップA4)。
ステップA4が実行されると、端末装置30は、預けられる荷物に対して識別番号を発行し、発行した識別番号と通知されたIDとを、荷渡支援装置10に送信する。このため、個人検出部11は、送信されてきた識別番号とIDとを受信する(ステップA5)。また、個人検出部11は、送信されてきた識別番号を、送信されてきたIDに対応する行動情報の一部として、情報格納部14に格納する。
さらに、情報特定部12は、情報格納部14を参照し、チェックポイントとして、前記IDに対応する個人の目的地やその近傍に設置されているカメラ20を指定し、個人検出部11に通知する(ステップA6)。
続いて、図4を用いて、荷物受渡時の動作について説明する。図4は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の荷物受渡時の動作を示すフロー図である。図4は、カメラ20から画像を受信した際の荷渡支援装置10の動作を示す。
図4に示すように、最初に、個人検出部11は、各カメラ20からの画像の送信を待機し、いずれかのカメラ20から画像が送信されてくると、送信されてきた画像を受信する(ステップA8)。
そして、個人検出部11は、ステップA8で受信した画像を用いて、カメラ20からの映像に、荷物を預け入れた個人が映っているかどうかを判定する(ステップA9)。具体的には、個人検出部11は、まず、ステップA6で受信した画像に映った人物の顔画像から、当該人物の顔の特徴量(受信特徴量)を特定する。と、情報格納部14の登録特徴量とを照合し、登録特徴量が受信特徴量に一致するIDが存在しているかどうか判定する。
ステップA9の判定の結果、カメラ20からの画像に、荷物を預け入れた個人が映っていない場合は、個人検出部11は、待機状態となり、再度、ステップA8を実行する。
一方、ステップA9の判定の結果、カメラ20からの画像に、荷物を預け入れた個人が映っている場合は、個人検出部11は、映っている個人のIDを情報特定部12に通知する。これにより、情報特定部12は、このIDが紐付けられている行動情報を取得し、取得した行動情報から、このIDが設定された個人60についての、出発地、目的地、目的地でのスケジュール、及び荷物の識別子を特定する(ステップA10)。
次に、通知部13は、荷物を預け入れた個人60を撮影していたカメラがチェックポイントとして指定されたカメラであるかどうかを判定する(ステップA11)。具体的には、通知部13は、まず、情報格納部にアクセスし、個人特定情報を送信してきたカメラ20の識別子を取得し、このカメラ20がチェックポイントとして指定されたカメラであるかどうかを判定する。
ステップA11の判定の結果、荷物を預け入れた個人60を撮影していたカメラがチェックポイントとして指定されたカメラでない場合は、通知部13は、個人検出部11に再度ステップA8を実行させる。
一方、ステップA11の判定の結果、荷物を預け入れた個人60を撮影していたカメラがチェックポイントとして指定されたカメラである場合は、通知部13は、ステップA8で特定された目的地にある端末装置40に対して、該当する荷物の識別子と荷物の個人60による受け取りがあることを通知する(ステップA12)。
また、ステップA8~A12は、預けられた全ての荷物について通知が行われるまで、繰り返し実行されることになる。更に、ステップA12の実行後、個人60が目的地に訪れ、受渡側にある端末装置40から顔認証が依頼された場合は、個人検出部11は、上述したステップA1及びA2と同様に、顔認証を実行する。その後、顔認証が許可された場合は、個人60は、荷物を受け取ることができる。もちろん、顔認証に代えて、個人60による身分証明書、バーコード形式の引換証等の提示を条件として、係員が荷物を引き渡してもよい。
[実施の形態1による効果]
以上のように、実施の形態1では、荷物を預け入れた個人が、出発地と目的地との間に設定されたチェックポイントを過ぎたことがカメラによって撮影されると、目的地にある端末装置40に対して、この個人による荷物の受け取りがあることが通知される。実施の形態1によれば、荷物を受け渡す係員に対して、荷出しのタイミングを通知することができるので、係員は、適切なタイミングで荷出しを行うことができる。
[プログラム]
実施の形態1におけるプログラムは、コンピュータに、図3に示すステップA1~A7、図4に示すステップA8~A12の処理を実行させるプログラムであれば良い。また、図3に示すステップA1~A7と、図4に示すステップA8~A12とは、それぞれ別のコンピュータによって実行されてもよい。これらのプログラムをコンピュータにインストールし、実行させることによって、実施の形態1における荷渡支援装置10と荷渡支援方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、個人検出部11、情報特定部12、及び通知部13として機能し、処理を行なう。
また、実施の形態1では、情報格納部14は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって実現されていても良いし、別のコンピュータの記憶装置によって実現されていても良い。
また、コンピュータとしては、汎用のPCの他に、スマートフォン、タブレット型端末装置が挙げられる。更に、コンピュータは、端末装置30又は端末装置40であっても良く、この場合は、実施の形態1における荷渡支援装置10は、端末装置30又は端末装置40のオペレーティングシステム上に構築されることになる。
また、実施の形態1におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、個人検出部11、情報特定部12、及び通知部13のいずれかとして機能しても良い。
更に、実施の形態1では、例えば、個人検出部11がカメラ20に備えられたコンピュータによって実現されていてもよい。この場合、情報特定部12は、カメラ20からIDを受け取って、そのIDに対応する個人の目的地、目的地でのスケジュール、及び目的地で受け取る予定の荷物を特定することになる。
[変形例]
上記した実施の形態1では、事前にチェックポイントとなるカメラが指定されているものとして説明したが、荷渡支援装置10がカメラ20から個人特定情報の受信の都度、目的地にある端末装置40に対して通知を行うかどうかが判定されてもよい。図5を用いて、実施の形態1における変形例について説明する。図5は、本発明の実施の形態1における荷渡支援装置の荷物受渡時の動作の変形例を示すフロー図である。
まず、本変形例では、荷渡支援装置10は、荷物預け入れ時の動作として、図3に示すステップA1~A5及びA7を実行する。本変形例では、ステップA6は実行されず、チェックポイントとなるカメラ20の指定は行われない。
図5に示すように、個人検出部11は、各カメラ20からの画像の送信を待機し、いずれかのカメラ20から画像が送信されてくると、送信されてきた画像を受信する(ステップA21)。ステップA21は、図4に示したステップA8と同様のステップである。
次に、個人検出部11は、ステップA8で受信した画像を用いて、カメラ20からの映像に、荷物を預け入れた個人が映っているかどうかを判定する(ステップA22)。
ステップA22の判定の結果、カメラ20からの画像に、荷物を預け入れた個人が映っていない場合は、個人検出部11は、待機状態となり、再度、ステップA21を実行する。
一方、ステップA22の判定の結果、カメラ20からの画像に、荷物を預け入れた個人が映っている場合は、個人検出部11は、映っている個人のIDを情報特定部12に通知する。これにより、情報特定部12は、このIDが紐付けられている行動情報を取得し、取得した行動情報から、このIDが設定された個人60についての、出発地、目的地、目的地でのスケジュール、及び荷物の識別子を特定する(ステップA23)。
次に、通知部13は、情報格納部14にアクセスし、画像報を送信してきたカメラ20の識別子からその位置情報を取得する(ステップA24)。
次に、通知部13は、ステップA24で取得された位置情報で特定されるカメラ20の位置と、ステップA23で特定された目的地の位置とを比較する。そして、通知部13は、カメラ20が、該当する個人60による受け取りがあることを通知すべき位置にあるか否かを判定する(ステップA25)。
ステップA25により、カメラ20の位置が、目的地を基準に設定されたエリア(例えば、空港近くのエリア)、又は空港の入口から受け渡し窓口の経路上に存在しているかどうかが判定される。このため、本変形例によれば、より精緻な通知を行うことができる。
ステップA25の判定の結果、カメラ20が、該当する個人60による受け取りがあることを通知すべき位置にない場合は、再度、ステップA21が実行される。
一方、ステップA25の判定の結果、カメラ20が、該当する個人60による受け取りがあることを通知すべき位置にある場合は、通知部13は、荷渡係員41の端末装置40に対し、情報特定部12によって特定された荷物の識別子、スケジュール、及び個人60のIDを通知する(ステップA26)。
以上のような変形例によれば、チェックポイントとなるカメラ20を予め指定する必要がなく、チェックポイントとなるカメラ20が多数ある場合に好適に適用できるという利点がある。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2における、荷渡支援装置、荷渡支援方法、及びプログラムについて、図6~図8を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、実施の形態2における荷渡支援装置の構成について図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態2における荷渡支援装置の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、実施の形態2における荷渡支援装置70は、実施の形態1と同様に、荷渡支援システム100を構成している。荷渡支援装置70も、複数のカメラ20と、荷物の受け付けを行う荷受係員31の端末装置30と、荷物の受け渡しを行う荷渡係員41の使用する端末装置40とに、ネットワーク50を介して接続されている。
また、図4に示すように、荷渡支援装置70も、実施の形態1における荷渡支援装置10と同様に、個人検出部11と、情報特定部12と、通知部13と、情報格納部14とを備えている。但し、荷渡支援装置70は、これらに加えて、行動判定部71も備えており、この点で、実施の形態1における荷渡支援装置10と異なっている。以下、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
行動判定部71は、複数のカメラ20それぞれから画像を受信した個人検出部11が、複数のカメラ20のうちの全部又は一部のカメラから送信されてきた画像から、個人60(ID)を検出した場合に起動する。そして、行動判定部71は、個人が検出された個人特定情報の送信元のカメラの位置、送信時刻、及び情報特定部12が特定したスケジュールに基づいて、個人60が目的地に向かっているかどうかを判定する。
具体的には、行動判定部71は、個人検出部11によってIDが検出される度に、送信元のカメラの位置、及び送信時刻を蓄積し、このIDの持ち主である個人60の移動軌跡を特定する。そして、行動判定部71は、特定した移動軌跡と目的地とを対比して、個人60と目的地との距離が一定の割合以上の速さで減少しており、且つ、現在の時刻と出発時刻との差分が閾値以下ある場合は、個人60が目的地に向かっていると判定する。
通知部13は、行動判定部71によって、個人が目的地に向かっていると判定された場合に、目的地にある端末装置40に対して、情報特定部12が特定した荷物の個人による受け取りがあることを通知する。
[装置動作]
次に、実施の形態2における荷渡支援装置70の動作について図7及び図8を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図6を参照する。また、実施の形態2では、荷渡支援装置70を動作させることによって、荷渡支援方法が実施される。よって、実施の形態2における荷渡支援方法の説明は、以下の荷渡支援装置70の動作説明に代える。
最初に、図7を用いて、荷物預入時の動作について説明する。図7は、本発明の実施の形態2における荷渡支援装置の荷物預入時の動作を示すフロー図である。図7は、荷物の預け入れ側の端末装置30から顔認証の依頼を受けた際の荷渡支援装置70の動作を示す。
図7に示すように、最初に、荷渡支援装置70において、個人検出部11は、荷物の預け入れ側の端末装置30から、個人60の画像の送信と共に個人の顔認証の依頼があると、それを受け付ける(ステップB1)。
次に、個人検出部11は、ステップB1で送信されてきた画像を用いて、顔認証を実行する(ステップB2)。
次に、個人検出部11は、照合の結果に基づいて、認証を許可するかどうかを判定する(ステップB3)。
ステップB3の判定の結果、認証を許可しない場合は、個人検出部11は、認証の不許可を端末装置30に通知し(ステップB6)、処理を終了する。一方、ステップB3の判定の結果、認証を許可する場合は、個人検出部11は、認証の許可を端末装置30に通知する(ステップB4)。
ステップB4が実行されると、端末装置30は、預けられる荷物に対して識別番号を発行し、発行した識別番号と通知されたIDとを、荷渡支援装置10に送信する。このため、個人検出部11は、送信されてきた識別番号とIDとを受信する(ステップB5)。また、個人検出部11は、送信されてきた識別番号を、送信されてきたIDに対応する行動情報の一部として、情報格納部14に格納する。
なお、上述したステップB1~B6は、実施の形態において図3に示したステップA1~A5及びA7と同様のステップである。
続いて、図8を用いて、荷物受渡時の動作について説明する。図8は、本発明の実施の形態2における荷渡支援装置の荷物受渡時の動作を示すフロー図である。図8は、カメラ20から個人特定情報を受信した際の荷渡支援装置70の動作を示す。
図8に示すように、最初に、個人検出部11は、各カメラ20からの個人特定情報の送信を待機し、いずれかのカメラ20から画像が送信されてくると、送信されてきた画像を受信する(ステップB7)。
そして、個人検出部11は、ステップB7で受信した画像に、荷物を預け入れた個人が映っているかどうかを判定する(ステップB8)。
ステップB8の判定の結果、カメラ20からの画像に、荷物を預け入れた個人が映っていない場合は、個人検出部11は、待機状態となり、再度、ステップB7を実行する。
一方、ステップB8の判定の結果、カメラ20からの画像に、荷物を預け入れた個人が映っている場合は、個人検出部11は、映っている個人のIDを情報特定部12に通知する。これにより、情報特定部12は、このIDが紐付けられている行動情報を取得し、取得した行動情報から、このIDが設定された個人60についての、出発地、目的地、目的地でのスケジュール、及び荷物の識別子を特定する(ステップB9)。
次に、行動判定部71は、ステップB8でカメラに映っていると判定された個人60について、個人特定情報の送信元のカメラ20の位置及び送信時刻を特定する。そして、行動判定部71は、過去から現在までの個人特定情報の送信元のカメラ20の位置及び送信時刻に基づいて、この個人60の移動軌跡を特定する(ステップB10)。
具体的には、行動判定部71は、カメラ20から送信されてくるカメラ20の識別子に基づいて、情報格納部14から位置情報を検索することで、カメラ20の位置を特定できる。また、行動判定部71は、個人特定情報から送信時刻を特定する。このような送信時刻とカメラ20の組み合わせを2以上特定することで、個人60の移動軌跡を特定することが可能となる。
次に、行動判定部71は、特定した移動軌跡と目的地とを対比して、個人60が目的地に向かっているかどうかを判定する(ステップB11)。具体的には、行動判定部71は、個人60と目的地との距離が一定の割合以上の速さで減少しており、且つ、現在の時刻と出発時刻との差分が閾値以下ある場合は、個人60が目的地に向かっていると判定する。
ステップB11の判定の結果、個人60が目的地に向かっていないと判定する場合は、行動判定部71は、個人検出部11に再度ステップB7を実行させる。一方、ステップB11の判定の結果、個人60が目的地に向かっていると判定する場合は、行動判定部71は、通知部13にステップB12を実行させる。
ステップB12では、通知部13は、ステップB8で特定された目的地にある端末装置40に対して、該当する荷物の識別子と荷物の個人60による受け取りがあることを通知する。
また、ステップB7~B12は、預けられた全ての荷物について通知が行われるまで、繰り返し実行されることになる。更に、ステップB12の実行後、個人60が目的地に訪れ、受渡側にある端末装置40から顔認証が依頼された場合は、個人検出部11は、上述したステップB1及びB2と同様に、顔認証を実行する。その後、顔認証が許可された場合は、個人60は、荷物を受け取ることができる。本実施の形態においても、顔認証に代えて、個人60による身分証明書、バーコード形式の引換証等の提示を条件として、係員が荷物を引き渡してもよい。
[実施の形態2による効果]
以上のように、実施の形態2では、荷物を預け入れた個人が目的地に近づいていると判定されると、目的地にある端末装置40に対して、この個人による荷物の受け取りがあることが通知される。実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、荷物を受け渡す係員に対して、荷出しのタイミングを通知することができるので、係員は、適切なタイミングで荷出しを行うことができる。
[プログラム]
実施の形態2におけるプログラムは、コンピュータに、図7に示すステップB1~B6、図8に示すステップB7~B12を実行させるプログラムであれば良い。また、図7に示すステップB1~B6と、図8に示すステップB7~B12とは、それぞれ別のコンピュータによって実行されてもよい。これらのプログラムをコンピュータにインストールし、実行させることによって、実施の形態2における荷渡支援装置70と荷渡支援方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、個人検出部11、情報特定部12、通知部13、及び行動判定部71として機能し、処理を行なう。
また、実施の形態2においても、情報格納部14は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって実現されていても良いし、別のコンピュータの記憶装置によって実現されていても良い。
また、コンピュータとしては、汎用のPCの他に、スマートフォン、タブレット型端末装置が挙げられる。更に、コンピュータは、端末装置30又は端末装置40であっても良く、この場合は、実施の形態1における荷渡支援装置10は、端末装置30又は端末装置40のオペレーティングシステム上に構築されることになる。
また、実施の形態2におけるプログラムは、実施の形態1と同様に、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、個人検出部11、情報特定部12、通知部13及び行動判定部71のいずれかとして機能しても良い。
更に、実施の形態2でも、例えば、個人検出部11がカメラ20に備えられたコンピュータによって実現されていてもよい。この場合、情報特定部12は、カメラ20からIDを受け取って、そのIDに対応する個人の目的地、目的地でのスケジュール、及び目的地で受け取る予定の荷物を特定することになる。
また、上記した実施形態1、2の例では、個人特定情報として顔画像を用いる例を挙げて説明したが、個人特定情報として、個人の服装、歩容等を用いることもできる。例えば個人の服装については、荷受係員の端末装置30で取得した当日の個人60の服装を個人特定情報として用いることができる。また、生体情報として、指紋、虹彩、網膜、静脈等の生体情報を用いることができる。これらの場合、これらの生体情報を取得しやすいようにカメラ20を設置する必要がある。例えば、指紋、静脈等の場合、個人60が目的地に行く途中に存在する手すりにカメラ20を設置することになる。
[物理構成]
ここで、実施の形態1及び2におけるプログラムを実行することによって、荷渡支援装置を実現するコンピュータについて図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態1及び2における荷渡支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図9に示すように、コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
また、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていても良い。この態様では、GPU又はFPGAが、実施の形態におけるプログラムを実行することができる。
CPU111は、記憶装置113に格納された、コード群で構成された実施の形態におけるプログラムをメインメモリ112に展開し、各コードを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。
また、実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における荷渡支援装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、荷渡支援装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)~(付記15)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
カメラから送信されてきた画像から、予め登録された個人を検出する、個人検出部と、
前記個人検出部によって検出された前記個人について、前記個人の目的地、前記目的地でのスケジュール、及び前記目的地で受け取る予定の荷物を特定する、情報特定部と、
特定された前記スケジュールに沿って、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、通知部と、
を備えている、ことを特徴とする荷渡支援装置。
(付記2)
付記1に記載の荷渡支援装置であって、
前記個人検出部が、複数のカメラのうちの予め指定されたカメラから送信されてきた前記画像から、前記個人を検出した場合に、前記通知部が、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
ことを特徴とする荷渡支援装置。
(付記3)
付記1に記載の荷渡支援装置であって、
複数のカメラそれぞれから画像が送信され、前記個人検出部が、前記複数のカメラのうちの全部又は一部のカメラから送信されてきた画像から、前記個人を検出した場合に、
前記個人が検出された前記画像の送信元の前記カメラの位置、送信時刻、及び特定された前記スケジュールに基づいて、前記個人が前記目的地に向かっているかどうかを判定する、行動判定部を更に備え、
前記行動判定部によって、前記個人が前記目的地に向かっていると判定された場合に、前記通知部が、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
ことを特徴とする荷渡支援装置。
(付記4)
付記1~3のいずれかに記載の荷渡支援装置であって、
前記目的地で受け取る予定の荷物の種類に応じて、前記通知部が、予め設定されたコメントを更に通知する、
ことを特徴とする荷渡支援装置。
(付記5)
付記1~4のいずれかに記載の荷渡支援装置であって、
前記目的地が、空港、駅、港、及びバスターミナルのうちの1つであり、前記スケジュールが、前記個人が乗る乗り物の出発時刻を含み、
前記通知部が、現在の時刻と前記出発時刻との差分を求め、求めた差分が閾値以下となった場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
ことを特徴とする荷渡支援装置。
(付記6)
カメラから送信されてきた、画像から、予め登録された個人を検出する、個人検出ステップと、
前記個人検出ステップによって検出された前記個人について、前記個人の目的地、前記目的地でのスケジュール、前記目的地で受け取る予定の荷物を特定する、情報特定ステップと、
特定された前記スケジュールに沿って、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、通知ステップと、
を有する、ことを特徴とする荷渡支援方法。
(付記7)
付記6に記載の荷渡支援方法であって、
複数のカメラのうちの予め指定されたカメラから送信されてきた前記画像から、前記個人を検出した場合に、前記通知ステップにおいて、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
ことを特徴とする荷渡支援方法。
(付記8)
付記6に記載の荷渡支援方法であって、
複数のカメラそれぞれから画像が送信され、前記複数のカメラのうちの全部又は一部のカメラから送信されてきた前記画像から、前記個人を検出した場合に、
前記個人が検出された前記画像の送信元の前記カメラの位置、送信時刻、及び特定された前記スケジュールに基づいて、前記個人が前記目的地に向かっているかどうかを判定する、行動判定ステップを更に有し、
前記行動判定ステップによって、前記個人が前記目的地に向かっていると判定された場合に、前記通知ステップにおいて、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
ことを特徴とする荷渡支援方法。
(付記9)
付記6~8のいずれかに記載の荷渡支援方法であって、
前記目的地で受け取る予定の荷物の種類に応じて、前記通知ステップにおいて、設定されたコメントを更に通知する、
ことを特徴とする荷渡支援方法。
(付記10)
付記6~9のいずれかに記載の荷渡支援方法であって、
前記目的地が、空港、駅、港、及びバスターミナルのうちの1つであり、前記スケジュールが、前記個人が乗る乗り物の出発時刻を含み、
前記通知ステップにおいて、現在の時刻と前記出発時刻との差分を求め、求めた差分が閾値以下となった場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
ことを特徴とする荷渡支援方法。
(付記11)
コンピュータに、
カメラから送信されてきた画像から、予め登録された個人を検出させ、
前記検出された個人について、前記個人の目的地、前記目的地でのスケジュール、及前記目的地で受け取る予定の荷物を特定させ、
特定された前記スケジュールに沿って、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知させる
ログラム。
(付記12)
付記11に記載のプログラムであって、
前記個人の検出において、複数のカメラのうちの予め指定されたカメラから送信されてきた画像から、前記個人を検出した場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
ことを特徴とするプログラム
(付記13)
付記11に記載のプログラムであって、
記コンピュータに、
複数のカメラそれぞれから画像が送信され、前記個人の検出において、前記複数のカメラのうちの全部又は一部のカメラから送信されてきた前記画像から、前記個人を検出した場合に、
前記個人が検出された前記画像の送信元の前記カメラの位置、送信時刻、及び特定された前記スケジュールに基づいて、前記個人が前記目的地に向かっているかどうかを判定させ
記個人が前記目的地に向かっていると判定された場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知させる、
ことを特徴とするプログラム
(付記14)
付記11~13のいずれかに記載のプログラムであって、
前記目的地で受け取る予定の荷物の種類に応じて、予め設定されたコメントを更に通知させる、
ことを特徴とするプログラム
(付記15)
付記11~14のいずれかに記載のプログラムであって、
前記目的地が、空港、駅、港、及びバスターミナルのうちの1つであり、前記スケジュールが、前記個人が乗る乗り物の出発時刻を含み、
在の時刻と前記出発時刻との差分を求め、求めた差分が閾値以下となった場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知させる、
ことを特徴とするプログラム
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
以上のように、本発明によれば、荷物を受け渡す係員に対して、荷出しのタイミングを通知することができる。本発明は、旅行客の荷物の預かり及び受け渡しを管理するシステムに有用である。
10 荷渡支援装置(実施の形態1)
11 個人検出部
12 情報特定部
13 通知部
14 情報格納部
20 カメラ
30 荷受係員の端末装置
31 荷受係員
40 荷渡係員の端末装置
41 荷渡係員
50 ネットワーク
70 荷渡支援装置(実施の形態2)
71 行動判定部
100 荷渡支援システム
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (12)

  1. カメラから送信されてきた画像から、予め登録された個人を検出する、個人検出部と、
    前記個人検出部によって検出された前記個人について、前記個人の目的地、前記目的地でのスケジュール、及び前記目的地で受け取る予定の荷物を特定する、情報特定部と、
    特定された前記スケジュールに沿って、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、通知部と、
    複数のカメラそれぞれから画像が送信され、前記個人検出部が、前記複数のカメラのうちの全部又は一部のカメラから送信されてきた画像から、前記個人を検出した場合に、
    前記個人が検出された前記画像の送信元の前記カメラの位置、送信時刻、及び特定された前記スケジュールに基づいて、前記個人が前記目的地に向かっているかどうかを判定する、行動判定部と、
    を備え
    前記行動判定部によって、前記個人が前記目的地に向かっていると判定された場合に、前記通知部が、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
    ことを特徴とする荷渡支援装置。
  2. 請求項1に記載の荷渡支援装置であって、
    前記個人検出部が、複数のカメラのうちの予め指定されたカメラから送信されてきた前記画像から、前記個人を検出した場合に、前記通知部が、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
    ことを特徴とする荷渡支援装置。
  3. 請求項1に記載の荷渡支援装置であって、
    前記目的地で受け取る予定の荷物の種類に応じて、前記通知部が、予め設定されたコメントを更に通知する、
    ことを特徴とする荷渡支援装置。
  4. 請求項1に記載の荷渡支援装置であって、
    前記目的地が、空港、駅、港、及びバスターミナルのうちの1つであり、前記スケジュールが、前記個人が乗る乗り物の出発時刻を含み、
    前記通知部が、現在の時刻と前記出発時刻との差分を求め、求めた差分が閾値以下となった場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
    ことを特徴とする荷渡支援装置。
  5. コンピュータが実行する方法であって、
    カメラから送信されてきた画像から、予め登録された個人を検出し、
    検出した前記個人について、前記個人の目的地、前記目的地でのスケジュール、及び前記目的地で受け取る予定の荷物を特定し、
    特定された前記スケジュールに沿って、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知し、
    複数のカメラそれぞれから画像が送信され、前記複数のカメラのうちの全部又は一部のカメラから送信されてきた前記画像から、前記個人を検出した場合に、
    前記個人が検出された前記画像の送信元の前記カメラの位置、送信時刻、及び特定された前記スケジュールに基づいて、前記個人が前記目的地に向かっているかどうかを判定し、
    前記荷物の前記個人による受け取りがあることの通知においては、前記個人が前記目的地に向かっていると判定された場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
    ことを特徴とする荷渡支援方法。
  6. 請求項に記載の荷渡支援方法であって、
    複数のカメラのうちの予め指定されたカメラから送信されてきた前記画像から、前記個人を検出した場合に、記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
    ことを特徴とする荷渡支援方法。
  7. 請求項に記載の荷渡支援方法であって、
    前記目的地で受け取る予定の荷物の種類に応じて、予め設定されたコメントを更に通知する、
    ことを特徴とする荷渡支援方法。
  8. 請求項に記載の荷渡支援方法であって、
    前記目的地が、空港、駅、港、及びバスターミナルのうちの1つであり、前記スケジュールが、前記個人が乗る乗り物の出発時刻を含み、
    現在の時刻と前記出発時刻との差分を求め、求めた差分が閾値以下となった場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知する、
    ことを特徴とする荷渡支援方法。
  9. コンピュータに、
    カメラから送信されてきた画像から、予め登録された個人を検出させ、
    前記検出された前記個人について、前記個人の目的地、前記目的地でのスケジュール、及び前記目的地で受け取る予定の荷物を特定させ、
    特定された前記スケジュールに沿って、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知させ
    複数のカメラそれぞれから画像が送信され、前記複数のカメラのうちの全部又は一部のカメラから送信されてきた画像から、前記個人を検出した場合に、
    前記個人が検出された前記画像の送信元の前記カメラの位置、送信時刻、及び特定された前記スケジュールに基づいて、前記個人が前記目的地に向かっているかどうかを判定させ、
    前記荷物の前記個人による受け取りがあることの通知においては、前記個人が前記目的地に向かっていると判定された場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知させる、
    プログラム。
  10. 請求項に記載のプログラムであって、
    複数のカメラのうちの予め指定されたカメラから送信されてきた画像から、前記個人を検出した場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  11. 請求項に記載のプログラムであって、
    前記目的地で受け取る予定の荷物の種類に応じて、予め設定されたコメントを更に通知させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  12. 請求項に記載のプログラムであって、
    前記目的地が、空港、駅、港、及びバスターミナルのうちの1つであり、前記スケジュールが、前記個人が乗る乗り物の出発時刻を含み、
    現在の時刻と前記出発時刻との差分を求め、求めた差分が閾値以下となった場合に、前記目的地にある端末装置に対して、特定された前記荷物の前記個人による受け取りがあることを通知させる、ことを特徴とするプログラム。
JP2022512507A 2020-03-30 2020-03-30 荷渡支援装置、荷渡支援方法、及びプログラム Active JP7452634B2 (ja)

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