JP7449746B2 - アンテナ、無線通信モジュール、荷物受取装置及び荷物受取システム - Google Patents

アンテナ、無線通信モジュール、荷物受取装置及び荷物受取システム Download PDF

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Description

本開示は、アンテナ、無線通信モジュール、荷物受取装置及び荷物受取システムに関する。
アンテナとして、例えば、ダイポールアンテナが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のダイポールアンテナは、磁性体の内部に、平行に配置された放射素子と反射素子とを有している。放射素子と反射素子とは、両端を折り曲げたダイポールエレメントからなる折返しダイポール構造となっている。
特開2012-105189号公報
ダイポールアンテナは、金属上に設置すると、入力インピーダンスが低下したり、周波数帯域が狭帯域化したりすることで、アンテナ特性が低下する場合がある。
本開示は、金属上に設置する場合であっても、アンテナ特性の低下を抑制することができるアンテナ、無線通信モジュール、荷物受取装置及び荷物受取システムを提供することを目的とする。
態様の1つに係るアンテナは、第1周波数帯となる電磁波に対して人工磁気壁特性を示す第1のモードとなり、前記第1周波数帯よりも高い第2周波数帯となる前記電磁波に対して誘電体共振器として働く第2のモードとなるアンテナ本体と、前記アンテナ本体が設置される底板と、前記底板から立設すると共に前記アンテナ本体の周囲に距離を空けて設けられる側壁と、を有し、前記電磁波が出入する面が開口となる金属製の収容ケースと、を備える。
態様の1つに係る無線通信モジュールは、上記のアンテナと、前記収容ケースの内部に収容され、前記アンテナ本体と電気的に接続されるRFモジュールと、を備える。
態様の1つに係る荷物受取装置は、上記の無線通信モジュールと、前記無線通信モジュールが設けられると共に、荷物を収容する荷物受取ボックスと、前記無線通信モジュールと電気的に接続され、前記荷物受取ボックスに収容される前記荷物を管理する制御部と、を備える。
態様の1つに係る荷物受取システムは、上記の荷物受取装置と、前記荷物受取装置が無線を介して送信する荷物情報を受信する通信装置と、を含む。
本開示によれば、金属上に設置する場合であっても、アンテナ特性の低下を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る荷物受取装置の斜視図である。 図2は、荷物受取装置の一部を示す正面図である。 図3は、実施形態に係るアンテナの斜視図である。 図4は、実施形態に係るアンテナを分解した斜視図である。 図5は、実施形態に係るアンテナ本体の斜視図である。 図6は、図5に示すアンテナ本体の一部を分解した斜視図である。 図7は、図5に示すアンテナ本体のA-A線に沿った断面図である。 図8は、第1周波数帯の電磁波が放射される際の電流及び電界を模式的に示す平面図である。 図9は、図8に示す状態の断面図である。 図10は、第2周波数帯の電磁波が放射される際の電流及び電界を模式的に示す平面図である。 図11は、図10に示す状態の断面図である。 図12は、第3周波数帯の電磁波が放射される際の電流及び電界を模式的に示す平面図である。 図13は、図12に示す状態の断面図である。 図14は、アンテナの入力インピーダンスを示す図である。 図15は、アンテナの周波数に対する反射特性の一例を示すグラフである。 図16は、アンテナの周波数に対する反射特性の一例を示すグラフである。 図17は、実施形態に係る荷物受取装置を備える荷物受取システムを示す図である。
本開示に係る実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の説明において、同様の構成要素について同一の符号を付すことがある。さらに、重複する説明は省略することがある。また、本開示に係る実施形態を説明する上で密接に関連しない事項は、説明及び図示を省略することがある。なお、以下の実施形態により本開示が限定されるものではない。また、以下の実施形態には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る荷物受取装置の斜視図である。図2は、荷物受取装置の一部を示す正面図である。荷物受取装置100は、配送業者によって運ばれてきた荷物を受け入れて保管すると共に、受取人に対して保管していた荷物を受け渡すシステムとなっている。荷物としては、例えば、郵便物、宅配物等を含む。荷物受取装置100は、例えば、保管管理機能を有する宅配ボックスである。
図1及び図2に示すように、荷物受取装置100は、荷物受取ボックス110と、無線通信モジュール120と、表示部125と、制御部130と、を備える。荷物受取ボックス110は、荷物を保管する複数の保管庫を有する。荷物受取ボックス110の各保管庫には、荷物を預け入れるために配送業者が正面側からアクセスする。また、荷物受取ボックス110の各保管庫には、荷物を取り出すために受取人が例えば正面側からアクセスする。無線通信モジュール120は、外部と無線で双方向に通信可能なモジュールとなっている。表示部125は、荷物受取ボックス110の正面側に設けられている。表示部125は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。
制御部130は、荷物受取装置100の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の集積回路を含んでいる。制御部130は、無線通信モジュール120に電気的に接続されている。制御部130は、無線通信モジュール120を介して外部と無線通信する。具体的に、制御部130は、荷物受取ボックス110に保管されている荷物を管理するために制御する。制御部130は、無線通信モジュール120を介して外部と通信して、荷物を管理するための情報を授受する。制御部130は、荷物を管理するための情報を提供する画面を表示するために表示部125を制御する。
次に、図1から図4を参照して、無線通信モジュール120について説明する。図3は、実施形態に係るアンテナの斜視図である。図4は、実施形態に係るアンテナを分解した斜視図である。無線通信モジュール120は、荷物受取ボックス110の正面に設けられている。無線通信モジュール120は、アンテナ1と、RFモジュール12と、を備える。また、アンテナ1は、アンテナ本体10と、収容ケース13と、カバー14とを備える。RFモジュール12は、収容ケース13内に収容され、アンテナ本体10に電気的に接続されている。
図5から図13を参照して、アンテナ本体10について説明する。図5は、実施形態に係るアンテナ本体の斜視図である。図6は、図5に示すアンテナ本体の一部を分解した斜視図である。図7は、図5に示すアンテナ本体のA-A線に沿った断面図である。
以下の説明では、XYZ座標系が採用される。以下、X軸正方向とX軸負方向とを特に区別しない場合、X軸正方向とX軸負方向は、まとめて「X方向」と記載される。Y軸正方向とY軸負方向とを特に区別しない場合、Y軸正方向とY軸負方向は、まとめて「Y方向」と記載される。Z軸正方向とZ軸負方向とを特に区別しない場合、Z軸正方向とZ軸負方向は、まとめて「Z方向」と記載される。
図5及び図6に示すように、アンテナ本体10は、基体20と、第1接続導体群30と、第2接続導体群32と、第3接続導体群34と、第1導体40と、第2導体50と、給電線60とを含む。第1接続導体群30、第2接続導体群32、第3接続導体群34、第1導体40、第2導体50及び給電線60は、同じ導電性材料を含んでよいし、異なる導電性材料を含んでよい。
本開示において「導電性材料」は、金属材料、金属材料の合金、金属ペーストの硬化物、及び、導電性高分子の何れかを組成として含み得る。金属材料は、銅、銀、パラジウム、金、白金、アルミニウム、クロム、ニッケル、カドミウム鉛、セレン、マンガン、錫、バナジウム、リチウム、コバルト、及び、チタン等を含む。合金は、複数の金属材料を含む。金属ペースト剤は、金属材料の粉末を有機溶剤、及び、バインダとともに混練したものを含む。バインダは、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、及び、ポリエーテルイミド樹脂を含む。導電性ポリマーは、ポリチオフェン系ポリマー、ポリアセチレン系ポリマー、ポリアニリン系ポリマー、及び、ポリピロール系ポリマー等を含む。
アンテナ本体10は、外部から第1導体40が位置する面へ入射する所定周波数の電磁波に対して、人工磁気壁特性(Artificial Magnetic Conductor Character)を示し得る。
本開示において「人工磁気壁特性」は、1つの共振周波数における入射波と反射波との位相差が0度となる面の特性を意味する。アンテナ本体10は、少なくとも1つの共振周波数のうちの少なくとも1つの近傍を動作周波数とし得る。人工磁気壁特性を有する面では、動作周波数帯において、入射波と反射波の位相差が-90度から+90度までの範囲より小さくなる。
基体20は、第1導体40を支持するように構成されている。基体20の外観形状は、第1導体40の形状に応じた、略直方体状であってよい。基体20は、誘電体材料を含み得る。基体20の比誘電率は、アンテナ本体10の所望の共振周波数に応じて適宜調整されてよい。
本開示において「誘電体材料」は、セラミック材料及び樹脂材料の何れかを組成として含み得る。セラミック材料は、酸化アルミニウム質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、ガラスセラミック焼結体、ガラス母材中に結晶成分を析出させた結晶化ガラス、及び、雲母若しくはチタン酸アルミニウム等の微結晶焼結体を含む。樹脂材料は、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、及び、液晶ポリマー等の未硬化物を硬化させたものを含む。
図7に示すように、基体20は、上部21と、側壁部22と、2個の柱部23とを有する。ただし、基体20は、アンテナ本体10の大きさ等に応じて、1個又は3個以上の柱部23を有してよい。基体20は、アンテナ本体10の大きさ等に応じて、柱部23を有さなくてよい。
上部21は、XY平面に沿って広がる。上部21は、第1導体40の形状に応じた、略長方形状であってよい。ただし、上部21は、第1導体40の形状に応じた形状であれば、任意の形状であってよい。上部21は、XY平面に略平行な2つの面を含む。上部21に含まれる当該2つの面のうち、一方は、基体20の外側を向く。他方は、基体20の内側を向く。
側壁部22は、略長方形状の上部21の外周部を囲む。側壁部22は、上部21の外周部に接続されている。側壁部22は、Z方向に沿って、上部21の外周部から第2導体50に向けて延在する。上部21と側壁部22とによって囲まれる領域は、空洞である。ただし、上部21と側壁部22とによって囲まれる領域の少なくとも一部は、誘電体材料等で充填されていてよい。
柱部23は、上部21と側壁部22とによって囲まれる領域の中に位置する。柱部23は、第1導体40と第2導体50との間に位置する。柱部23は、第1導体40と第2導体50との間の間隔を保持するように構成されている。2個の柱部23の各々は、互いに異なる位置で、第1導体40と第2導体50との間の間隔を保持するように構成されていてよい。Z方向から観た柱部23の形状は、クロス状であってよい。
図6に示すように、第1接続導体群30は、複数の第1接続導体31を含む。図6に示す構成では、第1接続導体群30は、2個の第1接続導体31を含む。ただし、第1接続導体群30は、例えば第1導体40の形状等に応じて、任意の数の第1接続導体31を含んでよい。
複数の第1接続導体31は、X方向に並ぶ。第1接続導体群30が3個以上の第1接続導体31を含む場合、複数の第1接続導体31がX方向に並ぶ間隔は、略等間隔であってよい。第1接続導体31は、Z方向に沿ってよい。第1接続導体31は、柱状の導体であってよい。第1接続導体31は、第1接続導体31の一端が第1導体40に電気的に接続され、第1接続導体31の他端が第2導体50に電気的に接続されるように、構成されていてよい。
第2接続導体群32は、Y方向において、第1接続導体群30と並ぶ。第2接続導体群32は、複数の第2接続導体33を含む。図2に示す構成では、第2接続導体群32は、2個の第2接続導体33を含む。ただし、第2接続導体群32は、例えば第1導体40の形状等に応じて、任意の数の第2接続導体33を含んでよい。
複数の第2接続導体33は、X方向に並ぶ。第2接続導体33がX方向に並ぶ間隔は、第1接続導体31がX方向に並ぶ間隔と略等しくてよい。第2接続導体33は、Z方向に沿ってよい。第2接続導体33は、柱状の導体であってよい。第2接続導体33は、第2接続導体33の一端が第1導体40に電気的に接続され、第2接続導体33の他端が第2導体50に電気的に接続されるように、構成されていてよい。
第3接続導体群34は、Y方向において、第1接続導体群30及び第2接続導体群32と並ぶ。第3接続導体群34は、複数の第3接続導体35を含む。図6に示す構成では、第3接続導体群34は、2個の第3接続導体35を含む。ただし、第3接続導体群34は、例えば第1導体40の形状等に応じて、任意の数の第3接続導体35を含んでよい。
複数の第3接続導体35は、X方向に並ぶ。第3接続導体35がX方向に並ぶ間隔は、第1接続導体31がX方向に並ぶ間隔、及び、第2接続導体33がX方向に並ぶ間隔の少なくとも何れかと略等しくてよい。第3接続導体35は、Z方向に沿ってよい。第3接続導体35は、柱状の導体であってよい。第3接続導体35は、第3接続導体35の一端が第1導体40に電気的に接続され、第3接続導体35の他端が第2導体50に電気的に接続されるように、構成されていてよい。
第1導体40は、共振器として機能するように構成されている。第1導体40は、XY平面に沿って広がる。第1導体40は、基体20の上部21に位置する。第1導体40は、上部21に含まれるXY平面に略平行な2つの面のうち、基体20の内側を向く面に位置してよい。第1導体40は、平板状の導体であってよい。第1導体40の形状は、略長方形状であってよい。略長方形状の第1導体40の短辺は、X方向に沿う。略長方形状の第1導体40の長辺は、Y方向に沿う。
第1導体40は、第3導体41-1と、第3導体41-2と、接続部43a,43b,43c,43d,43e,43fとを含む。ただし、第1導体40は、接続部43a,43b,43c,43d,43e,43fを含まなくてよい。以下、第3導体41-1と第3導体41-2とを特に区別しない場合、これらは、まとめて「第3導体41」と記載される。第3導体41及び接続部43a~43fは、同じ導電性材料を含んでよいし、異なる導電性材料を含んでよい。
第3導体41は、略長方形状であってよい。第3導体41は、4つの角部を含む。第3導体41は、X方向に沿う2つの辺と、Y方向に沿う2つの辺とを含む。第3導体41-1は、隙間42-1を有する。第3導体41-2は、隙間42-2を有する。以下、隙間42-1と隙間42-2を特に区別しない場合、これらは、まとめて「隙間42」と記載される。隙間42は、第3導体41のY方向に沿う2つの辺のうちの、一方の辺の中央部分から他方の辺の中央部分に向けて延在する。隙間42は、X方向に沿っている。X方向に沿う隙間42の中央付近の一部に、柱部23のZ軸正方向側の一部が位置してよい。隙間42の幅は、アンテナ本体10の所望の動作周波数に応じて、適宜調整されてよい。
第3導体41-1と第3導体41-2とは、Y方向に並ぶ。第3導体41-1のY軸正方向側のX方向に沿う一辺と、第3導体41-2のY軸負方向側のX方向に沿う一辺とは、一体化されている。第3導体41-1の4つの角部のうちのY軸正方向側の2つの角部と、第3導体41-2の4つの角部のうちのY軸負方向側の2つの角部とは、一体化されている。
接続部43a,43bは、各々、第3導体41-1のY軸負方向側の2つの角部に位置する。接続部43a,43bは、各々、第1接続導体31に電気的に接続されるように構成されている。接続部43a,43bの形状は、第1接続導体31に応じた、丸みを帯びた形状であってよい。第1導体40が接続部43a,43bを含まない場合、第3導体41-1のY軸負方向側の2つの角部は、第1接続導体31に電気的に直接接続されるように構成されてよい。
接続部43cは、第1導体40の2つの長辺のうちの、X軸正方向側の長辺の中央付近に位置する。接続部43cは、X軸正方向側において、一体化された第3導体41-1のY軸正方向側の角部及び第3導体41-2のY軸負方向側の角部に、位置する。接続部43cは、第2接続導体33に電気的に接続されるように構成されている。接続部43cの形状は、第2接続導体33に応じた、丸みを帯びた形状であってよい。第1導体40が接続部43cを含まない場合、一体化された第3導体41-1のY軸正方向側の角部及び第3導体41-2のY軸負方向側の角部は、第2接続導体33に電気的に直接接続されるように構成されていてよい。
接続部43dは、第1導体40の2つの長辺のうちの、X軸負方向側の長辺の中央付近に位置する。接続部43dは、X軸負方向側において、一体化された第3導体41-1のY軸正方向側の角部及び第3導体41-2のY軸負方向側の角部に、位置する。接続部43dは、第2接続導体33に電気的に接続されるように構成されている。接続部43dの形状は、第2接続導体33に応じた、丸みを帯びた形状であってよい。第1導体40が接続部43dを含まない場合、一体化された第3導体41-1のY軸正方向側の角部及び第3導体41-2のY軸負方向側の角部は、第2接続導体33に電気的に直接接続されるように構成されていてよい。
接続部43e,43fは、各々、第3導体41-2のY軸正方向側の2つの角部に位置する。接続部43e,43fは、各々、第3接続導体35に電気的に接続されるように構成されている。接続部43e,43fの形状は、第3接続導体35に応じた、丸みを帯びた形状であってよい。第1導体40が接続部43e,43fを含まない場合、第3導体41-2のY軸正方向側の2つの角部は、第3接続導体35に電気的に直接接続されるように構成されていてよい。
第1導体40は、第1接続導体群30と、第2接続導体群32とを容量的に接続するように構成されている。例えば、第3導体41-1は、接続部43a,43bによって第1接続導体31に電気的に接続され、接続部43c,43dによって第2接続導体33に電気的に接続されるように構成されている。第1接続導体31と、第2接続導体33とは、第3導体41-1の隙間42-1を介して、容量的に接続され得る。
第1導体40は、第2接続導体群32と、第3接続導体群34とを容量的に接続するように構成されている。例えば、第3導体41-2は、接続部43c,43dによって第2接続導体33に電気的に接続され、接続部43e,43fによって第3接続導体35に電気的に接続されるように構成されている。第2接続導体33と、第3接続導体35とは、第3導体41-2の隙間42-2を介して、容量的に接続され得る。
第1導体40は、第1接続導体群30と、第3接続導体群34とを容量的に接続するように構成されている。例えば、第3導体41-1は、接続部43a,43bによって第1接続導体31に電気的に接続されている。第3導体41-2は、接続部43e,43fによって第3接続導体35に電気的に接続されるように構成されている。第1接続導体群30と、第3接続導体群34とは、第3導体41-1の隙間42-1及び第3導体41-2の隙間42-2を介して、容量的に接続され得る。
第2導体50は、アンテナ本体10において基準となる電位を提供するように構成されている。第2導体50は、アンテナ本体10を備える機器のグラウンドに電気的に接続されるように構成されていてよい。第2導体50は、図7に示すように、基体20のZ軸負方向側に位置する。第2導体50のZ軸負方向側には、アンテナ本体10を備える機器の多様な部品が位置してよい。アンテナ本体10は、当該多様な部品が第2導体50のZ軸負方向側に位置しても、上述の人工磁気壁特性を有することにより、動作周波数での放射効率を維持し得る。
第2導体50は、図6に示すように、XY平面に沿って広がる。第2導体50は、平板状の導体であってよい。第2導体50は、Z方向において、第1導体40から離れている。第2導体50は、第1導体40に対向してよい。第2導体50は、第1導体40の形状に応じた、略長方形状であってよい。ただし、第2導体50は、第1導体40の形状に応じた、任意の形状であってよい。略長方形状の第2導体50の短辺は、X方向に沿う。略長方形状の第2導体50の長辺は、Y方向に沿う。第2導体50は、給電線60の構造に応じて、開口部50Aを有してよい。
第2導体50は、第4導体51-1と、第4導体51-2とを含む。以下、第4導体51-1と第4導体51-2とを特に区別しない場合、これらは、まとめて「第4導体51」と記載される。
第4導体51は、略長方形状であってよい。略長方形状の第4導体51は、4つの角部を含む。第4導体51-1は、第3導体41-1に対向する。第4導体51-2は、第3導体41-2に対向する。第4導体51-1のY軸正方向側のX方向に沿う一辺と、第4導体51-2のY軸負方向側のX方向に沿う一辺とは、一体化されている。第4導体51-1の4つの角部のうちのY軸正方向側の2つの角部と、第4導体51-2の4つの角部のうちのY軸負方向側の2つの角部とは、一体化されている。
第2導体50は、第1接続導体群30に電気的に接続されるように構成されている。例えば、第4導体51-1の4つの角部のうち、Y軸負方向側の2つの角部は、各々、第1接続導体31に電気的に接続されるように構成されている。
第2導体50は、第2接続導体群32に電気的に接続されるように構成されている。例えば、X軸正方向側及びX軸負方向側の各々において、一体化された第4導体51-1のY軸正方向側の角部及び第4導体51-2のY軸負方向側の角部は、第2接続導体33が電気的に接続されるように構成されている。
第2導体50は、第3接続導体群34に電気的に接続されるように構成されている。例えば、第4導体51-2の4つの角部のうち、Y軸正方向側の2つの角部は、各々、第3接続導体35が電気的に接続されるように構成されている。
給電線60の一部は、Z方向に沿っている。給電線60は、柱状の導体であってよい。給電線60の一部は、上部21と側壁部22とによって囲まれる領域の中に位置し得る。
給電線60は、第1導体40に電磁気的に接続されるように構成されている。本開示において「電磁気的な接続」は、電気的な接続又は磁気的な接続であってよい。例えば、給電線60の一端は、第1導体40に電気的に接続されるように構成されていてよい。給電線60の他端は、図6に示す第2導体50の開口部50Aから、外部に延在してよい。給電線60の他端は、外部の機器等に電気的に接続されるように構成されていてよい。
給電線60は、第1導体40に電力を給電するように構成されている。給電線60は、第1導体40からの電力を外部の機器等に給電するように構成されている。
図12は、第1周波数帯の電磁波が放射される際の電流L1,L2及び電界Eを模式的に示す平面図である。図12には、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た電界Eの向きを示す。図12において、実線の電流L1,L2は、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た第1導体40を流れる電流の向きを示す。破線の電流L1,L2は、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た第2導体50を流れる電流の向きを示す。図13は、図12に示す状態の断面図である。
給電線60から第1導体40に電力が適宜給電されることにより、電流L1及び電流L2が励起され得る。アンテナ本体10は、電流L1及び電流L2によって、第1周波数帯の電磁波を放射するように構成されている。第1周波数帯は、アンテナ本体10の動作周波数帯の1つである。
電流L1は、第1ループに沿って流れるループ電流となり得る。第1ループは、第1接続導体群30と、第2接続導体群32と、第1導体40と、第2導体50とを含み得る。例えば、第1ループは、第1接続導体31と、第2接続導体33と、第3導体41-1と、第4導体51-1とを含み得る。
電流L2は、第2ループに沿って流れるループ電流となり得る。第2ループは、第2接続導体群32と、第3接続導体群34と、第1導体40と、第2導体50とを含み得る。例えば、第2ループは、第2接続導体33と、第3接続導体35と、第3導体41-2と、第4導体51-2とを含み得る。
第1ループと第2ループとにおいて対応する部分を流れる電流L1の向きと電流L2の向きとは、同じ向きになり得る。例えば、第1ループに含まれる第2接続導体33と、第2ループに含まれる第3接続導体35とは、対応する部分である。ある瞬間では、図13に示すように、第1ループに含まれる第2接続導体33を流れる電流L1の向きと、第2ループに含まれる第3接続導体35を流れる電流L2の向きとは、同じZ軸負方向となり得る。また、第1ループに含まれる第1接続導体31と、第2ループに含まれる第2接続導体33とは、対応する部分である。ある瞬間では、第1ループに含まれる第1接続導体31を流れる電流L1の向きと、第2ループに含まれる第2接続導体33を流れる電流L2の向きは、同じZ軸正方向となり得る。
第1ループと第2ループとにおいて対応する部分を流れる電流L1の向きと電流L2の向きとが同じ向きになることにより、第1ループの第2接続導体33を流れる電流L1の向きと、第2ループの第2接続導体33を流れる電流L2の向きとは、逆向きになり得る。例えば、ある瞬間では、第1ループに含まれる第2接続導体33を流れる電流L1の向きがZ軸負方向となるとき、第2ループに含まれる第2接続導体33を流れる電流L2の向きは、Z軸正方向となり得る。第2接続導体33を流れる電流L1の向きと電流L2の向きとが逆向きになることにより、図12に示すように、電流L1によって生じる第2接続導体群32付近の電界の向きと、電流L2によって生じる第2接続導体群32付近の電界の向きとは、逆向きになり得る。これら2つの電界の向きが逆向きになることにより、電流L1によって生じる第2接続導体群32付近の電界と、電流L2によって生じる第2接続導体群32付近の電界とは、巨視的に観て、相殺され得る。
第1ループと第2ループとにおいて対応する部分を流れる電流L1の向きと電流L2の向きとが同じ向きになることにより、電流L1と電流L2は、1つの巨視的なループ電流とみなし得る。この巨視的なループ電流は、第1接続導体群30と、第3接続導体群34と、第1導体40と、第2導体50とを含むループに沿って流れるとみなし得る。この巨視的なループ電流によって生じる第1接続導体群30付近の電界の向きと、この巨視的なループ電流によって生じる第3接続導体群34付近の電界の向きとは、逆向きになり得る。例えば、図12に示すように、第1接続導体群30付近の電界の向きがZ軸正方向であるとき、第3接続導体群34付近の電界の向きは、Z軸負方向となり得る。
巨視的なループ電流によって、共振器としての第1導体40から観て、第1接続導体群30と第3接続導体群34とは、一対の電気壁として機能し得る。また、巨視的なループ電流によって、共振器としての第1導体40から観て、X軸正方向側のYZ平面と、X軸負方向側のYZ平面とは、一対の磁気壁として機能し得る。このような一対の電気壁と、一対の磁気壁とによって第1導体40が囲まれることにより、アンテナ本体10は、外部から第1導体40に入射する第1周波数帯の電磁波に対して、人工磁気壁特性を示すモード(第1のモード)となる。
図10は、第2周波数帯の電磁波が放射される際の電流L3,L4及び電界Eを模式的に示す平面図である。図10には、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た電界Eの向きを示す。図10において、実線の電流L3,L4は、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た第1導体40を流れる電流の向きを示す。破線の電流L3,L4は、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た第2導体50を流れる電流の向きを示す。図11は、図10に示す状態の断面図である。
給電線60から第1導体40に電力が適宜給電されることにより、第2周波数帯において電流L3及び電流L4が励起され得る。第2周波数帯は、アンテナ本体10の動作周波数帯の1つとなり得る。第2周波数帯に属する周波数は、第1周波数帯に属する周波数よりも、高い。
電流L3は、ある瞬間では、第3導体41-1を、第3導体41-1の中心付近から第3導体41-1の4つの角部の各々に向けて流れ得る。電流L3は、別の瞬間では、第3導体41-1を、第3導体41-1の4つの角部の各々から第3導体41-1の中心付近に向けて流れ得る。
電流L3は、ある瞬間では、第4導体51-1を、第4導体51-1の4つの角部の各々から第4導体51-1の中心付近に向けて流れ得る。電流L3は、別の瞬間では、第4導体51-1を、第4導体51-1の中心付近から第4導体51-1の4つの角部の各々に向けて流れ得る。
第1接続導体31を流れる電流L3の向きと、第2接続導体33を流れる電流L3の向きとは、同じ向きになり得る。例えば、ある瞬間では、図11に示すように、第1接続導体31を流れる電流L3の向きがZ軸負方向であるとき、第2接続導体33を流れる電流L3の向きは、Z軸負方向となり得る。別の瞬間では、第1接続導体31を流れる電流L3の向きがZ軸正方向であるとき、第2接続導体33を流れる電流L3の向きは、Z軸正方向となり得る。
第3導体41-1と、第4導体51-1と、第1接続導体31と、第2接続導体33とは、第1誘電体共振器を構成し得る。第1誘電体共振器は、電流L3が励振されることにより、誘電体共振器の共振モードであるTM(Transverse Magnetic)モード(第2のモード)で共振し得る。
電流L4は、ある瞬間では、第3導体41-2を、第3導体41-2の中心付近から第3導体41-2の4つの角部の各々に向けて流れ得る。電流L4は、別の瞬間では、第3導体41-2を、第3導体41-2の4つの角部の各々から第3導体41-2の中心付近に向けて流れ得る。
電流L4は、ある瞬間では、第4導体51-2を、第4導体51-2の4つの角部の各々から第4導体51-2の中心付近に向けて流れ得る。電流L4は、別の瞬間では、第4導体51-2を、第4導体51-2の中心付近から第4導体51-2の4つの角部の各々に向けて流れ得る。
第2接続導体33を流れる電流L4の向きと、第3接続導体35を流れる電流L4の向きとは、同じ向きになり得る。例えば、ある瞬間では、図11に示すように、第2接続導体33を流れる電流L4の向きがZ軸負方向であるとき、第3接続導体35を流れる電流L4の向きは、Z軸負方向となり得る。別の瞬間では、第2接続導体33を流れる電流L4の向きがZ軸正方向であるとき、第3接続導体35を流れる電流L4の向きは、Z軸正方向となり得る。
第3導体41-2と、第4導体51-2と、第2接続導体33と、第3接続導体35とは、第2誘電体共振器を構成し得る。第2誘電体共振器は、電流L4が励振されることにより、誘電体共振器の共振モードであるTMモードで共振し得る。
アンテナ本体10は、第1接続導体群30を流れる電流の向きと、第2接続導体群32を流れる電流の向きと、第3接続導体群34を流れる電流の向きとが、同じ向きになることにより、第2周波数帯の電磁波を放射するように構成されている。例えば、第1接続導体31及び第2接続導体33を流れる電流L3の向きと、第2接続導体33及び第3接続導体35を流れる電流L4の向きは、同じ向きになり得る。このような構成により、第2周波数帯では、電流L3により生じる第3導体41-1上の電界の向きと、電流L4により生じる第3導体41-2上の電界の向きとは、同じ向きになり得る。
アンテナ本体10は、第2周波数帯において、誘電体共振器アンテナとして働くように構成されている。第2周波数帯において、第1誘電体共振器と第2誘電体共振器とは、互いに同相の誘電体共振器のTMモードで共振し得る。
図12は、第3周波数帯の電磁波が放射される際の電流L5,L6及び電界Eを模式的に示す平面図である。図12には、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た電界Eの向きを示す。図12において、実線の電流L5,L6は、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た第1導体40を流れる電流の向きを示す。破線の電流L5,L6は、ある瞬間において、Z軸正方向側から観た第2導体50を流れる電流の向きを示す。図13は、図12に示す状態の断面図である。
給電線60から第1導体40に電力が適宜給電されることにより、第3周波数帯において電流L5及び電流L6が励起され得る。第3周波数帯は、アンテナ本体10の動作周波数帯の1つである。第3周波数帯に属する周波数は、第1周波数帯に属する周波数よりも、高い。第3周波数帯は、アンテナ本体10の構成等に応じて、第2周波数帯よりも高くなり得る。
電流L5は、図10に示す電流L3と類似に、第3導体41-1、第4導体51-1、第1接続導体31及び第2接続導体33を流れ得る。第1誘電体共振器は、電流L5が励振されることにより、誘電体共振器の共振モードであるTMモードで共振し得る。
電流L6は、図10に示す電流L4と類似に、第3導体41-2、第4導体51-2、第2接続導体33及び第3接続導体35を流れ得る。ただし、第2接続導体33及び第3接続導体35を流れる電流L6の向きは、第1接続導体31及び第2接続導体33を流れる電流L5の向きとは、逆になる。第2誘電体共振器は、電流L6が励振されることにより、第1誘電体共振器とは逆相のTMモードで共振し得る。
アンテナ本体10は、第1接続導体群30を流れる電流の向きと第3接続導体群34を流れる電流の向きとが、逆向きになることにより、第3周波数帯の電磁波を放射するように構成されている。例えば、第1接続導体31及び第2接続導体33を流れる電流L5の向きと、第2接続導体33及び第3接続導体35を流れる電流の向きは、逆向きになり得る。このような構成により、電流L5により生じる第3導体41-1上の電界の向きと、電流L6により生じる第3導体41-2上の電界の向きとは、逆向きになり得る。
アンテナ本体10は、第3周波数帯において、誘電体共振器アンテナとして働くように構成されている。第3周波数帯において、第1誘電体共振器と第2誘電体共振器とは、互いに逆相の誘電体共振器のTMモードで共振し得る。
次に、図3及び図4を参照して、収容ケース13について説明する。収容ケース13は、金属を用いて形成されている。金属としては鉄、またはステンレスであってもよく、特に限定されない。収容ケース13は、底板71と、側壁72と、フランジ73と、を有している。収容ケース13は、開口を有する箱形状に形成されている。収容ケース13の開口は、アンテナ本体10の第1導体40が位置する面側に形成されている。つまり、収容ケース13の開口は、電磁波が出入する側の面に形成されている。
底板71は、アンテナ本体10が設置される。底板71は、アンテナ本体10の形状に応じて、略長方形状に形成されている。ただし、底板71は、アンテナ本体10の形状に応じた形状であれば、任意の形状であってよい。
側壁72は、底板71から立設すると共に、アンテナ本体10の周囲に距離を空けて設けられる。側壁72は、略長方形状の底板71に応じて、四方に設けられ、四方の側壁72は、枠状に配置されている。なお、側壁72は、少なくとも一つ設けられていればよい。また、側壁72は、四方に枠状に設けられることに特に限定されず、アンテナ本体10の周囲を取り囲む円筒形状に形成されていてもよい。
フランジ73は、側壁72の開口側に設けられ、側壁72から外側に向かって設けられている。フランジ73は、平板形状に形成され、中央部に開口が設けられている。このフランジ73には、カバー14が取り付けられる。
この収容ケース13において、アンテナ本体10と側壁72との間のX方向及びY方向における距離Dは、アンテナ本体10において送受信する電磁波の波長をλとすると、λ/8以上となっている。より好ましくは、アンテナ本体10と側壁72との間のX方向及びY方向における距離は、λ/4となっている。ここで、電磁波は、TMモードにおいて送受信する周波数帯となっており、例えば、2GHz帯となっている。2GHz帯における中心周波数の電磁波の波長λは、例えば、略16cmとなっている。このため、アンテナ本体10と側壁72との間の距離であるλ/4は、略40mmとなっている。
カバー14は、収容ケース13の開口を閉塞する。カバー14は、樹脂を含む材料が用いられ、平板状に形成されている。カバー14は、ねじ等の締結部材によりフランジ73に固定されている。
RFモジュール12は、収容ケース13の隅部に配置されている。RFモジュール12は、アンテナ本体10に給電する電力を制御するように構成され得る。RFモジュール12は、ベースバンド信号を変調して、アンテナ本体10に供給するように構成されている。RFモジュール12は、アンテナ本体10が受信した電気信号を、ベースバンド信号に変調するように構成され得る。
無線通信モジュール120は、収容ケース13の開口側の面が、荷物受取ボックス110の正面となるように設けられる。このため、無線通信モジュール120は、開放された空間側となる正面側において、電磁波の送受信を行うことができる。なお、無線通信モジュール120は、収容ケース13の開口側の面が、荷物受取ボックス110の天面となるように設けてもよい。
次に、図14を参照して、アンテナ1の入力インピーダンスについて説明する。図14は、アンテナの入力インピーダンスを示す図である。図14は、いわゆるスミスチャートである。図14において、I1が、収容ケース13に収容されていないアンテナ1の入力インピーダンスであり、I2が、本開示の収容ケース13に収容されたアンテナ1の入力インピーダンスである。I2は、I1に比して入力インピーダンスの軌跡が小さいものとなっている。例えば、電磁波の周波数が2.0GHzである場合のI1とI2とを比較すると、入力インピーダンスは、I1のほうが小さくなっている。なお、電磁波の周波数が1.6GHzである場合のI1とI2とを比較すると、入力インピーダンスは、ほぼ同等となっている。
次に、図15を参照して、アンテナ1の反射特性について説明する。図15は、アンテナの周波数に対する反射特性の一例を示すグラフである。図15は、その横軸が電磁波の周波数となっており、その縦軸が反射係数となっている。図15において、P1が、収容ケース13に収容されていないアンテナ1の反射係数であり、P2が、本開示の収容ケース13に収容されたアンテナ1の反射係数である。例えば、電磁波の減衰極となる周波数が2.0GHzである場合、反射係数が-5(dB)よりも低くなる周波数帯域は、P1において周波数帯域F1となり、P2において周波数帯域F2となる。周波数帯域F1と周波数帯域F2とを比較すると、周波数帯域F2のほうが広帯域となっている。
次に、図16を参照して、アンテナ1の反射特性について説明する。図16は、アンテナの周波数に対する反射特性の一例を示すグラフである。図16は、その横軸が電磁波の周波数となっており、その縦軸が反射係数となっている。図16において、P3が、本開示の収容ケース13に収容されたアンテナ1であって、カバー14で閉塞していないアンテナ1の反射係数であり、P4が、本開示の収容ケース13に収容されたアンテナ1であって、カバー14で閉塞しているアンテナ1の反射係数である。例えば、電磁波の減衰極となる周波数が2.0GHzである場合、反射係数が-2(dB)よりも低くなる周波数帯域は、P3において周波数帯域F3となり、P4において周波数帯域F4となる。周波数帯域F3と周波数帯域F4とを比較すると、周波数帯域F4のほうが広帯域となっている。
次に、図17を参照して、荷物受取システム200について説明する。図17は、実施形態に係る荷物受取装置を備える荷物受取システムを示す図である。実施形態に係る荷物受取システム200は、荷物受取装置100と、通信装置220とを含む。通信装置220は、無線通信モジュール120を介して荷物受取装置100から送信される情報を受信する。通信装置220は、荷物受取装置と直接的に無線通信してよく、もしくは無線基地局等を介して通信してよい。通信装置220は、無線通信機能を有さなくてよい。通信装置220は、例えば、サーバ等であってよい。通信装置220は、複数のサーバ等を連結したクラウド上に存在してよい。通信装置220は、例えば、当該システムを運営するサービス業者が管理する。
荷物受取システム200は、無線通信装置240を含みうる。無線通信装置240は、荷物受取装置100に関する情報を受信する。無線通信装置240は、荷物受取装置100に関する情報を提供しうる。無線通信装置240は、配送業者用の無線通信装置としうる。無線通信装置240は、荷物受取装置100が収容する荷物に関する情報を受信しうる。無線通信装置240は、荷物受取装置100が保管する荷物に関する情報を提供しうる。無線通信装置240は、受取人用の無線通信装置としうる。無線通信装置240は、1または複数の配送業者用の無線通信装置、および、1または複数の受取人用の無線通信装置を含みうる。無線通信装置240は、通信装置220であってよい。無線通信装置240は、荷物の受取人と直接的に無線通信してよい。
以上のように、実施形態に係るアンテナ1では、底板71と側壁72とを有する金属製の収容ケース13に、アンテナ本体10を収容することで、アンテナ本体10の入力インピーダンスを小さくすることができ、また、アンテナ本体10の広帯域化を図ることができる。
また、実施形態に係るアンテナ1では、アンテナ本体10と側壁72との間の距離をλ/8以上、より好ましくは、λ/4とすることで、アンテナ本体10の入力インピーダンスを適切に小さくすることができ、また、アンテナ本体10の広帯域化を適切に図ることができる。
また、実施形態に係るアンテナ1では、収容ケース13の開口を閉塞する樹脂製のカバー14を設けることで、アンテナ本体10をより広帯域化することができる。
また、実施形態に係る無線通信モジュール120では、アンテナ効率の高いアンテナ1を用いて無線通信を行うことができる。
また、実施形態に係る荷物受取装置100では、無線通信モジュール120を用いることで、外部と好適に無線通信することができる。
また、実施形態に係る荷物受取装置100では、無線通信モジュール120のアンテナ1の開口側の面を、荷物受取ボックス110の正面とすることができる。このため、開放された空間側において電磁波の送受信を行うことができるため、電波遮蔽物による通信障害の発生を抑制することができる。
また、実施形態に係る荷物受取システム200では、荷物受取装置100と通信装置220、荷物受取装置100と無線通信装置240との間で、各種情報を送受信することができる。
1 アンテナ
10 アンテナ本体
12 RFモジュール
13 収容ケース
14 カバー
20 基体
21 上部
22 側壁部
23 柱部
30 第1接続導体群
31 第1接続導体
32 第2接続導体群
33 第2接続導体
34 第3接続導体群
35 第3接続導体
40 第1導体
41 第3導体
50 第2導体
51 第4導体
60 給電線
71 底板
72 側壁
73 フランジ
100 荷物受取装置
110 荷物受取ボックス
120 無線通信モジュール
125 表示部
130 制御部
200 荷物受取システム
220 通信装置
240 無線通信装置

Claims (9)

  1. 第1周波数帯となる電磁波に対して人工磁気壁特性を示す第1のモードとなり、前記第1周波数帯よりも高い第2周波数帯となる前記電磁波に対して共振器として働く第2のモードとなるアンテナ本体と、
    前記アンテナ本体が設置される底板と、前記底板から立設すると共に前記アンテナ本体の周囲に距離を空けて設けられる側壁と、を有し、前記電磁波が出入する面が開口となる金属製の収容ケースと、を備え
    前記アンテナ本体と前記側壁との間の前記距離は、前記電磁波の波長をλとすると、λ/8以上であるアンテナ。
  2. 請求項に記載のアンテナにおいて、
    前記アンテナ本体と前記側壁との間の前記距離は、λ/4であるアンテナ。
  3. 請求項1または2に記載のアンテナにおいて、
    前記収容ケースの前記開口を閉塞する樹脂製のカバーを、さらに備えるアンテナ。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載のアンテナと、
    前記収容ケースの内部に収容され、前記アンテナ本体と電気的に接続されるRFモジュールと、を備える無線通信モジュール。
  5. 請求項に記載の無線通信モジュールと、
    前記無線通信モジュールが設けられると共に、荷物を収容する荷物受取ボックスと、
    前記無線通信モジュールと電気的に接続され、前記荷物受取ボックスに収容される前記荷物を管理する制御部と、を備える荷物受取装置。
  6. 請求項に記載の荷物受取装置において、
    前記無線通信モジュールは、前記アンテナの開口側の面が、前記荷物受取ボックスの正面となるように設けられる荷物受取装置。
  7. 請求項またはに記載の荷物受取装置と、
    前記荷物受取装置が無線を介して送信する荷物情報を受信する通信装置と、を含む、荷物受取システム。
  8. 請求項に記載の荷物受取システムにおいて、
    前記通信装置は、無線通信装置である、荷物受取システム。
  9. 請求項に記載の荷物受取システムにおいて、
    前記通信装置から送信される情報を受信する無線通信装置を含む、荷物受取システム。
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