JP7448015B2 - シェーピングを行うための通信システム、装置、方法及びプログラム - Google Patents

シェーピングを行うための通信システム、装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、TCP通信におけるトラヒックのバースト性低減と高スループット実現の両立に関する。
5G(5th Generation)や高速光通信サービスの普及により、ネットワーク自体の帯域が大きく広がったことから、TCP(Transmission Control Protocol)を代表とするトランスポートレイヤでは最大ウィンドウサイズを大きくしたり、スループットの上昇速度を高めるためにウィンドウサイズの拡大速度を高めるようなチューニングを行うことによってネットワークをフルに活用するための工夫がなされている(例えば非特許文献1)。
一方で、このようなチューニングを行うと、一度に多くのパケットが送信点から発出されるため、トラヒックのバースト性が高まってしまう。トラヒックがバースト的となると、複数のトラヒックが衝突した際にネットワーク装置のバッファをあふれさせてパケットロスが発生し、結果的にスループットが低下してしまったり、ファイルを送信完了させるまでの時間が長くなる可能性がある。
バーストトラヒックの衝突によるパケットロスを抑止する方法として、トラヒックシェーピングを適用する方法がある(従来方式1)。送信点の内部または後段にトラヒックシェーピング機能を配備することにより、バーストトラヒックを平準化することができる。NWの許容できる遅延揺らぎをベースにトラヒックシェーピングを行う遅延制御シェーピングを適用する方法がある。(従来方式2)
しかしながら、従来方式1では2つの課題がある。
1点目は、トラヒックシェーピングの最適な帯域設定値を設定するのが困難という課題である。トラヒックシェーピングを実施する際、あらかじめ帯域を設定する必要があるが、ネットワーク内部の状態が刻々と変動していることから当該フローが利用できる帯域は予測できないため、必要十分な帯域を設定することが困難である。もし、大きめの帯域設定値を適用した場合、バーストトラヒックの平準化が不十分となるため、本来の目的が達成できない。小さめの帯域設定値を適用した場合、本来利用できるはずの帯域が利用できなくなり、最大スループットが低下するという課題がある。
2点目は、トラヒックシェーピングにより発生する遅延揺らぎによって、帯域幅遅延積が増大して最大スループットが低下するという課題である。トラヒックシェーピングを実施すると、受信点に到達するまでの通信遅延が増大するように見えるため、帯域幅遅延積が増大して最大スループットが低下してしまう。
従来方式2では、従来方式1における課題1、2を解決することができる。従来方式2では、帯域ではなく許容できる遅延揺らぎを設定するため、帯域設定を行わずともバーストトラヒックの平準化が可能となる。また、従来方式2では、許容できる遅延揺らぎをあらかじめ設定することから、帯域幅遅延積の増大を一定以内に抑えることができる。
一方で、従来方式2では、トラヒック量が少ない場合でも許容できる遅延揺らぎ分パケット送信を遅らせるために、スロースタートフェーズにおける輻輳ウィンドウサイズの拡大が遅くなるという課題がある。したがって、ウィンドウサイズ拡大遅延や最大スループットの低下を抑えながら、TCPにおけるトラヒックのバースト性を低減する方式が求められている。
https://paulgrevink.wordpress.com/2017/09/08/about-long-fat-networks-and-tcp-tuning/ https://www.anritsu.com/ja-jp/network-solutions/products/bandwidth-control/nf7601a "遅延保証サービスを実現する遅延制御シェーピングの提案", 信学技報, vol. 119, no. 7, CQ2019-7, pp. 35-40, 2019年4月. https://www.netone.co.jp/knowledge-center/blog-column/knowledge_takumi_143/index.html
本開示は、ウィンドウサイズ拡大遅延や最大スループットの低下を発生させることなく、TCPにおけるトラヒックのバースト性を低減することを目的とする。
本発明では、TCPの輻輳ウィンドウサイズに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御する方式を提案する。
具体的には、本開示のシステムは、
送信端末から受信端末にパケットを送信する通信システムであって、
送信端末から送信されるパケットの輻輳制御を行う輻輳制御部と、
前記輻輳制御部が輻輳を行う輻輳ウィンドウサイズの設定に基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させる遅延制御シェーピング部と、
を備える。
具体的には、本開示の方法は、
送信端末から受信端末にパケットを送信する通信システムが実行するシェーピング方法であって、
輻輳制御部が、送信端末から送信されるパケットの輻輳制御を行い、
遅延制御シェーピング部が、前記輻輳制御部が輻輳を行う輻輳ウィンドウサイズの設定に基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させる。
具体的には、本開示の装置は、
送信端末から送信されたパケットのシェーピングを行う装置であって、
送信端末から送信されたパケットを受信し、
前記送信端末のパケットに行う輻輳制御の輻輳ウィンドウサイズを取得し、
前記輻輳ウィンドウサイズの設定に基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させる。
具体的には、本開示のプログラムは、本開示に係る通信装置に備わる各機能部としてコンピュータを実現させるためのプログラムであり、本開示に係る通信装置が実行する通信方法に備わる各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、ウィンドウサイズ拡大遅延や最大スループットの低下を発生させることなく、TCPにおけるトラヒックのバースト性を低減することができる。
TCP通信のトラヒックの一例を示す。 本開示に関連するシェーピングの第1例を示す。 本開示に関連するシェーピングの第2例を示す。 本開示に係るシェーピングの一例を示す。 実施形態例1に係るシステム構成の一例を示す。 送信端末の構成の一例を示す。 TCP通信部の構成の一例を示す。 遅延制御シェーピング設定値変更部の構成の一例を示す。 ターゲットバーストレート設定テーブルの一例を示す。 遅延制御シェーピング機能の構成の一例を示す。 トークン供給関数計算部が行うトークン供給関数更新処理フローを説明する図である。 トークン供給部が行う通信フロー毎トークン供給処理フローを説明する図である。 遅延制御シェーピング設定値計算機能の動作の一例を示す。 遅延制御シェーピング設定値変更機能の動作の一例を示す。 実施形態例2に係るシステム構成の一例を示す。 送信端末の構成の一例を示す。 実施形態例3に係るシステム構成の一例を示す。 送信端末の構成の一例を示す。 TCP最適化装置の構成の一例を示す。 実施形態例4に係るTCP通信部の構成の一例を示す。 ACK RTT格納メモリの一例を示す。 実施形態例3に係る遅延制御シェーピング設定値変更機能の構成の一例を示す。 ターゲットスループット設定テーブルの一例を示す。 遅延制御シェーピング設定値計算機能の動作の一例を示す。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本開示は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本開示は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(本開示の概要)
図1~図3に、本開示に関連するシェーピングの適用例を示す。送信元から送信先へのTCP通信のトラヒックTCは、図1に示すように、バースト性が大きい。
図1のトラヒックにシェーピングを行うと、図2に示すTR1のように、最大帯域が抑えられてしまう。このため、シェーピングを大きめに設定すると、シェーピングの意味がなくなる。
図1のトラヒックに遅延制御シェーピングを行うと、図3に示すTR2のように、バースト性は抑えられるが、遅延が大きくなるため、立ち上がりが遅くなる。
図4に、本開示に係る遅延制御シェーピングとTCPの連携例を示す。本開示は、現在の輻輳ウィンドウサイズに基づき遅延制御シェーピングの設定値を動的に変更する。例えば、図4に示すTDのように、輻輳ウィンドウサイズが小さい時は小さい遅延揺らぎ設定でシェーピングを行い、輻輳ウィンドウサイズが大きい時は大きい遅延揺らぎ設定でシェーピングを行う。制御周期は一旦100msなどを想定しているが、実装の際には検討の余地がある。
ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットを設定し、該ターゲットバーストサイズ又は該ターゲットスループットが上限となるように遅延制御シェーピングの許容遅延揺らぎ設定値を決定する。具体的には、TCPの輻輳ウィンドウサイズをターゲットバーストサイズで除算した値を許容遅延揺らぎ設定値とする。もしくは、TCPの輻輳ウィンドウサイズをターゲットスループットで除算した値からRTTを減算した値が正の値であった場合に、その値を許容遅延揺らぎ設定値とする。
制御を行う場所やタイミングは任意であり、例えば、送信側において行ってもよいし、送信端末と受信端末の間にTCP最適化装置を設けてもよい。以下、具体的に説明する。
以下の実施形態例1では、バーストサイズを上限とした制御例について説明する。本実施形態例1では、ターゲットバーストサイズを設定し、ターゲットバーストサイズに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御する。具体的には、TCPの輻輳ウィンドウサイズをターゲットバーストサイズで除算した結果を遅延制御シェーピングの許容遅延揺らぎ設定値とする。
このような動作により、TCPの輻輳ウィンドウサイズがターゲットバーストサイズと比較して小さい場合には、許容遅延揺らぎ設定値が小さく設定されるため、スロースタートフェーズにおける輻輳ウィンドウサイズの拡大遅延を抑止することができる。またTCPの輻輳ウィンドウサイズがターゲットバーストサイズと比較して大きい場合には、許容遅延揺らぎ設定値が大きく設定されるため、スループットが大きくなった際のトラヒックのバースト性を十分に低減することができる。
実施形態例4では、ターゲットスループットを上限とした制御例について説明する。本実施形態例2では、ターゲットスループットを設定し、これらに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御する。具体的には、TCPの輻輳ウィンドウサイズをターゲットスループットで除算し、得られた許容通信遅延値からTCPが測定しているRTTを減算した値が正の値であった場合、それを遅延揺らぎ設定値とする。負の値であった場合には、遅延制御シェーピングのシェーピングを無効化し、単なるパケット転送として動作させる。
このような動作により、TCPの輻輳ウィンドウサイズがターゲットスループットと比較して小さい場合には、許容遅延揺らぎ設定値が小さく設定されるため、スロースタートフェーズにおける輻輳ウィンドウサイズの拡大遅延を抑止することができる。またTCPの輻輳ウィンドウサイズがターゲットスループットと比較して大きい場合は、許容遅延揺らぎ設定値が大きく設定されるため、スループットが大きくなった際のトラヒックのバースト性を十分に低減することができる。
(実施形態例1)
図5に、本実施形態に係るシステム構成の一例を示す。本実施形態に係る通信システムは、送信端末93がネットワーク92を介して受信端末94とTCP通信を行うシステムにおいて、送信端末93とネットワーク92との間に遅延制御シェーピング機能91を備える。
図6に、送信端末93の構成の一例を示す。送信端末93は、通信IF(interface)31、制御IF32、TCP通信部33、通信アプリケーション34、遅延制御シェーピング設定値変更部35を備える。
通信IFは、遅延制御シェーピング機能91の通信IFに接続されている。
制御IF32は、遅延制御シェーピング機能91の制御IFに接続されている。
TCP通信部33は、受信端末94とTCP通信を行う。
通信アプリケーション34は、送信端末93が受信端末94と通信を行う任意のアプリケーションである。
遅延制御シェーピング設定値変更部35は、最大遅延揺らぎJmaxを遅延制御シェーピング機能91に通知する。
図7に、TCP通信部33の構成の一例を示す。TCP通信部33は、バッファ41、送出部42、ACK受信部43、輻輳制御部44、輻輳ウィンドウサイズ格納メモリ45、許容バーストサイズ設定値46を備える。
バッファ41は、通信アプリケーション34からのデータを蓄積する。
送出部42は、バッファ41に蓄積されているデータを読み出し、通信IF31に送出する。
ACK受信部43は、受信端末94からのACKを受信する。
輻輳制御部44は、受信端末94からのACKに基づいて、輻輳制御を行う。
輻輳ウィンドウサイズ格納メモリ45は、現在の輻輳ウィンドウサイズnCWを格納する。
許容バーストサイズ設定値46は、TCP通信部33に予め設定されている許容バーストサイズ設定値を格納する。
図8に、遅延制御シェーピング設定値変更部35の構成の一例を示す。遅延制御シェーピング設定値変更部35は、遅延制御シェーピング設定値計算機能51、ターゲットバーストレート設定テーブル52、遅延制御シェーピング設定値変更機能53、ターゲットバーストレート設定機能54を備える。
遅延制御シェーピング設定値計算機能51は、輻輳ウィンドウサイズ及びターゲットバーストレートに基づいて遅延制御シェーピング設定値を求める。
遅延制御シェーピング設定値変更機能53は、遅延制御シェーピング設定値を遅延制御シェーピング機能91に通知する。
ターゲットバーストレート設定機能54は、ターゲットバーストレートtBRを設定し、ターゲットバーストレート設定テーブル52に格納する。
ターゲットバーストレート設定テーブル52は、ターゲットバーストレートtBRを格納する。図9に、ターゲットバーストレート設定テーブルの一例を示す。
図10に、遅延制御シェーピング機能91の構成の一例を示す。遅延制御シェーピング機能91は、遅延パラメータ設定部11、遅延パラメータテーブル12、メータリング部13、入力パケット量記録メモリ14、トークン供給関数計算部15、トークン供給関数メモリ16、トークン供給部17、シェーピング部20を備える。シェーピング部20は、キュー21、トークンバケツ22、送信判定機能部23を備える。
遅延パラメータ設定部11は、送信端末93から最大遅延揺らぎJmaxを受信し遅延パラメータテーブル12に格納する。
遅延パラメータテーブル12は、送信端末93からの最大遅延揺らぎJmaxを格納する。
メータリング部13は、送信端末93から受信した入力パケットのデータ量を測定し、入力パケットをキュー21に格納する。
入力パケット量記録メモリ14は、入力パケットのデータ量を記録する。
トークン供給関数計算部15は、入力パケットの最大遅延揺らぎがJmaxになるよう、トークン供給関数を計算する。
トークン供給関数メモリ16は、トークン供給関数計算部15の計算したトークン供給関数を記憶する。
トークン供給部17は、トークン供給関数メモリ16に記憶されたトークン供給関数に従い、トークンをシェーピング部20に供給する。
シェーピング部20は、供給されたトークンに応じて、キュー21に格納されている入力パケットを遅延させ、受信端末94に送信する。
図11は、トークン供給関数計算部15が実行する通信フロー毎トークン供給関数Ts(t)更新処理フロー(S150)を示したものである。トークン供給量制御機能は、1の所定期間における入力されたパケットの量で計算したトークンの1の供給期間と、1の所定期間の後の所定期間における入力されたパケットの量で計算したトークンの後の供給期間とが重複する場合、1の供給期間と後の供給期間が重複する期間において、1の所定期間における入力されたパケットの量で計算したトークンの量に後の所定期間における入力されたパケットの量で計算したトークンの量を加算する。
本更新処理は、トークン供給関数更新周期毎に実行する。今回処理実行時刻をt_now、現在のトークン供給関数をnow_Ts(t)、前回処理実行時から今回処理実行時までにメータリング部13から通知されたバイト量の合計をBm、トークン供給周期をTc、トークン供給関数更新周期をTu、トークン供給関数反映周期をTr、対象通信フローの要求遅延時間をDd、遅延パラメータテーブル12を用いて計算された対象通信フローの通信経路の遅延時間をDrとする(ステップS151)。
要求遅延を満足しながら追加できる遅延時間であるDaを次の式で計算する(ステップS152)。
Da=Dd-Dr-Tu-Tr
今回の処理実行で追加するトークン供給関数add_Ts(t)を次の式で計算する(ステップS153)。
(1)tがt_now+Tr<t≦t_now+Tr+Daの場合
add_Ts(t)=(Bm/Da)×Tc
(2)上記以外のtの場合
add_Ts(t)=0
add_Ts(t)が小数となっている場合には、add_Ts(t)の合計値がBmと等しくなるように切り上げ又は切り捨てなどの正規化を行う(ステップS154)。今回の処理実行でTs(t)として更新するトークン供給関数new_Ts(t)を次の式で計算する(ステップS155)。
new_Ts(t)=now_Ts(t)+add_Ts(t)
new_Ts(t)をt=t_now+Tr以降の新たなTs(t)としてトークン供給関数メモリ16を更新し、トークン供給部17に設定する(ステップS156)。
図12は、トークン供給部17が実行する通信フロー毎トークン供給処理フロー(S160)を示したものである。本更新処理は、トークン供給周期毎に実行する。処理実行時刻をt_nowとする(ステップS161)。t=t_nowにおけるTs(t)の値の量のトークンを当該通信フローのシェーピング部20に供給する(ステップS162)。
図13に、遅延制御シェーピング設定値計算機能51の動作の一例を示す。
輻輳ウィンドウサイズ格納メモリ45から現在の輻輳ウィンドウサイズnCWを読み取る(S111)。
ターゲットバーストレート設定テーブル52からターゲットバーストレートtBRを読み取る(S112)。
nCWをtBで除算して遅延制御シェーピング設定値計算結果cJmaxとして得る(S113)。
cJmaxを遅延制御シェーピング設定値変更機能53に通知する(S114)。
なお、計算フロー開始契機は、輻輳ウィンドウサイズの変更を検知した場合でも、ある一定時間毎に変更するような形でも構わない。
図14に、遅延制御シェーピング設定値変更機能53の動作の一例を示す。
cJmaxを新たな遅延制御シェーピング機能の最大遅延揺らぎJmaxとして設定する(S121)。
なお、直ちに設定してもいいし、何らかの閾値を設けて閾値を超えた場合のみ設定する、といった方法をとっても構わない。
(実施形態例2)
図15に、本実施形態に係るシステム構成の一例を示す。本実施形態に係る通信システムは、送信端末93がネットワーク92を介して受信端末94とTCP通信を行うシステムにおいて、送信端末93が遅延制御シェーピング機能を備える。
図16に、送信端末93の構成の一例を示す。送信端末93は、遅延制御シェーピング設定値変更部35をさらに備え、通信IF31とTCP通信部33の間に遅延制御シェーピング機能36が接続されている。
遅延制御シェーピング機能36は、実施形態例1で説明した遅延制御シェーピング機能91と同様の機能を備える。
(実施形態例3)
図17に、本実施形態に係るシステム構成の一例を示す。本実施形態に係る通信システムは、送信端末93がネットワーク92を介して受信端末94とTCP通信を行うシステムにおいて、ネットワーク92内に遅延制御シェーピング機能が備わる。具体的には、ネットワーク91Aとネットワーク92Bの間にTCP最適化装置96が接続されている。
図18に、送信端末93の構成の一例を示す。送信端末93は、遅延制御シェーピング設定値変更部35を備え、通信IF31とTCP通信部33の間に遅延制御シェーピング機能36が接続されている。
遅延制御シェーピング機能36は、実施形態例1で説明した遅延制御シェーピング機能91と同様の機能を備える。
図19に、TCP最適化装置96の構成の一例を示す。TCP最適化装置96は、非特許文献4に記載のTCP最適化装置に備わる機能に備え、遅延制御シェーピング機能を備える。具体的には、TCP最適化装置96は、通信IF61、TCP通信部62、TCP終端部63、遅延制御シェーピング機能64、遅延制御シェーピング設定値変更部65を備える。
通信IF61は、受信端末94とネットワーク92Bを介して接続されている。
TCP通信部62は、受信端末94とTCPパケットを送受信する。
TCP終端部63は、TCPパケットの終端処理を行う。終端処理は、例えばACKの代理応答である。
遅延制御シェーピング機能64は、ACKの代理応答を制御することで、通信相手側の伝送速度をコントロールする。
遅延制御シェーピング設定値変更部65は、最大遅延揺らぎJmaxを遅延制御シェーピング機能64に通知する。
(実施形態例4)
本実施形態では、前述のバーストサイズを上限とした制御例に代え、ターゲットスループットを上限とした制御を行う。本実施形態に係る通信システムは、TCP通信部33及び遅延制御シェーピング設定値変更部35の機能が前述の実施形態と異なる。以下、ターゲットスループットを上限とした制御の特徴について説明する。
図20に、TCP通信部33の構成の一例を示す。TCP通信部33は、バッファ41、送出部42、ACK受信部43、輻輳制御部44、輻輳ウィンドウサイズ格納メモリ45、許容バーストサイズ設定値46に加え、ACK RTT格納メモリ47を備える。
ACK受信部43は、ACKパケットを受信すると、自身が送信したTCPパケットの送信時刻からACKパケットの受信時刻を減算することでACK RTTとして算出する。この算出したACK RTTを、ACK RTT格納メモリ47に格納する。ACK RTT格納メモリの例を図21に示す。
図22に、遅延制御シェーピング設定値変更部35の構成の一例を示す。遅延制御シェーピング設定値変更部35は、ターゲットバーストレート設定テーブル52及びターゲットバーストレート設定機能54に代え、ターゲットスループット設定テーブル72及びターゲットスループット設定機能74を備える。
ターゲットスループット設定テーブル72は、ターゲットスループットtThを格納する。図23に、ターゲットバーストレート設定テーブルの一例を示す。
ターゲットスループット設定機能74は、ターゲットスループットtThを設定し、ターゲットスループット設定テーブル72に格納する。
図24に、本実施形態の遅延制御シェーピング設定値計算機能51の動作の一例を示す。
ACKRTT格納メモリから現在のACKRTT nRTTを読み取る(S211)。
輻輳ウィンドウサイズ格納メモリから現在の輻輳ウィンドウサイズnCWを読み取る(S212)。
ターゲットスループット設定テーブル72からターゲットスループットtThと初期Jmax iJmaxを得る(S213)。
nCWをtThで除算した結果をターゲットRTT tRTTとして得る(S214)。
tRTTからnRTTを引いた結果が負の場合、cJmax=iJmaxとする正の場合、これをcJmaxとする(S215)。
本実施形態例では、ターゲットスループットを設定し、これらに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御する。このような動作により、TCPの輻輳ウィンドウサイズがターゲットスループットと比較して小さい場合には、許容遅延揺らぎ設定値が小さく設定されるため、スロースタートフェーズにおける輻輳ウィンドウサイズの拡大遅延を抑止することができる。したがって、本実施形態は、ウィンドウサイズ拡大遅延や最大スループットの低下を発生させることなく、TCPにおけるトラヒックのバースト性を低減することができる。
本開示の装置はコンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
本開示は情報通信産業に適用することができる。
11:遅延パラメータ設定部
12:遅延パラメータテーブル
13:メータリング部
14:入力パケット量記録メモリ
15:トークン供給関数計算部
16:トークン供給関数メモリ
17:トークン供給部
20:シェーピング部
21:キュー
22:トークンバケツ
23:送信判定機能部
31:通信IF
32:制御IF
33:TCP通信部
34:通信アプリケーション
35:遅延制御シェーピング設定値変更部
36:遅延制御シェーピング機能
41:バッファ
42:送出部
43:ACK受信部
44:輻輳制御部
45:輻輳ウィンドウサイズ格納メモリ
46:許容バーストサイズ設定値
47:ACK RTT格納メモリ
51:遅延制御シェーピング設定値計算機能
52:ターゲットバーストレート設定テーブル
53:遅延制御シェーピング設定値変更機能
54:ターゲットバーストレート設定機能
61:通信IF
62:TCP通信部
63:TCP終端部
64:遅延制御シェーピング機能
72:ターゲットスループット設定テーブル
74:ターゲットスループット設定機能
91:遅延制御シェーピング機能
92:ネットワーク
93:送信端末
94:受信端末

Claims (10)

  1. 送信端末から受信端末にパケットを送信する通信システムであって、
    送信端末から送信されるパケットの輻輳制御を行う輻輳制御部と、
    前記輻輳制御部が輻輳を行う輻輳ウィンドウサイズの設定に基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させる遅延制御シェーピング部と、
    を備え、
    前記遅延制御シェーピング部は、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットを設定し、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御し、
    前記輻輳ウィンドウサイズをターゲットバーストサイズで除算し、
    前記除算で得られた値を遅延制御シェーピングの許容遅延揺らぎ設定値とする、
    通信システム。
  2. 送信端末から受信端末にパケットを送信する通信システムであって、
    送信端末から送信されるパケットの輻輳制御を行う輻輳制御部と、
    前記輻輳制御部が輻輳を行う輻輳ウィンドウサイズの設定に基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させる遅延制御シェーピング部と、
    を備え、
    前記遅延制御シェーピング部は、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットを設定し、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御し、
    前記送信端末から前記受信端末までの往復遅延時間を取得し、
    前記輻輳ウィンドウサイズをターゲットスループットで除算し、
    前記除算で得られた値から前記往復遅延時間を減算した値が正の値であった場合、前記除算で得られた値を遅延揺らぎ設定値とする、
    通信システム。
  3. 送信端末から受信端末にパケットを送信する通信システムであって、
    送信端末から送信されるパケットの輻輳制御を行う輻輳制御部と、
    前記輻輳制御部が輻輳を行う輻輳ウィンドウサイズを格納する輻輳ウィンドウサイズ格納部と、
    前記輻輳ウィンドウサイズ格納部から読み取った前記輻輳ウィンドウサイズに基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させる遅延制御シェーピング部と、
    を備える通信システム。
  4. 送信端末から受信端末にパケットを送信する通信システムが実行するシェーピング方法であって、
    輻輳制御部が、送信端末から送信されるパケットの輻輳制御を行い、
    遅延制御シェーピング部が、前記輻輳制御部が輻輳を行う輻輳ウィンドウサイズの設定に基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させ、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットを設定し、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御し、
    前記輻輳ウィンドウサイズをターゲットバーストサイズで除算し、
    前記除算で得られた値を遅延制御シェーピングの許容遅延揺らぎ設定値とする、
    方法。
  5. 送信端末から受信端末にパケットを送信する通信システムが実行するシェーピング方法であって、
    輻輳制御部が、送信端末から送信されるパケットの輻輳制御を行い、
    遅延制御シェーピング部が、前記輻輳制御部が輻輳を行う輻輳ウィンドウサイズの設定に基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させ、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットを設定し、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御し、
    前記送信端末から前記受信端末までの往復遅延時間を取得し、
    前記輻輳ウィンドウサイズをターゲットスループットで除算し、
    前記除算で得られた値から前記往復遅延時間を減算した値が正の値であった場合、前記除算で得られた値を遅延揺らぎ設定値とする、
    方法。
  6. 送信端末から受信端末にパケットを送信する通信システムが実行するシェーピング方法であって、
    輻輳制御部が、送信端末から送信されるパケットの輻輳制御を行い、
    輻輳ウィンドウサイズ格納部が、前記輻輳制御部が輻輳を行う輻輳ウィンドウサイズを格納し、
    遅延制御シェーピング部が、前記輻輳ウィンドウサイズ格納部から読み取った前記輻輳ウィンドウサイズに基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させる、
    方法。
  7. 送信端末から送信されたパケットのシェーピングを行う装置であって、
    送信端末から送信されたパケットを受信し、
    前記送信端末のパケットに行う輻輳制御の輻輳ウィンドウサイズを取得し、
    前記輻輳ウィンドウサイズの設定に基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させ、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットを設定し、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御し、
    前記輻輳ウィンドウサイズをターゲットバーストサイズで除算し、
    前記除算で得られた値を遅延制御シェーピングの許容遅延揺らぎ設定値とする、
    装置。
  8. 送信端末から送信されたパケットのシェーピングを行う装置であって、
    送信端末から送信されたパケットを受信し、
    前記送信端末のパケットに行う輻輳制御の輻輳ウィンドウサイズを取得し、
    前記輻輳ウィンドウサイズの設定に基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させ、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットを設定し、
    ターゲットバーストサイズ又はターゲットスループットに基づき遅延制御シェーピングの設定値を制御し、
    前記送信端末から受信端末までの往復遅延時間を取得し、
    前記輻輳ウィンドウサイズをターゲットスループットで除算し、
    前記除算で得られた値から前記往復遅延時間を減算した値が正の値であった場合、前記除算で得られた値を遅延揺らぎ設定値とする、
    装置。
  9. 送信端末から送信されたパケットのシェーピングを行う装置であって、
    送信端末から送信されたパケットを受信し、
    前記送信端末のパケットに行う輻輳制御の輻輳ウィンドウサイズを格納し、
    前記格納された輻輳ウィンドウサイズを読み取り、前記読み取った輻輳ウィンドウサイズに基づき、遅延制御シェーピングの設定値を変化させる、
    装置。
  10. 請求項7から9のいずれか一項に記載の装置に備わる各機能部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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