JP7446157B2 - 空調制御システム、空調システム、空調制御方法及びプログラム - Google Patents

空調制御システム、空調システム、空調制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、空調制御システム、空調システム、空調制御方法及びプログラムに関する。
室内空間を空調する複数の室内機のうち一部の室内機について省エネ制御をすることにより、室内空間の空調環境を維持しつつ省エネを図る技術が知られている。例えば特許文献1には、任意の2つの室内機のペアについて、一方の室内機が他方の室内機に与える影響の度合を求め、影響の度合が最も小さいペアについて、ローテーション制御により1の室内機の運転を一定時間停止させることにより、空調環境を大きく損なうことなく省エネを図る技術が開示されている。
国際公開第2019/043834号
特許文献1に記載の技術は、2つの室内機が互いに同等の影響を与えることを前提としている。そのため、例えば一方の室内機が他方の室内機に与える影響は大きいが、当該他方の室内機が当該一方の室内機に与える影響は小さい、といった場合に精度良く省エネを図ることができない。
また、例えば、いくつかの室内機が互いに近接した位置に設置され、それらの室外機から離れた位置に1つの室内機が設置されている場合を考える。この場合、離れた位置にある室内機は、他の室内機からの影響を受けにくいため、特許文献1に記載の技術を適用すると、省エネ制御の対象となる。しかし、当該室内機の周辺の空間は他の室内機による空調の効果を受けにくいため、当該室内機が省エネ制御の対象となると、当該室内機の周辺の空調環境を損なってしまう。
つまり、特許文献1に記載の技術は、空調環境を維持しつつ省エネを図るという点においてまだ不足がある。
本開示の目的は、上記の事情に鑑み、空調環境の維持と省エネとの双方に優れた空調制御システム等を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本開示に係る空調制御システムは、
室内空間を空調する複数の室内機のそれぞれの室内機を1つずつ試運転させる試運転制御手段と、
1の前記室内機が試運転により他の前記室内機のそれぞれに与えた影響を示す能動スコアと、該1の前記室内機が他の前記室内機のそれぞれの試運転により受けた影響を示す受動スコアとを、前記室内機ごとに算出するスコア算出手段と、
前記能動スコアと前記受動スコアとに基づいて、前記複数の室内機のうち省エネ制御の対象とする室内機を決定する省エネ対象決定手段と、
前記省エネ対象決定手段により省エネ制御の対象となった前記室内機を省エネ制御する省エネ制御手段と、
を備える。
本開示によれば、空調環境の維持と省エネとの双方に優れる。
本開示の実施の形態1に係る空調システムの構成を示す図 本開示の実施の形態1に係るクラウドサーバの機能的構成を示す図 本開示の実施の形態1に係る受動スコア及び能動スコアの一例を示す図 本開示の実施の形態1に係る合計受動スコア、合計能動スコア及び影響度スコアの一例を示す図 本開示の実施の形態1に係る合計受動スコア及び合計能動スコアの分布の一例を示すグラフ 本開示の実施の形態1に係るクラウドサーバのハードウェア構成の一例を示す図 本開示の実施の形態1に係るクラウドサーバによる影響度スコア算出の動作の一例を示すフローチャート 本開示の実施の形態1に係るクラウドサーバによる省エネ制御の動作の一例を示すフローチャート 本開示の実施の形態2に係るクラウドサーバの機能的構成を示す図 本開示の実施の形態2に係る室内機を下から見た平面図の一例を示す図 本開示の実施の形態2に係るクラウドサーバによる位置関係推定の一例を示す図 本開示の実施の形態2に係るクラウドサーバによる風向スコア算出の動作の一例を示すフローチャート 本開示の実施の形態2に係るクラウドサーバによる省エネ制御の動作の一例を示すフローチャート
以下、図面を参照しながら、本開示の実施の形態に係る空調システムを説明する。各図面においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1を参照しながら、実施の形態1に係る空調システム1を説明する。空調システム1は、同一の室内空間に設置された複数の室内機を空調制御して室内空間を空調する空調システムである。空調システム1は、室内機2a-室内機2eと、室外機3と、コントローラ4と、クラウドサーバ10とを備える。室内機2a-室内機2eは、それぞれ室外機3に通信線及び冷媒配管を介して接続されている。室外機3は、通信線を介してコントローラ4に通信可能に接続されている。コントローラ4は、インターネットNTを介してクラウドサーバ10に通信可能に接続されている。室内機2a-室内機2eは、同一の室内空間に設置されている。以下、室内機2a-室内機2eを、必要に応じて単に室内機2ということがある。空調システム1は、本開示に係る空調システムの一例である。
室内機2は、室外機3と協働して動作することにより、室内空間を空調する。室内機2は、例えばオフィスビルの居室の天井に設置された天井埋め込み型の室内機である。この場合、当該居室が空調対象となる室内空間である。室内機2は、室外機3を介したコントローラ4の空調制御に基づく動作を行う。後述するとおり、コントローラ4は、クラウドサーバ10から送信された命令に基づいて室内機2を制御するので、室内機2は、クラウドサーバ10により制御される。室内機2は、クラウドサーバ10の制御により、冷房運転、暖房運転等の運転を実行するほか、設定温度の変更、吸い込み温度を示す情報の送信なども実行する。室内機2は、本開示に係る室内機の一例である。
室外機3は、コントローラ4の空調制御に基づいて、室内機2と協働して室内機2が設置された室内空間を空調する。室外機3は、例えばオフィスビルの屋上に設置された室外機である。室外機3は、必要に応じて室内機2と通信し、コントローラ4による室内機2の制御に関する通信を中継する。
コントローラ4は、室外機3及び室内機2を制御して、室内機2が設置された室内空間を空調する。コントローラ4は特に、クラウドサーバ10から室内機2の制御に関する命令を受信し、受信した命令に基づいて室内機2を制御する。コントローラ4は、例えばオフィスビルの管理室に設置された集中コントローラである。
クラウドサーバ10は、コントローラ4と通信し、コントローラ4を介して室内機2を制御する。詳細は後述するが、クラウドサーバ10は、室内機2a-室内機2eのうちいくつかの室内機2を省エネ対象として決定し、省エネ対象として決定した室内機2を省エネ制御する。クラウドサーバ10は、例えば室内機2、室外機3及びコントローラ4の製造者が運用するクラウドサーバである。クラウドサーバ10は、本開示に係る空調制御システムの一例である。
次に、図2を参照しながら、クラウドサーバ10の機能的構成を説明する。クラウドサーバ10は、制御部100と通信部110と記憶部120とを備える。
通信部110は、インターネットNTを介してコントローラ4と通信する。記憶部120は、後述する各種スコアを保存する。
制御部100は、クラウドサーバ10を統括制御し、室内機2を制御する。制御部100は、試運転制御部101と吸い込み温度取得部102とスコア算出部103と省エネ対象決定部104と省エネ制御部105とを備える。
試運転制御部101は、各室内機2を制御し、省エネ対象となる室内機2を決定するために必要な試運転を室内機2ごとに実行させる。具体的には、試運転制御部101は、1つの室内機2のみを一定時間冷房運転又は暖房運転させ、他の室内機2の運転を停止させることにより当該1つの室内機2の試運転を実行させる、という制御を全ての室内機2が試運転を実行するまで行う。詳細は後述するが、1つの室内機2の試運転により他の室内機2の吸い込み温度に生じる変化に基づいて、後述の各種スコアが算出され、各種スコアに基づいて省エネ対象となる室内機2が決定される。各室内機2の試運転は、できるだけ同一の環境下で行われることが好ましい。そのため、試運転制御部101は、例えば人の出入りが少ない深夜・早朝時間帯に試運転を実行するように各室内機2を制御する。試運転制御部101は、本開示に係る試運転制御手段の一例である。
吸い込み温度取得部102は、各室内機2から吸い込み温度を示す情報を取得する。吸い込み温度取得部102は特に、試運転制御部101による試運転が行われる直前における各室内機2の吸い込み温度を示す情報と、試運転の終了直前における各室内機2の吸い込み温度を示す情報とを取得する。試運転の前後における吸い込み温度の変化は、試運転を行った室内機2が他の各室内機2に与える影響、あるいは当該他の各室内機2が試運転を行った室内機2から受ける影響を示す指標となる。
スコア算出部103は、試運転の前後における吸い込み温度の変化に基づく各種スコアを算出して記憶部120に保存する。スコア算出部103は、本開示に係るスコア算出手段の一例である。以下、具体例として図3及び図4を参照しながら、スコア算出部103によるスコア算出をより詳細に説明する。
まず、スコア算出部103は、1の室内機2の試運転により他の室内機2に生じた吸い込み温度の変化を、当該1の室内機2が当該他の室内機2に与えた影響を示す能動スコア及び当該他の室内機2が当該1の室内機2から受けた影響を示す受動スコアとして算出して記憶部120に保存する。図3に示す例の「与える側」及び「受ける側」は、試運転により他の室内機2に影響を与える室内機2及び他の室内機2の試運転により影響を受ける室内機2を示す。
図3に示す例では、「与える側」の室内機2が試運転をしたときに「受ける側」の室内機2の吸い込み温度に生じる変化が、それぞれ「受ける側」に対する「与える側」の能動スコア及び「与える側」に対する「受ける側」の受動スコアとなる。例えば、図3において、「与える側」室内機2aの「受ける側」室内機2cに対する能動スコアは0.2であり、「受ける側」室内機2cの「与える側」室内機2aに対する受動スコアも同じく0.2である。
次に、スコア算出部103は、室内機2ごとに、他の室内機2に対する能動スコアを合計した合計能動スコアと、他の室内機2に対する受動スコアを合計した受動スコアとを算出して記憶部120に保存する。図3に示す例では、行全体のスコアの和が合計能動スコアとなり、列全体のスコアの和が合計受動スコアとなる。
そして、スコア算出部103は、室内機2ごとに、合計受動スコアを合計能動スコアで割った値である影響度スコアを算出して記憶部120に保存する。図4に示す例は、合計受動スコア、合計能動スコア及び影響度スコアをまとめたものである。影響度スコアは、合計受動スコアを合計能動スコアで割った値であるため、大きいほど他の室内機2に影響を与えにくく他の室内機2から影響を受けやすいことを示す指標となる。したがって、図4に示す例では、影響度スコアの最も高い室内機2aが、他の室内機2に影響を与えにくく他の室内機2から影響を受けやすいものとなる。
図5を参照しながら、合計受動スコア及び合計能動スコアの室内機2ごとの分布を説明する。図5は、図4に示す合計受動スコア及び合計能動スコアを、横軸を合計受動スコア、縦軸を合計能動スコアとして室内機2ごとにプロットしたグラフである。グラフの右下に位置する点ほど、影響度スコアが大きいものとなる。図5のグラフからも、室内機2aの影響度スコアが最も大きいことがわかる。
再び図2を参照する。省エネ対象決定部104は、スコア算出部103が室内機2ごとに算出し記憶部120に保存した影響度スコアに基づいて、省エネ制御の対象とする室内機2を決定する。例えば、省エネ対象決定部104は、影響度スコアの最も大きい室内機21つを省エネ制御の対象として決定する。あるいは、例えば、省エネ対象決定部104は、影響度スコアが予め定められたしきい値以上である室内機2を省エネ制御の対象として決定する。あるいは、例えば、省エネ対象決定部104は、影響度スコアが予め定められた順位以内の室内機2を省エネ制御の対象として決定する。省エネ対象決定部104により、他の室内機2に影響を与えにくく他の室内機2から影響を受けやすい室内機2が省エネ制御の対象として決定される。省エネ対象決定部104は、本開示に係る省エネ対象決定手段の一例である。
省エネ制御部105は、省エネ対象決定部104が省エネ対象として決定した室内機2を省エネ制御する。省エネ制御部105は、他の室内機2に影響を与えにくく他の室内機2から影響を受けやすい室内機2の設定温度を変更して省エネを図るので、空調環境を損なうことなく省エネを図ることができる。省エネ制御部105は、本開示に係る省エネ制御手段の一例である。
例えば、省エネ対象として決定された室内機2が1台であるとき、省エネ制御部105は、当該室内機2の運転時に設定温度を1℃変更して省エネ制御を行う。つまり、省エネ制御部105は、各室内機2が冷房運転を行うときには、省エネ対象として決定された室内機2の設定温度を1℃上げ、各室内機2が冷房運転を行うときには、省エネ対象として決定された室内機2の設定温度を1℃下げる。また、例えば、省エネ対象として決定された室内機2が複数であるとき、省エネ制御部105は、省エネ対象として決定された室内機2の1つを選択して一定時間設定温度を1℃変更し、一定時間経過したら他の室内機2を1つ選択して一定時間設定温度を1℃変更する、といったローテーション制御により省エネ制御を行う。
次に、図6を参照しながらクラウドサーバ10のハードウェア構成の一例について、説明する。図6に示すクラウドサーバ10は、例えばパーソナルコンピュータ、サーバコンピュータなどのコンピュータにより実現される。
クラウドサーバ10は、バス1000を介して互いに接続された、プロセッサ1001と、メモリ1002と、インタフェース1003と、二次記憶装置1004と、を備える。
プロセッサ1001は、例えばCPU(Central Processing Unit:中央演算装置)である。プロセッサ1001が、二次記憶装置1004に記憶された動作プログラムをメモリ1002に読み込んで実行することにより、クラウドサーバ10の各機能が実現される。
メモリ1002は、例えば、RAM(Random Access Memory)により構成される主記憶装置である。メモリ1002は、プロセッサ1001が二次記憶装置1004から読み込んだ動作プログラムを記憶する。また、メモリ1002は、プロセッサ1001が動作プログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。
インタフェース1003は、例えばシリアルポート、USB(Universal Serial Bus)ポート、ネットワークインタフェースなどのI/O(Input/Output)インタフェースである。インタフェース1003により通信部110の機能が実現される。
二次記憶装置1004は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)である。二次記憶装置1004は、プロセッサ1001が実行する動作プログラムを記憶する。二次記憶装置1004により記憶部120の機能が実現される。
次に、図7を参照しながら、クラウドサーバ10による影響度スコア算出の動作の一例を説明する。図7に示す動作は、1か月ごと、3か月ごとなど定期的に実行されることが好ましい。どの室内機2がどの室内機2に影響を与えやすいかは、季節、屋内環境などに起因して変化しうるからである。また、上述したとおり、各室内機2の試運転は、できるだけ同一の環境下で行われることが好ましいため、図7に示す動作は、例えば人の出入りが少ない深夜・早朝時間帯に実行されることが好ましい。
クラウドサーバ10の制御部100の試運転制御部101は、試運転をまだ行っていない室内機2を1つ選択する(ステップS101)。ここでいう「試運転をまだ行っていない」とは、今回の影響度スコア算出において試運転をまだ行っていないことをいう。そのため、過去の影響度スコア算出における試運転の有無は無関係である。
試運転制御部101は、ステップS101で選択していない他の室内機2の運転を停止させ、選択した室内機2を一定時間試運転させる(ステップS102)。
制御部100の吸い込み温度取得部102は、試運転の開始時及び終了時に、運転を停止している各室内機2の吸い込み温度を取得することにより、運転を停止している各室内機2の試運転前後における吸い込み温度の変化を検出する(ステップS103)。
スコア算出部103は、ステップS103にて検出された吸い込み温度の変化に基づいて、室内機2ごとに能動スコア及び受動スコアを算出して記憶部120に保存する(ステップS104)。例えば、室内機2aを試運転したとき、スコア算出部103は、室内機2aの他の各室内機2に対する能動スコアと、他の各室内機2の室内機2aに対する受動スコアとを算出して保存する。
試運転制御部101は、まだ試運転を行っていない室内機2があるか否かを判定する(ステップS105)。まだ試運転を行っていない室内機2があるとき(ステップS105:Yes)、試運転制御部101は、ステップS101の室内機2の選択からの動作を繰り返す。
まだ試運転を行っていない室内機2がないとき(ステップS105:No)、つまり全ての室内機2が試運転を行っていたとき、スコア算出部103は、ステップS104にて保存した各室内機2の能動スコアと受動スコアとに基づいて、各室内機2の影響度スコアを算出して記憶部120に保存する(ステップS106)。そして制御部100は、影響度スコア算出の動作を終了する。
次に、図8を参照しながら、クラウドサーバ10による省エネ制御の動作の一例を説明する。図8に示す動作は、例えばクラウドサーバ10による各室内機2の空調制御開始時に実行される。ただし、ここでいう「空調制御」は、上記の試運転のための制御を含まない。また、図8に示す動作は、複数の室内機2を省エネ制御の対象として決定し、省エネ制御の対象となった室内機2を1つずつローテーション制御するものである。1つの室内機2を省エネ制御として決定する場合については後述する。
クラウドサーバ10の制御部100の省エネ対象決定部104は、記憶部120に保存された各室内機2の影響度スコアに基づいて、省エネ対象とする室内機2を決定する(ステップS201)。
制御部100の省エネ制御部105は、ステップS201にて決定された、省エネ制御の対象となっている室内機2を1つ選択する(ステップS202)。
省エネ制御部105は、ステップS202にて選択した室内機2の設定温度を1℃変更する(ステップS203)。選択した室内機2が冷房運転をしているとき、省エネ制御部105は設定温度を1℃上げ、選択した室内機2が暖房運転をしているとき、省エネ制御部105は設定温度を1℃下げる。
省エネ制御部105は、選択した室内機2をステップS203にて変更した設定温度にて一定時間運転させる(ステップS204)。一定時間経過ののち、省エネ制御部105は、ステップS203にて変更した設定温度を元に戻す(ステップS205)。
省エネ制御部105は、省エネ制御の対象となっている他の室内機2を選択する(ステップS206)。なお、「他の室内機2」の選択においては、省エネ制御の対象となっている全ての室内機2が均一に選択されるようにする。例えば、室内機2a、室内機2b及び室内機2eが省エネ制御の対象となっている場合において、室内機2a、室内機2b、室内機2e、室内機2a、室内機2b、室内機2e、・・・の順番に選択されるようにする。
そして省エネ制御部105は、ステップS203からの動作を繰り返す。
なお、ステップS201にて1つの室内機2を省エネ制御として決定する場合、その後は設定温度を変更し、変更した設定温度にて省エネ制御の対象となっている室内機2の運転を続ければよい。
以上、実施の形態1に係る空調システム1を説明した。空調システム1によれば、1の室内機2が他の各室内機2に与える影響を示す能動スコアと、1の室内機2が他の各室内機2から受ける影響を示す受動スコアとに基づいて省エネ制御の対象となる室内機2が決定される。そのため、空調システム1によれば、省エネ制御を行ったときに空調環境を損なわず、かつ省エネ効果が高い室内機2を適切に省エネ制御の対象として決定できる。したがって、空調システム1は、空調環境の維持と省エネとの双方に優れる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2に係る空調システム1を説明する。実施の形態2に係る空調システム1の全体構成は、図1に示す実施の形態1の場合と同様であり、クラウドサーバ10の機能的構成が実施の形態1と異なる。実施の形態2に係る空調システム1は、クラウドサーバ10が各室内機2の位置関係を推定し、推定した位置関係に基づいて省エネ制御を行う空調システムである。詳細は後述するが、クラウドサーバ10は、各室内機2の位置関係を推定するために、実施の形態1とは異なる試運転を各室内機2に実行させる。
図9に示すとおり、クラウドサーバ10は、制御部100が試運転制御部101、スコア算出部103及び省エネ対象決定部104に代えて試運転制御部101A、スコア算出部103A及び省エネ対象決定部104Aを備える点と、制御部100が位置関係推定部106Aをさらに備える点が実施の形態1と異なる。
試運転制御部101Aは、実施の形態1と同様の機能に加えて、室内機2の風向を段階的に変化させて室内機2を試運転させる機能を備える。試運転制御部101Aは、例えば、室内機2が備えるベーンを制御して、風が送出される吹き出し口を限定することにより風向を変化させる。
以下、図10を参照しながらより具体的に説明する。図10は、四方向にベーン21を備え、ベーン21を開くことにより4方向に風を送出可能な天井埋め込み型の室内機2を示す。図10では、平面視して下方向のベーン21のみが開かれており他の3方向のベーン21は閉じられている。このとき、室内機2は下方向にのみ風を送出することができる。試運転制御部101Aは、1つのベーン21のみを開き他のベーン21を閉じて試運転を行う、という制御を4方向について行う。このような制御により、試運転制御部101Aは、風向を段階的に4方向に変化させた試運転を室内機2に実行させることができる。
再び図9を参照する。スコア算出部103Aは、実施の形態1と同様の機能に加えて、試運転制御部101Aが風向を段階的に変化させて室内機2を試運転させたときに、試運転を行った室内機2が他の室内機2のそれぞれに与えた影響を示す風向スコアを算出して記憶部120に保存する。風向スコアは、能動スコアと同様に、室内機2の風向ごとの試運転により他の室内機2の吸い込み温度に生じた変化にて算出される。
位置関係推定部106Aは、スコア算出部103Aにより算出され記憶部120に保存された、室内機2ごとの風向スコアに基づいて、各室内機2の位置関係を推定する。位置関係推定部106Aは、本開示に係る位置関係推定手段の一例である。
図11を参照しながら、位置関係推定部106Aによる位置関係推定の一例を説明する。図11(1)に示す矢印及び矢印の先に示される符号は、符号に対応する室内機2に対する風向スコアのうち矢印の方向のものが最も大きい風向スコアであることを示す。例えば、図11(1)においては、室内機2aの室内機2bに対する風向スコアは、上方向のときのものが最も大きい。つまり、図11(1)において、室内機2aは、上方向に風が送出されるとき室内機2bに最も影響を与える。
なお、図11(1)に示す各室内機2の各方向は、各室内機2固有の基準方向に基づくものである。そのため、例えば図11(1)において、室内機2aの上方向と室内機2bの上方向とが、室内空間内において同一の方向を示すとは限らない。後述するとおり、室内機2bにおける上方向は、室内機2aにおける下方向と一致する。
位置関係推定部106Aは、まず、図11(1)に示すように、室内機2ごとに、他の各室内機2に最も影響を与える風向を求める。図11(1)に示す各矢印及び符号が、位置関係推定部106Aが室内機2ごとに求めた風向である。
次に、位置関係推定部106Aは、図11(2)に示すように、互いに最も影響を与える風向同士が相対するように位置関係を暫定的に定める。例えば、位置関係推定部106Aは、図11(1)において室内機2aが室内機2bに最も影響を与える風向である上方向と、室内機2bが室内機2aに最も影響を与える風向である上方向とが相対するように、室内機2aを基準として室内機2bの位置を暫定的に定める。そのために位置関係推定部106Aは、室内機2bを半回転させて図11(2)に示すように室内機2aの上方に暫定的に配置する。同様に、位置関係推定部106Aは、室内機2cを左90度回転させて室内機2aの左に暫定的に配置する。なお、ここでいう「配置する」は、現実に室内機2を室内空間に配置することではなく、室内機2を仮想的な平面上に仮想的に配置することをいう。
図11(2)の時点では、室内機2aを基準として室内機2b及び室内機2cを暫定的に配置したに過ぎないため、室内機2bと室内機2cとの位置関係が、最も影響を与える風向との関係で不自然なものとなっている。そのため、位置関係推定部106Aは、図11(3)に示すように、室内機2bの位置と室内機2cの位置とを斜め方向に修正し、風向との関係において各室内機2の位置関係がより自然になるように室内機2b及び室内機2cを再配置する。図11は室内機xが3つの場合であるため、以上で位置関係の推定は終了となる。
位置関係推定部106Aは、室内機2が4つ以上の場合も、図11(2)及び(3)に示すような動作を繰り返すことにより、各室内機2の位置関係を推定することができる。また、図11においては風向スコアの大きさを考慮しないものとしたが、風向スコアが大きいほど室内機2同士の距離が短くなるように各室内機2を配置することにより、位置関係推定部106Aはより精度良く位置推定をすることができる。
省エネ対象決定部104Aは、実施の形態1にて省エネ対象となる室内機2を決定する場合と同様にして省エネ対象となる室内機2の候補を暫定的に決定しつつ、位置関係推定部106Aにより推定された位置関係に基づいて、暫定的に決定した候補のうち省エネ対象となる室内機2を決定する点が実施の形態1と異なる。省エネ対象決定部104Aは、例えば、省エネ対象となる室内機2の候補のうち、推定された位置関係において中心部に近い室内機2を省エネ対象となる室内機2として決定する。例えば影響度スコアが同一のとき、中心部に近い室内機2は、中心部から遠い室内機2と比べて、他の室内機2から均等に影響を受けやすくかつ均等に影響を与えやすいことから、省エネ制御の対象としたときに中心部から遠い室内機2と比べて空調環境を損なう可能性が低い。そのため、省エネ対象となる室内機2の候補のうち、中心部に近い室内機2のほうが、中心部から遠い室内機2よりも省エネ対象の室内機2として好適である。
以上、実施の形態2に係るクラウドサーバ10の機能的構成を説明した。次に、実施の形態2に係るクラウドサーバ10による各種動作について説明する。まず、影響度スコア算出の動作については、図7に示す実施の形態1の場合と全く同様であるため説明を省略する。
次に、図12を参照しながら、実施の形態2に係るクラウドサーバ10による風向スコア算出の動作の一例を説明する。図12に示す動作は、図7に示す動作と同様、定期的に実行されることが好ましく、かつ人の出入りが少ない深夜・早朝時間帯に実行されることが好ましい。
クラウドサーバ10の制御部100の試運転制御部101Aは、試運転をまだ行っていない室内機2を1つ選択する(ステップS301)。
試運転制御部101Aは、ステップS301で選択した室内機2のベーン21のうち、まだ選択されていないベーン21を1つ選択する(ステップS302)。試運転制御部101Aは、選択したベーン21を開けて他のベーン21を閉じる(ステップS303)。
試運転制御部101Aは、ステップS301で選択していない他の室内機2の運転を停止させ、選択した室内機2を一定時間試運転させる(ステップS304)。
制御部100の吸い込み温度取得部102は、試運転の開始時及び終了時に、運転を停止している各室内機2の吸い込み温度を取得することにより、運転を停止している各室内機2の試運転前後における吸い込み温度の変化を検出する(ステップS305)。
スコア算出部103Aは、ステップS305にて検出された吸い込み温度の変化に基づいて、影響を与える室内機2ごとに風向スコアを算出して記憶部120に保存する(ステップS306)。
試運転制御部101Aは、まだ選択していないベーン21があるか否かを判定する(ステップS307)。まだ選択していないベーン21があるとき(ステップS307:Yes)、試運転制御部101Aは、ステップS302のベーン21の選択からの動作を繰り返す。
まだ選択していないベーン21がないとき(ステップS307:No)、試運転制御部101Aは、まだ試運転を行っていない室内機2があるか否かを判定する(ステップS308)。まだ試運転を行っていない室内機2があるとき(ステップS308:Yes)、試運転制御部101Aは、ステップS301の室内機2の選択からの動作を繰り返す。
まだ試運転を行っていない室内機2がないとき(ステップS308:No)、制御部100は、影響度スコア算出の動作を終了する。
次に、図13を参照しながら、実施の形態2に係るクラウドサーバ10による省エネ制御の動作の一例を説明する。ただし、図13に示すステップS404からS408の動作は、図8に示す実施の形態1の場合におけるステップS202からS206の動作と全く同様であるため説明を省略する。
クラウドサーバ10の制御部100の省エネ対象決定部104Aは、記憶部120に保存された各室内機2の影響度スコアに基づいて、省エネ対象とする室内機2の候補を暫定的に決定する(ステップS401)。
制御部100の位置関係推定部106Aは、記憶部120に保存された各室内機2の風向ごとの風向スコアに基づいて、各室内機2の位置関係を推定する(ステップS402)。
省エネ対象決定部104Aは、ステップS402にて推定された位置関係に基づいて、ステップS401にて暫定的に決定した候補のうち中心部に近い室内機2を省エネ対象とする室内機2として決定する(ステップS403)。省エネ対象決定部104Aは、例えば、候補のうち中心部からの距離が一定距離以内である室内機2を、省エネ対象とする室内機2として決定する。
以下、制御部100は、ステップS404からの動作を実行する。
以上、実施の形態2に係る空調システム1を説明した。実施の形態2に係る空調システム1によれば、各室内機2の位置関係を推定し、位置関係にも基づいて省エネ対象となる室内機2を決定する。そのため、実施の形態2に係る空調システム1によれば、実施の形態1よりもさらに空調環境の維持に優れる。
(変形例)
実施の形態1及び2においては、クラウドサーバ10が室内機2の試運転、各種スコア算出、省エネ対象の決定、室内機2の省エネ制御等を行った。これに代えて、例えばコントローラ4がクラウドサーバ10と同様の機能を備え、コントローラ4が室内機2の試運転、各種スコア算出、省エネ対象の決定、室内機2の省エネ制御等を行ってもよい。この場合、当該コントローラ4は、本開示に係る空調制御システムの一例である。また、クラウドサーバ10の機能の一部をコントローラ4が備え、クラウドサーバ10とコントローラ4との協働により、室内機2の試運転、各種スコア算出、省エネ対象の決定、室内機2の省エネ制御等を行ってもよい。この場合、当該クラウドサーバ10と当該コントローラ4との組み合わせが、本開示に係る空調制御システムの一例である。
図6に示すハードウェア構成においては、クラウドサーバ10が二次記憶装置1004を備えている。しかし、これに限らず、二次記憶装置1004をクラウドサーバ10の外部に設け、インタフェース1003を介してクラウドサーバ10と二次記憶装置1004とが接続される形態としてもよい。この形態においては、USBフラッシュドライブ、メモリカードなどのリムーバブルメディアも二次記憶装置1004として使用可能である。
また、図6に示すハードウェア構成に代えて、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いた専用回路によりクラウドサーバ10を構成してもよい。また、図6に示すハードウェア構成において、クラウドサーバ10の機能の一部を、例えばインタフェース1003に接続された専用回路により実現してもよい。
1 空調システム、2a,2b,2c,2d,2e 室内機、3 室外機、4 コントローラ、10 クラウドサーバ、21 ベーン、100 制御部、101,101A 試運転制御部、102 吸い込み温度取得部、103,103A スコア算出部、104,104A 省エネ対象決定部、105 省エネ制御部、106A 位置関係推定部、110 通信部、120 記憶部、1000 バス、1001 プロセッサ、1002 メモリ、1003 インタフェース、1004 二次記憶装置、NT インターネット。

Claims (9)

  1. 室内空間を空調する複数の室内機のそれぞれの室内機を1つずつ試運転させる試運転制御手段と、
    1の前記室内機が試運転により他の前記室内機のそれぞれに与えた影響を示す能動スコアと、該1の前記室内機が他の前記室内機のそれぞれの試運転により受けた影響を示す受動スコアとを、前記室内機ごとに算出するスコア算出手段と、
    前記能動スコアと前記受動スコアとに基づいて、前記複数の室内機のうち省エネ制御の対象とする室内機を決定する省エネ対象決定手段と、
    前記省エネ対象決定手段により省エネ制御の対象となった前記室内機を省エネ制御する省エネ制御手段と、
    を備える空調制御システム。
  2. 前記スコア算出手段は、前記試運転制御手段による試運転により前記室内機それぞれの吸い込み温度に生じる変化に基づいて前記能動スコアと前記受動スコアとを算出する、
    請求項1に記載の空調制御システム。
  3. 前記スコア算出手段はさらに、前記受動スコアの合計を前記能動スコアの合計で割った値である影響度スコアを前記室内機ごとに算出し、
    前記省エネ対象決定手段は、前記影響度スコアに基づいて省エネ制御の対象とする室内機を決定する、
    請求項1又は2に記載の空調制御システム。
  4. 前記省エネ制御手段は、省エネ制御の対象となった室内機が複数あるとき、ローテーション制御により省エネ制御の対象となった前記室内機のそれぞれを省エネ制御する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空調制御システム。
  5. 前記試運転制御手段は、前記室内機それぞれの試運転において風向を段階的に変化させ、
    前記スコア算出手段は、前記試運転制御手段による試運転において段階的に変化させた風向ごとに、1の前記室内機が試運転により他の前記室内機のそれぞれに与えた影響を示す風向スコアを算出し、
    前記風向スコアに基づいて前記複数の室内機の位置関係を推定する位置関係推定手段をさらに備え、
    前記省エネ対象決定手段は、前記位置関係推定手段により推定された前記位置関係に基づいて省エネ制御の対象とする室内機を決定する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の空調制御システム。
  6. 前記試運転制御手段は、前記室内機が備えるベーンを制御して風が送出される吹き出し口を限定することにより風向を変化させる、
    請求項5に記載の空調制御システム。
  7. 室内空間を空調する複数の室内機と、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の空調制御システムと、
    を備える空調システム。
  8. 室内空間を空調する複数の室内機のそれぞれの室内機を1つずつ試運転させ、
    1の前記室内機が試運転により他の前記室内機のそれぞれに与えた影響を示す能動スコアと、該1の前記室内機が他の前記室内機のそれぞれの試運転により受けた影響を示す受動スコアとを、前記室内機ごとに算出し、
    前記能動スコアと前記受動スコアとに基づいて、前記複数の室内機のうち省エネ制御の対象とする室内機を決定し、
    前記省エネ制御の対象となった前記室内機を省エネ制御する、
    空調制御方法。
  9. コンピュータを、
    室内空間を空調する複数の室内機のそれぞれの室内機を1つずつ試運転させる試運転制御手段、
    1の前記室内機が試運転により他の前記室内機のそれぞれに与えた影響を示す能動スコアと、該1の前記室内機が他の前記室内機のそれぞれの試運転により受けた影響を示す受動スコアとを、前記室内機ごとに算出するスコア算出手段、
    前記能動スコアと前記受動スコアとに基づいて、前記複数の室内機のうち省エネ制御の対象とする室内機を決定する省エネ対象決定手段、
    前記省エネ対象決定手段により省エネ制御の対象となった前記室内機を省エネ制御する省エネ制御手段、
    として機能させるプログラム。
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