JPWO2020045457A1 - 空気調和機の制御装置および制御方法、空気調和システム、並びに制御プログラム - Google Patents

空気調和機の制御装置および制御方法、空気調和システム、並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度に到達する。エアコン(11)は、設定時刻、設定温度、および室内の温度を含む設定情報を、クラウドサーバ(14)に送信する(T13)。エアコン(11)が省エネモードで運転した場合に設定時刻にて室内の温度が設定温度となるためにエアコン(11)が運転を開始すべき運転開始時刻を、クラウドサーバ(14)から受信する(T14)。運転開始時刻に省エネモードで運転するようにエアコン(11)を制御する(T16)。

Description

本発明は、空気調和機の制御装置および制御方法、空気調和システム、並びに制御プログラムに関する。
従来の空気調和機は、設定時刻に到達すると、自動的に運転を開始したり停止したりする、タイムスイッチ機能を有している。また、設定した時刻となる前に運転を開始し、設定時刻に設定温度となるように、該設定時刻の前に運転を開始する、いわゆる「おはようタイマ」の機能を有する空気調和機も存在する。上記「おはようタイマ」では、上記設定時刻、上記設定温度、および室温から運転開始時刻を算出し、算出した運転開始時刻にて運転を開始している。
日本国公開特許公報「特開2018−044750号公報」
一般に、空気調和機の消費電力の大半は、該空気調和機におけるコンプレッサの消費電力である。また、空気調和機は、通常モードの場合、運転開始直後には上記コンプレッサの回転数が高く、消費電力が高い。そして、設定温度に近づくにつれて、上記コンプレッサの回転数が低くなり、消費電力が低くなる。
そこで、上記コンプレッサの回転数を制限する省エネモードが考えられる。しかしながら、省エネモードの場合、運転開始から上記設定温度に到達するまでの期間が長くなる。さらに、当該期間は、上記空気調和機の性能と、上記空気調和機が空気調和を行う部屋の広さ、当該部屋を構成する部材の熱容量など、上記空気調和機に対する総合負荷とに影響される。このため、上記「おはようタイマ」において、上記運転開始時刻から上記省エネモードで運転する場合、上記設定時刻に上記設定温度に到達しない可能性がある。
この問題点を回避するには、上記空気調和機の制御装置が、上記空気調和機に関する各種の情報を収集して、上記省エネモードでの運転期間と室温の変化量との相関関係を学習することが考えられる。しかしながら、近時、上記空気調和機の多機能化ゆえに多数の処理を行っている上記制御装置において、上記学習をさらに実行することは困難である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度に到達できる空気調和機の制御装置等を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る空気調和機の制御装置は、通常モードと、コンプレッサの回転数が前記通常モードに比べて制限される省エネモードとを有する空気調和機の制御装置であって、各種の情報を、通信ネットワークを介してサーバと通信する通信デバイスと、設定時刻と、該設定時刻に到達すべき設定温度と、前記空気調和機が空気調和を行う室内の温度とを含む設定情報を、前記サーバに送信するように前記通信デバイスを制御する送信制御部と、前記空気調和機が前記省エネモードで運転した場合に前記設定時刻に前記室内の温度が前記設定温度となるために前記空気調和機が運転を開始すべき運転開始時刻を、前記サーバから受信するように前記通信デバイスを制御する受信制御部と、前記運転開始時刻に前記省エネモードで運転するように前記空気調和機を制御する運転制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度に到達できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るエアコン制御システムの概要を示す図である。 上記エアコン制御システムにおけるエアコンの概略構成を示すブロック図である。 上記エアコンにおける制御部および記憶部の概略構成を示すブロック図である。 上記エアコン制御システムにおけるクラウドサーバの概略構成を示すブロック図である。 上記エアコン制御システムにおける省エネ入タイマの処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の別の実施形態に係るエアコン制御システムにおけるクラウドサーバの概略構成を示すブロック図である。 上記エアコン制御システムにおける省エネ入タイマの処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明のさらに別の実施形態に係るエアコン制御システムにおける省エネ入タイマの処理の流れを示すシーケンス図である。 上記省エネ入タイマの処理における相関情報更新の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明のさらに別の実施形態に係るエアコン制御システムにおける省エネ入タイマの処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明のさらに別の実施形態に係るエアコン制御システムにおけるエアコンの概略構成を示すブロック図である。 上記エアコン制御システムにおけるクラウドサーバの概略構成を示すブロック図である。 上記エアコン制御システムにおける省エネ入タイマの準備処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明のさらに別の実施形態に係るエアコン制御システムにおける省エネ入タイマの準備処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明のさらに別の実施形態に係るエアコン制御システムにおける省エネ入タイマの準備処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。
〔実施形態1〕
まず、本発明の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
(エアコン制御システムの概要)
図1は、本実施形態に係るエアコン制御システム1の概要を示す図である。図1に示すように、エアコン制御システム1は、エアコン11(空気調和機、空気調和システム)と、エアコン11のリモコン12(リモートコントローラ)と、無線AP(アクセスポイント)13と、クラウドサーバ14(サーバ)と、携帯端末15とを備えている。
エアコン11および無線AP13は、ユーザ宅21に設置されている。エアコン11は、無線AP13および広域通信ネットワーク22(通信ネットワーク)を介してクラウドサーバ14と通信可能に接続されている。また、携帯端末15は、広域通信ネットワーク22を介してクラウドサーバ14と通信可能に接続されている。
本実施形態では、広域通信ネットワーク22としてインターネットを含む構成を例示しているが、電話回線網、移動体通信網、CATV(CAble TeleVision)通信網、衛星通信網などを利用することもできる。なお、エアコン11と携帯端末15とは、何れも無線通信機器であり、広域通信ネットワーク22を介することなく、無線AP13を介して相互に通信することもできる。
本実施形態では、クラウドサーバ14にて、エアコン11と携帯端末15とが対応づけて登録されている。これにより、携帯端末15は、クラウドサーバ14を介してエアコン11を遠隔操作できる。携帯端末15の例としては、スマートフォン、タブレット端末などが挙げられる。なお、1台の携帯端末15から複数のエアコン11を遠隔操作することが可能である。また、複数の携帯端末15から、1つのエアコン11を遠隔操作することも可能である。
本実施形態のエアコン11は、運転のモードとして、通常モードと、コンプレッサ33a(図2参照)の回転数が上記通常モードに比べて制限される省エネモードとを有している。また、本実施形態のエアコン11は、上述のような公知のタイムスイッチ機能の他に、設定時刻の前に省エネモードで運転を開始し、設定時刻に設定温度に到達する新たなタイマ機能を有している。以下では、このタイマ機能を「省エネ入タイマ機能」と称する。なお、エアコン11は、冷房機能および暖房機能の一方のみを有してもよいし、両方を有してもよい。
本実施形態のエアコン11は、エアコン11に関する各種の情報をクラウドサーバ14に送信しておくことにより、上記省エネモードでの運転期間と室内の温度の変化量との相関関係などをクラウドサーバ14に学習させておくことができる。次に、エアコン11は、上記設定時刻と、該設定時刻に到達すべき上記設定温度と、エアコン11が空気調和を行う室内の温度とを含む省エネ入タイマ用設定情報を、クラウドサーバ14に送信する。これにより、クラウドサーバ14は、上記相関関係を用いて、エアコン11が上記省エネモードで運転した場合の運転開始時刻を、精度よく決定することができる。そして、エアコン11は、上記運転開始時刻をクラウドサーバ14から受信し、受信した上記運転開始時刻に上記省エネモードで運転する。その結果、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度に到達することができる。
(エアコンの概要)
図2は、エアコン11の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、エアコン11は、制御部31、記憶部32、エアコン本体33、センサ部34、通信部35(通信デバイス)、操作パネル36、リモコン受光部37、および、音声出力部38を備えている。
制御部31は、エアコン11の各部の動作を制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)や専用プロセッサなどの演算処理部などにより構成されるコンピュータ装置から成る。制御部31は、記憶部32に記憶されているエアコン11における各種制御を実施するためのプログラムを読み出して実行することで、エアコン11の各部の動作を統括的に制御する。なお、制御部31の詳細については後述する。
記憶部32は、エアコン11にて用いられる各種データを記憶するものであり、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などを含む。なお、記憶部32の詳細については後述する。
エアコン本体33は、エアコン11の本来の機能を実行するのに必要な機構を備えるものである。具体的には、エアコン本体33は、空気を加熱または冷却するためのコンプレッサ33a、加熱または冷却された空気をエアコン11の外部に送り出す送風ファン33bなどを含む。
センサ部34は、エアコン11が空気調和を行うユーザ宅21の室内の環境をセンシングするものである。具体的には、センサ部34は、温度を検出する温度センサ34a、湿度を検出する湿度センサ34bなどを含む。なお、これらのセンサは、公知のものを利用できるので、その詳細な説明を省略する。エアコン11は、上記室内の温度(室温)が設定温度になるように、冷房動作、暖房動作などの空気調和動作を行う。このように、温度センサ34aがセンシングする環境は、エアコン11が空気調和動作を制御するのに必要なものである。
通信部35は、無線AP13および広域通信ネットワーク22を介してクラウドサーバ14と相互通信を行うものである。
操作パネル36は、エアコン11に対してユーザが指示を入力したり、エアコン11の状態(例えば、運転モード、室外温度、設定温度等)を通知したりするためのユーザ・インターフェースである。
リモコン受光部37は、リモコン12からの赤外線信号を受信して、上記リモコン12からの指示情報を受け付けるためのものである。
音声出力部38は、スピーカなどの音声出力装置である。制御部31は、記憶部32に記憶された音声データに基づく音声を音声出力部38から出力する。なお、音声による操作を行うため、マイクなどの音声入力装置をエアコン11が備えていてもよい。
(エアコンの詳細)
図3は、エアコン11における制御部31および記憶部32の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御部31は、設定取得部41、室温取得部42、送信制御部43、開始時刻取得部44(受信制御部)、および運転制御部45を備える。また、記憶部32は、ユーザ設定記憶部51、開始時刻記憶部52、および運転設定記憶部53を含む。
設定取得部41は、リモコン12にてユーザが設定したユーザ設定情報を取得するものである。本実施形態では、設定取得部41は、上記ユーザ設定情報として、省エネ入タイマ用の設定時刻および設定温度の情報を取得する。設定取得部41は、取得したユーザ設定情報を送信制御部43に送出すると共に、ユーザ設定記憶部51に書き込む。なお、携帯端末15にてユーザが設定したユーザ設定情報を、クラウドサーバ14に登録しておくことにより、当該ユーザ設定情報を通信部35から取得してもよい。
室温取得部42は、温度センサ34aが検知した現在の室温の情報を適宜取得するものである。室温取得部42は、取得した室温の情報を送信制御部43および運転制御部45に送出する。
送信制御部43は、各種ブロックから取得したエアコン11に関する情報(以下、「エアコン情報」と称する。)をクラウドサーバ14に送信するように通信部35を制御するものである。エアコン情報の例としては、リモコン12からの設定時刻および設定温度、温度センサ34aからの室温情報、湿度センサ34bからの湿度情報、エアコン本体33の動作状態(運転オン状態・運転オフ状態)、運転モード(通常モード・省エネモード)、および消費電力の値、コンプレッサ33aおよび送風ファン33bの回転数、などが挙げられる。
本実施形態では、送信制御部43は、設定取得部41からの省エネ入タイマ用の設定時刻および設定温度の情報と、室温取得部42からの室温の情報とを、省エネ入タイマ用の設定情報としてクラウドサーバ14に送信するように通信部35を制御する。
開始時刻取得部44は、クラウドサーバ14が決定した省エネ入タイマ用の運転開始時刻情報を通信部35から取得するものである。開始時刻取得部44は、取得した運転開始時刻情報を開始時刻記憶部52に書き込む。
運転制御部45は、運転設定記憶部53に記憶された各種運転モード用の運転設定情報に基づいて、エアコン本体33の運転を制御するものである。例えば、通常モード用の運転設定情報は、PID(Proportional Integral Differential)制御用パラメータなどを含む。また、本実施形態では、省エネモード用の運転設定情報は、コンプレッサ33aの最大回転数などを含む。
本実施形態では、運転制御部45は、開始時刻記憶部52における運転開始時刻にて、省エネモードで運転するようにエアコン本体33を制御する。これにより、ユーザ設定記憶部51における設定時刻にて、ユーザ設定記憶部51における設定温度に到達することができる。
その後、運転制御部45は、上記設定時刻にて、通常モードで運転するようにエアコン本体33を制御する。このように、省エネモードから通常モードに変更しても、室温が既に設定温度に到達しているので、消費電力が急増することを防止できる。
(クラウドサーバの概要)
図4は、クラウドサーバ14の概略構成を示すブロック図である。クラウドサーバ14は、エアコン11を管理するものであり、図3に示すように、制御部61、記憶部62、および通信部63(通信デバイス)を備えている。なお、クラウドサーバ14の制御部61、記憶部62、および通信部63は、それぞれ、エアコン11の制御部31、記憶部32、および通信部35と同様のハードウェア構成であるので、その説明を省略する。なお、制御部61および記憶部62の詳細については後述する。
(クラウドサーバの詳細)
図4に示すように、クラウドサーバ14の制御部61は、エアコン情報取得部71、相関情報作成部72、タイマ用情報取得部73、および開始時刻決定部74を備える。また、記憶部62は、エアコン履歴情報記憶部81および相関情報記憶部82を含む。
エアコン情報取得部71は、エアコン11が送信する上記エアコン情報を通信部63から収集するものである。エアコン情報取得部71は、収集したエアコン情報をエアコン履歴情報に追加してエアコン履歴情報記憶部81に書き込む。
相関情報作成部72は、エアコン履歴情報記憶部81からのエアコン履歴情報に基づいて、省エネモードでの運転期間と室温の変化量との相関関係を示す相関情報を作成する。具体的には、相関情報作成部72は、エアコン履歴情報を用いて公知の回帰分析を行うことにより、上記相関情報を作成することができる。相関情報作成部72は、作成した相関情報を相関情報記憶部82に記憶する。
なお、上記相関情報は、相関関係を示すテーブルでもよいし、回帰モデルのパラメータ(例えば一次線形モデルの係数など)でもよい。また、上記エアコン履歴情報が無いまたは少ない場合には、エアコン11以外の種々のエアコンについて収集されたエアコン履歴情報に基づいて上記相関情報を作成してもよいし、さらに、他のクラウドサーバから収集した天気情報(気温、湿度、日照、風速、天候など)、その他の情報を用いて上記相関情報を作成してもよい。
タイマ用情報取得部73は、エアコン11が送信した省エネ入タイマ用の設定情報を、通信部63から取得するものである。タイマ用情報取得部73は、取得した省エネ入タイマ用の設定情報を開始時刻決定部74に送出する。
開始時刻決定部74は、タイマ用情報取得部73からの省エネ入タイマ用の設定情報と、相関情報記憶部82に記憶された相関情報とに基づいて、省エネ入タイマ用の運転開始時刻を決定するものである。具体的には、開始時刻決定部74は、上記設定情報によって示される室温が経時的に変化することを考慮しつつ、上記相関情報を参照し、上記設定情報における設定時刻および設定温度の情報を用いて、省エネモードで設定時刻に設定温度に到達するための最適な運転開始時刻を決定する。開始時刻決定部74は、決定した運転開始時刻の情報をエアコン11に送信するように通信部63を制御する。
(省エネ入タイマの処理)
図5は、上記構成のエアコン制御システム1における省エネ入タイマの処理(制御方法)の流れを示すシーケンス図である。なお、クラウドサーバ14では、相関情報が予め作成されて、相関情報記憶部82に記憶されているとする。
図5に示すように、まず、エアコン11では、設定取得部41は、リモコン12にてユーザが設定した省エネ入タイマ用の設定時刻および設定温度の情報を取得すると共に(T11)、室温取得部42は、温度センサ34aが検知した室温の情報を取得する(T12)。次に、送信制御部43は、上記省エネ入タイマ用の設定時刻および設定温度の情報と、上記室温の情報とを、省エネ入タイマ用の設定情報として、通信部35を介してクラウドサーバ14に送信する(T13、送信制御ステップ)。
一方、クラウドサーバ14では、タイマ用情報取得部73が、エアコン11からの省エネ入タイマ用の設定情報を、通信部63を介して受信する。次に、開始時刻決定部74は、上記省エネ入タイマ用の設定情報と、相関情報記憶部82に記憶された相関情報とに基づいて、省エネ入タイマ用の運転開始時刻を決定する(T21)。次に、開始時刻決定部74は、上記省エネ入タイマ用の運転開始時刻を、通信部63を介してエアコン11に送信する(T22)。その後、クラウドサーバ14の上記処理は終了する。
一方、エアコン11では、開始時刻取得部44は、クラウドサーバ14からの省エネ入タイマ用の運転開始時刻情報を、通信部35を介して受信し、開始時刻記憶部52に記憶する(T14、受信制御ステップ)。次に、運転制御部45は、開始時刻記憶部52における運転開始時刻に到達するまで待機し(T15)、上記運転開始時刻に到達すると、省エネモードで運転するようにエアコン本体33を制御する(T16、運転制御ステップ)。
その後、運転制御部45は、ユーザ設定記憶部51における設定時刻に到達するまで待機し(T17)、上記設定時刻に到達すると、通常モードで運転するようにエアコン本体33を制御する(T18)。その後、エアコン11の上記処理は終了する。
(変形例)
なお、クラウドサーバ14の開始時刻決定部74は、運転開始時刻と共に、省エネモード用の運転設定情報の一部(例えば、コンプレッサ33aの最大回転数)または全部をエアコン11に送信するように通信部63を制御してもよい。この場合、エアコン11の開始時刻取得部44は、取得した省エネモード用の運転設定情報を運転設定記憶部53に書き込めばよい。これにより、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度に精度よく到達することができる。
また、本実施形態では、制御部31は、エアコン11と一体の構成であるが、別々の装置であってもよい。また、省エネモードにおいて、制御部31は、コンプレッサ33aの回転数を制限しているが、さらに、送風ファン33bの回転数を制限してもよいし、エアコン11におけるその他の部品の消費電力を制限してもよい。この場合、エアコン11の消費電力をさらに抑えることができる。
〔実施形態2〕
本発明の別の実施形態について、図6・図7を参照して説明する。本実施形態のエアコン制御システム1のエアコン11は、図3に示すエアコン11に比べて、送信制御部43は、上記設定時刻の所定時間前(例えば5分前)における室温(以下、「設定時刻前室温」と称する。)の情報と、上記設定時刻における室温(以下、「設定時刻室温」と称する。)の情報とをクラウドサーバ14に送信するように通信部35を制御する点が異なり、その他の構成は同様である。
図6は、本実施形態に係るエアコン制御システム1におけるクラウドサーバ14の概略構成を示すブロック図である。本実施形態のクラウドサーバ14は、図4に示すクラウドサーバ14に比べて、制御部61に調整値決定部75が新たに設けられている点と、記憶部62に調整値記憶部83が新たに設けられている点と、開始時刻決定部74の機能が変更される点とが異なり、その他の構成は同様である。
調整値決定部75は、上記設定時刻前室温、上記設定時刻室温、および設定温度に基づいて、運転開始時刻の調整値を決定するものである。具体的には、調整値決定部75は、まず、エアコン11からの上記設定時刻前室温の情報および上記設定時刻室温の情報を、通信部63およびエアコン情報取得部71を介して取得すると共に、タイマ用情報取得部73から設定温度の情報を取得する。
次に、調整値決定部75は、上記設定時刻前室温が上記設定温度に未到達であり、かつ、上記設定時刻室温が上記設定温度に未到達である場合、上記運転開始時刻が遅いと判断して、調整値記憶部83に記憶された調整値を所定値(例えば5)で減算して更新する。一方、調整値決定部75は、上記設定時刻前室温が上記設定温度に未到達であり、かつ、上記設定時刻室温が上記設定温度に到達である場合、上記運転開始時刻が理想的であると判断して、調整値記憶部83に記憶された調整値を更新しない。一方、調整値決定部75は、上記設定時刻前室温が上記設定温度に到達であり、かつ、上記設定時刻室温が上記設定温度に到達である場合、上記運転開始時刻が早いと判断して、調整値記憶部83に記憶された調整値を所定値(例えば5)で加算して更新する。
開始時刻決定部74は、上記省エネ入タイマ用の設定情報と上記相関情報とに基づいて決定された省エネ入タイマ用の運転開始時刻を、調整値記憶部83における調整値に基づいて調整する。開始時刻決定部74は、調整した運転開始時刻の情報をエアコン11に送信するように通信部63を制御する。例えば、上記調整値がマイナスである場合、上記運転開始時刻は早い方に調整されることになる。一方、上記調整値がプラスである場合、上記運転開始時刻は遅い方に調整されることになる。
上記の構成によると、エアコン11の運転制御部45は、クラウドサーバ14によって調整された運転開始時刻から省エネモードで運転することになり、その結果、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度に理想的な状態で到達することができる。
図7は、上記構成のエアコン制御システム1における省エネ入タイマの処理の流れを示すシーケンス図である。図7に示す処理は、図5に示す処理に比べて、エアコン11にて、ステップT17とステップT18との間にステップT19が新たに設けられている点と、クラウドサーバ14にて、ステップT22に代えてステップT23が設けられ、さらに、ステップT24が新たに設けられている点とが異なり、その他の処理は同様である。
ステップT23では、クラウドサーバ14の開始時刻決定部74は、決定した省エネ入タイマ用の運転開始時刻に対し、調整値記憶部83に記憶された調整値で調整し、調整した省エネ入タイマ用の運転開始時刻を、通信部63を介してエアコン11に送信する。
ステップT19では、エアコン11の送信制御部43は、上記設定時刻前室温の情報および上記設定時刻室温の情報を、室温取得部42から取得して、通信部35を介してクラウドサーバ14に送信する。
ステップT24では、クラウドサーバ14の調整値決定部75は、エアコン11からの上記設定時刻前室温の情報および上記設定時刻室温の情報と、上記省エネ入タイマ用の設定情報における設定温度とに基づいて、上述のように、調整値を決定し、調整値記憶部83の調整値を更新する(T24)。その後、クラウドサーバ14の上記処理は終了する。
(変形例)
なお、上記設定時刻における室温の情報を上記設定時刻から所定時間後(例えば5分後)における室温の情報に変更してもよい。この場合でも、本実施形態の効果を奏することができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について、図8・図9を参照して説明する。本実施形態のエアコン制御システム1のエアコン11は、図3に示すエアコン11に比べて、送信制御部43は、上設定時刻前室温の情報および上記設定時刻室温の情報に加えて、上記運転開始時刻における室温(以下、「運転開始時刻室温」と称する。)の情報をクラウドサーバ14に送信するように通信部35を制御する点が異なり、その他の構成は同様である。
また、本実施形態のエアコン制御システム1のクラウドサーバ14は、図6に示すクラウドサーバ14に比べて、エアコン情報取得部71および相関情報作成部72に新たな機能が設けられる点が異なり、その他の構成は同様である。
エアコン情報取得部71は、エアコン11からの上記運転開始時刻および上記運転開始時刻室温の情報と、上記設定時刻および上記設定時刻室温の情報とを1セットとして、エアコン履歴情報記憶部81に記憶する。
相関情報作成部72は、所定のタイミング(例えば、上記セットが所定数を超えた場合など)で、上記相関情報を更新する。ところで、調整値記憶部83の調整値は、更新前の相関情報に基づくものである。そこで、相関情報作成部72は、上記調整値を初期化する。
上記の構成によると、上記相関関係を更新し続けることができるので、上記設定時刻にて上記設定温度にさらに確実に到達することができる。
図8は、上記構成のエアコン制御システム1における省エネ入タイマの処理の流れを示すシーケンス図である。図8に示す処理は、図7に示す処理に比べて、エアコン11にて、ステップT16に代えてステップT31が設けられている点と、クラウドサーバ14にて、ステップT24の前にステップT25が新たに設けられている点と、ステップT25の後にステップT26・T27が新たに設けられている点とが異なり、その他の処理は同様である。
ステップT31では、エアコン11の運転制御部45は、上記運転開始時刻に到達すると、省エネモードで運転するようにエアコン本体33を制御すると共に、送信制御部43は、上記運転開始時刻室温の情報をクラウドサーバ14に送信する。一方、ステップT25では、クラウドサーバ14のエアコン情報取得部71は、エアコン11からの上記運転開始時刻室温の情報をエアコン履歴情報記憶部81に記憶する。
ステップT26では、クラウドサーバ14のエアコン情報取得部71は、エアコン11からの上記設定時刻室温の情報をエアコン履歴情報記憶部81に記憶する。ステップT27では、相関情報作成部72は、相関情報更新の処理を行う。
図9は、相関情報作成部72が実行する上記相関情報更新の処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、まず、相関情報作成部72は、所定のタイミングに到達したか否かを判断する(S11)。所定のタイミングに到達していない場合(S11にてNO)、上記相関情報の更新は不要と判断し、上記処理を終了する。
一方、所定のタイミングに到達している場合(S11にてNO)、エアコン履歴情報記憶部81に記憶された、上記運転開始時刻および上記運転開始時刻室温と、上記設定時刻および上記設定時刻室温とを用いて、上記相関情報を更新する(S12)。
次に、調整値記憶部83に記憶された調整値を初期化する(S13)。その後、上記処理を終了する。
〔実施形態4〕
本発明のさらに別の実施形態について、図10を参照して説明する。本実施形態のエアコン制御システム1のエアコン11は、図3に示すエアコン11に比べて、送信制御部43は、上記省エネ入タイマ用の設定情報に直近の運転停止時刻の情報を追加する点が異なり、その他の構成は同様である。
また、本実施形態のエアコン制御システム1のクラウドサーバ14は、図6に示すクラウドサーバ14に比べて、開始時刻決定部74に新たな機能が設けられる点が異なり、その他の構成は同様である。
ところで、エアコン11の運転停止期間が短いと、室温の設定温度からの変化量が小さいので、エアコン11の運転を再開してから上記設定温度に到達するまでの期間が短くて済む。反対に、エアコン11の運転停止期間が長いと、室温の設定温度からの変化量が大きいので、エアコン11の運転を再開してから上記設定温度に到達するまでの期間が長くなる。
そこで、開始時刻決定部74は、決定した運転開始時刻と上記直近の運転停止時刻との期間(運転停止期間)が所定時間(例えば2時間)以内である場合、上記運転開始時刻を所定時間(例えば5分)遅くする方に調整する。そして、開始時刻決定部74は、調整した省エネ入タイマ用の運転開始時刻に対し、調整値記憶部83に記憶された調整値で調整し、調整した省エネ入タイマ用の運転開始時刻の情報をエアコン11に送信するように通信部63を制御する。
上記の構成によると、エアコン11は、直近の運転停止時刻から運転開始時刻までの期間に基づき調整された運転開始時刻をクラウドサーバ14から受信することができる。その結果、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度にさらに確実に到達することができる。
図10は、上記構成のエアコン制御システム1における省エネ入タイマの処理の流れを示すシーケンス図である。図10に示す処理は、図8に示す処理に比べて、エアコン11にて、ステップT13に代えてステップT32が設けられている点と、クラウドサーバ14にて、ステップT23に代えてステップT28が設けられている点とが異なり、その他の処理は同様である。
ステップT32では、エアコン11の送信制御部43は、上記省エネ入タイマ用の設定時刻および設定温度の情報と、上記室温の情報と、直近の運転停止時刻の情報とを、省エネ入タイマ用の設定情報として、通信部35を介してクラウドサーバ14に送信する。
ステップT28では、クラウドサーバ14の開始時刻決定部74は、決定した省エネ入タイマ用の運転開始時刻に対し、上記運転停止期間が所定時間以内である場合、上記運転開始時刻を所定時間遅くする方に調整し、さらに、調整値記憶部83に記憶された調整値で調整し、調整した省エネ入タイマ用の運転開始時刻を、通信部63を介してエアコン11に送信する。
〔実施形態5〕
本発明のさらに別の実施形態について、図11〜図13を参照して説明する。
上述のように、エアコン11の運転開始から設定温度に到達するまでの期間は、エアコン11の性能とエアコン11に対する総合負荷とに依存する。エアコン11の性能は、カタログ等によって判明する。一方、上記総合負荷は、部屋に依存するため、通常は不明である。
そこで、本実施形態のエアコン制御システム1では、クラウドサーバ14は、エアコン11から受信したエアコン情報に基づいて上記総合負荷を推定し、推定した総合負荷に基づいて、省エネモードにおけるコンプレッサ33aの最大回転数を決定して、エアコン11に送信する。これにより、省エネモードにおけるエアコン11の性能が総合負荷に応じて変化するので、エアコン11の運転開始から設定温度に到達するまでの期間に関する総合負荷の影響を抑えることができる。その結果、エアコン11が上記省エネモードで運転した場合の運転開始時刻を、さらに精度よく決定することができる。
図11は、本実施形態に係るエアコン制御システム1におけるエアコン11の概略構成を示すブロック図である。本実施形態のエアコン11は、図3に示すエアコン11に比べて、開始時刻取得部44に代えて運転設定取得部46(受信制御部)が設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。
本実施形態では、送信制御部43は、エアコン11が通常モードで運転を開始してから、室温が設定温度(所定の温度)に到達するまでの運転期間と、該運転期間における室温の変化を示す温度差情報とをクラウドサーバ14に送信するように通信部35を制御する。なお、通常モードを利用する理由は、通常モードの方が省エネモードよりも室温の温度変化が大きく、このため、上記温度差情報の誤差が小さくなるからである。
運転設定取得部46は、開始時刻取得部44としての機能を有すると共に、エアコン11における各種運転モード用の運転設定情報を通信部35から取得するものである。運転設定取得部46は、取得した運転設定情報を運転設定記憶部53に記憶する。本実施形態では、運転設定取得部46は、クラウドサーバ14からの省エネモードにおけるコンプレッサ33aの最大回転数を取得して、運転設定記憶部53に記憶する。
図12は、本実施形態に係るエアコン制御システム1におけるクラウドサーバ14の概略構成を示すブロック図である。本実施形態のクラウドサーバ14は、図6に示すクラウドサーバ14に比べて、制御部61に総合負荷推定部76が新たに設けられている点と、記憶部62に基準情報記憶部84が新たに設けられている点とが異なり、その他の構成は同様である。
本実施形態では、エアコン情報取得部71は、エアコン11が通常モードで運転した場合における上記運転期間および上記温度差情報を通信部63から取得して、エアコン履歴情報記憶部81に記憶する。
基準情報記憶部84は、エアコン11に対する総合負荷を判断するための基準情報を記憶している。具体的には、上記基準情報は、基準となる総合負荷(以下、「基準負荷」と称する。)を有する部屋に設置したエアコン11を通常モードで運転した場合の運転期間と温度変化との対応関係を示す情報である。
総合負荷推定部76は、エアコン履歴情報記憶部81からの上記運転期間および上記温度差情報と、基準情報記憶部84からの基準負荷における上記対応関係とを比較して、エアコン11が設置された部屋の総合負荷を推定するものである。なお、総合負荷は、畳数などの部屋の寸法で表すことができる。
また、総合負荷推定部76は、推定した総合負荷に基づいて、省エネモードにおけるコンプレッサ33aの最大回転数を決定する。例えば、上記総合負荷が大きい場合、上記最大回転数を増加する。また、上記総合負荷が小さい場合、上記最大回転数を減少する。そして、総合負荷推定部76は、上記最大回転数をエアコン11に送信するように通信部63を制御する。
図13は、上記構成のエアコン制御システム1における省エネ入タイマの準備処理の流れを示すシーケンス図である。図13に示す処理は、図5・図7〜図10に示す省エネ入タイマの処理とは別途行われる。
図13に示すように、エアコン11は、ユーザからの操作等により、通常モードで運転を開始する(T41)。そして、室温が設定温度に到達すると(T42)、送信制御部43は、上記運転期間および上記温度差情報を、通信部35を介してクラウドサーバ14に送信する(T43)。
一方、クラウドサーバ14では、総合負荷推定部76は、エアコン11からの上記運転期間および上記温度差情報と、基準情報記憶部84からの基準負荷における上記対応関係とを比較して、総合負荷を推定する(T51)。次に、総合負荷推定部76は、推定した総合負荷に基づいて、省エネモードにおけるコンプレッサ33aの最大回転数を決定し、決定した最大回転数を、通信部63を介してエアコン11に送信する(T52)。その後、クラウドサーバ14の上記処理は終了する。
一方、エアコン11では、運転設定取得部46は、クラウドサーバ14からの上記最大回転数を取得して、運転設定記憶部53に記憶する(T44)。その後、エアコン11の上記処理は終了する。
なお、ステップT44・T52は、省エネ入りタイマの処理において上記運転開始時刻をクラウドサーバ14からエアコン11に送信する処理(ステップT14、ステップT22・T23・T28)と共に行われてもよい。
〔実施形態6〕
本発明のさらに別の実施形態について、図14を参照して説明する。
ところで、エアコン11の性能は、送風ファン33bの回転数にも依存する。そこで、本実施形態のエアコン制御システム1のエアコン11は、図11に示すエアコン11に比べて、送信制御部43は、上記運転期間および上記温度差情報に加えて、上記運転期間におけるエアコン11の送風ファン33bの回転数(以下、「送風回転数」と称する。)を示す情報をクラウドサーバ14に送信するように通信部35を制御する点が異なり、その他の構成は同様である。
また、本実施形態のエアコン制御システム1のクラウドサーバ14は、図12に示すクラウドサーバ14に比べて、総合負荷推定部76は、エアコン履歴情報記憶部81からの上記送風回転数に基づいて、基準情報記憶部84からの基準負荷における上記対応関係を補正し、補正した対応関係と、エアコン履歴情報記憶部81からの上記運転期間および上記温度差情報とを比較して、上記総合負荷を推定する点が異なり、その他の構成は同様である。
上記の構成によると、総合負荷推定部76は、上記送風回転数に依存しない上記総合負荷を推定することができる。その結果、エアコン11が上記省エネモードで運転した場合の運転開始時刻を、さらに精度よく決定することができる。
図14は、上記構成のエアコン制御システム1における省エネ入タイマの準備処理の流れを示すシーケンス図である。図14に示す処理は、図13に示す処理に比べて、エアコン11にて、ステップT43に代えてステップT45が設けられている点と、クラウドサーバ14にて、ステップT51に代えてステップT53・T54が設けられている点とが異なり、その他の処理は同様である。
ステップT45では、送信制御部43は、上記運転期間および上記温度差情報と、上記送風回転数を示す情報とを、通信部35を介してクラウドサーバ14に送信する。ステップT53では、総合負荷推定部76は、エアコン11からの上記送風回転数に基づき、基準情報記憶部84からの基準負荷における上記対応関係を補正する。また、ステップT54では、総合負荷推定部76は、補正した上記対応関係と、エアコン11からの上記運転期間および上記温度差情報とを比較して、総合負荷を推定する。
〔実施形態7〕
本発明のさらに別の実施形態について、図15を参照して説明する。
本実施形態のエアコン制御システム1は、図14に示すエアコン制御システム1に比べて、クラウドサーバ14における基準情報記憶部84に記憶する情報が異なり、その他は同様である。
本実施形態では、基準情報記憶部84は、基準負荷に関する運転期間と温度変化との対応関係を、異なる複数の基準負荷ごとに記憶し、さらに異なる複数の送風回転数ごとに記憶している。
図15は、上記構成のエアコン制御システム1における省エネ入タイマの準備処理の流れを示すシーケンス図である。図15に示す処理は、図14に示す処理に比べて、クラウドサーバ14にて、ステップT53・T54に代えてステップT55・T56が設けられている点が異なり、その他の処理は同様である。
ステップT55では、総合負荷推定部76は、エアコン11からの上記送風回転数に対応する複数の上記対応関係を基準情報記憶部84から抽出する。ステップT56では、総合負荷推定部76は、抽出した複数の対応関係のうち、エアコン履歴情報記憶部81からの上記運転期間および上記温度差情報に対応する対応関係を抽出することにより、総合負荷を推定する。
従って、総合負荷を迅速に推定でき、その結果、省エネモードにおけるコンプレッサ33aの最大回転数を迅速に決定することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
エアコン11およびクラウドサーバ14の制御ブロック(特に制御部31および制御部61)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、エアコン11およびクラウドサーバ14は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラム(制御プログラム)の命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る空気調和機の制御装置は、通常モードと、コンプレッサの回転数が前記通常モードに比べて制限される省エネモードとを有する空気調和機の制御装置であって、各種の情報を、通信ネットワークを介してサーバと通信する通信デバイスと、設定時刻と、該設定時刻に到達すべき設定温度と、前記空気調和機が空気調和を行う室内の温度とを含む設定情報を、前記サーバに送信するように前記通信デバイスを制御する送信制御部と、前記空気調和機が前記省エネモードで運転した場合に前記設定時刻に前記室内の温度が前記設定温度となるために前記空気調和機が運転を開始すべき運転開始時刻を、前記サーバから受信するように前記通信デバイスを制御する受信制御部と、前記運転開始時刻に前記省エネモードで運転するように前記空気調和機を制御する運転制御部とを備える構成である。
上記の構成によると、前記制御装置は、前記空気調和機に関する各種の情報を前記サーバに送信するように前記通信デバイスを制御しておくことにより、前記省エネモードでの運転期間と室温の変化量との相関関係などを前記サーバに学習させておくことができる。次に、前記制御装置は、前記設定時刻、前記設定温度、および前記室温を前記サーバに送信する。これにより、前記サーバは、前記相関関係を用いて、前記空気調和機が前記省エネモードで運転した場合の前記運転開始時刻を、精度よく決定することができる。そして、前記制御装置は、前記運転開始時刻を前記サーバから受信し、受信した前記運転開始時刻に前記省エネモードで運転するように前記空気調和機を制御する。その結果、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度に到達することができる。
ところで、前記設定時刻の前では前記室内の温度が前記設定温度に未到達であり、前記設定時刻において前記室内の温度が前記設定温度に到達することが理想的である。
そこで、本発明の態様2に係る空気調和機の制御装置は、上記態様1において、前記送信制御部は、前記設定時刻から所定時間前の前記室内の温度と、前記設定時刻の前記室内の温度、または、前記設定時刻から所定時間後の前記室内の温度とを前記サーバにさらに送信するように前記通信デバイスを制御してもよい。この場合、上記理想的な状態となるように、調整された前記運転開始時刻を前記サーバから受信することができる。その結果、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度に上記理想的な状態で到達することができる。
本発明の態様3に係る空気調和機の制御装置は、上記態様1・2において、前記送信制御部は、前記運転開始時刻における前記室内の温度と、前記設定時刻の前記室内の温度、または、前記設定時刻から所定時間後の前記室内の温度とを前記サーバにさらに送信するように前記通信デバイスを制御してもよい。この場合、前記サーバは、前記省エネモードにおける運転期間と室温との相関関係を更新することができる。その結果、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度にさらに確実に到達することができる。
ところで、前記空気調和機の運転停止期間が短いと、前記室温の設定温度からの変化量が小さいので、前記空気調和機の運転を再開してから前記設定温度に到達するまでの期間が短くて済む。反対に、前記空気調和機の運転停止期間が長いと、前記室温の設定温度からの変化量が大きいので、前記空気調和機の運転を再開してから前記設定温度に到達するまでの期間が長くなる。
そこで、本発明の態様4に係る空気調和機の制御装置は、上記態様1〜3において、前記設定情報は、前記空気調和機の直近の運転停止時刻をさらに含んでもよい。この場合、前記運転停止時刻から前記運転開始時刻までの期間に基づき調整された前記運転開始時刻を前記サーバから受信することができる。その結果、省エネモードで運転しても、設定時刻にて設定温度にさらに確実に到達することができる。
本発明の態様5に係る空気調和機の制御装置は、上記態様1〜4において、前記送信制御部は、前記空気調和機が前記通常モードで運転を開始してから、前記室内の温度が所定の温度に到達するまでの運転期間と、該運転期間における前記室内の温度の変化を示す温度差情報とを前記サーバにさらに送信するように前記通信デバイスを制御しており、前記受信制御部は、前記省エネモードにおける前記コンプレッサの最大回転数を前記サーバから受信するように前記通信デバイスを制御してもよい。
この場合、前記サーバは、前記通常モードにおける運転期間および温度差情報に基づき、前記空気調和機が空気調和を行う部屋の総合負荷を推定でき、推定した総合負荷に基づいて、前記省エネモードにおける前記コンプレッサの最大回転数を決定することができる。具体的には、前記サーバは、前記総合負荷が大きい場合、前記最大回転数を増加するように決定する一方、前記総合負荷が小さい場合、前記最大回転数を減少するように決定することができる。これにより、省エネモードにおける前記空気調和機の性能が総合負荷に応じて変化するので、前記空気調和機の運転開始から設定温度に到達するまでの期間に関する総合負荷の影響を抑えることができる。その結果、前記空気調和機が前記省エネモードで運転した場合の運転開始時刻を、さらに精度よく決定することができる。
本発明の態様6に係る空気調和機の制御装置は、上記態様5において、前記送信制御部は、前記運転期間における前記空気調和機の送風ファンの回転数を示す情報を前記サーバにさらに送信するように前記通信デバイスを制御してもよい。この場合、前記送風ファンの回転数に依存しない前記総合負荷を推定することができる。その結果、前記空気調和機が前記省エネモードで運転した場合の運転開始時刻を、さらに精度よく決定することができる。
本発明の態様7に係る空気調和システムは、通常モードと、コンプレッサの回転数が前記通常モードに比べて制限される省エネモードとを有する空気調和機と、上記態様1〜6の空気調和機の制御装置とを一体に備える構成である。上記構成の空気調和システムであっても、上記制御装置と同様の効果を奏することができる。
本発明の態様8に係る空気調和機の制御方法は、通常モードと、コンプレッサの回転数が前記通常モードに比べて制限される省エネモードとを有する空気調和機の制御方法であって、設定時刻と、該設定時刻に到達すべき設定温度と、前記空気調和機が空気調和を行う室内の温度とを含む設定情報を、サーバに送信するように、各種の情報を通信ネットワークを介してサーバと通信する通信デバイスを制御する送信制御ステップと、前記空気調和機が前記省エネモードで運転した場合に前記設定時刻に前記室内の温度が前記設定温度となるために前記空気調和機が運転を開始すべき運転開始時刻を、前記サーバから受信するように前記通信デバイスを制御する受信制御ステップと、前記運転開始時刻に前記省エネモードで運転するように前記空気調和機を制御する運転制御ステップとを含む方法である。
上記の方法によれば、上記態様1と同様の効果を奏することができる。
本発明の各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 エアコン制御システム
11 エアコン(空気調和機、空気調和システム)
12 リモコン
14 クラウドサーバ(サーバ)
15 携帯端末
21 ユーザ宅
22 広域通信ネットワーク
31、61 制御部
32、62 記憶部
33 エアコン本体
33a コンプレッサ
33b 送風ファン
34 センサ部
34a 温度センサ
34b 湿度センサ
35、63 通信部(通信デバイス)
36 操作パネル
37 リモコン受光部
38 音声出力部
41 設定取得部
42 室温取得部
43 送信制御部
44 開始時刻取得部(受信制御部)
45 運転制御部
46 運転設定取得部(受信制御部)
51 ユーザ設定記憶部
52 開始時刻記憶部
53 運転設定記憶部
71 エアコン情報取得部
72 相関情報作成部
73 タイマ用情報取得部
74 開始時刻決定部
75 調整値決定部
76 総合負荷推定部
81 エアコン履歴情報記憶部
82 相関情報記憶部
83 調整値記憶部
84 基準情報記憶部

Claims (9)

  1. 通常モードと、コンプレッサの回転数が前記通常モードに比べて制限される省エネモードとを有する空気調和機の制御装置であって、
    各種の情報を、通信ネットワークを介してサーバと通信する通信デバイスと、
    設定時刻と、該設定時刻に到達すべき設定温度と、前記空気調和機が空気調和を行う室内の温度とを含む設定情報を、前記サーバに送信するように前記通信デバイスを制御する送信制御部と、
    前記空気調和機が前記省エネモードで運転した場合に前記設定時刻に前記室内の温度が前記設定温度となるために前記空気調和機が運転を開始すべき運転開始時刻を、前記サーバから受信するように前記通信デバイスを制御する受信制御部と、
    前記運転開始時刻に前記省エネモードで運転するように前記空気調和機を制御する運転制御部とを備えることを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 前記送信制御部は、前記設定時刻から所定時間前の前記室内の温度と、前記設定時刻の前記室内の温度、または、前記設定時刻から所定時間後の前記室内の温度とを前記サーバにさらに送信するように前記通信デバイスを制御することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の制御装置。
  3. 前記送信制御部は、前記運転開始時刻における前記室内の温度と、前記設定時刻の前記室内の温度、または、前記設定時刻から所定時間後の前記室内の温度とを前記サーバにさらに送信するように前記通信デバイスを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の制御装置。
  4. 前記設定情報は、前記空気調和機の直近の運転停止時刻をさらに含むことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の空気調和機の制御装置。
  5. 前記送信制御部は、前記空気調和機が前記通常モードで運転を開始してから、前記室内の温度が所定の温度に到達するまでの運転期間と、該運転期間における前記室内の温度の変化を示す温度差情報とを前記サーバにさらに送信するように前記通信デバイスを制御しており、
    前記受信制御部は、前記省エネモードにおける前記コンプレッサの最大回転数を前記サーバから受信するように前記通信デバイスを制御することを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の空気調和機の制御装置。
  6. 前記送信制御部は、前記運転期間における前記空気調和機の送風ファンの回転数を示す情報を前記サーバにさらに送信するように前記通信デバイスを制御することを特徴とする請求項5に記載の空気調和機の制御装置。
  7. 通常モードと、コンプレッサの回転数が前記通常モードに比べて制限される省エネモードとを有する空気調和機と、請求項1から6までの何れか1項に記載の空気調和機の制御装置とを一体に備える空気調和システム。
  8. 請求項1から6までの何れか1項に記載の空気調和機の制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記各部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  9. 通常モードと、コンプレッサの回転数が前記通常モードに比べて制限される省エネモードとを有する空気調和機の制御方法であって、
    設定時刻と、該設定時刻に到達すべき設定温度と、前記空気調和機が空気調和を行う室内の温度とを含む設定情報を、サーバに送信するように、各種の情報を通信ネットワークを介してサーバと通信する通信デバイスを制御する送信制御ステップと、
    前記空気調和機が前記省エネモードで運転した場合に前記設定時刻に前記室内の温度が前記設定温度となるために前記空気調和機が運転を開始すべき運転開始時刻を、前記サーバから受信するように前記通信デバイスを制御する受信制御ステップと、
    前記運転開始時刻に前記省エネモードで運転するように前記空気調和機を制御する運転制御ステップとを含むことを特徴とする空気調和機の制御方法。
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