JP7445673B2 - 端末 - Google Patents

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Description

本発明は、時刻情報を受信する端末に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G, New Radio(NR)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
LTEでは、無線基地局(eNB)は、LTEで用いられる時刻を含む時刻情報を端末(UE)に提供する(非特許文献1参照)。
NRでも、LTEと同様に、無線基地局(gNB)が、NRで用いられる時刻(以下、NR時刻と呼ぶ)を含む時刻情報をUEに提供することが議論されている。
UEは、時刻情報をgNBから受信すると、当該時刻情報に含まれるNR時刻に同期して動作を実行する。
さらに、3GPPでは、制御元とエンドステーションとの間で高精度な時刻同期を可能とするTime-Sensitive Networking(TSN)において、制御元が、NRシステムを経由して、TSNで用いられる時刻を、エンドステーションに配信することが議論されている(非特許文献2参照)。
特に、NRシステム内で、gNBが、TSNで用いられる時刻(以下、TSN時刻と呼ぶ)を含む時刻情報を、エンドステーションに接続されたUEに提供することが議論されている。
UEは、時刻情報をgNBから受信すると、当該時刻情報に含まれるTSN時刻をエンドステーションに提供する。
3GPP TS 36.331 V15.6.0 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 15), 3GPP, 2019年6月 3GPP TR 23.734 V16.2.0 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on enhancement of 5G System (5GS) for vertical and Local Area Network (LAN) services (Release 16)、3GPP、2019年6月
3GPPでは、端末が、NR時刻又はTSN時刻を含む時刻情報の提供をgNBに要求する方法が検討されている。
一方、UEにおける動作の実行を考慮すると、NR時刻を含む時刻情報の早期、かつ継続的な提供が望ましい。
同様に、TSNにおける高精度な時刻同期の実現を考慮すると、TSN時刻を含む時刻情報の早期、かつ、継続的な提供が望ましい。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、無線ネットワークから、当該無線ネットワークで用いられる時刻を含む時刻情報、又はTSNなど、当該無線ネットワーク以外の他のネットワークで用いられる時刻を含む時刻情報を、早期に、かつ、継続的に受信し得る端末を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る端末(端末100)は、前記端末と無線ネットワークとの間において、前記端末が無線リソース制御レイヤにおける非接続状態から接続状態に遷移する手順を開始する制御部(制御部111)と、前記手順において、前記無線ネットワークで用いられる時刻を含む時刻情報の提供を要求するメッセージを、前記無線ネットワークに送信する送信部(例えば、無線送信部101)と、前記時刻情報を前記無線ネットワークから受信する受信部(無線受信部103)と、を備える。
本発明の一態様に係る端末(端末100)は、前記端末と無線ネットワークとの間において、前記端末が無線リソース制御レイヤにおける非接続状態から接続状態に遷移する手順を開始する制御部(制御部111)と、前記手順において、前記無線ネットワーク以外の他のネットワークで用いられる時刻を含む時刻情報の提供を要求するメッセージを、前記無線ネットワークに送信する送信部(例えば、無線送信部101)と、前記時刻情報を前記無線ネットワークから受信する受信部(無線受信部103)と、を備える。
図1は、制御システム10の全体概略構成図である。 図2は、端末100の機能ブロック構成図である。 図3は、時刻情報の提供を要求する情報(要求情報)の一例を説明する図である。 図4は、時刻配信における接続手順のシーケンスを示す図である。 図5は、時刻配信における再接続手順のシーケンスを示す図である。 図6は、時刻配信における復帰手順のシーケンスを示す図である。 図7は、時刻配信における再構成手順のシーケンスを示す図である。 図8は、制御システム10aの全体概略構成図である。 図9は、TSN時刻と時刻識別子との関連付けを示す図である。 図10は、端末100のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一又は類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)制御システムの全体概略構成
図1は、実施形態に係る制御システム10の全体概略構成図である。
制御システム10は、TSNグランドマスター(TSN GM)20と、NRシステム30と、TSNエンドステーション40とを含む。制御システム10では、TSNの制御元(図示略)が、NRシステム30を経由して、TSNエンドステーション40をリアルタイムで制御する。なお、TSN GM 20及びTSNエンドステーション40の数を含む制御システム10の具体的な構成は、図1に示した例に限定されない。
TSN GM20は、TSNの動作タイミングとなるクロックを発振する。以後、TSN GM20が発振するクロックに基づいて生成される時刻をTSN時刻と呼ぶ。TSN時刻は、TSN内で適用される基準時刻である。
TSN時刻は、TSNの制御元とTSNエンドステーション40との間で高精度な時刻同期を実現するために用いられる。このため、TSNの制御元及びTSNエンドステーション40は、TSN時刻に同期する必要がある。
なお、TSNは、無線ネットワーク以外の他のネットワークと呼称されてもよい。この場合、TSN時刻は、無線ネットワーク以外の他のネットワークで用いられる時刻と呼称される。また、TSNは、ネットワークに含まれる全てのノードが同じ時刻を共有するネットワークと呼称されてもよい。さらに、TSNは、決定論的な通信をサポートするネットワーク、又は等時的な通信をサポートするネットワークと呼称されてもよい。
NRシステム30は、NRグランドマスター(NR GM)31と、端末100と、Next Generation-Radio Access Network 200(以下、NG-RAN200)と、コアネットワーク300とを含む。なお、端末は、ユーザ装置(UE)とも呼称される。また、端末の数及び後述する無線基地局の数を含むNRシステム30の具体的な構成は、図1に示した例に限定されない。
NR GM31は、NRシステム30の動作タイミングとなるクロックを発振する。以後、NR GM31が発振するクロックに基づいて生成される時刻をNR時刻と呼ぶ。NR時刻は、NRシステム30内で適用される基準時刻である。
端末100は、端末100とNG-RAN200及びコアネットワーク300との間においてNRに従った無線通信を実行する。端末100はTSNに対応可能である。
NG-RAN200は、複数のNG-RAN Node、具体的には、無線基地局(以後、gNBと呼ぶ)210を含み、NRに従ったコアネットワーク(5GC)300と接続される。なお、NG-RAN200及びコアネットワーク300は、単に、NRネットワークと表現されてもよい。端末100は、TSN GM20と通信を行うNRネットワークに接続されている。NRネットワークは、無線ネットワークと呼称されてもよい。
gNB210は、NR GM31に接続される。端末100がgNB210に接続して、NRの通信サービスに利用される場合、本実施形態では、gNB210は、後述するように、端末100からの要求に応じて、NR時刻を含む時刻情報を端末100に送信する。端末100は、時刻情報を受信すると、時刻情報からNR時刻を取得して、NR時刻に同期する。時刻情報は、例えば、システム情報ブロック(SIB)、又はRRCメッセージ(DLInformationTransfer)である。
端末100及びgNB210は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームを生成するMassive MIMO、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数のNG-RAN Nodeと端末との間においてCCを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。なお、CCはキャリアとも呼称される。
コアネットワーク300は、gNB210を介して、UE100と通信する。コアネットワーク300は、User Plane Function(UPF)310を含む。UPF310は、ユーザプレーン処理に特化した機能を提供する。
コアネットワーク300は、UPF310を介して、TSN GM20からTSN時刻を受信する。コアネットワーク300は、受信したTSN時刻をgNB210に送信する。なお、gNB210は、TSN GM20から直接TSN時刻を受信してもよい。
端末100がgNB210に接続して、TSNの通信サービスに利用される場合、本実施形態では、gNB210は、後述するように、端末100からの要求に応じて、TSN時刻を含む時刻情報を端末100に送信する。端末100は、時刻情報を受信すると、時刻情報からTSN時刻を取得して、TSN時刻に同期する。時刻情報は、例えば、システム情報ブロック(SIB)、又はRRCメッセージ(DLInformationTransfer)である。
端末100は、時刻情報をgNB210から受信すると、時刻情報からTSN時刻を取得して、TSN時刻をTSNエンドステーション40に送信する。
TSNエンドステーション40は、例えば、生産工場内に設けられる機械である。TSNエンドステーション40は、端末100から受信したTSN時刻に基づいて、TSNエンドステーション40が保持するTSN時刻を随時更新する。
TSNエンドステーション40は、NRシステム30を介して、TSNの制御元からの指令を受信する。TSNの制御元は、TSN時刻に基づいて、TSNエンドステーション40を動作させるための時間スケジューリングを行うことにより、制御システム10において、リアルタイムな制御が実行される。
端末100は、NRネットワークに接続された制御プレーンを管理する。制御プレーン用のプロトコルスタックは、物理(PHY)レイヤ、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、パケット・データ・コンバージェンス制御(PDCP)レイヤ、無線リソース制御(RRC)レイヤ、及び非アクセス層(NAS)レイヤを含む。
端末100は、NRネットワークに接続されたユーザプレーンを管理する。ユーザプレーン用のプロトコルスタックは、PHYレイヤ、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤ、及びサービス・データ・アダプテーション・プロトコル(SDAP)レイヤを含む。
制御プレーン用のプロトコルスタック及びユーザプレーン用のプロトコルスタックの各々は、開放型システム間相互接続(OSI)参照モデルのレイヤ1~3に分類される。レイヤ1は、PHYレイヤを含む。レイヤ2は、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤ及びSDAPレイヤを含む。レイヤ3は、RRCレイヤ及びNASレイヤを含む。
端末100は、RRCレイヤにおけるRRCアイドル状態(以下、アイドル状態)、RRCインアクティブ状態(以下、インアクティブ状態)及びRRCコネクティッド状態(以下、コネクティッド状態)のうち、1つの状態をとる。なお、コネクティッド状態は、接続状態とも呼称される。アイドル状態及びインアクティブ状態は、非接続状態とも呼称される。
端末100は、アイドル状態とコネクティッド状態との間を遷移することができる。端末100は、インアクティブ状態とコネクティッド状態との間を遷移することができる。端末100は、インアクティブ状態からアイドル状態に遷移することができる。
端末100は、端末100とgNB210との間において、RRCコネクションが確立されていない場合、RRCレイヤにおいてアイドル状態にある。
端末100がアイドル状態にある場合、端末100、gNB210及びコアネットワーク300は、端末100とNRネットワークとの間において通信を行うのに必要なパラメータ(以下、コンテキスト情報)を保持しない。このため、端末100とNRネットワークとの間において、通信サービスは実行されない。なお、コンテキスト情報は、例えば、Cell-Radio Network Temporary Identifier(C-RNTI)を含む。
TSNエンドステーション40の動作を開始する場合、又は端末100の動作を実行する場合、端末100は、アイドル状態からコネクティッド状態に遷移する必要がある。この過程において、端末100はセル選択又はセル再選択を行うとともに、端末100、gNB210及びコアネットワーク300は、コンテキスト情報を共有する。
後述するように、端末100は、接続手順(初期アクセス手順)又は再接続手順を実行することにより、アイドル状態からコネクティッド状態に遷移する。
一方、端末100は、端末100とgNB210との間において、RRCコネクションが確立されている場合、RRCレイヤにおいてインアクティブ状態又はコネクティッド状態にある。
端末100がインアクティブ状態にある場合、端末100、gNB210及びコアネットワーク300は、コンテキスト情報を保持する。しかしながら、端末100がインアクティブ状態にある場合、NRネットワークは、gNB210配下のセルレベルで端末100を識別することができない。このため、端末100とNRネットワークとの間において、通信サービスは実行されない。
TSNエンドステーション40の動作を開始する場合、又は端末100の動作を実行する場合、端末100は、インアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する必要がある。この過程において、端末100はセル選択又はセル再選択を行う。
このように、端末100がインクアクティブ状態にある場合、NRネットワークの各ノードがコンテキスト情報を破棄せずに保持しているため、端末100がアイドル状態にある場合と比較して、コネクティッド状態への復帰に要する手順を低減することができる。
後述するように、端末100は、復帰手順を実行することにより、インアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する。
端末100がコネクティッド状態にある場合、端末100、gNB210及びコアネットワーク300は、コンテキスト情報を保持する。また、端末100がコネクティッド状態にある場合、NRネットワークは、gNB210配下のセルレベルで端末100を識別することができる。このため、コネクティッド状態の端末100は、NRネットワークから、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報を受信することができる。
後述するように、コネクティッド状態の端末100は、再構成手順を実行することができる。
(2)制御システムの機能ブロック構成
次に、制御システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、NRシステム30内の端末100の機能ブロック構成について説明する。以下、本実施形態における特徴に関連する部分についてのみ説明する。したがって、端末100は、本実施形態における特徴に直接関係しない他の機能ブロックを備えることは勿論である。
図2は、端末100の機能ブロック構成図である。なお、端末100のハードウェア構成については後述する。図2に示すように、端末100は、無線送信部101と、無線受信部103と、時刻情報処理部105と、RRCメッセージ送信部107と、MAC制御エレメント(CE)送信部109と、制御部111とを備える。
無線送信部101は、NRに従った上りリンク信号(UL信号)を送信する。無線受信部103は、NRに従った下りリンク信号(DL信号)を受信する。具体的には、無線送信部101及び無線受信部103は、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)などを介して、端末100とgNB210との間における無線通信を実行する。
無線送信部101は、RRCメッセージをgNB210に送信する。無線送信部101は、MAC CEをgNB210に送信する。無線送信部101は、TSN時刻をTSNエンドステーション40に送信する。
無線受信部103は、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報をgNB210から受信する。
時刻情報処理部105は、無線受信部103によって受信された時刻情報を取得する。時刻情報処理部105は、時刻情報からTSN時刻又はNR時刻を取得する。時刻情報処理部105は、無線送信部101を介して、取得したTSN時刻をTSNエンドステーション40に送信する。
RRCメッセージ送信部107は、端末100がアイドル状態又はインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する手順で用いられるRRCメッセージに、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求する情報(以後、要求情報と呼ぶ)を含める。なお、要求情報は、TSN時刻又はNR時刻の提供を要求する情報とも呼称される。
図3は、要求情報の一例を説明する図である。図3に示すように、RRCメッセージは、TSN時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す1ビット情報(「0」又は「1」)を含む。端末100が当該時刻情報の提供を要求する場合、RRCメッセージ送信部107は、例えば、1ビット情報の値を「1」に設定する。この場合、要求情報は、1ビット情報の値「1」である。
同様に、RRCメッセージは、NR時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す1ビット情報(「0」又は「1」)を含む。端末100が当該時刻情報の提供を要求する場合、RRCメッセージ送信部107は、例えば、1ビット情報の値を「1」に設定する。この場合、要求情報は、1ビット情報の値「1」である。
なお、RRCメッセージは、TSN時刻を含む時刻情報又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す2ビット情報(「00」、「01」、「11」又は「11」)を含んでもよい。端末100が、TSN時刻を含む時刻情報の提供を要求する場合、RRCメッセージ送信部107は、例えば、2ビット情報の値を「01」に設定する。一方、端末100が、NR時刻を含む時刻情報の提供を要求する場合、RRCメッセージ送信部107は、例えば、2ビット情報の値を「10」に設定する。この場合、要求情報は、2ビット情報の値「01」又は「10」である。
また、RRCメッセージは、1ビット情報の代わりに、フラグ情報、インデックス情報、又はブーリアン情報を含んでもよい。この場合、RRCメッセージ送信部107は、RRCメッセージに含まれるフラグ情報、インデックス情報、又はブーリアン情報を用いて、要求情報を設定する。
要求情報が含められるRRCメッセージは、例えば、RRC設定要求メッセージ(RRC Setup Request)、RRC設定完了メッセージ(RRC Setup Complete)、RRC再確立要求メッセージ(RRC Reestablishment Request)、RRC再確立完了メッセージ(RRC Reestablishment Complete)、RRC復帰要求メッセージ(RRC Resume Request)、RRC Resume Request1又はRRC復帰完了メッセージ(RRC Resume Complete)である。
後述するように、RRC Setup Request及びRRC Setup Completeは、接続手順で用いられる。RRC Reestablishment Request及びRRC Reestablishment Completeは、再接続手順で用いられる。RRC Resume Request、RRC Resume Request1及びRRC Resume Completeは、復帰手順で用いられる。
RRCメッセージ送信部107は、無線送信部101を介して、要求情報を含むRRCメッセージをgNB210に送信する。これにより、端末100は、RRCメッセージを用いて、TSN時刻を含む時刻情報又はNR時刻を含む時刻情報の提供をgNB210に要求することができる。
RRCメッセージ送信部107は、端末100がコネクティッド状態である場合に用いられるRRCメッセージに、要求情報を含めてもよい。この場合、要求情報が含められるRRCメッセージは、例えば、RRC Reconfiguration Completeである。
MAC CE送信部109は、端末100がアイドル状態又はインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する手順において、新規のMAC CEに、上述した要求情報を含める。
具体的には、新規のMAC CEは、TSN時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す1ビット情報(「0」又は「1」)を含む。端末100が当該時刻情報の提供を要求する場合、MAC CE送信部109は、例えば、1ビット情報の値を「1」に設定する。この場合、要求情報は、1ビット情報の値「1」である。
同様に、新規のMAC CEは、NR時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す1ビット情報(「0」又は「1」)を含む。端末100が当該時刻情報の提供を要求する場合、MAC CE送信部109は、例えば、1ビット情報の値を「1」に設定する。この場合、要求情報は、1ビット情報の値「1」である。
なお、新規のMAC CEは、TSN時刻を含む時刻情報又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す2ビット情報(「00」、「01」、「11」又は「11」)を含んでもよい。端末100が、TSN時刻を含む時刻情報の提供を要求する場合、MAC CE送信部109は、例えば、2ビット情報の値を「01」に設定する。一方、端末100が、NR時刻を含む時刻情報の提供を要求する場合、MAC CE送信部109は、例えば、2ビット情報の値を「10」に設定する。この場合、要求情報は、2ビット情報の値「01」又は「10」である。
また、新規のMAC CEは、1ビット情報の代わりに、フラグ情報、インデックス情報、又はブーリアン情報を含んでもよい。この場合、MAC CE送信部109は、新規のMAC CEに含まれるフラグ情報、インデックス情報、又はブーリアン情報を用いて、要求情報を設定する。
MAC CE送信部109は、無線送信部101を介して、要求情報を含む新規のMAC CEをgNB210に送信する。これにより、MAC CE送信部109は、新規のMAC CEを用いて、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報の提供をgNB210に要求することができる。
制御部111は、端末100を構成する各機能ブロックを制御する。
制御部111は、端末100がアイドル状態又はインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する手順を開始する。
制御部111は、TSN時刻を含む時刻情報及びNR時刻を含む時刻情報のうち、どちらの時刻情報の提供をgNB210に要求するかを決定する。
制御部111は、gNB210に要求する時刻情報を決定すると、要求情報を、RRCメッセージ及び新規のMAC CEのうち、どちらのメッセージに含めるかを決定する。
RRCメッセージに含めることを決定した場合、制御部111は、要求情報をRRCメッセージに含めるように、RRCメッセージ送信部107に指示する。一方、新規のMAC CEに含めることを決定した場合、制御部111は、要求情報を新規のMAC CEに含めるように、MAC CE送信部109に指示する。
制御部111は、無線受信部103が、TSN時刻を含む時刻情報を受信すると、時刻情報からTSN時刻を取得して、TSN時刻をTSNエンドステーション40に送信するように、時刻情報処理部105に指示する。
制御部111は、無線受信部103が、NR時刻を含む時刻情報を受信すると、時刻情報からNR時刻を取得して、NR時刻に同期して、端末100の動作を実行する。
(3)制御システムの動作
次に、制御システム10の動作について説明する。具体的には、NRネットワーク(具体的には、gNB210)が、端末100から要求に応じて、TSN時刻を含む時刻情報を提供する時刻配信を説明する。
(3.1)時刻配信
本実施形態の時刻配信では、端末100がアイドル状態又はインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する手順において、端末100が、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求するメッセージをNRネットワークに送信して、NRネットワークから当該時刻情報を受信する。
(3.1.1)動作例1
動作例1では、端末100がアイドル状態からコネクティッド状態に遷移する接続手順における時刻配信を説明する。
図4は、時刻配信における接続手順のシーケンスを示す図である。図4に示すように、アイドル状態の端末100は、セル選択を行い、端末100とNRネットワークとの間においてRRCコネクションを設定するために、RRC Setup RequestをNRネットワークに送信する(S11)。
S11において、端末100は、要求情報をRRC Setup Requestに含める。この場合、RRC Setup Requestは、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求するメッセージとも呼称される。
NRネットワークは、RRC Setup Requestの受信に応じて、端末100とNRネットワークとの間においてRRCコネクションを設定すると、RRCコネクションの設定情報を通知するために、RRC設定メッセージ(RRC Setup)を端末100に送信する(S13)。
端末100は、RRC Setupを受信すると、RRCコネクションの設定情報に基づいたRRCコネクションの設定が完了したことを通知するために、RRC Setup CompleteをNRネットワークに送信する(S15)。
NRネットワークは、RRC Setup Completeの受信により、端末100がRRCコネクションの設定情報を受信したことを確認する。続いて、端末100とNRネットワークとの間において、コンテキスト情報が共有される。これにより、端末100はコネクティッド状態になる。
NRネットワークは、端末100がコネクティッド状態になると、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報を端末100に送信する(S17)。例えば、NRネットワークは、ユニキャストにより、当該時刻情報を端末100に送信する。
端末100は、時刻情報をNRネットワークから受信すると、受信した時刻情報からTSN時刻又はNR時刻を取得する。
端末100は、TSN時刻を取得する場合、取得したTSN時刻をTSNエンドステーション40に提供する(S19)。
一方、端末100は、NR時刻を取得する場合、取得したNR時刻に同期して動作を実行する。
なお、端末100は、S11において、要求情報をRRC Setup Requestに含める代わりに、S15において、要求情報をRRC Setup Completeに含めてもよい。
(3.1.2)動作例2
動作例2では、端末100がアイドル状態からコネクティッド状態に遷移する再接続手順における時刻配信を説明する。
図5は、時刻配信における再接続手順のシーケンスを示す図である。図5に示すように、端末100とNRネットワークとの間において、無線リンク障害(RLF)又はハンドオーバ失敗(HOF)が発生し、端末100とNRネットワークとの間において、コンテキスト情報が共有されなくなると、端末100はアイドル状態になる(S31)。
端末100は、セル選択又はセル再選択を行い、端末100とNRネットワークとの間においてRRCコネクションの再設定を要求するために、RRC Reestablishment RequestをNRネットワークに送信する(S33)。
S33において、端末100は、要求情報をRRC Reestablishment Requestに含める。この場合、RRC Reestablishment Requestは、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求するメッセージとも呼称される。
NRネットワークは、RRC Reestablishment Requestの受信に応じて、端末100とNRネットワークとの間においてRRCコネクションを再設定すると、RRCコネクションの設定情報を通知するために、RRC再確立メッセージ(RRC Reestablishment)を端末100に送信する(S35)。
端末100は、RRC Reestablishmentを受信すると、RRCコネクションの設定情報に基づいたRRCコネクションの再設定が完了したことを通知するために、RRC Reestablishment CompleteをNRネットワークに送信する(S37)。
NRネットワークは、RRC Reestablishment Completeの受信により、端末100がRRCコネクションの設定情報を受信したことを確認する。続いて、端末100とNRネットワークとの間において、コンテキスト情報が共有される。これにより、端末100はコネクティッド状態になる。
NRネットワークは、端末100がコネクティッド状態になると、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報を端末100に送信する(S39)。例えば、NRネットワークは、ユニキャストにより、当該時刻情報を端末100に送信する。
端末100は、時刻情報をNRネットワークから受信すると、受信した時刻情報からTSN時刻又はNR時刻を取得する。
端末100は、TSN時刻を取得する場合、取得したTSN時刻をTSNエンドステーション40に提供する(S41)。
一方、端末100は、NR時刻を取得する場合、取得したNR時刻に同期して動作を実行する。
なお、端末100は、S33において、要求情報をRRC Reestablishment Requestに含める代わりに、S37において、要求情報をRRC Reestablishment Completeに含めてもよい。
(3.1.3)動作例3
動作例3では、端末100がインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する復帰手順における時刻配信を説明する。
図6は、時刻配信における復帰手順のシーケンスを示す図である。図6に示すように、端末100は、セル選択又はセル再選択を行い、端末100とNRネットワークとの間においてRRCコネクションの回復を要求するために、RRC Resume RequestをNRネットワークに送信する(S51)。
S51において、端末100は、要求情報をRRC Resume Requestに含める。この場合、RRC Resume Requestは、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求するメッセージとも呼称される。
なお、S51において、端末100は、RRC Resume Requestの代わりに、RRC Resume Request1をNRネットワークに送信してもよい。この場合、端末100は、要求情報をRRC Resume Request1に含める。
NRネットワークは、RRC Resume Requestの受信に応じて、端末100とNRネットワークとの間においてRRCコネクションを回復すると、RRCコネクションの設定情報を通知するために、RRC復帰メッセージ(RRC Resume)を端末100に送信する(S53)。
端末100は、RRC Resumeを受信すると、RRCコネクションの設定情報に基づいたRRCコネクションの回復が完了したことを通知するために、RRC Resume CompleteをNRネットワークに送信する(S55)。
NRネットワークは、RRC Resume Completeの受信により、端末100がRRCコネクションの設定情報を受信したことを確認する。これにより、端末100はコネクティッド状態になる。
NRネットワークは、端末100がコネクティッド状態になると、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報を端末100に送信する(S57)。例えば、NRネットワークは、ユニキャストにより、当該時刻情報を端末100に送信する。
端末100は、時刻情報をNRネットワークから受信すると、受信した時刻情報からTSN時刻又はNR時刻を取得する。
端末100は、TSN時刻を取得する場合、取得したTSN時刻をTSNエンドステーション40に提供する(S59)。
一方、端末100は、NR時刻を取得する場合、取得したNR時刻に同期して動作を実行する。
なお、端末100は、S51において、要求情報をRRC Resume Requestに含める代わりに、S55において、要求情報をRRC Resume Completeに含めてもよい。
(3.1.4)動作例4
動作例1~3では、端末100は、要求情報をRRCメッセージに含めて、NRネットワークに送信したが、動作例4では、端末100は、要求情報を新規のMAC CEに含めて、NRネットワークに送信する。
具体的には、接続手順、再接続手順、又は復帰手順において、端末100は、端末100がコネクティッド状態になる前に、要求情報を新規のMAC CEに含めて、NRネットワークに送信する。
(3.2)その他
端末100がアイドル状態又はインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する手順に加えて、端末100がコネクティッド状態に遷移した後に、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求するメッセージをNRネットワークに送信して、NRネットワークから当該時刻情報を受信してもよい。
図7は、時刻配信における再構成手順のシーケンスを示す図である。図7に示すように、NRネットワークは、RRCコネクションを再構成する場合、RRCコネクションの設定情報を通知するために、RRC再構成メッセージ(RRC Reconfiguration)を送信する(S71)。
端末100は、RRCコネクションの設定情報に基づいたRRCコネクションの再構成が完了したことを通知するために、RRC再構成完了メッセージ(RRC Reconfiguration Complete)をNRネットワークに送信する(S73)。
S73において、端末100は、要求情報をRRC Reconfiguration Completeに含める。この場合、RRC Reconfiguration Completeは、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求するメッセージとも呼称される。
NRネットワークは、RRC Reconfiguration Completeの受信により、端末100がRRCコネクションの設定情報を受信したことを確認するとともに、端末100からの要求に応じて、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報を端末100に送信する(S75)。
端末100は、時刻情報をNRネットワークから受信すると、受信した時刻情報からTSN時刻又はNR時刻を取得する。
端末100は、TSN時刻を取得する場合、取得したTSN時刻をTSNエンドステーション40に提供する(S77)。
一方、端末100は、NR時刻を取得する場合、取得したNR時刻に同期して動作を実行する。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、端末100は、RRCレイヤにおけるアイドル状態又はインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する手順において、TSN時刻を含む時刻情報、又はNR時刻を含む時刻情報の提供を要求するメッセージを、NRネットワークに送信する。
このような構成により、端末100がRRCレイヤにおけるコネクティッド状態に遷移する前、又は端末100がRRCレイヤにおけるコネクティッド状態に遷移した時点で、NRネットワークは、端末100が時刻情報の提供を要求していることを把握できる。
このため、端末100は、早期に、時刻情報をNRネットワークから受信することができる。
また、端末100とNRネットワークと間における接続が切断される場合でも、端末100がNRネットワークに再接続する際に、時刻情報の提供をNRネットワークに要求することができる。
このため、端末100は、継続的に、時刻情報をNRネットワークから受信することができる。
したがって、端末100は、早期に、かつ、継続的に、時刻情報をNRネットワークから受信して、TSN時刻をTSNエンドステーション40に提供することができるため、TSNにおける高精度な時刻同期を実現し得る。
また、端末100は、早期に、かつ、継続的に、時刻情報をNRネットワークから受信することができるため、NR時刻に同期して、早期に、かつ、継続的に動作を実行し得る。
上述した実施形態によれば、端末100は、RRCメッセージを用いて、時刻情報の提供を要求する。
このような構成により、端末100は、RRCレイヤにおけるアイドル状態又はインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する手順で送信されるRRCメッセージを用いて、時刻情報の提供を要求することができる。
このため、端末100は、新規のメッセージを用いることなく、時刻情報の提供をNRネットワークに要求することができる。
したがって、複数の端末が時刻情報を要求する場合でも、NRネットワークのトラフィック増大を回避することができる。
上述した実施形態によれば、端末100は、MAC CEを用いて、時刻情報の提供を要求する。
このような構成により、端末100は、RRCレイヤにおけるメッセージを用いることなく、MACレイヤにおける制御シグナリングを用いて、時刻情報を要求する情報を送信することができる。
このため、端末100は、RRCレイヤのコネクションを確立せずに、時刻情報を要求する情報を送信することができる。
(5)その他の実施形態
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
(5-1)変形例1
上述した実施形態では、RRCメッセージ及び新規のMAC CEは、TSN時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す1ビット情報(「0」又は「1」)と、NR時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す1ビット情報(「0」又は「1」)とを含んでいるが、これに限定されない。
RRCメッセージ及び新規のMAC CEは、TSN時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す1ビット情報(「0」又は「1」)と、NR時刻を含む時刻情報の提供を要求するか否かを示す1ビット情報(「0」又は「1」)とのうち、少なくとも一方を含んでいればよい。
(5-2)変形例2
上述した実施形態では、制御システム10では、1つのTSN GM(TSN GM20)がNRシステム30に接続されているが、これに限定されない。
図8は、制御システム10aの全体概略構成図である。図8に示すように、制御システム10aでは、TSN GM20a, 20b, 20cがNRシステム30に接続されている。
TSN GM20aは、TSN GM20aが発振するクロックに基づいてTSN時刻T1を生成する。TSN GM20bは、TSN GM20bが発振するクロックに基づいてTSN時刻T2を生成する。TSN GM20cは、TSN GM20cが発振するクロックに基づいてTSN時刻T3を生成する。
コアネットワーク300は、UPF310を介して、TSN GM20a, 20b, 20cからTSN時刻T1, T2, T3を受信する。コアネットワーク300は、受信したTSN時刻T1, T2, T3をgNB210に送信する。
gNB210には、コアネットワーク300又はオペレータから、時刻識別子TSN1, TSN2, TSN3が予め通知される。
図9は、TSN時刻と時刻識別子との関連付けを示す図である。gNB210は、コアネットワーク300からTSN時刻T1, T2, T3を受信すると、図9に示すように、コアネットワーク300又はオペレータから予め与えられた規則に従って、TSN時刻T1, T2, T3に対して、それぞれ、予め通知された時刻識別子TSN1, TSN2, TSN3を関連付ける。
gNB210は、アイドル状態又はインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する手順において、要求情報を端末100から受信すると、TSN時刻T1, T2, T3と、TSN時刻T1, T2, T3に関連付けられた時刻識別子TSN1, TSN2, TSN3とを含む時刻情報を、端末100に送信する。
制御システム10aにおいて、TSNエンドステーション40がTSN時刻T1に同期して動作する場合、端末100は、TSN時刻T1をTSNエンドステーション40に提供する。この場合、端末100には、コアネットワーク300又はオペレータから、時刻識別子TSN1が予め通知される。
端末100は、TSN時刻T1, T2, T3と、TSN時刻T1, T2, T3に関連付けられた時刻識別子TSN1, TSN2, TSN3とを含む時刻情報をgNB210から受信すると、受信した時刻情報から、TSN時刻T1, T2, T3と時刻識別子TSN1, TSN2, TSN3とを取得する。端末100は、取得したTSN時刻T1, T2, T3の中から、予め通知された時刻識別子TSN1に関連付けられたTSN時刻T1を選択する。端末100は、選択したTSN時刻T1をTSNエンドステーション40に提供する。
具体的には、端末100において、無線受信部103がTSN時刻T1, T2, T3と、TSN時刻T1, T2, T3に関連付けられた時刻識別子TSN1, TSN2, TSN3とを含む時刻情報をgNB210から受信すると、時刻情報処理部105は、受信した時刻情報から、TSN時刻T1, T2, T3と時刻識別子TSN1, TSN2, TSN3とを取得する。制御部111は、時刻識別子TSN1に関連付けられたTSN時刻T1を選択するように、時刻情報処理部105に指示する。
時刻情報処理部105は、当該指示に基づいて、TSN時刻T1, T2, T3の中から、時刻識別子TSN1に関連付けられたTSN時刻T1を選択する。時刻情報処理部105は、無線送信部101を介して、選択したTSN時刻T1をTSNエンドステーション40に送信する。
なお、端末100は、アイドル状態又はインアクティブ状態からコネクティッド状態に遷移する手順において、要求情報及び時刻識別子TSN1を含むRRCメッセージ又は新規のMAC CEを、gNB210に送信してもよい。
具体的には、端末100において、制御部111は、要求情報をRRCメッセージに含めることを決定する場合、要求情報及び時刻識別子TSN1をRRCメッセージに含めるように、RRCメッセージ送信部107に指示する。
RRCメッセージ送信部107は、要求情報及び時刻識別子TSN1を含むRRCメッセージを、無線送信部101を介して、gNB210に送信する。
一方、制御部111は、要求情報を新規のMAC CEに含めることを決定する場合、要求情報及び時刻識別子TSN1を新規のMAC CEに含めるように、MAC CE送信部109に指示する。
MAC CE送信部109は、要求情報及び時刻識別子TSN1を含む新規のMAC CEを、無線送信部101を介して、gNB210に送信する。
gNB210は、要求情報及び時刻識別子TSN1を端末100から受信すると、TSN時刻T1, T2, T3の中から、時刻識別子TSN1に関連付けられたTSN時刻T1を選択する。gNB210は、選択したTSN時刻T1を含む時刻情報を端末100に送信する。
例えば、gNB210は、端末100に専用のシグナリング(RRCメッセージ)を用いて、当該時刻情報を送信する。当該RRCメッセージは、DLInformationTransfer、RRCReconfigurationなどである。
これにより、端末100は、時刻識別子TSN1に関連付けられたTSN時刻T1を含む時刻情報を受信することができる。端末100は、受信した時刻情報からTSN時刻T1を取得して、取得したTSN時刻T1をTSNエンドステーション40に送信する。
これにより、端末100は、TSNエンドステーション40に割り当てられた個別のTSN時刻を、TSNエンドステーション40に提供することができる。このため、TSNの制御元は、異なる複数のTSN時刻を用いて、端末毎に、TSNエンドステーション40を独立して制御することができる。
(5-3)その他
上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図2)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的または論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的または間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置または上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、みなし、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。何れも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
さらに、上述した端末100は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、当該装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図10に示すように、当該装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。当該装置のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つまたは複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
当該装置の各機能ブロックは、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
また、当該装置における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)によって構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。さらに、上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいし、2つ以上のプロセッサ1001により同時または逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Compact Disc ROM(CD-ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex:FDD)及び時分割複信(Time Division Duplex:TDD)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間毎に異なるバスを用いて構成されてもよい。
さらに、当該装置は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor: DSP)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部または全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
また、情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、Downlink Control Information(DCI)、Uplink Control Information(UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、報知情報(Master Information Block(MIB)、System Information Block(SIB))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、Future Radio Access(FRA)、New Radio(NR)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
情報、信号(情報等)は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:DSL)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるため、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「基地局(Base Station:BS)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head:RRH)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部または全体を指す。
本開示においては、「移動局(Mobile Station:MS)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment:UE)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型または無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、移動局(ユーザ端末、以下同)として読み替えてもよい。例えば、基地局及び移動局間の通信を、複数の移動局間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、基地局が有する機能を移動局が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示における移動局は、基地局として読み替えてもよい。この場合、移動局が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。
サブフレームはさらに時間領域において1つまたは複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
ニューメロロジーは、ある信号またはチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SubCarrier Spacing:SCS)、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(Transmission Time Interval:TTI)、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
スロットは、時間領域において1つまたは複数のシンボル(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM))シンボル、Single Carrier Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)シンボルなど)で構成されてもよい。スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つまたは複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(またはPUSCH)は、PDSCH(またはPUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(またはPUSCH)は、PDSCH(またはPUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、何れも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。
例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロットまたは1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
なお、1スロットまたは1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロットまたは1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partialまたはfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(RB)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
また、RBの時間領域は、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つまたは複数のリソースブロックで構成されてもよい。
なお、1つまたは複数のRBは、物理リソースブロック(Physical RB:PRB)、サブキャリアグループ(Sub-Carrier Group:SCG)、リソースエレメントグループ(Resource Element Group:REG)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
また、リソースブロックは、1つまたは複数のリソースエレメント(Resource Element:RE)によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
帯域幅部分(Bandwidth Part:BWP)(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
BWPには、UL用のBWP(UL BWP)と、DL用のBWP(DL BWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つまたは複数のBWPが設定されてもよい。
設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームまたは無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロットまたはミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix:CP)長などの構成は、様々に変更することができる。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、またはこれらのあらゆる変形は、2またはそれ以上の要素間の直接的または間接的なあらゆる接続または結合を意味し、互いに「接続」または「結合」された2つの要素間に1またはそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合または接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1またはそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」または「結合」されると考えることができる。
参照信号は、Reference Signal(RS)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10, 10a 制御システム
20, 20a, 20b, 20c TSN GM
30 NRシステム
31 NR GM
40 TSNエンドステーション
100 端末
101 無線送信部
103 無線受信部
105 時刻情報処理部
107 RRCメッセージ送信部
109 MAC CE送信部
111 制御部
200 NG-RAN
210 gNB
300 コアネットワーク
310 UPF
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (5)

  1. 初期アクセス手順において、無線アクセスネットワークとコアネットワークと端末とを含むNRシステム内で適用される基準時刻に関する第1の時刻情報の提供を要求するRRCメッセージである第1のメッセージを、前記端末のアイドル状態において、無線基地局に送信する送信部と、
    前記第1の時刻情報を含むシステム情報ブロックを、前記無線基地局から受信する受信部と、
    前記第1の時刻情報から取得される前記基準時刻に同期する制御部と、
    を備える端末。
  2. 前記送信部は、前記NRシステム内で適用される基準時刻に関する第2の時刻情報の提供を要求する第2のメッセージを、前記端末のコネクティッド状態において、前記無線基地局に送信し、
    前記受信部は、前記第2の時刻情報を前記無線基地局から受信し、
    前記制御部は、前記第2の時刻情報から取得される前記基準時刻に同期する請求項1に記載の端末。
  3. 前記基準時刻は、前記無線基地局に接続されるグランドマスターが発振するクロックに基づいて生成される請求項1に記載の端末。
  4. 端末及び無線基地局を備え、
    前記端末は、初期アクセス手順において、無線アクセスネットワークとコアネットワークと前記端末とを含むNRシステム内で適用される基準時刻に関する時刻情報の提供を要求するRRCメッセージを、前記端末のアイドル状態において、前記無線基地局に送信し、
    前記無線基地局は、前記RRCメッセージを受信すると、前記時刻情報を含むシステム情報ブロックを、前記端末に送信し、
    前記端末は、前記時刻情報を含む前記システム情報ブロックを、前記無線基地局から受信し、
    前記端末は、前記時刻情報から取得される前記基準時刻に同期する無線通信システム。
  5. 端末が、初期アクセス手順において、無線アクセスネットワークとコアネットワークと前記端末とを含むNRシステム内で適用される基準時刻に関する時刻情報の提供を要求するRRCメッセージを、前記端末のアイドル状態において、無線基地局に送信するステップと、
    前記無線基地局が、前記RRCメッセージを受信すると、前記時刻情報を含むシステム情報ブロックを、前記端末に送信するステップと、
    前記端末が、前記時刻情報を含む前記システム情報ブロックを、前記無線基地局から受信するステップと、
    前記端末が、前記時刻情報から取得される前記基準時刻に同期するステップと、
    を備える無線通信方法。
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