JP7445638B2 - レコメンド装置、レコメンド方法、およびレコメンドプログラム - Google Patents

レコメンド装置、レコメンド方法、およびレコメンドプログラム Download PDF

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Description

本開示は、レコメンド装置、レコメンド方法、およびレコメンドプログラムに関する。
ユーザは、ある目的地に行きたい時に、自分のスマートフォンなどを用いて移動経路検索用のアプリケーションやWebサイトに出発地および目的地などを入力することにより、移動経路や所要時間、料金などの情報を得ることができる。また、追加の情報として、検索された移動経路で移動した場合に想定されるユーザの消費カロリーが表示されるようなサービスもある。
特開2020-154521号公報
しかしながら、移動に対して効率やお得度よりも、例えば、環境に良い移動手段を積極的に利用して社会に貢献したいと考えるユーザも少なくない。
そこで、本開示では、移動経路に対して、環境への貢献度がより高い移動手段を提供できるレコメンド装置、レコメンド方法、およびレコメンドプログラムを提案する。
本開示によれば、ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索し、予め定められた基準に基づいて、検索された移動経路に対する環境への貢献度を移動手段ごとに算出し、ユーザによって設定された意向の度合いと、前記移動手段ごとの重み係数とを前記意向ごとに掛け合わせて、移動手段を重み付けし、移動手段ごとの貢献度に基づいて、重み付けされた移動手段から、第1の移動手段を決定し、第1の移動手段をユーザにレコメンドする処理を実行する制御部を備えたことを特徴とするレコメンド装置が提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置が、ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索し、予め定められた基準に基づいて、検索された移動経路に対する環境への貢献度を移動手段ごとに算出し、ユーザによって設定された意向の度合いと、前記移動手段ごとの重み係数とを前記意向ごとに掛け合わせて、移動手段を重み付けし、移動手段ごとの貢献度に基づいて、重み付けされた移動手段から、第1の移動手段を決定し、第1の移動手段をユーザにレコメンドする処理を実行することを特徴とするレコメンド方法が提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置に、ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索し、予め定められた基準に基づいて、検索された移動経路に対する環境への貢献度を移動手段ごとに算出し、ユーザによって設定された意向の度合いと、前記移動手段ごとの重み係数とを前記意向ごとに掛け合わせて、移動手段を重み付けし、移動手段ごとの貢献度に基づいて、重み付けされた移動手段から、第1の移動手段を決定し、第1の移動手段をユーザにレコメンドする処理を実行させることを特徴とするレコメンドプログラムが提供される。
1つの側面では、移動経路に対して、環境への貢献度がより高い移動手段を提供できる。
図1は、従来および本実施形態の移動経路検索の一例を示す図である。 図2は、本実施形態に係る移動経路検索システムの構成例を示す図である。 図3は、本実施形態に係るレコメンド装置100の機能構成例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態に係るヒアリング情報121に記憶されるヒアリング情報の一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係る重み係数情報122に記憶される重み係数情報の一例を示す図である。 図6は、輸送量当たりのCO2の排出量の一例を示す図である。 図7は、身体活動で消費するエネルギーの一例を示す図である。 図8は、本実施形態に係るレコメンド処理の一例を示す図である。 図9は、本実施形態に係る移動手段の決定方法の一例を示す図である。 図10は、本実施形態に係るレコメンド画面の一例を示す図である。 図11は、本実施形態に係るレコメンド処理(1)の流れを示すフローチャートである。 図12は、本実施形態に係るレコメンド処理(2)の流れを示すフローチャートである。 図13は、本実施形態に係るレコメンド装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に、本実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の部位には、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.実施形態
1.1.システム構成例
1.2.機能構成例
1.3.機能詳細
1.4.機能の流れ
2.ハードウェア構成例
3.まとめ
4.効果
<1.実施形態>
まず、本実施形態の移動経路検索の考え方について従来方法と対比して説明する。図1は、従来および本実施形態の移動経路検索の一例を示す図である。
図1の上段には、従来方法による移動経路検索の一例が示される。従来方法では、所要時間や料金に基づいて、効率およびお得度を重視した移動手段による移動経路が検索され、ユーザに提示される。ここで、移動手段は、例えば、徒歩、シェアサイクルを含む自転車、鉄道、バス、タクシー、自動車、電動キックボード、船舶、航空、自動運転車などであるが、これらに限定されず、あらゆる移動体を含む。また、効率およびお得度を重視すると、距離にもよるが移動経路を検索するような場合は、鉄道、バスやタクシーなどがユーザに提示されるであろう。しかしながら、鉄道、特に、バスやタクシーなどは便利である一方、CO2、NOx、およびSOxを排出し、地球環境や社会環境など環境面での負荷が高く、社会的な貢献度は徒歩や自転車などと比較して低いと言える。
そこで、図1の下段に示すように、本実施形態では、移動経路に対して、環境や健康に対する所定の基準に基づいて、ウェルネスを重視した移動手段による移動経路が検索され、ユーザに提示される。ここで、ウェルネスとは、健康を身体の側面だけでなくより広義に総合的に捉えた概念で、積極的な健康行動をとることにより、より豊かなライフスタイルを構築するという健康観である。なお、ウェルネスの考え方には、人間の身体的および精神的な健康のみならず、地球環境や社会環境に対する健康も含まれ、健康行動には、環境負荷が低く環境への貢献度の高い行動も含まれる。
<<1.1.システム構成例>>
次に、本実施形態に係る移動経路検索システムの構成例について説明する。図2は、本実施形態に係る移動経路検索システムの構成例を示す図である。図2に示すように、移動経路検索システムは、レコメンド装置100およびユーザ端末200を含む。図2に示すように、レコメンド装置100およびユーザ端末200はネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。なお、ネットワークNは、有線、無線を問わず、インターネットなどの各種通信網を採用できる。
レコメンド装置100は、例えば、移動経路検索サービスを提供するサービス提供者によって管理されるサーバ装置である。レコメンド装置100は、ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索し、検索された移動経路に対する環境への貢献度を移動手段ごとに算出し、貢献度に基づいて移動手段をユーザにレコメンドする。
なお、レコメンド装置100は、クラウドコンピューティングサービスの提供者によって管理されるクラウドサーバ装置であってもよいし、複数台のコンピュータで構成される分散型コンピューティングシステムであってもよい。レコメンド装置100の機能構成の詳細については後述する。
ユーザ端末200は、移動経路を検索するユーザが所有し使用する端末である。ユーザ端末200は、スマートフォンやタブレットPC(Personal Computer)などのモバイル端末であってもよいし、ノートPCやデスクトップPCであってもよい。
ユーザは、ユーザ端末200を用いて、レコメンド装置100によって提供され、ユーザ端末200にインストールされたアプリケーションや、Webサイトを介して、移動経路を検索するための出発地および目的地を設定する。なお、出発地および目的地の設定は、例えば、ユーザのスケジュール情報に基づいて、予定される移動先を目的地とし、移動元や現在地などを出発地として、ユーザが全て入力しなくても予め設定された情報に基づいて設定されてもよい。
ユーザは、ユーザ端末200を用いて、移動経路検索用のアプリケーションやWebサイトを介して、移動経路に対する行動意向や、ユーザの属性情報を設定する。ここで、移動経路に対する行動意向とは、例えば、ウェルネスを重視した移動をしたい、効率およびお得度を重視した移動をしたい、などである。また、ユーザの属性情報とは、ユーザに関する情報であり、例えば、ユーザの性別や年齢、身長や体重、居住地、自家用車などに関する情報である。
なお、図2では、本実施形態に係る移動経路検索システムとして、レコメンド装置100、およびユーザ端末200の2種類のデバイスを少なくとも含むように示している。しかしながら、本実施形態に係る移動経路検索システムは、使用形態によって、その他の情報処理装置を含んでもよい。
<<1.2.機能構成例>>
次に、本実施形態に係るレコメンド装置100の機能構成例について説明する。図3は、本実施形態に係るレコメンド装置100の機能構成例を示すブロック図である。図3に示すように、レコメンド装置100は、通信部110、記憶部120、および制御部130を有する。
通信部110は、ユーザ端末200など、他の装置との間の通信を制御する処理部であり、例えば、通信インターフェースである。
記憶部120は、各種データや、制御部130が実行するプログラムを記憶する記憶装置の一例であり、例えば、メモリやハードディスクなどである。記憶部120は、ヒアリング情報121、重み係数情報122、貢献度情報123、基準情報124、およびユーザ属性情報125を記憶する。
(ヒアリング情報121)
ヒアリング情報121は、移動経路に対する行動意向をユーザにヒアリングするための情報や、ヒアリング結果に関する情報を記憶するデータテーブルである。図4は、本実施形態に係るヒアリング情報121に記憶されるヒアリング情報の一例を示す図である。図4に示すヒアリング情報は、移動経路に対する行動意向をユーザにヒアリングするための質問に関する情報と、ヒアリング結果であるユーザ回答に関する情報を含む。
図4のヒアリング情報をより具体的に説明すると、図4の例では、“どのような行動を心がけたいですか?”という質問に関する情報として、大きく分けて3種類の行動意向に対する質問が含まれる。3種類の行動意向とは、“環境に良い行動を心がけたい”、“(カロリーを)消費したい/(その反対の)楽に移動したい”、“(移動は寄り道などしながら)柔軟に/計画通り(に移動したい)”である。大きく分けて3種類としたのは、例えば、カロリーを消費するような移動は、楽な移動に反するため、ユーザの行動意向としては1種類ではなく、2種類として捉えることもできるためである。なお、図4の行動意向の種類や数はあくまでも一例であり、これらに限定されない。
また、図4の例では、各行動意向に対する質問の下には、各行動意向のヒアリング結果が数値で示されており、丸で囲まれている数値がユーザの回答である。例えば、“環境に良い行動を心がけたい”という行動意向では、0~5の6段階の回答があり、5が、環境に良い行動を心がけたいとする行動意向が最も強いことを示す。また、“(カロリーを)消費したい/(その反対の)楽に移動したい”という行動意向の場合は、-3~3の6段階の回答があり、3が、楽に移動したいとする行動意向が最も強く、-3が、カロリーを消費したいとする行動意向が最も強いことを示す。このように、相反する行動意向のヒアリングを1つの質問および回答で行ってよい。ヒアリング情報121は、図4に示すような質問およびユーザ回答に関する情報を含むヒアリング情報をユーザごとに記憶する。
(重み係数情報122)
重み係数情報122は、ユーザの行動意向に基づいた移動手段を決定するための各移動手段に対する重み係数に関する情報を記憶するデータテーブルである。図5は、本実施形態に係る重み係数情報122に記憶される重み係数情報の一例を示す図である。図5に示す重み係数情報は、ユーザの行動意向ごとの各移動手段に対する重み係数に関する情報を含む。重み係数情報122は、移動経路検索サービスを提供するサービス提供者などによって各重み係数が決定され、予め設定される。
図5の重み係数情報をより具体的に説明すると、図5の例では、“環境に良い行動を心がけたい”という行動意向に対してCO2などを排出しない徒歩や自転車が移動手段として決定され易くなるよう、より大きい重み係数が設定される。また、“(カロリーを)消費したい/(その反対の)楽に移動したい”という行動意向の場合は、より楽に移動できる移動手段に対しては、より大きい重み係数が設定される。一方、ユーザのカロリーをより消費させる徒歩や自転車にはマイナス値の重み係数が設定される。マイナス値の重み係数が設定される理由については、図9を用いて移動手段の決定方法を説明する際に、より詳細に説明する。
(貢献度情報123)
貢献度情報123は、ユーザによって検索される移動経路に対する各移動手段の貢献度に関する情報を記憶するデータテーブルである。ここで、貢献度には、ウェルネスの考え方に基づいて、地球環境や社会環境に対する健康に対する社会への貢献度のみならず、人間の身体的および精神的な健康に対する貢献度も含まれる。地球環境や社会環境に対する健康に対する社会への貢献度は、例えば、各移動手段を用いて移動経路を移動した場合に排出が想定されるCO2などの排出量に基づいて算出される。また、人間の身体的および精神的な健康に対する貢献度は、例えば、各移動手段を用いて移動経路を移動した場合に消費が想定されるカロリー(kcal)に基づいて算出される。
(基準情報124)
基準情報124は、貢献度を算出するためのCO2などの排出量や、消費カロリーを算出するための基準情報を記憶するデータテーブルである。基準情報124も、移動経路検索サービスを提供するサービス提供者などによって予め設定される。
CO2などの排出量を算出するための基準情報の具体例として、例えば、国土交通省などによって作成された輸送量当たりのCO2の排出量がある。図6は、輸送量当たりのCO2の排出量の一例を示す図である。一般に、輸送量が増加すればCO2の排出量も増加するため、図6の例では、各移動手段から排出されるCO2を輸送量(人キロメートル(km):輸送した人数に輸送した距離を乗じたもの)で割り、単位輸送量当たりのCO2の平均的な排出量を算出している。図6に示すような基準情報に基づいて、ユーザによって検索された移動経路を、各移動手段を用いて移動した場合に排出されるCO2などの排出量が算出可能である。
消費カロリーを算出するための基準情報の具体例として、厚生労働省などによって作成された身体活動で消費するエネルギーがある。図7は、身体活動で消費するエネルギーの一例を示す図である。図7の例は、各身体活動で消費するエネルギー(kcal)を、体重別に示したものである。図7に示すような基準情報に基づいて、ユーザによって検索された移動経路を、徒歩や自転車などの移動手段を用いて移動した場合に消費されるカロリーが算出可能である。なお、図7の基準情報を基準情報124に記憶する場合は、普通歩行や自転車に対するエネルギー消費量など、本実施形態にとって必要最低限の情報のみが記憶されてよい。
(ユーザ属性情報125)
ユーザ属性情報125は、ユーザの性別や年齢、身長や体重、居住地、自家用車などユーザに関する情報を記憶するデータテーブルである。ユーザ属性情報125は、レコメンド装置100が各ユーザに対してヒアリングを行い、ヒアリング結果に基づいて設定される。
なお、記憶部120には、上記情報以外にも様々な情報を記憶できる。また、各情報の項目名やその内容は、上記内容に限定されない。
制御部130は、レコメンド装置100全体を司る処理部であり、例えば、プロセッサなどである。制御部130は、検索部131、算出部132、レコメンド部133、およびヒアリング部134を備える。なお、各処理部は、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例である。
(検索部131)
検索部131は、ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索する。なお、移動経路の検索は、従来技術を用いて実行されてよい。また、検索対象の移動手段は、例えば、徒歩、シェアサイクルを含む自転車、鉄道、バス、タクシー、自動車、電動キックボード、船舶、航空、自動運転車など、あらゆる移動体であってよく、これらに限定されない。また、シェアサイクル、鉄道、バス、タクシー、船舶、航空の場合は、それぞれ、サイクルポート、駅、停留所、乗り場、船着場、空港を経由する移動経路が検索されてよい。
(算出部132)
算出部132は、予め定められた基準に基づいて、検索部131によって検索された移動経路に対する環境への貢献度を移動手段ごとに算出する。予め定められた基準は、例えば、図6に示すような輸送量当たりのCO2の排出量である。また、検索された移動経路に対する環境への貢献度は、例えば、検索された移動経路を自家用車で移動した場合のCO2の排出量に対する、各移動手段を用いて移動した場合のCO2の排出量の増減量に基づいて算出されてよい。また、環境への貢献度は、ユーザがより分かり易くなるように、例えば、貢献度を段階的に評価し、80%以上は目がハートの笑顔、51%~79%が笑顔、50%以下が普通の顔などのアイコンによって視覚的に示されてよい。同様に、環境への貢献度は、CO2の排出量を1日のスギ1本のCO2吸収量(2.7g/1本・日)などに換算して示されてよい。なお、各移動手段で移動した場合の排出量は、CO2のみならず、NOxやSOxなども算出し、各排出量に基づいて環境への貢献度が算出されてよい。
また、算出部132は、予め定められた第2の基準に基づいて、検索部131によって検索された移動経路に対する消費カロリーを移動手段ごとに算出する。予め定められた第2の基準は、例えば、図7に示すような身体活動で消費するエネルギーである。なお、第2の基準は、ユーザの属性情報(身長、体重、性別など)によって変更されてよい。また、消費カロリーも、ユーザがより分かり易くなるように、例えば、消費カロリーをおにぎりの数などに換算して示されてよい。
(レコメンド部133)
レコメンド部133は、算出部132によって算出された、移動手段ごとの貢献度に基づいて、移動手段をユーザにレコメンドする。また、レコメンド部133は、算出部132によって算出された、移動手段ごとの消費カロリーにさらに基づいて、移動手段をユーザにレコメンドする。なお、移動手段は、検索された移動経路と併せてレコメンドされてよい。また、ユーザに移動経路や移動手段をレコメンドすることは、移動経路や移動手段をユーザに提示することであってよく、より具体的には、例えば、ユーザ端末200を介して、移動経路検索用のアプリケーションやWebサイトに、検索された移動経路を移動手段ごとに表示させることであってよい。
また、移動手段ごとの貢献度に基づいて、移動手段や移動経路をレコメンドすることは、例えば、貢献度が最も高い移動手段や移動経路をレコメンドすることであってよい。または、貢献度が高い順に複数の移動手段や移動経路をレコメンドすることであってよい。また、消費カロリーについても、消費カロリーが最も多い移動手段や、消費カロリーが多い順に複数の移動手段が移動経路と併せてレコメンドされてよい。なお、貢献度と消費カロリーとを別々に説明したが、貢献度および消費カロリーは移動手段ごとに併せてユーザに提示されてよい。
また、ユーザにレコメンドする移動手段は、例えば、徒歩、自転車、鉄道、バス、タクシー、電動キックボード、船舶、航空、自動運転車などのあらゆる移動体であってよく、レコメンドする移動手段の貢献度と、検索された移動経路をユーザの自家用車で移動した場合の貢献度との比較結果や、レコメンドする移動手段の消費カロリーと、検索された移動経路を自家用車で移動した場合の消費カロリーとの比較結果がユーザに提示されてよい。
なお、レコメンドする移動手段や移動経路は、ユーザによって設定された意向にさらに基づいて決定されてよい。より具体的には、例えば、ユーザが行動意向として環境に良い移動を心がけたいことを示している場合、貢献度が高い移動手段や移動経路などがレコメンドされてよい。一方、例えば、ユーザが行動意向としてカロリーを消費したいことを示している場合、消費カロリーが多い移動手段や移動経路などがレコメンドされてよい。また、例えば、ユーザが行動意向として効率およびお得度を重視した移動をしたいことを示している場合は、従来通り、所要時間が短い移動手段や移動経路、または料金が安い移動手段や移動経路などがレコメンドされてよい。
また、ユーザの行動意向に基づいて移動手段を決定する方法の詳細は後述するが、ユーザの行動意向に基づいて各移動手段を重み付けし、移動手段ごとの貢献度および消費カロリーに基づいて、重み付けされた移動手段から、ユーザにレコメンドする移動手段が決定されてよい。
(ヒアリング部134)
ヒアリング部134は、例えば、ユーザ端末200上に表示される移動経路検索用のアプリケーションやWebサイトを介して、ユーザの行動意向をヒアリングする。より具体的には、ヒアリング部134は、例えば、図4に示したようなヒアリング情報、すなわち、移動経路に対する行動意向をユーザにヒアリングするための質問をユーザ端末200上に表示させ、ユーザに回答を入力させる。そして、ユーザの回答をヒアリング結果として、ヒアリング部134は、ヒアリング結果に基づいてユーザの行動意向を決定する。
以上、本実施形態に係るレコメンド装置100の機能構成例について説明した。なお、図3を用いて説明した上記の機能構成はあくまで一例であり、本実施形態に係るレコメンド装置100の機能構成は係る例に限定されない。例えば、レコメンド装置100は、必ずしも図3に示す構成のすべてを備えず、一部の構成をレコメンド装置100とは異なる別のコンピュータに備えることもできる。また、レコメンド装置100は、複数の構成を1つの構成として備えてもよい。本実施形態に係るレコメンド装置100の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
また、各構成要素の機能を、CPU(Central Proccessing Unit)などの演算装置がこれらの機能を実現する処理手順を記述した制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体から制御プログラムを読み出し、そのプログラムを解釈して実行することにより行ってもよい。したがって、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜利用する構成を変更することが可能である。また、レコメンド装置100のハードウェア構成の一例については後述される。
<<1.3.機能詳細>>
次に、図8~図10を用いて、レコメンド装置100によって実行される、本実施形態に係るレコメンド処理をより詳細に説明する。図8は、本実施形態に係るレコメンド処理の一例を示す図である。本実施形態では、移動経路に対して、環境への貢献度がより高い移動手段をユーザに提供するために、レコメンド装置100が移動手段ごとに貢献度を可視化し、検索された移動経路とその移動手段、可視化された貢献度を、ユーザ端末200を介してユーザに提示する。
まず、図8に示すように、ユーザは、ユーザ端末200を用いて、移動経路検索用のアプリケーションやWebサイトを介して、レコメンド装置100によって提供される移動経路検索システムにアクセスする。
次に、ユーザは、ユーザ端末200を用いて、移動経路検索用のアプリケーションやWebサイトを介して、移動経路を検索したい出発地および目的地を設定する。また、ユーザは、移動経路検索用のアプリケーションやWebサイトを介してヒアリングされる、ユーザの属性情報や行動意向を設定する。ここでヒアリングされるユーザの属性情報は、例えば、ユーザの性別や年齢、身長や体重、居住地、自家用車などに関する情報である。また、行動意向は、例えば、ウェルネスを重視した移動をしたい、効率およびお得度を重視した移動をしたい、などといった移動経路に対する行動意向である。
次に、レコメンド装置100は、ユーザによって設定された出発地から目的地への移動経路を、移動手段ごとに検索し、構築する。また、レコメンド装置100は、ヒアリングされた、ユーザの行動意向に基づいて、移動手段の優先順位付けを行い、ユーザに提示する移動手段を決定できる。
図9は、本実施形態に係る移動手段の決定方法の一例を示す図である。図9の例では、第一候補から第三候補までの移動手段を決定する。図9の表の左側のユーザの行動意向部分は、図4で説明した、ユーザにヒアリングするための質問と、ヒアリング結果であるユーザ回答を含むヒアリング情報である。また、表の右側が、図5で説明した、ユーザの行動意向ごとの各移動手段に対する重み係数である。
レコメンド装置100は、移動手段ごとに、ユーザ回答の数値と、各移動手段の重み係数を掛け合わせ、移動手段ごとに足し合わせることで、移動手段ごとの合計値を算出する。より具体的には、例えば、移動手段が徒歩の場合、レコメンド装置100は、行動意向“環境に良い行動を心がけたい”のユーザ回答の数値:4と、その行動意向に対する徒歩の重み係数:2とを掛け合わせ、数値:8を算出する。同様に、レコメンド装置100は、行動意向“(カロリーを)消費したい/(その反対の)楽に移動したい”のユーザ回答の数値:2と、その行動意向に対する徒歩の重み係数:-1.5とを掛け合わせ、数値:-3を算出する。また、レコメンド装置100は、行動意向“(移動は寄り道などしながら)柔軟に/計画通り(に移動したい)”のユーザ回答の数値:-1と、その行動意向に対する徒歩の重み係数:-1とを掛け合わせ、数値:1を算出する。そして、レコメンド装置100は、算出した各数値:8、-3、1を足し合わせ、移動手段が徒歩の場合の合計値:6を算出する。同様に、レコメンド装置100は、移動手段ごとに合計値を算出する。この各合計値は、ユーザの行動意向によって重み付けされた値であり、すなわち、ユーザの希望する行動意向が反映された値である。そのため、この移動手段ごとの合計値に基づいて、ユーザに提示する移動手段の優先順位が決定される。
なお、行動意向“(カロリーを)消費したい/(その反対の)楽に移動したい”のような、相反する行動意向のユーザ回答を1つの回答で示す場合、一方の回答の数値をマイナス値とし、その回答が選択されていた場合に優先的にユーザに提示したい行動手段の重み係数もマイナス値とすることで、優先的に提示したい行動手段をより重みづけすることができる。より具体的には、例えば、行動意向“(カロリーを)消費したい/(その反対の)楽に移動したい”のユーザ回答が“消費したい”を示す数値;-3~-1の場合、カロリーを消費し易い移動手段の徒歩や自転車の重み係数をマイナス値とすることで、マイナス値×マイナス値=プラス値となり、徒歩や自転車がプラス値によってより重みづけされることになる。一方、カロリーを消費し難い移動手段の鉄道やバス、タクシーの重み係数はプラス値なので、マイナス値×プラス値=マイナス値となり、鉄道やバス、タクシーはマイナス値によって重みづけされ、実質的に重みが軽減されることになる。
このように、レコメンド装置100は、行動意向に対するユーザ回答に基づいて移動手段を重みづけして優先順位付けし、ユーザに提示する移動手段を決定する。そして、レコメンド装置100は、決定された移動手段と、その移動手段を用いた移動経路をユーザに提示する。なお、レコメンド装置100は、例えば、図9の例のように、第一候補から第三候補までの移動手段を決定し、第一候補のみをユーザに提示してもよいし、第一候補から第三候補までを優先順位付けして提示(例えば、第一候補をユーザが一番見易い形で提示する、など)してもよい。
図8の説明に戻り、次に、レコメンド装置100は、ユーザに提示することが決定された移動経路に対する各移動手段の貢献度を可視化する。ここで可視化される貢献度は、例えば、地球環境や社会環境に対する健康に対する社会への貢献度や、人間の身体的および精神的な健康に対する貢献度であってよい。地球環境や社会環境に対する健康に対する社会への貢献度の可視化は、例えば、図8に示すように、移動手段ごとのCO2の排出量と、自家用車で移動した場合と比較したCO2の排出量の削減量とをユーザに分かり易い形式で提示することであってよい。また、人間の身体的および精神的な健康に対する貢献度の可視化は、例えば、図8に示すように、移動手段ごとの消費カロリーと、自家用車で移動した場合と比較した消費カロリーの増加量とを提示することであってよい。なお、貢献度の可視化は、図8の例に限定されず、よりユーザに分かり易い形式、例えば、貢献度を段階的にアイコンで示したり、所定の値に換算して示したりするものであってよい。所定の値に換算とは、例えば、CO2の排出量であれば1日のスギ1本のCO2吸収量、消費カロリーであればおにぎりの数などに換算することである。
次に、レコメンド装置100は、ユーザに提示することが決定された移動手段と、その移動手段を用いた移動経路、および可視化された貢献度を、ユーザ端末200を介してユーザに提示する。また、行動意向に対するユーザ回答によってはユーザに提示することが決定されなかったが、より貢献度の高い移動手段による移動経路がある場合、レコメンド装置100は、その移動経路をユーザに提示できる。
移動手段や移動経路、可視化された貢献度のユーザ提示の一例を、レコメンド画面として図10を用いてより具体的に説明する。図10は、本実施形態に係るレコメンド画面の一例を示す図である。
図10の左側は、ユーザ端末200に表示され、ユーザに提示される移動手段や移動経路、可視化された貢献度を表示するレコメンド画面である。図10の左側に示すように、例えば、上部に貢献度として、検索された移動経路を自家用車で移動した場合のCO2排出量や消費カロリーの比較結果が表示されてよい。また、例えば、図10の左側に示すように、各移動手段はアイコンなどで視覚的に分かり易く表示されてよく、出発地や目的地を撮影した画像などが併せて表示されてもよい。また、例えば、図10の左側のレコメンド画面の左下に示されるような案内開始ボタンをユーザが押下することで、ユーザに提示された移動手段および移動経路での案内を開始し、図10の右側のレコメンド画面に表示が遷移する。
図10の右側は、地図上に出発地や目的地、移動経路をさらに表示するレコメンド画面である。図10の右側の例では分かり難いが、さらに、ユーザの現在地が地図上に表示されてよい。
また、例えば、図10の左側のレコメンド画面の右下に示されるように、より貢献度の高い移動手段による移動経路を参照するためのボタンをユーザが押下することで、図10の左側のレコメンド画面の表示を、より貢献度の高い移動手段や移動経路、可視化された貢献度の表示に切り換えてユーザに提示できる。
なお、図10に示す画面イメージはあくまでも一例であり、各表示の位置、大きさ、形式など図10のものに限定されない。また、複数の提示候補がある場合は、第一候補のみを表示し、第二候補以降は一覧などで簡易表示し、ユーザに選択された場合に、選択された候補が表示されてよい。
<<1.4.機能の流れ>>
次に、図11および図12を用いて、レコメンド装置100によって実行されるレコメンド処理の処理手順について説明する。図11は、本実施形態に係るレコメンド処理(1)の流れを示すフローチャートである。図11に示すレコメンド処理(1)は、ユーザがユーザ端末200を用いて、レコメンド装置100によって提供されるアプリケーションやWebサイトにアクセスし、移動経路検索用の画面が表示されたところから開始される。
まず、図11に示すように、ユーザ端末200に表示されたアプリケーションやWebサイトを介して、ユーザによって検索したい移動経路の出発地および目的地が設定される(ステップS101)。厳密には、ステップS101は、レコメンド装置100が、ユーザによって設定された移動経路の出発地および目的地をユーザ端末200から受信する処理である。
次に、レコメンド装置100は、ユーザに対して、移動経路に対するユーザの行動意向をヒアリングする(ステップS102)。厳密には、ステップS102は、レコメンド装置100が、例えば、図4に示したようなヒアリング情報、すなわち、移動経路に対する行動意向をユーザにヒアリングするための質問をユーザ端末200上に表示させ、ユーザに回答を入力させる処理である。なお、ステップS101およびS102は、別々に実行される必要はなく、ユーザに、出発地および目的地と併せて行動意向を入力させることにより、1つのユーザ入力処理として実行させることもできる。
ステップS102のユーザの行動意向のヒアリングで、早く移動したいというユーザ回答であった場合(ステップS103:Yes)、レコメンド装置100は、従来通り、ステップS101で設定された出発地から目的地の移動経路を、所要時間が短い移動手段で検索する(ステップS105)。ステップS105の実行後、ステップS107に進む。
一方、早く移動したいというユーザ回答でなかった場合(ステップS103:No)、レコメンド装置100は、ステップS102のヒアリング結果であるユーザの行動意向に基づいて、各移動手段の優先順位付けを行う(ステップS104)。各移動手段の優先順位付けは、図9を用いて説明したように、ユーザの行動意向と、各移動手段の重み係数とに基づいて実行可能である。
次に、レコメンド装置100は、ステップS104で行われた優先順位付けに基づいて、例えば、第三候補まで、など移動手段ごとに移動経路を検索する(ステップS106)。
次に、レコメンド装置100は、移動手段ごとに、検索された移動経路の環境負荷や消費カロリーを算出する(ステップS107)。環境負荷は、CO2、NOx、およびSOxの少なくとも1つの排出量であってよい。
次に、レコメンド装置100は、自家用車を用いた場合の、検索された移動経路の環境負荷や消費カロリーを算出する(ステップS108)。なお、自家用車を用いた場合の移動経路の検索は、ステップS108で併せて実行されてもよいし、ステップS105やS106の各移動手段を用いた場合の移動経路の検索と併せて実行されてもよい。
次に、レコメンド装置100は、ステップS107で算出した各移動手段を用いた場合の環境負荷および消費カロリーと、ステップS108で算出した自家用車を用いた場合の環境負荷および消費カロリーとのそれぞれの差分から、環境負荷低減分および消費カロリー増加分を算出する(ステップS109)。
次に、レコメンド装置100は、ステップS109で算出した環境負荷低減分および消費カロリー増加分に基づいて、移動手段ごとに、貢献度を算出し、検索された移動経路と併せてユーザ端末200に出力し、ユーザに提示する(ステップS110)。ステップS110の実行後、図11に示すレコメンド処理(1)は終了するが、続けて、図12に示すレコメンド処理(2)が実行される。
図12は、本実施形態に係るレコメンド処理(2)の流れを示すフローチャートである。図12に示すレコメンド処理(2)もレコメンド装置100が動作主体となって実行される。
図11のステップS110で検索された移動経路や貢献度をユーザに対して提示した結果、ユーザがより貢献度の高い移動経路の提示を要求した場合(ステップS201:Yes)、レコメンド装置100は、より貢献度の高い移動手段を用いた場合の移動経路を検索する(ステップS202)。ここで、より貢献度の高い移動経路の提示要求とは、例えば、ユーザの行動意向がカロリーを消費したいという意向であったが、消費カロリーは同等で、よりCO2排出量が少ない移動手段による移動経路の提示を望む要求である。または、ユーザの行動意向が環境に良い行動を心がけたいという意向であったが、CO2排出量は同等で、より消費カロリーが多い移動手段による移動経路の提示を望む要求である。または、単に、ユーザの行動意向が早く移動したいという意向であったが、よりCO2排出量が少ない、または、より消費カロリーが多い移動手段による移動経路の提示を望む要求である。しかしながら、これらのケースに限定されない。
次に、レコメンド装置100は、ステップS202で検索された、より貢献度の高い移動手段を用いた場合の移動経路の環境負荷や消費カロリーを算出する(ステップS203)。
次に、レコメンド装置100は、ステップS203で算出した、より貢献度の高い移動手段を用いた場合の環境負荷および消費カロリーと、図11のステップS108で算出した自家用車を用いた場合の環境負荷および消費カロリーとのそれぞれの差分から、環境負荷低減分および消費カロリー増加分を算出する(ステップS204)。なお、ステップS202~S204は、既に、図11のステップS106において、より貢献度の高い移動手段を用いた場合の移動経路が検索され、ステップS107およびS109で各値が算出されている場合は改めて実行される必要はない。
次に、レコメンド装置100は、ステップS204(またはステップS109)で算出した環境負荷低減分および消費カロリー増加分に基づいて、より貢献度の高い移動手段を用いた場合の貢献度を算出し、検索された移動経路と併せてユーザ端末200に出力し、ユーザに提示する(ステップS205)。
次に、レコメンド装置100は、ステップS205で出力した移動経路で案内を開始する(ステップS206)。厳密には、例えば、ステップS205で移動経路や貢献度がユーザに提示され、ユーザがその内容で案内を開始することを、ユーザ端末200を介して要求した場合に、ステップS206が実行される。また、ユーザがより貢献度の高い移動経路の提示を要求しない場合(ステップS201:No)、レコメンド装置100は、図11のステップS110で出力した移動経路で案内を開始する(ステップS206)。ステップS206の実行後、図12に示すレコメンド処理(2)は終了する。
<2.ハードウェア構成例>
次に、本実施形態に係るレコメンド装置100のハードウェア構成例について説明する。図13は、本実施形態に係るレコメンド装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図13を参照すると、レコメンド装置100は、例えば、プロセッサ801と、ROM802と、RAM803と、ホストバス804と、ブリッジ805と、外部バス806と、インターフェース807と、入力装置808と、出力装置809と、ストレージ810と、ドライブ811と、接続ポート812と、通信装置813と、を有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよい。
(プロセッサ801)
プロセッサ801は、例えば、演算処理装置または制御装置として機能し、ROM802、RAM803、ストレージ810、またはリムーバブル記録媒体901に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般またはその一部を制御する。
(ROM802、RAM803)
ROM802は、プロセッサ801に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータなどを格納する手段である。RAM803には、例えば、プロセッサ801に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータなどが一時的または永続的に格納される。
(ホストバス804、ブリッジ805、外部バス806、インターフェース807)
プロセッサ801、ROM802、RAM803は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス804を介して相互に接続される。一方、ホストバス804は、例えば、ブリッジ805を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス806に接続される。また、外部バス806は、インターフェース807を介して種々の構成要素と接続される。
(入力装置808)
入力装置808には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、およびレバーなどが用いられる。さらに、入力装置808としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラが用いられることもある。また、入力装置808には、マイクロフォンなどの音声入力装置が含まれる。
(出力装置809)
出力装置809は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、または有機ELなどのディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホンなどのオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、またはファクシミリなど、取得した情報を利用者に対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置である。また、本実施形態に係る出力装置809は、触覚刺激を出力することが可能な種々の振動デバイスを含む。
(ストレージ810)
ストレージ810は、各種のデータを格納するための装置である。ストレージ810としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)などの磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどが用いられる。
(ドライブ811)
ドライブ811は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体901に記録された情報を読み出し、またはリムーバブル記録媒体901に情報を書き込む装置である。
(接続ポート812)
接続ポート812は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS-232Cポート、または光オーディオ端子などのような外部接続機器902を接続するためのポートである。
(通信装置813)
通信装置813は、ネットワークに接続するための通信デバイスであり、例えば、有線または無線LAN、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または各種通信用のモデムなどである。
(リムーバブル記録媒体901)
リムーバブル記録媒体901は、例えば、DVDメディア、Blu-ray(登録商標)メディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディアなどである。もちろん、リムーバブル記録媒体901は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、または電子機器などであってもよい。
(外部接続機器902)
外部接続機器902は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、またはICレコーダなどである。
なお、本実施形態に係る記憶部120は、ROM802やRAM803、ストレージ810によって実現される。また、プロセッサ801によって実現される本実施形態に係る制御部130が、検索部131、算出部132、レコメンド部133、ヒアリング部134などを実現する各制御プログラムを、ROM802やRAM803などから読み出し実行する。また、本実施形態に係る通信部110が、ROM802やRAM803などからデータを読み出し、ホストバス804、ブリッジ805、外部バス806、インターフェース807を介して通信装置813にデータを送り、外部装置へのデータ送信を行う。また、通信部110は、通信装置813によって受信されたデータを、インターフェース807、外部バス806、ブリッジ805、ホストバス804を介してROM802やRAM803に書き込み、外部装置からのデータ受信を行う。
<3.まとめ>
以上説明したように、レコメンド装置100は、ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索し、予め定められた基準に基づいて、検索された移動経路に対する環境への貢献度を移動手段ごとに算出し、移動手段ごとの貢献度に基づいて、移動手段をユーザにレコメンドする。
これにより、レコメンド装置100は、移動経路に対して、環境への貢献度がより高い移動手段を提供できる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
<4.効果>
上述したように、レコメンド装置100は、以下のような構成により、様々な効果を奏し得る。しかしながら、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏し得る。
(1)ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索し、
予め定められた基準に基づいて、検索された前記移動経路に対する環境への貢献度を前記移動手段ごとに算出し、
前記移動手段ごとの前記貢献度に基づいて、前記移動手段を前記ユーザにレコメンドする
処理を実行する制御部130を備えたことを特徴とするレコメンド装置100。
これにより、レコメンド装置100は、移動手段ごとに、所定の基準に基づいて検索された移動経路に対する環境への貢献度を算出し、当該貢献度に基づいて移動手段をユーザにレコメンドするので、移動経路に対して、環境への貢献度がより高い移動手段を提供できる。
(2)前記制御部130は、予め定められた第2の基準に基づいて、検索された前記移動経路に対する消費カロリーを前記移動手段ごとに算出する処理を実行し、
前記レコメンドする処理は、前記移動手段ごとの前記消費カロリーにさらに基づいて、前記移動手段を前記ユーザにレコメンドする処理を含む
ことを特徴とする(1)に記載のレコメンド装置100。
これにより、レコメンド装置100は、人間の身体的および精神的な健康に対してより良い健康行動をとり、環境への貢献度がより高い移動手段をユーザに提供できる。
(3)前記レコメンドする処理は、前記ユーザによって設定された意向にさらに基づいて、前記ユーザに適した前記移動手段をレコメンドする処理を含むことを特徴とする(2)に記載のレコメンド装置100。
これにより、レコメンド装置100は、ユーザの行動意向に沿った、環境への貢献度がより高い移動手段をユーザに提供できる。
(4)前記レコメンドする処理は、
前記意向に基づいて、前記移動手段を重み付けし、
前記移動手段ごとの前記貢献度および前記消費カロリーに基づいて、重み付けされた前記移動手段から、第1の移動手段を決定し、
前記第1の移動手段を、前記ユーザに適した前記移動手段として、レコメンドする
処理を含むことを特徴とする(3)に記載のレコメンド装置100。
これにより、レコメンド装置100は、ユーザの行動意向により沿った、環境への貢献度がより高い移動手段をユーザに提供できる。
(5)前記レコメンドする処理は、レコメンドする前記移動手段の前記貢献度および前記消費カロリーの少なくとも1つを前記ユーザに提示する処理を含むことを特徴とする(3)または(4)に記載のレコメンド装置100。
これにより、レコメンド装置100は、移動手段ごとの環境への貢献度および消費カロリーをユーザに提供できる。
(6)レコメンドする前記移動手段は、移動体であり、
前記レコメンドする処理は、レコメンドする前記移動手段の前記貢献度と、検索された前記移動経路を前記ユーザの自家用車で移動した場合の前記貢献度との比較結果、およびレコメンドする前記移動手段の前記消費カロリーと、検索された前記移動経路を前記自家用車で移動した場合の前記消費カロリーとの比較結果の少なくとも1つを前記ユーザに提示する処理を含むことを特徴とする(5)に記載のレコメンド装置100。
これにより、レコメンド装置100は、移動手段ごとの環境への貢献度および消費カロリーをより分かり易くユーザに提供できる。
(7)前記制御部130は、前記自家用車の排気量に基づくCO2、NOx、およびSOxの少なくとも1つの排出量に基づいて、前記自家用車で移動した場合の前記貢献度を算出する処理を実行することを特徴とする(6)に記載のレコメンド装置100。
これにより、レコメンド装置100は、移動手段ごとの環境への貢献度をより分かり易くユーザに提供できる。
(8)前記予め定められた基準は、前記移動手段ごとのCO2、NOx、およびSOxの少なくとも1つの排出量であることを特徴とする(1)~(7)のいずれか1つに記載のレコメンド装置。
これにより、レコメンド装置100は、移動手段ごとの環境への貢献度をより分かり易くユーザに提供できる。
(9)前記予め定められた第2の基準は、体重に応じた身体活動による前記消費カロリーであり、
前記消費カロリーを算出する処理は、前記ユーザの前記体重にさらに基づいて、前記消費カロリーを前記移動手段ごとに算出する処理を含む
ことを特徴とする(2)~(8)のいずれか1つに記載のレコメンド装置。
これにより、レコメンド装置100は、移動手段ごとの消費カロリーを、よりユーザに沿った形でユーザに提供できる。
100 レコメンド装置
110 通信部
120 記憶部
121 ヒアリング情報
122 重み係数情報
123 貢献度情報
124 基準情報
125 ユーザ属性情報
130 制御部
131 検索部
132 算出部
133 レコメンド部
134 ヒアリング部
200 ユーザ端末

Claims (10)

  1. ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索し、
    予め定められた基準に基づいて、検索された前記移動経路に対する環境への貢献度を前記移動手段ごとに算出し、
    前記ユーザによって設定された意向の度合いと、前記移動手段ごとの重み係数とを前記意向ごとに掛け合わせて、前記移動手段を重み付けし、
    前記移動手段ごとの前記貢献度に基づいて、重み付けされた前記移動手段から、第1の移動手段を決定し、
    前記第1の移動手段を前記ユーザにレコメンドする
    処理を実行する制御部を備えたことを特徴とするレコメンド装置。
  2. 前記制御部は、予め定められた第2の基準に基づいて、検索された前記移動経路に対する消費カロリーを前記移動手段ごとに算出する処理を実行し、
    前記レコメンドする処理は、前記移動手段ごとの前記消費カロリーにさらに基づいて、前記第1の移動手段を前記ユーザにレコメンドする処理を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のレコメンド装置。
  3. 前記第1の移動手段を決定する処理は、
    前記移動手段ごとの前記消費カロリーに基づいて、重み付けされた前記移動手段から、前記第1の移動手段を決定する
    処理を含むことを特徴とする請求項2に記載のレコメンド装置。
  4. 前記レコメンドする処理は、レコメンドする前記第1の移動手段の前記貢献度および前記消費カロリーの少なくとも1つを前記ユーザに提示する処理を含むことを特徴とする請求項2または3に記載のレコメンド装置。
  5. レコメンドする前記第1の移動手段は、移動体であり、
    前記レコメンドする処理は、レコメンドする前記第1の移動手段の前記貢献度と、検索された前記移動経路を前記ユーザの自家用車で移動した場合の前記貢献度との比較結果、およびレコメンドする前記第1の移動手段の前記消費カロリーと、検索された前記移動経路を前記自家用車で移動した場合の前記消費カロリーとの比較結果の少なくとも1つを前記ユーザに提示する処理を含むことを特徴とする請求項2または3に記載のレコメンド装置。
  6. 前記制御部は、前記自家用車の排気量に基づくCO2、NOx、およびSOxの少なくとも1つの排出量に基づいて、前記自家用車で移動した場合の前記貢献度を算出する処理を実行することを特徴とする請求項5に記載のレコメンド装置。
  7. 前記予め定められた基準は、前記移動手段ごとのCO2、NOx、およびSOxの少なくとも1つの排出量であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレコメンド装置。
  8. 前記予め定められた第2の基準は、体重に応じた身体活動による前記消費カロリーであり、
    前記消費カロリーを算出する処理は、前記ユーザの前記体重にさらに基づいて、前記消費カロリーを前記移動手段ごとに算出する処理を含む
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載のレコメンド装置。
  9. 情報処理装置が、
    ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索し、
    予め定められた基準に基づいて、検索された前記移動経路に対する環境への貢献度を前記移動手段ごとに算出し、
    前記ユーザによって設定された意向の度合いと、前記移動手段ごとの重み係数とを前記意向ごとに掛け合わせて、前記移動手段を重み付けし、
    前記移動手段ごとの前記貢献度に基づいて、重み付けされた前記移動手段から、第1の移動手段を決定し、
    前記第1の移動手段を前記ユーザにレコメンドする
    処理を実行することを特徴とするレコメンド方法。
  10. 情報処理装置に、
    ユーザによって設定された出発地から目的地までの移動経路を移動手段ごとに検索し、
    予め定められた基準に基づいて、検索された前記移動経路に対する環境への貢献度を前記移動手段ごとに算出し、
    前記ユーザによって設定された意向の度合いと、前記移動手段ごとの重み係数とを前記意向ごとに掛け合わせて、前記移動手段を重み付けし、
    前記移動手段ごとの前記貢献度に基づいて、重み付けされた前記移動手段から、第1の移動手段を決定し、
    前記第1の移動手段を前記ユーザにレコメンドする
    処理を実行させることを特徴とするレコメンドプログラム。
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