JP7438153B2 - におい検出装置、におい解析システム及びにおい解析方法 - Google Patents

におい検出装置、におい解析システム及びにおい解析方法 Download PDF

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Description

本発明は、におい検出装置、におい解析システム及びにおい解析方法の技術に関する。
においセンシング技術では、火災報知器のような現場探知機に代表される装置に加え、異なる感度を有する複数のにおいセンサを用いた技術の開発が進んでいる。こうしたにおいセンシング技術において、今後IoT化の流れの中で、通信機能を有し、DBや解析PFとの連携機能を有するものが増えてくると予想される。
ここで、「センシングシステムは、対象物体の近傍の空気に含まれる匂いの原因物質の量を検出する少なくとも1つの検出素子を含むセンサ装置と、少なくとも1つの検出素子のそれぞれの検出値を表すパターンに基づき、対象物体の近傍の空気の匂いの強さを判定する判定部と、対象物体の近傍の空気の匂いの強さが予め定められた閾値より大きい場合にアラームを出力するアラーム出力部とを有する情報処理装置と、を備える」センシングシステム、プログラム、情報処理装置および情報処理方法という技術がある。例えば、特許文献1に記載の技術がある(要約参照)。
また、「複合ガスセンサよりなるアルコール検出装置101において、装置本体部7の上流側にファン6を配置し、それよりも下流側に温度センサ9、湿度センサ11、アルコール検出センサ12及び酸素センサ13をこの順で配置し、アルコール検出センサ12と酸素センサ13の発熱による影響が温度センサ9と湿度センサ11に及ばないようにする」アルコール検出装置という技術がある。例えば、特許文献2に記載の技術がある(要約参照)。
特開2019-113420号公報 特許2011-53049号公報
様々な現場で用いられるためには可搬性が重要になってくる。しかし、においセンサを有するにおい検出装置に電池等の電源や、通信機能が設けられると、装置が大型化し、可搬性の低下が生じてしまう。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、可搬性に優れたにおい検出装置、におい解析システム及びにおい解析方法を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、周辺のにおいを測定するためのにおいセンサと、前記においセンサの周辺の空気を排気するファンと、前記ファン及び前記においセンサを制御するための制御装置と、を備えるにおい検出装置であって、前記においセンサ、前記ファン及び前記制御装置へ供給される電力は、前記におい検出装置の外部から供給され、前記制御装置は、前記におい検出装置とは別の装置である外部装置とデータの送受信が可能な通信装置を備え、前記ファンは、前記においセンサに対して、当該ファン自身によって生じる気流の下流に設置され、前記制御装置は、前記においセンサの出力に応じて前記ファンの風量を変化させる風量制御部を備え、前記風量制御部は、前記においセンサの出力が大きいほど、前記ファンの風量を大きくすることを特徴とする。
本発明によれば、可搬性に優れたにおい検出装置、におい解析システム及びにおい解析方法を提供することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の発明を実施するための形態の説明により明らかにされる。
第1実施形態に係るにおい検出装置の構成を示す図である。 ダクトの断面図を示す図である。 第1実施形態に係るにおい解析システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係るにおい検出装置の構成を示す機能ブロック図である。 解析装置の構成例を示す図である。 第1実施形態における解析装置が行うデフォルト設定処理の手順を示すフローチャートである。 第1実施形態において解析装置が行うにおい解析処理の手順を示すフローチャートである。 におい解析システムの別の例の構成を示す図である。 第1実施形態における解析装置の構成例を示す図である。 ファンの風量が小さい場合におけるにおいセンサの出力例を示す。 ファンの風量が大きい場合におけるにおいセンサの出力例を示す図である。 様々なにおいセンサにおける出力値の平均値と、ファンの風量との関係を示す棒グラフである。 第2実施形態において解析装置が行うにおい解析処理の手順を示すフローチャートである。 第3実施形態における解析装置の構成例を示す図である。 第3実施形態における解析装置が行うデフォルト設定処理の手順を示すフローチャートである。 第3実施形態において解析装置が行うにおい解析処理の手順を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る消臭システムの構成例を示す図である。 第4実施形態における解析装置の構成例を示す図である。 第4実施形態における消臭動作処理の手順を示すフローチャートである。 第5実施形態に係るサーバシステムの構成を示す図である。 クラウドサービスの例を示す図(その1)である。 クラウドサービスの例を示す図(その2)である。 本実施形態に係るにおい検出装置の変形例を示す図である。 演算装置の構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施形態は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
各種情報の例として、「テーブル」、「リスト」、「キュー」等の表現にて説明することがあるが、各種情報はこれら以外のデータ構造で表現されてもよい。例えば、「XXテーブル」、「XXリスト」、「XXキュー」等の各種情報は、「XX情報」としてもよい。識別情報について説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「ID」、「番号」等の表現を用いるが、これらについてはお互いに置換が可能である。
同一あるいは同様の機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。また、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
実施形態において、プログラムを実行して行う処理について説明する場合がある。計算機は、図24で後記するようにプロセッサ(例えばCPU、GPU)によりプログラムを実行し、記憶資源やインターフェースデバイス(例えば通信ポート)等を用いながら、プログラムで定められた処理を行う。記憶資源はメモリ、HD(Hard Disk)、SSD(Solid State Drive)、IC(integrated Circuit)カード、SD(Secure Digital)カード、DVD(Digital Versatile Disc)を含む。
そのため、プログラムを実行して行う処理の主体を、プロセッサとしてもよい。同様に、プログラムを実行して行う処理の主体が、プロセッサを有するコントローラ、装置、システム、計算機、ノードであってもよい。プログラムを実行して行う処理の主体は、演算部であれば良く、特定の処理を行う専用回路を含んでいてもよい。ここで、専用回路とは、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)等である。
プログラムは、プログラムソースから計算機にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバまたは計算機が読み取り可能な記憶メディアであってもよい。プログラムソースがプログラム配布サーバの場合、プログラム配布サーバはプロセッサと配布対象のプログラムを記憶する記憶資源を含み、プログラム配布サーバのプロセッサが配布対象のプログラムを他の計算機に配布してもよい。また、実施例において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
[第1実施形態]
(におい検出装置1)
図1は、第1実施形態に係るにおい検出装置1の構成を示す図であり、図2は図1に示すダクト112の断面図を示す図である。
図1に示すように、におい検出装置1は、接続部12を有する基板11上に複数のにおいセンサ111を有している。そして、図1及び図2に示すように、それぞれのにおいセンサ111は、筒状のダクト112の内部に設置される。なお、図1及び図2に示す例では、4つのにおいセンサ111(111a~111d)が設けられているが、1つ以上であればよい。4つのにおいセンサ111a~111dは、それぞれ特定の物質に対する感度が異なるものである。以降、単ににおいセンサ111と記載する場合、4つのにおいセンサ111a~111dを総称するものとする。図1、2では、4つのにおいセンサを記載しているが、5つ以上のセンサを用いてもよい。
ここで、図1及び図2に示す白抜き矢印は空気の流れ(気流)を示している。そして、図1及び図2に示すように、ダクト112の一端にはファン113が設けられている。また、図1及び図2に示すように、ファン113はダクト112内の空気を排出するよう(排気するよう)設けられている。換言すれば、ファン113はダクト112内を流れる(においセンサ111上を流れる)気流の下流に設けられている。においセンサ111(111a~111d)、ダクト112、及び、ファン113によってにおいセンサ部110が構成される。
ここで、ファン113は、重量があり、かつ、大風量のものを採用せず、省電力、かつ、小風量(概ね0.2m/min以下)であるものが用いられる。本実施形態では、前記したように、においセンサ111をダクト112の内部に配置し、ファン113によってダクト112の内部空気を排出するようにしている。ダクト112の内部へ導入された外気はにおいセンサ111の上を通過する。このようにすることで、省電力、かつ、小風量のファン113でも外気を効率的、かつ、安定的ににおいセンサ111へ送ることができる。
ファン113が汚染している場合、ファン113が気流の上流(開口部A側)に設けられていると、ファン113の汚染物質がにおいセンサ111に流れてしまう。これにより、ファン113の汚染物質がにおいセンサ111に付着し、においセンサ111の感度低下や出力信号への影響を及ぼしてしまう。さらに、汚染物質はダクト112の内側にも付着する。においセンサ111やダクト112の内側に付着した汚染物質は、徐々ににおいセンサ111や、ダクト112から脱離していくため、長期間にわたってにおいセンサ111の検出に影響を与える。
これに対して、本実施形態では、前記したように、ファン113はダクト112内の空気を排出するよう、換言すれば、ファン113はダクト112内を流れる気流の下流側に設けられる。これにより、ファン113が汚染された場合でも、ファン113の汚染物質がにおいセンサ111の方へ流れることがない。その結果、ファン113に付着した汚染物質によるにおいセンサ111や、ダクト112の汚染を防止することができる。
また、一般的にファン113の上流側に生じる気流の流速より下流側に生じる気流の流速の方が速い。ファン113がにおいセンサ111上を流れる気流の上流側(開口部A側)に設けられていると、早い流速の気流によってにおいセンサ111が冷却され、においセンサ111の感度低下が生じてしまう。一方、本実施形態では、ダクト112内を流れる気流の下流側にファン113が設けられる。これにより、においセンサ111に流速の速い気流が曝露されることがないため、においセンサ111の感度を安定させることができる。
また、図1及び図2に示すように、それぞれのにおいセンサ111はダクト112の中に一直線上に配列されて設置されている。ただし、それぞれのにおいセンサ111はダクト112の中に設置されていればよく、一直線上に配列されていなくてもよい。また、図1及び図2は、それぞれのにおいセンサ111のすべてがダクト112の底部に設置されているが、これに限らない。複数のにおいセンサ111のうち、すべて、あるいは、所定のにおいセンサ111がダクト112の内側側面や、天面側に設置されてもよい。なお、ダクト112の天面側とは、基板11の側を底面側とした場合、底面側と対面する位置である。
このように、複数のにおいセンサ111がダクト112の中に設置されることで、におい物質が拡散することなく、それぞれのにおいセンサ111によって検出される。つまり、におい検出装置1の検出精度を向上させることができる。なお、ファン113は、すべてのにおいセンサ111に対して気流の下流側となるよう設置されれば、図1及び図2に示すようにダクト112の外部に設置されても、ダクト112の内部に設置されてもよい。また、ダクト112は円筒でなくてもよい。
基板11に設けられている接続部12は、例えばUSB(Universal Serial Bus)接続端子である。
図3は、におい解析システムZ1の構成を示す図である。
におい解析システムZ1は、携帯端末3ににおい検出装置1が接続されることによって構成される。
におい検出装置1の接続部12が、携帯端末3の差込部32に差し込まれることで、におい検出装置1が携帯端末3に装着される。携帯端末3の差込部32は、例えば携帯端末3に設けられているUSB端子差込部である。なお、図3において、図1に示す基板11、ダクト112、においセンサ111、ファン113は、筐体13の内部に収納されている。
携帯端末3は、接続部12を介して電力をにおい検出装置1へ供給する。つまり、におい検出装置1の基板11に設けられている電子部品、においセンサ111、ファン113は、接続部12を介して携帯端末3から電力の供給を受ける。
また、携帯端末3と、におい検出装置1とは、接続部12を介して情報の送受信を行う。このように、におい検出装置1は、有線接続によって携帯端末3との情報の送受信を行う。なお、におい検出装置1は、無線によって携帯端末3と情報の送受信を行ってもよい。さらに、携帯端末3はにおい検出装置1によって解析された結果を表示する表示部31を備えている。そして、図1、図2に示すダクト112の開口部は筐体13の側面に設けられている。におい検出装置1と、携帯端末3とは有線接続によって情報の送受信を行うことで、情報の送受信の安定性を高めることができる。さらに、におい検出装置1と、携帯端末3とは有線接続によって情報の送受信を行うことで、電力の供給と、情報の送受信とを同じ接続構成(USB等)で行うことができる。
(装置構成)
図4は、第1実施形態に係るにおい検出装置1の構成を示す機能ブロック図である。
図4では、携帯端末3ににおい検出装置1が接続されているにおい解析システムZ1が示されている。
におい検出装置1は、においセンサ部110、測定制御装置121、A/D(Analogue/Digital)変換器122、解析装置200、通信装置123を有する。なお、図4において一点鎖線は電力の供給を示している。ちなみに、測定制御装置121、A/D変換器122、通信装置123、解析装置200は図1に示す基板11に設けられている集積回路等の電子部品によって実現されるものである。
ここで、においセンサ部110は図1及び図2で示すように、ダクト112内に設置され、におい源SCから拡散されるにおい物質を検出する、においセンサ111、及び、ファン113を備える。図1、図2に示されるように、においセンサ111は1つ以上備えられる。ちなみに、におい源SCは、特定のにおいを放出するものである。
解析装置200は、においセンサ111が出力する出力値を基に、後記するにおい判定等を行う。解析装置200の構成については後記する。
通信装置123は、解析装置200から出力されるにおい判定結果等を携帯端末3へ送信する。なお、通信装置123と携帯端末3とをつなぐ2本の線は、におい検出装置1から携帯端末3への通信経路と、携帯端末3からにおい検出装置1への通信経路を示している。前記したように、通信装置123と、携帯端末3との通信は図1に示す接続部12を介した有線通信が用いられる。
携帯端末3は、解析装置200から出力されるにおい判定結果等を基に、表示部31(図3参照)に注意喚起等を表示する。
測定制御装置121は、解析装置200からの指令に基づいた、においセンサ111のオン/オフの制御や、ファン113の回転量制御等を行う。
A/D変換器122は、においセンサ111から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、解析装置200へ変換したデジタル信号を送る。
前記したように、図4において、一点鎖線は電力の供給経路を示している。図4に示すように、通信装置123、解析装置200、測定制御装置121、A/D変換器122、においセンサ部110は、図1、図3に示す接続部12を介して携帯端末3から電力を供給される。このように、におい検出装置1は電池等の電源を有しておらず、携帯端末3等の外部装置から電力を供給される。
(解析装置200)
図5は、解析装置200の構成例を示す図である。
図5に示すように、解析装置200は、処理部210と、記憶部220とを有する。
処理部210は、解析部211と、記憶処理部212と、ファン制御処理部213とを有する。
解析部211は、導入された外気のにおい判定を行う。また、解析部211は、におい判定を行うための情報を作成する。
記憶処理部212は、におい源SCが存在しない環境での外気(無臭外気)について、においセンサ111の出力値を無臭データ221として記憶部220に格納する。
ファン制御処理部213は、ファン113の駆動を制御する。
記憶部220には、無臭データ221と、出力範囲222とが格納されている。
無臭データ221はにおい源SC(図4参照)が存在しない環境での外気におけるにおいセンサ111の出力データである。
出力範囲222は無臭データ221を基に算出されるものであり、においセンサ111の出力が異常であるか否かを判定するための情報である。
(フローチャート)
図6は、第1実施形態における解析装置200が行うデフォルト設定処理の手順を示すフローチャートである。適宜、図4及び図5を参照する。
まず、ファン制御処理部213はファン113を駆動させ、におい源SCが存在しない環境での外気(無臭外気と称する)を導入する(S101)。
そして、記憶処理部212は、においセンサ111の出力値を無臭データ221として記憶部220に格納する(S102)。
ユーザは、ステップS104の出力範囲222を算出するための無臭データ221が十分収集されたか否かを判定する(S103)。
無臭データ221が十分収集されていない場合(S103→No)、処理部210はステップS101へ処理を戻し、無臭データ221の収集を継続する。このようにすることで、処理部210は、ステップS101,S102の処理を繰り返す。繰り返し頻度は、1日に何度も行ってもよいし、3日に1回等でもよい。また、導入する場所もにおい源SCが存在しない環境であれば、同じ場所で繰り返されてもよいし、それぞれ異なる場所で繰り返されてもよい。
無臭データ221が十分収集されている場合(S103→Yes)、解析部211は記憶部220に格納された出力値のばらつき(標準偏差等)を基に、「においなし」と判定する出力範囲222を決定する(S104)。
図7は、第1実施形態において解析装置200が行うにおい解析処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ファン制御処理部213はファン113を駆動させ、検査対象環境での外気(検査外気と称する)をダクト112に導入する(S111)。
続いて、解析部211はにおいを検出したか否かを判定するにおい判定を行う(S112)。におい判定は、ステップS111で検査外気が導入された結果、それぞれのにおいセンサ111から出力される出力値が図6のステップS104で算出された出力値のばらつきを超えているか否かで判定される。ばらつきを超えていれば、解析部211は「異常」と判定し、超えていなければ「正常」と判定する。解析部211はばらつきを超えているにおいセンサ111が1つでも存在していれば、「異常」と判定してもよいし、すべてのにおいセンサ111がばらつきを超えていない場合のみ「正常」と判定してもよい。
正常とは、ステップS111で取得されたにおいセンサ111の出力値が、無臭データ221と同様の特徴を有する、換言すれば、検査外気が無臭環境であることを示す。「異常」とは、においセンサ111の出力値が、無臭データ221と異なる特徴を有する、換言すれば、検査外気が有臭環境であることを示す。有臭環境とは、特定のにおい源SCがにおい検出装置1の周囲に存在する環境のことである。
ステップS112で「正常」と判定された場合(S112→「正常」)、記憶処理部212はにおいセンサ111の出力値を無臭データ221として記憶部220に追加格納する(S121)。
その後、解析部211は追加格納された無臭データ221を基に、「においなし」と判定する出力範囲222を再決定する(S122)。ステップS122の処理は図6のステップS104と同様の処理であるため、ここでの説明を省略する。なお、ステップS122の処理は、図7の処理が終了した後、バックグラウンド処理として行われてもよい。
ステップS112で「異常」と判定された場合(S112→「異常」)、解析部211はにおいセンサ111の出力パターンを基ににおい種別を判定する(S131)。におい種別は、予め記憶部220に格納されているにおいセンサ111の出力パターン(不図示)と比較されることにより判定される。この出力パターンは、複数のにおいセンサ111(図1、2の例では4つ)の各出力値により決まる。すなわち、同じにおい種であれば、出力パターンは同じものとなり、異なるにおいであれば出力パターンが変わるので、「異常」と判定される。あるいは、同じにおい、同じ出力パターンであっても、出力値が「正常」よりも高い、つまり濃度が高い場合に「異常」とみなすこともできる。
その後、携帯端末3は表示部31(図3参照)に注意喚起を表示する(S132)。なお、ステップS132で、携帯端末3は注意喚起とともに判別されたにおい種別を表示してもよい。
本実施形態において、解析部211は、無臭環境を「正常」として判定している。しかし、これに限らず、検査対象となる特定のにおい源SCが存在しない環境であれば、解析部211は有臭環境であっても「正常」と判定してよい。また、ファン制御処理部213は、図6や、図7の処理が終了すると、ファン113の駆動を停止させる。
(におい解析システムZ1の別の例)
図8は、におい解析システムZ1の別の例(におい解析システムZ1a)の構成を示す図である。図8において、図4と同様の構成については同一の符号を付して、説明を省略する。
図8に示すにおい解析システムZ1aにおいて、図4と異なる点は、以下の点である。
(A1)におい検出装置1から解析装置200が省略されたにおい検出装置1Aが用いられている。
(A2)携帯端末3に図4の解析装置200と同様の機能を有する携帯側解析部33が搭載されている点である。
つまり、出力されたにおいセンサ111の出力値はA/D変換器122でアナログ信号からデジタル信号に変換された後、通信装置123を介して携帯端末3へ送信される。そして、携帯端末3の携帯側解析部33は、送信されたにおい検出装置1Aの出力値を解析する。携帯側解析部33の構成は、図5で示す構成と同様であり、携帯側解析部33が行う処理は図6及び図7に示すものと同様である。
第1実施形態に示す構成によれば、におい検出装置1は携帯端末3から電力を供給されることで、電池等の電源を備えない構成を有する。また、携帯端末3ににおい解析結果を表示させることで、におい検出装置1は表示部を有さない。このような構成とすることにより、におい検出装置1はにおいを検出するための最小限の構成とすることができる。つまり、第1実施形態に示す構成によれば、軽量化を実現し、可搬性に優れたにおい検出装置1を提供することができる。
また、第1実施形態に示す構成によれば、解析装置200は、無臭大気で収集された無臭データ221を基にステップS122の判定を行っている。これにより、におい源SCが存在する環境の判定(異常判定)を行うことができる。
さらに、図3及び図4に示すように、におい検出装置1は携帯端末3に接続される。このように、可搬性に優れた携帯端末3に接続されてにおい検出装置1が用いられることにより、可搬性を維持した状態で、におい検出装置1を使用することが可能となる。
また、図3及び図4に示すように、におい検出装置1は携帯端末3の表示部31ににおい判定結果等を表示する。このようにすることにより、におい検出装置1は表示部31を備えず、におい検出装置1の小型化を実現することができる。つまり、軽量化を実現し、可搬性に優れたにおい検出装置1を提供することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態は、においセンサ111の出力値に応じてファン113の制御を行うものである。
なお、解析装置200の構成は、図5に示す構成と同様であるため、ここでの説明を省略する。
(解析装置200a)
図9は、第1実施形態における解析装置200aの構成例を示す図である。図9において、図5と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示す解析装置200aの構成が、図5に示す解析装置200と異なる点は、処理部210aがファン制御処理部213aを有している点である。ここで、図5に示すファン制御処理部213はファン113のオン・オフを制御しているのみである。これに対して、図9に示すファン制御処理部213aは、オン・オフ制御に加えてにおいセンサ111の出力に応じてファン113の回転量(回転速度)を制御する。
(風量制御)
次に、図10、図11及び図12を参照してにおい検出装置1による風量制御の説明を行う。適宜、図9を参照する。
図10は、ファン113の風量が小さい場合におけるにおいセンサ111の出力例を示し、図11はファン113の風量が大きい場合におけるにおいセンサ111の出力例を示す図である。
図10及び図11において、グラフL1はにおいセンサ111a(図1参照)が示す出力値を示し、グラフL2はにおいセンサ111b(図1参照)が示す出力値を示す。また、グラフL3はにおいセンサ111c(図1参照)が示す出力値を示し、グラフL4はにおいセンサ111d(図1参照)が示す出力を示す。なお、図10及び図11において、においセンサ111が示す出力とは、においセンサ111が出力する電圧(センサ電圧(V))として示されている。
図10に示すように、ファン113の風量が小さい場合、グラフL1~L3は、最大出力値(線LM)に到達している。即ち、グラフL1~L3が示すにおいセンサ111a~111cの出力はレンジオーバしている。なお、グラフL4(においセンサ111d)ではレンジオーバが生じていない。
そこで、このようなレンジオーバが発生している場合、ファン制御処理部213aは、風量を大きくすることで、それぞれのにおいセンサ111の出力値を下げる。ファン113の風量が大きくなると、希釈効果のため、においセンサ111で検出されるにおい物質が少なくなる。このため、ファン113の風量が大きくなると、図11に示すようににおいセンサ111の出力が下がる。これによって、図11に示すように、図10ではレンジオーバしていたグラフL1~L3が下がり、これらの出力値を読み取ることが可能となる。ちなみに、第1実施形態において、ファン制御処理部213は、ファン113の駆動(オン・オフ)を行っているが、ファン113の風量を制御することは行っていない。また、グラフL4(においセンサ111dの出力値)は、図10に示すグラフから読み取られる。
図12は、様々なにおいセンサ111における出力値の平均値と、ファン113の風量との関係を示す棒グラフである。棒グラフG1はファン113の風量が「大」である場合のにおいセンサ111の出力値の平均値を示している。なお、図12において、においセンサ111の出力値はにおいセンサ111が出力する電圧(センサ電圧(V))として示されている。
また、棒グラフG2はファン113の風量が「小」である場合のにおいセンサ111の出力値(センサ出力電圧)の平均値を示している。棒グラフG1,G2それぞれの上部には標準偏差の範囲R1,R2が示されている。
図12に示すように、ファン113の風量が大きくなるとにおいセンサ111の出力値(センサ電圧(V))が小さくなる。また、ファン113の風量が小さくなると、においセンサ111の出力値(センサ電圧(V))が大きくなる。
つまり、ファン制御処理部213aは風量が小さいとレンジオーバするにおいセンサ111a~111c(グラフL1~L3)について、風量を大きくすることで出力を小さくする。また、ファン制御処理部213aは、前記したように、出力値の小さいにおいセンサ111d(グラフL4)について風量が小さい状態(図10)で出力値を検出する。
このように、においセンサ111の出力レンジに応じてファン113の風量を制御することで、複数のにおいセンサ111のレンジに幅がある場合でも対応が可能となる。
なお、図10~図12に示す例では、ファン113の風量が「大」、「小」の2段階で制御されているが、これに限らず、3段階以上で制御されてもよい。ファン113の風量は、においセンサ111の出力値が大きいほど大きく制御され、においセンサ111の出力値が小さいほど小さく制御される。
図13は、第2実施形態において解析装置200aが行うにおい解析処理の手順を示すフローチャートである。図13において、図7と同様の処理については同一のステップ番号を付して説明を省略する。また、デフォルト設定処理の手順は、図6と同様であるので、ここでの説明を省略する。
ステップS111の後、ファン制御処理部213aはファン113の制御が必要か否かを判定する(S141)。ファン113の制御が必要か否かは、においセンサ111の出力値がレンジオーバしている、あるいは、出力値が所定の値以下となっているにおいセンサ111が存在するか否かで判定される。ファン制御処理部213aは、においセンサ111の出力値がレンジオーバしている、あるいは、出力値が所定の値以下となっているにおいセンサ111が存在する場合、ファン113の制御が必要と判定する。
ステップS141の結果、ファン113の制御が必要ではない場合(S141→「不要」)、解析部211はステップS112の処理を行う。ステップS112以降の処理は、図7に示すステップS112以降の処理と同様の処理であるため、説明を省略する。
ステップS141の結果、ファン113の制御が必要である場合(S141→「必要」)、解析部211は、現時点で解析可能なにおいセンサ111の出力値をメモリ601(図24参照)等に一時記憶する(S142)。例えば、現状が図10の状態であれば、グラフL4を示しているにおいセンサ111dの出力値は解析に使用可能である。従って、解析部211は、においセンサ111dの出力値を風量の情報とともにメモリ601等に一時記憶する。
ファン制御処理部213aは、ファン113の回転量を制御するファン制御を行う(S143:風量制御ステップ)。ここで、においセンサ111の出力値がレンジオーバしている場合、ファン制御処理部213aはファン113の回転量を大きくする。また、出力値が所定の値以下となっているにおいセンサ111が存在する場合、ファン制御処理部213aはファン113の回転量を小さくする。
このとき、ファン制御処理部213aは、ステップS142において、においセンサ111それぞれの出力値を監視し、すべてのにおいセンサ111がレンジオーバしないようファン113の風量を大きくする。あるいは、すべてのにおいセンサ111の出力値が所定の値以上となるよう、ファン113の風量を小さくする。
テップS143の処理が行われた後、処理部210aはステップS111へ処理を戻す。
ステップS112以降の処理は、図7に示す処理と概ね同様であるが、以下の点で異なる。
(B1)ステップS112,S113において、解析部211は現在の風量(S143による風量制御後)において、出力値が適切でないものについてはステップS142で一時記憶した出力値を使用する。例えば、ステップS143による風量制御が行われた結果、図11に示す状態になったものとする。この場合、グラフL4(においセンサ111dの出力値)は小さすぎて適切ではない。このような場合、解析部211はステップS142で一時記憶した出力値、即ち、図10のグラフL4に示す出力値を用いてステップS112,S113の処理を行う。
(B2)解析部211は、におい判定(S112)や、におい種別判定(S131)等の解析の際、それぞれのにおいセンサ111の出力値のレンジを揃える。例えば、解析部211は、大風量で検出されたにおいセンサ111a~111cの出力値(図11のグラフL1~L3)と、小風量で検出されたにおいセンサ111dの出力値(図10のグラフL4)とのレンジを揃える。例えば、解析部211は、それぞれのにおいセンサ111の出力値に、風量に比例する係数を乗算するなどして、それぞれの出力値のレンジを揃える。
前記したように、第2実施形態によれば、においセンサ111の出力レンジに応じてファン113の風量を制御することで、複数のにおいセンサ111のレンジに幅がある場合でも対応が可能となる。
[第3実施形態]
(解析装置200b)
図14は、第3実施形態における解析装置200bの構成例を示す図である。図14において、図5と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。適宜、図4を参照する。
図14に示す解析装置200bが図5に示す解析装置200と異なる点は、以下の通りである。
(C1)処理部210bが学習部214を有している。
(C2)記憶部220bにおいて、図5に示す無臭データ221と、出力範囲222とが省略され、学習データ223が格納されている。
学習部214は、におい検出装置1に導入された外気に関し、においセンサ111の出力パターンを「異常」、「正常」で分ける学習処理を行う。
記憶部220bに格納されている学習データ223は、学習部214による学習のためのデータであり、さまざまな外気によるにおいセンサ111の出力データが収集され、格納されている。さまざまな外気とは、におい源SCのある環境での外気、及び、におい源SCのない環境での大気の双方を含む外気である。
図15は、第3実施形態における解析装置200bが行うデフォルト設定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、におい検出装置1はファン113を駆動させ、様々な環境での外気を導入する(S151)。
そして、記憶処理部212は、においセンサ111の出力値を学習データ223として記憶部220bに格納する(S152)。この際、記憶処理部212は、無臭環境での出力値と、有臭環境での出力値とを区別して学習データ223に格納する。
その後、学習部214は格納した学習データ223を用いて学習処理を行う(S153)。
図16は、第3実施形態において解析装置200bが行うにおい解析処理の手順を示すフローチャートである。図16において、図7と同様の処理については同一のステップ番号を付して説明を省略する。
ステップS111において、検査外気が導入された後、解析部211は機械学習判定によるにおい判定を行う(S112a)。ステップS112aは、ステップS153で行われた学習の結果に基づいて行われる。
ステップS112aにおいて「正常」と判定された場合(S112a→「正常」)、記憶処理部212はにおいセンサ111から出力された出力値を記憶部220bの学習データ223に追加格納する(S161)。その後、学習部214は学習データ223を用いた学習を行う(S162)。
また、ステップS112aにおいて「異常」と判定された場合(S112a→「正常」)、解析部211が、図7に示すステップS131の処理を行い、続いて、携帯端末3がステップS132の処理を行う。その後、記憶処理部212は、においセンサ111の出力値を学習データ223に追加格納する(S163)。そして、学習部214が学習データ223を用いて学習処理を行う(S162)。
なお、ステップS162の学習処理は、図16の処理が終了した後、バックグラウンドで処理されてもよい。
第3実施形態によれば、学習に基づいたにおい判定が行われることになり、複雑なにおい環境でのにおい判定が可能となる。
[第4実施形態]
(消臭システム400)
図17は、第4実施形態に係る消臭システム400の構成例を示す図である。
消臭システム400は、受信制御装置410と、消臭機器401とを有する。受信制御装置410は、におい検出装置1が接続された携帯端末3(におい解析システムZ1)から、図19で後記する消臭動作の指示を受信する。消臭動作の指示を受信した受信制御装置410は、消臭機器401の電源をオンにしたり、消臭機器401の運転を強運転にしたりして消臭動作を行う。あるいは、消臭機器401の内部に芳香剤が予め導入されており、消臭動作時において、吹き出し空気に消臭剤や、芳香剤が含まれるようにしてもよい。
(解析装置200c)
図18は、第4実施形態における解析装置200cの構成例を示す図である。図18において、図5と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図18に示す解析装置200cが、図5に示す解析装置200と異なる点は、消臭動作制御部215を有している点である。
図18に示すように、解析装置200cは、処理部210cと、記憶部220とを有する。
消臭動作制御部215は、におい判定の結果、「異常」が判定された場合、エアコン401aや、空気清浄機401b等の消臭機器401を動作させて、周囲環境の消臭を行う。
なお、図18では図5に示す処理部210に消臭動作制御部215が追加されている構成が示されているが、図9、図14に示す処理部210a,210bに消臭動作制御部215が追加される構成でもよい。
図19は、第4実施形態における消臭動作処理の手順を示すフローチャートである。
まず、消臭動作制御部215は図7、図13のステップS112や、図16のステップS112aにおいて、「異常」と判定されたか否かを判定する(S201)。即ち、解析装置200cが、第1、第2実施形態の構成に消臭動作制御部215が追加されている構成であるならば、消臭動作制御部215は図7、図13のステップS112の判定を基にステップS201の判定を行う。また、解析装置200cが、第3実施形態の構成に消臭動作制御部215が追加されている構成であるならば、消臭動作制御部215は図16のステップS112aの判定を基にステップS201の判定を行う。
「異常」と判定されていない場合(S201→No)、解析装置200cは処理を終了する。
「異常」と判定されている場合(S201→Yes)、消臭動作制御部215は消臭動作を行うよう、携帯端末3を介して受信制御装置410に指示する(S202)。受信制御装置410は、消臭機器401(図17の例ではエアコン401aや、空気清浄機401b)に消臭動作指示を指示する。これによって、例えば、前記したように、エアコン401aや、空気清浄機401bの電源がオンになったり、強運転になったりすることで消臭動作が行われる。あるいは、前記したように、消臭機器401の内部に消臭剤や、芳香剤が予め導入されており、消臭動作時において、吹き出し空気に消臭剤や、芳香剤が含まれるようにすることで、消臭動作が行われてもよい。
そして、ファン制御処理部213はファン113を駆動させ、検査外気を導入する(S211)。ステップS211の動作は図7、図13、図16のステップS111と同様の処理である。
そして、解析部211はにおいを検出したか否かを判定するにおい判定を行う(S212)。ステップS212は、図7、図13のステップS112や、図16のステップS112aと同様の処理である。即ち、解析装置200cが、第1、第2実施形態の構成に消臭動作制御部215が追加されている構成であるならば、ステップS212で消臭動作制御部215は図7、図13のステップS112と同様の判定を行う。また、解析装置200cが、第3実施形態の構成に消臭動作制御部215が追加されている構成であるならば、ステップS212で消臭動作制御部215は図16のステップS112aと同様の判定を行う。
ステップS212の結果、「正常」と判定された場合(S212→「正常」)、消臭動作制御部215は消臭動作を停止させ(S213)、処理部210cは処理を終了する。あるいは、処理部210cは必要に応じて、ステップS201へ処理を戻すことで、図19の処理を継続する。
ステップS212の結果、「異常」と判定された場合(S212→「異常」)、消臭動作制御部215はステップS202へ処理を戻すことで、消臭動作を継続する。
第4実施形態によれば、解析装置200が「異常」と判定した場合、消臭機器401を動作せることにより、環境の消臭を行うことが可能となる。これにより、異臭による不快感等を速やかに解消することができる。
[第5実施形態]
(システム構成)
図20は、第5実施形態に係るサーバシステム500の構成を示す図である。
図20に示すサーバシステム500の構成では携帯端末3と、クラウドサーバ等の遠隔PC(Personal Computer)5とが通信可能に接続されている。なお、におい検出装置1の構成は、図4あるいは図8で示される構成である。また、におい検出装置1には、図5、図9、図14、図18に示す解析装置200,200a~200cのいずれが用いられてもよい。
遠隔PC5は、におい検出装置1が接続された携帯端末3から情報を収集する。そして、遠隔PC5は携帯端末3を介してにおいセンサ111の出力データ等の情報を収集し、収集した情報の解析を行ったり、解析装置200による解析(におい判定の結果等)を画面に表示したりする。また、必要に応じて、遠隔PC5が図6、図7、図13、図15、図16、図19に示す動作等を行ってもよい。ちなみに、図20において実線は有線通信を示し、破線は無線通信を示す。
(クラウドサービスの例:その1)
図21は、クラウドサービスの例を示す図(その1)である。適宜、図2を参照する。
図21に示す例では、におい検出装置1が装着されている携帯端末3(におい解析システムZ1)が作業所WPに存在しているものとする。におい検出装置1が装着されている携帯端末3を介して、においセンサ111の出力値がクラウドサーバ等の遠隔PC5に送られる。におい解析システムZ1と遠隔PC5とでサーバシステム500が構成されている。
遠隔PC5は、図7、図16に示すようなにおい解析処理等を行い、そのにおい解析結果を携帯端末3へ送信する。そして、携帯端末3は、表示部31(図3参照)に符号311で示すようなにおい解析結果を表示部31(図3参照)に表示する。
また、遠隔PC5は事業所Fに設置されているサーバ(不図示)へにおい解析結果を送信する。事業所Fは送られたにおい解析結果等を基に、におい検出装置1が存在する作業所WPの作業員に指示を送る。例えば、においが有害なものに基づく場合、事業者は作業所WPの作業員に避難の指示を送る。このように、事業所Fではにおい解析結果等を集中管理する。
(クラウドサービスの例:その2)
図22は、クラウドサービスの例を示す図(その2)である。
図22に示す例では、それぞれにおい検出装置1が装着されている複数の携帯端末3から無臭データ221(図5、図9、図18参照)や、学習データ223(図14参照)がデータベース51へ送信されている。なお、データベース51は遠隔PC(図20参照)に接続されているものである。このようにすることで、多様な環境での無臭データ221や、学習データ223を収集することができる。この場合、遠隔PC5が図6に示す出力範囲の決定や、図17に示す出力範囲222の再決定や、図15、図16に示す学習処理を行ってもよい。このようにすることで、におい判定の精度を向上させることができる。
このように、におい検出装置1と、クラウドサーバ等の遠隔PC5とが連携することにより、図21や、図22に示すようなサービスを提供することが可能となる。
(変形例)
図23は、本実施形態に係るにおい検出装置1の変形例を示す図である。
本実施形態では、図3に示すように基板11に設けられている接続部12によって携帯端末3と接続されているが、これに限らない。例えば、図23に示すようにケーブルCAによってにおい検出装置1Cと携帯端末3とが接続されてもよい。ここで、ケーブルCAはにおい検出装置1Cと携帯端末3との間の情報の送受信が可能、かつ、携帯端末3によるにおい検出装置1Cへの電力供給が可能なものであり、例えば、USBケーブル等である。
(ハードウェア)
図24は、演算装置6の構成例を示す図である。
演算装置6は、解析装置200(図5参照)、解析装置200a(図9参照)、解析装置200b(図14)、解析装置200c(図18)、携帯端末3(図4等参照)、遠隔PC5(図20参照)に相当するものである。
演算装置6は、メモリ601、CPU(Central Processing Unit)602、記憶装置603等を有している。このうち、記憶装置603は図5、図9、図18に示す記憶部220、図14に示す記憶部220bに相当する。
そして、記憶装置603に格納されているプログラムがメモリ601にロードされ、ロードされたプログラムがCPU602によって実行される。これによって、図5、図9、図14、図18に示す各部211~215や、図8に示す解析部211が具現化する。
本実施形態では、スマートフォン等の携帯端末3ににおい検出装置1が接続されて使用される形式が記載されているが、これに限らない。におい検出装置1と情報の送受信が可能であり、かつ、におい検出装置1に電力を供給できるものであればよい。例えば、PCに対して、におい検出装置1がUSB接続されることで用いられてもよい。また、におい検出装置1にはコンセント等による一般家庭電力や、業務用電力によって電力が供給されてもよい。
さらに、におい検出装置1が携帯端末の内部にある形体となっていてもよい。つまり、携帯端末3の内部に図1や、図2に示すにおいセンサ部110および制御基板11が設けられてもよい。この場合、におい検査装置1は携帯端末3の内部において携帯端末3から電力を供給される。つまり、におい検査装置1は、携帯端末3の内部において、におい検査装置1とは異なる装置である携帯端末3から電力を供給される。
また、ダクト112の両端、すなわち、気流の出入り口にごみ等を除去するためのフィルタが設けられていてもよい。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を有するものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
各実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてよい。
1,1A におい検出装置
3 携帯端末(外部装置、第1の外部装置)
5 遠隔PC(第2の外部装置)
11 基板(制御装置)
12 接続部(通信装置)
31 表示部
32 差込部
33 携帯側解析部(判定処理部)
51 データベース
110 においセンサ部
111,111a~111d においセンサ(においセンサ部)
112 ダクト
113 ファン
123 通信装置
200,200a,200b,200c 解析装置(判定処理部)
210,210a,210b,210c 処理部(判定処理部)
211 解析部(判定処理部)
212 記憶処理部
213,213a ファン制御処理部(風量制御部)
214 学習部
215 消臭動作制御部
220,220b 記憶部
221 無臭データ
222 出力範囲
401 消臭機器(消臭装置、芳香剤散布装置)
401a エアコン(消臭装置、芳香剤散布装置)
401b 空気清浄機(消臭装置、芳香剤散布装置)
500 サーバシステム
S111 検査外気の導入(外気導入ステップ)
S112,S112a におい判定(判定ステップ)
S143 ファン制御(風量制御ステップ)
S202 消臭動作の指示(消臭動作ステップ)
SC におい源
Z1,Z1a におい解析システム

Claims (7)

  1. 周辺のにおいを測定するためのにおいセンサと、
    前記においセンサの周辺の空気を排気するファンと、
    前記ファン及び前記においセンサを制御するための制御装置と、
    を備えるにおい検出装置であって、
    前記においセンサ、前記ファン及び前記制御装置へ供給される電力は、前記におい検出装置の外部から供給され、
    前記制御装置は、前記におい検出装置とは別の装置である外部装置とデータの送受信が可能な通信装置を備え、
    前記ファンは、前記においセンサに対して、当該ファン自身によって生じる気流の下流に設置され、
    前記制御装置は、
    前記においセンサの出力に応じて前記ファンの風量を変化させる風量制御部
    を備え、
    前記風量制御部は、
    前記においセンサの出力が大きいほど、前記ファンの風量を大きくする
    ことを特徴とするにおい検出装置。
  2. 前記においセンサは、筒状のダクトの中に設置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のにおい検出装置。
  3. 前記におい検出装置と、前記外部装置との前記データの送受信は有線接続を介して行われる
    ことを請求項1に記載のにおい検出装置。
  4. 周辺のにおいを測定するためのにおいセンサと、
    前記においセンサの周辺の空気を排気するファンと、
    前記ファン及び前記においセンサを制御するための制御装置と、
    を有し、
    前記制御装置は、
    前記においセンサの出力に応じて前記ファンの風量を変化させる風量制御部
    を有し、
    前記風量制御部は、
    前記においセンサの出力が大きいほど、前記ファンの風量を大きくする
    におい検出装置を備えるとともに、
    前記におい検出装置と、データの送受信が可能な第1の外部装置を備えるにおい解析システムであって、
    前記においセンサ、前記ファン及び前記制御装置へ供給される電力は、前記におい検出装置の外部から供給され、
    前記制御装置は、前記第1の外部装置とデータの送受信が可能な通信装置を備え、
    前記ファンは、前記においセンサに対して、当該ファン自身によって生じる気流の下流に設置され、
    前記においセンサの出力値を基に、所定のにおい源が前記におい検出装置の周囲に存在するか否かを判定する判定処理部
    を備えることを特徴とするにおい解析システム。
  5. 周辺のにおいを測定するためのにおいセンサと、
    前記においセンサの周辺の空気を排気するファンと、
    前記ファン及び前記においセンサを制御するための制御装置と、
    を有するにおい検出装置を備えるとともに、
    前記におい検出装置と、データの送受信が可能な第1の外部装置を備えるにおい解析システムであって、
    前記においセンサ、前記ファン及び前記制御装置へ供給される電力は、前記におい検出装置の外部から供給され、
    前記制御装置は、前記第1の外部装置とデータの送受信が可能な通信装置を備え、
    前記ファンは、前記においセンサに対して、当該ファン自身によって生じる気流の下流に設置され、
    前記においセンサの出力値を基に、所定のにおい源が前記におい検出装置の周囲に存在するか否かを判定する判定処理部
    を備え、
    前記判定処理部は、
    前記ファンを駆動させて、外気を前記におい検出装置の内部に導入することで前記においセンサに前記外気を曝露させる外気導入ステップと、
    前記においセンサの出力値を基に、前記所定のにおい源が前記におい検出装置の周囲に存在するか否かを判定する判定ステップと、
    を実行し、
    前記制御装置は、
    前記においセンサの出力に応じて前記ファンの風量を変化させる風量制御ステップ
    を実行し、
    前記風量制御ステップにおいて、前記制御装置は、
    前記においセンサの出力が大きいほど、前記ファンの風量を大きくする
    ことを特徴とするにおい解析方法。
  6. 前記判定処理部は、
    前記判定ステップにおいて、前記におい源が存在しない雰囲気で測定された前記においセンサの出力値と、においの元となる前記におい源が存在する雰囲気で測定された前記においセンサの出力値との学習結果を基に前記判定
    を実行することを特徴とする請求項に記載のにおい解析方法。
  7. 前記第1の外部装置は、
    前記判定処理部が、前記所定のにおい源が前記におい検出装置の周囲に存在すると判定した場合、消臭処理を行う消臭装置、及び、芳香剤を散布する芳香剤散布装置のうち、少なくとも一方を動作させる消臭動作ステップ
    を実行することを特徴とする請求項に記載のにおい解析方法。
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