JP7435800B2 - 直流配電システム、制御装置、異常検知方法、及びプログラム - Google Patents

直流配電システム、制御装置、異常検知方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、配電システムにおいて発生した地絡や短絡等の事故を検出する技術に関連するものである。
配電システムにおいては、地絡や短絡等の事故を検出した場合に、電源装置からの配電を停止する等の対応をとることが必要である。
地絡や短絡等の事故を検出するための装置の一例として、交流の変電所の送電端等において、距離継電器(例:非特許文献1に記載のモーリレー)が使用されている。距離継電器は、電圧及び電流を入力量とし、電圧と電流の比の関数が所定値以下となったときに動作する。この比は、継電器の見るインピーダンスと呼ばれる。
ところで、通信ビルやデータセンタ等では、システム全体の電力損失を低減して、省エネルギー化を図るために、高電圧直流配電システムが導入されている。高電圧直流配電システムでは、例えば380Vといった高電圧により配電が行われる。
用語解説(第22回テーマ:モーリレー), 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌)132巻(2012)8号、https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejpes/132/8/132_NL8_6/_pdf
高電圧直流配電システムにおいて使用される直流にはリアクタンス分が無いため、非特許文献1に記載のモーリレーのような距離継電器は使用できない。また、380Vといった高電圧の直流配電用の距離継電器は市場に存在しない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、直流配電システムにおいて発生した異常を検出することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、配電側の拠点から、1以上の受電側の拠点に対して配電網を介して直流で配電を行う直流配電システムであって、
前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点のそれぞれに備えられた計測器と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記計測器により計測された電圧値及び電流値を取得し、前記配電側の拠点から出力される電力の和である出力側電力和と、前記1以上の受電側の拠点に入力される電力の和である受電側電力和と、前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点との間の損失和とを算出する演算部と、
前記出力側電力和と、前記受電側電力和及び前記損失和の合計とを比較することにより、前記配電網の異常を検出する制御部と
を備える直流配電システムが提供される。
開示の技術によれば、直流配電システムにおいて発生した異常を検出することが可能となる。
システムの構成例を示す図である。 接続例を示す図である。 制御装置100の構成例を示す図である。 制御装置200の構成例を示す図である。 学習装置300の構成例を示す図である。 装置のハードウェア構成例を示す図である。 処理の手順を示すフローチャートを示す図である。 トポロジの例を示す図である。 トポロジの例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
本実施の形態における直流配電システムは、例えば380Vといった高電圧の直流で配電を行う高電圧直流配電システムであることを想定している。ただし、高電圧で配電を行うことは一例である。また、本発明は、高電圧直流配電システムに限らずに、直流配電システム全般に適用可能である。
(システム構成例)
図1に、本実施の形態における直流配電システムの構成例を示す。本実施の形態における配電システムは、拠点Aから複数の拠点へ直流で電力の配電を行うシステムである。図1に示す例では、受電側の拠点として拠点B、拠点C、拠点Dの3つの拠点が存在する。拠点A~Dはそれぞれ、例えば通信ビル等の建物であるが、建物に限定されない。
図1に示すように、配電側の拠点Aにコンバータ10が備えられている。より詳細には、例えば、コンバータ10の前段に商用電力(交流)を直流に変換する整流装置が備えられている。受電側の拠点B、拠点C、拠点Dには、コンバータ20B、コンバータ20C、コンバータ20Dが備えられている。各コンバータはDC/DCコンバータであり、直流の電圧の大きさを変換する装置である。受電側の拠点のコンバータの配下には、例えばサーバ等の負荷が接続されている。
受電側の拠点については、コンバータに代えて、インバータ(DC/AC)が備えられてもよい。本実施の形態では、受電側の拠点はコンバータを備えるものとして説明する。図示のとおり、各コンバータ(又はインバータ)は、絶縁機能、及びゲートブロック機能を有している。
なお、受電側のコンバータについて、拠点を区別しない場合には、「コンバータ20」と記載する。
拠点Aのコンバータ10と各拠点のコンバータ20との間は配電線で接続されており、拠点Aのコンバータ10から各拠点のコンバータ20に対して直流電流が配電される。直流配電システムにおける配電線を「配電網」と呼ぶ場合がある。
拠点Aには制御装置100が備えられ、拠点B~拠点Dにはそれぞれ、制御装置200B、制御装置200C、制御装置200Dが備えられている。なお、受電側の制御装置について、拠点を区別しない場合には、「制御装置200」と記載する。制御装置100と各制御装置200との間は通信ネットワークで接続されている。
制御装置100は、コンバータ10内部の装置であってもよいし、コンバータ10外部の装置であってもよい。また、制御装置100は、拠点Aの外部に備えられていてもよい。受電側の各拠点の制御装置200は、コンバータ20内部の装置であってもよいし、コンバータ20外部の装置であってもよい。また、制御装置200は、拠点の外部に備えられていてもよい。また、拠点毎に制御装置を備えることに代えて、複数拠点に対して1つの制御装置を備えることとしてもよい。
図1に示すとおり、学習装置300が備えられている。学習装置300はどこに設置してもよく、例えば、クラウド上の仮想マシンを学習装置300として使用してもよい。学習装置300は、制御装置100と通信ネットワークを介して接続されている。学習装置300は更に、受電側の各拠点の制御装置200と通信ネットワークを介して接続されてもよい。なお、制御装置100又は制御装置200が学習装置300として機能してもよい。
配電側のコンバータ10、及び受電側の各コンバータ20には、電流計と電圧計(これらを総称して計測器と呼び)が備えられている。計測器はコンバータ10、20の内部に備えられていてもよいし、外部に備えられていてもよい。
図2は、配電線の接続を示す図である。図2に示すように、配電側の拠点A(コンバータ10)において、コンバータ10の出力側からの配電線が分岐して、3つの受電側拠点に延びる構成をとっている。3つの受電側拠点は、出力側の配電線に対して並列に接続されているので、コンバータ10の出力側の電圧は、分岐した3つの配電線に等しくかかる。コンバータ10の出力側から出力される電流Iは、電流Ib、Ic、Idに分岐する。配電網が正常であれば、I=Ib+Ic+Idの関係がある。
(動作概要)
図1に示したように、本実施の形態では、配電側の拠点Aに制御装置100が備えられ、受電側の拠点に制御装置200B~200Dが備えられる。本発明に係る技術により、事故等の異常を検出する処理を行う主体は、配電側の制御装置100であってもよいし、受電側の制御装置200であってもよいが、本実施の形態では、配電側の制御装置100が事故等の異常を検出する処理を行うものとして説明を行う。
配電側の拠点Aの制御装置100は、計測器の値を取得することで、コンバータ10の2次側(出力側)の電圧値と電流値を取得する。
受電側の各拠点の制御装置200は、計測器の値を取得することで、コンバータ20の1次側(入力側)の電圧値と電流値を取得する。受電側の各拠点の制御装置200は、取得したコンバータ20の1次側(入力側)の電圧値と電流値を、通信ネットワークを介して拠点Aの制御装置200に送信する。
制御装置200は、配電側の電圧値と電流値、及び、受電側の各拠点の電圧値と電流値とに基づいて、配電網における異常検知(例えば、短絡検知、地絡検知)を行う。異常検知の方法については後述する。制御装置200は、配電網の異常を検知した場合、例えば、拠点A~Dにおいてアラームを表示させたり、コンバータ10のゲートブロック機能を動作させ、拠点B~Dへの配電を停止させる等の処理を実行する。
(制御装置100の構成例)
図1に示した直流配電システムにおける制御装置100、制御装置200、及び学習装置300の構成例を説明する。上述したように、制御装置100が異常検知処理を行い、制御装置200は、監視、表示等を行う場合を例として構成を説明する。
図3に、制御装置100の構成例を示す。図3に示すとおり、制御装置100は、監視部110、演算部120、制御部130、記憶部140、表示部150、通信部160を有する。各部の機能概要は下記のとおりである。
監視部110は、配電側のコンバータ10に内蔵された、あるいは、配電側のコンバータ10の外側に備えられた、配電線に接続されている電流計及び電圧計の値を読み取る。演算部120は、配線抵抗、電力和、損失和等を算出し、制御部130は、演算部120による演算結果に基づいて、異常(事故等)の有無を判定し、アラーム表示・ゲートブロック制御等を行う。演算部120及び制御部130の処理の詳細は後述する。なお、演算部120及び制御部130が「制御部」として一体で構成されてもよい。
記憶部140は、配線抵抗等の演算部120による演算結果を記憶する。記憶部140は、各拠点の電流値、電圧値、電力値、各経路の損失等の情報を記憶してもよい。
通信部160は、受電側の各拠点の制御装置200から、受電側の各拠点のコンバータ20の入力側の電流値と電圧値を受信する。また、通信部160は、電流値、電圧値、演算結果(配線抵抗、配線損失等)等を学習装置300に送信することができる。
表示部150は、制御部130による判定結果を表示する。また、表示部160は、コンバータ10の外装のLED等のランプであってもよく、その場合、例えば異常検知がなされたときに、ランプを点灯させる。また、表示部160は、各拠点を監視する監視システムに信号を送信してもよい。
図4は、受電側の各拠点の制御装置200の構成例を示す図である。図4に示すように、制御装置200は、通信部210、表示部220、制御部230、監視部240を有する。
監視部240は、コンバータ20に内蔵された、又は、コンバータ20の外部に備えられた、配電線に接続されている電流計及び電圧計の値を読み取る。通信部210は、監視部240により取得された電流値及び電圧値を、拠点Aの制御装置100に送信する。また、通信部210は、制御装置100で得られた異常検知結果を受信する。
制御部230は、例えば、制御装置100から異常であるとの結果を受信した場合に、コンバータ20に対してゲートブロック機能を動作させる等の制御を行う。
表示部220は、通信部210から受信した異常検知結果を表示する。また、表示部220は、コンバータ20の外装のLED等のランプであってもよく、その場合、例えば異常検知がなされたときに、ランプを点灯させる。また、表示部220は、各拠点を監視する監視システムに信号を送信してもよい。
図5は、学習装置300の構成例を示す図である。図5に示すように、学習装置300は、通信部310、記憶部320、学習部330を有する。通信部310は、制御装置100等から学習データ(例:計測器から得た値、配線抵抗、配線損失等と、これらに対応する事象データ(例:拠点Cへの経路で短絡))を受信し、当該学習データを記憶部320に格納する。学習部330は、学習データを用いて学習を行う。例えば、後述するように、ニューラルネットワークのモデルの学習を行う。通信部3100は、学習済みのモデルを制御装置100等に送信する。
<ハードウェア構成例>
制御装置100、200、学習装置300はいずれも、例えば、コンピュータにプログラムを実行させることにより実現できる。このコンピュータは、物理的なコンピュータであってもよいし、仮想マシンであってもよい。
すなわち、当該装置(制御装置100、200、学習装置300)は、コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ等のハードウェア資源を用いて、当該装置で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
図6は、上記コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図6のコンピュータは、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置1000、補助記憶装置1002、メモリ装置1003、CPU1004、インタフェース装置1005、表示装置1006、入力装置1007、出力装置1008等を有する。
当該コンピュータでの処理を実現するプログラムは、例えば、CD-ROM又はメモリカード等の記録媒体1001によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体1001がドライブ装置1000にセットされると、プログラムが記録媒体1001からドライブ装置1000を介して補助記憶装置1002にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体1001より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置1002は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置1003は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1002からプログラムを読み出して格納する。CPU1004は、メモリ装置1003に格納されたプログラムに従って、当該装置に係る機能を実現する。インタフェース装置1005は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられ、送信部及び受信部として機能する。表示装置1006はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置1007はキーボード及びマウス、ボタン、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。出力装置1008は演算結果を出力する。
(動作フロー)
次に、図7のフローチャートを参照して、配電側の拠点に設置された制御装置100により異常検知を行う際の動作を詳細に説明する。図7のフローチャートは、定期的(例:1ms秒間隔、1秒間隔、数秒間隔、1分間隔等)に実行されており、図7のフローチャートが実行される度に、計測器から得た電流値と電圧値、演算結果(配線抵抗、損失等)が、記憶部140にタイムスタンプとともに格納される。
<S101>
監視部110は、配電側の電流計及び電圧計の値を読み取ることで、配電側のコンバータ10の出力側の電圧値と電流値を取得する。また、通信部160は、受電側の各拠点で取得された、受電側のコンバータ20の入力側の電圧値と電流値を受信する。
演算部120は、配電側の電圧値(配電電圧値)と電流値(配電電流値)から配電側の電力値(配電電力値)を算出し、受電側の各拠点の電圧値(受電電圧値)と電流値(受電電流値)から、受電側の各拠点の電力値(受電電力値)を算出する。
配電側の電圧値、電流値、電力値をそれぞれV、I、Pとすると、
=V×I
によりPが算出される。
受電側の拠点nの電圧値、電流値、電力値をそれぞれV2n、I2n、P2nとすると、
2n=V2n×I2n
によりP2nが算出される。図1の例では、拠点B、拠点C、拠点Dそれぞれの受電電流値をI2b、I2c、I2dとし、拠点B、拠点C、拠点Dそれぞれの受電電圧値をV2b、V2c、V2dとすると、拠点B、拠点C、拠点Dそれぞれの受電電力値P2b、P2c、P2dは、下記のとおりに算出される。
2b=V2b×I2b
2c=V2c×I2c
2d=V2d×I2d
更に、演算部120は、配電側と受電側の電力和をそれぞれ算出する。本実施の形態では、配電側の電力値(3つに分岐する前の電力値)は1つなので、電力和は前述したPである。なお、配電側で3つに分岐した後の電圧値、電流値を用いて電力和を算出する場合は、それぞれの電圧値×電流値を足し合わせることで、配電側の電力和がPとして算出される。
受電側の電力和は、ΣP2nで算出される。Σは受電側の拠点数分の和を示す。図1の例では、下記のとおりに算出される。
ΣP2n=P2b+P2c+P2d
<S102>
S102において、演算部120は、配電側拠点から受電側の各拠点への配電線の各経路(経路n)についての配線抵抗を算出する。配電側の拠点と受電側の拠点nとの間の配線抵抗をRとすると、R
=(V-V2n)/I2n
により算出される。つまり、配電側拠点から受電側拠点nへの経路nの電圧降下を、当該経路nを流れる電流の値で割った結果がRとなる。図1の例では、下記のとおりに算出される。
=(V-V2b)/I2b
=(V-V2c)/I2c
=(V-V2d)/I2d
ここでの配線抵抗の値は、記憶部140に格納されるとともに、制御部130に通知される。制御部130は、算出した配線抵抗と、記憶部140に格納されている過去の配線抵抗とを比較し、差が閾値よりも大きい場合には、アラームを出力するよう表示部150に指示し、表示部150がアラームを出力する。
一例として、制御部130は、例えは、前回の算出時のRから今回のRを引いた値が、閾値よりも大きいことを検知すると、拠点Aと拠点Cとの間の配電線に異常があることを示すアラームを出力するよう表示部150に指示し、表示部150は当該アラームを出力する。また、通信部160が、拠点Aと拠点Cとの間の配電線に異常があることを示す信号を各拠点の制御装置200に送信し、各拠点において同様のアラームを表示させるようにしてもよい。
<S103>
S103において、演算部120は、経路毎の損失(配線損失)を算出する。配電側拠点から受電側の拠点nへの経路nの損失をLとすると、L
=I 2n×R
により算出される。図1の例では、下記のとおりに算出される。
=I 2b×R
=I 2c×R
=I 2d×R
<S104>
S104において、演算部120は、まず、損失の総和を求める。損失の総和は、ΣLにより算出される。Σは受電側拠点数分の和である。図1の例では、下記のとおりに算出される。
ΣL=L+L+L
続いて、演算部120は、受電側の電力和と損失和を合計する。図1の例では、下記のとおりに算出される。
ΣP2n+ΣL=P2b+P2c+P2d+L+L+L
<S105>
制御部130は、出力側の電力和と、入力側の「電力和+損失和」とを比較して、一致するかどうかを判定する。つまり、「P=ΣP2n+ΣL」が成り立つかどうかを判定する。なお、ここでの「一致」は、完全一致に限られるわけではなく、予め定めた閾値以内の違いであれば、「一致」と見なすこととしてよい。つまり、閾値をTHとすると、S105は、「|P-(ΣP2n+ΣL)|<TH」を満たすかどうかを判定することであってもよい。
S105での判定結果がYesであれば、処理を終了する。なお、S105での判定がYesである場合に、正常であることを示す情報を表示部150から表示してもよい。S105での判定結果がNoであればS106に進む。
<S106>
出力側の電力和と、入力側の「電力和+損失和」とは、配電網に異常がなければ一致するはずである。S105において、出力側の電力和と、入力側の「電力和+損失和」とが一致しなかった場合、配電網に異常があることを意味する。異常とは、例えば、地絡又は短絡等の事故である。
S106において、制御部130は、配電網に異常があったと判断し、配電網に異常があることを示すアラームを出力するよう表示部150に指示し、表示部150は当該アラームを出力する。また、通信部160が、配電網に異常があることを示す信号を各拠点の制御装置200に送信し、各拠点において同様のアラームを表示させるようにしてもよい。
また、制御装置100が、配電側のコンバータ10のゲートブロックを動作させることで、配電を停止してもよい。
(学習について)
上記のように、出力側の電力和と、入力側の「電力和+損失和」とを比較することにより異常検知を行うことの他、下記のように学習装置300が学習することで、異常検知を行うことも可能である。
地絡、短絡等の異常が発生した場合、異常が発生した経路における配線抵抗あるいは配線損失等が変化する。そこで、制御装置200は、算出した配線抵抗あるいは配線損失を学習装置300に送信し、学習装置300は、受信した値と、発生した事象とから、値と発生した事象との関係を学習する。
学習の手法は特定の方法に限られないが、例えば、ニューラルネットワークのモデルを用いてもよい。一例として、図1の構成における短絡及び地絡についての学習の例を説明する。まず、配電網におけるある経路で異常が生じた際のデータ(ここでは例として、経路b、経路c、経路dそれぞれの配線抵抗と配線損失、及び、どの経路でどのような異常が発生したかの情報)を学習データとして多数取得する。なお、学習データは、コンピュータシミュレーション等で得ることとしてもよい。
学習装置300は、学習データである経路b、経路c、経路dそれぞれの配線抵抗と配線損失をモデルに入力し、そのデータに対応する出力が、正解の事象(例:経路cで短絡)になるようにモデルのパラメータを学習する。そして、学習済みのモデルを制御装置200の記憶部140に格納する。制御装置200の制御部130は、そのモデルに、算出した配線抵抗と配線損失を入力し、モデルからの出力により、異常の有無を判断できる。
上記の例では、配線抵抗と配線損失を学習に用いることとしているが、これは例である。その他の値(例:配電電圧、配電電流、各拠点の受電電圧と受電電流)を用いて学習を行うこととしてもよい。
(トポロジの例)
本実施の形態では、1拠点対複数拠点の例を説明したが、本発明に係る技術は、1拠点対複数拠点以外にも、複数拠点対複数拠点のトポロジの直流配電システムにも適用可能である。また、本発明に係る技術は、図8、図9に示すような、(a)複数拠点を直線状に接続したライン型トポロジ、(b)ハブ拠点を中心に各拠点を接続したスター型トポロジ、(c)複数拠点をツリー状に接続したツリー型トポロジ、(d)複数拠点をリング状に接続したリング型トポロジ、(e)複数拠点をバス状に接続したバス型トポロジ、(f)複数拠点をメッシュに接続したメッシュ型トポロジ、(g)複数拠点をフルメッシュで接続したフルメッシュ型トポロジ等にも適用可能である。
(実施の形態の効果)
以上、説明したとおり、本実施の形態によれば、直流配電システムにおいて発生した異常を検出することが可能となる。
また、直流配電網の保護のために特別な継電器を使用せずに、短絡、地絡事故を検出できる。ヒューズやMCCBなどの保護素子と併用することも可能である。また、配電線の抵抗値や配線損失をデータとして保存し、学習によりモデルを構築し、2次利用も実現できる。また、複数対複数の配電や様々なトポロジで活用でき、各拠点がネットワークで接続されているため、全ての拠点の電力情報を詳細に知ることができる。また、電源を停止せずに状態監視を行うことができる。
(実施の形態のまとめ)
本明細書には、少なくとも下記各項の直流配電システム、制御装置、異常検知方法、及びプログラムが開示されている。
(第1項)
配電側の拠点から、1以上の受電側の拠点に対して配電網を介して直流で配電を行う直流配電システムであって、
前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点のそれぞれに備えられた計測器と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記計測器により計測された電圧値及び電流値を取得し、前記配電側の拠点から出力される電力の和である出力側電力和と、前記1以上の受電側の拠点に入力される電力の和である受電側電力和と、前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点との間の損失和とを算出する演算部と、
前記出力側電力和と、前記受電側電力和及び前記損失和の合計とを比較することにより、前記配電網の異常を検出する制御部と
を備える直流配電システム。
(第2項)
前記制御部は、前記出力側電力和と、前記受電側電力和及び前記損失和の合計とが一致しない場合に、前記配電網に異常が発生したと判断する
第1項に記載の直流配電システム。
(第3項)
前記演算部により算出された経路毎の配線抵抗及び配線損失と、前記配電網に生じた事象とを用いて、経路毎の配線抵抗及び配線損失と前記配電網に生じた事象との関係をモデル化したモデルの学習を行う学習装置
を更に備える第1項又は第2項に記載の直流配電システム。
(第4項)
配電側の拠点から、1以上の受電側の拠点に対して配電網を介して直流で配電を行う直流配電システムにおける異常検知を行う制御装置であって、
前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点のそれぞれに備えられた計測器により計測された電圧値及び電流値を取得し、前記配電側の拠点から出力される電力の和である出力側電力和と、前記1以上の受電側の拠点に入力される電力の和である受電側電力和と、前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点との間の損失和とを算出する演算部と、
前記出力側電力和と、前記受電側電力和及び前記損失和の合計とを比較することにより、前記配電網の異常を検出する制御部と
を備える制御装置。
(第5項)
配電側の拠点から、1以上の受電側の拠点に対して配電網を介して直流で配電を行う直流配電システムにおける制御装置が実行する異常検知方法であって、
前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点のそれぞれに備えられた計測器により計測された電圧値及び電流値を取得し、前記配電側の拠点から出力される電力の和である出力側電力和と、前記1以上の受電側の拠点に入力される電力の和である受電側電力和と、前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点との間の損失和とを算出するステップと、
前記出力側電力和と、前記受電側電力和及び前記損失和の合計とを比較することにより、前記配電網の異常を検出するステップと
を備える異常検知方法。
(第6項)
コンピュータを、第4項に記載の制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10、20 コンバータ
100、200 制御装置
110、240 監視部
120 演算部
130、230 制御部
140 記憶部
150、220 表示部
160、210 通信部
300 学習装置
310 通信部
320 記憶部
330 学習部
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置

Claims (6)

  1. 配電側の拠点から、1以上の受電側の拠点に対して配電網を介して直流で配電を行う直流配電システムであって、
    前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点のそれぞれに備えられた計測器と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記計測器により計測された電圧値及び電流値を取得し、前記配電側の拠点から出力される電力の和である出力側電力和と、前記1以上の受電側の拠点に入力される電力の和である受電側電力和と、前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点との間の損失和とを算出する演算部と、
    前記出力側電力和と、前記受電側電力和及び前記損失和の合計とを比較することにより、前記配電網の異常を検出する制御部と
    を備える直流配電システム。
  2. 前記制御部は、前記出力側電力和と、前記受電側電力和及び前記損失和の合計とが一致しない場合に、前記配電網に異常が発生したと判断する
    請求項1に記載の直流配電システム。
  3. 前記演算部により算出された経路毎の配線抵抗及び配線損失と、前記配電網に生じた事象とを用いて、経路毎の配線抵抗及び配線損失と前記配電網に生じた事象との関係をモデル化したモデルの学習を行う学習装置
    を更に備える請求項1又は2に記載の直流配電システム。
  4. 配電側の拠点から、1以上の受電側の拠点に対して配電網を介して直流で配電を行う直流配電システムにおける異常検知を行う制御装置であって、
    前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点のそれぞれに備えられた計測器により計測された電圧値及び電流値を取得し、前記配電側の拠点から出力される電力の和である出力側電力和と、前記1以上の受電側の拠点に入力される電力の和である受電側電力和と、前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点との間の損失和とを算出する演算部と、
    前記出力側電力和と、前記受電側電力和及び前記損失和の合計とを比較することにより、前記配電網の異常を検出する制御部と
    を備える制御装置。
  5. 配電側の拠点から、1以上の受電側の拠点に対して配電網を介して直流で配電を行う直流配電システムにおける制御装置が実行する異常検知方法であって、
    前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点のそれぞれに備えられた計測器により計測された電圧値及び電流値を取得し、前記配電側の拠点から出力される電力の和である出力側電力和と、前記1以上の受電側の拠点に入力される電力の和である受電側電力和と、前記配電側の拠点と前記1以上の受電側の拠点との間の損失和とを算出するステップと、
    前記出力側電力和と、前記受電側電力和及び前記損失和の合計とを比較することにより、前記配電網の異常を検出するステップと
    を備える異常検知方法。
  6. コンピュータを、請求項4に記載の制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
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