JP7434663B2 - データ圧縮方法、装置及び記憶媒体 - Google Patents

データ圧縮方法、装置及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP7434663B2
JP7434663B2 JP2023507802A JP2023507802A JP7434663B2 JP 7434663 B2 JP7434663 B2 JP 7434663B2 JP 2023507802 A JP2023507802 A JP 2023507802A JP 2023507802 A JP2023507802 A JP 2023507802A JP 7434663 B2 JP7434663 B2 JP 7434663B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression
buffer
identifier
data block
service
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023507802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023536979A (ja
Inventor
惠英 ▲張▼
▲海▼洋 全
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Datang Mobile Communications Equipment Co Ltd
Original Assignee
Datang Mobile Communications Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Datang Mobile Communications Equipment Co Ltd filed Critical Datang Mobile Communications Equipment Co Ltd
Publication of JP2023536979A publication Critical patent/JP2023536979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7434663B2 publication Critical patent/JP7434663B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
    • H03M7/3084Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction using adaptive string matching, e.g. the Lempel-Ziv method
    • H03M7/3088Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction using adaptive string matching, e.g. the Lempel-Ziv method employing the use of a dictionary, e.g. LZ78
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
    • H03M7/60General implementation details not specific to a particular type of compression
    • H03M7/6052Synchronisation of encoder and decoder

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

本願は、2020年08月05に提出された、出願番号が202010779019.6、発明の名称が「データ圧縮方法、装置及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全体が参照により本願に組み込まれる。
本願は、通信の技術分野に関し、特に、データブロック圧縮方法、装置及び記憶媒体に関する。
通信システムでは、データブロックを圧縮してから伝送するのが一般的なデータ伝送方式である。
現在のデータ圧縮転送方法は、圧縮/解凍バッファーが1つしかなく、圧縮辞書に対応しており、圧縮効率が低い。
従って、データ圧縮効率が低い問題をどのように解決するかは、現在解決しなければならない課題である。
本願の実施形態は、従来技術ではデータ圧縮効率が低い欠点を解決し、複数のサービスの効率的な伝送を実現するためのデータブロック圧縮方法、装置及び記憶媒体を提供する。
第1の態様では、本願の実施形態は、データブロック圧縮方法を提供し、当該方法はデータ送信端に用いられ、前記データ送信端は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスはそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、当該方法は、
送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、
前記第2のデータブロックをプロトコルデータユニット(PDU)にパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、
前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとを含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、前記PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、
前記した、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することは、
前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することを含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することは、
前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドを決定することと、
前記設定フィールドに前記圧縮識別子を追加することとを含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、
前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する圧縮バッファーを確立することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、圧縮情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、
前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する圧縮バッファーを解放することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、前記解放情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、
前記第1のデータブロックを用いて前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書内容を更新することを更に含む。
第2の態様では、本願の実施形態はデータブロック圧縮方法を提供し、当該方法はデータ受信端に用いられ、前記データ受信端は、1つのラジオベアラにキャリーされている複数の圧縮されたサービスを受信することができ、各サービスはそれぞれ1つの解凍バッファーに対応し、当該方法は、
データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているプロトコルデータユニット(PDU)を受信することであって、前記圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、前記PDUには、前記データ送信端が前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれることと、
前記圧縮識別子に基づいて、前記第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定することと、
前記第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて前記第2のデータブロックを解凍して、前記第1のデータブロックを得ることとを含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、前記PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、
前記PDCP PDUのPDCPヘッダには前記圧縮識別子が含まれる。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドは前記圧縮識別子を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、前記圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、
前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する解凍バッファーを確立することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、前記圧縮情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、
前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する解凍バッファーを解放することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、前記解放情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮方法によれば、
前記第1のデータブロックを用いて前記第1の解凍バッファーにおける辞書内容を更新することを更に含む。
第3の態様では、本願の実施形態はデータブロック圧縮装置を更に提供し、前記データブロック圧縮装置は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスはそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、前記データブロック圧縮装置は、 メモリ、送受信機、プロセッサを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御下でデータブロックを送受信するためのものであり、
プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、次の操作、即ち、
送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、
前記第2のデータブロックをプロトコルデータユニット(PDU)にパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、
前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとを実行するためのものであることを特徴とする。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、
前記した、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することは、
前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することを含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記した、前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することは、
前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドを決定することと、
前記設定フィールドに前記圧縮識別子を追加することとを含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、
前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する圧縮バッファーを確立することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記圧縮情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、
前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する圧縮バッファーを解放することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記解放情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
前記第1のデータブロックを用いて前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書内容を更新することを更に含む。
第4の態様では、本願の実施形態はデータブロック圧縮装置を更に提供し、前記データブロック圧縮装置は1つのラジオベアラにキャリーされている複数の圧縮されたサービスを受信することができ、各サービスはそれぞれ1つの解凍バッファーに対応し、前記データブロック圧縮装置は、メモリ、送受信機、プロセッサを含み、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御下でデータブロックを送受信するためのものであり、
プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、次の操作、即ち、
データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているプロトコルデータユニット(PDU)を受信することであって、前記圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、前記PDUには、前記データ送信端が前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれることと、
前記圧縮識別子に基づいて、前記第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定することと、
前記第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて前記第2のデータブロックを解凍して、前記第1のデータブロックを得ることとを実行するためのものであることを特徴とする。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、
前記PDCP PDUのPDCPヘッダには前記圧縮識別子が含まれる。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドは前記圧縮識別子を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、
前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する解凍バッファーを確立することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記圧縮情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、
前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する解凍バッファーを解放することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記解放情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
前記第1のデータブロックを用いて前記第1の解凍バッファーにおける辞書内容を更新することを更に含む。
第5の態様では、本願の実施形態はデータブロック圧縮装置を提供し、当該装置はデータ送信端に用いられ、前記データ送信端は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスはそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、当該装置は、
送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定するための圧縮バッファー決定モジュールと、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得る圧縮モジュールと、
前記第2のデータブロックをプロトコルデータユニット(PDU)にパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加するためのパッケージングモジュールと、
前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信するための送信モジュールとを含むことを特徴とする。
第6の態様では、本願の実施形態はデータブロック圧縮装置を更に提供し、当該装置はデータ受信端に用いられ、前記データ受信端は、1つのラジオベアラにキャリーされている複数の圧縮されたサービスを受信することができ、各サービスはそれぞれ1つの解凍バッファーに対応し、当該装置は、
データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているプロトコルデータユニット(PDU)を受信するための受信モジュールであって、前記圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、前記PDUには、前記データ送信端が前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれる受信モジュールと、
前記圧縮識別子に基づいて、前記第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定するための解凍バッファー決定モジュールと、
前記第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて前記第2のデータブロックを解凍して、前記第1のデータブロックを得るための解凍モジュールとを含むことを特徴とする。
第7の態様では、本願の実施形態は、プロセッサに上記第1の態様に記載の方法、又は、上記第2の態様に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラムが記憶されていることを特徴とするプロセッサ可読記憶媒体を提供する。
本願の実施形態に係るデータブロック圧縮方法、装置及び記憶媒体は、送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、前記第2のデータブロックをプロトコルデータユニット(PDU)にパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとにより、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
本願の実施形態又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下、実施形態又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明する。勿論、以下に説明する図面は、本願のいくつかの実施形態であり、当業者にとって、創造的な労働を要しない前提で、これらの図面に基づいてその他の図面を更に得ることができる。
本願の実施形態に係るデータブロック圧縮方法のフローチャートである。 本願の実施形態に係る圧縮バッファーの一例を示す図である。 本願の実施形態に係る圧縮バッファー指示の一例を示す図である。 本願の実施形態に係る別の圧縮バッファー指示の一例を示す図である。 本願の実施形態に係る圧縮情報を設定する情報インタラクション図である。 本願の実施形態に係る圧縮バッファーの解放の情報インタラクション図ある。 本願の実施形態に係る圧縮バッファーの解放の一例を示す図である。 本願の実施形態に係るデータブロック圧縮方法のフローチャートである。 本願の実施形態に係るデータブロック圧縮装置の構造の概略図である。 本願の実施形態に係るデータブロック圧縮装置の構造の概略図である。 本願の実施形態に係るデータブロック圧縮装置の構造の概略図である。 本願の実施形態に係るデータブロック圧縮装置の構造の概略図である。
本願の実施形態では、用語「及び/又は」は、関連対象の関連関係を説明するものであり、3種類の関係が存在し得ることを示す。例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在する場合、A及びBが同時に存在する場合、及びBが単独で存在する場合、の3つの場合を示す。文字「/」は、通常、前後の関連対象が「or」関係を持つことを示す。
本願の実施形態における用語「複数」は、2つ又は2つ以上を意味し、他の助数詞はそれと類似している。
以下、本願の実施形態における図面を参照しながら、本願の実施形態における技術案を明確かつ完全に説明する。勿論、説明する実施形態は、すべての実施形態ではなく、本願の実施形態の一部の実施形態に過ぎない。当業者が本願における実施形態に基づいて創造的な労働をしない前提で得られたすべての他の実施形態は、本願の保護範囲に含まれる。
LTE(Long-Term Evolution、ロングタームエボリューション)/LTE-A( Long-Term Evolution-Advance、高度ロングタームエボリューション)システムでは、ネットワークは、ラジオリソースオーバーヘッドを低減するために、UE(User Equipment、ユーザ機器)がUDC(Uplink Data Compression、上りデータ圧縮)機能を使用して、上りデータを圧縮してから伝送するように設定することができる。
上り圧縮を行う場合、UEは、更に、プリセット辞書の内容を用いて送信すべきデータブロックを圧縮することができ、これにより、圧縮効率をさらに向上させることができ、これに対応して、基地局側は、プリセット辞書の内容に基づいて解凍を行う必要がある。
既存のUDCメカニズムでは、1つのRB(Radio Bearer、ラジオベアラ)は、圧縮/解凍バッファーが1つしかなく、1つの圧縮辞書に対応する。RBには1つのサービスのみがキャリーされている場合、1つの辞書を用いて圧縮・解凍することは問題がないが、RBには複数のサービスがキャリーされている場合、複数のサービスは同じ辞書を用いて圧縮・解凍し、複数のサービスのデータブロックの間に相関性がないため、圧縮効率が大幅に低下する。
現在、1つのラジオベアラに複数の圧縮辞書及び圧縮・解凍バッファーを採用するメカニズムはない。本願は、複数のサービスをキャリーするラジオベアラのデータブロック圧縮方法を提案し、1つのベアラ上で伝送される複数のサービスは、複数の辞書を用いて圧縮・解凍し、これにより、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
一、UDC圧縮メカニズム
1、送信端は圧縮バッファーを維持し、受信端は解凍バッファーを維持し、圧縮バッファーと解凍バッファーはいずれも先入れ先出しキューであり、
2、送信端は、データブロックを送信する前に、まず送信すべきデータブロックを圧縮する。
(1)送信すべきデータパケットから、次の特徴に一致する目標フィールドを探す。
長さが事前設定した閾値を超える。
目標フィールドは、圧縮バッファー内、又は本データパケット内の、目標フィールドの前に位置するあるフィールドと同じである。
(2)目標フィールドが見つかったと、フィールドAをオフセット量と長さの組み合わせに置き換える。
オフセット量は目標フィールドと目標フィールドの前の同じフィールドとの間の位置オフセット量である。
長さは目標フィールドの長さである。
オフセット量と長さの組み合わせ長さは目標フィールド自体の長さよりも短いため、圧縮の効果を果たし、1つのデータパケット内には、上記の特徴に一致する複数のフィールドが存在する可能性があり、これらのフィールドを圧縮することができる。
3、送信端は圧縮データパケットを相手側に送信するとともに、対応する元のデータパケット(圧縮されていないデータブロック)を圧縮バッファーに書き込む。
4、受信端は、パケット中のオフセット量及び長さ、及び解凍バッファーに基づいて、受信したデータパケットを解凍し、次に、解凍されたデータパケットを解凍バッファーに書き込む。
上記の原理に基づいて、UDCが起動した直後、圧縮バッファーと解凍バッファーは空であり、圧縮端が現在の送信すべきパケットから目標フィールドを見つける確率は低く、圧縮効率はそれに応じて低い。UDCが一定期間実行した後、圧縮バッファーは徐々に増加し、圧縮端が現在の送信すべきパケットから目標フィールドを見つける確率は向上し、圧縮効率はそれに応じて向上した。
UDCにおいて、上記送信端は端末であり、受信端は基地局である。
二、プリセット辞書に基づく圧縮メカニズム
UDCの最適化の1つとして、サービス特徴に基づいて、高頻度に現われたフィールドをプリセット辞書に記述し、UDCが起動する前に、圧縮端と解凍端の圧縮バッファーと解凍バッファーにそれぞれ格納する。
このように、UDCが起動した直後、圧縮バッファーと解凍バッファーは空ではなく、高頻度フィールドが格納されたプリセット辞書であり、これにより、目標フィールドの発見確率を効果的に向上させ、圧縮効率を向上させることができる。
明らかに、上記のメカニズムを実現するためには、UDCが起動する前に、端末と基地局は、それぞれ使用されるプリセット辞書を取得する必要があり、即ちプリセット辞書の同期プロセスを完了する必要がある。
既存のUDCメカニズムにおける1つのラジオベアラ(RB)は、圧縮/解凍バッファーが1つしかなく、1つの圧縮辞書に対応する。ラジオベアラには1つのサービスのみがキャリーされている場合、1つの辞書を用いて圧縮・解凍することは問題がないが、ラジオベアラには複数のサービスがキャリーされている場合、複数のサービスは同じ辞書を用いて圧縮・解凍し、複数のサービスのデータブロックの間に相関性がないため、圧縮効率が大幅に低下する。
従って、本願の実施形態は、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができるデータブロック圧縮方法、装置及び記憶媒体を提供する。
ここで、方法と装置は同じ出願構想に基づいており、方法と装置は、問題を解決する原理が類似しているため、それらの実施は相互に参照することができ、重複点はもはや説明しない。
本願の実施形態に係る技術案は、様々なシステム、特に5Gシステムに適用可能である。例えば、適用可能なシステムは、グローバル移動通信(global system of mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、一般パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)システム、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(time division duplex、TDD)システム、高度ロングタームエボリューション(long term evolution advanced、LTE-A)システム、ユニバーサル移動体通信システム(universal mobile telecommunication system、UMTS)、ワイマックス(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)システム、5Gニューラジオ(New Radio、NR)システム等であってもよい。これらの各種システムは、いずれも端末デバイス及びネットワークデバイスを含む。システムは、例えば進化したパケットシステム(Evloved Packet System、EPS)、5Gシステム(5GS)等のコアネットワーク部分を更に含んでもよい。
本願の実施形態に係る端末デバイスは、音声及び/又はデータ接続をユーザに提供するデバイス、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、又はワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであってもよい。異なるシステムでは、端末デバイスの名前は異なる場合があり、例えば、5Gシステムでは、端末デバイスは、ユーザデバイス(User Equipment、UE)と呼ばれてもよい。無線端末デバイスは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を介して1つ又は複数のコアネットワーク(Core Network、CN)と通信することができ、無線端末デバイスは、携帯端末デバイスであってもよく、例えば、携帯電話(又は「セルラー」電話と呼ばれる)及び携帯端末デバイスを備えたコンピュータ等であってもよく、例えば、ポータブルモバイルデバイス、ポケットモバイルデバイス、ハンドヘルドモバイルデバイス、コンピュータに内蔵されたモバイルデバイス、又は車載モバイルデバイスであってもよく、これらのデバイスは無線アクセスネットワークと言語及び/又はデータを交換する。例えば、パーソナル通信サービス(Personal Communication Service、PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiated Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)等のデバイスが挙げられる。無線端末デバイスは、システム、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、移動局(mobile station)、モバイル(mobile)、リモート局(remote station)、アクセスポイント(access point)、リモート端末デバイス(remote terminal)、アクセス端末デバイス(access terminal)、ユーザ端末デバイス(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザデバイス(user device)と呼ばれてもよく、本願の実施形態では限定されない。
本願の実施形態に係るネットワークデバイスは、基地局であってもよく、当該基地局は、端末にサービスを提供する複数のセルを含んでもよい。具体的な適用シーンによって、基地局は、アクセスポイントと呼ばれる場合もあり、又は、エアインターフェイス上で1つ又は複数のセクタを介して無線端末デバイスと通信するアクセスネットワーク内のデバイス、又は他の名前である場合もある。ネットワークデバイスは、受信したエアフレームをインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)パケットと相互交換することに使用することができ、無線端末デバイスとアクセスネットワークの残りの部分との間のルーターとして機能する。ここで、アクセスネットワークの残りの部分は、インターネットプロトコル(IP)通信ネットワークを含んでもよい。ネットワークデバイスは、エアインターフェイスの属性管理を調整することもでる。例えば、本願の実施形態に係るネットワークデバイスは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile communications、GSM)又は符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)におけるネットワークデバイス(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、広帯域符号分割多元接続(Wide-band Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))におけるネットワークデバイス(NodeB)であってもよく、更にロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システムにおける進化型ネットワークデバイス(evolutional Node B、eNB又はe-NodeB)、5Gネットワークアーキテクチャ(next generation system)における5G基地局(gNB)であってもよく、ホーム進化型基地局(Home evolved Node B、HeNB)、リレーノード(relay node)、ホーム基地局(femto)、ピコ基地局(pico)等であってもよいが、本願の実施形態では限定されない。いくつかのネットワーク構造では、ネットワークデバイスは、集中ユニット(centralized unit、CU)ノード及び分散ユニット(distributed unit、DU)ノードを含んでもよく、集中ユニット及び分散ユニットは地理的に離れて配置されてもよい。
以下、具体的な実施形態により説明する。
図1は本願の実施形態に係るデータブロック圧縮方法の概略図であり、当該方法はデータ送信端に用いられ、当該データ送信端は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスがそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、図1に示すように、当該データブロック圧縮方法は、下記のステップS101~S104を含む。
S101:送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定する。
具体的には、データ送信端は、送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定し、ここでのデータ送信端は、基地局であってもよく、端末であってもよい。
例えば、データ送信端が端末である場合、端末は送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定する。データ送信端が基地局である場合、基地局は送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定する。
S102:第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得る。
具体的には、データ送信端は、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて、送信すべき第1のデータブロックを圧縮し、圧縮された第2のデータブロックを得る。ここでのデータ送信端は、基地局であってもよく、端末であってもよい。
例えば、データ送信端が端末である場合、端末は、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて、送信すべき第1のデータブロックを圧縮し、圧縮された第2のデータブロックを得る。データ送信端が基地局である場合、基地局は、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて、送信すべき第1のデータブロックを圧縮し、圧縮された第2のデータブロックを得る。
ここで、第1の圧縮バッファーに対応する辞書は、第1の圧縮バッファー内に位置していてもよく、即ち、予め第1の圧縮バッファーにロードされている辞書であり、第1の圧縮バッファーの外に位置していてもよく、即ち、予め第1の圧縮バッファーに対して対応関係が確立されている辞書である。
S103:第2のデータブロックをプロトコルデータユニット(PDU)にパッケージングし、PDUヘッダに第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加する。
具体的には、データ送信端は、圧縮された第2のデータブロックをPDUにパッケージングし、PDUヘッダに送信すべき第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加し、ここでのデータ送信端は、基地局であってもよく、端末であってもよい。
例えば、データ送信端が端末である場合、端末は、圧縮された第2のデータブロックをPDUにパッケージングし、PDUヘッダに送信すべき第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加する。データ送信端が基地局である場合、基地局は、圧縮された第2のデータブロックをPDUにパッケージングし、PDUヘッダに送信すべき第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加する。
S104:圧縮識別子を持っているPDUをデータ受信端に送信する。
具体的には、データ送信端は、送信すべき第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を持っているPDUをデータ受信端に送信し、ここでのデータ送信端は、基地局であってもよく、端末であってもよく、データ送信端が端末である場合、データ受信端は基地局であり、データ送信端が基地局である場合、データ受信端は端末である。
例えば、データ送信端が端末である場合、端末は、送信すべき第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を持っているPDUを基地局に送信し、データ送信端が基地局である場合、端末は、送信すべき第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を持っているPDUを端末に送信する。
1つの例示的なシーンでは、図2に示すように、データ送信端及びデータ受信端を含む。ここで、データ送信端とデータ受信端との間の圧縮データの圧縮プロセスは以下の通りであってもよい。
データ送信端とデータ受信端は、2つのラジオベアラDRB(Date Radio Bearer、データラジオベアラ)0とDRB1を確立し、DRB0には3つのサービスがキャリーされ、それぞれDRB0の圧縮バッファー0、圧縮バッファー1及び圧縮バッファー2に対応し、DRB1には2つのサービスがキャリーされ、それぞれDRB1の圧縮バッファー0及び圧縮バッファー1に対応する。
ステップ1:データ送信端は1つのDRB0のサービス0のデータパケットを送信し、データ送信端は、サービスと圧縮バッファーとの間の対応関係に基づいてDRB0の圧縮バッファー0を見つける。DRB0の圧縮バッファー0における辞書を使用してサービス0のデータパケットを圧縮し、その後、圧縮されたデータパケットをPDCP(Packet Data Convergence Protocol、パケットデータ統合プロトコル) PDU(Protocol Data Unit、プロトコルデータユニット)にパッケージングし、PDCPヘッダに圧縮バッファー識別子又は圧縮辞書識別子又はサービス0のサービス識別子を含む圧縮関連のドメインを追加し、PDCP PDUをRLC(Radio Link Control、無線リンク層制御プロトコル)層に伝送する。
ステップ2:RLC層、MAC(Medium Access Control、メディアアクセス制御)及び物理層は圧縮されたデータパケットをデータ伝送する。
ステップ3:データ受信端のRLC層はPDCP PDUを解析し、チャネルマッピング関係に基づいて圧縮されたデータパケットをDRB0にマッピングしてPDCP層に伝達する。
ステップ4:データ受信端のPDCP層は、PDCP header(ヘッダ)における圧縮バッファー識別子又は圧縮辞書識別子に基づいてDRB0の解凍バッファー0を見つけ、DRB0の解凍バッファー0を用いてデータパケットを解凍し、DRB0の解凍バッファー0における辞書情報を更新する。
ステップ5:データ受信端のPDCP層は解凍されたデータパケットを上位レイヤに伝達する。
ここで、上位レイヤは(RRC(Radio Resource Control、ラジオリソース制御)層、NAS(Non-Access-Stratum、非アクセス層)層、SDAP(Service Data Adaptation Protocol、サービスデータアダプテーションプロトコル)層などであってもよい。
ここでのPDCP headerには、圧縮バッファー識別子又は圧縮辞書識別子又はサービス識別子に加えて、他の識別子があってもよく、例えば、図3又は図4に示すように、既存のメカニズムにおけるPDCPヘッダに含まれるドメイン、例えば、SN(Serial Number、シリアル番号)、FU(Flag of UDC、上りデータ圧縮指示)、FR(Flag of Reset、リセット指示)、Checksum(チェックサム)等があってもよい。ここで、FUは、このデータパケットがUDCプロトコルによって圧縮されているかどうかを指示し、値「1」はデータパケットがUDCプロトコルによって圧縮されていることを表し、FRはUDC圧縮バッファーをリセットするかどうかを指示する。値「1」はUDCバッファーをリセットした後の1番目の圧縮パケットであることを示している。Checksumは、このフィールドに圧縮バッファー領域内容が含まれているパリティビットを指し、現在のデータパケットをバッファー領域に入れる前に、現在の圧縮バッファー領域の内容に基づいてチェックサムを計算する。
各送信すべきデータパケットに対して上記ステップ1-5の操作を実行し、サービスに対応する圧縮バッファーにおける辞書を圧縮及び解凍を行い、データブロックの圧縮伝送を完了する。
上記の実施形態から分かるように、送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、前記第2のデータブロックをPDUにパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとにより、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
1つの選択的な実施形態では、上記S103におけるPDUはPDCP PDUであってもよく、上記S103における、PDUに第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することを実行する場合、以下の実現形態を含むが、これらに限定されない。
S1031:PDCP PDUのPDCPヘッダに第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加する。
具体的には、第1の圧縮バッファーの圧縮識別子は:
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
上記の実施形態から分かるように、PDCP PDUのPDCPヘッダに第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することにより、圧縮識別子の伝送の信頼性を高めることができる。
1つの選択的な実施形態では、上記S1031を実行する場合、
PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドを決定することと、
設定フィールドに圧縮識別子を追加することとの実現形態を含むが、これらに限定されない。
具体的には、設定フィールドは、PDCPヘッダにおけるリザーブフィールドであってもよく、例えば、図3に示すbuffer ID(Buffer Identity、バッファアイデンティティ)が存在する位置であってもよく、PDCPヘッダにおける新規フィールドであってもよく、例えば、図4に示すbuffer IDが存在する位置であってもよい。ここで、図3及び図4は、1つの具体例に過ぎず、本願の実施形態に対する制限を構成しておらず、即ち、本願の実施形態における設定フィールドは、図3又は図4に示すbuffer IDが存在する位置に位置してもよいが、これらに限定されない。
ここで、図3では、リザーブビットを直接使用してbuffer ID(Buffer Identity バッファアイデンティティ)をキャリーするものであり、図4では、PDCP header(パケットデータ統合プロトコルヘッダ)に新たなバイトを追加してbuffer ID(Buffer Identity、バッファアイデンティティ)をキャリーするものである。また、図3又は図4に含まれる各フィールドは、それぞれ
D/C(Data/Control、データ/制御)フィールド、
R(Reserve、リザーブ)フィールド、
SN(Serial Number、シリアル番号)フィールド、
FU(Flag of UDC、上りデータ圧縮指示)フィールド、
FR(Flag of Reset、リセット指示)フィールド、
Buffer ID(Buffer Identity、バッファアイデンティティ)フィールド、
Checksum(チェックサム)フィールド、
Oct(バイト)フィールドである。
ここで、圧縮識別子は、図3又は図4におけるbuffer IDフィールドが存在する位置に設定することができる。
また、設定フィールドに追加される圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
上記の実施形態から分かるように、PDCP PDUのPDCPヘッダにおける設定フィールドに圧縮識別子を追加することにより、圧縮識別子の伝送の柔軟性と多様性が豊かになる。
1つの選択的な実施形態では、上記S103では、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子は、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
具体的には、例えば、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子は、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子、又は
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子、又は
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子を含んでもよい。
更に、例えば、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子は、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子、及び第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子、又は
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子、及び第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子、又は
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子、及び第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子を含んでもよい。
更に、例えば、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子は、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とを含んでもよい。
1つの選択的な実施形態では、当該データブロック圧縮方法は、
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信し、当該第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれるS105と、
圧縮情報に基づいて圧縮すべきサービスに対して対応する圧縮バッファーを確立するS106とを更に含んでもよい。
具体的には、データ受信端は、圧縮すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された圧縮情報を受信した場合、当該圧縮情報に基づいて、圧縮すべきサービスに対して対応する圧縮バッファーを確立し、圧縮バッファーに対応する辞書をロードすることができる。ここで、データ送信端が端末であり、データ受信端が基地局である場合、ネットワーク側機器は基地局であってもよい。
また、上記S105及びS106では、S101の前に圧縮すべき各サービスに対して事前に圧縮バッファーを確立することを実行し、その後、ステップS101において送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することができる。
1つの例示的なシーンでは、図5に示すように、端末、基地局、コアネットワークを含む。ここで、基地局とコアネットワークとの間の圧縮情報の設定プロセスは、下記のステップS1~S5を含む。
S1:端末と基地局との間にRRC(Radio Resource Control、ラジオリソース制御)接続を確立し、端末が接続状態にあると、このステップをスキップする。
S2:端末はコアネットワークに対してPDU(Protocol Data Unit、プロトコルデータユニット)の確立要求を開始し、要求にはサービス情報QoS(Quality of Service、サービス品質)情報が含まれる。
S3:コアネットワークは、当該端末に対してPDU接続を確立することを決定し、基地局とコアネットワークとの間で当該端末に対して接続を確立し、PDU session(セッション制御)確立の受付メッセージを基地局に送信するとともに、対応するサービス情報(例えば、QoS情報)を基地局に通知する。
S4、基地局は端末に対してラジオベアラ等の情報を設定し、その中にはサービスに対応する圧縮情報が含まれる。制御面メッセージ(例えば、RRC再設定メッセージ)を介して端末に送信する。ここで、圧縮情報は、
(1)圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
(2)辞書識別子と、
(3)圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報(例えば、バッファーサイズ)と、
(4)サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
S5:端末は、設定情報を受信した後、設定シグナリングにおける圧縮情報に基づいて、対応するサービスに対して圧縮バッファーを確立し、対応する辞書にロードし、基地局にRRC設定完了メッセージをフィードバックする。
複数のサービス設定プロセスは、ステップS2~S5を繰り返し、基地局は、サービス特性に基づいてラジオベアラ設定を行うことで、複数のサービスを同じ又は異なるラジオベアラにマッピングすることができる。ここで、複数のサービスは同時に実行され、各サービスは、いずれも自分のPDU sessionの確立プロセスを開始し、その後、基地局はRRC再設定を使用してサービスを適切なRB上に設定する。
上記の実施形態から分かるように、ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信し、当該第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれ、圧縮情報に基づいて圧縮すべきサービスに対して対応する圧縮バッファーを確立し、圧縮バッファーに対応する辞書をロードすることにより、圧縮バッファーにおける辞書を直接使用して圧縮することができ、データ圧縮効率を向上させることができる。
1つの選択的な実施形態では、上記S105では、圧縮すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された圧縮情報は、
a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
b、辞書識別子と、
c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報(例えば、バッファーサイズ)と、
d、サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
具体的には、圧縮すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された圧縮情報は、下記の12のケースを含んでもよい。
第1のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、又は
b、辞書識別子、又は
c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報、又は
d、サービス識別子。
第2のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、及び
b、辞書識別子。
第3のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、及び
c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報。
第4のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、及び
d、サービス識別子。
第5のケース:b、辞書識別子、及び
c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報。
第6のケース:b、辞書識別子、及び
d、サービス識別子。
第7のケース:c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報、及び
d、サービス識別子。
第8のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、
b、辞書識別子、及び
c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報。
第9のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、
b、辞書識別子、及び
d、サービス識別子。
第10のケース:a、圧縮バッファー識別子、解凍バッファー識別子、圧縮バッファー識別子、及び解凍バッファー識別子、
c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報、及び
d、サービス識別子。
第11のケース:b、辞書識別子、
c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報、及び
d、サービス識別子。
第12のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、
b、辞書識別子、
c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報、及び
d、サービス識別子。
また、上記圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報におけるバッファーサイズとは、バッファーに格納可能な辞書情報の数を指すことができ、送信端及び受信端は、バッファーにおける辞書を用いてデータブロックを圧縮及び解凍し、辞書が大きいほど、圧縮率が高くなる。
1つの選択的な実施形態では、当該データブロック圧縮方法は、
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信し、当該第2のメッセージには、解放すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれるS107と、
解放情報に基づいて解放すべきサービスに対応する圧縮バッファーを解放するS108とを更に含んでもよい。
具体的には、データ受信端は、ネットワーク側機器から送信された、解放すべきサービスのために設定された解放情報を受信する場合、解放情報に基づいて解放すべきサービスに対応する圧縮バッファーを解放することができる。ここで、データ送信端が端末である場合、ネットワーク側機器は基地局であってもよい。
且つ、上記S107及びS108はS101の前に実行されてもよいし、S104の後に実行されてもよい。
1つの例示的なシーンでは、図6に示すように、端末、基地局、コアネットワークを含む。ここで、端末と基地局とコアネットワークとの間の圧縮バッファーの解放プロセスは、下記のステップS1~S3を含む。
S1:コアネットワークは、端末の1つのサービスのPDU接続を解放することを決定し、PDU session解放メッセージを基地局に送信するとともに、対応するサービス情報(例えば、QoS情報)を基地局に通知する。
S2:基地局は、端末に対して、ラジオベアラ等の情報を再設定し、その中には、解放サービスに対応する圧縮バッファー識別子又は圧縮辞書識別子(例えば、図2におけるDRB0の圧縮バッファー2を解放する)を含む。RRC再設定メッセージを介して端末に送信する。
S3:端末は、設定情報を受信した後に、設定シグナリングにおける設定情報に基づいて対応するサービスの圧縮バッファーを解放し(例えば、図2におけるDRB0の圧縮バッファー2を解放し)、基地局に設定完了メッセージをフィードバックする。
例えば、解放する前に、データ送信端のキャリー及び圧縮バッファー設定は図2に示され、図2におけるDRB0の圧縮バッファー2を解放した後に、データ送信端のキャリー及び圧縮バッファー設定は図7に示される。
上記の実施形態から分かるように、ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、当該第2のメッセージには、解放すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、解放情報に基づいて解放すべきサービスに対応する圧縮バッファーを解放することとにより、リソースの浪費を回避し、リソースの利用率を向上させることができる。
1つの選択的な実施形態では、上記S107では、解放すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された解放情報は、
a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
b、辞書識別子と、
c、サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
具体的には、解放すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された解放情 報は、下記の7のケースを含む。
第1のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子。
第2のケース:b、辞書識別子。
第3のケース:c、サービス識別子。
第4のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、及び
b、辞書識別子。
第5のケース:b、辞書識別子、及び
c、サービス識別子。
第6のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、及び
c、サービス識別子。
第7のケース:a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子、
b、辞書識別子、及び
c、サービス識別子。
1つの選択的な実施形態では、当該データブロック圧縮方法は、
第1のデータブロックを用いて第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書内容を更新するS109を更に含んでもよい。
具体的には、第1のデータブロックは圧縮前のデータブロックである。
ここで、辞書の内容を更新するとは、圧縮されたたびに辞書情報を更新し、第1のデータブロックに基づいてバッファーの辞書を更新することを意味し、具体的な更新方法は、先入れ先出し方式を直接採用して、古いデータブロックの代わりに新しいデータブロックを使用することであってもよい。
上記の実施形態から分かるように、データ送信端は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスはそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応する。送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、前記第2のデータブロックをPDUにパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとにより、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
図8は本願の実施形態に係るデータブロック圧縮方法の概略図であり、当該方法はデータ受信端に用いられ、当該データ受信端は、1つのラジオベアラにキャリーされている複数の圧縮されたサービスを受信することができ、各サービスはそれぞれ1つの解凍バッファーに対応し、図8に示すように、当該データブロック圧縮方法は、下記のステップS801~S803を含んでもよい。
S801:データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているプロトコルデータユニット(PDU)を受信し、当該圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、PDUには、データ送信端が第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれる。
具体的には、データ受信端は、データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているPDUを受信し、当該圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているPDUには、データ送信端が第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて、受信端が受信した第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれる。ここでのデータ受信端は、基地局であってもよく、端末であってもよい。
例えば、基地局は、端末から送信された、圧縮識別子を持っているPDUを受信し、当該圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、基地局から送信された、圧縮識別子を持っているPDUには、端末が第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて、基地局が受信した第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれる。
端末は、基地局から送信された、圧縮識別子を持っているPDUを受信し、当該圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、端末から送信された、圧縮識別子を持っているPDUには、端末が第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて、端末が受信した第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれる。
S802:圧縮識別子に基づいて第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定する。
具体的には、データ受信端は、圧縮識別子に基づいて、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定する。ここでのデータ受信端は、基地局であってもよく、端末であってもよい。
例えば、基地局は、圧縮識別子に基づいて、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定し、
端末は、圧縮識別子に基づいて、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定する。
S803:第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて第2のデータブロックを解凍して、第1のデータブロックを得る。
具体的には、データ受信端は、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて、受信端が受信した第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックを解凍し、受信端が受信した第1のデータブロックを得る。ここでのデータ受信端は、基地局であってもよく、端末であってもよい。
例えば、基地局は、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて、基地局が受信した第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックを解凍して、基地局が受信した第1のデータブロックを得る。
端末は、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて、端末が受信した第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックを解凍して、端末が受信した第1のデータブロックを得る。
例えば、1つの例示的なシーンでは、上記の図2に示すように、データ送信端及びデータ受信端を含む。ここで、データ送信端とデータ受信端との間の圧縮データの圧縮プロセスについての詳細な説明を省略する。
上記の実施形態から分かるように、データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているPDUを受信することであって、当該圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、PDUには、データ送信端が第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれることと、圧縮識別子に基づいて第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定することと、第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて第2のデータブロックを解凍して、第1のデータブロックを得ることにより、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
1つの選択的な実施形態では、上記S801におけるPDUはPDCP PDUであってもよく、且つ、PDCP PDUのPDCPヘッダには、受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子が含まれる。
ここで、第1の圧縮バッファーの圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
これに対応して、データ受信端は、S201を実行する場合、PDCP PDUを受信した後に、 PDCP PDUのPDCPヘッダから圧縮識別子を取得することができる。
上記の実施形態から分かるように、PDCP PDUを受信した後に、PDCP PDUのPDCPヘッダから圧縮識別子を取得することにより、圧縮識別子の伝送の信頼性を高めることができる。
1つの選択的な実施形態では、上記S801におけるPDUはPDCP PDUであってもよく、且つ、PDCP PDUのPDCPヘッダにおける設定フィールドには、受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮情報が含まれる。
これに対応して、データ受信端は、S201を実行する場合、PDCP PDUを受信した後に、PDCP PDUのPDCPヘッダにおける設定フィールドから圧縮識別子を取得することができる。
具体的には、設定フィールドは、PDCPヘッダにおけるリザーブフィールド、例えば、上記の図3に示すbuffer ID(Buffer Identity バッファアイデンティティ)が存在する位置であってもよく、PDCPヘッダにおける新規フィールド、例えば、上記の図4に示すbuffer IDが存在する位置であってもよい。
ここで、圧縮識別子は、上記の図3又は上記の図4におけるbuffer IDフィールドが存在する位置に設定されてもよい。
また、設定フィールドに追加される圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
上記の実施形態から分かるように、PDCP PDUを受信した後に、PDCP PDUのPDCPヘッダにおける設定フィールドから圧縮識別子を取得することにより、圧縮識別子の取得の柔軟性と多様性が豊かになる。
1つの選択的な実施形態では、上記S801では、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子は、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
具体的には、例えば、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子は、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子、又は
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子、又は
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子を含んでもよい。
更に、例えば、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子は、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子、及び第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子、又は
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子、及び第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子、又は
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子、及び第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子を含んでもよい。
更に、例えば、第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子は、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とを含んでもよい。
1つの選択的な実施形態では、当該データブロック圧縮方法は、
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信し、当該第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれるS804と、
圧縮情報に基づいて圧縮すべきサービスに対して対応する解凍バッファーを確立するS805とを更に含んでもよい。
具体的には、データ受信端は、圧縮すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された圧縮情報を受信した場合、当該圧縮情報に基づいて、圧縮すべきサービスに対して対応する解凍バッファーを確立し、解凍バッファーに対応する辞書をロードすることができる。ここで、データ送信端が端末であり、データ受信端が基地局である場合、ネットワーク側機器は基地局であってもよい。
また、上記S804及びS805は、S801の前に実行されてもよい。
1つの例示的なシーンでは、上記の図5に示すように、端末、基地局、コアネットワークを含む。ここで、基地局とコアネットワークとの間の圧縮情報の設定プロセスは、上記の図5に含まれるS1~S5に加えて、
基地局は圧縮情報に基づいて圧縮すべきサービスに対して対応する解凍バッファーを確立し、解凍バッファーに対応する辞書をロードすることを更に含む。
上記の実施形態から分かるように、ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信ことであって、当該第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、圧縮情報に基づいて圧縮すべきサービスに対して対応する解凍バッファーを確立することとにより、後続の、解凍バッファーにおける辞書を直接使用して解凍することができ、データ解凍効率を高め、複数のサービスのデータ解凍需要を満たすことができる。
1つの選択的な実施形態では、上記S804では、圧縮すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された圧縮情報は、
a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
b、辞書識別子と、
c、圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
d、サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含んでもよい。
1つの選択的な実施形態では、当該データブロック圧縮方法は、
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信し、当該第2のメッセージには、解放すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれるS806、
解放情報に基づいて解放すべきサービスに対応する解凍バッファーを解放するS807を更に含んでもよい。
具体的には、データ受信端は、ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信し、当該第2のメッセージには、解放すべきサービスのためにネットワーク側機器によて設定された解放情報が含まれる場合、解放情報に基づいて解放すべきサービスに対応する解凍バッファーを解放することができる。ここで、データ送信端が端末であり、データ受信端が基地局である場合、ネットワーク側機器は基地局であってもよい。
また、上記S806及びS807は、S801の前に実行されてもよいし、S803の後に実行されてもよい。
1つの例示的なシーンでは、上記の図6に示すように、端末、基地局、コアネットワークを含む。ここで、端末と基地局とコアネットワークとの間の圧縮バッファーの解放プロセスは、上記の図6に含まれるS1~S3に加えて、
基地局は解放情報に基づいて解放すべきサービスに対応する解凍バッファーを解放する(例えば、図2におけるDRB0の解凍バッファー2を解放する)ことを更に含む。
例えば、解放する前に、データ受信端のキャリー及び解凍バッファー設定は図2に示され、図2におけるDRB0の解凍バッファー2を解放した後に、データ受信端のキャリー及び解凍バッファー設定は図7に示される。
1つの選択的な実施形態では、上記S806では、解放すべきサービスのためにネットワーク側機器によって設定された解放情報は、
a、圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
b、辞書識別子と、
c、サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
1つの選択的な実施形態では、当該データブロック圧縮方法は、
第1のデータブロックを用いて第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の解凍バッファーにおける辞書内容を更新するS808を更に含んでもよい。
具体的には、第1のデータブロックは解凍後のデータブロックである。
ここで、辞書の内容を更新するとは、解凍されたたびに辞書情報を更新し、第1のデータブロックに基づいてバッファーの辞書を更新することを意味し、具体的な更新方法は、先入れ先出し方式を直接採用して、古いデータブロックの代わりに新しいデータブロックを使用することであってもよい。
上記の実施形態から分かるように、データ受信端は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスがそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応する。送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、前記第2のデータブロックをPDUにパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとにより、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
図9は本願の実施形態に係るデータブロック圧縮装置の構造の概略図であり、当該データブロック圧縮装置は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスがそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、メモリ920、送受信機900、プロセッサ910を含む。
ここで、図9では、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスとブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ910に代表される1つ又は複数のプロセッサ、及びメモリ920に代表されるメモリの様々な回路は、一体にリンクされている。バスアーキテクチャは、また、周辺機器、電圧レギュレーター、及び電力管理回路等の様々な他の回路を一体にリンクすることもでき、これらはすべて当技術分野でよく知られているものであるため、本明細書ではそれらを更に説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機900は、複数の要素であってもよく、即ち、伝送媒体において他の様々なデバイスと通信するためのユニットを提供する、送信機及び受信機を含む。これらの伝送媒体には、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブル等の伝送媒体が含まれる。プロセッサ910は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理を管理することに用いられ、メモリ920は、プロセッサ910が操作を実行する時に使用されるデータを記憶することができる。
プロセッサ910は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、又は複雑なプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)であってもよく、プロセッサは、マルチコアアーキテクチャを使用してもよい。
メモリ920は、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機900は、前記プロセッサの制御下でデータブロックを送受信するためのものであり、
プロセッサ910は、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、次の操作、即ち、
送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、
前記第2のデータブロックをプロトコルデータユニット(PDU)にパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、
前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとを実行するためのものである。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、
PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することは、
前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することを含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記した、前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することは、
前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドを決定することと、
前記設定フィールドに前記圧縮識別子を追加することとを含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、
前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する圧縮バッファーを確立することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記圧縮情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、
前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する圧縮バッファーを解放することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記解放情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
前記第1のデータブロックを用いて前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書内容を更新することを更に含む。
上記の実施形態から分かるように、データブロック圧縮装置は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスがそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応する。送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、前記第2のデータブロックをPDUにパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとにより、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
図10は本願の実施形態に係るデータブロック圧縮装置の構造の概略図であり、当該データブロック圧縮装置は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスがそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、メモリ1020、送受信機1000、プロセッサ1010を含む。
ここで、図10では、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスとブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ1010に代表される1つ又は複数のプロセッサ、及びメモリ1020に代表されるメモリの様々な回路は、一体にリンクされている。バスアーキテクチャは、また、周辺機器、電圧レギュレーター、及び電力管理回路等の様々な他の回路を一体にリンクすることもでき、これらはすべて当技術分野でよく知られているものであるため、本明細書ではそれらを更に説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機1000は、複数の要素であってもよく、即ち、伝送媒体において他の様々なデバイスと通信するためのユニットを提供する、送信機及び受信機を含む。これらの伝送媒体には、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブル等の伝送媒体が含まれる。プロセッサ1010は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理を管理することに用いられ、メモリ1020は、プロセッサ1010が操作を実行する時に使用されるデータを記憶することができる。
プロセッサ3100は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、又は複雑なプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)であってもよく、プロセッサは、マルチコアアーキテクチャを使用してもよい。
メモリ1020は、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機1000は、前記プロセッサの制御下でデータブロックを送受信するためのものであり、
プロセッサ1010は、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、次の操作、即ち、
データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているプロトコルデータユニット(PDU)を受信することであって、前記圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、前記PDUには、前記データ送信端が前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれることと、
前記圧縮識別子に基づいて、前記第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定することと、
前記第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて前記第2のデータブロックを解凍して、前記第1のデータブロックを得ることとを実行するためのものである。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
前記PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、
前記PDCP PDUのPDCPヘッダには前記圧縮識別子が含まれる。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドは前記圧縮識別子を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
前記圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、
前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する解凍バッファーを確立することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記圧縮情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、
前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する解凍バッファーを解放することとを更に含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、前記解放情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、本願の1つの実施形態に係るデータブロック圧縮装置によれば、
前記第1のデータブロックを用いて前記第1の解凍バッファーにおける辞書内容を更新することを更に含む。
上記の実施形態から分かるように、データブロック圧縮装置は1つのラジオベアラにキャリーされている複数の圧縮されたサービスを受信することができ、各サービスはそれぞれ1つの解凍バッファーに対応する。データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているPDUを受信することであって、前記圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、前記PDUには、前記データ送信端が前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれることと、前記圧縮識別子に基づいて、前記第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定することと、前記第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて前記第2のデータブロックを解凍して、前記第1のデータブロックを得ることとにより、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
なお、本願の実施形態に係る上記装置は、前述した方法の実施形態によって実現されるすべての方法ステップを実現することができ、同じ技術的効果を達成することができ、ここでは、本実施形態における方法の実施形態と同じ部分及び有益な効果についての説明を省略する。
図11は本願の実施形態に係るデータブロック圧縮装置の構造の概略図である。当該装置はデータ送信端に用いられ、前記データ送信端は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスはそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、当該データブロック圧縮装置は、
送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定するための圧縮バッファー決定モジュール111と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得るための圧縮モジュール112と、
前記第2のデータブロックをプロトコルデータユニット(PDU)にパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加するためのパッケージングモジュール113と、
前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信するための送信モジュール114とを含む。
オプションとして、上記の装置において、PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、前記パッケージングモジュール113では、
前記した、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することは、
前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することを含む。
オプションとして、上記の装置において、前記パッケージングモジュール113では、
前記した、前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することは、
前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドを決定することと、
前記設定フィールドに前記圧縮識別子を追加することとを含む。
オプションとして、上記装置において、前記パッケージングモジュール113では、
前記圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、上記の装置において、
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信するための第1の受信モジュールであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれる第1の受信モジュールと、
前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する圧縮バッファーを確立するための確立モジュールとを更に含む。
オプションとして、上記の装置において、前記圧縮情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、上記の装置において、
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信するための第2の受信モジュールであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれる第2の受信モジュールと、
前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する圧縮バッファーを解放するための解放モジュールとを更に含む。
オプションとして、上記の装置において、前記解放情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、上記の装置において、
前記第1のデータブロックを用いて前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書内容を更新するための更新モジュールを更に含む。
上記の実施形態から分かるように、データブロック圧縮装置はデータ送信端に用いられ、前記データ送信端は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスはそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、当該データブロック圧縮装置は、送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定するための圧縮バッファー決定モジュールと、前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得る圧縮モジュールと、前記第2のデータブロックをPDUにパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加するためのパッケージングモジュールと、前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信するための送信モジュールとを含む。従って、本願の実施形態は、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
図12は本願の実施形態に係るデータブロック圧縮装置の構造の概略図である。当該装置はデータ受信端に用いられ、前記データ受信端は、1つのラジオベアラにキャリーされている複数の圧縮されたサービスを受信することができ、各サービスはそれぞれ1つの解凍バッファーに対応し、当該データブロック圧縮装置は、
データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているPDUを受信する受信モジュール121であって、前記圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、前記PDUには、前記データ送信端が前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれる受信モジュール121と、
前記圧縮識別子に基づいて、前記第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定するための解凍バッファー決定モジュール122と、
前記第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて前記第2のデータブロックを解凍して、前記第1のデータブロックを得るための解凍モジュール123とを含む。
オプションとして、上記の装置に基づいて、前記受信モジュール121では、前記PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、
前記PDCP PDUのPDCPヘッダには前記圧縮識別子が含まれる。
オプションとして、上記の装置において、前記受信モジュール121では、
前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドは前記圧縮識別子を含む。
オプションとして、上記の装置において、前記受信モジュール121では、前記圧縮識別子は、
前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、上記の装置において、前記受信モジュール121は、更に
ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、
前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する解凍バッファーを確立することとことに用いられる。
オプションとして、上記の装置において、前記圧縮情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、上記の装置において、前記受信モジュール121は、更に
ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、
前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する解凍バッファーを解放することとことに用いられる。
オプションとして、上記の装置において、前記解放情報は、
圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
辞書識別子と、
サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含む。
オプションとして、上記の装置において、
前記第1のデータブロックを用いて前記第1の解凍バッファーにおける辞書内容を更新するための内容更新モジュールを更に含む。
上記の実施形態から分かるように、データブロック圧縮装置はデータ受信端に用いられ、前記データ受信端は、1つのラジオベアラにキャリーされている複数の圧縮されたサービスを受信することができ、各サービスはそれぞれ1つの解凍バッファーに対応し、データブロック圧縮装置は、データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているPDUを受信するための受信モジュールであって、前記圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、前記PDUには、前記データ送信端が前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれる受信モジュールと、前記圧縮識別子に基づいて、前記第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定するための解凍バッファー決定モジュールと、前記第1の解凍バッファーにおける辞書を用いて前記第2のデータブロックを解凍して、前記第1のデータブロックを得るための解凍モジュールとを含む。従って、本願の実施形態は、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
ただし、本願の実施形態では、ユニットの分割は、例示的であり、論理的な機能分割に過ぎず、実際の実現では他の分割方法があり得る。また、本願の各実施形態における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、又は各ユニットが単独で物理的に存在してもよく、又は2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。上記の統合されたユニットは、ハードウェアの形で実現することができ、ソフトウェア機能ユニットの形で実現することもできる。
上記の統合されたユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形で実現し、独立した製品として販売又は使用する場合、1つのプロセッサ可読記憶媒体に記憶することができる。そのような理解に基づいて、本願の技術案は、その本質、又は先行技術に寄与する部分、又は当該技術案の全部又は一部がソフトウェア製品の形で具体化されてもよい。当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、1つのコンピュータデバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイス等)又はプロセッサ(processor)に本願の各実施形態の前記方法のステップのすべて又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前記記憶媒体は、USBディスク、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、又は光ディスク等の、プログラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。
なお、本願の実施形態に係る上記装置は、前述した方法の実施形態によって実現されるすべての方法ステップを実現することができ、同じ技術的効果を達成することができ、ここでは、本実施形態における方法の実施形態と同じ部分及び有益な効果についての説明を省略する。
別の態様では、本願の実施形態は、プロセッサにデータ送信端に用いられる方法、又はデータ受信端に用いられる方法を実行させるためのコンピュータプログラムが記憶されているプロセッサ可読記憶媒体を提供する。
前記プロセッサ可読記憶媒体は、プロセッサがアクセスできる任意の利用可能な媒体又はデータ記憶装置であってもよく、磁性メモリ(例えばフロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク(MO)等)、光学メモリ(例えばCD、DVD、BD、HVD等)、及び半導体メモリ(例えばROM、EPROM、EEPROM、不揮発性メモリ(NAND FLASH)、ソリッドステートドライブ(SSD))等を含むが、これらに限定されない。
上記の実施形態から分かるように、プロセッサ可読記憶媒体には、前記プロセッサに上記のデータブロック圧縮方法を実行させるためのコンピュータプログラムが記憶されている。従って、本願の実施形態によれば、データ圧縮効率を高め、複数のサービスの効率的な伝送を実現することができる。
当業者には理解されるように、本願の実施形態は、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得る。従って、本願は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアを組み合わせた実施形態を採用することができる。更に、本願は、コンピュータで利用可能なプログラムコードを含む1つ又は複数のコンピュータで利用可能な記憶媒体(ディスクメモリ、光学メモリ等を含むが、これらに限定されない)で実施されるコンピュータプログラム製品の形態を採用することができる。
本願は、本願の実施形態の方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。フローチャート及び/又はブロック図における各フロー及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図におけるフロー及び/又はブロックの組み合わせは、コンピュータ実行可能命令によって実現できることが理解可能である。これらのコンピュータ実行可能命令は、1つのマシンを生成するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサに提供されて、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサによる命令の実行により、フローチャートの1つ又は複数のフロー、及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで指定された機能を実現するための手段が生成される。
これらのプロセッサ実行可能命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスを特定の方法で動作させることができるプロセッサ可読メモリに格納されて、当該プロセッサ可読メモリに格納された命令によって命令手段を含む製品を生成させることもできる。当該命令手段は、フローチャートの1つ又は複数のフロー、及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで指定された機能を実現する。
これらのプロセッサ実行可能命令は、コンピュータ又はその他のプログラム可能なデータ処理デバイスにロードされて、コンピュータで実現される処理を生成するために、コンピュータ又はその他のプログラム可能なデバイス上で一連の動作ステップを実行させる。これにより、コンピュータ又はその他のプログラム可能なデバイス上で実行される命令は、フローチャートの1つ又は複数のフロー、及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで指定された機能を実現するためのステップを提供する。
もちろん、当業者が、本願の精神及び範囲から逸脱することなく、本願に対して様々な変更及び変形を行うことができる。従って、本願のこれらの変更及び変形が、本願の特許請求の範囲及びその均等な技術的範囲に含まれる場合、本願は、これらの変更及び変形を含むことも意図する。

Claims (15)

  1. データブロック圧縮方法であって、データ送信端に用いられ、
    前記データ送信端は、1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスはそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、当該方法は、
    送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、
    前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、
    前記第2のデータブロックをプロトコルデータユニット(PDU)にパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、
    前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとを含むことを特徴とするデータブロック圧縮方法。
  2. 前記PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、
    前記した、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することは、
    前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することを含み、
    前記PDCP PDUのPDCPヘッダに前記圧縮識別子を追加することは、
    前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドを決定することと、
    前記設定フィールドに前記圧縮識別子を追加することと含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記圧縮識別子は、
    前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
    前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
    前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、
    前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する圧縮バッファーを確立することとを更に含み、
    前記圧縮情報は、
    圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
    辞書識別子と、
    圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
    サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、
    前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する圧縮バッファーを解放することとを更に含み、
    前記解放情報は、
    圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
    辞書識別子と、
    サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含むことを特徴とする請求項1又は4に記載の方法。
  6. 前記第1のデータブロックを用いて前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書内容を更新することを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. データブロック圧縮方法であって、データ受信端に用いられ、
    前記データ受信端は、1つのラジオベアラにキャリーされている複数の圧縮されたサービスを受信することができ、各サービスはそれぞれ1つの解凍バッファーに対応し、当該方法は、
    データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているプロトコルデータユニット(PDU)を受信することであって、前記圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、前記PDUには、前記データ送信端が前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれることと、
    前記圧縮識別子に基づいて、前記第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定することと、
    前記第1の解凍バッファーに対応する辞書を用いて前記第2のデータブロックを解凍して、前記第1のデータブロックを得ることとを含むことを特徴とするデータブロック圧縮方法。
  8. 前記PDUはパケットデータ統合プロトコル(PDCP) PDUであり、
    前記PDCP PDUのPDCPヘッダには前記圧縮識別子が含まれることを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記PDCPヘッダにおける、前記圧縮識別子をキャリーするための設定フィールドは前記圧縮識別子を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 前記圧縮識別子は、
    前記第1の圧縮バッファーの圧縮バッファー識別子と、
    前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書識別子と、
    前記第1の圧縮バッファーに対応するサービス識別子とのうちの1つ又は複数を含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の方法。
  11. ネットワーク側機器から送信された第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージには、圧縮すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された圧縮情報が含まれることと、
    前記圧縮情報に基づいて前記圧縮すべきサービスに対して対応する解凍バッファーを確立することとを更に含み、
    前記圧縮情報は、
    圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
    辞書識別子と、
    圧縮バッファー情報及び/又は解凍バッファー情報と、
    サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  12. ネットワーク側機器から送信された第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージには、解放すべきサービスのために前記ネットワーク側機器によって設定された解放情報が含まれることと、
    前記解放情報に基づいて前記解放すべきサービスに対応する解凍バッファーを解放することとを更に含み、
    前記解放情報は、
    圧縮バッファー識別子及び/又は解凍バッファー識別子と、
    辞書識別子と、
    サービス識別子とのうちの1つ又は複数を含むことを特徴とする請求項7又は11に記載の方法。
  13. 前記第1のデータブロックを用いて前記第1の解凍バッファーに対応する辞書内容を更新することを更に含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  14. データブロック圧縮装置であって、
    1つのラジオベアラに複数のサービスをキャリーすることができ、各サービスはそれぞれ1つの圧縮バッファーに対応し、前記データブロック圧縮装置は、メモリ、送受信機、プロセッサを含み、
    メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御下でデータブロックを送受信するためのものであり、
    プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、次の操作、即ち、
    送信すべき第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを決定することと、
    前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1のデータブロックを圧縮して、圧縮された第2のデータブロックを得ることと、
    前記第2のデータブロックをプロトコルデータユニット(PDU)にパッケージングし、PDUヘッダに前記第1の圧縮バッファーを指示するための圧縮識別子を追加することと、
    前記圧縮識別子を持っている前記PDUをデータ受信端に送信することとを実行するためのものであることを特徴とするデータブロック圧縮装置。
  15. データブロック圧縮装置であって、
    1つのラジオベアラにキャリーされている複数の圧縮されたサービスを受信することができ、各サービスはそれぞれ1つの解凍バッファーに対応し、前記データブロック圧縮装置は、メモリ、送受信機、プロセッサを含み、
    メモリは、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、送受信機は、前記プロセッサの制御下でデータブロックを送受信するためのものであり、
    プロセッサは、前記メモリ内のコンピュータプログラムを読み取って、次の操作、即ち、
    データ送信端から送信された、圧縮識別子を持っているプロトコルデータユニット(PDU)を受信することであって、前記圧縮識別子は受信された第1のデータブロックが属するサービスに対応する第1の圧縮バッファーを指示するためのものであり、前記PDUには、前記データ送信端が前記第1の圧縮バッファーに対応する辞書を用いて前記第1の データブロックを圧縮して得られた第2のデータブロックが更に含まれることと、
    前記圧縮識別子に基づいて、前記第1の圧縮バッファーに対応する第1の解凍バッファーを決定することと、
    前記第1の解凍バッファーに対応する辞書を用いて前記第2のデータブロックを解凍して、前記第1のデータブロックを得ることとを実行するためのものであることを特徴とするデータブロック圧縮装置。
JP2023507802A 2020-08-05 2021-06-21 データ圧縮方法、装置及び記憶媒体 Active JP7434663B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN202010779019.6A CN114070324A (zh) 2020-08-05 2020-08-05 一种数据压缩方法、装置及存储介质
CN202010779019.6 2020-08-05
PCT/CN2021/101204 WO2022028133A1 (zh) 2020-08-05 2021-06-21 一种数据压缩方法、装置及存储介质

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023536979A JP2023536979A (ja) 2023-08-30
JP7434663B2 true JP7434663B2 (ja) 2024-02-20

Family

ID=80116843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023507802A Active JP7434663B2 (ja) 2020-08-05 2021-06-21 データ圧縮方法、装置及び記憶媒体

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP4195513A1 (ja)
JP (1) JP7434663B2 (ja)
KR (1) KR20230037637A (ja)
CN (1) CN114070324A (ja)
WO (1) WO2022028133A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109842905A (zh) 2017-11-28 2019-06-04 中国移动通信有限公司研究院 字典配置方法、网络侧设备及用户终端

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102352684B1 (ko) * 2017-11-16 2022-01-18 삼성전자주식회사 무선통신 시스템에서 통신 방법 및 장치
CN109842653B (zh) * 2017-11-27 2022-04-01 大唐移动通信设备有限公司 一种进行数据传输的方法和设备
CN110139317B (zh) * 2018-02-02 2021-04-02 电信科学技术研究院有限公司 一种数据压缩方法、解压缩方法、发送端及接收端
CN110401604B (zh) * 2018-04-25 2023-05-09 中国移动通信有限公司研究院 一种信息传输方法、装置及计算机可读存储介质
CN110958643A (zh) * 2018-09-26 2020-04-03 电信科学技术研究院有限公司 一种控制面消息的传输方法及设备
WO2020091410A1 (en) * 2018-10-30 2020-05-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for reducing overhead of ethernet frame in next generation mobile communication system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109842905A (zh) 2017-11-28 2019-06-04 中国移动通信有限公司研究院 字典配置方法、网络侧设备及用户终端

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Impact Analysis on Introduction of NR UDC,3GPP TSG RAN WG2 #107 R2-1909913,2019年08月16日
Introduction of UDC in NR,3GPP TSG RAN WG2 #107 R2-1909915,2019年08月16日

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023536979A (ja) 2023-08-30
EP4195513A1 (en) 2023-06-14
WO2022028133A1 (zh) 2022-02-10
CN114070324A (zh) 2022-02-18
KR20230037637A (ko) 2023-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110999520B (zh) 无线接入网节点、核心网节点和无线终端及其方法
US11917450B2 (en) Data transmission method and data transmission apparatus
US10785824B2 (en) Information processing method and related apparatus
CN112715055B (zh) 无线电接入网络和用于加速的网络接入的方法
KR101879969B1 (ko) 데이터 전송 방법 및 디바이스
KR20190133031A (ko) 통신 방법 및 장치
WO2018165996A1 (zh) 切换方法和装置
WO2019141273A1 (zh) 用于确定性传输的通信方法和相关装置
CN110383939B (zh) 无线终端、基站及其方法和非暂时性计算机可读介质
WO2018127018A1 (zh) 多链接通信方法、设备和终端
CN114600508A (zh) Iab节点双连接建立的方法和通信装置
WO2023066383A1 (zh) 数据传输方法、装置及存储介质
JP2022515628A (ja) 無線通信方法及び装置
US20230141231A1 (en) Mobile Edge Computing Processing Method and Related Device
WO2018170746A1 (zh) 通信方法、辅网络节点和终端
CN111385071A (zh) 一种数据传输方法、设备及计算机存储介质
EP3457758B1 (en) Data transmission methods and devices
WO2023005452A1 (zh) 一种通信方法、装置及设备
JP7434663B2 (ja) データ圧縮方法、装置及び記憶媒体
WO2022042652A1 (zh) 上行数据处理方法、装置、网络设备、终端设备及介质
CN117616806A (zh) 用于处置节点迁移的第一节点、第二节点以及由此执行的方法
CN112187400B (zh) 数据传输方法及装置
CN114363975A (zh) 数据通信方法、装置、电子设备及存储介质
WO2018228545A1 (zh) 信息处理方法以及相关装置
CN110958647A (zh) 一种数据传输方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230203

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7434663

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150