JP7430359B1 - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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JP7430359B1
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Abstract

Figure 0007430359000001
【課題】指標を参考にコミュニケーションすることができるようにする。
【解決手段】情報処理システムであって、企業の経済活動に関する企業データを記憶する企業データ記憶部と、企業データに基づいて経済活動に係る指標を定期的に計算する指標計算部と、指標を特定する指標特定情報に対応付けて、指標に関連するユーザを特定するユーザ特定情報を記憶するユーザ記憶部と、ユーザ記憶部を参照して、計算された指標に対応する複数のユーザを特定し、計算された指標を表示しながら、特定されたユーザ間でメッセージの送信を行うメッセージ送信部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
KPIを用いて施策の評価が行われている(例えば特許文献1参照)。
特開2022-127958号公報
KPIの達成状況などを議論することが重要である。
本発明はこのような背景を鑑みてなされたものであり、指標を参考にコミュニケーションすることのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、情報処理システムであって、企業の経済活動に関する企業データを記憶する企業データ記憶部と、前記企業データに基づいて前記経済活動に係る指標を定期的に計算する指標計算部と、前記指標を特定する指標特定情報に対応付けて、前記指標に関連するユーザを特定するユーザ特定情報を記憶するユーザ記憶部と、前記ユーザ記憶部を参照して、計算された前記指標に対応する複数の前記ユーザを特定し、計算された前記指標を表示しながら、特定された前記ユーザ間でメッセージの送信を行うメッセージ送信部と、を備えることを特徴とする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、指標を参考にコミュニケーションすることができる。
情報処理システムの全体構成例を示す図である。 管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。 管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。 KPIをダッシュボード画面の一例を示す図である。 メッセージの表示画面の一例を示す図である。 アラートメッセージの表示画面の一例を示す図である。 管理サーバ2の動作を説明する図である。
<発明の概要>
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明は、たとえば、以下のような構成を備える。
[項目1]
企業の経済活動に関する企業データを記憶する企業データ記憶部と、
前記企業データに基づいて前記経済活動に係る指標を定期的に計算する指標計算部と、
前記指標を特定する指標特定情報に対応付けて、前記指標に関連するユーザを特定するユーザ特定情報を記憶するユーザ記憶部と、
前記ユーザ記憶部を参照して、計算された前記指標に対応する複数の前記ユーザを特定し、計算された前記指標を表示しながら、特定された前記ユーザ間でメッセージの送信を行うメッセージ送信部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
[項目2]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記指標特定情報に対応付けて、前記指標の目標値を記憶する目標記憶部を備え、
前記メッセージ送信部は、計算された前記指標が、前記指標に対応する前記目標値を下回った場合に、前記指標に対応する前記ユーザに対して、前記目標値が未達である旨を示すメッセージを送信すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目3]
項目2に記載の情報処理システムであって、
前記指標の前記目標値に対する割合である達成率を計算する達成率計算部を備え、
前記メッセージ送信部は、前記指標に対応する前記ユーザに対して、前記達成率を含む前記メッセージを送信すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目4]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記指標特定情報に対応付けて、前記指標の目標値を記憶する目標記憶部を備え、
前記メッセージ送信部は、計算された前記指標が、前記指標に対応する前記目標値を下回った場合に、前記指標に対応する前記ユーザのうちの少なくとも1人である第1のユーザに対して、前記目標値が未達である理由を質問する第1のメッセージを送信し、前記第1のユーザから前記第1のメッセージに回答する第2のメッセージを受信し、受信した前記第2のメッセージを、前記ユーザに対して送信すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目5]
項目1に記載の情報処理システムであって、
第1の指標に対応付けて、前記第1の指標に関連する第2の指標を記憶する指標情報記憶部を備え、
前記指標計算部は、複数の前記第1の指標を計算して出力し、出力した前記第1の指標の1つの選択を受け付け、選択された前記第1の指標に関連する前記第2の指標を前記指標情報記憶部から特定し、特定した前記第2の指標を出力すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目6]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記指標計算部は、異なる時間単位で前記指標を集計し、
前記メッセージ送信部は、前記ユーザからの指示に応じて、表示する前記指標の前記時間単位を切り替えること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目7]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記メッセージ送信部は、前記ユーザからの指示に応じて、前記指標の表示形式を切り替え、
前記メッセージ送信部は、前記ユーザからの指示に応じて、前記表示形式の前記指標を前記メッセージに含めること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目8]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記企業データ記憶部は、自社の前記企業データである第1の企業データと、他社の前記企業データである第2の企業データとを記憶し、
前記指標計算部は、前記第1の企業データに基づいて、前記自社についての前記指標を計算するとともに、前記第2の企業データに基づいて、前記他社についての前記指標を計算すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目9]
企業の経済活動に関する企業データを記憶するステップと、
前記企業データに基づいて前記経済活動に係る指標を定期的に計算するステップと、
前記指標を特定する指標特定情報に対応付けて、前記指標に関連するユーザを特定するユーザ特定情報をユーザ記憶部に記憶するステップと、
前記ユーザ記憶部を参照して、計算された前記指標に対応する複数の前記ユーザを特定するステップと、
計算された前記指標を表示しながら、特定された前記ユーザ間でメッセージの送信を行うステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
[項目10]
企業の経済活動に関する企業データを記憶するステップと、
前記企業データに基づいて前記経済活動に係る指標を定期的に計算するステップと、
前記指標を特定する指標特定情報に対応付けて、前記指標に関連するユーザを特定するユーザ特定情報をユーザ記憶部に記憶するステップと、
前記ユーザ記憶部を参照して、計算された前記指標に対応する複数の前記ユーザを特定するステップと、
計算された前記指標を表示しながら、特定された前記ユーザ間でメッセージの送信を行うステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
<システムの概要>
以下、本発明の一実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態の情報処理システムは、KPI(Key Performance Indicator)などの企業の経済活動に関する指標を出力するとともに、この指標を参照しながらのコミュニケーションが行えるようにしている。なお、指標はKPIに限らず、KGI(Key Goal Indicator)などであってもよいし、OKR(Objective and Key Result)などであってもよいし、売上原価率などの経営指標や財務指標であってもよい。本実施形態の情報処理システムでは、多種多様な企業の経済活動に関するデータ(以下、企業データという。)を管理し、企業データに基づいて各種指標(本実施形態ではKPIを想定する。)を計算して出力し、企業に所属するユーザが指標を容易に閲覧することができるようにする。また、情報処理システムでは、ユーザがKPIを閲覧しながら、当該KPIの達成に関連する他のユーザ(例えば、同じ部署のメンバーなど)との間でメッセージを送受信することができるようにする。
図1は、情報処理システムの全体構成例を示す図である。本実施形態の情報処理システムは、管理サーバ2を含んで構成される。管理サーバ2は、ユーザ端末1と通信ネットワークを介して通信可能に接続される。通信ネットワークは、たとえばインターネットであり、公衆電話回線網や携帯電話回線網、無線通信路、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
ユーザ端末1は、ユーザが操作するコンピュータである。ユーザ端末1は、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータなどとすることができる。
管理サーバ2は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、あるいはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
<管理サーバ>
図2は、管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。管理サーバ2は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置205、出力装置206を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204は、通信ネットワーク3に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置205は、データを入力する、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置206は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。なお、後述する管理サーバ2の各機能部はCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現され、管理サーバ2の各記憶部はメモリ202及び記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
図3は、管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。管理サーバ2は、企業データ記憶部231と、ユーザ記憶部232と、目標記憶部233と、設定情報記憶部234と、指標情報記憶部235と、指標計算部211と、メッセージ送信部212と、達成率計算部213と、を備える。
<記憶部>
企業データ記憶部231は、企業の経済活動に関する企業データを記憶する。企業データは、KPIなどの指標の達成率を計算するためのデータである。企業データには、例えば、財務会計システムや販売管理システム、人事管理システム、SFA(Sales Force Automation)システム、CRM(Customer Relationship Management)システムなどが管理するデータが含まれうる。企業データは、これらの外部システムから取得したデータをインポートするようにすることができる。企業データには、自社についての情報と、他社についての情報とが含まれうる。企業データとして、チームのメンバーを特定する情報などを含めるようにしてもよい。例えば、「第1営業部」に対応付けて、第1営業部に所属するユーザを特定するユーザ特定情報を管理することができる。企業データに含まれる数値は、例えば、日別のデータとすることができる。企業データに含まれる値は、週別、月別、四半期別、年度別などの値としてもよい。企業データは、例えば、売上について、関連する商品又はサービス、販売したユーザやチームなど、原価又は原価率などを対応付けて含めることができる。
他社についての企業データには、例えば、他社が報告している決算報告書や有価証券報告書などの決算資料を含めることができる。また、他社についての企業データには、他社が他社の株主や投資家に向けて広報するIR資料(プレゼン資料など)から推測したデータを含めることができる。IR資料に基づく推測は、管理サーバ2の運営者が行うようにし、推測結果をユーザに対して利用可能に企業データ記憶部231に登録することができる。IR資料を分析することにより、例えば、ユーザ数(顧客数)やMRR(Monthly Recurring Revenue;月次計上収益)、解約率、平均単価などを推定することが可能となる。
企業データには、自社に係る経営データ、現場データ、競合データが含まれうる。
経営データには、売上データ、費用データ、組織データが含まれうる。
売上データは、会社の売上向上に対する経営判断のために必要なデータであり、売上データに基づいて、売上高や契約者数、受注単価、新規受注数、契約継続率などの指標を計算することができる。
費用データは、会社のコスト改善に対する経営判断のために必要なデータであり、費用データに基づいて、原価率、広告宣伝費、採用単価、給与手当、通信費などを計算することができる。
組織データは、会社の組織や資産に対する経営判断のために必要なデータであり、組織データに基づいて、従業員数や退職率、平均年収、平均年齢、新卒採用人数などを計算することができる。
現場データには、マーケティングデータ、営業データ、CS(Customer Satisfaction)データが含まれうる。
マーケティングデータは、見込み顧客を獲得するまでの業務のPDCAを高めるために必要なデータであり、マーケティングデータに基づいて、CVR(ConVersion Rate)、セッション数、アポイントへの転換率、PV(Page View)数などを計算することができる。
営業データは、契約を受注するまでの業務のPDCAを高めるために必要なデータであり、営業データに基づいて新規獲得件数、新規受注金額、テレマーケティング経由獲得件数、催事別獲得件数などの指標を計算することができる。
CSデータは、契約顧客に関する業務のPDCAを高めるために必要なデータであり、CSデータに基づいて解約率、解約金額、契約年数別解約率、保有顧客数などの指標を計算することができる。
競合データには、他社に係る財務データ、市場データ、事業データが含まれうる。
財務データは、例えば、他社の有価証券報告書や決算短信などに開示されているデータとすることができる。財務データから、他社の売上高、売上原価、広告宣伝費、人件費、営業利益、当期純利益、現預金、有利子負債、株主資本、従業員数、平均年収、平均年齢などを得ることが可能である。
市場データは、例えば、投資家向けの金融情報サイトに開示されているデータとすることができる。市場データから、他社の時価総額、直近株価、年初来高値、年初来安値、前日比株価、単元株数、出来高、発行済株式数、配当利回り、PSR、PER、PBRなどを得ることができる。
事業データは、例えば、IR(Investor Relation)情報などに開示されているデータとすることができる。事業データから、売上高成長率、粗利率、営業利益率、事業別売上高、解約率、顧客数、MRR、ARRなどを得ることができる。事業データには、一般に開示されていないデータを含めることができる。開示されていない事業データ、例えば、アナリストなどから、推定されたデータの入力を受け付けるようにすることができる。また、所与のロジックを用いて、他社の財務データや市場データに基づいて、一般に開示されていない事業データの推測値を計算するようにしてもよい。
ユーザ記憶部232は、指標を特定する指標特定情報に対応付けて、当該指標に関連するユーザを特定するユーザ特定情報を記憶する。ユーザ記憶部232は、1つの指標について、複数のユーザ特定情報を記憶することができる。指標特定情報は、例えば、指標名などであってよい。ユーザ記憶部232は、例えば、チームごとの特定の指標(例えば、第1営業部のメンバー一人当たりの月間訪問数)について、「一人当たり月間訪問数(第1営業部)」などの指標名に対応づけて、チームメンバーのうち、当該指標に関する営業活動などの活動を行うメンバー、管理者のメンバーなどを示すユーザ特定情報を記憶することができる。
目標記憶部233は、指標特定情報に対応付けて、指標の目標値を記憶する。例えば、目標記憶部233は、「一人当たり月間訪問数(第1営業部)」に対応付けて、「30」などの数値を記憶することができる。
設定情報記憶部234は、各種の設定情報を記憶する。設定情報には、後述する指標の達成率に対する閾値を記憶することができる。指標の達成率が当該閾値を超えた場合、又は、指標の達成率が当該閾値に達しなかった場合に、アラートメッセージが送信されるようにすることができる。また設定情報には、後述する指標計算部211が指標を計算するタイミング(例えば、毎週金曜日、毎月25日、3月31日など任意のタイミングを設定することができる。)を含めることもできる。
指標情報記憶部235は、計算する指標に関する情報(以下、指標情報という。)を記憶する。指標情報は、指標の親子関係を既定する情報とすることができる。例えば、KGIの指標について、KPIとなる指標を紐付けるように、KGIを特定する情報に対応付けて、1つ又は複数のKPIを特定する情報を指標情報として指標情報記憶部235に登録することができる。例えば、指標情報には、KPIを特定する情報と、KGIを特定する情報とを含めることができる。指標情報は、例えば、ユーザごとに記憶することができ、ユーザから指標情報を受け付けて指標情報記憶部235に登録するようにすることができる。
<機能部>
指標計算部211は、企業データに基づいて経済活動に係る指標を計算する。指標計算部211は、定期的に(例えば、毎日、毎週、毎月などスパンは任意に設定情報として設定することができる。)指標を計算することができる。指標計算部211は、各種集計を行うことができ、例えば、日別の訪問数を月別及びチーム別に集計することができる。また、チーム別の月間訪問数を、当該チームに所属する人数で割って一人当たりの月間訪問数を計算することができる。指標計算部211は、集計する時間単位を変えて指標を計算することができる。例えば、指標計算部211は、同じ指標について、時別、日別、週別、月別、年別など異なる時間単位での指標を計算することができる。なお、指標計算部211は、公知の手法により指標を計算することができる。指標計算部211は、計算した指標をユーザ端末1に送信してユーザに閲覧させることができる。指標計算部211は、設定情報記憶部234に登録されている設定情報に、指標を計算するタイミングが設定されている場合には、そのタイミングに指標を計算することができる。
図4は、KPIをダッシュボード画面の一例を示す図である。図4に示すダッシュボードには、指標計算部211が計算した各種の指標がリスト形式やグラフ形式などで表示されている。このように指標計算部211は企業データに基づいて複数の指標を計算し、計算した結果を各種の表示形式での画面データとしてユーザ端末1に送信してユーザ端末1に1つ以上のKPIを表示させることができる。
指標計算部211は、いわゆるドリルダウンにより、表示した指標に関連する他の指標を表示することができる。例えば、ユーザ端末1が図4に示すダッシュボードから指標の選択を受け付けて、選択された指標を特定する情報を管理サーバ2に送信し、指標計算部211は、受信した情報により特定される指標に関連する他の指標を、指標情報記憶部235から特定し、特定した指標を(例えば指標を表示する画面データとして)ユーザ端末1に送信し、ユーザ端末1に、選択された指標に関連する指標を表示させることができる。指標計算部211は、関連する指標を、指示されたときに企業データに基づいて計算するようにしてもよいし、計算結果を記憶する指標記憶部を管理サーバ2が備えるようにし、指標計算部211は、複数の指標について予め計算して指標記憶部に登録しておき、選択された指標に関連する指標について、指標記憶部から最新の値を読み出すようにしてもよい。
指標計算部211は、同一の指標について、自社の指標と他社の指標とを比較出力するようにしてもよい。上述したように、企業データ記憶部231には、自社についての企業データと、他社についての企業データとが記憶されており、指標計算部211は、自社についての企業データに基づいて、自社についての指標を計算するとともに、同じ指標について、他社の企業データに基づいて他社についての値を計算することができる。指標計算部211は、例えば、自社の指標と、他社の指標とを比較表示するための画面データを作成してユーザ端末1に送信することができる。例えば、自社と他社の売上を比較したり、従業員数を比較したり、原価率を比較したりすることができる。
メッセージ送信部212は、ユーザ間でメッセージの送信を行う。メッセージ送信部212は、計算された指標に対応する複数のユーザをユーザ記憶部232から特定することができる。メッセージ送信部212は、計算された指標を表示させながら、特定されたユーザ間でメッセージの送信を行うことができる。
メッセージ送信部212は、ユーザからの指示に応じて、集計する時間単位を切り替えて指標を表示することができる。例えば、メッセージ送信部212は、表示した日別の指標がタップされたことに応じて、週別や月別など異なる時間単位での指標の表示に切り替えるようにすることができる。
図5は、メッセージの表示画面の一例を示す図である。図5に示す表示画面は、例えば、図4に示すダッシュボード画面において、スクリーンのタッチ等により1つのKPIが選択された場合に表示されるようにすることができる。図5に示すように、画面上段にKPI(図5の例では日次の受注金額)が表示されている。また、図5に示すメッセージの表示画面の下段には、メッセージの表示欄を備える。メッセージの表示欄では、チャット形式により、当該KPIに関連するユーザ間で送信されたメッセージが表示されている。
また、メッセージ送信部212は、時系列での指標の変化を表示することもできる。メッセージ送信部212は、例えば、指標の変化をグラフ形式で表示することができる。メッセージ送信部212は、ユーザからの指示に応じて、遡る時間を変更することもできる。メッセージ送信部212は、ユーザからの指示に応じて、表示形式(グラフの種類)を変更することもできる。メッセージ送信部212は、表示している指標をメッセージに含めるようにすることができる。例えば、ユーザが図5に示す画面において送信するメッセージを編集する際に、上段の指標をドラッグしてメッセージの編集欄(不図示)にドロップしたときに、当該編集中のメッセージにドラッグされた指標を含めるようにすることができる。
達成率計算部213は、指標の目標値に対する割合である達成率を計算する。達成率計算部213は、目標記憶部233から指標に対応する目標値を取得し、指標計算部211が計算した指標の、目標値に対する和以来を達成率として計算することができる。達成率計算部213が、指標計算部211とともに、又は指標計算部211に代わり、達成率と指標とをユーザ端末1に送信して図4のダッシュボード画面や図5の表示画面などを表示させるようにしてもよい。図5の例では、日次の受注金額の目標値と実績(すなわち指標計算部211が計算した指標)とともに、目標値と実績値と差分と、達成率とが表示されている。
メッセージ送信部212は、目標達成の場合や目標未達の場合に、その旨を示すアラートメッセージをユーザに送信するようにしても良い。メッセージ送信部212は、例えば、計算されたKPIが、KPIに対応する目標値を下回った場合に、当該KPIに関連するユーザに対して、目標値が未達である旨を示すアラートメッセージを送信することができる。メッセージ送信部212は、KPIに関連するユーザに対して、当該KPIの達成率を含むメッセージを送信するようにしてもよい。また、達成率が設定情報に設定されている閾値を下回った場合、閾値に達した場合、あるいは閾値を上回った場合に、その旨を示すアラートメッセージを送信するようにしてもよい。
図6は、アラートメッセージの表示画面の一例を示す図である。図6に示す表示画面には、達成率が所与の設定値を下回ったり上回ったりしたことを示すメッセージが表示されている。図6に示すアラートメッセージの表示画面は、例えば、ユーザ端末1のスクリーン最下段に表示される「通知」をタップすることにより表示されるようにすることができる。なお、メッセージをプッシュ通知などにより通知するようにしてもよい。
メッセージ送信部212は、目標未達のKPIについて、ユーザに対して未達の理由を質問するメッセージを送信し、当該質問に対する回答を他の関連するユーザに対して送信することができる。メッセージ送信部212は、KPIが目標値を下回った場合に、当該KPIに関連するユーザのうちの少なくとも1人である第1のユーザに対して、目標値が未達である理由を質問する第1のメッセージを送信し、第1のユーザから第1のメッセージに回答する第2のメッセージを受信し、受信した第2のメッセージを、KPIに関連する他のユーザに対して送信することができる。図5の例では、あるユーザから他のユーザに対して未達の理由を問い合わせるメッセージを送信しているが、メッセージ送信部212が当該未達の理由を問い合わせるメッセージを自動的に送信することができる。
<動作>
図7は、管理サーバ2の動作を説明する図である。
管理サーバ2は、企業データに基づいて指標を計算し(S301)、指標の目標値に対する達成率を計算する(S302)。管理サーバ2は、指標(及び達成率)をユーザ端末1に送信して、図4、図5に示すような画面に指標を表示させる(S303)。
指標及び/又は達成率が、目標値及び/又は設定情報に設定されている閾値を下回った場合、達した場合、及び/又は上回った場合に(S324:YES)、管理サーバ2は、当該指標に対応するユーザをユーザ記憶部232から特定して、特定したユーザに対してアラートメッセージを送信する(S325)。なお、閾値を下回った場合、達した場合、及び上回った場合のいずれの場合にアラートメッセージを送信するかについても設定情報に設定することができる。
管理サーバ2は、図5に示すような表示画面においてユーザ端末1に入力されたメッセージをKPIを示す指標特定情報とともにユーザ端末1から受信して、受信した指標特定情報に対応するユーザをユーザ記憶部232から特定し、特定したユーザに対して、受信したメッセージを送信し(S326)、図5に示す表示画面において、KPIを表示しながら、当該KPIについてのユーザ間でのコミュニケーションが可視化されるようにすることができる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
1 ユーザ端末
2 管理サーバ

Claims (9)

  1. 企業の経済活動に関する企業データを記憶する企業データ記憶部と、
    前記企業データに基づいて前記経済活動に係る指標を定期的に計算する指標計算部と、
    前記指標を特定する指標特定情報に対応付けて、前記指標に関連するユーザを特定するユーザ特定情報を記憶するユーザ記憶部と、
    前記指標特定情報に対応付けて、前記指標の目標値を記憶する目標記憶部と、
    前記ユーザ記憶部を参照して、計算された前記指標に対応する複数の前記ユーザを特定し、計算された前記指標を画面に表示させながら、特定された前記ユーザ間でメッセージの送信を行うメッセージ送信部と、
    を備え
    前記メッセージ送信部は、計算された前記指標が、前記指標に対応する前記目標値を下回った場合に、前記指標に対応する前記ユーザのうちの少なくとも1人である第1のユーザに対して、前記目標値が未達である理由を質問する第1のメッセージを送信し、前記第1のユーザから前記第1のメッセージに回答する第2のメッセージを受信し、受信した前記第2のメッセージを、前記ユーザに対して送信すること、
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって
    前記メッセージ送信部は、計算された前記指標が、前記指標に対応する前記目標値を下回った場合に、前記指標に対応する前記ユーザに対して、前記目標値が未達である旨を示すメッセージを送信すること、
    を特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記指標の前記目標値に対する割合である達成率を計算する達成率計算部を備え、
    前記メッセージ送信部は、前記指標に対応する前記ユーザに対して、前記達成率を含む前記メッセージを送信すること、
    を特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    第1の指標に対応付けて、前記第1の指標に関連する第2の指標を記憶する指標情報記憶部を備え、
    前記指標計算部は、複数の前記第1の指標を計算して出力し、前記ユーザから、出力した前記第1の指標の1つの選択を受け付け、選択された前記第1の指標に関連する前記第2の指標を前記指標情報記憶部から特定し、特定した前記第2の指標を前記画面に表示させること、
    を特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記指標計算部は、異なる時間単位で前記指標を集計し、
    前記メッセージ送信部は、前記ユーザからの指示に応じて、表示する前記指標の前記時間単位を切り替えること、
    を特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記メッセージ送信部は、前記ユーザからの指示に応じて、前記指標の表示形式を切り替え、
    前記メッセージ送信部は、前記ユーザからの指示に応じて、前記表示形式の前記指標を前記メッセージに含めること、
    を特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記企業データ記憶部は、自社の前記企業データである第1の企業データと、他社の前記企業データである第2の企業データとを記憶し、
    前記指標計算部は、前記第1の企業データに基づいて、前記自社についての前記指標を計算するとともに、前記第2の企業データに基づいて、前記他社についての前記指標を計算すること、
    を特徴とする情報処理システム。
  8. 企業の経済活動に関する企業データを記憶するステップと、
    前記企業データに基づいて前記経済活動に係る指標を定期的に計算するステップと、
    前記指標を特定する指標特定情報に対応付けて、前記指標に関連するユーザを特定するユーザ特定情報をユーザ記憶部に記憶するステップと、
    前記指標特定情報に対応付けて、前記指標の目標値を記憶するステップと、
    前記ユーザ記憶部を参照して、計算された前記指標に対応する複数の前記ユーザを特定するステップと、
    計算された前記指標を画面に表示させながら、特定された前記ユーザ間でメッセージの送信を行うステップと、
    計算された前記指標が、前記指標に対応する前記目標値を下回った場合に、前記指標に対応する前記ユーザのうちの少なくとも1人である第1のユーザに対して、前記目標値が未達である理由を質問する第1のメッセージを送信し、前記第1のユーザから前記第1のメッセージに回答する第2のメッセージを受信し、受信した前記第2のメッセージを、前記ユーザに対して送信するステップと、
    をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  9. 企業の経済活動に関する企業データを記憶するステップと、
    前記企業データに基づいて前記経済活動に係る指標を定期的に計算するステップと、
    前記指標を特定する指標特定情報に対応付けて、前記指標に関連するユーザを特定するユーザ特定情報をユーザ記憶部に記憶するステップと、
    前記指標特定情報に対応付けて、前記指標の目標値を記憶するステップと、
    前記ユーザ記憶部を参照して、計算された前記指標に対応する複数の前記ユーザを特定するステップと、
    計算された前記指標を画面に表示させながら、特定された前記ユーザ間でメッセージの送信を行うステップと、
    計算された前記指標が、前記指標に対応する前記目標値を下回った場合に、前記指標に対応する前記ユーザのうちの少なくとも1人である第1のユーザに対して、前記目標値が未達である理由を質問する第1のメッセージを送信し、前記第1のユーザから前記第1のメッセージに回答する第2のメッセージを受信し、受信した前記第2のメッセージを、前記ユーザに対して送信するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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