JP7428623B2 - 産業用ワイプ及び産業用ワイプの製造方法 - Google Patents
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Description
パルプを主原料とするシートが複数枚積層され、エンボス加工による凹凸によって一体化されている産業用ワイプであり、
各シートの坪量が、17~21g/m2であり、
前記凹凸は、一方面に凹部のみが形成され、他方面に前記凹部に対応する凸部のみが形成されているシングルエンボスであり、
その凹部と凸部の平面視形状が異なり、一つの凹部の表面積が6.6~12.4mm2であり、一つの凸部の表面積が10.3~19.3mm2であり、凹部表面積と凸部表面積の差が3.7~6.9mm2である、
ことを特徴とする産業用ワイプである。
凹部の平面視形状が、角部が曲線の角丸平行四辺形であり、凸部の平面視形状が、楕円又は略楕円形状である、上記第一の手段に係る産業用ワイプである。
凹部の平面視形状は、縦方向及び横方向の少なくとも一方に沿う平行な一対の縁を有する上記第二の手段に係る産業用ワイプである。
縦方向に隣接する凹部同士は、縦方向に平行な一対の縁が横方向の同位置になく、かつ、縦方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凹部同士は、縦方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、上記第三の手段に係る産業用ワイプである。
縦方向に隣接する凹部同士が、縦方向に平行な一対の縁が横方向の同位置にあり、かつ、縦方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凹部同士は、縦方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、上記第三の手段に係る産業用ワイプである。
縦方向に隣接する凹部同士は、縦方向に平行な一対の縁が横方向の同位置にあり、かつ、縦方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凹部同士は、縦方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にない、上記第三の手段に係る産業用ワイプである。
横方向に隣接する凹部同士は、横方向に平行な一対の縁が縦方向の同位置にあり、かつ、横方向に沿わない平行な一対の縁の延長方向で隣接する凹部同士は、横方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、上記第三の手段に係る産業用ワイプである。
パルプを主原料とするシートが複数枚積層され、エンボス加工による凹凸によって一体化されている産業用ワイプの製造方法であって、
底面を有する複数の凹部が形成されている凹部面と、頂面を有する複数の凸部が前記凹部に対応する位置に形成されている凸部面との間に、積層された複数の原紙を通紙して、原紙に対して凹凸を形成するエンボス加工工程を有し、
そのエンボス加工工程における、凹部の単位面積当たりの底面の面積率を31.0~32.0%とし、凸部の単位面積当たりの頂面の面積率を8.5~10.5%とし、
凹部面と凸部面とのクリアランスを0.30~0.50mmとする、
ことを特徴とする産業用ワイプの製造方法である。
凸部の平面視形状が、角部が曲線の角丸平行四辺形であり、凹部の平面視形状が、楕円又は略楕円形状である、上記第八の手段に係る産業用ワイプの製造方法である。
凸部が、搬送方向及び搬送方向に直交する方向の少なくとも一方に沿う平行な一対の縁を有する上記第九の手段に係る産業用ワイプの製造方法である。
搬送方向に隣接する凸部同士は、搬送方向に平行な一対の縁が搬送方向に直交する方向の同位置になく、かつ、搬送方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凸部同士は、搬送方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、上記第十の手段に係る産業用ワイプの製造方法である。
搬送方向に隣接する凸部同士が、搬送方向に平行な一対の縁が搬送方向に直交する方向の同位置にあり、かつ、搬送方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凸部同士は、搬送方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、上記第十の手段に係る産業用ワイプの製造方法である。
搬送方向に隣接する凸部同士は、搬送方向に平行な一対の縁が搬送方向に直交する方向の同位置にあり、かつ、搬送方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凸部同士は、搬送方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にない、上記第十の手段に係る産業用ワイプの製造方法である。
搬送方向に直行する方向に隣接する凸部同士は、搬送方向に直行する方向に平行な一対の縁が搬送方向の同位置にあり、かつ、搬送方向に直交する方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凸部同士は、搬送方向に直交する方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、上記第十の手段に係る産業用ワイプの製造方法である。
パルプを主原料とするシートが複数枚積層され、エンボス加工による凹凸によって一体化されている産業用ワイプの製造方法により製造される産業用ワイプであり、
前記製造方法が、底面を有する複数の凹部が形成されている凹部面と、頂面を有する複数の凸部が前記凹部に対応する位置に形成されている凸部面との間に、積層された複数の原紙を通紙して、原紙に対して凹凸を形成するエンボス加工工程を有し、
そのエンボス加工工程における、凹部の単位面積当たりの底面の面積率を31.0~32.0%とし、凸部の単位面積当たりの頂面の面積率を8.5~10.5%とし、
凹部面と凸部面とのクリアランスを0.30~0.50mmとする、
ことを特徴とする産業用ワイプである。
本実施形態の産業用ワイプ1は、パルプを主原料とするシート10が四枚積層され、エンボス加工による凹凸20,21によって一体化されているものである。積層数は限定されないが三プライ又は四プライであると、十分な強度を発現しやすく、また、十分なしなやかさとしやすい。
次いで、図11に第二実施形態に係る産業用ワイプ2を示す。本実施形態の産業ワイプ2は、第1実施形態の産業用ワイプ1と凹部20及び凸部21の配列が異なっている形態である。この実施形態の産業ワイプ2は、縦方向MDに隣接する凹部同士が、縦方向MDに平行な一対の縁50,50が横方向CDの同位置にあり、縦方向MDに沿わない平行な一対の縁40,40の延長線方向で隣接する凹部同士は、縦方向MDに沿わない平行な一対の縁40,40が、互いにその縁の延長線上にある。つまり、隣り合う凹部20の長辺40及び短辺50が一直線上に位置するようにして配されている。この実施形態の産業用ワイプ2は、均等に凹部20が配置され、拭き取り時や液吸収時のムラが少なくなる。また、産業用ワイプを製品化する際に、二つ折り、四つ折りにする場合に、凹部20の縁50に沿って横方向CDに折り曲げやすくなり加工性も高まる。
次いで、図12に第三実施形態に係る産業用ワイプ3を示す。本実施形態の産業ワイプ3は、第一及び第二実施形態の産業ワイプ1,2と凹部20及び凸部21の配列が異なっている形態である。この実施形態の産業用ワイプ3は、縦方向MDに隣接する凹部同士は、縦方向MDに平行な一対の縁50,50が横方向CDの同位置にあり、縦方向MDに沿わない平行な一対の縁40,40の延長線方向で隣接する凹部同士は、縦方向MDに沿わない平行な一対の縁40,40が、互いにその縁の延長線上にない。この実施形態の産業ワイプ3では、第二実施形態の産業用ワイプ1と同様に、産業用ワイプを製品化する際に、二つ折り、四つ折りにする場合に、凹部20の縁50,にそって横方向CDに折り曲げやすくなり加工性に優れる。
次いで、図12に第四実施形態に係る産業用ワイプ4を示す。本実施形態の産業ワイプ4は、第一~第三実施形態の産業ワイプ1~3と凹部20及び凸部21の配列が異なっている形態である。この実施形態の産業ワイプ4は、凹部20の平行な一対の縁41,41が横方向CDに平行となるように配されている。さらに横方向CDに隣接する凹部同士は、横方向CDに平行な一対の縁41,41が縦方向MDの同位置にありま、縦方向に隣接する凹部同士は、横方向CDに沿わない平行な一対の縁51,51が、互いにその縁の延長線上にある。この実施形態では、第一実施形態の産業ワイプ1と同様に縦方向MDに沿って破断が連続し難く、さらに産業用ワイプを製品化する際に、二つ折り、四つ折りにする場合に、凹部20の縁41,41にそって縦方向MDに折り曲げやすくなり加工性も高まる。
吸水量の測定は下記(1)~(6)のとおりに行った。
(1)試料を縦方向200mm×横方向200mmの矩形に裁断する。
(2)試料の質量を電子天秤(A&D HR300等)により測定する。
(3)試料を四つ折りにしその試料よりも大きいトレイ(例えば、内寸:215mm×160mm)に、20mm程度の深さとなるように、25℃の水を入れる。
(4)試料を、試料以上の大きさの剛性のある平網(例えば、120mm×120mm、網目15mm)の上に載せ、前記水を入れたトレイ内におろして、試料を11分間浸水させる。
(5)浸漬後、ピンセットで対角線状に二つ折りした後、バットから引き上げる。
(6)吸水した試料の質量を電子天秤により測定し、下記式により1m2当たりの吸水量を算出する。
吸水量(g/m2)=((上記(4)で測定した吸水した試験片の質量)-(上記(1)で測定した試験片の質量))×100(注:m2に換算するため、100倍する)
上記〔吸水量〕の試験と同様の操作及び算出式により測定した。なお、〔吸水量〕の試験からの変更点は、裁断する試料の大きさを縦方向200mm×横方向200mmの矩形とした点、バット内に入れる液体を25℃のサラダ油(日清サラダ油:日清オイリオグループ株式会社製)、エンジンオイル(ULTRA 2 SUPER:本田技研工業株式会社製)、潤滑油(スーパーギア220:出光興産株式会社製)とした点である。
グリスの拭き取り性は、下記の(1)~(5)の手順で測定した。
(1)試料を縦方向200mm×横方向200mmの矩形に裁断する。
(2)この試料を四つ折りとして、電子天秤(A&D HR300等)により質量を測定する。
(3)平滑なステンレス製のバット上に平滑な樹脂フィルム(旭化成株式会社製:サランラップ)を敷き、その上に1.7gのグリスを直線状(約2.0cm)に絞り出す。
(4)四つ折りにした試料をグリスの上に載置し、さらにその上から350mLの水を入れた500mLビーカーを錘として載せる。
(5)試料の端を摘まみ横方向に試料をバット上をスライドするように20cm引っ張る。
(6)その後に錘のビーカーを取り除き、電子天秤(A&D HR300等)により質量を測定し、グリスを付着させる前の試料の質量との差を算出する。
プライ接着された試料の1層目と2層目を指で剥がし、接着具合を、官能評価(7段階評価、N=5)した。なお、表中の数値は、3.5を中央値として、数値が高いほうが剥離し難く、数値が低いほど剥離しやすい。
Claims (13)
- パルプを主原料とするシートが複数枚積層され、エンボス加工による凹凸によって一体化されている産業用ワイプであり、
前記凹凸は、一方面に凹部のみが形成され、他方面に前記凹部に対応する凸部のみが形成されているシングルエンボスであり、
その凹部と凸部の平面視形状が異なり、一つの凹部の表面積が6.6~12.4mm2であり、一つの凸部の表面積が10.3~19.3mm2であり、凹部表面積と凸部表面積の差が3.7~6.9mm2であり、
凹部の平面視形状が、角部が曲線の角丸平行四辺形であり、凸部の平面視形状が、楕円又は略楕円形状である、
ことを特徴とする産業用ワイプ。 - 凹部の平面視形状は、縦方向及び横方向の少なくとも一方に沿う平行な一対の縁を有する請求項1記載の産業用ワイプ。
- 縦方向に隣接する凹部同士は、縦方向に平行な一対の縁が横方向の同位置になく、かつ、縦方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凹部同士は、縦方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、請求項2記載の産業用ワイプ。
- 縦方向に隣接する凹部同士が、縦方向に平行な一対の縁が横方向の同位置にあり、かつ、縦方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凹部同士は、縦方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、請求項2記載の産業用ワイプ。
- 縦方向に隣接する凹部同士は、縦方向に平行な一対の縁が横方向の同位置にあり、かつ、縦方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凹部同士は、縦方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にない、請求項2記載の産業用ワイプ。
- 横方向に隣接する凹部同士は、横方向に平行な一対の縁が縦方向の同位置にあり、かつ、横方向に沿わない平行な一対の縁の延長方向で隣接する凹部同士は、横方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、請求項2記載の産業用ワイプ。
- パルプを主原料とするシートが複数枚積層され、エンボス加工による凹凸によって一体化されている産業用ワイプの製造方法であって、
底面を有する複数の凹部が形成されている凹部面と、頂面を有する複数の凸部が前記凹部に対応する位置に形成されている凸部面との間に、積層された複数の原紙を通紙して、原紙に対して凹凸を形成するエンボス加工工程を有し、
そのエンボス加工工程における、凹部の単位面積当たりの底面の面積率を31.0~32.0%とし、凸部の単位面積当たりの頂面の面積率を8.5~10.5%とし、
凹部面と凸部面とのクリアランスを0.30~0.50mmとし、
かつ、凸部の平面視形状が、角部が曲線の角丸平行四辺形であり、凹部の平面視形状が、楕円又は略楕円形状である、
ことを特徴とする産業用ワイプの製造方法。 - 凸部が、搬送方向及び搬送方向に直交する方向の少なくとも一方に沿う平行な一対の縁を有する請求項7記載の産業用ワイプの製造方法。
- 搬送方向に隣接する凸部同士は、搬送方向に平行な一対の縁が搬送方向に直交する方向の同位置になく、かつ、搬送方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凸部同士は、搬送方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、請求項8記載の産業用ワイプの製造方法。
- 搬送方向に隣接する凸部同士が、搬送方向に平行な一対の縁が搬送方向に直交する方向の同位置にあり、かつ、搬送方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凸部同士は、搬送方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、請求項8記載の産業用ワイプの製造方法。
- 搬送方向に隣接する凸部同士は、搬送方向に平行な一対の縁が搬送方向に直交する方向の同位置にあり、かつ、搬送方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凸部同士は、搬送方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にない、請求項8記載の産業用ワイプの製造方法。
- 搬送方向に直行する方向に隣接する凸部同士は、搬送方向に直行する方向に平行な一対の縁が搬送方向の同位置にあり、かつ、搬送方向に直交する方向に沿わない平行な一対の縁の延長線方向で隣接する凸部同士は、搬送方向に直交する方向に沿わない平行な一対の縁が、互いにその縁の延長線上にある、請求項8記載の産業用ワイプの製造方法。
- パルプを主原料とするシートが複数枚積層され、エンボス加工による凹凸によって一体化されている産業用ワイプの製造方法により製造される産業用ワイプであり、
前記製造方法が、底面を有する複数の凹部が形成されている凹部面と、頂面を有する複数の凸部が前記凹部に対応する位置に形成されている凸部面との間に、積層された複数の原紙を通紙して、原紙に対して凹凸を形成するエンボス加工工程を有し、
そのエンボス加工工程における、凹部の単位面積当たりの底面の面積率を31.0~32.0%とし、凸部の単位面積当たりの頂面の面積率を8.5~10.5%とし、
凹部面と凸部面とのクリアランスを0.30~0.50mmとし、
かつ、凸部の平面視形状が、角部が曲線の角丸平行四辺形であり、凹部の平面視形状が、楕円又は略楕円形状である、
ことを特徴とする産業用ワイプ。
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