JP7427769B2 - ユーザ機器(ue)モビリティ履歴情報管理 - Google Patents

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Description

[0001] 本開示は、一般にワイヤレスデバイス(wireless device)に関し、より詳細には、ユーザ機器モビリティ履歴情報(user equipment mobility history information)を提供するためにワイヤレスデバイスを管理することに関する。
[0002] ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))と、5G新無線(NR:new radio)と、他の最近開発された通信技術とは、ワイヤレスデバイスが、ほんの数年前利用可能であったものよりも大きい桁数である(ギガビット毎秒などの)データレートで情報を通信することを可能にする。LTEは、ハンドオーバ中の遅延を回避するために、ネットワークによる接続モードモビリティ履歴情報の収集と共有とをサポートする。典型的には、(論理5G無線ノード(gNB)または発展型ノードB(eNB)などの)基地局などのソースリモートコンピューティングプラットフォーム(remote computing platform)は、ユーザ機器(UE:user equipment)がそれのセル(cell)のうちの1つ内にとどまっている限り、UEモビリティ履歴情報を収集し、記憶する。モビリティ履歴情報(mobility history information)は、概して、訪問先セル(visited cell)のリスティング(listing)(すなわち、vistedCellList)、またはセル内で費やされた時間(time spent)のインジケーション(indication)(すなわち、timeSpent)を含む。収集され記憶されたUEモビリティ履歴情報は、概して、次いで、LTE無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)と発展型パケットコアトランスポートネットワークレイヤとの間で、または2つのeNB間でなどで、(S1またはX2などの)インターフェースを介してハンドオーバ準備手順などを通して、後続のハンドオーバ準備において使用される。前の訪問先セルのリストおよび(セルごとの情報などの)関連する情報要素をターゲットeNBに提供することにより、ハンドオーバ時間が向上し得る。
[0003] RANは、典型的には、ネットワーク側で(すなわち、UEからリモートにあるコンピューティングプラットフォームにおいて)接続モードモビリティ履歴情報を収集するが、そのような情報は、UEが(RRC_IDLEなどの)アイドル状態に入ったときに解放される。収集されたモビリティ履歴情報は、いくつかの条件下では他のノードと共有されないので、他のノードは、UEモビリティ履歴に基づいてモビリティ関係の最適化を実施することができない。たとえば、モビリティ履歴情報中の訪問先セルのリスティングは、UE無線リソースコントローラ(RRC:radio resource controller)状態情報を含むことがなく、これは、RAN/コアネットワーク(CN:Core Network)がRRC状態固有のモビリティ最適化を実施することができないことを意味する。
[0004] 本開示のシステムと、方法と、デバイスとは、いくつかの発明的態様をそれぞれ有し、それらのうちの単一の態様が、本明細書で開示される望ましい属性を単独で担当するとは限らない。
[0005] 本開示で説明される主題の1つの発明的態様は、ワイヤレスモバイル通信デバイス(以下では「ユーザ機器(user equipment)」または「UE」と呼ばれる)において実装され得る。いくつかの実装形態は、UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するためのUEのプロセッサ(processor)によって実施される方法を含み得る。
[0006] いくつかの実装形態では、本方法は、UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するために、UEのプロセッサによって実施され得る。いくつかの実装形態は、UEモビリティ履歴情報をUE内のメモリ(memory)に記憶することを含み得る。いくつかの実装形態は、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態(radio resource controller state)の1次セル(primary cell)から、RAN外の別のセル(another cell)に、無線アクセス技術間セル(inter-radio access technology cell)に、またはアウトオブサービス状態(out of service state)に変化したかどうかを決定することを含み得る。いくつかの実装形態は、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに送信することを含み得る。
[0007] いくつかの実装形態では、本方法は、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前の1次セル(a previous primary cell)または前の2次セル(a previous secondary cell)との各無線リソースコントローラ状態のために費やされた時間をUEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に設定することを含み得る。
[0008] いくつかの実装形態では、本方法は、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、無線リソースコントローラ状態を、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中の前の1次セルまたは前の2次セルの各無線リソースコントローラ状態のために設定することを含み得る。
[0009] いくつかの実装形態では、本方法は、前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報(global cell identity)が利用可能であるかどうかを決定することを含み得る。いくつかの実装形態では、本方法は、前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であると決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含め得る。いくつかの実装形態では、本方法は、前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能でないと決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に物理セル識別情報(PCI:physical cell identity)と周波数(frequency)とを含め得る。
[0010] いくつかの実装形態では、本方法は、デュアル/マルチ接続性ステータス(dual/multi-connectivity status)が必要とされるかどうかを決定することを含み得る。いくつかの実装形態では、本方法は、デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされると決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報を含め得る。
[0011] いくつかの実装形態では、本方法は、無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされるかどうかを決定することを含み得る。いくつかの実装形態では、本方法は、無線アクセス技術タイプインジケーション(radio access technology type indication)が必要とされると決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に無線アクセス技術(radio access technology)のインジケーションを含め得る。
[0012] いくつかの実装形態では、本方法は、前のセルまたは2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定することを含み得る。加えて、本方法は、デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定することを含み得る。いくつかの実装形態では、本方法は、前のセルまたは2次セルのグローバルセル識別情報も利用可能でなくデュアル/マルチ接続性ステータスも必要とされないと決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前のセルまたは2次セルの物理セル識別情報とキャリア周波数(carrier frequency)と、し得る。
[0013] いくつかの実装形態では、本方法は、UEが、以前はアウトオブサービス(out of service)でありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったかどうかを決定することを含み得る。いくつかの実装形態では、本方法は、UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含め得る。
[0014] いくつかの実装形態では、本方法は、UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、変数エントリ中の無線リソースコントローラ状態情報(radio resource controller state information)を新無線外にまたは次世代RAN外に設定することを含み得る。
[0015] いくつかの実装形態では、本方法は、UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、変数エントリ中の費やされた時間フィールド情報(time spent field information)を、新無線または次世代RAN外の費やされた時間に設定することを含み得る。
[0016] いくつかの実装形態では、本方法は、リモートコンピューティングプラットフォームからUE情報要求(information request)を受信することを含み得る。本方法のいくつかの実装形態では、UEモビリティ履歴情報が利用可能であることを示すUE情報応答(information response)をリモートコンピューティングプラットフォームに送信し得る。
[0017] いくつかの実装形態では、モビリティ履歴情報は、訪問先セルのリスティングと、UEがモビリティ履歴情報をどのくらいの時間の間記憶するかのインジケーションと、セルリスト(cell list)と、リモートネットワークアクセスリスト(remote network access list)と、タイミングアドバンスリスト(timing advance list)と、無線アクセス技術タイプ(radio access technology type)と、接続性状態情報(connectivity state information)と、無線リソースコントローラ状態情報とから選択される少なくとも1つのデータセット(data set)を含み得る。
[0018] いくつかの実装形態では、本方法は、UEモビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに提供するために、第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのプロセッサによって実施され得る。いくつかの実装形態は、UEからUEモビリティ履歴情報を受信することを含み得る。いくつかの実装形態は、UEモビリティ履歴情報を第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのメモリに記憶し得る。いくつかの実装形態は、UEから受信されたUEモビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに送信し得る。
[0019] いくつかの実装形態では、UEモビリティ履歴情報は、ハンドオーバ準備手順と、コンテキスト検索手順と、UEサスペンド手順と、UEコンテキスト解放完了手順とのうちの少なくとも1つの一部であり得る。
[0020] いくつかの実装形態では、本方法は、第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームからUEモビリティ履歴情報を受信することを含み得る。いくつかの実装形態では、本方法は、第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信されたUEモビリティ履歴情報をUEから受信されたUEモビリティ履歴情報と比較することを含み得る。いくつかの実装形態では、本方法は、UEから受信されたUEモビリティ履歴情報と競合しない第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信されたUEモビリティ履歴情報を第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのメモリに記憶することを含み得る。
[0021] さらなる態様は、上記で要約された方法のいずれかの動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令(processor-executable instruction)で構成されたプロセッサを有するワイヤレスデバイスを含み得る。さらなる態様は、上記で要約された方法の動作をワイヤレスデバイスのプロセッサに実施させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶した非一時的プロセッサ可読記憶媒体(non-transitory processor-readable storage medium)を含み得る。さらなる態様は、上記で要約された方法の機能を実施するための手段を有するワイヤレスデバイスを含む。さらなる態様は、上記で要約された方法の1つまたは複数の動作を実施するように構成されたプロセッサを含むワイヤレスデバイス中で使用するためのシステムオンチップを含む。さらなる態様は、上記で要約された方法の1つまたは複数の動作を実施するように構成されたプロセッサを含むワイヤレスデバイス中で使用するための2つのシステムオンチップを含むパッケージ中のシステムを含む。
[0022] 本開示で説明される主題の1つまたは複数の実装形態の詳細が、添付の図面および以下の説明に記載されている。他の特徴、態様、および利点は、説明、図面、および特許請求の範囲から明らかになるであろう。以下の図の相対寸法は、一定の縮尺で描かれていないことがあることに留意されたい。
[0023] 例示的な通信システムを示すシステムブロック図。 [0024] セル選択の管理を実装するように構成され得る例示的なコンピューティングシステムを示す構成要素ブロック図。 [0025] ワイヤレス通信におけるユーザプレーンと制御プレーンとのための無線プロトコルスタックを含むソフトウェアアーキテクチャの一例の構成要素ブロック図。 [0026] UEモビリティ履歴情報を提供するために構成された例示的なシステムを示す構成要素ブロック図。 [0027] UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための、UEのプロセッサによって実施される、例示的な方法のプロセスフロー図。 [0028] UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 UEのプロセッサによってUEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 [0029] UEモビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに提供するための、第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのプロセッサによって実施される、例示的な方法のプロセスフロー図。 [0030] UEモビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに提供するための方法の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図。 [0031] 例示的なリモートコンピューティングプラットフォームの構成要素ブロック図。 [0032] 例示的なUEの構成要素ブロック図。
[0033] 様々な図面における同様の参照番号および記号は、同様の要素を示す。
[0034] 以下の説明は、本開示の発明的態様を説明する目的で、いくつかの実装形態を対象とする。しかしながら、本明細書の教示が多数の異なる方法で適用され得ることを、当業者は容易に認識されよう。
[0035] 説明される実装形態は、電気電子技術者協会(IEEE)16.11規格のいずれか、もしくはIEEE802.11規格のいずれか、Bluetooth(登録商標)規格、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、GSM/汎用パケット無線サービス(GPRS)、拡張データGSM環境(EDGE)、地上基幹無線(TETRA)、広帯域CDMA(W-CDMA(登録商標))、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)、1xEV-DO、EV-DO Rev A、EV-DO Rev B、高速パケットアクセス(HSPA)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、発展型高速パケットアクセス(HSPA+)、ロングタームエボリューション(LTE)、AMPS、または3G、4G、もしくは5G技術を利用するシステムなどのワイヤレス、セルラーもしくはモノのインターネット(IoT)ネットワーク内で通信するために使用される他の信号、あるいはそれらのさらなる実装形態に従って無線周波数(RF)信号を送信および受信することが可能である任意のデバイス、システム、またはネットワークにおいて実装され得る。
[0036] 説明される実装形態は、UEからリモートコンピューティングプラットフォームにUEモビリティ履歴情報を提供することが可能である任意のデバイス、システム、またはネットワークにおいて実装され得る。実装形態は、UEモビリティ履歴情報をUE内のメモリに記憶し、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態(RRC_CONNECT、RRC_IDLE、RRC_INACTIVEなど)の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したかどうかを決定し、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに送信し得る。
[0037] いくつかの実装形態では、UEは、セル内で費やされた時間(すなわち、timeSpent)、RATタイプインジケーション、およびデュアル接続性/マルチ接続性の各セルID/RATタイプ事例とともに各RRC状態/セル組合せを含んでいるモビリティ履歴情報を記憶および報告し得る。モビリティ履歴情報は、RANによる検索のためにUEによって記憶され得、このRANは、今度は、そのモビリティ履歴情報を、Xn/N2を介して別のRANノードまたはAMFと共有し得る。RANは、UEから検索されたUEモビリティ履歴情報を、そのUEの別のRANノードから検索された同様の情報と組み合わせ得る。たとえば、RRC_INACTIVE UEのためのUEコンテキスト検索手順中にノード間で交換されるモビリティ履歴情報は、RRC_INACTIVE状態のUEモビリティ履歴に基づいて、UE固有のRAN構成でRANによって最適化され得る。加えて、RANページングまたはコアネットワーク(CN)ページングは、(ページングのための推奨セルおよびgNBに関する情報などの)交換されるUEモビリティ履歴情報に基づいて最適化され得る。
[0038] LTEは、RRC_CONNECTEDとRRC_IDLEとをカバーしているモビリティ履歴情報をUEが記憶することサポートする。UEは、「RRCConnectionResumeComplete/RRCConnectionsetupComplete」という用語で「mobilityHistoryAvail」を示し得る。その後、ネットワークは、UE情報応答と対応するUE情報要求とを介してモビリティ履歴情報を検索し得る。自己組織化ネットワーク(SON)駆動テスト最小化(MDT)上のNR作業項目記述(WID)において、NRは、ベースラインとしてLTEモビリティ履歴情報を取って、RRC_IDLEと、RRC_INACTIVEと、RRC_CONNECTEDとのためにUEによって同様のモビリティ履歴情報収集方式をサポートし得る。
[0039] 本開示で説明される主題の特定の実装形態は、以下の潜在的な利点のうちの1つまたは複数を実現するように実装され得る。いくつかの実装形態は、UEが1つのネットワーク(LTEネットワークなど)を離れ、別のネットワーク(NR RANまたは次世代(NG)RANなど)に接続するときに、ハンドオーバ準備、コンテキスト検索、UEサスペンド、またはUEコンテキスト解放など、手順のために必要とされる時間量を低減することによって、UEと通信ネットワークとの動作を改善し得る。いくつかの実装形態は、新しいネットワークがモビリティ履歴情報を直接交換する必要なしにそのような情報をそのようなネットワークに提供することによって、そのような手順のために必要とされる時間量を低減することによって、UEと通信ネットワークとの動作を改善し得る。
[0040] 「ワイヤレスデバイス」という用語は、本明細書では、ワイヤレスルータデバイス、ワイヤレスアプライアンス、セルラー電話、スマートフォン、ポータブルコンピューティングデバイス、パーソナルまたはモバイルマルチメディアプレーヤ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートブック、ウルトラブック、パームトップコンピュータ、ワイヤレス電子メール受信機、マルチメディアインターネット対応セルラー電話、医療デバイスおよび機器、生体センサー/デバイス、スマートウォッチ、スマート衣類、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリングおよびスマートブレスレット)を含むウェアラブルデバイス、エンターテインメントデバイス(たとえば、ワイヤレスゲームコントローラ、音楽およびビデオプレーヤ、衛星ラジオなど)、スマートメーター/センサーを含むワイヤレスネットワーク対応のモノのインターネット(IoT)デバイス、工業用製造装置、自宅または企業使用のための大型および小型の機械器具、自律および半自律車両内のワイヤレス通信要素、様々なモバイルプラットフォームに固定されたかまたは組み込まれたワイヤレスデバイス、全地球測位システムデバイス、ならびにメモリとワイヤレス通信構成要素とプログラマブルプロセッサとを含む同様の電子デバイスのいずれか1つまたはすべてを指すために使用される。
[0041] 「システムオンチップ」(SOC)という用語は、本明細書では、単一の基板上に組み込まれた複数のリソースまたはプロセッサを含んでいる単一の集積回路(IC)チップを指すために使用される。単一のSOCは、デジタル、アナログ、混合信号、および無線周波数機能のための回路を含んでいることがある。単一のSOCはまた、任意の数の汎用または専用プロセッサ(デジタル信号プロセッサ、モデムプロセッサ、ビデオプロセッサなど)、メモリブロック(ROM、RAM、フラッシュなど)、およびリソース(タイマー、電圧調整器、発振器など)を含み得る。SOCはまた、統合されたリソースおよびプロセッサを制御するための、ならびに周辺デバイスを制御するためのソフトウェアを含み得る。
[0042] 「システムインパッケージ」(SIP)という用語は、本明細書では、2つ以上のICチップ、基板、またはSOC上に複数のリソース、計算ユニット、コアまたはプロセッサを含んでいる単一のモジュールまたはパッケージを指すために使用され得る。たとえば、SIPは、複数のICチップまたは半導体ダイが垂直構成でその上に積層される単一の基板を含み得る。同様に、SIPは、複数のICまたは半導体ダイがその上で統合基板へとパッケージングされる1つまたは複数のマルチチップモジュール(MCM)を含み得る。SIPはまた、単一のマザーボード上でまたは単一のワイヤレスデバイス中でなど、高速通信回路を介して互いに結合され、極めて近接してパッケージングされた、複数の独立したSOCを含み得る。SOCの近接性は、高速通信と、メモリおよびリソースの共有とを容易にする。
[0043] 「マルチコアプロセッサ」という用語は、本明細書では、プログラム命令を読み取り実行するように構成された(CPUコア、インターネットプロトコル(IP)コア、グラフィックスプロセッサユニット(GPU)コアなどの)2つ以上の独立した処理コアを含んでいる単一の集積回路(IC)チップまたはチップパッケージを指すために使用され得る。SOCは複数のマルチコアプロセッサを含むことがあり、SOC中の各プロセッサはコアと呼ばれることがある。「マルチプロセッサ」という用語は、本明細書では、プログラム命令を読み取り実行するように構成された2つ以上の処理ユニットを含むシステムまたはデバイスを指すために使用され得る。
[0044] 図1は、例示的な通信システムを示すシステムブロック図を示す通信システム100は、5G NRネットワークであり得るか、またはLTEネットワークなどの任意の他の好適なネットワークであり得る。
[0045] 通信システム100は、コアネットワーク140と、(図1にワイヤレスデバイス120a~120eとして示されている)様々なモバイルデバイスとを含む、異種ネットワークアーキテクチャを含み得る。通信システム100はまた、(BS110a、BS110b、BS110c、およびBS110dとして示されている)いくつかの基地局と、他のネットワークエンティティとを含み得る。基地局は、ワイヤレスデバイス(モバイルデバイス)と通信するエンティティであり、コンピューティングプラットフォームB、計算プラットフォームB、LTE発展型コンピューティングプラットフォームB(eNB)、アクセスポイント(AP)、無線ヘッド、送受信ポイント(TRP)、新無線基地局(NR BS)、5GコンピューティングプラットフォームB(NB)、次世代コンピューティングプラットフォームB(gNB)などと呼ばれることもある。各基地局は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPP(登録商標)では、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、基地局のカバレージエリア、このカバレージエリアをサービスする基地局サブシステム、またはそれらの組合せを指すことができる。
[0046] 基地局110a~110dは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、別のタイプのセル、またはそれの組合せに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているモバイルデバイスによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているモバイルデバイスによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連付けを有するモバイルデバイス(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のモバイルデバイス)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセル用の基地局は、マクロBSと呼ばれることがある。ピコセル用の基地局は、ピコBSと呼ばれることがある。フェムトセル用の基地局は、フェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示されている例では、基地局110aは、マクロセル102a用のマクロBSであり得、基地局110bは、ピコセル102b用のピコBSであり得、基地局110cは、フェムトセル102c用のフェムトBSであり得る。基地局110a~110dは、1つまたは複数の(たとえば、3つの)セルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、「NR BS」、「gNB」、「TRP」、「AP」、「コンピューティングプラットフォームB」、「5G NB」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
[0047] いくつかの例では、セルは固定でないことがあり、セルの地理的エリアは、モバイル基地局のロケーションに従って移動することがある。いくつかの例では、基地局110a~110dは、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワーク、またはそれらの組合せなど、様々なタイプのバックホールインターフェースを通して、互いに、ならびに通信システム100中の1つまたは複数の他の基地局またはネットワークコンピューティングプラットフォーム(図示されず)に相互接続され得る。
[0048] 基地局110a~110dは、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンク126を介してコアネットワーク140と通信し得る。ワイヤレスデバイス120a~120eは、ワイヤレス通信リンク122を介して基地局110a~110dと通信し得る。
[0049] ワイヤード通信リンク126は、イーサネット(登録商標)、ポイントツーポイントプロトコル、ハイレベルデータリンク制御(HDLC)、アドバンストデータ通信制御プロトコル(ADCCP)、および伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)など、1つまたは複数のワイヤード通信プロトコルを使用し得る様々なワイヤードネットワーク(イーサネット、TVケーブル、電話、光ファイバー、および他の形態の物理ネットワーク接続など)を使用し得る。
[0050] 通信システム100はまた、リレー局(リレーBS110dなど)を含み得る。リレー局は、上流局(たとえば、基地局またはモバイルデバイス)からデータの送信を受信し、下流局(たとえば、ワイヤレスデバイスまたは基地局)にデータの送信を送ることができるエンティティである。リレー局はまた、他のワイヤレスデバイスへの送信を中継することができるモバイルデバイスであり得る。図1に示されている例では、リレー局110dは、基地局110aとワイヤレスデバイス120dとの間の通信を容易にするために、マクロザ基地局110aおよびワイヤレスデバイス120dと通信し得る。リレー局は、リレー基地局、リレー基地局、リレーなどと呼ばれることもある。
[0051] 通信システム100は、異なるタイプの基地局、たとえば、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、リレー基地局などを含む異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプの基地局は、通信システム100中で異なる送信電力レベルと、異なるカバレージエリアと、干渉に対する異なる影響とを有し得る。たとえば、マクロ基地局は、高い送信電力レベル(たとえば、5~40ワット)を有し得る一方で、ピコ基地局と、フェムト基地局と、リレー基地局とは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1~2ワット)を有し得る。
[0052] ネットワークコントローラ130は、基地局のセットに結合し得、これらの基地局の協調および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介して基地局と通信し得る。基地局はまた、たとえば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
[0053] ワイヤレスデバイス120a、120b、120cは、通信システム100全体にわたって分散され得、各ワイヤレスデバイスは、固定またはモバイルであり得る。ワイヤレスデバイスは、アクセス端末、端末、モバイル局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。
[0054] マクロ基地局110aは、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンク126を介して通信ネットワーク140と通信し得る。ワイヤレスデバイス120a、120b、120cは、ワイヤレス通信リンク122を介して基地局110a~110dと通信し得る。
[0055] ワイヤレス通信リンク122および124は、複数のキャリア信号、周波数、または周波数帯域を含み得、これらの各々は、複数の論理チャネルを含み得る。ワイヤレス通信リンク122および124は、1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を利用し得る。ワイヤレス通信リンクにおいて使用され得るRATの例は、3GPP LTE、3G、4G、5G(NRなど)、GSM、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX(登録商標))、時分割多元接続(TDMA)、および他のモバイル電話通信技術セルラーRATを含む。通信システム100内の様々なワイヤレス通信リンクのうちの1つまたは複数において使用され得るRATのさらなる例は、Wi-Fi(登録商標)、LTE-U、LTE-Direct、LAA、MuLTEfireなどの中距離プロトコル、ならびにZigBee(登録商標)、Bluetooth、およびBluetooth Low Energy(LE)などの比較的短距離のRATを含む。
[0056] いくつかのワイヤレスネットワーク(LTEなど)は、ダウンリンク上では直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重(SC-FDM)を利用する。OFDMとSC-FDMとは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域において、SC-FDMでは時間領域において送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、サブキャリアの間隔は15kHzであり得、(「リソースブロック」と呼ばれる)最小リソース割振りは12個のサブキャリア(または180kHz)であり得る。したがって、公称高速ファイル転送(FFT)サイズは、1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHz(すなわち、6つのリソースブロック)をカバーし得、1.25、2.5、5、10または20MHzのシステム帯域幅に対してそれぞれ1、2、4、8または16個のサブバンドがあり得る。
[0057] いくつかの実装形態の説明では、LTE技術に関連する用語と例とを使用することがあるが、様々な実装形態は、新無線(NR)または5Gネットワークなど、他のワイヤレス通信システムに適用可能であり得る。NRは、アップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)上でサイクリックプレフィックス(CP)とともにOFDMを利用し、時分割複信(TDD)を使用する半二重動作のサポートを含み得る。100MHzの単一のコンポーネントキャリア帯域幅がサポートされ得る。NRリソースブロックは、0.1ms持続時間にわたって、75kHzのサブキャリア帯域幅をもつ12個のサブキャリアにわたり得る。各無線フレームは、10msの長さを有する50個のサブフレームから構成されてよい。したがって、各サブフレームは、0.2msの長さを有し得る。各サブフレームは、データ送信のリンク方向(すなわち、DLまたはUL)を示し得、各サブフレームのリンク方向は、動的に切り替えられ得る。各サブフレームは、DL/ULデータならびにDL/UL制御データを含み得る。ビームフォーミングがサポートされ得、ビーム方向が動的に構成され得る。プリコーディングを用いた多入力多出力(MIMO)送信もサポートされ得る。DLにおけるMIMO構成は、8ストリームまで、およびワイヤレスデバイスあたり2ストリームまでのマルチレイヤDL送信をもつ、8個までの送信アンテナをサポートし得る。ワイヤレスデバイスあたり2ストリームまでをもつマルチレイヤ送信がサポートされ得る。
[0058] 8個までのサービングセルをもつ複数のセルのアグリゲーションがサポートされ得る。代替的に、NRは、OFDMベースエアインターフェース以外の異なるエアインターフェースをサポートし得る。
[0059] いくつかのモバイルデバイスは、マシンタイプ通信(MTC)モバイルデバイスあるいは発展型または拡張マシンタイプ通信(eMTC)モバイルデバイスと見なされ得る。MTCモバイルデバイスとeMTCモバイルデバイスとは、たとえば、基地局、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、または何らかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサー、メーター、モニタ、ロケーションタグなどを含む。ワイヤレスコンピューティングプラットフォームは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を提供し得る。いくつかのモバイルデバイスは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされ得るか、またはNB-IoT(狭帯域モノのインターネット)デバイスとして実装され得る。ワイヤレスデバイス120は、プロセッサ構成要素、メモリ構成要素、同様の構成要素、またはそれらの組合せなど、ワイヤレスデバイス120の構成要素を格納するハウジングの内部に含まれ得る。
[0060] 概して、任意の数の通信システムと、任意の数のワイヤレスネットワークとが、所与の地理的エリア中に展開され得る。各通信システムおよびワイヤレスネットワークは、特定の無線アクセス技術(RAT)をサポートし得、1つまたは複数の周波数上で動作し得る。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることもある。周波数は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれることもある。各周波数は、異なるRATの通信システム間の干渉を回避するために、所与の地理的エリア中で単一のRATをサポートし得る。いくつかの場合には、NRまたは5G RATネットワークが展開され得る。
[0061] いくつかの実装形態では、(たとえば、ワイヤレスデバイス120aおよびワイヤレスデバイス120eとして示されている)2つ以上のモバイルデバイスは、(たとえば、互いに通信するための媒介として基地局110a~dを使用せずに)1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使用して直接通信し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス120a~eは、ピアツーピア(P2P)通信、デバイス間(D2D)通信、(ビークル間(V2V)プロトコル、ビークルツーインフラストラクチャ(V2I)プロトコル、もしくは同様のプロトコルを含み得る)ビークルツーエブリシング(V2X)プロトコル、メッシュネットワーク、または同様のネットワーク、あるいはそれらの組合せを使用して通信し得る。この場合、ワイヤレスデバイス120は、スケジューリング動作、リソース選択動作、ならびに基地局110によって実施されるものとして本明細書の他の場所で説明される他の動作を実施し得る。
[0062] 図2は、セル選択の管理を実装するように構成され得る例示的なコンピューティングシステムを示す構成要素ブロック図を示す。様々な実装形態は、システムオンチップ(SOC)またはシステムインパッケージ(SIP)を含む、いくつかの単一のプロセッサおよびマルチプロセッサコンピュータシステム上に実装され得る。図2に示されている例は、様々な実装形態を実装するワイヤレスデバイス中で使用され得るSIP200アーキテクチャである。
[0063] 図1と図2とを参照すると、図示の例SIP200は、2つのSOC202、204と、クロック206と、電圧調整器208とを含む。いくつかの実装形態では、第1のSOC202は、命令によって指定された算術、論理、制御および入出力(I/O)演算を実施することによってソフトウェアアプリケーションプログラムの命令を行うワイヤレスデバイスの中央処理ユニット(CPU)として動作する。いくつかの実装形態では、第2のSOC204は、専用処理ユニットとして動作し得る。たとえば、第2のSOC204は、高ボリューム、高速度(5Gbpsなど)、または超高周波短波長(28GHz mmWaveスペクトルなど)通信を管理することを担当する専用5G処理ユニットとして動作し得る。
[0064] 第1のSOC202は、デジタル信号プロセッサ(DSP)210と、モデムプロセッサ212と、グラフィックスプロセッサ214と、アプリケーションプロセッサ216と、プロセッサのうちの1つまたは複数に接続された1つまたは複数のコプロセッサ218(ベクトルコプロセッサなど)と、メモリ220と、カスタムサーキティ222と、システム構成要素およびリソース224と、相互接続/バスモジュール226と、1つまたは複数の温度センサー230と、熱管理ユニット232と、熱パワーエンベロープ(TPE)構成要素234とを含み得る。第2のSOC204は、5Gモデムプロセッサ252と、電力管理ユニット254と、相互接続/バスモジュール264と、複数のmmWaveトランシーバ256と、メモリ258と、アプリケーションプロセッサ、パケットプロセッサなどの様々な追加のプロセッサ260とを含み得る。
[0065] 各プロセッサ210、212、214、216、218、252、260は、1つまたは複数のコアを含み得、各プロセッサ/コアは、他のプロセッサ/コアに依存しない動作を実施し得る。たとえば、第1のSOC202は、第1のタイプのオペレーティングシステム(FreeBSD、LINUX(登録商標)、OS Xなど)を実行するプロセッサと、第2のタイプのオペレーティングシステム(MICROSOFT WINDOWS(登録商標) 10など)を実行するプロセッサとを含み得る。加えて、プロセッサ210、212、214、216、218、252、260のいずれかまたはすべては、(同期プロセッサクラスタアーキテクチャ、非同期または異種プロセッサクラスタアーキテクチャなどの)プロセッサクラスタアーキテクチャの一部として含まれ得る。
[0066] 第1および第2のSOC202、204は、センサーデータ、アナログデジタル変換、ワイヤレスデータ送信を管理するための、ならびにデータパケットを復号し、ウェブブラウザでのレンダリングのために符号化オーディオおよびビデオ信号を処理することなどの他の特殊な動作を実施するための、様々なシステム構成要素、リソースおよびカスタム回路を含み得る。たとえば、第1のSOC202のシステム構成要素およびリソース224は、電力増幅器、電圧調整器、発振器、位相ロックループ、周辺ブリッジ、データコントローラ、メモリコントローラ、システムコントローラ、アクセスポート、タイマー、およびワイヤレスデバイス上で実行しているプロセッサとソフトウェアクライアントとをサポートするために使用される他の同様の構成要素を含み得る。システム構成要素およびリソース224またはカスタム回路222はまた、カメラ、電子ディスプレイ、ワイヤレス通信デバイス、外部メモリチップなどの周辺デバイスとインターフェースするための回路を含み得る。
[0067] 第1および第2のSOC202、204は、相互接続/バスモジュール250を介して通信し得る。様々なプロセッサ210、212、214、216、218は、相互接続/バスモジュール226を介して、1つまたは複数のメモリ要素220と、システム構成要素およびリソース224と、カスタム回路222と、熱管理ユニット232とに相互接続され得る。同様に、プロセッサ252は、相互接続/バスモジュール264を介して、電力管理ユニット254と、mmWaveトランシーバ256と、メモリ258と、様々な追加のプロセッサ260とに相互接続され得る。相互接続/バスモジュール226、250、264は、再構成可能な論理ゲートのアレイを含むか、またはバスアーキテクチャ(CoreConnect、AMBAなど)を実装し得る。通信は、高性能なネットワークオンチップ(NoC)などの高度相互接続によって提供され得る。
[0068] 第1または第2のSOC202、204は、クロック206および電圧調整器208など、SOCの外部のリソースと通信するための入出力モジュール(図示されず)をさらに含み得る。(クロック206、電圧調整器208などの)SOCの外部のリソースは、内部SoCプロセッサ/コアのうちの2つ以上によって共有され得る。
[0069] 上記で論じられた例示的なSIP200に加えて、様々な実装形態は、単一のプロセッサ、複数のプロセッサ、マルチコアプロセッサ、またはそれらの任意の組合せを含み得る、多種多様なコンピューティングシステムにおいて実装され得る。
[0070] 図3は、ワイヤレス通信におけるユーザプレーンと制御プレーンとのための無線プロトコルスタックを含むソフトウェアアーキテクチャ300の一例の構成要素ブロック図を示す。基地局350(基地局110aなど)とワイヤレスデバイス320(ワイヤレスデバイス120a~120e、200など)との間のワイヤレス通信におけるユーザプレーンと制御プレーンとのための無線プロトコルスタックを含むソフトウェアアーキテクチャ300。図1~図3に関して、ワイヤレスデバイス320は、通信システム(100など)の基地局350と通信するようにソフトウェアアーキテクチャ300を実装し得る。様々な実装形態では、ソフトウェアアーキテクチャ300中のレイヤは、基地局350のソフトウェア中の対応するレイヤとの論理接続を形成し得る。ソフトウェアアーキテクチャ300は、(プロセッサ212、214、216、218、252、260などの)1つまたは複数のプロセッサの間で分散され得る。1つの無線プロトコルスタックに関して示されているが、マルチSIM(加入者識別モジュール)ワイヤレスデバイスでは、ソフトウェアアーキテクチャ300は複数のプロトコルスタックを含んでよく、これらのプロトコルスタックの各々は、異なるSIMに関連付けられてよい(デュアルSIMワイヤレス通信デバイス中で、それぞれ、2つのSIMに関連付けられた2つのプロトコルスタックなど)。以下ではLTE通信レイヤに関して説明されるが、ソフトウェアアーキテクチャ300は、ワイヤレス通信のための様々な規格およびプロトコルのいずれかをサポートし得るか、または様々な規格およびプロトコルワイヤレス通信のいずれかをサポートする追加のプロトコルスタックを含み得る。
[0071] ソフトウェアアーキテクチャ300は、非アクセス層(NAS)302と、アクセス層(AS)304とを含み得る。NAS302は、ワイヤレスデバイスのSIM(SIM204など)とそれのコアネットワーク140との間のパケットフィルタリングと、セキュリティ管理と、モビリティ制御と、セッション管理と、トラフィックおよびシグナリングとをサポートするための機能とプロトコルとを含み得る。AS304は、SIM(SIM204など)とサポートされるアクセスネットワークのエンティティ(基地局など)との間の通信をサポートする機能とプロトコルとを含み得る。特に、AS304は、少なくとも3つのレイヤ(レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3)を含んでよく、これらのレイヤの各々は、様々なサブレイヤを含んでいてよい。
[0072] ユーザプレーンと制御プレーンとにおいて、AS304のレイヤ1(L1)は、エアインターフェースを介した送信または受信を可能にする機能を監督し得る物理レイヤ(PHY)306であり得る。そのような物理レイヤ306機能の例は、サイクリック冗長検査(CRC)アタッチメント、コーディングブロック、スクランブルおよび逆スクランブル、変調および復調、信号測定、MIMOなどを含み得る。物理レイヤは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)および物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含む、様々な論理チャネルを含み得る。
[0073] ユーザプレーンと制御プレーンとにおいて、AS304のレイヤ2(L2)は、物理レイヤ306上のワイヤレスデバイス320と基地局350との間のリンクを担当し得る。様々な実装形態では、レイヤ2は、メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤ308と、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ310と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)312サブレイヤとを含み得、これらのサブレイヤの各々は、基地局350において終端する論理接続を形成する。
[0074] 制御プレーンにおいて、AS304のレイヤ3(L3)は、無線リソース制御(RRC)サブレイヤ3を含み得る。図示されていないが、ソフトウェアアーキテクチャ300は、追加のレイヤ3サブレイヤ、ならびにレイヤ3の上方の様々な上位レイヤを含み得る。様々な実装形態では、RRCサブレイヤ313は、システム情報をブロードキャストすること、ページングすること、ならびにワイヤレスデバイス320と基地局350との間のRRCシグナリング接続を確立および解放することを含む、機能を提供し得る。
[0075] 様々な実装形態では、PDCPサブレイヤ312は、様々な無線ベアラおよび論理チャネルの間の多重化、シーケンス番号追加、ハンドオーバデータ処理、完全性保護、暗号化、およびヘッダ圧縮を含むアップリンク機能を提供し得る。ダウンリンクでは、PDCPサブレイヤ312は、データパケットの順序配信、重複データパケット検出、完全性検証、解読、およびヘッダ復元を含む機能を提供し得る。
[0076] アップリンクでは、RLCサブレイヤ310は、上位レイヤデータパケットのセグメント化および連結、紛失データパケットの再送信、ならびに自動再送要求(ARQ)を提供し得る。一方、ダウンリンクでは、RLCサブレイヤ310機能は、順が狂った受信を補償するためのデータパケットの並べ替え、上位レイヤデータパケットのリアセンブリ、およびARQを含み得る。
[0077] アップリンクでは、MACサブレイヤ308は、論理チャネルおよびトランスポートチャネルの間の多重化、ランダムアクセス手順、論理チャネル優先度、ならびにハイブリッドARQ(HARQ)動作を含む、機能を提供し得る。ダウンリンクでは、MACレイヤ機能は、セル内のチャネルマッピング、多重分離、間欠受信(DRX)、およびHARQ動作を含み得る。
[0078] ソフトウェアアーキテクチャ300は物理媒体を通してデータを送信する機能を提供し得るが、ソフトウェアアーキテクチャ300は、ワイヤレスデバイス320中の様々なアプリケーションへのデータ転送サービスを提供するために、少なくとも1つのホストレイヤ314をさらに含み得る。いくつかの実装形態では、少なくとも1つのホストレイヤ314によって提供されるアプリケーション固有の機能は、ソフトウェアアーキテクチャと汎用プロセッサ206との間のインターフェースを提供し得る。
[0079] 他の実装形態では、ソフトウェアアーキテクチャ300は、ホストレイヤ機能を提供する1つまたは複数の上位論理レイヤ(トランスポート、セッション、プレゼンテーション、アプリケーションなど)を含み得る。たとえば、いくつかの実装形態では、ソフトウェアアーキテクチャ300は、論理接続がパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)において終端するネットワークレイヤ(IPレイヤなど)を含み得る。いくつかの実装形態では、ソフトウェアアーキテクチャ300は、論理接続が別のデバイス(エンドユーザデバイス、サーバなど)において終端するアプリケーションレイヤを含み得る。いくつかの実装形態では、ソフトウェアアーキテクチャ300は、AS304中に、物理レイヤ306と通信ハードウェア(1つまたは複数の無線周波数(RF)トランシーバなど)との間のハードウェアインターフェース316をさらに含み得る。
[0080] 図4は、UEモビリティ履歴情報を提供するために構成された例示的なシステム400を示す構成要素ブロック図を示す。いくつかの実装形態では、システム400は、1つまたは複数のコンピューティングプラットフォーム402、あるいは1つまたは複数のリモートプラットフォーム404を含み得る。図1~図4を参照すると、コンピューティングプラットフォーム402は、基地局(基地局110、350など)またはワイヤレスデバイス(ワイヤレスデバイス120a~120e、200、320など)を含み得る。リモートプラットフォーム404は、コンピューティングプラットフォーム402からリモートにある基地局(基地局110、350など)、またはワイヤレスデバイス(ワイヤレスデバイス120a~120e、200、320など)を含み得る。
[0081] コンピューティングプラットフォーム402は、機械可読命令406によって構成され得る。機械可読命令406は、1つまたは複数の命令モジュールを含み得る。命令モジュールはコンピュータプログラムモジュールを含み得る。命令モジュールは、UEモビリティ履歴情報記憶モジュール408、RAN接続状態決定モジュール410、UEモビリティ履歴情報送信モジュール412、変数エントリ設定モジュール414、無線リソースコントローラ状態設定モジュール416、モビリティ履歴情報送信モジュール418、グローバルセル識別情報決定モジュール420、デュアル/マルチ接続性ステータス必要決定モジュール422、無線アクセス技術(RAT)タイプインジケーション必要決定モジュール424、セル識別情報キャリア周波数モジュール428、UE新無線/次世代無線アクセスネットワーク(NR/NG-RAN)決定モジュール430、UEモビリティ履歴情報要求モジュール434、UEモビリティ履歴情報応答モジュール436、UEモビリティ履歴情報受信モジュール438、UEモビリティ履歴情報比較モジュール440、または他の命令モジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。
[0082] UEモビリティ履歴情報記憶モジュール408は、UEモビリティ履歴情報をUE内のメモリに記憶するように構成され得る。
[0083] 無線アクセスネットワーク接続状態決定モジュール(Radio access network connection state determination module)410は、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態(RRC_CONNECT、RRC_IDLE、RRC_INACTIVEなど)の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したかどうかを決定するように構成され得る。
[0084] UEモビリティ履歴情報送信モジュール412は、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに送信するように構成され得る。いくつかの実装形態では、UEモビリティ履歴情報を送信することは、ハンドオーバ準備手順、コンテキスト検索手順、UEサスペンド手順、またはUEコンテキスト解放完了手順の一部であり得る。
[0085] 変数エントリ設定モジュール414は、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前の1次セルまたは前の2次セルとの各無線リソースコントローラ状態のために費やされた時間をUEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に設定するように構成され得る。加えて、変数エントリ設定モジュール414は、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、無線リソースコントローラ状態を、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中の前の1次セルまたは前の2次セルの各無線リソースコントローラ状態のために設定するように構成され得る。いくつかの実装形態では、変数エントリ設定モジュール414は、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に、現在のグローバルセル識別情報、前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報、無線アクセス技術のインジケーション、あるいは前のセルまたは2次セルの物理セル識別情報およびキャリア周波数を含めるように構成され得る。
[0086] 無線リソースコントローラ状態設定モジュール416は、無線リソースコントローラ状態を、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中の前の1次セルまたは前の2次セルの各無線リソースコントローラ状態のために設定するように構成され得る。
[0087] グローバルセル識別情報決定モジュール420は、前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定するように構成され得る。
[0088] デュアル/マルチ接続性ステータス必要決定モジュール422は、デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定するように構成され得る。
[0089] RATタイプインジケーション必要決定モジュール424は、RATインジケーションが必要とされるかどうかを決定するように構成され得る。
[0090] NR/NG-RAN決定モジュール430は、UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったかどうかを決定するように構成され得る。
[0091] モビリティ履歴情報要求モジュール434は、リモートコンピューティングプラットフォームからUE情報要求を受信するように構成され得る。
[0092] UEモビリティ履歴情報応答モジュール436は、UEモビリティ履歴情報が利用可能であることを示すUE情報応答をリモートコンピューティングプラットフォームに送信するように構成され得る。
[0093] 図5Aは、UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための、UEのプロセッサによって実施される、例示的な方法500のプロセスフロー図を示す。図1~図5Aを参照すると、方法500の動作は、コンピューティングプラットフォーム(ワイヤレスデバイス120a~120e、200、320など)またはリモートコンピューティングプラットフォーム(基地局110a~110d、350など)のプロセッサによって実施され得る。
[0094] ブロック502において、プロセッサが、UEモビリティ履歴情報をUE内のメモリに記憶し得る。モビリティ履歴情報は、ネットワーク構成の詳細を用いてまたは用いないで、収集、コンパイル、または記憶され得る。様々な実装形態では、モビリティ履歴情報は、訪問先セルのリスティング(visitedCellListなど)、UEがモビリティ履歴情報をどのくらいの時間の間記憶するかのインジケーション(すなわち、時間期間)、UEがモビリティ履歴情報を記憶するように構成されたエリアのインジケーション(セルリスト、リモートネットワークアクセスリスト、またはタイミングアドバンスリストなど)、RATタイプ(NR、NG-RAN、または発展型ユニバーサルモビリティ電気通信システム地上波無線アクセス(E-UTRA)など、接続性状態情報(デュアル/マルチ接続性状態情報(EN-DC、NE-DC、NGEN-DC、またはNRDCなど)、あるいはRRC状態情報(RRC_CONNECTED、RRC_INACTIVE、RRC_IDLEなど)から選択される少なくとも1つのデータセットを含み得る。RRC状態情報は、UEが、接続モードで、またはアイドル/非アクティブ状態で、各RRC状態について訪問先セルリストを記憶する必要があるかどうかにかかわらず、含まれてよい。
[0095] ブロック504において、プロセッサは、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したかどうかを決定し得る。いくつかの実装形態では、無線リソースコントローラ状態は、RRC_CONNECTと、RRC_IDLEと、RRC_INACTIVEとを含み得る。
[0096] ブロック506において、プロセッサは、UEがセルを変更したまたはセル内の状態を変更したと決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに送信し得る。いくつかの実装形態では、モビリティ履歴情報は、(モビリティ履歴情報収集構成などの)新しい別個のRRCシグナリング中で、または(「RRCReconfiguration」もしくは「loggedMeasurmentConfiguration」などの)既存のRRCシグナリング中で送信され得る。
[0097] 図5B~図5Kは、UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法500の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図を示す。図1~図5Kを参照すると、例示的な動作は、UE(ワイヤレスデバイス120a~120e、200、320など)のプロセッサ(212、216、252または260など)によって実装され得る。
[0098] 図5Bを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック504(図5A)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック508において、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前の1次セルまたは前の2次セルとの各無線リソースコントローラ状態のために費やされた時間をUEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に設定し得る。
[0099] ブロック508の動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0100] 図5Cを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック504(図5A)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック510において、UEのRAN接続状態が、無線リソースコントローラ状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、無線リソースコントローラ状態を、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中の前の1次セルまたは前の2次セルの各無線リソースコントローラ状態のために設定し得る。
[0101] ブロック510の動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0102] 図5Dを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック504(図5A)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック512と決定ブロック513とにおいて、前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定し得る。
[0103] ブロック514において、プロセッサは、前の1次セルまたは前の2次セルのそのグローバルセル識別情報が利用可能であると決定したことに応答して(すなわち、決定ブロック513=「Yes」)、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含め得る。
[0104] ブロック515において、プロセッサは、前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能でないと決定したことに応答して(すなわち、決定ブロック513=「No」)、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に物理セル識別情報と周波数とを含め得る。
[0105] ブロック514またはブロック515のいずれかの動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0106] 図5Eを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック504(図5A)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック516において、デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定し得る。
[0107] ブロック518において、プロセッサは、デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされると決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報を含め得る。
[0108] ブロック518の動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0109] 図5Fを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック504(図5A)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック520において、無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされるかどうかを決定し得る。
[0110] ブロック522において、プロセッサは、無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされると決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に無線アクセス技術のインジケーションを含め得る。
[0111] ブロック522の動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0112] 図5Gを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック504(図5A)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック524において、前の1次セルまたは2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定する。いくつかの実装形態では、ブロック524の決定は、ブロック512(図5D)の決定と同じまたは同様であり得る。
[0113] ブロック526において、プロセッサは、デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定し得る。いくつかの実装形態では、ブロック526の決定は、ブロック516(図5E)の決定と同じまたは同様であり得る。
[0114] ブロック528において、プロセッサは、前の1次セルまたは2次セルのグローバルセル識別情報も利用可能でなくデュアル/マルチ接続性ステータスも必要とされないと決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前の1次セルまたは2次セルの物理セル識別情報とキャリア周波数とを含め得る。
[0115] ブロック528の動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0116] 図5Hを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック504(図5A)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック530において、UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったかどうかを決定し得る。
[0117] ブロック532において、プロセッサは、UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含め得る。
[0118] ブロック532の動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0119] 図5Iを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック532(図5H)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック534において、UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、変数エントリ中の無線リソースコントローラ状態情報を新無線外にまたは次世代RAN外に設定し得る。
[0120] ブロック534の動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0121] 図5Jを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック532(図5H)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック536において、UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、変数エントリ中の費やされた時間フィールド情報を、新無線または次世代RAN外の費やされた時間に設定し得る。
[0122] ブロック536の動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0123] 図5Kを参照すると、いくつかの実装形態では、ブロック504(図5A)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック538において、リモートコンピューティングプラットフォームからUE情報要求を受信し得る。
[0124] ブロック540において、プロセッサは、UEモビリティ履歴情報が利用可能であることを示すUE情報応答をリモートコンピューティングプラットフォームに送信し得る。
[0125] ブロック540の動作に続いて、プロセッサは、ブロック506(図5A)の動作を実施し得る。
[0126] 図6Aは、様々な実装形態による、UEモビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに提供するための、第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのプロセッサによって実施される、例示的な方法600のプロセスフロー図を示す。図1~図6Aを参照すると、方法600は、コンピューティングプラットフォーム(基地局110a~110d、350などなど)のプロセッサ(212、216、252または260など)によって実装され得る。
[0127] ブロック602において、プロセッサが、UEからUEモビリティ履歴情報を受信し得る。
[0128] ブロック604において、プロセッサが、UEモビリティ履歴情報を第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのメモリに記憶し得る。
[0129] ブロック606において、プロセッサが、UEから受信されたUEモビリティ履歴情報を、第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームからリモートにある第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに送信し得る。いくつかの実装形態では、UEから受信されるUEモビリティ履歴情報は、ハンドオーバ準備手順、コンテキスト検索手順、UEサスペンド手順、またはUEコンテキスト解放完了手順の一部として送信され得る。このようにして、UEによって収集され、1つのgNBによって検索されたモビリティ履歴情報は、Xn/N2を介してハンドオーバ準備手順によって、およびXnを介してUEコンテキスト検索手順によって、別のノードに伝搬され得る。
[0130] 図6Bは、UEモビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するための方法600の一部として実施され得る例示的な動作のプロセスフロー図を示す。図1~図6Bを参照すると、例示的な動作は、コンピューティングプラットフォーム(基地局110a~110d、350などなど)のプロセッサ(212、216、252または260など)によって実装され得る。
[0131] いくつかの実装形態では、ブロック604(図6A)の動作に続いて、プロセッサは、ブロック610において、第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームからUEモビリティ履歴情報を受信し得る。
[0132] ブロック612において、プロセッサは、第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信されたUEモビリティ履歴情報をUEから受信されたUEモビリティ履歴情報と比較し得る。
[0133] ブロック614において、プロセッサは、UEから受信されたUEモビリティ履歴情報と競合しない第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信されたUEモビリティ履歴情報を第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのメモリに記憶し得る。
[0134] ブロック614の動作に続いて、プロセッサは、ブロック606(図6A)の動作を実施し得る。
[0135] 図7は、例示的なリモートコンピューティングプラットフォーム700の構成要素ブロック図を示す。いくつかの実装形態では、リモートコンピューティングプラットフォーム700は、基地局など、通信ネットワークのネットワーク要素として機能し得る。リモートコンピューティングプラットフォーム700は、少なくとも、図7に示されている構成要素を含み得る。図1~図7に関して、リモートコンピューティングプラットフォーム700は、揮発性メモリ702と、ディスクドライブ703などの大容量不揮発性メモリとに結合されたプロセッサ701を含み得る。リモートコンピューティングプラットフォーム700はまた、プロセッサ701に結合されたフロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD)ドライブ706などの周辺メモリアクセスデバイスを含み得る。リモートコンピューティングプラットフォーム700はまた、他のシステムコンピュータおよびサーバに結合されたインターネットまたはローカルエリアネットワークなど、ネットワークとのデータ接続を確立するためのプロセッサ701に結合されたネットワークアクセスポート704(またはインターフェース)を含み得る。リモートコンピューティングプラットフォーム700は、ワイヤレス通信リンクに接続され得る電磁放射を送信および受信するための1つまたは複数のアンテナ707を含み得る。ネットワークコンピューティングデバイス700は、周辺機器、外部メモリ、または他のデバイスに結合するためのUSB、Firewire、Thunderboltなど、追加のアクセスポートを含み得る。
[0136] 図8は、例示的なUEの構成要素ブロック図を示す。様々な実装形態は、(ワイヤレスデバイス120a~120e、200、320などの)様々なワイヤレスデバイス上に実装されてよく、その一例が、スマートフォン800の形態で図8に示されている。スマートフォン800は、第2のSOC204(5G対応SOCなど)に結合された第1のSOC202(SOC-CPUなど)を含み得る。第1および第2のSOC202、204は、内部メモリ806、816、ディスプレイ812に、およびスピーカー814に結合され得る。さらに、スマートフォン800は、ワイヤレスデータリンクに接続され得る電磁放射を送信および受信するためのアンテナ804、あるいは第1または第2のSOC202、204中の1つまたは複数のプロセッサに結合されたセルラー電話トランシーバ808を含み得る。スマートフォン800はまた、典型的には、ユーザ入力を受信するためのメニュー選択ボタンまたはロッカースイッチ820を含む。
[0137] 典型的なスマートフォン800はまた、マイクロフォンから受信された音をワイヤレス送信に好適なデータパケットにデジタル化し、受信された音データパケットを復号して、音を生成するためにスピーカーに提供されるアナログ信号を生成する、音符号化/復号(コーデック)回路810を含む。また、第1および第2のSOC202、204と、ワイヤレストランシーバ808と、コーデック810との中のプロセッサのうちの1つまたは複数は、デジタル信号プロセッサ(DSP)回路を含み得る(別々に図示されず)。
[0138] ワイヤレスネットワークコンピューティングデバイス700とスマートフォン800とのプロセッサは、以下で説明される様々な実装形態の機能を含む、様々な機能を実施するようにソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成され得る任意のプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、あるいは1つまたは複数のマルチプルプロセッサチップであり得る。いくつかのモバイルデバイスでは、ワイヤレス通信機能専用のSOC204内の1つのプロセッサ、他のアプリケーションを実行することに専用のSOC202内の1つのプロセッサなど、複数のプロセッサが設けられ得る。典型的には、ソフトウェアアプリケーションは、それらがアクセスされプロセッサにロードされる前に、メモリ806、816に記憶され得る。プロセッサは、アプリケーションソフトウェア命令を記憶するのに十分な内部メモリを含み得る。
[0139] 本出願で使用されるとき、「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はされないが、特定の動作または機能を実施するように構成された、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むことが意図されている。たとえば、構成要素は、限定はされないが、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、またはコンピュータであり得る。例として、ワイヤレスデバイス上で実行されるアプリケーションと、ワイヤレスデバイスの両方が、構成要素と呼ばれることがある。1つまたは複数の構成要素は、プロセスまたは実行スレッド内に存在し得、構成要素は、1つのプロセッサまたはコア上に局所化されるか、あるいは2つ以上のプロセッサまたはコアの間で分散され得る。加えて、これらの構成要素は、様々な命令またはデータ構造を記憶した様々な非一時的コンピュータ可読媒体から実行され得る。構成要素は、ローカルまたはリモートプロセス、関数またはプロシージャ呼出し、電子信号、データパケット、メモリ読取り/書込み、および他の既知のネットワーク、コンピュータ、プロセッサ、またはプロセス関係の通信方法を介して通信し得る。
[0140] いくつかの異なるセルラーおよびモバイル通信サービスおよび規格が、将来において利用可能になるかまたは企図されており、それらのすべては、様々な実装形態を実装し、それから恩恵を受けるであろう。そのようなサービスおよび規格は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、ロングタームエボリューション(LTE)システム、第3世代ワイヤレスモバイル通信技術(3G)、第4世代ワイヤレスモバイル通信技術(4G)、第5世代ワイヤレスモバイル通信技術(5G)、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)、3GSM、汎用パケット無線サービス(GPRS)、符号分割多元接続(CDMA)システム(cdmaOne、CDMA1020TMなど)、GSM発展型高速データレート(EDGE)、高度モバイルフォンシステム(AMPS)、デジタルAMPS(IS-136/TDMA)、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)、デジタル拡張コードレス電気通信(DECT)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、Wi-Fi保護アクセスIおよびII(WPA、WPA2)、ならびに統合デジタル拡張ネットワーク(iDEN)などを含む。これらの技術の各々は、たとえば、音声、データ、シグナリング、またはコンテンツメッセージの送信および受信を伴う。個々の電気通信規格または技術に関係する用語または技術的詳細へのいかなる言及も、説明の目的のためにすぎず、クレームの文言に明記されていない限り、特許請求の範囲を特定の通信システムまたは技術に限定することを意図されていないことを理解されたい。
[0141] 図示および説明された様々な実装形態は、特許請求の範囲の様々な特徴を例示するための例として提供されているにすぎない。しかしながら、任意の所与の実装形態に関して図示および説明された特徴は、必ずしも関連する実装形態に限定されるとは限らず、図示および説明された他の実装形態とともに使用されるかまたはそれらと組み合わされてよい。さらに、特許請求の範囲は、いかなる1つの例示的な実装形態によっても限定されることを意図されていない。たとえば、方法500、600の動作のうちの1つまたは複数が、方法500、600の1つまたは複数の動作の代わりに使用されるか、あるいはそれらと組み合わされてよい。
[0142] 本明細書で使用されるとき、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-cを包含するものとする。
[0143] 本明細書で開示された実装形態に関して説明された様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、構成要素、回路、およびアルゴリズム動作は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得る。ハードウェアとソフトウェアの互換性が、概して機能に関して説明され、上記で説明された様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路およびプロセスにおいて示された。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
[0144] 本明細書で開示された態様に関して説明された様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するために使用される、ハードウェアおよびデータ処理装置は、汎用シングルチップまたはマルチチッププロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、あるいは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成など、組合せとして実装され得る。いくつかの実装形態では、特定のプロセスおよび方法は、所与の機能に固有である回路によって実施され得る。
[0145] 1つまたは複数の態様では、説明された機能は、本明細書で開示された構造を含むハードウェア、デジタル電子回路、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、およびそれらの上記構造の構造的等価物において、またはそれらの任意の組合せにおいて実装され得る。また、本明細書で説明された主題の実装形態は、1つまたは複数のコンピュータプログラム(computer program)として、すなわち、データ処理装置が実行するために、またはデータ処理装置の動作を制御するために非一時的プロセッサ可読記憶媒体上に符号化されたコンピュータプログラム命令の1つまたは複数のモジュールとして、実装され得る。
[0146] ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。本明細書で開示された方法またはアルゴリズムのプロセスは、コンピュータ可読媒体上に存在し得るプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュールで実装され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所にコンピュータプログラムを転送することを可能にされ得る任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体(computer storage media)とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な非一時的記憶媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれ得る。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、機械可読媒体およびコンピュータ可読媒体上のコードまたは命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして常駐し得る。
[0147] 1つまたは複数の態様では、説明された機能は、メモリに結合され得るプロセッサによって実装され得る。メモリは、プロセッサ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。メモリは、オペレーティングシステム、ユーザアプリケーションソフトウェア、または他の実行可能命令を記憶し得る。メモリはまた、配列データ構造などのアプリケーションデータを記憶し得る。プロセッサは、メモリから情報を読み取り、メモリに情報を書き込み得る。メモリはまた、1つまたは複数のプロトコルスタックに関連付けられた命令を記憶し得る。プロトコルスタックは、概して、無線アクセスプロトコルまたは通信プロトコルを使用した通信を可能にするためのコンピュータ実行可能命令を含む。
[0148] 本開示で説明された実装形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり得、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の実装形態に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示された実装形態に限定されるものではなく、本開示と、本明細書で開示された原理および新規の特徴とに一致する、最も広い範囲を与られるべきである。
[0149] また、別個の実装形態の文脈で本明細書で説明されたいくつかの特徴は、単一の実装形態において組合せで実装され得る。逆に、単一の実装形態の文脈で説明された様々な特徴はまた、複数の実装形態において別個に、または任意の好適な部分組合せで実装され得る。さらに、特徴が、特定の組合せで作用するものとして上記に記載され、最初にそのように請求されることもあるが、請求される組合せからの1つまたは複数の特徴は、場合によっては、その組合せから切り離されることがあり、請求される組合せは、部分組合せ、または部分組合せの変形形態を対象とすることがある。
[0150] 同様に、動作は特定の順序で図面に図示されているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が、示される特定の順序でまたは順番に実施されることを、あるいはすべての図示の動作が実施されることを必要とするものとして理解されるべきではない。さらに、図面は、フロー図の形態でもう1つの例示的なプロセスを概略的に示すことがある。しかしながら、示されていない他の動作が、概略的に示された例示的なプロセスに組み込まれ得る。たとえば、1つまたは複数の追加の動作が、図示の動作のうちのいずれかの前に、後に、同時に、またはそれらの間に、実施され得る。いくつかの状況では、マルチタスキングおよび並列処理が有利であり得る。さらに、上記で説明された実装形態における様々なシステム構成要素の分離は、すべての実装形態においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきでなく、説明されたプログラム構成要素およびシステムは、概して、単一のソフトウェア製品において互いに一体化されるか、または複数のソフトウェア製品にパッケージングされ得ることを理解されたい。さらに、他の実装形態が以下の特許請求の範囲内に入る。場合によっては、特許請求の範囲に記載の行為は、異なる順序で実施され、依然として望ましい結果を達成することができる。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)モビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するためのUEのプロセッサによって実施される方法であって、
UEモビリティ履歴情報を前記UE内のメモリに記憶することと、
前記UEの無線アクセスネットワーク(RAN)接続状態が、無線リソースコントローラ(RRC)状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したかどうかを決定することと、
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信することと
を備える、方法。
[C2]
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはRAN外のアウトオブサービス状態セルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前の1次セルまたは前の2次セルとの各RRC状態のために費やされた時間を前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に設定すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前記RRC状態を、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中の前の1次セルまたは前の2次セルの各RRC状態のために設定すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定することと、
前記前の1次セルまたは前記前の2次セルの前記グローバルセル識別情報が利用可能であると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記グローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記前の1次セルまたは前記前の2次セルの前記グローバルセル識別情報が利用可能でないと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の前記変数エントリ中に物理セル識別情報と周波数とを含めること
をさらに備える、C4に記載の方法。
[C6]
デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定することと、
前記デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされるかどうかを決定することと、
前記無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記無線アクセス技術タイプのインジケーションを含めることと
C6に記載の方法。
[C8]
前の1次セルまたは2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定することと、
デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定することと、
前記前の1次セルまたは2次セルの前記グローバルセル識別情報も利用可能でなく前記デュアル/マルチ接続性ステータスも必要とされないと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記前の1次セルまたは2次セルの物理セル識別情報とキャリア周波数とを含めることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったかどうかを決定することと、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記変数エントリ中の前記RRC状態情報を新無線外にまたは次世代RAN外に設定すること
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記変数エントリ中の前記費やされた時間フィールド情報を、前記新無線または前記次世代RAN外の前記費やされた時間に設定すること
をさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記リモートコンピューティングプラットフォームからUE情報要求を受信することと、
前記UEモビリティ履歴情報が利用可能であることを示すUE情報応答を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記UEモビリティ履歴情報が、訪問先セルのリスティングと、前記UEが前記UEモビリティ履歴情報をどのくらいの時間の間記憶するかのインジケーションと、セルリストと、リモートネットワークアクセスリストと、タイミングアドバンスリストと、無線アクセス技術タイプと、接続性状態情報と、RRC状態情報とから選択される少なくとも1つのデータセットを含む、C1に記載の方法。
[C14]
ユーザ機器(UE)であって、
UEモビリティ履歴情報をメモリに記憶することと、
前記UEの無線アクセスネットワーク(RAN)接続状態が、無線リソースコントローラ(RRC)状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したかどうかを決定することと
を行うように構成された処理システムと、
前記UEの前記RAN接続状態が、前記RRC状態の前記1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと前記処理システムが決定したことに応答して、リモートコンピューティングプラットフォームへの送信のために前記UEモビリティ履歴情報を出力するように構成された、前記処理システムに結合された第1のインターフェースと
を備える、UE。
[C15]
ユーザ機器(UE)であって、
メモリと、
前記メモリに結合されたプロセッサとを備え、前記プロセッサは、
UEモビリティ履歴情報を前記メモリに記憶することと、
前記UEの無線アクセスネットワーク(RAN)接続状態が、無線リソースコントローラ(RRC)状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したかどうかを決定することと、
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信することと
を備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、UE。
[C16]
前記プロセッサは、
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前の1次セルまたは前の2次セルとの各RRC状態のために費やされた時間を前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に設定すること
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C15に記載のUE。
[C17]
前記プロセッサは、
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前記RRC状態を、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中の前の1次セルまたは前の2次セルの各RRC状態のために設定すること
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C15に記載のUE。
[C18]
前記プロセッサは、
前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定することと、
前記前の1次セルまたは前記前の2次セルの前記グローバルセル識別情報が利用可能であると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記グローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C15に記載のUE。
[C19]
前記プロセッサは、
前記前の1次セルまたは前記前の2次セルの前記グローバルセル識別情報が利用可能でないと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の前記変数エントリ中に物理セル識別情報と周波数とを含めること
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C18に記載のUE。
[C20]
前記プロセッサは、
デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定することと、
前記デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C15に記載のUE。
[C21]
前記プロセッサは、
無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされるかどうかを決定することと、
前記無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記無線アクセス技術タイプのインジケーションを含めることと
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C20に記載のUE。
[C22]
前記プロセッサは、
前の1次セルまたは2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定することと、
デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定することと、
前記前の1次セルまたは2次セルの前記グローバルセル識別情報も利用可能でなく前記デュアル/マルチ接続性ステータスも必要とされないと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記前の1次セルまたは2次セルの物理セル識別情報とキャリア周波数とを含めることと
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C15に記載のUE。
[C23]
前記プロセッサは、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったかどうかを決定することと、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C15に記載のUE。
[C24]
前記プロセッサは、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記変数エントリ中の前記RRC状態情報を新無線外にまたは次世代RAN外に設定すること
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C23に記載のUE。
[C25]
前記プロセッサは、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記変数エントリ中の前記費やされた時間フィールド情報を、前記新無線または前記次世代RAN外の前記費やされた時間に設定すること
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C23に記載のUE。
[C26]
前記プロセッサは、
前記リモートコンピューティングプラットフォームからUE情報要求を受信することと、
前記UEモビリティ履歴情報が利用可能であることを示すUE情報応答を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信することと
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C15に記載のUE。
[C27]
前記プロセッサは、前記UEモビリティ履歴情報が、訪問先セルのリスティングと、前記UEが前記UEモビリティ履歴情報をどのくらいの時間の間記憶するかのインジケーションと、セルリストと、リモートネットワークアクセスリストと、タイミングアドバンスリストと、無線アクセス技術タイプと、接続性状態情報と、RRC状態情報とから選択される少なくとも1つのデータセットを含むような動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C15に記載のUE。
[C28]
プロセッサ実行可能命令を記憶した非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、前記プロセッサ実行可能命令は、
ユーザ機器(UE)モビリティ履歴情報をUE内のメモリに記憶することと、
前記UEの無線アクセスネットワーク(RAN)接続状態が、無線リソースコントローラ(RRC)状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したかどうかを決定することと、
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信することと
を備える動作を前記UEのプロセッサに実施させるように構成された、非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C29]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前の1次セルまたは前の2次セルとの各RRC状態のために費やされた時間を前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に設定すること
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C28に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C30]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前記RRC状態を、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中の前の1次セルまたは前の2次セルの各RRC状態のために設定すること
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C28に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C31]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定することと、
前記前の1次セルまたは前記前の2次セルの前記グローバルセル識別情報が利用可能であると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記グローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C28に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C32]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
前記前の1次セルまたは前記前の2次セルの前記グローバルセル識別情報が利用可能でないと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の前記変数エントリ中に物理セル識別情報と周波数とを含めること
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C31に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C33]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定することと、
前記デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C28に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C34]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされるかどうかを決定することと、
前記無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記無線アクセス技術タイプのインジケーションを含めることと
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C33に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C35]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
前の1次セルまたは2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定することと、
デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定することと、
前記前の1次セルまたは2次セルの前記グローバルセル識別情報も利用可能でなく前記デュアル/マルチ接続性ステータスも必要とされないと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記前の1次セルまたは2次セルの物理セル識別情報とキャリア周波数とを含めることと
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C28に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C36]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったかどうかを決定することと、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C28に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C37]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記変数エントリ中の前記RRC状態情報を新無線外にまたは次世代RAN外に設定すること
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C36に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C38]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記変数エントリ中の前記費やされた時間フィールド情報を、前記新無線または前記次世代RAN外の前記費やされた時間に設定すること
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C36に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C39]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、
前記リモートコンピューティングプラットフォームからUE情報要求を受信することと、
前記UEモビリティ履歴情報が利用可能であることを示すUE情報応答を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信することと
をさらに備える動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C28に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C40]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、前記UEモビリティ履歴情報が、訪問先セルのリスティングと、前記UEが前記UEモビリティ履歴情報をどのくらいの時間の間記憶するかのインジケーションと、セルリストと、リモートネットワークアクセスリストと、タイミングアドバンスリストと、無線アクセス技術タイプと、接続性状態情報と、RRC状態情報とから選択される少なくとも1つのデータセットを含むような動作をUEのプロセッサに実施させるように構成された、C28に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C41]
ユーザ機器(UE)であって、
UEモビリティ履歴情報を前記UE内のメモリに記憶するための手段と、
前記UEの無線アクセスネットワーク(RAN)接続状態が、無線リソースコントローラ(RRC)状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したかどうかを決定するための手段と、
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信するための手段と
を備える、UE。
[C42]
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前の1次セルまたは前の2次セルとの各RRC状態のために費やされた時間を前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に設定するための手段
をさらに備える、C41に記載のUE。
[C43]
前記UEの前記RAN接続状態が、RRC状態の1次セルから、RAN外の別のセルに、無線アクセス技術間セルに、またはアウトオブサービス状態に変化したと決定したことに応答して、前記RRC状態を、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中の前の1次セルまたは前の2次セルの各RRC状態のために設定するための手段
をさらに備える、C41に記載のUE。
[C44]
前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定するための手段と、
前記前の1次セルまたは前記前の2次セルの前記グローバルセル識別情報が利用可能であると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記グローバルセル識別情報を含めることと
をさらに備える、C41に記載のUE。
[C45]
前記前の1次セルまたは前記前の2次セルの前記グローバルセル識別情報が利用可能でないと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の前記変数エントリ中に物理セル識別情報と周波数とを含めるための手段
をさらに備える、C44に記載のUE。
[C46]
デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定するための手段と、
前記デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前の1次セルまたは前の2次セルのグローバルセル識別情報を含めるための手段と
をさらに備える、C41に記載のUE。
[C47]
無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされるかどうかを決定するための手段と、
前記無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされると決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記無線アクセス技術タイプのインジケーションを含めるための手段と
をさらに備える、C46に記載のUE。
[C48]
前の1次セルまたは2次セルのグローバルセル識別情報が利用可能であるかどうかを決定するための手段と、
デュアル/マルチ接続性ステータスが必要とされるかどうかを決定するための手段と、
前記前の1次セルまたは2次セルの前記グローバルセル識別情報も利用可能でなく前記デュアル/マルチ接続性ステータスも必要とされないと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記前の1次セルまたは2次セルの物理セル識別情報とキャリア周波数とを含めるための手段と
をさらに備える、C41に記載のUE。
[C49]
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったかどうかを決定するための手段と、
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含めるための手段と
をさらに備える、C41に記載のUE。
[C50]
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記変数エントリ中の前記RRC状態情報を新無線外にまたは次世代RAN外に設定するための手段
をさらに備える、C49に記載のUE。
[C51]
前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ったと決定したことに応答して、前記変数エントリ中の前記費やされた時間フィールド情報を、前記新無線または前記次世代RAN外の前記費やされた時間に設定するための手段
をさらに備える、C49に記載のUE。
[C52]
前記リモートコンピューティングプラットフォームからUE情報要求を受信するための手段と、
前記UEモビリティ履歴情報が利用可能であることを示すUE情報応答を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信するための手段と
をさらに備える、C41に記載のUE。
[C53]
前記UEモビリティ履歴情報が、訪問先セルのリスティングと、前記UEが前記UEモビリティ履歴情報をどのくらいの時間の間記憶するかのインジケーションと、セルリストと、リモートネットワークアクセスリストと、タイミングアドバンスリストと、無線アクセス技術タイプと、接続性状態情報と、RRC状態情報とから選択される少なくとも1つのデータセットを含む、C41に記載のUE。
[C54]
ユーザ機器(UE)モビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに提供するための第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのプロセッサによって実施される方法であって、
UEからUEモビリティ履歴情報を受信することと、
前記UEモビリティ履歴情報を前記第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのメモリに記憶することと、
前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに送信することと
を備える、方法。
[C55]
前記UEモビリティ履歴情報を送信することが、ハンドオーバ準備手順と、コンテキスト検索手順と、サスペンド手順と、UEコンテキスト解放完了手順とのうちの少なくとも1つの一部である、C54に記載の方法。
[C56]
第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームからUEモビリティ履歴情報を受信することと、
前記第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と比較することと、
前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と競合しない前記第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームの前記メモリに記憶することと
をさらに備える、C54に記載の方法。
[C57]
第1のリモート無線アクセスネットワーク(RAN)中で使用するためのコンピューティングプラットフォームであって、
メモリと、
前記メモリに結合されたプロセッサとを備え、前記プロセッサが、
ユーザ機器(UE)からUEモビリティ履歴情報を受信することと、
前記UEモビリティ履歴情報を前記メモリに記憶することと、
前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに送信することと
を備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、コンピューティングプラットフォーム。
[C58]
前記UEモビリティ履歴情報を送信することが、ハンドオーバ準備手順と、コンテキスト検索手順と、サスペンド手順と、UEコンテキスト解放完了手順とのうちの少なくとも1つの一部である、C57に記載のコンピューティングプラットフォーム。
[C59]
前記プロセッサが、
第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームからUEモビリティ履歴情報を受信することと、
前記第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と比較することと、
前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と競合しない前記第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームの前記メモリに記憶することと
をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、C57に記載のコンピューティングプラットフォーム。
[C60]
プロセッサ実行可能命令を記憶した非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、前記プロセッサ実行可能命令が、
ユーザ機器(UE)からUEモビリティ履歴情報を受信することと、
前記UEモビリティ履歴情報をメモリに記憶することと、
前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに送信することと
を備える動作を第1のリモート無線アクセスネットワーク(RAN)中のコンピューティングプラットフォームのプロセッサに実施させるように構成された、非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C61]
前記UEモビリティ履歴情報を送信することが、ハンドオーバ準備手順と、コンテキスト検索手順と、サスペンド手順と、UEコンテキスト解放完了手順とのうちの少なくとも1つの一部である、C60に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C62]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、
第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームからUEモビリティ履歴情報を受信することと、
前記第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と比較することと、
前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と競合しない前記第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームの前記メモリに記憶することと
をさらに備える動作を第1のリモートRAN中の前記コンピューティングプラットフォームのプロセッサに実施させるように構成された、C60に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
[C63]
第1のリモート無線アクセスネットワーク(RAN)中で使用するためのコンピューティングプラットフォームであって、
ユーザ機器(UE)からUEモビリティ履歴情報を受信するための手段と、
前記UEモビリティ履歴情報を前記メモリに記憶するための手段と、
前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに送信するための手段と
を備える、コンピューティングプラットフォーム。
[C64]
前記UEモビリティ履歴情報を送信することが、ハンドオーバ準備手順と、コンテキスト検索手順と、サスペンド手順と、UEコンテキスト解放完了手順とのうちの少なくとも1つの一部である、C63に記載のコンピューティングプラットフォーム。
[C65]
第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームからUEモビリティ履歴情報を受信するための手段と、
前記第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と比較するための手段と、
前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と競合しない前記第3のRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームの前記メモリに記憶するための手段と
をさらに備える、C63に記載のコンピューティングプラットフォーム。

Claims (18)

  1. ユーザ機器(UE)モビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するためのUEのプロセッサによって実施される方法であって、
    前記UEの無線アクセスネットワーク(RAN)接続状態が、無線リソースコントローラ(RRC)状態の1次セルから、別のセルへの、または別の接続状態に変化することに応答して、UEモビリティ履歴情報を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信すること
    前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ることに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含めることと
    を備える、方法。
  2. 無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされることに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記無線アクセス技術タイプのインジケーションを含めることと
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  3. 前記リモートコンピューティングプラットフォームからUE情報要求を受信することと、
    前記UEモビリティ履歴情報が利用可能であることを示すUE情報応答を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記UEモビリティ履歴情報が、訪問先セルのリスティングと、前記UEが前記UEモビリティ履歴情報をどのくらいの時間の間記憶するかのインジケーションと、セルリストと、リモートネットワークアクセスリストと、タイミングアドバンスリストと、無線アクセス技術タイプと、接続性状態情報と、RRC状態情報とから選択される少なくとも1つのデータセットを含む、請求項1に記載の方法。
  5. ユーザ機器(UE)モビリティ履歴情報をリモートコンピューティングプラットフォームに提供するためのUEであって、
    プロセッサを備え、前記プロセッサは、
    前記UEの無線アクセスネットワーク(RAN)接続状態が、無線リソースコントローラ(RRC)状態の1次セルから、別のセルに、または別の接続状態に変化することに応答して、UEモビリティ履歴情報を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信することと、
    前記UEが、以前はアウトオブサービスでありながらまたは別の無線アクセス技術を使用しながら新無線または次世代RANに入ることに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中にグローバルセル識別情報を含めることと
    を備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、UE。
  6. 前記プロセッサは、
    無線アクセス技術タイプインジケーションが必要とされることに応答して、前記UEモビリティ履歴情報の変数エントリ中に前記無線アクセス技術タイプのインジケーションを含めること
    をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項に記載のUE。
  7. 前記プロセッサは、
    前記リモートコンピューティングプラットフォームからUE情報要求を受信することと、
    前記UEモビリティ履歴情報が利用可能であることを示すUE情報応答を前記リモートコンピューティングプラットフォームに送信することと
    をさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項に記載のUE。
  8. 前記プロセッサは、前記UEモビリティ履歴情報が、訪問先セルのリスティングと、前記UEが前記UEモビリティ履歴情報をどのくらいの時間の間記憶するかのインジケーションと、セルリストと、リモートネットワークアクセスリストと、タイミングアドバンスリストと、無線アクセス技術タイプと、接続性状態情報と、RRC状態情報とから選択される少なくとも1つのデータセットを含むような動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項に記載のUE。
  9. ユーザ機器(UE)モビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに提供するための第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのプロセッサによって実施される方法であって、
    UEからUEモビリティ履歴情報を受信することと、
    前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに送信することと、
    第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームからUEモビリティ履歴情報を受信することと、
    前記第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と比較することと、
    前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と競合しない前記第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記第1のリモートRANコンピューティングプラットフォームのメモリに記憶することと
    を備える、方法。
  10. 前記UEモビリティ履歴情報を送信することが、ハンドオーバ準備手順と、コンテキスト検索手順と、サスペンド手順と、UEコンテキスト解放完了手順とのうちの少なくとも1つの一部である、請求項に記載の方法。
  11. 第1のリモート無線アクセスネットワーク(RAN)中で使用するためのコンピューティングプラットフォームであって、
    プロセッサを備え、前記プロセッサが、
    ユーザ機器(UE)からUEモビリティ履歴情報を受信することと、
    前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報を第2のリモートRANコンピューティングプラットフォームに送信することと、
    第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームからUEモビリティ履歴情報を受信することと、
    前記第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と比較することと、
    前記UEから受信された前記UEモビリティ履歴情報と競合しない前記第3のリモートRANコンピューティングプラットフォームから受信された前記UEモビリティ履歴情報を前記第1のリモートRAN中で使用するための前記コンピューティングプラットフォームのメモリに記憶することと
    を備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、コンピューティングプラットフォーム。
  12. 前記UEモビリティ履歴情報を送信することが、ハンドオーバ準備手順と、コンテキスト検索手順と、サスペンド手順と、UEコンテキスト解放完了手順とのうちの少なくとも1つの一部である、請求項11に記載のコンピューティングプラットフォーム。
  13. 前記RRC状態の前記1次セルから別のセルへの前記変化は、前記RAN外の別のセルヘの、または無線アクセス技術間セルへの変化を含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記RRC状態の前記1次セルから別の接続状態への前記変化は、アウトオブサービス状態への変化を含む、請求項1に記載の方法。
  15. 前記UEモビリティ履歴情報を前記UE内のメモリに記憶することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  16. 前記プロセッサは、前記RRC状態の前記1次セルから別のセルへの前記変化が、前記RAN外の別のセルヘの、または無線アクセス技術間セルへの変化を含むように、プロセッサ実行可能命令で構成される、請求項に記載のUE。
  17. 前記プロセッサは、
    前記RRC状態の前記1次セルから別の接続状態への前記変化が、アウトオブサービス状態への変化を含むように、プロセッサ実行可能命令で構成される、請求項に記載のUE。
  18. 前記プロセッサは、
    前記UEモビリティ履歴情報を前記コンピューティングプラットフォームのメモリに記憶することをさらに備える動作を実施するためのプロセッサ実行可能命令で構成される、請求項に記載のUE。
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