JP7425263B2 - 空調管理システム - Google Patents

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Description

本開示は、空調管理システムに関する。
従来、空調機器を備える空調システムは、有線または無線で接続されるリモートコントローラ(以下、リモコンと呼ぶ)などの遠隔制御装置を用いてユーザの操作が行われることが多い。空調機器は、リモコンからの操作信号を受信し、操作信号に応じた制御を実行する。操作には、例えば、ユーザによる運転状態のオンまたはオフ、運転モードの切り替えやスケジュール機能などのユーザ設定、または据え付け時やサービス時に作業者が実行する各種データの取得や初期設定などがある。
例えば特許文献1に開示されているように、従来、室内機、室外機及びリモコンなどの空調機器を備えた空調システムにおいて、ユーザに要求されうる各種の機器データを予めリモコン内の記憶部に保存しておき、携帯通信端末などからの要求に応じて各種の機器データを送信する方法が取られている。機器データとは、室内機や室外機など各空調機器の運転状態や運転履歴などの運転データや、センサの検出結果、各種設定情報などのデータである。
特開2017-146065号公報
しかしながら、リモコンから各種の空調機器の機器データを、一括で取得する場合や各種の空調機器のうちからユーザが任意に指定の機器の情報を取得するには、例えば各種の空調機器の多くの機器データを保存するための大容量のメモリをリモコンに搭載する必要がある。もしくは、インターネット網を介してクラウドサーバに機器データを保存する方法もあるが、インターネット網へアクセスする機器が必要になることや、サーバを設定しなければならないため、簡単ではない。また、複数の機種を纏めてクラウドサーバで管理する場合、半永久的にサーバを維持しなければならないという課題もある。そのため、インターネット網を介さずに空調機器の機器データを簡単に取得したいという要望がある。
本開示は、上記した事情に鑑みてなされたもので、各機器の情報を簡易な構成で取得できる空調管理システムを提供することを目的の一つとする。
本開示に係る空調管理システムは、それぞれ有線通信を行うことが可能な室外機、室内機及び遠隔制御装置を含む空調機器を備える空調システムと、通信端末とを含む空調管理システムであって、前記空調機器の各々は、機器データを要求する要求信号を受信することに応じて自身の機器データを他の空調機器または前記通信端末に送信する送受信部を備え、前記通信端末は、前記空調機器のうちの少なくとも1つと近距離無線通信を行うことが可能であり、前記空調機器のうちの1つに対して要求信号を前記近距離無線通信により送信する送信部と、前記要求信号に応じて送信された機器データを前記近距離無線通信により受信する受信部と、を備え、前記空調機器には、前記空調機器のいずれかに接続されるオプション品が含まれ、前記通信端末は、前記オプション品のデータが含まれる機器データを要求する要求信号を送信し、前記空調機器の各々のうち前記要求信号を受信した第1空調機器は、前記オプション品を含む他の空調機器に対して当該要求信号を転送し、前記他の空調機器は、前記第1空調機器から転送された要求信号を受信することに応じて自身の機器データを前記第1空調機器に送信し、前記第1空調機器は、受信した機器データ及び自身の機器データを前記通信端末に送信する
また、本開示に係る空調管理システムは、それぞれ有線通信を行うことが可能な室外機、室内機及び遠隔制御装置を含む空調機器を備える空調システムと、通信端末とを含む空調管理システムであって、前記空調機器の各々は、機器データを要求する要求信号を受信することに応じて自身の機器データを他の空調機器または前記通信端末に送信する送受信部を備え、前記通信端末は、前記空調機器のうちの少なくとも1つと近距離無線通信を行うことが可能であり、前記空調機器のうちの1つに対して要求信号を前記近距離無線通信により送信する送信部と、前記要求信号に応じて送信された機器データを前記近距離無線通信により受信する受信部と、を備え、前記空調機器には、前記空調機器のいずれかに接続され且つ近距離無線通信を行うことが可能なオプション品が含まれ、前記通信端末は、前記オプション品のデータが含まれる機器データを要求する要求信号を送信し、前記要求信号を受信した前記オプション品は、前記要求信号を受信することに応じて前記オプション品以外の他の空調機器に対して前記要求信号を転送し、前記他の空調機器は、前記オプション品から転送された要求信号を受信することに応じて自身の機器データを前記オプション品に送信し、前記オプション品は、受信した機器データ及び自身の機器データを前記通信端末に送信する。
本開示の空調管理システムは、各機器の情報を簡易な構成で取得できる。
第1の実施形態に係る空調管理システムの概略構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る空調の基本動作の説明図。 第1の実施形態に係る空調機器の機能構成の一例を示す機能ブロック図。 第1の実施形態に係る空調機器の情報収集処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る空調管理システムの概略構成例を示すブロック図。 第2の実施形態に係る空調機器の機能構成の一例を示す機能ブロック図。 第2の実施形態に係る機器データの収集手順の一例を示す図。 第2の実施形態に係る要求項目の選択画面の一例を示す図。 第3の実施形態に係る空調管理システムの概略構成例を示すブロック図。 第3の実施形態に係る空調機器の機能構成の一例を示す機能ブロック図。 第3の実施形態に係る空調機器の情報収集処理の一例を示すフローチャート。 第3の実施形態に係る機器データの収集手順の一例を示す図。 第4の実施形態に係る空調管理システムの概略構成例を示すブロック図。 第4の実施形態に係る空調機器の機能構成の一例を示す機能ブロック図。
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。
[空調管理システムの構成]
図1は、本実施形態に係る空調管理システムの概略構成例を示すブロック図である。図示する空調管理システム1は、空調システム(空気調和装置)として、複数の空調機器を備えている。例えば、空調機器には、室外機10と、室内機20と、意匠部品(化粧パネル)30と、有線遠隔制御装置40と、無線遠隔制御装置50とが含まれる。
本開示において、室外機10及び室内機20は、空調空間を冷房または暖房する機能を有する。また、この図において室内機20は、天井埋め込み形の例を示しているが、天井吊り下げ形、壁掛形、床置形などであってもよく、形態にこだわらず、広く室内機全体を含んでいる。室内機20は、室外機10と接続されており、意匠部品30がある場合には意匠部品30とも接続されている。意匠部品30がない場合はその限りではない。有線遠隔制御装置40及び無線遠隔制御装置50は、有線または無線のいずれの場合も、室外機10及び室内機20の運転を遠隔で制御可能な遠隔制御装置(リモコン:リモートコントローラ)である。
ここで、図2を参照して、空調の基本動作を説明する。図2は、本実施形態に係る空調の基本動作の説明図である。室外機10と室内機20とは、冷媒配管5によって接続されている。室外機10内に備えられた四方弁15を切り替えて冷媒の循環方向を切り替えることにより、暖房運転と冷房運転とが切り替わる。
暖房運転の場合、室外機内圧縮機13により圧縮された気体状態の冷媒が、四方弁15を通って室内機熱交換器25に流れる。室内機熱交換器25内の冷媒は周囲の空気と熱交換して周囲の空気を暖める。熱交換によって液体状態となった冷媒は、膨張弁16を通って室外機熱交換器14に流入する。室外機熱交換器14内の冷媒は周囲の空気と熱交換する。熱交換によって気体状態となった冷媒が室外機内圧縮機13に戻る。
冷房運転の場合、室外機内圧縮機13により圧縮された気体状態の冷媒が、四方弁15を通って室外機熱交換器14に流入する。室外機熱交換器14内の冷媒は周囲の空気と熱交換する。熱交換により液体状態となった冷媒は膨張弁16を通って室内機熱交換器25に流入する。室内機熱交換器25内の冷媒は周囲の空気と熱交換して周囲の空気を冷やす。熱交換により気体状態となった冷媒は室外機内圧縮機13に戻る。
図1に戻り、室外機10と、室内機20と、意匠部品30と、有線遠隔制御装置40とは、それぞれ有線通信を行うことが可能なように、有線の通信線で接続されている。例えば、室内機20が備える室内機制御部22は、室外機10が備える室外機制御部12と、意匠部品30が備える意匠部品制御部32と、有線遠隔制御装置40が備える遠隔制御部42とのそれぞれと有線で接続されている。各制御部は、制御基板及び当該制御基板上に実装された電子部品などを含んで構成されている。これにより、室外機10と、室内機20と、意匠部品30と、有線遠隔制御装置40とのそれぞれは、それぞれの情報(機器データ)を互いに授受することができる。
また、室外機10、室内機20、意匠部品30、及び有線遠隔制御装置40のうち少なくとも1つの機器は、近距離無線通信に対応している。図示する例では、室外機10、意匠部品30、及び有線遠隔制御装置40が、近距離無線通信に対応している。室外機10は、近距離無線通信によりデータを送信または受信する送受信部11を組込部品として室外機制御部12に備えている。意匠部品30は、近距離無線通信によりデータを送信または受信する送受信部31を組込部品として意匠部品制御部32に備えている。有線遠隔制御装置40は、近距離無線通信によりデータを送信または受信する送受信部41を組込部品として遠隔制御部42に備えている。なお、無線遠隔制御装置50は、元々、近距離無線通信を用いて室外機10及び室内機20の運転を遠隔で制御可能な遠隔制御装置であり、近距離無線通信によりデータを送信または受信する送受信部51を組込部品として備えている。
また、空調管理システム1は、さらに通信端末60を備えている。通信端末60は、近距離無線通信が可能な送信部及び受信部を有する送受信部61と、送受信部61を含む電子部品と制御基板とを備えた通信端末制御部62とを備えている。通信端末60は、空調機器の少なくとも1つと近距離無線通信を行うことが可能である。図示する例では、通信端末60は、室外機10、意匠部品30、及び有線遠隔制御装置40と近距離無線通信を行うことが可能である。例えば、通信端末60は、Bluetooth(登録商標) Low Energyに対応したBLE端末であり、スマートフォンや、パソコン(パーソナルコンピュータ)などである。
図3は、本実施形態に係る空調機器の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。通信端末60は、ユーザの操作などに応じて、機器データを要求する要求信号を近距離無線通信により送信する。通信端末60から送信された要求信号は、近距離無線受信部WRに受信される。
近距離無線受信部WRは、空調機器のうちの少なくとも1つに備えられている。近距離無線受信部WRは、室外機10に組み込まれた送受信部11、意匠部品30に組み込まれた送受信部31、及び有線遠隔制御装置40に組み込まれた送受信部41のうちのいずれに含まれるものであってもよい。
近距離無線受信部WRが要求信号を受信すると、受信した機器の制御部(例えば、意匠部品30の送受信部31が受信した場合は意匠部品制御部32)は、有線通信により室内機制御部22へ要求信号を転送する。室内機制御部22は、要求信号を受信すると、受信した要求信号に基づいて意匠部品制御部32及び室外機制御部12のそれぞれに有線通信を用いて要求信号を転送することにより、それぞれの機器データを要求して収集する。また、室内機制御部22は、意匠部品制御部32及び室外機制御部12のそれぞれから収集した機器データと自身の室内機20の機器データとを近距離無線送信部WTを介して要求元の通信端末60へ返す。通信端末60は、受け取った機器データを表示部に表示する。
近距離無線送信部WTは、空調機器のうちの少なくとも1つに備えられている。近距離無線送信部WTは、室外機10に組み込まれた送受信部11、意匠部品30に組み込まれた送受信部31、及び有線遠隔制御装置40に組み込まれた送受信部41のうちのいずれに含まれるものであってもよい。
また、有線遠隔制御装置40から室内機制御部22に対して直接的に要求信号を送信してもよい。例えば、有線遠隔制御装置40は、ユーザの操作などに応じて、機器データを要求する要求信号を有線通信により室内機制御部22へ送信する。室内機制御部22は、有線遠隔制御装置40から受信した要求信号を意匠部品制御部32及び室外機制御部12のそれぞれに有線通信を用いて転送することにより、それぞれから機器データを収集し、収集した機器データと自身の室内機20の機器データとを要求元の有線遠隔制御装置40へ返す。有線遠隔制御装置40は、受け取った機器データを表示部に表示する。
なお、要求元の通信端末60または有線遠隔制御装置40へ返す機器データ(即ち、要求の対象となる機器データ)は、各空調機器の機器データのうち通信端末60または有線遠隔制御装置40で指定された空調機器の機器データである。どの空調機器の機器データが要求の対象として指定されているかの情報は、要求信号の中に含まれる。指定される空調機器は1つでもよいし複数でもよい。また、指定される機器データは、1項目のデータでもよいし、複数項目のデータでもよい。
ここで、機器データの具体例を説明する。室外機10が有する機器データには、例えば、室外機10の形名、室外機制御部12の機能を実行するプログラムのソフトウェアバージョン、室外機10の運転状態や運転履歴などの運転データ、温度センサの検出結果などが含まれる。室内機20が有する機器データには、例えば、室内機20の形名、室内機制御部22の機能を実行するプログラムのソフトウェアバージョン、室内機20の運転状態や運転履歴などの運転データ、温度センサまたは湿度センサの検出結果、機能選択の一覧や各種設定情報などが含まれる。意匠部品30が有する機器データには、例えば、ベーン制御データ、意匠部品制御部32の機能を実行するプログラムのソフトウェアバージョンなどが含まれる。また、意匠部品30が自動昇降フィルタ付きの化粧パネルの場合には、意匠部品30が有する機器データには、昇降フィルタの位置データなどが含まれる。
図4は、本実施形態に係る空調機器の情報収集処理の一例を示すフローチャートである。通信端末60または有線遠隔制御装置40は、要求信号を送信する(ステップS101)。通信端末60の場合には、近距離無線通信を用いて要求信号を近距離無線受信部WRへ送信し、ステップS103へ進む。近距離無線受信部WRは、要求信号を受信すると、受信した要求信号を室内機20へ転送し(ステップS103)、ステップS105へ進む。有線遠隔制御装置40の場合には、有線通信を用いて要求信号を室内機20へ直接的に送信し、ステップS105へ進む。
室内機20は、要求信号を受信すると、要求の対象となる機器データの送信を対象の空調機器へ要求する(ステップS105)。例えば、室内機20は、受信した要求信号を要求の対象となる空調機器へ転送する。そして、室内機20は、対象の空調機器から対象の機器データを受信し、機器データの収集処理を完了する(ステップS107)。
また、室内機20は、収集した機器データを要求元へ送信する。要求元が通信端末60の場合には、室内機20は、収集した機器データを近距離無線送信部WTへ有線通信を用いて送信し、ステップS109へ進む。近距離無線送信部WTは、機器データを受信すると、受信した機器データを通信端末60へ近距離無線通信を用いて送信し(ステップS109)、ステップS111へ進む。要求元が有線遠隔制御装置40の場合には、室内機20は、収集した機器データを直接的に有線遠隔制御装置40へ有線通信を用いて送信し、ステップS111へ進む。
通信端末60または有線遠隔制御装置40は、機器データを受信すると、受信した機器データを表示部に表示させる(ステップS111)。
以上説明したように、本実施形態に係る空調管理システム1は、それぞれ有線通信を行うことが可能な複数の空調機器を備える空調システムと、通信端末60とを含む。複数の空調機器には、室外機10、室内機20、及び遠隔制御装置(例えば、有線遠隔制御装置40または無線遠隔制御装置50)を含む。上記空調機器の各々は、機器データを要求する要求信号を受信することに応じて自身の機器データを他の空調機器または通信端末60に有線通信または近距離無線通信を用いて送信する。通信端末60は、上記空調機器のうちの少なくとも1つと近距離無線通信を行うことが可能である。通信端末60は、上記空調機器のうちの1つに対して要求信号(例えば1つの要求信号)を近距離無線通信により送信し、当該要求信号に応じて送信された機器データを近距離無線通信により受信する。
これにより、空調管理システム1は、クラウドサーバやインターネット網を利用することなく、空調システム内の少なくとも1つの空調機器から近距離無線通信を用いて室外機10や室内機20などの空調機器の機器データを通信端末60で取得できるため、各機器の情報を簡易な構成で取得することができる。また、本実施形によれば、各機器の情報を記憶するための大容量のメモリをリモコン(遠隔制御装置)に搭載する必要が無く、生産コストの低減及び実装部品搭載スペースの削減が可能である。
上記空調機器の各々のうち通信端末60から送信された要求信号を受信した室内機20(第1空調機器の一例)は、他の空調機器に対して当該要求信号を転送する。例えば、室内機20は、通信端末60から送信された要求信号を近距離無線通信により受信した空調機器(例えば、意匠部品30)から有線通信を用いて受信し、有線通信を用いて他の空調機器に対して当該要求信号を転送する。他の空調機器(例えば、室外機10、意匠部品30など)は、室内機20から転送された要求信号を受信することに応じて自身の機器データを室内機20に送信する。室内機20は、受信した機器データ及び自身の機器データを通信端末60に送信する。例えば、室内機20は、要求信号を受信した空調機器(例えば、意匠部品30)へ有線通信を用いて機器データを送信することにより、当該空調機器(例えば、意匠部品30)から近距離無線通信を用いて通信端末60に送信する。
これにより、空調管理システム1は、通信端末60からの要求に応じて、空調システム内の少なくとも1つの近距離無線通信に対応した空調機器を介して、室内機20が他の空調機器の情報と自身の情報とを通信端末60へ返すことができるため、各機器の情報を簡易な構成で取得することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態に係る空調機器には、オプション品が追加されてもよい。
図5は、本実施形態に係る空調管理システムの概略構成例を示すブロック図である。図示する空調管理システム1Aは、図1の空調管理システム1に対して、空調機器(空気調和装置)として、3種類のオプション品70、80、90が室内機20または意匠部品30に接続されている。
オプション品70は、例えば、室内機20に接続された拡張基板を有する拡張ユニットである。オプション品70は、オプション品制御部72を備え、室内機20の室内機制御部22と有線の通信線で接続されている。室内機制御部22は、制御基板(拡張基板)及び電子部品などを含んで構成されている。
オプション品80は、例えば、室内機20に接続された加湿器である。オプション品80は、オプション品制御部82を備え、室内機20の室内機制御部22と有線の通信線で接続されている。また、オプション品80は、近距離無線通信に対応しており、近距離無線通信によりデータを送信または受信する送受信部81を組込部品としてオプション品制御部82に備えている。
オプション品90は、例えば、意匠部品30に取り付けられた人感センサである。オプション品90は、室内機20の室内機制御部22と有線の通信線で接続されている。また、オプション品90は、近距離無線通信に対応しており、近距離無線通信によりデータを送信または受信する送受信部91を組込部品として備えている。
なお、オプション品70、80、90は、オプション品の一例であって、これに限られるものではない。
図6は、本実施形に係る空調機器の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。この図6に示す機能構成は、図3に示す機能構成に対して、室内機制御部22が、さらにオプション品制御部OPから有線通信を用いて機器データを収集可能である点が異なる。オプション品制御部OPは、オプション品70、80、90のそれぞれの制御部を代表して示している。また、近距離無線受信部WR及び近距離無線送信部WTは、室外機10に組み込まれた送受信部11、意匠部品30に組み込まれた送受信部31、及び有線遠隔制御装置40に組み込まれた送受信部41のうちのいずれに含まれるものであってもよいし、オプション品80に組み込まれた送受信部81及びオプション品90に組み込まれた送受信部91のいずれに含まれるものであってもよい。
本実施形態に係る空調機器の情報収集処理のフローチャートは、図4に示すフローチャートと同様であるが、要求の対象となる機器データに、オプション品70、80、90の機器データ(部品データ)もさらに含まれる点が異なる。室内機制御部22は、要求信号に応じて、オプション品を含む空調機器の中から要求の対象となる空調機器の機器データを収集する。よって、通信端末60または有線遠隔制御装置40は、ユーザの操作などに応じて、機器データを要求する要求信号を近距離無線通信により送信することにより、室外機10、室内機20及び意匠部品30の機器データに加え、オプション品70、80、90の機器データも取得して表示することができる。
次に、機器データの収集手順について説明する。
図7は、本実施形態に係る機器データの収集手順の一例を示す図である。通信端末60または有線遠隔制御装置40から要求信号を送信されて各空調機器の機器データの要求が行われると、室内機20は、室外機10、意匠部品30、及びオプション品70、80、90に対して機器データの要求を中継して受け渡す。室内機20は、室外機10、意匠部品30、及びオプション品70、80、90から機器データの応答を中継して受取り、受け取った機器データを中継して通信端末60または有線遠隔制御装置40へ応答する。ここでは、パターンA、パターンB、パターンC及びパターンDの4種類の収集手順について説明する。
(パターンA)要求項目が室内機20の機器データ(データA)のみで完結する場合、室内機20は、通信端末60または有線遠隔制御装置40から要求信号を受け取ると、他の空調機器に要求信号を送信せずとも要求項目に対する機器データ(データA)を通信端末60または有線遠隔制御装置40へ送信(応答)することができる。
(パターンB)要求項目が室内機20以外の1つの機器データである場合、室内機20は、要求の対象となる1つの空調機器(室外機10、意匠部品30及びオプション品のいずれか1つ)に対して機器データを要求(中継)する。例えば、室内機20は、通信端末60または有線遠隔制御装置40から要求信号を受け取ると、要求の対象となる空調機器(例えば、室外機10またはオプション品)に対して要求信号を送信する。そして、室内機20は、要求した空調機器(例えば、室外機10またはオプション品)から機器データ(データBまたはデータC)の応答を取得(中継)し、取得した機器データ(データBまたはデータC)を通信端末60または有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。
(パターンC)要求項目が複数の空調機器におよぶ場合、室内機20は、要求の対象となる1または複数の空調機器に対して複数の機器データを要求(中継)する。例えば、室内機20は、通信端末60または有線遠隔制御装置40から要求信号を受け取ると、1または複数の空調機器に対して要求信号を送信し、それぞれの空調機器から収集した機器データを通信端末60または有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。例えば、室内機20の機器データ(データA)、室外機10の機器データ(データB)及びオプション品の機器データ(データC)の要求があったとする。室内機20は、まず、室内機20自身が有する機器データ(データA)を通信端末60または有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。次に、室内機20は、室外機10に対して室外機10の機器データ(データB)を要求(中継)することにより、室外機10から機器データ(データB)の応答を取得(中継)し、取得した機器データ(データB)を通信端末60または有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。続いて、室内機20は、オプション品70(或いは80、90)に対しオプション品の機器データ(データC)を要求(中継)することにより、オプション品から機器データ(データC)の応答を取得(中継)し、取得した機器データ(データC)を通信端末60または有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。このように、パターンCは、要求項目が複数の空調機器におよぶ場合、要求の都度、機器データを収集して応答する。
(パターンD)パターンCと同様に要求項目が複数の空調機器におよぶ場合であるが、複数の要求項目に対して都度応答するのではなく、纏めて応答する手順である。室内機20は、室外機10からの機器データ(データB)の応答、及びオプション品からの機器データ(データC)の応答を待ってから、室内機20自身が有する機器データ(データA)と室外機10から取得した機器データ(データB)とオプション品から取得した機器データ(データC)とを纏めて、通信端末60または有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。
なお、この図7に示す機器データの収集手順からオプション品に関する処理を除くと、第1の実施形態の空調管理システム1における機器データの収集手順とすることができる。
次に、通信端末60または有線遠隔制御装置40に表示される要求項目の選択画面について説明する。
図8は、本実施形態に係る要求項目の選択画面の一例を示す図である。図示する選択画面G10には、ユーザが選択可能な要求項目が表示される。要求項目は、「要求データ選択」として、全データ一括取得、室内機の形名、室内機のソフトウェアバージョン(S/W ver)、室内機運転データ、・・・などが表示されている。ユーザの操作により選択された要求項目には、レ点(チェックマーク)が表示される。
ユーザは、要求項目を選択することにより、要求する機器データを指定することができる。例えば、ユーザは、要求項目ごとに細かく選択することも、一括選択することも可能である。また、ユーザは、要求項目ごとに選択する場合、1つの要求項目を選択することも、複数の要求項目を選択することも可能である。なお、複数の要求項目を選択する際には処理の優先順位をつけることができる。優先度の高い順に、機器データが取集されて表示される。
ユーザが要求項目を選択して送信ボタンB11に対して操作を行うと、通信端末60または有線遠隔制御装置40は、選択された要求項目を要求する要求信号を送信する。また、送信後には、例えばキャンセルボタンが表示され、処理の中断を選択することが可能である。戻るボタンB12は、要求項目の選択をやめるときに操作するボタンである。
なお、この図8に示す要求項目の選択画面の一例はあくまで参考であり、選択画面のデザインはこれに限定されるものではない。また、この図8に示す要求項目からオプション品に関する要求項目を除くと、第1の実施形態の空調管理システム1における要求項目の選択画面とすることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る空調管理システム1Aにおいて、空調機器には、さらにオプション品70、80、90が含まれる。通信端末60は、室外機10、室内機20、意匠部品30などの機器データに加え、オプション品70、80、90のデータが含まれる機器データを要求する要求信号を送信することが可能である。空調機器の各々のうち要求信号を受信した室内機20(第1空調機器の一例)は、例えばオプション品70、80、90を含む他の空調機器に対して当該要求信号を転送する。例えば、室内機20は、通信端末60から送信された要求信号を近距離無線通信を用いて受信した空調機器(例えば、意匠部品30)から有線通信を用いて受信し、有線通信を用いてオプション品70、80、90を含む他の空調機器に対して当該要求信号を転送する。オプション品70、80、90を含む他の空調機器は、室内機20から転送された要求信号を受信することに応じて自身の機器データを室内機20に送信する。室内機20は、受信した機器データ及び自身の機器データを通信端末60に送信する。例えば、室内機20は、当該機器データを空調機器(例えば、意匠部品30)へ有線通信を用いて送信することにより、近距離無線通信に対応した空調機器(例えば、意匠部品30)から近距離無線通信を用いて通信端末60に送信する。
これにより、空調管理システム1Aは、クラウドサーバやインターネット網を利用することなく、空調システム内の少なくとも1つの空調機器から近距離無線通信を用いて、室外機10や室内機20などの空調機器のみならず、それらに接続されているオプション品の機器データも通信端末60で取得できるため、各機器の情報を簡易な構成で取得することができる。
また、空調機器の各々のうち要求信号を受信した室内機20(第1空調機器の一例)は、他の空調機器に対して当該要求信号を順次転送してもよい。例えば、室内機20は、通信端末60から送信された要求信号を近距離無線通信により受信した空調機器(例えば、意匠部品30)から有線通信を用いて受信し、有線通信を用いて他の空調機器に対して当該要求信号を転送してもよい。他の空調機器(例えば、室外機10、意匠部品30、オプション品80、90など)は、室内機20から順次転送された要求信号に応じて自身の機器データを室内機20に送信する。室内機20は、受信した機器データ及び自身の機器データを順次に通信端末60に送信する。例えば、室内機20は、要求信号を受信した空調機器(例えば、意匠部品30)へ有線通信を用いて機器データを順次に送信することにより、当該空調機器(例えば、意匠部品30)から近距離無線通信を用いて通信端末60に順次に送信する。
これにより、空調管理システム1Aは、例えば通信端末60から複数の機器データを要求する1回の要求信号を送信することに応じて、室内機20が他の空調機器に順次に要求信号を送信して収集した機器データを通信端末60に順次に送信できるため、ユーザにとって利便性がよい。
なお、室内機20は、受信した機器データ及び自身の機器データを順次に通信端末60に送信するのに代えて、受信した機器データ及び自身の機器データを纏めて通信端末60に送信してもよい。
これにより、空調管理システム1Aは、例えば通信端末60から複数の機器データを要求する1回の要求信号を送信することに応じて、室内機20が他の空調機器に順次に要求信号を送信して収集した機器データを通信端末60に纏めて送信できるため、ユーザにとって利便性がよい。
また、通信端末60は、空調機器の各々のうち機器データを取得したい空調機器を指定する指定情報を含む要求信号を送信する。空調機器の各々のうち要求信号を受信した室内機20(第1空調機器の一例)は、上記指定情報により指定された空調機器(例えば、室外機10)に対して要求信号を転送する。上記指定情報により指定された空調機器(例えば、室外機10)は、室内機20から転送された要求信号を受信することに応じて自身の機器データを室内機20に送信する。室内機20は、受信した機器データを通信端末60に送信する。
これにより、空調管理システム1Aは、空調システム内の室外機10や室内機20、及びオプション品などの情報のうちユーザが確認したい情報を通信端末60から指定して取得することができるため、利便性が良い。例えば、ユーザは、各機器の情報を選択して取得することも、一括して取得することもできる。
また、通信端末60は、取得したい機器データの優先度を付けた要求信号を送信してもよい。空調機器の各々のうち要求信号を受信した室内機20(第1空調機器の一例)は、当該優先度に応じて他の空調機器に対して要求信号を順次転送する。他の空調機器は、室内機20から転送された要求信号を受信することに応じて自身の機器データを室内機20に送信する。室内機20は、受信した機器データ及び自身の機器データを優先度に応じて通信端末60に送信する。
これにより、空調管理システム1Aは、空調システム内の室外機10や室内機20、及びオプション品などの情報のうちユーザが確認したい情報の優先度を付けて通信端末60から取得することができる。よって、ユーザは、確認したい機器の情報を先に確認できるため、利便性がよい。
なお、本実施形態に係る空調管理システム1Aにおいて、空調機器には、近距離無線通信を行うことが可能なオプション品(例えば、オプション品80、90)が含まれてもよい。例えば、通信端末60は、オプション品80またはオプション品90のデータが含まれる機器データを要求する要求信号を送信する。この要求信号を受信したオプション品80またはオプション品90は、要求信号を受信することに応じて自身の機器データ及び他の空調機の機器データを通信端末60に送信してもよい。例えば、通信端末60から送信された要求信号を近距離無線通信を用いて受信したオプション品80またはオプション品90は、要求信号を受信することに応じてオプション品80またはオプション品90以外の他の空調機器に対して当該要求信号を転送する。当該他の空調機器は、オプション品80またはオプション品90から転送された要求信号を受信することに応じて自身の機器データをオプション品80またはオプション品90に送信する。そして、オプション品80またはオプション品90品は、受信した機器データ及び自身の機器データを近距離無線通信を用いて通信端末60に送信する。
このように、通信端末60からオプション品に対して機器データを要求することにより、オプション品が各空調機器の機器データを収集して通信端末60へ返してもよい。これにより、空調管理システム1Aは、クラウドサーバやインターネット網を利用することなく、空調システム内の少なくとも1つのオプション品から近距離無線通信を用いて、室外機10や室内機20などの空調機器や、それらに接続されているオプション品の機器データを通信端末60で取得できるため、各機器の情報を簡易な構成で取得することができる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。
図9は、本実施形態に係る空調管理システムの概略構成例を示すブロック図である。図示する空調管理システム1Bは、図5の空調管理システム1Aに対して、オプション品としてシステムロガー100が追加されている。
システムロガー100は、各空調機器から機器データを収集して保存することができる。また、システムロガー100は、定期的な機器データの収集と、現時点での機器データの収集のどちらにも対応可能である。
システムロガー100は、近距離無線通信によりデータを送信または受信する7を組込部品として備えている。システムロガー100は、近距離無線通信に対応した空調機器との通信が可能であり、室外機10、室内機20、意匠部品3及びオプション品70、80,90などの機器データを収集して保存する。また、システムロガー100は、室内機20の室内機制御部22と有線で通信接続されている。システムロガー100は、有線通信を用いて、室内機20が収集した機器データを取得して保存することもできる。
空調管理システム1Bでは、通信端末60または有線遠隔制御装置40は、室内機20を介す、介さないに関係なくシステムロガー100が要求信号を受け取った後、システムロガー100に既に保存されている収集済みの機器データの中から要求対象の最新の機器データを通信端末60または有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。これにより、空調機器からの情報取得のタイムロスが少なくなる。
図10は、本実施形に係る空調機器の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。この図10に示す機能構成は、図6に示す機能構成に対して、室内機20の室内機制御部22に代えて、システムロガー100が各空調機器から機器データを収集して、通信端末60または有線遠隔制御装置40からの要求に対して応答する点が異なる。
通信端末60は、ユーザの操作などに応じて、機器データを要求する要求信号を近距離無線通信により送信する。通信端末60から送信された要求信号は、近距離無線受信部WRに受信される。近距離無線受信部WRは、例えばシステムロガー100に組み込まれた送受信部101に含まれる。なお、近距離無線受信部WRは、室外機10に組み込まれた送受信部11、意匠部品30に組み込まれた送受信部31有線遠隔制御装置40に組み込まれた送受信部41、オプション品80に組み込まれた送受信部81、及びオプション品90に組み込まれた送受信部91のいずれに含まれるものでもよく、要求信号を中継してシステムロガー100に転送してもよい。
また、有線遠隔制御装置40は、ユーザの操作などに応じて、機器データを要求する要求信号を有線通信により室内機制御部22を介してシステムロガー100へ送信する。なお、有線遠隔制御装置40は、近距離無線を用いて要求信号をシステムロガー100へ送信してもよい。
システムロガー100は、室外機制御部12、室内機制御部22、意匠部品制御部32及びオプション品制御部OPから機器データを収集して保存する。なお、システムロガー100は、室内機制御部22を介して、室外機制御部12、意匠部品制御部32及びオプション品制御部OPから機器データを収集してもよい。例えば、システムロガー100は、各空調機器から機器データを定期的に収集して保存する。また、システムロガー100は、通信端末60または有線遠隔制御装置40から要求信号を受信することに応じて、受信した時点での機器データを収集して保存することも可能である。
システムロガー100は、通信端末60から要求信号を受信すると、保存されている収集済みの機器データの中から要求対象の最新の機器データを、近距離無線送信部WTを介して通信端末60へ送信(応答)する。近距離無線送信部WTは、例えばシステムロガー100に組み込まれた送受信部101に含まれる。なお、近距離無線送信部WTは、室外機10に組み込まれた送受信部11、意匠部品30に組み込まれた送受信部31及び有線遠隔制御装置40に組み込まれた送受信部41のうちのいずれかに含まれてもよく、システムロガー100から通信端末60へ送信(応答)する機器データを中継してもよい。通信端末60は、受け取った機器データを表示部に表示する。
また、システムロガー100は、有線遠隔制御装置40から要求信号を受信すると、保存されている収集済みの機器データの中から要求対象の最新の機器データを、有線通信により室内機制御部22を介して、有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。なお、システムロガー100は、近距離無線を用いて機器データを有線遠隔制御装置40へ送信(応答)してもよい。有線遠隔制御装置40は、受け取った機器データを表示部に表示する。
図11は、本実施形態に係る空調機器の情報収集処理の一例を示すフローチャートである。通信端末60または有線遠隔制御装置40は、要求信号を送信する(ステップS201)。通信端末60の場合には、近距離無線通信を用いて要求信号を近距離無線受信部WRへ送信し、ステップS203へ進む。例えば、システムロガー100に組み込まれている近距離無線受信部WR(送受信部101)が、要求信号を受信し(ステップS203)、ステップS205へ進む。有線遠隔制御装置40の場合には、有線通信を用いて室内機20を介してシステムロガー100へ要求信号を送信し、ステップS205へ進む。
システムロガー100は、通信端末60または有線遠隔制御装置40から要求信号を受信すると、システムロガー100に既に保存されている収集済みの機器データの中から要求対象の最新の機器データを送信する(ステップS205)。要求元が通信端末60の場合には、システムロガー100は、近距離無線送信部WTを介して(ステップS207)、近距離無線通信により機器データを通信端末60へ送信し、ステップS209へ進む。要求元が有線遠隔制御装置40の場合には、システムロガー100は、有線通信により室内機20を介して機器データを有線遠隔制御装置40へ送信し、ステップS209へ進む。
通信端末60または有線遠隔制御装置40は、機器データを受信すると、受信した機器データを表示部に表示させる(ステップS209)。
図12は、本実施形態に係る機器データの収集手順の一例を示す図である。ここでは、システムロガー100を使用した機器データの収集手順(パターンE)について説明する。
システムロガー100は、室外機10、室内機20、意匠部品30及びオプション品70、80、90の機器データを定期的に収集する。例えば、システムロガー100は、室内機20に対して定期的に要求信号を送信する。この要求信号は、例えば、全データ(データA、B、C、・・・)の一括取得を要求する要求信号である。室内機20は、システムロガー100から定期的に要求信号を受信すると、その都度定期的に、室外機10、意匠部品30及びオプション品70、80、90のそれぞれに対して、それぞれの機器データの一括取得を要求する要求信号を送信し、それぞれの機器データの応答を受け取る。室内機20は、室外機10、意匠部品30及びオプション品70、80、90のそれぞれから取得した機器データと、室内機20自身の機器データとを纏めた全データ(データA、B、C、・・・)を定期的にシステムロガー100へ応答する。システムロガー100は、この定期的に取得する全データ(データA、B、C、・・・)をシステムロガー100内のメモリに保存する。
システムロガー100は、通信端末60または有線遠隔制御装置40から機器データ(データA、B、C、・・・)を要求する要求信号を受け取ると、保存されている機器データの中から要求の対象となる機器データ(データA、B、C、・・・)を一括して読み出して、通信端末60または有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。
以上説明したように、本実施形態に係る空調管理システム1Bにおいて、空調機器には、近距離無線通信により取得した各種情報を保存するメモリを備えるシステムロガー100(オプション品の一例)が含まれる。システムロガー100は、空調機器の各々から定期的に機器データを受信してメモリに保存する。通信端末60は、空調機器の各々の機器データを要求する要求信号を送信する。通信端末60から送信された要求信号を受信したシステムロガー100は、メモリに保存されている機器データを通信端末60に送信する。
これにより、空調管理システム1Bは、室外機10や室内機20などの空調機器の機器データが定期的に保存されているシステムロガー100から、各空調機器の情報を近距離無線通信を用いて通信端末60で取得できるため、各機器の情報を簡易な構成で取得することができるとともに、情報取得のタイムロスを抑制することができる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について説明する。
図13は、本実施形態に係る空調管理システムの概略構成例を示すブロック図である。空調管理システム1Cは、図5の空調管理システム1Aに対して、室外機10、室内機20、意匠部品30、オプション品70、80、90または有線遠隔制御装置40のいずれかが外部記憶媒体200を認識、読み込み、及び書き込み可能なポートMPを備えている。図示する例では、室外機10の室外機制御部12、室内機20の室内機制御部22、及び有線遠隔制御装置40の遠隔制御部42のそれぞれにポートMPが備えられている。どのポートMPに外部記憶媒体200が接続されても、室外機10、室内機20、意匠部品30、及びオプション品70、80、90のそれぞれの機器データは有線通信を用いて外部記憶媒体200へ保存することが可能である。
外部記憶媒体200は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやSDカードなどの任意の記憶媒体を適用できる。ポートMPは、外部記憶媒体200の種類に対応するインターフェースである。例えば、外部記憶媒体200がUSBメモリである場合、ポートMPはUSBポートである。また、外部記憶媒体200がSDカードである場合、ポートMPはSDカードスロットである。
図14は、本実施形に係る空調機器の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。この図14に示す機能構成は、図6に示す機能構成に対して、各空調機器の機器データがポートMPを介して定期的に外部記憶媒体200に保存され、通信端末60または有線遠隔制御装置40からの要求に対して外部記憶媒体200から応答する点が異なる。
通信端末60は、ユーザの操作などに応じて、機器データを要求する要求信号を近距離無線通信により送信する。通信端末60から送信された要求信号は、近距離無線受信部WRに受信される。近距離無線受信部WRは、室外機10に組み込まれた送受信部11、意匠部品30に組み込まれた送受信部31、有線遠隔制御装置40に組み込まれた送受信部41、オプション品80に組み込まれた送受信部81、及びオプション品90に組み込まれた送受信部91のいずれに含まれるものであってもよい。例えば、通信端末60は、近距離無線受信部WRを介して、いずれかの空調機器のポートMPに接続されている外部記憶媒体200へ要求信号を送信する。
また、有線遠隔制御装置40は、ユーザの操作などに応じて、機器データを要求する要求信号を送信する。例えば、外部記憶媒体200が有線遠隔制御装置40のポートMPに接続されている場合、有線遠隔制御装置40は、当該ポートMPを介して要求信号を外部記憶媒体200へ直接的に送信する。なお、外部記憶媒体200が室外機10または室内機20などの他の空調機器のポートMPに接続されている場合、有線遠隔制御装置40は、有線通信を用いて、他の空調機器のポートMPに接続されている外部記憶媒体200へ要求信号を送信する。
ポートMPを介して接続されている外部記憶媒体200は、室外機制御部12、室内機制御部22、意匠部品制御部32、及びオプション品制御部OPなどの各空調機器からの要求に応じて、各空調機器の機器データを定期的に取得して保存する。なお、外部記憶媒体200は、室内機制御部22から室内機20の機器データを取得するとともに、室内機制御部22を介して、室外機制御部12、意匠部品制御部32、及びオプション品制御部OPから機器データを取得して保存してもよい。
外部記憶媒体200は、通信端末60から要求信号を受信すると、保存されている取得済みの機器データの中から要求対象の最新の機器データを、近距離無線送信部WTを介して通信端末60へ送信(応答)する。近距離無線送信部WTは、室外機10に組み込まれた送受信部11、意匠部品30に組み込まれた送受信部31、有線遠隔制御装置40に組み込まれた送受信部41、オプション品80に組み込まれた送受信部81、及びオプション品90に組み込まれた送受信部91のいずれに含まれるものであってもよい。通信端末60は、受け取った機器データを表示部に表示する。
また、外部記憶媒体200は、有線遠隔制御装置40から要求信号を受信すると、保存されている取得済みの機器データの中から要求対象の最新の機器データを、有線遠隔制御装置40へ送信(応答)する。有線遠隔制御装置40は、受け取った機器データを表示部に表示する。
このように、保存されている取得済みの機器データの中から受け取ることができるため、情報取得のタイムロスが少なくなる。また、外部記憶媒体200を取り外してパソコンに接続することにより、パソコンで外部記憶媒体200から直接機器データを確認することやコピーすることも可能である。
以上説明したように、本実施形態に係る空調管理システム1Cにおいて、空調機器の各々のうちの1つまたは複数は、外部記憶媒体200との接続が可能である。空調機器のいずれかに接続された外部記憶媒体200は、空調機器の各々からの要求に応じて空調機器の各々の機器データを定期的に受信して保存する。通信端末60は、空調機器の各々の機器データを要求する要求信号を送信する。外部記憶媒体200は、保存されている機器データを、通信端末60から送信された要求信号に応じて通信端末60に送信する。
これにより、空調管理システム1Cは、室外機10や室内機20などの空調機器の機器データが定期的に保存されている外部記憶媒体200から、各空調機器の情報を近距離無線通信を用いて通信端末60で取得できるため、各機器の情報を簡易な構成で取得することができるとともに、情報取得のタイムロスを抑制することができる。
また、空調管理システム1Cでは、外部記憶媒体200の接続用のポートMPの確保が必要な分、実装スペースが必要になるものの、室外機10や室内機20などの機器の大きさに対する影響は少ない。また、ユーザが所有している外部記憶媒体200を使用することも可能となるため、メモリの実装コストが抑制される。本実施形態によれば、取り外しが簡単かつ、大容量の外部記憶媒体200を手軽に使用することが可能となるため、定期的に空調機器の運転データやソフトウェア情報、バックアップデータなどの収集及び保存を行い、通信端末60だけでなくサービス担当者のパソコンで確認するといったデータの取り出しにも対応可能となるため、サービス担当者の利便性が向上する。
以上、各実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、各実施形態を組み合わせたり、各実施形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
上記実施形態において、通信端末60に代えて無線遠隔制御装置50を本開示の通信端末として適用することもできる。また、上記実施形態では、有線遠隔制御装置40は、有線通信を用いて要求信号の送信及び機器データの受信を行う格子柄として説明したが、有線遠隔制御装置40も近距離無線通信に対応しているため、通信端末60に代えて有線遠隔制御装置40を本開示の通信端末として適用することもできる。
また、上記実施形態では、室外機10に接続される室内機20が1台の構成例を示したが、室内機20は1台に限られるものではなく、複数台であってもよい。例えば、複数台の室内機のうちの1台が、上記実施形態における室内機20として、他の空調機器の機器データの収集を行ってもよい。
また、機器データの収集を行う空調機器は、室内機20に限らず、室外機10や有線遠隔制御装置40、或いはオプション品などが行ってもよい。
なお、各空調機器の制御部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各空調機器の制御部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものを含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。また、上記のプログラムを所定のサーバに記憶させておき、他の装置からの要求に応じて、当該プログラムを通信回線を介して配信(ダウンロード等)させるようにしてもよい。
また、各空調機器の制御部の機能の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1,1A,1B,1C 空調管理システム、10 室外機、11 送受信部、12 室外機制御部、20 室内機、21 送受信部、22 室内機制御部、30 意匠部品、31 送受信部、32 意匠部品制御部、40 有線遠隔制御装置、41 送受信部、42 遠隔制御部、50 無線遠隔制御装置、51 送受信部、60 通信端末、61 送受信部、62 通信端末制御部、70,80,90 オプション品、72,82,OP オプション品制御部、81,91 送受信部、100 システムロガー、101 送受信部、200 外部記憶媒体、WR 近距離無線受信部、WT 近距離無線送信部、MP ポート

Claims (3)

  1. それぞれ有線通信を行うことが可能な室外機、室内機及び遠隔制御装置を含む空調機器を備える空調システムと、通信端末とを含む空調管理システムであって、
    前記空調機器の各々は、機器データを要求する要求信号を受信することに応じて自身の機器データを他の空調機器または前記通信端末に送信する送受信部を備え、
    前記通信端末は、
    前記空調機器のうちの少なくとも1つと近距離無線通信を行うことが可能であり、
    前記空調機器のうちの1つに対して要求信号を前記近距離無線通信により送信する送信部と、
    前記要求信号に応じて送信された機器データを前記近距離無線通信により受信する受信部と、
    を備え
    前記空調機器には、前記空調機器のいずれかに接続されるオプション品が含まれ、
    前記通信端末は、前記オプション品のデータが含まれる機器データを要求する要求信号を送信し、
    前記空調機器の各々のうち前記要求信号を受信した第1空調機器は、前記オプション品を含む他の空調機器に対して当該要求信号を転送し、
    前記他の空調機器は、前記第1空調機器から転送された要求信号を受信することに応じて自身の機器データを前記第1空調機器に送信し、
    前記第1空調機器は、受信した機器データ及び自身の機器データを前記通信端末に送信する、
    空調管理システム。
  2. それぞれ有線通信を行うことが可能な室外機、室内機及び遠隔制御装置を含む空調機器を備える空調システムと、通信端末とを含む空調管理システムであって、
    前記空調機器の各々は、機器データを要求する要求信号を受信することに応じて自身の機器データを他の空調機器または前記通信端末に送信する送受信部を備え、
    前記通信端末は、
    前記空調機器のうちの少なくとも1つと近距離無線通信を行うことが可能であり、
    前記空調機器のうちの1つに対して要求信号を前記近距離無線通信により送信する送信部と、
    前記要求信号に応じて送信された機器データを前記近距離無線通信により受信する受信部と、
    を備え
    前記空調機器には、前記空調機器のいずれかに接続され且つ近距離無線通信を行うことが可能なオプション品が含まれ、
    前記通信端末は、前記オプション品のデータが含まれる機器データを要求する要求信号を送信し、
    前記要求信号を受信した前記オプション品は、前記要求信号を受信することに応じて前記オプション品以外の他の空調機器に対して前記要求信号を転送し、
    前記他の空調機器は、前記オプション品から転送された要求信号を受信することに応じて自身の機器データを前記オプション品に送信し、
    前記オプション品は、受信した機器データ及び自身の機器データを前記通信端末に送信する、
    空調管理システム。
  3. 前記空調機器には、近距離無線通信により取得した各種情報を保存するメモリを備えるオプション品が含まれ、
    前記オプション品は、前記空調機器の各々から定期的に機器データを受信して前記メモリに保存し、
    前記通信端末は、前記空調機器の各々の機器データを要求する要求信号を送信し、
    前記要求信号を受信した前記オプション品は、前記メモリに保存されている機器データを前記通信端末に送信する、
    請求項1または請求項2に記載の空調管理システム。
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