JP7423818B2 - 無線リンク障害情報報告方法、無線リンク障害情報取得方法、端末及びネットワーク側機器 - Google Patents

無線リンク障害情報報告方法、無線リンク障害情報取得方法、端末及びネットワーク側機器 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本願は、2020年4月8日に中国で提出された中国特許出願NO.202010282825.2の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示は、通信技術分野に係り、特に無線リンク障害情報報告方法、無線リンク障害情報取得方法、端末及びネットワーク側機器に係る。
NR(New Radio) R16にも、主に移動性プロセス中のパラメータ最適化問題を解決するMRO(Mobility Robustness Optimisation)特性が導入されている。ハンドオーバ障害の場面において、端末がアクセスセルのCGI(Cell Global Identity)情報のみを記録し、それ以上の必要な情報が不足するため、MROの誤った判断が存在する可能性がある。
本開示の実施例は、ハンドオーバ障害の場面において端末がアクセスセルのCGIのみを記録したことで生じうるMROの誤った判断という従来技術の問題を解決するために、無線リンク障害情報報告方法、無線リンク障害情報取得方法、端末及びネットワーク側機器を提供する。
上述した技術課題を解決するために、本開示の実施例は、端末に適用される無線リンク障害情報報告方法を提供し、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関するRLF情報であって、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む無線リンク障害RLF情報を、端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録することと、前記RLF情報をネットワーク側機器に報告することとを含む。
選択可能に、前記無線リンク障害RLF情報を端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録することは、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録することを含む。
更に、前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
更に、前記端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録することに先立って、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、第1タイマーを起動させることを更に含む。前記端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録することは、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記第1タイマーが稼働中であれば、RLF情報を記録することを含む。
選択可能に、前記端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、第1タイマーを起動させることに先立って、ネットワーク側機器からエアインタフェースシグナリングによって送信された第1タイマーの配置情報を取得することを更に含む。
具体的に、端末からRRC接続確立要求が送信される場合、前記RLF情報を記録することは、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生した後に初めてRRC接続確立要求がトリガーされた場合、RLF情報を記録することを含む。
具体的に、前記システム識別子は、アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する。
具体的に、前記RLF情報をネットワーク側機器に報告することは、エアインタフェースシグナリングによってRLF情報をネットワーク側機器に送信することを含む。
選択可能に、前記RLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子CGIを更に含む。
本開示の実施例は、更に、ネットワーク側機器に適用される無線リンク障害情報取得方法を提供し、端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信することを含む。ここで、RLF情報は、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む。前記RLF情報は、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関する。
選択可能に、前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
選択可能に、前記端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信することに先立って、第1タイマーの配置情報をエアインタフェースシグナリングによって端末に送信することを更に含む。
具体的に、前記システム識別子は、アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する。
具体的に、前記端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信することは、端末から送信されたRLF情報をエアインタフェースシグナリングによって受信することを含む。ここで、前記RLF情報は、ネットワーク側機器の間で伝達されるか、ネットワーク側機器内で伝達される。
更に、前記RLF情報の伝達に係るインタフェースは、Xn、X2、NG、S1、F1、E1の少なくとも1つを含む。
具体的に、前記RLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子CGIを更に含む。
本開示の実施例は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行可能なプログラムを含む端末を更に提供し、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関するRLF情報であって、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む無線リンク障害RLF情報を、端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録するステップと、前記RLF情報をネットワーク側機器に報告するステップとを実現させる。
選択可能に、前記無線リンク障害RLF情報を端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録するプログラムを、前記プロセッサが実行すると、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録するステップを実現させる。
更に、前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
選択可能に、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、第1タイマーを起動させるステップを更に実現させる。前記端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録するプログラムを、前記プロセッサが実行すると、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記第1タイマーが稼働中であれば、RLF情報を記録するステップを実現させる。
選択可能に、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、ネットワーク側機器からエアインタフェースシグナリングによって送信された第1タイマーの配置情報を取得するステップを更に実現させる。
選択可能に、端末からRRC接続確立要求が送信される場合、前記RLF情報を記録するプログラムを、前記プロセッサが実行すると、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生した後に初めてRRC接続確立要求がトリガーされた場合、RLF情報を記録するステップを更に実現させる。
具体的に、前記システム識別子は、アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する。
具体的に、前記RLF情報をネットワーク側機器に報告するプログラムを、前記プロセッサが実行すると、エアインタフェースシグナリングによってRLF情報をネットワーク側機器に送信するステップを実現させる。
具体的に、前記RLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子CGIを更に含む。
本開示の実施例は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行可能なプログラムを含むネットワーク側機器を更に提供し、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、端末から送信された無線リンク障害RLF情報を、トランシーバを介して受信するステップを実現させる。ここで、RLF情報は、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む。前記RLF情報は、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関する。
選択可能に、前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
選択可能に、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、第1タイマーの配置情報をエアインタフェースシグナリングによって端末に送信するステップを更に実現させる。
具体的に、前記システム識別子は、アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する。
具体的に、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、端末から送信されたRLF情報をエアインタフェースシグナリングによって受信するステップを更に実現させる。ここで、前記RLF情報は、ネットワーク側機器の間で伝達されるか、ネットワーク側機器内で伝達される。
更に、前記RLF情報の伝達に係るインタフェースは、Xn、X2、NG、S1、F1、E1の少なくとも1つを含む。
具体的に、前記RLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子CGIを更に含む。
本開示の実施例は、更に端末を提供し、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関するRLF情報であって、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む無線リンク障害RLF情報を、端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録するための記録モジュールと、前記RLF情報をネットワーク側機器に報告するための報告モジュールとを含む。
本開示の実施例は、更にネットワーク側機器を提供し、端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信するための受信モジュールを含む。ここで、RLF情報は、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む。前記RLF情報は、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関する。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の無線リンク障害情報報告方法又は上記の無線リンク障害情報取得方法を実現させる。
上記の技術手段において、端末のアクセスセルのTAC、TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含むRLF情報を、端末によるRRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録し、記録したRLF情報をネットワーク側機器に報告することによって、MROの正確性を高めることができる。
端末によるRLF報告の記録及び報告のフローチャートである。 ハンドオーバが早まった場面のフローチャートである。 ハンドオーバが遅れた場面のフローチャートである。 本開示の実施例に係る無線リンク障害情報報告方法のフローチャートである。 本開示の実施例に係る無線リンク障害情報報告方法に適用される場面1のフローチャートである。 本開示の実施例に係る無線リンク障害情報報告方法に適用される場面2のフローチャートである。 本開示の実施例に係る無線リンク障害情報報告方法に適用される場面3のフローチャートである。 本開示の実施例に係る無線リンク障害情報報告方法に適用される場面4のフローチャートである。 本開示の実施例に係る無線リンク障害情報報告方法に適用される場面5のフローチャートである。 本開示の実施例に係る無線リンク障害情報取得方法のフローチャートである。 本開示の実施例に係る端末のモジュール構成図である。 本開示の実施例に係る端末の構造図である。 本開示の実施例に係るネットワーク側機器のモジュール構成図である。 本開示の実施例に係るネットワーク側機器の構造図である。
本開示の目的、技術手段及び利点をより明確にするために、以下、図面及び具体的な実施例を参照しながら本開示を詳細に記載する。
本開示の実施例を説明するにあたり、まず、以下の記載に用いられる一部の概念を解釈して説明する。
1.無線リンク障害RLF(Radio Link Failure)報告の要約
RLF報告は、端末側で記録される報告であり、主に、ハンドオーバ障害及び無線リンク障害の2種類の記録場面を含む。一回のRLF報告では、1種類の場面の記録しか示すことができない。
1.1 RLF報告の内容の紹介
RLF報告は、以下の内容を含む。
S11:端末の前サービングセルの測定結果
S12:端末によるハンドオーバ障害又は無線リンク障害の確認後の隣接セル測定結果
S13:端末位置情報
S14:セルグローバル識別子CGI(Cell Global Identity)/物理セル識別子PCI(Physical Cell Identity)+周波数点など、端末の障害セルの識別子情報
S15:端末の再確立セルの識別子情報
S16:端末の前回のハンドオーバ開始メッセージ受信確認から接続障害までの時間の長さ
S17:ハンドオーバ障害又は無線リンク障害の接続障害理由
S18:端末の接続障害時に使用されるセル無線ネットワーク一時的識別子C-RNTI(Cell-RadioNetworkTemporaryIdentifier)
S19:T310のタイムオーバー又はランダムアクセス問題又は無線リンク制御プロトコル(RLC)層の最大再送到達又はビーム回復障害BFRF(Beam Failure Recovery Failure)の無線リンク障害サブ理由
S20:端末の接続障害確認から、このRLF報告の端末による報告までの時間の長さ
S21:接続障害セルのトラッキングエリアコードTAC(Tracking Area Code)
S22:端末の再アクセスセルのCGI
1.2 RLF報告の報告フロー
RLF報告は、端末で最多48時間保存される。48時間以内に、端末は、端末側で記録されたRLF報告を取り戻すように、専用シグナリングによってネットワークに通知することができる。具体的なフローは、図1に示されている。
なお、図1のステップS101において、端末は、統計されたRLF報告データが取得可能であることを特定メッセージでネットワーク側に指示するが、ここの特定メッセージは、接続確立完了メッセージ又は接続回復完了メッセージ又は接続再配置完了メッセージ又は接続再確立完了メッセージを指す。ネットワーク側は、端末から報告されたRLF報告の収集を完了すると、収集した端末データを、インタフェースメッセージによって他のセルに転送する。
2.MRO(Mobility Robustness Optimisation)特性の紹介
MRO特性は、主に移動性プロセスにおけるパラメータ配置問題の発見及び解決に用いられる特性であり、早まったハンドオーバ、遅れたハンドオーバ、間違ったセルへハンドオーバの3種類の障害の種類が定義されている。
遅れたハンドオーバ:端末は、ある期間にわたりソースセルで安定して滞在した後に無線リンク障害が発生すると、異なるセルへのアクセスを、無線リソース制御(RRC)接続再確立によって試みる。
早まったハンドオーバ:ハンドオーバプロセス中に、端末によるターゲットセルへのアクセスが失敗し、又は、ターゲットセルへのアクセスが成功したものの、間もなく無線リンク障害が発生すると、端末は、RRC接続再確立を発生させてソースセルへのアクセスを試みる。
間違ったセルへハンドオーバ:ハンドオーバプロセス中に、端末によるターゲットセルへのアクセスが失敗し、又は、ターゲットセルへのアクセスが成功したものの、間もなく無線リンク障害が発生すると、端末は、RRC接続再確立を発生させ、ハンドオーバ先セル及びソースセルとは異なる他のセルへのアクセスを試みる。
ハンドオーバが早まった場面は、図2に示すように、具体的なフローが以下である。
ステップS21において、端末は、セル1からセル2にハンドオーバする。
ステップS22において、ハンドオーバプロセス中又はハンドオーバ完了の直後にハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、端末は、無線リンク障害情報をRLF報告に記録する。
ステップS23において、端末は、セル3へ再アクセスし又はRRC接続再確立を発生させてアクセスする。アクセスは、成功するか、失敗する。
ステップS24において、端末は、再アクセス又はRRC接続再確立アクセスのセルのCGI情報をRLFに記録する。
ステップS25において、端末は、セル4にアクセスし、セル4において、端末が保持するRLF情報を取得する。セル4は、セル3とは同一セルである可能性がある。
ステップS26において、セル4は、障害メッセージをセル2に送信する。
ステップS27において、セル2は、早まったハンドオーバが発生したと分析し、セル1によるパラメータ最適化で解決することを必要とするため、セル1に通知メッセージを送信する。
ハンドオーバが遅れた場面は、図3に示すように、具体的なフローが以下である。
ステップS30において、端末は、既にセル1に安定してアクセスして長い時間が経つ。
ステップS31において、無線リンク障害が発生すれば、端末は、無線リンク障害情報をRLFに記録する。
ステップS32において、端末は、セル2へ再アクセスし又はRRC接続再確立を発生させてアクセスする。アクセスは、成功するか、失敗する。
ステップS33において、端末は、再アクセス又はRRC接続再確立アクセスのセルのCGI情報をRLFに記録する。
ステップS34において、端末は、セル3にアクセスし、端末が保持するRLF情報を取得する。セル3は、セル2とは同一セルである可能性がある。
ステップS35において、セル3は、障害メッセージをセル1に送信する。セル1は、遅れたハンドオーバが発生したと分析し、自身のハンドオーバパラメータを最適化する。
上記のセル1~4は、同一基地局内のセルである可能性もあるし、異なる基地局内のセルである可能性もある。同一基地局内のセルであれば、関連メッセージは、基地局内部メッセージである。異なる基地局内のセルであれば、関連メッセージは、基地局間のインタフェースメッセージである。
セル1~4は、EPCシステムや5GCシステムである可能性もあるし、4G(LTE対応)又は5G(NR対応)アクセス技術である可能性もある。
以上から分かるように、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生した後に、eNB基地局へ再アクセス又は再確立アクセスの後にアクセスセルのCGI情報のみを記録する。のちに、この情報は、MRO失敗を分析する根拠として、情報が不足する。以下の問題が存在する。
1)CGI情報のみから、再アクセス又は再確立アクセスのセルが4Gシステムであるかそれとも5Gシステムであるか判断できない。4Gシステムであれば、システム間の早まったハンドオーバ又は遅れたハンドオーバが発生した可能性があることを意味し、システム間のハンドオーバ関連パラメータを最適化する必要がある。5Gシステムであれば、端末が同一システム内に位置することを意味し、システム間のMRO問題が存在しない。
2)再アクセスが発生した場合、時間情報も、判断される必要がある。ハンドオーバ障害又は無線リンク障害の後に間もなく再アクセスが発生した場合、再アクセスセルと元々のハンドオーバ障害又は無線リンク障害とは関連性が存在することを意味し、MRO問題が存在する可能性がある。時間の間隔が長い場合、関連性が大きくないことを意味し、MRO問題を考慮すべきではない。
本開示は、上記問題に対して、無線リンク障害情報報告方法、無線リンク障害情報取得方法、端末及びネットワーク側機器を提供する。
図4に示すように、本開示の実施例に係る無線リンク障害情報報告方法は、端末に適用され、以下のステップを含む。
ステップ41において、無線リンク障害RLF情報を、端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録する。
なお、このRLF情報(選択可能に、このRLF情報は、RLF REPORTである。)は、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC(Tracking Area Code)、トラッキングエリア識別子TAI(Tracking Area Identity)及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む。更に、このRLF情報は、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関する。
具体的に、このシステム識別子は、以下の1つを指示する。
A11:アクセスセルがパケットコアネットワーク(EPC)システムである。
A12:アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク(5GC)システムである。
A13:アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)システムである。
A14:アクセスセルがワイヤレスフィディリティ(WIFI)システムである。
ステップ42において、前記RLF情報をネットワーク側機器に報告する。
なお、ステップ41の具体的な実現形態は、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録する。
更に、端末からRRC接続確立要求が送信される場合、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生した後に初めてRRC接続確立要求がトリガーされた場合にのみ、RLF情報を記録するが、のちにRRC接続プロセスが発生しても、RLF情報を記録しない。
なお、端末は、このRLF情報を記録した後に、エアインタフェースシグナリングによってこのRLF情報をネットワーク側機器に送信する。
更に、RLF情報がネットワーク側機器に伝達された後、このRLF情報は、ネットワーク側機器の間で伝達されるか、ネットワーク側機器内で伝達される。
具体的に、端末は、ネットワーク側機器内におけるRLF情報の伝達を、F1インタフェース及び/又はE1インタフェースによって実現する。ネットワーク側機器の間で直接通信が実現されれば、端末は、ネットワーク側機器の間におけるRLF情報の伝達を、Xnインタフェース及び/又はX2インタフェースによって実現する。ネットワーク側機器の間で直接通信が実現できないのであれば、コアネットワークによってRLF情報を転送する必要がある。この場合、主にNGインタフェース及び/又はS1インタフェースによって、コアネットワークとネットワーク側機器の間のRLF情報の伝達を実現する。
更に、RLF情報が端末の再アクセス又は再確立アクセスの時間と関連することを保証するために、本開示の実施例は、主に以下の2種類の実現形態を採用する。以下、この2種類の実現形態を下記のように詳細に説明する。
実現形態1:
具体的に、この場合、このRLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
なお、この場合、RLF情報の記録時に、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを記録する。この時間の長さは、ネットワーク側機器によるMROの際に、このRLF情報を使用することができるかの判断に供される。
なお、このRLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子(CGI)を更に含むべきである。このアクセスセルのCGIは、RLF情報に記録されなければならない。即ち、この実現形態において、端末は、RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に、アクセスセルのCGIを記録するほか、アクセスセルのTAC、TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを記録し、更にアクセスの時間情報を記録する必要がある。
以下、いくつかの実現場面を下記のように具体的に説明する。
場面1:システム間の早まったハンドオーバ場面
図5に示すように、図5におけるeNB1、eNB2は、EPCシステムに接続するLTE基地局配下のセルであり、NG-RAN(5G無線アクセスネットワーク)は、5GCシステムに接続し、NR基地局セル又はLTE基地局セルである。
具体的な実現プロセスは、以下である。
ステップS51において、端末は、eNB1からNG-RANにハンドオーバする。
ステップS52において、ハンドオーバプロセス中又はハンドオーバ完了の直後に、ハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、端末は、無線リンク障害情報をRLFに記録する。
ステップS53において、端末は、eNB2へ再アクセスし又はRRC接続再確立を発生させてアクセスする。アクセスは、成功するか、失敗する。
ステップS54において、アクセスセルのTAC及び/又はTAI及び/又はアクセスセルのシステム識別子をRLFに追加記録し、更に時間情報を記録する必要がある。
なお、端末によって記録されるアクセスセルのTAC及び/又はTAI及び/又はアクセスセルのシステム識別子は、アクセス情報と称される。
具体的に、ステップ53においてRRC接続再確立プロセスを開始させる場合、アクセスセルのCGIを記録するほか、TAC及び/又はTAI及び/又はアクセスセルがEPCシステムであるかそれとも5GCシステムであるかを識別するアクセスセルのシステム識別子を記録する必要もあり、更にアクセスの時間情報、即ちステップS52で無線リンク障害又はハンドオーバ障害の発生から、再確立を発生させてアクセスを試みるまでの時間の長さを記録する必要がある。
又は、具体的に、ステップ53においてRRC確立プロセスを開始させる場合、アクセスセルのCGIを記録するほか、TAC及び/又はTAI及び/又はアクセスセルがEPCシステムであるかそれとも5GCシステムであるかを識別するアクセスセルのシステム識別子を記録する必要もあり、更にアクセスの時間情報、即ちステップS52で無線リンク障害又はハンドオーバ障害の発生から、RRC確立を発生させてアクセスを試みるまでの時間の長さを記録する必要がある。なお、この場合、記録したRRC確立アクセスのセルは、無線リンク障害又はハンドオーバ障害の後に初めてアクセスを試みたセルである。のちにRRC接続プロセスが発生しても、アクセスセルの情報を記録しない。
ステップS55において、端末は、他の基地局にアクセスし、他の基地局において、端末が保持するRLF情報を取得する。他の基地局は、eNB2とは同一の基地局である可能性がある。
ステップS56において、他の基地局は、障害メッセージをNG-RANに送信する。
ステップS57において、NG-RANは、早まったハンドオーバが発生したと分析し、eNB1によるパラメータ最適化で解決することを必要とするため、通知メッセージをeNB1に送信する。
場面2:同一システムの早まったハンドオーバ場面
同一システムの早まったハンドオーバは、上記場面1におけるシステム間場面に類似する。図6におけるNG-eNB1、NG-eNB2は、5GCシステムに接続するLTE基地局配下のセルであり、gNBは、5GCシステムに接続するNR基地局配下のセルである。
端末によって記録される情報の内容は、場面1と同じであるため、ここでは記載しない。具体的な実現プロセスは、図6に示されている。
場面3:システム間の遅れたハンドオーバ場面
図7に示すように、図7におけるNG-RANは、5GCシステムに接続し、NR基地局セル又はLTE基地局セルである。eNBは、EPCシステムに接続するLTE基地局配下のセルである。
具体的な実現プロセスは、以下である。
ステップS70において、端末は、既にNG-RANに安定してアクセスして長い時間が経つ。
ステップS71において、無線リンク障害が発生すると、端末は、無線リンク障害情報をRLFに記録する。
ステップS72において、端末は、eNBへ再アクセスし又はRRC接続再確立を発生させてアクセスする。アクセスは、成功するか、失敗する。
ステップS73において、端末は、再アクセス又はRRC接続再確立アクセスのセルのCGI情報をRLFに記録し、アクセスセルのTAC及び/又はTAI及び/又はアクセスセルのシステム識別子を追加記録し、更に時間情報を記録する必要がある。
具体的に、ステップ72においてRRC接続再確立プロセスを開始させる場合、アクセスセルのCGIを記録するほか、TAC及び/又はTAI及び/又はアクセスセルがEPCシステムであるかそれとも5GCシステムであるかを識別するセルのシステム識別子を記録する必要もあり、更にアクセスの時間情報、即ちステップS71で無線リンク障害の発生から、RRC再確立を発生させてアクセスを試みるまでの時間の長さを記録する必要がある。
又は、具体的に、ステップ72においてRRC確立プロセスを開始させる場合、アクセスセルのCGIを記録するほか、TAC及び/又はTAI及び/又はアクセスセルがEPCシステムであるかそれとも5GCシステムであるかを識別するセルのシステム識別子を記録する必要もあり、更にアクセスの時間情報、即ちステップS71で無線リンク障害の発生から、RRC確立を発生させてアクセスを試みるまでの時間の長さを記録する必要がある。なお、この場合、記録したRRC確立を発生させてアクセスを試みるセルは、無線リンク障害の後に初めてアクセスを試みたセルである。のちにRRC接続プロセスが発生しても、アクセスセルの情報を記録しない。
ステップS74において、端末は、他の基地局にアクセスし、端末が保持するRLF情報を取得する。他の基地局は、eNBとは同一の基地局である可能性がある。
ステップS75において、他の基地局は、障害メッセージをNG-RANに送信する。NG-RANは、遅れたハンドオーバが発生したと分析し、自身のハンドオーバパラメータを最適化する。
場面4:同一システムの遅れたハンドオーバ場面
同一システムの遅れたハンドオーバは、場面3におけるシステム間場面に類似する。図8におけるNG-eNBは、5GCシステムに接続するLTE基地局配下のセルであり、gNBは、5GCシステムに接続するNR基地局配下のセルである。
記録される情報の内容は、場面3と同じであるため、ここでは記載しない。具体的な実現プロセスは、図8に示されている。
実現形態2:
具体的に、この場合、ステップ41の前に、本開示の実施例の方法は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、第1タイマーを起動させることを更に含む。
なお、この第1タイマーは、MRO関連のタイマー、即ち、MROに関するタイマーと見なす。
更に、ステップ41の具体的な実現形態は、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記第1タイマーが稼働中であれば、RLF情報を記録する。
なお、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記第1タイマーが稼働中でなければ、端末は、RLF情報を記録しない。
即ち、この場合において、第1タイマーの稼働中にのみRLF情報を記録し、第1タイマーがタイムオーバーになると、RLF情報の記録をしなくなる。それによって、記録されたRLF情報が、使用可能な時間範囲内にあることを保証する。即ち、ネットワーク側機器は、このRLF情報を受信できれば、このRLF情報を利用してMROを行うことができる。
なお、このRLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子(CGI)を更に含むべきである。このアクセスセルのCGIは、RLF情報に記録されなければならない。即ち、この実現形態において、端末は、RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に、第1タイマーの稼働中にアクセスセルのCGIを記録するほか、アクセスセルのTAC、TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを記録する必要もある。
具体的に、第1タイマーが順調に使用されることを保証するために、本開示の実施例の方法は、ネットワーク側機器からエアインタフェースシグナリングによって送信された第1タイマーの配置情報を取得することを更に含む。
具体的に、この配置情報には、第1タイマーの起動時刻及びタイマーのタイミングの長さの情報が含まれる。
以下、具体的な実現場面からこのような形態の実現プロセスを下記のように具体的に説明する。
場面5:システム間の早まったハンドオーバ場面
図9に示すように、場面5は、主にタイマーを用いた技術手段の原理を記載する。なお、場面5は、上記場面1~4の具体的な場面を含み、ネットワーク側は、上記場面1~4におけるネットワーク側構造である。
ステップS90において、ネットワーク側は、端末に対してMROタイマーを配置する。
ステップS91において、ハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生する可能性があれば、端末側は、MROタイマーを起動させる。
ステップS92において、端末は、RRC接続確立を発生させて再アクセスするか、RRC接続再確立を発生させる。
ステップS93において、端末は、MROタイマーが稼働中であると判断し、下記のように情報をRLFに追加記録し、MROタイマーが稼働中でなければ、情報を記録しない。
具体的に、ステップ92においてRRC接続再確立プロセスを開始させる場合、アクセスセルのCGIを記録するほか、TAC及び/又はTAI及び/又はアクセスセルがEPCシステムであるかそれとも5GCシステムであるかを識別するセルのシステム識別子を記録する必要もある。
又は、具体的に、ステップ92においてRRC確立プロセスを開始させる場合、アクセスセルのCGIを記録するほか、TAC及び/又はTAI及び/又はアクセスセルがEPCシステムであるかそれとも5GCシステムであるかを識別するセルのシステム識別子を記録する必要もある。更に、この場合、記録したRRC確立を発生させてアクセスを試みるセルは、無線リンク障害の後に初めてアクセスを試みたセルである。のちにRRC接続プロセスが発生しても、アクセスセルの情報を記録しない。
ステップS94において、MROタイマーは、タイムオーバーとなり、稼働が停止する。
ステップS95において、端末は、ネットワーク側にアクセスし、端末が保持するRLF情報を取得する。
なお、本開示の実施例において、端末のアクセスセルのTAC、TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含むRLF情報を、端末によるRRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録し、記録したRLF情報をネットワーク側機器に報告することによって、MRO機能を改善し、MROの正確性を高め、ハンドオーバの性能を向上させる。
図10に示すように、本開示の実施例に係る無線リンク障害情報取得方法は、ネットワーク側機器に適用し、以下のステップを含む。
ステップ101において、端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信する。ここで、RLF情報は、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む。前記RLF情報は、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関する。
選択可能に、前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
選択可能に、前記端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信することに先立って、第1タイマーの配置情報をエアインタフェースシグナリングによって端末に送信することを更に含む。
具体的に、前記システム識別子は、アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する。
具体的に、前記端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信することは、端末から送信されたRLF情報をエアインタフェースシグナリングによって受信することを含む。ここで、前記RLF情報は、ネットワーク側機器の間で伝達されるか、ネットワーク側機器内で伝達される。
更に、前記RLF情報の伝達に係るインタフェースは、Xn、X2、NG、S1、F1、E1の少なくとも1つを含む。
具体的に、前記RLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子CGIを更に含む。
なお、上記実施例の中に、ネットワーク側機器に関する全ての記載は、この無線リンク障害情報取得方法の実施例に適用し、それと同じ技術効果を達成することもできる。
図11に示すように、本開示の実施例は、端末110を提供する。端末110は、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関するRLF情報であって、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む無線リンク障害RLF情報を、端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録するための記録モジュール111と、前記RLF情報をネットワーク側機器に報告するための報告モジュール112とを含む。
更に、前記記録モジュール111は、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録するために用いられる。
選択可能に、前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
選択可能に、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記記録モジュール111がRLF情報を記録する前に、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、第1タイマーを起動させるための起動モジュールを更に含む。前記記録モジュール111は、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記第1タイマーが稼働中であれば、RLF情報を記録するために用いられる。
更に、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、前記起動モジュールが第1タイマーを起動させる前に、ネットワーク側機器からエアインタフェースシグナリングによって送信された第1タイマーの配置情報を取得するための第1取得モジュールを更に含む。
更に、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、前記起動モジュールが第1タイマーを起動させた後に、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記第1タイマーが稼働中でなければ、端末がRLF情報を記録しないための実行モジュールを更に含む。
選択可能に、端末からRRC接続確立要求が送信される場合、前記記録モジュール111は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生した後に初めてRRC接続確立要求がトリガーされた場合、RLF情報を記録するために用いられる。
具体的に、前記システム識別子は、アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する。
具体的に、前記報告モジュール112は、エアインタフェースシグナリングによってRLF情報をネットワーク側機器に送信するために用いられる。
具体的に、前記RLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子CGIを更に含む。
なお、この端末の実施例は、上記の方法実施例に一対一で対応する端末である。上記の方法実施例におけるすべての実現形態は、この端末の実施例に適用し、同一の技術効果を達成することもできる。
図12に示すように、本開示の実施例は、プロセッサ121と、トランシーバ122と、メモリ123と、前記メモリ123に記憶されて前記プロセッサ121で実行可能なプログラムを含む端末120を提供する。ここで、トランシーバ122は、バスインタフェースを介してプロセッサ121及びメモリ123に接続される。ここで、前記プロセッサ121は、メモリからのプログラムを読み取ることによって、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関するRLF情報であって、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む無線リンク障害RLF情報を、端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録するプロセスと、前記RLF情報をトランシーバ122によってネットワーク側機器に報告するプロセスとを実行する。
なお、図12において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続するバスとブリッジを含み、具体的に、プロセッサ121をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ123をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バスアーキテクチャは、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であり、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェースにより、インタフェースが提供される。トランシーバ122は、複数の部品であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットとして提供される。ユーザ端末によっては、ユーザインタフェース124は、内部接続や外部接続する機器のインタフェースであってもよい。接続する機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限られない。プロセッサ121は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する。メモリ123は、プロセッサ121による作業時に使用されるデータを記憶できる。
更に、前記無線リンク障害RLF情報を端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録するプログラムを、前記プロセッサが実行すると、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録するステップを実現させる。
選択可能に、前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
選択可能に、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、第1タイマーを起動させるステップを更に実現させ、前記端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録するプログラムを、前記プロセッサが実行すると、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記第1タイマーが稼働中であれば、RLF情報を記録するステップを実現させる。
更に、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、ネットワーク側機器からエアインタフェースシグナリングによって送信された第1タイマーの配置情報を取得するステップを更に実現させる。
更に、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記第1タイマーが稼働中でなければ、RLF情報を記録しないステップを実現させる。
選択可能に、端末からRRC接続確立要求が送信される場合、前記RLF情報を記録するプログラムを、前記プロセッサが実行すると、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生した後に初めてRRC接続確立要求がトリガーされた場合、RLF情報を記録するステップを更に実現させる。
具体的に、前記システム識別子は、アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する。
具体的に、前記RLF情報をネットワーク側機器に報告するプログラムを、前記プロセッサが実行すると、エアインタフェースシグナリングによってRLF情報をネットワーク側機器に送信するステップを実現させる。
具体的に、前記RLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子CGIを更に含む。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、端末に適用される無線リンク障害情報報告方法のステップを実現させる。
図13に示すように、本開示の実施例は、ネットワーク側機器130を提供する。ネットワーク側機器130は、端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信するための受信モジュール131を含む。ここで、RLF情報は、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む。前記RLF情報は、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関する。
選択可能に、前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
選択可能に、端末から送信された無線リンク障害RLF情報を前記受信モジュール131が受信する前に、第1タイマーの配置情報をエアインタフェースシグナリングによって端末に送信するための送信モジュールを更に含む。
具体的に、前記システム識別子は、アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する。
具体的に、前記受信モジュール131は、端末から送信されたRLF情報をエアインタフェースシグナリングによって受信するために用いられる。ここで、前記RLF情報は、ネットワーク側機器の間で伝達されるか、ネットワーク側機器内で伝達される。
更に、前記RLF情報の伝達に係るインタフェースは、Xn、X2、NG、S1、F1、E1の少なくとも1つを含む。
具体的に、前記RLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子CGIを更に含む。
なお、このネットワーク側機器の実施例は、上記の方法実施例に一対一で対応するネットワーク側機器である。上記の方法実施例におけるすべての実現形態は、いずれもこのネットワーク側機器の実施例に適用し、同一の技術効果を達成することもできる。
図14に示すように、本開示の実施例は、プロセッサ141と、トランシーバ142と、メモリ143と、前記メモリ143に記憶されて前記プロセッサ141で実行可能なプログラムを含むネットワーク側機器140を提供する。ここで、トランシーバ142は、バスインタフェースを介してプロセッサ141及びメモリ143に接続される。ここで、前記プロセッサ141は、メモリからプログラムを読み取ることによって、端末から送信された無線リンク障害RLF情報を、トランシーバを介して受信するプロセスを実行する。ここで、RLF情報は、端末のアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む。前記RLF情報は、端末による再アクセス又は再確立アクセスの時間に関する。
なお、図14において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続するバスとブリッジを含み、具体的に、プロセッサ141をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ143をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バスアーキテクチャは、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であり、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェースにより、インタフェースが提供される。トランシーバ142は、複数の部品であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットとして提供される。ユーザ端末によっては、ユーザインタフェース144は、内部接続や外部接続する機器のインタフェースであってもよい。接続する機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限られない。プロセッサ141は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する。メモリ143は、プロセッサ141による作業時に使用されるデータを記憶できる。
選択可能に、前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する。
選択可能に、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、第1タイマーの配置情報をエアインタフェースシグナリングによって端末に送信するステップを更に実現させる。
具体的に、前記システム識別子は、アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する。
具体的に、前記プロセッサが前記プログラムを実行すると、端末から送信されたRLF情報をエアインタフェースシグナリングによって受信するステップを更に実現させる。ここで、前記RLF情報は、ネットワーク側機器の間で伝達されるか、ネットワーク側機器内で伝達される。
更に、前記RLF情報の伝達に係るインタフェースは、Xn、X2、NG、S1、F1、E1の少なくとも1つを含む。
具体的に、前記RLF情報は、アクセスセルのセルグローバル識別子CGIを更に含む。
ここで、ネットワーク側機器は、GSM(Global System of Mobile communication)又はCDMA(Code Division Multiple Access)におけるBTS(Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)におけるNB(NodeB)であってもよく、更に、LTEにおけるeNB又はeNodeB(Evolutional Node B)であってもよく、又は中継局やアクセスポイントであり、又は将来の5Gネットワークにおける基地局ng-NG(Next Generation Node B)又はCU(Central Unit)又はDU(Distribute Unit)などであり、ここでは限定されない。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、ネットワーク側機器に適用される無線リンク障害情報取得方法のステップを実現させる。
なお、以上のネットワーク機器及び端末の各モジュールの分割は、あくまでも論理的機能の分割であり、実際の実現においては、全部又は一部が1つの物理的実体に統合されてもよいし、物理的に分離されてもよい。これらのモジュールは、全てソフトウェアで処理素子によって呼び出される形態で実現されてもよいし、全てハードウェアとして実現されてもよいし、更に、一部のモジュールを処理素子でソフトウェアを呼び出す形態で実現し、一部のモジュールをハードウェアとして実現することも可能である。例えば、決定モジュールは、個別に設けられた処理素子であってもよいし、上記装置のいずれかのチップに集積されて実現されてもよく、また、プログラムコードの形態で上記装置のメモリに記憶され、上記装置のいずれかの処理素子によって上記決定モジュールの機能が呼び出されて実行されるようにしてもよい。他のモジュールの実現は、同様である。また、これらのモジュールは、全部又は一部が一体化されていてもよいし、独立して実現されていてもよい。ここでいう処理素子とは、信号の処理能力を有する集積回路のことである。実施において、上記方法の各ステップ又は上記の各モジュールは、プロセッサ素子内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令によって実行されてもよい。
例えば、各モジュール、ユニット、サブユニット又はサブモジュールは、上記方法を実施する1つ又は複数の集積回路、例えば、1つ又は複数の特定の集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、1つ又は複数のマイクロプロセッサDSP(digital signal processor)、又は1つ又は複数のフィールドプログラマブルゲートアレイFPGA(Field Programmable Gate Array)などとして構成される。また、上記モジュールが、処理素子でプログラムコードを呼び出す形態で実現される場合、この処理素子は、中央処理装置CPU(Central Processing Unit)などの汎用プロセッサ、又は、プログラムコードを呼び出すことができる他のプロセッサである。また、これらのモジュールは、一体化されてシステムオンチップSOC(system-on-a-chip)の形態で実現されてもよい。
本開示の明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」などの用語は、特定の順序又は前後順を記述するために使用されるのではなく、類似の対象を区別するために使用される。そのように使用されるデータは、本明細書に記載される本願の実施例が、例えば、本明細書に図示又は記載されるもの以外の順序でも実施されるように、適切に交換されることが理解されるべきである。更に、「含む」及び「有する」という用語ならびにそれらの任意の変形は、非排他的を意図しており、例えば、一連の工程又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、必ずしも明確に列挙されたそれらの工程又はユニットに限定されるものではなく、明確に列挙されていないもの又はそれらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他の工程又はユニットを含んでもよい。本明細書及び特許請求の範囲において、「及び/又は」は、連結された対象の少なくとも1つを意味する。例えば、A及び/又はB及び/又はCは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの両方が存在すること、BとCの両方が存在すること、AとCの両方が存在すること、及び、AとBとCが全て存在することの7種類のケースを含むことを示す。同様に、本開示の明細書及び特許請求の範囲に使用される「AとBのうちの少なくとも1つ」は、「Aのみ、Bのみ、又は、AとBの両方」と理解されるべきである。
以上記載されたのは、本開示の選択可能な実施形態である。当業者は、本開示に記載されている原理を逸脱せずに様々な改良や修飾をすることもできる。これらの改良や修飾も、本開示の保護範囲内に含まれる。

Claims (15)

  1. 端末に適用される無線リンク障害情報報告方法であって、
    端末によるアクセスセルへの再アクセス又は再確立アクセスの時間に関するRLF情報であって、端末のハンドオーバ障害またはRLF後に端末が無線リソース制御RRC接続再確立またはRRC接続確立を行うために選択されたセルである前記アクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む無線リンク障害RLF情報を、端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録することと、
    前記RLF情報をネットワーク側機器に報告することとを含む無線リンク障害情報報告方法。
  2. 前記無線リンク障害RLF情報を端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録することは、
    端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録することを含む、請求項1に記載の無線リンク障害情報報告方法。
  3. 前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、
    前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する、請求項2に記載の無線リンク障害情報報告方法。
  4. 前記端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録することに先立って、
    端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、第1タイマーを起動させることを更に含み、
    前記端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、RLF情報を記録することは、
    端末からRRC接続再確立要求又はRRC接続確立要求が送信されると、前記第1タイマーが稼働中であれば、RLF情報を記録することを含む、請求項2に記載の無線リンク障害情報報告方法。
  5. 前記端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生すると、第1タイマーを起動させることに先立って、
    ネットワーク側機器からエアインタフェースシグナリングによって送信された第1タイマーの配置情報を取得することを更に含む、請求項4に記載の無線リンク障害情報報告方法。
  6. 端末からRRC接続確立要求が送信される場合、前記RLF情報を記録することは、
    端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害が発生した後に初めてRRC接続確立要求がトリガーされた場合、RLF情報を記録することを含む、請求項2に記載の無線リンク障害情報報告方法。
  7. 前記システム識別子は、
    アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する、請求項1に記載の無線リンク障害情報報告方法。
  8. ネットワーク側機器に適用される無線リンク障害情報取得方法であって、
    端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信することを含み、
    ここで、RLF情報は、端末のハンドオーバ障害またはRLF後に端末が無線リソース制御RRC接続再確立またはRRC接続確立を行うために選択されたセルであるアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含み、
    前記RLF情報は、端末による前記アクセスセルへの再アクセス又は再確立アクセスの時間に関する無線リンク障害情報取得方法。
  9. 前記RLF情報は、アクセスの時間情報を更に含み、
    前記時間情報は、端末のハンドオーバ障害又は無線リンク障害から再アクセス又は再確立アクセスまでの時間の長さを指示する、請求項8に記載の無線リンク障害情報取得方法。
  10. 前記端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信することに先立って、
    第1タイマーの配置情報をエアインタフェースシグナリングによって端末に送信することを更に含む、請求項8に記載の無線リンク障害情報取得方法。
  11. 前記システム識別子は、
    アクセスセルがパケットコアネットワークEPCシステムであること、アクセスセルが第5世代通信コアネットワーク5GCシステムであること、アクセスセルがユニバーサル地上無線アクセスUTRAシステムであること、アクセスセルがワイヤレスフィディリティWIFIシステムであることのうちの1つを指示する、請求項8に記載の無線リンク障害情報取得方法。
  12. 前記端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信することは、
    端末から送信されたRLF情報をエアインタフェースシグナリングによって受信することを含み、
    ここで、前記RLF情報は、ネットワーク側機器の間で伝達されるか、ネットワーク側機器内で伝達される、請求項8に記載の無線リンク障害情報取得方法。
  13. 端末であって、
    端末によるアクセスセルへの再アクセス又は再確立アクセスの時間に関するRLF情報であって、端末のハンドオーバ障害またはRLF後に端末が無線リソース制御RRC接続再確立またはRRC接続確立を行うために選択されたセルである前記アクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含む無線リンク障害RLF情報を、端末による無線リソース制御RRC接続再確立又はRRC接続確立のプロセス中に記録するための記録モジュールと、
    前記RLF情報をネットワーク側機器に報告するための報告モジュールとを含む端末。
  14. ネットワーク側機器であって、
    端末から送信された無線リンク障害RLF情報を受信するための受信モジュールを含み、
    ここで、RLF情報は、端末のハンドオーバ障害またはRLF後に端末が無線リソース制御RRC接続再確立またはRRC接続確立を行うために選択されたセルであるアクセスセルのトラッキングエリアコードTAC、トラッキングエリア識別子TAI及びシステム識別子のうちの少なくとも1つを含み、
    前記RLF情報は、端末によるアクセスセルへの再アクセス又は再確立アクセスの時間に関するネットワーク側機器。
  15. コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~7のいずれか一項に記載の無線リンク障害情報報告方法又は請求項8~12のいずれか一項に記載の無線リンク障害情報取得方法を実現させるコンピュータ可読記憶媒体。
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