JP7419150B2 - 駅務機器、センターサーバー装置、およびプログラム - Google Patents

駅務機器、センターサーバー装置、およびプログラム Download PDF

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本発明の実施形態は、駅務機器、センターサーバー装置、およびプログラムに関する。
クラウド型駅務システム(典型的には、クラウド型改札システム)は、従来改札機等で実施していた処理の少なくとも一部を、センターサーバー装置側で実行するシステムである。センターサーバー装置側で実行される処理は、例えば、乗車券類の判定処理(例えば、IC型乗車券の場合には、IC型乗車券が持つ情報を用いた処理)である。また、センターサーバー装置側で実行される他の処理は、例えば、明細データ(IC型乗車券が持つ金額情報から運賃等の額を差し引いて決済するためのデータ)の生成の処理である。
改札機内あるいは駅内で処理が完結するシステムとは異なり、クラウド型駅務システムでは、センターサーバー装置と改札機が通信接続できていないと、何も処理ができなくなってしまう。クラウド型駅務システムの可用性を維持するためには、改札機とセンターサーバー装置との間で死活監視を行う必要がある。
一方で、クラウド型駅務システムでは、接続する駅務機器の数が多い場合に、死活監視に要する通信パケット通信量も比例して多くなってしまう可能性があった。また、センターサーバー装置の処理負荷が大きくなってしまう場合もある。また、通信ネットワークの容量等に依っては、通信遅延などの問題が生じる可能性もあった。
パケット通信量を減らすために、例えば、死活監視のメッセージをやりとりする周期を長くすると、センターサーバー装置の故障や通信異常などの検知が遅れてしまう。一方で、故障や通信異常などの検知を早めるために死活監視のメッセージの頻度を高くすると、通信負荷が高くなってしまうジレンマがある。
特開2018-032162号公報
本発明が解決しようとする課題は、適切な頻度で死活監視を行うことにより通信量を抑制しながら障害等の早期検知を可能とする駅務機器、センターサーバー装置、およびプログラムを提供することである。
実施形態の駅務機器は、センサー部と、死活監視部と、接続制御部とを持つ。センサー部は、物体を検知する。死活監視部は、前記センサー部が物体を検知したときであって、且つセンターサーバー装置との間の通信が最後に成功してから所定のインターバル時間が経過した後であるときに、死活監視メッセージを前記センターサーバー装置に送信する。接続制御部は、前記死活監視メッセージに対応する応答が所定時間内に受信されない場合に、通信の接続先を待機系のセンターサーバー装置に切り替えるよう制御する。
第1の実施形態の改札機の概略機能構成を示すブロック図。 第1の実施形態の駅務システム全体の構成例を示すブロック図。 第1の実施形態の改札機が設置された状態を上方から見た図(平面図)。 第1の実施形態の改札機の主機を側面(通路側)から見た図(側面図)。 第1の実施形態の改札機の主機を斜め正面上方から見た図(斜視図)。 第1の実施形態の改札機とセンターサーバー装置との間での通信シーケンスの例を示すシーケンス図。 第1の実施形態の改札機とセンターサーバー装置との間での通信シーケンスの別の例を示すシーケンス図。 第1の実施形態の改札機が持つ機能の処理手順を示すフローチャート。 第1の実施形態の改札機が持つ死活監視処理機能の処理手順を示すフローチャート。 第1の実施形態の改札機が持つ改札処理機能の処理手順を示すフローチャート。 第1の実施形態の改札機の変形例の外観を示す概略図。 第2の実施形態の駅務機器の概略機能構成を示すブロック図。 第2の実施形態の駅務システム全体の構成例を示すブロック図。
以下、実施形態の駅務機器、センターサーバー装置、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の改札機1の概略機能構成を示す。図2は、本実施形態の駅務システム700の概略構成を示す。
本実施形態による駅務システム700は、改札機1およびセンターサーバー装置300を含む。改札機1は、クラウド型の駅務機器の一種である。駅務システム700における改札処理は、改札機1内(あるいは駅内のシステム)だけでは完結せず、センターサーバー装置300側の処理を伴う。具体的には、改札機1における改札処理のための判定等の主要部分は、センターサーバー装置300側で行われる。改札機1はいわゆるシンクライアント(thin client)である。改札機1は、乗車券類の情報(「改札情報」と呼ぶ)をセンターサーバー装置300側に送信し、センターサーバー装置300側で乗車券類に関する判定処理を含む業務処理を行う。この業務処理の結果の情報(「改札応答」と呼ぶ)を、センターサーバー装置300は、改札機1に返す。改札機1は、センターサーバー装置300から受信した改札応答に基づく処理を行う。改札機1が改札応答に基づいて行う処理の代表は、改札のゲート(扉部)の開閉制御等である。
改札機1は、通常時において、センターサーバー装置300と間の通信接続が確立している前提で利用者の到来を待機する。改札機1は、センターサーバー装置300との接続が切れた場合、あるいはセンターサーバー装置が障害等の理由で稼働していない場合等には、別のセンターサーバー装置300への接続に切り替える機能を持つ。
利用者が改札機1に乗車券類をかざしてから、改札機1が改札処理を終えるまでの時間は数秒以内と非常に短い。よって、改札機1は、障害等の場合にはそれを早く検知し、センターサーバー装置300の切り替えを、迅速に行うことが望ましい。そのため、改札機1は、センターサーバー装置300との間で死活監視の処理を行う機能を持つ。死活監視の処理は、「ヘルスチェック」等とも呼ばれる。死活監視の処理は、改札機とセンターサーバー装置と通信ネットワークとが正常に稼働していて、所定の処理を所定の時間内に実行できる状況であることを確認するための処理である。死活監視の処理は、まず改札機1がセンターサーバー装置300に死活監視メッセージを送り、次に改札機1がセンターサーバー装置300からの死活応答メッセージを受信する、という手順で行われる。「死活監視メッセージ」や「死活応答メッセージ」は他の呼び方で呼ばれることもある。「死活監視メッセージ」は、一例として、「死活監視コマンド」とも呼ばれる。
センターサーバー装置300は、現用系の装置と、待機系の装置とを含む。待機系のセンターサーバー装置300は、現用系のセンターサーバー装置300が故障したり通信が切断されたりした場合に、改札機1が切り替えて接続する対象である。現用系のセンターサーバー装置300と待機系のセンターサーバー装置300は、必ずしも一対一に対応していなくてもよい。また、あるセンターサーバー装置300が、現用系の装置として稼働しながら、他のセンターサーバー装置300の待機系として機能してもよい。
駅務システム700の課題の一つは、故障時等の改札処理の遅延を小さくするために、故障等を早く検知することである。駅務システム700の別の課題は、駅務システム700全体における通信量を抑制することである。通信量が増えてしまうと、通信ネットワークのコストが高くなってしまう。故障等の早期検知と、ネットワークにおける通信量の抑制とは、相互に背反する要求である。故障等を早期に検知するための方法の一つは死活監視を行う頻度を高めることであるが、死活監視の頻度を高めることは通信量の増加につながってしまう。本実施形態の駅務システム700は、このジレンマを解決しようとするものである。
駅務システム700の基本的な動作は次の通りである。
1)クラウド型の改札機1は、利用者(人)等の物体の接近あるいは存在を検知する。改札機1が利用者等を検知した場合に、改札機1は、死活監視メッセージをセンターサーバー装置300に通知する。
2)死活監視メッセージを通知した後、連続して利用者(人)の接近ないしは存在を検知した場合に、改札機1はさらなる死活監視メッセージを送出することは行わない。前記死活監視メッセージの送信後に所定時間が経過した後に、即ち、インターバルタイマー(後述する「タイマーT1」)の満了後に、別の利用者を検知した場合には、改札機1は、再び、死活監視メッセージをセンターサーバー装置300に通知する。
3)センターサーバー装置300から死活応答メッセージが返ってきた場合には、改札機1は、そのまま、利用者が乗車券類等をかざすのを待つ。
4)センターサーバー装置300から死活応答メッセージが返ってこなかった場合には、改札機1は、接続するセンターサーバー装置300を切り替える。即ち、改札機1は、待機系のセンターサーバー装置300との接続を開始する。
5)利用者が、ICカード型の乗車券類をかざしたり、光学的な2次元コードをかざしたり、磁気コード情報を持つ乗車券類を投入したりした場合、改札機1は、接続中のセンターサーバー装置300と通信を行い、改札処理(旅客処理)を行う。改札処理は、乗車券類に関する判定処理や、ゲート(扉部)の開閉制御の処理を含む。
本実施形態では、改札機1は、死活監視の処理を行うため、駅務システム700の構成要素の故障や不具合等を早く検出することができる。このため、改札機1は、接続先のセンターサーバー装置300への切り替えを早く行うことができる。これによって、故障等の原因による処理(改札処理等)の遅延量は、小さくなる。また、本実施形態では、改札機1が利用者等を検知した場合にのみ死活監視の処理を行うため、ネットワークの通信量を抑制することができる。また、改札機1が所定時間内に連続して利用者等を検知しても、繰り返して何度も死活監視の処理を行うことがない。このため、ネットワークの通信量を抑制することができる。また、ネットワークの通信量を抑制するだけでなく、センターサーバー装置の負荷も軽減する。
図1は、本実施形態による改札機(駅務機器)の概略機能構成を示すブロック図である。改札機1は、鉄道等の交通機関において、乗車券類の情報を読み取ってその妥当性を判定する処理を行ったり、その判定結果に応じて入出場用のゲートを開閉する制御を行ったり、乗車券類の使用に伴う処理(運賃等の課金)を行ったりするための装置である。前述の通り、改札機1は、センターサーバー装置300と協同で動作する。
図示するように、改札機1は、制御部20と、センサー部61と、情報取得部62とを備える。また、制御部20は、死活監視部111と、改札処理部112(業務処理部)と、通信部113と、接続制御部114とを備える。これらの各部の機能の少なくとも一部は、例えば、汎用のコンピューターとプログラムとを用いて実現可能である。また、各部の機能の少なくとも一部を、専用の電子回路等によって実現するようにしてもよい。また、各部は、必要に応じて、データを記憶する機能(例えば、半導体メモリーや、磁気ディスク装置等)を内部に備えていてもよい。各部の機能は、次に説明する通りである。
制御部20は、改札機1の動作を制御する。制御部20が持つ死活監視部111、改札処理部112、通信部113、接続制御部114の各部の機能については後述する。
制御部20は、時間を計時するタイマーを持っている。制御部20は、複数の目的で使用するための複数のタイマーを持ってよい。制御部20が持つタイマーの一つは、タイマーT1である。このタイマーT1は、「死活監視インターバルタイマー」とも呼ばれる。つまり、このタイマーT1は、リセットされた後に、死活監視が必要となる所定のインターバル時間が経過したか否かを管理するために用いられるタイマーである。タイマーT1は、例えば、リセット信号により「00:00:00」(時刻ゼロ、0時0分0秒)に設定される。また、タイマーT1は、時間の経過とともに値を増やしていく(ただし、逆に、値を減らしていくものであってもよい)。改札機1内の各機能部は、所定の信号によりタイマーT1をリセットすることが可能である。具体的には、改札機1とセンターサーバー装置300との間での通信のやり取りが成功したときに、改札機1内の機能部は、タイマーT1をリセットする。その具体的一例は、センターサーバー装置300からの何らかの応答メッセージ(死活応答メッセージや、改札応答メッセージなど)を改札機1が受信したときに、改札機1内の機能部は、タイマーT1をリセットする。また、改札機1内の各機能部は、タイマーT1の値に関する情報を得ることができる。具体的には、各機能部は、タイマーT1のリセット後に、所定のインターバル時間が経過済み(タイマーの満了済)であるか否かの情報を得ることができる。上記のインターバル時間の長さは、予め設定され得るものである。インターバル時間は、例えば、数十秒以上且つ数分以下程度の適切な長さに設定される。
センサー部61は、物体を検知するものである。具体的には、センサー部61は、光学的センサーを持つことにより、物体の改札機1への接近や、物体が改札機1の近傍の所定の箇所に存在することを検知する。ここで、センサー部61が検知する対象である物体とは、利用者(人)の身体や、それに付随する物である。センサー部61は、透過型光電センサーと反射型光電センサーとの少なくともいずれかを持つ。センサー部61が、透過型光電センサーと反射型光電センサーとの両方を持つように構成されてもよい。透過型光電センサーや反射型光電センサーが設けられる場所については、後で、図4,図5を参照しながら説明する。例えば、改札機の主機(10)と従機(30)とが略平行に設置される場合、透過型光電センサーや反射型光電センサーは、主機と従機との間の領域(利用者が通る通路である)に侵入する利用者を検知することができる。また、その場合、上記通路の通行方向は、改札機1の長手方向である。改札機1の正面、即ち、改札機1の長手方向の端部に設けられた反射型光電センサーは、略前記長手方向に改札機1に接近する物体(利用者等)を検知する。
なお、センサー部61は、後述する透過型光電センサーStと、反射型光電センサーSrと、反射型光電センサーSr2とを含む。透過型光電センサーStと、反射型光電センサーSrと、反射型光電センサーSr2とのそれぞれは、物体(利用者等)を検知すると、センサー信号を制御部20に渡す。
情報取得部62は、乗車券類等の媒体から情報を取得する機能を持つ。具体的には、情報取得部62は、乗車券類等の媒体に記録された情報を、磁気読み取り、電磁波による読み取り、あるいは光学的読み取りといった各種の読み取り手段の機能を適切に用いることによって、取得する。つまり、例えば、情報取得部62は、磁気乗車券等から磁気コーディングされた情報を読み取る。あるいは、情報取得部62は、ICカード型の乗車券等から電磁波によって情報を読み取る。あるいは、情報取得部62は、バーコードあるいは2次元コードが印刷された乗車券類から、光学読み取り手段を用いて、そのコード情報を読み取る。なお、2次元コードとは、例えば白と黒の2値から成る所定のパターンを2次元の紙面上等に配置したコード情報である。2次元コードの一例は、QRコード(登録商標)である。情報取得部62は、取得した情報を、改札処理部112に渡す。
なお、情報取得部62は、後述する読取部11および読取部31を含む。
死活監視部111は、死活監視処理を行う。具体的には、死活監視部111は、死活監視メッセージをセンターサーバー装置300に対して送信し、その死活監視メッセージに対応する応答の有無を判定する。本実施形態の死活監視部111は、センサー部61が物体を検知したときであって、且つセンターサーバー装置300との間の通信が成功してから所定のインターバル時間が経過した後であるときに、死活監視メッセージをセンターサーバー装置300に送信する。所定のインターバル時間が経過した後であるか否かを知るために、死活監視部111は、前述のタイマーT1を参照する。
改札処理部112は、乗車券類の改札処理を行う。改札処理部112は、駅の業務の処理を行うための業務処理部の一種である。改札処理部112は、情報取得部62が取得した乗車券類の情報を、改札情報として、センターサーバー装置300に送信する。また、改札処理部112は、上記の改札情報に対応する応答情報(「改札応答」と呼ぶ場合がある)をセンターサーバー装置300から受信する。上記の改札情報は、乗車券類に関する可否情報を含む。改札処理部112は、この可否情報に基づいて、当該乗車券類を保持する利用者の改札機1の通過を許可したり、あるいは禁止したりする。具体的には、改札処理部112は、可否情報に応じた表示出力を行う。また、改札処理部112は、可否情報に応じて、改札機1のゲート(扉部)の開閉を制御する。
改札処理部112は、送信した改札情報に対応する改札応答がない(受信されない)場合には、エラー処理を行う。このエラー処理は、画面へのメッセージの表示を含んでよい。また、このエラー処理の一環として、改札処理部112は、センターサーバー装置300の接続の切り替え(例えば、待機系に切り替え)を、接続制御部114に依頼してよい。
通信部113は、外部の装置との通信を行う。より具体的には、通信部113は、死活監視部111や改札処理部112(業務処理部)からの依頼に応じて、データを送信したり受信したりする。通信部113は、依頼されたデータの送受信処理が失敗した場合(受信待ちのタイムアウトの場合を含む)には、
接続制御部114は、改札機1と外部の装置との間の通信の接続を制御する。具体的には、接続制御部114は、改札機1と、センターサーバー装置300との間の通信の接続を制御する。接続制御部114は、複数のセンターサーバー装置300との間での接続の切り替えの制御も行う。
現用系から待機系へのセンターサーバー装置300の切り替えの手順は、例えば、次の通りである。即ち、前述の死活監視部111がセンターサーバー装置に対して死活監視メッセージを送信する。死活監視部111は、死活監視メッセージへの応答として死活応答メッセージを待つ。例えば予め定められた所定時間内に死活監視部111が死活応答メッセージを受信しない場合、死活監視部111は、接続制御部114に、センターサーバー装置の切り替えを要求する。これに応じて、接続制御部114は、待機系のセンターサーバー装置300への切り替えを制御する。つまり、接続制御部114は、死活監視メッセージに対応する応答が所定時間内に受信されない場合に、通信の接続先を待機系のセンターサーバー装置に切り替えるよう制御するものである。
また、あるセンターサーバー装置300との間の接続を確立できないときに、接続制御部114は、適宜、他のセンターサーバー装置300との間の接続を試みてもよい。また、あるセンターサーバー装置300との間の通信接続におけるエラー(接続済みであった通信の切断事象等)を検知した場合にも、接続制御部114は、適宜、他のセンターサーバー装置300との間の接続を試みてもよい。
図2は、改札機やセンターサーバー装置等を含む駅務システム全体の構成例を示すブロック図である。図示するように、駅務システム700は、改札機1と、センターサーバー装置300と、ネットワーク91と、中継装置92とを含むように構成される。なお、駅務システム700が複数の改札機1を含んでもよい。また、駅務システム700が複数のセンターサーバー装置300を含んでもよい。改札機1は、ネットワーク91を介して、センターサーバー装置300との間で通信を行うことができる。複数の駅等に設置される複数の改札機1が、ネットワーク91を介してセンターサーバー装置300と接続されてもよい。ネットワーク91では、例えばインターネットプロトコル(IP)による通信が行われる。ただし、他の任意のプロトコルを用いて通信を行うようにしてもよい。
改札機1は、図1を参照しながら説明した機能を持つ。つまり、改札機1は、その正面部(長手方向の端部)あるいは側面部(通路側)に配置されているセンサー(光学センサー)で、利用者(人)等の接近や、改札機の通過を検知する。センサー部61が利用者(人)等を検知すると、改札機1は、死活監視の処理を行う。
センターサーバー装置300は、改札機1(駅務機器)から情報を受け取るとともに、受け取った情報に応じた業務処理を行う。具体的には、センターサーバー装置300は、改札機1から乗車券類の情報を受け取り、判定処理(利用者が改札機1の通路を通過することの可否を判定)を行ったり、必要に応じて、決済データを生成したりする。センターサーバー装置300は、処理の結果(応答情報)を改札機1に返す。応答情報は、可否情報を含んでもよい。可否情報は、利用者が改札機1の通路を通過することを許可したり禁止したりすることを表す情報である。
また、センターサーバー装置300は、死活監視処理を行う。具体的には、センターサーバー装置300は、改札機1(駅務機器)から送信される死活監視メッセージを受信する。また、センターサーバー装置300は、死活監視メッセージへの応答として、死活応答メッセージを送信する。センターサーバー装置300が不稼働状態(故障等)の場合には、このセンターサーバー装置300は、この死活応答メッセージの送信を行うことができない。また、通信ネットワークの障害等が起こっている場合にも、改札機1とセンターサーバー装置300との間で死活監視処理を行うことができない。
複数のセンターサーバー装置300は、冗長化されている。即ち、あるセンターサーバー装置300が故障等で稼働できない場合に、他のセンターサーバー装置300が代わりに処理を行うことができるように構成される。複数のセンターサーバー装置300は、例えば、同一のデータセンター内に設けられていてもよいし、遠隔地のデータセンターに分散して設けられていてもよい。センターサーバー装置300は、いわゆるクラウドサーバーを用いて実現されてもよい。
なお、1台のセンターサーバー装置300が、多数の改札機1からの処理要求に同時に対応することができる。
ネットワーク91は、データ通信を行うためのネットワークである。ネットワーク91は、例えば、専用通信回線を用いて実現される。ネットワーク91の少なくとも一部がインターネットであってもよい。
中継装置92は、ネットワーク91と、複数のセンターサーバー装置300との間の通信を中継する装置である。中継装置92は、センターサーバー装置300の負荷を分散させるためのロードバランサーの機能を備えていてもよい。
図3は、本実施形態の改札機が設置された状態を上方から見た図(平面図)である。改札機1は、例えば、鉄道の駅等に設置され、乗車券の改札処理を行う。また、改札機1は、改札処理に伴って、乗車券を保持する利用者の通過を許可または禁止するために、扉部(ゲート)の開閉を制御してよい。改札機1は、通路を挟んで対向配置される主機10と従機30とを備える。主機10は、例えば、読取部11と、上面表示部12と、正面表示部13と、扉部14および15と、制御部20とを備える。また、従機30は、読取部31と、上面表示部32と、正面表示部33と、扉部34および35とを備える。
主機10の読取部11は、図3のa方向に通過しようとする利用者がかざす乗車券類から情報を読み取る。読取部11は、磁気読み取り、電磁波による読み取り、あるいは光学的読み取りといった読み取り手段の少なくとも1つを用いて情報を読み取るものであってよい。読取部11が読み取った情報は、情報取得部62(図1)を経由して制御部20に渡される。
上面表示部12は、液晶表示素子等を用いて実現される表示装置を含むものである。例えば、利用者がかざした情報を読取部11が読み取ったことに起因する処理の結果を、上面表示部12は表示する。
正面表示部13は、液晶表示素子等を用いて実現される表示装置を含むものである。正面表示部13は、例えば、図3のa方向に通過可能であるか否かを示すマークや図形、文字等を表示する。正面表示部13の表示内容または表示の有無は、制御部20によって決定される。
一方、従機30の読取部31は、図3のb方向に通過しようとする利用者がかざす乗車券類から情報を読み取る。読取部31は、読取部11と同様の技術的手段を用いて乗車券類の情報を読み取る。読取部31が読み取った情報は、情報取得部62(図1)を経由して制御部20に渡される。
上面表示部32は、液晶表示素子等を用いて実現される表示装置を含むものである。例えば、利用者がかざした情報を読取部31が読み取ったことに起因する処理の結果を、上面表示部12は表示する。
正面表示部33は、液晶表示素子等を用いて実現される表示装置を含むものである。正面表示部33は、例えば、図3のb方向に通過可能であるか否かを示すマークや図形、文字等を表示する。正面表示部33の表示内容または表示の有無は、制御部20によって決定される。
制御部20は、改札機1が図3のa方向への利用者の通過を許可する動作モードに設定されている場合には、扉部15および35を開放状態に維持すると共に、扉部14および34を開放状態または閉止状態に制御することで、a方向の利用者の通過を許可または禁止する。また、制御部20は、改札機1が図3のb方向への利用者の通過を許可する動作モードに設定されている場合には、扉部14および34を開放状態に維持すると共に、扉部15および35を開放状態または閉止状態に制御することで、b方向の利用者の通過を許可または禁止する。
また、改札機1の動作モードには、図3のa方向の通過とb方向の通過との双方を許可する動作モードが含まれてもよい。この場合、主機10の制御部20は、例えば、利用者が通過中でなければ正面表示部13と正面表示部33の双方に通過を許可することを示すマークや図形、文字等を表示させる制御を行う。また、制御部20は、例えば、利用者がいずれかの側から進入し、読取部11と読取部31とのいずれか一方に乗車券がかざされると、他方の読取部を無効化すると共に、利用者が進入してきていない側の表示部(正面表示部13または正面表示部33)に、通過を禁止することを示すマークや図形、文字等を表示させる制御を行う。
なお、図3における上下方向が、改札機1(主機10および従機30)の長手方向である。正面表示部13や33が設けられている面が、改札機1の「正面」である。より厳密に言うと、利用者がa方向に通過しようとするとき、正面表示部13が設けられている面が改札機1(主機10)の「正面」である。利用者がb方向に通過しようとするとき、正面表示部33が設けられている面が改札機1(従機30)の「正面」である。
図4は、本実施形態の改札機1の主機10を側面(通路側)から見た図である。主機10は、読取部11と、扉部14および15とに加え、透過型光電センサーStと、反射型光電センサーSrとを更に備える。透過型光電センサーStは、例えば、主機10の筐体面のうち、通路側の筐体面に等間隔に複数個設けられる。
本実施形態では、投光器として機能する透過型光電センサーStと、受光器として機能する透過型光電センサーStとを1対として用いる。例えば、主機10に設けられる透過型光電センサーStが投光器である場合、従機30側に設けられる透過型光電センサーStは、受光器として機能する。
従機30側に設けられる透過型光電センサーStは、通路に光を遮断するようなものが存在しない場合、主機10側の透過型光電センサーStから発せられた投射光を受光する。一方、通路に利用者が存在する場合、透過型光電センサーStから発せられた投射光は、利用者によって遮断される。従って、従機30側の透過型光電センサーStは、透過型光電センサーStから発せられた投射光を受光しない。
制御部20は、透過型光電センサーStから検出信号を取得して通路内に人がいるか否かを判定する。例えば、制御部20は、投射光を受光しない場合において生成された検出信号を透過型光電センサーStから取得した場合、通路に投射光を遮断する利用者が存在していないと判定する。また、制御部20は、投射光を受光した場合において生成された検出信号を透過型光電センサーStから取得した場合、通路に投射光を遮断する利用者が存在していると判定する。
反射型光電センサーSrは、透過型光電センサーStと同様に、例えば、主機10の筐体から上方に突出する仕切部の通路側の面に、等間隔に複数個設けられる。反射型光電センサーSrは、所定の方向に光を投射する。反射型光電センサーSrは、光を投射した後、投射した方向から反射された光を受光する。
反射型光電センサーSrは、受光した光の強度に基づいて、通路に光を反射する利用者の身体が存在しているか否かを示す検出信号を生成する。反射型光電センサーSrは、例えば、受光した光の強度が閾値以下の場合、通路に利用者が存在していない旨の検出信号を生成する。また、反射型光電センサーSr、受光した光の強度が閾値を超える場合、通路に利用者が存在している旨の検出信号を生成する。
なお、上述した反射型光電センサーSrは、主機10に設けられるものとして説明したがこれに限られず、従機30に設けられてもよいし、主機10および従機30の双方に設けられてもよい。
図5は、実施形態の改札機1の主機10を斜め正面上方から見た斜視図である。ここで、正面とは、正面表示部13が設けられている側の面である。主機10は、読取部11と、正面表示部13とに加え、反射型光電センサーSr2をさらに備える。反射型光電センサーSr2は、例えば、主機10の正面下方に設けられる。即ち、反射型光電センサーSr2は、改札機1(主機10)の長手方向の端部に設けられる。このような配置により、反射型光電センサーSr2は、正面側から改札機1に接近する利用者(人)等を検知することができる。
なお、反射型光電センサーSr2は、必要に応じて反対側の従機30の正面下方にも設けられる。
図6は、本実施形態の改札機とセンターサーバー装置との間での通信シーケンスの例を示すシーケンス図である。図示する例では、改札機1は、死活監視のやりとりを行った後、複数回、改札処理を実行する。その後、所定時間が経過した場合(タイマーT1満了)には、死活監視のやりとりを再度行う。以下、このシーケンス図に沿って説明する。
図6のシーケンスが開始される前提として、タイマーT1は、満了している。
その状況において、改札機1のセンサー部61は、利用者の接近等の事象を検知する。この事象を検知したことをトリガーとして、改札機1は、次のステップS1の動作を実行する。
ステップS1において、改札機1の死活監視部111は、死活監視メッセージをセンターサーバー装置300に送信する。死活監視メッセージの送信後に、改札機1の死活監視部111は、センターサーバー装置300からの死活応答メッセージの到着を待つ。センターサーバー装置300は、改札機1から送信された死活監視メッセージを受信する。
ステップS2において、センターサーバー装置300は、ステップS1で受信した死活監視メッセージへの応答として、送信元の改札機1に対して、死活応答メッセージを送信する。改札機1の死活監視部111は、この死活応答メッセージを受信する。死活応答メッセージを受信することにより、改札機1の死活監視部111は、ネットワーク91が正常であり、且つ、死活監視メッセージを送信した先のセンターサーバー装置300が正常に稼働していることを知る。
次に、利用者が改札機1の読取部11または31に、乗車券類をかざす。これにより、改札機1の情報取得部62は、乗車券類の情報を取得する。情報取得部62は、取得した乗車券類の情報を改札処理部112に渡す。改札処理部112は、渡された乗車券類の情報を基に、所定の改札処理を行う。その一環として、改札処理部112は、センターサーバー装置300への問い合わせを行う。そのための通信シーケンスが、次の、ステップS3およびS4である。
ステップS3において、改札機1の改札処理部112は、改札情報をセンターサーバー装置300に送信する。改札情報は、情報取得部62が取得した乗車券類の情報を含む。センターサーバー装置300は、この改札情報を受信する。
ステップS4において、センターサーバー装置300は、ステップS3で受信した改札情報に基づく判定処理等を行い、その結果の情報を含む改札応答を、改札情報の送信元である改札機1に送信する。改札機1の改札処理部112は、この改札応答を受信する。改札処理部112は、改札応答の情報に基づく処理を行う。本ステップで改札処理部112が実行する処理は、利用者の通過を許可または禁止するための制御(扉部の開閉制御)等を含む。
次に、別の利用者が改札機1の読取部11または31に、乗車券類をかざす。以下の、ステップS5およびS6の処理は、上記のステップS3およびS4の処理と同様のものである。
即ち、ステップS5において、改札機1の改札処理部112は、改札情報をセンターサーバー装置300に送信する。センターサーバー装置300は、その改札情報を受信する。
また、ステップS6において、センターサーバー装置300は、ステップS5で受信した改札情報に対応する改札応答を、改札機1に送信する。改札機1の改札処理部112は、その改札応答を受信する。
次に、さらに別の利用者が改札機1の読取部11または31に、乗車券類をかざす。以下の、ステップS7およびS8の処理は、上記のステップS3およびS4の処理と同様のものである。
即ち、ステップS7において、改札機1の改札処理部112は、改札情報をセンターサーバー装置300に送信する。センターサーバー装置300は、その改札情報を受信する。
また、ステップS8において、センターサーバー装置300は、ステップS7で受信した改札情報に対応する改札応答を、改札機1に送信する。改札機1の改札処理部112は、その改札応答を受信する。
ステップS3からステップS8までの処理をしている間には、複数の利用者が立て続けに改札機1の場所に到着し、改札機1を利用した。この間は、改札機1が死活監視の手順を実行することはなかった。その後、利用者の足が途絶えることにより、図示するように、タイマーT1が満了する。その満了後に、改札機1のセンサー部61は、利用者の接近等の事象を検知する。この事象を検知したことをトリガーとして、改札機1は、次のステップS9の動作を実行する。
ステップS9において、改札機1の死活監視部111は、死活監視メッセージをセンターサーバー装置300に送信する。センターサーバー装置300は、改札機1から送信された死活監視メッセージを受信する。
ステップS10において、センターサーバー装置300は、ステップS9で受信した死活監視メッセージへの応答として、送信元の改札機1に対して、死活応答メッセージを送信する。改札機1の死活監視部111は、この死活応答メッセージを受信する。
図6に示したように、本実施形態では、改札機1とセンターサーバー装置300との間の通信が成功してから所定のインターバル時間が経過した後(タイマーT1満了後)に、センサー部61が物体を検知したときには、改札機1の死活監視部111は、死活監視メッセージを、センターサーバー装置300に送信する。言い換えれば、センターサーバー装置300からの何らかの応答メッセージを受信しないままの状態で所定のインターバル時間が経過した(タイマーT1の満了)場合には、死活監視の処理をやり直す。このように、死活監視の処理を行う頻度を抑制することにより、通信量の増加を防ぐことが可能になる。
図7は、本実施形態の改札機とセンターサーバー装置との間での通信シーケンスの別の例を示すシーケンス図である。図示する例では、死活監視の手順を通して、改札機1は、センターサーバー装置300Aの障害を検知する。その後、改札機1は、接続先のサーバーをセンターサーバー装置300Bに切り替えてから、改札処理を実行する。以下、このシーケンス図に沿って説明する。
ステップS21において、改札機1の死活監視部111は、死活監視メッセージをセンターサーバー装置300Aに送信する。死活監視メッセージの送信後に、改札機1の死活監視部111は、センターサーバー装置300Aからの死活応答メッセージの到着を待つ。この図に示すシーケンスでは、何らかの障害等により、センターサーバー装置300Aからの死活応答メッセージは改札機1に返されない。改札機1の死活監視部111は、タイマーからの通知等により、応答のタイムアウトを検知する。
ステップS22において、改札機1の接続制御部114は、切替先であるセンターサーバー装置300Bにサーバー切替要求を送信する。
ステップS23において、センターサーバー装置300Bは、ステップS22で受信したサーバー切替要求への応答として、サーバー切替完了応答を送信する。改札機1の接続制御部114は、このサーバー切替完了応答を受信する。これにより、改札機1とセンターサーバー装置300Bとの間の接続が確立される。
次に、利用者が改札機1の読取部11または31に、乗車券類をかざす。これにより、改札機1の情報取得部62は、乗車券類の情報を取得する。情報取得部62は、取得した乗車券類の情報を改札処理部112に渡す。改札処理部112は、改札処理の一環として、センターサーバー装置300Bへの問い合わせを行う。そのための通信シーケンスが、次の、ステップS24およびS25である。
ステップS24において、改札機1の改札処理部112は、改札情報をセンターサーバー装置300に送信する。センターサーバー装置300は、この改札情報を受信する。
ステップS25において、センターサーバー装置300は、ステップS24で受信した改札情報に基づく処理等を行い、その結果の情報を含む改札応答を、改札情報の送信元である改札機1に送信する。改札機1の改札処理部112は、この改札応答を受信する。改札処理部112は、改札応答の情報に基づく処理を行う。
次に、別の利用者が改札機1の読取部11または31に、乗車券類をかざす。以下の、ステップS26およびS27の処理は、上記のステップS24およびS25の処理と同様のものである。
即ち、ステップS26において、改札機1の改札処理部112は、改札情報をセンターサーバー装置300Bに送信する。センターサーバー装置300Bは、その改札情報を受信する。
ステップS27において、センターサーバー装置300Bは、ステップS26で受信した改札情報に対応する改札応答を、改札機1に送信する。改札機1の改札処理部112は、その改札応答を受信する。
以下、同様に、改札機1とセンターサーバー装置300Bとの間でのやりとりを続けることが可能である。
なお、改札機1がセンターサーバー装置の切り替えを行うための手順は、図7のステップS22およびS23に示した手順でなくてもよい。他の手順を用いてもよい。いずれの場合も、改札機1は、死活監視メッセージ等のやりとりによって、センターサーバー装置300Aからの応答がないと判定した場合に、接続先のサーバーを切り替え、センターサーバー装置300Bとのやりとりを開始する。
図7に示したように、本実施形態では、改札機1は、例えば死活監視メッセージに対するセンターサーバー装置300Aからの応答がない場合(タイムアウト等した場合)、別のサーバーであるセンターサーバー装置300Bへの接続に切り替える。改札機1は、センサー部61が利用者の接近等を検知した段階で死活監視メッセージをセンターサーバー装置300Aに送信する。つまり、利用者が乗車券類を読取部11または31にかざすよりも前のタイミングで、センターサーバー装置の死活監視を開始できる。これにより、例えばセンターサーバー装置300Aの障害等の場合に、より早く、接続先をセンターサーバー装置300Bに切り替えることが可能となる。つまり、利用者を待たせる時間をより短くすることができる。
図8,図9,図10は、改札機1が持つ機能の処理手順を示すフローチャートである。改札機1は、この処理手順を実行することにより、図6および図7で説明したシーケンスを実現できる。なお、図9,図10のそれぞれに示す処理は、図8のフローチャートの処理の中から呼び出される処理である。以下、これらのフローチャートに沿って説明する。
図8のステップS41において、改札機1の制御部20は、終了条件が満たされているか否かを判定する。一例として改札機1をシャットダウンするコマンドが投入された場合などが、終了条件を満たす状況である。終了条件を満たす場合(ステップS41:YES)には、本フローチャート全体の処理を終了する。終了条件を満たさない場合(ステップS41:NO)には、次のステップS42に進む。
次に、ステップS42において、改札機1の制御部20は、イベントの到着を待つ。イベントとは、例えば、センサー部61からのセンサー信号を検知することや、情報取得部62が乗車券類等の情報を取得することなどである。制御部20がイベントの到着を検知すると、次のステップS43に進む。
次に、ステップS43において、改札機1の制御部20は、到着したイベントの種類に基づく分岐を行う。具体的には、センサー部61からのセンサー信号を検知した場合には、ステップS44に進む。また、情報取得部62が情報を取得した場合には、ステップS46の処理に進む。
次に、ステップS44に進んだ場合、改札機1の死活監視部111は、タイマーT1が満了しているか否かを判定する。タイマーT1が満了している場合(ステップS44:YES)には、ステップS45の処理に進む。タイマーT1が満了していない場合(ステップS44:NO)には、ステップS41に戻る。
ステップS45に進んだ場合には、死活監視処理を行う。死活監視処理の手順の詳細は、図9に示される。ステップS45の処理が終了すると、ステップS41に戻る。
ステップS46に進んだ場合には、改札処理を行う。改札処理の手順の詳細は、図10に示される。ステップS46の処理が終了すると、ステップS41に戻る。
図9は、改札機1による死活監視処理の手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って説明する。
ステップS61において、改札機の死活監視部111は、センターサーバー装置300に対して、死活監視メッセージを送信する。その後、死活監視部111は、送信先のセンターサーバー装置300からの死活応答メッセージを待つ。
ステップS62において、改札機の死活監視部111は、センターサーバー装置300からの応答の有無を判定する。死活監視メッセージの送信後の所定時間内にセンターサーバー装置300から死活応答メッセージを受信した場合には、応答「有」である。応答「有」の場合(ステップS62:YES)には、ステップS63に進む。死活監視メッセージの送信後の所定時間内にセンターサーバー装置300から死活応答メッセージを受信しなかった場合(タイムアウトした場合)には、応答「無」である。応答「無」の場合(ステップS62:NO)には、ステップS65に進む。
ステップS63に進んだ場合、同ステップにおいて、改札機1の死活監視部111は、タイマーT1をリセットする。これにより、タイマーT1は、時刻ゼロから計時を再開する。
次に、ステップS64において、改札機1の死活監視部111は、死活応答メッセージの処理を行う。
ステップS64の処理が終了すると、改札機1は、本フローチャート(図9)全体の処理を終了する。
一方、ステップS65に進んだ場合、同ステップにおいて、改札機1の接続制御部114は、接続先のセンターサーバー装置300を切り替える処理を行う。センターサーバー装置300を切り替える処理は、例えば、図7のステップS22およびS23に示した手順で実行される。これにより、改札機1の接続先は、死活監視メッセージ(ステップS61)に対する応答を返さなかったセンターサーバー装置300から、他のセンターサーバー装置300に切り替わる。つまり、新たな接続先であるセンターサーバー装置300は、応答を返さなかったセンターサーバー装置300と比較して、正常に稼働している可能性が高いことが期待される。
ステップS65の処理が終了すると、改札機1は、本フローチャート(図9)全体の処理を終了する。
図10は、改札機1による改札処理の手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って説明する。
ステップS81において、改札機1の改札処理部112は、センターサーバー装置300に対して、改札情報を送信する。改札情報は、改札機1が読み取った乗車券類の情報を含むものである。その後、改札処理部112は、送信先のセンターサーバー装置300からの改札応答を待つ。
ステップS82において、改札機の改札処理部112は、センターサーバー装置300からの応答の有無を判定する。改札情報の送信(ステップS81)後の所定時間内にセンターサーバー装置300から改札応答を受信した場合には、応答「有」である。応答「有」の場合(ステップS82:YES)には、ステップS83に進む。改札情報の送信後の所定時間内にセンターサーバー装置300から改札応答を受信しなかった場合(タイムアウトした場合)には、応答「無」である。応答「無」の場合(ステップS82:NO)には、ステップS85に進む。
ステップS83に進んだ場合、同ステップにおいて、改札機1の改札処理部112は、タイマーT1をリセットする。これにより、タイマーT1は、時刻ゼロから計時を再開する。
次に、ステップS84において、改札機1の改札処理部112は、受信した改札応答の情報に基づく処理(例えば、利用客の改札機1の通路の通過の許可または禁止の制御等)を行う。
ステップS84の処理が終了すると、改札機1は、本フローチャート(図10)全体の処理を終了する。
一方、ステップS85に進んだ場合、同ステップにおいて、改札機1の改札処理部112は、エラーメッセージを表示する。このエラーメッセージは、例えば、上面表示部12または32に表示される。
次に、ステップS86において、接続制御部114は、接続先のセンターサーバー装置300を切り替える処理を行う。この処理は、図9のステップS65の処理と同様である。これにより、改札機1の接続先は、改札情報(ステップS81)に対する応答を返さなかったセンターサーバー装置300から、他のセンターサーバー装置300に切り替わる。
ステップS86の処理が終了すると、改札機1は、本フローチャート(図10)全体の処理を終了する。
以上、フローチャートにも示したように、改札機1が死活監視処理を行うのは、センサー部61が物体を検知し、且つ、前回のセンターサーバー装置300との通信のやり取りから所定の時間が経過済(タイマーT1満了済)の場合のみである。
図11は、改札機1の変形例の外観を示す図である。同図に示す改札機1は、乗車券類の情報を読み取るための読取部や、情報を表示するための表示部を持つ。しかしながら、この改札機1は、扉部を持たない簡易型の改札機である。同図において、Sr2は、改札機1に設けられた反射型光電センサーである。反射型光電センサーSr2は、利用者(人)等の接近を検知する。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、以下では、本実施形態に特有の事項を中心に説明する。第1の実施形態において既に説明した事項については、ここでは、説明を省略する場合がある。第2の実施形態では、駅務システムは、改札機1(乗車券類の改札を行う改札機)以外の駅務機器2を含むように構成される。なお、改札機以外の駅務機器2とは、例えば、運賃等の精算を行う精算機や、乗車券類の販売を行う自動販売機や、IC型乗車券のチャージ(ストアードフェアの加算)を行うチャージ機等である。
図12は、本実施形態の駅務機器2の概略機能構成を示す機能ブロック図である。図示するように、駅務機器2は、制御部20aと、センサー部61と、情報取得部62とを備える。また、制御部20aは、死活監視部111と、業務処理部117と、通信部113と、接続制御部114とを備える。これらの各部の機能の少なくとも一部は、例えば、汎用のコンピューターとプログラムとを用いて実現可能である。また、各部の機能の少なくとも一部を、専用の電子回路等によって実現するようにしてもよい。
駅務機器2における、センサー部61と、情報取得部62と、死活監視部111と、通信部113と、接続制御部114とは、それぞれ、第1実施形態におけるそれらと同様の機能を持つものである。情報取得部62は、乗車券類や、IC型乗車券(カード)や、クレジットカード等の情報を、磁気読み取り手段、電磁波に読み取り手段、あるいは光学的読み取り手段等を用いて取得する。
業務処理部117は、駅務機器ごとの役割に応じた業務処理の機能を持つものである。
駅務機器2が例えば精算機である場合、業務処理部117は、精算対象である乗車券類の情報を、情報取得部62から受け取る。そして、業務処理部117は、その乗車券類に関する精算処理を行うとともに、例えば精算券を発行する。なお、精算処理とは、例えば、運賃等の不足額を利用者から徴収する処理である。
また、駅務機器2が乗車券類の自動販売機である場合、業務処理部117は、ストアードフェア機能を有するICカードや、決済用のクレジットカード等の情報を、情報取得部62から受け取る。そして、業務処理部117は、利用者によって指定された乗車券類を販売する処理を行う。
また、駅務機器2がIC型乗車券のチャージを行う機器である場合、業務処理部117は、IC型乗車券の情報を、情報取得部62から受け取る。そして、業務処理部117は、IC型乗車券にチャージする(ストアードフェアの加算を行う)処理を実行する。
つまり、業務処理部117は、情報取得部62が取得した乗車券類の情報を、センターサーバー装置300に送信するとともに、乗車券類の情報に対応する応答情報をセンターサーバー装置300から受信する。
図13は、本実施形態の駅務システムの構成例を示すブロック図である。図示するように、駅務システム701は、改札機1と、駅務機器2と、センターサーバー装置300と、ネットワーク91と、中継装置92とを含むように構成される。なお、駅務システム700が複数の改札機1や複数の駅務機器2を含んでもよい。また、駅務システム700が複数のセンターサーバー装置300を含んでもよい。改札機1および駅務機器2は、それぞれ、ネットワーク91を介して、センターサーバー装置300との間で通信を行うことができる。
本実施形態における駅務機器2は、死活監視処理に関しては、第1の実施形態の改札機1と同様の振る舞いをする。つまり、死活監視部111は、センサー部61が物体を検知したときであって、且つセンターサーバー装置300との間の通信が最後に成功してから所定のインターバル時間が経過した後であるときに、死活監視メッセージをセンターサーバー装置300に送信する。また、接続制御部114は、上記の死活監視メッセージに対応する応答が所定時間内に受信されない場合に、通信の接続先を待機系のセンターサーバー装置300に切り替えるよう制御する。また、情報取得部62は、乗車券類の情報を、磁気読み取り手段と光学的読み取り手段と電磁波による読み取り手段とのうちの少なくともいずれかの手段によって取得する。そして、業務処理部117は、情報取得部62が取得した乗車券類の情報を、センターサーバー装置300に送信するとともに、乗車券類の情報に対応する応答情報をセンターサーバー装置300から受信する。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、駅務機器(改札機1等)は、センサー部61が物体を検知したときであって、且つセンターサーバー装置300との間の通信が最後に成功してから所定のインターバル時間が経過した後であるときに、死活監視メッセージをセンターサーバー装置300に送信する死活監視部111を持つ。これにより、駅務機器(改札機1等)が死活監視メッセージを送信する頻度を、必要性の高い場合のみに抑えることができる。つまり、システム内の通信量を抑制することができる。また、駅務機器(改札機1等)は、死活監視メッセージに対応する応答が所定時間内に受信されない場合に、通信の接続先を待機系のセンターサーバー装置300に切り替えるよう制御する接続制御部114を持つ。これにより、情報取得部62が情報を取得してその処理を開始するのに先行して(数秒でも早く)、センターサーバー装置300の切り替えを完了することができる。つまり、利用者らを待たせる度合いが相対的に小さくなる。
なお、上述した各実施形態における改札機1、駅務機器2、センターサーバー装置300の機能の少なくとも一部を、コンピューターで実現するようにしても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリー等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
なお、上の説明で用いた用語のうち、「IC」は、集積回路(integrated circuit)の意味である。また、「乗車券類」は、鉄道等の乗車券の他に、料金券や入場券などといった各種の券を含むものである。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…改札機(駅務機器)、2…駅務機器、10…主機、11…読取部、12…上面表示部、13…正面表示部、14…扉部、15…扉部、20,20a…制御部、30…従機、31…読取部、32…上面表示部、33…正面表示部、34…扉部、35…扉部、61…センサー部、62…情報取得部、91…ネットワーク、92…中継装置、111…死活監視部、112…改札処理部(業務処理部)、113…通信部、114…接続制御部、117…業務処理部、300,300A,300B…センターサーバー装置、700,701…駅務システム、Sr,Sr2…反射型光電センサー、St…透過型光電センサー

Claims (5)

  1. 物体を検知するセンサー部と、
    前記センサー部が物体を検知したときであって、且つセンターサーバー装置との間の通信が最後に成功してから所定のインターバル時間が経過した後であるときに、死活監視メッセージを前記センターサーバー装置に送信する死活監視部と、
    前記死活監視メッセージに対応する応答が所定時間内に受信されない場合に、通信の接続先を待機系のセンターサーバー装置に切り替えるよう制御する接続制御部と、
    を備える駅務機器。
  2. 乗車券類の情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した前記乗車券類の情報を、前記センターサーバー装置に送信するとともに、前記乗車券類の情報に対応する応答情報を前記センターサーバー装置から受信する業務処理部と、
    を備える請求項1に記載の駅務機器。
  3. 前記業務処理部は、前記乗車券類の情報を前記センターサーバー装置に送信するとともに、前記乗車券類の情報に対応する業務処理の結果の情報を前記センターサーバー装置から受信し、
    前記業務処理の結果の情報は、前記乗車券類に関する可否情報を含み、
    前記業務処理部は、前記可否情報に基づいて改札機の扉部の開閉を制御する、
    請求項2に記載の駅務機器。
  4. 前記センサー部は、前記駅務機器の長手方向の端部に設けた反射型光電センサーによって略前記長手方向に接近する前記物体を検知する、
    請求項1から3までのいずれか一項に記載の駅務機器。
  5. 物体を検知するセンサー部、
    を備えるコンピューターに、
    前記センサー部が物体を検知したときであって、且つセンターサーバー装置との間の通信が最後に成功してから所定のインターバル時間が経過した後であるときに、死活監視メッセージを前記センターサーバー装置に送信する死活監視部と、
    前記死活監視メッセージに対応する応答が所定時間内に受信されない場合に、通信の接続先を待機系のセンターサーバー装置に切り替えるよう制御する接続制御部と、
    の機能を実行させるためのプログラム。
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