JP7419106B2 - 無線lan対応機器 - Google Patents

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Description

本発明は、無線LANによるネットワークへの接続が可能な無線LAN対応機器に関する。
従来、様々なデバイスをネットワークに接続する方法の一つとして無線LAN(Local Area Network)が広く利用されてきた。無線LANは、運用によってはネットワークを介して多数のデバイスを他のネットワークに接続することが可能である。このような無線LANを利用するには、デバイスは無線LANのアクセスポイントに接続する必要がある。このようなアクセスポイントへの接続に関する技術として、例えば下記に出典を示す特許文献1に記載のものがある。
特許文献1には、ネットワークで接続される周辺装置である被制御装置を制限つきで利用させる制御システムが開示されている。この制御システムでは、ゲスト利用者がリモートコントローラで操作される情報機器や家電機器等にアクセスする場合、ゲスト利用者に対して携帯情報通信端末を介した接続キーの入力が促され、当該入力された接続キーの照合結果に応じてアクセスが許可されるように構成される。
国際公開第2008/093868号
無線LANの利用を個人が行う場合には、特許文献1に記載の技術のように接続設定はユーザ自身が行うことが多い。しかしながら、例えば集合住宅の各戸に住宅設備を設ける場合等にあっては、住宅設備が無線LANへの接続が可能であるか否かの確認を、ユーザではなく住宅設備を設置する作業者が行うこともある。係る場合、特許文献1に記載の技術では、作業者が住宅設備を設置する毎に無線LANの親機に接続する作業を要し、特に暗号キー(パスワード)の入力が手間となることから、作業時間が膨大になってしまうといった問題があった。
そこで、ネットワークへの接続試験を容易に行うことが可能な無線LAN対応機器が求められる。
本発明に係る無線LAN対応機器の特徴構成は、無線LANで利用される電波を発するアクセスポイントのうち、暗号化された接続キーが設定されている第1アクセスポイントとの接続を許容し、接続キーが暗号化されていない第2アクセスポイントとの接続を制限する接続部と、ネットワークへの接続試験を行うテストモードへの切り替え指示を受け付ける切替指示受付部と、前記切り替え指示を受け付けた場合に、動作状態をテストモード状態に切り替える動作状態切替部と、前記動作状態が前記テストモード状態に切り替えられた場合に、前記接続部による前記第2アクセスポイントとの接続の制限を解除し、周囲の前記第2アクセスポイントを検索する検索部と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、動作状態がテストモード状態でないときは、暗号化された接続キーが設定されていない第2アクセスポイントに接続ができないので、セキュリティを高めることができ、一方、動作状態がテストモード状態であるときは、暗号化された接続キーが設定されていない第2アクセスポイントに接続できるので、第2アクセスポイントを介した無線LAN対応機器の接続試験を容易に行うことが可能となる。
また、前記テストモード状態における前記第2アクセスポイントとの接続試験の結果を示す結果情報を表示する表示装置を更に備えると好適である。
このような構成とすれば、接続試験を行うユーザが表示装置への表示を見て、接続試験の状況を把握し易くできる。したがって、接続試験における利便性を向上できる。
また、前記テストモード状態における前記第2アクセスポイントとの接続試験の結果を示す結果情報を、前記第2アクセスポイントとLAN接続により接続されている他のデバイスに対して出力すると好適である。
このような構成とすれば、接続試験の結果を、他のデバイスに記憶させることができる。したがって、接続試験を行うユーザが接続試験の結果を記録する必要がないので、記録に係る手間を低減することが可能となる。
また、前記テストモード状態における前記第2アクセスポイントとの接続試験の結果を示す結果情報を、外部ネットワークを介して接続されたサーバに対して出力すると好適である。
このような構成とすれば、接続試験の結果を、サーバに記憶させることができる。したがって、サーバに記憶された接続試験の結果を他のユーザが見ることで、遠隔地においても接続試験の結果を確認することが可能となる。
また、前記動作状態切替部は、前記テストモード状態において前記接続試験に伴う一連の処理が完了してから予め設定された第1時間が経過した場合、及び、前記テストモード状態において予め設定された第2時間が経過するまでの間に前記第2アクセスポイントと接続できなかった場合に前記テストモード状態を終了させると好適である。
このような構成とすれば、状況に応じてテストモード状態を自動的に終了できるので、セキュリティを高めることが可能となる。
また、前記検索部は、前記テストモード状態が終了した場合に、前記第2アクセスポイントとの接続の制限の解除を終了すると好適である。
このような構成とすれば、接続試験が終了した場合には第2アクセスポイントとの接続が制限されるので、接続試験の終了後、セキュリティを向上することが可能となる。
また、前記テストモード状態にある場合は、前記第2アクセスポイントとの接続試験の結果を示す結果情報以外の情報の送信が制限される送信部を更に備えると好適である。
このような構成とすれば、テストモード状態にある場合であっても、不要な情報の漏洩を防止できる。したがって、セキュリティを高めることが可能となる。
無線LAN対応機器の構成を示すブロック図である。 無線LAN対応機器の運転状態を示す図である。 無線LAN対応機器の接続試験を行う場合の接続例である。
本発明に係る無線LAN対応機器は、アクセスポイントを介してネットワークへの接続試験を容易に行うことができるように構成される。以下、本実施形態の無線LAN対応機器1について説明する。
ここで、無線LAN対応機器1は、無線LAN(Local Area Network)における無線LAN子機に相当し、具体的には、例えば住宅に設けられる給湯器、コンロ、ファンヒータ、警報器、エアコン、蓄電池等の住宅設備が挙げられる。もちろん、無線LAN対応機器1は、これら以外の住宅設備であっても良いし、住宅設備以外の機器であっても良い。アクセスポイント2は無線LAN親機に相当する。無線LAN対応機器1とアクセスポイント2とは、所定の無線LAN規格(例えばIEEE802.11a/b/g/n/ac/ad/ax等)に定められたプロトコルにしたがって相互に通信を行う。このような無線LAN規格は公知であるので、説明は省略する。
図1は、無線LAN対応機器1の構成を模式的に示したブロック図である。図2は、無線LAN対応機器1の運転状態を示す図である。図1に示されるように、無線LAN対応機器1は、接続部10、切替指示受付部20、動作状態切替部30、検索部40、表示装置50、通信部(「送信部」の一例)60を備えて構成され、各機能部は、ネットワークへの接続試験に係る処理を行うために、CPUを中核部材としてハードウェア又はソフトウェア或いはその両方で構築されている。
接続部10は、無線LANで利用される電波を発するアクセスポイント2のうち、暗号化された接続キーが設定されている第1アクセスポイント3との接続を許容し、接続キーが暗号化されていない第2アクセスポイント4との接続を制限する。無線LANで利用される電波を発するアクセスポイント2とは、例えば2.4GHz帯の電波や5GHz帯の電波を空中伝搬させて無線通信を行う無線LAN親機である。このアクセスポイント2は、当該アクセスポイント2と同一ネットワーク内にある複数の住宅設備の夫々にIPアドレスを割り当てる場合にはルータ機能を有すると良い。暗号化された接続キーとは、アクセスポイント2に接続するにあたり必要なパスワードであって、具体的にはアクセスポイント2との間で送受信される通信データを暗号化及び復号するためのキーが相当する。本実施形態では、このようなパスワードが設定されているアクセスポイント2は、第1アクセスポイント3と称される。したがって、接続部10は、受信した無線LANで利用される電波を発する全てのアクセスポイント2との接続を許容するのではなく、接続するのに必要なパスワードが設定されている第1アクセスポイント3に対してのみ、通信部60による通信を許容する。
一方、接続キーが暗号化されていない第2アクセスポイント4とは、アクセスポイント2に接続するにあたりパスワードが設定されていないアクセスポイント2であって、具体的にはアクセスポイント2との間で送受信される通信データを暗号化及び復号するためのキーが設定されていないアクセスポイント2が相当する。本実施形態では、このようなパスワードが設定されていないアクセスポイント2は、第2アクセスポイント4と称される。接続部10は、このようなパスワードが設定されていない第2アクセスポイント4に対しては、原則、通信部60による通信を禁止する。図2に示されるように、無線LAN対応機器1は、このような第1アクセスポイント3との接続を許容し、第2アクセスポイント4との接続を制限される通常運転モードで運転される。
図1に戻り、切替指示受付部20は、ネットワークへの接続試験を行うテストモードへの切り替え指示を受け付ける。ネットワークへの接続試験とは、無線LAN対応機器1がネットワークに接続して、所定の通信データを送受信できるか否かを確認するための試験である。無線LAN対応機器1は、このような接続試験を行うためにテストモードが設けられている。切替指示受付部20は、このようなテストモードへの切り替え指示を受け付けるように構成されている。切り替え指示は、例えば無線LAN対応機器1のサービスメニューから「テストモード」が呼び出されたことを切り替え指示とすることも可能であるし、例えば無線LAN対応機器1のリモコンで作業者以外の他のユーザがわからない特定の操作(予め設定されているボタンの押下や、所定の2つのボタンの同時押し等)が行われたことを切り替え指示とすることも可能である。もちろん、他の方法により切り替え指示の受け付けとすることも可能である。
動作状態切替部30は、切り替え指示を受け付けた場合に、無線LAN対応機器1の動作状態をテストモード状態に切り替える。切り替え指示を受け付けた場合とは、切替指示受付部20が切り替え指示を受け付けた場合である。係る場合、動作状態切替部30は、通常運転モードにある無線LAN対応機器1の動作状態をテストモード状態に切り替える。
検索部40は、動作状態がテストモード状態に切り替えられた場合に、接続部10による第2アクセスポイント4との接続の制限を解除する。動作状態がテストモード状態に切り替えられた場合とは、切り替え指示を受け付け、動作状態切替部30により通常運転モードにある無線LAN対応機器1の動作状態がテストモード状態に切り替えられた場合である。接続部10による第2アクセスポイント4との接続の制限とは、パスワードが設定されていない第2アクセスポイント4との通信部60による通信の制限である。したがって、検索部40は、切り替え指示を受け付け、動作状態切替部30により通常運転モードにある無線LAN対応機器1の動作状態がテストモード状態に切り替えられた場合に、パスワードが設定されていない第2アクセスポイント4との通信部60による通信の制限を解除する。また、検索部40は、制限が解除されると、周囲の第2アクセスポイント4を検索する。これにより、図2に示されるように、通常運転モードでは、パスワードが設定されていない第2アクセスポイント4との接続が禁止されていたが(図2にあっては、「×」で示される)、テストモードでは例外的に第2アクセスポイント4との接続が許容され(図2にあっては、「〇」で示される)、通信部60を介して検索して見つかった周囲の第2アクセスポイント4との通信が可能となる。
なお、検索部40による第2アクセスポイント4の検索は、第2アクセスポイント4との接続の制限が解除されるまでは、周囲の第2アクセスポイント4が検出できないようにしたり、第2アクセスポイント4が表示装置50(後述する)に表示されないように構成し、制限が解除された場合に、周囲の第2アクセスポイント4を検出できるようにしたり、第2アクセスポイント4が表示装置50に表示されるように構成することが可能である。
また、表示装置50は、テストモード状態における第2アクセスポイント4との接続試験の結果を示す結果情報を表示すると好適である。これにより、接続試験を実施している作業者に対して、接続試験の状況を把握させることが可能となる。
更に、無線LAN対応機器1がテストモード状態にある場合は、通信部60は、第2アクセスポイント4との接続試験の結果を示す結果情報以外の情報の送信が制限されるように構成することが可能である。これにより、テストモード状態にある場合には、通信部60を介して不要な通信を行うことがないので、情報漏洩を防止できる。なお、通信部60は、情報を送信だけでなく、受信も制限するように構成しても良い。
図3は、無線LAN対応機器1の接続試験を行う場合の第2アクセスポイント4との接続形態を示す一例である。無線LAN対応機器1はテストモード状態にある場合に限り、第2アクセスポイント4と無線LAN接続される。この時、上述したように、第2アクセスポイント4のSSID(Service Set Identifier)情報や、無線LAN対応機器1のMAC(Media Access Control)アドレス等を表示装置50に表示すると良い。
図3の例では、第2アクセスポイント4に無線LAN対応機器1と共に、無線LAN対応機器1以外の他のデバイスとしてスマートフォン5や、パーソナルコンピュータ6がLAN接続されている。このスマートフォン5やパーソナルコンピュータ6は、接続試験を行う作業者が有するものである。係る場合、テストモード状態における第2アクセスポイント4との接続試験の結果を示す結果情報を、これらのスマートフォン5や、パーソナルコンピュータ6に対して出力する(例えばUDPブロードキャストする)ように構成することが可能である。これにより、接続試験の状況や結果を自動で記録するようにできるので、作業者自身が接続試験の状況や結果を記録する手間を低減できる。また、無線LAN対応機器1がネットワークに接続できた証拠として電波強度(受信強度)を記録することも可能となる。したがって、接続試験を効率良く行うことが可能となる。
また、無線LAN対応機器1は、テストモード状態における第2アクセスポイント4との接続試験の結果を示す結果情報を、外部ネットワークを介して接続されたサーバ7に対して出力するように構成することも可能である。これにより、遠隔地(例えば作業者の事業所)にサーバ7を備えておくことで、接続試験の状況や結果を事業所に自動で記録するようにできる。このサーバ7に記録された結果情報を、事業所の管理者がパーソナルコンピュータ8を介して確認することで、接続試験の状況や結果を把握することが可能となる。
動作状態切替部30は、テストモード状態において接続試験に伴う一連の処理が完了してから予め設定された第1時間が経過した場合、及び、テストモード状態において予め設定された第2時間が経過するまでの間に第2アクセスポイント4と接続できなかった場合にテストモード状態を終了させる。接続試験に伴う一連の処理とは、例えば接続試験が終了したことの住宅設備を操作するリモコンへの表示や、サーバ7に対して結果情報を送信した場合にサーバ7が受領したことを示す応答が相当する。このような処理があった後、予め設定された第1時間(例えば、無線LAN対応機器1のリモコンの表示画面を撮像する程度の時間であると好適である)が経過した場合には、動作状態切替部30は接続試験が終了したものとしてテストモード状態を自動で終了させ、テストモード状態とされた際に、予め設定された第2時間が経過するまでの間に、無線LAN対応機器1が第2アクセスポイント4と接続できない場合にも、動作状態切替部30はテストモード状態を終了させる。これにより、通信部60は第2アクセスポイント4との接続が制限され、セキュリティを向上することができる。
また、テストモード状態が終了した場合に、検索部40が第2アクセスポイント4との接続の制限の解除を終了するように構成することも可能である。これにより、接続試験が終了した場合に作業者が、接続試験が終了したことを明示することで、動作状態切替部30はテストモード状態を終了させることが可能となる。したがって、通信部60は第2アクセスポイント4との接続が制限され、セキュリティを向上することができる。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、無線LAN対応機器1がテストモード状態における第2アクセスポイント4との接続試験の結果を示す結果情報を表示する表示装置50を備えているとして説明したが、無線LAN対応機器1は表示装置50を備えていなくても良い。
上記実施形態では、無線LAN対応機器1がテストモード状態における第2アクセスポイント4との接続試験の結果を示す結果情報を、第2アクセスポイント4とLAN接続により接続されている他のデバイスに対して出力するとして説明したが、無線LAN対応機器1は結果情報を他のデバイスに対して出力しなくても良い。
上記実施形態では、無線LAN対応機器1がテストモード状態における第2アクセスポイント4との接続試験の結果を示す結果情報を、外部ネットワークを介して接続されたサーバ7に対して出力するとして説明したが、無線LAN対応機器1は結果情報をサーバ7に対して出力しなくても良い。
上記実施形態では、動作状態切替部30は、テストモード状態において接続試験に伴う一連の処理が完了してから予め設定された第1時間が経過した場合、及び、テストモード状態において予め設定された第2時間が経過するまでの間に第2アクセスポイント4と接続できなかった場合にテストモード状態を終了させるとして説明したが、動作状態切替部30はテストモード状態において接続試験に伴う一連の処理が完了してから予め設定された第1時間が経過した場合であっても、テストモード状態において予め設定された第2時間が経過するまでの間に第2アクセスポイント4と接続できなかった場合であっても、テストモード状態を終了させないように構成することも可能である。
上記実施形態では、検索部40は、テストモード状態が終了した場合に、第2アクセスポイント4との接続の制限の解除を終了するとして説明したが、検索部40はテストモード状態が終了した場合であっても、第2アクセスポイント4との接続の制限の解除を継続しても良い。係る場合、予め設定された操作(例えば2つのボタンの同時押し等)に応じて第2アクセスポイント4との接続の制限の解除を終了することが可能である。
上記実施形態では、通信部60はテストモード状態にある場合は、第2アクセスポイント4との接続試験の結果を示す結果情報以外の情報の送信が制限されるとして説明したが、通信部60はテストモード状態にある場合であっても、結果情報以外の情報の送信が制限されないように構成することも可能である。
上記実施形態では、無線LAN対応機器1がテストモード状態において接続キーが暗号化されていない第2アクセスポイント4と接続可能であるとして説明したが、無線LAN対応機器1に予め接続試験で使用するアクセスポイント2のSSID情報と接続キー(暗号化キー)とを記憶しておき、無線LAN対応機器1が記憶されているSSIDを検出した場合に記憶されている接続キーを用いて自動的に接続して接続試験を行うように構成しても良い。また、無線LAN対応機器1が記憶されているSSIDを検出した場合に、自動的にテストモード状態に切り替え、接続試験を行うように構成することも可能である。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、無線LANによるネットワークへの接続が可能な無線LAN対応機器に用いることが可能である。
1:無線LAN対応機器
2:アクセスポイント
3:第1アクセスポイント
4:第2アクセスポイント
7:サーバ
10:接続部
20:切替指示受付部
30:動作状態切替部
40:検索部
50:表示装置
60:通信部(送信部)

Claims (7)

  1. 無線LANで利用される電波を発するアクセスポイントのうち、暗号化された接続キーが設定されている第1アクセスポイントとの接続を許容し、接続キーが暗号化されていない第2アクセスポイントとの接続を制限する接続部と、
    ネットワークへの接続試験を行うテストモードへの切り替え指示を受け付ける切替指示受付部と、
    前記切り替え指示を受け付けた場合に、動作状態をテストモード状態に切り替える動作状態切替部と、
    前記動作状態が前記テストモード状態に切り替えられた場合に、前記接続部による前記第2アクセスポイントとの接続の制限を解除し、周囲の前記第2アクセスポイントを検索する検索部と、
    を備える無線LAN対応機器。
  2. 前記テストモード状態における前記第2アクセスポイントとの接続試験の結果を示す結果情報を表示する表示装置を更に備える請求項1に記載の無線LAN対応機器。
  3. 前記テストモード状態における前記第2アクセスポイントとの接続試験の結果を示す結果情報を、前記第2アクセスポイントとLAN接続により接続されている他のデバイスに対して出力する請求項1又は2に記載の無線LAN対応機器。
  4. 前記テストモード状態における前記第2アクセスポイントとの接続試験の結果を示す結果情報を、外部ネットワークを介して接続されたサーバに対して出力する請求項1から3のいずれか一項に記載の無線LAN対応機器。
  5. 前記動作状態切替部は、前記テストモード状態において前記接続試験に伴う一連の処理が完了してから予め設定された第1時間が経過した場合、及び、前記テストモード状態において予め設定された第2時間が経過するまでの間に前記第2アクセスポイントと接続できなかった場合に前記テストモード状態を終了させる請求項1から4のいずれか一項に記載の無線LAN対応機器。
  6. 前記検索部は、前記テストモード状態が終了した場合に、前記第2アクセスポイントとの接続の制限の解除を終了する請求項1から5のいずれか一項に記載の無線LAN対応機器。
  7. 前記テストモード状態にある場合は、前記第2アクセスポイントとの接続試験の結果を示す結果情報以外の情報の送信が制限される送信部を更に備える請求項1から6のいずれか一項に記載の無線LAN対応機器。
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