JP7417478B2 - 音響通信システム、音響送信装置、音響受信装置、プログラムおよび音電子透かしの埋込強度設定方法 - Google Patents
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(1)上記課題を解決する音響通信システムは、埋込情報が埋め込まれた音響信号を放音する放音部を有する音響送信装置と、前記音響信号を収音する収音部を有する音響受信装置とを備えた音響通信システムであって、前記音響送信装置は、異なる音強度で原音信号に埋め込まれるとともにそれぞれの音強度を示す音強度情報を含む複数の埋込情報が埋め込まれた音響信号を前記放音部から放音させる放音処理部と、原音信号に埋め込む埋込情報の音強度を調整する音強度調整部と、調整された音強度で前記原音信号に埋込情報を埋め込む埋込部とを備え、前記音響受信装置は、前記収音部が収音した前記音響信号から埋込情報を抽出する抽出部と、前記抽出部が抽出できた埋込情報に含まれる音強度情報を出力する出力部とを備える。
この構成によれば、音響送信装置は、音響受信装置が音響信号から抽出できた音強度情報から適正な音強度を取得できるので、原音信号に適正な音強度で埋込情報を埋め込んだ音響信号を放音することができる。この結果、想定受信エリア内の音響受信装置は、音響信号に埋め込まれた埋込情報を受信(抽出)できない受信漏れを抑制することができる。
(7)上記音響通信システムにおいて、前記音響送信装置は、前記出力部によって出力された前記音強度情報および前記位置情報を前記入力部により入力するとともに当該音強度情報および当該位置情報に基づいて前記音強度調整部に調整させる音強度を決定する音強度決定部を備えてもよい。
(9)上記課題を解決する音響送信装置は、上記音響通信システムにおける前記音響送信装置であって、異なる音強度で原音信号に埋め込まれるとともにそれぞれの音強度を示す音強度情報を含む複数の埋込情報が埋め込まれた音響信号を前記放音部から放音させる放音処理部と、前記音響受信装置の前記出力部によって出力された前記音強度情報を入力部により入力するとともに当該音強度情報に基づいて原音信号に埋め込む埋込情報の音強度を調整する音強度調整部と、調整された前記音強度で前記原音信号に埋込情報を埋め込む埋込部とを備える。
(10)上記課題を解決する音響受信装置は、音響通信システムにおける前記音響受信装置であって、前記音響信号を収音する収音部と、前記収音部が収音した前記音響信号から埋込情報を抽出する抽出部と、抽出できた埋込情報に含まれる音強度情報を出力する出力部とを備えてもよい。
(11)上記課題を解決するプログラムは、上記音響通信システムにおける前記音響送信装置が備えるコンピュータに実行させるプログラムであって、コンピュータを、異なる音強度で原音信号に埋め込まれるとともにそれぞれの音強度を示す音強度情報を含む複数の埋込情報が埋め込まれた音響信号を前記放音部から放音させる放音処理部、前記音響受信装置の前記出力部によって出力された音強度情報を前記入力部により入力するとともに入力された当該音強度情報に基づいて原音信号に埋め込む前記埋込情報の音強度を調整する音強度調整部、調整された前記音強度で前記原音信号に埋込情報を埋め込む埋込部として機能させる。
(12)上記課題を解決するプログラムは、上記音響通信システムにおける前記音響受信装置が備えるコンピュータに実行させるプログラムであって、コンピュータを、前記収音部が収音した前記音響信号から埋込情報を抽出する抽出部、抽出できた埋込情報に含まれる音強度情報を出力する出力部として機能させる。
(13)上記課題を解決する音電子透かしの埋込強度設定方法は、埋込情報が埋め込まれた音響信号を放音する放音部を有する音響送信装置と、前記音響信号を収音する収音部を有する音響受信装置とを備えた音響通信システムにおいて、音響信号に埋め込まれる埋込情報の埋込強度を設定する音電子透かしの埋込強度設定方法であって、異なる音強度で原音信号に埋め込まれるとともにそれぞれの音強度を示す音強度情報を含む複数の埋込情報が埋め込まれた音響信号を前記放音部から放音させる放音処理ステップと、前記収音部が収音した前記音響信号から埋込情報を抽出する抽出ステップと、前記複数の埋込情報のうち前記音響受信装置が抽出できた埋込情報に含まれる音強度情報を出力する出力ステップと、前記出力ステップで出力された音強度情報を前記音響送信装置が前記入力部により入力した当該音強度情報に基づいて前記原音信号に埋め込む埋込情報の埋込強度を調整する音強度調整ステップとを備える。この音電子透かしの埋込強度設定方法によれば、上記音響通信システムと同様の作用効果が得られる。
図1に示されるように、音響通信システム10は、1つまたは複数の放音部の一例としてのスピーカ12を有する音響送信装置20と、スピーカ12から放音された音響信号ASを収音(受信)する収音部の一例としてのマイクロホン31(図2参照)を有する情報端末15に内蔵された音響受信装置30とを備える。音響信号ASには、音電子透かし技術により埋込情報SC(図2参照)が埋め込まれている。利用者は、可搬型の情報端末15を携帯して移動する。利用者が、スピーカ12から放音される音響信号ASをマイクロホン31で収音可能な所定エリア内に位置するときに、情報端末15に内蔵された音響受信装置30が音響信号ASに埋め込まれた埋込情報SCを受信する。
音響受信装置30は、音響信号ASを収音する収音部の一例として機能するマイクロホン31と、マイクロホン31が収音した音響信号ASを電気信号である音響信号Sasに変換する不図示の受信回路とを備える。また、音響受信装置30は、音響受信装置30を統括的に制御する第2制御部32を備える。なお、受信回路は情報端末15に備えられてもよい。
音強度測定を行うとき、放送主体の作業者は、情報端末15を携帯して想定受信エリアRA(図2参照)内に位置する。音響送信装置20は、音強度測定モードにおいて、音強度の異なる複数の埋込情報SC1,SC2,…,SCnを例えば拡散法で埋め込んだ音響信号ASを、スピーカ12から放音する。音強度の異なる複数の埋込情報SC1,SC2,…,SCnは、それぞれの音強度(埋込強度)を示す音強度情報AD1,AD2,…,ADnが符合化されたものである。
(1)音響通信システム10は、埋込情報SCが埋め込まれた音響信号ASを放音するスピーカ12を有する音響送信装置20と、音響信号ASを収音するマイクロホン31を有する音響受信装置30とを備える。音響送信装置20は、異なる音強度で原音信号OSに埋め込まれるとともにそれぞれの音強度を示す音強度情報を含む複数の埋込情報SC1,SC2,…,SCnが埋め込まれた音響信号ASをスピーカ12から放音させる放音処理部28と、原音信号OSに埋め込む埋込情報SCの音強度(埋込強度)を調整する音強度調整部24と、調整された音強度で原音信号OSに埋込情報SCを埋め込む埋込部27とを備える。また、音響受信装置30は、マイクロホン31が収音した音響信号ASから埋込情報SC1,SC2,…,SCnを抽出する抽出部33と、抽出部33が抽出できた埋込情報SCに含まれる音強度情報ADkを出力する出力部を備える。音響送信装置20は、出力部によって出力された音強度情報ADkを入力する入力部を有し、音強度調整部24は、入力した音強度情報ADkに基づいて埋込情報SCの音強度を調整する。
次に、第2実施形態について説明する。この第2実施形態の音響通信システム10は、リアルタイムで音強度を調整する。なお、音響送信装置20と音響受信装置30の構成は、前記第1実施形態と同様である。
まずステップS11において、音響送信装置20の第1制御部23は、原音信号OSに音強度を変えてテスト用の埋込情報SC1,SC2,…,SCnを埋め込む。つまり、第1制御部23は、音強度情報AD1,AD2,…,ADnをエンコード部26により埋込情報SC1,SC2,…,SCnに符号化し、これら埋込情報SC1,SC2,…,SCnを原音信号OSにそれぞれの音強度を変えて埋め込む。
(12)音響通信システム10において、リアルタイムで適正な埋込強度に調整することができる。よって、情報端末15に内蔵される音響受信装置30が識別情報IDの受信に失敗する受信漏れを低減できる。また、例えば、識別情報IDの受信漏れ低減のため、同じ識別情報IDを所定の複数回繰り返し送信する構成とした場合、所定の複数回の範囲で音響受信装置30が識別情報IDを受信できる頻度が大幅に高まる。
次に、図9、図10を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態の音響通信システム10は、音響送信装置20がリアルタイムで音強度を調整するとともに、適正な音強度の決定に、情報端末15が受信できた音強度情報ADkと、情報端末15が内蔵するGPS受信器18が受信した位置情報(GPS位置情報)とを使用する。なお、音響送信装置20と音響受信装置30の構成は、前記第1実施形態と同様である。
音響送信装置20の第1制御部23は、前記第2実施形態におけるステップS11,S12の処理を同様に実行する。すなわち、第1制御部23は、原音信号OSに音強度(埋込強度)を変えて音強度情報AD1,AD2,…,ADnをテスト用の埋込情報SC1,SC2,…,SCnとして埋め込む(ステップS11)。次に、第1制御部23は、埋込情報SC1,SC2,…,SCnがそれぞれ異なる音強度で埋め込まれた音響信号ASをスピーカ12から送信(放音)する。この放音された音響信号ASを情報端末15のマイクロホン31が収音する。
(13)音響受信装置30は、自身の位置情報を取得する位置情報取得部の一例としてのGPS受信器18を有する可搬型の情報端末15に備えられる。出力部は、音強度情報ADkおよび位置情報を出力する。この構成によれば、音響受信装置30が出力した音強度情報ADkおよび位置情報から、埋込情報SCに設定すべき適正な音強度を取得できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第3実施形態において、表示部17に表示された音強度情報ADkおよび位置情報を見た作業者が計算したり対応表を参照したりして割り出した適正な音強度の情報を入力操作によって音響送信装置20に入力してもよい。この場合、音強度決定部は不要になる。
・各実施形態において、想定受信エリアRAまたはその周辺の位置に音響受信装置30または音響受信装置30を内蔵する情報端末15を設置してもよい。この場合、音響受信装置30は、音強度測定テスト専用とし、想定受信エリアRAのその時々の受信環境の変化に応じて適正な音強度情報ADkを出力部によって出力する。音響送信装置20は、入力操作部14またはアンテナ13及び受信部29などの入力部によって、リアルタイムで適正な音強度αpを取得できる。よって、音響送信装置20は、想定受信エリアRA内の利用者が携帯する可搬型の情報端末15に対して適正な音強度αで埋込情報SCを埋め込んだ音響信号ASを放音することができる。この結果、想定受信エリアRA内の情報端末15がマイクロホン31で収音した音響信号Sasから音強度が小さいことが原因で埋込情報SCを正しく抽出できない埋込情報SCの受信漏れを抑制できる。このように、異なる音強度で複数の埋込情報SC1,SC2,…,SCnが埋め込まれた音響信号ASを受信して抽出できた音強度情報ADkを出力する音響受信装置30と、適正な音強度αpで埋込情報SCが埋め込まれた音響信号ASを受信して識別情報IDに対応する提供情報を、情報端末15の表示部17やイヤホンジャック、スピーカなどの出力部から出力する音響受信装置30とが異なる構成であってもよい。
・音響受信装置30の表示部17に音強度情報ADkを1次元コードまたは2次元コードで表示し、このコードをスマートフォンのカメラ機能で撮像して音強度情報ADkを音響送信装置20に無線通信で送信する構成としてもよい。この場合、音響受信装置30の出力部が表示部17であり、音響送信装置20の入力部がアンテナ13および受信部29である組合せとなる。
・音電子透かし方式は、エコー拡散法やスペクトラム拡散法などの拡散法に限定されない。例えば、エコー法、周期的位相変調法、位相多重化法、振幅変調法などでもよい。また、スペクトラム拡散法は、直接拡散方式でもよいし、周波数ホッピング方式でもよい。
11…放送装置
12…放音部の一例としてのスピーカ
13…入力部の一例を構成するアンテナ
14…入力部の一例としての入力操作部
15…情報端末
16…出力部の一例を構成するアンテナ
17…出力部の一例としての表示部
18…位置情報取得部の一例としてのGPS受信器
20…音響送信装置
21…第1入力部
22…第2入力部
23…音強度決定部の一例としての第1制御部
24…音強度調整部
25…拡散符号発生器
26…エンコード部
27…埋込部
28…放音処理部
29…入力部の一例を構成する受信部
30…音響受信装置
31…収音部の一例としてのマイクロホン
32…第2制御部
33…抽出部
34…デコード部
35…判定部
36…出力部の一例を構成する送信部
37…表示処理部
40…サーバ
IN…インターネット
AS…音響信号
Sas…音響信号
OS…原音信号
OS1…原音
SC,SC1~SCn…埋込情報
AD1,AD2,…,ADn,ADk…音強度情報
α1…標準の音強度(埋込強度)
α,αk,αk+1,αp…音強度(埋込強度)
ID…識別情報
Claims (13)
- 埋込情報が埋め込まれた音響信号を放音する放音部を有する音響送信装置と、前記音響信号を収音する収音部を有する音響受信装置とを備えた音響通信システムであって、
前記音響送信装置は、
異なる音強度で原音信号に埋め込まれるとともにそれぞれの音強度を示す音強度情報を含む複数の埋込情報が埋め込まれた音響信号を前記放音部から放音させる放音処理部と、
原音信号に埋め込む埋込情報の音強度を調整する音強度調整部と、
調整された音強度で前記原音信号に埋込情報を埋め込む埋込部と
を備え、
前記音響受信装置は、
前記収音部が収音した前記音響信号から埋込情報を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出できた埋込情報に含まれる音強度情報を出力する出力部と
を備える音響通信システム。 - 前記音響送信装置は、前記出力部によって出力された前記音強度情報を入力する入力部を有し、前記音強度調整部は、入力した当該音強度情報に基づいて前記音強度を調整することを特徴とする請求項1に記載の音響通信システム。
- 前記音響受信装置は、表示部を有する情報端末に備えられ、
前記音響受信装置の前記出力部は、前記音強度情報を表示する前記表示部であり、
前記音響送信装置の前記入力部は、前記表示部に表示された前記音強度情報を入力操作によって入力する請求項2に記載の音響通信システム。 - 前記音響受信装置は、アンテナを含む送信部を有する情報端末に備えられ、
前記音響受信装置の前記出力部は、前記音強度情報を無線通信で出力する前記送信部であり、
前記音響送信装置の前記入力部は、前記音強度情報を受信するアンテナを含む受信部である請求項2又は請求項3に記載の音響通信システム。 - 前記音響送信装置は、前記入力部が入力した前記音強度情報に基づいて前記音強度を決定する音強度決定部を備える請求項2~請求項4のいずれか一項に記載の音響通信システム。
- 前記音響受信装置は、自身の位置情報を取得する位置情報取得部を有する可搬型の情報端末に備えられ、
前記音響受信装置の前記出力部は、前記音強度情報および前記位置情報を出力する請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の音響通信システム。 - 前記音響送信装置は、前記音響受信装置の前記出力部によって出力された前記音強度情報および前記位置情報を入力部により入力するとともに当該音強度情報および当該位置情報に基づいて前記音強度調整部に調整させる音強度を決定する音強度決定部を備える請求項6に記載の音響通信システム。
- 前記音響送信装置は、前記音強度情報を含む情報を拡散符号に符号化するエンコード部を備え、
前記音響送信装置の前記埋込部は、前記拡散符号を前記埋込情報として前記原音信号に埋め込み、
前記音響受信装置の前記抽出部は、前記音響信号から抽出した前記拡散符号を前記音強度情報を含む情報に復号するデコード部を備える請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の音響通信システム。 - 請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の音響通信システムにおける前記音響送信装置であって、
異なる音強度で原音信号に埋め込まれるとともにそれぞれの音強度を示す音強度情報を含む複数の埋込情報が埋め込まれた音響信号を前記放音部から放音させる放音処理部と、
前記音響受信装置の前記出力部によって出力された前記音強度情報を入力部により入力するとともに当該音強度情報に基づいて原音信号に埋め込む埋込情報の音強度を調整する音強度調整部と、
調整された前記音強度で前記原音信号に埋込情報を埋め込む埋込部と
を備える音響送信装置。 - 請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の音響通信システムにおける前記音響受信装置であって、
前記音響信号を収音する収音部と、
前記収音部が収音した前記音響信号から埋込情報を抽出する抽出部と、
抽出できた埋込情報に含まれる音強度情報を出力する出力部と
を備える音響受信装置。 - 請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の音響通信システムにおける前記音響送信装置が備えるコンピュータに実行させるプログラムであって、
コンピュータを、
異なる音強度で原音信号に埋め込まれるとともにそれぞれの音強度を示す音強度情報を含む複数の埋込情報が埋め込まれた音響信号を前記放音部から放音させる放音処理部、
前記音響受信装置の前記出力部によって出力された音強度情報を入力部により入力するとともに入力された当該音強度情報に基づいて原音信号に埋め込む前記埋込情報の音強度を調整する音強度調整部、
調整された前記音強度で前記原音信号に埋込情報を埋め込む埋込部
として機能させるためのプログラム。 - 請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の音響通信システムにおける前記音響受信装置が備えるコンピュータに実行させるプログラムであって、
コンピュータを、
前記収音部が収音した前記音響信号から埋込情報を抽出する抽出部、
抽出できた埋込情報に含まれる音強度情報を出力する出力部
として機能させるためのプログラム。 - 埋込情報が埋め込まれた音響信号を放音する放音部を有する音響送信装置と、前記音響信号を収音する収音部を有する音響受信装置とを備えた音響通信システムにおいて、音響信号に埋め込まれる埋込情報の埋込強度を設定する音電子透かしの埋込強度設定方法であって、
異なる音強度で原音信号に埋め込まれるとともにそれぞれの音強度を示す音強度情報を含む複数の埋込情報が埋め込まれた音響信号を前記放音部から放音させる放音処理ステップと、
前記収音部が収音した前記音響信号から埋込情報を抽出する抽出ステップと、
前記複数の埋込情報のうち前記音響受信装置が抽出できた埋込情報に含まれる音強度情報を出力する出力ステップと、
前記出力ステップで出力された音強度情報を音響送信装置が入力部により入力した当該音強度情報に基づいて前記原音信号に埋め込む埋込情報の音強度を調整する音強度調整ステップと
を備える音電子透かしの埋込強度設定方法。
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