JP7416728B2 - 雌取付部を備えた創外固定接続ロッド - Google Patents

雌取付部を備えた創外固定接続ロッド Download PDF

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Description

本開示は、いくつかの実施形態では、創外固定の分野、より具体的には、接続ロッドの全長の高速かつ/または段階的な調整を可能にする調整機構を有する接続ロッドに関する。
本開示の範囲を制限することなく、この背景セクションは、創外固定デバイス、特に接続ロッドに関連して記載される。一般に、創外固定デバイスは、手足の延長、変形矯正、骨折整復、ならびに偽関節、変形癒合、および骨欠損の治療など、様々な外科処置で一般的に使用されている。このプロセスには、四肢の周囲の外部に置かれ、骨セグメントに挿入され、外部の剛性フレームワークの関連部位に接続されたワイヤおよびハーフピンを使用して骨セグメントに取り付けられた1または複数のリングを備える剛性フレームワークを含む。剛性フレームワークの反対側のリングは、ねじ式ロッドまたは伸縮式ロッドのいずれかによって、直接、またはヒンジまたはボール接合部と組み合わせて相互接続される。これにより、外科医は、骨セグメントを高速(急激に)でまたは一定期間にわたって段階的に操作した後、互いに対して平行ではない反対側のリングを接続できるようになる。
例えば、骨折の整復または偽関節治療では、ワイヤおよびハーフピンが各骨セグメントに挿入され、剛性フレームワークのリングに取り付けられる。剛性フレームワークは、骨セグメント間のずれを大幅に減少し、位置合わせを復元するために使用される。骨セグメントの再位置合わせ中、多くの場合、反対側のリングの配向は平行でない。剛性フレームワークのこれらの反対側のリングは、ヒンジまたはボール接合部が取り付けられたねじ式ロッドおよび/または伸縮式ロッドによって相互に接続される。これにより、完全な骨折治癒または骨の硬化が完了するまで、反対側の骨セグメントを堅固に固定することができる。
ヒンジまたはボール接合部は、ねじ式ロッドまたは伸縮式ロッドの固定リングへの結合を容易にするために、雄の接続機構または雌の接続機構を有してもよい。例えば、雄接続機構は、固定リングの受容部分に挿入するための、突出した接続要素、例えば、短いねじ式ロッドまたはソケットを有し得る。その一方で、雌接続機構は、固定リングから接続要素、例えば、ねじまたはボルトを受容し得る。
本発明の筐体は、ロッド長の高速で粗い調整および/または段階的な微調整が可能になり、平行でない創外固定部リングに容易かつ堅固に取り付けるように動作可能である創外固定接続ロッドの実施形態を含む。
いくつかの実施形態では、創外固定デバイス用の接続ロッドは、近位端、遠位端、および遠位端から近位端まで少なくとも部分的に延在する第1の軸方向孔を含み、第1の軸方向孔が第1の長軸を画定している伸縮式ハウジングと、伸縮式ハウジングの第1の軸方向孔内に摺動可能に配設されている内側スリーブと、内側スリーブおよび伸縮式ハウジングを係脱可能に結合するように動作可能である締結具と、内側スリーブに結合されている細長い部材と、第1の接合部であって、伸縮式ハウジングの近位端に結合されている第1の回転式部材ハウジング、第1の回転式部材ハウジング内に配設されている第1の回転式部材、および第1の回転式部材と結合されている第1の接続部材インサートを含む第1の接続部材を有し、第1の接続部材インサートは、第2の長軸を画定している第2の軸方向孔を含み、第2の軸方向孔は、創外固定リングから接続要素を受容するように動作可能である、第1の接合部と、第2の接合部であって、細長い部材に結合されている第2の回転式部材ハウジング、第2の回転式部材ハウジング内に配設されている第2の回転式部材、および第2の回転式部材と結合され、創外固定リングと結合するように動作可能である、第2の接続部材を有する第2の接合部と、を備え、第1の接合部および第2の接合部のうちの少なくとも1つは、それぞれの回転式部材ハウジングの壁に画定されている1または複数の溝を有し、それぞれの接続部材は、1または複数の溝を通して配設され、それにより、接合部を中心とした第1の方向のそれぞれの回転式部材の回転を制限し、接合部を中心とした第2の方向でのより広い範囲の動きを可能にし、第1の回転式部材および第2の回転式部材の回転運動が、それぞれの接続部材が創外固定リングに固定されるときに制限される。いくつかの実施形態では、第1の接続部材は、第1の開口および非円形空洞を含む第1の接続部材ハウジングをさらに有し、第1の接続部材インサートは、第1の接続部材インサートを第1の開口を介して挿入した後、第2の長軸を中心に、非円形空洞と回転により結合するように動作可能である非円形部分をさらに含む。
いくつかの実施形態では、第1の接続部材ハウジングは、工具操作促進部(tool manipulation facilitator)および手動操作促進部のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、接続部材ハウジングは、接続部材ハウジングの結合端に結合促進部を含む。
いくつかの実施形態では、接続部材ハウジングは、基部の近くに内側凹部分を含み、内側凹部分は、第1の回転式部材ハウジングに対して相補的に形成される。
いくつかの実施形態では、第1の回転式部材は、伸縮式ハウジングの第1の軸方向孔および第1の回転式部材ハウジングの基部に画定されている開口を介して、第1の回転式部材ハウジングに挿入される。
いくつかの実施形態では、第1の接続部材インサートは、第1の回転式部材とねじにより結合される。
いくつかの実施形態では、第2の接続部材は、第2の接続部材インサートを含み、第2の接続部材インサートは、第3の長軸を画定している第3の軸方向孔を含み、第3の軸方向孔は、創外固定リングから接続部材を受容するように動作可能である。
いくつかの実施形態では、内側スリーブは、細長い部材と結合するように動作可能である、雌ねじ付きの第4の軸方向孔を含み、細長い部材は、第1の長軸を中心として、内側スリーブに対して細長い部材が回転すると、第1の長軸を中心として、内側スリーブに対して並進するように動作可能である。
いくつかの実施形態では、内側スリーブ内の細長い部材の1回転は、1回転あたり0.1mm~5mmの範囲の接続ロッドの全長の延長または短縮に対応する。
いくつかの実施形態では、内側スリーブは、細長い部材と内側スリーブとの相対的構成を示すように動作可能である段階的調整インジケータを有する。いくつかの実施形態では、締結具は、工具操作促進部および手動操作促進部のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、締結具は、締結具ワッシャをさらに含む。
いくつかの実施形態では、伸縮式ハウジングは、1または複数の高速調整インジケータを有し、締結具ワッシャは、1または複数のインジケータを含み、それにより、締結具ワッシャの1または複数のインジケータと伸縮式ハウジングの1または複数の高速調整インジケータを比較することによって、接続ロッドの全長が決定され得る。
いくつかの実施形態では、伸縮式ハウジング、内側スリーブ、第1の回転式部材ハウジング、第2の回転式部材ハウジング、第1の接続部材、または第2の接続部材のうちの少なくとも1つは、ステンレス鋼、硬化ステンレス鋼、および/またはチタンで構成される。
いくつかの実施形態では、接続ロッドの全長は、約50~350mmの範囲を含む。
いくつかの実施形態では、第1の接合部および第2の接合部の少なくとも1つの壁に画定されている溝の数は、3~5の範囲の溝を含む。
いくつかの実施形態では、骨セグメントを固定するための第1のリングおよび第2のリングの配向を維持する方法は、近位端、遠位端、および遠位端から近位端まで少なくとも部分的に延在する第1の軸方向孔を含み、第1の軸方向孔が第1の長軸を画定している伸縮式ハウジングと、伸縮式ハウジングの第1の軸方向孔内に摺動可能に配設されている内側スリーブと、内側スリーブおよび伸縮式ハウジングを係脱可能に結合するように動作可能である締結具と、内側スリーブに結合されている細長い部材と、第1の接合部であって、伸縮式ハウジングの近位端に結合されている第1の回転式部材ハウジング、第1の回転式部材ハウジング内に配設されている第1の回転式部材、および第1の回転式部材と結合されている第1の接続部材インサートを含む第1の接続部材を有し、第1の接続部材インサートは、第2の長軸を画定している第2の軸方向孔を含み、第2の軸方向孔は、第1のリングから第1の接続要素を受容するように動作可能である、第1の接合部と、第2の接合部であって、細長い部材に結合されている第2の回転式部材ハウジング、第2の回転式部材ハウジング内に配設されている第2の回転式部材、および第2の回転式部材に結合され、第2のリングと結合するように動作可能である第2の接続部材を有する、第2の接合部と、を備える、接続ロッドを提供する段階であって、第1の接合部および第2の接合部のうちの少なくとも1つは、それぞれの回転式部材ハウジングの壁に画定されている1または複数の溝を有し、それぞれの接続部材は、1または複数の溝を通して配設され、それにより、接合部を中心とした第1の方向のそれぞれの回転式部材の回転を制限し、接合部を中心とした第2の方向でのより広い範囲の動きを可能にし、第1の回転式部材および第2の回転式部材の回転運動は、それぞれの接続部材がそれぞれのリングに固定されるときに制限される、提供する段階と、第1の長軸を中心として、伸縮式ハウジングに対する内側スリーブの長手方向位置を調整する段階と、締結具を使用して、内側スリーブを伸縮式ハウジングに係脱可能に結合する段階と、第1のリングを介して配設された第1の接続要素を介して、第1の接続部材を第1のリングに係脱可能に結合し、それにより、第1の回転式部材の回転運動を制限する段階と、第2の接続要素を介して、第2の接続部材を第2のリングに係脱可能に結合し、それにより、第2の回転式部材の回転運動を制限する段階と、を備え得る。
いくつかの実施形態では、この方法は、第1の接続部材および第2の接続部材をそれぞれ第1のリングおよび第2のリングに結合させた後、第1の長軸を中心として、内側スリーブに対して細長い部材を回転させることによって、接続ロッドの長さを段階的に調整する段階を備え得る。
本開示のいくつかの実施形態は、本開示および添付の図面を部分的に参照することによって理解することができる。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続ロッドの一部分を示す斜視図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続ロッドの一部分を示す断面図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続部材の一部分を示す斜視図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続部材の一部分を示す斜視図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続部材の一部分を示す断面図である。 本開示の特定の例示的な実施形態による接続部材の一部分を示す斜視図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続部材の一部分を示す断面図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続部材の一部分を示す斜視図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接合部の一部分を示す斜視図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続ロッドの一部分を示す斜視図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続ロッドの一部分を示す分解図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続ロッドを示す斜視図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による接続ロッドを示す断面図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による、創外固定デバイスに結合された接続ロッドを示す側面図である。
本開示の特定の例示的な実施形態による、創外固定デバイスに結合された接続ロッドを示す斜視図である。
本開示は、長さの高速でのおよび/または段階的な調整を可能にし、平行もしくは非平行リングまたは他の外部支持体への接合取付部を有するハウジングを備えた創外固定接続ロッドに関する実施形態を含む。接合部を外部支持体に取り付けるインターフェースは、接続ロッドの外部支持体へ取り付け中および/または外部支持体からの取り外し中に利点を提供し得る。
図1Aは、本開示の例示的な実施形態による接続ロッド1000の一部分を示している。図示の接続ロッド1000部分は、伸縮式ハウジング1100と、伸縮式ハウジング1100と結合された接合部1500とを備えることができる。接合部1500は、固定リング(図1Aには図示せず)と結合されるように動作可能である接続部材1530と結合され得るか、または接続部材1530を有し得る。
伸縮式ハウジング1100は、近位端1110および遠位端1120を含み得る。伸縮式ハウジング1100の遠位端1120は、図1Aに示されているものよりも近位端1110からさらに離れて延在し得る(例えば、より長い伸縮式ハウジング1100を提供するために)。伸縮式ハウジング1100は、例えば、軸方向孔1130内に摺動可能な要素(図1Aには図示せず)を受容するために、遠位端1120から近位端1110に向かって延在している軸方向孔1130をさらに含み得る。軸方向孔1130は、長軸1132を画定し得る。伸縮式ハウジング1100はまた、開口1140を含み得、これは、開口1140を通して、および/または軸方向孔1130に沿って、締結要素(図1Aには図示せず)の並進運動を容易にし得る。
接合部1500は、回転式部材1520を収容するように動作可能である回転式部材ハウジング1510を含み得る。さらに、回転式部材ハウジング1510は、回転式部材ハウジング1510に対する回転式部材1520の並進運動を制限するための構造的特徴(図1Aには完全には図示せず)を含み得、これにより、例えば、回転式部材1520は、回転式部材ハウジング1510内に保持されるようになる。回転式部材1520は、回転部材と呼ばれることもあり、回転式部材ハウジング1510は、回転部材ハウジングと呼ばれることもある。回転式部材ハウジング1510はまた、回転式部材ハウジング1510の壁に1または複数の溝1512を含み得、これにより、取り付けられた接続部材1530が溝1512の方向により「深く」回転できるようになり(すなわち、長軸1132に対してより軸外(off-axis)に回転する)、かつ/または接続部材1530が回転して溝1512のうちの1つに入るとき、長軸1132に対する接続部材1530の回転を制限できるようになる。溝1512はまた、凹部、スロット、および/またはチャネルと呼ばれ得ることに留意されたい。1または複数の溝1512は、創外固定リングに設置した後、回転式部材1520の構造的拘束をもたらし、かつ/または接続部材1530の回転位置を長軸1132に対して所定の位置に「ロック」して、接続ロッド1000の望ましくない動きを防止しながら、接続部材1530に、(例えば、創外固定リングの設置および/または取り外し中に)より広い範囲の回転運動を有利に提供することができる。接合部1500は、接続部材1530をさらに含み得るか、または接続部材1530に接続し得る。接続部材1530は、回転式部材1520と結合するステム(図1Aには図示せず)を含み得、その少なくとも一部分は、1または複数の溝1512の少なくとも一部内に配設されるように動作可能であり、これにより、1または複数の溝1512の機能が促進される(すなわち、回転深度を増加させる、かつ/または接続部材1530の回転運動が制限される)。接続部材1530は、接続部材インサート1560および接続部材ハウジング1540をさらに含み得る。接続部材ハウジング1540は、接続部材ハウジング1540の結合端1554が、設置中および設置後に創外固定リングを静置させるための「シート」となり得ることから、載置部材とも呼ばれ得る。
接続部材ハウジング1540は、接続部材1530と創外固定リングとの間の機械的接触を安定させるために、結合端1554上に結合促進部1556を含み得る。いくつかの実施形態では、結合促進部1556は、例えば、機械的接触の摩擦を増加させるために、および/または創外固定リングの表面での接続部材1530の回転運動に対する構造的障害を提供するために、隆起および/または粗面を含み得る。いくつかの実施形態では、創外固定リングは、接続部材1530の結合促進部1556と嵌合するために、相補的な結合面を含み得る。創外固定リングの結合面は、接続部材1530と創外固定リングとの間の摩擦を増加させるために粗面であってもなくてもよい。
接続部材インサート1560は、例えば、接続部材1530を創外固定リングに接続するために、ねじ式接続要素(図1Aには図示せず)を受容するための、雌ねじ1564を有する軸方向孔1563を含み得る。軸方向孔1563はまた、接続部材インサート空洞とも呼ばれ得る。
接続部材インサート1560は、ステム(図1Aには図示せず)を介して回転式部材1520に堅固に(または少なくとも回転により)結合され得る。接続部材インサート1560は、非円形ヘッド1562をさらに含み得、接続部材ハウジング1540は、接続部材インサート1560が接続部材ハウジング1540に対して回転できないように、非円形空洞1558を含み得る。接続部材インサート1560と接続部材ハウジング1540とのこうした「回転による結合」により、接続部材インサート1560を接続部材ハウジング1540から有利に分離できるようになり得る(例えば、製造するかつ/または組み立てる目的で)と同時に、接続部材ハウジング1540を回転させることにより、(例えば、接続部材インサート1560を創外固定リングに対して締め付けるために)接続部材を間接的に回転させることができるようになる。接続部材ハウジング1540は、工具(例えば、レンチ)が接続部材ハウジング1540を回転させることができるように動作可能である工具操作促進部1542(例えば、工具嵌合くぼみ)、および/または人間の手により、接続部材ハウジング1540を回転させることができるように動作可能である手動操作促進部1544(例えば、隆起面)を含み得る。図1Aには、工具操作促進部1542および手動操作促進部1544が、それぞれ、結合端1554と接続部材ハウジング1540の基部1550との間、および基部1550の近くに例示されているが、工具操作促進部1542および手動操作促進部1544は、接続部材ハウジング1540の外壁に沿ったいずれの場所にも配置できることは理解されよう。
接続部材インサート1560を接続部材ハウジング1540から分離することの潜在的なさらなる利点は、以下に説明するように、接続部材1530を創外固定リングに対して締め付けた後、接合部1500(したがって接続部材1530)の回転を阻止できることである。接続部材1530を創外固定リングに設置する際に、接続部材インサート1560と回転式部材1520との間での機械的結合(例えば、ステムを介して)により、接続部材インサート1560および回転式部材1520の両方が、接続部材インサート1560の軸方向孔1563によって画定されている長軸に沿って創外固定リングに向かって引っ張られる。換言すれば、接続部材インサート1560は、接続部材ハウジング1540内で軸方向に摺動することができ、したがって、回転式部材1520と回転式部材ハウジング1510との間の摩擦嵌合を締め付けるまたは緩めることができる。接続部材インサート1560は、例えば、創外固定リングを介して、接続部材インサート1560の雌ねじ軸方向孔1563に挿入されている接続要素(例えば、ねじ付きボルト)のねじ込みにより、接続部材インサート1560のヘッド1562または何らかの介在構造(例えば、接続部材ハウジング1540の結合端1554)のいずれかが、創外固定リングの結合表面(図1Aには図示せず)と物理的に接触するまで、創外固定リングに向かって引っ張られ続ける。接続部材ハウジング1540がその基部1550からその結合端1554まで十分に長い距離にわたると仮定し、接続部材インサート1560のヘッド1562が接続部材ハウジングの結合端1554を越えて引っ張ることができないように、接続部材インサート1560が回転式部材ハウジング1510内で十分に凹んでいると仮定すると、「同時締め付け」が生じる。特に、回転式部材1520は、回転式部材ハウジング1510の内側に対して近位方向に(すなわち、伸縮式ハウジング1100から概して離れる方向に)引っ張られ、次に、回転式部材ハウジング1510の外側の近位部分を接続部材ハウジング1540に対して引っ張られ、それにより、接続部材ハウジング1540が回転式部材ハウジング1510と創外固定リングとの間で圧縮される。結果として、回転式部材ハウジング1510は、回転式部材1520および接続部材ハウジング1540の両方に対して圧縮されて、確実な摩擦嵌合が形成され、したがって、創外固定リングに対して接続部材1530を締め付けた後、接合部1500の回転が、完全にでないとしても実質的に阻止される。
図1Aに示す実施形態の接続部材1530は、図示の接続部材1530が接続要素、例えばねじ(図1Aには図示せず)を受容できることにより、および/または接続部材ハウジング1540の結合端1554を越えて突出する物理的構造がないことにより、受容部材または雌接続部材と呼ばれることもある。さらに、雌接続部材と結合されている接合部1500は、雌接合部および/または雌取付部と呼ばれ得る。受容部材を創外固定リングに接続する接続要素の挿入および/または取り外し時に、受容部材は、接続要素(例えば、ねじ付きボルトまたはねじ)の挿入軸と必ずしも位置合わせされない方向に、創外固定リングに設置するかつ/または創外固定リングから取り外すことができるため、受容部材が有利であり得る(例えば、ねじなど、結合端1554を越えて突出する物理的構造を有する接続部材とは対照的である)。換言すれば、受容部材は、非受容接続部材(例えば、「雄接続部材」)の場合のような、接続要素の挿入軸に沿った分離を必ずしも生じることなく、創外固定リングの結合面に沿って、および結合面から離れて並進され得る。図1Bは、図1Aの接続ロッド1000の断面を示している。図示されるように、回転式部材1520は、回転式部材1520上に延在する構造を介して、回転式部材ハウジング1510内の溝および/または他の開口部にもかかわらず、回転式部材ハウジング1510に収容される。組み立て中、回転式部材1520は、回転式部材ハウジング1510の開口1516を通って空洞1514に挿入され得、回転式部材1520を回転させることができる。図1Bにも示すとおり、接続部材インサート1560は、ステム1566と一体的に形成されるか、またはステム1566に結合され得、このステム1566はまた、回転式部材1520と一体的に形成されるか、または回転式部材1520に結合される(例えば、ねじにより)。したがって、接続部材インサート1560の基部は、回転式部材1520の雌ねじ1522と嵌合するように動作可能である雄ねじ1568を含み得る。回転式部材1520と接続部材インサート1560との間の結合は、組み立てられた後、回転式部材1520が開口1516を通って落下するのを防ぐように動作可能である。
さらに、図1Bに示すとおり、接続部材ハウジング1540の基部1550の近くの内側凹部分1551は、図1Aに関して記載したとおり、接続部材1530を創外固定リングに設置した後、接合部1500の回転を阻止する目的のために、比較的大きい摩擦面を依然として提供しながら、接合部構成中、回転式部材ハウジング1510上での接続部材ハウジング1540の回転運動が可能になるように(例えば、相補的に)形成される。
接続部材インサート1560は、接続部材インサート1560と接続部材ハウジング1540とを「回転により結合」しない、接続部材ハウジング1540の円形空洞1559内に配設されている円形部分1561を含み得ることがさらに示されている。円形部分1561および円形空洞1559は任意である(すなわち、接続部材インサート1560は、非円形ヘッド1562のみを含み得、接続部材ハウジング1540は、非円形空洞1558のみを含み得る)が、製造コストを低減し得る、かつ/または接続部材1530の全体的なサイズを縮小し得る。さらに、接続部材インサート1560の非円形ヘッド1562部分は、接続部材インサート1560の近位端に位置付ける必要はなく、例えば、接続部材インサート1560の長さに沿った非円形ヘッド1562および円形部分1561の場所は、逆にすることも、混合(inter-mix)することさえできることが理解されよう。最後に、図1Aに関して記載したとおり、接続部材ハウジング1540に関連する接続部材インサート1560の構造は、有利には、接続部材インサート1560の近位端(現在図示されているように、非円形ヘッド1562)が、設置締付手順中に、接続部材ハウジング1540の結合端1554を越えて引っ張られることができないようなものであり得る。これにより、引っ張られた回転式部材1520と圧縮された接続部材ハウジング1540との間で回転式部材ハウジング1510が圧縮され、それにより、接合部1500の回転が全体的に阻止される。図示するとおり、締付状態の間、および/または非締付状態の間、接続部材インサート1560と接続部材ハウジング1540との間に若干の遊び(すなわち、間隙)が存在し得る。間隙は、接合部1500に対する接続部材1530の「捕捉」を防止するために存在し得るが、一般に、上記のとおり創外固定リングと結合中に締め付ける利点を妨げることはない。
図2A、図2B、および図2Cは、接続部材の一部分を形成し得る接続部材ハウジング2540の例示的な実施形態の斜視図を示す。図2Aおよび図2Cに示すとおり、接続部材ハウジング2540の内側凹部分2551は、例えば、回転式部材ハウジング(図2A~図2Cには図示せず)の外側輪郭を補完するように、球形プロファイルを含み得る。さらに、図2Aおよび図2Cに示すとおり、接続部材ハウジング2540は、接続部材インサート(図2A~図2Cには図示せず)の一部分、例えば、ステムが通過できるほど十分に大きいが、別の部分、すなわち、非円形のヘッドおよび/または円形部分などのより大きい半径を有する部分が通過するのを防ぐほど十分に小さい開口2552を含み得る。非円形空洞2558と同様に、円形空洞2559は、接続部材インサートの軸方向孔に対応する軸を中心に、接続部材ハウジング2540内の接続部材インサートの一部分を収容し、かつ位置合わせさせる領域を提供し(図2A~図2Cには図示せず)、同時に、接続部材インサートの軸方向孔に対応する軸に沿った、接続部材ハウジングの軸方向並進を可能にする。図2Bおよび図2Cに示すとおり、接続部材ハウジング2540の円形空洞2559は、非円形空洞2558よりも小さい半径を有し得る。
図3A、図3B、および図3Cは、接続部材インサート3560の例示的な実施形態の斜視図および断面図を示している。前述のとおり、非円形ヘッド3562部分は、接続部材インサート3560に沿って、異なる場所に形成され得る(例えば、非円形ヘッド3562は、円形部分3561の代わりに置かれてもよく、逆もまた同様である)。したがって、非円形ヘッド3562部分は、円形部分3561よりも大きい半径を有するが、それでも、接続部材ハウジング(図3A~図3Cには図示せず)と接続部材インサート3560との間に回転による結合を生じさせる必要はない。例えば、接続部材ハウジングの円形空洞および非円形空洞は、対応する接続部材インサートを収容するような位置および半径の両方で同様に再配置され得る。
接続部材インサート3560の軸方向孔3563は、接続部材ハウジングがその軸を中心として、接続部材インサート3560に回転により結合され得る長軸3565を画定し、その軸を中心として、回転式部材を回転式部材ハウジング(図3A~図3Cには図示せず)内で回転させることができ、かつその軸を中心として、接続部材インサート3560を備える接続部材を、設置手順および/または締付手順中に創外固定リングに対して回転させることができる。
接続部材インサート3560は、非円形ヘッド3562の端部の反対側の端部に、1または複数のくぼみを含み得る。1または複数のくぼみの形状は、製造方法によって異なり得る。例えば、ドリルビットを使用すると球形または円錐形のくぼみが形成され得る(図を参照)一方、90°先端ミルを使用すると平坦な端部および/またはくぼみが形成され得る。1または複数のくぼみ3569は、例えば、伸縮式ハウジングの近位端での接合部の組み立てに使用される工具が、組み立て中に1または複数のくぼみに少なくとも部分的に入ることができるようにすることによって有利であり得る。考えられる利点の別の例として、回転式部材(図3A、図3B、または図3Cには図示せず)は、接続部材インサート3560の1またはくぼみ内に折り畳むことができるタブ(例えば、最終的なアセンブリをよりコンパクトにするためおよび/または接続部材インサート3560に対して回転式部材を回転により「ロック」するため)を含み得る。1または複数のくぼみは、接続部材インサート3560の製造の副次的作用であり得、かつ/または接続部材インサート3560の製造を容易にし得る。
図4は、回転式部材4520の例示的な実施形態の斜視図を示す。回転式部材4520は、図示のとおり、球形プロファイルを含み得る。ねじ部4522は、回転式部材4520を通って完全に延在している必要はないが、そのように延在させることは、例えば、製造目的のために、および/または接続部材インサートとのより恒久的な結合のために有益であり得ることに留意されたい。
さらに、本明細書に示される工具操作促進部4524は、回転式部材内へのくぼみを含むが、他の構造的特徴(例えば、突出するフックまたはノブ)が、動作中に回転式部材ハウジング内の回転式部材4520の回転に悪影響を及ぼすことなく、組み立て中に回転式部材4520を所定の位置に保持する目的を同様に達成し得ることが理解される。
図5は、接続ロッド部分5000の例示的な実施形態を示している。溝5512は、回転式部材ハウジング5510に対称的に位置付けられて、伸縮式ハウジング5100によって画定されている長軸に対して接続部材(図5には図示せず)の軸外枢動を案内するように動作可能である「交差チャネル」を形成し得る。しかし、溝5512は、対称的に位置合わせさせる必要はない。さらに、溝は「一直線」である必要はないが、回転式部材ハウジング5510の側壁内に湾曲した経路を形成し得、これは、設置後に代替の可動範囲および/または接続部材の「ロック」特性を提供し得る。一般に、溝5512は、回転式部材(図5には図示せず)を収容するのに十分な回転式部材ハウジング5510の側壁構造のまま、接続部材に追加の可動範囲を提供し得る。さらに、溝5512は、接続部材のステムを溝5512に挿入した後、伸縮式ハウジング5100によって画定されている長軸を中心とした接続部材の回転に対する構造的障害をもたらし得る。いくつかの実施形態では、3つから5つ(例えば、4つ)の溝5512が、回転式部材ハウジング5510の側壁に形成され得る。奇数の溝5512(例えば、3つ)は、0以上の交差チャネルを含み得る。
回転式部材ハウジング5510の空洞5514は、回転式部材に対して相補的に形成されてもされなくてもよく(例えば、回転式部材を完全に回転できるようにするために、十分に大きい半径を有する非球形を形成し得る)、その中に配設された回転式部材に「遊び」(すなわち、空隙)を提供する場合もしない場合もある(例えば、捕捉を防止するためかつ/または製造公差を占有するため)。
図6は、接続ロッド部分6000の例示的な実施形態の分解図を示している。組み立て中、回転式部材6520は、伸縮式ハウジング6100の軸方向孔6130を通って、回転式部材ハウジング6510の近位部分の開口6516を通って、空洞(図6に表示していない)に挿入させることができる。さらに、回転式部材6520は、回転式部材6520の工具操作促進部6524を介して、接続部材インサート6560との結合中に回転により固定させることができる。例えば、図示のとおり、工具操作促進部6524は、マイナスドライバー(「スロット」または「標準」)ドライバー、ラジオペンチなどの工具、または同様に効果的な工具と嵌合するように動作可能である凹型スロットを含み得る。
接続部材インサート6560は、回転式部材6520と結合するために(例えば、図示のようにねじにより)、接続部材ハウジング6540の開口6552を通して、および回転式部材ハウジング6510の開口部を通して挿入させ得る。回転式部材の雌ねじ付き孔6522は、回転式部材全体を通って延在している必要がないことが理解されよう。
結合後、回転式部材6520は、少なくとも接合部6500の意図的な分解が行われるまで、開口6516を通って落下することが抑制される。さらに、組み立て後、回転式部材6520および接続部材インサート6560は、接続部材インサート6560の軸方向孔によって画定されている長軸に対する「ねじれ」回転に関して、および伸縮式ハウジング6100によって画定されている長軸6132に対する接続部材インサート6560の軸外「枢動」回転に関して、両方とも、単一の回転により結合された剛体となる(図6には図示せず)。長軸は、縦軸と呼ばれることもある。
図7Aおよび図7Bは、接続ロッド7000の例示的な実施形態の斜視図および断面図を示す。伸縮式ハウジング7100は、近位端7110および遠位端7120を含み得る。前述のように、近位雌接合部7500(「雌取付部」とも呼ばれ得る)は、伸縮式ハウジング7100の近位端7110に結合させ得る。内側スリーブ7200は、例えば、近位接合部7500の組み立て後、内側スリーブ7200の近位端7210を伸縮式ハウジング7100の遠位端7120を通して挿入した後、伸縮式ハウジング7100内に摺動可能に配設され得る。
さらに、締結具7300は、内側スリーブ7200を伸縮式ハウジング7100に係脱可能に結合するように動作可能であり得る。内側スリーブは、調整スリーブと呼ばれることもある。段階的調整機構7222は、内側スリーブ7200の遠位端7220に結合され得るかまたは遠位端7220に含まれ得る。細長い部材7400は、段階的調整機構7222と結合することができ、さらに遠位接合部7500とさらに結合することができる。遠位接合部7500は、(図示のとおり)雌接続部材7530に結合することができるか、または(図示せず)「雄」接続部材に結合することができる。雌接続部材7530は、創外固定リング(図7Aおよび図7Bには図示せず)への結合中に、接続要素7700、例えば、ねじ付きボルト(図示のとおり)にさらに結合することができる。接続要素は、リング締結具と呼ばれることもある。接続要素は、創外固定リングとは別個であるか、または創外固定リングと一体的に形成され得る。
締結具7300は、工具操作促進部7310(例えば、図示のようにレンチと嵌合するためのボルトヘッド)と、手動操作促進部7320(例えば、図示のとおりヒトの手によってねじられるように動作可能であるテクスチャ表面)と、結合機構7330(例えば、図示のとおり雄ねじ)と、中間構成要素7340(例えば、図示のようにワッシャ)と、を備え得る。締結具7300は、伸縮式ハウジング7100の開口7140を通って、少なくとも部分的に内側スリーブ7200内に延在することができる。例えば、図7Bに示すとおり、締結具7300は、内側スリーブ7200内に部分的に延在し、内側スリーブ7200とねじにより結合し、それにより、締結具7300が内側スリーブに対して締め付けられるときに、内側スリーブ7200と伸縮式ハウジング7100との間に摩擦嵌合が作り出され、したがって、内側スリーブ7200と締結具との間で伸縮式ハウジング7100が圧縮され、剛性の摩擦嵌合が形成される。中間構成要素7340は、任意ではあるが、締結具7300と伸縮式ハウジング7100との間に大きい摩擦面を作り出すことによって摩擦嵌合を促進し得る。例えば、図示のとおり、ワッシャ7340は、伸縮式ハウジング7100の湾曲した外面および締結具7300の手動操作促進部7320の平坦な下面を補完するように形成される。内側スリーブ7200は、締結具7300と結合するための構造嵌合機能(例えば、雌ねじ7242)を有し得る。他の構造的実施形態もまた、伸縮式ハウジング7100と内側スリーブ7200とを係脱可能に結合することを達成できることが理解されよう。
締結具7300は、締結具が緩められたときに、操作者が伸縮式ハウジング7100に対して内側スリーブ7200を摺動可能に位置付け、次いで所望の位置に達したときに締結具を締め付けることができることによって、「高速調整」機能を提供し得る。接続ロッド7000はまた、段階的調整機構7222を備えるので、高速調整は、さらに細かくされる粗い位置付けのみであり得る。締結具7300および伸縮式ハウジング7100は、高速調整長さの再現性を定量化し、かつ/または作り出すために、高速調整インジケータ7344、7150を含むことができる。
内側スリーブ7200は、接続ロッド7000の長さのより遅いがより細かい解像度の調整を提供する段階的調整機構7222を含み得るか、または段階的調整機構7222に結合され得る。図7Bに示すとおり、段階的調整機構7222は、細長い部材7400(例えば、図示のとおり雄ねじ)と並進的に結合するための雌ねじ7226を有する軸方向孔を含み得る。細長い部材7400の近位端7410は、段階的調整機構7222を介して挿入させ得、その後、段階的調整機構7222に対する細長い部材7400の「ねじれ」回転(手動または工具による)は、接続ロッド7000の長さを増加するかまたは短くするように動作可能であり得る。段階的調整機構7222は、内側スリーブ7200に対してねじれ回転可能であっても、ねじれ回転可能でなくてもよい。いくつかの実施形態は、段階的調整機構7222を含まない場合がある(例えば、外傷用途において、安定性を高めるために、例えば、段階的調整機構7222がないことが望ましい場合がある)。
段階的調整機構7222の一般的な動作は、接続ロッド7000の全長を並進可能に長くするかまたは短くすることであることが理解されよう。したがって、内側スリーブの雄ねじ付き遠位端7120に対してねじれ回転するように動作可能である雌ねじを含む軸方向孔を含む段階的調整機構7222に結合された細長い部材7400などの他の実施形態を想定することができる。
段階的調整機構7222は、段階的調整インジケータ部分7224を含み得、これはまた、細長い部材7400に対して段階的調整機構7222をねじるための工具操作促進部および/または手動操作促進部としても機能し得る。段階的調整インジケータ部分7224は、接続ロッド7000の長さの相対的な定量化および/または再現性を提供し得る。例えば、患者または医療専門家は、いくつかの治療レジメンに従って段階的調整機構7222を調整するように指示され得る。さらに、段階的調整インジケータ部分7224は、長さ調整の所望の細かさに応じて、インジケータを有する1または複数の側面を含み得る。例えば、図7Aは、四面インジケータ部分7224を示している。いくつかの実施形態では、細長い部材7400に対して段階的調整機構7222を完全に(すなわち、360度)回転させることにより、0.1~5.0mm(例えば、1.0mm)の並進調整が生じ得る。
段階的調整機構7222に対する細長い部材7400の相対位置は、細長い部材7400と段階的調整機構7222との間のねじれ抵抗のために、接続ロッド7000の使用中に安定し得る。ねじれ抵抗は、ねじにより結合されたことによりかつ/または取り付けられた2つの創外固定リングからの圧縮圧力によって生じ得る(図7Aおよび図7Bには図示せず)。
細長い部材の遠位端7420と一体的に形成されるか、または遠位端7420に結合されるのは、遠位接合部7500である。遠位接合部7500は、近位接合部7500の構造と同一の構造(図示のように)を有し得るか、または、例えば、米国特許第9,456,849号に図示し、かつ記載されるような代替的構造(例えば、「雄接続部材」)を有し得る。例えば、幾何学的形状(例えば、より低いプロファイル)、製造(例えば、より少ない材料)、および/または組み立て(例えば、より少ない組み立て段階および/またはより容易な組み立て)の目的で、接続ロッドの一端に「雄」接続部材(または取付部)を有することは、有利であり得る。
遠位接合部7500を組み立てるために、回転式部材7520を収容する回転式部材ハウジング7510の側壁構造は、「開放」構成(例えば、湾曲していない、「一直線である」溝の隣の側壁構造)で製造され得る。これにより、回転式部材7520は、遠位端から挿入することができ、回転式部材7520の挿入後に(例えば、回転式部材ハウジング7510を回転式部材7520上で曲げることによって)「閉じる」ことができる。
あるいは、遠位接合部7500の回転式部材ハウジング7510は、細長い部材7400と一体的に形成され得ず、その結果、開口(図示せず)により、回転式部材7520の挿入が可能になり、その後、遠位接合部7500は、細長い部材7400に結合される。
図8は、接続ロッド8000に取り付けられた2つの創外固定リング8600を備える創外固定アセンブリ8800の例示的な実施形態を示す。接続ロッド8000の接続部材8530は、創外固定リング8600の第2の表面8630から挿入されている接続要素8700を介して、創外固定リング8600の第1の表面8620に結合され得る。図1Aに記載のとおり、接続ロッド8000を創外固定リング8600に締め付けた後、接続ロッド8000の接合部8500の回転を阻止して、創外固定リング8600が剛性(例えば、図示のとおり非平行)構成に保持されるようになる。創外固定アセンブリ8800のそのような剛性は、例えば、患者の不快感および/または治癒部位の摂動を回避するために、治療シナリオにおいて望ましい場合がある。接続ロッドを創外固定リング8600に取り付けた後、創外固定リング8600の位置オフセットの段階的および/または高速調整は、それぞれ、段階的調整機構8222および/または締結具8300を介して実現することができる。しかし、実際には、段階的調整機構8222を介して長さを調整し、創外固定リング8600に取り付けた後、締結具を締め付けたままにすることが望ましい場合がある。例えば、かなり剛性の創外固定アセンブリ8800の締結具8300を緩めた後、例えば、創外固定リングを所定の位置に保持する他の接続ロッド(図8には図示せず)のために、直接並進することによって接続ロッド8000を長くすることは困難であり得る。その一方で、段階的調整機構8222によってもたらされるねじれ可能な延長プロセスでは、例えば、回転するごとに長さをわずかに変化させるために、堅固に位置付けられた創外固定リングの調整が促進され得る。
接続ロッド8000を創外固定リングに取り付ける前に、段階的調整機構8222の構成および締結具8300の位置は、所望の長さに設定し得る。例えば、創外固定リング8600では、接続ロッド8000の取り付け後に位置オフセットが増加すると考えられる場合、段階的調整機構8222は、広範囲の長さの拡張が可能になるように構成され得(例えば、遠位接合部8500を段階的調整機構8222の近くに位置付けることによって)、締結具は、段階的調整機構8222構成による長さの変化を補償するために相補的に位置付けられ得る。
雌接合部8500(図示のとおり)の場合、接続部材は、創外固定リング8600の第2の非結合面8630を通って挿入されるねじであり得る。雄接合部(図示せず)の場合、接続部材は、第2の非結合面8630上で、創外固定リングを通って突出する接続部材インサートの一部分とねじにより結合するように動作可能であるナットであり得る。
接続部材ハウジングを含んでいない接続部材8530を使用し得るが、そのような実施形態は、接合部8500の回転を阻止するなど、接続部材ハウジングの利点を有し得ないことが理解されよう。図9は、2つの創外固定リング9600と、創外固定リング9600の各々に取り付けられた複数の接続ロッド9000とを備える創外固定アセンブリのさらなる例示的な実施形態を示す。複数の接続ロッド9000は、創外固定リング9600の相対的な位置および配向のより優れた安定性および剛性を提供する。さらに、図示していないが、さらなる骨ピン、骨ワイヤ、創外固定リング、および/または接続ロッドが、創外固定アセンブリ9800内に存在し得る。図示のとおり、創外固定リング9600の所望の創外固定アセンブリ9800構成に応じて、すべての接続ロッド9000が同じ長さで構成され得るものではない。
創外固定リングの設置中、ブレース(図示せず)を利用して、接続ロッド9000が取り付けられるまで、創外固定リング9600を所定の位置に保持させ得る。ブレースは、創外固定リング9600に一時的に挟持され得る。
接続ロッド9000の設置中および/または取り外し中、接続ロッド9000が、接続部材の軸方向孔の長軸に対応する挿入軸を中心に創外固定リング9600から無理に取り外されないように、少なくとも1つの雌接合部9500を含むことは、接続ロッド9000にとって利点であり得、これは、接続ロッド9000の設置中および/または取り外し中の創外固定リング9600の摂動を回避するために、雄接合部には必要とされる。接続ロッドの他の接合部の可動範囲が制限されるため、雄接合部は、創外固定リング9600を必然的に摂動させ得る。
一般に、記述「近位」および「遠位」は、操作性を失うことなく互換され得ることが理解されよう。さらに、一般に、接続ロッドは、ステンレス鋼、焼戻しおよび熱硬化されたステンレス鋼、および/またはチタンを含み得る。代替的または追加的に、接続ロッドは、ナイロン、ピーク、テクトロン、トロンなどのプラスチックから構成され得る(例えば、段階的調整機構用)。いくつかの実施形態では、接続ロッドの少なくとも一部分は、転造ねじで製造され得る。細長い部材7400のねじ部は、内側スリーブ7200に対する細長い部材7400の並進範囲が最大となるように、結合された回転式部材ハウジング7510の基部まで形成され得る。細長い部材7400の雄ねじが、結合された回転式部材ハウジング7510の基部まで形成されているか否かにかかわらず、細長い部材7400の雄ねじと回転式部材ハウジング7510の基部との間の少なくとも一部分は、例えば、細長い部材7400のその部分に、および/またはその部分の近くに並進させる内側スリーブの雌ねじ7226への損傷を防止するために(例えば、「完全に短縮させた、かつ/または後退させたとき)、解放されるか、下部が切り取られる(undercut)か、かつ/またはより狭い直径となり得る。代替的または追加的に、ストッパーおよび/またはスペーサーは、回転式部材ハウジング7510の基部の近くおよび/または内側スリーブの遠位端7220の近くに位置付け、内側スリーブ7200に対する細長い部材7400の並進短縮および/または後退を制限することができる。
いくつかの実施形態では、接続ロッドの少なくとも1つの端部に少なくとも1つの雌取付部(または「接合部」)を有することが有利であり得る。例えば、雌取付部は、2つの雄取付部を備える接続ロッドと比較して、接続ロッドの最小全長を短縮することができる。接続ロッドの挿入および/または取り外しには、最小全長が短い方が有利である(例えば、剛性創外固定アセンブリおよび/またはヘキサポッドストラット配置の場合)。雌取付部はまた、挿入および/または取り外し中の接続ロッド接合部の回転自由が少なくとも部分的に必要でなくなることによって、創外固定アセンブリ(またはその創外固定リング)に対して、接続ロッドのより容易な挿入および/または取り外しが可能になり得る(例えば、創外固定リングから雄接続部材を取り外すには、雄接続部材が取り外されるにつれて、接合部の角度が段階的に変化する必要があり得るが、接続ロッド接合部は、そのような角度を支持できない可能性がある)。さらに、(接続部材および/または接続要素を挿入するための)隣接する穴が(例えば、ワイヤ固定またはハーフピン固定ボルトによって)占有されている場合、雌取付部が有利であり得る。例えば、固定リングの反対側にある別の接続構成要素(ナットなど)により雄接続部材を固定するのは困難であり得るが、雌取付部は、固定リングを介して事前に挿入されているボルトにより結合させ得る。
本開示はまた、骨セグメントを固定化するために、第1および第2の固定部リングの配向を維持するための実施形態を含む。例示的な一実施形態は、内部を通って画定されている軸方向孔を有する伸縮式ハウジングと、軸方向孔、調整スリーブ、および伸縮式ハウジング内に摺動可能に配設されている調整スリーブと、調整スリーブをねじにより結合した雄ねじ付きの細長い部材とを備える接続ロッドを提供する段階を備える。第1の接合部は、ハウジングの端部に結合され、第1の回転部材は、第1の接合部に受容される。さらに、第1の回転部材は、第1の回転部材を第1の固定部リングに係脱可能に結合し、第1の回転部材の回転運動を実質的に制限するように動作可能である第1の接続機構を備える。第2の接合部は、ハウジングの端部に結合され、第2の回転部材は、第2の接合部に受容される。さらに、第2の回転部材は、第2の回転部材を第2の固定部リングに係脱可能に結合し、第2の回転部材の回転運動を実質的に制限するように動作可能である第2の接続機構を含む。開示された実施形態は、伸縮式ハウジングに対する調整スリーブの長手方向位置を調整する段階、およびスリーブ締結具を使用して調整スリーブを伸縮式ハウジングに係脱可能に結合する段階をさらに備える。開示された実施形態は、第1の接続機構を使用して、第1の回転部材を第1の固定部リングに係脱可能に結合して、第1の回転部材の回転運動を実質的に制限する段階、および第2の接続機構を使用して、第2の回転部材を第2の固定部リングに係脱可能に結合して、第2の回転部材の回転運動を実質的に制限する段階をさらに備える。
本開示の方法は、対象、例えば、ヒトまたは別の脊椎動物を用いて実施され得る。固定される(対象の)1または複数の骨を選択し得る。長骨および/または解剖学的関節を介して接続された少なくとも一対の骨など、任意の好適な骨を選択し得る。例示的な骨としては、脚骨(大腿骨、脛骨、および線維)、腕骨(上腕骨、橈骨、および尺骨)、足骨(石灰骨、距骨、中足骨、および指骨)、手首骨/手骨(手根骨、中手根骨、および指骨)が挙げられる。例示的な実施形態では、少なくとも1つの長骨などの1または複数の骨を選択することができる。
創外固定デバイスは、選択された骨に沿って、および少なくとも部分的にその周囲に構築され得る。創外固定デバイスは、リングに固定されている多数の接続ロッドによって互いに対して所定の位置に固定された複数のリングを備え得る。
創外固定デバイスは、選択された骨に接続させ得る。
接続は、創外固定デバイスの構築前、構築中、および/または構築後など、任意の好適な時間で実施させ得る。例えば、創外固定デバイスを組み立て、次に骨に接続し得るか、または個々の創外固定デバイス部材もしくは創外固定デバイスサブアセンブリを骨に接続した後、創外固定デバイスは、完全に組み立てられ得る。創外固定デバイスの骨への接続は、とりわけ、ワイヤ、ピン、ねじ、および/またはロッドなどの接続部を、皮膚を通して、選択された骨の中、骨内を通って、および/または骨の周囲に置くことを含み得る。
選択された1または複数の骨に接続している間に、創外固定デバイスを再構成させ得る。再構成には、1または複数の創外固定デバイス構成要素、特に接続ロッドの長さ、角度、位置、および/または接続部位を調整する段階を備え得る。いくつかの実施形態では、再構成は、創外固定デバイスの1もしくは複数(またはすべて)の接続ロッドを延長する段階および/または短縮する段階を伴い得る。いくつかの実施形態では、再構成は、1または複数の接続ロッドを異なる接続ロッドと交換することを伴い得る。異なる接続ロッドは、異なるサイズ、枢動可能性、調整可能性、および/または形状などであり得る。
再構成を促進するために、創外固定デバイスを補強することができる。
創外固定デバイスを補強する段階では、創外固定デバイスが弱くなり、再構成中に変更されるときに、再構成により、創外固定デバイス構造への望ましくない変化がより少なくなるように、創外固定デバイスを硬化し、かつ/または安定化させ得る。補強する段階は、創外固定デバイスの一対の接続ロッドによって実施され得る。いくつかの実施例では、ブレースが創外固定デバイス部材に完全に固定される前に、ブレースが創外固定デバイス部材に挟持されるように構成され得る。例えば、ブレースは、1または複数のそれぞれの創外固定デバイス部材に反対方向に係合するように付勢される1または複数の創外固定デバイス係合要素を含み得る。いずれの場合も、各係合要素は、手動で、または工具を使用して、ユーザ制御を操作することによって、創外固定デバイス部材の所定の位置に固定し得る。さらに、係合要素の相対的な間隔および角度配置は、係合要素をフレーム部材に固定するための同じユーザ制御または別のユーザ制御のいずれかであるユーザ制御を操作することによって固定し得る。
いくつかの実施例では、ブレースは、1または複数の可動接合部を含み得、ブレースは、可動型配置の1または複数の接合部と創外固定デバイス部材と係合して設置され得る。次に、可動接合部をロック(固定)構成に調整し得る。代替としてまたは追加として、ブレースは、複数の可動接合部を含み得、可動接合部のうちの1または複数は、ブレースをフレームに置く前または置いている間にロックされ得、1または複数の他の可動接合部は、ブレースを置いた後、創外固定デバイスにロックさせ得る。
ブレースは、フレームの再構成後に取り外し得る。したがって、ブレースは、骨を固定しているフレーム(および接続ロッド)と共に設置され、フレームが再構成され、骨を固定した状態で取り外されてもよい。したがって、ブレースは、創外固定デバイスが骨を固定している時間のほんの一部の間、創外固定デバイス上に存在し得る。
本明細書で論じられる任意の実施形態は、本開示の任意の方法、キット、試薬、または組成物に関して実施することができ、逆もまた同様あることが企図される。さらに、本開示の組成物を使用して、本開示の方法を達成することができる。
当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく、部品の形状、サイズ、数、および/または配置に様々な変更を加えることができる。例えば、接合部または接合部構成要素の位置および数を変えることができる。さらに、デバイスおよび/またはシステムのサイズは、開業医の必要性および/または要望に適合するように拡大(例えば、成人対象のために使用するように)または縮小(例えば、若年対象のために使用するように)させ得る。各開示された方法および方法段階は、任意の他の開示された方法または方法段階に関連して、いくつかの実施形態による任意の順序で実施され得る。動詞「may(得る)」で示されている場合、これは、任意のかつ/または許容条件を伝えることを意図するものであり、特に明記しない限り、その使用は、操作しないことを示唆することを意図するものではない。「有する」または「含む」などのオープンな用語が使用される場合、本開示の利点を有する当業者は、開示された特徴または段階が任意により追加の特徴または段階と組み合わされ得ることを理解するであろう。そのような選択肢は使用されなくてもよく、実際、いくつかの実施形態では、開示されたシステム、組成物、装置、および/または方法は、本明細書に開示されたもの以外の任意の他の特徴または段階を除外し得る。記載されていない要素、デバイス、方法、および方法段階は、所望に応じてまたは必要に応じて、含まれ得るか、または除外され得る。当業者は、本開示のデバイスおよび/またはシステムを調製および使用する方法に様々な変更を加えることができる。例えば、デバイスおよび/またはシステムは、動物および/またはヒトの使用に適切に調製および/または使用され得る(例えば、衛生、感染性、安全性、毒性、生体、および他の考慮事項に関して)。また、範囲が提供されている場合、開示された端点は、特定の実施形態によって望まれるかまたは要求されるように、正確なものとしてかつ/または近似として扱われ得る。端点が近似である場合、柔軟性の程度は、範囲の大きさの桁に比例して変化し得る。例えば、一方では、約5~約50の範囲の文脈における約50の範囲端点は、50.5を含み得るが、52.5または55を含まず、他方では、約0.5~約50の範囲の文脈における約50の範囲端点は、55を含み得るが、60または75を含まない。さらに、いくつかの実施形態では、範囲端点を混合して一致させることが望ましい場合がある。また、いくつかの実施形態では、開示される各図(例えば、実施例、表、および/または図面の1または複数)は、範囲(例えば、表示値+/-約10%、表示値+/-約50%、表示値+/-約100%)および/または範囲端点の基礎を形成し得る。前者に関して、実施例、表、および/または図面に示される値50は、例えば、約45~約55、約25~約100、および/または約0~約100の範囲の基礎を形成し得る。開示されているパーセンテージは、特に明記されていない限り、重量パーセントである。
接続ロッド用のデバイスおよび/またはシステムの全部または一部分は、使い捨て、保守可能、互換可能、および/または交換可能であるように構成および配置され得る。これらの同等物および代替物は、明らかな変更および修正と共に、本開示の範囲内に含まれることを意図している。したがって、前述の開示は、添付の特許請求の範囲によって示されるように、本開示の範囲を例示することを意図しているが、限定することを意図するものではない。
本明細書に記載の特定の実施形態は、本開示の限定としてではなく、例示として示されていることが理解されよう。本開示の主な特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な実施形態で使用することができる。当業者は、本明細書に記載の特定の手順と同等のものを多数認識し、または日常的な実験のみを使用して確認することができるであろう。そのような同等物は、本開示の範囲内であると見なされ、特許請求の範囲によって網羅される。
名称、要約、背景、および見出しは、規制に準拠して、および/または読者の便宜のために提供されている。それらは、先行技術の範囲および内容に関する承認を含まず、開示されたすべての実施形態に適用可能な制限を含まない。特許請求の範囲および/または明細書において「含む(comprising)」という用語と併せて使用される場合の「a」または「an」という単語の使用は、「1」を意味し得るが、「1または複数(one or more)」、「少なくとも1つ」、および「1または複数(one or more than one)」の意味とも一致する。特許請求項における「または(or)」という用語の使用は、代替のみを指すように明示的に示されていない限り、「および/または」を意味するために使用され、または代替は相互に排他的であるが、本開示は代替ならびに「および/または」のみを参照する定義を支持している。本出願書全体を通して、「約」という用語は、値には、デバイスの固有の誤差の変動、その値を決定するために使用される方法、または調査対象間に存在する変動を含むことを示すために使用される。
本明細書および特許請求の範囲で使用される場合、語「含む(comprising)」(および「含む(comprise)」および「含む(comprises)」などの含む(comprising)の任意の形態)、「有する(having)」(および「have」および「has」など有する(having)の任意の形態)、「含む(including)」(「includes」および「include」などの含む(including)の任意の形態)、または「含む(containing)」(「contains」および「contain」などの含む(containing)の任意の形態)は、包括的またはオープンエンドであり、追加の、引用されていない要素または方法段階を除外するものではない。本明細書で使用される「またはそれらの組み合わせ」という用語は、その用語の前に記載されている項目のすべての順列および組み合わせを指す。例えば、「A、B、C、またはそれらの組み合わせ」は、A、B、C、AB、AC、BC、またはABCの少なくとも1つを含むことを意図し、特定の文脈で順序が重要な場合には、BA、CA、CB、CBA、BCA、ACB、BAC、またはCABも含むことを意図している。この例を続けると、BB、AAA、MB、BBC、AAABCCCC、CBBAAA、CABABBなどの1または複数の項目または用語の繰り返しを含む組み合わせが明示的に含まれる。
当業者は、文脈から明らかでない限り、典型的には、任意の組み合わせの項目または用語の数に制限がないことを理解するであろう。
本明細書に開示され、請求されるすべての組成物および/または方法は、本開示に照らして過度の実験を行うことなく作製および実施することができる。本開示の組成物および方法は好ましい実施形態を含むが、変化形は、本開示の概念、趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書に記載の組成物および/または方法に対して適用され得るか、かつ本明細書に記載の段階または段階の順序において、適用できることは当業者には明らかであろう。当業者に明らかなそのような同様の代替物および修正はすべて、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の趣旨、範囲および概念の範囲内であると見なされる。
項目
[項目1]
創外固定デバイス用の接続ロッドであって、
近位端、遠位端、および上記遠位端から上記近位端まで少なくとも部分的に延在する第1の軸方向孔を含み、上記第1の軸方向孔が第1の長軸を画定している伸縮式ハウジングと、
上記伸縮式ハウジングの上記第1の軸方向孔内に摺動可能に配設されている内側スリーブと、
上記内側スリーブおよび上記伸縮式ハウジングを係脱可能に結合するように動作可能である締結具と、
上記内側スリーブに結合されている細長い部材と、
第1の接合部であって、
上記伸縮式ハウジングの上記近位端に結合されている第1の回転式部材ハウジング、上記第1の回転式部材ハウジング内に配設されている第1の回転式部材、および上記第1の回転式部材と結合されている第1の接続部材インサートを含む第1の接続部材を有し、上記第1の接続部材インサートは、第2の長軸を画定している第2の軸方向孔を含み、上記第2の軸方向孔は、創外固定リングから接続要素を受容するように動作可能である、第1の接合部と、
第2の接合部であって、
上記細長い部材に結合されている第2の回転式部材ハウジング、上記第2の回転式部材ハウジング内に配設されている第2の回転式部材、および上記第2の回転式部材と結合され、創外固定リングと結合するように動作可能である、第2の接続部材を有する、第2の接合部と、を備え、
上記第1の接合部および上記第2の接合部のうちの少なくとも1つは、上記それぞれの回転式部材ハウジングの壁に画定されている1または複数の溝を有し、上記それぞれの接続部材は、1または複数の溝を通して配設され、それにより、上記接合部を中心とした第1の方向の上記それぞれの回転式部材の回転を制限し、上記接合部を中心とした第2の方向でのより広い範囲の動きを可能にし、
上記第1の回転式部材および上記第2の回転式部材の上記回転運動が、上記それぞれの接続部材が創外固定リングに固定されるときに制限される、接続ロッド。
[項目2]
上記第1の接続部材が、第1の開口および非円形空洞を含む第1の接続部材ハウジングをさらに有し、上記第1の接続部材インサートが、上記第1の開口を通して上記第1の接続部材インサートを挿入した後、上記第2の長軸を中心として上記非円形空洞と回転により結合するように動作可能である非円形部分をさらに含む、項目1に記載の接続ロッド。
[項目3]
上記第1の接続部材ハウジングが、工具操作促進部および手動操作促進部のうちの少なくとも1つを含む、項目2に記載の接続ロッド。
[項目4]
上記接続部材ハウジングが、上記接続部材ハウジングの結合端に結合促進部を含む、項目2に記載の接続ロッド。
[項目5]
上記接続部材ハウジングが、上記基部の近くに内側凹部分を含み、上記内側凹部分が、上記第1の回転式部材ハウジングに相補的に形成される、項目2に記載の接続ロッド。
[項目6]
上記第1の回転式部材が、上記伸縮式ハウジングの上記第1の軸方向孔および上記第1の回転式部材ハウジングの上記基部に画定されている開口を介して、上記第1の回転式部材ハウジングに挿入される、項目1に記載の接続ロッド。
[項目7]
上記第1の接続部材インサートが、上記第1の回転式部材とねじにより結合されている、項目6に記載の接続ロッド。
[項目8]
上記第2の接続部材が、第2の接続部材インサートを含み、上記第2の接続部材インサートは、第3の長軸を画定している第3の軸方向孔を含み、上記第3の軸方向孔は、創外固定リングから接続部材を受容するように動作可能である、項目1に記載の接続ロッド。
[項目9]
上記内側スリーブが、上記細長い部材と結合するように動作可能である、雌ねじ付きの第4の軸方向孔を含み、上記細長い部材が、上記第1の長軸を中心として、上記内側スリーブに対して上記細長い部材が回転すると、上記第1の長軸を中心として、上記内側スリーブに対して並進するように動作可能である、項目1に記載の接続ロッド。
[項目10]
上記内側スリーブ内の上記細長い部材の1回転が、1回転あたり0.1mm~5mmの範囲の上記接続ロッドの全長の延長または短縮に対応する、項目9に記載の接続ロッド。
[項目11]
上記内側スリーブが、上記細長い部材および上記内側スリーブの相対的な構成を示すように動作可能である段階的調整インジケータを有する、項目9に記載の接続ロッド。
[項目12]
上記締結具が、上記工具操作促進部および上記手動操作促進部のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の接続ロッド。
[項目13]
上記締結具が、締結具ワッシャをさらに含む、項目1に記載の接続ロッド。
[項目14]
上記伸縮式ハウジングが、1または複数の高速調整インジケータを有し、上記締結具ワッシャが、1または複数のインジケータを含み、それにより、上記締結具ワッシャの上記1または複数のインジケータと上記伸縮式ハウジングの上記1または複数の高速調整インジケータを比較することによって、上記接続ロッドの全長が決定され得る、項目13に記載の接続ロッド。
[項目15]
上記伸縮式ハウジング、上記内側スリーブ、上記第1の回転式部材ハウジング、上記第2の回転式部材ハウジング、上記第1の接続部材、または上記第2の接続部材のうちの少なくとも1つが、ステンレス鋼、硬化ステンレス鋼、および/またはチタンで構成される、項目1に記載の接続ロッド。
[項目16]
上記接続ロッドの上記全長が約50~350mmの範囲を含む、項目1に記載の接続ロッド。
[項目17]
上記第1の接合部および上記第2の接合部のうちの上記少なくとも1つの上記壁に画定される溝の数は、3~5の範囲の溝を含む、項目1に記載の接続ロッド。
[項目18]
骨セグメントを固定するための第1および第2のリングの配向を維持する方法であって、
近位端、遠位端、および上記遠位端から上記近位端まで少なくとも部分的に延在する第1の軸方向孔を含み、上記第1の軸方向孔が第1の長軸を画定している伸縮式ハウジングと、
上記伸縮式ハウジングの上記第1の軸方向孔内に摺動可能に配設されている内側スリーブと、
上記内側スリーブおよび上記伸縮式ハウジングを係脱可能に結合するように動作可能である締結具と、
上記内側スリーブに結合されている細長い部材と、
第1の接合部であって、
上記伸縮式ハウジングの上記近位端に結合されている第1の回転式部材ハウジング、上記第1の回転式部材ハウジング内に配設されている第1の回転式部材、および上記第1の回転式部材と結合されている第1の接続部材インサートを含む第1の接続部材を有し、上記第1の接続部材インサートは、第2の長軸を画定している第2の軸方向孔を含み、上記第2の軸方向孔は、上記第1のリングから第1の接続要素を受容するように動作可能である、第1の接合部と、
第2の接合部であって、
上記細長い部材に結合されている第2の回転式部材ハウジング、上記第2の回転式部材ハウジング内に配設されている第2の回転式部材、および上記第2の回転式部材に結合され、上記第2のリングと結合するように動作可能である第2の接続部材を有する、上記第2の接合部と、を備える、接続ロッドを提供する段階であって、
上記第1の接合部および上記第2の接合部のうちの少なくとも1つは、上記それぞれの回転式部材ハウジングの壁に画定されている1または複数の溝を有し、上記それぞれの接続部材は、1または複数の溝を通して配設され、それにより、上記接合部を中心とした第1の方向の上記それぞれの回転式部材の回転を制限し、上記接合部を中心とした第2の方向でのより広い範囲の動きを可能にし、
上記第1の回転式部材および上記第2の回転式部材の上記回転運動は、上記それぞれの接続部材が上記それぞれのリングに固定されるときに制限される、提供する段階と、
上記第1の長軸を中心として、上記伸縮式ハウジングに対する上記内側スリーブの上記長手方向位置を調整する段階と、
上記締結具を使用して、上記内側スリーブを上記伸縮式ハウジングに係脱可能に結合する段階と、
上記第1のリングを介して配設された上記第1の接続要素を介して、上記第1の接続部材を上記第1のリングに係脱可能に結合し、それにより、上記第1の回転式部材の上記回転運動を制限する段階と、
第2の接続要素を介して、上記第2の接続部材を上記第2のリングに係脱可能に結合し、それにより、上記第2の回転式部材の上記回転運動を制限する段階と、を備える、方法。
[項目19]
上記第1の接続部材および上記第2の接続部材をそれぞれ上記第1のリングおよび上記第2のリングに結合させた後、上記第1の長軸を中心として、上記内側スリーブに対して上記細長い部材を回転させることによって、上記接続ロッドの長さを段階的に調整する段階をさらに備える、項目18に記載の方法。

Claims (17)

  1. 創外固定デバイス用の接続ロッドであって、
    近位端、遠位端、および前記遠位端から前記近位端まで少なくとも部分的に延在する第1の軸方向孔を含み、前記第1の軸方向孔が第1の長軸を画定している伸縮式ハウジングと、
    前記伸縮式ハウジングの前記第1の軸方向孔内に摺動可能に配設されている内側スリーブと、
    前記内側スリーブおよび前記伸縮式ハウジングを係脱可能に結合するように動作可能である締結具と、
    前記内側スリーブに結合されている細長い部材と、
    第1の接合部であって、
    前記伸縮式ハウジングの前記近位端に結合されている第1の回転式部材ハウジング、
    前記第1の回転式部材ハウジング内に配設されている第1の回転式部材、および前記第1の回転式部材と結合されている第1の接続部材インサートを含む第1の接続部材を有し、
    前記第1の接続部材インサートは、第2の長軸を画定している第2の軸方向孔を含み、
    前記第2の軸方向孔は、創外固定リングから接続要素を受容するように動作可能である、第1の接合部と、
    第2の接合部であって、
    前記細長い部材に結合されている第2の回転式部材ハウジング、
    前記第2の回転式部材ハウジング内に配設されている第2の回転式部材、および
    前記第2の回転式部材と結合され、創外固定リングと結合するように動作可能である、第2の接続部材を有する、第2の接合部と、を備え、
    前記第1の接合部および前記第2の接合部のうちの少なくとも1つは、前記第1の回転式部材ハウジングおよび第2の回転式部材ハウジングのそれぞれの壁に画定されている1または複数の溝を有し、前記第1の接続部材および第2の接続部材のそれぞれは、前記1または複数の溝を通して配設され、それにより、第1の接合部および前記第2の接合部のうちの前記少なくとも1つを中心とした第1の方向の前記第1の回転式部材および第2の回転式部材のそれぞれの回転を制限しながら、第1の接合部および前記第2の接合部のうちの前記少なくとも1つを中心とした第2の方向でのより広い範囲の動きを可能にし、
    前記第1の接続部材および前記第2の接続部材のそれぞれが創外固定リングに固定されると、前記第1の回転式部材および前記第2の回転式部材の前記回転が制限される、接続ロッド。
  2. 前記第1の接続部材が、第1の開口および非円形空洞を含む第1の接続部材ハウジングをさらに有し、前記第1の接続部材インサートが、前記第1の開口を通して前記第1の接続部材インサートを挿入した後、前記第2の長軸を中心として前記非円形空洞と回転により結合するように動作可能である非円形部分をさらに含む、請求項1に記載の接続ロッド。
  3. 前記第1の接続部材ハウジングが、工具操作促進部および手動操作促進部のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の接続ロッド。
  4. 前記第1の接続部材ハウジングは、前記創外固定リングと結合する結合端を含み前記結合端は、前記創外固定リングと機械的に接触する結合促進部を含む、請求項2または3に記載の接続ロッド。
  5. 前記第1の接続部材ハウジングは、基部を含み前記第1の接続部材ハウジングは、前記基部に隣接して内側凹部分を含み、前記内側凹部分、前記第1の回転式部材ハウジングに相補的に形成される、請求項2から4のいずれか一項に記載の接続ロッド。
  6. 前記第1の回転式部材が、前記伸縮式ハウジングの前記第1の軸方向孔および前記第1の回転式部材ハウジングの基部に画定されている開口を介して、前記第1の回転式部材ハウジングに挿入される、請求項1から5のいずれか一項に記載の接続ロッド。
  7. 前記第1の接続部材インサートが、前記第1の回転式部材とねじにより結合されている、請求項6に記載の接続ロッド。
  8. 前記第2の接続部材が、第2の接続部材インサートを含み、前記第2の接続部材インサートが、第3の長軸を画定している第3の軸方向孔を含み、前記第3の軸方向孔は、創外固定リングから接続部材を受容するように動作可能である、請求項1から7のいずれか一項に記載の接続ロッド。
  9. 前記内側スリーブが、前記細長い部材と結合するように動作可能である、雌ねじ付きの第4の軸方向孔を含み、前記細長い部材が、前記第1の長軸を中心として、前記内側スリーブに対して前記細長い部材が回転すると、前記第1の長軸を中心として、前記内側スリーブに対して並進するように動作可能である、請求項1から8のいずれか一項に記載の接続ロッド。
  10. 前記内側スリーブ内の前記細長い部材の1回転が、1回転あたり0.1mm~5mmの範囲の前記接続ロッドの全長の延長または短縮に対応する、請求項9に記載の接続ロッド。
  11. 前記内側スリーブが、前記細長い部材および前記内側スリーブの相対的な構成を示すように動作可能である段階的調整インジケータを有する、請求項9または10に記載の接続ロッド。
  12. 前記締結具が、工具操作促進部および手動操作促進部のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の接続ロッド。
  13. 前記締結具が、締結具ワッシャをさらに含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の接続ロッド。
  14. 前記伸縮式ハウジングが、1または複数の高速調整インジケータを有し、前記締結具ワッシャが、1または複数のインジケータを含み、それにより、前記締結具ワッシャの前記1または複数のインジケータと前記伸縮式ハウジングの前記1または複数の高速調整インジケータを比較することによって、前記接続ロッドの全長が決定され得る、請求項13に記載の接続ロッド。
  15. 前記伸縮式ハウジング、前記内側スリーブ、前記第1の回転式部材ハウジング、前記第2の回転式部材ハウジング、前記第1の接続部材、または前記第2の接続部材のうちの少なくとも1つが、ステンレス鋼、硬化ステンレス鋼、および/またはチタンで構成される、請求項1から14のいずれか一項に記載の接続ロッド。
  16. 前記接続ロッドの全長が50~350mmの範囲を含む、請求項1から15のいずれか一項に記載の接続ロッド。
  17. 前記第1の接合部および前記第2の接合部のうちの前記少なくとも1つの前記壁に画定される前記1または複数の溝の数は、3~5の範囲の溝を含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の接続ロッド。
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