JP7413510B2 - 搬送装置、印刷装置及び搬送方法 - Google Patents

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Description

本開示は、搬送装置、印刷装置及び搬送方法に関する。
従来、基材を浮上させて無接触で搬送する無接触搬送装置が知られている。例えば、特開2006-341954号公報には、搬送面に設けられた複数の噴射口から気体を噴射することによって、搬送面から基材を浮上させ、無接触搬送するターンバーが開示されている。
また、特開2019-115209号公報には、無接触搬送装置を用いて印刷装置の高さを抑制する技術が記載されている。
無接触搬送装置においては、ユーザの用途に応じた任意の材質、厚み及び幅の基材を搬送可能であることが求められている。しかしながら、基材の材質、厚み及び幅に応じて基材の剛性は変化するため、気体の噴射量を調整しない場合は、搬送面からの基材の浮上量も変化する。すなわち、基材の搬送距離が異なるものとなり、安定して基材を搬送することが困難な場合がある。
また、搬送面からの基材の浮上量を調整するために、基材の材質、厚み及び幅に応じて気体の噴射量を調整する場合においても、気体の噴射量を適切に調整できず、安定して基材を搬送することが困難な場合がある。例えば、使用環境及び経時劣化等による無接触搬送装置への気体の供給量の変化、並びに噴射口及びフィルタの目詰まり等の要因により、気体の噴射量を適切に調整できない場合がある。
本開示は、安定して基材を搬送できる搬送装置、印刷装置及び搬送方法を提供する。
本開示の第1の態様は、搬送装置であって、搬送経路に沿って略円弧状に形成された噴射面からエアーを噴射して基材を噴射面から浮上させることで、搬送方向を変更しながら、基材を非接触状態で搬送する無接触搬送部と、噴射面における搬送方向の切替わり部分の頂点を少なくとも含む領域と対向する位置に設けられた受け部材と、を備え、エアーの噴射量は、搬送経路の上流側よりも下流側の方が少ない
本開示の第2の態様は、上記態様において、受け部材の基材に対面する面は、受け部材の下地よりも摩擦係数が低い材料によるコーティング、及び摩擦係数を低下させるための表面処理の少なくとも一方の加工が施されており、受け部材は、基材の画像が形成される面と反対側の面と接触され得るものであってもよい
本開示の第3の態様は、上記態様において、受け部材が、ローラを含んで構成されていてもよい。
本開示の第4の態様は、上記態様において、受け部材よりも搬送経路の下流側に設けられたローラを更に備えていてもよい。
本開示の第の態様は、上記態様において、エアーの噴射量は、噴射面の搬送方向と交差する方向の中央部よりも端部の方が少なくてもよい。
本開示の第の態様は、上記態様において、エアーの温度は、室温よりも高くてもよい。
本開示の第の態様は、上記態様において、受け部材は、温度調節が可能であってもよい。
本開示の第の態様は、上記態様において、エアーの温度は、受け部材の温度よりも高くてもよい。
本開示の第の態様は、上記態様の搬送装置を備えた印刷装置であって、搬送装置によって搬送される基材にインクを吐出して画像を形成する画像形成部を備える。
本開示の第10の態様は、搬送方法であって、搬送経路に沿って略円弧状に形成された噴射面からエアーを噴射して基材を噴射面から浮上させることで、搬送方向を変更しながら、基材を非接触状態で搬送し、噴射面における搬送方向の切替わり部分の頂点を少なくとも含む領域と対向する位置に設けられた受け部材によって、基材の浮上量を制限し、エアーの噴射量は、搬送経路の上流側よりも下流側の方が少ない
上記態様によれば、本開示の搬送装置、印刷装置及び搬送方法によれば、安定して基材を搬送できる。
本開示の印刷装置の全体構成の一例を示す概略図である。 乾燥部の構成の一例を示す概略図である。 乾燥ドラム及び送風ノズルから水性インクに伝達される熱量及び総熱量を説明するための図である。 本開示の搬送装置の構成の一例を示す斜視図である。 無接触搬送部の構成の一例を示す斜視図である。 本開示の搬送装置による非浸透性基材の浮上搬送を示す概略図である。 ローラを含んで構成された受け部材の変形例を示す概略図である。 ローラを含んで構成された受け部材の変形例を示す概略図である。 シワ取り用のローラを更に備えた搬送装置の変形例を示す概略図である。 エアーの噴射量が調整された無接触搬送部の変形例を示す概略図である。 エアーの噴射量が調整された無接触搬送部の変形例を示す概略図である。
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態例を詳細に説明する。
[印刷装置]
まず、図1を参照して、本例示的実施形態に係る印刷装置1の構成の一例を説明する。印刷装置1は、非浸透性基材の一例であるウェブ状の基材10にシングルパス方式で画像を印刷する印刷装置である。印刷装置1は、基材10に対して、画像が印刷される第1の面とは反対側の第2の面から視認される裏刷りの印刷物を製造する。
図1に示すように、印刷装置1は、基材10の搬送経路の上流側から順に、巻出部20と、プレコート部30と、画像形成部50と、乾燥部80と、巻取部90と、を備えて構成される。また、印刷装置1は、巻出部20から巻取部90まで基材10を搬送経路に沿って搬送する搬送部の一例である複数のローラ22を備える。
基材10は、耐熱温度が略100度以下の薄手の樹脂で構成され、非浸透性を有する、軟包装に用いられる透明の媒体である。基材10の材料としては、例えば、OPP(Oriented PolyPropylene)及びPET(Polyethylene Terephthalate)等が挙げられる。なお、「非浸透性」とは、基材10が、後述する水性プライマー12及び水性インク14に対して非浸透性を有することをいう。「軟包装」とは、包装される物品の形状により変形する材料による包装をいう。「透明」とは、可視光の透過率が30%以上100%以下であることをいい、好ましくは70%以上100%以下であることをいう。
図1に示すように、巻出部20は、巻出ロール24を備える。巻出ロール24は、回転可能に支持されたリールに、搬送前の基材10がロール状に巻かれたものである。巻出ロール24から巻き出された基材10は、プレコート部30に搬送される。
図1に示すように、プレコート部30は、搬送経路の上流側から順に、塗布ローラ32及び対向ローラ34と、プレコート乾燥部36と、を備える。
塗布ローラ32及び対向ローラ34によって、例えば、チャンバードクター式のコーターが構成される。塗布ローラ32の表面には、水性プライマー12が貯留された貯留槽(不図示)から、水性プライマー12が供給される。塗布ローラ32は、対向ローラ34との間に、巻出部20から搬送される基材10を挟み込み、水性プライマー12が供給された表面を基材10の第1の面10aに当接させることで、水性プライマー12を基材10の第1の面10aに塗布する。水性プライマー12が塗布された基材10は、プレコート乾燥部36に搬送される。
水性プライマー12は、水性インク14(詳細は後述)中の色材成分について、凝集、不溶化、及び/又は増粘等の凝集増粘反応を起こす成分と、水と、を含む液体である。水性プライマー12の塗布量は、画像形成部50によって塗布される水性インク14の塗布量の1/10程度である。
プレコート乾燥部36は、塗布ローラ32によって基材10の第1の面10aに塗布された水性プライマー12を、上述した凝集増粘反応が十分に進行する程度の生乾きの状態まで乾燥させる。プレコート乾燥部36としては、例えば、温風を吹き付ける温風ヒータを適用することができる。水性プライマー12が塗布された基材10は、水性プライマー12が生乾きの状態のまま、画像形成部50に搬送される。
図1に示すように、画像形成部50は、搬送経路の上流側から順に、搬送装置60と、印刷部54と、搬送装置60と、を備える。画像形成部50は、プレコート部30から搬送された基材10の第1の面10aに、第1の水性インクの一例である水性カラーインク14Aを吐出した後、第2の水性インクの一例である水性ホワイトインク14Bを吐出して画像を形成する。
上流側の搬送装置60は、基材10の搬送方向を変更しながら、基材10を非接触状態で印刷部54に搬送する。搬送装置60は、基材10の第1の面10aに塗布された生乾きの状態の水性プライマー12に触れずに基材10を搬送することができ、印刷装置1の高さを抑制するために用いることができる。搬送装置60の詳細な構成は後述する。
印刷部54は、基材10に水性カラーインク14A及び水性ホワイトインク14Bを塗布してカラー画像を印刷するためのインクジェットヘッドが含まれて構成される。図1では、インクジェットヘッドの一例として、ヘッド52K、52C、52M、52Y、52W1及び52W2を示している。以下、ヘッド52K、52C、52M、52Y、52W1及び52W2を区別しない場合は、単にヘッド52という。水性カラーインク14A及び水性ホワイトインク14Bを区別しない場合は、単に水性インク14という。
ヘッド52は、搬送される基材10に対して1回の走査によって印刷可能なライン型記録ヘッドで構成される。ヘッド52は、それぞれ複数のヘッドモジュールを基材10の幅方向に繋ぎ合わせて構成される。ヘッドモジュールのノズル面には、水性インク14の吐出口である複数のノズルが二次元配列されている。ヘッド52のそれぞれには、それぞれに対応する色の水性インク14が貯留されたインクタンク(不図示)から、水性インク14が供給される。ヘッド52が、搬送される基材10の第1の面10aに向けて水性インク14の液滴を吐出し、吐出されたインク滴が基材10に付着することにより、基材10の第1の面10aに画像が印刷される。
ヘッド52K、52C、52M及び52Yは、基材10の第1の面10aに塗布された水性プライマー12に重ねて、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の水性カラーインク14Aを吐出することで、カラー画像を形成する。ヘッド52W1及び52W2は、基材10の第1の面10aに吐出された水性カラーインク14Aに重ねて、それぞれ水性ホワイトインク14Bを吐出することで、白色の背景画像を形成する。
なお、水性カラーインク14A及び水性ホワイトインク14Bは、基材10の第1の面10aにおける全ての領域に吐出されるとは限らない。例えば、基材10の第1の面10aにおいて、水性カラーインク14Aが吐出されず、水性プライマー12の直上に水性ホワイトインク14Bが吐出され、白色の背景画像のみが形成された領域があってもよい。
水性カラーインク14Aとは、水と、水に可溶な溶媒に染料、顔料等の色材とを溶解又は分散させたインクをいう。水性ホワイトインク14Bは、白色の色材を含有する水性インクであり、例えば、酸化チタンを5重量%以上15重量%以下含有するインクである。
ヘッド52によって基材10の第1の面10aに吐出された水性インク14は、基材10の第1の面10aに塗布された生乾きの状態の水性プライマー12によって、凝集増粘反応が進行する。これにより、水性インク14中に分散する色材の滲み、各色の水性インク14の混色、及びインク滴の着弾時の液合一による打滴干渉等の不具合を抑制することができる。
印刷部54により第1の面10aに画像が印刷された基材10は、下流側の搬送装置60により搬送方向が変更されながら、非接触状態で、乾燥部80に搬送される。搬送装置60によれば、基材10の第1の面10aに吐出された水性インク14に触れずに基材10を搬送することができるので、第1の面10aに形成された画像に影響を与えることがない。
ところで、基材10に積層された水性インク14の乾燥手法としては、第1に、基材10の水性インク14が塗布された面(第1の面10a)の側から、画像に影響を与えないように、非接触で加熱することが考えられる。
しかしながら、本開示においては、上述したように、基材10にそれぞれ物性の異なる水性カラーインク14A及び水性ホワイトインク14Bが積層されている。この場合に、上記第1の乾燥手法のみで乾燥を行うと、下層の水性カラーインク14Aが乾燥する前に、上層の水性ホワイトインク14Bが乾燥して膜となり、水性カラーインク14Aの乾燥を妨げてしまう場合がある。水性カラーインク14Aが十分に乾燥されないと、水性カラーインク14A及び水性ホワイトインク14Bを基材10に定着させることが困難になる。なお、加熱温度を下げることでこの問題を解決することもできるが、乾燥にかかる所要時間が増大してしまうので、好ましくない。
また、基材10に積層された水性インク14の第2の乾燥手法として、基材10の第2の面10bの側から基材10を介して水性カラーインク14A及び水性ホワイトインク14Bを加熱することが考えられる。しかしながら、本開示においては、基材10として、耐熱温度が略100度以下の非浸透性基材を適用することを想定している。この場合は、基材10が加熱により変形することを防ぐために、基材10の耐熱温度である略100度以下にまで加熱温度を下げる必要があり、乾燥にかかる所要時間が増大してしまう。
そこで、本例示的実施形態に係る乾燥部80は、画像形成部50から搬送された基材10を、基材10の両面の側から加熱することで、基材10に吐出された水性インク14を乾燥させる。図2は、図1の乾燥部80における範囲Aの拡大図である。基材10の第1の面10aには、水性プライマー12と、水性カラーインク14Aと、水性ホワイトインク14Bと、が積層されている。
図1及び2に示すように、乾燥部80は、基材10の第1の面10aとは反対側の第2の面10bの側から、基材10の耐熱温度以下の加熱温度で加熱する第1の加熱機構の一例として、加熱ドラム82を備える。また、乾燥部80は、基材10の第1の面10aの側から、第1の加熱機構の加熱温度以上の温度の風を吹き付ける第2の加熱機構の一例として、複数の送風ノズル84を備える。複数の送風ノズル84は、加熱ドラム82の外周に沿って、搬送経路を挟んで加熱ドラム82と対向する位置に配置されている。
加熱ドラム82の表面は、基材10の第2の面10bに接触する。図2に黒い矢印で示すように、加熱ドラム82から発せられる熱は、基材10を介して水性インク14の層に到達し、特に水性カラーインク14Aの乾燥を促進する。加熱ドラム82は、例えば、その表面温度が50度に調整されている。加熱ドラム82の表面を加熱するための熱源としては、例えば、加熱ドラム82内に設けられた循環流路を流れる温水の熱を用いることができる。
送風ノズル84は、基材10の第1の面10aの側に、水性ホワイトインク14Bの層と非接触に配置されている。図2に白い矢印で示すように、送風ノズルから発せられる風は、水性インク14の層に吹き付けられ、特に水性ホワイトインク14Bの乾燥を促進する。送風ノズル84は、例えば、80度の温風を送風するスリットノズルで構成される。
図3を参照して、乾燥部80の詳細な作用について説明する。図3の(a)は、基材10が図1に示す搬送経路上の点Pから点Qまで搬送される間の各時点において、加熱ドラム82及び送風ノズル84から基材10に積層された水性インク14に伝達される熱量を示す図である。図3の(b)は、基材10が図1に示す搬送経路上の点Pから点Qまで搬送される間に、加熱ドラム82及び送風ノズル84から基材10に積層された水性インク14に伝達される総熱量を示す図である。図3の(a)及び(b)において、加熱ドラム82から水性インク14に伝達される熱量を破線で示し、送風ノズル84から水性インク14に伝達される熱量を実線で示す。
上述したように、送風ノズル84は、加熱ドラム82の加熱温度以上の温度の風を吹き付ける。一方、図3(a)に示すように、加熱ドラム82により水性インク14が加熱される時間は、送風ノズル84により水性インク14が加熱される時間よりも長い。ここで、「加熱ドラム82により水性インク14が加熱される時間」とは、基材10と加熱ドラム82とが接触している時間を意味する。「送風ノズル84により水性インク14が加熱される時間」とは、基材10の任意の点において、送風ノズル84から発せられる温風が当たる時間の合計を意味する。また、図3(b)に示すように、加熱ドラム82から水性インク14に伝達される総熱量は、送風ノズル84から水性インク14に伝達される総熱量よりも多い。
図3(a)及び(b)から、加熱ドラム82は、送風ノズル84と比較して、加熱温度は低いが、加熱時間は長く、伝達する総熱量も多いことが分かる。したがって、送風ノズル84によって水性ホワイトインク14Bの乾燥を促進させたうえで、加熱ドラム82によって水性カラーインク14Aの乾燥を十分に促進することができる。
また、通常、送風ノズル84等の温風を用いた加熱手段は、加熱ドラム82と比較して、電力消費量が多い。本例示的実施形態に係る乾燥部80によれば、送風ノズル84により水性インク14が加熱される時間は、加熱ドラム82により水性インク14が加熱される時間よりも短いので、電力消費量を抑えることができる。
なお、送風ノズル84が吹き付ける風の温度は、基材10の耐熱温度よりも高くてもよい。加熱ドラム82によって、基材10の第2の面10bの温度は、耐熱温度以下に制限されるので、送風ノズル84が吹き付ける風の温度を基材10の耐熱温度よりもある程度高くしても、基材10自体の温度が耐熱温度以上となることが抑制される。基材10が変形しない範囲で、送風ノズル84が吹き付ける風の温度を高くするほど、水性インク14の乾燥にかかる所要時間を短縮することができる。
また、第1の加熱機構としては、上述した加熱ドラム82に限らず、基材10の第2の面10bの側から基材10の耐熱温度以下の加熱温度で加熱することができる各種加熱源を適用することができる。例えば、加熱ロール及び加熱ベルト等の、基材10の第2の面10bと接触する加熱面を有し、加熱面の表面温度が基材10の耐熱温度以下である接触加熱方式のヒータを適用してもよい。また、基材10の耐熱温度以下の温度の風を吹き付ける送風ノズル等の、非接触加熱方式のヒータであってもよい。
乾燥部80によって水性インク14が乾燥された基材10は、巻取部90に搬送される。巻取部90は、巻取ロール94を備える。巻取ロール94は、回転可能に支持されたリールに、画像形成後の基材10がロール状に巻かれたものである。
以上説明したように、本例示的実施形態に係る印刷装置1は、非浸透性基材を搬送経路に沿って搬送する搬送部と、非浸透性基材の第1の面に、第1の水性インクを吐出した後、第2の水性インクを吐出して画像を形成する画像形成部と、画像形成部よりも搬送経路の下流側に配置され、非浸透性基材に吐出された第1及び第2の水性インクを加熱乾燥する乾燥部と、を備える。また、乾燥部は、非浸透性基材の第1の面とは反対側の第2の面の側から、非浸透性基材の耐熱温度以下の加熱温度で加熱する第1の加熱機構と、非浸透性基材の第1の面の側から、第1の加熱機構の加熱温度以上の温度の風を吹き付ける第2の加熱機構と、を備える。
すなわち、加熱ドラム82が、基材10の第2の面10bの側から、基材10の耐熱温度以下の加熱温度で加熱することで、基材10の変形を防ぎつつ、特に下層の水性カラーインク14Aの乾燥を促進する。また、送風ノズル84が、基材10の第1の面10aの側から、加熱ドラム82の加熱温度以上の温度の風を吹き付けることで、特に上層の水性ホワイトインク14Bの乾燥を促進する。したがって、本例示的実施形態に係る印刷装置1によれば、複数の水性インク14が積層された非浸透性の基材10の変形を防ぎつつ、水性インク14の乾燥にかかる所要時間を短縮することができる。
なお、上記例示的実施形態では、K、C、M及びYの4色の水性カラーインク14Aを用いる例を示したが、色の種類及び数はこれに限定されない。例えば、ライトマゼンタ及びライトシアン等の淡色インク、グリーン、オレンジ及びバイオレット等の特色インク、クリアインク、並びにメタリックインク等を吐出するインクジェットヘッドを追加してもよい。また、各色のヘッド52の配置順序も限定されない。
また、上記例示的実施形態では、水性ホワイトインク14Bを吐出するヘッド52として、2つのヘッド52W1及び52W2を用いる構成を示したが、これに限定されない。例えば、水性ホワイトインク14Bを吐出するヘッド52として、1つのヘッド52のみを用いてもよいし、3つ以上のヘッド52を用いてもよい。
[搬送装置]
次に、図4~11を参照して、本例示的実施形態に係る搬送装置60の構成の一例を説明する。なお、本開示では、一例として、搬送装置60が上述した印刷装置1の画像形成部50で用いられる例について説明するが、搬送装置60は、印刷装置1以外の任意の基材を搬送する装置で用いることができる。
図4は、搬送装置60の構成を示す斜視図である。図4に示すように、搬送装置60は、無接触搬送部62と、無接触搬送部62と間隙を有して対向して配置された受け部材40と、を備える。
図5は、無接触搬送部62の詳細な構成を示す斜視図である。無接触搬送部62は、正面、背面及び下面を構成し、搬送経路に沿って略円弧状に形成された搬送板64と、側面を構成し、搬送板64の両端を覆う2枚の側板66と、上面を構成し、搬送板64の上端を覆う天板68と、で構成される。搬送板64は、円弧状に湾曲された曲面部64Aと、曲面部64Aの円弧の両端から延出する平面部64Bとで構成される。搬送板64は、基材10に対してエアーを噴射する噴射面に相当する。曲面部64Aと平面部64Bとの全面には、円形状の貫通孔である複数の噴射口64Cが配置されている。
無接触搬送部62の内部は、2枚の仕切板70によって、3つの部屋72A、72B及び72Cに分割されており、それぞれの部屋間のエアーの流れが遮断されている。さらに、天板68には、3つの部屋72A、72B及び72Cの各々にエアーを供給するエアダクト74A、74B及び74Cが設けられる。エアダクト74A、74B及び74Cには、それぞれブロア(不図示)が接続される。
ブロアからエアダクト74A、74B及び74Cに供給されたエアーは、噴射口64Cから噴射される。噴射口64Cから吹き出すエアーの温度は、室温である。噴射口64Cから噴射されるエアーにより、基材10は噴射面から浮上し、無接触搬送部62に無接触の状態で搬送される。
ところで、このような無接触搬送部62を用いて基材10の搬送を行う場合、ユーザの用途に応じた任意の材質、厚み及び幅の基材10を搬送可能であることが求められている。しかしながら、基材10の材質、厚み及び幅に応じて基材10の剛性は変化するため、無接触搬送部62から噴射されるエアーの噴射量を調整しない場合は、噴射面からの基材10の浮上量も変化する。すなわち、基材10の搬送距離が異なるものとなり、安定して基材10を搬送することが困難な場合がある。
また、噴射面からの基材10の浮上量を調整するために、基材10の材質、厚み及び幅に応じてエアーの噴射量を調整する場合においても、エアーの噴射量を適切に調整できず、安定して基材10を搬送することが困難な場合がある。例えば、使用環境及び経時劣化等によるブロアから供給されるエアーの供給量の変化、並びに噴射口64C及びフィルタ(不図示)の目詰まり等の要因により、エアーの噴射量を適切に調整できない場合がある。
そこで、本例示的実施形態に係る搬送装置60は、噴射面における基材10の搬送方向の切替わり部分の頂点を少なくとも含む領域と対向する位置に設けられた受け部材40によって、基材10の浮上量を制限する。本例示的実施形態においては、無接触搬送部62の噴射面(搬送板64)の全体を覆うように設けられた受け部材40について説明する。受け部材40としては、例えば、ステンレス鋼等の金属、並びに、PE(Polyethylene)、POM(Polyacetal)の樹脂で形成された部材を用いることができる。
図6は、搬送装置60による基材10の搬送経路を示す概略図である。基材10の第1の面10aには、水性カラーインク14Aの層と、水性ホワイトインク14Bの層と、が形成されている。なお、図6において、水性プライマー12の層は省略している。黒い矢印は、基材10の搬送方向を示している。白い矢印は、無接触搬送部62から噴射されるエアーの方向を示している。
無接触搬送部62から噴射されるエアーの量は、基材10の浮上量が最大になるように調整されるものとする。これにより、水性カラーインク14Aの層及び水性ホワイトインク14Bの層に接触することなく、基材10を搬送することができる。
また、受け部材40によって、基材10の浮上量が制限される。したがって、基材10の材質、厚み及び幅が変わっても、エアーの噴射量を調整せずに、搬送距離を一様にすることができる。図6において、「基材10の搬送方向の切替わり部分の頂点」とは、Z方向における搬送方向の向きが下向きから上向きに切替わる部分の頂点Bを示す。
なお、図6に示すように、受け部材40が無接触搬送部62の噴射面を覆う場合は、基材10が無接触搬送部62と受け部材40との間の間隙に搬送されるに伴い、基材10と受け部材40との間に空気が入る。したがって、エアーの噴射量が適量であれば、基材10が受け部材40に接触することはなく、基材10に受け部材40と擦れることによる擦り傷がつくことはない。
一方、エアーの噴射量が多すぎる場合、及び基材10が軽い場合等には、基材10と受け部材40とが接触する場合もある。そこで、受け部材40の基材10に対面する面は、受け部材40の下地よりも摩擦係数が低い材料によるコーティング、及び摩擦係数を低下させるための表面処理の少なくとも一方の加工が施されていることが好ましい。
例えば、受け部材40がステンレス鋼等の金属である場合に、受け部材40の基材10に対面する面に、テフロン(登録商標)等の樹脂、及び/又はガラスクロス等の、受け部材40の下地となる金属よりも摩擦係数が低い材料によるコーティングを施してもよい。また、例えば、受け部材40がステンレス鋼等の金属である場合に、受け部材40の基材10に対面する面の摩擦係数が低くなるように研磨加工を施してもよい。これらの加工により、基材10が受け部材40に接触しても、擦り傷がつくことを抑制することができる。
図7及び8を参照して、受け部材40の変形例について説明する。図7及び8に示すように、受け部材40は、ローラ42を含んで構成されていてもよい。ローラ42を用いる場合は、基材10とローラ42が接触することによる擦り傷を抑制するために、図7に示すように、ローラ42の数を多くして、負荷を分散させることが好ましい。
一方、ローラ42の基材10に接触する面に上述したようなコーティング及び表面処理等の加工を施すことで、基材10の擦り傷が抑制される場合は、図8に示すように、噴射面における搬送方向の切替わり部分の頂点と対向する位置に設けられた1つのローラ42のみを用いてもよい。
ところで、例えば1メートル以上の長い距離に亘って基材10が浮いた状態で搬送されると、基材10にシワが発生する場合がある。搬送装置60において、無接触搬送部62の噴射面を覆うように設けられた受け部材40を用いる場合は、上述したように、基材10と受け部材40との間に空気が入るため、基材10が受け部材40に接触することがなく、シワが発生する場合がある。
そこで、搬送装置60は、図9に示すように、受け部材40よりも搬送経路の下流側に設けられたシワ取り用のローラ44を更に備えていてもよい。ローラ44が基材10と接触することで、シワの発生を抑制することができる。
シワ取り用のローラ44は、基材10がローラ44と接する直前に接した部材(例えば、図1におけるローラ22)から、基材10にシワが発生する距離(例えば、1メートル)以内に配置されればよい。また、図9に示すように、ローラ44は、受け部材40と近接して配置されることが好ましい。
また、無接触搬送部62から噴射されるエアーは、基材10に当たったあと、搬送方向の下流側に流れる。したがって、搬送経路の下流側においては、無接触搬送部62と基材10の間に、搬送経路の上流側よりも多くのエアーが流れる。そこで、搬送装置60は、図10に示すように、無接触搬送部62から噴射されるエアーの噴射量を、搬送経路の上流側よりも下流側の方が少なくなるように調整してもよい。エアーの噴射量を調整する手段として、例えば、下流側における噴射口64Cの数を上流側よりも少なくする等してもよい。
また、無接触搬送部62から噴射されるエアーは、基材10に当たったあと、基材10の第1の面10aにおける、搬送方向と交差する方向(以下、「幅方向」という)に流れる。そこで、搬送装置60は、図11に示すように、無接触搬送部62から噴射されるエアーの噴射量を、噴射面の搬送方向と交差する方向(すなわち、幅方向)の中央部よりも端部の方が少なくなるように調整してもよい。エアーの噴射量を調整する手段として、例えば、幅方向の端部における噴射口64Cの数を幅方向の中央部よりも少なくする等してもよいし、端部の部屋72A及び72Cに供給するエアーの量自体を少なくしてもよい。
また、特に印刷部54の下流側に設けられた搬送装置60において、基材10に塗布された水性インク14の乾燥を促進させるために、噴射するエアーの温度を、室温よりも高くしてもよい。同様に、受け部材40の温度調節を可能とし、受け部材40によって、基材10に塗布された水性インク14の乾燥を促進させてもよい。この場合、無接触搬送部62から噴射されるエアーの温度は、受け部材40の温度よりも高いことが好ましい。
すなわち、上述した乾燥部80における加熱ドラム82と同様の機能を受け部材40で実現し、送風ノズル84と同様の機能を無接触搬送部62から噴射されるエアーで実現してもよい。搬送装置60において水性インク14の乾燥を促進させることで、下流側の乾燥部80において乾燥にかかる所要時間を短縮することができるので、印刷にかかる時間の短縮、及び装置の小型化に有利となる。
以上説明したように、本例示的実施形態に係る搬送装置60は、搬送経路に沿って略円弧状に形成された噴射面からエアーを噴射して基材10を噴射面から浮上させることで、搬送方向を変更しながら、基材10を非接触状態で搬送する無接触搬送部62と、噴射面における搬送方向の切替わり部分の頂点を少なくとも含む領域と対向する位置に設けられた受け部材40と、を備える。
本例示的実施形態に係る搬送装置60によれば、受け部材40によって、基材10の浮上量を制限することができるので、基材10の材質、厚み及び幅が変わっても、安定して基材を搬送することができる。
なお、上記例示的実施形態では、搬送装置60が搬送方向を180度変更する例について説明したが、これに限定されない。例えば、搬送装置60が搬送方向を90度変更するものであってもよい。
2020年3月30日に出願された日本国特許出願2020-060795号の開示は、その全体が参照により本明細書に取り込まれる。本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。

Claims (10)

  1. 搬送経路に沿って略円弧状に形成された噴射面からエアーを噴射して基材を前記噴射面から浮上させることで、搬送方向を変更しながら、前記基材を非接触状態で搬送する無接触搬送部と、
    前記噴射面における前記搬送方向の切替わり部分の頂点を少なくとも含む領域と対向する位置に設けられた受け部材と、
    を備え、
    前記エアーの噴射量は、前記搬送経路の上流側よりも下流側の方が少ない
    搬送装置。
  2. 前記受け部材の前記基材に対面する面は、前記受け部材の下地よりも摩擦係数が低い材料によるコーティング、及び摩擦係数を低下させるための表面処理の少なくとも一方の加工が施されており、
    前記受け部材は、前記基材の画像が形成される面と反対側の面と接触され得る
    請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記受け部材は、ローラを含んで構成されている
    請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記受け部材よりも前記搬送経路の下流側に設けられたローラを更に備える
    請求項1から3の何れか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記エアーの噴射量は、前記噴射面の前記搬送方向と交差する方向の中央部よりも端部の方が少ない
    請求項1から4の何れか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記エアーの温度は、室温よりも高い
    請求項1から5の何れか1項に記載の搬送装置。
  7. 前記受け部材は、温度調節が可能である
    請求項1から6の何れか1項に記載の搬送装置。
  8. 前記エアーの温度は、前記受け部材の温度よりも高い
    請求項1から7の何れか1項に記載の搬送装置。
  9. 請求項1から8の何れか1項に記載の搬送装置を備えた印刷装置であって、
    前記搬送装置によって搬送される前記基材にインクを吐出して画像を形成する画像形成部を備える
    印刷装置。
  10. 搬送経路に沿って略円弧状に形成された噴射面からエアーを噴射して基材を前記噴射面から浮上させることで、搬送方向を変更しながら、前記基材を非接触状態で搬送し、
    前記噴射面における前記搬送方向の切替わり部分の頂点を少なくとも含む領域と対向する位置に設けられた受け部材によって、前記基材の浮上量を制限し、
    前記エアーの噴射量は、前記搬送経路の上流側よりも下流側の方が少ない
    搬送方法。
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