JP7412213B2 - Electronics - Google Patents
Electronics Download PDFInfo
- Publication number
- JP7412213B2 JP7412213B2 JP2020026663A JP2020026663A JP7412213B2 JP 7412213 B2 JP7412213 B2 JP 7412213B2 JP 2020026663 A JP2020026663 A JP 2020026663A JP 2020026663 A JP2020026663 A JP 2020026663A JP 7412213 B2 JP7412213 B2 JP 7412213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insertion opening
- opening
- backlight chassis
- power cord
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 107
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 107
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 18
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 15
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
本発明は、電子機器に関する。 The present invention relates to electronic equipment.
特許文献1に、合成樹脂からなる筐体の内部に基板を配設し、この基板にACコードを接続するようにしたACコードの接続構造において、前記合成樹脂からなる筐体の所定箇所に上向きで且つ一体に小壁部が突出形成され、この小壁部の上端に略L字形の係止片が設けられ、前記基板には前記小壁部と対応する箇所に切り溝が形成され、前記基板が前記筐体内に配置されるときに、前記基板の切り溝に前記小壁部が嵌め入れられ、前記筐体の側壁に設けられた溝部分から筐体内に入り込んだACコードの先端が二股状にされ、この二股状部分が前記小壁部を跨ぐように配設され、更に、このACコードの二股状部分の近傍に形成された貫通孔が前記小壁部の上端の略L字形の係止片に嵌められて係止され、前記ACコードの二股状部分の先端の銅線束が前記基板のパターンに半田付けで接続されるように構成されたことを特徴とするACコードの接続構造が開示される。
上述した従来技術では、ACコードを筐体1内の所定箇所に固定するために、小壁部上部の係止片に嵌めるための貫通孔をACコードに設ける必要がある。これにより、ACコードの加工工程(貫通孔をあける工程)が必要になるため、電子機器の組み立て効率が悪化するという問題が生じる。
In the above-mentioned conventional technology, in order to fix the AC cord to a predetermined location within the
本発明の一態様は、効率的に組み立て可能な電子機器を提供することを目的とする。 One aspect of the present invention aims to provide an electronic device that can be assembled efficiently.
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子機器は、筐体と、前記筐体の外部に開口する開口部を有する第1支持部と、前記開口部を介して前記筐体の内部に配線されるコードと、前記筐体の内部に配置され、かつ前記コードが挿入される挿入開口部を有する第2支持部とを備えている構成である。 In order to solve the above problems, an electronic device according to one aspect of the present invention includes a casing, a first support portion having an opening that opens to the outside of the casing, and a first supporting portion that connects the casing to the outside of the casing through the opening. This configuration includes a cord that is wired inside the body, and a second support section that is disposed inside the casing and has an insertion opening into which the cord is inserted.
本発明の一態様によれば、効率的に組み立て可能な電子機器を提供できるという効果を奏する。 According to one aspect of the present invention, it is possible to provide an electronic device that can be assembled efficiently.
(表示装置1の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置1の正面を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係る表示装置1の側面を示す図である。図3は、本発明の一実施形態に係る表示装置1の背面を示す図である。図4は、本発明の一実施形態に係る表示装置1の側面の断面を示す図である。図5は、本発明の一実施形態に係る表示パネル13、バックライト14、およびバックライトシャーシ15の位置関係を模式的に示す図である。図5では、図4の一部を拡大して模式的に示している。
(Configuration of display device 1)
FIG. 1 is a front view of a
表示装置1は、静止画および動画像を含む各種の映像を表示可能な表示装置であり、例えばテレビジョン装置として実現される。図1~図5に示すように、表示装置1は、フロントキャビネット11、バックキャビネット12、表示パネル13、バックライト14、およびバックライトシャーシ15(シャーシ部)を備えている。
The
フロントキャビネット11は、表示装置1の筐体のうち前方部分を構成する。バックキャビネット12は、表示装置1の筐体のうち後方部分を構成する。フロントキャビネット11およびバックキャビネット12は、いずれも例えば樹脂によって構成されている。フロントキャビネット11は、筐体のうち表示装置1の正面部分を構成し、バックキャビネット12は、筐体のうち表示装置1の側面および背面部分を構成する。
The
図2に示すように、表示装置1は、表示装置1の上端から下端に向かうに従って前後方向の厚さがより大きくなる構造の装置である。すなわち、表示装置1は、従来の薄型の表示装置に比べると、全体的に肉厚である。表示装置1の下端(バックキャビネット12の下端)は、表示装置1が自立して設置可能なほどの前後方向の厚さを有している。これにより、表示装置1は、スタンドなどの補助部品を必要とせずに、表示装置1のみで表示装置1の設置面に立たせることができる。設置面とは、表示装置1が設置される場所(床、テーブルなど)の表面のことである。
As shown in FIG. 2, the
表示パネル13は、バックライト14からの光を用いて情報を表示する表示パネルであり、例えば液晶表示パネルとして実現される。図4に示すように、表示パネル13は、バックキャビネット12の正面に配置されている。すなわち、バックキャビネット12は、表示パネル13の背面に配置されている。バックライト14は、表示用の光を表示パネル13の背面に向かって照射する光源である。図4に示すように、バックライト14は、バックキャビネット12の内部において、表示パネル13の背面に配置されている。バックライトシャーシ15は、バックライト14を収容する金属製のシャーシである。図4に示すように、バックライトシャーシ15は、バックキャビネット12の内部において、バックライト14の背面に配置されている。
The
図4および図5に示すように、バックライト14は、LED(Light Emission Diode)基板21、複数のLED22(発光部、発光素子)、複数の拡散レンズ23、および反射シート24を備えている。図示の都合により、図4および図5では1つのLED22および1つの拡散レンズ23のみを図示している。各LED22および拡散レンズ23は、LED基板21上に搭載されており、かつ、表示パネル13の背面に配置されている。拡散レンズ23は、対応するLED22の周囲を取り囲むように配置されている。拡散レンズ23は、対応するLED22が発光した光を拡散させる。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
図5に示すように、LED基板21は、バックライトシャーシ15上に配置されており、かつ、反射シート24の背面に配置されている。すなわち、LED基板21のうち各LED22および各拡散レンズ23が搭載されない箇所上には、反射シート24が配置されている。言い換えれば、反射シート24は、各LED22および各拡散レンズ23を表示パネル13に向けて露出させると共に、LED基板21における各LED22および各拡散レンズ23が搭載されない箇所を覆い隠すようにバックライトシャーシ15上に配置されている。
As shown in FIG. 5, the
図2、図4、および図5に示すように、表示パネル13、バックライト14、およびバックライトシャーシ15は、表示装置1の設置面に対して傾斜して配置されている。詳細には、表示パネル13、バックライト14、およびバックライトシャーシ15は、いずれも、それぞれの背面が設置面を向くように傾斜している。一方、バックキャビネット12は、表示装置1の設置面に対して直交している。詳細には、バックキャビネット12の底面における一点と、バックキャビネット12の上端における一点とを結ぶ直線が、設置面に対して直交している。ユーザが表示装置1を正面から視認した場合、表示パネル13の下端が表示パネル13の上端よりもユーザにより近くに位置する。すなわち、表示パネル13は、ユーザから見てその上部が表示装置1の奥側に傾いた状態で配置されている。
As shown in FIGS. 2, 4, and 5, the
図6は、本発明の一実施形態における表示装置1の背面側の内部を示す図である。図6は、バックキャビネット12を取り外した状態の表示装置1の背面を示している。この図に示すように、表示装置1は、回路基板31、コネクタ32、および端子カバー33(第1支持部)を備えている。回路基板31は、バックキャビネット12の内部において、バックライトシャーシ15の背面に配置されている。回路基板31は、表示装置1を制御するための各種の電子部品、電子回路、および配線などが搭載される基板である。コネクタ32は、バックキャビネット12の内部に配置され、かつバックキャビネット12の外部に露出している。コネクタ32は、回路基板31に接続されている。詳細には、コネクタ32は、回路基板31における、表示装置1の背面側の表面に搭載されている。コネクタ32は、例えば、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に対応したコネクタである。コネクタ32は、あるいは、チューナーまたはコンポジット用のコネクタであってもよい。回路基板31には、一列に並んだコネクタ32を含む複数の端子群が搭載されている。端子カバー33は、回路基板31における、コネクタ32が搭載される側の端部に取り付けられている。端子カバー33は、コネクタ32を含む端子群をカバーする部品である。
FIG. 6 is a diagram showing the inside of the
図7は、本発明の一実施形態における表示装置1の背面側の内部を示す図である。図7は、バックキャビネット12、回路基板31、コネクタ32、および端子カバー33を取り外した状態の表示装置1の背面を示している。図6および図7に示すように、バックライトシャーシ15は、凸部41および42、ならびに基板支持部43~46を備えている。
FIG. 7 is a diagram showing the inside of the
凸部41および42は、いずれも、バックライトシャーシ15の一部が、バックライトシャーシ15の背面に向かって突出した部分である。すなわち、凸部41および42は、いずれも、バックライトシャーシ15に対して追加で設けられた部品ではなく、あくまでもバックライトシャーシ15と一体構成されたバックライトシャーシ15の一部である。したがって、凸部41および42は、バックライトシャーシ15と同一の金属材料によって構成されている。
The
凸部41および42は、全体として略台形の形状を有している。凸部41は、バックライトシャーシ15の底面から離間した略方形の上面と、バックライトシャーシ15の底面から凸部41の上面に向かって延伸し、かつ凸部41の上面の周囲を取り囲むように配置される側面とを有している。凸部42も同様である。
The
基板支持部43は、凸部41の上面の一部が、バックライトシャーシ15の背面側に折り曲げられた部分である。すなわち、基板支持部43は、バックライトシャーシ15に対して追加で設けられた部品ではなく、あくまでも凸部41と一体構成された凸部41の一部である。凸部41がバックライトシャーシ15の一部であることから、基板支持部43もまたバックライトシャーシ15の一部である。したがって、基板支持部43は、バックライトシャーシ15と同一の材料によって構成されている。
The
基板支持部44は、凸部42の上面の一部が、バックライトシャーシ15の背面側に折り曲げられた部分である。すなわち、基板支持部44は、バックライトシャーシ15に対して追加で設けられた部品ではなく、あくまでも凸部42と一体構成された凸部42の一部である。凸部42がバックライトシャーシ15の一部であることから、基板支持部44もまたバックライトシャーシ15の一部である。したがって、基板支持部44は、バックライトシャーシ15と同一の材料によって構成されている。
The
基板支持部45は、バックライトシャーシ15における凸部41および42以外の一部が、バックライトシャーシ15の背面側に折り曲げられた部分である。すなわち、基板支持部45は、バックライトシャーシ15に対して追加で設けられた部品ではなく、あくまでもバックライトシャーシ15と一体構成されたバックライトシャーシ15の一部である。したがって、基板支持部45は、バックライトシャーシ15と同一の材料によって構成されている。
The
基板支持部46は、バックライトシャーシ15における凸部41および42以外の一部が、バックライトシャーシ15の背面側に折り曲げられた部分である。すなわち、基板支持部46は、バックライトシャーシ15に対して追加で設けられた部品ではなく、あくまでもバックライトシャーシ15と一体構成されたバックライトシャーシ15の一部である。したがって、基板支持部46は、バックライトシャーシ15と同一の材料によって構成されている。
The
基板支持部43は、凸部41の上面の一部を、バックライトシャーシ15の一方の側面側から他方の側面側に略90°折り曲げた構造を有している。基板支持部44は、凸部42の上面の一部を、バックライトシャーシ15の一方の側面側から他方の側面側に略90°折り曲げた構造を有している。基板支持部45および46は、バックライトシャーシ15の一部を、バックライトシャーシ15の一方の側面側から他方の側面側に略90°折り曲げた構造を有している。このように、基板支持部43~46は、いずれも、表示装置1の横方向に比べて表示装置1の縦方向により長い構造を有している。
The
図6および図7に示すように、回路基板31は、凸部41および42、ならびに基板支持部43~46によって支持されている。基板支持部43~46は、回路基板31に接触しているため、回路基板31を直接支持している。凸部41および42は、回路基板31に接触していないが、基板支持部43および44の直下に配置されているため、回路基板31を間接的に支持している。回路基板31は、バックライトシャーシ15の底面上に直接配置されているのではなく、バックライトシャーシ15の底面から離れた位置に配置されている。これにより、回路基板31に搭載される電子部品および配線などがバックライトシャーシ15に接触してショートすることがないため、表示装置1を正常に動作させることができる。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
表示装置1では、バックライトシャーシ15の背面において、回路基板31を、凸部41および42、ならびに基板支持部43および44によって支持している。凸部41および42、ならびに基板支持部43および44は、いずれもバックライトシャーシ15の背面側の一部を加工した部分である。したがって、表示装置1は、回路基板31をバックライトシャーシ15の背面において支持するための追加部品を必要としない。すなわち、部品点数を増やすことなくバックキャビネット12内に回路基板31を配置することができる。
In the
表示装置1では、バックライトシャーシ15の背面において、回路基板31を、さらに基板支持部45および46によっても支持している。これにより、回路基板31の支持位置を増やすことができるため、回路基板31をより安定して支持することができる。
In the
回路基板31は、バックライトシャーシ15の一部である凸部41および42ならびに基板支持部43~46によって支持されている。バックライトシャーシ15は、表示装置1を構成する部品の中でもとりわけ大きくかつ頑丈である。したがって、回路基板31を凸部41および42ならびに基板支持部43~46によって支持することによって、基板支持部44を安定してバックライトシャーシ15の背面に支持することができる。
The
基板支持部43~46は、表示装置1の縦方向により長い構造を有しているので、縦方向への揺れに対して強い。したがって、コネクタ32にケーブルを挿入する際に回路基板31に加わる、表示装置1の下方から上方に向かう圧力を、基板支持部43~46によって十分に吸収することができる。これにより、コネクタ32にケーブルを挿入した際の圧力によって回路基板31の位置がずれることを防止できる。
Since the substrate supports 43 to 46 have a longer structure in the vertical direction of the
図6および図7に示すように、凸部41および42ならびに基板支持部43および44は、回路基板31の下端(第1端部)近辺に配置されている。より詳細には、基板支持部43は、回路基板31における紙面内左下隅の近辺に配置され、基板支持部44は、回路基板31における紙面内右下隅に配置されている。一方、基板支持部45および46は、回路基板31の上端(第2端部)近辺に配置されている。より詳細には、基板支持部45は、回路基板31における紙面内左上隅の近辺に配置され、基板支持部44は、回路基板31における紙面内右上隅の近辺に配置されている。このように、回路基板31の上端近辺および下端近辺を、それぞれ凸部41および42ならびに基板支持部43~46によって支持することによって、回路基板31の支持強度をより高めることができる。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
図8は、本発明の一実施形態における表示装置1の側面側の内部を示す図である。図8は、バックライトシャーシ15を取り外した状態の表示装置1の一方の側面を示している。図9は、本発明の一実施形態における表示装置1の側面側の内部を示す図である。図9は、バックライトシャーシ15を取り外した状態の表示装置1の他方の側面を示している。図8および図9に示すように、凸部41および42は、いずれも、バックライトシャーシ15における、基板支持部43および44よりもバックライトシャーシ15の下端に近い位置に配置されている。したがって、基板支持部45および46は、いずれも、バックライトシャーシ15における、基板支持部43および44よりもバックライトシャーシ15の下端に近い位置に配置されている。また、表示装置1が設置面に設置されている状態では、バックライトシャーシ15は、バックライトシャーシ15の背面が設置面に向くように傾斜している。一方で、回路基板31は、設置面に対して略垂直に配置されている。すなわち、回路基板31は、バックライトシャーシ15と平行に配置されているのではなく、バックライトシャーシ15に対して傾斜した状態で配置されている。
FIG. 8 is a diagram showing the inside of the
図8および図9の例では、回路基板31における下端側の方が、回路基板31における上端側よりも、バックライトシャーシ15の底面から回路基板31までの直線距離が長い。ここで、凸部41および42が、回路基板31における下端側に配置されているので、回路基板31における下端側を、凸部41および42の一部を折り曲げた基板支持部43および44によって支持している。これにより、基板支持部43および44を必要以上に長くする必要がないので、基板支持部43および44の強度をより高めることができる。したがって、回路基板31における下端側を、強度の高い基板支持部43および44によって安定して支持することができる。
In the examples of FIGS. 8 and 9, the lower end side of the
図8および図9の例では、回路基板31に搭載されるコネクタ32の挿入口が、設置面と略垂直な方向を向いている。したがって、表示装置1のユーザは、コネクタ32にケーブルを接続する際、表示装置1の下方から上方に向かう方向に沿って、ケーブルの先端に設けられる端子部をコネクタ32の挿入口の方に移動させることによって、コネクタ32に当該端子部を挿入すればよい。コネクタ32の挿入口が表示装置1の設置面に対して傾斜している場合、ユーザはコネクタ32に対するケーブルの挿入方向を正確に特定することが難しい。一方、図8および図9のように、コネクタ32の挿入口が設置面と略垂直な方向を向いている場合、ユーザは、ユーザはコネクタ32に対するケーブルの挿入方向を正確に特定することができる。これにより、ユーザは、ケーブルをコネクタ32に容易に挿入することができる。
In the examples shown in FIGS. 8 and 9, the insertion port of the
図6、図8、および図9に示すように、端子カバー33は、回路基板31における下端側に取り付けられる。端子カバー33は、さらに、凸部41および凸部42によって支持されている。具体的には、端子カバー33の一部が、凸部41および凸部42に接触している。これにより、端子カバー33をバックキャビネット12の内部において安定して支持することができる。仮に凸部41および42がなければ、端子カバー33が取り付けられる回路基板31の下端から、バックライトシャーシ15の底面までには、かなり長い距離がある。この場合、端子カバー33をバックライトシャーシ15の底面によって支持するために、端子カバー33を、バックライトシャーシ15の底面にまで届く大きさに変更する必要が生ずる。一方、本実施形態のように、凸部41および42が存在する場合、端子カバー33は、端子カバー33の近くにある凸部41および42に届けばよいため、端子カバー33を必要以上に大きくせずに済む。したがって、従来の表示装置において採用されていた端子カバーを、表示装置1用の端子カバー33としてそのまま採用することができる。なお、端子カバー33と、凸部41および凸部42とが、互いに固定されていてもよい。
As shown in FIGS. 6, 8, and 9, the
図10は、本発明の一実施形態に係る表示装置1の背面側の内部を拡大して示す図である。図10は、バックライトシャーシ15を取り外した状態の表示装置1の背面を示している。この図に示すように、表示装置1は、支持部47(第2支持部)および電源コード51(コード)を備えている。図10の例では、端子カバー33(支持部)は、バックキャビネット12の外部に開口する開口部34を有している。開口部34は、端子カバー33におけるコネクタ32が挿入される箇所の隣に形成されている。開口部34の開口面は、表示装置1の設置面と平行である。言い換えれば、開口部34の開口面は、回路基板31と直交している。
FIG. 10 is an enlarged view showing the interior of the back side of the
電源コード51は、バックキャビネット12の外部から開口部34を介してバックキャビネット12の内部に配線されている。電源コード51は、表示装置1の動作させるための交流電力を、表示装置1に供給するためのケーブルである。電源コード51は、コネクタ52を備えている。コネクタ52は、電源コード51におけるバックキャビネット12の内部側の端部に設けられている。電源コード51のコネクタ52は、回路基板31に搭載されている基板側コネクタ35に接続されている。
The
電源コード51は、表示装置1の金属部分に漏電が生じることを防ぐために、電源コード51に内部に含まれる金属配線の大部分を、絶縁材料によって二重被覆する必要がある。特に、電源コード51において表示装置1の金属部分に接触する箇所は、必ず二重被覆しなければならない。したがって、電源コード51における、金属製の支持部47の挿入開口部61に挿入される箇所53は、絶縁材料によって二重被覆されている。
In order to prevent electrical leakage from occurring in the metal parts of the
電源コード51では、コネクタ52に接続される箇所54に掛かる電力(電圧、電流)が大きいために、コネクタ52に接続される箇所54に含まれる2本の金属配線間の距離を一定以上確保する必要がある。また、電源コード51では、電源コード51の製造時に電源コード51において二重被覆される箇所の長さに一定のばらつきが生ずる。これらの制約があるために、電源コード51においてコネクタ52に接続される箇所54およびその近辺を二重被覆することは困難である。したがって、電源コード51においてコネクタ52に接続される箇所54およびその近辺は、絶縁材料によって一重被覆されている。
In the
電源コード51の一部は開口部34に挿入されており、開口部34において挿入開口部61によって支持されている。バックキャビネット12が表示装置1に取り付けられた状態では、バックキャビネット12および端子カバー33によって、電源コード51における開口部34への挿入箇所が挟み込まれる。これにより、電源コード51を開口部34の位置で安定して支持することができる。
A portion of the
支持部47は、バックキャビネット12の内部に配置されている。支持部47は、全体として略方形の形状を有しており、かつ電源コード51が挿入される挿入開口部61を有している。支持部47は、開口部34よりも表示装置1の上部に近く、かつ基板側コネクタ35よりも表示装置1の下部に近い位置に配置されている。図10に示すように、支持部47は、バックキャビネット12の内部において、支持部47の挿入開口部61に挿入されている電源コード51を支持している。
The
支持部47は、バックライトシャーシ15の一部が、バックライトシャーシ15の背面側に略90°折り曲げられた部分である。すなわち、支持部47は、バックライトシャーシ15に対して追加で設けられた部品ではなく、あくまでもバックライトシャーシ15と一体構成されたバックライトシャーシ15の一部である。したがって、支持部47は、バックライトシャーシ15と同一の材料によって構成されている。図10では、支持部47は、バックライトシャーシ15の一部を、バックライトシャーシ15の上部側から下部側に略90°折り曲げた構造を有している。したがって、挿入開口部61の開口面と、開口部34の開口面とが互いに平行である。
The
表示装置1の製造時、例えば、以下の手順にしたがって、電源コード51をバックキャビネット12の内部において配線することができる。まず、電源コード51のコネクタ52を基板側コネクタ35に挿入する。つぎに、電源コード51において二重被覆されている箇所53を、支持部47の挿入開口部61に挿入する。最後に、電源コード51を挿入開口部61に挿入させた状態で、電源コード51を端子カバー33の開口部34にはめ込む。
When manufacturing the
表示装置1の製造時、次の手順にしたがっても、電源コード51をバックキャビネット12の内部において配線することができる。まず、電源コード51を端子カバー33の開口部34にはめ込む。つぎに、電源コード51において二重被覆されている箇所53を、支持部47の挿入開口部61に挿入する。最後に、電源コード51を挿入開口部61に挿入させた状態で、電源コード51のコネクタ52を基板側コネクタ35に挿入する。
When manufacturing the
(主要な作用効果)
表示装置1を組み立てる際、電源コード51における任意の箇所を支持部47の挿入開口部61に挿入することによって、バックキャビネット12の内部において電源コード51を支持部47によって支持することができる。その際、電源コード51を支持部47に支持させるための加工を表示装置1に施す必要はない。すなわち、電源コード51をそのまま挿入開口部61に挿入するだけで、支持部47によって電源コード51を支持することができる。したがって、表示装置1を効率よく組み立てることができる。
(Main effects)
When assembling the
挿入開口部61の開口面は、開口部34の開口面と互いに平行である。これにより、表示装置1の製造時に電源コード51を配線し易くなる。例えば、先に電源コード51のコネクタ52を基板側コネクタ35に挿入する場合、コネクタ52の挿入方向から離れた位置に支持部47が配置されているため、コネクタ52の挿入時に支持部47が邪魔にならない。したがって、コネクタ52を基板側コネクタ35に挿入し易い。また、コネクタ52の挿入後、電源コード51を挿入開口部61と平行な状態に配置させることができる。その後、電源コード51を横に曲げることによって開口部34の近くまで移動させれば、電源コード51が自然に挿入開口部61の開放端に近付き、かつ挿入開口部61に挿入される。このように、電源コード51を配線させる作業中に、電源コード51を自然な動作で挿入開口部61に挿入することができるので、電源コード51を挿入開口部61に挿入し易い。
The opening surface of the
挿入開口部61の開口面が開口部34の開口面と互いに平行である場合、先に電源コード51を開口部34にはめ込む作業の際も、電源コード51を配線し易くなる。すなわち、電源コード51に開口部34をはめ込んだ後では、基板側コネクタ35へのコネクタ52の挿入方向が、挿入開口部61への電源コード51の挿入方向と一致している。したがって、基板側コネクタ35の近くにコネクタ52を移動させれば、電源コード51が自然に挿入開口部61の開放端に近付き、かつ挿入開口部61に挿入される。このように、電源コード51の配線作業中に、自然な動作で電源コード51を挿入開口部61に挿入することができるので、電源コード51を挿入開口部61に挿入し易い。さらに、コネクタ52の挿入方向から離れた位置に支持部47が配置されているため、基板側コネクタ35にコネクタ52を挿入する際、支持部47が邪魔にならない。したがって、コネクタ52を基板側コネクタ35に挿入し易い。
When the opening surface of the
電源コード51を支持する支持部47は、バックライトシャーシ15の一部を折り曲げた部材であるため、支持部47を新たな部品として表示装置1に設ける必要がない。これにより、表示装置1の部品点数を減らすことができるため、表示装置1のコストを下げることができる。
Since the
電源コード51は、バックライトシャーシ15の一部である支持部47によって支持されている。バックライトシャーシ15は、表示装置1を構成する部品の中でもとりわけ大きくかつ頑丈である。支持部47がバックライトシャーシ15の一部であるため、支持部47の強度は十分に高い。したがって、電源コード51を支持部47によって安定して支持することができる。
The
電源コード51は、電源コード51において二重被覆されている箇所53が支持部47から離れた状態で、支持部47によって支持されている。したがって、電源コード51において一重被覆されている箇所54が、バックライトシャーシ15の一部である支持部47に接触せずに済む。これにより、電源コード51において一重被覆されている箇所54からバックライトシャーシ15への漏電を防ぐことができるので、表示装置1の安全性を確保することができる。
The
表示装置1では、バックキャビネット12の内部において、バックライトシャーシ15の背面に一定の空間が存在する。そのため、回路基板31を、バックライトシャーシ15の背面から十分離れた位置に、配置することができる。すなわち、回路基板31は、基板支持部43~46によって支持されているため、バックライトシャーシ15の底面から一定の距離を置いて離れている。電源コード51のコネクタ52は、回路基板31に搭載される電源コード側コネクタに接続されているので、コネクタ52に接続される一重被覆された箇所54も、回路基板31と同様にバックライトシャーシ15の底面から一定距離を置いて離れている。これにより、一重被覆されている箇所54とバックライトシャーシ15との間に必要な安全絶縁距離(例えば7mm)を確保することができる。したがって、電源コード51において一重被覆されている箇所54からバックライトシャーシ15への漏電を防ぐことができるので、表示装置1の安全性を確保することができる。さらには、バックライトシャーシ15における、一重被覆されている箇所54に対向する箇所に絶縁シートを貼る必要がないので、追加部品を必要とせずに、表示装置1の安全性を確保することができる。
In the
図11は、本発明の一実施形態に係る支持部47を示す図である。この図に示すように、挿入開口部61は、支持部47における縦方向の中央位置71よりも、支持部47の上端に近い位置に形成されている。すなわち、挿入開口部61は、バックライトシャーシ15の底面から十分に長い距離72を置いた位置に形成されている。したがって、挿入開口部61に挿入されている電源コード51では、電源コード51において一重被覆されている箇所54が、バックライトシャーシ15の底面から十分に離れている。これにより、一重被覆されている箇所54とバックライトシャーシ15との間に必要な安全絶縁距離(例えば7mm)を確保することができる。したがって、電源コード51において一重被覆されている箇所54からバックライトシャーシ15に対する漏電を防ぐことができるため、表示装置1の安全性を確保することができる。さらには、バックライトシャーシ15における、一重被覆されている箇所54に対向する箇所に絶縁シートを貼る必要がないので、追加部品を必要とせずに、表示装置1の安全性を確保することができる。
FIG. 11 is a diagram showing a
図11に示すように、挿入開口部61は、支持部47における一方の側部における位置73から、支持部47における他方の側部から一定距離を置いた位置74までに亘って形成されている。図11の例では、位置73および74は、いずれも、支持部47の横方向に並んで配置されている。したがって、挿入開口部61は、挿入開口部61における横方向に延伸している。挿入開口部61の開放端は、支持部47における、回路基板31側の側部と反対側の側部に存在する。挿入開口部61の上部には、支持部47の一部が存在する。したがって、電源コード51が挿入開口部61に挿入された状態では、電源コード51の上部が支持部47の一部によって抑えられる。これにより、挿入開口部61に挿入した電源コード51が、支持部47の上部から抜け出ることを防止することができる。
As shown in FIG. 11, the
図10に示すように、支持部47は、バックライトシャーシ15の底面に平行な面内において、基板側コネクタ35および開口部34よりもバックライトシャーシ15の側部に近い位置に配置されている。これにより、電源コード51を撓ませずに配線することができるため、電源コード51が、支持部47における回路基板31側の端部から、支持部47における挿入開口部61の開放端側の端部に向かう方向に移動することを抑制することができる。したがって、電源コード51が挿入開口部61から抜けることを防止することができる。さらには、その結果として、挿入開口部61から抜けた電源コード51における一重被覆されている箇所54が、バックライトシャーシ15に触れることを防止することもできる。
As shown in FIG. 10, the
図12は、本発明の一実施形態に係る支持部47を示す図である。この図に示すように、支持部47は、支持部47における挿入開口部61に接する端部が折り曲げられた折曲部62を有している。折曲部62は、例えば、支持部47における挿入開口部61に接する端部を曲げ加工することによって、支持部47に形成することができる。折曲部62は、開口部34における挿入開口部61に接する端部の全体に設けられている。折曲部62は、挿入開口部61の開口面と直交している。図10では、折曲部62は、支持部47における挿入開口部61に接する端部を、バックライトシャーシ15の上部側に折り曲げた構造を有している。折曲部62は、支持部47に対して追加で設けられた部品ではなく、あくまでも支持部47と一体形成された支持部47の一部である。支持部47が、バックライトシャーシ15の一部を折り曲げた部分であるため、折曲部62も、バックライトシャーシ15の一部である。すなわち、折曲部62は、バックライトシャーシ15と同一の金属材料によって構成されている。
FIG. 12 is a diagram showing the
支持部47に挿入開口部61を形成するための加工を支持部47に施すと、支持部47における挿入開口部61に接する端部の表面に、鋭いバリが形成される。バリが形成されたままの支持部47の挿入開口部61に電源コード51を挿入すると、電源コード51の表面がバリに引っ掛けられることによって、電源コード51が傷つけられる恐れがある。一方、図12に示すように、挿入開口部61の形成後に折曲部62をさらに形成することによって、挿入開口部61に接する端部におけるバリが形成されている表面を、挿入開口部61に対向しない方向に向けさせることができる、例えば、図12では、折曲部62におけるバリが形成されている表面は、挿入開口部61の開口面と直交する方向を向いている。したがって、折曲部62を有する支持部47の挿入開口部61に電源コード51を挿入する際、電源コード51の表面がバリに接触せずに済むため、電源コード51の表面をを傷つけることなく電源コード51を挿入開口部61に挿入することができる。
When the
(支持部47の変形例)
図13は、本発明の変形例に係る表示装置1の背面側の内部を拡大して示す図である。図13は、バックライトシャーシ15を取り外した状態の変形例に係る表示装置1の背面を示している。図14は、本発明の変形例に係る支持部47の構成を示す図である。図13および図14に示す例では、支持部47において、挿入開口部61の開放端が、支持部47の側部ではなく上端に設けられている。
(Modified example of support part 47)
FIG. 13 is an enlarged view showing the interior of the back side of the
図14の例では、挿入開口部61は、支持部47における上端にある位置75から、支持部47における下端から一定距離を置いた位置76(第1位置)までに亘って形成されている。挿入開口部61は、さらに、位置76から、支持部47における他方の側部から一定距離を置いた位置74(第2位置)までに亘ってさらに形成されている。位置75および76は、支持部47に縦方向に並んで配置されている。また、位置73および74は、いずれも、支持部47における横方向に並んで配置されている。したがって、挿入開口部61は、挿入開口部61における縦方向に延伸する部分と、挿入開口部61における横方向に延伸する部分とを有している。
In the example of FIG. 14, the
表示装置1を挿入開口部61の上部から挿入開口部61に挿入し、それから挿入開口部61の底部まで電源コード51を移動させる。つぎに、電源コード51を挿入開口部61における横方向に沿って、挿入開口部61の他方の側部側にまで移動させる。このように、電源コード51が図13に示す挿入開口部61において支持された状態では、電源コード51の上部が挿入開口部61の一部によって抑えられる。これにより、電源コード51が支持部47の上部に抜け出ることを防止することができる。さらに、挿入開口部61における横方向の両端部は、いずれも支持部47の一部に接している。これにより、電源コード51が支持部47の側部に抜け出ることを防止することができる。
The
(支持部47の他の変形例)
図15は、本発明の一実施形態に係る支持部47の他の変形例を示す図である。この図の例では、支持部47は、バックライトシャーシ15の一部を、バックライトシャーシ15における一方の側部側から他方の側部側に折り曲げた構造を有している。したがって、開口部34の開口面と、支持部47に形成される挿入開口部61の開口面とが、互いに直交している。また、挿入開口部61の開口面は、バックライトシャーシ15の底面とも直交している。挿入開口部61は、支持部47における開口部34からより遠い側の側面から、支持部47における開口部34により近い側の側面から一定距離離れた位置までに亘って形成されている。すなわち、挿入開口部61の開放端は、支持部47における開口部34からより遠い側の側面に形成されている。
(Other modifications of the support part 47)
FIG. 15 is a diagram showing another modification of the
図15の例では、挿入開口部61の開口面が挿入開口部61の開口面と直交しているため、電源コード51における挿入開口部61に挿入される箇所を大きく曲げた状態で、電源コード51を配線する必要がある。これにより、電源コード51を支持部47に引っ掛けた状態で支持することができるので、電源コード51が挿入開口部61から抜けにくくなる。
In the example of FIG. 15, since the opening surface of the
図15では、電源コード51は、開口部34の位置と、コネクタ52の位置とにおいて、それぞれ固定されている。したがって、電源コード51が長い場合、電源コード51が、コネクタ52の挿入方向と反対の方向に膨らむように撓む恐れがある。しかし、図15では、コネクタ52の挿入方向が挿入開口部61の延伸方向と直交しているため、電源コード51が撓む方向も、挿入開口部61の延伸方向と直交している。したがって、電源コード51が撓んだとしても、電源コード51が挿入開口部61の開放端に近付き難いため、電源コード51が挿入開口部61から抜け出ることを防止することができる。すなわち、図15に示す支持部47の向きおよび形状は、電源コード51の長さのばらつきに対して強い設計となっている。
In FIG. 15, the
表示装置1の製造時、基板側コネクタ35へのコネクタ52の挿入方向、および電源コード51の長さに応じて、適切な向きおよび形状の支持部47形成すればよい。例えば、電源コード51の長さが表示装置1ごとに大きくばらつく場合、図15に示すような、電源コード51の長さのばらつきに強い設計の支持部47を形成することが好ましい。すなわち、電源コード51が長い場合、バックライトシャーシ15の一部を、コネクタ52の挿入方向と平行な方向に折り曲げることによって、挿入開口部61を有しない支持部をまず形成する。つぎに、当該支持部における開口部34からより遠い側部に開放端を有する挿入開口部61を、当該支持部に形成することによって、図15に示す支持部47を形成すればよい。
When manufacturing the
(各種変形例)
バックライトシャーシ15は、凸部41および42のうち一方のみと、基板支持部43および44のうち一方のみとを備えていてもよい。バックライトシャーシ15は、基板支持部45および46のうち一方のみを備えていてもよい。バックライトシャーシ15は、凸部41および42を含む3つ以上の凸部を備えていてもよい。バックライトシャーシ15は、3つ以上の各凸部の上面の一部をそれぞれ折り曲げた、基板支持部43および44を含む3つ以上の支持部を備えていてもよい。バックライトシャーシ15は、基板支持部45および46を含む、バックライトシャーシ15の一部を折り曲げた3つ以上の基板支持部を備えていてもよい。
(Various variations)
The
バックライトシャーシ15は、基板支持部45および46を備えずに、バックライトシャーシ15は、1つの凸部41および1つの基板支持部43を少なくとも備えていてもよい。あるいは、バックライトシャーシ15は、基板支持部45および46を備えずに、1つの凸部42および1つの基板支持部44を少なくとも備えていてもよい。
The
基板支持部43~46は、回路基板31における4つの端部以外の任意の位置の近辺に配置されていてもよい。バックライトシャーシ15は、例えば、回路基板31の下端における略中央位置の近くに配置される凸部41と、凸部41に配置される基板支持部43と、回路基板31の上端における略中央位置の近くに配置される基板支持部45とを備えていてもよい。
The board supports 43 to 46 may be arranged near arbitrary positions other than the four ends of the
バックライトシャーシ15は、凸部41および42を備えていなくてもよい。本構成では、バックライトシャーシ15は、バックライトシャーシ15の一部がバックライトシャーシ15の背面側に折り曲げられた基板支持部43および44を備えている。したがって、基板支持部43および44の長さは、基板支持部45および46の長さよりも大きくなる。本構成においても、バックライトシャーシ15の一部である基板支持部43~46によって回路基板31が支持されることに変わりはない。したがって、追加部品を要することなく、回路基板31をバックライトシャーシ15の背面に配置することができる。
The
支持部47は、支持部47の縦方向のみに延伸する挿入開口部61を有していてもよい。本構成では、挿入開口部61は、例えば、支持部47における上端にある位置75から、支持部47における下端から一定距離を置いた位置76までにのみ亘って形成されている。本構成では、電源コード51を、表示装置1を挿入開口部61の上部から挿入開口部61に挿入し、それから挿入開口部61の底部まで電源コード51を移動させれば、電源コード51を支持部47によって支持することができる。
The
支持部47は、電源コード51以外の任意のコードを支持してもよい。すなわち、開口部34を介してバックキャビネット12の内部に配線されるコードであれば、どのようなコードであっても、支持部47によって支持することが可能である。このようなコードとして、例えば、USBコード、HDMIコード、および映像伝送コードなどが挙げられる。
The
表示装置1は、設置面に対して傾斜しない表示パネル13、バックライト14、およびバックライトシャーシ15を備えていてもよい。すなわち、表示パネル13、バックライト14、バックライトシャーシ15は、いずれも、設置面に対して直交していてもよい。
The
表示装置1は、テレビジョン装置に限らず、表示パネル13およびバックライト14を少なくとも備えた各種の電子機器であってもよい。このような電子機器として、例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、またはノートパソコンなどが挙げられる。
The
本発明の一実施形態に係る電子機器は、表示パネル13およびバックライト14を備えない電子機器であってもよい。すなわち、本発明の一実施形態に係る電子機器は、少なくともフロントキャビネット11、バックキャビネット12、端子カバー33、回路基板31、凸部41、基板支持部43、および基板支持部45を備えている各種の電子機器としても実現され得る。このような電子機器として、例えば、HDMIコネクタを有するパーソナルコンピュータの本体などが挙げられる。
The electronic device according to an embodiment of the present invention may be an electronic device that does not include the
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電子機器は、筐体と、前記筐体の外部に開口する開口部を有する第1支持部と、前記開口部を介して前記筐体の内部に配線されるコードと、前記筐体の内部に配置され、かつ前記コードが挿入される挿入開口部を有する第2支持部とを備えている構成である。
〔summary〕
An electronic device according to
本発明の態様2に係る電子機器は、前記態様1において、前記筐体の内部に配置されるシャーシ部を備えており、前記第2支持部は、前記シャーシ部の一部が折り曲げられた部分である構成であってもよい。
The electronic device according to Aspect 2 of the present invention, in
本発明の態様3に係る電子機器は、前記態様2において、前記筐体の内部に配置される表示パネルと、前記表示パネルの背面に配置されるバックライトとを備えており、前記シャーシ部は、前記バックライトの背面に配置されるバックライトシャーシである構成であってもよい。 An electronic device according to a third aspect of the present invention is the electronic device according to the second aspect, including a display panel disposed inside the casing and a backlight disposed on the back surface of the display panel, and the chassis portion is , the backlight chassis may be arranged on the back side of the backlight.
本発明の態様4に係る電子機器は、前記態様1~3のいずれかにおいて、前記開口部の開口面と、前記挿入開口部の開口面とが互いに平行である構成であってもよい。
The electronic device according to
本発明の態様5に係る電子機器は、前記態様1~3のいずれかにおいて、前記開口部の開口面と、前記挿入開口部の開口面とが互いに直交している構成であってもよい。
The electronic device according to aspect 5 of the present invention may have a configuration in which the opening surface of the opening and the opening surface of the insertion opening are orthogonal to each other in any one of the
本発明の態様6に係る電子機器は、前記態様1~5のいずれかにおいて、前記挿入開口部は、前記第2支持部における一方の側部から、前記第2支持部における他方の側部から一定距離離れた位置までに亘って形成されていること構成であってもよい。
In the electronic device according to aspect 6 of the present invention, in any one of
本発明の態様7に係る電子機器は、前記態様1~5のいずれかにおいて、前記挿入開口部は、前記第2支持部における上端から、前記第2支持部における下端から一定距離離れた第1位置までと、前記第1位置から、前記第2支持部における側部から一定距離離れた第2位置までとに亘って形成されている構成であってもよい。
In the electronic device according to Aspect 7 of the present invention, in any one of
本発明の態様8に係る電子機器は、前記態様1~7のいずれかにおいて、前記第2支持部は、前記第2支持部における前記挿入開口部に接する箇所が折り曲げられた折曲部を有する構成であってもよい。
In the electronic device according to aspect 8 of the present invention, in any one of
本発明の態様9に係る電子機器は、前記態様1~8のいずれかにおいて、前記コードは、前記コードにおける前記筐体の内部側の端部に設けられるコネクタを備えており、前記コードにおける前記挿入開口部に挿入される箇所は、二重被覆されており、前記コードにおける前記コネクタに接続される箇所は、一重被覆されている構成であってもよい。
In the electronic device according to aspect 9 of the present invention, in any one of
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
[Additional notes]
The present invention is not limited to the embodiments described above, and various modifications can be made within the scope of the claims, and embodiments obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. are also included within the technical scope of the present invention. Furthermore, new technical features can be formed by combining the technical means disclosed in each embodiment.
1 表示装置
11 フロントキャビネット
12 バックキャビネット
13 表示パネル
14 バックライト
15 バックライトシャーシ
21 LED基板
22 LED
23 反射シート
31 回路基板
32 コネクタ
33 端子カバー
34 開口部
35 基板側コネクタ
41、42 凸部
43、44、45、46 基板支持部
47 支持部
51 電源コード
52 コネクタ
53、54 箇所
61 挿入開口部
62 折曲部
71 中央位置
72 距離
73、74、75、76 位置
1
23
Claims (9)
前記筐体の外部に開口する開口部を有する第1支持部と、
前記開口部を介して前記筐体の内部に配線されるコードと、
前記筐体の内部に配置され、かつ前記コードが挿入される挿入開口部を有する第2支持部と、
前記筐体の内部に配置されるシャーシ部と、を備え、
前記第2支持部は、前記シャーシ部の一部が前記シャーシ部の背面側に折り曲げられた部分であり、
前記挿入開口部は、前記第2支持部の一端が開放された開放端を有することを特徴とする電子機器。 A casing and
a first support portion having an opening that opens to the outside of the casing;
a cord wired inside the casing through the opening;
a second support part disposed inside the housing and having an insertion opening into which the cord is inserted ;
a chassis section disposed inside the casing;
The second support portion is a portion where a part of the chassis portion is bent toward the back side of the chassis portion,
The electronic device is characterized in that the insertion opening has an open end where one end of the second support part is open .
前記表示パネルの背面に配置されるバックライトとを備えており、
前記シャーシ部は、前記バックライトの背面に配置されるバックライトシャーシであることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の電子機器。 a display panel disposed inside the housing;
and a backlight placed on the back of the display panel,
The electronic device according to any one of claims 1 to 3, wherein the chassis section is a backlight chassis disposed on the back surface of the backlight.
前記コードにおける前記コネクタに接続される箇所は、一重被覆されていることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。 The cord is double coated at a portion of the cord that is inserted into the insertion opening;
4. The electronic device according to claim 2 , wherein a portion of the cord connected to the connector is single coated.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020026663A JP7412213B2 (en) | 2020-02-19 | 2020-02-19 | Electronics |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020026663A JP7412213B2 (en) | 2020-02-19 | 2020-02-19 | Electronics |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021132304A JP2021132304A (en) | 2021-09-09 |
JP7412213B2 true JP7412213B2 (en) | 2024-01-12 |
Family
ID=77551327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020026663A Active JP7412213B2 (en) | 2020-02-19 | 2020-02-19 | Electronics |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7412213B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4389871A1 (en) | 2021-08-16 | 2024-06-26 | Nikon Corporation | Analysis system, observation container, analysis method and program |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3081145U (en) | 2001-01-09 | 2001-10-26 | 船井電機株式会社 | Power cord mounting structure, cord mounting structure and cord mounting member |
JP3091394U (en) | 2002-07-12 | 2003-01-24 | 船井電機株式会社 | Power cord fixing structure and video recorder integrated television receiver having the same |
JP3109371U (en) | 2004-12-14 | 2005-05-19 | 船井電機株式会社 | Television code processing structure and electronic device code processing structure |
JP2007081175A (en) | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Funai Electric Co Ltd | Electronic equipment and power cord holding structure |
JP2007165354A (en) | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Fujitsu Ten Ltd | Cord fixing structure |
JP2008112918A (en) | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Funai Electric Co Ltd | Structure of electric cord drawing-out portion |
JP2008244562A (en) | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Funai Electric Co Ltd | Power supply cord fixing structure |
JP2013130830A (en) | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Sharp Corp | Image display device and television receiver |
JP2014155060A (en) | 2013-02-08 | 2014-08-25 | Toshiba Corp | Electronic apparatus and display device |
-
2020
- 2020-02-19 JP JP2020026663A patent/JP7412213B2/en active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3081145U (en) | 2001-01-09 | 2001-10-26 | 船井電機株式会社 | Power cord mounting structure, cord mounting structure and cord mounting member |
JP3091394U (en) | 2002-07-12 | 2003-01-24 | 船井電機株式会社 | Power cord fixing structure and video recorder integrated television receiver having the same |
JP3109371U (en) | 2004-12-14 | 2005-05-19 | 船井電機株式会社 | Television code processing structure and electronic device code processing structure |
JP2007081175A (en) | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Funai Electric Co Ltd | Electronic equipment and power cord holding structure |
JP2007165354A (en) | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Fujitsu Ten Ltd | Cord fixing structure |
JP2008112918A (en) | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Funai Electric Co Ltd | Structure of electric cord drawing-out portion |
JP2008244562A (en) | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Funai Electric Co Ltd | Power supply cord fixing structure |
JP2013130830A (en) | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Sharp Corp | Image display device and television receiver |
JP2014155060A (en) | 2013-02-08 | 2014-08-25 | Toshiba Corp | Electronic apparatus and display device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021132304A (en) | 2021-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9033742B2 (en) | Connector and illumination device | |
US7704082B2 (en) | Through board inverted connector | |
KR102012026B1 (en) | Connector assemblies for connector systems | |
CN111315111B (en) | Endoscope device, flexible circuit board assembly and flexible circuit board thereof | |
JP5801116B2 (en) | Connector and module with connector | |
KR101399168B1 (en) | Back light assembly, relay connector, and back light unit | |
US9482810B2 (en) | Circuit board and lighting device having the circuit board | |
US20150211698A1 (en) | Light bar structure, light source module and lamp | |
JP2007005243A (en) | Lighting system and luminaire | |
JP7412213B2 (en) | Electronics | |
JP2012033456A (en) | Connector mounting structure | |
JP2011233445A (en) | Connection structure between module board and circuit board, and socket used for the sane | |
KR101330774B1 (en) | Printed circuit board for backlight unit | |
JP7396925B2 (en) | Electronics | |
US9761967B2 (en) | Connector and illuminating device | |
US7819571B2 (en) | Lamp sockets assembly guide, and backlight assembly and liquid crystal display having the same | |
JP2006209546A (en) | Electronic apparatus | |
KR102127340B1 (en) | Circuit board and lighting device | |
KR20120129231A (en) | Connector | |
CN216287589U (en) | Memory and module thereof | |
JP7332498B2 (en) | Electronics | |
JP2016173880A (en) | Mouth piece for illumination lamp, illumination lamp, and luminaire | |
JP2012054402A (en) | Light emitting device | |
TWM649851U (en) | Power supply terminal with a plurality of contact parts | |
CN116746290A (en) | Display device and method for manufacturing the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220921 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230718 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7412213 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |