JP7411956B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

この発明は、洗濯乾燥機に関する。
下記特許文献1に記載の洗濯乾燥機は、水が溜められる外槽と、外槽内に配置されて洗濯物を収容するドラムと、循環風路とを含む。循環風路は、外槽に接続された空気吸い込み口および空気吐出口と、ブロア、ヒータおよび乾燥フィルタを有する送風ユニットとを含む。乾燥運転では、ブロアが稼働することにより、外槽内の空気は、空気吸い込み口から循環風路内に吸い込まれて空気吐出口から外槽内へ流入するように循環する。循環する空気は、循環風路内においてヒータによって加熱される。加熱された空気によって、ドラム内の洗濯物が乾燥する。乾燥フィルタは、メッシュ状のフィルタ素子を有し、循環風路を流れる空気に含まれる異物をフィルタ素子によって捕獲する。
特開2011-244984号公報
特許文献1に記載の洗濯乾燥機では、乾燥フィルタのフィルタ素子が目詰まりすると、乾燥運転中に空気が円滑に循環できなくなるので、乾燥運転における時間延長や消費電力増加といった乾燥性能の低下が想定される。そこで、このような乾燥性能の低下を防ぐために、使用者が乾燥フィルタを高頻度で取り外して掃除する必要があるので、手間がかかる。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、乾燥運転に関して使い勝手の向上を図れて乾燥性能の低下を抑制できる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
本発明は、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽に接続された取出口および戻し口を有する循環路と、前記洗濯槽内の空気を前記取出口から前記循環路内に取り出して前記戻し口から前記洗濯槽内に戻すことによって循環させる送風部と、循環する空気を加熱する加熱部と、前記循環路の一部を構成する容器を有し、前記容器内に水が溜められた場合には、前記循環路内で前記取出口から前記戻し口へ向かう空気を前記容器内の水に通すことによって当該空気から異物を捕獲する水フィルタと、循環する空気の温度または温度変化量を検出する温度センサと、前記送風部および前記加熱部を作動させて乾燥運転を実行したり、前記乾燥運転中に循環する空気の前記循環路内における流れを制御したりする制御部とを含み、前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が第1閾値未満の場合には、前記制御部が、空気が前記容器内の水を通らずに循環するように前記循環路内の空気の流れを制御し、前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第1閾値よりも高い第2閾値以上の場合には、前記制御部が、空気が前記容器内の水を通って循環するように前記循環路内の空気の流れを制御する、洗濯乾燥機である。
また、本発明は、前記循環路が、前記容器を迂回した第1分岐路と、前記容器につながった第2分岐路とに分岐した後に合流し、前記洗濯乾燥機が、前記循環路内の空気が前記第1分岐路および前記第2分岐路のどちらか一方を流れるように前記循環路内の空気の流れを切り替える切替部を含み、前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が第1閾値未満になると、前記制御部が、前記切替部を制御することによって、前記循環路内の空気が前記第1分岐路を流れるように前記循環路内の空気の流れを切り替え、前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第2閾値以上になると、前記制御部が、前記切替部を制御することによって、前記循環路内の空気が前記第2分岐路を流れるように前記循環路内の空気の流れを切り替えることを特徴とする。
また、本発明は、前記洗濯乾燥機が、前記容器内に水を流入させる流入路と、前記流入路を開閉する流入弁と、前記容器内の水を流出させる流出路と、前記流出路を開閉する流出弁とを含み、前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が第1閾値未満になると、前記制御部が、前記流入弁および前記流出弁の少なくともいずれかの開閉を制御することによって前記容器を空にし、前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第2閾値以上になると、前記制御部が、前記流入弁および前記流出弁の少なくともいずれかの開閉を制御することによって前記容器内に水を溜めることを特徴とする。
また、本発明は、前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第1閾値以上かつ前記第2閾値未満である状態が所定時間継続する場合には、前記制御部が、空気が前記容器内の水を通って循環するように前記循環路内の空気の流れを制御することを特徴とする。
また、本発明は、前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第2閾値以上から前記第1閾値未満まで低下した場合には、前記制御部が、空気が前記容器内の水を通らずに循環するように前記循環路内の空気の流れを制御することを特徴とする。
本発明によれば、洗濯乾燥機の乾燥運転では、送風部が動作することにより、洗濯槽内の空気が、取出口から循環路内に取り出されて戻し口から洗濯槽内に戻るように循環する。循環する空気は、加熱部によって加熱されることで熱風となり、洗濯槽内の洗濯物を乾燥させる。循環路の一部を構成する容器を有する水フィルタは、容器内に水が溜められた場合には、循環のために循環路内で取出口から戻し口へ向かう空気を、容器内の水に通すことによって、当該空気から異物を捕獲して容器内に溜める。この場合、容器内の水を捨てれば、容器内に溜まった異物も水に乗って排出されるので、水フィルタを容易にメンテナンスできる。そのため、乾燥運転に関して使い勝手の向上を図れる。
ただし、乾燥運転中において空気が常に容器内の水を通るように循環する場合には、容器内の水が抵抗になることによって、空気の循環が次第に鈍るおそれがある。一方、乾燥運転中に循環する空気の温度または温度変化量を検出する温度センサの検出値が第1閾値未満の場合には、循環する低温の空気に含まれる埃や糸くずなどの異物は、水フィルタによって直ちに捕獲する必要がない位に少ない。逆に、温度センサの検出値が第1閾値より高い第2閾値以上の場合には、循環する高温の空気には、水フィルタによって直ちに捕獲する必要がある位に多くの異物が含まれる。
そこで、洗濯乾燥機において洗濯運転を実行する制御部は、乾燥運転中の温度センサの検出値が第1閾値未満の場合、つまり水フィルタによって循環中の空気から異物を捕獲する必要がない場合には、空気が容器内の水を通らずに循環するように循環路内の空気の流れを制御する。一方、乾燥運転中における温度センサの検出値が第2閾値以上の場合、つまり水フィルタによって循環中の空気から異物を捕獲する必要がある場合には、制御部は、空気が容器内の水を通って循環するように循環路内の空気の流れを制御することによって、循環する空気から異物を捕獲する。
このように、制御部は、乾燥運転中において、循環する空気から異物を捕獲する必要があるときだけ容器内の水に当該空気を通し、異物を捕獲する必要がないときは容器内の水に当該空気を通さない。この場合には、循環する空気を常に容器内の水に通す場合と比べて、乾燥運転全体において乾燥用の空気を円滑に循環させることができるので、乾燥性能の低下を抑制できる。
また、本発明によれば、循環路は、水フィルタの容器を迂回した第1分岐路と、容器につながった第2分岐路とに分岐した後に合流するように構成され、切替部が、循環路内の空気が第1分岐路および第2分岐路のどちらか一方を流れるように循環路内の空気の流れを切り替える。このような構成において、乾燥運転中の温度センサの検出値が第1閾値未満になると、つまり水フィルタによって循環中の空気から異物を捕獲する必要がなくなると、制御部は、切替部を制御することによって、循環路内の空気が第1分岐路を流れるように循環路内の空気の流れを切り替えるので、空気は、容器内の水を通らずに循環する。一方、乾燥運転中における温度センサの検出値が第2閾値以上になると、つまり水フィルタによって循環中の空気から異物を捕獲する必要が生じると、制御部は、切替部を制御することによって、循環路内の空気が第2分岐路を流れるように循環路内の空気の流れを切り替えるので、空気が容器内の水を通って循環する。このような制御部による切替部の制御によって、乾燥運転中において、循環する空気から異物を捕獲する必要があるときだけ容器内の水に当該空気を通し、異物を捕獲する必要がないときは容器内の水に当該空気を通さないようにすることができる。
また、本発明によれば、制御部は、流出弁を閉じた状態で流入弁を開いて流入路から容器内に水を流入させることによって容器内に水を溜めることができ、流出弁を開いて容器内の水を流出路から流出させることによって容器を空にすることができる。このような構成において、乾燥運転中の温度センサの検出値が第1閾値未満になると、つまり水フィルタによって循環中の空気から異物を捕獲する必要がなくなると、制御部は、流入弁および流出弁の少なくともいずれかの開閉を制御することによって容器を空にするので、循環する空気は、容器内では水を通らずに流れる。一方、乾燥運転中における温度センサの検出値が第2閾値以上になると、つまり水フィルタによって循環中の空気から異物を捕獲する必要が生じると、制御部は、流入弁および流出弁の少なくともいずれかの開閉を制御することによって容器内に水を溜めるので、空気が容器内の水を通って循環する。このような制御部による流入弁や流出弁の制御によって、乾燥運転中において、循環する空気から異物を捕獲する必要があるときだけ容器内に水を溜めて容器内の水に当該空気を通し、異物を捕獲する必要がないときは容器を空にして容器内で当該空気が水の抵抗を受けずに円滑に流れるようにすることができる。
また、本発明によれば、乾燥運転中における温度センサの検出値が第1閾値以上かつ第2閾値未満である状態が所定時間継続する場合には、循環する空気中に異物が発生し始めたおそれがある。そこで、制御部は、空気が容器内の水を通って循環するように循環路内の空気の流れを制御するので、循環する空気中で発生し始めた異物を水フィルタによって直ちに捕獲することができる。
また、本発明によれば、乾燥運転中における温度センサの検出値が第2閾値以上から第1閾値未満まで低下した場合には、循環する空気中の異物は、捕獲する必要がない位に減ったとみなせる。そこで、制御部は、空気が容器内の水を通らずに循環するように循環路内の空気の流れを制御する。これにより、この状態の乾燥運転中では、乾燥用の空気を円滑に循環させることができるので、乾燥性能の低下を抑制できる。
この発明の一実施形態に係る洗濯乾燥機の模式的な縦断面右側面図である。 洗濯乾燥機の電気的構成を示すブロック図である。 洗濯乾燥機で行われる乾燥運転を示すフローチャートである。 乾燥運転中に行われる風路決定処理を示すフローチャートである。 乾燥運転中に行われる風路調整処理を示すフローチャートである。 変形例に係る風路調整処理を示すフローチャートである。 変形例に係る洗濯乾燥機の模式的な縦断面右側面図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る洗濯乾燥機1の模式的な縦断面右側面図である。図1の紙面に直交する方向を洗濯乾燥機1の左右方向Xといい、図1における左右方向を洗濯乾燥機1の前後方向Yといい、図1における上下方向を洗濯乾燥機1の上下方向Zという。左右方向Xのうち、図1の紙面における奥側を左側X1といい、図1の紙面における手前側を右側X2という。前後方向Yのうち、図1における左側を前側Y1といい、図1における右側を後側Y2という。上下方向Zのうち、上側を上側Z1といい、下側を下側Z2という。
洗濯乾燥機1は、いわゆるドラム式の洗濯乾燥機であり、洗い運転と、すすぎ運転と、脱水運転と、乾燥運転と実行する。洗濯乾燥機1は、筐体2と、筐体2内に配置された洗濯槽3と、洗濯槽3に接続された給水路4および排水路5と、排水路5を流れる水から異物を捕獲する排水フィルタ6と、洗濯槽3内に収容されたドラム7と、ドラム7を回転させるモータ8と、ドラム7内の洗濯物Lを乾燥させる乾燥ユニット9とを含む。
筐体2は、ボックス状に形成される。筐体2の前面2Aは、例えば垂直面である。前面2Aには、筐体2の内外を連通させる開口2Bが形成される。前面2Aには、開口2Bを開閉する扉10と、スイッチや液晶パネルなどで構成された表示操作部11とが設けられる。使用者は、表示操作部11のスイッチなどを操作することによって、洗濯乾燥機1の運転条件を自由に選択したり、洗濯乾燥機1に対して運転開始や運転停止などを指示したりすることができる。表示操作部11の液晶パネルなどには、洗濯乾燥機1の運転に関する情報が目視可能に表示される。
洗濯槽3は、ショックアブソーバなどの支持部材15を介して筐体2に連結され、支持部材15によって弾性支持される。洗濯槽3は、水平方向Hに沿って前後方向Yに延びる軸線Jを中心とした円筒状の円周壁3Aと、垂直に配置されて円周壁3Aの中空部分を後側Y2から塞いだ円盤状の背面壁3Bと、円周壁3Aの前端縁につながったリング状の正面壁3Cとを有する。背面壁3Bの中心には、軸線Jに沿って背面壁3Bを前後方向Yに貫通した貫通孔3Dが形成される。正面壁3Cは、円周壁3Aの前端縁から軸線J側へ張り出した円環状の第1正面部3Eと、第1正面部3Eの内周縁から前側Y1へ突出した円筒状の第2正面部3Fと、第2正面部3Fの前端縁から軸線J側へ張り出した円環状の第3正面部3Gとを有する。第3正面部3Gの内側には、円周壁3Aの中空部分に前側Y1から連通した出入口3Hが形成される。出入口3Hは、筐体2の開口2Bに対して後側Y2から対向し、連通した状態にある。
給水路4は、蛇口(図示せず)に接続された一端部(図示せず)と、洗濯槽3において例えば円周壁3Aに接続された他端部4Aとを有する。他端部4Aには、例えば蛇腹ホースによって構成された弾性変形部4Bが設けられるので、洗濯槽3の振動が給水路4の全体に伝わることが抑制される。給水時には、蛇口からの水が給水路4から洗濯槽3内に供給される。洗濯槽3内には、水道水や、水道水に洗剤が溶けた洗剤水などの水が溜められる。給水路4の途中には、給水を開始したり停止したりするために開閉される給水弁12が設けられる。
排水路5は、洗濯槽3の下端部、例えば正面壁3Cの第1正面部3Eの下端部に接続される。洗濯槽3内の水は、排水路5から機外に排出される。排水路5において洗濯槽3に接続される端部には、例えば蛇腹ホースによって構成された弾性変形部5Aが設けられるので、洗濯槽3の振動が排水路5の全体に伝わることが抑制される。排水路5の途中には、排水を開始したり停止したりするために開閉される排水弁13が設けられる。
排水フィルタ6は、排水路5において排水弁13よりも洗濯槽3に近い上流部に設けられる。排水フィルタ6の前端は、筐体2の前面2Aに露出されるので、使用者は、排水フィルタ6の前端を掴んで排水フィルタ6を筐体2に対して着脱させることができる。排水フィルタ6の構成として、公知の構成を用いることができる。
ドラム7は、洗濯槽3よりも一回り小さく、内部に洗濯物Lを収容することができる。ドラム7は、洗濯槽3の円周壁3Aと同軸上に配置された円筒状の円周壁7Aと、円周壁7Aの中空部分を後側Y2から塞いだ円盤状の背面壁7Bと、円周壁7Aの前端縁から軸線J側へ張り出した円環状の環状壁7Cとを有する。ドラム7において少なくとも円周壁7Aには、複数の貫通孔7Dが形成され、洗濯槽3内の水は、貫通孔7Dを介して、洗濯槽3とドラム7との間で行き来する。そのため、洗濯槽3内の水位とドラム7内の水位とは、一致する。ドラム7の背面壁7Bの中心には、軸線Jに沿って後側Y2へ延びる支持軸14が設けられる。支持軸14の後端部は、洗濯槽3の背面壁3Bの貫通孔3Dを通って背面壁3Bよりも後側Y2に配置される。
環状壁7Cの内側には、円周壁7Aの中空部分に前側Y1から連通した出入口7Eが形成される。出入口7Eは、洗濯槽3の出入口3Hおよび筐体2の開口2Bに対して後側Y2から対向し、連通した状態にある。出入口3Hおよび出入口7Eは、開口2Bとともに、扉10によって一括開閉される。洗濯乾燥機1の使用者は、開放された開口2B、出入口3Hおよび出入口7Eを介して、ドラム7内に洗濯物Lを出し入れする。
モータ8は、筐体2内において、洗濯槽3の背面壁3Bの後側Y2に配置される。モータ8は、ドラム7に設けられた支持軸14に連結される。モータ8が発生した駆動力は、支持軸14に伝達され、ドラム7が、支持軸14を伴って軸線Jまわりに回転する。なお、モータ8と支持軸14と間には、モータ8の駆動力を支持軸14に伝達したり遮断したりするクラッチ機構(図示せず)が設けられてもよい。
乾燥ユニット9は、洗濯槽3に接続された循環路20と、循環路20内に空気の流れを発生させる送風部21と、循環路20内に空気を加熱する加熱部22とを含む。循環路20は、筐体2内において洗濯槽3の上側Z1に配置された流路である。循環路20は、前後方向Yへ水平に延びる水平部分20Aと、水平部分20Aの後端から下側Z2へ延びる後部分20Bと、水平部分20Aの前端から下側Z2へ延びる前部分20Cとを有し、筐体2に固定される。後部分20Bには、取出口20Dが形成される。取出口20Dは、洗濯槽3において例えば背面壁3Bに接続され、洗濯槽3内に後側Y2から連通した状態にある。前部分20Cの下端部には、戻し口20Eが形成される。戻し口20Eは、洗濯槽3において例えば正面壁3Cの第2正面部3Fの上端部に接続され、洗濯槽3内に上側Z1から連通した状態にある。循環路20において洗濯槽3に接続される両端部には、例えば蛇腹ホースによって構成された弾性変形部20Fが設けられるので、洗濯槽3の振動が循環路20の全体に伝わることが抑制される。
送風部21は、いわゆるブロアであり、循環路20の内部において取出口20Dに近い領域に配置された回転羽根23と、回転羽根23を回転させるモータ(図示せず)とを含む。乾燥運転では、回転羽根23が回転することにより、洗濯槽3内およびドラム7内の空気が、太い破線矢印で示すように、取出口20Dから循環路20内に取り出された後に、戻し口20Eから洗濯槽3内に戻される。これにより、洗濯槽3内の空気は、洗濯槽3と循環路20とを順に流れるように循環する。
加熱部22は、ヒートポンプにおける熱交換器または一般的なヒータなどであり、少なくとも一部が、循環路20内に設けられる。加熱部22において循環路20内に設けられた部分は、フィン状の放熱部22Aを複数有する。乾燥運転では、加熱部22が作動することによって放熱部22Aが高温になるので、循環のために循環路20内を流れる空気が放熱部22Aの周囲を通過する際に加熱されて熱風になる。乾燥運転では、糸くずや埃などの異物が発生して、この異物が熱風に乗って流れる。異物が加熱部22の放熱部22Aに付着して蓄積すると、加熱部22での加熱効率の低下や循環路20における空気の流れの悪化に伴う性能低下が生じるおそれがあるので、この異物を捕獲する必要がある。
乾燥ユニット9は、循環路20内を流れる空気に含まれる異物を水によって捕獲する水フィルタ30と、水フィルタ30に水を供給する流入路31と、流入路31を開閉する流入弁32とを含む。乾燥ユニット9は、水フィルタ30内の水を排水路5に導く流出路33と、流出路33を開閉する流出弁34と、水フィルタ30内の水を流出路33に溢れさせる溢水路35とをさらに含む。以下では、乾燥ユニット9を構成する循環路20について詳しく説明した後に、水フィルタ30、流入路31、流入弁32、流出路33、流出弁34および溢水路35について説明する。
循環路20において加熱部22の放熱部22Aよりも取出口20D側の部分を、上流部分20Gという。上流部分20Gは、水平部分20Aの一部と後部分20Bの全体とによって構成される。なお、送風部21の回転羽根23が放熱部22Aよりも取出口20D側に配置される場合には、循環路20において回転羽根23よりも取出口20D側の部分を上流部分20Gとみなしてもよい。後部分20Bは、取出口20Dから例えば後側Y2へ延びる第1部20BAと、水平部分20Aの後端から下側Z2へ延びる第2部20BBと、第1部20BAと第2部20BBとをつなぐ途中部20BCとを含む。第1部20BAに弾性変形部20Fが設けられる。
途中部20BCは、第1部20BAの後端から例えば後側Y2に延びて第2部20BBにつながった第1分岐路20BDと、第1部20BAの後端から例えば下側Z2に延びる第2分岐路20BEとに分岐する。途中部20BCにおいて第1分岐路20BDと第2分岐路20BEとに分岐する分岐点には、例えば多方弁によって構成された切替部36が設けられる。切替部36は、循環路20内で取出口20Dから戻し口20Eへ向かう空気が第1分岐路20BDおよび第2分岐路20BEのどちらか一方を流れるように循環路20内の空気の流れを切り替える。
水フィルタ30は、筐体2内において洗濯槽3の背面壁3Bの周辺の後領域2Cの下部に配置されて、筐体2に固定される。水フィルタ30は、例えば樹脂製でボックス状の容器40を有する。容器40は、水平方向Hに延びる板状の底壁41と、底壁41の外縁を縁取りつつ底壁41から上側Z1へ立ち上がった筒状の側壁42と、側壁42の上縁に接続された天壁43とを有する。容器40の内部空間40Aは、底壁41、側壁42および天壁43によって取り囲まれる。
循環路20の上流部分20Gを構成する後部分20Bでは、第2部20BBの下端部が容器40の天壁43に接続されて容器40の内部空間40Aに連通する。また、後部分20Bでは、途中部20BCの第2分岐路20BEの下端部が、天壁43を貫通して内部空間40Aに配置されて内部空間40Aにおいて開口することによって容器40につながる。このように内部空間40Aが後部分20Bの途中に位置するので、容器40は、循環路20の後部分20Bの一部を構成する。容器40は、後部分20Bにおいて加熱部22よりも循環路20の取出口20Dに近い位置に配置される。また、後部分20Bの途中部20BCにおける第1分岐路20BDは、前述したように第2部20BBにつながることによって、容器40を迂回する。このような後部分20Bは、途中部20BCにおいて第1分岐路20BDと第2分岐路20BEとに分岐した後に、分岐位置よりも下流側の第2部20BBおよび内部空間40Aにおいて合流する。
流入路31は、給水路4において給水弁12よりも蛇口側の部分から分岐し、容器40の側壁42に接続される。流入弁32は、流入路31の途中に設けられる。流出路33において水フィルタ30側の端部をなす第1部分33Aは、容器40の底壁41に下側Z2から連結されて容器40の内部空間40Aに連通する。流出路33において第1部分33Aとは反対側の端部をなす第2部分33Bは、排水路5において排水フィルタ6よりも洗濯槽3側の上流部分に接続される。第2部分33Bは、排水フィルタ6に直接接続されてもよい。第1部分33Aおよび第2部分33Bのそれぞれには、例えば蛇腹ホースによって構成された弾性変形部33Cが設けられるので、第1部分33Aおよび第2部分33Bは、弾性変形可能である。
流出弁34は、流出路33の第1部分33Aに設けられる。溢水路35は、容器40の側壁42と第1部分33Aとをつなぐ。溢水路35において側壁42に接続された部分は、溢水口35Aとして容器40の内部空間40Aに臨む。溢水口35Aは、側壁42において流入路31が接続された位置よりも低い位置に配置される。
図2は、洗濯乾燥機1の電気的構成を示すブロック図である。洗濯乾燥機1は、制御部60と、水位センサ61と、温度センサ62とをさらに含む。制御部60は、例えば、CPU63と、後述する様々なカウント値や閾値などを記憶するROMやRAMなどのメモリ64と、計時用のタイマ65とを含むマイコンとして構成され、筐体2内に内蔵される。モータ8、表示操作部11、給水弁12、排水弁13、送風部21、加熱部22、流入弁32、流出弁34、切替部36、水位センサ61および温度センサ62のそれぞれは、制御部60に対して電気的に接続される。
図1を参照して、制御部60は、モータ8の回転を制御してモータ8に駆動力を発生させたり、モータ8の回転を停止したりする。使用者が表示操作部11を操作して洗濯物Lの運転条件などについて選択すると、制御部60は、その選択を受け付ける。制御部60は、表示操作部11の表示を制御する。制御部60は、給水弁12および排水弁13の開閉を制御する。制御部60が排水弁13を閉じた状態で給水弁12を開くと、蛇口からの水道水が、給水路4を流れて給水路4の他端部4Aから洗濯槽3に供給されて溜まる。制御部60が排水弁13を開くと、洗濯槽3内の水が排水路5を通って機外に排出される。
制御部60は、送風部21を作動させて循環路20内で取出口20Dから戻し口20Eへ向けて流れる風を発生させ、ドラム7と循環路20との間で循環させる。制御部60は、加熱部22を作動させて、ドラム7と循環路20との間で循環する風を熱風にする。制御部60は、水フィルタ30に関する流入弁32および流出弁34のそれぞれの開閉を制御する。制御部60が流出弁34を閉じた状態で流入弁32を開くと、蛇口からの水道水が、給水路4および流入路31を流れて水フィルタ30の容器40内に流入して容器40の内部空間40Aに溜まる。制御部60が流出弁34を開くと、容器40内の水が流出路33に流出し、排水路5を通って機外に排出される。制御部60は、切替部36の開閉を制御することによって、取出口20Dから循環路20の第1部20BA内に取り出された空気を第1分岐路20BDおよび第2分岐路20BEのどちらか一方に流す。
水位センサ61は、水フィルタ30の容器40内の水位を検知する公知のセンサであり、例えば、容器40においての溢水路35が接続された部分の近傍に取り付けられる。水位センサ61の検出値は、リアルタイムで制御部60に入力される。
温度センサ62として、公知の温度センサを使用できる。温度センサ62は、例えば洗濯槽3に取り付けられる。温度センサ62は、洗濯槽3内の空気の温度を検出することにより、送風部21の作動に応じて循環する空気の温度を検出する。なお、温度センサ62は、循環する空気の温度そのものを検出値として検出するのでなく、所定の基準温度に対する当該空気の温度変化量を検出値として検出してもよい。温度センサ62の検出値は、リアルタイムで制御部60に入力される。
制御部60は、モータ8を作動させて給水弁12および排水弁13のそれぞれを開閉することによって、洗い運転、すすぎ運転および脱水運転をこの順に実行する。すすぎ運転は複数回実行されてもよく、脱水運転は、洗い運転とすすぎ運転との間や、すすぎ運転と次のすすぎ運転との間に実行されてもよい。
洗い運転の開始に先立って、ドラム7内に洗剤が投入される。制御部60は、洗い運転では、排水弁13を閉じた状態で、給水弁12を所定時間開いて給水路4から洗濯槽3およびドラム7に給水した後に、モータ8によってドラム7を回転させる。これにより、ドラム7内の洗濯物Lが、たたき洗いされる。たたき洗いでは、洗濯物Lがある程度持ち上げられてから水面に自然落下するというタンブリングが繰り返される。タンブリングによる衝撃や、ドラム7に溜まった洗剤水に含まれる洗剤成分によって、洗濯物Lから汚れが取り除かれる。タンブリングの開始から所定時間が経過した後に、制御部60が排水弁13を開いて排水すると、洗い運転が終了する。
制御部60は、すすぎ運転では、給水弁12を所定時間開いて洗濯槽3およびドラム7に給水してから、モータ8によってドラム7を回転させる。すると、前述したタンブリングが繰り返されるので、洗濯物Lがドラム7内の水道水によってすすがれる。タンブリングの開始から所定時間が経過した後に、制御部60が排水すると、すすぎ運転が終了する。制御部60は、脱水運転では、排水弁13を開いた状態で、ドラム7を脱水回転させる。ドラム7の脱水回転により生じた遠心力によって、ドラム7内の洗濯物Lが脱水される。脱水により洗濯物Lから染み出た水は、排水路5から機外に排出される。
脱水運転後、制御部60は、送風部21および加熱部22を作動させて給水弁12、排水弁13、流入弁32、流出弁34および切替部36のそれぞれの開閉を制御することによって、乾燥運転を実行する。洗濯乾燥機1では、洗い運転、すすぎ運転および脱水運転を経ずに、乾燥運転だけが実行されてもよい。
乾燥運転を示すフローチャートである図3も参照して、乾燥運転開始の際、制御部60は、加熱部22を作動させて加熱部22の放熱部22Aを予熱して(ステップS1)、流出弁34を閉じた状態で流入弁32を開く(ステップS2)。これにより、蛇口からの水が、給水路4および流入路31を通って、水フィルタ30の容器40内に供給されて溜まる。この際、制御部60は、容器40内の水が飛び散らないように送風部21を停止する。つまり、制御部60は、乾燥運転開始のために送風部21が動作する前に流入弁32を開いて容器40内に水を溜める。水位センサ61が検出した容器40内の水位が、循環路20の第2分岐路20BEの下端付近の基準水位Wまで上昇すると、水フィルタ30の機能が有効になるので、制御部60は、流入弁32を閉じて水フィルタ30への給水を終了する。
基準水位Wは、溢水口35Aよりも低い位置に設定されるが、第2分岐路20BEの下端より高くてもよい。なお、容器40内の水位が溢水口35Aまで上昇すると、容器40内の一部の水は、溢水口35Aを通って容器40の外の溢水路35に溢れて溢水路35によって流出路33に導かれ、流出路33および排水路5を通って機外に排出される。
水フィルタ30への給水後に、制御部60は、引き続き加熱部22を作動させた状態で、送風部21を作動させる(ステップS3)。これにより、前述したように加熱されることで熱風となった空気が、洗濯槽3と循環路20とを順に流れるように循環する。この空気は、ドラム7内の洗濯物Lに浴びせられて洗濯物Lの水分を吸収する。これより、洗濯物Lが乾燥する。洗濯槽3内で洗濯物Lの水分を吸収した空気は、湿り空気となって、図1の太い破線矢印V1で示すように、取出口20Dから循環路20内に取り出され、循環路20内において戻し口20Eへ向かって流れる。
送風部21の作動開始時には、制御部60は、切替部36の開閉を制御することによって、取出口20Dから循環路20の第1部20BA内に取り出された空気を第2分岐路20BEに流す。そのため、第2分岐路20BEを流れる空気は、図1の太い破線矢印V2で示すように下降して水フィルタ30の容器40内に流入する。容器40内に流入した空気は、容器40内に溜まった水の中を通って下降し、容器40の底壁41の手前で向きを変え、図1の太い破線矢印V3で示すように水中で上昇する。この際、この空気が、容器40内の水と熱交換することによって除湿される。さらに、この空気に含まれる異物が、容器40内の水によって捕獲されて水と共に容器40内に溜まる。これにより、異物が加熱部22に到達して加熱部22の性能を低下させることを防止できる。また、水フィルタ30の水によって、乾燥運転中に発生する異物を捕獲できるだけでなく、湿り空気を除湿することもできる。
容器40が循環路20の上流部分20Gにおいて加熱部22よりも取出口20Dに近い位置に配置されるので、水フィルタ30は、取出口20Dから循環路20に取り出された直後の空気から速やかに異物を捕獲することができる。これにより、循環路20において異物を含む空気が蔓延する領域を小さくすることができるので、循環路20の大部分に異物が付着することを防止できる。さらに、容器40が加熱部22から離れて配置されるので、容器40内において空気と水との熱交換に伴う水温上昇に応じて湯気が発生しても、この湯気が加熱部22に到達しにくい。
このように水分および異物が除去された空気は、容器40内の水面を越えてさらに上昇して天壁45に到達し、容器40内から循環路20の後部分20Bの第2部20BBに流出して、図1の太い破線矢印V3で示すように、戻し口20Eへ向けて第2部20BB内を上昇する。第2部20BB内を上昇した空気は、図1の太い破線矢印V4で示すように、送風部21の回転羽根23を通過して循環路20の水平部分20A内を前側Y1へ流れ、その際、加熱部22の放熱部22Aを通過することによって再加熱される。再加熱された空気は、循環路20の前部分20C内を下降して戻し口20Eに向かい、戻し口20Eから洗濯槽3内およびドラム7内に供給されてドラム7内の洗濯物Lの乾燥のために再利用される。
以上のように、循環路20において取出口20Dから取り出した空気を容器40内に溜まった水に通してから戻し口20Eまで流す風路を、以下では「水経由風路」という。一方、後述するように循環路20において取出口20Dから取り出した空気を、図1の太い破線矢印V5で示すように第1分岐路20BDに通すことよって容器40内の水から迂回させて戻し口20Eまで流す風路を、以下では「水迂回風路」という。なお、乾燥運転開始前の待機状態の循環路20は、水迂回風路である。
乾燥運転中における風路が水経由風路のままであって空気が常に容器40内の水を通るように循環する場合には、容器40内の水が抵抗になることによって、空気の循環が次第に鈍るおそれがある。空気の循環が鈍くなると、洗濯槽3内に供給される熱風の風量が低下するので、乾燥性能が低下してしまう。そこで、制御部60は、ステップS3において送風部21を作動させた後に、乾燥運転中に循環する空気の循環路20内における流れを水経由風路および水迂回風路のどちらか適切な風路に切り替わるように制御するために、風路決定処理(ステップS4)および風路調整処理(ステップS5)を実行する。
図4を参照して、制御部60は、風路決定処理において、まず、温度センサ62の検出値を確認する(ステップS11)。この検出値が第1閾値未満の場合には、循環する低温の空気に含まれる埃や糸くずなどの異物は、水フィルタ30によって直ちに捕獲する必要がない位に少ない。異物が少ないということは、異物が存在しないことも含む。逆に、検出値が第1閾値よりも高い第2閾値以上の場合には、循環する高温の空気には、水フィルタ30によって直ちに捕獲する必要がある位に多くの異物が含まれる。第1閾値および第2閾値は、実験などによって予め定められてメモリ64に記憶される。なお、温度センサ62の検出値が循環する空気の温度そのものである場合、第1閾値の一例は、35度であり、第2閾値の一例は、45度である。
乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第1閾値未満になると(ステップS12でYES)、つまり水フィルタ30によって循環中の空気から異物を捕獲する必要がなくなると、制御部60は、切替部36を制御することによって、循環路20内の空気が第1分岐路20BDを流れるように循環路20内の空気の流れを水迂回風路に切り替える(ステップS13)。つまり、制御部60は、乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第1閾値未満の場合には、空気が水フィルタ30の容器40内の水を通らずに循環するように循環路20内の空気の流れを制御する。
乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第2閾値以上になると(ステップS12でNOかつステップS14でYES)、つまり水フィルタ30によって循環中の空気から異物を捕獲する必要が生じると、制御部60は、切替部36を制御することによって、循環路20内の空気が第2分岐路20BEを流れるように循環路20内の空気の流れを水経由風路に切り替える(ステップS15)。つまり、制御部60は、乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第2閾値以上の場合には、空気が水フィルタ30の容器40内の水を通って循環するように循環路20内の空気の流れを制御することによって、循環する空気から異物を捕獲する。
以上のように風路決定処理(ステップS4)によって循環路20における最適な風路を決定した後に、制御部60は、フィードバックのための風路調整処理を実行する(ステップS5)。図5を参照して、風路調整処理において、制御部60は、まず、温度センサ62の検出値を確認する(ステップS21)。
乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第1閾値未満になると(ステップS22でNO)、水フィルタ30によって循環中の空気から異物を捕獲する必要がないので、制御部60は、切替部36を制御することによって、循環路20内の空気の流れを水迂回風路に切り替える(ステップS23)。
乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第2閾値以上になると(ステップS22でYESかつステップS24でYES)、水フィルタ30によって循環中の空気から異物を捕獲する必要があるので、制御部60は、切替部36を制御することによって、循環路20内の空気の流れを水経由風路に切り替える(ステップS25)。
乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第1閾値以上であるものの第2閾値未満であれば(ステップS22でYESかつステップS24でNO)、制御部60は、切替部36を制御することによって、循環路20内の空気の流れを水迂回風路に切り替える(ステップS26)。制御部60は、ステップS26において循環路20内の空気の流れを水迂回風路に切り替えてからの経過時間をタイマ65によって測定する。この経過時間が、例えば数分~数十分といった所定時間に到達する場合(ステップS27でYES)、つまり乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第1閾値以上かつ第2閾値未満である状態が所定時間継続する場合には、循環する空気中で異物が発生して増え始めたおそれがある。この場合には、制御部60は、切替部36を制御して循環路20内の空気の流れを水経由風路に切り替えることにより、空気が容器40内の水を通って循環するように循環路20内の空気の流れを制御する(ステップS25)。これにより、循環する空気中で発生し始めた異物を水フィルタ30によって直ちに捕獲することができる。当該所定時間は、実験などによって予め定められてメモリ64に記憶される。
制御部60は、図6に示す風路調整処理を実行してもよい。この場合にも、制御部60は、まず、温度センサ62の検出値を確認する(ステップS31)。乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第2閾値以上になると(ステップS32でYES)、水フィルタ30によって循環中の空気から異物を捕獲する必要があるので、制御部60は、切替部36を制御することによって、循環路20内の空気の流れを水経由風路に切り替える(ステップS33)。温度センサ62の検出値が第2閾値未満であるものの第1閾値以上である場合にも(ステップS32でNOかつステップS34でNO)、制御部60は、循環路20内の空気の流れを水経由風路に切り替えることによって、循環する空気から異物を捕獲してもよい(ステップS33)。
乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第2閾値以上から第1閾値未満まで低下すると(ステップS32でNOかつステップS34でYES)、制御部60は、検出値が第1閾値未満になった時からの経過時間をタイマ65に測定する。この経過時間が、例えば数分~数十分といった所定時間に到達する場合(ステップS35でYES)、つまり温度センサ62の検出値が第2閾値以上から第1閾値未満になった状態が所定時間継続する場合には、循環する空気中の異物は、捕獲する必要がない位に減ったとみなせる。当該所定時間は、実験などによって予め定められてメモリ64に記憶される。
温度センサ62の検出値が第1閾値未満になった状態の経過時間が所定時間に到達する場合(ステップS35でYES)、制御部60は、切替部36を制御して循環路20内の空気の流れを水迂回風路に切り替えることにより、空気が容器40内の水を通らずに循環するように循環路20内の空気の流れを制御する(ステップS36)。これにより、この状態の乾燥運転中では、乾燥用の空気を円滑に循環させることができるので、乾燥性能の低下を抑制できる。一方、例えば使用者が途中で扉10を開けることなどによって異物が洗濯槽3内に流入すると、温度センサ62の検出値が第2閾値以上から第1閾値未満になった状態が所定時間継続しないので(ステップS35でNO)、制御部60は、循環路20内の空気の流れを水経由風路のままにすることによって、循環する空気から異物を捕獲する(ステップS33)。
以上のように、制御部60は、乾燥運転中において、切替部36の制御によって、循環する空気から異物を捕獲する必要があるときだけ水フィルタ30の容器40内の水に空気を通し、異物を捕獲する必要がないときは容器40内の水に空気を通さない。この場合には、循環する空気を常に容器40内の水に通す場合と比べて、乾燥運転全体において乾燥用の空気を円滑に循環させることができるので、熱風の風量を十分確保することにより、乾燥性能の低下を抑制できる。ただし、乾燥運転の開始時には、温度センサ62の検出値に関わらず、制御部60は、図3に示すように、循環路20を必ず水経由風路にするので(ステップS2およびステップS3)、乾燥運転前から存在してドラム7などに付着した異物を水フィルタ30によって捕獲することができる。
制御部60は、このようにステップS5の風路調整処理を、例えば1~3時間程度の所定時間継続すると、加熱部22を停止する(ステップS6)。この状態では、送風部21は引き続き作動中なので、冷風が循環してドラム7内の洗濯物Lに浴びせられることによって、洗濯物Lがクールダウンされる。そして、制御部60は、冷風の循環を数十分程度の所定時間継続すると、乾燥運転終了の際の処理として、送風部21を停止して、流出弁34を開くことにより水フィルタ30の排水を実行する(ステップS7)。これにより、水フィルタ30の容器40内の水および異物が、流出路33に排出されて、流出路33から排水路5に導かれる。つまり、容器40内の水を捨てれば、容器40内に溜まった異物も水に乗って排出される。
排水路5に導かれた異物は、排水フィルタ6(図1参照)によって捕獲される。使用者は、排水フィルタ6に溜まった異物を取り除けば、容器40内の異物を取り除いたことにもなるので、水フィルタ30にアクセスして容器40内の異物を取り除くメンテナンスをしなくてもよい。よって、水フィルタ30のメンテナンスが容易になるので、乾燥運転に関して使い勝手の向上を図れる。なお、排水フィルタ6が省略されてもよく、その場合、排水路5に導かれた異物は、排水路5を通過して機外にそのまま排出される。
容器40内の水がなくなると、乾燥運転が終了する。制御部60は、容器40内の水がなくなったか否かを、水位センサ61の検出結果に応じて判断してもよいし、所要時間の経過によって判断してもよい。この所要時間は、実験などによって予め定められ、メモリ64に記憶される。このように容器40内が空になるので、乾燥運転終了後から次の乾燥運転開始までの間に容器40内に水が残ることによって容器40内にカビや雑菌が繁殖することを防止できる。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項に記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、前述した実施形態では、循環路20は、後部分20Bの途中部20BCにおいて第1分岐路20BDと第2分岐路20BEとに分岐することによって、前述した水迂回風路と水経由風路とに切り替え可能である(図1参照)。これに代え、図7に示す変形例のように、途中部20BCは、分岐せずに第1部20BAの後端から折れ曲がって下側Z2へ延び、天壁43を貫通して内部空間40Aに配置されてよい。なお、図7では、前述した部材と機能的に同じ部材に対して、同じ符号が付される。変形例における途中部20BCの下端部は、内部空間40Aにおいて開口することによって容器40につながる。そのため、循環のために取出口20Dから循環路20内に取り込まれた空気は、太い破線矢印で示すように、必ず水フィルタ30の容器40内を経由して戻し口20Eに向かう。
変形例の場合、容器40内に基準水位Wまで水が溜まったときの循環路20が、前述した水経由風路であり、容器40が空であるときの循環路20が、前述した水迂回風路である。制御部60は、流入弁32および流出弁34の少なくともいずれかの開閉を制御することによって、容器40内に水を溜めて循環路20を水経由風路に切り替えたり、容器40を空にして循環路20を水迂回風路に切り替えたりする。一例として、制御部60は、流出弁34を閉じた状態で流入弁32を開いて流入路31から容器40内に水を流入させることによって容器40内に水を溜めることができ、流出弁34を開いて容器40内の水を流出路33から流出させることによって容器40を空にすることができる。
そして、変形例の風路決定処理(ステップS4)においても、乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第1閾値未満になると(図4のステップS12でYES)、制御部60は、循環路20を水迂回風路に切り替えるので(ステップS13)、循環する空気は、空の容器40内では水を通らずに流れる。また、乾燥運転中における温度センサ62の検出値が第2閾値以上になると(ステップS12でNOかつステップS14でYES)、制御部60は、循環路20を水経由風路に切り替えるので(ステップS15)、空気が容器40内に溜まった水を通って循環する。また、変形例の風路調整処理(ステップS5)においても、制御部60は、前述したように、循環する空気中の異物の量に応じて、循環路20を水迂回風路および水経由風路に切り替える(図5および図6参照)。
変形例では、このような制御部60による流入弁32や流出弁34の制御によって、乾燥運転中において、循環する空気から異物を捕獲する必要があるときだけ容器40内に水を溜めて容器40内の水に空気を通し、異物を捕獲する必要がないときは容器40を空にして容器40内で空気が水の抵抗を受けずに円滑に流れるようにすることができる。
前述した様々な特徴は、適宜組み合わせてもよい。例えば、制御部60は、図5に示す風路調整処理と、図6に示す風路調整処理とのどちらか一方だけを実行してもよいし、これらを二段階で実行してもよい。また、制御部60は、切替部36の制御(図1参照)と、前述した変形例における流入弁32や流出弁34の制御(図7参照)とを組み合わせて、循環路20を水迂回風路および水経由風路に切り替えてもよい。
前述した実施形態におけるドラム式の洗濯乾燥機1では、軸線Jが水平方向Hに傾斜するようにドラム7が配置されてもよい。また、洗濯乾燥機1は、軸線Jが縦に延びる縦型の洗濯乾燥機であってもよい。
1 洗濯乾燥機
3 洗濯槽
20 循環路
20BD 第1分岐路
20BE 第2分岐路
20D 取出口
20E 戻し口
21 送風部
22 加熱部
30 水フィルタ
31 流入路
32 流入弁
33 流出路
34 流出弁
36 切替部
40 容器
60 制御部
62 温度センサ
L 洗濯物

Claims (5)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、
    前記洗濯槽に接続された取出口および戻し口を有する循環路と、
    前記洗濯槽内の空気を前記取出口から前記循環路内に取り出して前記戻し口から前記洗濯槽内に戻すことによって循環させる送風部と、
    循環する空気を加熱する加熱部と、
    前記循環路の一部を構成する容器を有し、前記容器内に水が溜められた場合には、前記循環路内で前記取出口から前記戻し口へ向かう空気を前記容器内の水に通すことによって当該空気から異物を捕獲する水フィルタと、
    循環する空気の温度または温度変化量を検出する温度センサと、
    前記送風部および前記加熱部を作動させて乾燥運転を実行したり、前記乾燥運転中に循環する空気の前記循環路内における流れを制御したりする制御部とを含み、
    前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が第1閾値未満の場合には、前記制御部は、空気が前記容器内の水を通らずに循環するように前記循環路内の空気の流れを制御し、
    前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第1閾値よりも高い第2閾値以上の場合には、前記制御部は、空気が前記容器内の水を通って循環するように前記循環路内の空気の流れを制御する、洗濯乾燥機。
  2. 前記循環路の途中部は、前記容器を迂回した第1分岐路と、前記容器につながった第2分岐路とに分岐した後に合流し、
    前記循環路内の空気が前記第1分岐路および前記第2分岐路のどちらか一方を流れるように前記循環路内の空気の流れを切り替える切替部を含み、
    前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が第1閾値未満になると、前記制御部は、前記切替部を制御することによって、前記循環路内の空気が前記第1分岐路を流れるように前記循環路内の空気の流れを切り替え、
    前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第2閾値以上になると、前記制御部は、前記切替部を制御することによって、前記循環路内の空気が前記第2分岐路を流れるように前記循環路内の空気の流れを切り替える、請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記容器内に水を流入させる流入路と、
    前記流入路を開閉する流入弁と、
    前記容器内の水を流出させる流出路と、
    前記流出路を開閉する流出弁とを含み、
    前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が第1閾値未満になると、前記制御部は、前記流入弁および前記流出弁の少なくともいずれかの開閉を制御することによって前記容器を空にし、
    前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第2閾値以上になると、前記制御部は、前記流入弁および前記流出弁の少なくともいずれかの開閉を制御することによって前記容器内に水を溜める、請求項1または2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第1閾値以上かつ前記第2閾値未満である状態が所定時間継続する場合には、前記制御部は、空気が前記容器内の水を通って循環するように前記循環路内の空気の流れを制御する、請求項1~3のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記乾燥運転中における前記温度センサの検出値が前記第2閾値以上から前記第1閾値未満まで低下した場合には、前記制御部は、空気が前記容器内の水を通らずに循環するように前記循環路内の空気の流れを制御する、請求項1~4のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
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