JP7411207B2 - コミュニケーション能力評価装置、コミュニケーション能力評価方法及びプログラム - Google Patents

コミュニケーション能力評価装置、コミュニケーション能力評価方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コミュニケーション能力評価装置、コミュニケーション能力評価方法及びプログラムに関する。
社会性やコミュニケーション能力に問題が生じる例として、自閉症スペクトラム(Autistic Spectrum Disorders、以下、ASDという)などの発達障害がよく知られている(非特許文献1)。ASDは、従来型の自閉症やアスペルガー症候群等を含む広い概念をまとめたものである(精神障害の診断と統計マニュアル第5版(DBM-5))。
ASDの診断方法として、自己回答形式のアンケートによっておおよその傾向を把握する自閉症スペクトラム指数(AutiBm Spectrum Quotient、以下、AQという)を用いたAQテストが知られている(非特許文献2)。AQテストは、ASDであるか否かの判定を行うものであるので、ASDではないが、論理的思考力が低く、コミュニケーション能力に乏しい状態の被検者を適切にスクリーニングすることは困難である。
論理的思考力は、コミュニケーションに必要となる読解力、表現力等の基礎となる重要な能力であり、論理的思考力の低下は、コミュニケーション能力の低下につながる。近年、若年層における論理的思考力の低下が指摘されている。例えば、非特許文献3では、中学生の読解力に関する調査結果が示され、読解力の低下が指摘されている。
このように、論理的思考力引いては読解力が低下すれば、例えば、自ら提案を行う必要が全くない状態、すなわち、単に受動的に説明を聞いている状態でも、発言者の意図(話の文脈)を正しく把握することが困難になる。そこで、文脈の理解度を評価するための課題を音声情報として出題して、階層構造把握により聴覚コミュニケーション能力を検査するコミュニケーション能力評価支援装置が開示されている(特許文献1)。
特開2017-189381号公報
林 寧哲 (監修),「これでわかる 大人の発達障害」,成美堂出版,2015 若林 明雄,東條 吉邦,Simon Baron-Cohen,Sally Wheelwright,「自閉症スペクトラム指数(AQ)日本語版の標準化―高機能臨床群と健常成人による検討―:高機能臨床群と健常成人による検討」,心理学研究 75(1),78-84,2004 新井 紀子、"英語やプログラミングの前に日本語力が必要"、[online]、平成28年8月4日、日本経済新聞、[平成28年12月14日検索]、インターネット<URL:http://www.nikkei.com/article/DGXKZO05615580T00C16A8X12000/>
上記特許文献1に開示されたコミュニケーション能力評価支援装置によれば、このような学生に対して、階層構造把握により聴覚コミュニケーション能力を検査することができる。しかしながら、このような装置をもってしても、出題がパターン化されていた場合には、一見相当難しそうな問題でも、一時記憶により暗記問題として解ける場合があり、このことがコミュニケーション能力を正確に検査する障害となっていた。
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであり、コミュニケーション能力をより適格に評価することができるコミュニケーション能力評価装置、コミュニケーション能力評価方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るコミュニケーション能力評価装置は、
ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部と、
前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部と、
前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部と、
前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部と、
を備え
前記記憶部は、1つの前記第1の情報に対して、前記第2の情報を複数記憶し、
前記設問出力部は、前記第2の情報が出力される順番をランダムに変更しつつ、前記第2の情報のいずれかを出力した後、前記回答入力部に回答が入力されると、前記第2の情報の出力を停止する処理を、前記第1の情報に対応する全ての前記第2の情報について行う。
また、前記記憶部が、1つの設問データにおいて、場の状況が変化する前の前記第1の情報、前記第2の情報及び前記第3の情報と、場の状況が変化した後の前記第1の情報、前記第2の情報及び前記第3の情報と、を記憶する、
こととしてもよい。
また、前記回答入力部に回答が入力される毎に、前記判定部が、判定結果を出力する、
こととしてもよい。
また、前記記憶部には、前記設問データが複数組格納され、
前記第2の情報の数が、各組で異なる、
こととしてもよい。
本発明の第2の観点に係るコミュニケーション能力評価装置は、
ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部と、
前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部と、
前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部と、
前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部と、
を備え、
前記第2の情報には、複数の行為の内容が含まれ、
前記複数の行為の内容のうち、いずれか1つの行為の内容に対する正答が非である場合には、前記第2の情報に対応する前記第3の情報は、非を示す。
本発明の第3の観点に係るコミュニケーション能力評価装置は、
ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部と、
前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部と、
前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部と、
前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部と、
を備え、
前記回答入力部は、
前記第2の情報に対応する回答として、該当無しを入力可能である
前記設問データには、状況に従って適切な判断又は行動ができるかを問う問題又は実体験から得られ物事を階層的に理解する能力を問う問題が含まれている、
こととしてもよい。
本発明の第の観点に係るコミュニケーション能力評価方法は、
コミュニケーション能力評価装置によって実行されるコミュニケーション能力評価方法であって、
ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報を出力し、その出力を停止した後に、前記行為の内容を示す第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力ステップと、
前記設問出力ステップで出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力ステップと、
前記行為の是非についての正答を示す第3の情報を参照して、前記回答入力ステップで入力された回答の判定を行う判定ステップと、
を含み、
1つの前記第1の情報に対して、複数の前記第2の情報が対応付けられており、
前記設問出力ステップでは、前記第2の情報が出力される順番をランダムに変更しつつ、前記第2の情報のいずれかを出力した後、前記回答入力ステップで回答が入力されると、前記第2の情報の出力を停止する処理を、前記第1の情報に対応する全ての前記第2の情報について行う。
本発明の第5の観点に係るコミュニケーション能力評価方法は、
コミュニケーション能力評価装置によって実行されるコミュニケーション能力評価方法であって、
ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報を出力し、その出力を停止した後に、前記行為の内容を示す第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力ステップと、
前記設問出力ステップで出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力ステップと、
前記行為の是非についての正答を示す第3の情報を参照して、前記回答入力ステップで入力された回答の判定を行う判定ステップと、
を含み、
前記第2の情報には、複数の行為の内容が含まれ、
前記複数の行為の内容のうち、いずれか1つの行為の内容に対する正答が非である場合には、前記第2の情報に対応する前記第3の情報は、非を示す。
本発明の第の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部、
前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部、
前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部、
前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部、
として動作させ
前記記憶部は、1つの前記第1の情報に対して、前記第2の情報を複数記憶し、
前記設問出力部は、前記第2の情報が出力される順番をランダムに変更しつつ、前記第2の情報のいずれかを出力した後、前記回答入力部に回答が入力されると、前記第2の情報の出力を停止する処理を、前記第1の情報に対応する全ての前記第2の情報について行う。
本発明の第7の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部、
前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部、
前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部、
前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部、
として動作させ、
前記第2の情報には、複数の行為の内容が含まれ、
前記複数の行為の内容のうち、いずれか1つの行為の内容に対する正答が非である場合には、前記第2の情報に対応する前記第3の情報は、非を示す。
本発明によれば、ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、行為の内容を示す第2の情報とを同時に出力しないようにするので、被検者が、一時記憶により暗記問題として設問を解きにくくすることができる。この結果、被検者の論理的思考力に基づいて、コミュニケーション能力をより適格に評価することができる。
本発明の実施の形態に係るコミュニケーション能力評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 コミュニケーション能力評価装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 図1のコミュニケーション能力評価処理のフローチャートである。 設問データの第1の例を示す図である。 設問データの第2の例を示す図である。 設問データの第3の例を示す図である。 設問データの第4の例を示す図である。 設問データの第4の例の続きを示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係るコミュニケーション能力評価装置、コミュニケーション能力評価システム、コミュニケーション能力評価方法及びプログラムについて、図面を参照しつつ説明する。各図面においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
図1に示すように、本実施の形態に係るコミュニケーション能力評価装置1は、記憶部10、制御部20、出力部30及び入力部40を備える情報処理装置(コンピュータ)である。
記憶部10は、被検者に出題する設問データDk(k=1,2,・・・)を予め記憶している。設問データDkは、ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報としての状況データBm(m=1,2,・・・)と、行為の内容を示す第2の情報としての行為データQn(n=1,2,・・・)と、行為の是非についての正答を示す第3の情報としての回答データAnの組み合わせから成る。このように、記憶部10には、1つの設問単位である設問データDkが複数組記憶されている。
制御部20は、コミュニケーション能力評価装置1の全体を制御するものであり、設問出力部21、回答入力部22及び判定部23を備える。
設問出力部21は、記憶部10から読み出した設問データDkの場の状況データBm及び行為データQnを出力部30へ出力する。具体的には、設問出力部21は、状況データBmを出力し、その出力を停止した後に状況データBmに対応する行為データQnを表示出力又は音声出力するとともに、出力された行為データQnが示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する。行為データQnが示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報としては、例えば”この行為に賛同しますか(Y)?、賛同しませんか(N)?”というような文章がある。
回答入力部22は、設問出力部21から出力された行為データQnに対する回答を入力する。例えば、出力された行為データQnに賛同する場合には、入力部40に含まれるキーボードの「Y」キーを押下し、賛同しない場合には、「N」キーを押下する。
判定部23は、記憶部10に記憶された行為データQnに対応する回答データAnを参照して、回答入力部22に入力された回答の判定を行う。判定部23は、その判定結果を出力部30に出力する。
出力部30は、設問出力部21から出力される場の状況データBm及び行為データQnを、音声出力又は表示出力することによって、被検者に問題を出す。出力部30は、さらに判定部23の判定結果を音声出力又は表示出力する。
入力部40は、行為データQnが示す行為について賛同するか否かの回答を入力する。入力部40は、入力された回答を、回答入力部22へ送信する。
図1に示すコミュニケーション能力評価装置1の機能構成は、例えば、図2に示すハードウエア構成によって実現される。具体的には、コミュニケーション能力評価装置1は、装置全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)61を中心に構成される。コミュニケーション能力評価装置1は、さらに、CPU61の作業領域等として動作する主記憶部62と、CPU61の動作プログラム等を記憶する外部記憶部63と、を備える。
コミュニケーション能力評価装置1は、被検者の操作入力を受け付ける操作入力部64と、音声を入力する音声入力部65と、状況データBm、行為データQn及び判定結果等を音声出力する音声出力部66と、状況データBm、行為データQn及び判定結果等を表示出力する表示部67と、を備える。また、コミュニケーション能力評価装置1は、内部バス68を備えており、内部バス68は、構成要素を相互接続する。
主記憶部62は、RAM(Random AccesBmemory)等から構成されている。主記憶部62には、外部記憶部63に記憶されており、CPU61を制御部20として動作させるための動作プログラム及びデータがロードされる。また、主記憶部62は、CPU61の作業領域(データの一時記憶領域)としても用いられる。
外部記憶部63は、フラッシュメモリ、ハードディスク等の不揮発性メモリから構成される。外部記憶部63には、CPU61に実行させるための動作プログラムと、被検者に設問する設問データDkが予め記憶されている。動作プログラムは、具体的には、設問の出力を行う設問出力部21の機能を実現する出題プログラム63aと、被検者の回答を入力する回答入力部22の機能を実現する入力プログラム63bと、被検者によって入力された回答が正答であるか否か判定する判定部23の機能を実現する判定プログラム63cとを含む。
主記憶部62及び外部記憶部63は、記憶部10として機能する。
操作入力部64は、キーボード及びマウス等のマンマシンインターフェイスデバイスと、これらのデバイスを内部バス68に接続するインターフェイス装置とを備える。操作入力部64は、入力部40の一部として機能する。
音声入力部65は、音声を電気信号に変換するマイクロフォン等から構成される。音声入力部65は、入力部40の一部として機能する。
音声出力部66は、スピーカ、アンプ、D/Aコンバータ等から構成される。音声出力部66は、出力部30の一部として機能する。
表示部67は、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶モニタ等の表示用デバイスから構成される。表示部67は、出力部30の一部として機能する。なお、操作入力部64及び表示部67は、タッチパネルであってもよい。
コミュニケーション能力評価装置1では、CPU61が外部記憶部63に記憶され主記憶部62に読み込まれた動作プログラム(出題プログラム63a、入力プログラム63b、判定プログラム63c)を実行することにより、図1に示す制御部20(設問出力部21、回答入力部22及び判定部23)の機能を実現する。この他、CPU61には、外部記憶部63にデータ及びプログラムを記憶する記憶プログラムも実行可能である。
続いて、コミュニケーション能力評価装置1によるコミュニケーション能力評価処理の流れについて説明する。
図3に示すように、まず、制御部20の設問出力部21は、設問データDkを記憶部10から読み出して、読み出した設問データDkの状況データBmを出力部30に出力する(ステップS1)。これを受けて、出力部30は、この状況データBmを、音声出力又は表示出力する。
続いて、設問出力部21は、表示切り替えのタイミングとなるまで待つ(ステップS2;No)。ここでは、例えば、入力部40から表示切り替えの指示が入力されたり、状況データBmの音声出力又は表示出力の開始から所定の時間が経過することをもって、表示切り替えのタイミングとなったと判定することができる。
表示切り替えのタイミングとなると(ステップS2;Yes)、設問出力部21は、状況データBmの出力を停止する(ステップS3)。ここで、状況データBmの出力が音声出力のみであった場合には、すでに出力は終わっているので、何も行わない。
続いて、設問出力部21は、状況データBmに対応する行為データQnを出力部30に出力する(ステップS4)。これを受けて、出力部30は、行為データQnを音声出力又は表示出力する。ここで、設問データDkにおいて、行為データQnが複数記憶されている場合には、状況データBmに対応する、まだ出力されていない行為データQnの中からランダムに選択して、いずれか1つの行為データQnを出力することができる。
次に、回答入力部22は、回答が入力されるまで待つ(ステップS5;No)。入力部40に回答が入力されると、その回答が、回答入力部22に送られる。回答が入力されると(ステップS5;Yes)、設問出力部21は、行為データQnの出力を停止する(ステップS6)。続いて、判定部23は、行為データQnに対応する回答データAnを参照して、回答入力部22に入力された回答の判定を行い、判定結果を表示する(ステップS7)。
続いて、制御部20は、全ての行為データQnの出力が終了したか否かを判定する(ステップS8)。全ての行為データQnの出力が終了していない場合(ステップS8;No)、行為データQnの出力(ステップS4)、回答入力待ち(ステップS5)、出力停止(ステップS6)、判定、結果表示(ステップS7)、終了判定(ステップS8;No)を繰り返す。ここでも、行為データQnが複数記憶されている場合には、まだ出力されていない行為データQnの中からランダムに選択して、いずれか1つの行為データQnを出力することができる。
全ての設問に対する回答が終了したと判定すると(ステップS8;Yes)、制御部20は、全ての状況データBmについての出力が終了したか否かを判定する(ステップS9)。まだ、出力していない状況データBmが残っている場合(ステップS9;No)、制御部20は、状況データBmの出力(ステップS1)、表示切り替えタイミングの判定(ステップS2)、状況データBmの出力停止(ステップS3)、行為データQnの出力(ステップS4)、回答入力待ち(ステップS5)、出力停止(ステップS6)、判定、結果表示(ステップS7)、行為データQnの出力の終了判定(ステップS8)、状況データBmの出力終了判定(ステップS9)を繰り返す。このようにして、設問データDkの状況データBm及び行為データQnの出力及び回答が終了すると、ステップS9での判定が肯定される。
全ての状況データBmについての出力が終了したと判定すると(ステップS9;Yes)、制御部20は、処理を終了する。
本実施の形態では、ステップS1~S4、S6が設問出力ステップに対応し、ステップS5が回答入力ステップに対応し、ステップS7が判定ステップに対応する。
図4、図5及び図6には、設問データD1、D2及びD3の具体的な内容が例示されている。図4に示す設問データD1が出力される場合には、まず、状況データB1が出力され、その出力が停止した後に、例えば、行為データQ1が出力され、行為データQ1に対して回答がなされた後、その行為データQ1の出力が停止され、行為データQ2が出力される。そして、行為データQ2に対して回答がなされた後、行為データQ2の出力が停止され、行為データQ3が出力される。そして、行為データQ3に対して回答がなされた後、行為データQ3の出力が停止され、一連の設問が終了する。なお、行為データQ1~Q3の出力の順番はランダムである。
なお、図4に示す設問データD1では、行為データQ1、Q2、Q3に対応する回答データAnは、全部Noとなる。したがって、設問データD1では、全てNoと回答すると、正解となる。この設問データD1によれば、集団行動を行っている状況を把握し、そのような状況の中での行動規範に従った適切な判断又は行動ができるか否かを判定することができる。
図5に示す設問データD2においても、まず、状況データB1が表示され、その表示が停止された後、例えば、行為データQ1の表示、回答及び表示停止、行為データQ2の表示、回答及び表示停止、行為データQ3の表示、回答及び表示停止が行われる。行為データQ1~Q3の出力の順番はランダムである。この場合、回答データAnでは、行為データQ1、Q2の回答はNoとなり、行為データQ3の回答がYesとなる。この設問データD2によれば、公の場所にいるという状況を把握し、そのような場所での行動規範に従って適切な判断又は行動ができるか否かを判定することができる。
図6に示す設問データD3においても、まず、状況データB1が表示され、その表示が停止された後、状況データB1に対応する行為データQ1の表示、回答及び表示停止、行為データQ2の表示、回答及び表示停止が行われる。行為データQ1、Q2の出力の順番はランダムである。さらに、設問データD3では、状況データB2が表示される。その表示が停止された後、例えば、状況データB2に対応する行為データQ1~Q4の表示、回答及び表示停止が順次行われる。行為データQ1~Q4の出力の順番はランダムである。この設問データD3によれば、先輩から指示された内容を正確に把握し、そのような指示に従って適切な判断又は行動ができるか否かを判定することができる。
図4~図6に示す設問データD1~D3は、状況に従って適切な判断又は行動ができるかを問う問題であった。本実施の形態に係るコミュニケーション能力評価装置1は、他のテーマに応用することも可能である。図7及び図8には、設問データD4の具体的な内容が例示されている。設問データD4が出力される場合には、まず、図7に示すように、状況データB1が出力され、その出力が停止した後に、例えば、行為データQ1が出力される。そして、行為データQ1に対して回答がなされる。さらに、設問データD4では、状況データB2が表示される。その表示が停止された後、例えば、状況データB2に対応する行為データQ1の表示、回答及び表示停止が行われる。さらに、設問データD4では、状況データB3が表示される。その表示が停止された後、例えば、状況データB3に対応する行為データQ1の表示、回答及び表示停止が行われる。
さらに、図8に示すように、設問データD4では、状況データB4が表示される。その表示が停止された後、例えば、状況データB4に対応する行為データQ1~Q7の表示、回答及び表示停止が行われる。
この設問データD4は、実体験から得られ物事を階層的に理解し応用する能力を問う問題である。およそ学習というものは、基礎(基礎学力、基礎トレーニング)があって初めて応用力が身につくものである。このことは、勉強、スポーツ、仕事などのあらゆる分野において共通する。また、応用力を向上するには、単なる座学の勉強だけでは不十分であり、実際に体験し、その体験中に状況を観察し、過去の経験に照らし合わせることによって始めて実現されるものである。応用力の向上は、適切な仮説検証を行う力量を有することで実現される。設問データD4を解くことは、実体験に基づく学習により基礎をしっかりと身につけ、階層的な理解によりさらに応用力を高めることができることを認識するのに有用である。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報としての状況データBmと、行為の内容を示す第2の情報としての行為データQnとを同時に出力しないようにするので、被検者が、一時記憶により暗記問題として設問を解きにくくすることができる。この結果、被検者の論理的思考力に基づいて、コミュニケーション能力をより適格に評価することができる。
また、本実施の形態では、1つの場の状況データBmについて、行為データQnを複数記憶し、設問出力部21は、行為データQnのいずれかを出力した後、回答入力部22に回答が入力されると、行為データQnの出力を停止する処理を、全ての行為データQnについて行う。このようにすれば、行為データQnも同時に出力しないようにするので、被検者が、一時記憶により暗記問題として設問を解きにくくすることができる。
また、本実施の形態では、記憶部10が、1つの設問データD3において、場の状況が変化する前の状況データB1、それに対応する行為データQ1、Q2及び回答データAnと、場の状況が変化した後の状況データB2、行為データQ1~Q4及び回答データAnと、を含んでいる。これにより、被検者が、設問中に状況が変わったことを正確に把握し、状況に応じて回答することができるか否かを判定することができる。この結果、被検者の論理的思考力に基づいて、コミュニケーション能力をより適格に評価することができる。
また、本実施の形態では、設問出力部21は、同じ状況データBmに対応する行為データQnが出力される順番をランダムに変更する。このようにすれば、被検者が、一時記憶により暗記問題として設問を解きにくくすることができる。
また、本実施の形態では、回答入力部22に回答が入力される毎に、判定部23が、判定結果を出力する。このようにすれば、誤った回答に対してきちんと否定をする判断力の有無を判定することができる。
また、本実施の形態では、記憶部10には、設問データDkが複数組格納されており、行為データQnの数が、各組で異なる。これにより、関連設問の個数をランダム化することにより、予見に基づいた正解の出現位置の特定を困難にすることができる。
また、本実施の形態では、行為データQnには、複数の行為が含まれており、複数の行為のうち、いずれか1つの行為が非である場合には、回答データAnは、非となる。これにより、設問の内容を、現実に行われる一連の行為に近いものとして、被検者が、一時記憶により暗記問題として設問を解きにくくすることができる。
また、回答入力部22は、行為データQnに対する回答として、該当無し(N/A)を正答として入力可能であることとしてもよい。該当無し(N/A)を選択肢に加えることによって、被検者に、その行為の是非について、より深く考えさせることができる。
また、上記実施の形態では、状況データBmの表示を停止してから行為データQnを表示するまでの時間を所定時間以上に広げてもよい。このようにすれば、被検者が、一時記憶により暗記問題として設問をより解きにくくすることができる。また、行為データQnの表示を停止してから次の行為データQnの表示を開始するまでの時間も同様である。
上述した各実施の形態では、設問データDkをコミュニケーション能力評価装置1の記憶部10に記憶させることとしているが、本発明はこれに限られない。例えば、設問データDkをネットワーク上の評価情報データベースに記憶させることとしてもよい。これにより、コミュニケーション能力評価装置1の構成を簡素化することが可能である。また、評価情報データベースの設問データDkを更新することにより、容易に設問データDkの追加や更新を行うことができる。さらに、判定結果データを評価情報データベースに保存することにより、複数の被検者の判定結果を一括して管理し、分析することが可能である。
また、上記実施の形態では、状況データBm、行為データQn及び判定結果を、音声出力又は表示出力するとしたが、本発明はこれには限られない。音声出力と表示出力との両方を行うようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係るコミュニケーション能力評価装置1のハードウエア構成やソフトウエア構成は一例であり、任意に変更及び修正が可能である。記憶部10、制御部20、出力部30及び入力部40などから構成されるコミュニケーション能力評価装置1は、専用の装置によらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、上記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)やDVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上記の処理を実行するコミュニケーション能力評価装置1を構成することができる。
また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することでコミュニケーション能力評価装置1を構成してもよい。これにより、遠隔地に居住する複数の被検者に対して容易に評価サービスを提供することが可能となる。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、コミュニケーション能力を評価するのに適用することができる。
1 コミュニケーション能力評価装置、10 記憶部、20 制御部、21 設問出力部、22 回答入力部、23 判定部、30 出力部、40 入力部、61 CPU、62 主記憶部、63 外部記憶部、64 操作入力部、65 音声入力部、66 音声出力部、67 表示部、68 内部バス、63a 出題プログラム、63b 入力プログラム、63c 判定プログラム、Dk 設問データ、Bm 状況データ、Qn 行為データ、An 回答データ

Claims (11)

  1. ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部と、
    前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部と、
    前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部と、
    前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部と、
    を備え
    前記記憶部は、1つの前記第1の情報に対して、前記第2の情報を複数記憶し、
    前記設問出力部は、前記第2の情報が出力される順番をランダムに変更しつつ、前記第2の情報のいずれかを出力した後、前記回答入力部に回答が入力されると、前記第2の情報の出力を停止する処理を、前記第1の情報に対応する全ての前記第2の情報について行う、
    ミュニケーション能力評価装置。
  2. 前記記憶部が、1つの設問データにおいて、場の状況が変化する前の前記第1の情報、前記第2の情報及び前記第3の情報と、場の状況が変化した後の前記第1の情報、前記第2の情報及び前記第3の情報と、を記憶する、
    請求項1に記載のコミュニケーション能力評価装置。
  3. 前記回答入力部に回答が入力される毎に、前記判定部が、判定結果を出力する、
    請求項1又は2に記載のコミュニケーション能力評価装置。
  4. 前記記憶部には、前記設問データが複数組格納され、
    前記第2の情報の数が、各組で異なる、
    請求項1からのいずれか一項に記載のコミュニケーション能力評価装置。
  5. ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部と、
    前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部と、
    前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部と、
    前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部と、
    を備え、
    前記第2の情報には、複数の行為の内容が含まれ、
    前記複数の行為の内容のうち、いずれか1つの行為の内容に対する正答が非である場合には、前記第2の情報に対応する前記第3の情報は、非を示す、
    ミュニケーション能力評価装置。
  6. ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部と、
    前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部と、
    前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部と、
    前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部と、
    を備え、
    前記回答入力部は、
    前記第2の情報に対応する回答として、該当無しを入力可能である、
    ミュニケーション能力評価装置。
  7. 前記設問データには、状況に従って適切な判断又は行動ができるかを問う問題又は実体験から得られ物事を階層的に理解する能力を問う問題が含まれている、
    請求項1からのいずれか一項に記載のコミュニケーション能力評価装置。
  8. コミュニケーション能力評価装置によって実行されるコミュニケーション能力評価方法であって、
    ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報を出力し、その出力を停止した後に、前記行為の内容を示す第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力ステップと、
    前記設問出力ステップで出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力ステップと、
    前記行為の是非についての正答を示す第3の情報を参照して、前記回答入力ステップで入力された回答の判定を行う判定ステップと、
    を含み、
    1つの前記第1の情報に対して、複数の前記第2の情報が対応付けられており、
    前記設問出力ステップでは、前記第2の情報が出力される順番をランダムに変更しつつ、前記第2の情報のいずれかを出力した後、前記回答入力ステップで回答が入力されると、前記第2の情報の出力を停止する処理を、前記第1の情報に対応する全ての前記第2の情報について行う、
    ミュニケーション能力評価方法。
  9. コミュニケーション能力評価装置によって実行されるコミュニケーション能力評価方法であって、
    ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報を出力し、その出力を停止した後に、前記行為の内容を示す第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力ステップと、
    前記設問出力ステップで出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力ステップと、
    前記行為の是非についての正答を示す第3の情報を参照して、前記回答入力ステップで入力された回答の判定を行う判定ステップと、
    を含み、
    前記第2の情報には、複数の行為の内容が含まれ、
    前記複数の行為の内容のうち、いずれか1つの行為の内容に対する正答が非である場合には、前記第2の情報に対応する前記第3の情報は、非を示す、
    コミュニケーション能力評価方法。
  10. コンピュータを、
    ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部、
    前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部、
    前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部、
    前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部、
    として動作させ
    前記記憶部は、1つの前記第1の情報に対して、前記第2の情報を複数記憶し、
    前記設問出力部は、前記第2の情報が出力される順番をランダムに変更しつつ、前記第2の情報のいずれかを出力した後、前記回答入力部に回答が入力されると、前記第2の情報の出力を停止する処理を、前記第1の情報に対応する全ての前記第2の情報について行う、
    ログラム。
  11. コンピュータを、
    ある行為が行われる前提となる場の状況を示す第1の情報と、前記行為の内容を示す第2の情報と、前記行為の是非についての正答を示す第3の情報との組み合わせから成る設問データを記憶する記憶部、
    前記第1の情報を出力し、その出力を停止した後に前記第1の情報に対応する前記第2の情報を出力するとともに、出力された前記第2の情報が示す行為について賛同するか否かを回答するように促す情報を出力する設問出力部、
    前記設問出力部から出力された前記第2の情報に対応する回答を入力する回答入力部、
    前記第2の情報に対応する前記第3の情報を参照して、前記回答入力部に入力された回答の判定を行う判定部、
    として動作させ、
    前記第2の情報には、複数の行為の内容が含まれ、
    前記複数の行為の内容のうち、いずれか1つの行為の内容に対する正答が非である場合には、前記第2の情報に対応する前記第3の情報は、非を示す、
    プログラム。
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