JP7409023B2 - モータ制御装置、モータ制御装置の設定方法および画像形成装置 - Google Patents
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Description
しかし、基板面積を広くすると装置の大型化してしまうという問題がある。また消費電力が増大してしまうという問題もある。
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記駆動回路が前記コイルの通電時に流す電流の設定値を定めると共に、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記設定値に基づいて前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を備え、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
を備えるモータ制御装置。
(1)に記載のモータ制御装置。
(1)に記載のモータ制御装置。
前記設定手段は、前記駆動回路の温度が所定温度に到達した場合、前記設定値を前記閾値よりも高い値に変化させる、
(2)または(3)に記載のモータ制御装置。
前記設定手段は、前記駆動回路の温度が所定温度に到達した場合、前記閾値を前記設定値よりも低い値に変化させる、
(2)または(3)に記載のモータ制御装置。
(5)に記載のモータ制御装置。
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記ステッピングモータの動作モードに応じて、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を備え、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
モータ制御装置。
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記ステッピングモータの回転速度に応じて、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を備え、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
モータ制御装置。
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記用紙の種類に応じて、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を備え、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
画像形成装置。
各前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する複数の駆動回路と、
前記駆動回路が前記コイルの通電時に流す電流の設定値を定めるPWM制御手段と、
前記設定値を前記PWM制御手段に設定すると共に、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記設定値に基づいて前記PWM制御手段に設定する設定手段と、
前記ステッピングモータごとに同期整流させるか否かを判定する閾値を記憶する記憶部と、を備え、
前記PWM制御手段は、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングで、前記同期整流させるかまたは非同期整流をさせる、
画像形成装置。
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記駆動回路と前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を具えるモータ制御装置による設定方法であって、
前記設定手段が、前記駆動回路が前記コイルの通電時に流す電流の設定値を定め、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記設定値に基づいて設定し、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
モータ制御装置の設定方法。
ステッピングモータの駆動回路の温度上昇対策として同期整流制御を行う場合、小電流時に同期整流を行うと回生電流が少ないため電流が逆方向に流れてしまい制御不能となる。このような事態を抑制するため、本発明では、電流の設定値に応じて同期整流の実施/未実施を切換える。
画像形成装置5は、用紙上にトナー像を形成させるための装置であり、例えばプリンタや複合機などである。画像形成装置5は、搬送路7上に中間ローラ31,32と、ループローラ33,34と、レジストローラ35,36と、転写ローラ37,38と、定着ローラ60,61と、排紙ローラ39,30とが順に配置されて構成される。画像形成装置5は更に、2相のステッピングモータ1A~1Eと、これらを駆動するモータ制御回路2A~2Eと、これらを統制御する上位制御部4を備えている。後記する図2において、ステッピングモータ1と、これを駆動するモータ制御回路2について説明する。
ステッピングモータ1は、A相の2つのコイルL1,L2と、B相の2つのコイルL3,L4とを含んで構成される。コイルL1とコイルL2とは、同一の鉄心に逆向きに巻き回されており、相互誘導が発生する。コイルL3とコイルL4とも、同一の鉄心に逆向きに巻き回されており、相互誘導が発生する。なお、図1に示すモータ制御回路2B~2Eは、モータ制御回路2と同様に構成されている。
電界効果トランジスタQ1のドレインは、ステッピングモータ1のA+相のコイルL1の一端に接続されている。電界効果トランジスタQ2のドレインは、ステッピングモータ1のA-相のコイルL2の一端に接続されている。電界効果トランジスタQ1,Q2のソースは、シャント抵抗R5を介してグランドに接続されている。ステッピングモータ1のA+相のコイルL1とA-相のコイルL2の他端は、24Vの電源に接続されている。
電界効果トランジスタQ3のドレインは、ステッピングモータ1のB+相のコイルL3の一端に接続されている。電界効果トランジスタQ4のドレインは、ステッピングモータ1のB-相のコイルL4の一端に接続されている。電界効果トランジスタQ3,Q4のソースは、シャント抵抗R6を介してグランドに接続されている。ステッピングモータ1のB+相のコイルL3とB-相のコイルL4の他端は、24Vの電源に接続されている。
中間モータとは、図1の中間ローラ31を駆動するステッピングモータ1Aである。ループモータとは、図1のループローラ33を駆動するステッピングモータ1Bである。レジストモータとは、図1のレジストローラ35を駆動するステッピングモータ1Cである。転写モータとは、図1の転写ローラ37を駆動するステッピングモータ1Dである。排紙モータとは、図1の排紙ローラ39を駆動するステッピングモータ1Eである。
非同期整流に設定された場合、PWM制御部28は、PWM周期が開始すると共にモードM10に遷移して電界効果トランジスタQ1をターンオンし、電界効果トランジスタQ2をオフする。これにより後記する図5に示すように、A+相のコイルL1に電流が流れる。A+相の電流が電流の設定値を超えたとき、モードM11に遷移する。
モードM11において、PWM制御部28は、電界効果トランジスタQ1をターンオフする。電界効果トランジスタQ2は、オフしたままである。これにより、後記する図6に示すように、A-相のコイルL2に回生電流が発生する。この回生電流は、電界効果トランジスタQ2のボディダイオードに流れる。モードM11において、このPWM周期が終了し、次のPWM周期になると、PWM制御部28は、モードM10に戻る。
同期整流に設定された場合、PWM制御部28は、PWM周期が開始すると共にモードM20に遷移して電界効果トランジスタQ1をターンオンし、電界効果トランジスタQ2をオフする。これにより後記する図5に示すように、A+相のコイルL1に電流が流れる。A+相の電流が設定値を超えたとき、モードM21に遷移する。
図6には、ステッピングモータ1のA+相のコイルL1と、A-相のコイルL2とが示されている。A+相・A-相の駆動回路20は、電界効果トランジスタQ1,Q2と、シャント抵抗R5を含んで構成される。
コイルL1の一端は、電界効果トランジスタQ1のドレインに接続され、コイルL1の他端は、24Vまたは36Vの電源に接続されている。コイルL2の一端は、電界効果トランジスタQ2のドレインに接続され、コイルL2の他端は、24Vまたは36Vの電源に接続されている。電界効果トランジスタQ1,Q2のソースは、シャント抵抗R5を介してグランドに接続されている。電界効果トランジスタQ1,Q2のソースとシャント抵抗R5とが接続されたノードは、オペアンプ26aの入力端子に接続されている。オペアンプ26aの出力端子は、コンパレータ24aの反転入力端子に接続されている。
図6に示す駆動回路20が図7に遷移すると、駆動相のA+相の電界効果トランジスタQ1は、ターンオフされる。コイルL1とコイルL2とは、同一の鉄心に逆向きに巻き回されているので、コイルL1の磁場の変化でコイルL2に電磁誘導(相互誘導)が起こり、回生電流が生じる。つまり、コイルL2には、電界効果トランジスタQ2のドレイン側から電源側に向けて回生電流が生じる。
図6に示す駆動回路20が図8に遷移すると、駆動相のA+相の電界効果トランジスタQ1は、ターンオフされる。コイルL1とコイルL2とは、同一の鉄心に逆向きに巻き回されているので、コイルL1の磁場の変化でコイルL2に電磁誘導(相互誘導)が起こり、反転相のA-相側に回生電流が生じる。つまり、コイルL2には、電界効果トランジスタQ2のドレイン側から電源側に向けて回生電流が生じる。
時刻T10にPWM周期が開始する。これによりA+相の電界効果トランジスタQ1のゲートにオン信号が印加され、A-相の電界効果トランジスタQ2のゲートにオフ信号が印加される。これにより電界効果トランジスタQ1がターンオンしてコイルL1にA+相の電流が流れる。ここではA+相の電流を模式的にランプ波形で示している。
ここでは回生電流が0Aになるまえに次のPWM周期が来ているので、A-相の電流が0Aを越えて+側に流れだすことはない。
時刻T20にPWM周期が開始する。これによりA+相の電界効果トランジスタQ1のゲートにオン信号が印加され、A-相の電界効果トランジスタQ2のゲートにオフ信号が印加される。これにより電界効果トランジスタQ1がターンオンしてコイルL1にA+相の電流が流れる。
時刻T30にPWM周期が開始する。これによりA+相の電界効果トランジスタQ1のゲートにオン信号が印加され、A-相の電界効果トランジスタQ2のゲートにオフ信号が印加される。これにより電界効果トランジスタQ1がターンオンしてコイルL1にA+相の電流が流れる。
このような現象を防ぐため、ステッピングモータ1に小電流を流す場合には非同期整流を行い、閾値を超えた電流を流す場合には同期整流を行う。この閾値は、例えば電流の設定値が1.0Aの場合である。ここで閾値は、PWM周期における電流増加量の2倍としている。
制御部21は、ステッピングモータ1のコイルに、所定の電流を所定期間だけ通電して制御する。
マイクロステップM3において、制御部21は、PWM制御部28を介して駆動回路20を制御し、A+相のコイルL1に0.6Aを通電し、駆動回路20に非同期整流を行わせる。
図13に示したマイクロステップM5において、A-相の電界効果トランジスタQ2は、所定のオン・デューティのPWM信号で制御され、よってA-相のコイルL2に0.6Aを通電する。
相電流は、シャント抵抗R5を流れるので、シャント抵抗R5の両端には所定の電圧が生じる。オペアンプ26aは、シャント抵抗R5の一端の電圧を線形に増幅する。
オペアンプ26aの出力が、160mV以下の場合、相電流は1.0A以下である。このとき、非同期整流が実施される。
オペアンプ26aの出力が、160mVを超える場合、相電流は1.0Aを超える。このとき、同期整流が実施される。
変形例1は、画像形成装置5の上位制御部4より得た動作モード情報を基に設定電流を可変し、同期整流の実施を判断する制御を示す。
図16は、動作モードと電流の設定値と同期整流の実施の有無との関係を示す図である。
動作モードが低速・加速・減速の場合、相電流の設定値は2.0Aである。このとき駆動回路20は、同期整流を実施する。動作モードが励磁の場合、相電流の設定値は1.0Aである。このとき駆動回路20は、同期整流を実施しない。このテーブルは、例えば制御部21の記憶部211に格納されている。
画像形成装置5の上位制御部4より得た紙種情報を基に設定電流を可変し、同期整流の実施を判断する制御のフローチャートを示す。
図18は、紙種情報と電流の設定値と同期整流の実施の有無との関係を示す図である。
紙種が普通紙・厚紙1・厚紙2の場合、相電流の設定値は2.0Aである。このとき駆動回路20は、同期整流を実施する。紙種が薄紙1・薄紙2の場合、相電流の設定値は1.0Aである。このとき駆動回路20は、同期整流を実施しない。このテーブルは、例えば制御部21の記憶部211に格納されている。
最初、制御部21は、上位制御部4より紙種情報を取得し(S20)、図18に示すテーブルに基づき、D/A変換器22a,22bの出力を紙種ごとの電流の設定値に変更する(S21)。
変形例3は、画像形成装置5の上位制御部4より得たモータ回転速度情報を基に設定電流を可変し、同期整流の実施を判断する制御である。
図20は、回転速度と電流の設定値と同期整流の実施の有無との関係を示す図である。
回転速度が200~500RPMの場合、相電流の設定値は0.8Aである。このとき駆動回路20は、同期整流を実施しない。
最初、制御部21は、上位制御部4より回転速度情報を取得し(S30)、図20に示すテーブルに基づき、D/A変換器22a,22bの出力を回転速度情報ごとの電流の設定値に変更する(S31)。
変形例4は、温度に応じて電流の設定値を閾値よりも高くする制御である。
図22は、温度に応じて電流の設定値を閾値よりも高くする処理のフローチャートである。駆動回路20の近傍に備えた温度センサ27によって検知した駆動回路20の温度を基に、同期整流の実施を判断する制御のフローチャートを示す。
変形例5は、温度に応じて閾値を電流の設定値よりも低くする制御である。
図23は、温度に応じて閾値を電流の設定値よりも低くする処理のフローチャートである。
2W1-2相励磁での駆動モード時において、新相する度に各相の電流の設定値の割合が変化する。そのため、PWM制御部28は、新相毎に同期整流を実施判断する閾値と電流の設定値を比較する。駆動回路20は、電流の設定値が閾値より低いタイミングでは同期整流を実施せず、電流の設定値より閾値が高いタイミングでは同期整流を実施する。ここで、期間P11~P15と、期間P21~P26では同期整流を実施して、駆動回路20の発熱を抑止している。
設定値の割合が100%のとき、電流の設定値は2.0Aである。設定値の割合が92%のとき、電流の設定値は1.8Aである。設定値の割合が83%のとき、電流の設定値は1.7Aである。設定値の割合が71%のとき、電流の設定値は1.4Aである。設定値の割合が55%のとき、電流の設定値は1.1Aである。これらの場合において、駆動回路20は同期整流を実施する。
2相励磁では、新相する事に各相の電流の設定値の割合が変化するため、制御部21は、新相毎に同期整流を実施判断する閾値と電流の設定値を比較する。ここでは電流の設定値が閾値より高い状態が継続するため、駆動回路20は同期整流を継続している。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)~(c)のようなものがある。
(b) 同期整流を実施するか否かの判定条件は、回転速度や紙種や動作モードに限定されない。
(c) 閾値は1.0Aに限定されず、相電流が0Aを超えない任意の値であればよい。
2,2A~2E モータ制御回路
20 駆動回路
21 制御部 (制御手段)
211 記憶部
22a,22b D/A変換器 (制御手段の一部)
23 A/D変換器
24a,24b コンパレータ (制御手段の一部)
25 プリドライブ回路
26a,26b オペアンプ
27 温度センサ
28 PWM制御部 (PWM制御手段)
R1~R4 抵抗
R5,R6 シャント抵抗
Q1~Q4 電界効果トランジスタ (駆動回路の一例)
L1~L4 コイル
31,32 中間ローラ
33,34 ループローラ
35,36 レジストローラ
37,38 転写ローラ
39,30 排紙ローラ
4 上位制御部
5 画像形成装置
7 搬送路
60,61 定着ローラ
Claims (11)
- 2相式であって、各相は磁気結合された2つのコイルを含んで構成されたステッピングモータと、
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記駆動回路が前記コイルの通電時に流す電流の設定値を定めると共に、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記設定値に基づいて前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を備え、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
モータ制御装置。 - 前記設定手段は、前記設定値が閾値を超える場合、前記駆動回路に同期整流させるように前記PWM制御手段に設定する、
請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記設定手段は、前記設定値が閾値以下の場合、前記駆動回路に非同期整流させるように前記PWM制御手段に設定する、
請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記駆動回路の温度を検出する温度センサを更に備え、
前記設定手段は、前記駆動回路の温度が所定温度に到達した場合、前記設定値を前記閾値よりも高い値に変化させる、
請求項2または3に記載のモータ制御装置。 - 前記駆動回路の温度を検出する温度センサを更に備え、
前記設定手段は、前記駆動回路の温度が所定温度に到達した場合、前記閾値を前記設定値よりも低い値に変化させる、
請求項2または3に記載のモータ制御装置。 - 前記駆動回路は、各前記相の2つコイルそれぞれに直列接続されたスイッチ素子とシャント抵抗とを含んで構成される、
請求項5に記載のモータ制御装置。 - 2相式であって、各相は磁気結合された2つのコイルを含んで構成されたステッピングモータと、
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記ステッピングモータの動作モードに応じて、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を備え、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
モータ制御装置。 - 2相式であって、各相は磁気結合された2つのコイルを含んで構成されたステッピングモータと、
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記ステッピングモータの回転速度に応じて、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を備え、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
モータ制御装置。 - 2相式であって、各相は磁気結合された2つのコイルを含んで構成された、用紙を搬送するステッピングモータと、
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記用紙の種類に応じて、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を備え、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
画像形成装置。 - 2相式であって、各相は磁気結合された2つのコイルを含んで構成された、用紙を搬送する複数のステッピングモータと、
各前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する複数の駆動回路と、
前記駆動回路が前記コイルの通電時に流す電流の設定値を定めるPWM制御手段と、
前記設定値を前記PWM制御手段に設定すると共に、前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記設定値に基づいて前記PWM制御手段に設定する設定手段と、
前記ステッピングモータごとに同期整流させるか否かを判定する閾値を記憶する記憶部と、を備え、
前記PWM制御手段は、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングで、前記同期整流させるかまたは非同期整流をさせる、
画像形成装置。 - 2相式であって、各相は磁気結合された2つのコイルを含んで構成されたステッピングモータと、
前記ステッピングモータの各前記相の2つのコイルそれぞれに、スイッチ素子を介してコイルに通電する駆動回路と、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流または非同期整流をさせるPWM制御手段と、
前記駆動回路と前記PWM制御手段に設定する設定手段と、を具えるモータ制御装置による設定方法であって、
前記設定手段が、前記駆動回路が前記コイルの通電時に流す電流の設定値を定め、
前記コイルに回生電流が発生するタイミングで前記駆動回路に同期整流させるか否かを前記設定値に基づいて設定し、
前記タイミングは、
各前記相に流れる電流が、前記電流の設定値を超えたとき、第1スイッチ素子をオフにするとともに、第2スイッチ素子をオフにするか、または当該第2スイッチ素子をオンにするタイミングである、
モータ制御装置の設定方法。
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