JP7407394B2 - 卓上照明装置 - Google Patents

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Description

本開示は、卓上照明装置に関し、より詳細には、卓上を照明する照明光源を備える卓上照明装置に関する。
特許文献1は、光充電式ワイヤレス発信器の充電システムを開示する。
この充電システムでは、室内の天井に、太陽電池を電源とする充電式ワイヤレス発信器の太陽電池に対して光エネルギを赤外光で与える充電用赤外発光部が設けられている。
充電式ワイヤレス発信器は、夜間には、部屋の壁面に設けられている取付部に取り付けられる。充電用赤外発光部は、集光レンズの光軸と取付部に取り付けた充電式ワイヤレス発信器の太陽電池の光軸とを合わせてある。充電用赤外発光部は、夜間において動作して、その赤外光を太陽電池に入光させるようになっている。
実開平2-136448号公報
特許文献1の充電システムでは、例えば卓上の任意の位置に置かれた装置を充電することは難しい。そのため、特許文献1の充電システムは、利便性に向上の余地がある。
本開示は、利便性の高い卓上照明装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る卓上照明装置は、筐体と、主照明本体と、補助照明保持部と、制御部と、受付部と、を備える。前記筐体は、器台を有する。前記器台は、載置面に載置可能である。前記主照明本体は、前記筐体に支持される。前記主照明本体は、主照明保持部を有する。前記主照明保持部は、主照明光を発する主照明光源を保持する。前記補助照明保持部は、補助照明部を保持する。前記補助照明部は、補助照明光源と赤外光源と表示光源とを備える。前記補助照明光源は、補助照明光を発する。前記赤外光源は、赤外光を発する。前記表示光源は、可視光である表示光を発する。前記補助照明保持部は、可動部材を介して、前記筐体又は前記主照明本体に可動に支持される。前記制御部は、前記主照明光源、前記補助照明光源、前記赤外光源、及び前記表示光源の点灯を制御する。前記受付部は、前記赤外光源の点灯を開始させるための入力を受け付ける。前記赤外光源から発される前記赤外光は、充電対象の機器を充電するための光である。前記載置面上において、前記補助照明光の照射領域と前記赤外光の照射領域とが重複する。前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、前記補助照明光源と前記表示光源とを点灯させ、前記補助照明光源の点灯から第1所定時間経過後に、前記表示光源の点灯を維持したまま前記補助照明光源を消灯させ、前記補助照明光源の点灯から第2所定時間経過後に、前記表示光源の点灯を維持したまま前記赤外光源を点灯させる。
本開示の一態様に係る卓上照明装置は、筐体と、主照明本体と、補助照明保持部と、制御部と、を備える。前記筐体は、器台を有する。前記器台は、載置面に載置可能である。前記主照明本体は、前記筐体に支持される。前記主照明本体は、主照明保持部を有する。前記主照明保持部は、主照明光を発する主照明光源を保持する。前記補助照明保持部は、補助照明部を保持する。前記補助照明部は、補助照明光源と赤外光源とを備える。前記補助照明光源は、補助照明光を発する。前記赤外光源は、赤外光を発する。前記補助照明保持部は、可動部材を介して、前記筐体又は前記主照明本体に可動に支持される。前記制御部は、前記主照明光源、前記補助照明光源、及び前記赤外光源の点灯を制御する。前記赤外光源から発される前記赤外光は、充電対象の機器を充電するための光である。前記載置面上において、前記補助照明光の照射領域と前記赤外光の照射領域とが重複する。前記補助照明部は、前記補助照明光源及び前記赤外光源を収容する補助照明ケースを更に備える。前記補助照明部では、前記赤外光源の点灯時に、前記補助照明部が備える光源からの光により前記補助照明ケースが照明される。
本開示の一態様に係る卓上照明装置は、筐体と、主照明本体と、補助照明保持部と、制御部と、受付部と、を備える。前記筐体は、器台を有する。前記器台は、載置面に載置可能である。前記主照明本体は、前記筐体に支持される。前記主照明本体は、主照明保持部を有する。前記主照明保持部は、主照明光を発する主照明光源を保持する。前記補助照明保持部は、補助照明部を保持する。前記補助照明部は、補助照明光源と赤外光源とを備える。前記補助照明光源は、補助照明光を発する。前記赤外光源は、赤外光を発する。前記補助照明保持部は、可動部材を介して、前記筐体又は前記主照明本体に可動に支持される。前記制御部は、前記主照明光源、前記補助照明光源、及び前記赤外光源の点灯を制御する。前記受付部は、前記赤外光源の点灯を開始させるための入力を受け付ける。前記赤外光源から発される前記赤外光は、充電対象の機器を充電するための光である。前記載置面上において、前記補助照明光の照射領域と前記赤外光の照射領域とが重複する。前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、前記補助照明光源と前記赤外光源とのうちの前記補助照明光源のみを点灯させ、前記補助照明光源の点灯から第1所定時間経過後に、前記補助照明光源を消灯させ、前記補助照明光源の点灯から第2所定時間経過後に、前記赤外光源を点灯させる。
本開示の一態様に係る卓上照明装置は、筐体と、主照明本体と、補助照明保持部と、制御部と、受付部と、を備える。前記筐体は、器台を有する。前記器台は、載置面に載置可能である。前記主照明本体は、前記筐体に支持される。前記主照明本体は、主照明保持部を有する。前記主照明保持部は、主照明光を発する主照明光源を保持する。前記補助照明保持部は、補助照明部を保持する。前記補助照明部は、補助照明光源と赤外光源とを備える。前記補助照明光源は、補助照明光を発する。前記赤外光源は、赤外光を発する。前記補助照明保持部は、可動部材を介して、前記筐体又は前記主照明本体に可動に支持される。前記制御部は、前記主照明光源、前記補助照明光源、及び前記赤外光源の点灯を制御する。前記受付部は、前記赤外光源の点灯を開始させるための入力を受け付ける。前記赤外光源から発される前記赤外光は、充電対象の機器を充電するための光である。前記載置面上において、前記補助照明光の照射領域と前記赤外光の照射領域とが重複する。前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、前記補助照明光源と前記赤外光源とを点灯させ、前記補助照明光源の点灯から所定時間経過後に、前記赤外光源の点灯を維持したまま、前記補助照明光源を消灯させる。
本開示によれば、利便性の高い卓上照明装置を提供することができる、という利点がある。
図1は、本開示の一実施形態にかかる卓上照明装置の側面図である。 図2は、同上の卓上照明装置の主照明部の分解図である。 図3は、同上の卓上照明装置の可動部材の一部破断した側面図である。 図4は、同上の卓上照明装置の可動部材の下面図である。 図5は、同上の卓上照明装置の可動部材及び補助照明部の斜視図である。 図6は、同上の卓上照明装置の側面図である。 図7は、同上の卓上照明装置の斜視図である。 図8は、同上の卓上照明装置の補助照明部の説明図である。 図9は、同上の卓上照明装置のブロック図である。 図10は、同上の卓上照明装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図11は、同上の卓上照明装置の動作の別例を示すフローチャートである。 図12は、変形例1の卓上照明装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(1)実施形態
以下、本開示の一実施形態に係る卓上照明装置100を、添付図面を用いて説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の1つに過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態において説明する図1~図8は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
また、以下の説明では、図1におけるX軸方向を前後方向、Y軸方向を左右方向、Z軸方向を上下方向と規定する。また、X軸方向の正の向きを前側、Y軸方向の正の向きを左側、Z軸方向の正の向きを上側と規定する。ただし、これらの方向は一例であり、卓上照明装置100の使用時の方向を限定する趣旨ではない。また、図面中の各方向を示す矢印等は説明のために表記しているに過ぎず、実体を伴わない。
図1及び図9に示すように、卓上照明装置100は、筐体10と、主照明部4と、可動部材5と、補助照明部6と、制御部7と、を備えている。
図1に示すように、筐体10は、器台1と、支持体2と、を備える。
本実施形態の卓上照明装置100では、器台1の平面視形状は、円形、または四角形であり、ここでは長方形状である。ただし、これに限らず、器台1の平面視形状は、多角形状又は他の形状等の任意の形状であってよい。器台1は、机、又は机前ボード等の適宜の場所(載置面)に置かれ得る。
器台1の内部には、制御部7を構成する制御基板が収容されている。また、器台1には、コンセントに接続される電源プラグがつながっている。制御部7は、制御装置と電源装置とを備える。電源装置は、電源プラグを介して外部の交流電源から供給される交流電圧を変換して直流電圧を生成する。制御装置は、生成された直流電圧で動作する。
支持体(支柱)2は、器台1の上に設けられている。支持体2は、円筒状である。支持体2は、中空である。支持体2は、軸方向が上下方向に沿うように器台1の上面に配置されている。支持体2の外周面には、主照明スイッチ71と、補助照明スイッチ72と、が設けられている。主照明スイッチ71及び補助照明スイッチ72は、それぞれ、使用者による押し操作を受け付ける押しボタンである。
制御部7と主照明スイッチ71とは、第1電線を介して電気的に接続されている。第1電線は、信号用の電線を含む。主照明スイッチ71は、使用者により押し操作されると、第1電線を介して、押し操作されたことを示す信号を制御部7へ出力する。
制御部7と補助照明スイッチ72とは、第2電線を介して電気的に接続されている。第2電線は、信号用の電線を含む。補助照明スイッチ72は、使用者により押し操作されると、第2電線を介して、押し操作されたことを示す信号を制御部7へ出力する。
また、制御部7は、第3電線を介して主照明部4と電気的に接続されている。第3電線は、電源用の電線と信号用の電線とを含む。制御部7は、第3電線における電源用の電線を介して、主照明部4へ点灯用の直流電圧を供給する。制御部7は、第3電線における信号用の電線を介して主照明部4へ、主照明部4内の主照明光源40のオンオフを指示する信号を送信する。
また、制御部7は、第4電線を介して補助照明部6と接続されている。第4電線は、電源用の電線と信号用の電線とを含む。制御部7は、第4電線における電源用の電線を介して、補助照明部6へ点灯用の直流電圧を供給する。制御部7は、第4電線における信号用の電線を介して補助照明部6へ、補助照明部6内の光源(後述の補助照明光源61、赤外光源62及び表示光源63)のオンオフを指示する信号を送信する。
主照明部4は、一方向(図1の状態では前後方向)に長く形成されている。主照明部4は、支持体2の上端に支持されている。ここでは、主照明部4は、支持体2の上端に、支持部3を介して可動に配置されている。支持部3は、図1の両矢印A1に示すように、支持体2の軸方向と交差(ここでは直交)する方向(ここでは左右方向)に沿った回転軸の周りで、主照明部4を回転可能に支持する。つまり、主照明部4は、支持部3の軸方向を回転軸として、主照明部4における支持部3とは反対側の端部側(前端)を下げたり或いは上げたりした状態(傾斜状態)でも、使用することができる。ただし、主照明部4は支持体2に可動に支持されていなくてもよく、主照明部4は支持体2に固定されていてもよい。
図2に示すように、主照明部4は、主照明光源40と、主照明本体41と、を備えている。
主照明光源40は、ここでは、いわゆる直管型のLEDランプである。主照明光源40は、基板と、基板の下面に配列された複数のLEDチップと、基板を収容する円筒状の外筒と、外筒の長手方向の両端に設けられた接続部401と、を備えている。基板は、接続部401と接続されている。外筒は、透光性を有している。
主照明光源40は、主照明光を発する。主照明光源40は、主照明光によって、器台1が置かれた載置面を照明する。主照明光は、ここでは白色光である。主照明光は、LEDチップから放射されて外筒を透過した光を含み得る。主照明光は、LEDチップから放射され、外筒に含まれる波長変換素子で波長変換されて放射された光を含み得る。なお、主照明光は白色光に限られず、可視光領域の波長を有していれば任意の色の光であってよい。
主照明本体41は、支持部3に支持されている。主照明本体41は、主照明保持部42を備えている。主照明保持部42は、第3電線を介して制御部7と電気的に接続されている。主照明保持部42は、主照明光源40の接続部401に結合されて、主照明光源40を保持する。主照明保持部42が主照明光源40を保持することで、制御部7と主照明光源40とが電気的に接続される。
また、主照明部4は、カバー43を備えている。カバー43は、透光性を有している。カバー43は、主照明光源40を覆うように、主照明本体41に着脱可能に取り付けられる。
本実施形態の卓上照明装置100では、主照明保持部42は、着脱可能に主照明光源40を保持する。ただし、これに限らず、主照明光源40は主照明保持部42に固定されていてもよい。すなわち、卓上照明装置100は、主照明光を発する主照明光源40を有して筐体10に支持される主照明部4を、備えていてもよい。
図1に示すように、主照明部4における支持部3とは反対側の端部(前端)には、可動部材5を介して補助照明部6が可動に支持されている。すなわち、本実施形態の卓上照明装置100では、補助照明部6は、主照明部4に、可動部材5を介して可動に支持されている。より詳細には、補助照明部6は、補助照明保持部601(図5参照)に保持されている。そして、補助照明保持部601は、第1軸200の周り及び第2軸300の周りで回転可能となるように可動部材5に保持されている。
可動部材5について、図3~図7を参照して説明する。
図3~図5に示すように、可動部材5は、第1回転構造51と、第2回転構造52と、を備える。第1回転構造51は、補助照明部6(補助照明保持部601)を第1軸200の周りで回転させる。第2回転構造52は、補助照明部6(補助照明保持部601)を、第1軸200と交差(ここでは、直交)する第2軸300の周りで回転させる。第2軸300の軸方向は、第1軸200周りでの補助照明部6(補助照明保持部601)の回転に応じて、第1軸200と直交する仮想面内で回転する。
ここでは、第1軸200の軸方向は、主照明部4の長手方向に沿った方向であり、図3及び図5に示す卓上照明装置100の状態ではX軸方向(前後方向)に沿った方向である。すなわち、第1回転構造51は、補助照明部6を、図3の両矢印A2に沿った方向に回転させる。
また、第2軸300の軸方向は、主照明部4の長手方向と交差(ここでは、直交)する方向であり、図4及び図5に示す卓上照明装置100の状態ではY軸方向(左右方向)に沿った方向である。すなわち、第2回転構造52は、補助照明部6を、図4の両矢印A3に沿った方向に回転させる。
図3に示すように、第1回転構造51は、外筒体511と、ストッパー部512と、内筒体513と、軸受け514と、を備えている。
外筒体511は、主照明部4(主照明本体41)における支持部3とは反対側の端部(前端)に形成された、中空円筒状の部分である。
ストッパー部512は、外筒体511の内径よりも径の小さな円環状の部分である。ストッパー部512は、主照明部4(主照明本体41)において、外筒体511よりも奥側(後側)に設けられている。
内筒体513は、円筒状の部材である。内筒体513は、外筒体511の内部に挿入されている。内筒体513の後端には、内筒体513の径方向に突出したフランジ5130が一体的に設けられている。フランジ5130の外径は、ストッパー部512の内径よりも大きい。
軸受け514は、外筒体511の端部(前端)において、外筒体511と内筒体513との間に設けられている。軸受け514の外周面は、外筒体511の内面に固定されている。内筒体513は、軸受け514の軸方向に沿った回転軸の周りで回転可能となるよう、軸受け514に保持されている。
図3及び図4に示すように、第2回転構造52は、円筒部521と、外筒522と、内筒523と、円筒部524と、を備えている。
図3に示すように、円筒部521の一端は、内筒体513に挿入されている。円筒部521は、一端が内筒体513に挿入された状態で、内筒体513に固定されている。円筒部521は、内筒体513と一体的に回転する。円筒部521の他端は、円筒状の外筒522の外周面に固定されている。円筒部521は、円筒部521の軸方向が外筒522の一径方向に沿うように、その他端が外筒522に固定されている。また、図4及び図5に示すように、外筒522の外周面には、円筒部521が設けられている以外の領域において、外筒522の周方向に沿って180度を超える範囲で開口する切り欠き5220が形成されている。
図4に示すように、内筒523は、外筒522内に、外筒522と同心状に配置されている。円筒部524は、内筒523の外周面に固定されている。円筒部524は、円筒部524の軸方向が内筒523の一径方向に沿うように、その一端が内筒523に固定されている。円筒部524は、外筒522の切り欠き5220内に位置している。
内筒523は、その軸方向に沿って回転可能に、外筒522内に収容されている。内筒523が外筒522内で回転すると、円筒部524が切り欠き5220内を周方向に沿って動く。すなわち、円筒部524は、外筒522の周方向に沿って、180度の範囲で回転可能となっている。
円筒部524において、内筒523に固定されている一端と反対の他端は、円筒状の補助照明保持部601内に挿入されている。円筒部524は、補助照明保持部601内に挿入された状態で、補助照明保持部601に固定されている。補助照明保持部601は、補助照明部6を保持する部分である。
本実施形態の卓上照明装置100では、軸受け514の軸方向に沿った回転軸の周りで内筒体513を回転させれば、補助照明部6も、この回転軸の周りで回転する。すなわち、第1回転構造51(外筒体511、ストッパー部512、内筒体513、及び軸受け514)は、補助照明部6を、第1軸200(軸受け514の回転軸)の周りで回転させる。軸受け514の回転軸が、第1回転構造51の第1軸200に相当する。
また、内筒523の軸方向に沿った回転軸の周りで円筒部524を回転させれば、補助照明部6も、この回転軸の周りで回転する。すなわち、第2回転構造52(円筒部521、外筒522、内筒523、及び円筒部524)は、補助照明部6を、第2軸300(内筒523の軸)の周りで回転させる。内筒523の軸が、第2回転構造52の第2軸300に相当する。第2軸300は、第1軸200と交差(ここでは、直交)している。
このように、可動部材5が第1回転構造51と第2回転構造52とを備えていることで、卓上照明装置100は、補助照明部6を三次元的に動かすことが可能となる。
例えば、図6は、補助照明部6を、第2回転構造52により上下方向に可動とした状態を示している。すなわち、外筒体511内で内筒体513を第1軸200の周りで回転させて、図6に示すように第2軸300の軸方向を左右方向(Y軸方向)に一致させる。こうすれば、第2回転構造52によって、補助照明部6を、第2軸300の周りで上下方向に可動とすることができる。
また、図7は、補助照明部6を、第2回転構造52により左右方向に可動とした状態を示している。すなわち、外筒体511内で内筒体513を第1軸200の周りで回転させて、図7に示すように第2軸300の軸方向を上下方向(Z軸方向)に一致させる。こうすれば、第2回転構造52によって、補助照明部6を、第2軸300の周りで左右方向に可動とすることができる。
図8に示すように、補助照明部6は、補助照明保持部601に保持されている。すなわち、補助照明部6は、可動部材5を介して、主照明部4に可動に支持されている。ここでは、補助照明部6は、補助照明保持部601に固定されている。
図3に示されるように、補助照明部6は、電線600(上述の第4電線)を介して、制御部7と電気的に接続されている。電線600は、主照明部4、内筒体513、円筒部521、外筒522、内筒523、円筒部524、及び補助照明保持部601それぞれの内部を通っている。
図8に示すように、補助照明部6は、補助照明ケース60と、補助照明光源61と、赤外光源62と、表示光源63と、を備えている。
補助照明光源61は、可視光領域の波長を有する補助照明光を発する。補助照明光源61は、ここではLEDチップを備えている。補助照明光は、ここでは白色光である。ただし、補助照明光は白色光に限られず、可視光領域の波長を有していれば任意の色の光であってよい。
赤外光源62は、近赤外領域の波長を有する赤外光を発する。赤外光源62からの赤外光は、充電対象の機器、例えば携帯端末を充電するための光である。充電対象の機器は、例えば、光電変換素子と蓄電池とを備えている。光電変換素子は、赤外光源62からの赤外光のエネルギを、電気エネルギに変換する。充電対象の機器は、赤外光が照射されると、光電変換素子により赤外光のエネルギを電気エネルギに変換して、蓄電池を充電する。
赤外光源62からの光は、可視光領域の波長の光を含まない。そのため、赤外光源62が点灯している最中であっても、使用者はその光(赤外光)を見ることができない。赤外光源62が発する赤外光は、近赤外光であり、例えば800nm~2500nmの範囲の波長の光を含む。
表示光源63は、可視光領域の波長を有する光(表示光)を発する。表示光源63は、ここではLEDチップを備えている。表示光は、ここでは白色光である。ただし、表示光は白色光に限られず、可視光領域の波長を有していれば任意の色の光であってよい。
補助照明ケース60は、中空の球形状である。補助照明ケース60は、補助照明保持部601の軸方向と直交する平面で分割された2つの球冠状の部材、すなわちケース本体64とカバー65とを、組み合わせて構成されている。
ケース本体64は、その高さが球の半径よりも大きな球冠状である。ケース本体64の球冠の頂点には、補助照明保持部601が結合されている。これにより、補助照明部6は、補助照明保持部601に保持されている。補助照明部6は、ここでは補助照明保持部601に固定されているが、着脱可能に補助照明保持部601に保持されていてもよい。ケース本体64は、補助照明保持部601とは反対側に、円形の開口(光出射口)68を有している。ケース本体64は、乳白色の樹脂により形成されている。これにより、ケース本体64は、ケース本体64に入射された光を拡散させる特性(光拡散性)を有している。また、ケース本体64は、透光性を有している。
ケース本体64の内部には、補助照明光源61、赤外光源62、及び表示光源63が配置されている。ここでは、補助照明光源61、赤外光源62、及び表示光源63は基板66に実装されており、基板66は、ケース本体64の内表面に設けられた基板保持部67に保持(固定)されている。補助照明光源61及び赤外光源62は、基板66の第1面(表面)に実装され、表示光源63は、基板66の第2面(裏面)に実装されている。
基板66は、第1面が光出射口68と対向し、第2面がケース本体64の内表面に対向する向きで、基板保持部67に保持されている。そのため、補助照明光源61からの補助照明光、及び赤外光源62からの赤外光は、光出射口68を通ってケース本体64の外部(補助照明ケース60の外部)に放射される。
ケース本体64において、光出射口68には、レンズ69が配置されている。レンズ69は、凸レンズ状であり、一例として非球面レンズである。補助照明光源61からの補助照明光及び赤外光源62からの赤外光は、レンズ69を通ってケース本体64の外部に放射される。レンズ69を通ることで、補助照明光と赤外光とは、光出射口68から互いに平行に出射される。これにより、補助照明光源61からの補助照明光及び赤外光源62からの赤外光は、卓上照明装置100が置かれた載置面(例えば、机の上面)において、所望の領域内に照射されることとなる。
載置面上において、補助照明光源61からの補助照明光の照射領域と赤外光源62からの赤外光の照射領域とは、重複する。補助照明部6は、載置面上において補助照明光の照射領域と赤外光の照射領域とが重複するように、ミラー、レンズ等の適宜の光学素子を更に備えていてもよい。なお、図6では、補助照明光及び赤外光の照射範囲を、点線で模式的に示してある。
載置面上において、補助照明光の照射領域と赤外光の照射領域とは、一致していることが好ましいが、必ずしも一致していなくてもよい。載置面上において、補助照明光の照射領域と赤外光の照射領域とは、一部のみが重複していてもよい。載置面上において、赤外光の照射領域内に、補助照明光の照射領域が含まれることが好ましい。
上述のように、赤外光源62からの赤外光は、可視光領域の光を含まないため、使用者の目には見えない。そのため、使用者は、赤外光源62からの光(赤外光)の照射領域を直接見ることはできない。そこで、本実施形態の卓上照明装置100では、補助照明光源61からの補助照明光の照射領域と赤外光源62からの赤外光の照射領域とを、重複させている。これにより、使用者は、補助照明光の照射領域を見ることで、赤外光の照射領域を間接的に知ることができる。
表示光源63からの表示光は、ケース本体64(補助照明ケース60)に照射される。上述のように、ケース本体64は光拡散性を有している。そのため、表示光源63からの表示光がケース本体64に照射されると、表示光はケース本体64によって散乱されて、ケース本体64から放射される。そのため、使用者は、あたかもケース本体64が均一に光っているような印象を受ける。さらに、ケース本体64は、球の半径よりも大きな高さを有する球冠状であるため、球の半径以下の高さを有する球冠状である場合と比べて、表示光により光る部分の面積が大きい。そのため、使用者にとって、表示光の点灯中であることが理解しやすくなる。
ここで、後述のように、制御部7は、基本的には赤外光源62の点灯中には表示光源63を点灯させる。そのため、使用者は、ケース本体64が光っていることを見ることで、赤外光源62が点灯中であることを間接的に知ることができる。
カバー65は、可視光及び赤外光を透過させる特性を有する。特に、カバー65は、補助照明光源61からの補助照明光及び赤外光源62からの赤外光を透過させる。カバー65は、光出射口68を塞ぐように、ケース本体64に取り付けられる。補助照明ケース60は、ケース本体64にカバー65が取り付けられることで、略球形状に構成される。なお、補助照明ケース60は、カバー65を備えていなくてもよい。
図9に示すように、制御部7は、主照明光源40、補助照明光源61、赤外光源62及び表示光源63と電気的に接続されている。制御部7は、主照明光源40、補助照明光源61、赤外光源62及び表示光源63の点灯を制御する。また、制御部7は、主照明スイッチ71及び補助照明スイッチ72と電気的に接続されている。制御部7は、制御装置と電源装置とを含んでいる。制御装置は、主照明光源40、補助照明光源61、赤外光源62及び表示光源63の点灯を制御する。電源装置は、主照明光源40、補助照明光源61、赤外光源62、表示光源63及び制御装置へ電力を供給する。
制御装置は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、制御装置としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
電源装置は、電源プラグから供給される交流電圧を変換して直流電圧を生成するAC/DCコンバータを備える。生成した直流電圧は、主照明光源40、補助照明光源61、赤外光源62、表示光源63、及び制御装置へ供給される。
制御部7は、主照明スイッチ71への操作(入力)に応じて、主照明光源40の点灯を制御する。すなわち、制御部7の制御装置は、主照明光源40が消灯している状態で使用者によって主照明スイッチ71が押し操作されると、主照明光源40をオンする信号を主照明部4へ出力することで、主照明光源40を点灯させる。また、制御部7の制御装置は、主照明光源40が点灯している状態で使用者によって主照明スイッチ71が押し操作されると、主照明光源40をオフする信号を主照明部4へ出力することで、主照明光源40を消灯させる。
制御部7は、補助照明スイッチ72への操作(入力)に応じて、補助照明光源61、赤外光源62及び表示光源63の点灯を制御する。
制御部7は、動作モードとして、消灯モードと、補助照明モードと、充電照明モードと、を有している。
消灯モードにおいて、制御部7は、補助照明光源61、赤外光源62及び表示光源63を消灯させる。
制御部7は、消灯モードにおいて補助照明スイッチ72が押し操作されると、補助照明スイッチ72への押し操作が第1条件を満たすか否かに応じて、補助照明モード又は充電照明モードでの動作を開始する。補助照明モードは、補助照明光源61を点灯させるための制御部7の動作モードである。充電照明モードは、赤外光源62を点灯させるための制御部7の動作モードである。
ここでは、第1条件は、補助照明スイッチ72に対する押し操作の時間が、閾値時間を超えることである。閾値時間は、例えば3秒であるが、これに限定されない。
すなわち、制御部7は、消灯モードにおいて補助照明スイッチ72が押し操作されると、補助照明スイッチ72への押し操作が第1条件を満たすか否かを判断する。
第1条件を満たさない、すなわち、補助照明スイッチ72に対する押し操作の時間が3秒以下の場合、制御部7は、補助照明モードでの動作を開始して、補助照明光源61を点灯させる。補助照明モードでは、制御部7は、赤外光源62及び表示光源63の消灯を維持する。制御部7は、補助照明モードにおいて補助照明スイッチ72が押し操作されると、消灯モードに切り換わり、補助照明光源61を消灯させる。
一方、第1条件を満たす、すなわち、補助照明スイッチ72に対する押し操作の時間が3秒を超える長押しの場合、制御部7は、充電照明モードで動作の動作を開始して、以下のように補助照明光源61、赤外光源62及び表示光源63の点灯を制御する。
充電照明モードにおいて、制御部7は、先ず、補助照明光源61及び表示光源63を点灯させる。補助照明光源61及び表示光源63の点灯は、同時であることが好ましいが、必ずしも同時でなくてもよく、適宜の誤差は許容される。
制御部7は、補助照明光源61の点灯から第1所定時間経過後に、表示光源63の点灯を維持したまま補助照明光源61を消灯させる。また、制御部7は、補助照明光源61の点灯から第2所定時間経過後に、表示光源63の点灯を維持したまま赤外光源62を点灯させる。ここでは、第1所定時間の長さ及び第2所定時間の長さは同じであって、いずれも30秒である。そのため、以下では、第1所定時間(及び第2所定時間)を、単に「所定時間」ともいう。要するに、制御部7は、補助照明光源61の点灯から所定時間(30秒)が経過すると、表示光源63の点灯を維持したまま、補助照明光源61を消灯させるとともに赤外光源62を点灯させる。なお、所定時間の長さは30秒に限られない。また、第1所定時間の長さと第2所定時間の長さとは、互いに異なっていてもよい。
制御部7は、充電照明モードにおいて補助照明スイッチ72が押し操作されると、消灯モードに切り換わり、補助照明光源61、赤外光源62及び表示光源63を消灯させる。
以下、図10、図11を参照して、本実施形態の卓上照明装置100の動作について説明する。なお、以下の図10~図12では、主照明スイッチ71を「SW1」と表記し、補助照明スイッチ72を「SW2」と表記する。また、主照明光源40を「L0」と表記し、補助照明光源61を「L1」と表記し、赤外光源62を「L2」と表記し、表示光源63を「L3」と表記する。
まず、主照明スイッチ71が操作される場合の卓上照明装置100の動作について、図10を参照して説明する。
主照明光源40を消灯させた状態において、制御部7は、主照明スイッチ71の押し操作を待ち受ける(S1)。制御部7は、主照明スイッチ71が操作されない場合(S1:No)、主照明光源40の消灯を維持する。
主照明スイッチ71が操作されると(S1:Yes)、制御部7は、主照明光源40を点灯させる(S2)。これにより、卓上照明装置100が置かれた机等の載置面の照明を行うことができる。
主照明光源40を点灯させた状態で、制御部7は、主照明スイッチ71の押し操作を待ち受ける(S3)。制御部7は、主照明スイッチ71が操作されない場合(S3:No)、主照明光源40の点灯を維持する。
主照明スイッチ71が操作されると(S3:Yes)、制御部7は、主照明光源40を消灯させる(S4)。これにより、載置面の照明も終了する。
次に、補助照明スイッチ72が操作される場合の卓上照明装置100の動作について、図11を参照して説明する。
補助照明光源61、赤外光源62、及び表示光源63を消灯させた状態(消灯モード)において、制御部7は、補助照明スイッチ72の押し操作を待ち受ける(S11)。補助照明スイッチ72が操作されない場合(S11:No)、制御部7は、補助照明光源61、赤外光源62、及び表示光源63の消灯を維持する(消灯モードを維持する)。
補助照明スイッチ72が押し操作されると(S11:Yes)、制御部7は、第1条件が満たされたか否か、すなわち、押し操作が3秒を超える長押しであるか否かを判定する(S12)。
第1条件を満たさない、すなわち長押しでない場合(S12:No)、制御部7は、補助照明モードでの動作を開始し、補助照明光源61を点灯させる(S13)。なお、上述のように、補助照明部6は、可動部材5によって光出射口68の開口方向(すなわち、補助照明光の放射方向)を簡単に調整することができるので、机上等の載置面だけでなく、例えば、机の周りに存在する壁面等の補助照明も容易に行うことができる。
補助照明光源61を点灯させた状態(補助照明モード)で、制御部7は、補助照明スイッチ72の押し操作を待ち受ける(S14)。制御部7は、補助照明スイッチ72が操作されない場合(S14:No)、補助照明光源61の点灯を維持する。補助照明スイッチ72が操作されると(S14:Yes)、制御部7は、消灯モードに切り換わり、補助照明光源61を消灯させる(S15)。これにより、補助照明が終了することになる。なお、ステップS14での補助照明スイッチ72に対する押し操作は、第1条件を満たすか否かを問わない。
ステップS12において、第1条件を満たす、すなわち補助照明スイッチ72が3秒を超えて長押し操作された場合(S12:Yes)、制御部7は、充電照明モードでの動作を開始し、補助照明光源61と表示光源63とを点灯させる(S16)。ただし、この時点では、まだ制御部7は赤外光源62を点灯させない。また、補助照明光源61と表示光源63とは、完全に同時に点灯を開始しなくてもよい。
このように、表示光源63が点灯することで、ケース本体64(補助照明ケース60)が光った状態となり、充電照明モードで動作を開始したことが、使用者に知らしめられる。
また、補助照明光源61が点灯することで、補助照明ケース60の光出射口68から補助照明光が載置面等に照射される。上述のように、載置面において、補助照明光の照射領域は、赤外光の照射領域と重複する。そのため、使用者は、赤外光の照射領域を簡単に判断できる。そして、使用者が、携帯端末のような充電対象の機器を、補助照明光の照射領域に配置することで、この携帯端末は、赤外光の照射領域に配置されることとなる。
上述のように、赤外光源62からの光は赤外光であって可視光を含まないため、使用者は、赤外光源62からの光が充電対象の携帯端末に照射されているか否かを目視で確認できない。そのため、卓上照明装置100では、補助照明光源61からの補助照明光によって、使用者に赤外光の照射領域を知らせ、また、表示光源63で補助照明ケース60を光らせることで、赤外光源62の点灯の開始を知らせることができる。
制御部7は、補助照明光源61の点灯から所定時間(30秒)が経過したか否かを判定する(S17)。所定時間が経過するまで(S17:No)、制御部7は、補助照明光源61及び表示光源63の点灯を維持する。制御部7は、所定時間の計時中に補助照明スイッチ72が押し操作されても、補助照明光源61及び表示光源63の点灯を維持する。そして、補助照明光源61の点灯から所定時間が経過すると(S17:Yes)、制御部7は、表示光源63の点灯を維持しながら、補助照明光源61を消灯させ、赤外光源62を点灯させる。これにより、赤外光の照射領域に置かれた携帯端末への光充電が行われる(S18)。
制御部7は、赤外光源62及び表示光源63を点灯させた状態で、補助照明スイッチ72への押し操作を待ち受ける(S19)。補助照明スイッチ72が操作されない場合(S19:No)、制御部7は、赤外光源62及び表示光源63の点灯を維持する。
補助照明スイッチ72が押し操作されると(S19:Yes)、制御部7は、消灯モードに切り換わり、赤外光源62及び表示光源63を消灯させる(S20)。これにより、光充電が終了する。なお、ステップS19での補助照明スイッチ72に対する押し操作は、第1条件を満たすか否かを問わない。
本実施形態の卓上照明装置100によれば、可動部材5により、補助照明部6の光出射口68の方向を自由に簡単に調整することができる。そのため、卓上照明装置100が載置された机等の載置面だけでなく、例えば壁面等の載置面以外の場所に配置された機器についても、容易に充電を行うことが可能となる。また、主照明光の出射方向を変更することなく、補助照明光の出射方向を変更することができる。
また、充電対象の機器の充電を行うための光として、目に見えない赤外光を用いることで、この光が出射されていても使用者の邪魔になることがない。また、表示光により補助照明ケース60を光らせることで、赤外光源62が点灯中であることを使用者に知らせることができる。さらに、赤外光源62の点灯の開始前に、所定時間だけ補助照明光源61を点灯させることで、使用者に赤外光の照射領域を知らせることができる。また、赤外光源62の点灯中には補助照明光源61を消灯させるので、電力消費量を抑えることができる。
また、卓上照明装置100によれば、補助照明光源61を補助照明として用いることもできる。
また、第1条件(3秒以上の長押し)を満たさない場合は、赤外光源62が点灯されないため、赤外光源62が不用意に点灯されるのが防止される。
なお、制御部7は、ステップS16において表示光源63を点灯させているが、ステップS18において赤外光源62の点灯時に表示光源63を点灯させてもよい。
(2)変形例
本開示の実施形態は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
(2.1)変形例1
本変形例の卓上照明装置100について、図12を参照して説明する。本変形例の卓上照明装置100は、充電照明モードでの動作が、上記実施形態の卓上照明装置100と相違する。本変形例の卓上照明装置100は、その他の点は上記実施形態の卓上照明装置100と同じであるため、その詳細な説明については省略する。
本変形例において、ステップS31~S35は、実施形態の卓上照明装置100のステップS11~S15と同じである。
ステップS32において、第1条件を満たす、すなわち補助照明スイッチ72が3秒を超えて長押し操作された場合(S32:Yes)、制御部7は、充電照明モードでの動作を開始する。充電照明モードでの動作を開始すると、制御部7は、補助照明光源61と、赤外光源62と、表示光源63と、を点灯させる(S36)。補助照明光源61、赤外光源62及び表示光源63の点灯は、同時であることが好ましいが、必ずしも同時でなくてもよく、適宜の誤差は許容される。
表示光源63が点灯することで、ケース本体64が光った状態となり、充電照明モードで動作を開始したことが、使用者に知らしめられる。
また、補助照明光源61が点灯することで、補助照明ケース60の光出射口68から補助照明光が照射領域に照射されるので、使用者は、赤外光の照射領域を簡単に判断できる。
制御部7は、補助照明光源61の点灯から所定時間(30秒)が経過したか否かを判定する(S37)。所定時間が経過するまで(S37:No)、制御部7は、補助照明スイッチ72の操作を待ち受ける(S38)。
補助照明スイッチ72が操作されることなく(S38:No)、所定時間(30秒)が経過すると(S37:Yes)、制御部7は、赤外光源62及び表示光源63の点灯を維持しつつ補助照明光源61を消灯させる(S39)。これにより、赤外光の照射領域に配置された携帯端末への光充電が行われる。
制御部7は、赤外光源62及び表示光源63を点灯させた状態で、補助照明スイッチ72への押し操作を待ち受ける(S40)。補助照明スイッチ72が操作されない場合(S40:No)、制御部7は、赤外光源62及び表示光源63の点灯を維持する。
補助照明スイッチ72が押し操作されると(S40:Yes)、制御部7は消灯モードに切り換わり、赤外光源62、及び表示光源63を消灯させる(S41)。これにより、制御部7は充電照明モードでの動作を終了して、光充電が終了する。
また、ステップS38において、補助照明スイッチ72が押し操作されると(S38:Yes)、制御部7は消灯モードに切り換わり、補助照明光源61、赤外光源62、及び表示光源63を消灯させる(S42)。これによっても、制御部7は充電照明モードでの動作を終了して、光充電が終了する。
つまり、本変形例の卓上照明装置100では、補助照明光源61及び表示光源63の点灯開始時に、赤外光源62の点灯も開始させる。そのため、充電対象の機器の充電を即座に開始させることができる。
また、使用者が、あやまって第1条件を満たすように補助照明スイッチ72を押し操作(補助照明スイッチ72を3秒以上押し操作)してしまっても、補助照明スイッチ72を押すことで、いち早く、光充電を停止することができる。この構成は、上記実施形態の卓上照明装置100に、単独で適用可能である。
なお、制御部7は、ステップS36において表示光源63を点灯させているが、ステップS39における補助照明光源61の消灯にあわせて表示光源63を点灯させてもよい。
(2.2)その他の変形例
一変形例において、補助照明部6は、主照明部4ではなく筐体10に、可動部材5を介して支持されていてもよい。
一変形例において、主照明スイッチ71及び補助照明スイッチ72は、支持体2以外の場所、例えば器台1に設けられていてもよい。或いは、主照明スイッチ71及び補助照明スイッチ72は、筐体10とは別体のリモコンに設けられており、筐体10に、リモコンからの無線信号を受信する通信部が設けられていてもよい。また、主照明スイッチ71及び補助照明スイッチ72は、押しボタンに限られず、例えばタッチパネル等の任意のスイッチであってもよい。要するに、卓上照明装置100は、赤外光源の点灯を開始させるための入力を受け付ける受付部を備えていればよい。
一変形例において、補助照明光源61の点灯を指示するための入力を使用者から受け付ける受付部(スイッチ)と赤外光源62の点灯を指示するための入力を使用者から受け付ける受付部(スイッチ)とは、別々に設けられていてもよい。
一変形例において、制御部7は、補助照明モードで動作中に、第1条件を満たすように補助照明スイッチ72が押し操作されると、充電照明モードでの動作を開始してもよい。
一変形例において、表示光は紫外光を含んでいてもよい。この場合、補助照明ケース60が、紫外光を吸収して可視光を放射する波長変換素子を含んでいてもよい。
一変形例において、第1条件は、補助照明スイッチ72の長押しに限られず、所定期間内に補助照明スイッチ72が複数回操作されること等、他の条件であってもよい。
一変形例において、制御部7は、充電照明モードにおいて、補助照明光源61を間欠的(定期的又は不定期)に点灯させてもよい。
一変形例において、制御部7は、充電照明モードにおいて補助照明スイッチ72が押し操作された場合に(S19,S40)、補助照明スイッチ72への押し操作が第2条件を満たすと、赤外光源62及び表示光源63の点灯を維持しつつ、補助照明光源61を一時的に点灯させてもよい。この場合、制御部7は、充電照明モードにおいて補助照明スイッチ72が押し操作された場合に(S19,S40)、補助照明スイッチ72への押し操作が第2条件を満たさないと、赤外光源62及び表示光源63を消灯させる(S20,S41)。第2条件は、第1条件(補助照明スイッチ72の長押し)と同じであってもよいし異なっていてもよい。
一変形例において、第1所定時間、第2所定時間、及び所定時間の計時開始の基準時点は、補助照明光源61の点灯時に限られず、例えば補助照明スイッチ72の操作時等であってもよい。
一変形例において、支持部3は例えば、球体と、球体が嵌め込まれるお椀状の部材とで、主照明部4を三次元的に可動に支持してもよい。
(3)態様
以上説明した実施形態及び変形例等から明らかなように、本明細書には以下の態様が開示されている。
第1の態様に係る卓上照明装置(100)は、筐体(10)と、主照明本体(41)と、補助照明保持部(601)と、制御部(7)と、を備える。筐体(10)は、器台(1)を有する。器台(1)は、載置面に載置可能である。主照明本体(41)は、主照明保持部(42)を有する。主照明保持部(42)は、主照明光を発する主照明光源(40)を保持する。主照明本体(41)は、筐体(10)に支持される。補助照明保持部(601)は、補助照明部(6)を保持する。補助照明部(6)は、補助照明光源(61)と赤外光源(62)とを備える。補助照明光源(61)は、補助照明光を発する。赤外光源(62)は、赤外光を発する。補助照明保持部(601)は、可動部材(5)を介して筐体(10)又は主照明本体(41)に可動に支持される。制御部(7)は、主照明光源(40)、補助照明光源(61)、及び赤外光源(62)の点灯を制御する。
この態様によれば、可動部材(5)により、赤外光の放射方向を自由に簡単に調整することができる。そのため、卓上照明装置(100)が載置された机等の載置面だけでなく、例えば壁面等の載置面以外の場所に配置された機器についても、容易に充電を行うことが可能となる。そのため、卓上照明装置(100)の利便性を向上することが可能となる。
第2の態様に係る卓上照明装置(100)では、第1の態様において、載置面上において、補助照明光の照射領域と赤外光の照射領域とが重複する。
この態様によれば、使用者に赤外光の照射領域を知らせることができる。
第3の態様に係る卓上照明装置(100)では、第1又は第2の態様において、補助照明部(6)は、補助照明ケース(60)を更に備える。補助照明ケース(60)は、補助照明光源(61)及び赤外光源(62)を収容する。補助照明部(6)では、赤外光源(62)の点灯時に、補助照明部(6)が備える光源からの光により、補助照明ケース(60)が照明される。
この態様によれば、補助照明ケース(60)が照明されることで、赤外光源(62)が点灯中であることを使用者に知らせることができる。
第4の態様に係る卓上照明装置(100)では、第3の態様において、補助照明ケース(60)は、中空の球形状である。補助照明ケース(60)は、補助照明光及び赤外光を補助照明ケース(60)の外部に放射するための光出射口(68)を有している。
この態様によれば、補助照明光及び赤外光が、補助照明ケース(60)に遮られずに外部に放射される。
第5の態様に係る卓上照明装置(100)は、第1~第4のいずれか1つの態様において、受付部(補助照明スイッチ72)を更に備える。受付部は、赤外光源(62)の点灯を開始させるための入力を受け付ける。制御部(7)は、受付部で上記の入力を受け付けると、補助照明光源(61)と赤外光源(62)とのうちの補助照明光源(61)のみを点灯させる。制御部(7)は、補助照明光源(61)の点灯から第1所定時間経過後に、補助照明光源(61)を消灯させる。また、制御部(7)は、補助照明光源(61)の点灯から第2所定時間経過後に、赤外光源(62)を点灯させる。
この態様によれば、赤外光源(62)の点灯の開始前に、第1所定時間だけ補助照明光源(61)を点灯させることで、使用者に赤外光の照射領域を知らせることができる。また、赤外光源(62)の点灯中に補助照明光源61を消灯させるので、電力消費量を抑えることができる。
第6の態様に係る卓上照明装置(100)は、第1~第4のいずれか1つの態様において、受付部(補助照明スイッチ72)を更に備える。受付部は、赤外光源(62)の点灯を開始させるための入力を受け付ける。制御部(7)は、受付部で上記の入力を受け付けると、補助照明光源(61)と赤外光源(62)とを点灯させる。制御部(7)は、補助照明光源(61)の点灯から所定時間経過後に、赤外光源(62)の点灯を維持したまま、補助照明光源(61)を消灯させる。
この態様によれば、所定時間だけ補助照明光源(61)を点灯させることで、使用者に赤外光の照射領域を知らせることができる。また、赤外光源(62)の点灯中に補助照明光源61を消灯させるので、電力消費量を抑えることができる。
第7の態様に係る卓上照明装置(100)では、第3又は第4の態様において、補助照明部(6)は、表示光源(63)を更に備える。表示光源(63)は、可視光である表示光を発する。制御部(7)は、表示光源(63)の点灯を更に制御する。制御部(7)は、赤外光源(62)の点灯中に、表示光源(63)を点灯させる。
この態様によれば、表示光源(63)を点灯させることで、赤外光源(62)が点灯中であることを使用者に知らせることができる。
第8の態様に係る卓上照明装置(100)では、第7の態様において、表示光源(63)は、補助照明ケース(60)を照明する。
この態様によれば、表示光により補助照明ケース(60)を光らせることで、赤外光源(62)が点灯中であることを使用者に知らせることができる。
第9の態様に係る卓上照明装置(100)は、第7又は第8の態様において、受付部(補助照明スイッチ72)を更に備える。受付部は、赤外光源(62)の点灯を開始させるための入力を受け付ける。制御部(7)は、受付部で上記の入力を受け付けると、補助照明光源(61)と表示光源(63)とを点灯させる。制御部(7)は、補助照明光源(61)の点灯から第1所定時間経過後に、表示光源(63)の点灯を維持したまま補助照明光源(61)を消灯させる。制御部(7)は、補助照明光源(61)の点灯から第2所定時間経過後に、表示光源(63)の点灯を維持したまま赤外光源(62)を点灯させる。
この態様によれば、赤外光源(62)の点灯の開始前に、第1所定時間だけ補助照明光源(61)を点灯させることで、使用者に赤外光の照射領域を知らせることができる。また、赤外光源(62)の点灯中に補助照明光源(61)を消灯させるので、電力消費量を抑えることができる。また、表示光源(63)を点灯させることで、赤外光源(62)が点灯中であることを使用者に知らせることができる。
第10の態様に係る卓上照明装置(100)は、第7又は第8の態様において、受付部(補助照明スイッチ72)を更に備える。受付部は、赤外光源(62)の点灯を開始させるための入力を受け付ける。制御部(7)は、受付部で上記の入力を受け付けると、補助照明光源(61)と赤外光源(62)と表示光源(63)とを点灯させる。制御部(7)は、補助照明光源(61)の点灯から所定時間経過後に、赤外光源(62)及び表示光源(63)の点灯を維持したまま、補助照明光源(61)を消灯させる。
この態様によれば、所定時間だけ補助照明光源(61)を点灯させることで、使用者に赤外光の照射領域を知らせることができる。また、赤外光源(62)の点灯中に補助照明光源(61)を消灯させるので、電力消費量を抑えることができる。また、表示光源(63)を点灯させることで、赤外光源(62)が点灯中であることを使用者に知らせることができる。
第11の態様に係る卓上照明装置(100)では、第1~第10のいずれか1つの態様において、可動部材(5)は、第1回転構造(51)と、第2回転構造(52)と、を備える。第1回転構造(51)は、補助照明部(6)を第1軸(200)の周りで回転させる。第2回転構造(52)は、補助照明部(6)を、第2軸(300)の周りで回転させる。第2軸(300)は、第1軸(200)と交差する。
この態様によれば、補助照明部(6)からの光の出射方向を、容易に変更可能となる。
1 器台
10 筐体
40 主照明光源
41 主照明本体
42 主照明保持部
5 可動部材
51 第1回転構造
52 第2回転構造
6 補助照明部
60 補助照明ケース
61 補助照明光源
62 赤外光源
63 表示光源
68 光出射口
601 補助照明保持部
7 制御部
72 補助照明スイッチ(受付部)
100 卓上照明装置
200 第1軸
300 第2軸

Claims (14)

  1. 載置面に載置可能な器台を有する筐体と、
    主照明光を発する主照明光源を保持する主照明保持部を有し、前記筐体に支持される主照明本体と、
    補助照明光を発する補助照明光源と赤外光を発する赤外光源と可視光である表示光を発する表示光源とを備える補助照明部を保持し、可動部材を介して前記筐体又は前記主照明本体に可動に支持される補助照明保持部と、
    前記主照明光源、前記補助照明光源、前記赤外光源、及び前記表示光源の点灯を制御する制御部と、
    前記赤外光源の点灯を開始させるための入力を受け付ける受付部と、
    を備え
    前記赤外光源から発される前記赤外光は、充電対象の機器を充電するための光であり、
    前記載置面上において、前記補助照明光の照射領域と前記赤外光の照射領域とが重複し、
    前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、
    前記補助照明光源と前記表示光源とを点灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から第1所定時間経過後に、前記表示光源の点灯を維持したまま前記補助照明光源を消灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から第2所定時間経過後に、前記表示光源の点灯を維持したまま前記赤外光源を点灯させる、
    卓上照明装置。
  2. 前記補助照明部は、前記補助照明光源及び前記赤外光源を収容する補助照明ケースを更に備え、
    前記補助照明部では、前記赤外光源の点灯時に、前記補助照明部が備える光源からの光により前記補助照明ケースが照明される、
    請求項1に記載の卓上照明装置。
  3. 前記補助照明ケースは、
    中空の球形状であり、
    前記補助照明光及び前記赤外光を前記補助照明ケースの外部に放射するための光出射口を有している、
    請求項2に記載の卓上照明装置。
  4. 前記表示光源は、前記補助照明ケースを照明する、
    請求項2又は3に記載の卓上照明装置。
  5. 前記制御部は、前記赤外光源の点灯中に、前記表示光源を点灯させる、
    請求項1~4のいずれか一つに記載の卓上照明装置。
  6. 前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、
    前記補助照明光源と前記赤外光源とのうちの前記補助照明光源のみを点灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から前記第1所定時間経過後に、前記補助照明光源を消灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から前記第2所定時間経過後に、前記赤外光源を点灯させる、
    請求項1から5のいずれか一つに記載の卓上照明装置。
  7. 前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、
    前記補助照明光源と前記赤外光源とを点灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から前記第1所定時間経過後に、前記赤外光源の点灯を維持したまま、前記補助照明光源を消灯させる、
    請求項1から5のいずれか一つに記載の卓上照明装置。
  8. 載置面に載置可能な器台を有する筐体と、
    主照明光を発する主照明光源を保持する主照明保持部を有し、前記筐体に支持される主照明本体と、
    補助照明光を発する補助照明光源と赤外光を発する赤外光源とを備える補助照明部を保持し、可動部材を介して前記筐体又は前記主照明本体に可動に支持される補助照明保持部と、
    前記主照明光源、前記補助照明光源、及び前記赤外光源の点灯を制御する制御部と、
    を備え、
    前記赤外光源から発される前記赤外光は、充電対象の機器を充電するための光であり、
    前記載置面上において、前記補助照明光の照射領域と前記赤外光の照射領域とが重複し、
    前記補助照明部は、前記補助照明光源及び前記赤外光源を収容する補助照明ケースを更に備え、
    前記補助照明部では、前記赤外光源の点灯時に、前記補助照明部が備える光源からの光により前記補助照明ケースが照明される、
    卓上照明装置。
  9. 前記補助照明部は、可視光である表示光を発する表示光源を更に備え、
    前記制御部は、前記表示光源の点灯を更に制御し、
    前記制御部は、前記赤外光源の点灯中に、前記表示光源を点灯させる、
    請求項8に記載の卓上照明装置。
  10. 前記赤外光源の点灯を開始させるための入力を受け付ける受付部を更に備え、
    前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、
    前記補助照明光源と前記表示光源とを点灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から第1所定時間経過後に、前記表示光源の点灯を維持したまま前記補助照明光源を消灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から第2所定時間経過後に、前記表示光源の点灯を維持したまま前記赤外光源を点灯させる、
    請求項9に記載の卓上照明装置。
  11. 前記赤外光源の点灯を開始させるための入力を受け付ける受付部を更に備え、
    前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、
    前記補助照明光源と前記赤外光源と前記表示光源とを点灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から所定時間経過後に、前記赤外光源及び前記表示光源の点灯を維持したまま、前記補助照明光源を消灯させる、
    請求項9に記載の卓上照明装置。
  12. 載置面に載置可能な器台を有する筐体と、
    主照明光を発する主照明光源を保持する主照明保持部を有し、前記筐体に支持される主照明本体と、
    補助照明光を発する補助照明光源と赤外光を発する赤外光源とを備える補助照明部を保持し、可動部材を介して前記筐体又は前記主照明本体に可動に支持される補助照明保持部と、
    前記主照明光源、前記補助照明光源、及び前記赤外光源の点灯を制御する制御部と、
    前記赤外光源の点灯を開始させるための入力を受け付ける受付部と、
    を備え、
    前記赤外光源から発される前記赤外光は、充電対象の機器を充電するための光であり、
    前記載置面上において、前記補助照明光の照射領域と前記赤外光の照射領域とが重複し、
    前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、
    前記補助照明光源と前記赤外光源とのうちの前記補助照明光源のみを点灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から第1所定時間経過後に、前記補助照明光源を消灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から第2所定時間経過後に、前記赤外光源を点灯させる、
    卓上照明装置。
  13. 載置面に載置可能な器台を有する筐体と、
    主照明光を発する主照明光源を保持する主照明保持部を有し、前記筐体に支持される主照明本体と、
    補助照明光を発する補助照明光源と赤外光を発する赤外光源とを備える補助照明部を保持し、可動部材を介して前記筐体又は前記主照明本体に可動に支持される補助照明保持部と、
    前記主照明光源、前記補助照明光源、及び前記赤外光源の点灯を制御する制御部と、
    前記赤外光源の点灯を開始させるための入力を受け付ける受付部と、
    を備え、
    前記赤外光源から発される前記赤外光は、充電対象の機器を充電するための光であり、
    前記載置面上において、前記補助照明光の照射領域と前記赤外光の照射領域とが重複し、
    前記制御部は、前記受付部で前記入力を受け付けると、
    前記補助照明光源と前記赤外光源とを点灯させ、
    前記補助照明光源の点灯から所定時間経過後に、前記赤外光源の点灯を維持したまま、前記補助照明光源を消灯させる、
    卓上照明装置。
  14. 前記可動部材は、
    前記補助照明部を第1軸の周りで回転させる第1回転構造と、
    前記補助照明部を、前記第1軸と交差する第2軸の周りで回転させる第2回転構造と、
    を備える、
    請求項1から13のいずれか一つに記載の卓上照明装置。
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