JP7406682B2 - コンベヤチェン - Google Patents

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Description

本発明は、チェンを用いて様々な物を搬送するコンベヤチェンに関するものである。
複数の構成要素を機械的に連結して線状又は無端状のチェンを形成し、そのチェンを用いて様々な物を搬送するコンベヤチェンは、産業界における様々な分野の様々な設備や装置に広く用いられていた(特許文献1参照)。
図9及び図10は、そのような従来のコンベヤチェンについて説明するために参照する図である。
図9に示すように、従来のコンベヤチェン2は、複数のリンク(ブシュリンク4及びピンリンク6)を備え、これらのブシュリンク4とピンリンク6が交互に連結されることによって、線状又は無端状に形成されていた。
ブシュリンク4は、図9及び図10(b)に示すように、それぞれが細長い板状に形成され、それぞれの板面が所定の間隔をおいて互いに対向するように略平行に配置された一対のリンクプレート4aと、これらのリンクプレート4aの対向する板面の長さ方向の両端部同士を連結するように設けられた円筒状の2つのブシュ4bを備えていた。
そして、円筒状のローラ8が、2つのブシュ4bのそれぞれを回転軸として、その軸線回りに回転することができるように設けられていた。
また、ピンリンク6は、図9及び図10(b)に示すように、それぞれがブシュリンク4のリンクプレート4aと略同一の形状及び大きさの細長い板状に形成され、それぞれの板面が所定の間隔をおいて互いに対向するように略平行に配置された一対のリンクプレート6aと、これらのリンクプレート6aの対向する板面の長さ方向の両端部同士を連結するように設けられた丸棒状の2つのピン6bを備えていた。
そして、これらのリンク(ブシュリンク4及びピンリンク6)の一対のリンクプレートの上辺部には、対向する一対のリンクプレートの間の隙間を閉塞してその上に搬送する物を載せることができるように、トッププレート10が設けられていた。
このトッププレート10は、図9(a)及び(b)に示すように、そのリンク(ブシュリンク4又はピンリンク6)の一対のリンクプレートの上辺部に架け渡されるように配置されて、それぞれの上辺部に固定された板状の下板部10aと、下板部10aの上面に形成された複数の脚部10bと、脚部10bの上端部に、下板部10aと略平行に設けられた板状の上板部10cを備えていた。
そして、上板部10cは、図9(a)に示すように、下板部10aと略同一の形状及び大きさに形成され、図9(b)に示すように、脚部10bによって下板部10aの上面より上方に所定の間隔をおいて離れて配置されると共に、下板部10aに対して図中右側にずれて配置されていた。
このようなブシュリンク4とピンリンク6が、図10(b)に示すように、ピンリンク6の一対のリンクプレート6aの間にブシュリンク4が挟まれるように配置されて、ブシュリンク4のブシュ4bの中心孔にピンリンク6のピン6bの長さ途中部が緩く挿通されることにより、ピン6bを回転軸としてその軸線回りに互いに回動することができるように連結されていた。
そして、1つのピンリンク6に設けられた2つのピン6bが、2つの別個のブシュリンク4のブシュ4bにそれぞれ挿通されることにより、2つのブシュリンク4が1つのピンリンク6によって連結され、これを繰り返すことにより、線状又は無端状のコンベヤチェン2が形成されるようになっていた。
そして、このようにして形成されたコンベヤチェン2が、コンベヤチェン2の長さ途中の複数の位置において、歯車状に形成された複数のスプロケットホイール(図示せず)の外周部に巻き掛けられると共に、それらのスプロケットホイールの間に位置するコンベヤチェン2の長さ部分が、図9(b)に示すように、レール1の上にその長さ方向(図中左右方向)に沿って載置されるようになっていた。
そして、スプロケットホイールが駆動することにより、コンベヤチェン2がレール1の上をその長さ方向に沿って移動し、それにより、トッププレート10の上に載置された物がレール1の上をその長さ方向に沿って搬送されるようになっていた。
このとき、図10(a)に示すように、あるリンク(図中左側のピンリンク6)に設けられたトッププレート10の上板部10cの図中右側の先端部が、これと隣り合って連結された別のリンク(図中右側のブシュリンク4)に設けられたトッププレート10の下板部10aの上方にまで伸びるように構成されていた。
それにより、コンベヤチェン2を図10(a)中上方から見たときに、あるリンク(図中左側のピンリンク6)のトッププレート10の上板部10cの図中右側の先端部によって、隣り合うリンク(図中右側のブシュリンク4と図中左側のピンリンク6)のそれぞれに設けられたトッププレート10の、それぞれの下板部10aの間の隙間Gが閉塞されるように構成されていた。
それにより、トッププレート10の上板部10cの上に載置された物が、その搬送中に、隙間Gを通ってレール1上に落下したり、隙間Gに挟まったりして、コンベヤチェン2のスムーズな移動の妨げになることを防止できるようになっていた。
また、トッププレート10の上板部10cが下板部10aの上面より上方に所定の間隔をおいて離れて配置されるため、コンベヤチェン2がスプロケットホイールの外周部に巻き付いた際に、コンベヤチェン2の長さ部分がスプロケットホイールの外周部に沿って曲線状になっても、ピンリンク6(又はブシュリンク4)のトッププレート10の上板部10cが、これと隣り合って連結されたブシュリンク4(又はピンリンク6)のトッププレート10の下板部10aと接触しないようになっていた。
実願昭56-135188号(実開昭58-41712号)のマイクロフィルム
しかしながら、上述したような従来のコンベヤチェン2では、チェンを形成するそれぞれのリンクの伸びを確認しにくいという問題があった。
すなわち、従来のコンベヤチェン2のような、複数のリンクから形成されるチェンは、長期間使用しているうちに、チェンにかかる張力によって、チェンを形成するそれぞれのリンクが長さ方向に少しずつ伸び、それにより、隣り合うリンクのそれぞれに設けられたトッププレート10の、それぞれの下板部10aの間の隙間G(図10(a)参照)が広がってしまい、その結果、搬送している物が隙間Gを通ってレール1上に落下したり、隙間Gに挟まったりして、コンベヤチェン2のスムーズな移動の妨げになるおそれがあった。
また、チェンを形成するそれぞれのリンクが少しずつ伸びることによって、チェン全体の長さが伸びてチェンが弛んでしまい、その結果、スプロケットホイールとの係合部でチェンにガタつきが発生したり、チェンが外れたりするおそれもあった。
そのため、チェンを長期間使用する場合は、定期的に点検を実施してリンクの伸びを確認し、必要に応じて部品の交換を行う必要があった。
その一方で、多数のリンクから構成されるチェンは、1つのリンクの伸びが小さいものであってもチェン全体としての伸びは大きくなるため、実際に交換が必要となるようなリンクの伸びの値は、リンク自体の長さ寸法に対して非常に小さく、目視によってそのようなリンクの伸びを確認して交換の有無を判断することは非常に難しかった。
そのため、従来は、それぞれのリンクの長さを一つずつ計測して、リンクの伸びの有無を確認していたため、非常に手間がかかり、点検作業の効率も悪かった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、それぞれのリンクの伸びを容易に確認することができ、それにより点検作業の効率を向上させることができるコンベヤチェンを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のコンベヤチェンは、
複数のリンクが連結されることにより形成されるチェンにおいて、
前記リンクの上辺部にはトッププレートが設けられ、
前記トッププレートは、前記リンクの一対のリンクプレートのそれぞれの上辺部に固定された下板部と、前記下板部の上面より上方に所定の間隔をおいて、前記下板部と略平行に設けられた上板部を備え、
前記リンクの前記下板部の上面には、その前記チェンの長さ方向の一方の端部の近傍に第1目印部が設けられると共に、
前記上板部の長さ方向の他方の端部に第2目印部が設けられ、
前記複数のリンクは、前記チェンを上方から見たときに、あるリンクの前記第2目印部によって、これと隣り合って前記長さ方向の他方側に連結された別のリンクの前記第1目印部が隠されて視認することができないように連結され、
前記第2目印部は、前記複数のリンクが連結されたときに、前記あるリンクの前記トッププレートの前記上板部の前記第2目印部が、前記別のリンクの前記トッププレートの前記下板部の上面に設けられた前記第1目印部の上方を越えて前記長さ方向の他方側に伸びるように設けられ、
前記リンクの伸びが所定の値を超えると、前記別のリンクの前記第1目印部が前記チェンの上方から視認することができるようになる
ことを特徴とするものである。
また、本発明のコンベヤチェンは、
前記第1目印部は、前記下板部の上面から上方に突出するように形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明のコンベヤチェンは、
前記第1目印部は、前記下板部の上面から下面側に凹むように形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明のコンベヤチェンは、
前記第1目印部は、前記下板部の上面に印刷又は染色することにより形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明のコンベヤチェンは、
前記第1目印部は、前記チェンの長さ方向に沿う方向の途中の位置で複数の領域に分割されて形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明のコンベヤチェンは、
前記複数のリンクは複数のブシュリンクと複数のピンリンクを備え、
前記チェンは、前記ブシュリンクと前記ピンリンクが交互に連結されることにより形成される
ことを特徴とするものである。
このような本発明のコンベヤチェンによれば、
複数のリンクが連結されることにより形成されるチェンにおいて、
前記リンクには、その前記チェンの長さ方向の一方の端部の近傍に第1目印部が設けられると共に、前記長さ方向の他方の端部に第2目印部が設けられ、
前記複数のリンクは、前記チェンを上方から見たときに、あるリンクの前記第2目印部によって、これと隣り合って前記長さ方向の他方側に連結された別のリンクの前記第1目印部が隠されて視認することができないように連結され、
前記リンクの伸びが所定の値を超えると、前記別のリンクの前記第1目印部が前記チェンの上方から視認することができるようになることにより、
それぞれのリンクの伸びを容易に確認することができ、それにより点検作業の効率を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12を示す図であって、図1(a)はその平面図であり、図1(b)はその側面である。 図1に示すコンベヤチェン12を形成するリンク(ブシュリンク14)の一部を拡大して示す図であって、図2(a)はその拡大平面図であり、図2(b)は図2(a)におけるA-A線矢視拡大断面図である。 図1に示すコンベヤチェン12のブシュリンク14とピンリンク16の連結部を拡大して示す図であって、図3(a)はその拡大側面図であり、図3(b)は図3(a)におけるB-B線矢視拡大断面図である。 リンクが伸びた状態のコンベヤチェン12のブシュリンク14とピンリンク16の連結部を拡大して示す図であって、図4(a)はその拡大平面図であり、図4(b)はその拡大側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るコンベヤチェン32を形成するリンク(ブシュリンク14)の一部を拡大して示す図であって、図5(a)はその拡大平面図であり、図5(b)はその拡大側面である。 図5に示すコンベヤチェン32のブシュリンク14とピンリンク16の連結部を拡大して示す図であって、図6(a)はその拡大平面図であり、図6(b)はその拡大側面図である。 リンクが伸びた状態のコンベヤチェン32のブシュリンク14とピンリンク16の連結部を拡大して示す拡大平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るコンベヤチェン42を形成するリンク(ブシュリンク14)の一部を拡大して示す図であって、図8(a)はその拡大平面図であり、図8(b)はその拡大側面である。 従来のコンベヤチェン2を示す図であって、図9(a)はその平面図であり、図9(b)はその側面図である。 図9に示すコンベヤチェン2のブシュリンク4とピンリンク6の連結部を拡大して示す図であって、図10(a)はその拡大側面図であり、図10(b)は図10(a)におけるC-C線矢視断面図である。
以下、本発明に係るコンベヤチェンを実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図4は、本発明の第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12について説明するために参照する図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るコンベヤチェン12は、複数のリンク(ブシュリンク14及びピンリンク16)を備え、これらのブシュリンク14とピンリンク16が交互に連結されることによって、線状又は無端状に形成されている。
ブシュリンク14は、図1及び図3(b)に示すように、それぞれが細長い板状に形成され、それぞれの板面が所定の間隔をおいて互いに対向するように略平行に配置された一対のリンクプレート14aと、これらのリンクプレート14aの対向する板面の長さ方向の両端部同士を連結するように設けられた円筒状の2つのブシュ14bを備えている。
そして、円筒状のローラ18が、2つのブシュ14bのそれぞれを回転軸として、その軸線回りに回転することができるように設けられている。
また、ピンリンク16は、図1及び図3(b)に示すように、それぞれがブシュリンク14のリンクプレート14aと略同一の形状及び大きさの細長い板状に形成され、それぞれの板面が所定の間隔をおいて互いに対向するように略平行に配置された一対のリンクプレート16aと、これらのリンクプレート16aの対向する板面の長さ方向の両端部同士を連結するように設けられた丸棒状の2つのピン16bを備えている。
そして、これらのリンク(ブシュリンク14及びピンリンク16)の一対のリンクプレートの上辺部には、対向する一対のリンクプレートの間の隙間を閉塞してその上に搬送する物を載せることができるように、トッププレート20が設けられている。
このトッププレート20は、図1(a)及び(b)に示すように、そのリンク(ブシュリンク14又はピンリンク16)の一対のリンクプレートの上辺部に架け渡されるように配置されて、それぞれの上辺部に固定された板状の下板部20aと、下板部20aの上面に形成された複数の脚部20bと、脚部20bの上端部に、下板部20aと略平行に設けられた板状の上板部20cを備えている。
下板部20aは、図1(a)に示すように、図の紙面に垂直方向に所定の厚さ寸法を有する略長方形の板状に形成され、その幅方向(図中上下方向)の寸法が、ピンリンク16の一対のリンクプレート16aの外幅より大きく形成され、その長さ方向(図中左右方向)の寸法が、図1(b)に示すように、ピンリンク16の2つのピン16b(又はブシュリンク14の2つのブシュ14b)の中心軸の間隔よりわずかに小さく形成されている。
そして、図1(b)に示すように、下板部20aの上面には、そのチェンの長さ方向(図中左右方向)の一方(図中左側)の端部の近傍に、下板部20aの上面から上方に突出するように形成された目印部24(第1目印部)が、下板部20aの幅方向(図の紙面に垂直方向)に沿って形成されている。
この目印部24は、図2(a)に示すように、下板部20aの上面の幅方向(図中上下方向)の一方の端部から他方の端部まで連続して形成され、図2(b)に示すように、その高さ方向(図中上下方向)の寸法が、下板部20aの上面から上板部20cの下面までの距離に比べて十分に小さく形成されている。
そして、上板部20cは、図1(a)に示すように、下板部20aと略同一の形状及び大きさに形成され、図1(b)に示すように、脚部20bによって下板部20aの上面より上方に所定の間隔をおいて離れて配置されると共に、そのチェンの長さ方向の他方(図中右側)の先端部20d(第2目印部)が、下板部20aの上記他方側(図中右側)の先端部より図中右側に位置するように、下板部20aに対して上記他方側(図中右側)にずれて配置されている。
このようなブシュリンク14とピンリンク16が、図3(b)に示すように、ピンリンク16の一対のリンクプレート16aの間にブシュリンク14が挟まれるように配置されて、ブシュリンク14のブシュ14bの中心孔にピンリンク16のピン16bの長さ途中部が緩く挿通されることにより、ピン16bを回転軸としてその軸線回りに互いに回動することができるように連結されている。
そして、1つのピンリンク16に設けられた2つのピン16bが、2つの別個のブシュリンク14のブシュ14bにそれぞれ挿通されることにより、2つのブシュリンク14が1つのピンリンク16によって連結され、これを繰り返すことにより、線状又は無端状のコンベヤチェン12が形成されるようになっている。
そして、このようにして形成されたコンベヤチェン12が、コンベヤチェン12の長さ途中の複数の位置において、歯車状に形成された複数のスプロケットホイール(図示せず)の外周部に巻き掛けられると共に、図1(b)に示すように、それらのスプロケットホイールの間に位置するコンベヤチェン12の長さ部分が、レール1の上にその長さ方向(図中左右方向)に沿って載置されるようになっている。
そして、スプロケットホイールが駆動することにより、コンベヤチェン12がレール1の上をその長さ方向に沿って移動し、それにより、トッププレート20の上に載置された物がレール1の上をその長さ方向に沿って搬送されるようになっている。
このとき、図3(a)に示すように、あるリンク(図中左側のピンリンク16)に設けられたトッププレート20の上板部20cの先端部20dが、これと隣り合ってチェンの長さ方向の他方側(図中右側)に連結された別のリンク(図中右側のブシュリンク14)に設けられたトッププレート20の下板部20aの目印部24の上方を越えて、チェンの長さ方向の他方側(図中右側)に伸びるように構成されている。
それにより、コンベヤチェン12を図3(a)中上方から見たときに、あるリンク(図中左側のピンリンク16)のトッププレート20の上板部20cの先端部20dによって、これと隣り合ってチェンの長さ方向の他方側(図中右側)に連結された別のリンク(図中右側のブシュリンク14)のトッププレート20の下板部20aの目印部24の大部分が覆い隠されて、視認することができないように構成されている。
このような本実施の形態に係るコンベヤチェン12によれば、チェンを形成するそれぞれのリンク(ブシュリンク14及びピンリンク16)の伸びを容易に確認することができる。
すなわち、図4(b)に示すように、コンベヤチェン12は、長期間使用しているうちに、チェンを形成するそれぞれのリンクがその長さ方向(図中左右方向)に少しずつ伸び、それにより、隣り合うリンク(ブシュリンク14及びピンリンク16)のそれぞれに設けられたトッププレート20の、それぞれの下板部20aの間の隙間Gが徐々に広がり、図中右側のリンク(ブシュリンク14)のトッププレート20の下板部20aの目印部24の位置が、これと隣り合って連結された図中左側のリンク(ピンリンク16)から離れる方向(図中右側)に移動する。
そして、リンクの伸びが所定の値を超えると、図4(a)に示すように、図中右側のリンク(ブシュリンク14)のトッププレート20の下板部20aの目印部24が、これと隣り合って連結された同図中左側のリンク(ピンリンク16)のトッププレート20の上板部20cの先端部20dより図中右側に位置するようになって、コンベヤチェン12の上方から視認することができるようになる。
このように、リンクの伸びが所定の値を超えたことを目視によって容易に確認することができるようになっているため、トッププレート20の下板部20aの上面の適切な位置に目印部24を形成することにより、リンクの交換を行うかどうかを瞬時に判断することができ、点検作業の効率を大幅に向上させることができる。
このように、本実施の形態に係るコンベヤチェン12を用いることにより、それぞれのリンクの伸びを容易に確認することができ、それにより点検作業の効率を向上させることができる。
図5ないし図7は、本発明の第2の実施の形態に係るコンベヤチェン32について説明するために参照する図である。なお、図1ないし図4に示す前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12と同様の部分には、原則として同じ符号を付し、重複する説明は原則として省略するものとする。
本実施の形態に係るコンベヤチェン32は、前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12における、それぞれのリンク(ブシュリンク14及びピンリンク16)のそれぞれに設けられたトッププレート20の下板部20aの上面に形成された目印部24に代わって、図5に示すような目印部34(第1目印部)が設けられている点において、前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12とはその構成が異なるものである。
この目印部34は、図5(a)に示すように、下板部20aの上面の、そのチェンの長さ方向(図中左右方向)の一方(図中左側)の端部の近傍に、下板部20aの上面の幅方向(図中上下方向)の一方の端部から他方の端部まで連続する帯状に形成され、塗料や顔料等を用いて下板部20aの上面に印刷や染色されることにより形成されている。
また、図5(a)に示すように、目印部34は、チェンの長さ方向に所定の幅寸法を有し、その幅方向(図中左右方向)の途中の位置で2つの領域に分割されて形成されており、チェンの長さ方向(図中左右方向)の一方側(図中左側)に第1領域34a、他方側(図中右側)に第2領域34bがそれぞれ形成されている。
そして、ブシュリンク14とピンリンク16が連結された状態で、図6(b)に示すように、あるリンク(図中左側のピンリンク16)に設けられたトッププレート20の上板部20cの先端部20dが、これと隣り合ってチェンの長さ方向の他方側(図中右側)に連結された別のリンク(図中右側のブシュリンク14)に設けられたトッププレート20の下板部20aに形成された目印部34の上方を越えて、チェンの長さ方向の他方側(図中右側)に伸びるように構成されている。
それにより、図6(a)に示すように、コンベヤチェン32を図6(b)中上方から見たときに、あるリンク(図中左側のピンリンク16)のトッププレート20の上板部20cの先端部20dによって、これと隣り合ってチェンの長さ方向の他方側(図中右側)に連結された別のリンク(図中右側のブシュリンク14)のトッププレート20の下板部20aの目印部34の大部分が覆い隠されて、視認することができないように構成されている。
その他の構成は、前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12と同様であるため、このようなコンベヤチェン32であっても、それぞれのリンクの伸びを容易に確認することができ、それにより点検作業の効率を向上させることができる。
また、目印部34がその幅方向に複数の領域に分けて形成されることにより、コンベヤチェン32の上方から視認することができる目印部34の領域の違いによって、リンクの伸びを段階的に把握することができる。
すなわち、コンベヤチェン32を長期間使用しているうちに、チェンを形成するそれぞれのリンクがその長さ方向に少しずつ伸びることにより、最初のうちは、図7(a)に示すように、図中右側のリンク(ブシュリンク14)のトッププレート20の下板部20aの目印部34の第2領域34bが、同図中左側のリンク(ピンリンク16)のトッププレート20の上板部20cの先端部20dより図中右側に位置するようになって、コンベヤチェン32の上方から視認することができるようになる。
そして、リンクの伸びが所定の値を超えると、図7(b)に示すように、図中右側のリンク(ブシュリンク14)のトッププレート20の下板部20aの目印部34の第1領域34aが、同図中左側のリンク(ピンリンク16)のトッププレート20の上板部20cの先端部20dより図中右側に位置するようになって、コンベヤチェン32の上方から視認することができるようになる。
このように、リンクの伸びを段階的に把握することが容易にできるようになるため、目印部34の第1領域34a及び第2領域34bを適切な位置に適切な大きさで形成することにより、例えば、第2領域34bのみが視認できる状態(図7(a)参照)ならばリンクの交換は行わず、第1領域34aが視認できる状態(図7(b)参照)になったらリンクの交換を行う、ということができ、点検作業の効率を一層向上させることができる。
さらに、目印部34は印刷等により形成されるため、前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12のような立体形状の目印部24と比べて形成することが容易であり、チェンの製造コストを低減することができる。
また、図5(b)に示すように、目印部34は印刷等により形成されるため、その厚さ寸法は非常に小さく、コンベヤチェン32がスプロケットホイールの外周部に巻き付いた際に、コンベヤチェン32の長さ部分がスプロケットホイールの外周部に沿って曲線状になっても、ピンリンク16(又はブシュリンク14)のトッププレート20の上板部20aと、これと隣り合って連結されたブシュリンク14(又はピンリンク16)のトッププレート20の下板部20aの目印部34が接触しにくくなっている。
図8は、本発明の第3の実施の形態に係るコンベヤチェン42について説明するために参照する図である。なお、図1ないし図4に示す前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12と同様の部分には、原則として同じ符号を付し、重複する説明は原則として省略するものとする。
本実施の形態に係るコンベヤチェン42は、前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12における、それぞれのリンク(ブシュリンク14及びピンリンク16)のそれぞれに設けられたトッププレート20の下板部20aの上面に形成された目印部24に代わって、図8に示すような目印部44(第1目印部)が設けられている点において、前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12とはその構成が異なるものである。
この目印部44は、図8(b)に示すように、下板部20aの上面の、そのチェンの長さ方向(図中左右方向)の一方(図中左側)の端部の近傍に、下板部20aの上面から下面側(図中下方向)に向けて凹むように形成され、図8(a)に示すように、下板部20aの上面の幅方向(図中上下方向)の一方の端部から他方の端部まで連続する溝状に形成されている。
その他の構成は、前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12と同様であるため、このようなコンベヤチェン42であっても、それぞれのリンクの伸びを容易に確認することができ、それにより点検作業の効率を向上させることができる。
さらに、溝状(凹形状)の目印部44は切削工具等により容易に形成することができるため、前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12のような凸形状の目印部24を有するものと比べて、チェンの製造コストを低減することができる。
また、図8(b)に示すように、目印部44が溝状(凹形状)に形成されることにより、コンベヤチェン42がスプロケットホイールの外周部に巻き付いた際に、コンベヤチェン42の長さ部分がスプロケットホイールの外周部に沿って曲線状になっても、ピンリンク16(又はブシュリンク14)のトッププレート20の上板部20aと、これと隣り合って連結されたブシュリンク14(又はピンリンク16)のトッププレート20の下板部20aの目印部44が接触しないようになっている。
なお、本発明は、前記実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を達成することができる範囲内であれば、種々の変更が可能である。
例えば、前記第1又は第3の実施の形態に係るコンベヤチェン12,42においては、図2(b)に示すように、目印部24,44は、下板部20aの上面に設けられた断面矩形の凸又は凹形状として形成されているが、コンベヤチェン12,42の上方から視認することができるのであれば、目印部24,44の断面はどのような形状であってもよく、例えば、目印部24,44の断面がU字形やV字形に形成されていてもよい。
また、前記第1の実施の形態に係るコンベヤチェン12においては、図2(a)に示すように、下板部20aの上面の幅方向に沿って形成された1つの凸形状が、目印部24として形成されているが、上記凸形状が下板部20aの長さ方向に複数並んで配置されたような、目盛状の目印部24が形成されていてもよい。
また、前記第2の実施の形態に係るコンベヤチェン32においては、図5に示すように、目印部34は、その幅方向の中程の位置で2つの領域(第1領域34a及び第2領域34b)に分割されて形成されているが、目印部34は、1つの領域のみから形成されていてもよいし、3つ以上の領域に分割されて形成されていてもよい。
また、前記第1及び第2の実施の形態に係るコンベヤチェン12,32においては、図2及び図5に示すように、目印部24,34は、下板部20aの上面にその幅方向の一方の端部から他方の端部まで連続して形成されているが、目印部24,34が下板部20aの上面にその幅方向に沿って断続的又は部分的に形成されていてもよい。
また、前記第1及び第2の実施の形態に係るコンベヤチェン12,32においては、図1に示すように、目印部24,34は、全てのリンク(ブシュリンク14及びピンリンク16)について、そのトッププレート20の下板部20aの上面に形成されるようになっているが、目印部24,34がチェンを形成するリンクのうちの一部のリンクにのみ形成されるようになっていてもよい。
また、前記第1及び第2の実施の形態に係るコンベヤチェン12,32においては、図1に示すように、コンベヤチェン12,32は、ブシュリンク14とピンリンク16が交互に連結して形成されているが、コンベヤチェン12,32が、一つのリンクの長さ方向の一方の端部にブシュが、他方の端部にピンがそれぞれ設けられ、そのリンクのブシュ側の外幅がピン側の内幅より小さく形成されたような、オフセット型のリンクが複数連結されて形成されるチェンであってもよい。
1 レール
2 コンベヤチェン
4 ブシュリンク
4a リンクプレート
4b ブシュ
6 ピンリンク
6a リンクプレート
6b ピン
8 ローラ
10 トッププレート
10a 下板部
10b 脚部
10c 上板部
12 コンベヤチェン
14 ブシュリンク
14a リンクプレート
14b ブシュ
16 ピンリンク
16a リンクプレート
16b ピン
18 ローラ
20 トッププレート
20a 下板部
20b 脚部
20c 上板部
20d 先端部
24 目印部
32 コンベヤチェン
34 目印部
34a 第1領域
34b 第2領域
42 コンベヤチェン
44 目印部
G 隙間

Claims (6)

  1. 複数のリンクが連結されることにより形成されるチェンにおいて、
    前記リンクの上辺部にはトッププレートが設けられ、
    前記トッププレートは、前記リンクの一対のリンクプレートのそれぞれの上辺部に固定された下板部と、前記下板部の上面より上方に所定の間隔をおいて、前記下板部と略平行に設けられた上板部を備え、
    前記リンクの前記下板部の上面には、その前記チェンの長さ方向の一方の端部の近傍に第1目印部が設けられると共に、
    前記上板部の長さ方向の他方の端部に第2目印部が設けられ、
    前記複数のリンクは、前記チェンを上方から見たときに、あるリンクの前記第2目印部によって、これと隣り合って前記長さ方向の他方側に連結された別のリンクの前記第1目印部が隠されて視認することができないように連結され、
    前記第2目印部は、前記複数のリンクが連結されたときに、前記あるリンクの前記トッププレートの前記上板部の前記第2目印部が、前記別のリンクの前記トッププレートの前記下板部の上面に設けられた前記第1目印部の上方を越えて前記長さ方向の他方側に伸びるように設けられ、
    前記リンクの伸びが所定の値を超えると、前記別のリンクの前記第1目印部が前記チェンの上方から視認することができるようになる
    ことを特徴とするコンベヤチェン。
  2. 前記第1目印部は、前記下板部の上面から上方に突出するように形成された
    ことを特徴とする請求項に記載のコンベヤチェン。
  3. 前記第1目印部は、前記下板部の上面から下面側に凹むように形成された
    ことを特徴とする請求項に記載のコンベヤチェン。
  4. 前記第1目印部は、前記下板部の上面に印刷又は染色することにより形成された
    ことを特徴とする請求項に記載のコンベヤチェン。
  5. 前記第1目印部は、前記チェンの長さ方向に沿う方向の途中の位置で複数の領域に分割されて形成された
    ことを特徴とする請求項に記載のコンベヤチェン。
  6. 前記複数のリンクは複数のブシュリンクと複数のピンリンクを備え、
    前記チェンは、前記ブシュリンクと前記ピンリンクが交互に連結されることにより形成される
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のコンベヤチェン。
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