JP7406360B2 - 画像表示システム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載の画像表示システムでは、例えば図10に示すように、画像表示装置の画面100上に、カメラが撮影した画像101を表示するようになっている。
そして、この場合、画像表示装置の画面は、例えば、画面の縦方向が南北方向、横方向が東西方向になるように設定される。
なお、ここでは、自機と他機はいずれも軍用機であり、画像表示装置は自機に搭載されており、自機の搭乗員が、他機に搭載されたカメラで撮影された動画の画像101(図10参照)を画像表示装置の画面100上に表示させて見ているものとする。
また、画像101に表示された軍用トラックが自機の方を向いていないのであれば、自機は攻撃を避ける行動をとる必要はないと判断できる。
そして、例えば他機102に対して自機は南側を飛行している場合には、搭乗員は敵の軍用トラックは自機の方を向いていると判断することになるが、このように判断までに時間がかかると、その間に敵の軍用トラックから攻撃を受けてしまう可能性があり、自機が非常に危険な状況に陥り、最悪の場合、撃墜されてしまう等の問題が生じ得る。
自機に搭載された画像表示装置と、
他機に搭載されたカメラと、
を備え、
前記画像表示装置は、前記自機の機首が向いている方向が基準になるように前記カメラが撮影した画像を回転させて表示させる自機ヘディング基準によって画面上に表示する制御部を備え、
前記制御部は、前記画面上に、前記他機を表すシンボルを、当該他機のシンボルの中心を回転中心として機首が上を向く姿勢から前記自機に対する前記他機の相対的な方位角に基づいて回転させた方向を向く姿勢で表示するとともに、前記カメラの視野を表すシンボルを、前記他機のシンボルの中心を回転中心として前記他機のシンボルの真上の位置から前記他機に対する前記カメラのパン角度と前記自機に対する前記他機の相対的な方位角とに基づいて回転させた位置に表示することを特徴とする。
自機に搭載された画像表示装置と、
他機に搭載されたカメラと、
を備え、
前記画像表示装置は、前記自機の機首が向いている方向が基準になるように前記カメラが撮影した画像を回転させて表示させる自機ヘディング基準によって画面上に表示する制御部を備え、
前記制御部は、所定の操作に応じて前記他機の機首が向いている方向が基準になるように前記カメラが撮影した画像を回転させて表示させる他機ヘディング基準の表示に切り替えることを特徴とする。
自機に搭載された画像表示装置と、
他機に搭載されたカメラと、
を備え、
前記画像表示装置は、前記自機の機首が向いている方向が基準になるように前記カメラが撮影した画像を回転させて表示させる自機ヘディング基準によって画面上に表示する制御部を備え、
前記制御部は、
所定の操作に応じて前記カメラが撮影した画像をそのまま表示させるカメラヘディング基準の表示に切り替え、
前記カメラヘディング基準による表示の仕方が選択された場合は、前記画面上に、前記カメラの視野を表すシンボルを前記他機のシンボルの真上の位置に表示するとともに、前記他機のシンボルを、当該他機のシンボルの中心を回転中心として機首が上を向く姿勢から前記他機に対する前記カメラのパン角度に基づいて回転させた方向を向く姿勢で表示することを特徴とする。
なお、以下でも、自機と他機がいずれも軍用機であり、飛行中の自機に搭載された画像表示装置を用い、他機に搭載したカメラによって遠隔地点の観測対象を画像観測する場合であり、観測対象が敵の軍用車両であることを前提として説明するが、本発明に係る画像表示システムはそれに限定されず、民間の日常業務に用いたり災害時等に用いることも可能である。
また、以下では、カメラが撮影した画像が動画である場合について説明するが、静止画を撮影してもよい。
本実施形態に係る画像表示システム1は、自機Aに搭載された画像表示装置2と、他機Bに搭載されたカメラ3とを備えて構成されている。
他機Bは、有人機であってもよく、無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle:UAV。以下、無人機という。)であってもよい。
そして、カメラ3は、自機Aの搭乗員等や図示しない地上局等の操作者が遠隔操作するように構成することが可能であり、他機Bが有人機である場合には他機Bの搭乗員がカメラ3を操作するように構成することも可能である。
なお、カメラ3が撮影した画像を例えば地上局等を経由して自機Aの画像表示装置2に送信するように構成することも可能である。
そのため、後者の場合は、カメラ3や地上局等から他機Bに対するカメラ3のパン角度θの情報も送信させるように構成される。なお、他機Bに対するカメラ3のパン角度θは、他機Bの機首を基準として右回りにカメラ3の向く方向を測った水平角をいう。
なお、方位角とは、航空機を地図上に表した場合の北(真北)の方向から右回り(時計回り)に機首の方向を測った水平角をいう。
画像表示装置2は、自機Aの機首が向いている方向が基準になるようにカメラ3が撮影した画像を回転させて表示させる自機ヘディング基準によって画面上に表示する制御部を備えている。
以下、画像表示装置2の制御部における処理について説明する。
ψ=φb-φa …(1)
を計算して自機Aに対する他機Bの相対的な方位角ψを算出するようになっている。なお、自機Aに対する他機Bの相対的な方位角ψの算出を、常時行うように構成することも可能であるが、後述する自機ヘディング基準による表示の仕方が選択された場合にのみ行うように構成することも可能である。
また、本実施形態では、画面21の左側上部には、画像表示装置2での画像Pの表示の仕方を切り替えるためのアイコン22A~22Cが表示されるようになっており、自機Aの搭乗員はアイコン22A~22Cのいずれかにタッチすることでアイコンを選択することで画像表示装置2での画像Pの表示の仕方を選択することができるようになっている。
また、選択されたアイコンの横に印を表示する代わりに、あるいはそれとともに、例えば選択されたアイコンを表示する色を変えたりアイコンを点滅させたりして当該アイコンが選択されていることを表すように表示することも可能である。
これらのシンボル23、24の表示の仕方については、以下で説明する画像Pの表示の仕方についての説明の中で説明する。なお、後述するようにシンボル23、24は回転させて表示されるが、その際、それらの画面21上での大きさは変わらない。
本実施形態では、画像表示装置2の制御部は、自機Aの搭乗員の選択に従って、画像表示装置2での画像Pの表示の仕方を、カメラヘディング基準による表示の仕方と、他機ヘディング基準による表示の仕方と、自機ヘディング基準による表示の仕方との少なくとも3つの表示の仕方の間で切り替えて表示させることができるように構成されている。
以下、具体的に説明する。
本実施形態では、自機Aの搭乗員は、画像表示装置2の画面21上に表示されている「カメラHDG」のアイコン22Aをタッチして選択することで、カメラヘディング基準による表示の仕方を選択することができるようになっている。
なお、「HDG」はヘディングの略記である(以下同様)。
カメラヘディング基準による表示の仕方では、制御部は、図2に示すように、カメラ3が撮影した画像Pをそのまま(すなわち回転させずに)画面21上に表示させるようになっている。
また、制御部は、それとともに、他機Bのシンボル23を、シンボル23の中心を回転中心として機首が上を向く姿勢から前述した他機Bに対するカメラ3のパン角度θだけ左回り(反時計回り)に回転させた方向を向く姿勢で表示するようになっている。
また、他機Bのシンボル23を機首が上を向く姿勢からカメラ3のパン角度θだけ回転させた方向を向く姿勢で表示することで、他機Bに対するカメラ3のパン角度θがどの程度かを示すとともに、選択されている画像の表示の仕方が、他機ヘディング基準による表示の仕方ではないこと(カメラヘディング基準による表示の仕方であること)を自機Aの搭乗員に直感的に認識させることが可能となる。
すなわち、画像表示装置2の画面21を見ている自機Aの搭乗員は、シンボル23、24の表示のされ方を見れば、即座にカメラヘディング基準による表示の仕方が選択されていることを認識することが可能となる。
また、上記の状態でカメラ3をパンさせずに他機Bが旋回した場合も、シンボル23、24の表示は図2に示した状態のまま変わらず、画像Pが他機Bの旋回方向とは逆方向にパンしていく状態になる。
そして、例えばカメラ3が他機Bの機首方向を向く状態になると、例えば図3に示すように、画面21上には、他機Bの正面方向を撮影した画像Pが表示されるとともに、他機Bのシンボル23は機首が上を向く姿勢になる。
なお、以上の表示の仕方は、自機Aが旋回等をしても何ら影響を受けない。
また、本実施形態では、自機Aの搭乗員は、画像表示装置2の画面21上に表示されている「他機HDG」のアイコン22Bをタッチして選択することで、他機ヘディング基準による表示の仕方を選択することができるようになっている。
画像表示装置2の制御部は、自機Aの搭乗員によりアイコン22Bが選択されると、その選択に従って画像Pの表示の仕方を他機ヘディング基準による表示の仕方に切り替える。
すなわち、本実施形態では、自機Aの搭乗員がアイコン22Bを選択して他機ヘディング基準による表示の仕方を選択すると、制御部は、画面21上で、カメラ3が撮影した画像Pを他機Bに対するカメラ3のパン角度θに基づいて回転させて表示させるようになっている。
また、カメラ3が撮影した画像Pを、画面21上で、画像Pの中心を回転中心として他機Bに対するカメラ3のパン角度θだけ回転させて表示させる。その際、図4に示すように、例えば画像Pが欠けた状態(この場合は画像Pの角隅部が欠けた状態)になる場合があるが、それを補正する画像処理等は行わず、そのまま表示する。
そして、自機Aの搭乗員がその画像P(図4参照)を見れば、画像P中に撮影されている車両αも車両βも他機Bの方を向いていないと瞬時に判断することができる。そのため、他機Bが攻撃を避ける行動をとる必要があるかないかを即座に判断することができる。そして、この場合は、他機Bが車両αや車両βから攻撃を受ける可能性が低いため他機Bが攻撃を避ける行動をとる必要はないと即座に判断できる。
そして、自機Aの搭乗員に、他機Bが攻撃を避ける行動をとる必要があるか、あるいは他機Bが攻撃を避ける行動をとる必要はないが車両αの監視を続けるべきか否か等を即座に判断させることが可能となる。
また、制御部は、それとともに、カメラ3の視野を表すシンボル24を、他機Bのシンボル23の中心を回転中心として他機Bのシンボル23の真上の位置から他機Bに対するカメラ3のパン角度θだけ右回り(時計回り)に回転させた位置に表示するようになっている。
また、カメラ3の視野を表すシンボル24を他機Bのシンボル23の真上の位置からカメラ3のパン角度θだけ回転させた位置に表示することで、他機Bに対するカメラ3のパン角度θがどの程度かを示すとともに、選択されている画像の表示の仕方が、カメラヘディング基準による表示の仕方ではないこと(他機ヘディング基準による表示の仕方であること)を自機Aの搭乗員に直感的に認識させることが可能となる。
すなわち、画像表示装置2の画面21を見ている自機Aの搭乗員は、シンボル23、24の表示のされ方を見れば、即座に他機ヘディング基準による表示の仕方が選択されていることを認識することが可能となる。
また、上記の状態でカメラ3をパンさせずに他機Bが旋回した場合も、シンボル23、24の表示は図2に示した状態のまま変わらず、画像Pが他機Bの旋回方向とは逆方向にパンしていく状態になる。
そして、例えばカメラ3が他機Bの機首方向を向く状態になると、画面21上の表示が図3に示した画面表示と同じ表示になる。
なお、以上の表示の仕方は、自機Aが旋回等をしても何ら影響を受けない。
また、本実施形態では、自機Aの搭乗員は、画像表示装置2の画面21上に表示されている「自機HDG」のアイコン22Cをタッチして選択することで、自機ヘディング基準による表示の仕方を選択することができるようになっている。
画像表示装置2の制御部は、自機Aの搭乗員によりアイコン22Cが選択されると、その選択に従って画像Pの表示の仕方を自機ヘディング基準による表示の仕方に切り替える。
すなわち、本実施形態では、自機Aの搭乗員がアイコン22Cを選択して自機ヘディング基準による表示の仕方を選択すると、制御部は、画面21上で、カメラ3が撮影した画像Pを他機Bに対するカメラ3のパン角度θと自機Aに対する他機Bの相対的な方位角ψ(上記(1)式参照)とに基づいて回転させて表示させるようになっている。
また、カメラ3が撮影した画像Pを、画面21上で、画像Pの中心を回転中心として、他機Bに対するカメラ3のパン角度θと自機Aに対する他機Bの相対的な方位角ψとの和の角度θ+ψだけ回転させて表示させる。その際、図6に示すように、例えば画像Pが欠けた状態(この場合は画像Pの左右が欠けた状態)になる場合があるが、それを補正する画像処理等は行わず、そのまま表示する。
そして、自機Aの搭乗員がその画像P(図6参照)を見れば、画像P中に撮影されている車両αも車両βも自機Aの方を向いていないと瞬時に判断することができる。そのため、自機Aが攻撃を避ける行動をとる必要があるかないかを即座に判断することができる。そして、この場合は、自機Aが車両αや車両βから攻撃を受ける可能性が低いため自機Aが攻撃を避ける行動をとる必要はないと即座に判断できる。
他機Bが自機Aの前方を飛行している場合、自機Aは図7の画像Pにおける下側を飛行していることになるため、自機Aの搭乗員に車両αが自機Aの方を向いている可能性があると瞬時に判断させることが可能となる。また、他機Bが自機Aの後方を飛行している場合、自機Aは図7の画像Pにおける上側を飛行していることになるため、自機Aの搭乗員に車両βが自機Aの方を向いている可能性があると瞬時に判断させることが可能となる。
自機ヘディング基準による表示の仕方では、このように回転して表示された画像Pを見て、観測対象(この場合は車両α、β)が自機Aの方を向いているか否かを瞬時に判断させることが可能となるため、自機Aの搭乗員に、自機Aが攻撃を避ける行動をとる必要があるか、あるいは自機Aが攻撃を避ける行動をとる必要はないが車両αや車両βの監視を続けるべきか否か等を即座に判断させることが可能となる。
また、制御部は、それとともに、カメラ3の視野を表すシンボル24を、他機Bのシンボル23の中心を回転中心として他機Bのシンボル23の真上の位置から他機Bに対するカメラ3のパン角度θと自機Aに対する他機Bの相対的な方位角ψとの和の角度θ+ψだけ右回り(時計回り)に回転させた位置に表示するようになっている。
そして、例えば、他機Bが直進を続け、カメラ3をその状態からパンさせない状態で自機Aを右旋回させると、他機Bの方位角φbや他機Bに対するカメラ3のパン角度θは変わらず、自機Aの方位角φaだけが変化していく。
また、この場合、自機Aが右旋回するため自機Aの方位角φaが大きくなっていき、ψ(=φb-φa)やθ+ψは逆に自機Aの方位角φaの分だけ小さくなっていく。そのため、シンボル23、24の表示は反時計回りに回転していく状態になる。
そして、このような表示、特に画像Pは、自機Aが車両αを追跡する状態と直感的に一致する状態になる。
この場合、図10に示した場合と同様に、画像表示装置の画面100は、前述したように画面100の縦方向が南北方向、横方向が東西方向になるように設定されるものとする。
そのため、画像表示装置の画面100では例えば図9に示すような表示がなされることになると考えられる。
また、図9では、カメラの視点103や無人航空機(他機b)の軌跡105(図10参照)の図示が省略されている。さらに、図9では、自機aと他機bの相対的な大きさや、自機aや他機bの大きさと距離との関係は、必ずしも現実を反映していない。
そして、それらの情報に基づいて画面100上に自機aや他機bを所定の位置と向きで表示し、他機bの高度や方位角、カメラのパン角度やチルト角度からカメラの視界範囲104等を算出して表示する。そのため、カメラ等から送信された画像101を画像表示装置が受信してから画面100上に図9に示したような表示を行うまでに時間がかかる可能性がある。
そのため、車両αが他機bや自機aの方を向いていることを認識するまでに時間がかかり、車両αが敵の軍用車両等である場合には、自機aの搭乗員が、車両αが他機bや自機aの方を向いていることを認識するまでの間に車両αから攻撃を受けてしまう可能性が生じる。そのため、この場合、他機bが撃墜されてしまったり、自機aが非常に危険な状況に陥ってしまう可能性がある。
そのため、カメラ3等から送信された画像Pを画像表示装置2が受信するとほぼ同時に、画面21上に図2~図8に示したような表示を行うことができる。
そのため、自機Aや他機Bが攻撃を避ける行動をとる必要があるかないかを即座に判断することが可能となり、自機Aの搭乗員に必要な行動を迅速に行わせることが可能となる。
そして、観測対象が自機Aや他機Bの方を向いているか否かを瞬時に判断させることが可能となるため、自機Aの搭乗員に、観測対象が自機Aや他機Bの方を向いている場合に必要な行動を迅速に行わせることが可能となり、あるいは観測対象が自機Aや他機Bの方を向いていない場合に適切な行動を迅速に行わせることが可能となる。
例えば、図1等では、自機Aや他機Bが飛行機である場合を示したが、自機Aや他機Bがヘリコプタ等の他の形態の有人航空機であってもよく、また、他機Bがドローン等であってもよい。
2 画像表示装置
3 カメラ
23 他機を表すシンボル
24 カメラの視野を表すシンボル
A 自機
B 他機
P 画像
θ 他機に対するカメラのパン角度
ψ 自機に対する他機の相対的な方位角
Claims (8)
- 自機に搭載された画像表示装置と、
他機に搭載されたカメラと、
を備え、
前記画像表示装置は、前記自機の機首が向いている方向が基準になるように前記カメラが撮影した画像を回転させて表示させる自機ヘディング基準によって画面上に表示する制御部を備え、
前記制御部は、前記画面上に、前記他機を表すシンボルを、当該他機のシンボルの中心を回転中心として機首が上を向く姿勢から前記自機に対する前記他機の相対的な方位角に基づいて回転させた方向を向く姿勢で表示するとともに、前記カメラの視野を表すシンボルを、前記他機のシンボルの中心を回転中心として前記他機のシンボルの真上の位置から前記他機に対する前記カメラのパン角度と前記自機に対する前記他機の相対的な方位角とに基づいて回転させた位置に表示することを特徴とする画像表示システム。 - 自機に搭載された画像表示装置と、
他機に搭載されたカメラと、
を備え、
前記画像表示装置は、前記自機の機首が向いている方向が基準になるように前記カメラが撮影した画像を回転させて表示させる自機ヘディング基準によって画面上に表示する制御部を備え、
前記制御部は、所定の操作に応じて前記他機の機首が向いている方向が基準になるように前記カメラが撮影した画像を回転させて表示させる他機ヘディング基準の表示に切り替えることを特徴とする画像表示システム。 - 前記制御部は、前記他機ヘディング基準によって表示する場合は、前記画面上に、前記他機のシンボルを機首が上を向く姿勢で表示するとともに、前記カメラの視野を表すシンボルを、前記他機のシンボルの中心を回転中心として前記他機のシンボルの真上の位置から前記他機に対する前記カメラのパン角度に基づいて回転させた位置に表示することを特徴とする請求項2に記載の画像表示システム。
- 前記制御部は、所定の操作に応じて前記カメラが撮影した画像をそのまま表示させるカメラヘディング基準の表示に切り替えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像表示システム。
- 自機に搭載された画像表示装置と、
他機に搭載されたカメラと、
を備え、
前記画像表示装置は、前記自機の機首が向いている方向が基準になるように前記カメラが撮影した画像を回転させて表示させる自機ヘディング基準によって画面上に表示する制御部を備え、
前記制御部は、
所定の操作に応じて前記カメラが撮影した画像をそのまま表示させるカメラヘディング基準の表示に切り替え、
前記カメラヘディング基準による表示の仕方が選択された場合は、前記画面上に、前記カメラの視野を表すシンボルを前記他機のシンボルの真上の位置に表示するとともに、前記他機のシンボルを、当該他機のシンボルの中心を回転中心として機首が上を向く姿勢から前記他機に対する前記カメラのパン角度に基づいて回転させた方向を向く姿勢で表示することを特徴とする画像表示システム。 - 前記制御部は、前記自機ヘディング基準によって表示する場合は、前記カメラが撮影した画像を、前記他機に対する前記カメラのパン角度と前記自機に対する前記他機の相対的な方位角とに基づいて回転させて表示させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像表示システム。
- 前記カメラが撮影する画像は動画であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像表示システム。
- 前記他機は、無人航空機であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像表示システム。
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