JP7400046B1 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに対して金融商品の取り引きを行う動機づけを提供する。【解決手段】情報処理装置3は、ユーザの特性を示すユーザ情報を取得する取得部331と、株式を含む複数の金融商品の中から、ユーザの特性に関連する金融商品を選択する選択部332と、金融商品の取り引きで用いられる口座をユーザが開設したことを条件として、選択部332が選択した金融商品を口座が開設された時点における市場価格未満で購入できる権利をユーザに付与するための処理を実行する付与処理部333と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、株式をはじめとする金融商品の取り引きが活発に行われている。特許文献1には、金融商品の売買を制御する技術が開示されている。
特開2004-139555号公報
ユーザが金融商品を取り引きするには、金融商品の取り引きに用いられる口座を開設し、金融商品を購入する必要がある。しかしながら、口座を有さないユーザ(例えば、金融商品の取り引き経験が無い初心者)においては、口座を開設したとしても、どのような金融商品を購入したら良いかが分からないため、金融商品の取り引きをはじめる敷居が高かった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、金融商品の取り引きを行う動機づけを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる情報処理装置は、ユーザの特性を示すユーザ情報を取得する取得部と、株式を含む複数の金融商品の中から、前記ユーザの特性に関連する前記金融商品を選択する選択部と、前記金融商品の取り引きで用いられる口座を前記ユーザが開設したことを条件として、前記選択部が選択した前記金融商品を前記口座が開設された時点における市場価格未満で購入できる権利を前記ユーザに付与するための処理を実行する付与処理部と、を有する。
前記取得部は、前記ユーザが商品を購入又はサービスを利用した履歴を前記ユーザ情報として取得してもよいし、前記選択部は、前記複数の金融商品の中から、前記履歴によって特定される前記ユーザが購入する傾向にある種類の商品又は前記ユーザが利用する傾向にある種類のサービスを提供する事業者に関連する前記金融商品を選択してもよい。
前記取得部は、前記ユーザが移動した履歴を前記ユーザ情報として取得してもよいし、前記選択部は、前記複数の金融商品の中から、前記履歴によって特定される前記ユーザが行動する行動範囲に存在する施設を提供する事業者に関連する前記金融商品を選択してもよい。
前記選択部は、前記複数の金融商品の中から、前記事業者が発行する株式又は前記事業者が提供する商品又はサービスの利用が優待として得られる株式を含む前記金融商品を選択してもよい。
前記付与処理部は、前記ユーザが前記口座を開設した場合に、選択された前記金融商品を購入するための処理と、購入された前記金融商品に対応する前記権利を前記ユーザに付与するための処理とを実行してもよい。
前記情報処理装置は、前記選択部が前記金融商品を選択した場合に、選択された前記金融商品を購入するための処理を実行する購入処理部をさらに有してもよいし、前記付与処理部は、購入された前記金融商品に対応する前記権利を前記ユーザに付与するための処理を実行してもよい。
前記ユーザ情報には、前記ユーザを識別するためのユーザ識別子が関連付けられていてもよいし、前記口座には、前記ユーザ識別子が関連付けられていてもよい。
前記付与処理部は、前記選択部が前記金融商品を選択してから前記ユーザが前記口座を開設するまでの期間が所定の閾値以内であることを条件として、前記選択部が選択した前記金融商品に対応する前記権利を前記ユーザに付与するための処理を実行してもよい。
前記情報処理装置は、前記選択部が選択した前記金融商品が付与される旨のメッセージを前記ユーザに通知する通知部をさらに有してもよいし、前記付与処理部は、前記通知部が前記メッセージを通知してから前記ユーザが前記口座を開設するまでの期間が所定の閾値以内であることを条件として、前記選択部が選択した前記金融商品に対応する前記権利を前記ユーザに付与するための処理を実行してもよい。
前記付与処理部は、前記権利として、前記選択部が選択した前記金融商品を無償で前記ユーザに付与するための処理を実行してもよい。
前記取得部は、前記ユーザが商品を購入又はサービスを利用した履歴を前記ユーザ情報として取得してもよいし、前記選択部は、前記複数の金融商品の中から、前記履歴によって特定される前記ユーザが商品を購入した店舗又は前記ユーザがサービスを利用した店舗を運営する事業者に関連する前記金融商品を選択してもよい。
本発明の第2の態様にかかる情報処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザの特性を示すユーザ情報を取得するステップと、株式を含む複数の金融商品の中から、前記ユーザの特性に関連する前記金融商品を選択するステップと、前記金融商品の取り引きで用いられる口座を前記ユーザが開設したことを条件として、前記選択した前記金融商品を前記口座が開設された時点における市場価格未満で購入できる権利を前記ユーザに付与するための処理を実行するステップと、を有する。
本発明の第3の態様にかかるプログラムは、コンピュータを、ユーザの特性を示すユーザ情報を取得する取得部、株式を含む複数の金融商品の中から、前記ユーザの特性に関連する前記金融商品を選択する選択部、及び前記金融商品の取り引きで用いられる口座を前記ユーザが開設したことを条件として、前記選択部が選択した前記金融商品を前記口座が開設された時点における市場価格未満で購入できる権利を前記ユーザに付与するための処理を実行する付与処理部、として機能させる。
本発明によれば、金融商品の取り引きを行う動機づけを提供することができるという効果を奏する。
情報処理システムの概要を説明するための図である。 情報処理装置のブロック図である。 ユーザ管理データベースの構成の一例を示す図である。 事業者管理データベースの構成の一例を示す図である。 事業者管理データベースの構成の一例を示す図である。 商品管理データベースの構成の一例を示す図である。 ユーザ端末に通知されるメッセージを模式的に表した図である。 情報処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
[情報処理システムSの概要]
図1は、情報処理システムSの概要を説明するための図である。情報処理システムSは、株式を含む金融商品を特定のユーザ(以下、「特定ユーザ」という。)に提供するために用いられるシステムである。金融商品は、例えば株式であるが、これに限らず、投資信託であってもよい。特定ユーザは、情報処理サービス(例えば、ショッピングサービス及び通信サービス等)を利用するユーザであって、金融商品の取り引きに用いられる口座を有さないユーザである。情報処理システムSは、ユーザ端末1と、取引管理装置2と、情報処理装置3とを有する。
ユーザ端末1は、ユーザが使用する端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末又はパーソナルコンピュータである。ユーザ端末1は、ユーザ端末1の位置を測定するためのGPS(Global Positioning System)受信部を有する。ユーザ端末1には、情報処理サービスを利用するユーザのIDが設定されている。ユーザ端末1は、ネットワークを介して取引管理装置2及び情報処理装置3と通信可能である。
取引管理装置2は、金融商品の売買を管理するための装置であり、例えば、サーバである。取引管理装置2は、金融商品の取り引きで用いられる口座(例えば証券口座)を管理する。複数のユーザそれぞれの口座には、口座番号が付与されている。複数のユーザには、情報処理サービスを利用するユーザと、情報処理サービスを利用しないユーザとが含まれ、情報処理サービスを利用するユーザの口座においては、情報処理サービスにおいてユーザを識別するためのユーザ識別子(ID:identifier)がさらに関連付けられていてもよい。取引管理装置2は、ユーザが金融商品を取り引きした取引履歴と、口座を有するユーザに関する情報とを記憶している。取引管理装置2は、ネットワークを介してユーザ端末1及び情報処理装置3と通信可能である。
情報処理装置3は、特定ユーザに金融商品を付与する処理を制御するために用いられる装置であり、例えば、サーバである。情報処理装置3は、情報処理サービスを管理し、情報処理サービスを利用するユーザに関する情報を記憶しているが、これに限らず、外部の装置が、情報処理サービスを管理し、情報処理サービスを利用するユーザに関する情報を記憶してもよい。情報処理装置3は、複数の金融商品に関する情報を管理する。複数の金融商品に関する情報は、取引管理装置2から取得された情報であってもよいし、情報処理装置3を管理する管理者が入力した情報であってもよい。情報処理装置3は、ネットワークを介してユーザ端末1及び取引管理装置2と通信可能である。
本明細書においては、取引管理装置2と情報処理装置3とが異なる装置であることを例として説明するが、これに限らない。例えば、情報処理装置3が、取引管理装置2の機能を有してもよい。
以下において、情報処理システムSが金融商品を特定ユーザに提供するために実行する処理について説明する。まず、情報処理装置3は、特定ユーザのユーザ情報を取得する(図1における(1))。ユーザ情報は、特定ユーザの特性を示す情報であり、例えば、特定ユーザの属性(年齢、性別等)、特定ユーザが所定の商品を購入又は所定のサービスを利用した決済履歴、及び特定ユーザが行動した行動履歴等である。特定ユーザの特性は、例えば、特定ユーザの嗜好、及び特定ユーザの行動の傾向等である。
情報処理装置3は、複数の金融商品の中から、特定ユーザの特性に関連する金融商品を選択する(図1における(2))。情報処理装置3は、特定ユーザが口座を開設したことを条件として、選択した金融商品(以下、「選択商品」という。)を口座が開設された時点における選択商品の市場価格未満で購入できる購入権利を特定ユーザに付与するための処理を実行する。購入権利は、例えば、口座が開設された時点における選択商品の市場価格の少なくとも一部を情報処理装置3の管理者が負担し、当該市場価格のうちの当該管理者が負担した後の残りを特定ユーザが支払うことによって選択商品を購入できる権利である。
具体的には、まず、特定ユーザがユーザ端末1において口座を開設するための操作を行うと、ユーザ端末1は、口座を開設するための開設要求を取引管理装置2に送信する(図1における(3))。取引管理装置2は、ユーザ端末1から開設要求を取得すると、ユーザの口座を開設し、ユーザの口座を開設したことを示す開設通知を情報処理装置3に送信する(図1における(4)、(5))。情報処理装置3は、取引管理装置2から開設通知を取得すると、選択商品を示す選択情報を取引管理装置2に送信する(図1における(6))。
そして、取引管理装置2は、選択商品を特定ユーザに付与する(図1における(7))。例えば、購入権利が、口座が開設された時点における選択商品の市場価格の半分を情報処理装置3の管理者が負担することである場合、取引管理装置2は、特定ユーザが選択商品の市場価格の残りの半分を口座に入金したことを条件として選択商品を特定ユーザに付与する。
このようにすることで、情報処理システムSは、特定ユーザが興味を持ち得る金融商品を特定ユーザに提供することができる。これにより、情報処理システムSは、特定ユーザが、付与された金融商品の価値が変化することを確認したり、付与された金融商品を売却することによって金融商品の取り引きを体験させたりすることができる。その結果、情報処理システムSは、金融商品の取り引きを行う動機づけを特定ユーザに提供することができる。
以下、情報処理装置3の構成について説明する。
[情報処理装置3の構成]
図2は、情報処理装置3のブロック図である。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示したもの以外のデータの流れがあってもよい。図2において、各ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示すブロックは単一の装置内に実装されてもよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてもよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてもよい。
情報処理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを有する。情報処理装置3は、2つ以上の物理的に分離した装置が有線又は無線で接続されることにより構成されてもよい。また、情報処理装置3は、コンピュータ資源の集合であるクラウドによって構成されてもよい。
通信部31は、ネットワークを介してユーザ端末1及び取引管理装置2との間でデータを送受信するための通信コントローラを有する。通信部31は、ユーザ端末1又は取引管理装置2からネットワークを介して受信したデータを制御部33に通知する。また、通信部31は、ネットワークを介して、制御部33から出力されたデータをユーザ端末1又は取引管理装置2に送信する。
記憶部32は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部32は、情報処理装置3の外部に設けられてもよく、その場合にネットワークを介して制御部33との間でデータの授受を行ってもよい。記憶部32は、制御部33が実行するプログラムを予め記憶している。
記憶部32には、ユーザが所定の商品を購入又は所定のサービスを利用した決済履歴がユーザのIDに関連付けて記憶されている。決済履歴には、ユーザが購入した商品の名称又はユーザが利用したサービスの名称が含まれている。決済履歴には、ユーザが商品を購入した店舗の名称又はユーザがサービスを利用した店舗の名称が含まれていてもよい。記憶部32は、情報処理サービスを利用するユーザに関する情報を管理するユーザ管理データベースと、事業者に関する情報を管理する事業者管理データベースと、金融商品に関する情報を管理する商品管理データベースとを記憶している。
図3は、ユーザ管理データベースの構成の一例を示す図である。図3に示す例において、ユーザ管理データベースは、ユーザIDと、属性情報(年齢及び性別等)と、口座有無と、選択商品とを関連付けて記憶している。ユーザIDは、情報処理サービスにおいてユーザを識別するための識別子である。口座有無は、取引管理装置2が管理する口座の中に、ユーザの口座が存在するか否かを示す情報である。選択商品は、ユーザに付与するために選択された金融商品を示す情報である。事業者管理データベース及び商品管理データベースの詳細については後述する。
図2に戻り、制御部33は、取得部331と、選択部332と、付与処理部333と、購入処理部334と、通知部335とを有する。制御部33は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部331、選択部332、付与処理部333、購入処理部334及び通知部335として機能する。
取得部331は、特定ユーザの特性を示すユーザ情報を取得する。例えば、まず、取得部331は、ユーザ管理データベースを参照し、複数のユーザの中から、口座を開設していないユーザ(特定ユーザ)を特定する。そして、取得部331は、特定した特定ユーザに対応するユーザ情報を取得する。取得部331は、例えば、記憶部32及びユーザ端末1のうちの少なくともいずれからユーザ情報を取得する。
選択部332は、特定ユーザのユーザ情報に基づいて、複数の金融商品の中から、特定ユーザの特性に関連する金融商品を選択する。選択部332は、複数の金融商品の中から、1つの金融商品を選択してもよいし、複数の金融商品を選択してもよい。選択部332は、例えば、特定ユーザの特性として、特定ユーザが購入した商品の傾向又は特定ユーザが利用したサービスの傾向に関連する金融商品を選択する。
具体的には、まず、取得部331は、記憶部32から特定ユーザのIDに関連付けられている決済履歴を特定ユーザのユーザ情報として取得する。そして、選択部332は、複数の金融商品の中から、特定ユーザの決済履歴によって特定される特定ユーザが購入する傾向にある種類の商品又は特定ユーザが利用する傾向にある種類のサービスを提供する事業者に関連する金融商品を選択する。
例えば、情報処理装置3には、商品の種類又はサービスの種類ごとに、ユーザが当該商品の種類又は当該サービスの種類に持つ興味の度合いが高いか否かを特定するための閾値が予め設定されている。商品の種類は、例えば、洋服、玩具、エコ等である。サービスの種類は、例えば、飲食、宿泊、長距離輸送(例えば飛行機及び新幹線等)等である。商品の種類及びサービスの種類は、さらに年代又は性別ごとに分類されていてもよい。
この場合において、まず、選択部332は、特定ユーザの決済履歴に基づいて、商品の種類ごとに当該種類の商品が購入された購入回数、又はサービスの種類ごとに当該種類のサービスが利用された利用回数を算出する。選択部332は、購入回数又は利用回数が、対応する閾値以上である商品の種類又はサービスの種類を特定する。そして、選択部332は、特定した種類の商品又は特定した種類のサービスを提供する事業者に関連する金融商品を選択する。なお、選択部332は、商品の種類ごとの購入金額に基づいて特定した種類の商品、又はサービスの種類ごとの利用金額に基づいて特定した種類のサービスを提供する事業者に関連する金融商品を選択してもよい。
選択部332は、例えば、事業者管理データベースに記憶されている情報に基づいて、特定した種類の商品又は特定した種類のサービスを提供する事業者を特定し、特定した事業者に関連する金融商品を選択する。図4は、事業者管理データベースの構成の一例を示す図である。図4に示す例において、事業者管理データベースは、事業者と、種類と、顧客属性(年代、性別等)とを関連付けて記憶している。種類は、事業者が実施する事業において提供する商品の種類又はサービスの種類である。種類は、提供事業者の業種であってもよい。顧客属性は、例えば、商品又はサービスを提供する対象の顧客である。
例えば、まず、選択部332は、事業者管理データベースにおいて、特定した商品の種類又は特定したサービスの種類に関連付けて記憶されている事業者を特定する。そして、選択部332は、複数の金融商品の中から、特定した事業者に関連する金融商品を選択する。
例えば、金融商品が株式である場合において、特定された商品の種類が「アパレル」である場合、選択部332は、複数の株式の中から、洋服を販売又は製造するA社に関連する株式を選択する。また、例えば、特定されたサービスの種類が「長距離輸送」及び「ツアーの企画」である場合、選択部332は、複数の株式の中から、長距離輸送を運営するD社に関連する株式と、ツアーを企画するE社に関連する株式とを選択する。
例えば、金融商品が投資信託である場合において、特定された商品の種類が「エコ」である場合、選択部332は、環境に配慮した事業を行う事業者(例えば、脱炭素社会の推進に貢献する事業者等)に対して投資する投資信託を選択する。このようにすることで、情報処理装置3は、特定ユーザが興味を持ち得る事業者に関連する金融商品を選択することができる。
選択部332は、特定ユーザのユーザ情報として、さらに特定ユーザの属性に基づいて、事業者を特定してもよい。選択部332は、例えば、事業者管理データベースにおいて、特定した種類と、特定ユーザの属性に該当する顧客属性とに関連付けられている事業者を特定する。
上記において、選択部332が、複数の金融商品の中から、特定ユーザの決済履歴によって特定される特定ユーザが購入する傾向にある種類の商品又は特定ユーザが利用する傾向にある種類のサービスを提供する事業者に関連する金融商品を選択する例を説明したが、これに限らない。例えば、選択部332は、複数の金融商品の中から、特定ユーザの決済履歴によって特定される特定ユーザが商品を購入した店舗又は特定ユーザがサービスを利用した店舗を運営する事業者に関連する金融商品を選択してもよい。
例えば、特定ユーザの決済履歴においてそれぞれ異なる複数の店舗が含まれる場合、選択部332は、複数の店舗のうち、特定ユーザが商品を購入した回数が相対的に多い店舗又は特定ユーザがサービスを利用した回数が相対的に多い店舗を運営する事業者に関連する金融商品を選択する。選択部332は、例えば、複数の店舗のうち、特定ユーザが商品を購入した回数が最も多い店舗又は特定ユーザがサービスを利用した回数が最も多い店舗を運営する事業者に関連する金融商品を選択する。このようにすることで、情報処理装置3は、特定ユーザがよく利用する店舗を運営する事業者に関連する金融商品を選択することができる。
選択部332は、特定ユーザの特性として、特定ユーザの行動範囲(例えば、関東等の地方、東京都等の都道府県、渋谷区等の市区町村、又は渋谷駅周辺等の特定のスポット等の地域)に関連する金融商品を選択してもよい。具体的には、まず、取得部331は、ユーザ端末1から特定ユーザが移動した移動履歴をユーザ情報として取得する。移動履歴は、例えば、ユーザ端末1のGPS受信部が受信した情報に基づいて測定されたユーザ端末1の位置座標の履歴である。そして、選択部332は、複数の金融商品の中から、特定ユーザの移動履歴によって特定される特定ユーザが行動する行動範囲に存在する施設を提供する事業者に関連する金融商品を選択する。施設は、例えば、店舗、競技場、ホテル、駅、空港、映画館、遊園地等である。施設を提供する事業者は、例えば、施設を運営する事業者、又は施設の運営を支援する事業者(スポンサー)等である。
選択部332は、例えば、事業者管理データベースに記憶されている情報に基づいて、特定した施設を提供する事業者を特定し、特定した事業者に関連する金融商品を選択する。例えば、記憶部32には、施設と当該施設が存在する位置座標とが関連付けられた地図情報と、事業者管理データベースとが記憶されている。図5は、事業者管理データベースの構成の一例を示す図である。図5に示す例において、事業者管理データベースは、事業者と、施設と、顧客属性(年代、性別等)とを関連付けて記憶している。施設は、事業者が実施する事業において提供する施設である。顧客属性は、例えば、施設を提供する対象の顧客である。
この場合において、まず、選択部332は、特定ユーザの移動履歴に基づいて、特定ユーザの行動範囲を特定する。選択部332は、特定ユーザが訪れたすべての地域を含む行動範囲を特定してもよいし、複数の地域のうち、相対的に滞在した期間が長い地域(例えば、滞在した期間が最も長い地域)を行動範囲として特定してもよい。選択部332は、地図情報を参照し、特定ユーザの行動範囲に存在する施設を特定する。例えば、特定ユーザの行動範囲に複数の施設が存在する場合、選択部332は、特定ユーザの行動範囲に存在する複数の施設のうち、特定ユーザと施設との関連度合いが相対的に高い(例えば、最も関連度合いが高い施設)を選択してもよい。特定ユーザと施設との関連度合いは、例えば、特定ユーザが施設内に入った回数の多さ、特定ユーザが施設に滞在した時間の長さ、特定ユーザが施設の前を通過した回数の多さ等である。選択部332は、事業者管理データベースにおいて、特定した施設に関連付けて記憶されている事業者を特定する。そして、選択部332は、複数の金融商品の中から、特定した事業者に関連する金融商品を選択する。このようにすることで、情報処理装置3は、特定ユーザの生活に関連し得る事業者に関連する金融商品を選択することができる。
選択部332は、特定ユーザのユーザ情報として、さらに特定ユーザの属性に基づいて、事業者を特定してもよい。選択部332は、例えば、事業者管理データベースにおいて、特定した施設と、特定ユーザの属性に該当する顧客属性とに関連付けられている事業者を特定する。
選択部332は、特定ユーザが購入した商品の傾向又は特定ユーザが利用したサービスの傾向と、特定ユーザの行動範囲とに基づいて、金融商品を選択してもよい。例えば、選択部332は、特定した種類の商品又は特定した種類のサービスを提供する事業者であって、かつ、特定した施設を提供する事業者に関連する金融商品を選択する。
選択部332は、事業者に関連する金融商品として、複数の金融商品の中から、事業者が発行する株式又は特定した事業者が提供する商品又はサービスの利用が優待として得られる株式を含む金融商品を選択する。選択部332は、例えば、商品管理データベースに記憶されている情報に基づいて、事業者に関連する金融商品を選択する。
図6は、商品管理データベースの構成の一例を示す図である。図6に示す例において、商品管理データベースは、金融商品と、関連事業者を関連付けて記憶している。関連事業者は、金融商品に関連する事業者であり、例えば、株式(金融商品)を発行する事業者、又は株式の優待として得られる商品又はサービスを提供する事業者等である。商品管理データベースに記憶されている情報は、取引管理装置2から取得した情報であってもよいし、情報処理装置3を管理する管理者が入力した情報であってもよい。
選択部332は、例えば、商品管理データベースにおいて、特定した事業者が含まれる関連事業者に関連付けられている金融商品を特定することにより、金融商品を選択する。このようにすることで、情報処理装置3は、特定ユーザが興味を持ち得る金融商品を選択することができる。選択部332は、金融商品を選択すると、ユーザIDに関連付けてユーザ管理データベースに選択商品を示す情報を記憶させる。
付与処理部333は、特定ユーザが口座を開設したことを条件として、選択商品(選択部332が選択した金融商品)の購入権利を特定ユーザに付与するための処理(以下、「付与処理」という。)を実行する。具体的には、まず、特定ユーザがユーザ端末1において口座を開設するための操作を行うと、ユーザ端末1は、口座を開設するための開設要求を取引管理装置2に送信する。開設要求には、特定ユーザのIDが含まれる。
取引管理装置2は、ユーザ端末1から開設要求を取得すると、特定ユーザの口座を開設する。取引管理装置2は、例えば、口座番号を生成し、生成した口座番号に開設要求に含まれる特定ユーザのIDを関連付ける。取引管理装置2は、特定ユーザの口座を開設したことを示す開設通知を情報処理装置3に送信する。開設通知には、開設要求に含まれる特定ユーザのIDが含まれる。付与処理部333は、取得部331が開設通知を取得すると、特定ユーザのIDに関連付けてユーザ管理データベースに記憶されている選択商品を示す情報と特定ユーザのIDと購入権利の内容を示す権利情報(例えば、特定ユーザが負担する金額)とを取引管理装置2に送信する。そして、取引管理装置2は、購入権利の内容に応じて、特定ユーザのIDによって示される特定ユーザに選択商品を付与する。
例えば、購入権利が、口座が開設された時点における選択商品の市場価格の半分を情報処理装置3の管理者が負担することである場合、取引管理装置2は、特定ユーザが選択商品の市場価格の残りの半分を口座に入金したことを条件として選択商品を特定ユーザに付与する。付与処理部333は、購入権利として、選択商品が無償で提供される権利を特定ユーザに付与するための処理を実行してもよい。
例えば、まず、付与処理部333は、取得部331が開設通知を取得した後において、購入権利の内容として特定ユーザが負担する金額が0円であることを示す権利情報を取引管理装置2に送信する。そして、取引管理装置2は、情報処理装置3から情報を取得したことを契機として、特定ユーザのIDによって示される特定ユーザに選択商品を付与する。
付与処理部333は、特定ユーザが口座を開設した場合に、選択商品を購入するための処理(以下、「購入処理」という。)と付与処理とを実行してもよい。例えば、まず、付与処理部333は、取得部331が取引管理装置2から開設通知を取得すると、開設通知に含まれる特定ユーザのIDに関連付けてユーザ管理データベースに記憶されている選択商品を示す情報と特定ユーザのIDと権利情報とを取引管理装置2に送信する。そして、取引管理装置2は、選択商品を購入し、購入権利の内容に応じて特定ユーザのIDによって示される特定ユーザに対して購入した選択商品を付与する。このようにすることで、情報処理装置3は、無駄に選択商品を購入してしまう事態の発生を防ぐことができる。
情報処理装置3は、金融商品が選択されたことを契機として購入処理を実行してもよい。具体的には、まず、購入処理部334は、選択部332が金融商品を選択した場合に、選択商品を購入するための処理(以下、「購入処理」という。)を実行する。そして、付与処理部333は、購入処理が実行された後に、付与処理を実行する。
例えば、まず、購入処理部334は、選択部332が金融商品を選択すると、選択商品を示す情報を取引管理装置2に送信する。取引管理装置2は、選択商品を購入すると、選択商品を購入したことを示す購入通知を情報処理装置3に送信する。付与処理部333は、取得部331が取引管理装置2から購入通知及び開設通知を取得すると、開設通知に含まれる特定ユーザのIDに関連付けてユーザ管理データベースに記憶されている選択商品を示す情報と特定ユーザのIDと権利情報とを取引管理装置2に送信する。そして、取引管理装置2は、特定ユーザのIDによって示される特定ユーザに対して、購入権利の内容に応じて購入した選択商品を付与する。このように、情報処理装置3は、予め選択商品を購入することで、口座を開設した特定ユーザに対してすぐに選択商品を付与することができる。
付与処理部333は、特定ユーザの口座が開設するまでの期間に応じて、付与処理を実行してもよい。具体的には、付与処理部333は、選択部332が金融商品を選択してから特定ユーザが口座を開設するまでの期間が予め定められた所定の閾値(例えば1週間、1か月等)以内であることを条件として、付与処理を実行する。
付与処理部333は、例えば、選択部332が金融商品を選択してから取得部331が取引管理装置2から開設通知を取得するまでの期間が所定の閾値以内である場合に、付与処理を実行する。このようにすることで、情報処理装置3は、選択したときの選択商品の価値と、購入したときの選択商品の価値との差が大きくなるリスクを低減することができる。なお、付与処理部333又は購入処理部334は、選択部332が金融商品を選択してから取得部331が取引管理装置2から開設通知を取得するまでの期間が所定の閾値以内である場合に、購入処理を実行してもよい。
付与処理部333は、特定ユーザに所定のメッセージが通知されてから特定ユーザの口座が開設するまでの期間に応じて、付与処理を実行してもよい。具体的には、まず、通知部335は、選択商品が付与される旨のメッセージを特定ユーザ(ユーザ端末1)に通知する。そして、付与処理部333は、通知部335がメッセージを通知してから特定ユーザが口座を開設するまでの期間が所定の閾値以内であることを条件として、付与処理を実行する。
図7は、ユーザ端末1に通知されるメッセージを模式的に表した図である。図7に示す例において、ユーザ端末1には、X社の株式が付与される旨のメッセージと、口座を開設するためのボタンとが表示されている。ユーザがユーザ端末1において表示されたボタンを押下する操作を行うと、口座を開設するための開設ページが表示される。通知部335は、例えば、選択部332が金融商品を選択した場合、ショッピングサービス(情報処理サービス)において所定の商品を購入した場合又は所定の商品を購入した後に行われる抽選(例えばガチャ)において当選した場合に、図7に示すようなメッセージをユーザ端末1に表示させる。このようにすることで、情報処理装置3は、選択したときの選択商品の価値と、購入したときの選択商品の価値との差が大きくなるリスクを低減することができる。
選択部332が複数の金融商品を選択した場合、付与処理部333は、複数の選択商品のうちのいずれかの購入権利を特定ユーザに付与するための処理を実行してもよい。付与処理部333は、例えば、複数の選択商品のうち、選択部332が金融商品を選択したときの当該金融商品の価値と、付与処理を実行するときの選択商品の価値との差が、予め定められている所定の閾値未満である選択商品の購入権利を特定ユーザに付与するための処理を実行する。付与処理部333は、例えば、複数の選択商品のうち、選択部332が金融商品を選択したときの当該金融商品の価値と、付与処理を実行するときの選択商品の価値との差が最も小さい選択商品の購入権利を特定ユーザに付与するための処理を実行してもよい。
[情報処理システムSの処理]
続いて、情報処理システムSの処理の流れについて説明する。図8は、情報処理システムSの処理の流れを示すシーケンス図である。本処理は、取得部331が情報処理サービスを利用する複数のユーザの中から特定ユーザを特定したことを契機として開始する(S1)。取得部331は、特定した特定ユーザのユーザ情報を取得する(S2)。
選択部332は、特定ユーザのユーザ情報に基づいて、複数の金融商品の中から、特定ユーザの特性に関連する金融商品を選択する(S3)。通知部335は、選択部332が金融商品を選択すると、選択商品が付与される旨と、権利内容とを含むのメッセージをユーザ端末1に通知する(S4)。
その後、取引管理装置2は、ユーザ端末1からの開設要求に応じて特定ユーザの口座を開設すると、開設通知を情報処理装置3に送信する(S5)。付与処理部333は、取得部331が開設通知を取得すると、特定ユーザのIDに関連付けてユーザ管理データベースに記憶されている選択商品を示す情報と特定ユーザのIDと権利情報とを含む選択情報を取引管理装置2に送信する(S6)。そして、取引管理装置2は、権利内容に応じて、特定ユーザのIDによって示される特定ユーザに選択商品を付与する(S7)。
[本実施の形態における効果]
以上説明したとおり、情報処理装置3は、ユーザ情報に基づいて、複数の金融商品の中から特定ユーザの特性に関連する金融商品を選択し、特定ユーザが口座を開設したことを契機として、選択商品の購入権利を特定ユーザに付与するための処理を実行する。このようにすることで、情報処理装置3は、特定ユーザに対して金融商品の取り引きを行う動機づけを提供することができる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 ユーザ端末
2 取引管理装置
3 情報処理装置
31 通信部
32 記憶部
33 制御部
331 取得部
332 選択部
333 付与処理部
334 購入処理部
335 通知部
S 情報処理システム

Claims (12)

  1. ユーザの特性を示すユーザ情報を取得する取得部と、
    株式を含む複数の金融商品の中から、前記ユーザの特性に関連する前記金融商品を選択する選択部と、
    前記金融商品を購入するための処理を実行する購入処理部と、
    前記金融商品の取り引きで用いられる口座を前記ユーザが開設したこと、かつ、前記選択部が前記金融商品を選択してから前記ユーザが前記口座を開設するまでの期間が、前記選択部によって選択されたときの前記金融商品の価値と購入されたときの前記金融商品の価値との差が大きくなるリスクを低減するために定められた閾値以内であることを条件として、前記選択部が選択した前記金融商品であって購入された前記金融商品が、前記口座が開設された時点における市場価格未満で付与される権利を前記ユーザに付与するための処理を実行する付与処理部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記取得部は、前記ユーザが商品を購入又はサービスを利用した履歴を前記ユーザ情報として取得し、
    前記選択部は、前記複数の金融商品の中から、前記履歴によって特定される前記ユーザが購入する傾向にある種類の商品又は前記ユーザが利用する傾向にある種類のサービスを提供する事業者に関連する前記金融商品を選択する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記ユーザが移動した履歴を前記ユーザ情報として取得し、
    前記選択部は、前記複数の金融商品の中から、前記履歴によって特定される前記ユーザが行動する行動範囲に存在する施設を提供する事業者に関連する前記金融商品を選択する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記選択部は、前記複数の金融商品の中から、前記事業者が発行する株式又は前記事業者が提供する商品又はサービスの利用が優待として得られる株式を含む前記金融商品を選択する、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記購入処理部は、前記ユーザが前記口座を開設した場合に、選択された前記金融商品を購入するための処理を実行し、
    前記付与処理部は、前記ユーザが前記口座を開設した場合に、購入された前記金融商品に対応する前記権利を前記ユーザに付与するための処理を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記購入処理部は、前記選択部が前記金融商品を選択した場合に、選択された前記金融商品を購入するための処理を実行し、
    前記付与処理部は、購入された前記金融商品に対応する前記権利を前記ユーザに付与するための処理を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザ情報には、前記ユーザを識別するためのユーザ識別子が関連付けられており、
    前記口座には、前記ユーザ識別子が関連付けられている、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記付与処理部は、前記権利として、前記選択部が選択した前記金融商品を無償で前記ユーザに付与するための処理を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記取得部は、前記ユーザが商品を購入又はサービスを利用した履歴を前記ユーザ情報として取得し、
    前記選択部は、前記複数の金融商品の中から、前記履歴によって特定される前記ユーザが商品を購入した店舗又は前記ユーザがサービスを利用した店舗を運営する事業者に関連する前記金融商品を選択する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータが実行する、
    ユーザの特性を示すユーザ情報を取得するステップと、
    株式を含む複数の金融商品の中から、前記ユーザの特性に関連する前記金融商品を選択するステップと、
    前記金融商品を購入するための処理を実行するステップと、
    前記金融商品の取り引きで用いられる口座を前記ユーザが開設したこと、かつ、前記金融商品を選択してから前記ユーザが前記口座を開設するまでの期間が、選択したときの前記金融商品の価値と購入されたときの前記金融商品の価値との差が大きくなるリスクを低減するために定められた閾値以内であることを条件として、前記選択した前記金融商品であって購入された前記金融商品が、前記口座が開設された時点における市場価格未満で付与される権利を前記ユーザに付与するための処理を実行するステップと、
    を有する情報処理方法。
  11. コンピュータを、
    ユーザの特性を示すユーザ情報を取得する取得部、
    株式を含む複数の金融商品の中から、前記ユーザの特性に関連する前記金融商品を選択する選択部、
    前記金融商品を購入するための処理を実行する購入処理部、及び
    前記金融商品の取り引きで用いられる口座を前記ユーザが開設したこと、かつ、前記選択部が前記金融商品を選択してから前記ユーザが前記口座を開設するまでの期間が、前記選択部によって選択されたときの前記金融商品の価値と購入されたときの前記金融商品の価値との差が大きくなるリスクを低減するために定められた閾値以内であることを条件として、前記選択部が選択した前記金融商品であって購入された前記金融商品が、前記口座が開設された時点における市場価格未満で付与される権利を前記ユーザに付与するための処理を実行する付与処理部、
    として機能させるためのプログラム。
  12. ユーザの特性を示すユーザ情報を取得する取得部と、
    株式を含む複数の金融商品の中から、前記ユーザの特性に関連する前記金融商品を選択する選択部と、
    前記選択部が選択した前記金融商品に関するメッセージを前記ユーザに通知する通知部と、
    前記金融商品を購入するための処理を実行する購入処理部と、
    前記金融商品の取り引きで用いられる口座を前記ユーザが開設したこと、かつ、前記通知部が前記メッセージを通知してから前記ユーザが前記口座を開設するまでの期間が、前記選択部によって選択されたときの前記金融商品の価値と購入されたときの前記金融商品の価値との差が大きくなるリスクを低減するために定められた閾値以内であることを条件として、前記選択部が選択した前記金融商品であって購入された前記金融商品が、前記口座が開設された時点における市場価格未満で付与される権利を前記ユーザに付与するための処理を実行する付与処理部と
    を有する情報処理装置。
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