JP7393778B2 - 計量容器とその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、収容物である錠剤等を収容し、錠剤等を計数して所定の数ずつ取り出す計量容器とその製造方法に関する。
従来、例えば、錠剤等を収容する容器として、収容している錠剤を1個ずつまたは所望の数ずつ計数して取り出すものがある。このように錠剤を取り出す容器は、例えば以下の特許文献1、2に開示されているものがある。
特許文献1に開示されている計量容器は、粒状の収容物を収容した容器本体と、容器本体の開口部に形成され、収容物を一列に整列させる導入部と、導入部に交差して突出する固定係止部と、固定係止部に対向して突出する可動係止部と、可動係止部を固定係止部に向かって付勢する弾性体が設けられ、可動係止部が固定係止部に近い位置にある時は、収容物は導入部の先端の開口部から容器本体の外へ出ることが無い構造である。収容物を取り出す際には、弾性体による付勢力に抗して可動係止部が固定係止部から遠い位置に移動させると、導入部の先端に位置する収容物が通過可能となり、収容物が容器本体の外へ出る。この時、導入部の次の収容物は、可動係止部が弾性体により付勢されて再び固定係止部の近くに戻り、通過ができない状態であり、容器本体の外へ出ることが無い。この計量容器によれば、可動係止部を移動させることで収容物を1個ずつ取り出すことができる。
特許文献2に開示されている粒状物収納容器は、粒状物を収める収納空間と収納空間か粒状物を排出する筒状部とを有する容器本体と、筒状部の外周面に対向する押圧部を備えるヘッドが設けられている。筒状部は、径方向に弾性変形可能であり、かつ内側面に膨出部が形成され、膨出部は、筒状部の通路を局所的に狭めるものである。この粒状収納容器は、押圧部を押すことにより筒状部を弾性変形させて、通路を広げ、粒状物の通過を許容するものである。
特開2009-102067号公報 特開2019-34774号公報
上記特許文献1の場合、弾性体は、収容物を取り出す開口部の片側にのみ設けられているため、使用者が加える力の強さや力を加える角度によって、弾性体の弾性変形が不規則となり、毎回最適な形状に弾性変形させることが難しく、収容物を確実に1回で取り出すことができないおそれがある。上記特許文献2の場合も、使用者が加える力の強さによって、筒状部の弾性変形が不規則となり、動作が不安定であり、収容物を確実に1回で取り出すことができないおそれがある。また、ヘッドには、ヒンジを介して周壁に一体に連結する押圧部が設けられ、構造が複雑である。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、収容している錠剤等の粒状の収容物を簡単な操作で安定して定量だけ取り出すことができる計量容器とその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、丸剤やカプセル剤を含む錠剤等の定形の収容物を収容した容器本体と、前記容器本体の一端部に形成された容器開口部と、前記容器開口部に取り付けられ前記収容物が通過する内側空間を有する中栓が設けられた計量容器であり、前記中栓には、前記容器本体に連通する導入部と、前記導入部の先端に連続して設けられ前記収容物が取り出される開口縁部を有する内側部と、前記内側部よりも大きい径の筒状であり前記内側部の外側に前記開口縁部に対して移動可能に重ねて取り付けられる外側部が設けられ、前記内側部には、前記内側空間を狭める固定係止部が設けられ、前記外側部には、前記内側部に対向し前記内側空間を狭める可動係止部と、前記外側部を外側に向かって付勢する複数の弾性体が前記内側部又は前記導入部に連続して設けられ、前記弾性体は、前記外側部を所定位置から前記内側部に対して突出する方向に付勢するものであり、前記内側部の前記内側空間の先端には、前記収容物が取り出される開口縁部に位置して、前記開口縁部に対向する対向物との間に形成され、前記収容物が所望の数で収容される大きさを有する収容空間が設けられ、前記固定係止部と前記可動係止部の間隔は、前記外側部が所定位置にある時は前記収容物の外径よりも小さく、前記弾性体の付勢力に抗して前記外側部を前記対向物側に押し付けて、前記内側部に対してより多く重なる方向に移動させると、前記収容物の外径よりも広くなり、前記外側部を前記対向物に押し付けている限り前記収容物の外径よりも広い間隔を維持し、前記収容物が通過可能な開放状態となり、前記導入部から前記収容空間に所望の数が移動し、前記収容空間に前記収容物が充填され前記収容空間への前記収容物の充填により、前記固定係止部と前記可動係止部の間を前記収容物が通過するのが阻止され、前記対向物から前記外側部を離すと、前記外側部は前記弾性体の弾力性により元の位置に戻り、前記内側部に対して重なり量が少なくなり、前記収容物が通過不可となる閉鎖状態となり、前記内側部には前記外側部を保持する係合部が設けられ、前記外側部には前記係合部が係合し抜け落ちを防ぐ被係合部が設けられ、前記内側部と前記外側部が互いに重ならず、前記係合部と前記被係合部が係合していない状態では、前記内側部と前記外側部を連結する前記弾性体は弾性変形しておらず、前記内側部と前記外側部が互いに重なり、前記係合部と前記被係合部が係合した状態では、前記弾性体が二つ折りされて弾性変形し前記外側部が前記内側部に対して突出方向に付勢される計量容器である。
また本発明は、粒状の収容物を収容した容器本体と、前記容器本体の一端部に形成された筒形の容器開口部と、前記容器開口部に取り付けられ前記収容物が通過する内側空間を有する中栓が設けられた計量容器であり、前記中栓には、前記容器本体に連通する導入部と、前記導入部の先端に連続して設けられ前記収容物が取り出される開口縁部を有する内側部と、前記内側部よりも大きい径の筒状であり前記内側部の外側に前記開口縁部に対して移動可能に重ねて取り付けられる外側部が設けられ、前記導入部は、前記容器開口部とは反対側に突出する筒状であり、テーパー状に形成された四角錐の筒で、前記容器開口部の先端面に対して平行な断面形状は矩形であり、4つの側面が互いに連続して組み合わされて形成され、前記導入部の前記断面形状の短辺に位置する一対の側面は、突出するにつれて互いに間隔が近くなり、前記断面形状の長辺に位置する一対の側面は、互いに平行である台形状であり、前記内側部には、前記内側空間を狭める固定係止部が設けられ、前記外側部には、前記内側部に対向し前記内側空間を狭める可動係止部と、前記外側部を外側に向かって付勢する複数の弾性体が前記内側部又は前記導入部に連続して設けられ、前記弾性体は、前記外側部を所定位置から前記内側部に対して突出する方向に付勢するものであり、前記内側部の前記内側空間の先端には、前記収容物が取り出される開口縁部に位置して、前記開口縁部に対向する対向物との間に形成され、前記収容物が所望の数で収容される大きさを有する収容空間が設けられ、前記固定係止部と前記可動係止部の間隔は、前記外側部が所定位置にある時は前記収容物の外径よりも小さく、前記弾性体の付勢力に抗して前記外側部を前記対向物側に押し付けて、前記内側部に対してより多く重なる方向に移動させると、前記収容物の外径よりも広くなり、前記外側部を前記対向物に押し付けている限り前記収容物の外径よりも広い間隔を維持し、前記収容物が通過可能な開放状態となり、前記導入部から前記収容空間に所望の数が移動し、前記収容空間に前記収容物が充填され前記収容空間への前記収容物の充填により、前記固定係止部と前記可動係止部の間を前記収容物が通過するのが阻止され、前記対向物から前記外側部を離すと、前記外側部は前記弾性体の弾力性により元の位置に戻り、前記内側部に対して重なり量が少なくなり、前記収容物が通過不可となる閉鎖状態となる計量容器である。
前記内側部は、筒形状の内筒部であり、1つの側面の内側には前記固定係止部が設けられ、反対側の側面の前記固定係止部以外の部分には、前記外側部の移動方向に沿って形成された切欠部が設けられ、前記外側部は、ゆとりを有して前記内筒部を嵌合する筒形状の外筒部であり、前記切欠部に対向する側面には、前記可動係止部が前記切欠部に対面して突出している。
前記外側部の端縁部には、前記導入部又は前記内側部に達する一対の前記弾性体が設けられ、前記弾性体は細長い板ばね状であり、前記一対の弾性体が互いに弾性力を有し、前記外側部はゆとりを有して前記内側部を嵌合する四角筒形状であり、前記四角筒形状の互いに対向する一対の側面に、前記一対の弾性体が各々連続して設けられている。また、前記外側部は、前記内側部の挿通方向の長さ以下に形成され、所定位置では、前記外側部の開口縁部は、前記内側部の開口縁部よりも突出し、前記外側部を前記対向物に押し付けて外力を加えて押し下げて深く重なり前記内側部の前記開口縁部と前記外側部の前記開口縁部が一致した時に、前記収容物が通過する開放状態となるものである
また本発明は、前記計量容器の製造方法であって、前記中栓を一体成型により製造し、前記内側部と前記外側部が互いに重ならない状態で、前記弾性体で連結して成型し、前記弾性体を弾性変形させて前記係合部を前記被係合部に係合させるとともに、前記内側部と前記外側部を互に移動可能に重ねる計量容器の製造方法である。
本発明の計量容器は、製造が容易であり、収容している錠剤等の定形の収容物を簡単な操作で安定して定量だけ取り出すことができる。複数の弾性体が設けられているため、力を加えて外側部を移動させる操作が安定し、外側部が傾くことが無い。また、収容物を取り出す時に、対向物に押し当てて、内側部と外側部の開口縁部同士を一致させることで開放状態となるため、使用者がわかり易く、力の加減が不要である。
この発明の第一実施形態の計量容器の収容物を取り出す工程で収容物が通過不可能な閉鎖状態を示す部分拡大縦断面図(a)と、収容物が通過可能な開放状態を示す部分拡大縦断面図(b)と、収容物が通過した後の閉鎖状態を示す部分拡大縦断面図(c)である。 この発明の第一実施形態の計量容器の斜視図である。 この発明の第一実施形態の計量容器の縦断面図である。 この発明の第一実施形態の計量容器を側面から見た縦断面図である。 この発明の第一実施形態の計量容器の中栓の成型された状態を示す斜視図である。 この発明の第一実施形態の計量容器の中栓の成型された状態を示す正面図(a)と、縦断面図(b)である。 この発明の第二実施形態の計量容器の中栓の成型された状態を示す縦断面図(a)と、成型後に組み立てた状態を示す縦断面図(b)である。 この発明の第二実施形態の計量容器の中栓の斜視図である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1~図6はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の計量容器である錠剤計量容器10は、ガラスやプラスチックで作られた有底の容器本体12を備え、容器本体12の上端部には、径が小さい円筒状の容器開口部14が一体に形成されている。容器開口部14の外周面には、後述するキャップ42を螺合する雄ネジ16が形成されている。
容器開口部14には、適度な柔軟性を有する合成樹脂で作られたノズル形状の中栓18が取り付けられている。中栓18には、容器開口部14の内側に嵌合される円筒状の取付部20が形成され、取付部20の外周面には容器開口部14の先端面14aに当接するフランジ部22が一周して一体に形成されている。取付部20の上端部は、フランジ部22より僅かに取付部20とは反対側に突出した位置にあり、取付部20の上端部には、取付部20の挿通方向に交差する上面部24が連続して設けられている。
上面部24の中央には、取付部20とは反対側に突出する筒状の導入部26が連続して形成され、内側空間11が上面部24を貫通して設けられている。導入部26の形状はテーパー状に変形した四角錐の筒であり、上面部24に対して平行な断面形状は、上面部24の直径に沿う方向に長い矩形であり、4つの側面26a,26b,26c,26dが互いに連続して組み合わされて形成されている。側面26aと側面26cは、導入部26の断面形状の短辺に位置し、上面部24に接する位置から突出するにつれて互いに間隔が近くなる。側面26bと側面26dは、導入部26の断面形状の長辺に位置し、互いに平行であり、上面部24に接する位置から突出するにつれて横の長さが小さくなる台形状である。一方の側面26bは、上面部24に近い位置で上面部24に対して平行な折曲線で折り曲げられて外に広がる形状となり、側面26dとの間が広くなる。
導入部26の先端26eには、内側部である内筒部28が一体に連続して設けられている。内筒部28は導入部26に連通する四角筒形状であり、導入部26の側面26a,26b,26c,26dに各々連続する側面28a,28b,28c,28dにより形成されている。内筒部28の、導入部26とは反対側の上端部は開口し、開口した開口縁部28eは上面部24に対して平行である。側面28a,28b,28c,28dは、互いに連接する方向に交差する長さは互いに等しく、側面28a,28cの連接方向の長さは、側面28b,28dよりも少し短い。
内筒部28の内側空間11には、側面28cに近い位置に、内側空間11を狭める固定係止部30が一体に設けられている。固定係止部30は、側面28cに対して平行な面30aを有し、面30aの両端部は側面28cと側面28dに連続し、上端部は内筒部28の開口縁部28eと同じ高さに達し、面30aの下端部は折曲り部30bとなり、側面28cに向かって折り曲げられて側面28cに傾斜して連続している。側面28aには、導入部26の側面26aの少し上から開口縁部28eにかけて、溝状の切欠部32が切り取られている。側面26b,26dの外側面には、開口縁部28eに沿って後述する外筒部34の移動を規制する係合部である係合突起33が設けられている。係合突起33は、開口縁部28eに沿って長細い矩形の突起である。
内筒部28の外側には、外側部であり、ゆとりを有して内筒部28を嵌合する四角筒形状の外筒部34が設けられている。外筒部34は、内筒部28よりも挿通方向が短く形成されている。内筒部28の側面28a,28b,28c,28dの外側に位置する側面34a,34b,34c,34dにより形成され、内筒部28の側面にガイドされることによって挿通方向へ摺動可能な状態となっている。外筒部34の、内筒部28の開口縁部28e側は開口し、挿通方向に交差する開口縁部34eとなり、開口縁部34eは、内筒部28の開口縁部28eに対して略平行に位置している。側面34b,34dの内側面には、内筒部28の係合突起33が差し込まれる被係合部である係合凹部35が設けられている。係合凹部35は、矩形の凹部であり、一方は開口縁部34eに連通し、他方は外筒部34の挿通方向の三分の1程度の長さに達している。
開口縁部34eとは反対側に開口する下端縁部34fには、側面34aと側面34cに、弾性体36が各々設けられている。弾性体36は、下端縁部34fに対して略直角に突出する薄くて細長い板ばね状であり、適度な力を加えると弾性変形が可能である。弾性体36の面方向は下端縁部34fに対して平行である。長手方向は、側面34a又は側面34cに連続する部分は側面34aまたは側面34cに対して略直角に突出し、長手方向の中間付近でU字形に曲げられて、外筒部34の内側に嵌合されている内筒部28の側面28a又は側面28cに達して連続している。側面28a,28cの、導入部26の先端26eに連続する部分は、外筒部34の下端縁部34fから露出しており、弾性体36はこの部分に、側面28a又は側面28cに達して略直角に連続する。
なお、左右一対の弾性体36は、互いに同じ弾性力を有している。弾性体36は、U字形に曲げられた部分が元の形状に戻ろうとして弾性力が働き、外筒部34を内筒部28から突出させる方向に付勢する。しかし、内筒部28の係合突起33が、外筒部34の係合凹部35に差し込まれ、外筒部34の下端部に係合突起33が係止されて、それ以上外筒部34が突出することができず、外れることが無い。一方、外筒部34を押し込む方向に外力を加えると、弾性体36の弾性変形が大きくなり、弾性体36の付勢力に抗して外筒部34を内筒部28に、深く重なる方へ移動させることができ、内筒部28の開口縁部28eと、外筒部34の開口縁部34eが一致する位置まで深く移動させることができる。しかし、弾性体36の端部どうしが当接するため、それ以上は移動しない。
側面34aの内側面には、下端縁部34fに一致する位置に可動係止部38が設けられている。可動係止部38は、側面34aから外筒部34の内側に突出する突起であり、内側空間11を部分的に狭める。可動係止部38は、内筒部28の導入部26の切欠部32に対面し、側面28aの内側には差し込まれず側面28aにガイドされて外筒部34の摺動を補助している。可動係止部38は、内筒部28の切欠部32の領域内で側面28cの固定係止部30に対面する。可動係止部38は、固定係止部30の折曲り部30bよりも下、つまり開口縁部34e及び開口縁部28eとは反対側の導入部26側に位置している。これにより、固定係止部30の折曲り部30bが、可動係止部38に向かって突出するような位置となる。
固定係止部30の折曲り部30bと、可動係止部38の先端との間隔tは、外筒部34と内筒部28の重なり量が変化することに伴って変化する。図1の(a)と(c)、図2~図4は、外筒部34が弾性体36に付勢されて押し上げられ内筒部28に対して浅く重なる状態であり、この時の固定係止部30の折曲り部30bと可動係止部38の間隔t1は短く、後述する収容物である錠剤40の直径よりも小さいもので、錠剤40を取り出すことが不可能な閉鎖状態である。図1(b)は、外筒部34を弾性体36の付勢力に抗して押し下げ、内筒部28の開口縁部28eと外筒部34の開口縁部34eが一致して深く重なる状態であり、この時の固定係止部30の折曲り部30bと可動係止部38の間隔t2は長く、後述する錠剤40の直径よりも長い。従って、可動係止部38は、切欠部32の端部に位置し、切欠部32はほぼ全開し、妨げるものが無くなり、錠剤40の一部が切欠部32に侵入して通過可能な開放状態となる。
次に、この実施形態の錠剤計量容器10の中栓18の製造方法について、図5、図6に基づいて説明する。中栓18は、適度な柔軟性を有する合成樹脂で一体成型されている。中栓18は、図5、図6に示すように外筒部34と内筒部28が重ならない状態で成型され、一対の弾性体36で外筒部34と内筒部28が連結され、弾性体36は使用状態では二つ折りされるが成形時は緩やかに円弧を描いている。内筒部28の開口縁部28eよりも上方に、外筒部34の下端縁部34fが位置し、弾性体36で連結されているだけである。これにより、中栓18を成型用金型で一体に成形することができる。
成型された中栓18は、弾性体36を曲げながら外筒部34を内筒部28に向かって下方に押し下げる。外筒部34の係合凹部35が内筒部28の係合突起33に対面すると、係合凹部35に係合突起33が差し込まれ、外筒部34は、内筒部28から抜けることが無い。外筒部34は、係合凹部35の長さの範囲で上下に移動可能となる。外筒部34が内筒部28に重ねられているこの状態では、弾性体36がU字形に二つ折りされて、外筒部34を上方に付勢する。
外筒部34に、外力を加えず、弾性体36の付勢力で保持されている状態では、外筒部34の開口縁部34eが内筒部28の開口縁部28eよりも少し突出方向の外側に移動した位置にある。この位置では、外筒部34の係合凹部35の下端部に係合突起33が当接して係止する図2に示す状態となり、可動係止部38が、内筒部28の切欠部32に対向し、固定係止部30の折曲り部30bと、可動係止部38の間隔t1は、後述する収容物である錠剤40の直径よりも小さくなり、錠剤40が取り出せない閉鎖状態である。
次に、この実施形態の錠剤計量容器10の使用方法について説明する。容器本体12に収容物である偏平な錠剤40を入れ、容器本体12の容器開口部14に、中栓18を取り付ける。この状態では、外筒部34は内筒部28に対して所定位置であり、錠剤40が通過しない閉鎖状態である。この状態で、容器本体12の容器開口部14に、中栓18を覆うキャップ42を着脱可能に取り付ける。キャップ42は、図3、図4に示すように、円形の上面と、上面に連続する円筒形の側面が一体に設けられ、側面の内周面には、容器本体12の、容器開口部14の雄ネジ16に螺合する雌ネジが形成され、螺合して取り付けられる。キャップ42は、容器本体12に螺合して取り付けた時に、キャップ42の上面と中栓18の外筒部34との間に空間を有する大きさである。
容器本体12から錠剤40を取り出して服用する時は、キャップ42を外し、図1(a)に示すように、閉鎖状態のまま、錠剤計量容器10を倒立させる。これにより、容器本体12内の錠剤40が中栓18の導入部26内に移動する。錠剤40は扁平な円形であるため、側面26b,26dに対して面方向が平行にそろえられて整列する。
次に、対向物44に外筒部34の開口縁部34eを押し当てると、図1(b)に示すように弾性体36が弾性変形して外筒部34が移動して内筒部28に深く重なり、開口縁部34e,28eが互いに一致する。この時、可動係止部38の先端と固定係止部30の折曲り部30bとの間隔t2は錠剤40の直径よりも大きくなり、錠剤40が通過可能な開放状態となる。可動係止部38は切欠部32の端部に位置し、切欠部32はほぼ全開し、妨げるものが無くなり、錠剤40の一部が切欠部32に侵入して通過可能は開放状態となり、錠剤40が、内筒部28の開口縁部28eに達する収容空間29に出る。収容空間29は、側面28b、側面28d、固定係止部30、側面34aで囲まれた狭い空間であり、錠剤40が1個しか入らない大きさであり、次の錠剤40は収容空間29に入ることができず、導入部26の内側空間11に止められている。再び、錠剤計量容器10を対向物44から離すと、図4(c)に示すように弾性体36が復元して所定位置である閉鎖状態となり、導入部26に並べられた次の錠剤40は外に出ることができない。これにより、対向物44の上に、収容空間29に位置していた1個の錠剤40のみが取り出される。
この実施形態の錠剤計量容器10とその製造方法によれば、収容物である錠剤40を簡単な操作で確実に計数して1個ずつ取り出すことができ、外筒部34を、内側に位置する内筒部28に深く重なるように押し込む簡単な操作で、錠剤40を取り出すことができる。さらに、一対の弾性体36が設けられているため、力を加えて外筒部34を移動させる操作が安定し、外筒部34が傾くことが無い。外筒部34の開口縁部34eを対向物44に押し付けて、内筒部28の開口縁部28eと一致させるまで押し下げることで、錠剤40が1個ずつ取り出すことができ、取り出し操作が簡単であり、力の強さや押す角度等の加減を使用者の感覚で調節することが不要であり、誰にでも簡単に操作ができる。対向物44が手のひらである場合、錠剤40が手の中に取り出されるため、落下や紛失を防ぎ安全である。高齢者や障害者にも、簡単で確実に必要な数量や処方された数の錠剤40を正確に取り出して服用することができる。中栓18は、内筒部28と外筒部34が2重構造であるにも関わらず、一体成型により製造することができ、コストが安価で、組立工程が簡単で生産効率が向上する。中栓18の導入部26は、内側の断面形状が一対の平行な側面26b,26dに挟まれた偏平な形状であるため、偏平な錠剤40の向きを一定にし、確実に直径方向を固定係止部30と可動係止部38を結ぶ線に向けて保持することができる。導入部26は、一対の角度が異なる側面26a,26cに挟まれて先端26eに近づくにつれて細くなるロート状であるため、錠剤40を一列に並べて円滑に1個ずつ取り出すことができる。
次に、この発明の第二実施形態について、図7、図8に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施の形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態の錠剤計量容器46は、容器本体12の容器開口部14に、適度な柔軟性を有する合成樹脂で作られた中栓48が取り付けられている。中栓48は、容器本体12の容器開口部14に取り付けられる内筒部材48aと、内筒部材48aに取り付けられる別体の外筒部材48bが組み立てられて設けられている。
内筒部材48aには、容器開口部14の内側に嵌合される円筒状の取付部20が一体に形成され、取付部20の上端部には、外側へ突出するフランジ部22が一周して円形に形成されている。取付部20の下端部は、径が小さくなるように少し内側にすぼまり、取付部20とは反対側に突出する筒状の導入部26が連続して形成され、内側空間11が取付部20を貫通して設けられている。導入部26の形状は変形した四角柱であり、フランジ部22に対して平行な断面形状は、フランジ部22の直径に沿う方向に長い矩形であり、互いに連続する4つの側面26a,26b,26c,26dにより形成されている。側面26aと側面26cは、導入部26の断面形状の短辺に位置し、取付部20に接する位置から突出するにつれて互いに間隔が近くなる。側面26bと側面26dは、導入部26の断面形状の長辺に位置し、互いに平行であり、取付部20に接する位置から突出するにつれて横の長さが小さくなる台形状である。一方の側面26bは、取付部20に接する部分に近い位置でフランジ部22に対して平行な折曲線で折り曲げられて外に広がる形状となり、側面26dとの間が広くなる。
導入部26の先端26eには、内筒部28が一体に連続して設けられている。内筒部28は、導入部26に連通する四角筒形状であり、導入部26の側面26a,26b,26c,26dに各々連続する側面28a,28b,28c,28dにより形成されている。内筒部28の、導入部26とは反対側の上端部は開口縁部28eであり、フランジ部22に対して平行である。内筒部28の内側空間11には、側面28cに近い位置に、内側空間11を狭める固定係止部30が設けられている。固定係止部30は、側面28cに対して平行な面30aを有し、面30aの下端部は折曲り部30bとなっている。側面28aには、溝状の切欠部32が切り取られている。側面28aと側面28cの、導入部26の先端26eに接する位置には、後述する外筒部材48bの、弾性体36の先端の差込係止部52が差し込まれて連結される係止孔部50が設けられ、係止孔部50の内周面には、係止突部52が係止される係止段部が形成されている。
外筒部材48bは、内筒部28の外側にゆとりを有して嵌合される四角筒形状である外筒部34が設けられ、内筒部28の側面28a,28b,28c,28dの外側に位置する側面34a,34b,34c,34dにより形成されている。外筒部34の、開口縁部34eとは反対側に開口する下端縁部34fには、側面34aと側面34cに、弾性体36が各々設けられている。弾性体36は、下端縁部34fに対して略直角に突出する薄くて細長い板ばね状であり、長手方向の中間付近で、への字形に曲げられている。弾性体36の基端部は、外筒部34の内周面に向かって突出して可動係止部38となる。弾性体36の先端部は下端縁部34fの下方に位置し、先端部分には内筒部28の係止孔部50に差し込まれて係止される係止突部52が設けられている。
次に、この実施形態の錠剤計量容器46の中栓48の製造方法について、説明する。中栓48は、適度な柔軟性を有する合成樹脂で成型され、内筒部材48aと外筒部材48bは、図7(a)に示すように別体で成型される。成型した後、外筒部材48bの一対の弾性体36の係止突部52を、内筒部材48aの一対の係止孔部50に各々差し込むと、図7(b)に示すように互いに連結され、外筒部34は内筒部28の外側にゆとりを有して重なる。外筒部34は弾性体36に支持され、外筒部34の開口縁部34eが、内筒部28の開口縁部28eより少し突出方向の外側に移動した位置にある。外筒部34を押し込む方向に力を加えると、弾性体36の弾性変形が大きくなり、弾性体36の付勢力に抗して外筒部34を内筒部28に、深く重なる方へ移動させることができ、内筒部28の開口縁部28eと、外筒部34の開口縁部34eが一致する位置まで深く移動させることができる。しかし、弾性体36の基端部と先端部が当接するため、それ以上は移動しない。
側面34aの内側面に形成された可動係止部38は、側面34aから外筒部34の内側に突出する突起であり、内側空間11を部分的に狭める。可動係止部38は、内筒部28の導入部26の切欠部32に対面し、内筒部28の切欠部32の領域内で側面28cの固定係止部30に対面する。可動係止部38は、固定係止部30の折曲り部30bよりも下、つまり開口縁部34e及び開口縁部28eとは反対側の導入部26側に位置している。
固定係止部30の折曲り部30bと、可動係止部38の先端との間隔tは、外筒部34と内筒部28の重なり量が変化することに伴って変化する。図7の(b)は、外筒部34に外力が加えられておらず弾性体36に保持されて内筒部28に対して浅く重なる状態であり、この時の固定係止部30の折曲り部30bと可動係止部38の間隔t1は短く、錠剤40の直径よりも小さい閉鎖状態である。外筒部34を押し下げると、弾性体36が弾性変形して付勢力が発生するが、弾性体36の付勢力に抗して押し下げると、内筒部28の開口縁部28eと外筒部34の開口縁部34eが一致して深く重なる状態となり、錠剤40の一部が切欠部32に差し込まれて通過可能な開放状態となる。
この実施形態の錠剤計量容器46の使用方法は、上記実施の形態の錠剤計量容器10と同様であり、同様の効果を有するものである。さらに、製造時に、内筒部材48aと外筒部材48bの2部材に分けて製造することができ、金型の形状が簡単になる。
なお、この発明の錠剤計量容器とその製造方法は、上記各実施形態に限定されるものではなく、容器本体の形状は自由であり、また、中栓の形状も適宜変更可能であり、内側部と外側部は、筒形状以外に、収容物をガイドして一定数を保持収容可能な形状であれば良い。さらに、容器本体の形状や、収容物の形状に合わせて、導入部や固定係止部、可動係止部の形状を、適宜変更することもできる。内筒部の内側の収容空間の大きさを広くすると、1回毎に取り出す錠剤等の数を2個または3個に増やすことができる。収容する収容物は、定形の丸剤やカプセル剤を含む錠剤等の薬剤の他に、菓子等自由にいろいろな定形の粒状物の製品に使用することができる。
10,46 錠剤計量容器
12 容器本体
11 内側空間
14 容器開口部
18,48 中栓
26 導入部
28 内筒部
28e,34e 開口縁部
29 収容空間
30 固定係止部
32 切欠部
33 係合突起
34 外筒部
35 係合凹部
36 弾性体
38 可動係止部
40 錠剤
44 対向物

Claims (5)

  1. 粒状の収容物を収容した容器本体と、前記容器本体の一端部に形成された筒形の容器開口部と、前記容器開口部に取り付けられ前記収容物が通過する内側空間を有する中栓が設けられた計量容器であり、
    前記中栓には、前記容器本体に連通する導入部と、前記導入部の先端に連続して設けられ前記収容物が取り出される開口縁部を有する内側部と、前記内側部よりも大きい径の筒状であり前記内側部の外側に前記開口縁部に対して移動可能に重ねて取り付けられる外側部が設けられ、
    前記導入部は、前記容器開口部とは反対側に突出する筒状であり、テーパー状に形成された四角錐の筒で、前記容器開口部の先端面に対して平行な断面形状は矩形であり、4つの側面が互いに連続して組み合わされて形成され、前記導入部の前記断面形状の短辺に位置する一対の側面は、突出するにつれて互いに間隔が近くなり、前記断面形状の長辺に位置する一対の側面は、互いに平行である台形状であり、
    前記内側部には、前記内側空間を狭める固定係止部が設けられ、
    前記外側部には、前記内側部に対向し前記内側空間を狭める可動係止部と、前記外側部を外側に向かって付勢する複数の弾性体が前記内側部又は前記導入部に連続して設けられ、前記弾性体は、前記外側部を所定位置から前記内側部に対して突出する方向に付勢するものであり、
    前記内側部の前記内側空間の先端には、前記収容物が取り出される開口縁部に位置して、前記開口縁部に対向する対向物との間に形成され、前記収容物が所望の数で収容される大きさを有する収容空間が設けられ、
    前記固定係止部と前記可動係止部の間隔は、前記外側部が所定位置にある時は前記収容物の外径よりも小さく、前記弾性体の付勢力に抗して前記外側部を前記対向物側に押し付けて、前記内側部に対してより多く重なる方向に移動させると、前記収容物の外径よりも広くなり、前記外側部を前記対向物に押し付けている限り前記収容物の外径よりも広い間隔を維持し、前記収容物が通過可能な開放状態となり、
    前記導入部から前記収容空間に所望の数が移動し、前記収容空間に前記収容物が充填され前記収容空間への前記収容物の充填により、前記固定係止部と前記可動係止部の間を前記収容物が通過するのが阻止され、
    前記対向物から前記外側部を離すと、前記外側部は前記弾性体の弾力性により元の位置に戻り、前記内側部に対して重なり量が少なくなり、前記収容物が通過不可となる閉鎖状態となることを特徴とする計量容器。
  2. 前記内側部は、筒形状の内筒部であり、1つの側面の内側には前記固定係止部が設けられ、反対側の側面の前記固定係止部以外の部分には、前記外側部の移動方向に沿って形成された切欠部が設けられ、
    前記外側部は、ゆとりを有して前記内筒部を嵌合する筒形状の外筒部であり、前記切欠部に対向する側面には、前記可動係止部が前記切欠部に対面して突出している請求項1記載の計量容器。
  3. 前記外側部の端縁部には、前記導入部又は前記内側部に達する一対の前記弾性体が設けられ、前記弾性体は細長い板ばね状であり、前記一対の弾性体が互いに弾性力を有し、
    前記外側部はゆとりを有して前記内側部を嵌合する四角筒形状であり、前記四角筒形状の互いに対向する一対の側面に、前記一対の弾性体が各々連続して設けられている請求項1記載の計量容器。
  4. 前記外側部は、前記内側部の挿通方向の長さ以下に形成され、所定位置では、前記外側部の開口縁部は、前記内側部の開口縁部よりも突出し、前記外側部を前記対向物に押し付けて外力を加えて押し下げて深く重なり、前記内側部の前記開口縁部と前記外側部の前記開口縁部が一致した時に、前記収容物が通過する開放状態となる請求項1記載の計量容器。
  5. 粒状の収容物を収容した容器本体と、前記容器本体の一端部に形成された容器開口部と、前記容器開口部に取り付けられ前記収容物が通過する内側空間を有する中栓が設けられ、
    前記中栓には、前記容器本体に連通する導入部と、前記導入部の先端に連続して設けられ前記収容物が取り出される開口縁部を有する内側部と、前記内側部よりも大きい径の筒状であり前記内側部の外側に前記開口縁部に対して移動可能に重ねて取り付けられる外側部が設けられ、
    前記内側部には、前記内側空間を狭める固定係止部が設けられ、
    前記外側部には、前記内側部に対向し前記内側空間を狭める可動係止部と、前記外側部を外側に向かって付勢する複数の弾性体が前記内側部又は前記導入部に連続して設けられ、前記弾性体は、前記外側部を所定位置から前記内側部に対して突出する方向に付勢するものであり、
    前記内側部の前記内側空間の先端には、前記収容物が取り出される開口縁部に位置して、前記開口縁部に対向する対向物との間に形成され、前記収容物が所望の数で収容される大きさを有する収容空間が設けられ、
    前記固定係止部と前記可動係止部の間隔は、前記外側部が所定位置にある時は前記収容物の外径よりも小さく、前記弾性体の付勢力に抗して前記外側部を前記対向物側に押し付けて、前記内側部に対してより多く重なる方向に移動させると、前記収容物の外径よりも広くなり前記外側部を前記対向物に押し付けている限り前記収容物の外径よりも広い間隔を維持し、前記収容物が通過可能な開放状態となり、
    前記導入部から前記収容空間に所望の数が移動し、前記収容空間に前記収容物が充填され前記収容空間への前記収容物の充填により、前記固定係止部と前記可動係止部の間を前記収容物が通過するのが阻止され、
    前記対向物から前記外側部を離すと、前記外側部は前記弾性体の弾力性により元の位置に戻り、前記内側部に対して重なり量が少なくなり、前記収容物が通過不可となる閉鎖状態となり、
    前記内側部には前記外側部を保持する係合部が設けられ、前記外側部には前記係合部が係合し抜け落ちを防ぐ被係合部が設けられた計量容器の製造方法であって、
    前記中栓を一体成型により製造し、前記内側部と前記外側部が互いに重ならない状態で、前記弾性体で連結して成型し、前記弾性体を弾性変形させて前記係合部を前記被係合部に係合させるとともに、前記内側部と前記外側部を互に移動可能に重ねることを特徴とする計量容器の製造方法。
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