JP7391136B2 - 車両制御装置、車両管制装置、車両制御システム、車両運行システム及び車両運行方法 - Google Patents
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Description
複数の車両にそれぞれ搭載され前記車両の走行制御を実行する車両制御装置と、道路を走行する前記複数の車両に対して車両ごとに走行推奨車線を決定し走行推奨車線情報を送信する車両管制装置と、を含む車両運行システムであって、
前記車両制御装置は、
前記車両に設置された複数のセンサによって検出される自車位置情報及び自車両周辺情報を含む車両センシング情報を取得する車両センシング情報取得部と、
前記走行推奨車線情報に基づき前記走行推奨車線に沿った走行に関する制御量を設定する制御量設定部と、を備え、
前記車両管制装置は、
前記道路の地図データ及び前記車両センシング情報を少なくとも格納する走行情報データベースと、
前記複数の車両ごとに、前記地図データ及び一周期前の走行区間において前記車両センシング情報取得部が取得した前記車両センシング情報に基づき現周期である現在走行区間の車線ごとに前記車両センシング情報の有効性を予測するセンサ有効性予測値に基づき、前記現在走行区間における前記走行推奨車線を決定する走行推奨車線決定部と、
を備える。
上述の車両運行システムに用いられる車両制御装置であって、
前記車両センシング情報取得部と、
前記車両管制装置に送信する前記車両センシング情報を、通信部にアップロードするアップロード部と、
前記車両管制装置から送信された前記走行推奨車線情報を、前記通信部を介して取得する通信情報取得部と、
前記走制御量設定部と、
を備える。
上述の車両制御装置と、
前記自車両に設置された前記複数のセンサと、
前記アップロード部からアップロードされた前記車両センシング情報を前記車両管制装置に送信し、前記車両管制装置から送信された前記走行推奨車線情報を受信する通信部と、
前記制御量設定部から出力される前記制御量に基づき前記自車両を駆動するアクチュエータ制御部と、
を備える。
複数の車両からそれぞれ送信される車両センシング情報を受信するアップロード情報受信部と、
前記複数の車両が走行する道路の地図データ及び前記車両センシング情報を少なくとも格納する走行情報データベースと、
前記複数の車両ごとに、前記地図データ及び一周期前の走行区間において取得した前記車両センシング情報に基づき現周期である現在走行区間の各走行車線における前記車両センシング情報の有効性を予測するセンサ有効性予測値に基づき、前記現在走行区間における走行推奨車線を決定する走行推奨車線決定部と、
前記複数の車両ごとに決定された前記走行推奨車線に関する走行推奨車線情報を、対応する車両ごとに周期的に送信する車両管制側送信部と、
を備える。
以下の各ステップが車両管制装置の処理回路によって実行される車両運行方法であって、
複数のセンサがそれぞれ設置された複数の車両から送信される車両センシング情報を取得するステップと、
前記車両センシング情報に基づき、前記複数のセンサにおけるセンサ有効性予測値を前記センサごとに算出するステップと、
前記センサ有効性予測値が予め設定された閾値予測値以上である前記センサの個数が、予め設定された閾値個数以上か否かを車線ごとに判定するステップと、
前記センサの個数が閾値個数以上である車線を走行推奨車線として決定するステップと、
を備える。
<車両運行システム1000の概略構成>
図1は、実施の形態1に係る車両運行システム1000の概略的な構成の一例を示す全体構成図である。図1に示す車両運行システム1000は、複数の車両ごとに搭載された車両制御装置100を含む車両制御システム200と、車両管制装置500と、を備える。
図2は、実施の形態1に係る車両制御装置100及び車両制御システム200の構成を示すブロック図である。車両制御装置100を含む車両制御システム200は、車両1に搭載される。図2に示すように、車両制御システム200は、通信部11と、自車両周辺情報取得用センサ群12と、自車両情報取得用センサ群13と、車両制御装置100と、アクチュエータ制御部14と、を備える。
図2に示すように、車両制御装置100は、通信情報取得部101と、車両センシング情報取得部102と、アップロード部103と、制御量設定部104と、自車両周辺情報取得部105と、自車両情報取得部106と、を備える。
通信情報取得部101及び制御量設定部104については、後に詳述する。
図3は、実施の形態1に係る車両管制装置500の構成の一例を示すブロック図である。車両管制装置500は、例えば、クラウド装置である。図3に示すように、車両管制装置500は、アップロード情報受信部510と、走行情報データベース520(以下、走行情報DBと呼ぶ)と、走行推奨車線決定部530と、車両管制側送信部540と、を備える。なお、車両管制装置500は、1つのクラウド装置で構成されても良いし、複数のクラウド装置で構成されても良い。また、車両管制装置500は、サーバ装置であっても良い。
図4は、実施の形態1に係る車両制御装置100を含む車両制御システム200を搭載した車両1の概略構成を示すシステム構成図である。車両1は、ステアリングホイール2と、ステアリング軸3と、操舵ユニット4と、EPSユニット5と、パワートレインユニット6と、ブレーキユニット7と、前方カメラ111と、レーダセンサ112と、GNSSセンサ121と、ナビゲーション装置122と、操舵角センサ131と、操舵トルクセンサ132と、ヨーレートセンサ133と、速度センサ134と、加速度センサ135と、車両制御装置100と、EPSコントローラ310と、パワートレインコントローラ320と、ブレーキコントローラ330と、を備える。
車両制御装置100でのアップロード処理フローの一例について説明する。アップロード処理は、上述したように、車両1に設置された2つ以上の各種センサによって検出された車両センシング情報Vを車両管制装置500へ送信する処理である。かかる処理は、例えば、車両1のイグニッション電源がオンになった場合に開始するものとする。
車両管制装置500における処理フローの一例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
複数の車両1にそれぞれ搭載された車両制御システム200の通信部11から送信される車両センシング情報Vを、車両管制装置500のアップロード情報受信部510が受信する。車両管制装置500は、受信した車両1ごとの車両センシング情報Vを統合して統合車両センシング情報CVとして走行情報DB520に格納する。車両管制装置500の走行推奨車線決定部530は、走行情報DB520に格納された統合車両センシング情報CVなどに基づき、車両1ごとに最適な走行推奨車線を決定する。車両管制装置500の車両管制側送信部540から、車両制御システム200の通信部11に対して走行推奨車線に関する情報、すなわち、走行推奨車線情報を送信する。図5に示すフローチャートの処理は、例えば、車両管制装置500の電源がオンになってからオフになるまで繰り返されるものとする。
まず、ステップS101において、アップロード情報受信部510が各車両1の車両制御システム200の通信部11から送信される車両センシング情報Vを取得するとともに、各車両1の車両センシング情報Vに対応付けられたセンサ識別情報SD、送信元識別情報BD、及びタイムスタンプTDをそれぞれ取得する。アップロード情報受信部510で取得した車両1ごとの車両センシング情報V、センサ識別情報SD、送信元識別情報BD、及びタイムスタンプTDは、例えば、走行情報DB520内の揮発性メモリ(例えば、RAM)に逐次蓄積する構成とすれば良い。なお、センサ識別情報SD、送信元識別情報BD、及びタイムスタンプTDを車両センシング情報Vの中に含めても良い。
車両管制装置500における走行推奨車線の決定フローの一例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
センサ有効性予測値SPの算出の具体例を、以下に説明する。センサ有効性予測値SPの最も簡易な算出方法としては、以下のとおりである。
一般的にセンサごとにセンシング情報の信頼度を表す信号が出力されているため、ステップS161において特定した走行場所において、車線ごとに、当該走行場所を過去に走行した複数の車両から取得することにより蓄積された各センサの信頼率の平均値を算出し、算出された数値をセンサ有効性予測値SPとする。算出されたセンサ有効性予測値SPが予め設定された閾値予測値以上である場合は、当該センサは有効であるとする。有効なセンサの個数が予め設定された閾値個数以上である車線を走行推奨車線として決定する。なお、走行推奨車線は一車線でも良く、また、複数車線でも良い。走行推奨車線が複数車線の場合は、車両1側において、複数の走行推奨車線の中から最適な走行推奨車線を決定する。
走行推奨車線は、例えば、1kmごと、3kmごと等、一定距離間隔(一走行区間)を用いて設定する方法が一例として挙げられる。一走行区間の間隔が短いほど、よりセンサの特性の変化に応じた走行推奨車線の決定が可能となる一方、車両制御システム200と車両管制装置500間の通信量が増大するというデメリットも生じる。
上述したように、図5に示すステップS104において、車両管制装置500の車両管制側送信部540は、対応する車両1の車両制御システム200の通信部11に走行推奨車線に関する走行推奨車線情報を送信する。走行推奨車線情報の送信に際しては、一走行区間ごとに行っても良いし、あるいは、複数の走行区間をまとめて送信しても良い。なお、走行推奨車線情報の送信のタイミングを、アップロードのタイミングと同期させる必要はない。
車両管制装置500から送信された走行推奨車線情報を受信した場合の車両制御装置100における処理フローの一例について、図7のフローチャートを用いて説明する。図7に示す処理フローは、上述したように、車両管制装置500から送信される走行推奨車線情報に基づき、送信された車両1において、自動運転による同一車線走行継続、車線変更などを行う処理である。図7に示すフローチャートの処理は、例えば、車両1のイグニッション電源がオンになった場合に開始する構成とすれば良い。
車線変更タイミングの決定方法の一例を、以下に説明する。自車両が、制限車速より低い速度で走行している車両を先行車両として、3車線の中の中央車線に沿って走行している状況を想定する。かかる状況において、車両センシング情報取得部102が取得した車両センシング情報Vには、先行車両の速度情報及び制限車速情報が含まれている。
(2)車両センシング情報Vに基づき、複数のセンサにおけるセンサ有効性予測値SPをセンサごとに算出するステップ
(3)センサ有効性予測値SPが予め設定された閾値予測値以上であるセンサの個数が、予め設定された閾値個数以上か否かを車線ごとに判定するステップ
(4)前記有効なセンサの個数が閾値個数以上である車線を走行推奨車線として決定するステップ
(5)走行推奨車線に関する情報及び車両センシング情報Vに基づき、車線変更の要否を判定するステップ
(6)車線変更を実行すると判定された場合に、車両センシング情報Vに基づき車線変更タイミングを決定するステップ
実施の形態1に係る車両制御装置、車両管制装置、車両制御システム、車両運行システム及び車両運行方法によれば、地図データ及び複数の車両が車両ごとに取得した車両センシング情報を用いて走行推奨車線を決定するので、自動運転において複数車線の中で最適な車線を選択して車線変更することが可能になるという効果を奏する。また、複数のセンサの中で有効なセンサの個数が閾値個数以上の車線を走行推奨車線として選択するため、冗長性を確保した安全性の高い車線変更をともなう自動運転を安定に継続することができるという効果を奏する。
<車両管制装置500aの構成>
図8は、実施の形態2に係る車両管制装置500aの構成を示すブロック図である。実施の形態2に係る車両管制装置500aは、実施の形態1に係る車両管制装置500aの各構成に加えて、学習済モデル記憶部550を備える。なお、図8に示す構成では、走行情報DB520と学習済モデル記憶部550とを別個の記憶部としているが、両者を統合して単一の記憶部としてまとめても良い。また、走行情報DB520に学習済モデルを格納しても良い。
車両管制装置500aの動作の説明に当たって、まず、学習済モデル記憶部550について説明する。図9は、学習済モデル記憶部550に格納される学習済モデルを生成する学習装置600の構成を示すブロック図である。なお、図9には、説明の便宜上、実施の形態1に係る車両管制装置500のブロック図も併せて示している。
実施の形態2に係る車両管制装置500aの動作について、図8を参照しながら説明する。走行推奨車線決定部530はアップロード情報受信部510を介して取得した車両センシング情報Vを、学習済モデル記憶部550に入力する。学習済モデル記憶部550に格納された学習済モデルに車両センシング情報Vを入力すると、対応する車両のセンサ有効性予測結果が走行推奨車線決定部530に出力される。走行推奨車線決定部530は、取得したセンサ有効性予測値SPを用いて、予め設定された閾値予測値以上であるセンサを有効とし、有効なセンサの個数が予め設定された閾値個数以上である車線を走行推奨車線として決定する。
実施の形態2に係る車両管制装置及び車両運行システムによれば、学習済モデルを用いてセンサ有効性を予測するので、自動運転において複数車線の中でより最適な車線を選択して車線変更することが可能になるという効果を奏する。
<車両管制装置500bの構成>
図11は、実施の形態3に係る車両管制装置500bの構成を示すブロック図である。実施の形態3に係る車両管制装置500bでは、実施の形態2において説明した学習装置600が、構成の1つとして組み込まれている。
実施の形態3に係る車両管制装置及び車両運行システムによれば、適宜更新または修正された学習済モデルを用いてセンサ有効性を予測するので、自動運転において複数車線の中でより最適な車線を選択して車線変更することが長期間にわたって、安定して実現可能になるという効果を奏する。
以下、本願の諸態様を付記としてまとめて記載する。
複数の車両にそれぞれ搭載され前記車両の走行制御を実行する車両制御装置と、道路を走行する前記複数の車両に対して車両ごとに走行推奨車線を決定し走行推奨車線情報を送信する車両管制装置と、を含む車両運行システムであって、
前記車両制御装置は、
前記車両に設置された複数のセンサによって検出される自車位置情報及び自車両周辺情報を含む車両センシング情報を取得する車両センシング情報取得部と、
前記走行推奨車線情報に基づき前記走行推奨車線に沿った走行に関する制御量を設定する制御量設定部と、を備え、
前記車両管制装置は、
前記道路の地図データ及び前記車両センシング情報を少なくとも格納する走行情報データベースと、
前記複数の車両ごとに前記地図データ及び前記車両センシング情報に基づき前記走行推奨車線を決定する走行推奨車線決定部と、
を備える車両運行システム。
前記車両制御装置は、
前記車両管制装置に送信する前記車両センシング情報を通信部にアップロードするアップロード部と、
前記車両管制装置から送信された前記走行推奨車線情報を、前記通信部を介して取得する通信情報取得部と、
をさらに備える付記1に記載の車両運行システム。
前記車両管制装置は、
前記複数の車両からそれぞれ送信される前記車両センシング情報を受信するアップロード情報受信部と、
前記複数の車両ごとに決定された前記走行推奨車線情報を、対応する車両ごとに送信する車両管制側送信部と、
をさらに備える付記2に記載の車両運行システム。
前記走行推奨車線決定部は、前記複数の車両ごとに、前記地図データ及び一周期前の走行区間において前記車両センシング情報取得部が取得した前記車両センシング情報に基づき現周期である現在走行区間の車線ごとに前記車両センシング情報の有効性を予測するセンサ有効性予測値に基づき、前記現在走行区間における前記走行推奨車線を決定し、
前記車両管制側送信部は、前記走行推奨車線情報を対応する前記車両ごとに周期的に送信することを特徴とする付記3に記載の車両運行システム。
前記センサ有効性予測値は、前記車両センシング情報に含まれる前記自車位置情報、走行場所情報、走行区間の天候情報及び走行時間帯情報のいずれか1つ以上の情報に基づき算出されることを特徴とする付記4に記載の車両運行システム。
前記走行推奨車線決定部は、前記センサ有効性予測値が予め設定された閾値予測値以上であるセンサの個数が、予め設定された閾値個数以上か否かを車線ごとに判定することにより、前記走行推奨車線を決定することを特徴とする付記5に記載の車両運行システム。
前記車両管制装置は、学習済モデルを格納する学習済モデル記憶部をさらに備え、
前記学習済モデルは、前記走行情報データベースから出力される少なくとも前記道路の地図データ及び前記車両センシング情報に基づき、対応する車両ごとに前記センサ有効性予測値を推定して前記走行推奨車線決定部に出力することを特徴とする付記4から6のいずれか1項に記載の車両運行システム。
前記学習済モデルは、前記走行情報データベースに蓄積された、過去に同一区間を走行した前記車両から取得した一周期前に対応する走行区間のセンサ有効性予測値及び現周期に対応する現在走行区間のセンサ有効性予測値を学習用データとして、一周期前の前記車両センシング情報に基づき、現周期である現在走行区間における車線ごとの前記センサ有効性予測値を推定すべく生成されたことを特徴とする付記7に記載の車両運行システム。
前記車両管制装置は、学習部をさらに備え、
前記学習部は、前記走行情報データベースに蓄積された、過去に同一区間を走行した車両から取得した一周期前に対応する走行区間のセンサ有効性予測値及び現周期に対応する現在走行区間のセンサ有効性予測値を学習用データとして、一周期前の前記車両センシング情報に基づき、現周期である現在走行区間における車線ごとの前記センサ有効性予測値を推定する学習済モデルを生成し、
前記走行推奨車線決定部は、前記学習済モデルによって推定された前記センサ有効性予測値に基づき、現在走行区間における前記走行推奨車線を決定することを特徴とする付記1に記載の車両運行システム。
前記車両センシング情報は、前記車両と前記道路上の区画線との相対位置、前記車両と前記道路の側壁との相対位置、測位衛星を用いた測位による前記車両の絶対位置のいずれか1つ以上を含むことを特徴とする付記1から9のいずれか1項に記載の車両運行システム。
前記制御量設定部は、前記複数の車両ごとに、車線変更タイミングを決定する機能をさらに有することを特徴とする付記1から10のいずれか1項に記載の車両運行システム。
前記走行推奨車線情報及び前記車両センシング情報に基づき、前記走行推奨車線への前記車線変更タイミングを決定することを特徴とする付記11に記載の車両運行システム。
自車両に設置された複数のセンサによって検出される自車位置情報及び自車両周辺情報を含む車両センシング情報を取得する車両センシング情報取得部と、
車両管制装置に送信する前記車両センシング情報を、通信部にアップロードするアップロード部と、
前記車両管制装置から送信された走行推奨車線情報を、前記通信部を介して取得する通信情報取得部と、
前記走行推奨車線情報に基づき走行推奨車線に沿った走行に関する制御量を設定する制御量設定部と、
を備える車両制御装置。
付記13に記載の車両制御装置と、
前記自車両に設置された前記複数のセンサと、
前記アップロード部からアップロードされた前記車両センシング情報を前記車両管制装置に送信し、前記車両管制装置から送信された前記走行推奨車線情報を受信する通信部と、
前記制御量設定部から出力される前記制御量に基づき前記自車両を駆動するアクチュエータ制御部と、
を備える車両制御システム。
複数の車両からそれぞれ送信される車両センシング情報を受信するアップロード情報受信部と、
前記複数の車両が走行する道路の地図データ及び前記車両センシング情報を少なくとも格納する走行情報データベースと、
前記複数の車両ごとに、前記地図データ及び一周期前の走行区間において取得した前記車両センシング情報に基づき現周期である現在走行区間の各走行車線における前記車両センシング情報の有効性を予測するセンサ有効性予測値に基づき、前記現在走行区間における走行推奨車線を決定する走行推奨車線決定部と、
前記複数の車両ごとに決定された前記走行推奨車線に関する走行推奨車線情報を、対応する車両ごとに周期的に送信する車両管制側送信部と、
を備える車両管制装置。
複数のセンサがそれぞれ設置された複数の車両から送信される車両センシング情報を取得するステップと、
前記車両センシング情報に基づき、前記複数のセンサにおけるセンサ有効性予測値を前記センサごとに算出するステップと、
前記センサ有効性予測値が予め設定された閾値予測値以上である前記センサの個数が、予め設定された閾値個数以上か否かを車線ごとに判定するステップと、
前記センサの個数が閾値個数以上である車線を走行推奨車線として決定するステップと、
を備える車両運行方法。
前記走行推奨車線に関する情報及び前記車両センシング情報に基づき、車線変更の要否を判定するステップと、
前記車線変更を実行すると判定された場合に、前記車両センシング情報に基づき車線変更タイミングを決定するステップと、
をさらに備える付記16に記載の車両運行方法。
Claims (17)
- 複数の車両にそれぞれ搭載され前記車両の走行制御を実行する車両制御装置と、道路を走行する前記複数の車両に対して車両ごとに走行推奨車線を決定し走行推奨車線情報を送信する車両管制装置と、を含む車両運行システムであって、
前記車両制御装置は、
前記車両に設置された複数のセンサによって検出される自車位置情報及び自車両周辺情報を含む車両センシング情報を取得する車両センシング情報取得部と、
前記走行推奨車線情報に基づき前記走行推奨車線に沿った走行に関する制御量を設定する制御量設定部と、を備え、
前記車両管制装置は、
前記道路の地図データ及び前記車両センシング情報を少なくとも格納する走行情報データベースと、
前記複数の車両ごとに、前記地図データ及び一周期前の走行区間において前記車両センシング情報取得部が取得した前記車両センシング情報に基づき現周期である現在走行区間の車線ごとに前記車両センシング情報の有効性を予測するセンサ有効性予測値に基づき、前記現在走行区間における前記走行推奨車線を決定する走行推奨車線決定部と、
を備える車両運行システム。 - 前記車両制御装置は、
前記車両管制装置に送信する前記車両センシング情報を通信部にアップロードするアップロード部と、
前記車両管制装置から送信された前記走行推奨車線情報を、前記通信部を介して取得する通信情報取得部と、
をさらに備える請求項1に記載の車両運行システム。 - 前記車両管制装置は、
前記複数の車両からそれぞれ送信される前記車両センシング情報を受信するアップロード情報受信部と、
前記複数の車両ごとに決定された前記走行推奨車線情報を、対応する車両ごとに送信する車両管制側送信部と、
をさらに備える請求項2に記載の車両運行システム。 - 前記車両管制側送信部は、前記走行推奨車線情報を対応する前記車両ごとに周期的に送信することを特徴とする請求項3に記載の車両運行システム。
- 前記センサ有効性予測値は、前記車両センシング情報に含まれる前記自車位置情報、走行場所情報、走行区間の天候情報及び走行時間帯情報のいずれか1つ以上の情報に基づき算出されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両運行システム。
- 前記走行推奨車線決定部は、前記センサ有効性予測値が予め設定された閾値予測値以上であるセンサの個数が、予め設定された閾値個数以上か否かを車線ごとに判定することにより、前記走行推奨車線を決定することを特徴とする請求項5に記載の車両運行システム。
- 前記車両管制装置は、学習済モデルを格納する学習済モデル記憶部をさらに備え、
前記学習済モデルは、前記走行情報データベースから出力される少なくとも前記道路の地図データ及び前記車両センシング情報に基づき、対応する車両ごとに前記センサ有効性予測値を推定して前記走行推奨車線決定部に出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両運行システム。 - 前記学習済モデルは、前記走行情報データベースに蓄積された、過去に同一区間を走行した前記車両から取得した一周期前に対応する走行区間のセンサ有効性予測値及び現周期に対応する現在走行区間のセンサ有効性予測値を学習用データとして、一周期前の前記車両センシング情報に基づき、現周期である現在走行区間における車線ごとの前記センサ有効性予測値を推定すべく生成されたことを特徴とする請求項7に記載の車両運行システム。
- 前記車両管制装置は、学習部をさらに備え、
前記学習部は、前記走行情報データベースに蓄積された、過去に同一区間を走行した車両から取得した一周期前に対応する走行区間の前記センサ有効性予測値及び現周期に対応する現在走行区間の前記センサ有効性予測値を学習用データとして、一周期前の前記車両センシング情報に基づき、現周期である現在走行区間における車線ごとの前記センサ有効性予測値を推定する学習済モデルを生成し、
前記走行推奨車線決定部は、前記学習済モデルによって推定された前記センサ有効性予測値に基づき、現在走行区間における前記走行推奨車線を決定することを特徴とする請求項1に記載の車両運行システム。 - 前記車両センシング情報は、前記車両と前記道路上の区画線との相対位置、前記車両と前記道路の側壁との相対位置、測位衛星を用いた測位による前記車両の絶対位置のいずれか1つ以上を含むことを特徴とする請求項1から4、9のいずれか1項に記載の車両運行システム。
- 前記制御量設定部は、前記複数の車両ごとに、車線変更タイミングを決定する機能をさらに有することを特徴とする請求項1から4、9のいずれか1項に記載の車両運行システム。
- 前記走行推奨車線情報及び前記車両センシング情報に基づき、前記走行推奨車線への前記車線変更タイミングを決定することを特徴とする請求項11に記載の車両運行システム。
- 請求項1、3、4、9のいずれか1項に記載の車両運行システムに用いられる車両制御装置であって、
前記車両センシング情報取得部と、
前記車両管制装置に送信する前記車両センシング情報を、通信部にアップロードするアップロード部と、
前記車両管制装置から送信された前記走行推奨車線情報を、前記通信部を介して取得する通信情報取得部と、
前記制御量設定部と、
を備える車両制御装置。 - 請求項13に記載の車両制御装置と、
前記自車両に設置された前記複数のセンサと、
前記アップロード部からアップロードされた前記車両センシング情報を前記車両管制装置に送信し、前記車両管制装置から送信された前記走行推奨車線情報を受信する通信部と、
前記制御量設定部から出力される前記制御量に基づき前記自車両を駆動するアクチュエータ制御部と、
を備える車両制御システム。 - 複数の車両からそれぞれ送信される車両センシング情報を受信するアップロード情報受信部と、
前記複数の車両が走行する道路の地図データ及び前記車両センシング情報を少なくとも格納する走行情報データベースと、
前記複数の車両ごとに、前記地図データ及び一周期前の走行区間において取得した前記車両センシング情報に基づき現周期である現在走行区間の各走行車線における前記車両センシング情報の有効性を予測するセンサ有効性予測値に基づき、前記現在走行区間における走行推奨車線を決定する走行推奨車線決定部と、
前記複数の車両ごとに決定された前記走行推奨車線に関する走行推奨車線情報を、対応する車両ごとに周期的に送信する車両管制側送信部と、
を備える車両管制装置。 - 以下の各ステップが車両管制装置の処理回路によって実行される車両運行方法であって、
複数のセンサがそれぞれ設置された複数の車両から送信される車両センシング情報を取得するステップと、
前記車両センシング情報に基づき、前記複数のセンサにおけるセンサ有効性予測値を前記センサごとに算出するステップと、
前記センサ有効性予測値が予め設定された閾値予測値以上である前記センサの個数が、予め設定された閾値個数以上か否かを車線ごとに判定するステップと、
前記センサの個数が閾値個数以上である車線を走行推奨車線として決定するステップと、
を備える車両運行方法。 - 以下の各ステップがさらに車両制御装置の処理回路によって実行される車両運行方法であって、
前記走行推奨車線に関する情報及び前記車両センシング情報に基づき、車線変更の要否を判定するステップと、
前記車線変更を実行すると判定された場合に、前記車両センシング情報に基づき車線変更タイミングを決定するステップと、
をさらに備える請求項16に記載の車両運行方法。
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