JP7391103B2 - 適合された圧力面を有する作動要素を備える導体端子 - Google Patents

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Description

本発明は、導体端子に関する。
電気導体を電気接点に可逆的に電気的に接続させることができる導体端子が、先行技術から知られている。
例えば、特許文献1は、電気導体を受け入れるための導体挿入開口部を介してアクセス可能な導体受入室を有する筐体を有する導体端子を記載している。導体挿入開口部を介して導体受入室に挿入される導体に接触するための電流バーが、導体受入室に配置される。さらに、バネ締付脚部を有する締付バネが筐体に配置され、締付バネは解放位置と締付位置との間で作動させられ得る。解放位置において、電気導体は、導体受入室の中へ、または導体受入室から外へ案内でき、締付位置において、バネ締付脚部は、電流バーの方向での力を、導体受入室に挿入された導体に加える。最後に、特許文献1による導体端子は、締付位置と解放位置との間で変位させられ得る作動要素も備える。この場合、作動要素は、作動要素がその締付位置からその解放位置へ移行されるとき、力が作動要素によってバネ締付脚部に加えられ、締付バネがその締付位置からその解放位置へ移行されるように、締付バネに動作可能に接続される。
したがって、特許文献1に記載されている導体端子は、作動要素が作動方向に沿って変位され得る点において、挿入された電気導体の締付または解放を確保し、この作動方向は、導体受入室への電気導体の導体挿入方向と平行である。電気導体を解放するために、作動要素がこの作動方向の方向において変位させられるとき、作動要素は、曲げ結合部の近くに位置する場所における比較的奥まった内側で、締付バネのバネ締付脚部に最初に係合する。作動方向に沿う作動要素の直線的な移動の結果として、作動力が作動要素によって締付バネに対して印加され、そのため締付バネは連続的に閉じられ、それによって、先に締め付けられていた電気導体が解放される。この場合、バネ締付脚部への作動要素の接触場所が、曲げ結合部の近くの比較的奥まった内側に最初に位置する場所から移動し、締付バネの曲げ結合部から離れてバネ締付脚部における外側の場所へ移動する。したがって、締め付けられた電気導体を解放するために、つまり、作動要素を作動させるために、および、作動要素を作動方向に沿って変位させるために、力の比較的大きい印加、つまり、大きな作動力が最初に必要であるが、バネ締付脚部への力の印加は、バネ締付脚部において外側に変位させられる作動要素の接触場所のため、この作動過程の終了時により小さいだけである。
独国特許出願公開第102017106720号明細書
そのため、本発明の目的は、取り扱うのがより容易である導体端子を提供することである。具体的には、作動要素を作動させるための力の印加がより小さくされ、作動力が大きくならないことが望ましい。
この目的は、請求項1の特徴を有する導体端子によって達成される。導体端子の有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
より正確には、本発明の根本的な目的は、電気導体を受け入れるための導体挿入開口部を介してアクセス可能な導体受入室を有する筐体であって、電気導体は導体挿入方向において導体受入室に挿入され得る、筐体を備える導体端子によって達成される。さらに、導体端子は、導体挿入開口部を介して導体受入室に挿入される導体に接触するために導体受入室に配置される電流バーを備える。さらに、導体端子は、筐体に配置され、かつバネ締付脚部を有する締付バネであって、締付バネは解放位置と締付位置との間で作動させることができ、解放位置において、電気導体は、導体受入室の中へ、および/または導体受入室から外へ案内でき、締付位置において、バネ締付脚部が、電流バーの方向での力を、導体受入室に挿入された導体に加える、締付バネを備える。また、導体端子は、作動方向に沿って締付位置と解放位置との間で変位させることができる作動要素であって、作動要素がその締付位置からその解放位置へ移行されるとき、力が作動要素によってバネ締付脚部に加えられ、締付バネがその締付位置からその解放位置へ移行されるように、締付バネに動作可能に接続される、作動要素を備える。最後に、本発明による導体端子は、作動方向が導体挿入方向に対して0°より大きい角度であることと、作動要素がその締付位置からその解放位置へ移行されるとき、力が作動要素によってバネ締付脚部の少なくとも1つのランナに加えられ、締付バネのその締付位置からその解放位置への移行の間、バネ締付脚部が、ランナで、締付バネを向く作動要素の圧力面に沿って摺動することと、を特徴とする。
作動要素の作動は、本発明による導体端子を用いてより容易に取り扱うことができる。作動方向と導体挿入方向とが互いに対してもはや平行ではなく、互いに対して0°から外れた角度にあるため、および、バネ締付脚部が、作動要素の圧力面に沿って摺動するランナを明確に有してもいるため、バネ締付脚部における作動要素の接触場所はバネ締付脚部に沿ってもはや移動しない。むしろ、作動要素が作動過程の間に一定の接触場所においてバネ締付脚部に力を加えることが確保される。この接触場所は、バネ締付脚部の少なくとも1つのランナを表している。結果として、作動過程の間の力のより一様な印加と、また、作動過程の開始からすでに力のより小さい印加と、が必要であり、先行技術におけるような大きな作動力は作動過程を開始するためにもはや必要ではない。別の言い方をすれば、作動要素の圧力面は、滑走輪郭の種類、または、摺動もしくは接触する輪郭の種類を表し、これは、作動要素が、バネ締付脚部の同じ接触部分と、つまり、バネ締付脚部のランナと、連続的に接触していることを確保する。したがって、作動要素の圧力面は、滑走面、摺動面、または接触面と称されてもよい。
この場合では、作動要素の作動または作動過程は、作動要素をその締付位置からその解放位置へ移行させる過程を意味している。したがって、作動過程の間、締付バネは、バネ締付脚部または締付バネを閉じ、任意の締め付けられた電気導体を解放することで、その締付位置からその解放位置へ移動させられる。
筐体は、電気的に絶縁性の材料から好ましくは形成される。筐体は絶縁材料筐体と称されてもよい。
電気導体は、導体挿入方向において導体挿入開口部を介して導体受入室へ差し込みまたは挿入され得る。
電流バーは、少なくとも1つの接触領域において導電性領域を有する。電流バーは、例えば金属といった導電性材料から好ましくは作られる。電流バーは、例えば電気接点ピンおよび/または電気接点ソケットといったさらなる電気接点装置にさらに電気的/ガルバニックに接続される。
作動要素は作動プッシャまたはプッシャと称されてもよい。作動要素は取扱部分(または、動作部分と称されてもよい)と圧力部分(または、プッシャ部分と称されてもよい)とを好ましくは有してもよく、そのため圧力面は、圧力部分に、つまり、締付バネを向く圧力部分の側面に設けられる。作動要素の圧力面は(ひいては、圧力部分も)、締付バネのバネ締付脚部と好ましくは常に接触している。そのため、結果的に、作動要素の圧力面または圧力部分は、締付バネの解放位置と締付位置との両方において、締付バネのバネ締付脚部と接触している。
作動要素は、作動要素を作動方向の方向において押すこと、つまり、作動力を印加する形態で力を作動方向の方向において作動要素に加えることが、締付バネの方向における作動要素の変位を確保するように好ましくは構成される。これによってバネ締付脚部は閉じられることになり、それによって締付バネはその締付位置からその解放位置へ移行させられる。締付バネの曲げ結合部は、その解放位置における締付バネの接触脚部とバネ締付脚部とが、締付バネの締付位置においてより互いに小さい角度を包囲するように、その締付位置からその解放位置への移行によって好ましくは変形させられる。一方、そのため締付バネは、締付バネの移動可能な脚部を表すバネ締付脚部と、付加的な固定された移動不可能の接触脚部と、さらに、バネ締付脚部と接触脚部とを互いに接続する曲げ結合部と、を好ましくは有し、締付バネが開かれるかまたは閉じられるとき、バネ締付脚部は曲げ結合部の周りに回転する。
作動方向と導体挿入方向との間に形成される角度は、作動方向によって定められる軸が、導体挿入方向によって定められる軸と成す角度として理解される。作動方向が導体挿入方向と平行である先行技術の解決策では、この角度は0°である。
導体端子の有利な実施形態によれば、作動方向は導体挿入方向(R)に対して45°から135°の間の角度であり、作動方向は、好ましくは導体挿入方向に対して実質的に垂直である。
さらなる有利な実施形態によれば、作動要素は少なくとも1つの第1の作動腕部を有し、作動要素の圧力面は、締付バネを向く第1の作動腕部の側面に形成される。
作動要素は第2の作動腕部を好ましくはさらに有してもよく、作動要素の圧力面は、締付バネを向く第2の作動腕部の側面にさらに形成され得る。この第2の作動腕部は、第1の作動腕部に加えて提供され得る。
1つまたは2つの作動腕部を作動要素に形成することで、重さを生成および節約するのが簡単である導体端子の実施形態が、ランナに適合された圧力面の具体的な輪郭が作動腕部に局所的に形成される必要があるだけであるため、実現できる。また、そのため導体端子は、作動腕部間に位置する自由空間が、電気導体が挿入される空間として利用可能であるため、よりコンパクトに構築することができ、具体的には、作動要素はよりコンパクトに構築することができる。
導体端子のさらなる有利な実施形態によれば、バネ締付脚部のランナは、締付バネの曲げ結合部から離れる方を向くバネ締付脚部の外端に配置され得る。結果として、作動要素の圧力面と接触しているランナが、バネ締付脚部を移動させるために必要な作動力がより小さくなるバネ締付脚部の外側の場所において提供されるため、作動要素の作動過程の間の力の特に小さい印加を必要とする実施形態が達成される。したがって、締付バネにおける接触場所は曲げ結合部からできるだけ遠ざけられる。
さらに好ましくは、バネ締付脚部は、締付バネの曲げ結合部から離れる方を向き、ランナに隣接し、作動要素の圧力面から離れる方に向けられる湾曲延在部を有し得る。これは、ランナが、圧力面で引っ掛かる、またはさらには圧力面に食い込むのを防止する。したがって、大きな作動力が圧力面で引っ掛かったランナを摺動させるために必要とされるため、作動要素を作動させるための力の印加もさらに低下させられる。例えば作動要素の2つの作動腕部を有するといった、バネ締付脚部に2つのランナを有する導体端子の1つの例示の実施形態では、ランナの各々に隣接する1つの湾曲延在部が各々の場合において提供され得る。
導体端子のさらなる有利な実施形態によれば、バネ締付脚部は、作動要素を向くその端において横方向に2つのランナと、締付バネの曲げ結合部の方向において2つのランナに対して後退させられた締付縁と、を有し得る。締付縁はランナ間に配置され得る。締付バネの締付位置において、締付縁は、導体受入室に挿入された電気導体のしっかりとした締め付けを確保する。締付縁が後退させられるため、コンパクトな設計がさらに可能とされ、電気導体が、締付バネの解放位置において、導体受入室から、したがって導体端子から、再び容易に除去できることが達成される。
導体端子のさらに有利な実施形態によれば、作動要素の圧力面は掛止部分を有することができ、ランナは、作動要素がその解放位置にあり、締付バネがその締付位置にあり、電気導体が導体受入室に挿入されていない状態において、掛止部分に圧し掛かる。これは、締付バネの撓みの最大経路を制限し、つまり、締付バネの接触脚部とバネ締付脚部との間の最大開口角度も制限し、それによって導体端子のコンパクトな設計を確保する。掛止部分は、常に導体挿入方向を向く圧力面の部分である。したがって、掛止部分は、その締付位置からその解放位置へ変位させるために締付バネのランナが作動過程の間に圧力面に沿って摺動し始める開始部分に概して対応する。
作動要素の圧力面は、さらに、作動方向の方向における傾斜において、掛止部分から、掛止部分と反対に配置される圧力面の端部分へ延びるように好ましくは設計され得る。これは、圧力面に沿ってのランナの効果的な案内を確保し、したがって、作動要素の作動過程の間の力の小さい印加を確保する。この場合、圧力面の傾斜はランナの軌跡または軌跡曲線に適合させることができ、ランナは、締付バネの閉じる過程または開く過程の間に進み、つまり、締付位置から解放位置への移行の間に進む。
導体端子のさらなる有利な実施形態によれば、少なくとも1つの内側案内壁は、作動方向で見て作動要素の端に設けられてもよく、内側案内壁は、作動方向および内側案内壁に対して垂直な外側方向における作動要素の横方向の移動が、内側案内壁がランナに当接することによって防止されるように、バネ締付脚部のランナに動作可能に接続される。結果として、例えば作動過程において力を加える間、作動要素またはその側壁が滑ることまたは外側に撓むことから防止されるため、動作的に信頼でき、より不具合の起こりにくい導体端子が提供される。これは、開放した側壁を有する筐体を備える導体端子の場合に特に有利である。したがって、締付バネは、一方では圧力面に沿って確実に案内され、他方では内側案内壁に沿って横方向にも確実に案内される。2つの内側案内壁が、例えば2つの圧力面および2つのランナの実施形態において、好ましくは設けられてもよく、それによって両方のランナが横方向に確実に案内される。また、作動方向で見た内側案内壁の案内壁の輪郭は、締付バネのための自由空間が作り出せるように、締付バネの締付縁に適合させることができ、その自由空間は、作動要素の同時の直線的な移動を伴うバネ締付脚部の回転移動の滞りない進行のために必要である。
導体端子のさらなる有利な実施形態によれば、少なくとも1つの外側案内壁は、作動方向で見て作動要素の端に設けられてもよく、外側案内壁は、少なくとも締付バネの解放位置および作動要素の解放位置において、外側案内壁がバネ締付脚部に当接することによって作動方向および外側案内壁に対して垂直な内側方向における作動要素の横方向の移動を防止するように、バネ締付脚部に動作可能に接続される。結果として、例えば作動過程において力を加える間、作動要素またはその側壁が滑ることまたは内側に撓むことから防止されるため、動作的に信頼でき、より不具合の起こりにくい導体端子が提供される。これは、開放した側壁を有する筐体を備える導体端子の場合に特に有利である。したがって、締付バネは、一方では圧力面に沿って確実に案内され、他方では外側案内壁に沿って横方向にも確実に案内される。2つの外側案内壁が、例えば2つの圧力面および2つのランナの実施形態において、好ましくは設けられてもよく、それによって両方のランナが横方向に確実に案内される。また、外側側壁は、作動要素の横方向の移動が締付バネの締付位置および作動要素の締付位置においても防止されるように設計されてもよい。
外側案内壁は、作動方向において圧力面の連続部分として好ましくはさらに設計されてもよく、外側案内壁は、バネ締付脚部への動作可能な接続を確立するために、バネ締付脚部の横凹部に係合する。それによって、導体端子の特に細い設計が実現できる。
本発明のさらなる利点、詳細、および特徴が、説明されている例示の実施形態において以下で明らかにされている。
作動過程の開始時における本発明による導体端子の部分的に断面の側面図が示される。 作動動作の間の図1Aに示された導体端子の図が示される。 作動過程の終了時における、図1Aおよび図1Bに示された導体端子の図が示される。 筐体が示されていない、図1Aで示された導体端子の下方からの斜視図が示される。 筐体が示されていない、図1Bで示された導体端子の下方からの斜視図が示される。 筐体が示されていない、図1Cで示された導体端子の下方からの斜視図が示される。 第1の実施形態による図1A、図1B、図1C、図2A、図2B、および図2Cによる導体端子の作動要素および締付バネの詳細図が示される。 さらなる実施形態による図1A、図1B、図1C、図2A、図2B、および図2Cによる導体端子の作動要素および締付バネの詳細図が示される。 さらなる実施形態による図1A、図1B、図1C、図2A、図2B、および図2Cによる導体端子の作動要素および締付バネの側面図での詳細図が示される。 図4Aによる導体端子の作動要素および締付バネの斜視図での詳細図が示される。 2つのさらなる実施形態による図1A、図1B、図1C、図2A、図2B、および図2Cによる導体端子の作動要素の詳細図が示される。 さらなる実施形態による図1A、図1B、図1C、図2A、図2B、および図2Cによる導体端子の作動要素および締付バネの詳細図が示される。
以下の記載において、図を参照して行われた1つの構成要素の記載が他の図にも当てはまるように、同じ符号は同じ構成要素または同じ特徴を指し示しており、繰り返しの説明は回避される。さらに、1つの実施形態との関連で記載された個別の特徴は、他の実施形態において別に使用されてもよい。
図1A、図1B、および図1Cは、本発明による導体端子1を示している。導体端子1は筐体10を有し、筐体10は、電気的に絶縁する材料から形成される、または、電気的に絶縁する材料を少なくとも有する。筐体10は導体挿入開口部11を有し、導体挿入開口部11を介して、筐体10の導体受入室12はアクセス可能である。電気導体L(図1Aのみに示されている)は、電気導体Lを導体挿入方向Rにおいて導体受入室12に挿入するかまたは摺動させることで、導体挿入開口部11を介して導体受入室12に挿入させることができる。
導体端子1は、導体受入室12に配置され、導体挿入開口部11を介して導体受入室12に挿入される電気導体Lに接触するように設計される電流バー20をさらに備える。電流バー20は、例えば鋼板といった導電性材料から製作される。電流バー20は、例えば電気接点ピンおよび/または電気接点ソケットといったさらなる電気接点装置にさらに電気的に接続され、さらなる電気接点装置は図では示されていない。
さらに、締付バネ30が筐体10に配置されており、接触脚部31とバネ締付脚部32とを有し、接触脚部31とバネ締付脚部32とは曲げ結合部33を介して連結されている。締付バネ30は、移動可能なバネ締付脚部32の位置を変えることで異なる位置を取り得る。この方法では、締付バネ30は、図1Aに示された締付位置へ、または、図1Cに示された解放位置へさせることができる。
別の言い方をすれば、締付バネ30は、その締付位置とその解放位置との間で作動させることができる。したがって、作動過程は、どのように締付バネ30が最初にその締付位置(図1A)からその解放位置(図1C)へさせられるかの過程を表している。
図2A、図2B、および図2Cは、斜視図において、図1A、図1B、および図1Cの対応する描写からの導体端子1を示しており、明確性のために、筐体10の再描写が省かれている。図1A、図1B、および図1C、並びに図2A、図2B、および図2Cは、記載されている作動過程の3つの異なる様相を示している。
図1Aおよび図2Aは作動過程の開始時を示しており、締付バネ30はその締付位置にある。締付位置において、締付バネ30のバネ締付脚部32は、導体受入室12に挿入された電気導体Lに力を加える(図1Aでは、電気導体Lは、導体受入室12に挿入されて示されていない)。この力を加えることの結果として、挿入された電気導体Lは、挿入された電気導体Lと電流バー20との間の信頼できる接触が確保されるように、電流バー20の方向に押される。
図1Bおよび図2Bは、作動過程の間の導体端子1、つまり、作動過程の開始時でも終了時でもないときの導体端子1を示している。したがって、締付バネ30は、その締付位置とその解放位置との間の位置にある。最後に、導体端子1は、作動過程の終了時において図1Cおよび図2Cに示されている。作動過程の終了時に、締付バネ30はその解放位置にある。解放位置において、電気導体Lは、導体受入室12への出し入れに特に抵抗なく、自由に案内され得る。締付バネ30の解放位置では、力がバネ締付脚部32によって挿入された電気導体Lにもはや加えられず、したがって、挿入された電気導体Lも電流バー20へもはや押されない。
締付バネ30のその締付位置からその解放位置への記載された移行は、例えば、手動によって、または工具を用いて、作動要素40を作動させることで実現される。この場合、作動要素40は作動方向Bに沿って変位させられ、つまり、作動要素40は下へ押される。それによって、作動要素は、図1Aおよび図2Aに示された締付位置から、図1Cおよび図2Cに示された解放位置へ変位させられる。その締付位置からその解放位置へのこの移行の間、作動要素40は締付バネのバネ締付脚部32に押し付くことで締付バネ30を閉じ、それによって、締付バネ30はその締付位置からその解放位置へさせられる。この場合、バネ締付脚部32は、解放位置ではなく締付位置において、接触脚部31とより大きな角度を包囲する。
別の言い方をすれば、作動過程の間、作動要素40は、締付バネ30のバネ締付脚部32の方向において作動力を印加することで締付バネ30を閉じる。明確には、この作動力は、作動要素40の圧力面41によってバネ締付脚部32のランナ34に対して印加される。この目的のために、ランナ34は、締付バネ30を向く作動要素40の圧力面41と接触している。作動過程の間、ランナ34は圧力面41に沿って摺動する。これは、作動要素40が締付バネ30のバネ締付脚部32の同じ場所において常に係合することと、それによって作動のための力の印加が小さいことと、を確実にする。この目的のために、バネ締付脚部32のランナ34は、締付バネ30の曲げ結合部33から離れる方を向くバネ締付脚部32の外端にさらに配置される。
別の言い方をすれば、締付バネ30の方向で見た作動要素40の輪郭の適合、つまり、圧力面41の設計は、締付バネ30が同じ接触場所において作動要素40によって常に接触させられ、作動または押されることを確保する。さらに、力の印加は、作動方向Bが導体挿入方向Rに対して実質的に垂直であることによって有利に最小限とされる。つまり、描写から分かるように、締付バネ30は、導体挿入方向Rと同じ方向に実質的に配向される。言わば、導体受入室12に挿入された状態において、電気導体Lは、締付バネ30がその締付位置にあるとき、締付バネ30からバネ締付脚部32とほとんど平行に延びる。さらに、作動要素40の作動方向Bが導体挿入方向Rに対して実質的に垂直にあるため、作動要素40は、バネ締付脚部32が最初は曲げ結合部33の近くで作動させられる先行技術においてより小さい作動力が必要となるように、曲げ結合部33から遠くに離れる接触場所においてバネ締付脚部32と接触することができる。
この場合、作動方向Bが導体挿入方向Rに対して0°より大きい角度にあること、つまり、作動方向Bが導体挿入方向Rと平行でないことが、重要である。この場合、作動方向Bは、図示されている、この点においては好ましい例示の実施形態から逸脱してもよく、例えば、導体挿入方向Rに対して垂直であることの代わりに、90°から逸脱した、導体挿入方向Rに対して45°から135°の間の角度であってもよい。
作動要素40は、その締付位置とその解放位置との両方において固定または確保され得る。したがって、例えば、作動方向Bの方向における作動要素40の永久的な力の適用または作動が、作動要素40をその解放位置において維持するために必要とはならない。
さらに、作動要素40の圧力面41は、作動方向Bの方向において、掛止部分45から反対の端部分46へ傾斜において延びるように設計される(図2A、並びに図1A、図1B、および図1Cに示された側面図を参照されたい)。別の言い方をすれば、図1A、図1B、および図1Cの側面図における端部分46は、掛止部分45より小さくなるように配置されている(図2Aも参照されたい)。これは、圧力面41が、同じ接触場所においてランナ34と連続的に接触していることを確実にする。
ランナ34はさらに、図1Aおよび図2Aに示されているように、作動要素40がその解放位置にあり、締付バネ30がその締付位置にあり、電気導体Lが導体受入室12に挿入されていないときの状態において、掛止部分45に圧し掛かる。
図3A、図3B、図4A、図4B、図5A、および図5Bに示された作動要素40の実施形態から分かるように、第1の作動腕部43と第2の作動腕部44とが、締付バネ30を向く作動要素40の端に設けられている。作動要素40の圧力面41または42は、締付バネ30を向く第1の作動腕部43または第2の作動腕部44の側面に形成される。
さらに、自由空間が第1の作動腕部43と第2の作動腕部44との間に形成されている。この自由空間は、電気導体Lが導体受入室12に挿入されるのを防止し、第1の作動腕部43または第2の作動腕部44が互いを相互に妨げるのを防止する。
図示されている例示の実施形態において、2つの圧力面41および42は作動要素40ごとに設けられ、バネ締付脚部32は、作動要素40を向くその端において横方向に2つのランナ34を有する。2つのランナ34は、それらと関連付けられた圧力面41および42とそれぞれ接触している。圧力面41との関連で先に記載された特徴のすべてが圧力面42にも当てはまる。
さらに、バネ締付脚部32は締付縁37を有し、締付縁37は、締付バネ30の曲げ結合部33の方向において、2つのランナ34に対して後退させられている。締付縁37は、締付バネ30の締付位置において導体受入室12に挿入された電気導体Lを締め付け、つまり、挿入された電気導体Lは接触され、挿入された電気導体Lに力が締付縁37を介して加えられ、そのため、挿入された電気導体Lは電流バー20の方向で押される。締付縁37は2つのランナ34の間に配置されている。
さらに、バネ締付脚部32は、締付バネ30の曲げ結合部33から離れる方を向き、それぞれのランナ34に隣接し、作動要素40の圧力面41または42から離れる方に向けられる湾曲延在部35または36を有する(図2A、図2B、図2C、および図4Bを参照されたい)。延在部35、36は、ランナ34またはバネ締付脚部32が作動要素40の圧力面41もしくは42に食い込む、または圧力面41もしくは42に引っ掛かるのを防止する。圧力面41または42におけるランナ34の信頼できる摺動が確保される。
図3Aおよび図3Bの他に、図4A、図4B、および図5Aに示されているように、少なくとも1つの内側案内壁47_1または47_2が、作動方向Bで見て作動要素40の端に設けられている。この内側案内壁47_1または47_2は、作動方向Bおよび内側案内壁47_1または47_2に対して垂直な外側方向A1またはA2における作動要素40の横方向の移動が、内側案内壁47_1または47_2がランナ34に当接することによって防止されるように、バネ締付脚部32の対応する関連したランナ34に動作可能に接続される。それによって、ランナ34、ひいては締付バネ30は、追加的に、圧力面41または42に沿って確実に案内されるだけでなく、内側案内壁47_1または47_2に沿って横方向に確実に案内される。これは、開放した側壁を有する筐体10を備える図示された導体端子1の場合に特に有利である。
また、作動方向Bで見た内側案内壁47_1または47_2の案内壁の輪郭49は、自由空間が締付縁37のために作り出せるように、締付バネ30の締付縁37に適合させることができる(図5Aおよび図5B)。この自由空間は、作動要素40の同時の直線的な移動を伴うバネ締付脚部32の回転移動の滞りのない進行のために必要である。
図4Aおよび図4Bに示されているように、少なくとも1つの外側案内壁48_1が、作動方向で見て作動要素40の端にさらに設けられている。この外側案内壁48_1は、少なくとも締付バネ30の解放位置および作動要素40の解放位置において、作動方向Bおよび外側案内壁48_1に対して垂直な内側方向I1における作動要素40の横方向の移動が、外側案内壁48_1がバネ締付脚部32に当接することによって防止されるように、バネ締付脚部32に動作可能に接続される。これは、つまりは外側案内壁48_1において、ランナ34のさらなる横方向の案内をここでも確実にする。
図4Aおよび図4Bにおいてさらに示されているように、外側案内壁48_1は、作動方向Bにおいて圧力面41または42の連続部分として形成されている。この場合、バネ締付脚部32への動作可能な連結を確立するために、外側案内壁48_1は、バネ締付脚部32の横凹部38に係合し、それによって作動要素40が内側方向I1において横方向に撓むのを防止する。
また、外側案内壁48_1による記載された横方向の案内は、例えば、外側案内壁48_1が締付バネ30の締付位置と作動要素40の締付位置とにおいてすでにバネ締付脚部32の横凹部38に係合していることによって、締付バネ30の締付位置と作動要素40の締付位置とにおいてすでに行われていてもよい。
1 導体端子
10 (導体端子の)筐体
11 (筐体の)導体挿入開口部
12 (筐体の)導体受入室
20 電流バー
30 締付バネ
31 (締付バネの)接触脚部
32 バネ締付脚部
33 (締付バネの)曲げ結合部
34 (バネ締付脚部の)ランナ
35、36 (バネ締付脚部の)湾曲延在部
37 (バネ締付脚部の)締付縁
38 (バネ締付脚部の)横凹部
40 作動要素
41、42 (作動要素の)圧力面
43 (作動要素の)第1の作動腕部
44 (作動要素の)第2の作動腕部
45 (作動要素の圧力面の)掛止部分
46 (作動要素の圧力面の)端部分
47_1、47_2 (作動要素の)内側案内壁
48_1 (作動要素の)外側案内壁
49 (作動要素の内側案内壁の)案内壁の輪郭
L 電気導体
R 導体挿入方向
B 作動方向
A1、A2 外側方向
I1 内側方向

Claims (11)

  1. - 電気導体(L)を受け入れるための導体挿入開口部(11)を介してアクセス可能な導体受入室(12)を有する筐体(10)であって、前記電気導体(L)は、導体挿入方向(R)において前記導体受入室(12)に挿入されることが可能な、筐体(10)と、
    - 前記導体挿入開口部(11)を介して前記導体受入室(12)に挿入される前記電気導体(L)に接触するために、前記導体受入室(12)に配置される電流バー(20)と、
    - 前記筐体(10)に配置され、かつバネ締付脚部(32)を有する締付バネ(30)であって、前記締付バネ(30)は、解放位置と締付位置との間で作動させられることが可能であり、前記解放位置において、前記電気導体(L)は、前記導体受入室(12)の中へ、および/または前記導体受入室(12)から外へ、案内されることが可能であり、前記締付位置において、前記バネ締付脚部(32)は、前記電流バー(20)の方向での力を、前記導体受入室(12)に挿入された前記電気導体(L)に加える、締付バネ(30)と、
    - 作動方向(B)に沿って締付位置と解放位置との間で変位させることが可能な作動要素(40)であって、前記作動要素(40)が、前記作動要素(40)の前記締付位置から前記作動要素(40)の前記解放位置へ移行されるとき、力が前記作動要素(40)によって前記バネ締付脚部(32)に加えられ、前記締付バネ(30)が、前記締付バネ(30)の前記締付位置から前記締付バネ(30)の前記解放位置へ移行されるように、前記締付バネ(30)に動作可能に接続される作動要素(40)と、
    を備える導体端子(1)であって、
    - 前記作動方向(B)は、前記導体挿入方向(R)に対して0°より大きい角度であり、
    - 前記作動要素(40)が前記作動要素(40)の前記締付位置から前記作動要素(40)の前記解放位置へ移行されるとき、力が前記作動要素(40)によって前記バネ締付脚部(32)の少なくとも1つのランナ(34)に加えられ、前記締付バネ(30)の前記締付位置から前記締付バネ(30)の前記解放位置への前記締付バネ(30)の移行の間、前記バネ締付脚部(32)は、前記ランナ(34)で、前記締付バネ(30)を向く前記作動要素(40)の圧力面(41;42)に沿って摺動
    前記作動要素(40)の前記圧力面(41;42)は掛止部分(45)を有し、前記ランナ(34)は、前記作動要素(40)が、前記作動要素(40)の前記解放位置にあり、前記締付バネ(30)が、前記締付バネ(30)の前記締付位置にあり、前記電気導体(L)が、前記導体受入室(12)に挿入されていない状態において、前記掛止部分(45)に圧し掛かることを特徴とする、
    導体端子(1)。
  2. 前記作動要素(40)の前記圧力面(41;42)は、前記作動方向(B)の方向における傾斜において、前記掛止部分(45)から、前記掛止部分(45)と反対に配置される前記圧力面(41;42)の端部分(46)へ延びることを特徴とする、請求項に記載の導体端子(1)。
  3. - 電気導体(L)を受け入れるための導体挿入開口部(11)を介してアクセス可能な導体受入室(12)を有する筐体(10)であって、前記電気導体(L)は、導体挿入方向(R)において前記導体受入室(12)に挿入されることが可能な、筐体(10)と、
    - 前記導体挿入開口部(11)を介して前記導体受入室(12)に挿入される前記電気導体(L)に接触するために、前記導体受入室(12)に配置される電流バー(20)と、
    - 前記筐体(10)に配置され、かつバネ締付脚部(32)を有する締付バネ(30)であって、前記締付バネ(30)は、解放位置と締付位置との間で作動させられることが可能であり、前記解放位置において、前記電気導体(L)は、前記導体受入室(12)の中へ、および/または前記導体受入室(12)から外へ、案内されることが可能であり、前記締付位置において、前記バネ締付脚部(32)は、前記電流バー(20)の方向での力を、前記導体受入室(12)に挿入された前記電気導体(L)に加える、締付バネ(30)と、
    - 作動方向(B)に沿って締付位置と解放位置との間で変位させることが可能な作動要素(40)であって、前記作動要素(40)が、前記作動要素(40)の前記締付位置から前記作動要素(40)の前記解放位置へ移行されるとき、力が前記作動要素(40)によって前記バネ締付脚部(32)に加えられ、前記締付バネ(30)が、前記締付バネ(30)の前記締付位置から前記締付バネ(30)の前記解放位置へ移行されるように、前記締付バネ(30)に動作可能に接続される作動要素(40)と、
    を備える導体端子(1)であって、
    - 前記作動方向(B)は、前記導体挿入方向(R)に対して0°より大きい角度であり、
    - 前記作動要素(40)が前記作動要素(40)の前記締付位置から前記作動要素(40)の前記解放位置へ移行されるとき、力が前記作動要素(40)によって前記バネ締付脚部(32)の少なくとも1つのランナ(34)に加えられ、前記締付バネ(30)の前記締付位置から前記締付バネ(30)の前記解放位置への前記締付バネ(30)の移行の間、前記バネ締付脚部(32)は、前記ランナ(34)で、前記締付バネ(30)を向く前記作動要素(40)の圧力面(41;42)に沿って摺動
    少なくとも1つの内側案内壁(47_1;47_2)は、前記作動方向(B)で見て前記作動要素(40)の端に設けられ、前記内側案内壁(47_1;47_2)は、前記作動方向(B)および前記内側案内壁(47_1;47_2)に対して垂直な外側方向(A1;A2)における前記作動要素(40)の横方向の移動が、前記内側案内壁(47_1;47_2)が前記ランナ(34)に当接することによって防止されるように、前記バネ締付脚部(32)の前記ランナ(34)に動作可能に接続されることを特徴とする、
    導体端子(1)。
  4. 前記作動方向(B)は、好ましくは前記作動方向(B)が前記導体挿入方向(R)に対して実質的に垂直となるように、前記導体挿入方向(R)に対して45°から135°の間の角度であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の導体端子(1)。
  5. 前記作動要素(40)は、少なくとも1つの第1の作動腕部(43)を有し、前記作動要素(40)の前記圧力面(41;42)は、前記締付バネ(30)を向く前記第1の作動腕部(43)の側面に形成されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の導体端子(1)。
  6. 前記作動要素(40)は、第2の作動腕部(44)をさらに有し、前記作動要素(40)の前記圧力面(41;42)は、前記締付バネ(30)を向く前記第2の作動腕部(44)の側面に形成されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の導体端子(1)。
  7. 前記バネ締付脚部(32)の前記ランナ(34)は、前記締付バネ(30)の曲げ結合部(33)から離れる方を向く前記バネ締付脚部(32)の外端に配置されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の導体端子(1)。
  8. 前記バネ締付脚部(32)は、前記締付バネ(30)の曲げ結合部(33)から離れる方を向き、かつ前記ランナ(34)に隣接し、前記作動要素(40)の前記圧力面(41;42)から離れる方に向けられる湾曲延在部(35;36)を有することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の導体端子(1)。
  9. 前記バネ締付脚部(32)は、前記作動要素(40)を向くその端において、2つのランナ(34)と、前記締付バネ(30)の曲げ結合部(33)の方向において前記2つのランナ(34)に対して後退させられた締付縁(37)と、を横方向で有することを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の導体端子(1)。
  10. 少なくとも1つの外側案内壁(48_1)は、前記作動方向(B)で見て前記作動要素(40)の端に設けられ、
    前記外側案内壁(48_1)は、少なくとも前記締付バネ(30)の前記解放位置および前記作動要素(40)の前記解放位置において、前記外側案内壁(48_1)が前記バネ締付脚部(32)に当接することによって前記作動方向(B)および前記外側案内壁(48_1)に対して垂直な内側方向(I1)における前記作動要素(40)の横方向の移動を防止するように、前記バネ締付脚部(32)に動作可能に接続されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の導体端子(1)。
  11. 前記外側案内壁(48_1)は、前記作動方向(B)において前記圧力面(41;42)の連続部分として設計され、前記外側案内壁(48_1)は、前記バネ締付脚部(32)への動作可能な接続を確立するために、前記バネ締付脚部(32)の横凹部(38)に係合することを特徴とする、請求項10に記載の導体端子(1)。
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