JP7387345B2 - 送信装置及び受信装置 - Google Patents

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本発明は、セグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムに用いる送信装置及び受信装置に関する。
我が国の放送方式である地上デジタル放送伝送方式に代わる次世代の地上デジタル放送伝送方式の検討が進められている。次世代の地上デジタル放送伝送方式では、現行の地上デジタル放送伝送方式と同様に1つの放送チャンネルをセグメントに分割したセグメント構造による階層伝送を用いて、伝送容量及び伝送耐性の異なる3階層(A乃至C階層)を周波数分割で多重する伝送を可能とし、且つ部分受信を可能とすることが想定されている。
具体的には、1つの放送チャンネルで移動受信用データ(A階層データ)及び固定受信用データ(B階層データ)を伝送することが想定されており、1つの放送チャンネルを例えば35セグメントに分割し、中央の9セグメントの帯域を部分受信帯域として、移動受信用データ(A階層データ)を伝送する方式が検討されている。この場合、残りの26セグメントが非部分受信帯域となる。
このような部分受信を行う場合、A階層のセグメント数は1乃至9セグメントの中から選択可能であり、A階層のセグメント数が9に満たない場合には、部分受信帯域内の残りのセグメントはB階層に割り当てられる。例えば、A階層のセグメント数が3である場合、部分受信帯域内には6セグメント分のB階層が含まれる。このような場合、部分受信帯域内にA階層及びB階層が混在することになる。
また、次世代の地上デジタル放送伝送方式におけるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号の伝送では、伝搬路で発生した振幅や位相のひずみを受信側で推定して補正できるようにするために、既知信号であるパイロット信号を規則的に配置して伝送するSP(Scattered Pilot)方式を用いており、パイロット信号配置を階層ごとに異ならせることが可能である。パイロット信号配置とは、周波数方向の配置間隔及び時間方向の配置間隔をいう。以下において、このようなパイロット信号配置をSP配置と呼ぶことがある。
このような前提下において、特許文献1には、部分受信帯域内における周波数インターリーブとして、キャリア単位インターリーブ及びセグメント単位インターリーブを、A階層及びB階層のSP配置に応じて使い分けることが記載されている。
キャリア単位インターリーブとは、各階層のデータをキャリア単位で部分受信帯域全体に分散させる処理をいい、A階層及びB階層のSP配置が同じ場合や、部分受信帯域内にA階層のみが含まれる場合に適用されるものである。
一方、セグメント単位インターリーブとは、各階層のデータをセグメント単位で部分受信帯域全体に分散させる処理をいう。A階層及びB階層のセグメントは、それぞれのセグメント構造が保持されたまま再配置されるため、A階層及びB階層のSP配置が異なる場合にも適用可能である。
ARIB STD-B31 「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式」
特開2018-88677号公報
キャリア単位インターリーブによれば、例えばA階層が1セグメントのみの場合でも、部分受信帯域の9セグメント内にA階層のキャリアが分散されるため、部分受信帯域全体に広帯域化した効果が得られる。これにより、特定の周波数領域のみ歪の影響をうける周波数選択性フェージングなどの影響を緩和できるため、伝送特性を改善できる。
一方、セグメント単位インターリーブは、例えばA階層が1セグメントのみの場合、9セグメント内の固定の1セグメントしか使用されず、A階層が同じセグメント番号のセグメントを使用し続ける。よって、セグメント単位インターリーブは、9セグメント帯域に広帯域化した効果が得られず、キャリア単位インターリーブに比べて伝送特性の改善効果が小さいという問題がある。
そこで、本発明は、セグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムにおいて、パイロット信号配置が異なる2以上の階層のデータが部分受信帯域内に存在する場合であっても、部分受信帯域全体に広帯域化した効果を得ることを可能とする送信装置及び受信装置を提供することを目的とする。
第1の態様に係る送信装置は、1つの放送チャンネルをセグメントに分割したセグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムにおいて、前記階層伝送される複数階層のデータを周波数分割し、周波数分割されたデータを多重して送信する送信装置であって、前記セグメント構造を構成する複数のセグメントの一部からなる部分受信帯域内に前記データを配置する配置手段と、前記部分受信帯域に対する周波数インターリーブを行うインターリーブ手段と、を備え、前記配置手段は、前記部分受信帯域内に2以上の階層の前記データが存在し、且つ、前記2以上の階層のパイロット信号の配置が互いに異なる場合、前記部分受信帯域内において、前記2以上の階層のデータを時間方向において時分割で多重して配置するとともに、該2以上の階層のそれぞれのデータを周波数方向において前記部分受信帯域全体にわたって配置することを要旨とする。
第2の態様に係る受信装置は、1つの放送チャンネルをセグメントに分割したセグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムにおいて、第1の態様に係る送信装置から送信された周波数分割で多重された複数階層のデータを受信する受信装置であって、1つの放送チャンネルを構成する複数のセグメントの一部からなる部分受信帯域内に2以上の階層のデータが混在し、且つ、前記2以上の階層のパイロット信号配置が互いに異なる場合には、前記部分受信帯域内において時分割で多重された前記2以上の階層のデータを受信することを要旨とする。
本発明によれば、セグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムにおいて、パイロット信号配置が異なる2以上の階層のデータが部分受信帯域内に存在する場合であっても、部分受信帯域全体に広帯域化した効果を得ることを可能とする送信装置及び受信装置を提供できる。
実施形態に係るデジタル放送システムにおけるセグメント構造を現行の地上デジタル放送伝送方式であるISDB-Tのセグメント構造と比較して示す図である。 A階層のセグメント数が3である場合における部分受信帯域のデータ配置例を示す図である。 実施形態に係る送信装置の構成を示す図である。 実施形態に係る部分受信帯域合成部(配置手段)の動作例1を示す図である。 実施形態に係る部分受信帯域合成部(配置手段)の動作例2を示す図である。 実施形態に係る部分受信帯域合成部(配置手段)の動作例3を示す図である。 実施形態に係る受信装置の構成を示す図である。
図面を参照しながら、本実施形態に係るデジタル放送システムについて説明する。本実施形態に係るデジタル放送システムは、次世代の地上デジタル放送伝送方式に対応した放送システム(地上デジタルテレビジョン放送システム)である。なお、図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
<セグメント構造>
まず、本実施形態に係るデジタル放送システムにおけるセグメント構造について説明する。図1は、本実施形態に係るデジタル放送システムにおけるセグメント構造を現行の地上デジタル放送伝送方式であるISDB-Tのセグメント構造と比較して示す図である。1つの放送チャンネルの帯域幅である6MHzは、チャンネル帯域幅と呼ばれる。
図1(a)に、ISDB-Tのセグメント構造を示し、図1(b)に、本実施形態に係るデジタル放送システムにおける互換モードのセグメント構造を示し、図1(c)に、本実施形態に係るデジタル放送システムにおけるノーマルモードのセグメント構造を示す。
図1(a)に示すように、ISDB-Tでは、1つの放送チャンネルは、13セグメントによって構成されており、且つ5.57MHzの帯域幅を有している。ISDB-Tの1つの放送チャンネル内において、中央の1セグメントが部分受信帯域αであり、部分受信帯域の両側に配置された12セグメントが非部分受信帯域βである。
図1(b)に示すように、本実施形態に係るデジタル放送システムにおける互換モードでは、1つの放送チャンネルは、33セグメント(seg)及び調整帯域(0.07MHz)によって構成されており、ISDB-Tの1つの放送チャンネルと同じ5.57MHzの帯域幅を有している。互換モードのセグメント構造では、1つの放送チャンネル内において、中央の9セグメントが部分受信帯域αであり、部分受信帯域αの両外側に配置された24セグメントが非部分受信帯域βであり、非部分受信帯域βの両外側に配置されるのが調整帯域γである。
図1(c)に示すように、本実施形態に係るデジタル放送システムにおけるノーマルモードでは、1つの放送チャンネルは、35セグメントによって構成されており、且つ5.83MHzの帯域幅を有している。ノーマルモードのセグメント構造では、1つの放送チャンネル内において、中央の9セグメントが部分受信帯域αであり、部分受信帯域αの両外側に配置された26セグメントが非部分受信帯域βである。
また、本実施形態に係るデジタル放送システムでは、セグメント構造による階層伝送を用いて、伝送容量及び伝送耐性の異なる3階層(A乃至C階層)の伝送を可能とする。具体的には、1つの放送チャンネルで移動受信用データ(A階層データ)及び固定受信用データ(B階層データ)を伝送し、且つ、中央の9セグメントの帯域を部分受信帯域として移動受信用データ(A階層データ)を伝送する。
A階層のセグメント数は1乃至9セグメントの中から選択可能であり、2以上の階層の伝送を行う場合であってA階層のセグメント数が9に満たない場合には、部分受信帯域内の残りのセグメントはB階層に割り当てられる。
また、本実施形態に係るデジタル放送システムでは、伝搬路で発生した振幅や位相のひずみを受信側で推定して補正できるようにするために、既知信号であるパイロット信号を規則的に配置して伝送するSP方式を用いており、SP配置を階層ごとに異ならせることが可能である。
図2は、A階層のセグメント数が3である場合における部分受信帯域のデータ配置例を示す図である。ここで、A階層及びB階層のSP配置が異なるものとする。
図2に示すように、部分受信帯域を構成する全9セグメントのうち、3セグメントがA階層、6セグメントがB階層に割り当てられている。また、部分受信帯域に対してセグメント単位インターリーブが適用されている。セグメント単位インターリーブは、A階層及びB階層をセグメント単位でインターリーブする処理である。
セグメント単位インターリーブでは、常に固定のセグメントにA階層が割り当てられる。図2において、セグメント番号が“0”、“5”、“8”である特定のセグメントにA階層が割り当てられる一例を示している。このため、マルチパスのなど周波数選択性フェージングが生じる場合、特定のセグメントの受信特性が劣化してしまう。
<送信装置>
次に、本実施形態に係るデジタル放送システムにおける送信装置について説明する。図3は、本実施形態に係る送信装置1の構成を示す図である。なお、図3において、インターリーブを「IL」と略記し、セグメントを「セグ」と略記している。
図3に示すように、本実施形態に係る送信装置1は、3階層までの階層伝送を行う。具体的には、本実施形態に係る送信装置1は、A階層データ、B階層データ、及びC階層データを送信することができる。例えば、A階層データは、移動受信向けの放送用データであり、B階層データ及びC階層データは、固定受信向けの放送用データである。
送信装置1は、マッピング部11a、11b、11cと、調整帯域分離部12と、時間インターリーブ部13(13a、13b、13c、13d)と、階層内キャリア単位インターリーブ部14(14a、14b、14c)と、バッファ部15a、15b、15cと、部分受信帯域合成部16と、階層間インターリーブ部17a、17bと、セグメント内インターリーブ部18a、18bと、帯域合成部19と、TMCC情報生成部21と、OFDMフレーム構成部20と、IFFT部22と、送信部23とを有する。
マッピング部11aは、A階層データをキャリアにマッピングし、キャリアにマッピングしたA階層データを時間インターリーブ部13aに出力する。マッピング部11bは、B階層データをキャリアにマッピングし、キャリアにマッピングしたB階層データを時間インターリーブ部13bに出力する。マッピング部11cは、C階層データをキャリアにマッピングし、キャリアにマッピングしたC階層データを調整帯域分離部12に出力する。
調整帯域分離部12は、互換モードの場合、調整帯域データをC階層データ(すなわち、C階層データがマッピングされているキャリア)から、周波数方向に等しい間隔で引き抜き、時間インターリーブ部13dに出力するとともに、残りのC階層データを時間インターリーブ部13cに出力する。
時間インターリーブ部13aは、マッピング部11aが出力するA階層データに対して時間インターリーブを施し、時間インターリーブ後のA階層データを階層内キャリア単位インターリーブ部14aに出力する。時間インターリーブ部13bは、マッピング部11bが出力するB階層データに対して時間インターリーブを施し、時間インターリーブ後のB階層データを階層内キャリア単位インターリーブ部14bに出力する。時間インターリーブ部13cは、調整帯域分離部12が出力するC階層データに対して時間インターリーブを施し、時間インターリーブ後のC階層データを階層内キャリア単位インターリーブ部14cに出力する。時間インターリーブ部13dは、調整帯域分離部12が出力するC階層データ(調整帯域)に対して時間インターリーブを施し、時間インターリーブ後のC階層データを帯域合成部19に出力する。
階層内キャリア単位インターリーブ部14aは、時間インターリーブ部13aが出力するA階層データを構成する全てのセグメントにわたってキャリア単位で周波数インターリーブを施し、周波数インターリーブ後のA階層データをバッファ部15aに出力する。階層内キャリア単位インターリーブ部14bは、時間インターリーブ部13bが出力するB階層データを構成する全てのセグメントにわたってキャリア単位で周波数インターリーブを施し、周波数インターリーブ後のB階層データをバッファ部15bに出力する。階層内キャリア単位インターリーブ部14cは、時間インターリーブ部13cが出力するC階層データを構成する全てのセグメントにわたってキャリア単位で周波数インターリーブを施し、周波数インターリーブ後のC階層データをバッファ部15cに出力する。
バッファ部15aは、階層内キャリア単位インターリーブ部14aが出力するA階層データをバッファし、バッファしたA階層データを部分受信帯域合成部16に出力する。バッファ部15bは、階層内キャリア単位インターリーブ部14bが出力するB階層データをバッファし、バッファしたB階層データを部分受信帯域合成部16に出力する。バッファ部15cは、階層内キャリア単位インターリーブ部14cが出力するC階層データをバッファし、バッファしたC階層データを部分受信帯域合成部16に出力する。
部分受信帯域合成部16は、バッファ部15aが出力するA階層データ、バッファ部15bが出力するB階層データ、及びバッファ部15cが出力するC階層データから、部分受信帯域データ及び非部分受信帯域データを生成し、部分受信帯域データを階層間インターリーブ部17aに出力し、非部分受信帯域データを階層間インターリーブ部17bに出力する。
具体的には、部分受信帯域合成部16は、A階層データが9セグメントである場合、A階層データを部分受信帯域データとして階層間インターリーブ部17aに出力し、B階層データとC階層データとを非部分受信帯域データとして階層間インターリーブ部17bに出力する。
但し、A階層のセグメント数は1乃至9セグメントの中から選択可能であるため、A階層のセグメント数が9に満たない場合がある。この場合、部分受信帯域合成部16は、A階層データと一部のB階層データとを部分受信帯域データとして階層間インターリーブ部17aに出力し、残りのB階層データ及びC階層データを非部分受信帯域データとして階層間インターリーブ部17bに出力する。例えば、A階層のセグメント数が3である場合、部分受信帯域内には6セグメント分のB階層が含まれる。このような場合、部分受信帯域内にA階層及びB階層が混在することになる。
以下において、A階層のセグメント数が9未満であるケース、すなわち、部分受信帯域内に2以上の階層のデータが存在(混在)するケースについて主として説明する。このようなケースにおいて、当該2以上の階層のSP配置が互いに異なる場合、部分受信帯域合成部16(配置手段)は、部分受信帯域内において当該2以上の階層のデータを時分割で配置する。これにより、セグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムにおいて、SP配置が異なる2以上の階層のデータが部分受信帯域内に存在する場合であっても、部分受信帯域全体に広帯域化した効果を得ることを可能とすることができる。
具体的には、部分受信帯域合成部16は、部分受信帯域内にA階層データ及びB階層データが存在し、且つ、A階層のSP配置及びB階層のSP配置が互いに異なる場合、部分受信帯域内において、A階層データ及びB階層データを時間方向において時分割で配置するとともに、A階層データ及びB階層データのそれぞれを周波数方向において部分受信帯域全体にわたって配置する。部分受信帯域合成部16の動作の詳細については後述する。
なお、部分受信帯域合成部16は、部分受信帯域内にA階層データ及びB階層データが存在し、且つ、A階層のSP配置及びB階層のSP配置が同じである場合、部分受信帯域内において、A階層データ及びB階層データを時分割で配置せずにA階層データ及びB階層データを周波数分割で配置すればよい。すなわち、部分受信帯域内においてA階層データ及びB階層データを時分割で配置する動作は、A階層のSP配置及びB階層のSP配置が互いに異なる場合に限って適用される例外的な動作であってもよい。
部分受信帯域向けの階層間インターリーブ部17a(インターリーブ手段)は、部分受信帯域合成部16が出力する部分受信帯域データに対して周波数インターリーブを施し、周波数インターリーブ後の部分受信帯域データをセグメント内インターリーブ部18aに出力する。本実施形態において、階層間インターリーブ部17aは、周波数インターリーブとしてキャリア単位インターリーブを行う。具体的には、階層間インターリーブ部17aは、部分受信帯域データを構成するA階層データ及びB階層データのSP配置が同じであるか又は互いに異なっているのかにかかわらず、キャリア単位インターリーブを行う。これにより、部分受信帯域向けの周波数インターリーブをキャリア単位インターリーブに統一できるため、セグメント単位インターリーブとキャリア単位インターリーブとを使い分ける場合に比べて、処理を簡略化できる。
非部分受信帯域向けの階層間インターリーブ部17bは、部分受信帯域合成部16が出力する非部分受信帯域データに対して周波数インターリーブを施し、周波数インターリーブ後の非部分受信帯域データをセグメント内インターリーブ部18bに出力する。
階層間インターリーブ部17bは、周波数インターリーブとしてキャリア単位インターリーブ又はセグメント単位インターリーブを行う。階層間インターリーブ部17bは、B階層及びC階層でSP配置が同じ場合は、キャリア単位インターリーブを行う。一方、B階層及びC階層でSP配置が異なる場合は、セグメント単位インターリーブを行う。
部分受信帯域向けのセグメント内インターリーブ部18aは、階層間インターリーブ部17aが出力する部分受信帯域データを構成するセグメント内でキャリアローテーション及びキャリアランダマイズを施し、キャリアローテーション及びキャリアランダマイズ後の部分受信帯域データを帯域合成部19に出力する。
非部分受信帯域向けのセグメント内インターリーブ部18bは、階層間インターリーブ部17bが出力する非部分受信帯域データを構成するセグメント内でキャリアローテーション及びキャリアランダマイズを施し、キャリアローテーション及びキャリアランダマイズ後の非部分受信帯域データを帯域合成部19に出力する。
帯域合成部19は、セグメント内インターリーブ部18aが出力する部分受信帯域データ及びセグメント内インターリーブ部18bが出力する非部分受信帯域データ(互換モードの場合は、時間インターリーブ部13dが出力する調整帯域データも)を合成し、合成された送信データをOFDMフレーム構成部20に出力する。
一方、TMCC情報生成部21(生成手段)は、データと共に送信する伝送制御(TMCC:Transmission and Multiplexing Configuration Control)情報を生成し、TMCC情報をOFDMフレーム構成部20に出力する。TMCC情報とは、信号の復調に必要となる情報、例えば、キャリア変調方式、誤り訂正符号の符号化率などの伝送パラメータをいい、特定のキャリアで伝送されるものである。TMCC情報は、各階層を構成するセグメント数の情報や、各階層のSP配置の情報を含んでもよい。
本実施形態において、TMCC情報生成部21は、部分受信帯域内においてA階層データ及びB階層データを時分割で多重する場合、その旨の情報(フラグ)を含むTMCC情報を生成する。このようなフラグ情報により、受信側では、部分受信帯域内においてA階層データ及びB階層データが時分割で多重されているか又は従来と同様に周波数分割で多重されているかを判別できる。
OFDMフレーム構成部20は、帯域合成部19が出力する送信データ及びTMCC情報生成部21が出力するTMCC情報からOFDMフレームを構成し、OFDMフレームをIFFT部22に出力する。具体的には、OFDMフレーム構成部20は、1つのセグメントに配置されるデータであるデータセグメントに、SP信号、LLch、TMCC情報を付加してOFDMフレームを構成する。
IFFT部22は、OFDMフレーム構成部20が出力するOFDMフレームに対してIFFT(Inverse Fast FourierTransform)によりOFDM変調を行い、さらにGIを付加して、IF(Intermediate Frequency)信号であるOFDM信号を送信部23に出力する。
送信部23は、IFFT部22から出力されたOFDM信号を無線信号に変換して送信する。送信部23は、部分受信帯域データ及び非部分受信帯域データ(互換モードの場合は、調整帯域データも)を含むOFDM信号を送信する。
次に、本実施形態に係る部分受信帯域合成部16の動作の詳細について説明する。以下において、A階層のSP配置及びB階層のSP配置が互いに異なっており、且つA階層が3セグメントである一例について説明する。また、1フレームを構成するシンボル(OFDMシンボル)の数が56であるものとする。
図4は、本実施形態に係る部分受信帯域合成部16の動作例1を示す図である。
図4に示すように、部分受信帯域合成部16は、部分受信帯域内にA階層データ及びB階層データが存在し、且つ、A階層のSP配置及びB階層のSP配置が互いに異なる場合、部分受信帯域内において、A階層データ及びB階層データを時間方向において時分割で配置するとともに、A階層データ及びB階層データのそれぞれを周波数方向において部分受信帯域(9セグメント)全体にわたって配置する。
具体的には、部分受信帯域合成部16は、部分受信帯域を構成する全9セグメントにおいて、1フレーム内の3セグメント分のA階層データをフレームの先頭から割り当てていき、1フレーム内のすべてのA階層データを配置した後に、1フレーム内の6セグメント分のB階層データを配置していく。図4において、シンボル番号“0”からシンボル番号“18”の途中(セグメント番号“2”)までがA階層に割り当てられ、且つ、シンボル番号“18”の途中からシンボル番号“55”までがB階層に割り当てられる一例を示している。
図4において、フレーム先頭部であるシンボル番号“0”からシンボル番号“17”までの各シンボルでは、部分受信帯域内(9セグメント)全体に渡って、A階層用のSP配置を用いることができる。一方、シンボル番号“19”からフレーム最終のシンボル番号“55”までの各シンボルでは、部分受信帯域内(9セグメント)全体に渡って、B階層用のSP配置を用いることができる。但し、シンボル番号“18”においては、このシンボル内にA階層及びB階層が混在する。A階層及びB階層が混在するシンボルについては、密度の高い方のSP配置(一般的には、A階層のSP配置)を用いることとする。
これにより、部分受信帯域内には、異なるSP配置のセグメントが混在することがないため、部分受信帯域向けの階層間インターリーブ部17aは、部分受信帯域合成部16が出力する部分受信帯域データに対してキャリア単位インターリーブを施すことが可能になる。キャリア単位インターリーブによれば、部分受信帯域の9セグメント内にA階層のキャリアが分散されるため、部分受信帯域全体に広帯域化した効果が得られる。
図4の構造では、時間軸でみると、信号が一部の時間に偏ってしまい、周波数分割多重を用いる従来方式に比べると、時間インターリーブ効果が減少するなどの懸念がある。そこで、図5及び図6に示すように、時間軸上にA階層シンボルを分散させた配置例とすることが望ましい。
図5は、本実施形態に係る部分受信帯域合成部16の動作例2を示す図である。ここでは、上述した動作例1との相違点について説明する。
図5に示すように、部分受信帯域合成部16は、1つのフレーム内において、A階層データ及びB階層データのそれぞれを時間方向に分散して配置する。具体的には、部分受信帯域合成部16は、1フレームを構成する56シンボルを、部分受信帯域幅のセグメント数である9セグメントに対応する9シンボルを単位として分割する。各9シンボルの時間ブロックのうち、A階層のセグメント数である3セグメントと同数のシンボル数である3シンボルをA階層に割り当て、残りのシンボルにB階層を割り当てる。そして、フレームの最後は、端数分を割り当てるものとする。
図6は、本実施形態に係る部分受信帯域合成部16の動作例3を示す図である。ここでは、上述した動作例1及び2との相違点について説明する。
図6に示すように、部分受信帯域合成部16は、図5の割当における9シンボルの時間ブロック内で、さらにA階層のシンボルを均等に分散配置する。A階層が3セグメントである場合、3シンボルに1度の割合でA階層が割り当てられることになる。
また、図4乃至図6に示す時分割の構造によれば、図2に示す周波数分割の構造に比べて、受信側における伝送路推定の改善を図ることができる。具体的には、図2に示す周波数分割の構造では、セグメントによってSP配置が異なり、9セグメント全体ではSPが周波数方向において等間隔で入っていない。そのため、受信側における伝送路推定の際に、前後のシンボルに挿入されているSP信号を用いて、周波数方向に等間隔となるように補間するといった複雑な処理が必要になり得る。これに対し、図4乃至図6に示す時分割の構造によれば、前後のシンボルよりSP信号を補間する処理が不要であり、伝送路推定における処理負荷を削減できる。
<受信装置>
次に、本実施形態に係るデジタル放送システムにおける受信装置について説明する。図7は、本実施形態に係る受信装置3の構成を示す図である。なお、図7において、デインターリーブを「DIL」と略記し、セグメントを「セグ」と略記している。
図7に示すように、本実施形態に係る受信装置3は、図2に示した送信装置1が行う処理の逆処理を行うように構成される。
具体的には、受信装置3は、受信部31と、FFT部32と、デフレーム化部33と、TMCC情報取得部34と、帯域分離部35と、セグメント内デインターリーブ部36a、36bと、階層間デインターリーブ部37a、37bと、部分受信帯域分離部38と、バッファ部39a、39b、39cと、階層内セグメント間デインターリーブ部40(40a、40b、40c)と、時間デインターリーブ部41(41a、41b、41c、41d)と、調整帯域合成部42と、デマッピング部43a、43b、43cとを有する。
受信部31は、送信装置1によって送信された無線信号を受信してOFDM信号に変換し、OFDM信号をFFT部32に出力する。
FFT部32は、受信部31が出力するOFDM信号に対してFFTを施し、受信データをデフレーム化部33に出力する。
デフレーム化部33は、FFT部32が出力する受信データに基づいて、部分受信帯域データ及び非部分受信帯域データ(互換モードの場合は、調整帯域データも)の合成データと、TMCC情報とを取得し、合成データを帯域分離部35に出力するとともに、TMCC情報をTMCC情報取得部34に出力する。
TMCC情報取得部34は、デフレーム化部33が出力するTMCC情報を取得し、TMCC情報に基づいて、伝送パラメータや、各階層を構成するセグメント数、各階層のSP配置等を判定する。また、TMCC情報取得部34は、部分受信帯域内においてA階層データ及びB階層データが時分割で多重されているか否かを示すフラグ情報を取得する。なお、図4乃至図6に示したような配置規則を定めておけば、フラグ情報と各階層を構成するセグメント数とから、部分受信帯域内のどのシンボルがA階層であるかを特定可能である。
帯域分離部35は、デフレーム化部33が出力する合成データから、部分受信帯域データ及び非部分受信帯域データ(互換モードの場合は、調整帯域データも)を分離して取得し、部分受信帯域データをセグメント内デインターリーブ部36aに出力するとともに、非部分受信帯域データをセグメント内デインターリーブ部36bに出力する。帯域分離部35は、互換モードの場合は調整帯域データを時間デインターリーブ部41dに出力する。
部分受信帯域向けのセグメント内デインターリーブ部36aは、部分受信帯域データを構成するセグメント内で、送信装置1のセグメント内インターリーブ部18aによって施されたキャリアローテーション及びキャリアランダマイズの逆の処理を施し、このような処理が施された部分受信帯域データを階層間デインターリーブ部37aに出力する。
非部分受信帯域向けのセグメント内デインターリーブ部36bは、非部分受信帯域データを構成するセグメント内で、送信装置1のセグメント内インターリーブ部18bによって施されたキャリアローテーション及びキャリアランダマイズの逆の処理を施し、このような処理が施された部分受信帯域データを階層間デインターリーブ部37bに出力する。
部分受信帯域向けの階層間デインターリーブ部37aは、セグメント内デインターリーブ部36aが出力する部分受信帯域データに対して周波数デインターリーブを施し、周波数デインターリーブ後の部分受信帯域データを部分受信帯域分離部38に出力する。このような周波数デインターリーブは、送信装置1の階層間インターリーブ部17aによって施される周波数インターリーブの逆の処理である。
本実施形態において、階層間デインターリーブ部37aは、周波数デインターリーブとしてキャリア単位デインターリーブを行う。具体的には、階層間デインターリーブ部37aは、部分受信帯域データを構成するA階層データ及びB階層データのSP配置が同じであるか又は互いに異なっているのかにかかわらず、キャリア単位デインターリーブを行う。
非部分受信帯域向けの階層間デインターリーブ部37bは、セグメント内デインターリーブ部36bが出力する非部分受信帯域データに対して周波数デインターリーブを施し、周波数デインターリーブ後の非部分受信帯域データを部分受信帯域分離部38に出力する。このような周波数デインターリーブは、送信装置1の階層間インターリーブ部17bによって施される周波数インターリーブの逆の処理である。
部分受信帯域分離部38は、送信装置1の部分受信帯域合成部16が行う処理とは逆の処理を行う。部分受信帯域分離部38は、階層間デインターリーブ部37aが出力する部分受信帯域データ及び階層間デインターリーブ部37bが出力する非部分受信帯域データから、A階層データ、B階層データ、及びC階層データを取得し、A階層データをバッファ部39aに出力し、B階層データをバッファ部39bに出力し、C階層データをバッファ部39cに出力する。
本実施形態において、部分受信帯域分離部38は、TMCC情報に含まれるフラグ情報に基づいて、部分受信帯域内においてA階層データ及びB階層データが時分割で配置されているか否かを判定する。部分受信帯域分離部38は、部分受信帯域内においてA階層データ及びB階層データが時分割で配置されていると判定した場合、TMCC情報に基づくA階層(及びB階層)のセグメント数に基づいて、時分割で配置されたA階層データの各時間ブロック及びB階層データの各時間ブロックを特定することで、部分受信帯域内のA階層データ及びB階層データを取得する。
バッファ部39aは、部分受信帯域分離部38が出力するA階層データをバッファし、バッファしたA階層データを階層内セグメント間デインターリーブ部40aに出力する。バッファ部39bは、部分受信帯域分離部38が出力するB階層データをバッファし、バッファしたB階層データを階層内セグメント間デインターリーブ部40bに出力する。バッファ部39cは、部分受信帯域分離部38が出力するC階層データをバッファし、バッファしたC階層データを階層内セグメント間デインターリーブ部40cに出力する。
階層内セグメント間デインターリーブ部40aは、バッファ部39aが出力するA階層データを構成する全てのセグメントにわたってキャリア単位で周波数デインターリーブを施し、周波数デインターリーブ後のA階層データを時間デインターリーブ部41aに出力する。階層内セグメント間デインターリーブ部40bは、バッファ部39bが出力するB階層データを構成する全てのセグメントにわたってキャリア単位で周波数デインターリーブを施し、周波数デインターリーブ後のB階層データを時間デインターリーブ部41bに出力する。階層内セグメント間デインターリーブ部40cは、バッファ部39cが出力するC階層データを構成する全てのセグメントにわたってキャリア単位で周波数デインターリーブを施し、周波数デインターリーブ後のC階層データを時間デインターリーブ部41cに出力する。
時間デインターリーブ部41aは、階層内セグメント間デインターリーブ部40aが出力するA階層データに対して時間デインターリーブを施し、時間デインターリーブ後のA階層データをデマッピング部43aに出力する。時間デインターリーブ部41bは、階層内セグメント間デインターリーブ部40bが出力するB階層データに対して時間デインターリーブを施し、時間デインターリーブ後のB階層データをデマッピング部43bに出力する。時間デインターリーブ部41cは、階層内セグメント間デインターリーブ部40cが出力するC階層データに対して時間デインターリーブを施し、時間デインターリーブ後のC階層データを調整帯域合成部42に出力する。時間デインターリーブ部41dは、帯域分離部35が出力する調整帯域データに対して時間デインターリーブを施し、時間デインターリーブ後の調整帯域データを調整帯域合成部42に出力する。
調整帯域合成部42は、時間デインターリーブ部41cが出力するC階層データと時間デインターリーブ部41dが出力する調整帯域データ(C階層データ)とを合成し、合成されたC階層データをデマッピング部43cに出力する。
デマッピング部43aは、時間デインターリーブ部41aが出力するA階層データのキャリアからA階層データをデマッピングして出力する。デマッピング部43bは、時間デインターリーブ部41bが出力するB階層データのキャリアからB階層データをデマッピングして出力する。デマッピング部43cは、調整帯域合成部42が出力するC階層データのキャリアからC階層データをデマッピングして出力する。
<実施形態のまとめ>
本実施形態に係る送信装置1は、セグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムにおいて、複数階層のデータを周波数分割で多重して送信する。送信装置1は、1つの放送チャンネルを構成する複数のセグメントの一部からなる部分受信帯域内に2以上の階層のデータが存在し、且つ、当該2以上の階層のSP配置が互いに異なる場合、部分受信帯域内において当該2以上の階層のデータを時分割で多重して送信する。
これにより、セグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムにおいて、SP配置が異なる2以上の階層のデータが部分受信帯域内に存在する場合であっても、部分受信帯域全体に広帯域化した効果を得ることを可能とすることができる。
<その他の実施形態>
送信装置1において、部分受信帯域合成部16は、非部分受信帯域内にB階層データ及びC階層データが存在し、且つ、B階層のSP配置及びC階層のSP配置が互いに異なる場合、非部分受信帯域内においてB階層データ及びC階層データを時分割で配置してもよい。この場合、非部分受信帯域向けの階層間インターリーブ部17bは、非部分受信帯域内において時分割で多重されるB階層データ及びC階層データのデータに対してキャリア単位の周波数インターリーブを行ってもよい。
また、上述した実施形態において、1本の送受信アンテナによるSISO(Single-Input Single-Output)が適用されているケースについて説明したが、このようなケースに限定されるものではなく、複数本の送受信アンテナによるMIMO(Multi-Input Multi-Output)が適用されているケースにも適用可能である。
また、上述した実施形態において、3階層(A階層、B階層、C階層)の階層伝送を行うケースを例に挙げて説明したが、このようなケースに限定されるものではなく、2階層(A階層、B階層)の階層伝送を行うケースにも適用可能である。
なお、送信装置1及び受信装置3によって行われる各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、送信装置1及び受信装置3のそれぞれは、半導体集積回路(チップ)として構成されてもよい。
1 :送信装置
3 :受信装置
11a :マッピング部
11b :マッピング部
11c :マッピング部
12 :調整帯域分離部
13 :時間インターリーブ部
14 :階層内キャリア単位インターリーブ部
15a :バッファ部
15b :バッファ部
15c :バッファ部
16 :部分受信帯域合成部
17a :階層間インターリーブ部
17b :階層間インターリーブ部
18a :セグメント内インターリーブ部
18b :セグメント内インターリーブ部
19 :帯域合成部
20 :OFDMフレーム構成部
21 :TMCC情報生成部
22 :IFFT部
23 :送信部
31 :受信部
32 :FFT部
33 :デフレーム化部
34 :TMCC情報取得部
35 :帯域分離部
36a :セグメント内デインターリーブ部
36b :セグメント内デインターリーブ部
37a :階層間デインターリーブ部
37b :階層間デインターリーブ部
38 :部分受信帯域分離部
39a :バッファ部
39b :バッファ部
39c :バッファ部
40 :階層内セグメント間デインターリーブ部
41 :時間デインターリーブ部
42 :調整帯域合成部
43a :デマッピング部
43b :デマッピング部
43c :デマッピング部

Claims (4)

  1. 1つの放送チャンネルをセグメントに分割したセグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムにおいて、前記階層伝送される複数階層のデータを周波数分割し、周波数分割されたデータを多重して送信する送信装置であって、
    前記セグメント構造を構成する複数のセグメントの一部からなる部分受信帯域内に前記データを配置する配置手段と、
    前記部分受信帯域に対する周波数インターリーブを行うインターリーブ手段と、を備え、
    前記配置手段は、前記部分受信帯域内に2以上の階層の前記データが存在し、且つ、前記2以上の階層のパイロット信号の配置が互いに異なる場合、前記部分受信帯域内において、前記2以上の階層のデータを時間方向において時分割で多重して配置するとともに、該2以上の階層のそれぞれのデータを周波数方向において前記部分受信帯域全体にわたって配置し、
    前記インターリーブ手段は、前記部分受信帯域内において時分割で多重される前記2以上の階層のデータに対してキャリア単位の周波数インターリーブを行うことを特徴とする送信装置。
  2. 前記配置手段は、1つのフレーム内において、前記2以上の階層のデータのそれぞれを時間方向に分散して配置することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記データと共に送信する伝送制御情報を生成する生成手段を備え、
    前記生成手段は、前記部分受信帯域内において前記2以上の階層のデータを時分割で多重する場合、その旨の情報を含む前記伝送制御情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の送信装置。
  4. 1つの放送チャンネルをセグメントに分割したセグメント構造による階層伝送を用いるデジタル放送システムにおいて、請求項1に記載の送信装置から送信された周波数分割で多重された複数階層のデータを受信する受信装置であって、
    1つの放送チャンネルを構成する複数のセグメントの一部からなる部分受信帯域内に2以上の階層のデータが混在し、且つ、前記2以上の階層のパイロット信号配置が互いに異なる場合には、前記部分受信帯域内において時分割で多重された前記2以上の階層のデータを受信することを特徴とする受信装置。
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