JP7385797B1 - 噴霧式目薬容器セット - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体目薬を噴射ノズルから噴霧状を成して噴射することが出来る目薬容器セットの提供。【解決手段】 目薬容器セットは、目薬5を収容して噴射ノズル4から先端部7まで延びるチューブ3を備えた容器本体2を有す目薬容器1と眼を覆うことが出来る概略お椀形のアイカップ8から成っている。アイカップ8の底中央には上記噴射ノズル4が嵌る穴9を有し、噴射ノズル4を穴9に嵌めて噴射することで噴霧状を成して噴射する目薬5がアイカップ8から外に漏れないようにしている。【選択図】 図1

Description

本発明は下向き状態であっても目薬を点すことが出来る噴霧式の目薬容器セット、及び目薬を点す方法に関するものである。
目薬を点す場合、人は仰向けになった状態で1滴の目薬を眼球に滴下している。
しかし、滴下する目薬は正しく眼球に点されることなく、位置がズレて他の位置に落下することが多い。その為に、1滴の目薬で済むところが、2~3滴が必要となる。
また、目薬を必要とする時とは、仰向けになることが困難な場合も多い。
例えば、自動車を運転している際に眼が渇いて前方が見えにくく、カスミがかった状態になった場合、座席を倒して仰向けになることは面倒である。信号待ちの間に目薬を点すことは出来ない。
また、作業現場で立ち仕事をしている人は多く、作業中に仰向けに成って目薬を点すことは容易でない。さらに、身体障害者などでは、仰向けになることが出来にくい人も多く、その為に従来の点滴式の目薬では使いにくいことが多い。
ところで、近年では、仰向けになって目薬を点すことが出来る点滴式目薬に代わって噴霧式の目薬が一部で使用されている。すなわち、スプレーのように目薬が噴霧状をなしてノズルから噴射して眼球の表面に付着することが出来る。
特開2016-55141号に係る「ミクロン・ナノドライミストによる超音波薬液注入方法」は、液状の目薬を超音波によりミクロン・ナノレベルに微粒子化する機構をもつ容器を用いて、ミクロン・ナノドライミストとして眼球に向けて噴霧することで、角度を選ばず容易に点眼することが可能となる。さらに噴霧口にLEDを搭載することで、より正確に患部に点眼することが出来る。この方法では痛みも伴わないため、小児や高齢者にも医薬品を施しやすくなる。また、目薬に加えて香料や薬剤を噴霧することで、同時に除菌・抗菌やアロマテラピーによる心療効果も期待出来る。
特開平8-89575号に係る「目薬容器」は、顔の正面から水平にスプレーにより目薬を確実に噴霧点眼できる目薬容器である。
目薬容器に用いるアトマイザーにおいて、その噴霧孔近傍の、蓋体若しくはカバー体に、前方に向けて瞼開き体を装着している。
特開平6-292703号に係る「目薬等の点眼器」は、直接点眼器を直視することなく、動作中であっても快適に点眼を可能にする点眼器である。
目薬等の点眼器は、目薬等の薬液の注入された容器と、該容器の上部に蓋を有しており、前記蓋上にはノズル孔を有するスプレーノズルが設けられ、さらにスプレーノズルの下方には蓋を貫通して容器内に延びる細管が延設されている。そのため、この点眼器を、点眼しようとする目の下に位置させ、スプレーノズルのノズル孔を目の方向に向け、薬液をスプレー、すなわち噴霧状にして目に噴射すれば、恐怖心もなくまた目に万遍なく薬液を供給することができる。
特開2016-55141号に係る「ミクロン・ナノドライミストによる超音波薬液注入方法」 特開平8-89575号に係る「目薬容器」 特開平6-292703号に係る「目薬等の点眼器」
このように、噴霧状の目薬をノズルから噴射して眼球表面に吹き付けることが出来る目薬容器が知られている。
しかし、これら従来の噴霧式目薬容器は、噴霧状に吹き出す目薬が全て眼球の表面に吹き付けられるものではなく、大半が眼球表面から外れて周囲に飛び散る。したがって、滴下式ほどではないかもしれないが、大半の目薬が無駄になってしまう。
本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、ノズルから噴射する目薬が効率よく眼球表面に吹き付けられる目薬容器セット、及び目薬を点す方法を提供する。
本発明に係る噴霧式目薬容器セットは、目薬を収容している目薬容器と、眼の正面に当てて眼球を覆うアイカップで構成している。上記目薬容器は、収容している液体目薬が噴霧状を成して噴射することが出来るように、噴射ノズルを有し、該噴射ノズルは容器本体から突出している。
そして、噴射ノズルからの目薬の噴射は、容器の内圧を高めることで行われるが、押圧することが出来るプッシュ部を設けたり、又は容器本体を圧縮することが出来る構造としている。
上記アイカップは眼の周囲を覆うことが出来る小さなお椀形を有し、底には噴射ノズルが嵌る穴が貫通して設けられている。材質はプラスチック製、紙製、又は不織布などとし、限定はしない。
ところで、目薬を点す場合にはアイカップで眼を覆うように指で摘まんで配置し、他方の手で目薬容器を持って、噴射ノズルをアイカップの底に設けた穴に嵌て目薬を噴射する。目薬は噴霧状をして噴射するが、アイカップから外に漏れることはなく、ほぼ全てが眼球表面に付着することが出来る。
本発明に係る目薬容器セットは、目薬が噴射ノズルから噴霧状をして噴射し、噴霧状の目薬はアイカップから外に漏れて無駄になることはない為に僅かな目薬で済み、効率よく眼球の表面に付着することが出来る。
すなわち、噴射ノズルから噴射する噴霧状をした目薬はアイカップ内に充満し、眼球表面が潤される。
従来の滴下式目薬容器とは異なり、仰向けになる必要はなく、下向き状態であっても、横向き状態であっても目薬を点すことが出来る。
したがって、車を運転している場合に眼球が渇いてカスミがかった状態になったならば、座席を倒すことなく素早く目薬を点すことが出来る。すなわち、信号待ちの間でも目薬を点して運転を続けることが可能となる。
また、作業現場での立ち仕事の合間に、手軽に目薬を点すことが出来る。さらには、重力のない宇宙船内であっても使用可能である。
本発明に係る噴霧式目薬セットを構成する目薬容器を示す実施例。 本発明に係る噴霧式目薬セットを構成するアイカップの実施例。 噴霧式目薬セットを使用して目薬を点す使用例。
図1は本発明に係る目薬容器1を示す実施例であり、2は容器本体、3はチューブ、4は噴射ノズルを表している。
容器本体2の内部には液体の目薬5が収容され、該目薬5はチューブ3を流れて噴射ノズル4から噴霧状をして噴射することが出来る。上記チューブ3は細くて噴射ノズル4から容器本体2の先端まで延びている。
ここで、容器本体2は半透明のプラスチック製であって、表面6を押圧するならば圧縮して潰される。
容器本体2が圧縮されるならば、収容されている目薬5はチューブ3の先端から流入し、噴射ノズル4から噴射することが出来る。
図1に示している目薬容器1は水平状態であるが、容器本体2の先端部7は細くなって下方へ湾曲して延び、目薬5が少なくなった場合には先端部7に溜まることが出来る。
勿論、先端部7を下にして起立した場合には、目薬5は細くなっている先端部7に溜まる。
その為に、容器本体5に収容されている目薬5の残量が僅かになっても、目薬本体1が水平状態であっても、最後の1滴まで使うことが出来る。
図2はアイカップ8を示す実施例であり、アイカップ8は同図に示すように概略お椀形をなし、中心には穴9が貫通している。そして、外周縁10は滑らかに湾曲し、眼を覆うように配置した際には眼の周りに隙間を生じることがないように成っている。
このアイカップ8は、材質をプラスチック製とすることも出来るが、一般的には紙質、不織布などで水分を吸収することが出来る材質が好ましい。すなわち、噴射ノズル4から噴射した噴霧状の目薬5がアイカップ8の内面に付着し、微細な水滴として何時までも残ることなく、吸収されてしまう材質が好ましい。
図3は目薬容器1を用いて目薬5を点している場合の使用例である。概略お椀形をしたアイカップ8を眼の正面に配置するならば、眼球11はアイカップ8によって覆われる。 そして、アイカップ8の底に設けた穴9に噴射ノズル4を差し込み、容器本体2を圧縮するならば、目薬5はチューブ3を流れて噴射ノズル4から噴霧状を成して噴射することが出来る。
噴霧状をした目薬5はお椀形のアイカップ8から外へ漏れ出すことはなく、僅かな目薬であっても眼球表面12に効率よく付着する。
ところで、本発明に係る目薬容器1は液体の目薬5を噴射ノズル4から噴霧状を成して噴射することが出来るように構成している。図1に示す目薬容器1は容器本体2を圧縮することで、噴射ノズル4から噴射するようにしているが、硬質樹脂から成る容器本体2であれば、該容器本体2を圧縮することは出来ない。
そこで、容器本体2に押圧することが出来るプッシュ部を設けることで、収容している目薬5を押し出して噴霧状に噴出することが出来る。
すなわち、容器本体2に収容されている目薬5が噴霧状を成して噴射ノズル4から噴射する具体的な手段は図1に示す場合に限定はしない。圧縮可能な容器本体2の表面を押圧することで、目薬5がチューブ3を流れて噴射ノズル4から噴射する方法は本発明の1具体例である。
1 目薬容器
2 容器本体
3 チューブ
4 噴射ノズル
5 目薬
6 表面
7 先端部
8 アイカップ
9 穴
10 外周縁
11 眼球
12 眼球表面




























Claims (1)

  1. 液体目薬を噴射ノズルから噴霧状を成して噴射することが出来る目薬容器セットにおいて、目薬容器セットは、目薬を収容して噴射ノズルから先端部まで延びるチューブを備えた容器本体を有す目薬容器と眼を覆うことが出来る概略お椀形のアイカップから成り、アイカップの底中央には上記噴射ノズルが嵌る穴を有し、噴射ノズルを穴に嵌めて噴射することで噴霧状を成して噴射する目薬がアイカップから外に漏れない為に該アイカップを眼を覆うよう配置にした際には眼の周りに隙間を生じることがないように外周縁は滑らかに湾曲し、そして、該アイカップは紙質や不織布のような水分を吸収することが出来る材質で構成し、さらに、目薬が収容される容器本体は、圧縮可能なプラスチック製とし、先端部を下にして起立した場合であっても、また、水平状態にした場合であっても最後の1滴まで使うことが出来るように、先端部を細くすると共に水平状態にした際に下方へ湾曲した形状とし、噴射ノズルから延びるチューブも先端部まで湾曲して延ばしたことを特徴とする目薬容器セット。

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3025420U (ja) 1995-12-04 1996-06-21 株式会社尼崎眼鏡院 目薬注入用ガイド具
JP2017006656A (ja) 2015-06-18 2017-01-12 参天製薬株式会社 点眼補助具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017006656A (ja) 2015-06-18 2017-01-12 参天製薬株式会社 点眼補助具

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