JP7385330B1 - 身体鍛錬器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い易くまた幅広いトレーニング方法を行うことができる身体鍛錬器具及び身体鍛錬器具に後付け可能な身体鍛錬器具用把持具を提供する。【解決手段】水平部12と、前記水平部12の両端から下方に伸びる一対の垂直部14,15とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体10と、前記本体10のそれぞれの垂直部の下端16,17又は下部に連結し、前記本体10を支持する一対の脚体30と、を備える持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具1であって、前記本体10の水平部12の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材40を有し、前記把持部材40は、前記把持部が前記本体10の水平部12の下方に前記本体10の水平部12と平行になるように前記本体10に取付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、体を鍛えるための身体鍛錬器具及び身体鍛錬器具用把持具に関する。
ディップススタンドと呼ばれる上半身を鍛える身体鍛錬器具がある。図11は、従来の一般的なディップススタンド200の斜視図である。図11には、2つのディップススタンド200が記載されているが、ディップススタンド200を用いたトレーニングでは、通常、2つのディップススタンド200が使用される。2つのディップススタンド200は、同一形状、同一寸法、同一構造であり、略逆U字状の本体10と、前記本体10を支持する一対の脚体30とで構成される。
本体10は、細長い金属製のパイプ材が略逆U字状に曲げられ、水平部12と、水平部12の両端から下方に伸びる一対の垂直部14、15とを有する。水平部12の中央部には弾力性を有する被覆材25が取付けられている。脚体30は、細長い金属製パイプ材からなる支持部31と、支持部31の長手方向の中心に立設された円筒状の連結部33とを有する。一対の支持部31の両端には、ゴム製のカバー37が取付けられている。
ディップススタンド200は、一対の脚体30が互いに平行に配置され、本体10の水平部12が脚体30と直交するように、本体10の左右の垂直部14、15の下端がそれぞれ脚体30の連結部33に嵌め込まれ、本体10と一対の脚体30とがボルト38で固定されている。
ディップススタンドは、既に多くのものが商品化されている。また従来のディップススタンドが有する課題を解決すべくこれまでにも何件か特許又は実用新案登録出願がなされている。例えば特許文献1には、軽量を維持しつつ土台支柱コーナーの曲げ剛性を高めたディップススタンドが開示されている。
実用新案登録第3234283号公報
ディップススタンドを用いたトレーニング方法は種々あり、webサイトなどにも多くのトレーニング方法が紹介されている。代表的なトレーニング方法は、一対のディップススタンド200の水平部12を間隔を開けて平行に配置し、その間に体を置き、水平部12を上方から把持し、膝を曲げてぶら下がり肘を屈伸させる。
市販のディップススタンドを購入し、webサイトなどに紹介されているトレーニング方法を行ってみると、トレーニング方法によっては水平部12を持ち難く、やり難いトレーニング方法もある。より使い易くまた幅広いトレーニング方法を行えるようにするには現状のディップススタンドでは不十分であり、改善の余地がある。
本発明の目的は、使い易くまた幅広いトレーニング方法を行うことができる身体鍛錬器具を提供することである。
本発明は、持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、を有し、前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように前記本体に固着されていることを特徴とする身体鍛錬器具である。
本発明に係る身体鍛錬器具は、前記把持部材の形状が、直線状,L字状,コ字状,略U字状,ロ字状のいずれか1種であることを特徴とする。
本発明は、持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、前記把持部材を前記本体に着脱自在に取付ける連結手段と、を有し、前記連結手段が、ボルトであり、前記本体は、前記ボルトが挿通可能な貫通孔を有し、前記把持部材は、前記ボルトが螺合するねじ部を有し、前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように前記連結手段を介して前記本体に着脱可能に取付けられていることを特徴とする身体鍛錬器具である。
本発明は、持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、前記把持部材を前記本体に着脱自在に取付ける連結手段と、を有し、前記連結手段が、ボルトであり、前記本体は、前記ボルトが螺合するねじ部を有し、前記把持部材は、前記ボルトの先端部が嵌り込む凹部を有し、前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように、前記ボルトが前記ねじ部にねじ込まれ、前記本体を貫通した前記ボルトの先端部が前記凹部に嵌り込み、本体に着脱可能に取付けられていることを特徴とする身体鍛錬器具である。
本発明は、持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、前記把持部材を前記本体に着脱自在に取付ける連結手段と、を有し、前記連結手段が、前記把持部材を前記本体の水平部の下方に吊り下げる吊下げ具であり、前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように前記連結手段を介して前記本体に着脱可能に取付けられていることを特徴とする身体鍛錬器具である。
本発明は、持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、前記把持部材を前記本体に吊り下げるベルトからなる吊下げ具と、を有し、前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように、前記ベルトを介して前記本体に吊り下げられていることを特徴とする身体鍛錬器具である。
本発明に係る身体鍛錬器具において、前記吊下げ具に取付けられた前記把持部材の回転を防ぐ回転防止手段を備えることを特徴とする
本発明に係る身体鍛錬器具において、前記吊下げ具が、前記把持部材の吊り下げ高さを変更可能な吊下げ高さ変更手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る身体鍛錬器具において、前記本体の水平部に吊り下げられた前記吊下げ具の位置、及び/又は前記吊下げ具に取付けられた前記把持部材の位置を保持するずれ防止手段を備えることを特徴とする。
本発明は、持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、載置台と前記載置台に載置される前記把持部材との間に介装され、前記把持部材の回転を防止する回転防止手段と、を有し、前記本体は、前記把持部材の載置台を有し、前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように前記載置台に載置され、前記回転防止手段が前記把持部材の回転を防止することを特徴とする身体鍛錬器具である。
本発明によれば、使い易くまた幅広いトレーニング方法を行うことができる身体鍛錬器具を提供することができる。
本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1の斜視図である。 本発明の第2実施形態の身体鍛錬器具2の把持部材45周りの斜視図である。 本発明の第3実施形態の身体鍛錬器具3の把持部材50周りの斜視図である。 本発明の第4実施形態の身体鍛錬器具4の把持部材55及び連結具60周りの斜視図である。 本発明の第5実施形態の身体鍛錬器具5の把持部材65及び連結具70周りの斜視図である。 本発明の第6実施形態の身体鍛錬器具6の把持部材75及び載置台78周りの斜視図である。 本発明の第7実施形態の身体鍛錬器具7の把持部材85及び連結具88周りの斜視図である。 本発明の第7実施形態の身体鍛錬器具7で使用する連結具88のずれ防止手段である。 本発明の第8実施形態の身体鍛錬器具8の把持部材95及び結束具100,101周りの斜視図である。 本発明の第9実施形態の身体鍛錬器具9の把持部材105及び連結具110周りの斜視図である。 従来のディップススタンド200の斜視図である。
明細書及び図中のXYZ軸は、3次元直交座標系のX軸,Y軸,Z軸に対応し、本実施形態において、XZ平面を水平面、Y軸を鉛直軸に平行とし、X軸の矢印方向を左、Y軸の矢印方向を上、Z軸の矢印方向を後とする。また本実施形態において、正面図は、X軸Y軸を含む面を正面としZ軸の矢印方向に見た図、右側面図は、Y軸Z軸を含む面を正面としX軸の矢印方向に見た図、平面図は、X軸Z軸を含む面をY軸の矢印の反対方向に見た図である。
図1は、本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1の斜視図である。身体鍛錬器具1は、筋力を鍛えるためのトレーニング器具である。この身体鍛錬器具1は、手で持ち簡単に移動させることができる可搬タイプのトレーニング器具であり、通常、同一形状、同一寸法、同一構造の2つの身体鍛錬器具1を1セットとして使用する。このため図1では、2つの身体鍛錬器具1を記載している。
身体鍛錬器具1は、略逆U字状の本体10と、前記本体10を支持する一対の脚体30と、本体10の水平部12の下方に固着された把持部材40とを有する。
本体10は、水平面に平行なX軸方向に伸びる水平部12と、水平部12の両端から下方に伸びる水平面に直交する一対の垂直部14、15とを有する。本体10は、細長い金属製の円筒パイプが曲げ加工により形成されている。
本体10は、金属製のパイプ材を用い、水平部12と、垂直部14、15と、これらをつなぐ湾曲部20、21とを別々に製作し、これらを溶接付けして形成してもよい。水平部12と、垂直部14、15と、湾曲部20、21とを別々に製作した後に溶接付けし本体10を形成する場合は、各部の外径を異なるものとすることもできる。溶接付けは、金属製のパイプ材の固着方法の具体例であり、各部材を堅固に固着できれば他の固着方法であってもよい。この点は以下においても同じである。
水平部12は、トレーニングを行う際に主として把持する部分であり、本体把持部である。本実施形態の身体鍛錬器具1においては、水平部12の長手方向(X方向)の中央には、水平部を覆う弾力性を有する円筒状の被覆材25が取付けられている。被覆材25は、水平部25を把持し易くするための部材であり、把持したときの滑止め材としても機能する。
被覆材25は、水平部12の全体、あるいは水平部12から湾曲部20,21まで、あるいは水平部12から湾曲部20,21を経由して垂直部14、15の上部までを覆うものであってもよい。逆に本体10の水平部12に被覆材25が取り付けられていなくてもよい。この点は、他の実施形態においても同じである。
本実施形態の身体鍛錬器具1は、垂直部14、15の下端16,17近傍に本体10と脚体30とを連結するためのボルト38が挿通する貫通孔が設けられている。
脚体30は、金属製のパイプ部材からなる支持部31と、支持部31の長手方向(Z方向)の中心に設けられた、支持部31の上面からY方向に伸びる短管からなる連結部33とを有する。
支持部31は、直線状の円筒パイプからなり、両端にゴム製のカバー37が取付けられている。カバー37は、身体鍛錬器具1を床面に安定的に設置するためのクッション機能、滑止め機能を有する。本実施形態の脚体30の支持部31は、円筒パイプからなるが横断面が4角形の角筒パイプを用いてもよい。
連結部33は、支持部31の上面からY方向に伸びる金属製の円筒パイプ部材からなる短管であり、外径は、本体10の垂直部14、15の内径よりも僅かに小さく設定されている。このため連結部33に対して本体10の垂直部の下端16,17をぐらつかせることなく差し込むことができる。また連結部33には、高さ方向(Y方向)に複数個の雌ねじを有するねじ孔34が設けられている。
本体10と一対の脚体30とは、本体の垂直部14,15の下端16,17がそれぞれ脚体30の連結部33に差し込まれ、ボルト38を本体の垂直部14,15の下端16,17に設けられた貫通孔に挿通させ、脚体30の連結部33に設けられたねじ孔34に螺合させ固定される。脚体30の連結部33には高さが異なる複数個のねじ孔34が設けられているので、ボルト38を螺合させる位置を変更することで本体の水平部12の高さを変更することができる。
本体の垂直部14,15の下端16,17に設けられた貫通孔、及び脚体30の連結部33に設けられたねじ孔34は、本体10と一対の脚体30とをボルト38で連結したとき、脚体30の支持部31が、本体10の水平部12と直交するように設けられている。
把持部材40は、トレーニングを行う際に把持する部材である。以下、把持部材40において、トレーニングを行う際に把持する部分を把持部という。これは他の実施形態においても同じである。本実施形態では、把持部材40全体が把持部となっている。
把持部材40は、金属製の円筒パイプからなり、本体の水平部12の下方に水平部12に平行に、両端部が本体の垂直部14、15の上部に溶接付けにより固着されている。把持部材40と本体の水平部12との間隔Δhは、把持部材40を下から握ることができる距離があればよい。
把持部材40と本体の水平部12との間隔Δhは、把持部材40の把持部と本体10の水平部12の把持部との間隔のうち最も狭い部分をいう。把持部材40と本体の水平部12との間隔Δhをいうときは、本体の水平部12に取付けられている被覆材25も含める。よって本体10の水平部12に被覆材25が取り付けられている場合には、被覆材25の下端と把持部材40の上端との間隔となる。また把持部材40にも被覆材が取付けられている場合には、本体10の被覆材25の下端と把持部材40の被覆材の上端との間隔となる。これは他の実施形態においても同じである。
把持部材40は、斜め懸垂するときに握り易い太さとなっており、把持部材40の把持部の外径Dは、本体の水平部12の外径Dよりも小さい。把持部材40の把持部の外径Dを、本体の水平部12の外径Dよりも小さくすることで従来のディップススタンド比較して多様なトレーニグが可能となる。
本体の水平部の外径D、把持部材の把持部の外径Dをいうときは、本体の水平部に取付けられている被覆材、把持部材の把持部に取付けられている被覆材も含める。これについては、他の実施形態においても同じである。本実施形態では、把持部材40の把持部は、把持部材40そのものである。
本体の水平部に被覆材が取り付けられていない場合は、本体の水平部の外径Dは、水平部自体の外径となる。本体の水平部全体に被覆材が取り付けられている場合は、本体の水平部の外径Dは、被覆材の外径となる。本実施形態のように本体の水平部12に被覆材25が部分的に取り付けられている場合は、本体の水平部12の外径Dは、水平部12自体の外径又は被覆材25の外径となる。
把持部材の把持部に被覆材が取り付けられていない場合は、把持部材の把持部の外径Dは、把持部材の把持部自体の外径となる。把持部材の把持部全体に被覆材が取り付けられている場合は、把持部材の把持部の外径Dは、被覆材の外径となる。把持部材の把持部に被覆材が部分的に取り付けられている場合は、把持部材の把持部の外径Dは、把持部自体の外径又は被覆材の外径となる。
把持部材の把持部の外径Dが、本体の水平部の外径Dよりも小さいとは、把持部材の把持部の外径Dが、本体把持部の外径Dよりも小さいと換言できる。これについては、他の実施形態においても同じである。
把持部材40は、表面を滑止め処理することが好ましい。滑止め処理の方法としては、把持部材40の表面にローレット加工などの滑止め加工を施す方法、把持部材40の表面に滑止め材の被覆を施す方法、把持部材40に弾力性を有する被覆材を取付ける方法などがある。把持部材40に施す滑止め処理は、把持部材40の長手方向中央部のみでもよい。
以上からなる第1実施形態の身体鍛錬器具1は、本体の水平部12をX軸に平行にすると、本体の垂直部14,15は、Y軸に平行となり、本体10は、XY平面に平行な平面に含まれる。把持部材40は、水平部12の真下に位置するため本体10と同一平面内に含まれる。一方、脚体30は、支持部31がZ軸に平行となり、左右の脚体30の支持部31は、XZ平面に平行な平面に含まれる。
ここで第1実施形態の身体鍛錬器具1の代表的な寸法を示せば、脚体30の底面から本体の水平部12までの高さが800~900mm、左右の脚体30の間隔が600mm、脚体30の支持部31の長さが370mm、本体の水平部12の外径Dが42mm、把持部材40の外径Dが27~30mm、本体の水平部12と把持部材40との間隔Δhが30~60mmである。なお体操競技の鉄棒の外径は28mmであるから、外径Dが27~30mmの把持部材40は、握り易い太さといえる。
身体鍛錬器具1は、把持部材40を除き、他の構成は従来のディップススタンドと基本的に同じである。よって身体鍛錬器具1は、従来のディップススタンドに把持部材40を取付けたものということができる。このような構成からなる身体鍛錬器具1は、従来のディップススタンドと異なり、本体の水平部12の下方に本体の水平部12に比較して外径の小さい把持部材40を備えるので、これを用いて斜め懸垂など多様なトレーニングを行うことができる。
斜め懸垂は、足先を床面に着け、手で棒を下から掴み、腕を屈伸させ懸垂する方法であるから、従来のディップススタンドにおいても本体水平部を下から掴むことで斜め懸垂を行うことはできる。しかしながらディップススタンドは、基本的に本体水平部を上から握る、あるいは上から押え付けるように使用するため本体水平部をしっかりと握るには外径が大きい。このためディップススタンドを用いての斜め懸垂はやり難い。
これに対して本実施形態の身体鍛錬器具1は、従来のディップススタンドと異なり、本体の水平部12の下方に本体の水平部12に比較して外径の小さい把持部材40を備えるので、握り易く斜め懸垂もやり易い。
図2は、本発明の第2実施形態の身体鍛錬器具2の把持部材45周りの斜視図である。本発明の第2実施形態の身体鍛錬器具2において、図1に示す本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の身体鍛錬器具2は、把持部材45を除き他の構成は、本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一である。よってここでは身体鍛錬器具2の要部である把持部材45を中心に説明する。図2では、身体鍛錬器具2を1つのみ記載するが、第2実施形態の身体鍛錬器具2は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に基本的に2つの身体鍛錬器具2を1セットとして使用する。
第2実施形態の身体鍛錬器具2は、正面視において転倒コ字状の把持部材45を有する。把持部材45は、金属製の円筒パイプからなり、X軸方向に伸びる把持部46と把持部46の両端からY軸方向に伸びる連結部47,48を備える。把持部46の外径Dは、第1実施形態の把持部材40の外径Dと同じであり、本体の水平部12の外径Dよりも小さい。
把持部材45は、把持部46が、本体の水平部12の下方であって本体の水平部12と平行になるように連結部47,48の上端が本体の水平部12に溶接付けされ固定されている。本体10と把持部材45とは第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に、同一平面内にある。把持部46と本体の水平部12との間隔Δhの設け方、把持部46の表面に滑止め処理を施すことが好ましい点は、第1実施形態の把持部材40と同じである。
本実施形態の把持部材45は、同じ太さの円筒パイプを用い把持部46、連結部47,48を個別に製作し、これらが溶接付けされ形成されているが、把持部46と連結部47,48との太さが異なっていてもよく、また円筒パイプを曲げ加工し製作してもよい。円筒パイプを曲げ加工し得られる略U字状の把持部材45の場合、把持部46と連結部47,48との間に湾曲部ができるが、水平の把持部46を有し、把持部46が本体の水平部12の下方に本体の水平部12と平行に取付けられるのであれば湾曲部の大きさは特に問われない。
上記把持部材45を備える第2実施形態の身体鍛錬器具2の使用方法及び作用効果は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同じである。
図3は、本発明の第3実施形態の身体鍛錬器具3の把持部材50周りの斜視図である。本発明の第3実施形態の身体鍛錬器具3において、図1に示す本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第3実施形態の身体鍛錬器具3は、把持部材50を除き他の構成は、本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一である。よってここでは身体鍛錬器具3の要部である把持部材50を中心に説明する。図3では、身体鍛錬器具3を1つのみ記載するが、第3実施形態の身体鍛錬器具3は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に基本的に2つの身体鍛錬器具3を1セットとして使用する。
第3実施形態の身体鍛錬器具3は、正面視においてL字状の把持部材50を有する。把持部材50は、金属製の円筒パイプからなり、X軸方向に伸びる把持部51と把持部51の一端からY軸方向に伸びる連結部53を備える。把持部51の長さは、特に限定されるものでなく使い易い長さであればよい。把持部51の外径Dは、第1実施形態の把持部材40の外径Dと同じであり、本体の水平部12の外径Dよりも小さい。
把持部材50は、把持部51が、本体の水平部12の下方であって本体の水平部12と平行になるように連結部53の上端が本体の水平部12に溶接付けされ固定されている。本体10と把持部材50とは第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に、同一平面内にある。把持部51と本体の水平部12との間隔Δhの設け方、把持部51の表面に滑止め処理を施すことが好ましい点は、第1実施形態の把持部材40と同じである。
本実施形態の把持部材50は、円筒パイプを曲げ加工し形成されている。把持部51と連結部53との間の湾曲部は、把持部51が本体の水平部12の下方に本体の水平部12と平行に取付けられるのであれば大きさ等は特に問われない。把持部材50は、同じ太さの円筒パイプ又は異なる太さの円筒パイプを用い、把持部51、連結部53を個別に製作し、これらを溶接付けし形成してもよい。このとき把持部51と連結部53との間に湾曲部を設けても、湾曲部を設けなくてもよい。
上記把持部材50を備える第3実施形態の身体鍛錬器具3の使用方法及び作用効果は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同じである。
図4は、本発明の第4実施形態の身体鍛錬器具4の把持部材55及び連結具60周りの斜視図である。本発明の第4実施形態の身体鍛錬器具4において、図1に示す本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第4実施形態の身体鍛錬器具4は、把持部材55及び連結具60を除き他の構成は、本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一である。よってここでは身体鍛錬器具4の要部である把持部材55及び連結具60を中心に説明する。図4では、身体鍛錬器具4を1つのみ記載するが、第4実施形態の身体鍛錬器具4は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に基本的に2つの身体鍛錬器具4を1セットとして使用する。
第1から第3実施形態の身体鍛錬器具1,2,3は、いずれも把持部材40,45,50が本体10に固着されており取り外しできない。これに対して第4実施形態の身体鍛錬器具4は、把持部材55が本体10に対して取付け、取外し可能になっている。よって第1から第3実施形態の身体鍛錬器具1,2,3は、固定式の把持部材を備える身体鍛錬器具、第4実施形態の身体鍛錬器具4は、着脱式の把持部材を備える身体鍛錬器具ということができる。
第4実施形態の身体鍛錬器具4の把持部材55は、正面視においてX軸方向に伸びる直線状の金属製の円筒パイプからなり、両端部に連結部57を有する。連結部57には連結具である連結ボルト60が螺合する雌ねじ部58が設けられている。連結部57は、把持部材55に肉厚のパイプ部材を用い、両端部に雌ねじ部58を設け連結部57としてもよく、雌ねじ部58を設けた部材を把持部材55に溶接付けして連結部57としてもよい。また雌ねじ部58に代えてナットを取付けてもよい。
把持部材55の全体形状、外径、本体10に対する取付け位置などは、第1実施形態の把持部材40と同じであり、連結ボルト60を介して本体の水平部12の下方であって本体の水平部12と平行になるように本体の垂直部14,15の上部に固定される。本実施形態では、把持部材55全体が把持部である。本体10と把持部材55とは第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に、同一平面内にある。把持部材55と本体の水平部12との間隔Δhの設け方、把持部材55の表面に滑止め処理を施すことが好ましい点は、第1実施形態の把持部材40と同じである。
連結ボルト60は、雄ねじ部62を有するボルト61の頭にハンドル64が取付けられたものである。雄ねじ部62は、本体10の垂直部14,15の外径以上の長さを有し、把持部材55に設けられた雌ねじ部58に螺合可能な長さを有する。連結ボルト60は、ハンドル64を備えるので、手で簡単に締め込み、緩めることができる。但し、ハンドル64はなくてもよい。
本体10の垂直部14,15の上部には、連結ボルト60の雄ねじ部61が挿通可能な貫通孔18が設けられている。これにより連結ボルト60のボルト61を貫通孔18に挿通し、把持部材55に設けられた雌ねじ部58に螺合することで本体10に把持部材55を固定することができる。
第4実施形態の身体鍛錬器具4の使用方法及び作用効果は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と基本的に同じであるが、さらに以下の効果も併せ持つ。第4実施形態の身体鍛錬器具4は、把持部材55を交換することができるので自分に合った太さの把持部材55を取付け使用することができる。また第4実施形態の身体鍛錬器具4において、本体の垂直部14,15に設ける貫通孔18を高さ方向(Y方向)に複数個設ければ、自分に合った高さに把持部材55を取付け使用することができる。これらにより、身体鍛錬器具4がより使い易くなる。
第4実施形態の身体鍛錬器具4は、第1実施形態の身体鍛錬器具1における把持部材40を、連結ボルト60を用いて着脱可能にしたものと見ることもできる。これに倣い、第2実施形態の身体鍛錬器具2の把持部材45、第3実施形態の身体鍛錬器具3の把持部材50を連結ボルト60を用いて着脱可能にすることができる。
第2実施形態の身体鍛錬器具2の把持部材45を連結ボルト60を用いて着脱可能にするには、連結部47,48の上部に雌ねじ部を設け、本体の水平部12にY軸方向に貫通する貫通孔を設け、連結ボルト60を本体の水平部12の上部から貫通孔に挿通し、連結部47,48の雌ねじに螺合させればよい。同様に、第3実施形態の身体鍛錬器具3の把持部材50を連結ボルト60を用いて着脱可能にするには、連結部53の上部に雌ねじ部を設け、本体の水平部12にY軸方向に貫通する貫通孔を設け、連結ボルト60を本体の水平部12の上部から貫通孔に挿通し、連結部53の雌ねじに螺合させればよい。
図5は、本発明の第5実施形態の身体鍛錬器具5の把持部材65及び連結具70周りの斜視図である。本発明の第5実施形態の身体鍛錬器具5において、図1に示す本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第5実施形態の身体鍛錬器具5は、把持部材65及び連結具70を除き他の構成は、本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一である。よってここでは身体鍛錬器具5の要部である把持部材65及び連結具70を中心に説明する。図5では、身体鍛錬器具5を1つのみ記載するが、第5実施形態の身体鍛錬器具5は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に基本的に2つの身体鍛錬器具5を1セットとして使用する。
第5実施形態の身体鍛錬器具5は、第4実施形態の身体鍛錬器具4と同様に、把持部材65が本体10に対して取付け、取外し可能になっており、着脱式の把持部材を備える身体鍛錬器具ということができる。
第5実施形態の身体鍛錬器具5の把持部材65は、正面視においてX軸方向に伸びる直線状の金属製の円筒パイプからなり、両端部に連結部67を有する。連結部67には連結具である連結ボルト70の先端の嵌合部73が嵌り込む凹部68が設けられている。連結部67は、把持部材65に肉厚のパイプ部材を用い、両端部に凹部68を設け連結部67としてもよく、凹部68を設けた部材を把持部材65に溶接付けして連結部67としてもよい。
把持部材65の全体形状、外径、本体10に対する取付け位置などは、第1実施形態の把持部材40と同じであり、連結ボルト70を介して本体の水平部12の下方であって本体の水平部12と平行になるように本体の垂直部14,15の上部に固定される。本実施形態では、把持部材65全体が把持部である。本体10と把持部材65とは第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に、同一平面内にある。把持部材65と本体の水平部12との間隔Δhの設け方、把持部材65の表面に滑止め処理を施すことが好ましい点は、第1実施形態の把持部材40と同じである。
連結ボルト70は、雄ねじ部72を有するボルト71の頭にハンドル64が取付けられたものである。雄ねじ部72は、本体10の垂直部14,15の外径と同じ長さを有する。またボルト71は雄ねじ部72の先端に、把持部材65に設けられた凹部68に嵌り込む円柱状の嵌合部73を有する。連結ボルト70は、ハンドル64を備えるので、手で簡単に締め込み、緩めることができる。但し、ハンドル64はなくてもよい。
本体10の垂直部14,15の上部には、連結ボルト70の雄ねじ部72が螺合可能な雌ねじ部を有するねじ孔19が設けられている。これにより連結ボルト70のボルト71をねじ孔19に螺合させると、嵌合部73が本体10の垂直部14,15から突出し、把持部材65の凹部68に嵌り込むことで把持部材65を固定することができる。
第5実施形態の身体鍛錬器具5の使用方法及び作用効果は、第4実施形態の身体鍛錬器具4と同じであり、把持部材65を交換することができるので自分に合った太さの把持部材65を取付け使用することができる。また第5実施形態の身体鍛錬器具5において、本体の垂直部14,15に設けるねじ孔19を高さ方向(Y方向)に複数個設ければ、自分に合った高さに把持部材65を取付け使用することができる。これらにより、身体鍛錬器具5をより使い易くなる。
図6は、本発明の第6実施形態の身体鍛錬器具6の把持部材75及び載置台78周りの斜視図である。本発明の第6実施形態の身体鍛錬器具6において、図1に示す本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第6実施形態の身体鍛錬器具6は、把持部材75及び載置台78を除き他の構成は、本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一である。よってここでは身体鍛錬器具6の要部である把持部材75及び載置台78を中心に説明する。図6では、身体鍛錬器具6を1つのみ記載するが、第6実施形態の身体鍛錬器具6は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に基本的に2つの身体鍛錬器具6を1セットとして使用する。
第6実施形態の身体鍛錬器具6は、第4実施形態の身体鍛錬器具4と同様に、把持部材75が本体10に対して取付け、取外し可能になっており、着脱式の把持部材を備える身体鍛錬器具ということができる。
第6実施形態の身体鍛錬器具6の把持部材75は、正面視においてX軸方向に伸びる直線状の金属製の円筒パイプからなり、全体形状、外径、本体10に対する取付け位置などは、第1実施形態の把持部材40と同じであり、連結具である載置台78を介して本体の水平部12の下方であって本体の水平部12と平行になるように本体の垂直部14,15の上部に取付けられる。本実施形態では、把持部材75のうち載置台78に載置された部分を除いた部分が把持部である。本体10と把持部材75とは第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に、同一平面内にある。把持部材75と本体の水平部12との間隔Δhの設け方、把持部材75の表面に滑止め処理を施すことが好ましい点は、第1実施形態の把持部材40と同じである。
載置台78は、把持部材75を載せるための長さの短い半円状のパイプであり、本体の垂直部14,15の上端近傍に本体の水平部12と平行に溶接付けされている。載置台78の内側には、内周面全体にクッション材79が取付けられている。載置台78は、内側に取付けられたクッション材79の内径が、把持部材75の外径Dよりも僅かに大きくなっている。
クッション材79は、載置台78に載せられた把持部材75に下向きの荷重が加えられると凹み、把持部材75が回転することを防ぐ。クッション材79に代えて把持部材75に回転を防ぐ滑止め材を設けてもよい。また載置台78と把持部材75とを図8(C)に示すようなクリップ93で把持してもよい。これらにより載置台78は、載置された把持部材75を安定的に支持することができる。なお、載置台78の内径を大きくして、クッション材79の厚さを調整すれば、外径の異なる把持部材75も安定的に支持することができる。
第6実施形態の身体鍛錬器具6の使用方法及び作用効果は、第4実施形態の身体鍛錬器具4と同じであり、把持部材75を交換することができるので自分に合った太さの把持部材75を取付け使用することができる。
図7は、本発明の第7実施形態の身体鍛錬器具7の把持部材85及び連結具88周りの斜視図である。本発明の第7実施形態の身体鍛錬器具7において、図1に示す本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第7実施形態の身体鍛錬器具7は、把持部材85及び連結具88を除き他の構成は、本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一である。よってここでは身体鍛錬器具7の要部である把持部材85及び連結具88を中心に説明する。図7では、身体鍛錬器具7を1つのみ記載するが、第7実施形態の身体鍛錬器具7は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に基本的に2つの身体鍛錬器具を1セットとして使用する。
第7実施形態の身体鍛錬器具7は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に、把持部材85が本体10に対して固定されており、固定式の把持部材を備える身体鍛錬器具ということができる。
第7実施形態の身体鍛錬器具7の把持部材85は、正面視においてX軸方向に伸びる直線状の金属製の円筒パイプからなる。本実施形態の把持部材85の全長は、第1実施形態の把持部材40の半分程度であるが、長さは手で掴むことができる長さがあればよく、第1実施形態の把持部材40と同じ長さであってもよい。本実施形態では、把持部材85のうち左右の連結ベルト88に挟まれた部分が把持部である。
把持部材85の外径、本体10に対する取付け位置などは、第1実施形態の把持部材40と同じであり、連結具である連結ベルト88を介して本体の水平部12と平行になるように本体10の下方に吊下げられている。本体10と把持部材85とは第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に、同一平面内にある。把持部材85と本体の水平部12との間隔Δhの設け方、把持部材85の表面に滑止め処理を施すことが好ましい点は、第1実施形態の把持部材40と同じである。
連結ベルト88は、把持部材85を本体10の下方に吊下げるためのベルトであり、左右一対のベルトからなる。連結ベルト88は、トレーニング時に把持部材85に加わる荷重に耐えるものであればよく、素材等は特に限定されるものではない。よって適度な幅を有する布製のベルト,革製のベルトを用いることができる。
連結ベルト88は、一端部が本体の水平部12に巻き付くように縫製され、本体の水平部12に固定されている。同様、連結ベルト88の他端部が把持部材85に巻き付くよう縫製され、連結ベルト88と把持部材85とが連結されている。連結ベルト88と本体の水平部12との連結部は、連結ベルト88の移動を防ぐべく、できるだけ隙間ができないように縫製されている。同様に、連結ベルト88と把持部材85との連結部は、連結ベルト88に対する把持部材85の移動を防ぐべくできるだけ隙間ができないように縫製されている。
連結ベルト88と本体の水平部12との連結部、及び連結ベルト88と把持部材85との連結部は、連結後にずれないようにすることが好ましい。特に対象とするずれは、連結ベルト88の本体の水平部12に対する左右方向(X方向)へのずれ、把持部材85の連結ベルト88に対する左右方向(X方向)へのずれ、及び把持部材85の連結ベルト88に対する周方向へのずれ、つまり把持部材85の回転である。ベルト88の本体の水平部12の周方向へのずれは、把持部材85に下向きの荷重が加わると抑制される。
図8は、図7に示す身体鍛錬器具7の連結具88のずれ防止手段である。第1のずれ防止手段は、摩擦力を高めるゴム板、スポンジ部材(以下、ゴム板等という)である。このようなゴム板等89を、図8(A)に示すように連結ベルト88のうち本体の水平部12と接触する部分、連結ベルト88のうち把持部材85と接触する部分に取付け、摩擦力を大きくしずれを防ぐ。
ずれ防止用のゴム板等89は、連結ベルト88に代えて本体の水平部12及び把持部材85に取付けてもよく、また本体の水平部12に取付けられた被覆材、把持部材85に被覆材が取付けられている場合にはそれを代用してもよい。またゴム板、スポンジ部材に代えて、滑止め材、粘着材、両面テープを用いてもよい。
第2のずれ防止手段は、連結ベルト88が長手方向(X方向)に移動することを防止するストッパーである。図8(B)に示すように連結ベルト88を挟むように左右にストッパー91を配置する。図8(B)に示すストッパー91は、半円形状を有するマグネットからなる。ストッパーは、連結ベルト88が長手方向(X方向)に移動することを防止することができればよく、形態・構造は特に限定されるものではない。図8(B)において、連結ベルト88を被覆材25の端部に接触させ、被覆材25をストッパーとして代用してもよい。
連結ベルト88に対する把持部材85の長手方向(X方向)の移動もストッパー91を用いることで防ぐことができる。本体の水平部12又は把持部材85を挟み込むクリップなどもストッパーとして使用することができる。把持部材85については、ストッパーを取付ける代わりに、把持部材85に連結ベルト88が嵌り込む凹部を設けてもよい。
第3のずれ防止手段は、クリップ又はピンチである。図8(C)に示すように本体の水平部12に巻き付くように取付けられた連結ベルト88に対して、連結ベルト88上からクリップ93で連結ベルト88及び本体10の水平部12を挟み込む。同様に、把持部材85に巻き付くように取付けられた連結ベルト88に対して、連結ベルト88上からクリップ93で連結ベルト88及び把持部材85を挟み込む。クリップ又はピンチの形態・構造は特に限定されるものではない。クリップ93は、連結ベルト88又は把持部材85の左右方向の移動、周方向の回転を防ぐことができる。
第7実施形態の身体鍛錬器具7では、把持部材85と本体の水平部12との連結にベルトを使用するが、ベルトに代えて紐、ロープ、フック、ケーブルなどを束ねるときに使用する結束バンドを用いてもよい。
第7実施形態の身体鍛錬器具7の使用方法及び作用効果は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同じである。
図9は、本発明の第8実施形態の身体鍛錬器具8の把持部材95及び連結具97周りの斜視図である。本発明の第8実施形態の身体鍛錬器具8において、図1に示す本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第8実施形態の身体鍛錬器具8は、把持部材95及び連結具97を除き他の構成は、本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一である。よってここでは身体鍛錬器具8の要部である把持部材95及び連結具97を中心に説明する。図8では、身体鍛錬器具8を1つのみ記載するが、第8実施形態の身体鍛錬器具8は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に基本的に2つの身体鍛錬器具を1セットとして使用する。
第8実施形態の身体鍛錬器具8は、第4実施形態の身体鍛錬器具4と同様に、把持部材95が本体10に対して取付け、取外し可能になっており、着脱式の把持部材を備える身体鍛錬器具ということができる。また本実施形態の身体鍛錬器具8は、本体の水平部12に吊り下げられる把持部材95の吊り下げ高さを変更可能であり、吊り下げ高さ変更手段を備える身体鍛錬器具である。
第8実施形態の身体鍛錬器具8の把持部材95は、正面視においてX軸方向に伸びる直線状の金属製の円筒パイプからなる。本実施形態の把持部材95の全長は、第1実施形態の把持部材40の半分程度であるが、長さは手で掴むことができる長さがあればよく、第1実施形態の把持部材40と同じ長さであってもよい。本実施形態では、把持部材95のうち左右の連結ベルト88に挟まれた部分が把持部である。
把持部材95の外径、本体10に対する取付け位置などは、第1実施形態の把持部材40と同じであり、連結具である連結ベルト98を介して本体の水平部12と平行になるように本体10の下方に吊下げられている。本体10と把持部材95とは第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に、同一平面内にある。把持部材95と本体の水平部12との間隔Δhの設け方、把持部材95の表面に滑止め処理を施すことが好ましい点は、第1実施形態の把持部材40と同じである。
連結具97は、連結ベルト98と、連結ベルト98を固定する結束具100,101とからなる。連結ベルト98は、把持部材95を本体10の下方に吊下げるためのベルトであり、左右一対のベルトからなる。連結ベルト98は、トレーニング時に把持部材95に加わる荷重に耐えるものであればよく、素材等は特に限定されるものではない。よって適度な幅の布製のベルト,革製のベルトを用いることができる。
連結ベルト98は、一端部が本体の水平部12に巻き付くように結束具100を介して本体の水平部12に取り外し可能に固定されている。同様、連結ベルト98は、他端部が把持部材95に巻き付くように結束具101を介して把持部材95に取り外し可能に固定されている。
結束具100,101は、四角形の枠体の中央部に間隔を開けて、2つの棒材が水平方向に掛け渡された部材であり、枠体と棒材とが形成する空間部にベルトを差し込み折り返すことで、ベルトに輪を作ることができる。この結束具100、101は、ベルトに輪を作ることのできる公知の結束具であり、輪の大きさ、輪の位置を調節することが可能なことからアジャスターとも呼ばれる。
結束具100,101は、連結ベルト98に輪を作り、本体10の水平部12及び把持部材95にしっかりと連結することができればよく、本実施形態の結束具に限定されるものではない。結束具100,101としては、バックル、Dカンなど公知の結束具を使用することもできる。
本実施形態では、ベルトが形成する輪の大きさを調整することができる結束具100,101を2つ使用するが、連結ベルト98のうち本体の水平部12に巻き付くように固定する部分、又は連結ベルト98のうち把持部材95に巻き付くように把持部材95を固定する部分にボタンを用いて連結ベルト98に輪を作り、本体10の水平部12に固定し又は、把持部材95を固定してもよい。同様に連結ベルト98のうち本体10の水平部12に巻き付くように固定する部分、又は連結ベルト98のうち把持部材95に巻き付くように把持部材95を固定する部分にフックを用い、本体の水平部12に固定し又は、把持部材95を固定してもよい。
連結ベルト98のうち本体10の水平部12に巻き付くように固定する部分、又は連結ベルト98のうち把持部材95に巻き付くように把持部材95を固定する部分の一方にボタン又はフックを使用しても、他方に結束具100,101を使用することで、把持部材95の取付け高さを調整することができる。
以上からなる身体鍛錬器具8は、着脱可能な連結ベルト98を用いて本体10に把持部材95を取付けるので、本体10に何らの加工を施すことなく把持部材95を取付け、取外すことができる。また連結ベルト98を把持部材95に取付けるに当たり、結束具101を使用するので把持部材95の取付け高さを調整可能であり、さらには太さの異なる把持部材95に簡単に交換することができる。本実施形態の把持部材95及び連結具97は、本発明に係る身体鍛錬器具用把持具に該当する。
本実施形態の身体鍛錬器具8においても、連結ベルト98と本体の水平部12との連結部、及び連結ベルト98と把持部材95との連結部は、ずれないようにすることが好ましく、図8に示したずれ防止手段を用いることができる。
第8実施形態の身体鍛錬器具8の使用方法及び作用効果は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同じである。
図10は、本発明の第9実施形態の身体鍛錬器具9の把持部材105及び連結具110周りの斜視図である。本発明の第9実施形態の身体鍛錬器具9において、図1に示す本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第9実施形態の身体鍛錬器具9は、把持部材105及び連結具110を除き他の構成は、本発明の第1実施形態の身体鍛錬器具1と同一である。よってここでは身体鍛錬器具9の要部である把持部材105及び連結具110を中心に説明する。図9では、身体鍛錬器具9を1つのみ記載するが、第9実施形態の身体鍛錬器具9は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に基本的に2つの身体鍛錬器具を1セットとして使用する。
第9実施形態の身体鍛錬器具9は、第8実施形態の身体鍛錬器具8と同様に、把持部材105が本体10に対して取付け、取外し可能になっており、着脱式の把持部材を備える身体鍛錬器具ということができる。
第9実施形態の身体鍛錬器具9の把持部材105は、正面視においてロ字状の金属製の円筒パイプからなる。把持部材105は、X軸方向に伸びる把持部106と、把持部106の両端からY軸方向に伸びる連結部107,108と、連結部107,108の上端を結ぶX軸方向に伸びる連結部109とを備える。
把持部材106の外径、本体10に対する取付け位置などは、第1実施形態の把持部材40と同じであり、連結具であるS字型フック110を介して把持部106が本体の水平部12と平行になるように本体10の下方に吊下げられている。本体10と把持部材105とは第1実施形態の身体鍛錬器具1と同様に、同一平面内にある。把持部106と本体の水平部12との間隔Δhの設け方、把持部106の表面に滑止め処理を施すことが好ましい点は、第1実施形態の把持部材40と同じである。
連結具110は、側面視においてS字形状を有するS字型フック110であり、左右一対のS字型フック110からなる。S字型フック110は、細長い金属製の板がS字状に曲げ加工されたものであり、上部に本体の水平部12に係止する湾曲した係止部111、下部に把持部材105の連結部109に係止する湾曲した係止部112を備える。
S字型フック110は、係止部111を本体の水平部12に取付け、取外し自在であり、また把持部材105もS字型フック110に取付け、取外し自在である。
以上からなる身体鍛錬器具9は、着脱可能なS字型フック110を用いて本体10に把持部材105を取付けるので、本体10に何らの加工を施すことなく把持部材105を取付け、取外すことができる。また太さの異なる把持部材105に簡単に交換することができる。本実施形態の把持部材105及び連結具110は、本発明に係る身体鍛錬器具用把持具に該当する。
本実施形態の身体鍛錬器具9においても、S字型フック110と本体の水平部12との連結部、及びS字型フック110と把持部材105との連結部は、ずれないようにすることが好ましく、図8に示したずれ防止手段を用いることができる。
第9実施形態の身体鍛錬器具9の使用方法及び作用効果は、第1実施形態の身体鍛錬器具1と同じである。
第1~第9実施形態の身体鍛錬器具1,2,3,4,5,6、7,8,9は、本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材が、本体の水平部の下方に本体の水平部と平行になるように本体に取付けられている点で共通する。
以上、第1~第9実施形態の身体鍛錬器具1,2,3,4,5,6、7,8,9を用いて本発明に係る身体鍛錬器具及び身体鍛錬器具用把持具を説明したが、本発明に係る身体鍛錬器具及び身体鍛錬器具用把持具は、上記実施形態に限定されるものではなく要旨を変更しない範囲で変形することができる。
第1~第9実施形態の身体鍛錬器具を構成する本体及び脚体は、本体が水平部と、水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有し、一対の脚体が、本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し本体を支持するものであればよく、上記実施形態に限定されるものでない。
第7及び第8実施形態の身体鍛錬器具7,8は、把持部材85,95が直線状の円筒パイプからなるが、第7及び第8実施形態の身体鍛錬器具7,8において、第9実施形態の身体鍛錬器具9で使用するロ字状の把持部材105を用いてもよい。
第8実施形態の身体鍛錬器具8は、2つの結束具100,101を用いて、本体の水平部12との連結部、把持部材95との連結部それぞれに連結ベルト98の輪を作り、把持部材95を本体の水平部12から吊り下げるが、連結ベルト98と1つの結束具とで1つの連結ベルト98の輪を作り、それを用いて把持部材95を本体の水平部12から吊り下げるようにしてもよい。
また第9実施形態の身体鍛錬器具9で使用するロ字状の把持部材105は、把持部106と連結部107,108,109とのパイプ材の外径を異なるものとしてもよく、把持部106と連結部107,108、連結部107,108と連結部109との間に湾曲部を設けてもよい。またロ字状の把持部材105を備える身体鍛錬器具の場合、電車の吊り革のようなロ字状の把持部材105を一本ベルトで本体の水平部から吊り下げてもよい。
図面を参照しながら好適な身体鍛錬器具及び身体鍛錬器具用把持具について説明したが、当業者であれば、本件明細書を見て、自明な範囲内で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。従って、そのような変更及び修正は、請求の範囲から定まる発明の範囲内のものと解釈される。
1、2,3,4,5,6,7,8,9 身体健康鍛錬器具
10 本体
12 水平部
14,15 垂直部
16,17 垂直部の下端
18 貫通孔
19 ねじ孔(第5)
25 被覆材
30 脚体
31 支持部
33 連結部
34 ねじ孔
38 ボルト
40 把持部材
45 把持部材
46 把持部
50 把持部材
51 把持部
55 把持部材
58 雌ねじ部
60 連結具,連結ボルト
61 ボルト
62 雄ねじ部
65 把持部材
68 凹部
70 連結具,連結ボルト
71 ボルト
72 雄ねじ部
73 嵌合部
75 把持部材
78 連結具,載置台
85 把持部材
88 連結具,連結ベルト
89 ゴム板等
91 ストッパー
93 クリップ
95 把持部材
97 連結具
98 連結ベルト
100 結束具
101 結束具
105 把持部材
106 把持部
110 連結具,S字型フック
本体水平部の外径
把持部材の把持部の外径

Claims (10)

  1. 持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、
    水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、
    前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、
    前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、
    を有し、
    前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように前記本体に固着されていることを特徴とする身体鍛錬器具。
  2. 持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、
    水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、
    前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、
    前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、
    前記把持部材を前記本体に着脱自在に取付ける連結手段と、
    を有し、
    前記連結手段が、ボルトであり、
    前記本体は、前記ボルトが挿通可能な貫通孔を有し、
    前記把持部材は、前記ボルトが螺合するねじ部を有し、
    前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように前記連結手段を介して前記本体に着脱可能に取付けられていることを特徴とする身体鍛錬器具。
  3. 持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、
    水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、
    前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、
    前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、
    前記把持部材を前記本体に着脱自在に取付ける連結手段と、
    を有し、
    前記連結手段が、ボルトであり、
    前記本体は、前記ボルトが螺合するねじ部を有し、
    前記把持部材は、前記ボルトの先端部が嵌り込む凹部を有し、
    前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように、前記ボルトが前記ねじ部にねじ込まれ、前記本体を貫通した前記ボルトの先端部が前記凹部に嵌り込み、本体に着脱可能に取付けられていることを特徴とする身体鍛錬器具。
  4. 持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、
    水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、
    前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、
    前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、
    前記把持部材を前記本体に着脱自在に取付ける連結手段と、
    を有し、
    前記連結手段が、前記把持部材を前記本体の水平部の下方に吊り下げる吊下げ具であり、
    前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように前記連結手段を介して前記本体に着脱可能に取付けられていることを特徴とする身体鍛錬器具。
  5. 前記吊下げ具が、前記把持部材の吊り下げ高さを変更可能な吊下げ高さ変更手段を備えることを特徴とする請求項に記載の身体鍛錬器具。
  6. 持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、
    水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、
    前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、
    前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、
    前記把持部材を前記本体に吊り下げるベルトからなる吊下げ具と、
    を有し、
    前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように、前記ベルトを介して前記本体に吊り下げられていることを特徴とする身体鍛錬器具。
  7. 前記本体の水平部に吊り下げられた前記吊下げ具の位置、及び/又は前記吊下げ具に取付けられた前記把持部材の位置を保持するずれ防止手段を備えることを特徴とする請求項又はに記載の身体鍛錬器具。
  8. 前記吊下げ具に取付けられた前記把持部材の回転を防ぐ回転防止手段を備えることを特徴とする請求項4又は6に記載の身体鍛錬器具
  9. 持ち運び容易な可搬式の身体鍛錬器具であって、
    水平部と、前記水平部の両端から下方に伸びる一対の垂直部とを有する略逆U字状のパイプ部材からなる本体と、
    前記本体のそれぞれの垂直部の下端又は下部に連結し、前記本体を支持する一対の脚体と、
    前記本体の水平部の外径よりも小さい外径の把持部を有する把持部材と、
    載置台と前記載置台に載置される前記把持部材との間に介装され、前記把持部材の回転を防止する回転防止手段と、
    を有し、
    前記本体は、前記把持部材の載置台を有し、
    前記把持部材は、前記把持部が前記本体の水平部の下方に前記本体の水平部と平行になるように前記載置台に載置され、前記回転防止手段が前記把持部材の回転を防止することを特徴とする身体鍛錬器具。
  10. 前記把持部材の形状が、直線状,L字状,コ字状,略U字状,ロ字状のいずれか1種であることを特徴とする請求項1~4、6、9のいずれか1項に記載の身体鍛錬器具。
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