JP7384289B2 - 文章校正支援装置、文章校正支援方法及び文章校正支援プログラム - Google Patents
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Description
本開示は、文章校正支援装置、文章校正支援方法及び文章校正支援プログラムに関する。
従来より、絵本内の文章を解析し、当該絵本の難易度や対象年齢を推定する技術が知られている。当該技術によれば、文章の解析結果(例えば、一文内の文字数、文節数、ひらがな又はカタカナの割合等の特徴量)から推定される難易度や対象年齢に基づいて、既存の絵本の中から、子供の発達レベルに応じた絵本を選択することができる。
加えて、当該技術を応用すれば、例えば、難易度や対象年齢に則した特徴量が得られる文章に校正された絵本を作成することも可能になる。
一方で、絵本を作成するにあたり、より"いい絵本"に近づけるためには、難易度や対象年齢に応じた文章に校正するだけでは十分とはいえない。一般に、"いい絵本"とは子供が読むこと(あるいは子供に読み聞かせること)で様々な効果が得られる絵本であり、単に難易度や対象年齢に応じた文章が理解できるようになるといった効果に留まらないからである。
本開示は、絵本を作成する際の文章校正を支援する文章校正支援装置、文章校正支援方法及び文章校正支援プログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様によれば、文章校正支援装置は、
対象者の発達レベルに関する情報と、絵本を作成する目的に関する情報とを入力する要件入力部と、
前記要件入力部により入力された情報に対応するチェック内容及びルールを取得する取得部と、
校正対象となる絵本の文章が入力された場合に、該絵本の文章を解析する文章解析部と、
前記文章解析部による解析結果を前記チェック内容に基づいてチェックし、前記文章を校正するための前記ルールに基づく校正情報を出力する校正情報出力部とを有する。
対象者の発達レベルに関する情報と、絵本を作成する目的に関する情報とを入力する要件入力部と、
前記要件入力部により入力された情報に対応するチェック内容及びルールを取得する取得部と、
校正対象となる絵本の文章が入力された場合に、該絵本の文章を解析する文章解析部と、
前記文章解析部による解析結果を前記チェック内容に基づいてチェックし、前記文章を校正するための前記ルールに基づく校正情報を出力する校正情報出力部とを有する。
本開示によれば、絵本を作成する際の文章校正を支援する文章校正支援装置、文章校正支援方法及び文章校正支援プログラムを提供することができる。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
[第1の実施形態]
<文章校正支援装置の利用シーン>
はじめに、本実施形態に係る文章校正支援装置の利用シーンについて説明する。図1は、文章校正支援装置の利用シーンの一例を示す図である。図1に示すように、ユーザ110は、文章校正支援装置100に対して、まず、絵本の「作成要件」を入力する((1)参照)。ここでいう絵本の作成要件には、
・作成しようとする絵本が対象とする「対象者(子供)の発達レベル」と、
・作成しようとする「絵本の作成目的」と、
が含まれる。
<文章校正支援装置の利用シーン>
はじめに、本実施形態に係る文章校正支援装置の利用シーンについて説明する。図1は、文章校正支援装置の利用シーンの一例を示す図である。図1に示すように、ユーザ110は、文章校正支援装置100に対して、まず、絵本の「作成要件」を入力する((1)参照)。ここでいう絵本の作成要件には、
・作成しようとする絵本が対象とする「対象者(子供)の発達レベル」と、
・作成しようとする「絵本の作成目的」と、
が含まれる。
なお、子供の発達レベルとは、絵本の難易度や対象年齢等、文章の理解度や言葉の発達度に関する指標を指す。ただし、ここでいう指標は、定量的に表現されている必要はなく、例えば、"言葉を理解できる"、"話せる言葉が10語以上ある"、"絵本の読み聞かせを聞き続けることができる"、"心の理論を持っている"等のように、定性的に表現されていてもよい。
また、絵本の作成目的とは、作成しようとする絵本を子供が読むこと(あるいは子供に読み聞かせること)で、どのような効果が得られるようにしたいかを示したものである。本実施形態において、絵本の作成目的には、
・子供が楽しめる、
・子供とコミュニケーションをとる、
・子供のかわいい姿等を引き出す、
・子供の興味関心を知る、
・子供の成長、発達を促す、実感する、
等が含まれる。
・子供が楽しめる、
・子供とコミュニケーションをとる、
・子供のかわいい姿等を引き出す、
・子供の興味関心を知る、
・子供の成長、発達を促す、実感する、
等が含まれる。
続いて、ユーザ110は、絵本に挿入する文章を入力する((2)参照)。ユーザ110が文章を入力すると、文章校正支援装置100では、入力された文章を解析する。更に、文章校正支援装置100では、絵本の作成要件に対応するチェック内容により、解析結果をチェックし、絵本の作成要件に対応するルールに基づく校正情報をユーザ110に提示する((3)参照)。これにより、ユーザ110は、文章を入力するごとに、作成要件に応じた校正作業を行うことができる((4)参照)。なお、校正情報とは、文章を校正するための情報であり、後述するようにアラートと脚色候補とが含まれる。
<文章校正支援装置のハードウェア構成>
次に、文章校正支援装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、文章校正支援装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、文章校正支援装置100は、プロセッサ201、メモリ202、補助記憶装置203、I/F(Interface)装置204、通信装置205、ドライブ装置206を有する。なお、文章校正支援装置100の各ハードウェアは、バス207を介して相互に接続される。
次に、文章校正支援装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、文章校正支援装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、文章校正支援装置100は、プロセッサ201、メモリ202、補助記憶装置203、I/F(Interface)装置204、通信装置205、ドライブ装置206を有する。なお、文章校正支援装置100の各ハードウェアは、バス207を介して相互に接続される。
プロセッサ201は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の各種演算デバイスを有する。プロセッサ201は、各種プログラム(例えば、後述する文章校正支援プログラム等)をメモリ202上に読み出して実行する。
メモリ202は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の主記憶デバイスを有する。プロセッサ201とメモリ202とは、いわゆるコンピュータを形成し、プロセッサ201が、メモリ202上に読み出した各種プログラムを実行することで、当該コンピュータは各種機能を実現する。
補助記憶装置203は、各種プログラムや、各種プログラムがプロセッサ201によって実行される際に用いられる各種データを格納する。例えば、後述する作成要件DB格納部370及びチェックDB格納部380は、補助記憶装置203において実現される。
I/F装置204は、外部装置の一例である操作装置210、表示装置211と、文章校正支援装置100とを接続する接続デバイスである。I/F装置204は、文章校正支援装置100に対する操作(例えば、作成要件の入力、文章の入力、校正作業の入力)を、操作装置210を介して受け付ける。また、I/F装置204は、文章校正支援装置100による処理の結果(例えば、校正情報)を出力し、表示装置211に表示する。
通信装置205は、ネットワークを介して他の装置と通信するための通信デバイスである。
ドライブ装置206は記録媒体212をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体212には、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体212には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置203にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記録媒体212がドライブ装置206にセットされ、該記録媒体212に記録された各種プログラムがドライブ装置206により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置203にインストールされる各種プログラムは、通信装置205を介してネットワークからダウンロードされることで、インストールされてもよい。
<文章校正支援装置の機能構成>
次に、文章校正支援装置100の機能構成について説明する。図3は、文章校正支援装置の機能構成の一例を示す図である。上述したように文章校正支援装置100には、文章校正支援プログラムがインストールされており、当該文章校正支援プログラムが実行されることで、文章校正支援装置100は、要件入力部310、要件選択部320として機能する。更に、文章校正支援装置100は、文章入力部330、文章解析部340、校正情報出力部350、提示部360として機能する。
次に、文章校正支援装置100の機能構成について説明する。図3は、文章校正支援装置の機能構成の一例を示す図である。上述したように文章校正支援装置100には、文章校正支援プログラムがインストールされており、当該文章校正支援プログラムが実行されることで、文章校正支援装置100は、要件入力部310、要件選択部320として機能する。更に、文章校正支援装置100は、文章入力部330、文章解析部340、校正情報出力部350、提示部360として機能する。
要件入力部310は、ユーザ110により入力された作成要件を受け付ける。上述したように、作成要件には、子供の発達レベルと、絵本の作成目的とが含まれ、要件入力部310では、子供の発達レベルの選択肢をユーザ110に表示し、ユーザ110により選択された選択肢に応じた発達レベルを要件選択部320に通知する。同様に、要件入力部310では、絵本の作成目的の選択肢をユーザ110に表示し、ユーザ110により選択された選択肢に応じた作成目的を要件選択部320に通知する。
要件選択部320は取得部の一例である。要件選択部320は、要件入力部310より、子供の発達レベル及び絵本の作成目的が通知されると、作成要件DB格納部370を参照する。
作成要件DB格納部370には、作成要件データベース(以下、作成要件DBと称す)が格納されている。作成要件DBには、子供の発達レベルに応じて区分けされた第1の区分と、絵本の作成目的に応じて区分けされた第2の区分とが含まれ、第1及び第2の区分の組み合わせごとに、チェックデータベース(以下、チェックDBと称す)を示す情報が規定されている。
要件選択部320では、通知された子供の発達レベルに対応する第1の区分と、通知された絵本の作成目的に対応する第2の区分との組み合わせに基づいて、作成要件DBより、チェックDBを示す情報を取得する。
また、要件選択部320は、取得したチェックDBを示す情報に基づいて、チェックDB格納部380を参照する。チェックDB格納部380には、複数のチェックDBが格納されており、要件選択部320は、取得したチェックDBを示す情報に対応するチェックDBより、チェック内容及びルールを取得する。また、要件選択部320は、取得したチェック内容及びルールを、校正情報出力部350に通知する。なお、チェックDBには、文章の解析結果をチェックするためのチェック内容と、チェック内容によるチェックの結果、所定の条件を満たすと判定された場合に出力される校正情報を生成するためのルールと、が規定されている。
文章入力部330は、絵本に挿入する文章をユーザ110が入力した場合に、これを受け付け、入力された文章を文章解析部340に通知する。なお、文章入力部330は、ユーザ110がキーボード等の操作装置210を介して入力した文章を受け付けてもよいし、予め作成された文章を、通信装置205を介して受信することで受け付けてもよい。あるいは、記録媒体212に予め格納された文章を、ドライブ装置206を介して読み出すことで受け付けてもよい。
文章解析部340は、文章入力部330より通知された文章を解析し、解析結果を校正情報出力部350に通知する。文章解析部340では文章を解析することで、例えば、
・単文構造か複文構造かを判定する、
・文節ごとに分けて文節の数をカウントする、
・各文節に含まれる単語の品詞を判定する、
・予め定められた言葉が含まれているかを判定する、
等の処理を行い、解析結果を得る。
・単文構造か複文構造かを判定する、
・文節ごとに分けて文節の数をカウントする、
・各文節に含まれる単語の品詞を判定する、
・予め定められた言葉が含まれているかを判定する、
等の処理を行い、解析結果を得る。
校正情報出力部350は、文章を解析することで得られる解析結果を、チェック内容に基づいてチェックし、所定の条件を満たすと判定した場合に、ルールに基づき、文章を校正するための校正情報を生成して出力する。
提示部360は、校正情報出力部350より出力された校正情報を、ユーザ110に提示する。
<作成要件DBの具体例>
次に、作成要件DB格納部370に格納される作成要件DBの具体例について説明する。図4は、作成要件DBの一例を示す図である。図4に示すように、作成要件DB400には、横方向に、子供の発達レベル(図4の例では、対象年齢)に応じて区分け(図4の例では、1歳刻みで区分け)した第1の区分が含まれる。また、作成要件DB400には、縦方向に、絵本の作成目的(図4の例では、5種類の作成目的)に応じて区分け(図4の例では、1種類刻みで区分け)した第2の区分が含まれる。
次に、作成要件DB格納部370に格納される作成要件DBの具体例について説明する。図4は、作成要件DBの一例を示す図である。図4に示すように、作成要件DB400には、横方向に、子供の発達レベル(図4の例では、対象年齢)に応じて区分け(図4の例では、1歳刻みで区分け)した第1の区分が含まれる。また、作成要件DB400には、縦方向に、絵本の作成目的(図4の例では、5種類の作成目的)に応じて区分け(図4の例では、1種類刻みで区分け)した第2の区分が含まれる。
また、作成要件DB400には、第1及び第2の区分の組み合わせごとに、チェックDBを示す情報が規定されている。例えば、第1の区分="1歳"と、第2の区分="子供が楽しめる"との組み合わせには、チェックDBを示す情報として、"チェックDB-1"、"チェックDB-17"が規定されている。
また、作成要件DB400には、第1及び第2の区分の組み合わせごとに、定性的な説明が規定されている。例えば、第1の区分="1歳"と第2の区分="子供が楽しめる"との組み合わせには、"文章難易度が非常に低い"及び"文章にリズム感がある"が規定されている。
<チェックDBの具体例>
次に、チェックDB格納部380に格納されるチェックDBの具体例について説明する。図5は、チェックDBの一例を示す図である。図5に示す2種類のチェックDBのうち、チェックDB510は、作成要件DB400における"チェックDB-1"に該当し、チェックDB520は、作成要件DB400における"チェックDB-17"に該当する。
次に、チェックDB格納部380に格納されるチェックDBの具体例について説明する。図5は、チェックDBの一例を示す図である。図5に示す2種類のチェックDBのうち、チェックDB510は、作成要件DB400における"チェックDB-1"に該当し、チェックDB520は、作成要件DB400における"チェックDB-17"に該当する。
図5に示すように、チェックDB510、520は、情報の項目として、"チェック項目"、"チェック内容"、"ルール"が含まれる。
"チェック項目"には、文章の解析結果をチェックする際のチェック項目が規定される。チェックDB510の場合、文章の解析結果のうち、文章構造をチェックすることを、また、チェックDB520の場合、文章の解析結果のうち、特定の言葉の有無をチェックすることをそれぞれ示している。
"チェック内容"には、文章の解析結果をチェックする際のチェック内容が規定される。チェックDB510の例は、複文構造を含むか否かをチェックするとともに、文節の数をチェックすることが規定されている。また、チェックDB520の例は、形容詞、副詞の有無、あるいは、特定の言葉(いむ、ねこ、おこる、たべる、ぬける、あたたかい、やさしい等)の有無をチェックすることが規定されている。
"ルール"には、チェック内容に基づくチェックの結果、所定の条件を満たすと判定した場合に出力される校正情報(アラート、脚色候補)を生成するためのルールが規定される。
チェックDB510によれば、複文構造を含むと判定した場合、校正情報として、アラート(「文章が複雑すぎます」)が出力される。また、チェックDB510によれば、文節の数が7以上であると判定した場合、校正情報として、アラート(「文章が長すぎます」)が出力される。
このように、チェックDB510によれば、文章構造をチェックすることで、子供の発達レベルに応じた文章になっているかを判定することができる。また、子供の発達レベルに応じた文章になっていないと判定した場合に、アラートを出力することができる。この結果、子供の発達レベルに応じた文章に校正することが可能になる。
また、チェックDB520によれば、形容詞が含まれると判定した場合、校正情報として、形容詞を2回繰り返した脚色候補が出力される。また、チェックDB520によれば、副詞が含まれると判定した場合、校正情報として、副詞を2回繰り返した脚色候補が出力される。更に、チェックDB520によれば、特定の言葉が含まれると判定した場合、校正情報として、予め定められたオノマトペを付加した脚色候補が出力される。
このように、チェックDB520によれば、特定の言葉の有無をチェックすることで、絵本の作成目的に応じた文章になっているかを判定することができる。また、絵本の作成目的に応じた文章になっていないと判定した場合に、言葉の使い方や文章の表現の仕方を変えた脚色候補を出力することができる。この結果、絵本の作成目的(ここでは、"子供を楽しませる")に応じた文章に校正することが可能になる。
<文章校正支援処理の流れ>
次に、文章校正支援装置100による文章校正支援処理の流れについて、具体的な動作例と対応付けて説明する。図6は、文章校正支援処理の流れを示すフローチャート及び動作例を示す図である。
次に、文章校正支援装置100による文章校正支援処理の流れについて、具体的な動作例と対応付けて説明する。図6は、文章校正支援処理の流れを示すフローチャート及び動作例を示す図である。
ステップS601において、要件入力部310は、ユーザ110により入力された作成要件を受け付ける。図6の動作例は、ユーザ110が、子供の発達レベルとして、「1歳」を入力し、絵本の作成目的として、「子供を楽しませる」を入力したことを示している。
ステップS602において、要件選択部320は、作成要件DB格納部370の作成要件DBを参照し、入力された作成要件に対応するチェックDBを示す情報を特定する。図6の動作例は、要件選択部320が作成要件DB400を参照し、子供の発達レベル=「1歳」、絵本の作成目的=「子供を楽しませる」に対応するチェックDBとして、チェックDB-1、チェックDB-17を特定したことを示している。
ステップS603において、要件選択部320は、特定したチェックDBを示す情報に基づいて、チェックDB格納部380からチェックDBを読み出し、チェック内容及びルールを取得する。また、要件選択部320は、取得したチェック内容及びルールを校正情報出力部350に通知する。図6の動作例は、要件選択部320が、チェックDB-1、チェックDB-17を読み出し、チェック内容及びルールを校正情報出力部350に通知したことを示している。
ステップS604において、文章入力部330、文章解析部340、校正情報出力部350、提示部360は、ユーザ110により入力された文章の解析結果を、チェック内容に基づいてチェックし、校正情報を提示する「チェック処理」を実行する。なお、チェック処理の詳細フローは、具体的な動作例とともに後述する。
ステップS605において、文章入力部330は、文章校正支援処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合には(ステップS605においてNOの場合には)、ステップS604に戻る。一方、終了すると判定した場合には(ステップS605においてYESの場合には)、文章校正支援処理を終了する。
<チェック処理の流れ>
次に、図6のチェック処理(ステップS604)の詳細フロー及び動作例について説明する。図7は、チェック処理の流れを示すフローチャート及び動作例を示す図である。
次に、図6のチェック処理(ステップS604)の詳細フロー及び動作例について説明する。図7は、チェック処理の流れを示すフローチャート及び動作例を示す図である。
ステップS701において、文章入力部330は、ユーザ110により入力された文章を受け付ける。図7の動作例は、ユーザ110が、「メロスはとてもおこりました」という文章を入力したことを示している。
ステップS702において、文章解析部340は、入力された文章を解析する。図7の動作例は、文章解析部340が、入力された文章を解析した結果、単文構造であると判定したことを示している。また、図7の動作例は、文章解析部340が、入力された文章を、文節(「メロスは」、「とても」、「おこりました」)ごとに分け、文節の数が"3"であると判定したことを示している。更に、図7の動作例は、文章解析部340が、入力された文章には、副詞=「とても」が含まれると判定したことを示している。
ステップS703において、校正情報出力部350は、チェック内容に基づいて、解析結果をチェックし、所定の条件を満たす場合には、ルールに基づく校正情報を出力する。図7の動作例は、校正情報出力部350が、チェックDB-1のチェック内容に基づいて解析結果をチェックしたことで、複文構造を含まないと判定し、かつ、文節の数が基準値未満であると判定したことを示している。この場合、校正情報出力部350は、所定の条件を満たさないと判定する。
また、図7の動作例は、校正情報出力部350が、チェックDB-17のチェック内容に基づいて解析結果をチェックしたことで、副詞=「とても」を含み、特定の言葉=「おこりました」を含むと判定したことを示している。この場合、校正情報出力部350は、所定の条件を満たすと判定し、チェックDB-17のルールに基づく校正情報を出力する。
ステップS704において、提示部360は、校正情報出力部350により出力された校正情報を、ユーザ110に提示する。図7の動作例は、校正情報として、脚色候補1「メロスはとてもとてもおこりました」、及び、脚色候補2「メロスはとてもぷんぷんおこりました」を提示したことを示している。
このように、チェック処理(ステップS604)が実行されることで、校正情報として、脚色候補1、2がユーザ110に提示されるため、ユーザ110は、提示された脚色候補1、2に基づいて、自身が入力した文章について校正作業を行うことができる。この結果、ユーザ110は、自身が入力した文章を、子供の発達レベル及び絵本の作成目的に応じた文章に校正することが可能となり、作成する絵本を、より"いい絵本"に近づけることができる。
<他の動作例>
次に、チェック処理(ステップS604)の他の動作例について説明する。図8は、チェック処理の他の動作例を示す図である。なお、ここでも、ユーザ110が、作成要件として、子供の発達レベル=「1歳」、絵本の作成目的=「子供を楽しませる」を入力したことで、チェックDB-1、チェックDB-17が読み出されているものとする。
次に、チェック処理(ステップS604)の他の動作例について説明する。図8は、チェック処理の他の動作例を示す図である。なお、ここでも、ユーザ110が、作成要件として、子供の発達レベル=「1歳」、絵本の作成目的=「子供を楽しませる」を入力したことで、チェックDB-1、チェックDB-17が読み出されているものとする。
図8に示す動作例のうち、動作例810は、ユーザ110により、文章「広い門の下にはこの男のほかにだれもいません」が入力されたことを示している。
この場合、文章解析部340は、入力された文章が、単文構造であると判定する。また、文章解析部340は、入力された文章を、文節(「広い」、「門の」、「下には」、「この」、「男の」、「ほかに」、「だれも」、「いません」)ごとに分け、文節の数が"8"であると判定する。更に、文章解析部340は、入力された文章には、形容詞=「広い」が含まれると判定する。
また、校正情報出力部350は、チェックDB-1のチェック内容に基づいて解析結果をチェックし、複文を含まないと判定し、かつ、文節の数が基準値以上であると判定する。これにより、校正情報出力部350は、所定の条件を満たすと判定し、チェックDB-1のルールに基づく校正情報を出力する。この結果、提示部360は、校正情報として、アラート2「文章が長すぎます」を提示する。
更に、校正情報出力部350は、チェックDB-17のチェック内容に基づいて解析結果をチェックし、形容詞を含むと判定する。これにより、校正情報出力部350は、所定の条件を満たすと判定し、チェックDB-17のルールに基づく校正情報を出力する。この結果、提示部360は、校正情報として、脚色候補1「広い広い門の下にはこの男のほかにだれもいません」を提示する。
一方、動作例820は、ユーザ110により、文章「国境の長いトンネルを抜けると雪国でした」が入力されたことを示している。
この場合、文章解析部340は、入力された文章が、複文構造であると判定する。また、文章解析部340は、入力された文章を、文節(「長い」、「トンネルを」、「抜けると」、「雪国」、「でした」)ごとに分け、文節の数が"6"であると判定する。更に、文章解析部340は、入力された文章には、形容詞=「長い」が含まれると判定する。
また、校正情報出力部350は、チェックDB-1のチェック内容に基づいて解析結果をチェックし、複文を含むと判定し、かつ、文節の数が基準値未満であると判定する。これにより、校正情報出力部350は、所定の条件を満たすと判定し、チェックDB-1のルールに基づく校正情報を出力する。この結果、提示部360は、校正情報として、アラート1「文章が複雑です」を提示する。
また、校正情報出力部350は、チェックDB-17のチェック内容に基づいて解析結果をチェックし、形容詞を含むと判定する。これにより、校正情報出力部350は、所定の条件を満たすと判定し、チェックDB-17のルールに基づく校正情報を出力する。この結果、提示部360は、校正情報として、脚色候補1「国境の長い長いトンネルを抜けると雪国でした」を提示する。また、提示部360は、校正情報として、脚色候補2「国境の長いトンネルをずんずん抜けると雪国でした」を提示する。更に、提示部360は、校正情報として、脚色候補3「国境の長いトンネルをすぽんと抜けると雪国でした」を提示する。
<まとめ>
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係る文章校正支援装置100は、
・作成要件として、子供の発達レベルと、絵本の作成目的とを入力する。
・要件入力部により入力された作成要件に対応するチェックDBを示す情報を、作成要件DBを参照することで特定し、入力された作成要件に対応するチェック内容及びルールを取得する。
・校正対象となる絵本の文章が入力された場合に、該絵本の文章を解析する。
・文章の解析結果を、チェック内容に基づいてチェックし、所定の条件を満たすと判定した場合に、ルールに基づく校正情報を出力する。
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係る文章校正支援装置100は、
・作成要件として、子供の発達レベルと、絵本の作成目的とを入力する。
・要件入力部により入力された作成要件に対応するチェックDBを示す情報を、作成要件DBを参照することで特定し、入力された作成要件に対応するチェック内容及びルールを取得する。
・校正対象となる絵本の文章が入力された場合に、該絵本の文章を解析する。
・文章の解析結果を、チェック内容に基づいてチェックし、所定の条件を満たすと判定した場合に、ルールに基づく校正情報を出力する。
このように、子供の発達レベルに加えて、絵本の作成目的も考慮して文章の解析結果をチェックし、絵本の作成目的に応じたルールに基づく校正情報を出力することで、作成目的に応じた文章に校正することが可能となり、"いい絵本"に近づけることができる。
つまり、第1の実施形態によれば、絵本を作成する際の文章校正を適切に支援する文章校正支援装置、文章校正支援方法及び文章校正支援プログラムを提供することができる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、チェックDBが予めチェックDB格納部380に格納されているものとして説明した。これに対して、第2の実施形態では、チェックDBの作成手順について説明する。
上記第1の実施形態では、チェックDBが予めチェックDB格納部380に格納されているものとして説明した。これに対して、第2の実施形態では、チェックDBの作成手順について説明する。
図9は、チェックDBの作成手順の一例を示す図であり、上記第1の実施形態において説明したチェックDB-17の作成手順を示したものである。図9に示すように、チェックDB-17は、以下の手順で作成する。
i)既存の絵本に含まれる文章910を収集する。
ii)文章910に含まれる単語のうち、共起確率の高い単語とオノマトペとを抽出し、共起確率の高い単語とオノマトペとの組み合わせテーブル920を生成する。なお、組み合わせテーブル920は、1単語に1つのオノマトペを対応付けてもよいし、1単語に複数のオノマトペを対応付けてもよい。
iii)共起確率の高い単語に、オノマトペを付与する際の付与方法を、品詞ごとに規定したテーブル930を生成する。
iv)テーブル920の単語を"チェック内容"に格納し、対応するオノマトペとオノマトペの付与方法とを"ルール"に格納することで、チェックDB-17(チェックDB940)を生成する。
i)既存の絵本に含まれる文章910を収集する。
ii)文章910に含まれる単語のうち、共起確率の高い単語とオノマトペとを抽出し、共起確率の高い単語とオノマトペとの組み合わせテーブル920を生成する。なお、組み合わせテーブル920は、1単語に1つのオノマトペを対応付けてもよいし、1単語に複数のオノマトペを対応付けてもよい。
iii)共起確率の高い単語に、オノマトペを付与する際の付与方法を、品詞ごとに規定したテーブル930を生成する。
iv)テーブル920の単語を"チェック内容"に格納し、対応するオノマトペとオノマトペの付与方法とを"ルール"に格納することで、チェックDB-17(チェックDB940)を生成する。
このように、既存の絵本を解析することで、適切なチェックDBを生成することができる。
[その他の実施形態]
上記第1の実施形態では、作成要件DB400において、子供の発達レベルに対応するチェックDBと、絵本の作成目的に対応するチェックDBとが別々に規定されている場合(チェックDB-1、チェックDB-17)について説明した。
上記第1の実施形態では、作成要件DB400において、子供の発達レベルに対応するチェックDBと、絵本の作成目的に対応するチェックDBとが別々に規定されている場合(チェックDB-1、チェックDB-17)について説明した。
しかしながら、作成要件DB400において規定されるチェックDBは、子供の発達レベル及び絵本の作成目的の両方に対応した1のチェックDBであってもよい(例えば、チェックDB-4~チェックDB-16等)。
また、上記第1の実施形態では、絵本の作成目的を5種類に区分したが、作成要件DBの第2の区分において区分けする数は、5種類未満でも、6種類以上であってもよい。
また、上記第1の実施形態では、チェック処理(ステップS604)において、ユーザ110が1の文章を入力するごとに、校正情報を提示するものとして説明したが、複数の文章を入力されるごとに、まとめて校正情報を提示するように構成してもよい。
また、上記第1の実施形態では、作成要件を入力したうえで、文章を入力するものとして説明したが、文章を入力してから、作成要件を入力してもよい(あるいは、作成要件は、文章の入力の途中で変更してもよい)。この場合、既に入力された文章全てに対してチェック処理が行われるとともに、作成要件を入力(または変更)して以降に入力される文章に対しても、チェック処理が行われる。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :文章校正支援装置
310 :要件入力部
320 :要件選択部
330 :文章入力部
340 :文章解析部
350 :校正情報出力部
360 :提示部
370 :作成要件DB格納部
380 :チェックDB格納部
400 :作成要件DB
510 :チェックDB
520 :チェックDB
310 :要件入力部
320 :要件選択部
330 :文章入力部
340 :文章解析部
350 :校正情報出力部
360 :提示部
370 :作成要件DB格納部
380 :チェックDB格納部
400 :作成要件DB
510 :チェックDB
520 :チェックDB
Claims (6)
- 対象者の発達レベルに関する情報と、絵本を作成する目的に関する情報とを入力する要件入力部と、
前記要件入力部により入力された情報に対応するチェック内容及びルールを取得する取得部と、
校正対象となる絵本の文章が入力された場合に、該絵本の文章を解析する文章解析部と、
前記文章解析部による解析結果を前記チェック内容に基づいてチェックし、前記文章を校正するための前記ルールに基づく校正情報を出力する校正情報出力部と
を有する文章校正支援装置。 - 対象者の発達レベルに応じて区分けされた第1の区分と、絵本を作成する目的ごとに区分けされた第2の区分との組み合わせごとに、前記チェック内容及び前記ルールが規定されたデータベースを有し、
前記取得部は、前記要件入力部により入力された情報により特定される組み合わせに対応するチェック内容及びルールを取得する、請求項1に記載の文章校正支援装置。 - 前記対象者の発達レベルに関する情報には、年齢、または、絵本の難易度が含まれる、請求項1に記載の文章校正支援装置。
- 前記絵本を作成する目的には、前記対象者が前記絵本を読むことによる効果、または、前記対象者に前記絵本を読み聞かせることによる効果を示す情報が含まれる、請求項1に記載の文章校正支援装置。
- 対象者の発達レベルに関する情報と、絵本を作成する目的に関する情報とを入力する要件入力工程と、
前記要件入力工程において入力された情報に対応するチェック内容及びルールを取得する取得工程と、
校正対象となる絵本の文章が入力された場合に、該絵本の文章を解析する文章解析工程と、
前記文章解析工程における解析結果を前記チェック内容に基づいてチェックし、前記文章を校正するための前記ルールに基づく校正情報を出力する校正情報出力工程と
を有する文章校正支援方法。 - 対象者の発達レベルに関する情報と、絵本を作成する目的に関する情報とを入力する要件入力工程と、
前記要件入力工程において入力された情報に対応するチェック内容及びルールを取得する取得工程と、
校正対象となる絵本の文章が入力された場合に、該絵本の文章を解析する文章解析工程と、
前記文章解析工程における解析結果を前記チェック内容に基づいてチェックし、前記文章を校正するための前記ルールに基づく校正情報を出力する校正情報出力工程と
をコンピュータに実行させるための文章校正支援プログラム。
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