JP7379220B2 - ドアセットおよび換気装置 - Google Patents
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Description
一方、特許文献2のドアセットの場合、簡単に連通遮断を切り替えることができるという点で優れている。しかし、パッキンが取り付けられている部材全体を移動させて連通遮断を切り替える構造となっているため、パッキンが取り付けられている部材を移動させる機構の部品点数が多くなる。
第1発明のドアセットは、扉を閉じた状態において、戸枠の戸当たりと前記扉との間の隙間を遮蔽開放する換気機構を備え、該換気機構は、前記扉に対して離間可能に設けられた遮蔽部材と、該遮蔽部材を移動させる操作部と、を備えており、前記遮蔽部材は、戸当たりの長手方向に沿った方向における第一端部は前記扉の表面と交差する方向への移動が固定され、該第一端部を支点として、該第一端部と第二端部との間の部分が前記扉の表面と交差する方向に移動する可動プレートを備えていることを特徴とする。
第2発明のドアセットは、第1発明において、前記可動プレートは、第一端部に、前記戸枠に着脱可能に連結される第一連結部を備えていることを特徴とする。
第3発明のドアセットは、第2発明において、前記戸枠には、前記可動プレートの第一連結部が係合される、前記戸枠の戸当たりの表面と平行な第一連結軸を備えており、前記可動プレートの第一連結部は、該可動プレートの裏面に設けられた、該可動プレートの第二端部側に前記第一連結軸が係合される連結溝を有する第一連結部材を備えていることを特徴とする。
第4発明のドアセットは、第1、第2または第3発明において、前記可動プレートは、前記第二端部は前記扉の表面と交差する方向への移動が固定されており、前記第一端部と前記第二端部との間で、前記扉の表面と交差する方向において該扉の表面から離間する方向に湾曲し得るプレートであることを特徴とする。
第5発明のドアセットは、第4発明において、前記可動プレートは、第一端部および第二端部に、前記戸枠に着脱可能に連結される第一連結部及び第二連結部をそれぞれ備えていることを特徴とする。
第6発明のドアセットは、第5発明において、前記戸枠には、前記可動プレートの第一連結部及び第二連結部が係合される、前記戸枠の表面と平行かつ互いに平行な第一連結軸および第二連結軸を備えており、前記可動プレートの第一連結部は、該可動プレートの裏面に設けられた、該可動プレートの第二端部側に前記第一連結軸が係合される連結溝を有する第一連結部材を備えており、前記可動プレートの第二連結部は、該可動プレートの裏面に設けられた、前記第一連結部材の連結溝と同じ側に前記第二連結軸が係合される連結溝を有する第二連結部材を備えていることを特徴とする。
第7発明のドアセットは、第1、第2、第3、第4、第5または第6発明において、前記可動プレートは、裏面に係合片を有しており、前記操作部は、前記可動プレートの係合片と係合する係合部材と、該係合部材を前記扉の表面と交差する方向に移動させる移動部材と、を備えており、該移動部材は、前記戸枠の戸当たりの表面と平行な揺動軸周りに揺動可能に設けられており、前記揺動軸から離間した位置に前記係合部材が連結されていることを特徴とする。
<換気装置>
第8発明の換気装置は、戸枠に設置される換気装置であって、一対の側板を有するフレームと、該フレームの一対の側板間に配置される遮蔽部材と、該遮蔽部材を移動させる操作部と、を備えており、前記遮蔽部材は、前記フレームの長手方向に沿った方向における第一端部が該フレームの一対の側板の表面と平行な方向への移動が固定され、該第一端部を支点として、該第一端部と第二端部との間の部分が前記フレームの一対の側板の表面と平行な方向において該フレームの内方に移動する可動プレートを備えていることを特徴とする。
第9発明の換気装置は、第8発明において、前記可動プレートは、第一端部に、前記フレームに着脱可能に連結される第一連結部を備えていることを特徴とする。
第10発明の換気装置は、第9発明において、前記フレームには、前記可動プレートの第一連結部が係合される、前記フレームの一対の側板と交差する第一連結軸を備えており、前記可動プレートの第一連結部は、該可動プレートの裏面に設けられた、該可動プレートの第二端部側に前記第一連結軸が係合される連結溝を有する第一連結部材を備えていることを特徴とする。
第11発明の換気装置は、第8、第9または第10発明において、前記可動プレートは、前記第二端部は前記フレームの一対の側板の表面と平行な方向への移動が固定されており、前記第一端部と前記第二端部との間で、該フレームの一対の側板の表面と平行な方向において該フレームの内方に湾曲し得るプレートであることを特徴とする。
第12発明の換気装置は、第11発明において、前記可動プレートは、第一端部および第二端部に、前記フレームに着脱可能に連結される第一連結部及び第二連結部をそれぞれ備えていることを特徴とする。
第13発明の換気装置は、第12発明において、前記フレームには、前記可動プレートの第一連結部及び第二連結部が係合される、前記フレームの一対の側板と交差しかつ互いに平行な第一連結軸および第二連結軸を備えており、前記可動プレートの第一連結部は、該可動プレートの裏面に設けられた、該可動プレートの第二端部側に前記第一連結軸が係合される連結溝を有する第一連結部材を備えており、前記可動プレートの第二連結部は、該可動プレートの裏面に設けられた、前記第一連結部材の連結溝と同じ側に前記第二連結軸が係合される連結溝を有する第二連結部材を備えていることを特徴とする。
第14発明のドアセットは、第8、第9、第10、第11、第12または第13発明において、前記可動プレートは、裏面に係合片を有しており、前記操作部は、前記可動プレートの係合片と係合する係合部材と、該係合部材を前記フレームの表面と交差する方向に移動させる移動部材と、を備えており、該移動部材は、前記フレームの一対の側板の表面と交差する揺動軸周りに揺動可能に設けられており、前記揺動軸から離間した位置に前記係合部材が連結されていることを特徴とする。
第1発明によれば、換気機構の操作部によって扉から離間するように、第一端部を支点として遮蔽部材の可動プレートを移動させることができるので、換気機構の操作部を操作すれば、扉と戸枠の隙間を通して通気させたり扉と戸枠の隙間を遮断したりすることができる。
第2発明によれば、可動プレートを戸枠に着脱できるので、換気機構のメンテナンスや遮蔽部材の交換を簡単に実施できる。
第3発明によれば、可動プレートは、第一連結部の第一連結部材を第一連結軸に引っ掛けて連結されているので、戸枠に対する可動プレートの着脱が容易になる。
第4発明によれば、換気機構の操作部によって扉から離間するように遮蔽部材の可動プレートを湾曲させることができるので、換気機構の操作部を操作すれば、扉と戸枠の隙間を通して通気させたり扉と戸枠の隙間を遮断したりすることができる。
第5発明によれば、可動プレートを戸枠に着脱できるので、換気機構のメンテナンスや遮蔽部材の交換を簡単に実施できる。
第6発明によれば、可動プレートは、第一連結部の第一連結部材および第二連結部の第二連結部材を第一連結軸および第二連結軸に引っ掛けて連結されているので、戸枠に対する可動プレートの着脱が容易になる。
第7発明によれば、可動プレートの係合片と操作部の係合部材とが係合しているので、操作部の移動部材を揺動軸周りに揺動させれば、係合部材の移動に伴って可動プレートを湾曲させることができる。
<換気装置>
第8発明によれば、操作部によって可動プレートを第一端部を支点としてフレームの内方に移動させることができる。したがって、換気装置を戸当たりに設ければ、操作部を操作することによって可動プレートを扉の表面に接触させたり扉の表面から離間させたりすることができるから、扉と戸枠の隙間を通して通気させたり扉と戸枠の隙間を遮断したりすることができる。
第9発明によれば、可動プレートをフレームに着脱できるので、換気装置を戸当たりに設けても、換気装置のメンテナンスや遮蔽部材の交換を簡単に実施できる。換気装置を既存のドア枠の吊元側に設置し、既存のエアタイトを取り外せば、換気機能のないドアセットに換気機能を付加することができる。
第10発明によれば、可動プレートは、第一連結部の第一連結部材を第一連結軸に引っ掛けて連結されているので、フレームに対する可動プレートの着脱が容易になる。
第11発明によれば、操作部によって可動プレートをフレームの内方に湾曲させることができる。したがって、換気装置を戸当たりに設ければ、操作部を操作することによって可動プレートを扉の表面に接触させたり扉の表面から離間させたりすることができるから、扉と戸枠の隙間を通して通気させたり扉と戸枠の隙間を遮断したりすることができる。
第12発明によれば、可動プレートをフレームに着脱できるので、換気装置を戸当たりに設けても、換気装置のメンテナンスや遮蔽部材の交換を簡単に実施できる。換気装置を既存のドア枠の吊元側に設置し、既存のエアタイトを取り外せば、換気機能のないドアセットに換気機能を付加することができる。
第13発明によれば、可動プレートは、第一連結部の第一連結部材および第二連結部の第二連結部材を第一連結軸および第二連結軸に引っ掛けて連結されているので、フレームに対する可動プレートの着脱が容易になる。
第14発明によれば、可動プレートの係合片と操作部の係合部材とが係合しているので、操作部の移動部材を揺動軸周りに揺動させれば、係合部材の移動に伴って可動プレートを湾曲させることができる。
また、本発明のドアセットは、玄関に設置されるドアセットとして使用されることはもちろん、マンションの各住戸の部屋同士の間に設置されるドアセットや、部屋と廊下との間に設置されるドアセットとしても使用することができる。
以下では、本発明のドアセットを、マンションの住戸の玄関ドアに使用した場合を代表として説明する。
図3において、符号Fは共用廊下を示しており、符号EWは玄関側壁を示している。この玄関側壁EWには、本実施形態のドアセット1が取り付けられている。
図3に示すように、戸枠2は、一対の竪枠2a、2bと、この竪枠2a、2bの下端間および上端間をそれぞれ繋ぐように設けられた下枠2cと上枠2dとから構成されている。この戸枠2は、一対の竪枠2a、2bと下枠2c、上枠2dに囲まれた正面視略長方形の開口2hが形成されるように、各枠2a~2dが配設されている。
図3に示すように、戸枠2には扉10が取り付けられている。この扉10は、戸枠2の開口2hと略相似形であって、扉10を閉じた状態において、戸枠2の開口2hを塞ぐことができる大きさに形成されている。
なお、連結手段は上記機能を有するものであればよく、その構造はとくに限定されない。例えば、公知の蝶番やピボットヒンジ、フロアヒンジ等を本実施形態のドアセット1の連結手段として使用することができる。
図1および図3に示すように、本実施形態のドアセット1では、戸尻側の竪枠2bに換気装置20が設けられている。この換気装置20は、パッキンPを備えた遮蔽部材21と、この遮蔽部材21を移動させる機能を備えた操作部30を有するものである。この換気装置20において、パッキンPを移動させる操作部30は、換気装置20の側面(換気装置20において戸当たりとなる面と交差する面)に設けられている(図1(A)参照)。そして、この操作部30のつまみ34を操作すると、パッキンPと扉10の面10aとの間隔を調節することができるようになっている。言い換えれば、扉10を閉めた状態において操作部30のつまみ34を操作すると、パッキンPが扉10の面10aと接触した状態(遮蔽状態、後述する可動プレート22の伸展状態が対応する、図1(B)、(C)参照)と、パッキンPと扉10の面10aとの間に隙間ができる状態(換気状態、後述する可動プレート22の湾曲状態が対応する、図2(A)、(B)参照)の間でパッキンPを移動させることができるようになっている。この換気装置20の詳細は後述する。
つぎに、換気装置20について、詳細に説明する。
図1~図3に示すように、戸尻側の竪枠2bには、換気装置20が設けられている。具体的には、戸尻側の竪枠2bには、通常、戸当たりが設けられている位置に後述するフレーム20aの前側端縁が位置するように、換気装置20が設置されている。
図1に示すように、換気装置20は、フレーム20aを備えている。図4に示すように、このフレーム20aは、一対の側板20s,20sを両者間に隙間ができるように連結して形成された、長尺な部材である。このフレーム20aは、一対の側板20s,20sの前側端縁(図4(B)では右端縁)が、戸尻側の竪枠2bにおいて、通常、戸当たりが設けられる位置に配置され、その一方の側板20s(図4(A)では右側の側板20s)が戸尻側の竪枠2bと対向するように設置されている(図1(C)参照)。
図1(C)に示すように、フレーム20aの一対の側板20s,20sの間には、遮蔽部材21が設けられている。この遮蔽部材21は、可動プレート22と、この可動プレート22において扉10を閉じた状態で扉10の面10aと対向する面に設けられたパッキンPと、から構成されている。
図5に示すように、可動プレート22は長尺な部材であり、その表面にパッキンPが配置される溝22gが設けられている。この可動プレート22は、その上端部(第一端部)とその下端部(第二端部)との間で湾曲できる程度の剛性に形成されている。具体的には、可動プレート22の第一端部と第二端部の移動を固定した状態で、可動プレート22の第一端部と第二端部の間の部分に対して表面と交差する方向に力を加えると、その力の方向に湾曲する程度の剛性に可動プレート22は形成されている。
図1に示すように、換気装置20は、遮蔽部材21の可動プレート22を変形させて、遮蔽状態と換気状態とを切り替える操作部30を備えている。
規制機構36は、上述した遮蔽位置保持機能と換気位置保持機能を有する機構であればよく、その機構はとくに限定されないが、例えば、以下のような機構を採用することができる。
上述したように、可動プレート22の第一連結部24の第一連結部材24aの連結溝24g、第二連結部25の第二連結部材25aの連結溝25g、および、係合片26の係合溝26gが、それぞれ上方からフレーム20aの第一連結軸20b、第二連結軸20c、および、操作部30の係合部材31に係合するようになっていれば、可動プレート22を簡単に着脱することができる。つまり、可動プレート22を上方に移動させれば、第一連結部24の第一連結部材24aの連結溝24g等と第一連結軸20b等との係合を外すことができる。逆に、可動プレート22を上方から下方に移動させれば、第一連結部24の第一連結部材24aの連結溝24g等と第一連結軸20b等とを係合することができる。
戸当りに取り付けられるパッキンPや、換気装置20の遮蔽部材21の可動プレート22に取り付けられるパッキンPはとくに限定されないが、内部が中空となったものが好ましい。その理由は、パッキンPの柔軟性を高めて、衝撃吸収性や扉10との密着性を高めることができるからである。
上記例では、戸尻側の竪枠2bに換気装置20を設ける場合を説明した。しかし、換気装置20を設ける位置は、戸尻側の竪枠2bに限られない。戸尻側の竪枠2b以外の枠2a,2c,2dに換気装置20を設けてもよい。
換気装置20の操作部30は、上述したような構成に限定されない。可動プレート22を湾曲状態と伸展状態との間で変形させることができ、しかも、各状態で可動プレート22が湾曲しないように保持しておくことができるのであれば、種々の構成を採用することができる。
上述した例では、遮蔽部材21の可動プレート22が、その第一端部とその第二端部がフレーム20aの第一連結軸20bおよび第二連結軸20cにそれぞれ着脱可能に連結され、第一端部とその第二端部との間で湾曲する場合を説明した。しかし、遮蔽部材21の可動プレート22は、第一端部のみがフレーム20aの第一連結軸20bに着脱可能に連結されていてもよい(図9参照)。
換気装置20を戸枠2の戸当たり部分に設置する場合には、上述したフレーム20aは必ずしも設けなくてもよい。つまり、戸枠2自体に換気装置20と同様の機能を有する換気機構を設けることができる。例えば、戸枠2における戸当たりの表面に開口を形成し、開口の上端近傍および下端近傍に、戸枠2の戸当たりの表面と平行かつ互いに平行な第一連結軸20bおよび第二連結軸20cを設ける。また、第一連結軸20bおよび第二連結軸20cと揺動軸33が平行となるように、戸枠2に操作部30を設ける。つまり、操作部30のつまみ34が戸当たりの表面と交差する面に露出した状態となるように戸枠2に操作部30を設ける。そして、第一連結軸20bおよび第二連結軸20cに第一連結部24の第一連結部材24aや第二連結部25の第二連結部材25aが係合し、操作部30の係合部材31に係合片26が係合するように、戸当たりの開口から遮蔽部材21の可動プレート22を取り付ける。すると、換気装置20と同様の機能を有する換気機構を戸枠2の戸当たりに設けることができる。この場合でも、第一連結軸20b、第二連結軸20cおよび操作部30の係合部材31と、第一連結部24の第一連結部材24a、第二連結部25の第二連結部材25aおよび係合片26との係合を解除すれば簡単に遮蔽部材21を取り外すことができる。逆に、第一連結部24の第一連結部材24a、第二連結部25の第二連結部材25aおよび係合片26を、第一連結軸20b、第二連結軸20cおよび操作部30の係合部材31に係合すれば、簡単に遮蔽部材21を戸枠2に取り付けることができる。したがって、換気装置20と同様に、換気機構のメンテナンスや遮蔽部材21の交換を簡単に実施できる。
また、ユニット状の換気装置20は、戸枠2と扉10の間に形成される隙間を連通遮蔽する以外の用途にも使用することができる。例えば、可動間仕切り壁同士の間に形成される隙間を連通遮蔽する装置としても使用することができる。もちろん、窓枠と桟との隙間を連通遮断する場合にも使用できる。この場合、ユニット状の換気装置を窓枠と桟のいずれに設けてもよいが、窓の使用しやすさを考慮すれば、ユニット状の換気装置20は窓枠に設ける方が望ましい。
2 戸枠
2a 竪枠
2b 竪枠
2c 上枠
2d 下枠
10 扉
10a 面
20 換気装置
20a フレーム
20b 第一連結軸
20c 第二連結軸
20g 開口
20s 側板
21 遮蔽部材
22 可動プレート
22g 溝
24 第一連結部
24a 第一連結部材
24g 連結溝
25 第二連結部
25a 第一連結部材
25g 連結溝
26 係合片
26g 係合溝
30 操作部
31 係合部材
32 移動部材
33 揺動軸
34 つまみ
36 規制機構
37 規制部材
38 規制プレート
38g1 遮蔽保持溝
38g2 換気保持溝
39 バネ部材
40 ストッパー
P パッキン
EW 玄関側壁
F 共用廊下
G フィルタ
Claims (14)
- 扉を閉じた状態において、戸枠の戸当たりと前記扉との間の隙間を遮蔽開放する換気機構を備え、
該換気機構は、
前記扉に対して離間可能に設けられた遮蔽部材と、
該遮蔽部材を移動させる操作部と、を備えており、
前記遮蔽部材は、
戸当たりの長手方向に沿った方向における第一端部は前記扉の表面と交差する方向への移動が固定され、該第一端部を支点として、該第一端部と第二端部との間の部分が前記扉の表面と交差する方向に移動する可動プレートを備えている
ことを特徴とするドアセット。 - 前記可動プレートは、
第一端部に、前記戸枠に着脱可能に連結される第一連結部を備えている
ことを特徴とする請求項1記載のドアセット。 - 前記戸枠には、
前記可動プレートの第一連結部が係合される、前記戸枠の戸当たりの表面と平行な第一連結軸を備えており、
前記可動プレートの第一連結部は、
該可動プレートの裏面に設けられた、該可動プレートの第二端部側に前記第一連結軸が係合される連結溝を有する第一連結部材を備えている
ことを特徴とする請求項2記載のドアセット。 - 前記可動プレートは、
前記第二端部は前記扉の表面と交差する方向への移動が固定されており、
前記第一端部と前記第二端部との間で、前記扉の表面と交差する方向において該扉の表面から離間する方向に湾曲し得るプレートである
ことを特徴とする請求項1、2または3記載のドアセット。 - 前記可動プレートは、
第一端部および第二端部に、前記戸枠に着脱可能に連結される第一連結部及び第二連結部をそれぞれ備えている
ことを特徴とする請求項4記載のドアセット。 - 前記戸枠には、
前記可動プレートの第一連結部及び第二連結部が係合される、前記戸枠の表面と平行かつ互いに平行な第一連結軸および第二連結軸を備えており、
前記可動プレートの第一連結部は、
該可動プレートの裏面に設けられた、該可動プレートの第二端部側に前記第一連結軸が係合される連結溝を有する第一連結部材を備えており、
前記可動プレートの第二連結部は、
該可動プレートの裏面に設けられた、前記第一連結部材の連結溝と同じ側に前記第二連結軸が係合される連結溝を有する第二連結部材を備えている
ことを特徴とする請求項5記載のドアセット。 - 前記可動プレートは、裏面に係合片を有しており、
前記操作部は、
前記可動プレートの係合片と係合する係合部材と、
該係合部材を前記扉の表面と交差する方向に移動させる移動部材と、を備えており、
該移動部材は、
前記戸枠の戸当たりの表面と平行な揺動軸周りに揺動可能に設けられており、
前記揺動軸から離間した位置に前記係合部材が連結されている
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載のドアセット。 - 戸枠に設置される換気装置であって、
一対の側板を有するフレームと、
該フレームの一対の側板間に配置される遮蔽部材と、
該遮蔽部材を移動させる操作部と、を備えており、
前記遮蔽部材は、
前記フレームの長手方向に沿った方向における第一端部が該フレームの一対の側板の表面と平行な方向への移動が固定され、該第一端部を支点として、該第一端部と第二端部との間の部分が前記フレームの一対の側板の表面と平行な方向において該フレームの内方に移動する可動プレートを備えている
ことを特徴とする換気装置。 - 前記可動プレートは、
第一端部に、前記フレームに着脱可能に連結される第一連結部を備えている
ことを特徴とする請求項8記載の換気装置。 - 前記フレームには、
前記可動プレートの第一連結部が係合される、前記フレームの一対の側板と交差する第一連結軸を備えており、
前記可動プレートの第一連結部は、
該可動プレートの裏面に設けられた、該可動プレートの第二端部側に前記第一連結軸が係合される連結溝を有する第一連結部材を備えている
ことを特徴とする請求項9記載の換気装置。 - 前記可動プレートは、
前記第二端部は前記フレームの一対の側板の表面と平行な方向への移動が固定されており、
前記第一端部と前記第二端部との間で、該フレームの一対の側板の表面と平行な方向において該フレームの内方に湾曲し得るプレートである
ことを特徴とする請求項8、9または10記載の換気装置。 - 前記可動プレートは、
第一端部および第二端部に、前記フレームに着脱可能に連結される第一連結部及び第二連結部をそれぞれ備えている
ことを特徴とする請求項11記載の換気装置。 - 前記フレームには、
前記可動プレートの第一連結部及び第二連結部が係合される、前記フレームの一対の側板と交差しかつ互いに平行な第一連結軸および第二連結軸を備えており、
前記可動プレートの第一連結部は、
該可動プレートの裏面に設けられた、該可動プレートの第二端部側に前記第一連結軸が係合される連結溝を有する第一連結部材を備えており、
前記可動プレートの第二連結部は、
該可動プレートの裏面に設けられた、前記第一連結部材の連結溝と同じ側に前記第二連結軸が係合される連結溝を有する第二連結部材を備えている
ことを特徴とする請求項12記載の換気装置。 - 前記可動プレートは、裏面に係合片を有しており、
前記操作部は、
前記可動プレートの係合片と係合する係合部材と、
該係合部材を前記フレームの表面と交差する方向に移動させる移動部材と、を備えており、
該移動部材は、
前記フレームの一対の側板の表面と交差する揺動軸周りに揺動可能に設けられており、
前記揺動軸から離間した位置に前記係合部材が連結されている
ことを特徴とする請求項8、9、10、11、12または13記載の換気装置。
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