JP7374576B2 - 水密テスト機および検査方法 - Google Patents
水密テスト機および検査方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7374576B2 JP7374576B2 JP2023116462A JP2023116462A JP7374576B2 JP 7374576 B2 JP7374576 B2 JP 7374576B2 JP 2023116462 A JP2023116462 A JP 2023116462A JP 2023116462 A JP2023116462 A JP 2023116462A JP 7374576 B2 JP7374576 B2 JP 7374576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pair
- test
- diameter
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 title claims description 101
- 238000007689 inspection Methods 0.000 title claims description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 24
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 150
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 48
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 6
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 229920002725 thermoplastic elastomer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Description
前記配管内に入り込みテスト水Wtの外圧を受ける筒状の本体2と、
前記本体2の軸方向Sの中間の検査領域αの両端に設けられ前記配管の内面に接してテスト水Wtを止水する一対の止水部3とを備え、前記各止水部3は、それぞれ、
前記本体2の径方向Dに延びる一対の平板状のフランジ31,32と、
前記一対のフランジ31,32の間に装着され、加圧水Wpにより径方向Dに拡径して前記配管の内面に接するゴム様の弾性を有するゴム様リング1とを備え、前記ゴム様リング1は、
前記配管の内面に接する円環部10と、
前記円環部10に連らなり、前記一対のフランジ31,32に対面し、前記フランジ31,32に沿って延びる一対の側板部11とを備え、
ここにおいて、前記側板部11は、
前記加圧水Wpによる水圧が負荷されていない無負荷において前記フランジ31,32との間に空間Δができるように湾曲し、一方、前記加圧水Wpによる水圧が負荷された加圧下において平板状に変形して前記拡径を助長する助長部13を備える。
前記水密テスト機は、
前記配管内に入り込みテスト水Wtの外圧を受ける筒状の本体2と、
前記本体2の軸方向Sの中間の検査領域αの両端に設けられ加圧水Wpにより拡径することで前記配管の内面に接して前記テスト水Wtを止水する一対の止水部3とを備え、
前記検査方法は、
第1の配管材51の内部に前記一対の止水部3の一方が挿入された状態で前記一方の止水部3を拡径して前記水密テスト機を設置する工程と、
前記一対の止水部3が前記継手部53を股ぐような状態となるように前記第1の配管材51に第2の配管材52を接合した後に、前記一対の止水部3の他方を拡径させる工程と、
前記拡径した一対の止水部3の間の前記検査領域αにテスト水Wtを供給して、水密テストを行う工程とを備える。
前記水密テスト機は、
前記配管内に入り込みテスト水Wtの外圧を受ける筒状の本体2と、
前記本体2の軸方向Sの中間の検査領域αの両端に設けられ加圧水Wpにより拡径することで前記配管の内面に接して前記テスト水Wtを止水する一対の止水部3とを備え、
前記検査方法は、
第1の配管材51の内部に前記水密テスト機を挿入する工程と、
前記第1の配管材51に第2の配管材52を接合した後に、前記第1の配管材51の内部の前記水密テスト機を、前記一対の止水部3が前記継手部53を股ぐように前記テスト機を前記第2の配管材52に向って引っ張って移動する工程と、
前記移動後に一対の止水部3を拡径させる工程と、
前記拡径した一対の止水部3の間にテスト水Wtを供給して、水密テストを行う工程とを備える。
前記本体2の径方向Dに延びる一対の平板状のフランジ31,32と、
前記一対のフランジ31,32の間に装着され、加圧水Wpにより径方向Dに拡径して前記配管の内面に接するゴム様の弾性を有するゴム様リング1とを備え、前記ゴム様リング1は、
前記配管の内面に接する円環部10と、
前記円環部10に連らなり、前記一対のフランジ31,32に対面し、前記フランジ31,32に沿って延びる一対の側板部11とを備え、
ここにおいて、前記側板部11は、
前記加圧水Wpによる水圧が負荷されていない無負荷において前記フランジ31,32との間に空間Δができるように湾曲し、一方、前記加圧水Wpによる水圧が負荷された加圧下において平板状に変形して前記拡径を助長する助長部13を備え、
ここにおいて、前記各止水部3が拡径する際に、前記加圧水Wpの水圧により前記助長部13が湾曲した形状から平板状に変形することにより拡径を助長する工程を更に備える。
前記フランジ31,32との間に空間Δができるように前記外側面F1が湾曲し、前記無負荷において前記外側面F1は前記助長部13において全周にわたって連らなる溝状の凹溝14を形成している。
図1~図4は実施例1を示す。
本テスト方法は図3の配管に内圧を加えるテスト水Wtにより前記配管の継手部53の水密性を検査する水密テスト機を用いた検査方法である。
ここにおいて、図4の前記各止水部3が拡径する際に、前記加圧水Wpの水圧により前記助長部13が湾曲した形状から平板状に変形することにより拡径が助長される。
すなわち、図3のように、継手部53を含む検査領域αは、筒状の本体2と拡径した一対のゴム様リング1により密閉される。この検査領域αには、第2の通水管W2を経て第2ノズルN2からテスト水Wtが充填され、所定の水圧が負荷される。この状態で目視等により継手部53から水漏れがないか等の漏水検査を行う。
図6および図7に示すように、ローラRの数や配置は適宜に設定される。また、継手部53の形式は種々のものに対応し得る。
図9(a)に示すように、第1の配管材51の内部にテスト機の一方の止水部3を挿入する。なお、この際、通水管や通気管のジョイントJを結合する。また引抜き用のロープ6をテスト機につなぐ。この状態から、つまり、第1の配管材51の内部に前記一対の止水部3の一方が挿入された状態で、図9(b)のように、前記一方の止水部3のみを拡径して前記水密テスト機を設置する。
すなわち、図3のように、継手部53を含む検査領域αは、筒状の本体2と拡径した一対のゴム様リング1により密閉される。この検査領域αには、第2の通水管W2を経て第2ノズルN2からテスト水Wtが充填され、所定の水圧が負荷される。この状態で目視等により継手部53から水漏れがないか等の漏水検査を行う。
たとえば、ゴム様リングの素材はゴムでもよいし、ゴム弾性を呈するものであれば熱可塑性エラストマーなどでもよい。また、対象となる配管は水道だけでなくガスなどであってもよい。
したがって、以上のような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲のものと解釈される。
13:助長部 14:凹溝
F1:外側面 F2:内側面
2:(筒状の)本体
3:止水部 31,32:フランジ
D:径方向 S:軸方向 T:肉厚
α:検査領域 Δ:空間
51:第1の配管材 52:第2の配管材 53:継手部 6:ロープ
Wt:テスト水 Wp:加圧水
W1:第1の通水管 W2:第2の通水管
A1:第1の通気管 A2:第2の通気管
N1:第1ノズル N2:第2ノズル
O1:第1開口 O2:第2開口
R:ローラ
Claims (3)
- 配管に内圧を加えるテスト水Wtにより前記配管の継手部53の水密性を検査する水密テスト機を用いた検査方法であって、
前記水密テスト機は、
前記配管内に入り込みテスト水Wtの外圧を受ける筒状の本体2と、
前記本体2の軸方向Sの中間の検査領域αの両端に設けられ加圧水Wpにより拡径することで前記配管の内面に接して前記テスト水Wtを止水する一対の止水部3とを備え、
前記検査方法は、
第1の配管材51の内部に前記一対の止水部3の一方が挿入された状態で前記一方の止水部3を拡径して前記水密テスト機を設置する工程と、
前記一対の止水部3が前記継手部53を股ぐような状態となるように前記第1の配管材51に第2の配管材52を接合した後に、前記一対の止水部3の他方を拡径させる工程と、
前記拡径した一対の止水部3の間の前記検査領域αにテスト水Wtを供給して、水密テストを行う工程とを備える、検査方法。 - 配管に内圧を加えるテスト水Wtにより前記配管の継手部53の水密性を検査する水密テスト機を用いた検査方法であって、
前記水密テスト機は、
前記配管内に入り込みテスト水Wtの外圧を受ける筒状の本体2と、
前記本体2の軸方向Sの中間の検査領域αの両端に設けられ加圧水Wpにより拡径することで前記配管の内面に接して前記テスト水Wtを止水する一対の止水部3とを備え、
前記検査方法は、
第1の配管材51に第2の配管材52を接合する前に、前記第1の配管材51の内部に前記水密テスト機を挿入する工程と、
前記第1の配管材51に前記第2の配管材52を接合した後に、前記第1の配管材51の内部の前記水密テスト機を、前記一対の止水部3が前記継手部53を股ぐように前記テスト機を前記第2の配管材52に向って引っ張って移動する工程と、
前記移動後に一対の止水部3を拡径させる工程と、
前記拡径した一対の止水部3の間にテスト水Wtを供給して、水密テストを行う工程とを備える、検査方法。 - 請求項1もしくは2において、
前記各止水部3は、それぞれ、
前記本体2の径方向Dに延びる一対の平板状のフランジ31,32と、
前記一対のフランジ31,32の間に装着され、加圧水Wpにより径方向Dに拡径して前記配管の内面に接するゴム様の弾性を有するゴム様リング1とを備え、前記ゴム様リング1は、
前記配管の内面に接する円環部10と、
前記円環部10に連らなり、前記一対のフランジ31,32に対面し、前記フランジ31,32に沿って延びる一対の側板部11とを備え、
ここにおいて、前記側板部11は、
前記加圧水Wpによる水圧が負荷されていない無負荷において前記フランジ31,32との間に空間Δができるように湾曲し、一方、前記加圧水Wpによる水圧が負荷された加圧下において平板状に変形して前記拡径を助長する助長部13を備え、
ここにおいて、前記各止水部3が拡径する際に、前記加圧水Wpの水圧により前記助長部13が湾曲した形状から平板状に変形することにより拡径を助長する工程を更に備える、検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023116462A JP7374576B2 (ja) | 2021-10-19 | 2023-07-18 | 水密テスト機および検査方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021170801A JP7336496B2 (ja) | 2021-10-19 | 2021-10-19 | 水密テスト機および検査方法 |
JP2023116462A JP7374576B2 (ja) | 2021-10-19 | 2023-07-18 | 水密テスト機および検査方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021170801A Division JP7336496B2 (ja) | 2021-10-19 | 2021-10-19 | 水密テスト機および検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023133366A JP2023133366A (ja) | 2023-09-22 |
JP7374576B2 true JP7374576B2 (ja) | 2023-11-07 |
Family
ID=86239220
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021170801A Active JP7336496B2 (ja) | 2021-10-19 | 2021-10-19 | 水密テスト機および検査方法 |
JP2023116462A Active JP7374576B2 (ja) | 2021-10-19 | 2023-07-18 | 水密テスト機および検査方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021170801A Active JP7336496B2 (ja) | 2021-10-19 | 2021-10-19 | 水密テスト機および検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7336496B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003294571A (ja) | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Kurimoto Ltd | 水圧試験器 |
JP2013040866A (ja) | 2011-08-17 | 2013-02-28 | Saitama City | 水圧試験機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60134139U (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-06 | 東洋ゴム工業株式会社 | 安全シ−ル機構 |
JPH041491Y2 (ja) * | 1985-01-25 | 1992-01-20 | ||
JPH07190283A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Osaka Gas Co Ltd | 流路遮断装置 |
-
2021
- 2021-10-19 JP JP2021170801A patent/JP7336496B2/ja active Active
-
2023
- 2023-07-18 JP JP2023116462A patent/JP7374576B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003294571A (ja) | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Kurimoto Ltd | 水圧試験器 |
JP2013040866A (ja) | 2011-08-17 | 2013-02-28 | Saitama City | 水圧試験機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7336496B2 (ja) | 2023-08-31 |
JP2023061046A (ja) | 2023-05-01 |
JP2023133366A (ja) | 2023-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4069573A (en) | Method of securing a sleeve within a tube | |
USRE30802E (en) | Method of securing a sleeve within a tube | |
US4467836A (en) | Flexible tube means, especially for an expansible valve | |
US3459229A (en) | Pressure testing apparatus | |
JP4948081B2 (ja) | 水圧試験装置 | |
JP2009257589A (ja) | ホース接続方法と接続構成 | |
GB2319315A (en) | Method of joining lined pipes using a bridging member | |
US9249918B2 (en) | Devices and methods for the checking and for the checking and repairing of pipe connections | |
JP6526144B2 (ja) | グルーブ式管継手アダプター | |
JP2009243895A (ja) | 密閉試験装置及び管体接合部の密閉試験方法 | |
JP2977285B2 (ja) | 少なくとも一つの円筒形要素上に気密に固定される装置 | |
CN101932866B (zh) | 松套法兰式喇叭管接头及使用其的钢管的接合方法 | |
CN114688352B (zh) | 反应堆大厅内用于输送液态金属的管道 | |
JP7374576B2 (ja) | 水密テスト機および検査方法 | |
KR101821649B1 (ko) | 내진용 주름부와 연결조인트를 가진 스테인레스 강관 및 그 제조방법 | |
JP2019120379A (ja) | 漏洩補修構造及び漏洩補修具 | |
JP4948082B2 (ja) | 水圧試験装置 | |
CN216045959U (zh) | 管道连接器 | |
JP2003214580A (ja) | 伸縮継手 | |
US20220299147A1 (en) | Pipe connection and method of producing pipe connection | |
CN216955106U (zh) | 一种复合管打压夹具 | |
JP2005214898A (ja) | 管継手部における耐圧試験装置 | |
RU2683099C1 (ru) | Способ изготовления трубопроводов | |
JP4363588B2 (ja) | 伸縮継手 | |
JP2000094522A (ja) | 管内ライニング工法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230724 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230726 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20230727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231024 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231024 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7374576 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |