JP7370996B2 - 舞台パフォーマンスのための方法 - Google Patents

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Description

本発明は、舞台パフォーマンスのための方法に関する。
舞台パフォーマンスでは、役者が観客のために演じる。通常、役者はステージ上で、シーンと呼ばれる特定の状況を演じる。ステージの背後で観客が見える位置に、背景幕がある場合がある。デジタル投影を使用して、さまざまな情景を背景幕に映し出す。その画像は役者が演じるシーンを引き立てることができる。またパフォーマンスの中で情景が変わったり、移動したり動き出したりすることも可能である。これによって、観客がより豊かな舞台鑑賞体験を得ることができる。
本仕様書の一部となる添付図面では、舞台パフォーマンスのための方法の形態が示されている。図示されている形態は、例示のためであり、それに限定するオブジェクトではない。本発明の本質と範疇から逸脱することなく、図示される形態からの変更、修正、および差異が可能である。
図1は、ここで開示する方法に必要な舞台パフォーマンスの要素を示している。(1)はステージ上である。(2)は背景幕である。いくつかの例では、ステージ上と背景幕は合わせてステージと呼ばれる。(3)は、ステージ上の役者である。(4)は、背景幕に映し出される役者の画像である。(5)は、ステージ上に配置された小道具の井戸である。(6)は、背景幕に映し出される井戸の画像である。(7)はステージ上に配置された階段である。小道具と見なされる場合もある。 図2(図2A-図2F)は、ステージ上から役者が退出(および背景幕へ移動)する例の時系列の画像を示している。図2Aでは役者がステージ上に立っている。その右側、ステージ上には井戸を表す小道具がある。井戸の内部には、役者が入るのに十分な大きさの開口部がステージ上(図示せず)にある。一例では、舞台にある落とし戸を開くことによって実現される。図2Aは背景幕も示され、山と太陽が写し出されている。 図2Bでは、役者が右側に移動し、小道具の井戸に跳んでいる。ステージの前方の観客の視点から、役者が井戸に飛び込んでいるように見える。 図2Cは、役者が井戸にいる様子を示す。役者がステージ上に残る場合は、図のように、小道具の井戸に隠れ、観客からは見えない。役者が落とし戸からメインステージの下部にあるプラットホーム(例えばサブステージ)に移動する場合は、観客からは見えず、井戸に飛び込んだことにより役者がステージから退出した印象を与える。 図2Dは、照明を落としたステージ(舞台暗転)を表す。実際には劇場全体が暗くなる(照明が暗くなるか消灯になるか)場合と、舞台のみが暗くなる(舞台照明が暗くなるか消灯になるか)場合がある。照明が落とされている間、観客にステージ上が見えない。この例では、裏方がステージ上に入り小道具の井戸を移動する。ステージにいる役者も退出する。もし役者がすでに落とし戸から下部に移動した場合は、落とし戸がこの時に閉められる。照明が落とされた時は、観客にはステージ上で起きていることがはっきり見えない。 図2Eでは照明が点き、ステージが観客に見えるようになる。小道具の井戸がステージからなくなり、背景幕に井戸の画像が映る。この例では、さっきまでステージ上にいた役者が井戸にいる様子が映されている(この時点で、役者の画像が観客に見える場合もあるし見えない場合もある)。観客に見えるのは、ステージ上にあった井戸が暗転で背景幕に移動したことである。 図2Fは、役者が井戸から現れ、さらにその横に立つというアニメーションが背景幕に映る。観客は、役者が井戸から背景幕に飛び出したと認識する。図2(図2A-図2F)に示される一連の動きについて、観客は、ステージ上にいる役者が井戸に飛び込んだことでステージから退出したと認識し、その井戸が背景幕に移動し(場面切替)、役者(ステージ上にいた役者の画像)が井戸から背景幕に現れる。役者がステージ上(役者)から背景幕(役者の画像)に、井戸のような小道具によって運ばれたと言える。この方法の様々な応用形態のなかで、図2A-C、または図2A-Dは単独で役者がステージから退出する場合に応用される。また図2E-F、図2D-Fは単独で役者の画像が背景幕に現れる場合に使われる。ほかの例では、小道具は井戸ではないかもしれない。また階段も存在しない場合がある。 図3(図3A-図3E)は、ステージ上に役者が登場(背景幕からステージ上に移動)する例の時系列の画像を示している。図3Aは、役者が背景幕に映されている。観客の視点から、役者の左下に小道具の井戸が背景幕に映されている。背景幕の手前は舞台である。 図3Bは、役者が井戸にいる画像が映されている。図3Aから図3Bの間では役者のアニメーションが背景幕に投影され、観客は、役者が井戸に飛び込んだと認識する。井戸にいる役者が観客から見える場合も見えない場合もある。役者が井戸に飛び込んでその中に消えたと観客に印象を与える。 図3Cは、照明を落としたステージ(舞台暗転)を表す。実際には劇場全体が暗くなる(照明が暗くなるか消灯になるか)場合と、舞台のみが暗くなる(舞台照明が暗くなるか消灯になるか)場合がある。照明が落とされている間、ステージ上は観客が見えない。この例では、裏方がステージ上に小道具の井戸を配置している。井戸は落とし戸のついたステージの開口部の上に置かれる。役者がメインステージの下で待機している。ほかのケースでは、役者が暗転中、井戸の中で隠れる。照明が落とされている時、観客にはステージ上で起きていることがはっきり見えない。舞台進行のなかで場面の変更を実現する。 図3Dでは照明が点き、ステージが観客に見えるようになる。小道具の井戸も役者も背景幕からなくなり、ステージ上に井戸の小道具がある。この例では、役者が井戸の中にいるが、メインステージの下部にあるサブステージにいる場合もある。この位置では観客に役者が見えない。観客に見えるのは、背景幕にあった井戸が(中にいる役者も)暗転の間にステージ上に移動したことである。 図3Eは役者が井戸から(サブステージから井戸、そしてメインステージに、或いは井戸から直接メインステージに)現れ、走り去る。図3(図3A-図3E)に示される一連の動きについて、観客は、背景幕上の役者が井戸に飛び込んだことで背景幕から退出したと認識し、その井戸がステージ上に移動し、役者が井戸からステージ上に現れる。役者(画像)が背景幕からステージ上(本物)に、井戸のような小道具によって運ばれたと言える。この方法の様々な応用形態のなかで、図3A-B、または図3A-Cは単独で役者が背景幕から退出する場合に応用される。また図3D-E、図3C-Eは単独で役者がステージ上に現れる場合に使われる。ほかの例では、小道具は井戸ではないかもしれない。また階段も存在しない場合がある。 図4(図4A-図4F)は役者がステージ上から退出する例の時系列の画像を示している。図4Aは、役者がステージ上の階段に立っている。役者の右側で背景幕に井戸が映っている。背景幕に山と太陽も映っている。 図4Bでは、役者が階段の上で右側の井戸の前方に移動し階段から飛び降りる。役者が井戸に飛び込んだように見える。 図4Cは、背景幕を参照にしたステージ上にある階段の位置を示している。両者の間にスペースがあることが確認できる。階段から飛び降りた役者が、この階段と背景幕の間のスペースに入っている。観客には役者の体の一部しか見えない。井戸のアニメーションが背景幕に投影され、役者が実際の井戸に入ったように、役者の上半身と上がる水しぶきが描かれている。 図4Dでは役者が完全に階段と背景幕の間に入り、観客には見えなくなる。背景幕では、水しぶきが上がり、役者が完全に井戸に入ったように(役者が背景幕に映されていない)アニメートする。 図4Eはステージの前方に座る観客の視点から見た図4Dのシーンである。 図4Fは図4Dの少しあとに映され、水しぶきが消えた画面となる。図4(図4A-図4F)に示される一連の動きについて、観客は、ステージ上の階段にいる役者が井戸に飛び込んだことでステージから退出したと認識する。役者がステージから退出するという図4(図4A-図4F)の様々な応用形態に続き、役者がステージ上に戻る(図3C-E、図5A-E)、または、役者の画像が背景幕に戻る(図2D-F)ことがある。ほかの例では、小道具は井戸ではないかもしれない。また階段も存在しない場合があり、階段以外のオブジェクトで役者を観客の視線から隠している。 図5(図5A-図5E)は、役者がステージ上に現れる例の時系列の画像を示している。図5Aは、観客の目に映るステージの様子を示している。奥に階段があり、その更に奥の背景幕があり、井戸と山と太陽が映っている。 図5Bでは背景幕に井戸のアニメーションが投影される。井戸の中の水が撹拌され、人や物が実際に水面の下から現れる時の水の動きをさせる。 図5Cはその続きの動きが投影される。水しぶきが上がり、役者が水面から現れる。 図5Dは図5Cと同じ場面でステージの横から見た様子である。背景幕を参照にしたステージ上にある階段の位置を示している。両者の間にスペースがあることが確認できる。役者がこの階段と背景幕の間のスペースにいて、階段によって通常、観客には役者の姿が見えない。役者がこのスペースから階段の上に飛び上がり、観客もその姿が確認できる。役者が井戸から現れる様子や水しぶきなどのアニメーションが背景幕に投影される。 図5Eは役者(背景幕には役者の姿がなくなる)が井戸から完全に現れたように、階段に立っている。井戸のアニメーション(水しぶきと同時に役者が井戸から現れる)が終了する。図5(図5A-図5E)に示される一連の動きについて、観客は、背景幕にある井戸から役者が現れステージ上に登場したと認識する。役者がステージに登場するという図5(図5A-図5E)の様々な応用形態に続くのは、役者がステージから退出する(図2A-C、図4A-F)ケースがある。ほかの例では、小道具は井戸ではないかもしれない。また階段も存在しない場合があり、階段以外のオブジェクトで役者を観客の視線から隠している。
<要約>
ここで提示したのは、役者がステージでの動きを、背景幕に登場または退出する動きまで拡張する方法である。ステージ上の本物の役者が背景幕に映る役者の画像への移行、または背景幕に映る役者の画像からステージ上の本物への移行が示されている。ステージ上の本物から背景幕の画像、或いは背景幕の画像から本物への移行に、通常、ステージ上の小道具か背景幕の小道具の画像を利用する。時には、本物の役者が小道具の画像を利用し、また役者の画像が本物の小道具を橋渡しに使う場合もある。
このような移行やその方法(小道具か小道具の画像を利用)は観客に、役者が遠く離れた距離を移動したような超現実的でありながらも写実的な印象を与える。ほかの例では、役者がある場所からほかの場所に移動しているが、観客にはその役者が同じ場所にいると認識する。この時、場所に対する観客の視点が変わっている。
移行は照明を落としたステージを利用することがある。これらの方法によって、舞台パフォーマンスの範囲が広がるだけでなく、役者が背景幕に登場またはそこから退出する方法も著しく拡張される。これらの技術は観客の舞台に対する理解をも強化する。
ある例では、役者がステージ上から小道具によって背景幕に移動した(図2(図2A-図2F))と観客は認識する。ほかの例では、役者が背景幕から小道具によってステージ上に移動した(図3(図3A-図3E))と観客は認識する。さらにほかの例では、役者がオブジェクトや小道具を使ってステージから退出した(図4(図4A-図4F))と観客は認識する。またほかの例では、役者がオブジェクトや小道具を使ってステージに登場した(図5(図5A-図5E))と観客は認識する。これらの方法は別々に使用される場合と、全体的または部分的に同時に使用される場合がある。
ある応用形態では、役者がステージ上の小道具、または背景幕に映る小道具の画像を通してステージ上から退出する時に、背景幕には小道具の画像、または小道具のアニメーションが映され、小道具と役者の関連もその時または直後に映る。
ある応用形態では、背景幕に役者の画像が映され、それをアニメートして小道具の画像との相互作用、またはステージ上の本物の小道具と相互作用する。その時またはその直後に、役者の画像が背景幕から消え、本物の役者がステージ上にある小道具を使ってステージに登場する。
ある応用形態では、背景幕に小道具のアニメーションが投影され、ステージ上では役者がその画像と相互作用して、ステージ上から退出または退出したように見える。
ある応用形態では、背景幕に小道具のアニメーションが投影され、役者がその画像と相互作用してステージ上に登場する。
<定義>
ここで「ほぼ」はおおよその意味である。一番目のことが二番目のこととほぼ同時に起きるという記述では、一番目のことは通常二番目のことより少し前、または同時、または少し後に起きる。一番目のことが二番目のこととほぼ同時に起きる時は、観客は通常、2つのことが同時に起きた、または、二番目のことは一番目のことのリアクションであると認識する。
ここで「役者」は舞台パフォーマンスで演じる人のことである。
ここで「隣接」は何か他の物の隣の意味である。1つのオブジェクトはもう一つのオブジェクトと隣接していないという記述は、2つのオブジェクトが分離しているまたは間に空間があることを意味する。
ここで「アニメート」は通常背景幕において、ある画像が動くまたはそれを動かすことを意味する。
ここで「に見える」は本物のように見えるがそうとも限らないことを意味する。
ここで「現れる」は視線に入り、見えるようになることを意味する。
ここで「周り」は周囲を意味する。
ここで「関連」は結びついている、関係していることを意味する。
ここで「観客」はある事象の見物人のことである。
ここで「ボーダー」は境界を意味する。
ここで「変化」は違いを意味する。
ここで「コーディネート」は違う要素を調和するという意味である。
ここで「照明を落としたステージ」は照明のないステージを意味する。照明を落としたステージは、一時的に(例えば少しの間に照明を落としてまた戻す)ステージまたはステージで起きていることを観客の目から隠すために使われることがある。
ここで「デジタル」は電子やコンピューターを基盤とするオブジェクトである。
ここで「消える」は視野から離れ、見えなくなることである。
ここで「映す」は通常、背景幕に見せることを意味する。
ここで「効果」は1つの動きや原因がもたらした変化を意味する。
ここで「登場」は位置に入ることを意味する。
ここで「退出」は位置から離れたり出たりすることである。
ここで「画像」はある物を表現するオブジェクトである。ここでは画像は通常、舞台進行中に背景幕に映る。特別に言及する場合を除き、画像は役者を表現したり、オブジェクトを表現したりする。
ここで「起こす」は始めることを意味する。
ここで「相互作用」は1つのオブジェクトがもう一つのオブジェクトと関わり、相互に働く意味である。通常、相互作用には、1つのオブジェクトが他者との関わりを起こす意味が含まれる。
ここで「視認できない」は隠れることを意味する。
ここで「オプションの」は選択的な、任意を意味する。
ここで「オブジェクト」は見たり触れたりすることのできる物である。通常、オブジェクトには役者が含まれない。
ここで「認識する」は、気づくまたは理解することを意味する。
ここで「正確さ」は通常、役者と役者の画像、ステージと背景幕、或いは背景幕とステージの間の移行のことを対象とし、役者とそれに似た画像が、ステージと背景幕の間、または背景幕とステージの間で時間的、空間的に移行または調整することを指す。
ここで「小道具」はオブジェクトのことで、通常パフォーマンス中にステージ上にある。
ここで「リアクション」はなにかに反応した動作のことである。
ここで「表す」は描くという意味である。
ここで「背景幕」は通常、ステージの奥で、画像が投影されるエリアを指す。
ここで「ステージ上」はステージパフォーマンスが行われるエリアである。
ここで「移行」は変わることまたは1つからもう一つへ進むことを意味する。移行中は移行をするさなかまたは移行を起こす意味である。ここで移行は通常、本物の役者や小道具がステージ上から、背景幕上の画像への移行、または背景幕にある役者や小道具の画像が、ステージ上の本物への移行を指す。
ここで「移動」は1か所からもう1か所に動くことである。
ここで「視点」は物や人を観察する位置を指す。
<役者、画像と移行>
2012年9月6日に公開された米国特許出願公開第2012/0225765号、2014年12月4日に公開された米国特許出願公開第2014/0357386号、および2016年10月18日に特許公報が発行された米国特許第9,468,860号に開示されているように、ステージ上の役者の動きと背景幕上の役者の画像の動きを相互に調整し、観客の視点から、ステージ上の役者のリアルな延長として画像が表示されるようにすることができる。特に、ステージ上の役者が背景幕上の同じ役者の画像に正確に移行する方法、または背景幕上の役者の画像がステージ上の役者に正確に移行する方法が開示される。
ここでは、ステージ上の役者と背景幕上の役者の画像との間、または背景幕上の役者の画像とステージ上の役者との間で移行するための新しい技術が開示される。通常、この移行では、小道具や小道具の画像が使用される。役者がステージ上から背景幕上の同じ役者の画像に移行するとき、または背景幕上の役者の画像がステージ上の本物の役者に移行する時に使用されるこれらの技術により、役者が遠い距離にわたって移動したと観客は認識する。役者を運ぶこれらの技術により、観客は、役者がある場所から別の場所に移動したのではなく、同じ場所にいると認識しながら、場所や役者を見る視点が違ってくる場合もある。
ステージ上にいる役者が、ステージ上に配置された小道具と相互作用する場合がある。ステージ上の小道具から背景幕に表示される小道具の画像への移行は、役者がステージ上から背景幕に移動した際にその小道具が使われ、またはその小道具と一緒に移動したと観客は認識する。役者が遠い距離にわたって移動したと観客に印象を与える時がある。また観客は、役者がある場所から別の場所に移動したのではなく、同じ場所にいると認識しながら、場所や役者を見る視点が違ってくる場合もある。さらにステージ上にいる役者が、背景幕に映る小道具の画像と相互作用する場合があり、観客はその時、またはその直後に、役者がステージから背景幕に運ばれたと認識する。この移動は、照明を落としたステージや暗転を利用することがある。
さらに背景幕に映る役者が、背景幕に映る小道具と相互作用、または観客の視点から相互作用しているように見える場合がある。背景幕の画像からステージ上の本物の小道具への移行は、役者が背景幕からステージ上に移行する際にその小道具を使用し、またはその小道具と一緒に行われたと観客は認識する。役者が遠い距離にわたって移動したと観客に印象を与える時がある。また観客は、役者が同じ場所にいると認識しながら、場所を見る視点が違ってくる場合もある。さらに背景幕に映る役者が、ステージ上にある小道具と相互作用、または観客視点から相互作用しているように見える場合があり、観客はその時、またはその直後に、役者が背景幕からステージに移動したと認識する。この移動は、照明を落としたステージや暗転を利用することがある。
<小道具と小道具の画像>
ここではオブジェクトまたは小道具は、ステージ上の本物の役者から背景幕に映る役者の画像に、または背景幕に映る役者の画像からステージ上の本物の役者への移行を容易にしている。小道具は、役者を運ぶ媒体として認識される場合がある。
通常、ステージ上の役者が背景幕に映る役者に画像に移行する場合、まず役者がステージから退出する。通常、1つまたは複数の小道具が、役者の退出に利用される。その一例は図2Bに見られる。役者が小道具の井戸に飛び込んだことで、観客は役者が本物の井戸に飛び込んだと認識する。小道具が存在しなければ、観客はその認識を持たないかもしれない。この例では、図2Cに示すように、小道具の井戸は、観客の視界から役者を隠す役割を果たしている。すべての場合でなくても、小道具は観客から役者を隠す役割を果たしている。
役者がステージ上から小道具を利用して退出する例は図4B-Cにも示されている。ここでは役者がステージ上にある階段の上から飛び降りている。階段は小道具と見なされることができる。図4D-Eに示されたように、役者が階段から、階段と背景幕の間に飛び降りた後は、観客からは見えない。
図4B-Dは役者が小道具の画像を利用してステージから退出する例を示している。ここで役者が、背景幕に映る井戸の画像に飛び込んだように、階段の上から飛び降りる。前述のように、映し出される井戸の水しぶきがこの認識を強化している。
役者がステージ上から退出した後、背景幕に画像で映るケースがある。通常、小道具の画像が用いられる。図2E-Fに示されるように、役者の画像が井戸の画像から現れ、背景幕に現れる。ここでは、図2B-Cに示された井戸が、飛び込んだ役者を背景幕に運び、画像で現れたと観客は認識する。
図5B-Eは役者の画像が小道具の画像を利用して背景幕に登場する例を示している。ここで井戸の画像が背景幕に映されている。井戸の中に水が撹拌され、何かが井戸を通って登ってくるようにアニメートされている。そこで役者の画像が現れ背景幕に登場する。役者の画像は小道具の井戸の画像と連動し、小道具は役者の画像が背景幕に現れることを助けている。図4Bに示された井戸の画像は、飛び込んだ役者が背景幕に登場することに橋渡し役を果たしたと観客は認識する。
背景幕に映る役者の画像がステージ上の役者へ移行する時、画像が一旦背景幕から退出する。通常この時、小道具の画像が用いられる。図3A-Bに示されたように、役者の画像が井戸に飛び込んだように観客は認識する。飛び込んだ後は観客には役者が見えず、井戸の中にいると観客は認識する。
役者の画像が背景幕から退出した後に、本物の役者がステージ上に現れるケースがある。通常ここで小道具が用いられる。図3D-Eに示されたように、井戸の小道具がステージ上に配置されている。役者がその中にいるか、その下のサブステージにいて、観客には見えない。そこで役者が小道具から現れて観客の視線に入る。
図5A-Eは役者が小道具の画像を利用してステージ上に登場する例を示している。ここで小道具そのものではなく、小道具の画像が使われている。図5Bでは、背景幕で井戸が水しぶきを立てそうな様子をアニメートしている。そこで役者がステージ上にある階段に現れる。役者の画像がその井戸の画像から現れるケースもある。
ここで示されたいくつかの例で、小道具は、役者がステージ上に登場、または退出する際に、橋渡しや媒介として役に立っている。小道具の画像も役者の登場や退出に使われる。小道具の画像は、役者の画像が背景幕に登場、または退出する際にも使われる。本物の小道具も役者の画像が背景幕に登場、または退出する際に使われる。
ここで用いられた小道具、またはその画像は、井戸である。他のタイプの小道具や画像も考えられる。乗り物(陸、海、空、宇宙に使用される)や建物、天界の物や、自然の物(滝など)などを表す小道具は容易に想像がつき、相互作用の接点として使用できる。これらの小道具はステージ上や背景幕上の役者の移行に使われ、パフォーマンスの中で役者のいる場所が変わったと観客に印象づける。また同じ場所にいると観客は認識しながらその視点が変わる場合もある。小道具は、役者のステージからの登場や退出、または役者の画像の背景幕の登場や退出に役に立っている。
<役者の移動>
ここで説明した方法は通常、役者が遠い距離を移動したような印象を観客に与えている。また観客は、役者が同じ場所にいると認識しながら、場所を見る視点が違ってくる場合もある(たとえば役者がステージ上にいる場所は、背景幕に映る役者の画像のいる場所と同じように見えるが、観客の視点に変化がある)。この認識は、ステージと背景幕間の役者の移行、または背景幕とステージ間の役者の画像の移行の結果として発生する。
ここで説明された方法を使用して、ステージ上から退出した役者が、その退出した場所の近くに画像として背景幕に現れることがある。(例えば図4Bで役者がステージ上から退出し、図2E-Fで役者の画像が背景幕に現れる)。また背景幕から退出した役者の画像が、その退出した場所の近くに本物の役者が登場する(例えば図3A-Bで役者の画像が背景幕から退出し、図5C-Eでは本物の役者がステージ上に登場する)。
ここで説明された方法を使用して、ステージ上から退出した役者が、その退出した場所と離れた、または遠く離れた場所に、画像として背景幕に現れることがある。しかし役者がステージから背景幕に移行したにもかかわらず、観客は、役者が同じ場所にいると認識し、ただ場所を見る視点が変化した場合もある(たとえば図2B-Cでは役者がステージ上から退出し、図2E-Fでは役者の画像が背景幕に現れる)。
また背景幕から退出した役者の画像が、その退出した場所と離れた、または遠く離れた場所に、本物の役者となってステージに登場することがある。しかし役者の画像が背景幕からステージ上に本物の役者となって移行したにもかかわらず、観客は、役者が同じ場所にいると認識し、ただ場所や役者を見る視点が変化した場合もある(たとえば図3A-Bでは役者の画像が背景幕から退出し、図3D-Eでは本物の役者がステージに現れる)。
<ダークステージ>
舞台の進行中で一時的にダークステージにすることで、観客がステージ上と背景幕で行われていることが見えないため、役者と画像、または画像と役者間の移行をより良く認識できることがある。例えば、ダークステージによって、観客は舞台係がステージに入って小道具を置いたり移動したりすることが見えない。図2Dと図3Cはここで説明した移行時にダークステージを用いた例です。
<調和と移行の精度>
開示された方法のひとつの要素は、役者やオブジェクト・小道具がステージ上から背景幕の画像へ移行すること、または背景幕の画像からステージ上の役者やオブジェクトへ移行することである。
通常、この移行は、役者やオブジェクト・小道具がステージを退出するのとほぼ同時に、同じ画像が背景幕に現れるように、時間的に調整される。同様に、背景幕から画像が消える頃に、画像によって表された役者やオブジェクト・小道具がステージ上に現れる。
通常、移行の場所の調整も関連する。ここでいくつかの例では、オブジェクト・小道具や役者の移行はかなりの距離にわたって行われたように観客は認識する。また、同じ場所の視点の転換と観客が受け止める時もある。図2(図2A-図2F)では役者がステージ上に設置された井戸に飛び込むことによってステージから退出する。それと同時に、または直後に、役者の画像が背景幕に映る井戸から現れ、背景幕に登場する。ステージ上の井戸と、背景幕に映る井戸の画像とは、図2(図2A-図2F)に示されたように物理的に離されている。つまり、両者は隣り合ってはいない。しかし観客は、この物理的の距離を、同じ場所に対する異なる視点と感じることがある。通常観客の認識は、これらの方法が実施される方法によって影響され、制御される。
いくつかの例では、役者やオブジェクト・小道具とそれらの画像との位置は近く、オブジェクト・小道具や役者がステージ上からの退出は、オブジェクト・小道具や役者の画像が背景幕上に現れる位置付近で起こり、逆もまた同様である。(すなわち、背景幕の画像からオブジェクト・小道具や役者がステージ上に移動)移行のこの隣接性は、米国特許第9,468,860号においてより詳細に議論されている。
通常、移行は動きにおいても調整される。その一例が図4(図4A-図4F)に示される。役者が背景幕に映る井戸に飛び降りたように、階段から飛び降りるとき、井戸の画像から水しぶきの画像が表示される。観客は、役者が実際に井戸に飛び込み、その中で水しぶきを上げたと認識する。
移行の時間や位置、動きの調和が、画像がステージの延長であるように設計され、観客の視覚的体験に寄与している。
開示された方法で生じる移動中の調和に加えて、ステージのオブジェクト・小道具や役者と背景幕に映るそれらの画像との間の移行、または画像とオブジェクト・小道具や役者との間の移行は、精度を要している。精度に関するいくつかの例では、オブジェクト・小道具や役者とそれらの画像の外観は類似しているか同一である。例えば、役者の衣装は役者の画像の衣装と同じである。衣装の色は同じである。また、画像の役者の顔も、本物の役者の見た目と非常に似ているか、同一である。観客の目には、ステージ上の役者と背景幕に映る画像が同一人物であるように映る。
<画像とアニメーションの制作>
背景幕に表示または投影される役者やオブジェクト・小道具の画像は、当技術分野で公知の方法および機材を使用して作成することができる。画像を生成、表示およびアニメートのために様々な方法がある。こういった技術は、時間の経過とともに使いやすくなり、コストも下がる。
いくつかの例では、デジタル画像(連続した画像がアニメーションを構成する)を生成し、通常背景幕に映る背景(例えば、図2(図2A-図2F)に示すような山と太陽)に統合し、さらに役者やオブジェクト・小道具、及び背景のデジタル表示とステージ上の実際の役者やオブジェクト・小道具との調整に使用される方法は、以下のように説明することができる。このうちのいくつは、米国特許第9,468,860号に記載されている。
例えば、役者のデジタル画像は、ビデオカメラを使用してとることができる。役者は単色の背景で撮影され、様々な動きをする。ビデオカメラで撮影される動きは、パフォーマンス中に背景幕に映る予定の役者の動きに基づいて計画される。一例では、ここで撮影される役者は、ステージ上でパフォーマンスする役者と同一人物である。また通常、ビデオ撮影の段階で役者が着用する衣装は、ステージ上で実際の役者が着用する衣装に合うように仕立てられる。ビデオ合成において、ビデオデザイナーは、デジタル化された画像がステージ上の本物の役者に見えるように、正確な身体測定、衣装の色、サイズ、形状や曲線、照明条件、ステージ上の正確な位置決め、移行時のダンスの動きなどを考慮する。これは、システムおよび方法の精度になる。
次のステップでは、ビデオ編集ソフトウェアを使用して、ビデオカメラで撮影された画像から、役者の画像をコンピューター上に抽出することができる。あるいは、ソフトウェアを使用して単色の背景を除去し、役者の画像のみを残すこともできる。
抽出された役者のビデオ画像は、第1のコンピュータシステムに格納される。第2のコンピュータシステムは、必要な背景(例えば、図2(図2A-図2F)に示すような山や太陽)を保存している。2つのコンピュータシステムのビデオ出力を切り替えたり、混合したりするビデオスイッチャーをパフォーマンス中に使用して、正しい時間に役者のビデオイメージを投影し、そして、役者やオブジェクト・小道具と画像との間、または画像と役者やオブジェクト・小道具との間の移行を実現させる。コンピューター、ビデオスイッチャーおよびディスプレイ装置以外の構成を使用してもよい。これらの選択肢のいくつかは、米国特許第9,468,860号に記載されている。
<応用形態>
本発明の応用形態の例は、以下の段落に説明される。
<図2(図2A-図2F)の方法に関連する応用形態>
応用形態1. パフォーマンスを提示する方法は以下で構成される。
ステージ上の役者と背景幕の役者の画像との間の移行、またはステージ上の役者が画像として現れる背景幕に移動させること、小道具やオブジェクト、または小道具やオブジェクトの画像を使用して、移行または移動させる。
応用形態2. 応用形態1では、移行や移動が行われるときに、小道具のアニメーションが起こる。
応用形態3. パフォーマンスを提示する方法は以下で構成される。
役者がステージ上のオブジェクトと相互作用した後、ステージ上から退出または退出したように見える時に、背景幕でオブジェクトの画像のアニメーションが起こる。
応用形態4. 応用形態3では、背景幕のオブジェクトの画像に役者の画像が含まれる。
応用形態5. 応用形態3では、背景幕のオブジェクトの画像に、役者の画像が背景幕に現れることが含まれる。
応用形態6. 応用形態3では、背景幕に投影されるオブジェクトのアニメーションは、役者とステージ上のオブジェクトとの相互作用と調和している。
応用形態7. 応用形態3では、ステージ上の役者が移行のためにオブジェクトと相互作用し、背景幕にオブジェクトをアニメートする。観客にステージが見えないようにすることも含まれる。
応用形態8. 応用形態3では、ステージ上のオブジェクトに井戸を表す小道具が含まれ、オブジェクトの画像に井戸の画像が含まれ、役者とステージ上のオブジェクトとの相互作用に役者が井戸に入ることが含まれ、背景幕のオブジェクトの画像に、役者の画像が井戸の画像から現れることが含まれる。
応用形態9. ステージ上のオブジェクトと相互作用した後、役者がステージを退出したと観客の目に映る。そのとき、背景幕に映るオブジェクトをアニメートし、そのアニメーションは、オブジェクトと役者の相互作用の効果であると観客は認識する。
応用形態10. パフォーマンス進行中における役者のステージからの退出を強調する方法は以下で構成される。
役者がステージ上にあるオブジェクトと相互作用するとき、そのステージ上にあるオブジェクトの画像を背景幕でアニメートする。
背景幕に示されるアニメーションの場所は、役者がステージから退出した場所の近くではない。アニメーションは、ステージ上の役者とオブジェクトとの相互作用によって引き起こされたと観客は認識する。
応用形態11. 方法は以下で構成される。
ステージ上にオブジェクトを設置する。観客が見えないように、役者がオブジェクトに入っている。
ステージ上で役者がオブジェクトに入ったあと、観客にステージが見えないようにする。
オブジェクトの画像が背景幕に投影されたあと、観客にステージが見えるようにする。
役者の画像がオブジェクトの画像から現れたようにオブジェクトをアニメートする。
<図3(図3A-図3E)の方法に関連する応用形態>
応用形態12. パフォーマンスを提示する方法は以下で構成される。
背景幕の役者の画像とステージ上の役者との移行、または背景幕の役者の画像をステージ上に移動させ、本物の役者になって現れる。小道具やオブジェクト、または小道具やオブジェクトの画像を使用して、移行または移動させる。
応用形態13. 応用形態12では、移行や移動が行われるときに、小道具のアニメーションが起こる。
応用形態14. パフォーマンスを提示する方法は以下で構成される。
背景幕の役者の画像がオブジェクトの画像と相互作用した後、オブジェクトがステージ上に現れる前に、背景幕でオブジェクトのアニメーションが起こる。
応用形態15. 応用形態14では、役者がオブジェクトから退出し、ステージ上に登場する。
応用形態16. 応用形態14では.背景幕でアニメートするオブジェクトとステージ上のオブジェクトとの間の移行は、観客からステージを隠すことを含む。
応用形態17. 応用形態14では、背景幕のオブジェクトの画像に井戸の画像が含まれ、役者の画像とオブジェクトの画像との相互作用に役者の画像が井戸の画像に飛び込むことが含まれ、ステージ上のオブジェクトに小道具の井戸が含まれる。
応用形態18. 背景幕で役者の画像がオブジェクトの画像と相互作用するとき、オブジェクトがステージ上に現れ、役者がオブジェクトから出てきてステージ上に登場する前に、背景幕でオブジェクトをアニメートする。
応用形態19.パフォーマンス進行中に役者がステージへの登場を強調する方法は以下で構成される。
背景幕で役者の画像がオブジェクトの画像と相互作用するとき、小道具がステージ上に現れ、役者が小道具から出てきてステージ上に登場する前に、背景幕でオブジェクトをアニメートする。
背景幕に示されるアニメーションの場所は、役者が小道具からステージに登場する場所の近くではない。役者が小道具からステージに登場したのは、背景幕の役者の画像とオブジェクトの画像との相互作用によって引き起こされたと観客は認識する。
応用形態20. 方法は以下で構成される。
役者の画像がオブジェクトの画像に入ったと見えるときに、オブジェクトをアニメートする。観客にステージが見えないようにする。
ステージ上に小道具が置かれた後にステージを見えるようにする。
役者が小道具からステージ上に登場する。
<図4(図4A-図4F)の方法に関連する応用形態>
応用形態21. パフォーマンスを提示する方法は以下で構成される。
ステージ上で役者が背景幕のオブジェクトの画像と相互作用し、ステージ上から役者が退出または現れるときに、背景幕上でオブジェクトをアニメートする。
応用形態22. 応用形態21では、背景幕上のオブジェクトの画像に役者の画像が含まれる。
応用形態23. 応用形態21では、背景幕のオブジェクトの画像に、役者の画像が背景幕に現れることが含まれる。
応用形態24. 応用形態21では、オブジェクトのアニメーションは、役者とオブジェクトの画像の相互作用に調和する。
応用形態25. 応用形態21では、背景幕のオブジェクトの画像に井戸の画像が含まれ、役者と画像との相互作用に役者が井戸の画像に入り、ステージから退出したように見えることが含まれ、井戸が水しぶきを上げるアニメーションが含まれる。
応用形態26. ステージ上で役者が背景幕のオブジェクトの画像と相互作用し、ステージ上から役者が退出したように見えるときに、背景幕上でオブジェクトをアニメートし、観客はそれが役者とオブジェクトの画像との相互作用によって引き起こされたと認識する。
応用形態27. パフォーマンス進行中に役者がステージからの退出を強調する方法は以下で構成される。
役者がオブジェクトの画像と相互作用し画像として現れる。ステージから退出したように見える時、背景幕でオブジェクトをアニメートする。
背景幕に示されるアニメーションの場所は、役者がステージから退出した場所の近くである。オブジェクトのアニメーションは、役者とオブジェクトの画像との相互作用によって引き起こされたと観客は認識する。
応用形態28. 方法は以下で構成される。
背景幕にオブジェクトの画像を映す。デジタル画像は、周りの透明な境界によって定義される;
背景幕に近いステージ上で役者がステージから退出する時、透明境界内の役者のデジタル画像を表示する。
役者がステージから退出した影響を表すため、デジタル画像に変化を示す。
<図5(図5A-図5E)の方法に関連する応用形態>
応用形態29. パフォーマンスを提示する方法は以下で構成される。
役者がオブジェクトの画像と相互作用し、ステージに登場するとき、背景幕上でオブジェクトをアニメートする。
応用形態30. 応用形態29では、背景幕上のオブジェクトの画像に役者の画像が含まれる。
応用形態31. 応用形態29では、背景幕のオブジェクトの画像に、役者の画像がオブジェクトの画像から現れることが含まれる。
応用形態32. 応用形態29では、オブジェクトのアニメーションは、役者とオブジェクトの画像との相互作用に調和する。
応用形態33. 応用形態29では、背景幕のオブジェクトの画像に井戸の画像が含まれ、役者と画像との相互作用に役者が井戸の画像に入り背景幕から退出しステージに登場したように見えることが含まれ、井戸が水しぶきを上げるアニメーションが含まれる。
応用形態34. 役者がオブジェクトの画像と相互作用し、ステージに登場するときに、背景幕上でオブジェクトをアニメートし、観客はそれが役者とオブジェクトの画像との相互作用によって引き起こされたと認識する。
応用形態35. パフォーマンス進行中に役者がステージへの登場を強調する方法は以下で構成される。
役者がオブジェクトの画像と相互作用しステージに登場するとき、背景幕でオブジェクトをアニメートする。
背景幕に示されるアニメーションの場所は、役者がステージに登場する場所の近くである。オブジェクトのアニメーションは、役者とオブジェクトの画像との相互作用によって引き起こされたと観客は認識する。
応用形態36. 方法は以下で構成される。
背景幕にオブジェクトの画像を映す。デジタル画像は、周りの透明な境界によって定義される;
役者がデジタル画像の透明境界内に現れ、背景幕に近いステージ上に登場するとき、オブジェクトのデジタル画像に変化を示す。
そのデジタル画像の変化は、役者がステージに登場したことへのリアクションである。
<その他の応用形態>
応用形態37. パフォーマンスを提示する方法は以下で構成される。
役者がステージ上の小道具、あるいは背景幕に映る小道具の画像と相互作用し、ステージから退出するとき、役者が小道具と相互作用していれば背景幕に小道具の画像を映し、役者が小道具の画像と相互作用していれば背景幕に小道具をアニメートする。
応用形態38. パフォーマンスを提示する方法は以下で構成される。
背景幕に小道具の画像を映す。背景幕で役者の画像をアニメートし、役者の画像が小道具の画像と相互作用を起こす。
役者がステージ上の小道具と相互作用してステージに登場するとき、またはその直前に、背景幕で役者の画像を映すことをストップする。
応用形態39. パフォーマンスを提示する方法に以下が含まれる。
背景幕に役者の画像を映す。役者の画像が背景幕から退出するとき、またはその直前に、役者の画像をアニメートし、背景幕上の小道具の画像と相互作用し、またはステージ上の小道具と相互作用する。その後にステージ上で役者が小道具と相互作用してステージに登場する。
役者の画像の少なくとも一部は小道具に隠れ、または照明を変えて役者の画像が背景幕から退出することは観客に見えない。
応用形態40. パフォーマンスを提示する方法は以下で構成される。
背景幕の前に台を設置する。
台と同じ焦点面内の位置で、背景幕上に小道具の画像を映すまたはアニメートする。
台と同じ焦点面内の位置で、背景幕上に役者の画像を映すまたはアニメートする。
役者が画像の小道具と同じ位置でステージの台に登場するとき、背景幕上の投影またはアニメートをストップする。
「含む」という用語が仕様書や主張の範囲において、主張の範囲における「構成」という用語と同様で包含することを意味する。さらに、「または」という用語は(例:AまたはB)、仕様書や主張の範囲において「AまたはBまたは両方」を意味する。出願人が「AかBだけで両方ではない」を表示しようとするときは、「AかBだけで両方ではない」という用語を使用する。従って、本仕様書における「または」という用語の使用は包括的なものであり、排他的な使用ではない。Bryan A.Garner,A Dictionary of Modern Legal Usage624(2d. Ed. 1995)を参照してください。

Claims (12)

  1. コンピュータシステムを用いて舞台パフォーマンスを提示する方法であって、
    ステージの上の役者を前記ステージから前記役者が入れられるのに十分な大きさの前記ステージの開口部を通されてステージから退出させるときであって、前記開口部は小道具によって観客から隠され、前記役者が前記観客から見えない位置に移動させられるときに、
    前記コンピュータシステムが備えるプロセッサは、前記ステージの後方に位置する背景幕上に、前記役者が前記ステージから退出させられる前記小道具の画像とともに、前記小道具の画像の内側に前記役者の画像をデジタル的に表示した後、前記小道具の画像に近い位置または隣接する位置へ前記役者の画像を移動させ、
    前記プロセッサは、前記役者を前記ステージに再入場させるときに、前記小道具の画像の内側へ前記役者の画像を移動させた後、前記役者の前記画像及び前記小道具の前記画像をデジタル的に削除し、
    前記背景幕に表示される前記役者の画像は、撮影され保存された前記役者の実際の動作のデジタル画像を含んでいる、方法。
  2. 記役者が前記ステージから退出させられるときにステージ照明が暗くなるか消灯し、前記プロセッサにより前記役者の画像が前記背景幕にデジタル的に表示され前記ステージ照明が点灯するまでは、前記ステージは観客から見えない、請求項1に記載の方法。
  3. コンピュータシステムを用いて舞台パフォーマンスを提示する方法であって、
    前記コンピュータシステムが備えるプロセッサは、役者の画像と小道具の画像とをステージの後方に位置する背景幕の上にデジタル的に表示するとともに、前記役者の画像を前記背景幕から退出させるときに、前記役者の画像を前記小道具の前記画像の近くまたは隣接する位置から前記小道具の画像の内側へ移動させた後、前記役者の前記画像及び前記小道具の前記画像をデジタル的に削除し、
    前記役者が入れられるのに十分な大きさの前記ステージの開口部を通されて前記役者が前記ステージに登場させられるとき、前記開口部は前記小道具によって観客から隠され、 前記プロセッサは、前記役者が前記ステージから前記開口部を通されて退出させられるときに、前記背景幕上に、前記小道具の画像の内側に前記役者の画像をデジタル的に表示した後、前記小道具の画像の近くまたは隣接する位置へ前記役者の画像を移動させ、
    前記背景幕に映される前記役者の画像は、撮影されて保存された前記役者の実際の動作のデジタル画像を含む、方法。
  4. 記役者の画像を前記背景幕から退出させるときにステージ照明が暗くなるか消灯し、前記役者が前記ステージに登場させられて、前記ステージ照明点灯するまでは、前記ステージは前記観客から見えない、請求項3に記載の方法。
  5. コンピュータシステムを用いて舞台パフォーマンスを提示する方法であって、
    a) ステージ上に位置し、背景幕の前に前記背景幕との間にスペースを形成するように設けられた隆起した階段の上に上っている役者が、前記スペースに飛び込まされて前記隆起した階段によって観客から隠されて前記ステージから退出させられるように見えるときに、前記コンピュータシステムが備えるプロセッサは、前記背景幕上に、前記階段によって一部が隠された小道具の画像をアニメートすること、と、
    b) 前記プロセッサは、前記背景幕に、前記役者が前記ステージから退出させられるように見えた前記小道具の前記画像の近くまたは隣接した場所から前記小道具の画像の内側へ前記役者の画像をアニメートすること、
    c) 観客から隠されて、前記ステージ上の前記背景幕の前に配置された前記隆起した階段と前記背景幕との間に形成されたスペースに位置する役者が、前記スペースから飛び出させられて前記ステージに入れられるときに、前記プロセッサは、前記小道具の画像及び前記役者の画像を前記背景幕にアニメートすること、と、
    d) 前記プロセッサは、前記背景幕上の前記役者の前記画像を削除すること、を含む方法。
  6. 前記ステージの前記開口部は、落とし戸を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記小道具は井戸を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記小道具の画像は、前記井戸の画像を含み、前記役者の画像は、前記井戸の画像から現れることにより前記背景幕へ登場する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ステージの前記開口部は、落とし戸を含む、請求項3に記載の方法。
  10. 前記小道具は井戸を含む、請求項3に記載の方法。
  11. 前記小道具の画像は、前記井戸の画像を含み、前記役者の画像は、前記井戸の画像に飛び込むことにより、前記背景幕から退出する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記小道具の前記画像は井戸の画像を含む、請求項5に記載の方法。
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