JP7369359B2 - 配向したカーボンナノチューブの薄膜製造法 - Google Patents
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Description
カーボンナノチューブ分散液をろ紙上面に一方向に流しながら、該カーボンナノチューブ分散液の分散溶媒液の一部をろ紙の下面側に透過させる工程を含む、1000nm未満の膜厚を有するカーボンナノチューブ配向膜の製造方法
に関する。
ろ紙上面に接した流路と、
前記流路へのカーボンナノチューブ分散液の流入口と、
前記流路からのカーボンナノチューブ分散液の流出口と、
ろ紙を透過した分散溶媒液を排出するためのろ過分散溶媒液排出部と
を備える、1000nm未満の膜厚を有するカーボンナノチューブ配向膜の製造装置
に関する。
カーボンナノチューブ分散液を一方向に流すための、ろ紙(6)上面に接した流路(22)と、
該流路(22)内へカーボンナノチューブ分散液が流入する流入口(20)と、
該流路(22)からカーボンナノチューブ分散液が流出する流出口(21)と、
ろ紙(6)を透過したろ過分散溶媒液が排出されるろ過分散溶媒液排出部(23)と、
を少なくとも備える。
ここで、流線形とは、流路断面積が距離に対して広義の単調減少する関数となる形状であり、さらにその関数が滑らかであること、即ちその微分関数が連続であることを意味する。また、流路断面積に加えて、壁面も連続かつ滑らかであることが好ましい。流線形とすることで、分散液がろ紙(6)と液流調整板(8)との間の流路に流入する際の乱流の発生を抑制して層流の形成を容易にすることができる。
ろ紙(6)と液流調整板(8)は、流路を挟んで、流路の上流から下流に向けて概ね同じ間隔で対向していることが好ましい。
送流ポンプと同等の働きをするものとして、分散液容器(9)を、流路(22)の上方の適当な高さに設置し、高低差による水圧により、供給される分散液に圧力を掛けることで、流路(22)に供給するための流量・流速および透過比率を調整することができる。
例えば、図1の製造装置では、カーボンナノチューブ分散液容器(9)と分散溶媒液容器(13)との間に3方コック(11a)が設置されている。ろ紙表面にカーボンナノチューブの薄膜を生成した後に、3方コック(11a)によって、カーボンナノチューブ分散液容器(9)からの送流を洗浄用分散溶媒液容器(13)からの送流に切り替えることができる。このように流路に洗浄用溶媒液を流すことによって、生成されたカーボンナノチューブ薄膜の配向性向上、洗浄、未配向のカーボンナノチューブの除去などを行うことができる。
上述のカーボンナノチューブ配向膜の製造装置および製造方法に用いるカーボンナノチューブ分散液について説明する。
カーボンナノチューブは、単層、二層、多層、またはそれらの混合物のいずれであってもよい。また、半導体型、金属型、またはそれらの混合物であってよい。
また、カーボンナノチューブの一部の炭素が任意の官能基で置換されているカーボンナノチューブや、任意の官能基で修飾されているカーボンナノチューブを用いてもよい。官能基としては、アミノ基、カルボキシル基、水酸基、カルボキシル基等が挙げられる。例えば、アミノ基を有するカーボンナノチューブを用いることにより、膜(ろ紙)との密着性を向上させると、より配向し且つ平滑な薄膜が形成され得る。
カーボンナノチューブの長さは特に限定されず適宜選択することができるが、通常0.1μm以上、好ましくは1μm以上であり、場合によっては10μm以上であることも好ましい。長さの上限は、製造したい薄膜の大きさや装置の規模等を考慮して決めればよいが、一般には流路長(ろ紙長)以下、好ましくは50mm以下、より好ましくは20mm以下、さらに好ましくは1mm以下である。カーボンナノチューブの長さが0.5μm以上であると大面積の均質な薄膜が得られやすい。また、カーボンナノチューブの合成あるいは入手容易さの観点では10mm以下であることが好ましい。
例えば、FET等の電子デバイスへの応用の観点では、半導体型のカーボンナノチューブ、好ましくは単層の半導体型カーボンナノチューブの配向膜が有用である。このため、一実施形態では、カーボンナノチューブの総量中、単層の半導体型カーボンナノチューブが67質量%を超えることが好ましく、場合により80質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることがさらに好ましい。
一方、金属型カーボンナノチューブの配向膜は、シート抵抗の低い高導電性の薄膜等に有用である。このため、一実施形態では、カーボンナノチューブの総量中、金属型カーボンナノチューブが34質量%を超えることが好ましく、場合により50質量%以上であるが好ましく、80質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることがさらに好ましい。
なお、カーボンナノチューブ分散液中のカーボンナノチューブの濃度は、製造しようとする薄膜の膜厚や面密度等を考慮して適宜設定することができ、上記範囲外であってもよい。
CnH2n+1(OCH2CH2)mOH (1)
(式中、n=好ましくは12~18、m=10~100、好ましくは20~100である)
本発明の一態様は、上記の製造方法および製造装置を用いて製造されたカーボンナノチューブ配向膜に関する。本発明に係る上記方法および装置によれば、結晶化等の3次元構造の形成工程を用いずに、2次元的に形成された大面積の均質なカーボンナノチューブ配向膜を製造することができる。
カーボンナノチューブの配向膜を形成する方法としては、例えば、Xiaowei H et al.(Nature Nanotecunology,2016,633-638)には、カーボンナノチューブが自己配向した大面積の薄膜を製造したことが報告されているが、このような自己配合を用いた方法では、単層のカーボンナノチューブ配向膜、特にはカーボンナノチューブ同士の接触が少ない(または接触がない)配向膜を得ることは困難である。しかし、本発明に係る方法および装置によれば、カーボンナノチューブの面密度を所望の範囲に設定できるため、自己配向を用いた方法では困難であったカーボンナノチューブ同士の接触が少ない単層の領域を含む配向膜を形成することが可能である。
なお、カーボンナノチューブの数密度は、顕微鏡画像から数え上げることにより測定することができる。
カーボンナノチューブ((株)名城ナノカーボン製カーボンナノチューブ(平均直径:約1.5nm、平均長さ:約1μm))を分散溶媒液(0.06wt%BrijS100溶液)に投入し、撹拌処理によりカーボンナノチューブを分散させ、カーボンナノチューブ分散液(濃度:約40wtppb)を得た。
ろ紙フィルター(6)としては、ポリカーボネートメンブレンフィルム(アドバンテック東洋株式会社製、細孔径:0.2μm)47mm×47mmを用いた。流路高(ろ紙(6)と液流調整板(8)との距離)は、すのこ状の溝の突出部の先端はろ紙に接触するようにした。液流調整板(8)として、図3に示すように、流入口側が流線形に成形されており、且つ、すのこ状の溝、すなわち流路の流れ方向に延在する0.3mm間隔のU字型の溝を有する調整板を用いた。
(1)送流ポンプ(12)、吸引ポンプ(15)および(16)、ならびに液流調整バルブ(19)を用いて流量を制御し、カーボンナノチューブ分散液合計100mlを、流路の流出口から流出する液流量と、ろ紙を透過してろ過分散溶媒液として回収される液流量との比率が約1:2となるように調整して、約30分間かけて送液した。
(2)次いで分散溶媒液のみを同条件で流して、無配向のカーボンナノチューブを除去するとともにろ紙表面に固定されたカーボンナノチューブの配向性を高めた。
(3)次いで流路に空気を流して、ろ紙表面に形成されたカーボンナノチューブ薄膜を乾燥させ、走査型電子顕微鏡により観察した(図4)。その後、配向したカーボンナノチューブ薄膜を得た。
製造した配向膜では、図4に示すとおり、カーボンナノチューブの一端がろ紙の細孔または細孔近傍に固定されており、カーボンナノチューブが流れ方向に配向していることが確認できた。また、単層の領域が多く観察され、1011~1012本/cm2存在していた。
上記の実施形態の一部又は全ては、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[付記1]
カーボンナノチューブ分散液をろ紙上面に一方向に流しながら、該カーボンナノチューブ分散液の分散溶媒液の一部をろ紙の下面側に透過させる工程を含む、1000nm未満の膜厚を有するカーボンナノチューブ配向膜の製造方法。
[付記2]
カーボンナノチューブ分散液中の少なくとも一部のカーボンナノチューブの一端はろ紙の下面側に透過する分散溶媒の流れによってろ紙の細孔中または細孔近傍に固定され、同時に該カーボンナノチューブの他端は、ろ紙の上面に沿って流れるカーボンナノチューブ分散液の流れの方向に配向する、付記1に記載の製造方法。
[付記3]
ろ紙の下面側から吸引することにより、分散溶媒液をろ紙の下面側に透過させる、付記1または2に記載の製造方法。
[付記4]
カーボンナノチューブ分散液を、ろ紙上面と対向するように設置され、且つその流路側表面に流れ方向に延在する溝を有する液流調整板の溝に沿って、ろ紙上面と液流調整板との間の流路を一方向に流す、付記1~3のいずれか一項に記載の製造方法。
[付記5]
前記液流調整板の分散液流入口側が、流線形を有する、付記4に記載の製造方法。
[付記6]
カーボンナノチューブ分散液を、ろ紙上面より高い位置から供給するか、または送流ポンプを用いて、圧力下で供給する、付記1~5に記載のいずれか一項に記載の製造方法。
[付記7]
カーボンナノチューブ分散液を、流路の下流側から吸引する、付記1~6のいずれか一項に記載の製造方法。
[付記8]
カーボンナノチューブ分散液の流路に、洗浄用溶媒液を流す工程をさらに含む、付記1~7のいずれか一項に記載の製造方法。
[付記9]
カーボンナノチューブ分散液の流路に、空気またはガスを流して、ろ紙の上面に形成されたカーボンナノチューブ配向膜を乾燥させる工程をさらに含む、付記1~8のいずれか一項に記載の製造方法。
[付記10]
ろ紙上面に接した流路と、
前記流路へのカーボンナノチューブ分散液の流入口と、
前記流路からのカーボンナノチューブ分散液の流出口と、
ろ紙を透過した分散溶媒液を排出するためのろ過分散溶媒液排出部と
を備える、1000nm未満の膜厚を有するカーボンナノチューブ配向膜の製造装置。
[付記11]
ろ過分散溶媒液排出部に接続された吸引ポンプをさらに備える、付記10に記載の製造装置。
[付記12]
ろ紙上面と対向するように設置され、且つその流路側表面に流れ方向に延在する溝を有する液流調整板をさらに備える、付記10または11に記載の製造装置。
[付記13]
前記液流調整板の分散液流入口側部分が、流線形を有する、付記12に記載の製造装置。
[付記14]
カーボンナノチューブが配向した1000nm未満の膜厚を有する配向膜であって、少なくとも一部のカーボンナノチューブの繊維端が配向膜の面外方向へ湾曲している、配向膜。
2 トッププレート
3 締付ボルト
4 サポートリング
5 サポートリング押さえO-リング
6 ろ紙フィルター
7 ろ紙サポートスクリーン
8 液流調整板
9 カーボンナノチューブ分散液容器
10 カーボンナノチューブ分散液
11a 3方コック
11b 3方コック
11c 3方コック
12 送流ポンプ
13 分散溶媒液容器
13’ 分散溶媒液回収容器
14 分散溶媒液
15 吸引ポンプ
16 吸引ポンプ
17 ろ過分散溶媒液回収容器
18 ろ過分散溶媒液
19 液流調整バルブ
20 流入口
21 流出口
22 流路
23 ろ過分散溶媒液排出部
24 分散液供給路
25 分散液回収路
26 ろ過分散溶媒液排出路
27 無配向のカーボンナノチューブ
28 配向したカーボンナノチューブ
Claims (10)
- カーボンナノチューブ分散液をろ紙上面上を一方向に流しながら、該カーボンナノチューブ分散液の分散溶媒液の一部をろ紙の下面側に透過させる工程を含む、1000nm未満の膜厚を有するカーボンナノチューブ配向膜の製造方法。
- カーボンナノチューブ分散液中の少なくとも一部のカーボンナノチューブの一端はろ紙の下面側に透過する分散溶媒液の流れによってろ紙の細孔中または細孔近傍に固定され、同時に該カーボンナノチューブの他端は、ろ紙の上面に沿って流れるカーボンナノチューブ分散液の流れの方向に配向する、請求項1に記載の製造方法。
- ろ紙の下面側から吸引することにより、分散溶媒液をろ紙の下面側に透過させる、請求項1または2に記載の製造方法。
- 前記ろ紙上面と対向するように液流調整板を設置し、前記液流調整板は、流れ方向に延在する溝を有し、カーボンナノチューブ分散液を、前記溝に沿って、前記ろ紙上面と液流調整板との間の流路に一方向に流す、請求項1~3のいずれか一項に記載の製造方法。
- 前記液流調整板の分散液流入口側が、流線形を有する、請求項4に記載の製造方法。
- カーボンナノチューブ分散液を、ろ紙上面より高い位置から供給するか、または送流ポンプを用いて、圧力下で供給する、請求項1~5に記載のいずれか一項に記載の製造方法。
- ろ紙上面に接したろ紙上面上の流路であって、カーボンナノチューブ分散液がろ紙上面上を一方向に流れるための流路と、
前記流路へのカーボンナノチューブ分散液の流入口と、
前記流路からのカーボンナノチューブ分散液の流出口と、
ろ紙を透過した分散溶媒液を排出するためのろ過分散溶媒液排出部と
を備える、1000nm未満の膜厚を有するカーボンナノチューブ配向膜の製造装置。 - 前記ろ紙上面と対向するように設置され、且つ前記流路の側の表面に流れ方向に延在する溝を有する液流調整板をさらに備える、請求項7に記載の製造装置。
- 前記液流調整板の分散液流入口側部分が、流線形を有する、請求項8に記載の製造装置。
- カーボンナノチューブが配向した1000nm未満の膜厚を有する配向膜であって、少なくとも一部のカーボンナノチューブの繊維端が配向膜の面外方向へ湾曲している、配向膜。
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