JP7368955B2 - 発電設備管理装置、発電システム、発電設備管理方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
《発電システムの構成》
図1は、第1実施形態に係る発電システムの構成例を示すブロック図である。なお、図1に示す発電システム1は、発電設備管理装置2と、発電設備3を備える。発電設備3は、電力を発生する装置と電力を蓄電および放電する装置を含み、例えば、火力発電機、太陽光発電機、風力発電機、燃料電池などの発電装置や、蓄電池などの蓄電装置を含む。発電設備管理装置2は、コンピュータを含む制御装置(発電機盤など)であり、発電設備3の運転を制御する。発電設備管理装置2は、インターネットなどを含む通信網5を介して、遠隔操作装置4から遠隔操作信号を受信し、受信した遠隔操作信号に基づいて発電設備3を運転する。
発電設備管理装置2は、コンピュータが有するハードウェアとコンピュータで実行されるプログラムなどのソフトウェアの組み合わせから構成される機能的要素として、指令受信部21、障害検出部22、運転制御部23、および操作入力部24を有する。操作入力部24は、禁止ボタン25と許可ボタン26を有する。
次に、図2を参照して、図1に示す発電設備管理装置2の第1実施形態における動作例について説明する。図2は、第1実施形態に係る発電設備管理装置の動作例を示す状態遷移図である。本実施形態の発電設備管理装置2は、遠隔操作受付状態S1、現場自動運転状態S2および現場手動運転状態S3のいずれかの動作状態で発電設備3を運転する。
以上のように、第1実施形態によれば、通信途絶時の制御として、通信途絶発生後、現場側の発電設備管理装置2が保持する運転条件(パラメータ)で自動運転が継続される。また、発電設備管理装置2は、通信が復帰した後(自動運転の終了前後に関わらず)、通信の信頼性が無いとして遠隔操作の受付を拒否する。そして、発電設備管理装置2は、人的確認操作として、現場側の遠隔操作の許可ボタン26が押下された場合に、遠隔操作の受付を再開する。また、第1実施形態によれば、遠隔操作の禁止ボタン25により、異常発生時などに現場側への制御取り戻しが可能になる。
《発電設備管理装置の動作》
次に、図4および図5を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、第2実施形態に係る発電設備管理装置の動作例を示す状態遷移図である。図5は、第2実施形態に係る発電設備管理装置の動作例を示すタイミングチャートである。
以上のように、第2実施形態によれば、(1)発電設備管理装置2は、通信途絶発生後、現場側の発電設備管理装置2が保持する運転条件(パラメータ)で自動運転が継続される。そして、(2)通信が復帰した際(自動運転の終了前後に関わらず)に、発電設備管理装置2は、遠隔操作の受付を許可する。
《発電設備管理装置の動作》
次に、図6を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、第3実施形態に係る発電設備管理装置の動作例を示すフローチャートである。第3実施形態では、遠隔操作装置4からの遠隔操作の際、遠隔制御信号と同時に「書き込み許可信号」を遠隔操作装置4から発電設備管理装置2に送信する。発電設備管理装置2は、「書き込み許可信号」と同時送信されたデータのみを発電設備3の運転に反映し、動作する。「書き込み許可信号」は、例えば、遠隔操作装置4と発電設備管理装置2に対して予め定めたパスワードのような信号とすることができる。
第3実施形態によれば、運転制御部23が、運転指令を含む遠隔操作信号と所定の書き込み許可信号が同時に受信された場合に、運転指令に従って発電設備3を運転するようにしたので、第1実施形態または第2実施形態から得られる効果に加えて、「書き込み許可信号」により、ノイズや悪意のある通信によるデータ入力を防ぐことができる。
図7は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ90は、プロセッサ91、メインメモリ92、ストレージ93、インタフェース94を備える。
上述の発電設備管理装置2は、コンピュータ90に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ93に記憶されている。プロセッサ91は、プログラムをストレージ93から読み出してメインメモリ92に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、プロセッサ91は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ92に確保する。
2 発電設備管理装置
3 発電設備
4 遠隔操作装置
21 指令受信部
22 障害検出部
23 運転制御部
24 操作入力部
25 禁止ボタン
26 許可ボタン
Claims (6)
- 遠隔操作装置から発電設備の運転指令および終了予定時刻を受信する指令受信部と、
前記遠隔操作装置との通信の障害の有無を検出する障害検出部と、
前記障害が検出されない場合に、受信した前記運転指令に従って前記発電設備を運転し、前記障害が検出された場合に、前記障害が検出される直前に受信した前記終了予定時刻に基づいて前記発電設備を運転する運転制御部と、
許可ボタンを有する操作入力部と、
を備え、
前記運転制御部は、前記障害が検出された場合に、前記障害が検出される直前に受信した前記終了予定時刻に基づいて前記発電設備を運転した後、前記許可ボタンが押下されるまで前記遠隔操作装置からの新たな前記運転指令の受け付けを拒否する
発電設備管理装置。 - 前記操作入力部が禁止ボタンをさらに有し、
前記運転制御部は、前記禁止ボタンが押下された場合、前記遠隔操作装置からの運転指令に基づく前記発電設備の運転を禁止する
請求項1に記載の発電設備管理装置。 - 前記運転制御部は、前記運転指令を含む信号と所定の書き込み許可信号が同時に受信された場合に、前記運転指令に従って前記発電設備を運転する
請求項1または請求項2に記載の発電設備管理装置。 - 発電設備と、発電設備管理装置とを備え、
前記発電設備管理装置は、
遠隔操作装置から前記発電設備の運転指令および終了予定時刻を受信する指令受信部と、
前記遠隔操作装置との通信の障害の有無を検出する障害検出部と、
前記障害が検出されない場合に、受信した前記運転指令に従って前記発電設備を運転し、前記障害が検出された場合に、前記障害が検出される直前に受信した前記終了予定時刻に基づいて前記発電設備を運転する運転制御部と、
許可ボタンを有する操作入力部と、
を備え、
前記運転制御部は、前記障害が検出された場合に、前記障害が検出される直前に受信した前記終了予定時刻に基づいて前記発電設備を運転した後、前記許可ボタンが押下されるまで前記遠隔操作装置からの新たな前記運転指令の受け付けを拒否する
発電システム。 - 遠隔操作装置から発電設備の運転指令および終了予定時刻を受信するステップと、
前記遠隔操作装置との通信の障害の有無を検出するステップと、
運転制御部によって、前記障害が検出されない場合に、受信した前記運転指令に従って前記発電設備を運転し、前記障害が検出された場合に、前記障害が検出される直前に受信した前記終了予定時刻に基づいて前記発電設備を運転するステップと、
許可ボタンの押下を受け付けるステップと、
を備え、
前記発電設備を運転するステップでは、前記障害が検出された場合に、前記障害が検出される直前に受信した前記終了予定時刻に基づいて前記発電設備を運転した後、前記許可ボタンが押下されるまで前記遠隔操作装置からの新たな前記運転指令の受け付けを拒否する
発電設備管理方法。 - 遠隔操作装置から発電設備の運転指令および終了予定時刻を受信するステップと、
前記遠隔操作装置との通信の障害の有無を検出するステップと、
運転制御部によって、前記障害が検出されない場合に、受信した前記運転指令に従って前記発電設備を運転し、前記障害が検出された場合に、前記障害が検出される直前に受信した前記終了予定時刻に基づいて前記発電設備を運転するステップと、
許可ボタンの押下を受け付けるステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記発電設備を運転するステップでは、前記障害が検出された場合に、前記障害が検出される直前に受信した前記終了予定時刻に基づいて前記発電設備を運転した後、前記許可ボタンが押下されるまで前記遠隔操作装置からの新たな前記運転指令の受け付けを拒否する
プログラム。
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JP2019090076A JP7368955B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 発電設備管理装置、発電システム、発電設備管理方法、およびプログラム |
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