JP7368165B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタにおける樹脂製のハウジングは、例えばハウジングのキャビティ(端子収容室)内にランス(可撓係止アーム)を一体的に備えている(特許文献1等参照)。このランスは、全体としては前端側にかけて次第にキャビティ内に張り出すように傾斜する片持ち梁状に形成されている。ランスは、キャビティ内への張出部分が、挿入される雌端子金具により押圧されることで突出基端を支点として雌端子金具の挿抜方向と交差する方向へ撓み変形可能とされている。この撓み時にランスは、キャビティ内に確保された撓み空間内に退避するようになっている。ランスは、雌端子金具がキャビティ内の所定位置に挿入されると、弾性復帰して雌端子金具を係止することで、雌端子金具の挿入方向と反対方向の離脱(後抜け)を規制する。
特開2004-55233号公報
しかしながら、従来のコネクタは、ランスが前端側にかけて次第にキャビティ内に張り出すように傾斜する片持ち梁状に形成されている。そのため、ランス形成のための空間をキャビティに大きく確保しなければならず、コネクタの小型化に不利となり構造が複雑となる。一方、コネクタは、小型化を図るために端子金具やランスを小さくすれば、端子金具とランスの掛かり代が減少する。そのため、端子金具が挿入方向と反対方向へ引っ張られると、ランスにせん断が生じ、端子金具がキャビティから脱落しやすくなるという課題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、構造を簡素にして小型化できるとともに、端子金具を脱落しにくくできるコネクタを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 端子収容室を区画形成するハウジングの壁部に略U字状の切込みを入れて形成され、前記端子収容室に収容された端子を係止する可撓係止アームと、前記端子の前記端子収容室への挿入方向と反対側の後方に形成され、前記可撓係止アームに係止されて前記端子の後抜けを規制する端子上縁の端子後端面と、前記端子から前記挿入方向と交差する方向に突出して形成され、前記可撓係止アームに係止される前記端子後端面と同一平面に配置される突部後端面を有する係止突部と、を備え、前記可撓係止アームが形成される前記壁部には、前記係止突部の前記挿入方向の長さよりも前記挿入方向の長さが大きい開口部が、前記可撓係止アームの係止先端を形成する部分である前記略U字状の切込みの底部分に接続して前記底部分を前記挿入方向側に拡大することにより形成されることを特徴とするコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタによれば、端子を係止する可撓係止アームが、端子収容室の壁部に直接形成される。可撓係止アームは、従来構造のように、端子収容室の内方に壁部と別形状で形成されない。即ち、可撓係止アームは、壁部に略U字状の切込みを入れて壁部の一部分として形成される。切込みが壁部に略U字状に入れられることで、基端がハウジングに接続され、先端が自由端となる片持ち梁形状に可撓係止アームが形成される。ハウジングは、端子収容室が、この切込みを介してハウジングの外部へ通じることになる。このため、本構成のコネクタにおける可撓係止アームは、従来の傾斜する片持ち梁形状を別途設けるための空間が端子収容室に不要になる。元々存在する壁部から一部を切り離して可撓係止アームが形成されるためである。これにより、コネクタは、ハウジングが簡素な構造となり、小型化が容易となる。また、可撓係止アームは、複雑な片持ち梁形状を壁部から更に突出して形成する必要がないので、樹脂成形時に使用される金型も簡素となる。
これに加え、本構成のコネクタは、壁部に設けた可撓係止アームに、端子上縁の端子後端面と、端子から起立した係止突部の突部後端面との両方が係止される。係止突部は、例えば雌端子の電気接触部となる箱部を板金形成する際に、素板を切り抜く展開形状の一部分として設けておくことができる。この係止突部は、端子の誤挿入を防止したり、挿入姿勢を規制したりする所謂スタビライザと兼用としてもよい。これら端子後端面と、係止突部の突部後端面とは、同一平面上に配置されるので、可撓係止アームに同時に係止される。端子後端面と、係止突部の突部後端面とは、例えば端子の挿入方向に直交する面となる。また、可撓係止アームの係止面も、例えば端子の挿入方向に直交する面となる。そのため、コネクタは、可撓係止アームに対する端子の掛かり代を少なくとも突部後端面の分、増加させることができる。これにより、コネクタは、端子と可撓係止アームとの掛かり代が増加することで、端子が挿入方向と反対方向へ引っ張られた際の可撓係止アームに生じるせん断を抑制できる。その結果、コネクタは、従来構造に比べ端子収容室から端子を脱落しにくくできる。
更に、上記()の構成のコネクタによれば、可撓係止アームの係止先端を形成する部分で略U字状の底部分となる切込みは、この略U字状の底部分において、可撓係止アームの係止先端と、端子後端面及び突部後端面との一部分を目視可能とする。
ハウジングの壁部には、可撓係止アームの係止先端から係止突部の挿入方向の長さよりも大きい開口部が、切込みに接続して切込みの底部分を拡大することにより形成される。これにより、端子収容室に収容された端子は、可撓係止アームの係止先端に係止されている係止突部の挿入方向の全長が開口部を介して視認可能となっている。
端子は、可撓係止アームの係止先端に正規の状態で係止されると、係止先端側から係止突部の全長が開口部により視認可能となる。一方、端子は、可撓係止アームの係止先端に確実に係止されていない状態では、係止先端側から係止突部の端子挿入方向の全長が視認されない。これは、可撓係止アームの係止先端が未だ端子の係止突部に半分乗り上がった半挿入の状態であると、係止突部の後方が可撓係止アームの下側に隠れているためである。これにより、コネクタは、視認された係止突部の全長を判定することにより、端子の半挿入検知を画像検査等により行うことが可能となる。
また、開口部は、係止突部の挿入方向の長さよりも大きく形成される。そのため、開口部は、正規の位置で可撓係止アームの係止先端に係止された係止突部の更に前方に余剰開口部が延出して形成される。この余剰開口部は、画像検査において係止突部を照明するための照明光導入部となる。コネクタは、この余剰開口部を設けることにより、被検査対象部分の解像度を高めることができ、画像検査の精度を向上させることができる。
) 前記係止突部が、前記端子上縁の前記挿入方向に交差する方向のいずれか一方に片寄せられて配置され、前記開口部が、前記底部分における前記幅方向の前記一方側の領域のみを前記挿入方向側に拡大することにより形成されており、前記開口部が形成されていない前記底部分における前記幅方向の他方側の領域では、前記可撓係止アームの係止先端からの前記挿入方向の長さが、前記係止突部の前記挿入方向の長さより小さいことを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
上記()の構成のコネクタによれば、係止突部が、例えば雌端子の電気接触部となる挿入方向先端側の箱部に形成される場合、箱部は、素板を打ち抜き、複数回の曲げを行うプレス加工により製作される。そして、係止突部は、箱部の挿入方向に交差する方向のいずれか一方に片寄せて設けられる。これにより、係止突部は、素板を打ち抜く際に、展開形状の端部に設けておくことができる。従って、係止突部は、特に複雑な曲げ加工を行うことなく、箱部における側板部の一部として容易に形成が可能となる。
また、係止突部は、箱部の側板部から起立させて形成できるので、強度を低下させることなく、かつ高精度に形成できる。このため、本構成のコネクタは、係止突部を被検査対象として用いることにより、端子半挿入検知のための画像検査を高精度に行うことができる。
) 前記可撓係止アームが、前記端子の挿入時に前記係止突部の前記挿入方向に沿う突部側面に摺接して前記係止突部から離反する方向の前記可撓係止アームの変位を規制するガイドリブを有することを特徴とする上記()に記載のコネクタ。
上記()の構成のコネクタによれば、端子が端子収容室へ挿入開始されると、端子の挿入方向先端が、可撓係止アームのアーム下面に基端側から接触し始める。端子は、更に挿入されると、挿入方向先端が可撓係止アームを押し上げる。端子は、箱部の上面から起立する係止突部が可撓係止アームに達すると、係止突部が可撓係止アームを押し上げる。
ここで、箱部の上面から起立する係止突部は、端子上縁の挿入方向に交差する方向のいずれか一方に片寄せられて配置されているので、押し上げられた可撓係止アームは、係止突部に押し上げられた側が高くなるように捩れて変形する可能性がある。その結果、可撓係止アームは、係止突部から滑り落ちる方向に変形しようとする。そのため、端子は、係止突部が可撓係止アームと隔壁との間に入り込む可能性が生じる。この場合、係止突部は、突部後端面が可撓係止アームの係止先端に係止しなくなり、係止力が低下する。
そこで、本構成の係止アームには、端子の挿入時に、係止突部の挿入方向に沿う突部側面に摺接するガイドリブが設けられている。このガイドリブは、係止突部が可撓係止アームを押し上げた際、突部側面に摺接することにより、可撓係止アームが係止突部から離反する方向の変位(係止突部から滑り落ちる方向の変位)を規制する。これにより、可撓係止アームは、押し上げられて、係止突部が通過した後に、係止突部の後方に弾性復帰して係止先端が配置される。その結果、端子は、端子後端面と突部後端面が可撓係止アームの係止先端に確実に係止されるようになる。
本発明に係るコネクタによれば、構造を簡素にして小型化できるとともに、端子金具を脱落しにくくできる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図1に示したコネクタの端子挿入前を(a)、端子挿入後を(b)に示した斜視図である。 端子挿入中のハウジングの平面図である。 斜め上前方より見た端子を(a)、斜め上後方より見た端子を(b)に示した斜視図である。 可撓係止アームと端子の係止部分を表すコネクタの要部拡大平面図である。 可撓係止アームと端子の係止部分を表すコネクタの要部拡大斜視図である。 図3のA-A断面図である。 端子挿入途中における可撓係止アームの変形状態を示すコネクタの断面図である。 端子挿入完了時のコネクタの断面図である。 端子係止状態のコネクタの断面図である。 半挿入状態の端子を表すコネクタの要部平面図である。 本発明の第2実施形態に係る可撓係止アームの斜視図である。 図12に図示した可撓係止アームのガイドリブを示す要部拡大斜視図である。 図12に図示した可撓係止アームを正面から見たコネクタの断面図である。 係止突部により押し上げられた可撓係止アームを正面から見たコネクタの断面図である。 端子を係止した可撓係止アームを正面から見たコネクタの断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るコネクタ11の斜視図である。なお、本実施形態において、上下前後左右の方向は、図1に示した矢印の方向に従う。
本第1実施形態に係るコネクタ11は、可撓係止アーム13と、端子後端面15(図4参照)と、係止突部17(図4参照)とを主要な構成として有する。
コネクタ11は、電気絶縁性を有する樹脂材から成形される扁平な略立方体形状のハウジング19を有する。コネクタ11は、このハウジング19に、例えば雌型の端子21を収容してなる雌コネクタである。ハウジング19に収容される端子21は、雄型であってもよい。また、ハウジング19に収容される端子21は、1つでも、複数であってもよい。本実施形態では、22個の端子21が、上下11個ずつ2段で収容される。ハウジング19には、内方の空間を上下11個ずつの2段で22個に仕切る端子収容室23(図7参照)が形成される。ハウジング19は、端子収容室23の左右の並びが隔壁25により仕切られる。また、ハウジング19は、端子収容室23の上下の並びが仕切壁27により仕切られる。
コネクタ11は、図1の姿勢において、上段の端子収容室23が、左右の隔壁25と、仕切壁27と、天井である壁部29とにより画成される。下段の端子収容室23は、左右の隔壁25と、仕切壁27と、底部である壁部29とにより画成される。なお、コネクタ11は、上下が反転されれば、天井を底部と称し、底部を天井とも称すことができる。但し、いずれの場合も、本実施形態においては、天井及び底部は、壁部29と称す。
ハウジング19の上面31の略中央には、相手コネクタ(図示略)のロックアームアームにロックするロック突起33が突設される。ハウジング19の上面31の左右には、相手コネクタとの嵌合をガイドする前後方向に延在して起立するガイド突起35が突設される。ハウジング19の前壁部37(図7参照)には、端子収容室23に通じて相手端子を受け入れる複数の相手端子挿入開口39が縦横に形成される。ハウジング19の後端面には、端子収容室23に通じて端子21を挿入する端子挿入開口41(図2参照)が縦横に形成される。端子挿入開口41には、端子21が、電線43の端末に取り付けられた端子付き電線45の状態で挿入される。
図2は、図1に示したコネクタ11の端子挿入前を(a)、端子挿入後を(b)に示した斜視図である。
コネクタ11は、ハウジング19の後端面に設けられた端子挿入開口41から端子21が挿入される。ハウジング19は、上段の端子収容室23に、図2に示す正立した向きとした端子21を取り付けた端子付き電線45が挿入される。ハウジング19は、下段の端子収容室23に、図2に示す正立した向きと逆の倒立とした端子21を取り付けた端子付き電線45が挿入される。
図3は、端子挿入中のハウジング19の平面図である。
ハウジング19は、それぞれの端子収容室23に、可撓係止アーム13が形成される。可撓係止アーム13は、それぞれの端子収容室23を区画形成するハウジング19の壁部29に、略U字状の切込み47を入れて形成される。切込み47が壁部29に略U字状に入れられることで、基端がハウジング19に接続され、先端が自由端となる片持ち梁形状に可撓係止アーム13が形成される。略U字状の切込み47で切り離された可撓係止アーム13は、略U字状の底部分に応じた部分が係止先端49となる。可撓係止アーム13は、端子収容室23に収容された端子21に係止先端49を係止することで、端子21の後抜けを規制する。
図4は、斜め上前方より見た端子21を(a)、斜め上後方より見た端子21を(b)に示した斜視図である。
本実施形態において、端子21は、例えば電気接触部となる箱部51を挿入方向aの先端に有した雌端子である。箱部51は、外観が挿入方向に長い直方体形状とされる。箱部51の内部には、相手ハウジングに収容される雄端子のタブ端子部と導通接触する板ばね片53が設けられている。端子21は、箱部51の後方に、導体55を圧着する導体圧着部57、電線43を固定する被覆圧着部59が連設される。更に、端子21は、箱部51の一方の側部の後端に、係止突部17が起立して形成される。本実施形態において、この係止突部17は、端子21の挿入時の姿勢を正しく規制するスタビライザとしても働く。電線43は、被覆の除去された導体55が導体圧着部57に圧着され、被覆の外周が被覆圧着部59に圧着されることにより端子付き電線45となる。
端子21は、端子収容室23への挿入方向aと反対側の後方に端子後端面15が形成される。端子後端面15は、箱部51における端子上縁61の後端面として形成され、可撓係止アーム13に係止して端子21の後抜けを規制する。
係止突部17は、端子21の箱部51から挿入方向aと交差する方向(図4の上方向)に突出して形成される。係止突部17は、箱部51から起立する起立片を半分の高さで逆U字状に180°折り曲げて形成される。係止突部17は、可撓係止アーム13に係止する端子後端面15と同一平面に配置される突部後端面63を有する。本実施形態において、端子後端面15と突部後端面63とが配置される上記の同一平面は、端子21の挿入方向aに略直交面となる。なお、この同一平面は、直交面には限定されない。
本実施形態において、係止突部17は、端子上縁61の挿入方向aに交差する方向(左右方向)のいずれか一方(右方)に片寄せられて配置されている。なお、係止突部17は、端子上縁61の挿入方向aに交差する方向の中央に配置されてもよい。
図5は、可撓係止アーム13と端子21の係止部分を表すコネクタ11の要部拡大平面図である。
ハウジング19は、可撓係止アーム13の形成される壁部29に、開口部65を有する。開口部65は、切込み47に接続して挿入方向aに延出して形成される。開口部65は、端子21の挿入方向aに所定の長さLで形成される。切込み47は、可撓係止アーム13の係止先端49から挿入方向aの長さがL1で形成される。開口部65の所定の長さLは、係止突部17の挿入方向aの長さKよりも大きく(L>K)設定されている。
図6は、可撓係止アーム13と端子21の係止部分を表すコネクタ11の要部拡大斜視図である。
コネクタ11は、端子21が端子収容室23に挿入されると、端子上縁61が可撓係止アーム13の係止先端49に対面して配置される。端子付き電線45は、電線43が後方に引っ張られると、端子21が後退する。後退した端子21は、端子上縁61の端子後端面15と、係止突部17の突部後端面63とが同時に可撓係止アーム13の係止先端49に当接する。これにより、端子21は、後抜けが規制される。
次に、コネクタ11のハウジング19に対する端子挿入動作を説明する。
図7は、図3のA-A断面図である。
図7において、ハウジング19の下段の端子収容室23には、予め端子21が挿入されている。下段の端子収容室23に挿入された端子21は、上段に挿入される端子21と、上下が逆となって収容されている。従って、下段の端子21は、係止突部17が下向きに突出している。この下向きとなった係止突部17は、端子後端面15と共に突部後端面63が、下段の端子収容室23の壁部29に形成された可撓係止アーム13に係止されている。一方、下段の端子収容室23に隣接する上段の端子収容室23には、端子21が挿入方向aで端子挿入開口41から挿入される。
図8は、端子挿入途中における可撓係止アーム13の変形状態を示すコネクタ11の断面図である。
端子21が端子収容室23に進入すると、先ず、箱部51により可撓係止アーム13が押し上げられて弾性変形する。箱部51に乗り上げた可撓係止アーム13は、更に端子21が挿入方向aに挿入されると、箱部51から起立している係止突部17により更に押し上げられる。
図9は、端子挿入完了時のコネクタ11の断面図である。
端子21が更に挿入方向aに挿入されると、係止突部17が可撓係止アーム13の係止先端49を通過する。すると、可撓係止アーム13は、弾性復元力により押上前の位置に戻る。元の位置に復帰した可撓係止アーム13は、係止先端49が端子後端面15と突部後端面63の両方に対面して配置される。端子21は、箱部51の先端が、ハウジング19の前壁部37に当接することでそれ以上の挿入が規制される。端子21は、箱部51の先端が前壁部37に当接した状態で端子後端面15及び突部後端面63と、可撓係止アーム13の係止先端49との間に所定距離のクリアランス67が形成される。このクリアランス67は、可撓係止アーム13が弾性復帰する際に、箱部51との干渉を回避するためのものとなる。可撓係止アーム13は、このクリアランス67が設けられることにより、端子後端面15及び突部後端面63に対して係止先端49が対面する位置に確実に配置される。
図10は、端子係止状態のコネクタ11の断面図である。
コネクタ11は、例えば上段の端子収容室23に装着された端子21に引っ張り方向の外力が電線43を介して作用すると、端子21が端子収容室内で後方へ移動する。後方へ移動した端子21は、クリアランス67の分、移動する。移動した端子21は、端子後端面15と突部後端面63とが可撓係止アーム13の係止先端49に当接し、それ以上後方への移動が規制される。つまり、端子21は、後抜けが規制される。
図11は、半挿入状態の端子21を表すコネクタ11の要部平面図である。
コネクタ11は、端子収容室23の壁部29に切込み47を入れて可撓係止アーム13を形成するので、可撓係止アーム13と端子21との係止部分が、ハウジング19の外方より容易に視認可能となる。ハウジング19の壁部29には、更にこの視認性を高めるための開口部65がそれぞれの切込み47に接続して形成されている。
コネクタ11は、ハウジング19の外方から、カメラで壁部29の切込み47及び開口部65を撮像することにより、画像処理によって端子21の半挿入が検知される。この半挿入検知では、カメラから撮像信号がPC等の画像処理装置(図示略)に送られる。端子21は、電線43が後方に引かれた時、端子後端面15及び突部後端面63が可撓係止アーム13の係止先端49に当接して図5に示した係止状態となる。画像処理装置は、この係止状態において、係止先端49からの係止突部17の長さを画像処理により判定する。例えば、係止先端49からの係止突部17の長さが本来の長さKとなれば、端子21は挿入完了と判定される。一方、係止先端49からの係止突部17の長さが本来の長さKよりも短ければ、端子21は半挿入と判定される。端子21は、半挿入の場合、図11に示すように、係止突部17の後端が可撓係止アーム13の下方に隠れる結果、係止突部17の検出長さKsが正規の長さK(図5参照)よりも短く(K>Ks)検出されるためである。
なお、画像処理装置においては、係止先端49からの係止突部17の長さKを検出するのが好ましい。これは、可撓係止アーム13の係止先端49及び係止突部17は、寸法公差が小さく、高精度に寸法が検出できるためである。
このように、コネクタ11は、開口部65より係止突部17の位置を確認することで、画像検査にて端子21の半挿入検知を実施でき、半挿入の不具合製品流出を防ぐことが容易となる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本第1実施形態に係るコネクタ11では、端子21を係止する可撓係止アーム13が、端子収容室23の壁部29に直接形成される。可撓係止アーム13は、従来構造のように、端子収容室23の内方に壁部29と別形状で形成されない。即ち、可撓係止アーム13は、壁部29に略U字状の切込み47を入れて壁部29の一部分として形成される。切込み47が壁部29に略U字状に入れられることで、基端がハウジング19に接続され、先端が自由端となる片持ち梁形状に可撓係止アーム13が形成される。ハウジング19は、端子収容室23が、この切込み47を介してハウジング19の外部へ通じることになる。このため、コネクタ11における可撓係止アーム13は、従来の傾斜する片持ち梁形状を別途設けるための空間が端子収容室23に不要になる。元々存在する壁部29から一部を切り離して可撓係止アーム13が形成されるためである。これにより、コネクタ11は、ハウジング19が簡素な構造となり、小型化が容易となる。また、可撓係止アーム13は、複雑な片持ち梁形状を壁部29から更に突出して形成する必要がないので、樹脂成形時に使用される金型も簡素となる。
これに加え、本第1実施形態のコネクタ11は、壁部29に設けた可撓係止アーム13に、端子上縁61の端子後端面15と、端子21から起立した係止突部17の突部後端面63との両方が係止される。係止突部17は、例えば雌端子の電気接触部となる箱部51を板金形成する際に、素板を切り抜く展開形状の一部分として設けておくことができる。この係止突部17は、端子21の誤挿入を防止したり、挿入姿勢を規制したりする所謂スタビライザと兼用としてもよい。これら端子後端面15と、係止突部17の突部後端面63とは、図6に示すように、同一平面上に配置されるので、可撓係止アーム13に同時に係止される。端子後端面15と、係止突部17の突部後端面63とは、例えば端子の挿入方向aに直交する面となる。また、可撓係止アーム13の係止面も、端子の挿入方向aに直交する面となる。そのため、コネクタ11は、可撓係止アーム13に対する端子21の掛かり代を少なくとも突部後端面63の分、増加させることができる。これにより、コネクタ11は、端子21と可撓係止アーム13との掛かり代が増加することで、端子21が挿入方向aと反対方向へ引っ張られた際の可撓係止アーム13に生じるせん断を抑制できる。その結果、コネクタ11は、従来構造に比べ端子収容室23から端子21を脱落しにくくできる。
また、本第1実施形態のコネクタ11では、可撓係止アーム13の係止先端49を形成する部分で略U字状の底部分となる切込み47は、この略U字状の底部分において、可撓係止アーム13の係止先端49と、端子後端面15及び突部後端面63との一部分を目視可能とする。
ハウジング19の壁部29には、可撓係止アーム13の係止先端49から係止突部17の挿入方向の長さKよりも大きい開口部65が、切込み47に接続して切込み47の底部分を拡大することにより形成される。これにより、端子収容室23に収容された端子21は、可撓係止アーム13の係止先端49に係止されている係止突部17の挿入方向aの全長Kが開口部65を介して視認可能となっている。
端子21は、可撓係止アーム13の係止先端49に正規の状態で係止されると、係止先端49側から係止突部17の全長Kが開口部65により視認可能となる。一方、端子21は、可撓係止アーム13の係止先端49に確実に係止されていない状態では、係止先端49側から係止突部17の全長Kが視認されない。これは、可撓係止アーム13の係止先端49が未だ端子21の係止突部17に半分乗り上がった半挿入の状態であると、係止突部17の後方が可撓係止アーム13の下側に隠れているためである。これにより、コネクタ11は、視認された係止突部17の全長Kを判定することにより、端子21の半挿入検知を画像検査等により行うことが可能となる。
また、図5に示すように、挿入方向aの長さLの開口部65は、係止突部17の挿入方向aの長さKよりも大きく形成される。開口部65は、正規の位置で可撓係止アーム13の係止先端49に係止された係止突部17の更に前方に余剰開口部69が延出して形成される。この余剰開口部69は、挿入方向aの長さがL-(K-L1)となる。この余剰開口部69は、画像検査において係止突部17を照明するための照明光導入部となる。コネクタ11は、この余剰開口部69を設けることにより、被検査対象部分の解像度を高めることができ、画像検査の精度を向上させることができる。
そして、本第1実施形態のコネクタ11では、係止突部17が、例えば雌端子の電気接触部となる箱部51に形成される。箱部51は、素板を打ち抜き、複数回の曲げを行うプレス加工により製作される。そして、係止突部17は、箱部51の挿入方向に交差する方向のいずれか一方に片寄せて設けられる。これにより、係止突部17は、素板を打ち抜く際に、展開形状の端部に設けておくことができる。従って、係止突部17は、特に複雑な曲げ加工を行うことなく、箱部51における側板部71(図4参照)の延出部として容易に形成が可能となる。
また、係止突部17は、箱部51の側板部71から起立させて形成できるので、強度を低下させることなく、かつ高精度に形成できる。このため、コネクタ11は、係止突部17を被検査対象として用いることにより、端子半挿入検知のための画像検査を高精度に行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るコネクタ11Aを説明する。
図12は、本発明の第2実施形態に係る可撓係止アーム73の斜視図である。
本発明の第2実施形態に係るコネクタ11Aは、可撓係止アーム73に複数のリブが形成されている。更に、可撓係止アーム73は、アーム上面75の先端側に、凹部77が形成される。凹部77は、先端側が可撓係止アーム73の係止先端49で開放し、後端が上り方向の傾斜面79により可撓係止アーム73のアーム上面75に接続する。アーム上面75は、凹部77を挟む左右が一対の平行な補強リブ81となる。可撓係止アーム73は、凹部77を設けることにより、先端側に良好な可撓性を付与できるとともに、補強リブ81を設けることにより、強度が増し、端子保持力が向上する。
また、可撓係止アーム73は、係止先端49が略正方形で形成される。可撓係止アーム73は、この係止先端49に隣接するアーム下面83に、ガイドリブ85が垂設される。
図13は、図12に図示した可撓係止アーム73のガイドリブ85を示す要部拡大斜視図である。
ガイドリブ85は、係止先端49の縦方向の一対の平行な辺の一方を下方へ延長した位置に形成される。ガイドリブ85は、この位置でアーム下面83から垂設され、かつ可撓係止アーム73の基端側に向かって延在する。
図14は、図12に図示した可撓係止アーム73を正面から見たコネクタ11Aの断面図である。
ガイドリブ85は、可撓係止アーム73の隔壁側に配置されることにより、端子挿入時のガイドを目的とする。可撓係止アーム73は、隔壁25から切込み47を介して離間する。
図15は、係止突部17により押し上げられた可撓係止アーム73を正面から見たコネクタ11Aの断面図である。
このガイドリブ85には、端子21の係止突部17が摺接する。即ち、可撓係止アーム73は、端子挿入時に、係止突部17の挿入方向に沿う突部側面87にガイドリブ85のリブ内側面89が摺接する。これにより、可撓係止アーム73は、係止突部17から離反する方向(矢印b方向)の滑りや捩れ等による変位が規制される。
図16は、端子21を係止した可撓係止アーム73を正面から見たコネクタ11Aの断面図である。
このようにしてコネクタでは、端子挿入時における可撓係止アーム73の変位が規制される結果、正規の位置への弾性復帰が可能となる。その結果、端子21は、端子後端面15と突部後端面63が、可撓係止アーム73の係止先端49の前方に正確に対面して配置されるようになっている。
次に、ガイドリブ85を設けたことによる可撓係止アーム73の作用を説明する。
本第2実施形態に係るコネクタ11Aでは、端子21が端子収容室23へ挿入開始されると、端子21の挿入方向先端が、可撓係止アーム13のアーム下面83に基端側から接触し始める。端子21は、更に挿入されると、箱部51の挿入方向先端が可撓係止アーム13を押し上げる。端子21は、箱部51の上面31から起立する係止突部17が可撓係止アーム13に達すると、係止突部17が可撓係止アーム13を押し上げる。
ここで、表裏面が挿入方向aに沿う方向の板状に形成されて箱部51の上面31から起立する係止突部17は、端子上縁61の挿入方向に交差する方向のいずれか一方に片寄せられて配置されている。そこで、押し上げられた可撓係止アーム13は、係止突部17に押し上げられた側が高くなるように捩れて変形する可能性がある。その結果、可撓係止アーム13は、係止突部17から滑り落ちる方向に変形しようとする。そのため、端子21は、係止突部17が可撓係止アーム13との隔壁25との間に入り込む可能性が生じる。この場合、係止突部17は、突部後端面63が可撓係止アーム13の係止先端49に係止しなくなり、係止力が低下する。
そこで、本第2実施形態に係る可撓係止アーム73には、端子21の挿入時に、係止突部17の挿入方向に沿う突部側面87に摺接するガイドリブ85が設けられている。このガイドリブ85は、係止突部17が可撓係止アーム13を押し上げた際、突部側面87に摺接することにより、可撓係止アーム13が係止突部17から離反する方向の変位(係止突部17から滑り落ちる方向bの変位)を規制する。これにより、可撓係止アーム13は、押し上げられて、係止突部17が通過した後に、係止突部17の後方に係止先端49が正確に弾性復帰して配置される。端子21は、端子後端面15と突部後端面63が可撓係止アーム13の係止先端49に確実に係止されるようになる。その結果、コネクタは、端子保持力を向上させることができる。
従って、上記第1及び第2実施形態に係るコネクタ11,11Aによれば、構造を簡素にして小型化できるとともに、端子21を脱落しにくくできる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 端子収容室(23)を区画形成するハウジング(19)の壁部(29)に略U字状の切込み(47)を入れて形成され、前記端子収容室(23)に収容された端子(21)を係止する可撓係止アーム(13,73)と、
前記端子(21)の前記端子収容室(23)への挿入方向(a)と反対側の後方に形成され、前記可撓係止アーム(13,73)に係止されて前記端子(21)の後抜けを規制する端子上縁(61)の端子後端面(15)と、
前記端子(21)から前記挿入方向(a)と交差する方向に突出して形成され、前記可撓係止アーム(13,73)に係止される前記端子後端面(15)と同一平面に配置される突部後端面(63)を有する係止突部(17)と、
を備えることを特徴とするコネクタ(11,11A)。
[2] 前記可撓係止アーム(13,73)が形成される前記壁部(29)には、前記係止突部(17)の前記挿入方向(a)の長さよりも大きい開口部(65)が前記切込み(47)に接続して形成されることを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(11,11A)。
[3] 前記係止突部(17)が、前記端子上縁(61)の前記挿入方向(a)に交差する方向のいずれか一方に片寄せられて配置されることを特徴とする上記[1]または[2]に記載のコネクタ(11,11A)。
[4] 前記可撓係止アーム(73)が、前記端子(21)の挿入時に前記係止突部(17)の前記挿入方向(a)に沿う突部側面(87)に摺接して前記係止突部(17)から離反する方向の前記可撓係止アーム(73)の変位を規制するガイドリブ(85)を有することを特徴とする上記[3]に記載のコネクタ(11A)。
11…コネクタ
13…可撓係止アーム
15…端子後端面
17…係止突部
19…ハウジング
21…端子
23…端子収容室
25…隔壁
29…壁部
47…切込み
49…係止先端
61…端子上縁
63…突部後端面
65…開口部
85…ガイドリブ
87…突部側面

Claims (3)

  1. 端子収容室を区画形成するハウジングの壁部に略U字状の切込みを入れて形成され、前記端子収容室に収容された端子を係止する可撓係止アームと、
    前記端子の前記端子収容室への挿入方向と反対側の後方に形成され、前記可撓係止アームに係止されて前記端子の後抜けを規制する端子上縁の端子後端面と、
    前記端子から前記挿入方向と交差する方向に突出して形成され、前記可撓係止アームに係止される前記端子後端面と同一平面に配置される突部後端面を有する係止突部と、
    を備え
    前記可撓係止アームが形成される前記壁部には、前記係止突部の前記挿入方向の長さよりも前記挿入方向の長さが大きい開口部が、前記可撓係止アームの係止先端を形成する部分である前記略U字状の切込みの底部分に接続して前記底部分を前記挿入方向側に拡大することにより形成されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記係止突部が、前記端子上縁の前記挿入方向に交差する幅方向のいずれか一方に片寄せられて配置され、
    前記開口部が、前記底部分における前記幅方向の前記一方側の領域のみを前記挿入方向側に拡大することにより形成されており、
    前記開口部が形成されていない前記底部分における前記幅方向の他方側の領域では、前記可撓係止アームの係止先端からの前記挿入方向の長さが、前記係止突部の前記挿入方向の長さより小さいことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記可撓係止アームが、前記端子の挿入時に前記係止突部の前記挿入方向に沿う突部側面に摺接して前記係止突部から離反する方向の前記可撓係止アームの変位を規制するガイドリブを有することを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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