JP7364034B2 - チャネル状態情報をレポートする方法、通信システム、及びtciをスケジューリングする方法 - Google Patents

チャネル状態情報をレポートする方法、通信システム、及びtciをスケジューリングする方法 Download PDF

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Description

本開示は、チャネル状態情報をレポートする方法、通信システム、及びTCIをスケジューリングする方法に関する。
NRは、特定の方向に向けて送信するために方向性ビーム形成技術を使用する。複数のビームがgNBから送信され、セルの全領域をカバーする。UEの受信アンテナの空間フィルタ方向は、図1に示すように、ピーク信号強度で受信するために適切な方向にチューニングする必要がある。UEがあるビームカバレージから他のビームカバレージへ移動するとき、UEはあるビームから他のビームへ切り替えるか、あるいは空間受信方向を調整しなければならない。あるビームから別のビームへのシームレスな切り替えのために、UEは複数のビームを追跡し、gNBにレポートしなければならない。
ビーム追跡、レポート、及びビーム間の切り替えを容易にするために、各ビームはTransmission Configuration Indication(送信設定指示)(TCI)状態に関連付けられる。gNBはRRCシグナリングを介してUEにTCI状態を示す。各TCI状態は、SSB及び/又はCSI-RSなどの参照信号に関連付けられる。換言すれば、PDSCH及び/又はPDCCH送信のためのTCI状態の指示は、あるPDSCH及び/又はPDCCHが、SSB/CSI-RSのような設定された参照信号と同じ空間フィルタを使用して送信されることを装置に知らせることを意味する。
CORESET(非特許文献1)は、物理リソース(NRダウンリンクリソースグリッド上の特定の領域)のセットと、PDCCH/DCIの伝送に使用されるパラメータのセットである。つまり、LTEのPDCCHエリアに相当する。
UEには、最大64個の候補PDCCH TCI状態を設定できる。MAC CE(非特許文献2)を使用すると、ネットワークは、CORESET(非特許文献1)ごとに設定されたサブセット内で、UEが特定のTCI状態に切り替わるように動的に指示できる。あるCORESET内でPDCCHを監視する場合、UEはPDCCH送信がMAC CEによって指示されたTCIに関連付けられた参照信号と同じ空間フィルタを使用すると仮定することができる。すなわち、参照信号を受信するのに適した受信側ビーム方向が予め決定されていれば、PDCCH(非特許文献3)の受信に適したビーム方向は同じであると考えることができる。
装置には、最大128個の候補TCI状態を設定できる。PDSCHビーム指示のために、スケジューリングオフセットに依存して定義される二つの方法がある。すなわち、対応するPDCCHに対するPDSCHの送信タイミングに依存して、PDSCHのためのスケジューリング情報が伝送される。このスケジューリングオフセットがNシンボルより大きい場合、スケジューリング割り当てのDCIは、PDSCH送信のTCI状態を明示的に示すことができる。これをイネーブルにするには、まず、最初に設定された候補TCI状態のセットから最大8つのTCI状態のセットを使用して装置を設定する。これは、アクティブTCI状態と呼ばれる。DCI内の3ビットインジケータは、こうして、スケジュールされたPDSCH送信に対して有効な、正確なTCI状態を示す。もしスケジューリングオフセットがNシンボルより小さいか等しいならば、装置は代わりに、PDSCH送信が対応するPDCCH送信(非特許文献3)とQCLであると仮定すべきである。
つまり、PDCCHのTCI状態切り替えは、MAC CEを使用してトリガされる。PDSCHのTCI状態切り替えは、MAC CEとDCIの組み合わせを使用してトリガされる。PDSCHのアクティブTCI状態切り替えは、DCIを使用してトリガされる。
TCI切り替え遅延は、TCI状態の既知ステータスによって異なる。TS 38.133 V 15.6.0によると、TCI状態は、次の条件を満たしている場合に既知とされる。
TCI状態切り替えが、ターゲットのTCI状態のためのビームレポート/測定のための最後の送信の[X]ms以内である、UEは、ターゲットのTCI状態のための少なくとも1つの測定レポートを送信済みである、TCI状態は、TCI状態切り替え期間中に検出可能なままである、TCI状態のSNRは>-3dBである。さもなければ、TCI状態は未知である。
gNBは、UEからビームレポートを受信した時刻に基づいて、UEに既知又は未知のTCI状態に切り替えるように要求することができる。
この文書では、ビームとTCI状態は互換的に使用される。L1-RSRPがCSIレポートの一部であることが特に明記されていない限り、これらは同じ意味を持つ。この文書では、CSIレポートとL1-RSRPレポート、L1-RSRPが互換的に使用される。TFirst_CSIがTCI切り替えコマンドの後の最初のCSIレポートインスタンスであることが特に明記されていない限り、これらは同じ意味を持つ。
4G標準規格及び/又は現行の5G標準規格によれば、gNB及びUEにおけるTCI状態の既知ステータスの不整合は、5G要件に従って処理できない。
TCI状態切り替え遅延は、TCI状態がUEに既知とされているかどうかによって異なる。ビームレポートが[X]ミリ秒(ms)前より後にUEによって送信された場合、TCI状態はUEで既知であると見做すことができる。UEのTCI状態は、ビームレポートが[X]ms前より後にgNBによって受信された場合、gNBで既知と見做すことができる。
[X]はUEの速度と電力クラスに依存する場合がある。UEの速度はgNBでは知られていない可能性があり、これはgNBでの[X]の仮定/推定のミスマッチにつながる可能性がある。これはgNBでのUEの不正確なTCI状態の既知ステータスをもたらす。
gNBにおけるUEに既知のTCI状態の正確な仮定は、TCI切り替え遅延の効果的な決定のために必要である。UEに既知のTCI状態に関するgNBでの仮定が不正確な場合、gNBとUEでのTCI切り替え遅延要件の不正確な仮定となり、最適以下の性能となる。その結果、パフォーマンスの低下やスケジューリングの機会の損失が、NRのTCI状態切り替え中に発生する。
3GPP TR 23.734,"Study on 5GS Enhanced support of Vertical and LAN Services"、V1.0.0(2018-12) 3GPP TS 31.101 "UICC-terminal interface; Physical and Logical characteristics"、V15.1.0(2018-10)、Rel-15 3GPP TR 33.819,"Study on security enhancement of 5GS for vertical and LAN services"、V0.3.0(2019-03)、Rel-16 3GPP TR 21.905 "Vocabulary for 3GPP Specifications"、V15.0.0(2018-03) 3GPP TS 22.261,"Service requirements for the 5G system"、V16.5.0(2018-09) 3GPP TS 31.102、"Characteristics of the Universal Subscriber Identity Module(USIM)application"、V15.5.0(2019-03)、Rel-15
上記の問題を考慮すると、本開示は、種々の問題のうちの少なくとも1つを解決するためのソリューションを提供することを目的とする。
User Equipment(UE)によって無線局にチャネル状態情報(CSI)をレポートする方法であって、ビーム測定レポート及びCSIレポートのための少なくとも1つのビームを測定することと、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートを前記無線局に送信することと、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートに応答して、前記無線局から送信設定インジケータ(TCI)状態指示を受信することと、少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを取得するために、前記TCI状態指示によって示される前記少なくとも1つの特定ビームを測定することと、を含み、前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートが所定時間内に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの有効なCSIレポートを送信することと、前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートが所定時間前よりも前に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの部分的に有効なCSIレポート又は無効なCSIレポートを送信することと、を含む方法。
無線局と、User Equipment(UE)と、を含む、チャネル状態情報(CSI)をレポートするための通信システムであって、前記UEは、前記無線局からのビーム測定レポート及びCSIレポートのための少なくとも1つのビームを測定し、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートを前記無線局に送信するように設定され、前記無線局は、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートに応答して、送信設定インジケータ(TCI)状態指示を前記UEに送信するように設定され、前記UEは、少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを取得するために、前記TCI状態指示によって示される前記少なくとも1つの特定ビームを測定し、前記ビーム測定レポートが所定時間内に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの有効なCSIレポートを送信し、前記ビーム測定レポートが所定時間前よりも前に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの部分的に有効なCSIレポート又は無効なCSIレポートを送信するように設定される、通信システム。
無線局によるUEのためのTCIをスケジューリングする方法であって、前記UEを登録することと、少なくとも1つのビーム測定レポートを受信することと、少なくとも1つのビームで設定される前記受信した測定レポートに基づく送信設定インジケータ状態指示を送信することと、更新されたTCI状態の既知ステータスを、前記UEによる前記TCI状態の取得中及び取得時に、CSIレポートのタイプを使用して暗黙的に受信することと、を含み、前記ビーム測定レポートが所定時間内に受信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの有効なCSIレポートを受信することと、前記ビーム測定レポートが所定時間前よりも前に受信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの部分的に有効なCSIレポート又は無効なCSIレポートを受信することと、受信したCSIレポートのタイプに基づいて前記TCIの切り替え遅延を調整することと、を含む方法。
図1は、複数ビームの伝送を示す。 図2は、本開示によるUEの挙動のフロー図を示す。 図3は、本開示による、所定時間前より後にビームレポートが送信される場合のUEの挙動を示す。 図4は、本開示による、ビームレポートが所定時間前よりも前に送信され、UEのTCI状態の既知ステータスが未知/知られていないTCI状態である場合のUEの挙動を示す。 図5は、本開示による、ビームレポートが所定時間前よりも前に送信され、UEのTCI状態の既知ステータスが既知のTCI状態である場合のUEの挙動を示す。 図6は、本開示による、所定時間前よりも前にビームレポートが送信された場合のUEの挙動を示す。 図7は、本開示による、所定時間前よりも前にビームレポートが送信され、UEのTCI状態の既知ステータスがUEにおいて未知の/知られていないTCI状態である場合のUEの挙動を示す。 図8は、本開示による、所定時間前よりも前にビームレポートが送信され、UEのTCI状態の既知ステータスがUEにおいて未知の/知られていないTCI状態である場合のUEの挙動を示す代替例を示す。 図9は、本開示による、ビームレポートが所定時間前よりも前に送信され、UEのTCI状態の既知ステータスが既知のTCI状態である場合のUEの挙動を示す。 図10は、本開示による、UEにおけるCSI評価及びCSI分類を示す。 図11は、本開示による、UEの挙動に対するgNBの挙動を示す。 図12は、本開示による、ビームレポートが所定時間前よりも前に受信され(TCI状態指示が送信され)、UEが有効なCSIレポートを送信する場合のgNBの挙動を示す。 図13は、本開示による、ビームレポートが所定時間前よりも前に受信され(TCI状態指示が送信され)、UEが無効又は部分的に有効なCSIレポートを送信する場合のgNBの挙動を示す。 図14は、本開示による、ビームレポートが所定時間前よりも前に受信され(TCI状態指示が送信され)、UEが無効又は部分的に有効なCSIレポートを送信する場合のgNBの挙動を示す。 図15は、本開示による、TCI切り替えエラーの場合のUEの挙動及びgNBの挙動を示す。 図16は、本開示による、ビームレポートが所定時間未満に送信されたが、UEのTCI状態の既知ステータスが未知の/知られていない/もはや既知ではないTCI状態である場合のUEの挙動を示す。 図17は、本開示による、ビームレポートが所定時間未満に送信されたが、UEのTCI状態の既知ステータスが未知の/知られていない/もはや既知ではないTCI状態である場合のUEの挙動の代替ソリューションを示す。 図18は、本開示による、ビームレポートが所定時間未満に受信された(TCI状態指示が提供された)が、UEが部分的に有効な又は無効なCSIレポートを送信する場合のgNBの挙動を示す。 図19は、本開示による、ビームレポートが所定時間未満に受信された(TCI状態指示コマンドが提供された)が、UEが部分的に有効な又は無効なCSIレポートを送信する場合のgNBの挙動の代替ソリューションを示す。 図20は、本開示によるUEのための一般的なブロック図を示す。 図21は、本開示による(R)ANのための一般的なブロック図を示す。 図22は、本開示によるコアネットワークノードのための一般的なブロック図を示す。
以下の説明は、本発明及びそれが実施される方法を特に記載する。
本主題の前述の及びさらなる目的、特徴及び利点は、添付の図面を参照して例示的な実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。ここで、同様の番号は同様の要素を表すために使用される。
しかしながら、添付の図面と参照番号は、本主題の典型的な実施形態のみを示しており、したがって、本主題が他の同等に有効な実施形態を許容することができるため、その範囲を限定することは考慮されないことに留意されたい。
以下、添付図面を参照して実施形態を説明する。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が万全かつ完全であり、その範囲を当業者に十分に伝えるように、提供されるものである。添付の図面に示される特定の例示的実施形態の詳細な説明で使用される用語は、限定することを意図していない。図面では、同じ番号は同じ要素を指す。
しかしながら、特許請求の範囲の参照番号は、本発明の主題の典型的な実施形態のみを示しており、従って、その主題が他の同等に有効な実施形態を許容することができるので、その範囲を限定するために考慮されるべきではないことに留意されたい。
本明細書は、いくつかの場所における「1つの」、「1つの」又は「いくつかの」実施形態を参照することができる。このことは、そのような参照の各々が同じ1又は複数の実施形態に対するものであること、あるいはその特徴が単一の実施形態にのみ適用されることを必ずしも意味しない。異なる実施形態の単一の特徴を組み合わせて、他の実施形態を提供することもできる。
本明細書で使用する単数形「1つ(a)」、「1つ(an)」、及び「上記(the)」は、特に明記しない限り、複数形も含むことを意図している。本明細書で使用される場合、用語「含む(includes)」、「含む(comprises)」、「含む(including)」及び/又は「含む(comprising)」は、記載された特徴、整数、ステップ、操作、要素、及び/又は、構成要素の存在を明記するが、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、構成要素、及び/又は、それらのグループの存在又は追加を排除しないことがさらに理解されるであろう。要素が別の要素に「接続されている」又は「結合されている」と称される場合、その要素は、他の要素に直接接続又は結合されてもよく、又は介在する要素が存在してもよいことが理解されよう。さらに、本明細書で使用する「接続された」又は「結合された」は、動作可能に接続された又は結合されたものを含むことができる。本明細書で使用される場合、用語「及び/又は」は、関連するリストされた項目の1つ以上の任意の及び全ての組み合わせ及び配置を含む。
別段の定義がない限り、本明細書で使用される全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、本開示が属する当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。さらに理解されるように、一般的に使用される辞書において定義されるような用語は、関連技術の文脈においてその意味と一致する意味を有するものとして解釈されるべきであり、本明細書において明示的に定義されない限り、理想化された意味又は過度に形式的な意味で解釈されることはない。
図では、一部の要素と機能エンティティのみを示した単純化された構造が示されている。これらはすべて、表示されているものと実装が異なる可能性のある論理ユニットである。表示されている接続は論理接続である。実際の物理接続は異なる場合がある。構造が他の機能及び構造を含んでもよいことは当業者には明らかである。
また、図に記載及び図示されたすべての論理ユニットは、ユニットが機能するために必要なソフトウェア及び/又はハードウェアのコンポーネントを含む。さらに、各ユニットは、それ自体の中に、暗黙的に理解される1つ以上の構成要素を含み得る。これらの構成要素は、互いに動作可能に結合され得、前記ユニットの機能を実行するために互いに通信するように構成され得る。
略語:
本文書の目的のために、3GPP TR 21.905(非特許文献4)及び以下に示す略語を適用する。本文書で定義された略語は、3GPP TR 21.905(非特許文献4)で同じ略語が定義されている場合、その定義よりも優先される。
5GC 5G Core Network
5GS 5G System
5QI 5G QoS Identifier
AMF Access and Mobility Management Function
AS Access Stratum
BWP Bandwidth Part
CORESET COntrol REsource SET
CP Cyclic Prefix
CSI Channel State Information
CSI-RS Channel State Information- Reference Signals
DL Downlink
MAC Medium Access Control
MAC CE MAC Control Element
NG-RAN Next Generation Radio Access Network
NR New Radio/ NR radio access
PBCH Physical Broadcast Channel
PDCCH Physical Downlink Control Channel
PDSCH Physical Downlink Shared Channel
PUCCH Physical Uplink Control Channel
PUSCH Physical Uplink Shared Channel
QCL Quasi Co Location
(R)AN (Radio) Access Network
RRC Radio Resource Control
RS Reference Signal
SA NR Standalone NR
SCS Sub Carrier Spacing
SS Synchronization Signal
SSB SS/PBCH Block
TCI Transmission Configuration Indication
UL Uplink
OS Operating System
MO Mobile Originated
MT Mobile Terminated
USIM Universal Subscriber Identity Module
本開示は、gNB及びUEにおけるTCI状態の既知ステータスのミスマッチの処理に関する。より具体的には、本開示は、新しいCSI評価方法を定義することによって、1又は複数のCSIレポートを有効な/部分的に有効な/無効な1又は複数のCSIレポートに分類するための異なるメカニズムに関する。本開示はまた、異なるタイプの(有効な/部分的に有効な/無効な)CSIレポートを送信して、UEにおけるTCI状態の既知ステータスについてgNBに通知するという新しいUEの挙動を開示する。さらに、暗黙的又は明示的なシグナリング法を採用して、CSIのタイプをgNBに通知する。本開示は、TCI状態切り替え中/SCellアクティブ化中に、部分的に有効な/無効なCSIレポートと有効なCSIレポートとの間でCSIレポートをスキップするという新しいUEの挙動をさらに開示する。
この文書では、TCI状態指示(TCI state indication)、TCI状態切り替えコマンド、ビーム切り替えコマンドは互換的に使用される。特に明記されていない限り、これらすべては同じ意味を持つ。
以下は、主題の実施形態のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、主題の簡単な要約を示す。本要約は、本主題の広範な概観ではない。それは、実施形態の主要/重要な要素を特定すること、あるいは主題の範囲を説明することを意図していない。
少なくとも上述の問題を克服するために、本開示は、User Equipment(UE)による無線局へのチャネル状態情報(CSI)をレポートする1つの態様におけるソリューションを提供し、これは、ビーム測定レポート及びCSIレポートのための少なくとも1つのビームを測定することと、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートを前記無線局に送信することと、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートに応答して、前記無線局から送信設定インジケータ(TCI)状態指示を受信することと、少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを取得するために、前記TCI状態指示によって示される前記少なくとも1つの特定ビームを測定することと、を含み、前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートが所定時間内に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの有効なCSIレポートを送信することと、前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートが所定時間前よりも前に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの部分的に有効なCSIレポート又は無効なCSIレポートを送信することと、を含む。前記UEは、前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートのタイミングに関係なく、前記少なくとも1つの特定ビームのCSIを成功裏に取得した場合に、前記有効なCSIレポートを送信することを許可される。ここで、前記有効なCSIレポートは、前記UEが成功裏にCSIを取得した、成功したCSIレポートのために定義された1又は複数の値を使用する。一方、前記部分的に有効なCSIレポート又は前記無効なCSIレポートは、前記成功したCSIレポートのために定義された前記1又は複数の値以外の値を使用する。本開示はまた、UEが有効なCSIレポートを取得するまで部分的に有効な又は無効な、UEによって無線局に送信される複数のCSIレポート、あるいは、前記部分的に有効な又は無効なCSIレポートと有効なCSIレポートの間で、前記UEによって無線局への送信からスキップされる複数のCSIレポートを促進する。さらに、前記CSIは、UEによって、評価のために次に利用可能なCSIリソース上で、前記特定されたビームの取得中及び取得時に測定される。PDSCH/PDCCHは、新しいTCI既知状態で受信される。また、CSIレポートは、前記UEにおいて未知のビームの決定時に、部分的に有効なCSIレポートと無効なCSIレポートとに分類され、前記部分的に有効なCSIレポートが無線局にレポートされるとともに、無効なCSIレポートが前記無線局にレポートされる。また、本開示は、前記UEの前記未知のTCI状態に対して異なるTCI切り替え遅延を設定することによって、前記UEのTCI状態の既知ステータスをTCI状態既知として決定(判定)する場合に、TCI状態指示コマンドを前記UEに提供する。
本開示の別の実施形態では、チャネル状態情報(CSI)をレポートするための通信システムが提供され、この通信システムは、無線局と、User Equipment(UE)と、を含み、前記UEは、前記無線局からのビーム測定レポート及びCSIレポートのための少なくとも1つのビームを測定し、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートを前記無線局に送信するように構成(設定)され、前記無線局は、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートに応答して、送信設定インジケータ(TCI)状態指示を前記UEに送信するように設定され、前記UEは、さらに、少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを取得するために、前記TCI状態指示によって示される前記少なくとも1つの特定ビームを測定し、前記ビーム測定レポートが所定時間内に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの有効なCSIレポートを送信し、前記ビーム測定レポートが所定時間前よりも前に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの部分的に有効なCSIレポート又は無効なCSIレポートを送信するように設定される。また、前記UEは、前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートのタイミングに関係なく、前記少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを成功裏に取得した場合に、前記有効なCSIレポートを送信することを許可される。前記有効なCSIレポートは、成功したCSIレポートのために定義された1つ又は複数の値を含み、前記部分的に有効なCSIレポート又は前記無効なCSIレポートは、前記成功したCSIレポートのために定義された前記1つ又は複数の値の範囲外の値を含むことに留意されたい。さらに、前記無線局は、有効なCSIレポートを受信するまで、部分的に有効な又は無効なCSIレポートが含まれる、評価のための複数のCSIレポートを受信するように設定されるか、あるいは、前記無線局は、有効なCSIレポートを受信するまで、前記部分的に有効な又は無効なCSIレポートで設定された、評価のための複数のCSIレポートをスキップするように設定される。本開示の前記無線局はまた、UEから前記取得されたビームに関するCSIレポートを受信するように設定される。ここで、前記無線局は、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCHを送信し、前記未知のビームについて、前記CSIレポートを部分的に有効な又は無効なCSIレポートに分類するように設定される。前記無線局はさらに、部分的に有効なCSIレポートを受信するように設定され、また、適用可能性に基づいて無効なCSIレポートを受信するように設定される。前記無線局は、さらに、前記UEのTCI状態の既知ステータスをTCI状態既知と決定する場合に、前記UEに切り替えコマンドを送信するように設定され、前記UEの未知のTCI状態に対して異なるTCI切り替え遅延を設定することによって、前記UEに切り替えコマンドを送信するように設定される。
本開示のさらなる実施形態では、無線局によるUEのためのTCIをスケジューリングする方法も提供され、この方法は、前記UEを登録することと、少なくとも1つのビーム測定レポートを受信することと、少なくとも1つのビームで設定される前記受信した測定レポートに基づく送信設定インジケータ状態指示を送信することと、更新されたUEのTCI状態の既知ステータスを、前記UEによる前記TCI状態の取得中及び取得時に、CSIレポートの異なるタイプを使用して暗黙的に受信することと、を含み、前記ビーム測定レポートが所定時間内に受信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの有効なCSIレポートを受信することと、前記ビーム測定レポートが所定時間前よりも前に受信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの部分的に有効なCSIレポート又は無効なCSIレポートを受信することと、受信したCSIレポートのタイプに基づいて前記TCIの切り替え遅延を調整することと、を含む。本開示において、前記無線局は、有効なCSIレポートを受信するまで、部分的に有効な又は無効なCSIレポートが含まれる、評価のための前記UEからの複数のCSIレポートを受信するか、あるいは、前記部分的に有効な又は無効なCSIレポートと有効なCSIレポートの間で、評価のための前記UEからの複数のCSIレポートをスキップする。さらに、新しいTCI既知状態でのPDSCH/PDCCHの送信、及び部分的に有効な又は無効な又は有効なCSIレポートを受信すること。本開示はまた、切り替えコマンドを送信し、TCI切り替え遅延を調整するためのUEのTCI既知状態を、前記部分的に有効な又は無効な又は有効なCSIレポートから暗黙的に取得された、前記更新されたTCI状態の既知ステータスに従って決定する。
第1の実施形態:
本開示の実施形態(第1の実施形態)において、図2に示すように、先行技術に存在する問題を解決するために、所定時間前より後に及び所定時間前よりも前にビームレポートが送信された場合のUEの挙動を、詳細なステップで説明する。UEの挙動の流れを以下に概説する。
201で、ビーム管理のためのRRC再設定が開始される。202では、UEによるビーム測定レポートが提供される。
203において、gNBによるTCI状態切り替えコマンドが提供される。
204において、UEによるCSIレポートが提供され、その一部として、UEは、TCI状態取得、CSI計算及び評価を実行しなければならない。UEによるCSIレポートは、適用可能性に基づいて分類され、所定時間前よりも後にビームレポートが送信された場合、UEは有効なCSIレポートを送信するものとし、所定時間前よりも前にビームレポートが送信され、UEがビームを取得できない(つまり、ビームが知られていない)場合、UEは無効な(あるいは部分的に有効な)CSIレポートを送信するものとする。しかし、UEがビームを取得できる(すなわち、ビームは既知である)場合、UEは有効なCSIレポートを送信する。有効なCSIレポートは、例えば、UEが意図したビームを成功裏に取得できることを前提とした従来のCSIレポートと同じである。
詳細には、201において、UEがRRC接続されると、gNBは、RRC再設定を介して、UEをSSB/CSI-RSでビーム管理用に設定する。gNBは、CSI測定のための複数のSSB/CSI‐RSリソースと、RRC再設定によるCSI測定レポートのための複数のレポート設定を持つUEを設定することができる。202において、UEは、設定された測定リソース上で測定を実行し、設定された測定レポートインスタンス上で測定レポートをレポートする。この測定レポートには、gNBからの設定に基づいて、サービングビーム及び/又は隣接ビームを含めることができる。レポートされるビームの数はgNBによって設定可能である。UEはすべての測定インスタンス(つまり、すべてのRS送信インスタンス)で測定している可能性があるが、UEは測定レポートインスタンスでのみgNBにレポートする。測定インスタンスの数とレポートインスタンスの数が同じでない可能性がある。
例えば、gNBが8つのビーム(ビームインデックス又はTCI状態1、2、3、・・・、8)を使用して、セルのカバレッジ領域全体に送信するシナリオを検討する。gNBは、1つ以上のビーム(例:ビームインデックス又はTCI状態4、6、8)を測定するようにUEを設定することができる。UEは、測定リソースが利用可能であれば、ビームインデックス4、6、8に対応するビームを測定し、リソースが利用可能であれば、ビームインデックス4、6、8のビーム測定レポートをgNBにレポートする。
203において、UEからのビーム測定レポートに基づいて、サービングビーム(例えば、ビームインデックス又はサービングビームインデックスのTCI状態が1)よりも強いビーム(上述の例では、ビームインデックス6がより強い)がある場合はいつでも、gNBは、PDCCH又はPDSCHのTCI状態を切り替える(すなわち、上述の例では、現在の供給ビームインデックス1からビームインデックス6に切り替える)ためのTCI状態指示を提供することによって、TCI状態切り替えを開始することができる。PDCCH(DCIコマンド)又はPDSCH(MAC CE又はRRC)を介して、TCI状態指示/TCI状態切り替えコマンド(すなわち、上述の例では、ビームインデックス又はTCI状態を6に切り替えるコマンド)を受信すると、UEは、以下で(非特許文献5で)定義するTCI切り替え遅延(TTCI_Switch_Delay)を使用して、新しいTCI状態に切り替えることができる。
DCIベースのTCI切り替え遅延:
ターゲットのTCI状態が既知である場合:
●TTCI_Switch_Delay=timeDurationForQCL
MAC-CEベースのTCI状態切り替え遅延:
ターゲットのTCI状態が既知である場合:
●TTCI_Switch_Delay=THARQ+3ms+TO*(Tfirst-SSB+TSSB-proc
ターゲットのTCI状態が未知の場合:
●TTCI_Switch_Delay=THARQ+3ms+TL1-RSRP+TOuk*(Tfirst-SSB+TSSB-proc
RRCベースのTCI状態遅延:
ターゲットのTCI状態が既知である場合:
●TTCI_Switch_Delay=TRRC_processing+TO*(Tfirst-SSB+TSSB-proc
ターゲットのTCI状態が未知の場合:
●TTCI_Switch_Delay=TRRC_processing+TL1-RSRP+TOuk*(Tfirst-SSB+TSSB-proc
ここで
timeDurationForQCLは、UEがPDCCH受信を実行し、DCIで受信した空間QCL情報をPDSCH処理(非特許文献6)に適用するために必要な時間である。
HARQはDLデータの送信と受信確認の間のタイミングである。
first-SSBは、UEがTCI状態のコマンドを受信してから最初にSSBを送信するまでの時間である。TSSB-proc=2ミリ秒である。
ターゲットのTCI状態がPDSCHのアクティブTCI状態リストにない場合はTO=1、そうでない場合は0である。
CSI-RSベースのL1-RSRP測定の場合はTOuk=1、SSBベースのL1-RSRP測定の場合は0である。
L1-RSRPは、Rxビーム改良のためのL1-RSRP測定時間である。
RRC_processingはRRC処理遅延である。
204において、UEは、PDSCH(MAC CE又はRRC)又はPDCCH(DCIコマンド)を介して、TCI状態指示(上述の例では、例えばビームインデックス6)/TCI切り替えコマンドを受信すると、ビーム取得(上述の例ではビームインデックス6)の手順を開始し、次に利用可能なSSB/CSI-RSであるCSIリソースでCSIを測定し、CSIレポート評価を実行することができる。UEは、ビームレポートされたインスタンス(時刻)に基づいて、次のようにCSIレポートを送信する。ビームレポートであるビーム測定レポート301が[X]ms前より後に送信される場合、すなわち、TCI状態指示302がレポート301から[X]ms以内に送信される場合、UEは、図3に示すように有効なCSIレポート303を送信するものとする。
図4に示すように、ビームレポートであるビーム測定レポート401が所定時間前よりも前に送信された場合、すなわち、レポート401から所定時間(例えば[X]ミリ秒)よりも後にTCI状態指示402が送信された場合であって、TCI状態がUEに知られていない場合には、UEはビーム取得手順の実行を開始すべきである。CSIレポートリソースが利用可能である場合、UEは、部分的に有効な又は無効なCSIレポート403を送信するものとする。部分的に有効な又は無効なCSIレポートは、通常のCSIレポート(つまり、有効なCSIレポート)で使用されない任意の1又は複数の値、又はUEが有効な(すなわち適切である)CSIを取得できない場合に定義された任意の1又は複数の値を意味する場合がある。また、無効なCSIレポートと部分的に有効なCSIレポートとは互いに、同じであっても異なってもよい。(非特許文献5)の既存のCSI(L1-RSRP)レポートの1又は複数のテーブルは、gNBへの無効で部分的に有効なCSIレポートを示すために使用できる。図5に示すように、UEがビーム測定レポート501に応答してTCI状態指示502を受信したときにTCI状態が既知である場合、UEは有効なCSIレポート503を送信する。
第2の実施形態:
図6に示すように、別の実施形態(第2の実施形態)では、問題のステートメントを解決するために、所定時間前よりも前にビームレポートが送信された場合の、CSIレポーティングに関するUEの挙動について説明する。UEの挙動の流れを以下に概説する。
601で、ビーム管理のためのRRC再設定が開始される。
602において、UEによるビーム測定レポートが提供される。
603において、gNBによるTCI状態指示が提供される。
604では、UEによるTCI切り替えが行われる。このUEの一部として、TCI状態取得、TCI状態の既知ステータスの更新、CSI計算と評価、及び適用可能性に基づくCSIレポーティングを実行しなければならない。ここで、所定時間前より後にビームレポートが送信された場合、UEは有効なCSIレポートを送信するものとし、所定時間前よりも前にビームレポートが送信され、UEがビームを取得できない場合(すなわち、ビームは未知の又は知られていない場合)、UEがTCI状態(ビーム)を取得するまで、UEは無効な(又は部分的に有効な)CSIレポートを送信する。TCI状態取得時(すなわち、ビームは現在知られている)、UEは有効なCSIレポートを送信する。ビームが既知の場合、UEは最初のCSIレポートインスタンスにおける有効なCSIレポートと新しいTCI状態へのUE切り替えを、送信するものとする。
詳細には、601において、gNBは、UEを測定リソース及び測定レポートリソースで設定する。602において、測定リソース及び測定レポート設定に基づいて、UEが測定し、ビーム測定をgNBにレポートする。
603において、ビーム測定レポートに基づいて、ビームレポートにおいてより強いTCI状態が発見された場合、gNBはTCI状態指示を送信することができる。
604において、UEがPDSCH(MAC CE又はRRC)又はPDCCH(DCIコマンド)を介してTCI状態指示を受信すると、UEはビーム取得の手順を開始し、UEはTCI状態の既知ステータスを更新し、CSIを測定し、CSIレポート評価を実行することができる。UEは、ビームレポートインスタンス(時刻)に基づいて、以下のようにCSIレポートを送信する。
ビームレポートが[X]ms前より後に送信された場合、UEは有効なCSIレポートを送信するものとする。
ビームレポートであるビーム測定レポート701が[X]ms前よりも前に送信された場合、すなわち、図7に示すように、TCI状態指示702がレポート701から[X]msよりも長い時間後に送信され、かつTCI状態がUEに知られていない場合、UEはビーム取得手順の実行を開始すべきである。CSIレポートリソースが利用可能である場合、UEは、UEがビーム取得手順を完了するまで、部分的に有効な又は無効な1又は複数のCSIレポート703~705を送信するものとする。TCI状態取得時、UEは有効なCSIレポート706を送信すべきである。UEはTCI状態を切り替える準備をし、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCH707を受信する。部分的に有効な又は無効なCSIレポートは、通常のCSIレポート(つまり、有効なCSIレポート)で使用されない任意の1又は複数の値、又はUEが有効な(すなわち適切である)CSIを取得できない場合に定義された任意の1又は複数の値を意味する場合がある。また、無効なCSIレポートと部分的に有効なCSIレポートとは互いに、同じであっても異なってもよい。(非特許文献5)の既存のCSI(L1-RSRP)レポートの1又は複数のテーブルは、gNBへの無効で部分的に有効なCSIレポートを示すために使用できる。
この問題の代替ソリューションを図8に示す。ビーム測定レポート801が[X]ms前よりも前に送信された場合、すなわち、TCI状態指示802がレポート801から[X]msよりも長い時間後に送信され、かつTCI状態がUEに知られていない場合、(部分的に有効な/無効な)CSIレポート803の最初のインスタンスと、UEがビーム取得を完了して有効なCSIレポート806を送信するまでの間、UEはどのCSIレポート804~805も送信しないものとする。つまり、gNBはCSIレポートリソースを使用してUEを設定するが、最初のCSIレポートは部分的に有効な又は無効なCSIレポートであり、有効なCSIレポートまでの後続のレポートも部分的に有効な又は無効なCSIレポートであるため、gNBはUEから有用な情報を取得していないことを意味する。したがって、UEにCSIレポートリソースが設定されている場合でも、部分的に有効な又は無効なCSIレポートから有効なCSIレポートまでの間のCSIレポートをスキップすることが有益である。UEがCSIレポートを送信しなくなるまでの時間は設定できる。UEはTCI状態を切り替える準備をし、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCH807を受信する。
図9に示すように、ビーム測定レポート901が[X]ms前よりも前に送信された場合、すなわち、TCI状態指示902がレポート901から[X]msよりも長い時間後に送信され、TCI状態が既知である場合、UEは、TCI切り替えコマンドの後に、CSIレポートの最初のインスタンスについて有効なCSIレポート903を送信するものとする。TCI切り替え遅延は、TCI切り替え遅延(既知)に更新する必要がある。UEは、既知のTCI状態に対応するTCI状態切り替え遅延の最後に、新しいTCI状態でPDCCH/PDSCH904を受信することが期待(予期)される。UEが新しいTCI状態に切り替わり、その後のPDSCH/PDCCH905が新しいTCI状態で受信される。
第3の実施形態:
本開示の別の実施形態(第3の実施形態)は、問題のステートメントを解決するために、UEにおけるCSI評価及びCSI分類を説明する。ソリューションの概要を図10に示すように以下に説明する。ソリューションの全体の流れを4つのステップに分け、ソリューションの概要を以下に説明する。
1001で、ビーム管理のためのRRC再設定が開始される。
1002において、UEによるビーム測定レポートが提供される。
1003において、gNBによるTCI状態指示が提供される。
1004では、UEによるTCI切り替えが行われる。このUEの一部として、TCI状態取得、TCI状態の既知ステータスの更新、CSIの計算及び評価を実行しなければならない。UEがビームを取得できない(すなわち、UEではビームは未知である)場合、UEのCSIレポートは部分的に有効な/無効なCSIレポートに分類される。UEも、適用可能性に基づいてCSIレポートを送信する必要がある。このレポートに基づいて、UEは新しいTCI状態に切り替わる。
詳細には、1001において、gNBは、UEを測定リソース及び測定レポートリソースで設定する。1002において、測定リソース及び測定レポート設定に基づいて、UEが測定し、ビーム測定をgNBにレポートする。1003において、ビーム測定レポートに基づいて、ビームレポートにおいてより強いTCI状態が発見された場合、gNBはTCI状態指示を送信することができる。1004において、UEは、PDSCH(MAC CE又はRRC)又はPDCCH(DCIコマンド)を介してTCI状態指示を受信すると、後述するように、ビーム取得の手順を開始し、TCI状態の既知ステータスを更新し、CSIを測定し、CSIレポート評価を行う。
TCI状態指示を受信したUEにおけるTCI状態の既知ステータスの更新:
TCI状態指示/TCI状態切り替えコマンドを受信すると、UEはターゲットビームの取得を開始し、後述するようにTCI状態の既知ステータスを更新することができる。
●TCI状態が検出可能である場合、ビームは既知であると考えられ、UEはTCI状態の既知ステータスを既知のTCI状態に更新することができる。
●TCI状態が検出可能でない場合、ビームは未知であるとみなされ、UEはTCI状態の既知ステータスを未知のTCI状態に更新することができる。
Partially Valid CSI report(部分的に有効なCSIレポート):UEがビームを検出及び測定でき、測定されたL1-RSRP値がY<|CSI_Report_latest-CSI_Report_prev|<Z dBmの基準を満たす場合。ここで、CSI_Report_latestはTCI状態指示を受信した後の最新の測定済みCSIレポートであり、CSI_Report_prevはTCI切り替えコマンドを受信する前の最後のCSIレポート値である。
Invalid CSI report(無効なCSIレポート):UEがビームを検出できない場合、無効なL1-RSRPをレポートする。
上記の方法のY値とZ値は設定可能である。
UEは、CSIレポートの評価を行うと、その評価結果に基づいてCSIをレポートする。各CSIレポートインスタンスで、UEはレポート設定に基づいてレポートする必要がある。これには、レポート設定に応じて、ターゲットのTCI状態とその他のTCI状態が含まれる場合がある。レポート値は以下のように決定される。
L1-RSRPレポート:
L1-RSRPレポートは、CSIレポートの一部である場合がある。L1-RSRPレポートでは、CSI-ReportConfigの上位レイヤパラメータnrofReportedRSが1に設定されている場合、レポートされるL1-RSRP値は、1dBのステップサイズで範囲[-140,-44]dBmの7ビット値で定義される。上位レイヤパラメータnrofReportedRSが1より大きい値に設定されている場合、又は上位レイヤパラメータgroupBasedBeamReportingが「enabled」に設定されている場合、UEは、差分L1-RSRPベースのレポートを使用する。ここで、L1-RSRPの最大測定値は、1dBのステップサイズで範囲[-140,-44]dBmの7ビット値に量子化され、差分L1-RSRPは4ビット値に量子化される。差分L1-RSRP値は、同じL1-RSRPレポートインスタンスの一部である最大測定L1-RSRP値を参照して、2dBステップサイズで計算される。レポートされたL1-RSRP値と測定量とのマッピングは表1及び表2に記載されており、これらはTS 38.133(非特許文献5)に記載されている。
部分的に有効な/無効なCSIレポートのシグナリング設計:
CSIレポートは、暗黙的又は明示的なシグナリングを使用してシグナリングできる。暗黙的シグナリングは、既存のL1-RSRPテーブルを使用することを意味し、UEはgNBへのCSIレポートのタイプを示す。表1では、L1-RSRPのレポート範囲が[-140~-44]dBmであるため、RSRP_0~RSRP_15及びRSRP_114~RSRP_126は、L1-RSRPレポートには使用されない。表1では、これらの値は無効として示されている。
暗黙的方法:
この方法では、表1のL1 SS‐RSRP/CSI‐RSRP量の未使用/無効値を用いて、より正確なCSIタイプ情報をgNBに伝達する。
部分的に有効なCSIをレポートするために、UEは、表の任意の未使用のL1-RSRP値(「無効」)を使用することができる。例えば、UEはRSRP_0からRSRP_15までの範囲の任意の値を使用できる。CSIが部分的に有効であることをgNBに通知するだけである。信号強度に関する情報は何も得られない。
無効なCSIをレポートするために、UEは、表の任意の未使用のL1-RSRP値(「無効」)を使用することができる。例えば、UEはRSRP_114からRSRP_126までの範囲の任意の値を使用できる。CSIが無効であることをgNBに通知するだけである。信号強度に関する情報は何も得られない。



a.UEはレポートするCSIの種類とCSI値を決定すると、その適用可能性に基づいてCSIレポートを行う。
b.UEがRx空間フィルタ方向でビームを受信する準備ができると、UEは新しいTCI状態に切り替わる。UEが新しいTCI状態に切り替わると、その後のPDSCH/PDCCHは新しいTCI状態で受信される。
Figure 0007364034000001
Figure 0007364034000002
第4の実施形態
本開示の別の実施形態(第4の実施形態)は、TCIスケジューリング及びCSIレポート処理のためのgNBの挙動を説明する。ソリューションの概要を図11に示すように以下に説明する。ソリューションの流れ全体を4つの段階に分けて以下に概説する。
1101で、ビーム管理のためのRRC再設定が開始される。
1102において、UEによるビーム測定レポートが提供される。
1103において、gNBによるTCI状態指示が提供される。
1104で、UEでのTCI状態取得、UEでのTCI状態(ビーム)の既知ステータスの更新(UEがビームを取得できればビームは既知である。UEがビームを取得できない場合はビームは未知である。)、及び、UEでのCSIの計算及び評価を含む、TCI切り替えを行う。適用可能性に基づくUEによるCSIレポート。TCIスケジューリング及びCSIレポート処理のgNB動作。gNBは新しいTCI状態で送信する。
詳細には、1101において、gNBは、UEを測定リソース及び測定レポートリソースで設定する。1102において、測定リソース及び測定レポート設定に基づいて、UEが測定し、ビーム測定をgNBにレポートする。1103において、ビーム測定レポートに基づいて、ビームレポート/ビーム測定レポートにおいてより強いTCI状態が見つかった場合、gNBはTCI状態指示を送信することができる。1104において、UEがPDSCH(MAC CE又はRRC)又はPDCCH(DCIコマンド)を介してTCI状態指示を受信すると、UEはビーム取得の手順を開始し、UEはTCI状態の既知ステータスを更新し、CSIを測定し、CSIレポート評価を実行することができる。
UEは、有効な又は無効な又は部分的に有効なCSIレポートをレポートする。
gNBはUEから有効なCSIレポートを受信することができ、あるいはgNBはUEから部分的に有効な又は無効なCSIレポートを受信することができる。
gNBがUEから有効なCSIレポートを受信した場合:
i. gNBがTCI状態指示を提供するとき、UEのTCI状態がUEに知られているとgNBが仮定すると、既存のgNBの挙動が続く。
ii. gNBがUEにTCI状態指示を提供するときに、UEのTCI状態が未知/知られていないとgNBが仮定した場合、gNBはTCI切り替え遅延を既知のTCI状態に対応するTCI状態切り替え遅延に調整する。これも図12に示されている。図12に示すように、TCI状態指示1202がレポート1201から[X]msより長い時間後に送信された場合、gNBはTCI状態指示1202が提供されたときにUEがTCI状態を知っていると仮定し、TCI切り替え遅延を最初に推定された遅延からUEが知っているTCI状態に対応する遅延に調整する。UEは、調整されたTCI切り替え遅延内で有効なCSIレポート1203を送信し、調整されたTCI状態切り替え遅延の最後で新しいTCI状態のPDCCH/PDSCH1204を受信するものとする。gNBは最初に推定されたTCI状態切り替え遅延の最後にPDSCH/PDCCH1205を送信することになっていたが、UEからのCSIレポート1203が有効であるため、gNBは新しいTCI状態で先にPDSCH/PDCCH1204を送信する。
gNBがUEから部分的に有効な又は無効なCSIレポートを受信した場合:
i. gNBがTCI切り替えコマンドを提供したときにUEにUEのTCI状態が知られていないと仮定した場合、gNBはUEでビームが知られていないことを認識し、UEでのTCI状態取得の完了を示す有効なCSIレポートを待つ。有効なCSIレポート1306が受信されるまで、gNBは、図13に示されるように、UEが無効な又は部分的に有効な1又は複数のCSIレポート1303~1305をレポートすることを期待(予期)する。すなわち、TCI状態指示1302が、レポート1301から[X]msよりも長い時間後に送信され、TCI状態がUEに知られていない場合、UEは、UEがビーム取得手順を完了するまで、部分的に有効な又は無効な1又は複数のCSIレポート1303~1305を送信するものとする。TCI状態取得時、UEは有効なCSIレポート1306を送信すべきである。有効なCSIレポート1306を受信すると、gNBは、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCH1307をUEに送信する。
図14に示すように、他の代替ソリューションでは、gNBは、有効なCSIレポート1406を受信するまで、どのCSIレポートも期待しない。gNBが1又は複数のCSIレポート1404~1405を期待しないまでの時間を設定できる。すなわち、TCI状態指示1402が、レポート1401から[X]msよりも長い時間後に送信され、かつ、(部分的に有効な/無効な)CSIレポート1403の最初のインスタンスと、UEがビーム取得を完了して有効なCSIレポート1406を送信するまでの間に、TCI状態がUEに知られていない場合、UEはどのCSIレポート1404~1405も送信しないものとする。有効なCSIレポート1406を受信すると、gNBは、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCH1407をUEに送信する。
上述したように、UEから有効なCSIレポートを受信すると、gNBは、図12に示す場合に該当する場合にはいつでも調整されたTCI切り替え遅延に従って、図13及び図14に示す場合に該当する場合にはいつでも最初のTCI切り替え遅延に従って、新しいTCI状態で送信を行う。
第5の実施形態:
本開示の別の実施形態(第5の実施形態)では、TCI切り替えエラーの場合のUEの挙動及びgNBの挙動が記述される。UE及びgNBの挙動を以下に概説する。
1501で、ビーム管理のためのRRC再設定が開始される。
1502では、UEによるビーム測定レポートが提供される。
1503において、gNBによるTCI状態指示が提供される。
1504で、以下のステップを含むTCI切り替えが実行される。
a. UEでのTCI状態取得、UEでのTCI状態の既知ステータスの更新(UEがビームを取得できればビームは既知であると見なされる。UEがビームを取得できなければビームは未知であると見なされる。)、CSIの計算及び評価
b. 適用可能性に基づくUEによるCSIレポート
i. もしビームレポートが[X]ms前より後に送信されるのであれば、そしてもしビームがUEで知られていないのであれば、UEは無効な又は部分的に有効なCSIレポートを送信する
c. 本実施形態のステップbのためのgNBの挙動
d. TCI切り替えの完了。
詳細には、1501において、gNBは、UEを測定リソース及び測定レポートリソースで設定する。1502において、測定リソース及び測定レポート設定に基づいて、UEが測定し、ビーム測定をgNBにレポートする。1503において、ビーム測定レポートに基づいて、gNBは、より強いTCI状態がビームレポートで発見された場合、TCI状態指示をUEに送信することができる。1504において、UEがPDSCH(MAC CE又はRRC)又はPDCCH(DCIコマンド)を介してTCI状態指示を受信すると、UEは次に利用可能なSSB/CSI-RSであるCSIリソースのCSIを測定し、次の処理を実行する。
a. UEは、ビーム取得手順を開始することができ、UEは、TCI状態の既知ステータスを更新し、CSIを測定し、CSIレポート評価を実行することができる。
b. ビームレポート時間に基づいて、レポートするCSIのタイプ及びCSI値を決定する。
図16に示すように、TCI状態指示1602が、ビーム測定レポート1601から[X]ms以内に送信され、TCI状態がUEに知られていない場合、UEは、ビーム取得手順の実行を開始すべきである。CSIレポートリソースが利用可能である場合、UEは、UEがビーム取得手順を完了するまで、すべてのCSIレポートインスタンスで部分的に有効な又は無効な1又は複数のCSIレポート1603~1605を送信するものとする。TCI状態取得完了時に、UEは有効なCSIレポート1606を送信すべきである。TCI切り替え遅延は、未知のTCI状態切り替えに対応するTCI切り替え遅延(未知)に調整する必要がある。図16では、UEはTCI状態を切り替える準備をし、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCH1607を受信する。
この問題に対する別のソリューション/挙動を図17に示す。TCI状態指示1702が、ビーム測定レポート1701から[X]ms以内に送信され、TCI状態がUEに知られていない場合、(部分的に有効な/無効な)CSIレポート1703の最初のインスタンスと、UEがビーム取得を完了するまで(有効なCSIレポート1706)の間、UEはどのCSIレポート1703~1705も送信しないものとする。つまり、gNBはCSIレポートリソースを使用してUEを設定するが、最初のCSIレポートは部分的に有効な又は無効なCSIレポートであり、有効なCSIレポートまでの後続のCSIレポートも部分的に有効な又は無効なCSIレポートであるため、gNBはUEから有用な情報を取得していないことを意味する。したがって、UEにCSIレポートリソースが設定されている場合でも、部分的に有効な/無効なCSIレポートから有効なCSIレポートまでの間のCSIレポートをスキップすることが有益である。UEがCSIレポートを送信しなくなるまでの時間を設定できる。図17では、UEはTCI状態を切り替える準備をし、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCH1707を受信する。
i. gNBがTCI状態指示を提供し、gNBが無効な又は部分的に有効なCSIレポートを受信したときに、gNBでUEのTCI状態が既知である場合、gNBは、ビームがUEでもはや既知でないと見做し、UEでのTCI状態取得の完了を示す有効なCSIレポートを待つ。有効なCSIレポート1806が受信されるまで、gNBは、図18に示されるように、UEが無効な又は部分的に有効な1又は複数のCSIレポート1803~1805をレポートすることを期待する。すなわち、TCI状態指示1802が、レポート1801から[X]msよりも長い時間後に送信され、TCI状態がUEに知られていない場合、UEが有効なCSIレポート1806を送信するまで、UEは、部分的に有効な又は無効な1又は複数のCSIレポート1803~1805を送信するものとする。有効なCSIレポート1806を受信すると、gNBは、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCH1807をUEに送信する。TCI切り替え遅延は、未知のTCI状態切り替えに対応するTCI切り替え遅延に調整する必要がある。
図19に示すように、他の代替ソリューションでは、gNBは、最初の部分的に有効な又は無効なCSIレポート1903から、gNBが有効なCSIレポート1906を受信するまで、どのCSIレポートも期待しない。gNBが1又は複数のCSIレポート1904~1905を期待しないまでの時間を設定できる。すなわち、TCI状態指示1902が、レポート1901から[X]msよりも長い時間後に送信され、かつTCI状態がUEに知られていない場合、(部分的に有効な/無効な)CSIレポート1903の最初のインスタンスと、UEがビーム取得を完了して有効なCSIレポート1906を送信するまでの間、UEは、どのCSIレポート1904~1905も送信しないものとする。UEがTCI状態を取得すると、有効なCSIレポート1906を送信し、TCI状態を切り替える。有効なCSIレポート1906を受信すると、gNBは、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCH1907を送信する。
ユーザー機器(UE):
図20は、UE2000の主要な構成要素を示すブロック図である。図示のように、UE2000は、一つ以上のアンテナ2008を介して接続された1又は複数のノードと信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路2007を含む。必ずしも図20に示されているわけではないが、UE2000は、当然、従来の移動装置(ユーザーインターフェース2006など)の通常の機能のすべてを有し、これは、適宜、ハードウェア、ソフトウェア及びファームウェアの任意の一つ又は任意の組み合わせによって提供され得る。ソフトウェアは、メモリ2002にプリインストールされていてもよく、及び/又は、例えば、通信ネットワークを介して、あるいは取り外し可能なデータ記憶装置(RMD)からダウンロードされてもよい。
コントローラ2001は、メモリ2002に記憶されたソフトウェアに従ってUE2000の動作を制御する。例えば、コントローラ2001は、中央処理装置(CPU)によって実現することができる。ソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム2003と、少なくともトランシーバ制御モジュール2005を有する通信制御モジュール2004とを含む。通信制御モジュール2004(そのトランシーバ制御サブモジュールを使用する)は、UE2000と、基地局/(R)ANノード、MME、AMF(及び他のコアネットワークノード)などの他のノードとの間のシグナリング及びアップリンク/ダウンリンクデータパケットの処理(生成/送信/受信)を担当する。このようなシグナリングは、例えば、接続確立及び維持(例えば、RRCメッセージ)に関する適切にフォーマットされたシグナリングメッセージ、周期的ロケーション更新関連メッセージ(トラッキングエリアの更新、ページングエリアの更新、ロケーションエリアの更新など)などのNASメッセージを含むことができる。
(R)ANノード:
図21は、例示的な(R)ANノード2100、例えば基地局(LTEでは「eNB」、5Gでは「gNB」)の主要な構成要素を示すブロック図である。図示されているように、(R)ANノード2100は、一つ以上のアンテナ2108を介して接続された1又は複数のUEと信号を送受信し、ネットワークインターフェース2106を介して(直接的又は間接的に)、他のネットワークノードと信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路2107を含む。コントローラ2101は、メモリ2102に記憶されたソフトウェアに従って、(R)ANノード2100の動作を制御する。例えば、コントローラ2101は、中央処理装置(CPU)によって実現することができる。ソフトウェアは、メモリ2102にプリインストールされていてもよく、及び/又は、例えば、通信ネットワークを介して、あるいは取り外し可能なデータ記憶装置(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム2103と、少なくともトランシーバ制御モジュール2105を有する通信制御モジュール2104とを含む。
通信制御モジュール2104(そのトランシーバ制御サブモジュールを使用する)は、(R)ANノード2100と、UE、MME、AMFなどの他のノードとの間の(例えば直接的又は間接的な)シグナリングの処理(生成/送信/受信)を担当する。シグナリングは、例えば、(特定のUEのための)無線接続及びロケーション手順に関する、特に、接続確立及び維持(例えば、RRCコネクション確立と他のRRCメッセージ)、周期的ロケーション更新関連メッセージ(トラッキングエリアの更新、ページングエリアの更新、ロケーションエリアの更新など)、S1 APメッセージ及びNG APメッセージ(すなわち、N2 reference pointによるメッセージ)などに関する、適切にフォーマットされたシグナリングメッセージを含むことができる。このようなシグナリングは、例えば、送信ケースにおけるブロードキャスト情報(例えばマスター情報(Master Information)とシステム情報(System information))も含むことができる。
コントローラ2101はまた、実装される場合、UEのモビリティの推定及び/又は移動軌跡の推定などの関連タスクを処理するように(ソフトウェア又はハードウェアによって)設定される。
コアネットワークノード:
図22は、例示的なコアネットワークノード2200、例えば、AMF、SMF、SEAF、AUSF、UPF、UDM、ARPF、又は任意の他のコアネットワークノードの主要な構成要素を示すブロック図である。コアネットワークノード2200は、5GCに含まれる。図示のように、コアネットワークノード2200は、ネットワークインターフェース2206を介して他のノード(UEを含む)と信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路2207を含む。コントローラ2201は、メモリ2202に記憶されたソフトウェアに従って、コアネットワークノード2200の動作を制御する。例えば、コントローラ2201は、中央処理装置(CPU)によって実現することができる。ソフトウェアは、メモリ2202にプリインストールされていてもよく、及び/又は、例えば、通信ネットワークを介して、あるいは取り外し可能なデータ記憶装置(RMD)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム2203と、少なくともトランシーバ制御モジュール2205を有する通信制御モジュール2204とを含む。
通信制御モジュール2204(そのトランシーバ制御サブモジュールを使用する)は、コアネットワークノード2200と、UE、基地局/(R)ANノード(例えば「gNB」又は「eNB」)などの他のノードとの間の(直接的又は間接的な)シグナリングの処理(生成/送信/受信)を担当する。このようなシグナリングは、例えば、本明細書に記載する手順に関する適切にフォーマットされたシグナリングメッセージ、例えば、UE等との間でNASメッセージを伝達するためのNG APメッセージ(すなわち、N2 reference pointによるメッセージ)を含むことができる。
本明細書における、ユーザー端末(User Equipment、 UE)(もしくは移動局(mobile station)、移動端末(mobile terminal)、 モバイルデバイス(mobile device)、または無線端末(wireless device)などを含む)は、無線インターフェースを介して、ネットワークに接続されたエンティティである。本明細書のUEは、専用の通信装置に限定されるものではなく、本明細書中に記載されたUEとしての通信機能を有する次のような任意の機器であっても良い。
用語として「(3GPPで使われる単語としての)ユーザー端末(User Equipment、UE)」、「移動局」、「移動端末」、「モバイルデバイス」、「無線端末」のそれぞれは、一般的に互いに同義であることを意図しており、ターミナル、携帯電話、スマートフォン、タブレット、セルラIoT端末、IoTデバイス、などのスタンドアローン移動局であってもよい。
なお用語としての「UE」「無線端末」は、長期間にわたって静止している装置も包含することが理解されよう。
またUEは、例えば、生産設備・製造設備および/またはエネルギー関連機械(一例として、ボイラー、機関、タービン、ソーラーパネル、風力発電機、水力発電機、火力発電機、原子力発電機、蓄電池、原子力システム、原子力関連機器、重電機器、真空ポンプなどを含むポンプ、圧縮機、ファン、送風機、油圧機器、空気圧機器、金属加工機械、マニピュレータ、ロボット、ロボット応用システム、工具、金型、ロール、搬送装置、昇降装置、貨物取扱装置、繊維機械、縫製機械、印刷機、印刷関連機械、紙工機械、化学機械、鉱山機械、鉱山関連機械、建設機械、建設関連機械、農業用機械および/または器具、林業用機械および/または器具、漁業用機械および/または器具、安全および/または環境保全器具、トラクター、軸受、精密ベアリング、チェーン、歯車(ギアー)、動力伝動装置、潤滑装置、弁、管継手、および/または上記で述べた任意の機器又は機械のアプリケーションシステムなど)であっても良い。
またUEは、例えば、輸送用装置(一例として、車両、自動車、二輪自動車、自転車、列車、バス、リヤカー、人力車、船舶(ship and other watercraft)、飛行機、ロケット、人工衛星、ドローン、気球など)であっても良い。
またUEは、例えば、情報通信用装置(一例として、電子計算機及び関連装置、通信装置及び関連装置、電子部品など)であっても良い。
またUEは、例えば、冷凍機、冷凍機応用製品および装置、商業およびサービス用機器、自動販売機、自動サービス機、事務用機械及び装置、民生用電気・電子機械器具(一例として音声機器、スピーカー、ラジオ、映像機器、テレビ、オーブンレンジ、炊飯器、コーヒーメーカー、食洗機、洗濯機、乾燥機、扇風機、換気扇及び関連製品、掃除機など)であっても良い。
またUEは、例えば、電子応用システムまたは電子応用装置(一例として、X線装置、粒子加速装置、放射性物質応用装置、音波応用装置、電磁応用装置、電力応用装置など)であっても良い。
またUEは、例えば、電球、照明、計量機、分析機器、試験機及び計測機械(一例として、煙報知器、対人警報センサ、動きセンサ、無線タグなど)、時計(watchまたはclock)、理化学機械、光学機械、医療用機器および/または医療用システム、武器、利器工匠具、または手道具などであってもよい。
またUEは、例えば、無線通信機能を備えたパーソナルデジタルアシスタントまたは装置(一例として、無線カードや無線モジュールなどを取り付けられる、もしくは挿入するよう設定された電子装置(例えば、パーソナルコンピュータや電子計測器など))であっても良い。
またUEは、例えば、有線や無線通信技術を使用した「あらゆるモノのインターネット(IoT:Internet of Things)」において、以下のアプリケーション、サービス、ソリューションを提供する装置またはその一部であっても良い。
IoTデバイス(もしくはモノ)は、デバイスが互いに、および他の通信デバイスとの間で、データ収集およびデータ交換することを可能にする適切な電子機器、ソフトウェア、センサー、ネットワーク接続、などを備える。
またIoTデバイスは、内部メモリの格納されたソフトウェア指令に従う自動化された機器であっても良い。
またIoTデバイスは、長期間にわたって備え付けられている装置および/または、長期間に渡って非活性状態(inactive)状態のままであっても良い。
またIoTデバイスは、人間による監督または対応を必要とすることなく動作しても良い。
またIoTデバイスは、据え置き型な装置の一部として実装され得る。IoTデバイスは、非据え置き型の装置(例えば車両など)に埋め込まれ得る、または監視される/追跡される動物や人に取り付けられ得る。
人間の入力による制御またはメモリに格納されるソフトウェア命令、に関係なくデータを送受信する通信ネットワークに接続することができる、任意の通信デバイス上に、IoT技術が実装できることは理解されよう。
IoTデバイスが、機械型通信(Machine Type Communication、MTC)デバイス、またはマシンツーマシン(Machine to Machine、M2M)通信デバイス、NB-IoT(Narrow Band-IoT) UEと呼ばれることもあるのは理解されよう。
またUEが、1つまたは複数のIoTまたはMTCアプリケーションをサポートすることができることが理解されよう。
MTCアプリケーションのいくつかの例は、以下の表(出典:3GPP TS22.368 V13.1.0(2014-12) Annex B、その内容は参照により本明細書に組み込まれる)に列挙されている。このリストは、網羅的ではなく、一例としてのMTCアプリケーションを示すものである。
Figure 0007364034000003
アプリケーション、サービス、ソリューションは、一例として、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)サービス/システム、防災無線サービス/システム、構内無線電話(PBX(Private Branch eXchange:構内交換機))サービス/システム、PHS/デジタルコードレス電話サービス/システム、POS(Point of sale)システム、広告発信サービス/システム、マルチキャスト(MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service))サービス/システム、V2X(Vehicle to Everything:車車間通信および路車間・歩車間通信)サービス/システム、列車内移動無線サービス/システム、位置情報関連サービス/システム、災害/緊急時無線通信サービス/システム、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービス/システム、コミュニティーサービス/システム、映像配信サービス/システム、Femtoセル応用サービス/システム、VoLTE(Voice over LTE)サービス/システム、無線TAGサービス/システム、課金サービス/システム、ラジオオンデマンドサービス/システム、ローミングサービス/システム、ユーザー行動監視サービス/システム、通信キャリア/通信NW選択サービス/システム、機能制限サービス/システム、PoC(Proof of Concept)サービス/システム、端末向け個人情報管理サービス/システム、端末向け表示・映像サービス/システム、端末向け非通信サービス/システム、アドホックNW/DTN(Delay Tolerant Networking)サービス/システムなどであっても良い。
なお、上述したUEのカテゴリは、本明細書に記載された技術思想及び実施形態の応用例に過ぎない。これらの例に限定されるものではなく、当業者は種々の変更が可能であることは勿論である。
当業者には理解されるように、本開示は、方法及びシステムとして具体化することができる。従って、本開示は、完全にハードウェアの態様、ソフトウェアの態様、あるいはソフトウェアとハードウェアの態様を組み合わせた態様の形態をとることができる。
ブロック図の各ブロックは、コンピュータプログラム命令によって実施することができることが理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、あるいは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供されて、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図ブロックに指定された機能/動作を実施するための手段を作成するように、機械を生成することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替的には、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシンであってもよい。プロセッサはまた、例えば、複数のマイクロプロセッサ、1つ以上のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような設定などのコンピューティングデバイスの組み合わせとして実装されてもよい。
本明細書に開示された実施形態に関連して記載された方法又はアルゴリズムは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、あるいはこれら2つの組み合わせで直接実施されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、あるいは当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に存在することができ、記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、及び記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに不可欠であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に存在してもよい。
開示された実施形態の前述の説明は、当業者が本開示を作成又は使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する種々の変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書に定義される一般的な原理は、開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用することができる。したがって、本開示は、本明細書に示される実施形態に限定されることを意図するものではなく、本明細書に開示される原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるものである。
本出願は、2019年8月14日に出願されたインド特許出願第201911032978号に基づくものであり、同出願の優先権の利益を主張するものであり、その開示の全体を参照により本明細書に援用する。
以上に開示した実施形態の全体又は一部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
User Equipment(UE)によって無線局にチャネル状態情報(CSI)をレポートする方法であって、
ビーム測定レポート及びCSIレポートのための少なくとも1つのビームを測定することと、
前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートを前記無線局に送信することと、
前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートに応答して、前記無線局から送信設定インジケータ(TCI)状態指示を受信することと、
少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを取得するために、前記TCI状態指示によって示される前記少なくとも1つの特定ビームを測定することと、
を含み、
前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートが所定時間内に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの有効なCSIレポートを送信することと、
前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートが所定時間前よりも前に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの部分的に有効なCSIレポート又は無効なCSIレポートを送信することと、
を含む方法。
(付記2)
前記UEは、前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートのタイミングに関係なく、前記少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを成功裏に取得した場合に、前記有効なCSIレポートを送信することを許可される、
付記1に記載の方法。
(付記3)
前記有効なCSIレポートは、前記UEが前記CSIを成功裏に取得した、成功したCSIのレポートのために定義された1又は複数の値を含み、
前記部分的に有効なCSIレポート又は前記無効なCSIレポートは、前記成功したCSIのレポートのために定義された前記1又は複数の値以外の値を含む、
付記1又は2に記載の方法。
(付記4)
複数のCSIレポートが、有効なCSIレポートを取得して送信するまで部分的に有効な又は無効なUEによって送信され、
複数のCSIレポートが、前記部分的に有効な又は無効なCSIレポートと有効なCSIレポートとの間で、前記UEによって前記無線局への送信からスキップされる、
付記1~3のいずれか1項に記載の方法。
(付記5)
前記特定ビームの取得中及び取得時に、評価のために次に利用可能なCSIリソース上で、前記UEによって前記CSIを測定する、
付記1~4のいずれか1項に記載の方法。
(付記6)
新しいTCI既知状態でPDSCH/PDCCHを受信することを含む、
付記1~5のいずれか1項に記載の方法。
(付記7)
前記UEにおいて未知のビームの決定時に、前記CSIレポートを部分的に有効な又は無効なCSIレポートに分類することを含む、
付記1~6のいずれか1項に記載の方法。
(付記8)
部分的に有効なCSIを前記無線局にレポートすることを含む、
付記1~7のいずれか1項に記載の方法。
(付記9)
無効なCSIを前記無線局にレポートすることを含む、
付記1~8のいずれか1項に記載の方法。
(付記10)
前記UEのTCI状態が既知の状態であると決定する場合に、前記UEに切り替えコマンドを提供することを含む、
付記1~9のいずれか1項に記載の方法。
(付記11)
前記無線局における前記UEの未知のTCI状態に対して異なるTCI切り替え遅延を設定することによって、前記UEに切り替えコマンドを提供することを含む、
付記1~10のいずれか1項に記載の方法。
(付記12)
無線局と、User Equipment(UE)と、を含む、チャネル状態情報(CSI)をレポートするための通信システムであって、
前記UEは、前記無線局からのビーム測定レポート及びCSIレポートのための少なくとも1つのビームを測定し、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートを前記無線局に送信するように設定され、
前記無線局は、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートに応答して、送信設定インジケータ(TCI)状態指示を前記UEに送信するように設定され、
前記UEは、少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを取得するために、前記TCI状態指示によって示される前記少なくとも1つの特定ビームを測定し、前記ビーム測定レポートが所定時間内に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの有効なCSIレポートを送信し、前記ビーム測定レポートが所定時間前よりも前に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの部分的に有効なCSIレポート又は無効なCSIレポートを送信するように設定される、
通信システム。
(付記13)
前記UEは、前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートのタイミングに関係なく、前記少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを成功裏に取得した場合に、前記有効なCSIレポートを送信することを許可される、
付記12に記載の通信システム。
(付記14)
前記有効なCSIレポートは、前記UEが前記CSIを成功裏に取得した、成功したCSIのレポートのために定義された1つ又は複数の値を含み、
前記部分的に有効なCSIレポート又は前記無効なCSIレポートは、前記成功したCSIのレポートのために定義された前記1又は複数の値以外の値を含む、
付記12又は13に記載の通信システム。
(付記15)
前記無線局は、有効なCSIレポートを受信するまで、部分的に有効な又は無効なCSIレポートが含まれる、評価のための複数のCSIレポートを受信するように設定されるか、あるいは、
前記無線局は、有効なCSIレポートを受信するまで、前記部分的に有効な又は無効なCSIレポートの間で、評価のための複数のCSIレポートをスキップするように設定される、
付記12~14のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記16)
前記無線局は、前記取得されたビームについてのCSIレポートをUEから受信するように設定される、
付記12~15のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記17)
前記無線局は、新しいTCI状態でPDSCH/PDCCHを送信する、
付記12~16のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記18)
前記無線局は、未知のビームについて、前記CSIレポートを部分的に有効な又は無効なCSIレポートに分類するように設定される、
付記12~17のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記19)
前記無線局は、部分的に有効なCSIレポートを受信するように設定される、
付記12~18のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記20)
前記無線局は、無効なCSIレポートを受信するように設定される、
付記12~19のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記21)
前記無線局は、前記UEのTCI状態が既知の状態であると決定する場合に、前記UEに切り替えコマンドを送信するように設定される、
付記12~20のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記22)
前記無線局は、前記UEの未知のTCI状態に対して異なるTCI切り替え遅延を設定することによって、前記UEに切り替えコマンドを送信するように設定される、
付記12~21のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記23)
無線局によるUEのためのTCIをスケジューリングする方法であって、
前記UEを登録することと、
少なくとも1つのビーム測定レポートを受信することと、
少なくとも1つのビームで設定される前記受信した測定レポートに基づく送信設定インジケータ状態指示を送信することと、
更新されたTCI状態の既知ステータスを、前記UEによる前記TCI状態の取得中及び取得時に、CSIレポートのタイプを使用して暗黙的に受信することと、
を含み、
前記ビーム測定レポートが所定時間内に受信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの有効なCSIレポートを受信することと、
前記ビーム測定レポートが所定時間前よりも前に受信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームの部分的に有効なCSIレポート又は無効なCSIレポートを受信することと、
受信したCSIレポートのタイプに基づいて前記TCIの切り替え遅延を調整することと、
を含む方法。
(付記24)
有効なCSIレポートを受信するまで、部分的に有効な又は無効なCSIレポートが含まれる、評価のための前記UEからの複数のCSIレポートを受信するか、あるいは
前記部分的に有効な又は無効なCSIレポートと有効なCSIレポートの間で、評価のための前記UEからの複数のCSIレポートをスキップする、
付記23に記載の方法。
(付記25)
新しいTCI既知状態でPDSCH/PDCCHを送信することを含む、
付記23又は24に記載の方法。
(付記26)
部分的に有効な又は無効な又は有効なCSIレポートを受信することを含む、
付記23~25のいずれか1項に記載の方法。
(付記27)
切り替えコマンドを送信するためにUEのTCI既知状態を決定することを含む、
付記23~26のいずれか1項に記載の方法。
(付記28)
前記部分的に有効な又は無効な又は有効なCSIレポートのタイプから暗黙的に取得された、前記更新されたTCI状態の既知ステータスに従って、TCI状態切り替え遅延を調整することを含む、
付記23~27のいずれか1項に記載の方法。
2000 UE
2001 コントローラ
2002 メモリ
2003 オペレーティングシステム
2004 通信制御モジュール
2005 トランシーバ制御モジュール
2006 ユーザーインターフェース
2007 トランシーバ回路
2008 アンテナ
2100 (R)ANノード
2101 コントローラ
2102 メモリ
2103 オペレーティングシステム
2104 通信制御モジュール
2105 トランシーバ制御モジュール
2106 ネットワークインターフェース
2107 トランシーバ回路
2108 アンテナ
2200 コアネットワークノード
2201 コントローラ
2202 メモリ
2203 オペレーティングシステム
2204 通信制御モジュール
2205 トランシーバ制御モジュール
2206 ネットワークインターフェース
2207 トランシーバ回路

Claims (10)

  1. User Equipment(UE)によって無線局にチャネル状態情報(CSI)をレポートする方法であって、
    ビーム測定レポート及びCSIレポートのための少なくとも1つのビームを測定することと、
    前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートを前記無線局に送信することと、
    前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートに応答して、前記無線局から送信設定インジケータ(TCI)状態指示を受信することと、
    少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを取得するために、前記TCI状態指示によって示される前記少なくとも1つの特定ビームを測定することと、
    を含み、
    前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートが、前記UEでTCI状態が既知となったと前記無線局が見做すための時間として予め定められた所定時間内に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームについての、前記UEにおいて前記無線局からのビームが成功裏に取得できることを示すCSIレポートである有効なCSIレポートを送信することと、
    前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートが前記所定時間前よりも前に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームについての、前記UEにおいて前記無線局からビームが部分的に取得できることを示すCSIレポートである部分的に有効なCSIレポート又は前記UEにおいて前記無線局からのビームが取得できないことを示すCSIレポートである無効なCSIレポートを送信することと、
    を含む方法。
  2. 前記UEは、前記少なくとも1つの特定ビームの前記ビーム測定レポートのタイミングに関係なく、前記少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを成功裏に取得した場合に、前記有効なCSIレポートを送信することを許可される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記有効なCSIレポートは、前記UEが前記CSIを成功裏に取得した、成功したCSIのレポートのために定義された1又は複数の値を含み、
    前記部分的に有効なCSIレポート又は前記無効なCSIレポートは、前記成功したCSIのレポートのために定義された前記1又は複数の値以外の値を含む、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 複数のCSIレポートが、有効なCSIレポートを取得して送信するまで部分的に有効な又は無効なUEによって送信され、
    複数のCSIレポートが、前記部分的に有効な又は無効なCSIレポートと有効なCSIレポートとの間で、前記UEによって前記無線局への送信からスキップされる、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記特定ビームの取得中及び取得時に、評価のために次に利用可能なCSIリソース上で、前記UEによって前記CSIを測定する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 新しいTCI既知状態でPDSCH/PDCCHを受信することを含む、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記UEにおいて未知のビームの決定時に、前記CSIレポートを部分的に有効な又は無効なCSIレポートに分類することを含む、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 無線局と、User Equipment(UE)と、を含む、チャネル状態情報(CSI)をレポートするための通信システムであって、
    前記UEは、前記無線局からのビーム測定レポート及びCSIレポートのための少なくとも1つのビームを測定し、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートを前記無線局に送信するように設定され、
    前記無線局は、前記少なくとも1つのビームの前記ビーム測定レポートに応答して、送信設定インジケータ(TCI)状態指示を前記UEに送信するように設定され、
    前記UEは、少なくとも1つの特定ビームの前記CSIを取得するために、前記TCI状態指示によって示される前記少なくとも1つの特定ビームを測定し、前記ビーム測定レポートが、前記UEでTCI状態が既知となったと前記無線局が見做すための時間として予め定められた所定時間内に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームについての、前記UEにおいて前記無線局からのビームが成功裏に取得できることを示すCSIレポートである有効なCSIレポートを送信し、前記ビーム測定レポートが前記所定時間前よりも前に送信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームについての、前記UEにおいて前記無線局からビームが部分的に取得できることを示すCSIレポートである部分的に有効なCSIレポート又は前記UEにおいて前記無線局からのビームが取得できないことを示すCSIレポートである無効なCSIレポートを送信するように設定される、
    通信システム。
  9. 無線局によるUEのためのTCIをスケジューリングする方法であって、
    前記UEを登録することと、
    少なくとも1つのビーム測定レポートを受信することと、
    少なくとも1つのビームで設定される前記受信した測定レポートに基づく送信設定インジケータ状態指示を送信することと、
    更新されたTCI状態の既知ステータスを、前記UEによる前記TCI状態の取得中及び取得時に、CSIレポートのタイプを使用して暗黙的に受信することと、
    を含み、
    前記ビーム測定レポートが、前記UEでTCI状態が既知となったと前記無線局が見做すための時間として予め定められた所定時間内に受信された場合、少なくとも1つの特定ビームについての、前記UEにおいて前記無線局からのビームが成功裏に取得できることを示すCSIレポートである有効なCSIレポートを受信することと、
    前記ビーム測定レポートが前記所定時間前よりも前に受信された場合、前記少なくとも1つの特定ビームについての、前記UEにおいて前記無線局からビームが部分的に取得できることを示すCSIレポートである部分的に有効なCSIレポート又は前記UEにおいて前記無線局からのビームが取得できないことを示すCSIレポートである無効なCSIレポートを受信することと、
    受信したCSIレポートのタイプに基づいて前記TCIの切り替え遅延を調整することと、
    を含む方法。
  10. 有効なCSIレポートを受信するまで、部分的に有効な又は無効なCSIレポートが含まれる、評価のための前記UEからの複数のCSIレポートを受信するか、あるいは
    前記部分的に有効な又は無効なCSIレポートと有効なCSIレポートの間で、評価のための前記UEからの複数のCSIレポートをスキップする、
    請求項9に記載の方法。
JP2022503771A 2019-08-14 2020-06-18 チャネル状態情報をレポートする方法、通信システム、及びtciをスケジューリングする方法 Active JP7364034B2 (ja)

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