JP5893205B2 - ポータブル・ロング・ターム・エボリューション・ローカル・エリア・ネットワーク間干渉に関わるセル間干渉検出 - Google Patents

ポータブル・ロング・ターム・エボリューション・ローカル・エリア・ネットワーク間干渉に関わるセル間干渉検出 Download PDF

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Description

背景
[分野]
第3世代パートナーシップ・プロジェクトのロング・ターム・エボリューション(LTE:long term evolution)は、ポータブル・ロング・ターム・エボリューション・ローカル・エリア・ネットワーク(LTE−LAN:long term evolution local area network)システムなどのLTE−LANシステムの利益を享受することができる。さらに、LTE−LANシステムは、ポータブルLTE−LAN間干渉に関し、セル間干渉(ICI:inter−cell interference)検出の利益を享受することができる。
[関連技術の説明]
一般に、ロング・ターム・エボリューション・ローカル・エリア・ネットワーク(LTE−LAN)は、例えば固定設備などにより、屋内、家庭、住宅、および企業用途のローカル・エリア(LA:local area)カバレッジを提供することができる。図1は、固定LTE−LANのアーキテクチャの例を示す。
図1に示されているように、LTE−LANアクセス・ポイント(AP:access point)は、LTEベースのワイヤレス接続をローカル・エリア・デバイスに提供することができ、S1インターフェースを介してコア・ネットワーク(CN:core network)に接続可能である。モバイル端末は、LTE−LAN APまたはマクロeNode B(eNB)と無線接続を確立することができる。このアーキテクチャは、従来のLTEフェムト・アーキテクチャに類似する点があり、住居および企業のシナリオにおける固定配備に適したものと成りうる。
図1に示されたアーキテクチャを用いた固定配備に加えて、ポータブルLTE−LANアーキテクチャなどの別のタイプのLTE−LANアーキテクチャも提供されうる。図2は、ポータブルLTE−LANアーキテクチャの一例を示す。図2に示されているように、ポータブルLTE−LAN APは、二重の機能を備えることができる。すなわち、LTE−LANに対しては、アクセス・ポイントとしての機能を果たすことができ、セルラー・ネットワークに対しては、通常のUEまたはワイヤレス・モデムとしての機能を果たすことができる。この種のLTE−LAN APは、ポータブル・デバイスまたはモバイル・デバイスに組み込むことができ、通常のUEとして、セルラー・リンクを介してコア・ネットワーク(CN)にアクセスすることができる。
摘要
特定の実施形態によれば、第1のローカル・アクセス・ポイントを用いて、少なくとも1つのユーザ機器からの、第1のアップリンク・シーケンスの第1の電力と、第2のアップリンク・シーケンスの第2の電力とを測定することを含む方法が提供される。この方法はさらに、第1のローカル・アクセス・ポイントと、第2のローカル・アクセス・ポイントとが互いに干渉していることを、第1の電力と第2の電力との比較に基づいて決定することを含む。
特定の実施形態において、ユーザ機器からアクセス・ポイントへ伝送されるアップリンク・シーケンスを準備することを含む方法が提供される。この方法はさらに、共通の第1のパートと、ランダムな第2のパートとを、アップリンク・シーケンスに含めることを含む。この方法は、アクセス・ポイントへのアップリンク・シーケンスの伝送を開始することをさらに含む。
特定の実施形態によれば、非一時的コンピュータ可読媒体は、ハードウェアにおいて実行されるとプロセスを実行する命令によりエンコードされる。プロセスは、第1のローカル・アクセス・ポイントを用いて、少なくとも1つのユーザ機器からの、第1のアップリンク・シーケンスの第1の電力と、第2のアップリンク・シーケンスの第2の電力とを測定することを含む。プロセスはさらに、第1のローカル・アクセス・ポイントと、第2のローカル・アクセス・ポイントとが互いに干渉していることを、第1の電力と第2の電力との比較に基づいて決定することを含む。
特定の実施形態において、非一時的コンピュータ可読媒体は、ハードウェアにおいて実行されるとプロセスを実行する命令によりエンコードされる。プロセスは、ユーザ機器からアクセス・ポイントへ伝送されるアップリンク・シーケンスを準備することを含む。プロセスはさらに、共通の第1のパートと、ランダムな第2のパートとを、アップリンク・シーケンスに含めることを含む。プロセスは、アクセス・ポイントへのアップリンク・シーケンスの伝送を開始することをさらに含む。
特定の実施形態によれば、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを備える。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置に、第1のローカル・アクセス・ポイントを用いて、少なくとも1つのユーザ機器からの、第1のアップリンク・シーケンスの第1の電力と、第2のアップリンク・シーケンスの第2の電力とを測定することを、少なくとも行わせるよう構成される。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードはさらに、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置に、第1のローカル・アクセス・ポイントと、第2のローカル・アクセス・ポイントとが互いに干渉していることを、第1の電力と第2の電力との比較に基づいて決定することを、少なくとも行わせるよう構成される。
特定の実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・プログラム・コードを含む少なくとも1つのメモリとを備える。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置に、ユーザ機器からアクセス・ポイントへ伝送されるアップリンク・シーケンスを準備することを、少なくとも行わせるよう構成される。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードはさらに、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置に、共通の第1のパートと、ランダムな第2のパートとを、アップリンク・シーケンスに含めることを、少なくとも行わせるよう構成される。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置に、アクセス・ポイントへのアップリンク・シーケンスの伝送を開始することを、少なくとも行わせるようさらに構成される。
特定の実施形態による装置は、第1のローカル・アクセス・ポイントを用いて、少なくとも1つのユーザ機器からの、第1のアップリンク・シーケンスの第1の電力と、第2のアップリンク・シーケンスの第2の電力とを測定する測定手段を備える。装置はさらに、第1のローカル・アクセス・ポイントと、第2のローカル・アクセス・ポイントとが互いに干渉していることを、第1の電力と第2の電力との比較に基づいて決定する決定手段を備える。
特定の実施形態において、装置は、ユーザ機器からアクセス・ポイントへ伝送されるアップリンク・シーケンスを準備する準備手段を備える。装置はさらに、共通の第1のパートと、ランダムな第2のパートとを、アップリンク・シーケンスに含める包含手段(including means)を備える。装置は、アクセス・ポイントへのアップリンク・シーケンスの伝送を開始する開始手段をさらに備える。
本発明を適切に理解するために、添付の図面を参照されたい。
固定LTE−LANの一例のアーキテクチャを示す。 ポータブルLTE−LANアーキテクチャの一例を示す。 特定の実施形態による、ごく接近した複数のLTE−LANを示す。 特定の実施形態によるスケジュールされたシーケンスを示す。 特定の実施形態によるICI検出手順を示す。 特定の実施形態によるシステムを示す。 特定の実施形態による方法を示す。 特定の実施形態による別の方法を示す。
詳細説明
図2を参照する。ポータブルLTE−LANアーキテクチャは、3GPPシステム・アーキテクチャ・エボリューション(SAE:system architecture evolution)/LTE規格により実現可能である。LTE−LANアクセス・ポイントは、実際のところ、ユーザ機器とアクセス・ポイントとの組み合わせである。ポータブルLTE−LAN APは、ポータブルLTEセルをLTE−LAN UEに提供するが、LTE−LANアクセス・ポイントからコア・ネットワークへのS1インターフェースを導入する必要はない。ポータブルLTE−LAN APは、LTE−LAN UEの無線ベアラを終了させることができる。ローカルLTE−LAN端末からLTE−LANアクセス・ポイントへのトラフィックは、マクロeNBと接続されたユーザ機器のデータ無線ベアラ(DRB:data radio bearer)に多重化できる。ポータブルLTE−LANセル内でAPにより終了されたローカル・ベアラは、コア・ネットワークに対して透過的とすることができる。ローカルLTE−LAN端末とLTE−LANアクセス・ポイントとの間で使用されるLTE−LAN無線インターフェースは、通常のLTEとわずかに異なることもある。
ポータブルLTE−LANは、3G/LTEWiFiルータとは異なる。例えば、LTE−LANは、Wi−Fiと比較すると、免許制周波数帯での、より信頼性の高いデータ伝送をサポートすることができる。
ポータブルLTE−LANアーキテクチャでは、ローカル・エリア特有の特徴をいくつか実現することができる。1つの特徴は、ユーザ機器を用いて実装されるLTE−LANアクセス・ポイントにより、eNBを関与させずにローカル・データのやり取りを実現できるということである。もう1つの特徴は、複数のローカルLTE−LAN端末が、ポータブルLTE−LANアクセス・ポイントを備えたユーザ機器のマクロ接続を共有して、マクロ・ネットワークにアクセスできるということである。マクロ・セルなどの比較的広いエリアと比べて、ローカル・エリアのカバレッジは狭くすることができ、アクセス・ポイントおよびユーザ機器両方からの伝送電力を、非常に低くすることができる。したがって、そのようなポータブルLTE−LANアーキテクチャにより、ユーザ機器対ユーザ機器の柔軟なデータのやり取りと、省電力化との両方を達成することができる。
ポータブルLTE−LANデバイスなどのロング・ターム・エボリューション・ローカル・エリア・ネットワーク(LTE−LAN)デバイスは、セル間干渉を受けることがある。このセル間干渉は、固定または静止LTE−LANデバイスの場合は比較的変化しないものであると考えられるが、ポータブルまたはモバイルLTE−LANデバイスの場合は、相当に動的なものとなり得る。セル間干渉に対しては、様々な対処法がある。
1つの手法は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS:global positioning system)ベースのデバイス・ツー・デバイス(D2D:device−to−device)ペアリングを適用することである。この方法のために、ネットワークは、2つの近傍(nearby)デバイスがダイレクトD2Dリンクを構築して相互通信できるように、GPS情報を利用してデバイスをペアリングすることができる。同じく、ネットワークが、ポータブルLTE−LAN APのGPS情報により、相互に近い2つのポータブルLTE−LAN APを発見すれば、eNodeB(eNB)が、例えばリリース10(rel−10)タイプの強化されたセル間干渉調整(eICIC:enhanced inter−cell interference coordination)を利用して、ICI回避のためにこれら2つのポータブルLTE−LANを調整することができる。
もう1つの手法は、異種ネットワーク(Hetnet:heterogeneous network)において使用されている、ダウンリンク・ブロードキャスティング信号に基づく方法を使用することである。Hetnetでは、ホームeNBとマクロeNBとの間に想定されるX2インターフェースなどのダイレクト・インターフェースがないので、ホームeNBまたはユーザ機器がICIを回避するための方法がいくつか存在する。ホームeNB側では、ダウンリンク受信機をホームeNBに組み込むことができ、その結果、ホームeNBは、電源が入るとブロードキャスト・チャネル(BCH:broadcast channel)などのマクロeNBダウンリンク・ブロードキャスティング信号を検出でき、続いてホームeNBは、マクロeNBからの干渉を計画的に回避することができる。
同じく、ポータブルLTE−LANアクセス・ポイントも、LTE−LANローカル無線を用いるダウンリンク受信機を組み込んで、近傍ポータブルLTE−LANアクセス・ポイントから来るかもしれないダウンリンク・ブロードキャスティング信号を周期的に検出できる。検出されれば、LTE−LANアクセス・ポイントは、近傍ポータブルLTE−LAN間のICI調整を行うようマクロeNBにリクエストすることができる。
ユーザ機器側に関しては、マクロまたはホームeNBが、そのサービス対象の(served)ユーザ機器を、近隣セルのブロードキャスト・チャネル(BCH)情報などのダウンリンク信号を検出またはリスンするよう設定することができる。続いてユーザ機器は、マクロまたはホームeNBなど、そのサービング・セルに、当該情報をレポートすることができる。サービング・セルは、干渉しているセルの情報を得ると、干渉を受けるユーザ機器のスケジュールを干渉エリア外ですることができる。
同じく、ポータブルLTE−LANはさらに、そのサービス対象のUEを、存在し得る近傍LTE−LANのダウンリンク信号を検出するよう設定できる。検出されれば、UEはそれを、サービング・アクセス・ポイントにレポートすることができる。その結果、サービング・アクセス・ポイントは、マクロeNBと協力してICI調整を実行することができる。
なお、ポータブルLTE−LANの特性を考慮すると、サービス対象のUEに近傍LTE−LANの信号を検出させることで、完全にICIに対処することにはならないかもしれない。2つのポータブルLTE−LANが相互に非常に近ければ、ダウンリンクとアップリンク・チャネルが激しく干渉を受ける可能性がある。その場合、UEの検出精度、ならびにUEのレポート成功率が低くなることもある。
したがって、特定の実施形態は、特に、例えば2つ以上のポータブルLTE−LANが相互に近いときに生じ得るシナリオに対処する。具体的には、特定の実施形態は、それらの間のICIを処理できる方法を取り上げる。
図3は、特定の実施形態による、ごく接近した複数のLTE−LANを示す。固定配備の場合、この種のICIは、ICI調整メカニズムにより対処することができる。すべてのポータブルLTE−LANがeNBに接続され得るため、いくつかのポータブルLTE−LANが相互に干渉している場合、ICIに対処する方法としては、eNBを介したICI調整が可能である。しかしながら、そのようなICIは、通常のLTE−Aユーザ機器と同様のポータブルLTE−LAN固有の移動性により、システムの観点からは予測不能な形で発生する。ICIが、完全にまたは主として、ユーザの挙動に依存するからである。eNBが2つ以上のポータブルLTE−LANを調整して、この種のICIを抑制するために、いくつかの要素が考慮される。
したがって、特定の実施形態は、近傍ポータブルLTE−LANが原因で大きなICIが生じるイベントの発生を検出する方法を取り上げる。同じく、特定の実施形態は、どのポータブルLTE−LANが相互に干渉しているかの決定を取り上げる。
より具体的には、特定の実施形態は、ポータブルLTE−LAN APが、そのサービス対象のUEに、所定のUL無線リソースでの所定のアップリンク(UL:uplink)ICIアウェアネス・シーケンス(awareness sequence)の送信をスケジュールすることを規定する。UL ICIアウェアネス・シーケンスは、2つのパートを含むことができる。パート1は、すべてのポータブルLTE−LANにつき同じシーケンスとすることができる。パート2は、それぞれのポータブルLTE−LANごとに異なるシーケンスとすることができる。ポータブルLTE−LAN APは、UL ICIアウェアネス・シーケンスのパート1およびパート2の電力を検出することによって、近傍ポータブルLTE−LAN(単数または複数)と干渉しているかどうかを知ることができる。
UE(単数または複数)がUL ICIアウェアネス・シーケンス(単数または複数)を送信する所定の無線リソースは、複数である。複数のUEに、所定の複数のリソースでのULシーケンスの送信をスケジュールできるが、このシーケンスを送信するUEは、各リソースにつき1つのみ存在できる。
図4は、特定の実施形態によるスケジュールされたシーケンスを示す。図4は、本発明者らの主要な概念の一例を示す。図4では、ポータブルLTE−LAN AP0およびAP1が、相互に干渉しているものとして示されている。AP0およびAP1は、この例では、異なる時分割複信(TDD:time division duplex)構成を使用している。この例では、AP0およびAP1は、SF#1かつ所定の帯域内のUpPTSの最後のシンボルでアップリンク(UL)ICIアウェアネス・シーケンスを送信するよう、サービス対象のUEを設定している。この手法は、GPS情報を必要とせず、DL信号の代わりにUL信号を利用できる。
LTEでは、eNBは、特定の時間および周波数リソースでサウンディング参照信号(SRS:sounding reference signal)を送信するようUEを設定することもできる。ただし、特定の実施形態において、UL ICIアウェアネス・シーケンスを伝送するための所定の無線リソースは、すべてのポータブルLTE−LANにつき同じとすることができるのに対して、SRSは、それぞれのeNBが独立して設定することができる。さらに、特定の実施形態において、UL ICIアウェアネス・シーケンスは、上記の通り2つ以上のパートを含むのに対して、1つのUEからのSRSは、1つのシーケンスとすることができる。
特定の実施形態は、UL ICIアウェアネス・シーケンスのための所定の無線リソースを選択する方法を提供する。図4に示されているように、無線リソースは、サブフレーム1の最後のシンボルにおける、6リソース・ブロック(RB:resource block)などの中央RBに定義されてもよい。サブフレーム1は、常に種々のTDD構成の特殊サブフレームとすることができるので、最後のシンボル(UpPTS)は、常にUEによりUL信号を伝送するために使用可能であり、さらに、中央RBを使用することにより、種々のポータブルLTE−LAN間で帯域幅構成が異なることを回避することができる。
SF#1内の最後のシンボルは、現在のTDD構成によれば常に利用可能とすることができる。しかし、他のTDD構成では、所定のリソースに対する異なる構成があってもよい。
同じく、特定の実施形態は、UL ICIアウェアネス・シーケンスを生成する方法を提供する。このシーケンスは、LTErel−8&9のDMRS(Demodulation Reference Signal:復調参照信号)ポート5に使用されたgoldシーケンスなどの疑似ランダム・シーケンスを使用することができる。その結果、ULシーケンス・パート1およびパート2を生成するために、異なるシードの選択が可能である。
Figure 0005893205
など、共通のシードが、すべてのポータブルLTE−LANのシーケンスをトリガすることができる。ここで、nは、スロット番号を表わす。(1)のシードにより初期化されたシーケンスは、UL ICIアウェアネス・シーケンスのパート1として使用されてもよい。
ポータブルAPがMeNBに関連付ける、当該MeNBの物理セル識別子(PCI:physical cell identifier)とされるPCI、および16ビットのポータブルAP一時識別子(PATI:portable AP temporary identifier)を、UL ICIアウェアネス・シーケンスのパート2をトリガするために、次のように(2)においてシードとして結合できる。
Figure 0005893205
MeNBは、ポータブルAPを備えたUEがMeNBにアクセスすると、そのUEにこの16ビットPATIを割り当てることができる。PATIの割り当ては、MeNB内で行われてもよい。1つのMeNB内で、ポータブルAPを備えた別々のUEに別々のPATIが割り当てられてもよい。別々のMeNBは、ポータブルAPを備えたUEにPATIを独立して割り当てることもできる。セルidと結合されたPATIは、別々のポータブルLTE−LAN間でのシード衝突を回避することができる。PATIは、ポータブルAPがULシーケンス・シード情報をそのサービス対象のUEに対して設定するときに、そのULシーケンス・シード情報の一部とすることができる。ある地理的領域内のすべてのAPなど、複数のAPのサービス対象のUEが、シーケンスを同じ周波数リソースで同時に伝送するよう設定されてもよい。
特定の実施形態はさらに、シーケンスからICIを検出する方法を提供する。近傍ポータブルLTE−LANからのICIの検出は、2つのステップを含むことができる。第1に、ポータブルAPが、干渉する近傍ポータブルLTE−LAN(単数または複数)があるか否かを決定することができる。ポータブルLTE−LAN APは、ULシーケンス・パート1およびパート2に関して別々に受信電力を測定することができる。電力(パート1)−電力(パート2)<所定の基準であれば、APは、干渉している近傍LTE−LANはないと決定できる。そうではなく、電力(パート1)−電力(パート2)>所定の基準であれば、APは、干渉している近傍LTE−LAN(単数または複数)があると決定でき、LTE−LAN APは、それをMeNBにレポートすることになる。
第2に、MeNBおよびポータブルAPは、どのLTE−LANが相互に干渉しているかを決定することができる。ICIの発生をMeNBに同時にレポートするポータブルAPが多数ある場合もある。実際、干渉は、多数のAPがローカル・エリアにある場合に、APにとってより深刻な懸念となるものと考えられる。MeNBは、APを、いくつかの候補セットのパーティションに分割することができる。各候補セットは、相互に干渉している可能性があるポータブルAPを含むことができる。MeNBは、そのようなパーティション分割を、多数の方法により行うことができる:一例は、eNBが、多数のAPからの{電力(パート1)−電力(パート2)}を比較するというものであり;同様の電力差を有するAPが、相互に干渉する可能性が高く;別の例は、チャネル品質インジケータ(CQI:channel quality indicator)(アップリンクまたはダウンリンクいずれか)を使用すると考えられ、APが相互に近ければ、それらの対応するCQIは類似するはずである。
MeNBは、さらに精度を上げるために、追加確認を取得できる。MeNBは、1つの候補セット内のAPに対して、他のAPのULシーケンス・シードを設定することができる。ポータブルAPは、設定されたシードを使用して電力(パート2)を測定でき、測定値をMeNBにレポートできる。測定された電力(パート2)が基準を超過すれば、MeNBは、どのAPが相互に干渉しているかを確認できる。
以下は、そのような手順の一例を示す。AP0(ULシーケンス・パート2に対してシード0)およびAP1(ULシーケンス・パート2に対してシード1)が、1つの候補セットのパーティションに分割されると仮定する。この例では、eNBは、シード0をAP1に設定し、シード1をAP0に設定する。AP0が、シード1に基づく電力(パート2)を測定し、AP1が、シード0に基づく電力(パート2)を測定し、続いて、両APが、測定結果をMeNBにレポートする。AP0における測定された電力(パート2)およびAP1における測定された電力(パート2)両方が基準を超過すれば、MeNBは、AP0およびAP1が相互に干渉していることを確認できる。
図5は、特定の実施形態によるICI検出手順を示す。図面には、2つのAP、すなわちAP0(シード0)およびAP1(シード1)が示されており、これらは、互いに干渉していると仮定される。
図5に示されているように、ULシーケンスの電力を、AP0およびAP1のそれぞれに関して測定できる。パート1の電力がパート2の電力よりも特定の閾値量だけ大きければ、2つのAPを同じ1つのセットに分類できる。一方、2つのAPは、そのシードを変更させ、パート2の電力を再測定して、比較することができる。両APの測定された電力(パート2)が所与の閾値を超えなければ、APを再分割することができる。しかし、測定された電力が、シード変更の後でも、両APに関して所与の閾値よりも大きければ、AP0およびAP1は互いに干渉していると決定することができる。
MeNBが、どのAPが相互に干渉しているかを確認すると、MeNBは、例えば、調整されたスケジューリングまたはダイナミック・ポイント・ブランキング(dynamic point blanking)などの様々なテクニックにより、ICIを回避するようこれらのAPを調整することができる。
干渉するポータブルLTE−LANが3つ以上ある場合でも、検出手順は、図5のものに極めて類似したものとすることができる。MeNBは、可能性のある複数のシードをAPに設定して、測定された電力(パート2)をMeNBにレポートするようAPに要求することができる。このレポートに基づいて、MeNBは、これらのAPが相互に干渉しているかどうかを決定することができる。
したがって、特定の実施形態は、干渉が存在すると決定する前は、APのスケジューリングに制限を課さない。例えば、APは、それ自体のDLが空であるときにのみ、他のAPのDL信号を検出できるかもしれないが、特定の実施形態は、APが他のAPのDL信号を検出することを要しない。
特定の実施形態は、別々のポータブルLTE−LANが独立したTDD構成を有する状況で適用されてもよい。さらに、特定の実施形態は、例えば10ms以下の検出サイクルを有する、時間効率のよいものとすることが可能である。互いに干渉している3つ以上のポータブルLTE−LANがある場合であっても、やはり特定の実施形態は、干渉を特定して、適切に調整された解決策を提供することができる。
他の特定の実施形態では、UL ICIアウェアネス・シーケンスは、3つ以上のパートを有することができる。パート1およびパート2は、上記の通りとすることができる。パート3は、9ビットのポータブルAPグループid(PAGI:portable AP group id)に基づくシーケンスとすることができる。例えば、パート3のシードは、次式ように設計されてもよい。
Figure 0005893205
MeNBは、PATIとPAGIとの間の関係を構築することができる。例えば、1つのPAGIが、所与の数のPATIに対応することができる。PAGIおよびパート3があれば、ポータブルAPは、パート1とパート3との間の電力差を検出でき、その結果、ICIが同じPAGIを有するAPからであるかどうかを推測することができ、これにより、干渉している可能性のあるAPの初期パーティションの精度をMeNBが高める支援をすることができる。
AP1およびAP2と呼ぶことができる2つのポータブルLTE−LAN APが近傍にあり、1つのAP、例としてAP1が、いずれのUEもサービス対象としないか、またはサービス対象のUEが長期サイクルDRX/DTXモードである場合、AP1に関しては何らのUL ICIアウェアネス・シーケンスも存在する必要はない。したがって、AP2は、AP1が近傍にあることを認識しなくてもよい。しかし、例えばCRSまたはCSI−RSなど、AP特有のダウンリンク参照信号が、相互に激しく干渉していることもある。AP2によるサービス対象のUEは、これらの干渉を受けたCRSまたはCSI−RSに基づいてCQI推定を実行すると考えられ、CQI測定は、AP1からの干渉を反映するが、実際にはAP1は、物理ダウンリンク・スケジューリング・チャネル(PDSCH:physical downlink scheduling channel)伝送に対して何の干渉も起こさないかもしれない。したがって、AP2に関して、CQI推定と、PDSCHの実際の干渉状況との間に不一致が存在する可能性がある。
さらなる実施形態では、ダウンリンクで、2パートのICIアウェアネス・シーケンスを適用することができ、近傍APからのICIの決定に関するUEレポーティングを利用することができる。この手法は、以下の通り要約できる。ポータブルLTE−LAN APが、所定のDL無線リソースで所定のDL ICIアウェアネス・シーケンスを送信する。この所定の無線リソースは、すべてのポータブルLTE−LANに対して、同じ時間および周波数リソースとすることができる。DL ICIアウェアネス・シーケンスは、2つのパートを含むことができる。第1のパートは、すべてのポータブルLTE−LANにつき同じシーケンスとすることができる。第2のパートは、それぞれのポータブルLTE−LANごとに異なるシーケンスとすることができる。UEは、DL ICIアウェアネス・シーケンス・パート1およびパート2の電力を検出することができる。パート1とパート2との間の電力差が基準を超過すれば、UEは、干渉している近傍APがあることを知ることができ、それをeNBにレポートすることができる。
UEレポーティングをICI決定プロセスに追加することによって、結果的に、APとUE側との間のICIアウェアネスの差を補うことができる。
図6は、特定の実施形態によるシステムを示す。例示の実施形態では、システムは、1つ以上のユーザ機器(UE)610、マクロeNBであってもよいeNodeB620、およびLTE−LANデバイスであってもよくUEの機能も備えてもよいローカル・アクセス・ポイント630など、複数のデバイスを備えてもよい。デバイス610、620、および630はそれぞれ、少なくとも1つのプロセッサ(それぞれ614、624、および634)、少なくとも1つのメモリ(それぞれ615、625、および635)(コンピュータ・プログラム命令またはコードを備える)、送受信機(それぞれ616、626、および636)、およびアンテナ(それぞれ617、627、および637)を装備してもよい。これらデバイスそれぞれが、そのような装備であるという要件はない。例えば、eNodeB620は、コアネットワーク(図示せず)との有線通信向けに装備されてもよい。さらに、デバイスは、図示されていない複数の無線機およびアンテナを備えてもよい。
送受信機(それぞれ616、626、および636)は、送信機、受信機、送信機と受信機との両方、または送受信両方用に構成されたユニットとすることができる。送受信機(それぞれ616、626、および636)は、対応する1つ以上のアンテナ(単数または複数)(それぞれ617、627、および637)に接続されてもよく、アンテナは、指向性アンテナを含んでもよい。
少なくとも1つのプロセッサ(それぞれ614、624、および634)は、中央処理ユニット(CPU:central processing unit)または特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)など、任意の計算デバイスまたはデータ処理デバイスによって様々に具現化されてもよい。少なくとも1つのプロセッサ(それぞれ614、624、および634)は、1つまたは複数のコントローラとして実装されてもよい。
少なくとも1つのメモリ(それぞれ615、625、および635)は、非一時的コンピュータ可読媒体など、任意の適切な記憶デバイスとすることができる。例えば、ハード・ディスク・ドライブ(HDD:hard disk drive)またはランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)を、少なくとも1つのメモリ(それぞれ615、625、および635)で使用されてもよい。少なくとも1つのメモリ(それぞれ615、625、および635)は、対応する少なくとも1つのプロセッサ(それぞれ614、624、および634)と同じチップに存在してもよく、または、対応する少なくとも1つのプロセッサ(それぞれ614、624、および634)とは別個であってもよい。
コンピュータ・プログラム命令は、任意の適切な形態のコンピュータ・プログラム・コードでもよい。例えば、コンピュータ・プログラム命令は、コンパイルまたは解釈されたコンピュータ・プログラムであってもよい。
少なくとも1つのメモリ(それぞれ615、625、および635)およびコンピュータ・プログラム命令は、少なくとも1つのプロセッサ(それぞれ614、624、および634)とともに、ハードウェア装置(例えばユーザ機器610、eNodeB620、またはローカル・アクセス・ポイント630)に、本願明細書に記載されたプロセス(例えば図4、図5、図7、および図8参照)のいずれかなどのプロセスを実行させるよう構成されてもよい。
したがって、特定の実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ハードウェアにおいて実行されると本願明細書に記載されたプロセスの1つなどのプロセスを実行するコンピュータ命令によりエンコードされてもよい。あるいは、本発明の特定の実施形態は、もっぱらハードウェアにおいて実行されてもよい。
システムのデバイスはさらに、追加のコンポーネントを備えてもよい。例えば、ユーザ機器610、eNodeB620、およびローカル・アクセス・ポイント630はそれぞれ、プロセッサ(それぞれ614、624、および634)およびメモリ(それぞれ615、625、および635)に接続されて動作可能なユーザ・インターフェースを備えることができる。当該ユーザ・インターフェースは、液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)または有機エレクトロルミネッセント・ディスプレイ(OELD:organic electroluminescent display)などのディスプレイ、ならびにスピーカまたはオーディオ出力を含むことができる。触覚フィードバックシステムなどの触覚出力も含まれる。ユーザ・インターフェースは、ユーザ入力を受取るタッチ・スクリーンを備えてもよい。ユーザ入力はさらに、キーパッド、キーボード、マイクロホン、ジョイスティック、マウス、トラックボール、またはその他入力デバイスにより提供できる。当然、デバイスがユーザ・インターフェースを備えるという要件はない。例えば、eNodeB620は、部分的に、ラックマウント型コンピュータとして具現化されてもよい。
システムのデバイスはさらに、例えば短距離ワイヤレス接続によりワイヤレス接続される周辺デバイスを備えることができる。したがって、システムのデバイスは、2つ以上の無線システムを用いて構成でき、2つ以上のモードで動作するよう構成できる。
図6は、基地局、LTE−LAN AP、および端末デバイスを備えたシステムを示すが、特定の実施形態は、他の実施形態に適用可能であることもある。例えば、実施形態によっては、基地局が省略されてもよい。そのような実施形態では、複数のLTE−LAN APが、クラスタとして連携することができると考えられ、クラスタ・ヘッドが、上記のMeNBと類似した機能を実行する。
図7は、特定の実施形態による方法を示す。図7の方法は、例えば、MeNB、またはLTE−LAN APなどのローカル・アクセス・ポイントにより実行されてもよい。方法は、710で、第1のローカル・アクセス・ポイントを用いて、少なくとも1つのユーザ機器からの、第1のアップリンク・シーケンスの第1の電力と、第2のアップリンク・シーケンスの第2の電力とを測定することを含むことができる。図5に示されているように、この測定は、実際にはアクセス・ポイントで実行できる。したがって、「用いて測定する」とは、ここでは、アクセス・ポイントによる実際の測定、またはアクセス・ポイントから測定値を取得することのいずれかを指すものと理解することができる。例えば、サービング・アクセス・ポイントが、図4および図5のパート1に相当し得る第1のサブシーケンスと、図4および図5のパート2に相当し得る第2のサブシーケンスとを受信し、測定し、それらを比較することができる。便宜上、サブシーケンスをシーケンスと呼ぶことがある。第1のシーケンスおよび第2のシーケンスに相当し得るこれらのサブシーケンスは、アクセス・ポイントのサービス対象のユーザ機器、ならびに他のアクセス・ポイントに属する複数のUEから受信されてもよい。パート1は、すべてのアクセス・ポイントに対して同じであるため、サービング・アクセス・ポイントは、すべてのアクセス・ポイントからパート1を受信して、信号を結合することができる。パート2については、シーケンスをAP特有とすることができる。したがって、サービング・アクセス・ポイントが検出できるパート2は、そのサービス対象のUE、すなわちそのアクセス・ポイントの制御/サービス下にあるUEの、パート2のみであってもよい。一方他のアクセス・ポイントに属する他のUEのパート2は検出できなくてもよい。次に、アクセス・ポイントは、受信するパート1およびパート2の電力を比較することによって、AP間干渉を決定することができる。決定は、所定の基準に基づいて行うことができる。次にこれを、ローカル・アクセス・ポイントがMeNBにレポートすることができる。
この方法はさらに、750で、第1のアクセス・ポイントおよび第2のアクセス・ポイントが互いに干渉していることを、第1の電力と第2の電力との比較に基づいて決定することを含むことができる。図5に示されているように、この決定は、初めに、MeNBにより下されてもよい。なお、MeNBは、別のアクセス・ポイントとのこの干渉を、明示的に、またはアクセス・ポイントをICI調整にかけることによって黙示的に、アクセス・ポイントに通知することができる。
この方法はさらに、720で、第1の電力と第2の電力との比較に基づいて、第1のローカル・アクセス・ポイントおよび第2のローカル・アクセス・ポイントを候補グループの初期パーティションに分割する(initially partitioning)ことを含むことができる。これは、図5に示されているように、MeNBにて実行されてもよい。初期パーティションに分割することは、第1のAPからの、第1のシーケンスと第2のシーケンスとの間の第1の電力差と、第2のAPからの、第3のシーケンスと第4のシーケンスとの間の第2の電力差との間の比較に基づくことができる。第1の差が第2の差に類似していれば、eNBは、第1のAPおよび第2のAPを、1つの候補グループにパーティション分割することができる。ここで、第1のシーケンスは、第1のAPの、図4における共通のパート1を指してもよく;第2のシーケンスは、第1のAPの、図4におけるランダムなパート2を指してもよく;第3のシーケンスは、第2のAPの、共通のパート1を指してもよく;第4のシーケンスは、第2のAPの、ランダムなパート2を指してもよい。特定の実施形態では、第1のAPの第1のシーケンスは、第2のAPの第3のシーケンスと同じであり、第1のAPの第2のシーケンスは、第2のAPの第4のシーケンスと異なってもよい。特定の例では、APにより測定されるULシーケンスは、3つのパートを有することができ、初期パーティション分割は、アップリンク・シーケンスのパート1およびパート3の電力間の差が互いに類似しているかどうかに基づくことができる。
この方法はさらに、730で、第1の電力と第2の電力との比較に基づいて、第1のローカル・アクセス・ポイントに関し第1の変更されたアップリンク・シーケンスを請求(solicit)し、第2のローカル・アクセス・ポイントに関し第2の変更されたアップリンク・シーケンスを請求することを含むことができる。初めに、MeNBがアクセス・ポイントからの追加測定を請求することができ、次にアクセス・ポイントが、ユーザ機器からの追加測定を請求することができる。変更とは、2パートのアップリンク・シーケンスの第2のパートを生成するために使用されるシード値の、交換などの変更とすることができる。
この方法は、740で、第1のローカル・アクセス・ポイントを用いて第3のアップリンク・シーケンスの第3の電力を、第2のローカル・アクセス・ポイントを用いて第4のアップリンク・シーケンスの第4の電力を測定することをさらに含むことができ、第3のアップリンク・シーケンスおよび第4のアップリンク・シーケンスは、第1の電力と第2の電力との比較に基づいてトリガされたものである。ここで、第3のアップリンク・シーケンスは、730での、第1のローカル・アクセス・ポイントの、第1の変更されたアップリンク・シーケンスを指してもよく、第4のアップリンク・シーケンスは、第2のローカル・アクセス・ポイントの、第2の変更されたアップリンク・シーケンスを指してもよい。図5から分かるように、前の測定と同様に、測定は、アクセス・ポイントによって実行できるが、MeNBにレポートすることができる。したがって、このように、MeNBが、アクセス・ポイントを使用してアップリンク・シーケンスの電力を「測定する」と言うことができる。この測定は、パート2の交換または変更されたシードを使用した電力の測定とすることができる。
第1のアクセス・ポイントおよび第2のアクセス・ポイントが干渉していることを決定することは、第3の電力および第4の電力両方の、所定の閾値との比較にさらに基づくことができる。この比較は、図5に示されているように、MeNBにおいて実行可能である。
図8は、特定の実施形態による別の方法を示す。図8の方法は、例えばユーザ機器によって実行可能である。図8に示されているように、この方法は、810で、ユーザ機器からアクセス・ポイントへ伝送されるアップリンク・シーケンスを準備することを含むことができる。この方法はさらに、815で、共通の第1のパートとランダムな第2のパートとを、アップリンク・シーケンスに含めることを含むことができる。この方法はさらに、820で、アクセス・ポイントへのアップリンク・シーケンスの伝送を開始することを含むことができる。
共通の第1のパートは、そのアクセス・ポイント以外の少なくとも1つのアクセス・ポイントと共通しているシーケンスとすることができ、ランダムな第2のパートは、そのアクセス・ポイントを含むアクセス・ポイントのグループ内の他のすべてのアクセス・ポイントにおける対応するシーケンスと異なるシーケンスとすることができる。グループは、2つ以上のアクセス・ポイントから、最大でネットワーク内のすべてのアクセス・ポイントまで含むことができる。あるいは、グループは、ある地理的領域内のアクセス・ポイントすべてを含むことができる。
アップリンク・シーケンスは、図4に示されているように、サブフレーム1の最後のシンボルにおける、無線リソースの中央リソース・ブロックにおいて伝送されてもよい。
この方法はさらに、817で、アップリンク・シーケンスに第3のパートを含めることを含むことができ、第3のパートは、複数のアクセス・ポイントに共通するがすべてのアクセス・ポイントに共通ではないシーケンスを含む。
この方法はさらに、830で、アップリンク・シーケンスをアクセス・ポイントに伝送することを含むことができる。この方法は、840で、変更されたアップリンク・シーケンスをアクセス・ポイントに伝送することをさらに含むことができる。
当業者であれば当然のことであるが、上記の本発明は、他の順序のステップを用いて、および/または開示されたものとは異なる構成のハードウェア構成要素を用いて実施されてもよい。したがって、本発明は、これらの好適な実施形態に基づいて記載されたが、当業者であれば当然のことながら、本発明の意図および範囲内にとどまりつつ、特定の変更、変形、および代替の構造が明らかとなろう。したがって、本発明の境界および範囲を判断するには、添付の特許請求の範囲が参照されるものとする。
[略語集]
ICI セル間干渉
LTE−LAN LTEローカル・エリア・ネットワーク
LA ローカル・エリア
DL ダウンリンク
UL アップリンク
MeNB マクロeNB
GPS グローバル・ポジショニング・システム
Hetnet 異種ネットワーク
TTI 送信時間間隔(Transmission Time Interval)
DMRS 復調参照信号
SRS サウンディング参照信号
PATI ポータブルAP一時ID
PAGI ポータブルAPグループID
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル(Physical downlink shared channel)
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル(Physical uplink shared channel)
AP アクセス・ポイント

Claims (12)

  1. LTE−LANアクセス・ポイントの動作方法であって、
    少なくとも1つのユーザ機器からのアップリンク・シーケンスを受信することと;
    前記受信したアップリンク・シーケンスの第1のパートの電力と、前記受信したアップリンク・シーケンスの第2のパートの電力とを測定することと;
    前記LTE−LANアクセス・ポイントが、少なくとも1つの他のLTE−LANアクセス・ポイントと干渉していることを、前記第1のパートの電力と前記第2のパートの電力との比較に基づいて決定することと;
    を含み、ただし、
    前記第1のパートは、前記LTE−LANアクセス・ポイントを含むLTE−LANアクセス・ポイントのグループ内に含まれる全てのLTE−LANアクセス・ポイントに対して共通に使用されるシーケンスであり、
    前記第2のパートは、前記グループ内のLTE−LANアクセス・ポイントの各々について、それぞれユニークに使用されるシーケンスである、
    方法。
  2. LTE−LANアクセス・ポイントの動作方法であって、
    マクロeNBへ送信するアップリンク・シーケンスであって、第1のパート及び第2のパートを含むアップリンク・シーケンスを準備することと;
    前記準備したアップリンク・シーケンスを送信することと;
    を含み、ただし、
    前記第1のパートは、前記LTE−LANアクセス・ポイントを含むLTE−LANアクセス・ポイントのグループ内に含まれる全てのLTE−LANアクセス・ポイントが共通に使用するシーケンスであり、
    前記第2のパートは、前記グループ内のLTE−LANアクセス・ポイントが、それぞれユニークに使用するシーケンスである、
    方法。
  3. LTEネットワークのマクロeNBの動作方法であって、
    前記マクロeNBに接続されている複数のLTE−LANアクセス・ポイントの各々につき、第1のパート及び第2のパートを含むアップリンク・シーケンスを受信すると共に、前記第1のパートの電力と前記第2のパートの電力との差を測定することと;
    前記差に基づいて、前記マクロeNBに接続されている少なくとも2つのLTE−LANアクセス・ポイントを、干渉している可能性のあるグループに分類することと;
    を含み、ただし、
    前記第1のパートは、前記複数のLTE−LANアクセス・ポイントの全てに共通のシーケンスであり、
    前記第2のパートは、前記複数のLTE−LANアクセス・ポイントの各々について異なるシーケンスである、
    方法。
  4. 前記干渉している可能性のあるグループに分類された前記少なくとも2つのLTE−LANアクセス・ポイントのそれぞれにつき、LTE−LANアクセス・ポイント毎に固有のアップリンク・シーケンスを生成するためのシードを変更させることと;
    前記少なくとも2つのLTE−LANアクセス・ポイントのそれぞれにつき、前記変更されたシードに基づくアップリンク・シーケンスの電力を測定することと;
    前記測定結果に基づき、前記少なくとも2つのLTE−LANアクセス・ポイントが干渉しているか否かを判定することと;
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. ユーザ機器の動作方法であって、
    少なくとも1つのLTE−LANアクセス・ポイントからのダウンリンク・シーケンスを受信することと;
    前記受信したダウンリンク・シーケンスの第1のパートの電力と、前記受信したダウンリンク・シーケンスの第2のパートの電力とを測定することと;
    前記少なくとも1つのLTE−LANアクセス・ポイントが、他のLTE−LANアクセス・ポイントと干渉していることを、前記第1のパートの電力と前記第2のパートの電力との比較に基づいて決定することと;
    を含み、ただし、
    前記第1のパートは、前記LTE−LANアクセス・ポイントを含むLTE−LANアクセス・ポイントのグループ内に含まれる全てのLTE−LANアクセス・ポイントが共通に使用するシーケンスであり、
    前記第2のパートは、前記グループ内のLTE−LANアクセス・ポイントの各々が、それぞれユニークに使用するシーケンスである、
    方法。
  6. ユーザ機器の動作方法であって、
    LTE−LANアクセス・ポイントへ送信するアップリンク・シーケンスであって、第1のパート及び第2のパートを含むアップリンク・シーケンスを準備することと;
    前記アップリンク・シーケンスを送信することと;
    を含み、ただし、
    前記第1のパートは、前記LTE−LANアクセス・ポイントを含むLTE−LANアクセス・ポイントのグループ内に含まれる全てのLTE−LANアクセス・ポイントに対して共通に使用するシーケンスであり、
    前記第2のパートは、前記グループ内のLTE−LANアクセス・ポイントのそれぞれに対してユニークに使用するシーケンスである、
    方法。
  7. 装置の処理手段に実行されることにより、前記装置に、請求項1または2に記載の方法を遂行させるように構成されるプログラム命令を備える、コンピュータプログラムであって、前記装置はLTE−LANアクセス・ポイントである、コンピュータプログラム。
  8. 装置の処理手段に実行されることにより、前記装置に、請求項3または4に記載の方法を遂行させるように構成されるプログラム命令を備える、コンピュータプログラムであって、前記装置はLTEネットワークのマクロeNBである、コンピュータプログラム。
  9. 装置の処理手段に実行されることにより、前記装置に、請求項5または6に記載の方法を遂行させるように構成されるプログラム命令を備える、コンピュータプログラムであって、前記装置はLTE−LANアクセス・ポイントに接続可能なユーザ機器である、コンピュータプログラム。
  10. 処理手段及び記憶手段を有する装置であって、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、前記プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記装置に、請求項1または2に記載の方法を遂行させるように構成される装置において、LTE−LANアクセス・ポイントである、装置。
  11. 処理手段及び記憶手段を有する装置であって、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、前記プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記装置に、請求項3または4に記載の方法を遂行させるように構成される装置において、LTEネットワークのマクロeNBである、装置。
  12. 処理手段及び記憶手段を有する装置であって、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、前記プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記装置に、請求項5または6に記載の方法を遂行させるように構成される装置において、LTE−LANアクセス・ポイントに接続可能なユーザ機器である、装置。
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