JP7363920B2 - システム制御装置、及び原型マニフェストファイル取得方法 - Google Patents

システム制御装置、及び原型マニフェストファイル取得方法 Download PDF

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Description

本発明は、映像配信に関するシステム制御を行う技術に関連するものである。
映像配信を行うコンテンツプロバイダー(CP)においては、経済的かつ効果的な映像配信のために、視聴者が有する属性(視聴者属性)、ネットワーク/システム状態、時間帯に合わせて最適な映像(コンテンツ、広告)を動的に編成し、最適な映像配信サーバから適切な画質で配信したいという要求がある。
視聴クライアントが映像の再生に必要な情報を記述したマニフェストファイルをもとに映像データ(セグメント・チャンク)を取得する映像配信プロトコルを採用する映像配信システムにおいて、CPが必要とする配信制御を実現するためのマニフェスト制御方式(非特許文献1)が存在する。
上記マニフェスト制御方式では、システム制御装置が、入力されたCPの制御方針と原型マニフェストファイルに従い視聴クライアントへ送信するマニフェストファイルを動的に生成する。ただし、ライブ/リニア配信においては配信中に、セグメントの追加等により原型マニフェストファイルが適宜更新されるため、マニフェスト制御方式を用いる場合には、システム制御装置が繰り返しオリジンサーバから原型マニフェストファイルを取得する。
T. Okuyama, K. Endo, T. Kimura, A. Matsumoto, T. Fujiwara, and Y. Kasahara, "New Transport QoE-control Technology Enabling High-definition/High-presence Content Distribution," NTT Technical Review Vol.16 No.9, pp.33-38, Sept. 2018.
原型マニフェストファイルが置かれているオリジンサーバは、原型マニフェストファイルの更新を外部に通知する機能を有していない。そのため、システム制御装置は、更新の有無に関わりなく、例えば予め定めた時間間隔で原型マニフェストファイルを取得する。しかし、この取得方法には下記のような課題がある。
取得の時間間隔が原型マニフェストファイルの更新と関係なく決められるため、原型マニフェストファイルが更新されていない状況で繰り返し取得を行うことが発生する場合がある。更新のない原型マニフェストファイルを取得しても無駄であり、システム負荷が増加するという課題がある。
また、原型マニフェストファイルが更新されているにもかかわらず、更新された原型マニフェストファイルを取得するまでに時間がかかる場合がある。その場合、更新された原型マニフェストファイルに基づくマニフェストファイルの生成が遅れ、配信遅延の増加や視聴クライアントでの再生中断が生じる場合があるという課題がある。
すなわち、従来技術では、オリジンサーバから原型マニフェストファイルを適切なタイミングで取得できないという課題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、オリジンサーバから原型マニフェストファイルを取得し、取得した原型マニフェストファイルに基づいて視聴クライアントに送信するマニフェストファイルを生成するシステム制御技術において、原型マニフェストファイルを適切なタイミングで取得することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、ネットワークを介して映像データの配信を行うシステムにおいて、視聴クライアントに送信するマニフェストファイルの基となる原型マニフェストファイルを取得するシステム制御装置であって、
オリジンサーバから取得した原型マニフェストファイルの内容を分析することにより、原型マニフェストファイルの次の取得タイミングを決定する推定部と、
前記推定部により決定された次の取得タイミングに基づいて、前記オリジンサーバから原型マニフェストファイルを取得する取得部と
を備えることを特徴とするシステム制御装置が提供される。
開示の技術によれば、オリジンサーバから原型マニフェストファイルを取得し、取得した原型マニフェストファイルに基づいて視聴クライアントに送信するマニフェストファイルを生成するシステム制御技術において、原型マニフェストファイルを適切なタイミングで取得することを可能とする技術が提供される。
実施の形態におけるシステム構成図である。 装置のハードウェア構成の例を示す図である。 視聴者属性と識別情報の対応関係を示すテーブルである。 システム制御装置の配信開始に関する動作を説明するためのフローチャートである。 制御方針のルールの例を示すテーブルである。 システム制御装置の原型マニフェストファイル繰り返し取得に関する動作を説明するためのフローチャートである。 現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが異なる場合の次取得タイミングの例を示す図である。 現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが同一である場合の次取得タイミングの例を示す図である。 システム制御装置のマニフェストファイル要求受付に関する動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
以下、本発明の実施の形態として、視聴クライアントが、映像再生に必要な情報を記述したマニフェストファイルに基づいて映像データを取得する映像配信プロトコルを採用する映像配信システムを前提とした技術について説明するが、本発明はこのような映像配信システムに限らずに適用可能である。
(システムの全体構成)
図1に、本実施の形態における映像配信システムの全体構成を示す。図1は、装置間の情報入出力の流れも示している。図1に示すように、本映像配信システムは、システム制御装置100、サービスサイト200、映像配信サーバ300、視聴クライアント400、オリジンサーバ500を備え、これらがネットワーク600に接続されている。
ネットワーク600を介してマニフェストファイルや映像データ等の各種情報の送受信が行われる。この映像配信システムは、視聴クライアント400が映像の再生に必要な情報を記述したマニフェストファイルに基づいて映像データを取得する映像配信プロトコルを採用する映像配信システムの一例である。
なお、本実施の形態における映像データの配信形態はライブ/リニア配信を想定するが、本発明は特定の配信形態に限定されるわけではない。
システム制御装置100は、オリジンサーバ500へ原型マニフェストファイルの要求を行い、原型マニフェストファイルを取得しつつ、視聴クライアント400からのマニフェストファイルの要求に基づいて、原型マニフェストファイルに基づいてマニフェストファイルを生成し、生成したマニフェストファイルを視聴クライアント400に送信する装置である。システム制御装置100の詳細については後述する。
オリジンサーバ500は、原型マニフェストファイルを蓄積しており、システム制御装置100からの原型マニフェストファイルの要求に応じて原型マニフェストファイルを送信する。
サービスサイト200は、CP(映像コンテンツ配信事業者)のサービス提供を行うウェブサイト(Webサーバ)であり、利用ユーザが視聴可能な映像コンテンツを確認できる機能を有している。
映像配信サーバ300は、映像データ(セグメント、チャンク等)を蓄積しており、視聴クライアント400からの映像データの要求に応じて映像データを送信する。また、映像配信サーバ300は、ネットワーク600上に複数存在し(例えば地域別に存在)、映像コンテンツの同一データが複数の映像配信サーバ300に存在する場合や、映像コンテンツを分割したデータが複数の映像配信サーバ300に分かれて存在する場合等がある。
視聴クライアント400は、映像配信サービスの利用ユーザが用いるPC、スマートホン、タブレット等の端末である。
(ハードウェア構成例)
本実施の形態における映像配信システムを構成する各装置(システム制御装置100等)は、例えば、コンピュータに、実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。なお、この「コンピュータ」は、クラウドサービスにより提供される仮想マシンであってもよい。仮想マシンを使用する場合、ここで説明する「ハードウェア」とは仮想的なハードウェアである。
当該装置は、コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ等のハードウェア資源を用いて、当該装置で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
図2は、本実施の形態における上記コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図2のコンピュータは、それぞれバスBSで相互に接続されているドライブ装置1000、補助記憶装置1002、メモリ装置1003、CPU1004、インタフェース装置1005、表示装置1006、及び入力装置1007等を有する。
当該コンピュータでの処理を実現するプログラムは、例えば、CD-ROM又はメモリカード等の記録媒体1001によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体1001がドライブ装置1000にセットされると、プログラムが記録媒体1001からドライブ装置1000を介して補助記憶装置1002にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体1001より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置1002は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置1003は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1002からプログラムを読み出して格納する。CPU1004は、メモリ装置1003に格納されたプログラムに従って、映像配信システムにおける該当装置に係る機能を実現する。インタフェース装置1005は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置1006はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置1007はキーボード及びマウス、ボタン、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
(システムの全体動作例)
次に、図1に示すステップ番号に沿って、本実施の形態における映像配信システムの全体動作について説明する。
S1において、視聴クライアント400がサービスサイト200に対して映像の指定を行う。S2において、サービスサイト200は、指定された映像に対するマニフェストファイルのアドレスと、視聴クライアント400の視聴者属性に関する識別情報を返す。
視聴者属性に関する識別情報は、視聴クライアント400のネットワークアドレス、映像配信サービスを提供するウェブサイトのログイン状態、サービス会員種別、視聴クライアント400が動作する端末の機種、視聴者の性別/年齢/利用地域等であるが、これらに限定はされない。
また、識別情報は、CPにより、図3に示すように事前に他の手段で入手した視聴者属性と識別情報の対応関係を用いて生成され、暗号化されていても良い。図3の例では、視聴者の利用地域の視聴者属性をAとし、視聴者が東京在住の場合はA=1、大阪在住の場合はA=2という識別情報としている。同様に視聴者の性別の視聴者属性をBとし、男性の場合はB=1、女性の場合はB=2という識別情報としている。
図1のS3において、視聴クライアント400は、システム制御装置100に対し、あるコンテンツの視聴中に繰り返し、当該コンテンツについての、識別情報を付与したマニフェストファイル要求を送信する。システム制御装置100は、当該要求に基づいてマニフェストファイルを生成し(又は選択し)、S4においてマニフェストファイルを視聴クライアント400に送信する。なお、マニフェストファイル自体を送信することに代えて、マニフェストファイルの場所を示す識別子(URL、アドレスなど)を視聴クライアント400に送信し、視聴クライアント400が受信した識別子の情報を基にマニフェストファイルを要求し、取得してもよい。
S5において、視聴クライアント400は、システム制御装置100から取得したマニフェストファイルに基づいて映像配信サーバ300へ映像データを要求する。S6において、映像配信サーバ300は、要求された映像データを視聴クライアント400に送信し、視聴クライアントは当該映像データを再生する。
S10として示されるように、映像配信サーバ300、及び、ネットワーク600は、それらを構成する装置のリソース状態や正常性(これらを「ネットワーク/システム状態」と呼ぶ)を把握し、システム制御装置100に送信することができる。システム制御装置100は、例えば所定時間間隔で上記のリソース状態や正常性を取得する。
オリジンサーバ500は、原型マニフェストファイルを繰り返し更新しており、システム制御装置100からの原型マニフェストファイルの要求に応じて原型マニフェストファイルを送信する。
なお、本実施の形態に係る映像配信システムでは、映像コンテンツがエンコーダにより複数品質でエンコードされ、エンコードされたデータが品質毎にセグメントに分割される。セグメントに分割されたデータが映像配信サーバに配置される。また、エンコーダは、品質毎、メディア(音声/映像)毎、セグメント毎に、セグメントの時間長、取得先(URL)等を記述した原型マニフェストファイルを生成し、出力する。なお、本実施の形態のオリジンサーバ500がエンコーダを備えていてもよいし、オリジンサーバ500はエンコーダを備えず、外部のエンコーダで生成された原型マニフェストファイルを格納することとしてもよい。
例えば、セグメント(セグメントデータあるいはセグメントファイルと呼んでもよい)の追加があると、原型マニフェストファイルには、当該セグメントについての情報が追加され、更新される。本実施の形態における原型マニフェストファイルの更新は、主にセグメントの追加を想定しているが、これに限られるわけではない。
(システム制御装置の構成、動作)
図1に示すように、システム制御装置100は、取得部110、推定部120、判断部130、生成送信部140、データ記憶部150を有する。以下、図4、図6、図9のフローチャートの手順に沿って、図1に示すシステム制御装置100の各部の動作を詳細に説明する。なお、図1に示すシステム制御装置100の構成(機能区分)は一例に過ぎない。
<図4のS101、S102>
まず、図4を参照して、システム制御装置100の配信開始に関する動作を説明する。
S101において、ある映像の配信が開始される際に、取得部110は当該映像の原型マニフェストファイルをオリジンサーバ500に要求して取得し、判断部130及び推定部120に入力する。また、制御方針がCPにより判断部130に入力され、S102において、判断部130は制御方針と原型マニフェストファイルをデータ記憶部150に保存する。
取得する原型マニフェストファイルは、市中のエンコーダなどから出力された一般的なマニフェストファイルを想定する。当該映像の制御方針を判断部130に入力する手段として、外部のシステムからの入力やシステム内に保存された情報を参照する形態などが考えられるが、これらに限られるものではない。
データ記憶部150に保存される制御方針は、ルール化したテーブルであってもよいし、制御方針に沿う事前に決められた処理手順(ロジック)のテンプレートであってもよい。
図5に、制御方針をルール化したテーブルの例を示す。図5に示すテーブルは、時間帯別に、ネットワーク/システム状態、及び識別情報(視聴者属性)に対する映像配信サーバ、映像編成、映像品質を格納する。
例えば、ネットワーク/システム状態が「東京サーバ正常&大阪サーバ正常」であり、受信したマニフェストファイル要求に付加されていた識別情報が「A=1&B=1」(東京在住、男性)である場合、判断部130は、図5に示すテーブルから、マニフェストファイル生成内容として、映像配信サーバ=東京サーバ、映像編成=男性向けCM入りコンテンツ、映像品質=高を決定する。なお、図5は一例である。制御方針をルール化したテーブルとして、時間帯、システムの状態、識別情報のうちのいずれか1つ又はいずれか2つと、映像データの取得に必要な情報とを有するテーブルを用いてもよい。
<図6のS201~S204>
次に、図6を参照して、システム制御装置100による原型マニフェストファイル繰り返し取得に関する動作を説明する。
以下の説明において、取得部110により、最も最近に取得された原型マニフェストファイルを「現取得タイミングで取得された原型マニフェストファイル」とし、現取得タイミングよりも1つ前の取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルを「前回取得タイミングで取得された原型マニフェストファイル」とする。また、現取得タイミングの次の取得タイミングを次取得タイミングとする。また、取得タイミングは、オリジンサーバ500に取得要求を送信する時刻である。例えば、現取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルは、より詳細には、現取得タイミングで送信された要求に基づいて取得された原型マニフェストファイルである。
推定部120は、取得した原型マニフェストファイルを分析し、更新タイミングを推定し、次取得タイミングを決定し、取得部110へ次取得タイミングを伝える。
より詳細には、S201において、推定部120は、現取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルとを比較することで、これらが同一の内容を有するかどうかを判断する。なお、推定部120は、前回取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルをデータ記憶部150から読み出すこととしてもよいし、推定部120内部で一時的に保持したものを用いてもよい。
S202において、推定部120が、現取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルとが異なると判断した場合、S203に進む。S203では、下記の方法で次取得タイミングを決定する。
推定部120は、現取得タイミングで取得された原型マニフェストファイル内のセグメントの時間長(再生した場合の再生時間長)に関する情報を抽出し、セグメントの時間長の一部又は全部の統計値を計算する。例えば、原型マニフェストファイル内に10個のセグメントについての情報がある場合、推定部120は、10個全部についての時間長の統計値を計算する、又は、10個のうちの一部(例えば5個)についての時間長の統計値を計算する。
ここでの統計値は例えば平均値(AVEとする)である。ただし、統計値として平均値を使用することは一例であり、平均値以外に、例えば、中央値、最頻値等を使用してもよい。ここでは、平均値(AVE)を使用することとする。
推定部120は、現取得タイミングの時刻からAVEの時間経過時点のタイミングを次取得タイミングとする。
図7に、S203における次取得タイミング決定の例を示す。図7に示すとおり、「現取得タイミング+AVE」が次取得タイミングとして決定される。
本実施の形態に係る原型マニフェストファイルの繰り返し取得処理において、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルが、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと異なる場合(つまり、更新されている場合)、現取得タイミングの短時間前に更新が行われている可能性が高い。ライブ配信やリニア配信等では、セグメントの追加に係る原型マニフェストファイルの更新は、時刻の経過に伴って、セグメントの時間長毎に行われると考えられるので、現取得タイミングのAVE(平均的なセグメント長)後には、次の更新がなされている可能性が高い。よって、図7の次取得タイミングで原型マニフェストファイルを取得することにより、短時間前に更新された原型マニフェストファイルを取得できる可能性が高い。
図6のS202において、推定部120が、現取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルとが同一であると判断した場合、S204に進む。S204では、下記の方法で次取得タイミングを決定する。
推定部120は、前回取得タイミング又は現取得タイミングの原型マニフェストファイル内のセグメントの時間長に関する情報を抽出し、セグメントの時間長の一部又は全部についての統計値(第1の統計値と呼ぶ)を計算する。例えば、原型マニフェストファイル内に10個のセグメントについての情報がある場合、推定部120は、10個全部についての時間長の統計値を計算する、又は、10個のうちの一部(例えば5個)についての時間長の第1の統計値を計算する。
第1の統計値は、S203で計算する統計値(平均値等)よりも値が大きくなる統計値であり、例えば、最大値(MAXとする)である。ただし、第1の統計値として最大値を使用することは一例であり、最大値以外に、例えば、Xパーセンタイル値(Xは例えば90)等を使用してもよい。ここでは、第1の統計値として最大値(MAX)を使用することとする。
推定部120は、前回取得タイミングの時刻からMAXの時間経過時点のタイミングを取得タイミング候補T1とする。
また、推定部120は、原型マニフェストファイル内のセグメントの時間長の一部又は全部についての第2の統計値を計算する。第2の統計値は、第1の統計値よりも値が小さくなる統計値であり、例えば、平均値(AVEとする)である。ただし、第2の統計値として平均値を使用することは一例であり、平均値以外に、例えば、中央値、最頻値等を使用してもよい。ここでは第2の統計値として平均値(AVE)を使用する。
推定部120は、現取得タイミングの時刻からAVEの時間経過時点のタイミングを取得タイミング候補T2とする。推定部120は、T1とT2を比較して、時間的により過去の取得タイミング候補を次取得タイミングと決定する。
図8に、S204における次取得タイミング決定の例を示す。図8の(a)に示すケースは、T1とT2のいずれも現取得タイミングに対して将来の時刻となるケースである。図8の(a)の場合、T1がT2より過去なので、T2が次取得タイミングとして決定される。
図8の(b)に示すケースは、T1が現取得タイミングに対して過去の時刻となり、T2が現取得タイミングに対して将来の時刻となるケースである。この場合もT1が次取得タイミングとして決定される。ただし、後述するように、図8の(b)のケースでは、現取得タイミングでの原型マニフェストファイル取得の後、直ぐに原型マニフェストファイルの取得を行う。
S204(現取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得された原型マニフェストファイルとが同一の場合)においては、現取得タイミングで未だ更新が行われていない。この場合、例えば、長い時間長のセグメントの配信が行われているために、更新がなされていないことが想定される。前回取得タイミングから第1の統計値(MAX等)が経過すれば、更新されている可能性は高いので、S204においては第1の統計値(MAX等)を用いることとしている。ただし、第1の統計値(MAX等)が非常に長い場合には、前回取得タイミングから第1の統計値(MAX等)が経過したタイミングの長時間前に更新が行われている可能性があるので、S204においては、第2の統計値(AVE等)も用いて、第1の統計値に基づくT1と第2の統計値に基づくT2を計算し、より過去のタイミングを次取得タイミングとしている。
上述したS203の統計値(AVE等)、S204の第2の統計値(AVE等)はいずれも、前回取得タイミングにおける原型マニフェストファイル取得時に計算した結果を一時的に保存して用いても良い。
また、S204の第1の統計値(MAX等)については、計算をせずにセグメントの時間長の最大値に該当する値を参照し、第1の統計値として使用してもよい。セグメントの時間長の最大値に該当する値は、データ記憶部150に予め保持しておき、推定部120が当該値を読み出すこととしてもよいし、オリジンサーバ500から取得してもよい。
また、S203とS204のいずれにおいても、統計値の計算において、外れ値を除くなどの統計処理を行っても良い。原型マニフェストファイル内の複数メディア間(例えば映像データと音声データ)でセグメントが分かれており時間長情報が異なる場合は、いずれか1つのメディアの時間長情報を用いてもよい。
<図6のS205~S208>
次に、S201~S204において推定部120により決定された次取得タイミングに基づく取得処理を説明する。
S205において、取得部110は、次取得タイミングが、現時点に対して未来(予定)であるか過去(既に予定時刻を経過している)であるかを確認する。現時点とは、S205の判断を行う時刻であり、次取得タイミングの決定がなされた直後の時刻である。
次取得タイミングが未来であればS206に進み、取得部110は、予定された次取得タイミングで原型マニフェストファイルをオリジンサーバ500へ要求する。次取得タイミングが過去であればS207に進み、取得部110は、即時に原型マニフェストファイルをオリジンサーバ500へ要求する。S208において、取得部110は、取得した原型マニフェストファイルを判断部130及び推定部120に入力し、判断部130は原型マニフェストファイルをデータ記憶部150に保存する。推定部120は、S201~S204の処理を行う。
<図9のS301~S305>
次に、図9を参照して、システム制御装置100のマニフェストファイル要求受付に関する動作を説明する。
判断部130は、視聴クライアント400から識別情報を付与したマニフェストファイルの要求を受信すると、S301において、データ記憶部150に保存されている制御方針と、最新の原型マニフェストファイルを検索して、S302において、時間帯、ネットワーク/システム状態、及び識別情報の組合せに対応する映像配信サーバ、映像編成、及び映像品質を確認する。なお、データ記憶部150には、様々なコンテンツの原型マニフェストファイルが格納されおり、上記の「原型マニフェストファイルを検索する」とは、視聴クライアント400からの要求に合致したコンテンツの原型マニフェストファイルを検索することである。
識別情報が暗号化されている場合は復号化して確認する。また、時間帯は、例えば、マニフェストファイルの要求を受信した時刻が属する時間帯である。そして、判断部130は、S303において、時間帯、ネットワーク/システム状態、及び識別情報の組合せに対応する映像配信サーバ、映像編成、及び映像品質をマニフェストファイル生成内容である映像配信サーバ、映像編成、映像品質として決定する。併せて、検索された原型マニフェストファイルをマニフェストファイル生成内容として決定する。
なお、時間帯、ネットワーク/システム状態、及び識別情報の組合せを用いることは一例である。例えば、時間帯、ネットワーク/システム状態、及び識別情報の3つの情報のうちの少なくとも1つの情報を用いて、映像配信サーバ、映像編成、及び映像品質を決定してもよい。また、映像配信サーバ、映像編成、及び映像品質は、映像データを取得するために必要な情報の一例である。また、「ネットワーク/システム状態」について、ネットワークもシステムに含まれると考えることで、「ネットワーク/システム状態」をシステムの状態と言い換えてもよい。例えば、時間帯、ネットワーク/システム状態、及び識別情報のうちの1つ、あるいはいずれか2つを用いて制御方針と原型マニフェストファイルを検索し、得られた情報をマニフェストファイル生成内容として決定してもよい。
S304において、生成送信部140は、判断部130により決定されたマニフェストファイル生成内容に基づきマニフェストファイルを生成し、S305において、生成したマニフェストファイルを視聴クライアント400へ送信する。
なお、マニフェストファイル自体を送信することに代えて、マニフェストファイルの場所を示す識別子(URL、アドレスなど)を視聴クライアント400に送信し、視聴クライアント400が受信した識別子の情報を基にマニフェストファイルを要求し、取得してもよい。マニフェストファイルを生成するとは、決定されたマニフェストファイル生成内容を、所定の映像配信プロトコルで規定されたフォーマットでファイル化することである。
生成したマニフェストファイルをデータ記憶部150に保存することで、後に同じ内容でマニフェストファイルを生成する必要が生じた場合に当該マニフェストファイルをデータ記憶部150から読み出して利用することとしてもよい。
(実施の形態の効果、まとめ等)
以上、説明したように、本実施の形態に係る技術によれば、システム制御装置100は、取得した原型マニフェストファイルを分析し、更新タイミングを推定して次の取得タイミングを決定することとしたので、適切なときに次の取得を行うことが可能となる。
これにより、更新されていない原型マニフェストファイルを繰り返し取得することによる負荷増大を回避できる。また、更新された原型マニフェストファイルを迅速に取得できないことによるマニフェストファイル生成の遅れに伴う配信遅延の増加や視聴クライアントでの再生中断を防ぐことが可能となる。
本明細書には、少なくとも下記の各項に記載されたシステム制御装置、及び原型マニフェストファイル取得方法が開示されている。
(第1項)
ネットワークを介して映像データの配信を行うシステムにおいて、視聴クライアントに送信するマニフェストファイルの基となる原型マニフェストファイルを取得するシステム制御装置であって、
オリジンサーバから取得した原型マニフェストファイルの内容を分析することにより、原型マニフェストファイルの次の取得タイミングを決定する推定部と、
前記推定部により決定された次の取得タイミングに基づいて、前記オリジンサーバから原型マニフェストファイルを取得する取得部と
を備えることを特徴とするシステム制御装置。
(第2項)
前記推定部は、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとを比較し、これらの原型マニフェストファイルが同一の内容を有するか否かにより処理を異ならせる
ことを特徴とする第1項に記載のシステム制御装置。
(第3項)
前記推定部は、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが異なると判断した場合に、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての統計値を計算し、現取得タイミングから当該統計値の時間経過時点のタイミングを次の取得タイミングとして決定する
第2項に記載のシステム制御装置。
(第4項)
前記推定部は、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが同一であると判断した場合に、取得した原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての統計値である第1の値を計算し、前回取得タイミングから当該第1の値の時間経過時点のタイミングを第1の取得タイミング候補として求め、
前記全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての統計値である第2の値を計算し、現取得タイミングから当該第2の値の時間経過時点のタイミングを第2の取得タイミング候補として求め、
前記第1の取得タイミング候補と前記第2の取得タイミング候補を比較して、時間的により過去の取得タイミング候補を次の取得タイミングとして決定する
ことを特徴とする第2項又は第3項に記載のシステム制御装置。
(第5項)
前記推定部は、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが同一であると判断した場合に、セグメントの時間長の最大値に該当する値を第1の値として取得し、前回取得タイミングから当該第1の値の時間経過時点のタイミングを第1の取得タイミング候補として求め、
取得した原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての統計値である第2の値を計算し、現取得タイミングから当該第2の値の時間経過時点のタイミングを第2の取得タイミング候補として求め、
前記第1の取得タイミング候補と前記第2の取得タイミング候補を比較して、時間的により過去の取得タイミング候補を次の取得タイミングとして決定する
ことを特徴とする第2項又は第3項に記載のシステム制御装置。
(第6項)
現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが異なる場合における前記統計値、及び、前記第2の値はいずれも、原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての平均値であり、
統計値としての前記第1の値は、原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての最大値である
第3項ないし第5項のうちいずれか1項に記載のシステム制御装置。
(第7項)
前記取得部は、次の取得タイミングが、現時点よりも未来であるか過去であるかを確認し、未来であれば、当該次の取得タイミングで原型マニフェストファイルをオリジンサーバへ要求し、過去であれば即時に原型マニフェストファイルをオリジンサーバへ要求する
第1項ないし第6項のうちいずれか1項に記載のシステム制御装置。
(第8項)
ネットワークを介して映像データの配信を行うシステムにおいて、視聴クライアントに送信するマニフェストファイルの基となる原型マニフェストファイルを取得するシステム制御装置が実行する原型マニフェストファイル取得方法であって、
オリジンサーバから取得した原型マニフェストファイルの内容を分析することにより、原型マニフェストファイルの次の取得タイミングを決定する推定ステップと、
前記推定ステップにより決定された次の取得タイミングに基づいて、前記オリジンサーバから原型マニフェストファイルを取得する取得ステップと
を備えることを特徴とする原型マニフェストファイル取得方法。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 システム制御装置
110 取得部
120 推定部
130 判断部
140 生成送信部
150 データ記憶部
200 サービスサイト
300 映像配信サーバ
400 視聴クライアント
500 オリジンサーバ
600 ネットワーク
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インターフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置

Claims (8)

  1. ネットワークを介して映像データの配信を行うシステムにおいて、視聴クライアントに送信するマニフェストファイルの基となる原型マニフェストファイルを取得するシステム制御装置であって、
    オリジンサーバから取得した原型マニフェストファイルの内容を分析することにより、原型マニフェストファイルの次の取得タイミングを決定する推定部と、
    前記推定部により決定された次の取得タイミングに基づいて、前記オリジンサーバから原型マニフェストファイルを取得する取得部と
    を備えることを特徴とするシステム制御装置。
  2. 前記推定部は、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとを比較し、これらの原型マニフェストファイルが同一の内容を有するか否かにより処理を異ならせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム制御装置。
  3. 前記推定部は、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが異なると判断した場合に、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての統計値を計算し、現取得タイミングから当該統計値の時間経過時点のタイミングを次の取得タイミングとして決定する
    請求項2に記載のシステム制御装置。
  4. 前記推定部は、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが同一であると判断した場合に、取得した原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての統計値である第1の値を計算し、前回取得タイミングから当該第1の値の時間経過時点のタイミングを第1の取得タイミング候補として求め、
    前記全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての統計値である第2の値を計算し、現取得タイミングから当該第2の値の時間経過時点のタイミングを第2の取得タイミング候補として求め、
    前記第1の取得タイミング候補と前記第2の取得タイミング候補を比較して、時間的により過去の取得タイミング候補を次の取得タイミングとして決定する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のシステム制御装置。
  5. 前記推定部は、現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが同一であると判断した場合に、セグメントの時間長の最大値に該当する値を第1の値として取得し、前回取得タイミングから当該第1の値の時間経過時点のタイミングを第1の取得タイミング候補として求め、
    取得した原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての統計値である第2の値を計算し、現取得タイミングから当該第2の値の時間経過時点のタイミングを第2の取得タイミング候補として求め、
    前記第1の取得タイミング候補と前記第2の取得タイミング候補を比較して、時間的により過去の取得タイミング候補を次の取得タイミングとして決定する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のシステム制御装置。
  6. 現取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルと、前回取得タイミングで取得した原型マニフェストファイルとが異なる場合における前記統計値、及び、前記第2の値はいずれも、原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての平均値であり、
    統計値としての前記第1の値は、原型マニフェストファイル内の全セグメントのうちの全部又は一部のセグメントの時間長についての最大値である
    請求項4又は5に記載のシステム制御装置。
  7. 前記取得部は、次の取得タイミングが、現時点よりも未来であるか過去であるかを確認し、未来であれば、当該次の取得タイミングで原型マニフェストファイルをオリジンサーバへ要求し、過去であれば即時に原型マニフェストファイルをオリジンサーバへ要求する
    請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載のシステム制御装置。
  8. ネットワークを介して映像データの配信を行うシステムにおいて、視聴クライアントに送信するマニフェストファイルの基となる原型マニフェストファイルを取得するシステム制御装置が実行する原型マニフェストファイル取得方法であって、
    オリジンサーバから取得した原型マニフェストファイルの内容を分析することにより、原型マニフェストファイルの次の取得タイミングを決定する推定ステップと、
    前記推定ステップにより決定された次の取得タイミングに基づいて、前記オリジンサーバから原型マニフェストファイルを取得する取得ステップと
    を備えることを特徴とする原型マニフェストファイル取得方法。
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