JP7362009B1 - デジタルツインプラットフォームシステムおよびデジタルツイン提供方法 - Google Patents

デジタルツインプラットフォームシステムおよびデジタルツイン提供方法 Download PDF

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Abstract

デジタルツインプラットフォームシステム(1)は、リアル空間(2)と、バーチャル空間(3)と、リアル空間に存在する資産をバーチャル空間内で再現するデジタルツインを利用者に提供するプラットフォーム(4)と、を含み、プラットフォームは、リアル空間に存在する資産に関するデータを収集するデータ入出力部(41)と、デジタルツインを実現するデジタルツインプログラムを管理するプログラム管理部(44)と、データ入出力部が収集したデータを用いてデジタルツインプログラムを実行し、1つ以上の利用者のそれぞれに対応する1つ以上のデジタルツインを実現するデジタルツイン実行部(45)と、データ入出力部が収集したデータ、デジタルツイン実行部が実現するデジタルツイン、およびデジタルツインプログラムの実行結果のそれぞれを利用可能な参加者の情報を、利用許諾を設定可能な単位ごとに個別に管理する参加者管理部(46)と、を備える。

Description

本開示は、複数のデジタルツインを複数のユーザで使用可能にするデジタルツインプラットフォームシステムおよびデジタルツイン提供方法に関する。
近年、FA(Factory Automation)分野にデジタルツインの導入が検討されている。デジタルツインは、現実に存在する空間領域であるリアル空間においてデータを収集し、収集したデータを活用してリアル空間と同じ空間をデジタル空間上で再現することをいう。
例えば、特許文献1では、熟練工である匠のノウハウをデータとして収集し、収集したデータを用いて、匠の技能を仮想空間上で再現するデジタルツインを構築する技術が開示されている。
特許第6926224号公報
従来のデジタルツインは、デジタルツインを有する同一ユーザ内での使用に留まっており、例えば、あるユーザが有するデジタルツインでのシミュレーション結果を、関連する他社と共有することが出来なかった。例えば、設備メーカと、設備のユーザとが、1つのデジタルツインで実施したシミュレーションの結果を共有し、設備で発生した不具合の解消に利用することができなった。すなわち、デジタルツインを共有可能とするプラットフォームが存在しなかった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のユーザによる同一デジタルツインの使用を実現するデジタルツインプラットフォームシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかるデジタルツインプラットフォームシステムは、現実に存在する空間領域であるリアル空間と、仮想的な空間領域であるバーチャル空間と、リアル空間に存在する資産をバーチャル空間内で再現するデジタルツインを利用者に提供するプラットフォームと、を含む。プラットフォームは、リアル空間に存在する資産に関するデータを収集するデータ入出力部と、データ入出力部が収集したデータに基づいてデジタルツインを実現するデジタルツインプログラムを管理するプログラム管理部と、データ入出力部が収集したデータを用いてデジタルツインプログラムを実行し、1つ以上の利用者のそれぞれに対応する1つ以上のデジタルツインを実現するデジタルツイン実行部と、データ入出力部が収集したデータ、デジタルツイン実行部が実現するデジタルツイン、およびデジタルツインプログラムの実行結果のそれぞれを利用可能な参加者の情報を、利用許諾を設定可能な単位ごとに個別に管理する参加者管理部と、を備える。デジタルツイン実行部は、利用可能な参加者が複数存在するデジタルツインを更新する場合、更新するデジタルツインを利用可能な参加者のそれぞれが利用可能な他のデジタルツインの更新を併せて実施し、同じ利用者が参加者に設定されている複数のデジタルツインを連携させる。
本開示にかかるデジタルツインプラットフォームシステムは、複数のユーザによる同一デジタルツインの使用を実現できる、という効果を奏する。
実施の形態にかかるデジタルツインプラットフォームシステムに相当するデジタルツインシステムの構成例を示す図 デジタルツインシステムを実現するプラットフォームの配置例を示す図 デジタルツインシステムにおけるシミュレーションの実施位置の一例を示す図 デジタルツインシステムを実現するプラットフォームの構成例を示す図 デジタルツインシステムを実現するプラットフォームの記憶部がデータを記憶する方法を概念的に示す図 デジタルツインシステムを実現するプラットフォームの記憶部によるデータの記憶方法の一例を示す図 デジタルツインシステムを実現するプラットフォームの記憶部が記憶する、サプライヤと紐づけられたデータ群の一例を示す図 デジタルツインシステムを実現するプラットフォームの記憶部が記憶する、共通サービスに含まれるデータ群の一例を示す図 デジタルツインシステムに含まれるバーチャル空間の第1の例を示す図 デジタルツインシステムに含まれるバーチャル空間の第2の例を示す図 デジタルツインシステムに含まれるバーチャル空間の第3の例を示す図 デジタルツインシステムを実現するプラットフォームのハードウェア構成の一例を示す図
以下に、本開示の実施の形態にかかるデジタルツインプラットフォームシステムおよびデジタルツイン提供方法を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態.
図1は、実施の形態にかかるデジタルツインプラットフォームシステムに相当するデジタルツインシステム1の構成例を示す図である。
図1に示すように、デジタルツインシステム1は、現実に存在する空間領域であるリアル空間2に存在する製造ラインや設備などの有体物である資産を、仮想的な空間領域であるバーチャル空間3内で電子的な資産として実現し、いわゆるデジタルツインを実現するシステムである。このデジタルツインシステム1は、リアル空間2をプラットフォーム4に接続して構成される。具体的には、プラットフォーム4がリアル空間2に存在する資産に関するデータをリアル空間2から収集し、収集したデータに基づいて、リアル空間2に存在する資産をバーチャル空間3において再現する。なお、バーチャル空間はメタバースとも称される。図1では、バーチャル空間3がプラットフォーム4の外部に独立して存在するように見える記載としているが、実際には、プラットフォーム4上にバーチャル空間3が構築される。また、プラットフォーム4は、通信ネットワークなどを介してリアル空間2と接続される。
本実施の形態において、デジタルツインとは、プラットフォーム4がリアル空間2からデータを収集し、収集したデータを元に、データ収集元の資産をバーチャル空間3内で再現すること、すなわち、バーチャル空間3でリアル空間2を再現することをいう。また、バーチャル空間3でリアル空間2を再現することをシミュレーションという。
プラットフォーム4は、リアル空間2に存在する資産の状態とバーチャル空間3で再現している資産の状態とを連携させる。すなわち、プラットフォーム4は、リアル空間2からのデータ収集を継続して行うとともに、収集したデータに基づいてバーチャル空間3で再現している資産の状態を適宜更新する。
本実施の形態において、リアル空間2には、例えば、甲社工場2Aおよび乙社工場2Bと、これらの工場で稼働する装置等を提供するサプライヤ2C(丙社)とが存在する。甲社工場2Aは、A製造ライン(図1では「Aライン」と記載、以下同様)、B製造ライン、C製造ラインを有しており、これらの製造ラインは、デジタルツインの対象ラインである。B製造ラインは、サプライヤ2Cが提供する装置Aを有している。乙社工場2Bは、甲社工場2Aと同様に、D製造ライン、E製造ライン、F製造ラインを有している。D製造ラインは、サプライヤ2Cが提供する装置Aを有している。サプライヤ2Cは、装置A、製造ラインを適切に稼働するノウハウ、ツール(例えば、装置Aを制御する制御プログラム、装置Aの機能を追加するための機能追加プログラム、など)を提供する。なお、サプライヤ2Cは、リアル空間2で人が介在してノウハウやツールを甲社工場2Aや乙社工場2Bに提供してもよく、後述のバーチャル空間3を介して甲社工場2Aや乙社工場2Bにノウハウやツールを提供してもよい。
バーチャル空間3には、電子的な資産として、リアル空間2に存在する甲社工場2A、乙社工場2Bおよびサプライヤ2Cの対となる甲社工場3A、乙社工場3Bおよびサプライヤ3Cが設けられている。また、バーチャル空間3の甲社工場3Aは、リアル空間2の甲社工場2Aの各製造ラインの対となるA製造ライン、B製造ラインおよびC製造ラインを有し、バーチャル空間3の乙社工場3Bは、リアル空間2の乙社工場2Bの各製造ラインの対となるD製造ライン、E製造ラインおよびF製造ラインを有し、バーチャル空間3のサプライヤ3Cは、リアル空間2のサプライヤ2Cが有する資産の対となる装置A、ノウハウ、ツールなどを有する。また、バーチャル空間3には、例えば、デジタルツインシステム1の運営者が提供する共通サービス3Dとして、ユースケース、製造ラインを効果的に運営する為のノウハウ、工場の製造ラインをシミュレーションする為のデータが設けられている。
デジタルツインシステム1は、プラットフォーム4上にバーチャル空間3が設けられているが、このプラットフォーム4は、図2に示すように、クラウド40上に設けられている。クラウド40は、リアル空間2の工場およびサプライヤとネットワークを介して接続し、リアル空間2から得たデータをバーチャル空間3の工場やサプライヤに提供すると共に、バーチャル空間3から得たデータをリアル空間2の工場やサプライヤに提供するようになされている。なお、図2は、デジタルツインシステム1を実現するプラットフォーム4の配置例を示す図である。
例えば、デジタルツインシステム1において、プラットフォーム4は、リアル空間2の甲社工場2AにおけるA製造ラインの設備からデータを収集し、このデータを用いて、バーチャル空間3の甲社工場3AでA製造ラインをシミュレーションする。甲社工場と同様に、乙社工場およびサプライヤもデジタルツインを利用できるようになされている。
ここで、本実施の形態にかかるデジタルツインシステム1では、甲社工場および乙社工場は、互いのバーチャル空間3の利用に同意した場合、甲社工場と乙社工場とが、互いに、甲社工場と乙社工場とのバーチャル空間3、すなわち互いのデジタルツインを利用できる。このとき、甲社工場は、プラットフォーム4が収集した甲社工場および乙社工場のデータを利用することができる。これによって、甲社工場は、甲社工場および乙社工場を含めて、所望の視点でシミュレーションすることができる。例えば、甲社工場と乙社工場とがサプライチェーンで連なっている場合、甲社工場は、甲社工場の視点で、甲社工場と乙社工場との生産の流れをシミュレーションできる。また、甲社工場は、同様に、サプライヤのバーチャル空間3や、共通サービス3Dを利用することができる。
一方、サプライヤである丙社は、甲社工場および乙社工場のバーチャル空間3での機能を向上する為のサービスを提供する。例えば、丙社が甲社工場に対し、装置Aのモデルを提供することで、甲社工場は、装置Aのモデルを用いて、装置Aが設けられた製造ラインBのシミュレーションを実施することができる。また、丙社が甲社工場に対し、製造ラインを効率的に運用する為のノウハウを提供することで、甲社工場は、製造ラインを効率的に運用する為の運用方法をシミュレーションで確認することができる。また、丙社が甲社工場に対し、装置Aを制御する為の制御プログラムおよび装置Aの機能を向上する為の機能追加プログラムを提供することで、甲社工場は、機能向上後の装置Aをシミュレーションすることができる。
また、共通サービス3Dでは、ユースケース、ノウハウ、共通利用可能なデータなどを提供する。ここで、ユースケースとは、シミュレーションモデル、シミュレーション結果などであり、ノウハウとは、熟練工の知見などである。例えば、共通サービス3Dが甲社工場に対し、ユースケースとしてシミュレーションモデルやシミュレーション結果を提供することで、甲社工場は、製造ラインのシミュレーション環境を早期に立ち上げることができる。また、共通サービス3Dが甲社工場に対し、装置Aを使用する熟練工の知見をノウハウとして提供することで、甲社工場は、装置Aの調整を効果的にすることができる。また、共通サービス3Dが甲社工場に対し、共通利用可能なデータを提供することで、甲社工場は、立ち上げた製造ラインのシミュレーション環境において、提供されたデータを用いてシミュレーションを実施できる。
すなわち、デジタルツインシステム1において、各々デジタルツインを有する甲社工場、乙社工場およびサプライヤは、他の許可を得た後、他が保有するデジタルツインに相乗りして利用することができる。また、デジタルツインシステム1は、プラットフォーム4上に複数のデジタルツインが搭載され、これらデジタルツインのうち、許可を得ているシステム同士が連携して動作するようになされている。また、バーチャル空間3でのシミュレーション結果が、リアル空間2に反映するようになされている。なお、リアル空間2への反映は、各々が保有するデジタルツイン内での反映のみならず、各々が保有するデジタルツインが連動する場合、連動するデジタルツイン間において、リアル空間2に反映される。
デジタルツインシステム1において、バーチャル空間3は、図2に示すようにクラウド40上でシミュレーションが実施されて存在する場合と、図3に示すように各社工場に設置されたデジタルツイン用のシミュレーション装置20A,20Bおよびクラウド40上でシミュレーションが実施されて存在する場合とがある。なお、シミュレーション装置20Aは甲社工場に設置され、シミュレーション装置20Bは乙社工場に設置されている。図3は、デジタルツインシステム1におけるシミュレーションの実施位置の一例を示す図である。
図3に示す構成とする場合、シミュレーション装置20A,20Bで実施されたシミュレーション結果が、クラウド40上に反映される。シミュレーション装置20Aおよび20Bとクラウド40とは連携しており、クラウド40上への反映は、シミュレーション装置20Aおよび20Bが実施したシミュレーション結果をクラウド40上にバックアップすることで実施する。甲社工場のデジタルツインと乙社工場のデジタルツインとが連携する場合、すなわち、甲社工場と乙社工場との間で、デジタルツインの相互利用が許可されている場合、クラウド40は、例えば、シミュレーション装置20Aによるシミュレーション結果がクラウド40にバックアップされると、バックアップされたシミュレーション装置20Aのシミュレーション結果をシミュレーション装置20Bに反映する。これにより、シミュレーション装置20Bは、シミュレーション装置20Aによるシミュレーション結果を考慮した上で、シミュレーションを実施することができる。
ここでプラットフォーム4の構成について説明する。図4は、デジタルツインシステム1を実現するプラットフォーム4の構成例を示す図である。図4に示すように、プラットフォーム4は、データ入出力部41、記憶部42、データ管理部43、プログラム管理部44、デジタルツイン実行部45および参加者管理部46を備える。
データ入出力部41は、リアル空間2に存在する既存設備等との間でデータの送受信を行う。記憶部42は、デジタルツインで用いるデータ等を記憶する。
データ管理部43は、データ入出力部41がリアル空間2から収集したデータを、データの所有者およびデータ収集源と紐づけ、記憶部42で記憶させる。データの所有者は、例えば甲社であり、データ収集源は、例えば甲社工場のB製造ラインの装置Aである。記憶部42は、例えば、図5に示すように、データの所有者である甲社、乙社および丙社のそれぞれと、データ収集源である製造ラインなどとを、受信したデータと紐づけて記憶する。図5は、デジタルツインシステム1を実現するプラットフォーム4の記憶部42がデータを記憶する方法を概念的に示す図である。
プログラム管理部44は、記憶部42で記憶されているデータを用いたシミュレーションを実行してデジタルツインを実現するデジタルツインプログラムを管理する。
デジタルツイン実行部45は、データ管理部43が管理するデータとプログラム管理部44が管理するデジタルツインプログラムとを用いてシミュレーションを実行することで、デジタルツインシステム1の利用者それぞれにデジタルツインを提供する。ここでの利用者とは、プラットフォーム4に接続されるリアル空間2に資産を有する企業などであり、図1に示す構成の場合は甲社、乙社および丙社が該当する。
参加者管理部46は、プログラム管理部44で管理されたデジタルツインプログラムをデジタルツイン実行部45が実行することで実現されるデジタルツインを使用可能な参加者を管理する。参加者管理部46が管理する参加者は、デジタルツインの使用に加えて、デジタルツインプログラムの実行結果、例えばシミュレーション結果、などを使用できるものとする。
ソフトウェアプラットフォームであるプラットフォーム4は、参加者管理部46が管理する参加者の情報に基づいて、どの利用者にどのデジタルツイン等を使用させるか否かを決定する。
プラットフォーム4の各構成要素について、さらに詳しく説明する。
データ入出力部41は、リアル空間2に存在する生産設備などである既存設備等からデータを受信すると、受信したデータをデータ管理部43に送信する。またデータ入出力部41は、デジタルツイン実行部45でシミュレーションを実行した後、そのシミュレーション結果をリアル空間2の設備等に送信する。この場合、シミュレーション結果には、設備等を稼働する為のパラメータ値が含まれている。データ入出力部41は、このパラメータ値を設備等に送信し、設備等は受信したパラメータ値に基づいて稼働することによるデジタルツインを実現し得るようになされている。
記憶部42は、データ管理部43、プログラム管理部44、デジタルツイン実行部45および参加者管理部46において必要なデータ等を記憶する。記憶部42は、これらのデータを、例えば図6の(A)に示すように記憶することで管理する。図6は、デジタルツインシステム1を実現するプラットフォーム4の記憶部42によるデータの記憶方法の一例を示す図である。図6の(A)に示すように、記憶部42は、例えば、甲社に関するデータとして、データ管理部43から受信した甲社のリアル空間2から取得した設備等のデータ(図6の(B)に記載の「データ」が該当)と、このデータに関連する情報(図6の(B)に記載の「データ収集源」、「I/F情報」、「データ利用権限者(所有者)」が該当)とを合わせて、データ関連情報群として記憶する。また、記憶部42は、プログラム管理部44が管理する甲社のデジタルツインプログラム、および、デジタルンツインプログラムの実行結果を視覚的に表示する為の画面であるデジタルツイン画面を記憶する。また、記憶部42は、デジタルツイン実行部45で実行したデジタルツインプログラムの実行結果を記憶する。
また、記憶部42は、デジタルツインプログラム、プログラム実行に必要なデータ(以下、「プログラム実行用データ」と称する場合がある)およびデジタルツインプログラムの実行結果を利用する参加者を記憶する。この参加者は、甲社に限らず、甲社がデジタルツインプログラム、プログラム実行用データおよびデジタルツインプログラム実行結果の共有利用を許諾した者(例えば、乙社、丙社)も含まれる。なお、共有利用の許諾は、デジタルツインプログラム、プログラム実行用データおよびデジタルツインプログラム実行結果の一部についてのみ行うようにしてもよい。共有利用の許諾範囲は参加者毎に異なる設定としてもよい。例えば、ある参加者にはデジタルツインプログラム実行結果のみを許諾する、などとしてもよい。このように、他社間でデジタルツインプログラム等の共有利用を可能とすることで、バーチャル空間3において、例えば、複数者による工場のそれぞれにおいて製造された製品を最終的に組み立てるシミュレーションや、他社製造ラインに自社装置を設置した際の動作のシミュレーションを行うことが可能となる。
図6の(B)は、記憶部42に記憶されるデータ等の構成を示す。データ関連情報群は、データ収集源と、データ収集源から取得したデータと、データをデジタルツインプログラムの所定の箇所で利用する為の識別情報であるI/F情報と、データの所有者を示すデータ利用権限者(所有者)とからなる。このデータ利用権限者(所有者)は、他社に対してデータの許諾可否を決定する決定権が付与されている。例えば、設備a1では、甲社●●に、他社にデータの許諾可否を決定する決定権が付与されている。
図6の(A)に記載の甲社と紐づけされた「参加者」は、データの利用が許可された他社を示す情報からなる、図6の(B)に記載の「データ利用権限者(共有者)」からなる。例えば、データ利用権限者(共有者)に“乙社、丙社”と記載されている場合、乙社、丙社に対してデータの利用権限が付与されており、“オープン”と記載されている場合は、アクセスしてきた者に対して都度データの利用権限が付与されることとなる。
データ管理部43は、甲社と紐づけられているデータ関連情報群に対し、乙社または丙社からアクセスがあった場合、アクセス対象のデータと紐づけられているデータ利用権限者(共有者)に基づいてデータの許諾可否を確認する。許諾が確認できた場合、データ管理部43は、アクセス元(乙社または丙社)に対し、データの提供を行う。データ管理部43は、許諾が確認できない場合、アクセス元に対し、データの提供を行わない。
また、データ利用権限者(共有者)は、デジタルツインプログラムおよびデジタルツインプログラム実行結果とも紐づいている。プログラム管理部44は、甲社と紐づけられているデジタルツインプログラムまたはデジタルツインプログラム実行結果に対し、乙社または丙社からアクセスがあった場合、データ利用権限者(共有者)に基づいてデジタルツインプログラムまたはデジタルツインプログラム実行結果の許諾可否を確認する。許諾が確認できた場合、プログラム管理部44は、アクセス元(乙社または丙社)が、デジタルツインプログラムまたはデジタルツインプログラム実行結果を使用できるようにする。データ管理部43は、許諾が確認できない場合、アクセス元に、デジタルツインプログラムまたはデジタルツインプログラム実行結果を使用させない。
なお、乙社および丙社も甲社と同様に、記憶部42が、乙社および丙社のデータ関連情報群などを記憶し、乙社および丙社の参加者としてデータ利用権限者(共有者)が管理されている。上述の図6を用いて説明した例では、甲社のデータ利用権限者(共有者)に他社が記載されていれば、他社が甲社のデータ等を利用し得るようになされているが、他の例として、データを利用する者、データを利用される者のデータ利用権限者(共有者)に互いの名前が記載されている場合にのみ他社のデータ等を利用し得るようにしてもよい。これによって、両社で互いのデジタルツインを利用することができ、デジタルツインの実行結果を共有することが可能となる為、互いが利用できるデータの不整合によって生じるデジタルツインの精度低減を抑止することができる。
上述に加え、サプライヤである丙社と紐づけられたデータ群は、図7に示すように、ノウハウ情報の提供、ツール情報の提供をし得るようになされている。ここで、デジタルツインプログラム、デジタルツイン画面およびデジタルツインプログラム実行結果は、サプライヤが提供する装置に関するものであり、データ関連情報群は、サプライヤが提供する装置におけるシミュレーションを実施する為のサンプルデータである。そして、ノウハウ情報は、デジタルツインを効果的に実施する為の情報であり、例えば、シミュレーションのプログラム例、最適なパラメータ値などである。ツール情報は、サプライヤが提供する装置に関し、装置を制御する為の制御プログラム(例えば、バージョンアップ版の制御プログラム)、装置を機能アップする為の追加機能(例えば、モジュールソフトウェア)である。
なお、デジタルツインプログラム、デジタルツイン画面およびデジタルツインプログラム実行結果は、装置に対して追加機能が施される場合、追加機能に対応し得るように更新されており、デジタルツインにおいてバーチャル空間3とリアル空間2とでの動きに違いが生じないようになされている。
また、共通サービスは、図8に示すように、図7に示すサプライヤと紐づけられたデータ群と同様の構成でなされている。ただし、デジタルツインプログラム、デジタルツイン画面およびデジタルツインプログラム実行結果は、ユースケースとして準備されている。すなわち、共通サービスは、汎用的な装置を対象としたデジタルツインを実施し得るようになされている。ノウハウ情報およびツール情報も汎用的な装置を対象としたサービスとして設定されている。ここで、共通サービスは、プラットフォーム4に登録された者を対象としたサービスであることから、参加者は、プラットフォーム4に登録された者が記載されるようになされている。具体的には、プラットフォーム4に新たに者が登録されると、参加者管理部46が、登録された者を共通サービスの参加者に記載するようになされている。これにより、プラットフォーム4に登録された者は、共通サービスのサービスを利用することができる。
次に、甲社視点でのバーチャル空間3の例について、図9~図11を用いて示す。すなわち、図9~図11に示すように、プラットフォーム4において、バーチャル空間3が構築されている。なお、図9は、デジタルツインシステム1に含まれるバーチャル空間3の第1の例を示す図、図10は、デジタルツインシステム1に含まれるバーチャル空間3の第2の例を示す図、図11は、デジタルツインシステム1に含まれるバーチャル空間3の第3の例を示す図である。
図9は、バーチャル空間3において、甲社が共通サービス3Dだけを利用できる状況を示す。すなわち、甲社は、自社内でクローズしたデジタルツインを実施しており、必要に応じてデジタルツインを提供するプラットフォーム4の共通サービス3Dのみを利用し得るようになされている。この場合、プラットフォーム4の記憶部42が記憶する、甲社と紐づけられた参加者(図6参照)には、未記載または共通サービスのみが記載されることとなる。
図10は、バーチャル空間3において、甲社が共通サービス3Dを利用できると共に、サプライヤ3Cから甲社が使用するノウハウやツールの提供を受けることができる状況を示す。すなわち、甲社は、甲社が使用する装置を提供するサプライヤである丙社のサービスを利用したデジタルツインを実施しており、必要に応じてデジタルツインを提供するプラットフォーム4の共通サービス3Dのみを利用し得るようになされている。この場合、プラットフォーム4の記憶部42が記憶する、甲社と紐づけられた参加者(図6参照)には、サプライヤおよび共通サービスの一方または双方が記載されることとなる。
図11は、バーチャル空間3において、甲社と乙社とが連携し、また、甲社および乙社は、共通サービス3Dを利用できると共に、サプライヤ3Cからノウハウやツールの提供を受けることができる状況を示す。すなわち、甲社は、図10に示す状態に加えて、乙社とデジタルツインを共有して実施し得るようになされている。この場合、プラットフォーム4の記憶部42が記憶する、甲社と紐づけられた参加者(図6参照)には、乙社、サプライヤおよび共通サービスのうち、少なくとも1つが記載されることとなる。
なお、図9~図11の場合はいずれも、参加者管理部46が、各々が利用し得るデジタルツインを管理している。
つづいて、上述したプラットフォーム4のハードウェアの一例について説明する。図12は、デジタルツインシステム1を実現するプラットフォーム4のハードウェア構成の一例を示す図である。
プラットフォーム4は、例えば、図12に示すプロセッサ101、メモリ102およびインタフェース回路103により実現することができる。
プロセッサ101の例は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)またはシステムLSI(Large Scale Integration)である。メモリ102の例は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等などである。インタフェース回路103は、プラットフォーム4が、通信機能を有する外部の機器との間でデータの受け渡しを行うための回路である。
プラットフォーム4のデータ入出力部41は、インタフェース回路103により実現される。また、プラットフォーム4の記憶部42は、メモリ102により実現させる。
プラットフォーム4のデータ管理部43、プログラム管理部44、デジタルツイン実行部45および参加者管理部46は、これらの各部として動作するためのプログラムをプロセッサ101が実行することにより実現される。データ管理部43、プログラム管理部44、デジタルツイン実行部45および参加者管理部46として動作するためのプログラムはメモリ102に予め格納されている。プロセッサ101は、このプログラムをメモリ102から読み出して実行することにより、データ管理部43、プログラム管理部44、デジタルツイン実行部45および参加者管理部46として動作する。
図12に示すプロセッサ101、メモリ102およびインタフェース回路103は、電子計算機を構成するハードウェアであってもよい。すなわち、デジタルツインシステム1のプラットフォーム4は、電子計算機と、電子計算機で実行されるプログラムとで実現される形態であってもよい。複数の電子計算機が連携して動作することでデジタルツインシステム1のプラットフォーム4が実現される形態であってもよい。
以上説明したように、本実施の形態にかかるデジタルツインシステム1は、リアル空間2に存在する、デジタルツインの実現に必要なデータを出力する資産と、リアル空間2に存在する資産からデジタルツインの実現に必要なデータを収集し、収集したデータに基づいて、データ収集元とした各資産をバーチャル空間3において再現するプラットフォーム4とを含む。プラットフォーム4は、リアル空間2からデータを収集するデータ入出力部41と、リアル空間2から収集したデータをデータ収集源と紐づけて管理するデータ管理部43と、デジタルツインシステム1の利用者にデジタルツインを提供するデジタルツイン実行部45と、リアル空間2から収集したデータ、利用者ごとに構築されたデジタルツインおよびデジタルツインプログラムの実行結果のそれぞれを利用可能な参加者の情報を管理する参加者管理部46とを備える。デジタルツインシステム1は、リアル空間2から収集したデータ、利用者ごとに構築されたデジタルツイン、およびデジタルツインプログラムの実行結果を利用者に利用させるか否かを、参加者管理部46が管理する利用者情報に基づいて決定する。
本実施の形態にかかるデジタルツインシステム1によれば、複数のユーザ(製造業者、製造業者が使用する装置のサプライヤなどのうち、予め定められた参加者)の間でデジタルツインを共有させ、異なるユーザのデジタルツイン同士を連携させることができる。また、複数のデジタルツインを介して、複数の参加者間で、ノウハウ、データ、ユースケース等を共有させることが可能となる。
なお、本実施の形態では、デジタルツインを共有するユーザが製造業者などの企業である場合について説明したが、デジタルツインを共有するユーザに個人が含まれていてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 デジタルツインシステム、2 リアル空間、2A,3A 甲社工場、2B,3B 乙社工場、2C,3C サプライヤ、3 バーチャル空間、3D 共通サービス、4 プラットフォーム、40 クラウド、41 データ入出力部、42 記憶部、43 データ管理部、44 プログラム管理部、45 デジタルツイン実行部、46 参加者管理部。

Claims (10)

  1. 現実に存在する空間領域であるリアル空間と、
    仮想的な空間領域であるバーチャル空間と、
    前記リアル空間に存在する資産を前記バーチャル空間内で再現するデジタルツインを利用者に提供するプラットフォームと、
    を含み、
    前記プラットフォームは、
    前記リアル空間に存在する前記資産に関するデータを収集するデータ入出力部と、
    前記データ入出力部が収集した前記データに基づいて前記デジタルツインを実現するデジタルツインプログラムを管理するプログラム管理部と、
    前記データ入出力部が収集した前記データを用いて前記デジタルツインプログラムを実行し、1つ以上の利用者のそれぞれに対応する1つ以上の前記デジタルツインを実現するデジタルツイン実行部と、
    前記データ入出力部が収集した前記データ、前記デジタルツイン実行部が実現する前記デジタルツイン、および前記デジタルツインプログラムの実行結果のそれぞれを利用可能な参加者の情報を、利用許諾を設定可能な単位ごとに個別に管理する参加者管理部と、
    を備え
    前記デジタルツイン実行部は、利用可能な前記参加者が複数存在する前記デジタルツインを更新する場合、更新する前記デジタルツインを利用可能な前記参加者のそれぞれが利用可能な他の前記デジタルツインの更新を併せて実施し、同じ前記利用者が前記参加者に設定されている複数の前記デジタルツインを連携させる、
    ことを特徴とするデジタルツインプラットフォームシステム。
  2. 前記デジタルツイン実行部が前記バーチャル空間で再現している前記資産のシミュレーションを実施した場合、実施した前記シミュレーションの結果に基づいて前記リアル空間に存在する前記資産を更新する、
    ことを特徴とする請求項に記載のデジタルツインプラットフォームシステム。
  3. 前記デジタルツイン実行部は、前記リアル空間に存在する前記資産に含まれる設備のシミュレーションを前記バーチャル空間で実行して前記設備の稼働パラメータ値を求め、求めた前記稼働パラメータ値を前記リアル空間に存在する前記設備に適用する、
    ことを特徴とする請求項に記載のデジタルツインプラットフォームシステム。
  4. 前記利用者は工場を有する事業者または前記工場で稼働する装置を提供するサプライヤであり、前記バーチャル空間で再現された前記事業者の資産の機能向上のためのサービスを前記サプライヤが前記事業者に提供可能に構成される、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載のデジタルツインプラットフォームシステム。
  5. 前記サービスはシミュレーションモデルおよびシミュレーション結果を含む、
    ことを特徴とする請求項に記載のデジタルツインプラットフォームシステム。
  6. 現実に存在する空間領域であるリアル空間と、
    仮想的な空間領域であるバーチャル空間と、
    前記リアル空間に存在する資産を前記バーチャル空間内で再現するデジタルツインを利用者に提供するプラットフォームと、
    を含み、
    前記プラットフォームは、
    前記リアル空間に存在する前記資産に関するデータを収集するデータ入出力部と、
    前記データ入出力部が収集した前記データに基づいて前記デジタルツインを実現するデジタルツインプログラムを管理するプログラム管理部と、
    前記データ入出力部が収集した前記データを用いて前記デジタルツインプログラムを実行し、1つ以上の利用者のそれぞれに対応する1つ以上の前記デジタルツインを実現するデジタルツイン実行部と、
    前記データ入出力部が収集した前記データ、前記デジタルツイン実行部が実現する前記デジタルツイン、および前記デジタルツインプログラムの実行結果のそれぞれを利用可能な参加者の情報を、利用許諾を設定可能な単位ごとに個別に管理する参加者管理部と、
    を備え、
    すべての前記利用者が利用可能な共通サービスをデジタルツインプラットフォームシステムの運営者が前記利用者に提供可能に構成される、
    ことを特徴とするデジタルツインプラットフォームシステム。
  7. 現実に存在する空間領域であるリアル空間と、
    仮想的な空間領域であるバーチャル空間と、
    前記リアル空間に存在する資産を前記バーチャル空間内で再現するデジタルツインを利用者に提供するプラットフォームと、
    を含み、
    前記プラットフォームは、
    前記リアル空間に存在する前記資産に関するデータを収集するデータ入出力部と、
    前記データ入出力部が収集した前記データに基づいて前記デジタルツインを実現するデジタルツインプログラムを管理するプログラム管理部と、
    前記データ入出力部が収集した前記データを用いて前記デジタルツインプログラムを実行し、1つ以上の利用者のそれぞれに対応する1つ以上の前記デジタルツインを実現するデジタルツイン実行部と、
    前記データ入出力部が収集した前記データ、前記デジタルツイン実行部が実現する前記デジタルツイン、および前記デジタルツインプログラムの実行結果のそれぞれを利用可能な参加者の情報を、利用許諾を設定可能な単位ごとに個別に管理する参加者管理部と、
    を備え、
    前記バーチャル空間で再現された前記資産の相互利用が許可されている複数の前記利用者が連携して前記デジタルツインを実施可能に構成される、
    ことを特徴とするデジタルツインプラットフォームシステム。
  8. 現実に存在する空間領域であるリアル空間と、
    仮想的な空間領域であるバーチャル空間と、
    前記リアル空間に存在する資産を前記バーチャル空間内で再現するデジタルツインを利用者に提供するプラットフォームと、
    を含むデジタルツインシステムが実行するデジタルツイン提供方法であって、
    前記プラットフォームのデータ入出力部が、前記リアル空間に存在する前記資産に関するデータを収集する第1ステップと、
    前記プラットフォームのプログラム管理部が、前記データ入出力部により収集された前記データに基づいて前記デジタルツインを実現するデジタルツインプログラムを管理する第2ステップと、
    前記プラットフォームのデジタルツイン実行部が、前記データ入出力部により収集された前記データを用いて前記デジタルツインプログラムを実行し、1つ以上の利用者のそれぞれに対応する1つ以上の前記デジタルツインを実現する第3ステップと、
    前記プラットフォームの参加者管理部が、前記データ入出力部により収集された前記データ、前記デジタルツイン実行部により実現される前記デジタルツイン、および前記デジタルツインプログラムの実行結果のそれぞれを利用可能な参加者の情報を、利用許諾を設定可能な単位ごとに個別に管理する第4ステップと、
    を含み、
    前記デジタルツイン実行部は、利用可能な前記参加者が複数存在する前記デジタルツインを更新する場合、更新する前記デジタルツインを利用可能な前記参加者のそれぞれが利用可能な他の前記デジタルツインの更新を併せて実施し、同じ前記利用者が前記参加者に設定されている複数の前記デジタルツインを連携させる、
    ことを特徴とするデジタルツイン提供方法。
  9. 前記デジタルツイン実行部が前記バーチャル空間で再現している前記資産のシミュレーションを実施した場合、実施した前記シミュレーションの結果に基づいて前記リアル空間に存在する前記資産を更新する、
    ことを特徴とする請求項に記載のデジタルツイン提供方法。
  10. 前記デジタルツイン実行部は、前記リアル空間に存在する前記資産に含まれる設備のシミュレーションを前記バーチャル空間で実行して前記設備の稼働パラメータ値を求め、求めた前記稼働パラメータ値を前記リアル空間に存在する前記設備に適用する、
    ことを特徴とする請求項に記載のデジタルツイン提供方法。
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